JP6406233B2 - 情報処理システム - Google Patents

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本発明は、回数制限があるアプリケーションの試用(お試し利用)をすることが可能な電子機器、プログラム及び情報処理システムに関する。
ダウンロードしたアプリケーションの試用について、回数等により制限する技術が知られている(例えば、特許文献1の段落0079等参照。)。
特開2014−164392号公報
複数の電子機器がある場合、それぞれの電子機器に対してアプリケーションの試用回数が制限される。このため、ある電子機器の試用回数が無くなると、その電子機器は、それ以降はアプリケーションを試用することができない。また、ある電子機器に正規の(試用ではない)アプリケーションをインストールした場合、その電子機器では、試用回数の残りが無駄になる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、回数制限があるアプリケーションの試用について、複数の電子機器それぞれでの利便性を向上させることにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る電子機器は、
特定の機能の実行が許可される回数を記憶する第1の記憶部と、
近距離無線通信によって、外部装置から情報を読み書きされることが可能な第2の記憶部と、
前記第1の記憶部に記憶された回数の少なくとも一部を前記第2の記憶部に書き込み、
前記第1の記憶部に記憶された回数から前記第2の記憶部に書き込んだ回数を減算した値で、前記第1の記憶部に記憶された回数を更新する
回数管理部と
を具備する。
本形態によれば、電子機器は、第1の記憶部に記憶された、特定の機能の実行が許可される回数を、外部装置から情報を読み書きされることが可能な第2の記憶部に移す。これにより、別の電子機器が、外部装置を媒体として、第2の記憶部に移された回数を使って、特定の機能の実行を実行することができる。
前記回数管理部は、さらに、前記近距離無線通信によって、
外部装置に記憶された回数の少なくとも一部を読み出し、
前記外部装置に記憶された回数から前記読み出した回数を減算した値で、前記外部装置に記憶された回数を更新する。
本形態によれば、電子機器は、外部装置を媒体として、別の電子機器の特定の機能の実行が許可される回数を使って、特定の機能の実行を実行することができる。
前記回数管理部は、
前記外部装置が前記第2の記憶部に記憶された回数を更新した後、
前記第2の記憶部に書き込んだ回数から前記第2の記憶部に更新された回数を減算した値を、前記第1の記憶部に記憶された回数から減算した値で、前記第1の記憶部に記憶された回数を更新することにより、
前記第1の記憶部に記憶された回数から前記第2の記憶部に書き込んだ回数を減算した値で、前記第1の記憶部に記憶された回数を更新する。
本形態によれば、外部装置が電子機器の第2の記憶部に書き込まれた回数を更新する時点において、電子機器がスリープ又はシャットダウン状態であっても、即座に電子機器を復帰させる必要が無く、復帰したタイミングで第1の記憶部に記憶された回数を更新すればよいので、消費電力が抑えられる。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るプログラムは、
特定の機能の実行が許可される回数を記憶する第1の記憶部と、
近距離無線通信によって、外部装置から情報を読み書きされることが可能な第2の記憶部と、
前記第1の記憶部に記憶された回数の少なくとも一部を前記第2の記憶部に書き込み、
前記第1の記憶部に記憶された回数から前記第2の記憶部に書き込んだ回数を減算した値で、前記第1の記憶部に記憶された回数を更新する
回数管理部
として電子機器を機能させる。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理システムは、
特定の機能の実行が許可される回数を記憶する第1の記憶部と、近距離無線通信によって、外部装置から情報を読み書きされることが可能な第2の記憶部とをそれぞれ有する第1の電子機器及び第2の電子機器と、
前記近距離無線通信によって少なくとも前記第1の電子機器に情報を読み書きすることが可能であり、前記近距離無線通信によって少なくとも前記第2の電子機器から情報を読み書きされることが可能な第3の記憶部を有する携帯情報端末と
を具備し、
前記第1の電子機器は、
前記第1の記憶部に記憶された回数の少なくとも一部を前記第2の記憶部に書き込み、
前記第1の記憶部に記憶された回数から前記第2の記憶部に書き込んだ回数を減算した値で、前記第1の記憶部に記憶された回数を更新し、
前記携帯情報端末は、前記近距離無線通信によって、
前記第1の電子機器の前記第2の記憶部に記憶された回数の少なくとも一部を読み出し、
前記第1の電子機器の前記第2の記憶部に記憶された回数から前記読み出した回数を減算した値で、前記第1の電子機器の前記第2の記憶部に記憶された回数を更新し、
前記読み出した回数を前記第3の記憶部に書き込み、
前記第2の電子機器は、前記近距離無線通信によって、
前記携帯情報端末の前記第3の記憶部に記憶された回数の少なくとも一部を読み出し、
前記携帯情報端末の前記第3の記憶部に記憶された回数から前記読み出した回数を減算した値で、前記携帯情報端末の前記第3の記憶部に記憶された回数を更新し、
前記読み出した回数を前記第2の電子機器の前記第1の記憶部に書き込む。
本形態によれば、第1の電子機器は、第1の記憶部に記憶された、特定の機能の実行が許可される回数を、携帯情報端末から情報を読み書きされることが可能な第2の記憶部に移す。これにより、第2の電子機器が、携帯情報端末を媒体として、第1の電子機器の第2の記憶部に移された回数を使って、特定の機能の実行を実行することができる。
本発明によれば、回数制限があるアプリケーションの試用について、複数の電子機器それぞれでの利便性が向上する。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムを模式的に示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 携帯情報端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 画像形成装置及び携帯情報端末の機能的構成を示すブロック図である。 画像形成装置及び携帯情報端末の動作を示すシークエンス図である。 一方の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 携帯情報端末の動作を示すフローチャートである。 他方の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る画像形成装置及び携帯情報端末の動作を示すシークエンス図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(I.第1の実施形態)
(1.情報処理システムの概要)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムを模式的に示す図である。
情報処理システム1は、2台の電子機器10A、10Bと、携帯情報端末20とを有する。
電子機器10A、10Bは、典型的には、MFP(Multifunctional Peripheral)等の画像形成装置であり、以下、MFP10A、10Bと称する。MFP10A、10Bを区別する必要が無い時は、単に、MFP10と称する(以下同様)。携帯情報端末20は、典型的には、スマートフォン等である。MFP10及び携帯情報端末20は、それぞれ、NFCデバイス(NFCチップとも呼ばれる)を内蔵し、相互に近距離無線通信可能である。MFP10及び携帯情報端末20は、それぞれ、近距離無線通信の規格に従って、少なくとも、リーダー/ライターモード及びカードエミュレーションモードを、排他的に切り替えて実行可能である。より具体的には、MFP10及び携帯情報端末20は、それぞれ、NFCデバイスをリーダー/ライターモードで動作させるための情報処理プログラムを実行することにより、リーダー/ライターモードを実行し、また、NFCデバイスをカードエミュレーションモードで動作させるための情報処理プログラムを実行することにより、カードエミュレーションモードを実行する。
MFP10がリーダー/ライターモードを実行する際、動作の主体は、MFP10である。すなわち、MFP10(リーダー/ライターモード)は、携帯情報端末20(カードエミュレーションモード)のNFCデバイスに対して、情報を読み書きする。
一方、MFP10がカードエミュレーションモードを実行する際、動作の主体は、携帯情報端末20である。すなわち、携帯情報端末20(リーダー/ライターモード)は、MFP10(カードエミュレーションモード)のNFCデバイスに対して、情報を読み書きする。
(2.画像形成装置のハードウェア構成)
図2は、画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
MFP10は、制御部11を備える。制御部11は、CPU、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成され、MFP10の全体的な動作制御を司る。
制御部11は、画像読取部12、画像処理部14、画像メモリー15、出力部16、操作部17、通信インターフェース19、記憶部18、NFCデバイス13等と接続されている。制御部11は、接続されている上記各部の動作制御や、各部との間での信号又はデータの送受信を行う。
制御部11は、ユーザーから、操作部17またはネットワーク接続されたPC(図示せず)等を通じて入力されるジョブの実行指示に従って、スキャナー機能、印刷機能、コピー機能、およびファクシミリ送受信機能などの各機能についての動作制御を実行するために必要な機構の駆動及び処理を制御する。
画像読取部12は、原稿から画像を読み取るスキャナーである。
画像処理部14は、画像読取部12で読み取られた画像の画像データを必要に応じて画像処理する画像処理プロセッサーである。例えば、画像処理部14は、画像読取部12により読み取られた画像が画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の画像処理を行う。
画像メモリー15は、画像読取部12による読み取りで得られた原稿画像のデータを一時的に記憶したり、通信インターフェース19を介して受信された印刷対象となるデータを一時的に記憶したりする領域を有する。
出力部16は、画像読取部12で読み取られた画像データ等の画像形成を行って出力する。
操作部17は、MFP10が実行可能な各種動作及び処理についてユーザーからの指示を受け付けるタッチパネル部および操作キー部を備える。タッチパネル部は、タッチパネルが設けられたLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部17aを備えている。
通信インターフェース19はインターネット等のネットワークに接続するためのインターフェースである。
記憶部18は、画像読取部12によって読み取られた原稿画像等を記憶する領域を有する、HDDなどの大容量の記憶装置である。
NFCデバイス13は、近距離無線通信の規格に従って、少なくとも、リーダー/ライターモード及びカードエミュレーションモードを、排他的に切り替えて実行可能である。NFCデバイス13は、NFC制御部、アンテナ及び不揮発性の記憶領域(第2の記憶部)を有する。NFC制御部は、近距離無線通信を行うための制御を行う。アンテナは、近距離無線通信を行うためのアンテナであり、携帯情報端末20との間で、近距離無線通信で発生する電波を送受信する。不揮発性の記憶領域は、携帯情報端末20(リーダー/ライターモード)が読み取るための情報を記憶する。
(3.携帯情報端末のハードウェア構成)
図3は、携帯情報端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
携帯情報端末20は、典型的にはスマートフォンなどの汎用の携帯情報端末である。携帯情報端末20は、少なくとも、CPU、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成される制御部21と、操作入力部及び表示部としてのタッチパネル22と、インターネットと接続するための通信インターフェース23と、NFCデバイス24とを有する。
NFCデバイス24は、少なくとも、NFC制御部、NFC記憶部(第3の記憶部)及びアンテナを有する。NFCデバイス24は、近距離無線通信の規格に従って、少なくとも、リーダー/ライターモード及びカードエミュレーションモードを、排他的に切り替えて実行可能である。
(4.画像形成装置及び携帯情報端末の機能的構成)
図4は、画像形成装置(MFP10A、10B)及び携帯情報端末の機能的構成を示すブロック図である。
MFP10A、10Bは、それぞれ、情報処理プログラムを実行することにより、第1の記憶部101A、101Bと、MFP回数管理部102A、102Bと、第2の記憶部103A、103Bとして機能する。
第1の記憶部101は、MFP10本体に設けられた不揮発性の記憶領域である。第1の記憶部101は、アプリケーションの試用(お試し利用)回数(残り回数)を記憶する。
MFP回数管理部102は、MFP10本体の制御部11及びNFCデバイス13のNFC制御部を有し、特定のアプリケーションのMFP10による試用回数(特定の機能の実行が許可される回数)を管理する。
第2の記憶部103は、NFCデバイス13に設けられた不揮発性の記憶領域である。第2の記憶部103は、近距離無線通信によって、携帯情報端末20から情報を読み書きされることが可能である。
携帯情報端末20は、情報処理プログラムを実行することにより、第3の記憶部201と、端末回数管理部202として機能する。
第3の記憶部201は、NFCデバイス24に設けられた不揮発性の記憶領域である。第3の記憶部201は、近距離無線通信によって、MFP10から情報を読み書きされることが可能である。
端末回数管理部202は、携帯情報端末20本体の制御部21及びNFCデバイス24のNFC制御部を有し、特定のアプリケーションのMFP10による試用回数(特定の機能の実行が許可される回数)を管理する。
(5.画像形成装置及び携帯情報端末の動作)
図5は、画像形成装置(MFP10A、10B)及び携帯情報端末の動作を示すシークエンス図である。図6は、一方の画像形成装置(MFP10A)の動作を示すフローチャートである。
前提として、MFP10Aは、カードエミュレーションモードで動作するよう予め設定されている。MFP10A、10Bは、それぞれ、同じアプリケーションをインストール済みである。MFP10A、10Bごとに、そのアプリケーションの試用回数(特定の機能の実行が許可される回数)が設定されている。例えば、MFP10Aの試用回数(残り回数)は3回、MFP10Bの試用回数(残り回数)は0回である。MFP10A、10Bの試用回数(残り回数)は、それぞれ、第1の記憶部101A、101Bに記憶される。
MFP10A(第1の電子機器)のMFP回数管理部102Aは、第1の記憶部101Aに記憶された回数(例えば3回)を読み出し、ユーザーの指示に応じて、少なくとも一部の回数(例えば1回)を、第2の記憶部103Aに書き込む(ステップS101)。書き込みタイミングは、アプリケーションの試用を開始する前であればよく、例えば、アプリケーションをインストールしたとき、アプリケーションの試用を開始するとき等であればよい。
MFP回数管理部102Aは、第1の記憶部101Aに記憶された回数(3回)から第2の記憶部103Aに書き込んだ回数(1回)を減算した値(3−1=2回)を第1の記憶部101Aに書き込むことにより、第1の記憶部101Aに記憶された回数を更新する(ステップS102)。
図7は、携帯情報端末の動作を示すフローチャートである。
ユーザーは、保有する携帯情報端末20のNFCデバイス24を、MFP10AのNFCデバイス13にかざす。携帯情報端末20は、リーダー/ライターモードで動作するよう予め設定されている。
携帯情報端末20の端末回数管理部202は、近距離無線通信によって、MFP10Aの第2の記憶部103Aに書き込まれた回数(1回)の少なくとも一部(1回)を読み出す。端末回数管理部202は、MFP10Aの第2の記憶部103Aに記憶された回数(1回)から読み出した回数(1回)を減算した値(1−1=0回)をMFP10Aの第2の記憶部103Aに書き込むことにより、MFP10Aの第2の記憶部103Aに記憶された回数を更新する(ステップS201)。
携帯情報端末20の端末回数管理部202は、MFP10Aの第2の記憶部103Aから読み出した回数(1回)を、第3の記憶部201に書き込む(ステップS202)。
携帯情報端末20は、ユーザーによるタッチパネル22への操作を受けて、リーダー/ライターモードから、カードエミュレーションモードに切り替える(ステップS203)。
図8は、他方の画像形成装置(MFP10B)の動作を示すフローチャートである。
ユーザーは、保有する携帯情報端末20のNFCデバイス24を、MFP10B(第2の電子機器)のNFCデバイス13にかざす。MFP10Bは、リーダー/ライターモードで動作するよう予め設定されている。
MFP10BのMFP回数管理部102Bは、近距離無線通信によって、携帯情報端末20の第3の記憶部201に書き込まれた回数(1回)の少なくとも一部(1回)を読み出す。MFP回数管理部102Bは、携帯情報端末20の第3の記憶部201に記憶された回数(1回)から読み出した回数(1回)を減算した値(1−1=0回)を携帯情報端末20の第3の記憶部201に書き込むことにより、携帯情報端末20の第3の記憶部201に記憶された回数を更新する(ステップS301)。
MFP10BのMFP回数管理部102Bは、携帯情報端末20のNFCデバイス24に設定された第3の記憶部201から読み出した回数(1回)を、MFP10Bの第1の記憶部101Bに書き込む(ステップS302)。
これにより、MFP10Bの第1の記憶部101Bに記憶された試用回数(残り回数)に拘わらず、MFP10Bは、MFP10Aに設定された試用回数(残り回数)を使って、アプリケーションを実行することができる。
(II.第2の実施形態)
第1の実施形態では、MFP10Aは、第2の記憶部103に回数を書き込み(ステップS101)、第1の記憶部101Aに記憶された回数を更新する(減らす)(ステップS102)。その後、携帯情報端末20は、MFP10Aの第2の記憶部103に書き込まれた回数を更新する(減らす)(ステップS201)。すなわち、ステップS101、S102の後にステップS201を行う。
これに対して、第2の実施形態では、上記ステップS102とステップS201の順序を逆にする。第2の実施形態は、特に、携帯情報端末20がMFP10Aの第2の記憶部103Aに書き込まれた回数を更新する(減らす)(ステップS201)時点において、MFP10Aがスリープ又はシャットダウン状態である場合に有用である。
図9は、第2の実施形態に係る画像形成装置(MFP10A、10B)及び携帯情報端末の動作を示すシークエンス図である。
MFP10AのMFP回数管理部102Aは、第1の記憶部101Aに記憶された回数(例えば3回)を読み出し、ユーザーの指示に応じて、少なくとも一部の回数(例えば1回)を、第2の記憶部103Aに書き込む(ステップS101A)。
ユーザーは、保有する携帯情報端末20のNFCデバイス24を、MFP10AのNFCデバイス13にかざす。携帯情報端末20は、リーダー/ライターモードで動作するよう予め設定されている。
携帯情報端末20の端末回数管理部202は、近距離無線通信によって、MFP10Aの第2の記憶部103Aに書き込まれた回数(1回)の少なくとも一部(1回)を読み出す。端末回数管理部202は、MFP10Aの第2の記憶部103Aに記憶された回数(1回)から読み出した回数(1回)を減算した値(1−1=0回)をMFP10Aの第2の記憶部103Aに書き込むことにより、MFP10Aの第2の記憶部103Aに記憶された回数を更新する(ステップS201A)。
携帯情報端末20の端末回数管理部202は、MFP10Aの第2の記憶部103Aから読み出した回数(1回)を、第3の記憶部201に書き込む(ステップS202A)。
一方、MFP10AのMFP回数管理部102Aは、第2の記憶部103Aに書き込んだ(ステップS101A)回数(1回)から第2の記憶部103Aに更新(ステップS201A)された回数(0回)を減算した値(1−0=1回)を、第1の記憶部101Aに記憶された回数(3回)から減算した値(3−1=2回)で、第1の記憶部101Aに記憶された回数を更新する(ステップS102A)。第1の記憶部101Aに記憶された回数を更新するタイミングは、例えば、MFP10Aがスリープ又はシャットダウン状態から復帰したタイミングとすればよい。
これにより、携帯情報端末20がMFP10Aの第2の記憶部103Aに書き込まれた回数を更新する(減らす)(ステップS201A)時点において、MFP10Aがスリープ又はシャットダウン状態であっても、即座にMFP10Aを復帰させる必要が無く、復帰したタイミングで第1の記憶部101Aに記憶された回数を更新(ステップS102A)すればよいので、消費電力が抑えられる。
ステップS102Aの動作により、結果的には、第1の実施形態(第1の記憶部101Aに記憶された回数(3回)から第2の記憶部103Aに書き込んだ回数(1回)を減算した値(3−1=2回)を第1の記憶部101Aに書き込むことにより、第1の記憶部101Aに記憶された回数を更新する)と同じこととなる。
ステップS203以下は、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
(III.まとめ)
各実施形態によれば、MFP10Aの試用回数を、携帯情報端末20を媒体としてMFP10Bに移す。これにより、MFP10Bの第1の記憶部101Bに記憶された試用回数(残り回数)に拘わらず、MFP10Bは、MFP10Aに設定された試用回数(残り回数)を使って、アプリケーションを実行することができる。
各実施形態は、以下のような典型例において有用である。MFP10Bの試用回数(残り回数)が0回になったが、MFP10Aの試用回数はまだ残っている場合、MFP10Bは、MFP10Aに設定された試用回数(残り回数)を使って、アプリケーションを実行することができる。あるいは、正規なアプリケーションをMFP10Aにインストールしたが試用回数はまだ残っており、MFP10Bには正規なアプリケーションをインストールしていない場合、MFP10Bは、MFP10Aに設定された試用回数(残り回数)を使って、アプリケーションを実行することができる。
各実施形態によれば、MFP10Bにアプリケーションをインストールしさえすれば、携帯情報端末20を媒体として、MFP10Aに設定された試用回数(残り回数)を使って、MFP10Bはアプリケーションを実行することができる。このため、例えば試用にあたり個人情報等のセキュリティに係わる情報を入力する必要があるアプリケーションであっても、MFP10Bではそのような情報を入力せずにアプリケーションを試用することができるので、セキュリティ性が向上する。
各実施形態によれば、MFP10Aの試用回数を、携帯情報端末20を媒体としてMFP10Bに移す。すなわち、MFP10A、10Bの試用回数を一括的に管理するサーバー装置等を設ける必要が無く、設備の簡素化が図れる。
1…情報処理システム
10A、10B…MFP
20…携帯情報端末
101A、101B…第1の記憶部
102A、102B…MFP回数管理部
102A、102B…第2の記憶部103A、103B
201…第3の記憶部
202…端末回数管理部

Claims (3)

  1. 特定の機能の実行が許可される回数を記憶する第1の記憶部と、近距離無線通信によって、携帯情報端末から情報を読み書きされることが可能な第2の記憶部とをそれぞれ有する第1の電子機器及び第2の電子機器と、
    前記近距離無線通信によって少なくとも前記第1の電子機器に情報を読み書きすることが可能であり、前記近距離無線通信によって少なくとも前記第2の電子機器から情報を読み書きされることが可能な第3の記憶部を有する携帯情報端末と
    を具備し、
    前記第1の電子機器は、
    前記第1の記憶部に記憶された回数の少なくとも一部を前記第2の記憶部に書き込み、
    前記第1の記憶部に記憶された回数から前記第2の記憶部に書き込んだ回数を減算した値で、前記第1の記憶部に記憶された回数を更新し、
    前記携帯情報端末は、前記近距離無線通信によって、
    前記第1の電子機器の前記第2の記憶部に記憶された回数の少なくとも一部を読み出し、
    前記第1の電子機器の前記第2の記憶部に記憶された回数から前記読み出した回数を減算した値で、前記第1の電子機器の前記第2の記憶部に記憶された回数を更新し、
    前記読み出した回数を前記第3の記憶部に書き込み、
    前記第2の電子機器は、前記近距離無線通信によって、
    前記携帯情報端末の前記第3の記憶部に記憶された回数の少なくとも一部を読み出し、
    前記携帯情報端末の前記第3の記憶部に記憶された回数から前記読み出した回数を減算した値で、前記携帯情報端末の前記第3の記憶部に記憶された回数を更新し、
    前記読み出した回数を前記第2の電子機器の前記第1の記憶部に書き込む
    情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記第1の電子機器は、さらに、前記近距離無線通信によって、
    前記携帯情報端末に記憶された回数の少なくとも一部を読み出し、
    前記携帯情報端末に記憶された回数から前記読み出した回数を減算した値で、前記携帯情報端末に記憶された回数を更新する
    情報処理システム
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記第1の電子機器は、
    前記第1の記憶部に記憶された回数の少なくとも一部を前記第2の記憶部に書き込み、
    その後、
    前記携帯情報端末は、前記近距離無線通信によって、
    前記第1の電子機器の前記第2の記憶部に記憶された回数の少なくとも一部を読み出し、
    前記第1の電子機器の前記第2の記憶部に記憶された回数から前記読み出した回数を減算した値で、前記第1の電子機器の前記第2の記憶部に記憶された回数を更新し、
    前記読み出した回数を前記第3の記憶部に書き込み、
    その後、
    前記第1の電子機器は、
    前記第1の記憶部に記憶された回数から前記第2の記憶部に書き込んだ回数を減算した値で、前記第1の記憶部に記憶された回数を更新する処理として、
    前記第2の記憶部に書き込んだ回数から前記第2の記憶部に更新された回数を減算した値を、前記第1の記憶部に記憶された回数から減算した値で、前記第1の記憶部に記憶された回数を更新する
    情報処理システム
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