JP6406185B2 - エンジンの制御装置 - Google Patents
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Description
図1は、実施形態によるエンジンの制御装置が適用されたエンジンの概略構成図である。
ベース設定部51は、エンジン100に要求される出力トルク(以下、「目標トルク」と称する)を基準として、スロットルバルブ11及びWGバルブ36の開度や点火プラグ24による点火時期、吸気バルブ22及び排気バルブ29の開閉時期、並びに、燃料噴射弁23からの燃料噴射量などを制御する、いわゆるトルクベース制御を実行する。トルクベース制御では、エンジン100の運転状態に基づいて目標トルクを取得して、各アクチュエータの制御値を、この目標トルクが得られるような基本値に設定する。
吸気VVT制御部59は、図2に示すように、体積効率の目標値である目標体積効率Kvtを、ベース設定部51により取得された目標タービン流量Qttに基づいて算出する目標体積効率演算部53と、現在の下流側通路10a内の吸気が気筒21内に吸入された場合の体積効率の予測値(以下、「予測体積効率」と称する)Kvsを、下流側通路10aにおける吸気の状態に基づいて算出する体積効率予測部54と、吸気バルブ22の開時期及び閉時期の両方を現在の開閉時期から5deg.CA(クランク角)ずつ進角させたときの予測体積効率Kvsに相当する仮想体積効率Kvvを算出する仮想体積効率演算部55と、予測体積効率Kvsが目標体積効率Kvtよりも小さいときに、仮想体積効率Kvvの算出結果を利用して、吸気バルブ22の進角量を算出する吸気VVT進角量算出部56とを有する。なお、この例における体積効率は、いずれも標準状態における吸気の状態を基準とした体積効率(すなわち、充填効率)である。一般的には、体積効率が増加するにつれて、充填量も増加することになる。なお、目標体積効率演算部53は「目標値演算部」の一例であり、体積効率予測部54は「予測値演算部」の一例である。
目標体積効率演算部53は、図6に示すように、ベース設定部51により取得された目標タービン流量Qttと、標準大気密度ρ0とに基づいて目標体積効率Kvtを算出する。詳しくは、目標体積効率Kvtは、ECU50の内部メモリに予め記憶された、目標タービン流量Qtt及び標準大気密度ρ0とそれらに応じた目標体積効率Kvtとが関連付けて規定された目標体積効率マップに基づいて求められる。ここで、目標体積効率Kvtは、目標タービン流量Qtt、ひいては目標過給圧を実現するのに必要な体積効率に相当する。
体積効率予測部54は、下流側通路10aにおける吸気の状態として第2圧力センサ64により検出されたインマニ圧力を読み込と共に、読み込まれたインマニ圧力とエンジン100の運転状態とに基づいて予測体積効率Kvsを算出する。詳しくは、予測体積効率Kvsは、図6に示すように、インマニ圧力、エンジン回転数、及び、大気圧センサ60により検出された大気圧、並びに、吸気バルブ22及び排気バルブ29の現在の開閉時期に基づいて求められる。ここで、吸気バルブ22及び排気バルブ29の現在の開閉時期は、それぞれ、クランク角センサ69、吸気側カム角センサ70及び排気側カム角センサ71による検出結果に基づいて求められる。なお、インマニ圧力は、「吸気の状態」の一例であり、このインマニ圧力を介して、下流側通路10aにおける吸気の量、ひいては体積効率の予測値Kvsが算出されることになる。また、エンジン回転数、吸気バルブ22の現在の開閉時期、及び、排気バルブ29の現在の開閉時期は、「エンジンの運転状態」の一例である。
仮想体積効率演算部55は、前述の如く、吸気バルブ22の開時期と閉時期とを5deg.CA(クランク角)ずつ進角させたときの予測体積効率Kvsに相当する仮想体積効率Kvvを算出する。詳しくは、仮想体積効率演算部55は、図6に示すように、エンジン回転数、インマニ圧力及び大気圧については、対応する予測体積効率Kvsの算出に用いた値と同一の値を使用する一方、吸気バルブ22の開時期と閉時期とについては、対応する予測体積効率Kvsの算出に用いた値から5deg.CAずつ進角させた値を使用する。
吸気VVT進角量算出部56は、図6に示すように、目標体積効率演算部53、体積効率予測部54及び仮想体積効率演算部55により算出された目標体積効率Kvt、予測体積効率Kvs及び仮想体積効率Kvvを取得する。
以下、前記エンジン100による吸気VVT25の制御例について説明する。
前記実施形態では、吸気VVT制御部59は、体積効率の目標値Kvt及び予測値Kvsに基づいて、吸気バルブ22の開閉時期を補正するように構成されていたが、この構成に代えて、充填量の目標値及び予測値に基づいて、吸気バルブ22の開閉時期を補正してもよい。
ρi=Mi/Vi ・・・(1)
Mi=Qcr/(Kvi×Rv) ・・・(2)
10 吸気通路
10a 下流側通路
11 スロットルバルブ
13 吸気マニホールド
14 吸気ポート
20 エンジン本体
21 気筒
22 吸気バルブ
25 吸気VVT(バルブタイミング可変機構)
30 排気通路
4 ターボ過給機
4a コンプレッサ
4b タービン
50 ECU(制御装置)
51 ベース設定部
53 目標体積効率演算部
54 体積効率予測部
59 吸気VVT制御部(制御部)
Kvs 予測体積効率
Kvt 目標体積効率
Qtt 目標タービン流量
Claims (7)
- ターボ過給機と、吸気通路において前記ターボ過給機のコンプレッサよりも下流側に設けられたスロットルバルブと、吸気バルブの開閉時期を変更するバルブタイミング可変機構と、を備えたエンジンの制御装置であって、
前記バルブタイミング可変機構を制御する制御部、及び、
前記吸気バルブの開閉時期の基本値を前記エンジンの目標トルクに基づいて設定するベース設定部を備え、
前記制御部は、気筒内に吸入される吸気の体積効率又は充填量の目標値を算出すると共に、前記吸気通路のうち前記スロットルバルブよりも下流側の、吸気マニホールドと吸気ポートとを少なくとも含む下流側通路における吸気の状態、及び、前記エンジンの運転状態に基づいて、前記下流側通路内の吸気が前記気筒内に吸入された場合の前記体積効率又は充填量の予測値を算出し、
前記制御部は、前記吸気バルブの開時期及び閉時期を、現在の時期から所定角度ずつ進角させたときの前記体積効率又は充填量の第2の予測値を算出し、
前記制御部は、前記体積効率又は充填量の目標値と、前記体積効率又は充填量の予測値と、前記体積効率又は充填量の第2の予測値と、に基づいて、前記ベース設定部により設定された前記吸気バルブの開閉時期の基本値を補正することを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項1に記載のエンジンの制御装置において、
前記制御部は、前記体積効率又は充填量の予測値が前記体積効率又は充填量の目標値よりも小さいときには、前記充填量が増加するように前記吸気バルブの閉時期を進角させることを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のエンジンの制御装置において、
前記吸気の状態は、前記下流側通路における吸気の圧力を含むことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置において、
前記エンジンの運転状態は、前記エンジンの回転数と、前記吸気バルブの開閉時期と、排気バルブの開閉時期とを含むことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置において、
前記体積効率又は充填量の目標値は、目標過給圧に基づいて算出されることを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項5に記載のエンジンの制御装置において、
前記体積効率又は充填量の目標値は、前記目標過給圧に応じて算出された、前記ターボ過給機のタービンを通過する排気の流量の目標値である目標タービン流量に基づいて算出されることを特徴とするエンジンの制御装置。 - ターボ過給機と、吸気通路において前記ターボ過給機のコンプレッサよりも下流側に設けられたスロットルバルブと、吸気バルブの開閉時期を変更するバルブタイミング可変機構と、を備えたエンジンの制御装置であって、
前記バルブタイミング可変機構及び前記スロットルバルブを制御する制御部、及び、
前記吸気バルブの開閉時期の基本値及び前記スロットルバルブの目標スロットル開度を前記エンジンの目標トルクに基づいて設定するベース設定部を備え、
前記制御部は、気筒内に吸入される吸気の体積効率又は充填量の目標値を算出すると共に、前記吸気通路のうち前記スロットルバルブよりも下流側の、吸気マニホールドと吸気ポートとを少なくとも含む下流側通路における吸気の状態、及び、前記エンジンの運転状態に基づいて、前記下流側通路内の吸気が前記気筒内に吸入された場合の前記体積効率又は充填量の予測値を算出し、
前記制御部は、前記吸気バルブの開時期及び閉時期を、現在の時期から所定角度ずつ進角させたときの前記体積効率又は充填量の第2の予測値を算出し、
前記制御部は、前記体積効率又は充填量の目標値と、前記体積効率又は充填量の予測値と、前記体積効率又は充填量の第2の予測値と、に基づいて、前記ベース設定部により設定された前記吸気バルブの開閉時期の基本値を補正することを特徴とするエンジンの制御装置。
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