JP6405939B2 - 閉門装置 - Google Patents

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本発明は、陸閘、防潮扉などの門扉を、駆動力として電気を一切使用せずに機械部品の構成によって閉めるために用いられる閉門装置に関する。
従来、台風などによる高潮や、地震などによる津波など、住宅地、商業施設、工場区域に甚大な被害を及ぼす水害を防止するために海岸線などに陸閘や防潮扉などが敷設されている。
これらの陸閘や防潮扉などに使用される門扉は金属製で重量も重いことから、電気を駆動力にしてこれら門を閉じる電気駆動装置が設けられていることがあるが、大きな台風や地震が発生して途中で送電線などが破断したときには、電気駆動装置に電気が供給されないため門扉を閉めることが困難となる。
このため、駆動力として電気を一切使用しない陸閘や防潮扉の門扉を閉める装置が種々開発されている。例えば、特許文献1には、防潮堤の開口部を開閉する横引き式の防潮扉の閉門装置であって、防潮扉が閉門する方向に降るように傾斜するガイドレール上を自重により移動することで防潮扉を閉門する装置が開示されている。
特開2006−2552号公報
しかしながら、先行特許文献1に記載の閉門装置では、防潮扉が開門状態から移動し始めたときは防潮扉の移動速度が遅く、徐々に防潮扉の移動速度が速くなり、閉門する直前に防潮扉の移動速度が最大となる。このため、例えば、防潮扉の外側、すなわち防潮扉の海側に取り残されている人が、防潮扉が閉まり始めることに気付いて防潮扉の内側、すなわち防潮扉の陸側に移動しようとしても、防潮扉の移動速度が加速度的に速くなるため防潮扉と防潮堤の間に挟まれる危険性があり、その危険性を回避するためその防潮扉の内側に移動することを諦めて閉めだされる可能性があった。
そして、一度、防潮扉が動き出すとガイドレールの傾斜により防潮扉の自重で移動速度が決まってしまい予め移動速度を調節することができなかった。
また、防潮扉が移動するガイドレールが傾斜しているため、石やゴミなどが蓄積しやすく、非常に防潮扉をきちんと閉めるために適宜清掃が必要となり負担である。
そのため、本発明において、台風などによる高潮や、地震などによる津波など水害が懸念されるときなどに、陸閘、防潮扉などの門扉を、駆動力として電気を一切使用せずに機械部品の構成によって閉めることができ、門扉の移動速度がおおよそ一定に保つことができ、門扉の移動速度の調節も行うことができる閉門装置を提供することを目的とする。
〔1〕すなわち、本発明は、鉛直上下方向に移動可能である第一錘と、前記第一錘を吊持する線状部材と、前記線状部材を介して連動し、前記第一錘の移動方向とは反対に移動する第二錘と、前記第一錘が鉛直下向きに移動するときに発生する力を門扉に伝える動力伝達手段と、前記線状部材を巻装可能であり、前記動力伝達手段に接続された回転体と、
前記線状部材に従動し、前記第二錘を吊持する流体圧シリンダーと、を備えることを特徴とする閉門装置である。
〕そして、前記動力伝達手段が、前記回転体と接続され、大きさの異なる複数の歯車からなる変速機と、前記変速機と連動する駆動ギアと、前記駆動ギアと噛合し前記門扉に固設された駆動ギアラックを含有することを特徴とする前記〔1〕に記載の閉門装置である。
〕そして、前記第一錘が、箱状であることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載の閉門装置である。
〕そして、前記流体圧シリンダーに、内部の流体の移動を遮断しうるバルブが付設されていることを特徴とする前記〔1〕から前記〔3〕のいずれかに記載の閉門装置である。
本発明の閉門装置によれば、台風などによる高潮や、地震などによる津波など水害が懸念されるときなどに、陸閘、防潮扉などの門扉を、駆動力として電気を一切使用せずに機械部品の構成によって閉めることができ、門扉の移動速度がおおよそ一定に保つことができ、門扉の移動速度の調節も行うことができる。
本発明の一実施形態を表す閉門装置において、門扉が開いている状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態を表す閉門装置において、門扉が閉まっている状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態を表す閉門装置において、門扉が閉まっている状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態を表す閉門装置において、門扉が閉まっている状態を示す左側面図である。 本発明の一実施形態を表す閉門装置において、第一錘、第二錘、線状部材等の近傍を拡大し、一部省略した斜視図である。
以下、本発明に係る閉門装置Eに関する実施の形態について、添付の図面に基づいて詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨が明記されていない限り、この形態に限定されるものではない。また、説明中の鉛直上下方向は、図1、図2における左側が上方、右側が下方であり、図3における紙面手前側が上方、紙面向こう側が下方、図4における上側が上方、下側が下方となる。
図1、図2などに示すように、本発明の閉門装置Eは、高潮や津波などにより上陸しようとする海水などを堰き止める門扉Dを、線状部材2、動力伝達手段4を介して、鉛直上下方向に移動可能である第一錘1が鉛直下向きに移動するときに発生する力によって、電気を一切使用せずに閉めることができる装置であり、第二錘3により門扉Dの移動速度をおおよそ一定に保つことができる装置である。
第一錘1は、支柱Pの一方側に位置し、線状部材2を介して支柱Pに沿って鉛直上下方向に移動可能である部材である。第一錘1は、重力により常に鉛直下向きに移動しようとする力が働いており、また、上端を線状部材2で固設されているため鉛直上向きに移動することもできる。第一錘1は、それ自体重量があり錘としての機能を持つが、本実施形態では、図4に示すように、他の錘を収容可能な箱の形状を有しており、容器としての機能も持つ。このため、種々の重量の門扉に対して使用することができる。例えば、本実施形態で用いた門扉Dよりも重量の重い門扉を用いる場合には、第一錘1の中にさらに他の錘を収容して重量を増やし、その重量の重い門扉に対しても円滑に閉門できるようにすることができる。
また、本実施形態で示すように、第一錘1には、支柱Pに当接する複数の補助車輪AWが設けられていることが好ましい。このように、第一錘1に支柱Pと当接する複数の補助車輪AWが設けることにより、第一錘1が鉛直上向き又は下向きの方向に移動するときに支柱Pに衝突して生じる摩擦により鉛直上下方向の移動が円滑に為されてないことを防ぐことができる。さらに、図1、図2に示すように、複数の補助車輪のうち少なくとも1つは支柱Pの鍔を第一錘1と挟持するように設けられていることが好ましい。これにより、第一錘1と支柱Pとの距離を一定に保つことができるため、地震などで大きな揺れが生じたときにでも第一錘1が支柱Pを傷つけたり折り曲げたりすることなく円滑に鉛直下向きの方向に移動して門扉Dを閉めることができる。
線状部材2は、第一錘1を吊持する部材である。本実施形態では、図1、図2などに示すように、線状部材2は、一端が第一錘1に固定され、支柱Pの上端に設けられた定滑車FP1、FP2と係合し、他端が支柱Pの下端近傍に設けられた回転体5に巻装可能に固定されている。そして、線状部材2´は、一端が回転体5に巻装可能に固定され、定滑車FP3及び動滑車MPと係合して、他端が定滑車FP3の近傍に位置する支柱Pの一部に固定されている。本実施形態では、線状部材2と線状部材2´は、連続した一本の部材であり、第一錘1と第二錘3を円滑に連動させることができる。なお、他の実施形態において、線状部材2と線状部材2´を互いに独立した部材とすることもできる。
また、線状部材2は、本実施形態において金属性のワイヤーロープを用いているが、他の実施形態において、環状の部材を連結して線状とした鎖などを用いることもできる。
そして、線状部材2´は、図5で示すように、定滑車FP3、動滑車MVと2回ずつ係合しているため、動滑車MVは、定滑車FP3及び支柱Pにより4つの線状部材2´で支持されるようになっており、第一錘1の移動距離よりも第二錘3の移動距離を短くすることができ、閉門装置Eの高さを低く設計することができる。また、他の実施形態において、定滑車FP3、動滑車MVと1回又は3回以上係合するようにして、線状部材2´で動滑車MVを支持することもできる。
第二錘3は、線状部材2・2´を介して第一錘1と連動して、第一錘1の移動方向とは反対に移動する部材である。第一錘1が鉛直上方から下方に向かって移動しようとするときに、第二錘3が第一錘1の移動方向とは反対に鉛直下方から上方に向かって第一錘1と連動して上昇するため、第一錘1は、等加速度的には落下せずに、おおよそ一定の速度で落下する。その第一錘1の移動するときに発生する力が、線状部材2、回転体5、動力伝達手段4に伝わって、門扉Dをおおよそ一定の速度で移動させることができる。本実施形態では、支柱Pを挟んで第一錘1とは反対側に位置しており、定滑車FP3、動滑車MVと係合する線状部材2´を介して吊り上げられた状態となっている。
第二錘3は、第一錘1より重量が軽いことが好ましい。第二錘3が第一錘1より軽いと、第一錘1が、第二錘3に引き戻されることなく円滑に鉛直上方より下方に向かって第一錘1の自重によって移動することができる。また、第二錘3は、動滑車MVに設けられた流体圧シリンダー6の下端に取り付けられているが、異なる重量のものに変更できるように取り外しができるよう流体圧シリンダー6と着脱可能に設けられていることが好ましい。さらに、第二錘3の重量を変更することで、第一錘1が鉛直下向きに移動する速さを調節することができるので、第一錘1の動きと連動する門扉Dが閉まる速さを調節することができる。
動力伝達手段4は、第一錘1が鉛直下向きに移動するときに発生する力を門扉に伝える手段である。本実施形態では、動力伝達手段4が回転体5と接続され、複数の歯車からなる変速機41と、変速機41と連動する駆動ギア42と、駆動ギア42と噛合し門扉Dに固設された駆動ギアラック43を含有する。
変速機41は、内部に大きさの異なる複数の歯車を有しており、そのうち最初の歯車が回転体5と接続されており、回転体5の回動を他の歯車に次々に伝え、最後の歯車が、噛合する伝達部材Gを介して駆動ギア42に回転体5の回動を伝える。変速機41が有するこれら複数の歯車の大きさ、すなわち、歯の数が異なるために、回転体5の回転を増幅して伝達部材Gを介して駆動ギア42に伝えることができる。本実施形態では、変速機41の最初の歯車が1回転すると最後の歯車が5回転するように増速比が5/1で設計されており、第一錘1が鉛直下向きに移動する距離のおおよそ5倍の距離を門扉Dが移動することができるため、門扉Dの長手方向の幅に対して、閉門装置Eの高さを低めにして設計することができる。また、他の実施形態では、門扉Dの開閉する距離に応じて、最初の歯車が1回転するときの最後の歯車が回転する回転数を調整することができ、増速させるだけでなく減速させるように変速機41を設計することができ、門扉Dに移動距離に応じて種々対応させることができる。
駆動ギア42は、変速機41と連動し、駆動ギアラック43と噛合する歯車である。本実施形態では、伝達部材Gが上端と下端に歯車を有し鉛直上下方向に立設する部材であるため、下端の歯車において変速機41と噛合し、さらに、上端の歯車が駆動ギア42と噛合することにより、回転体5の回動が上方に位置する駆動ギア42に伝えられる。
駆動ギアラック43は、駆動ギア42と噛合し門扉Dに固設されている部材である。駆動ギア42が回転することにより、駆動ギアラック43に設けられた複数の歯が次々に送られて駆動ギアラック43が取り付けられた門扉Dが移動することとなる。本実施形態では、駆動ギアラック43は、門扉Dの上部に門扉Dの長手方向に直線状に設けられているが、駆動ギア42と噛合し門扉Dに固設されていれば他の形状のものを使用することができる。
回転体5は、線状部材2・2´が巻装され、動力伝達手段4のうち変速機41に接続された部材である。図5に示すように、回転体5は円柱形状をしており、その外周部に線状部材2・2´が巻装されている。本実施形態では、線状部材2・2´であるワイヤーロープが一本の部材であるため、線状部材2・2´は、回転体5で巻装されている途中で、回転体5に固定されている固定部材51により回転体5に押し付けるように押圧され、回転体5に対して空回りしない状態で巻装されている。なお、本実施形態では、回転体5は円柱形状を有しているが、他の実施形態において、楕円柱形状、多角柱形状などとすることもできる。
流体圧シリンダー6は、線状部材2´に従動し、第二錘3を吊持する部材である。図1、図2、図5などに示すように、流体圧シリンダー6は、動滑車MVと第二錘3との間に取り付けられている。流体圧シリンダー6は、内部に液状油など液体や気体などの流体を内包しており、液状油などの流体の流量をシリンダーネジ61で調節して、一端に加わる力を他端において緩和して伝えることができる。
図5に示すように、第一錘1が鉛直下向きに移動するとき、線状部材2・2´により動滑車MVが上方に持ち上げられる。このとき、流体シリンダー6の内部にある液状油などの流体は、流路配管62を、上方からシリンダーネジ61を通って下方に移動する。そのとき、シリンダーネジ61を通る液状油などの流体が少量であると、第二錘3が上方にゆっくり移動し、シリンダーネジ61を通る液状油などの流体が多量であると、第二錘3が上方に相対的に速く移動する。第二錘3の重量だけでなく、流路配管62及びシリンダーネジ61を通る液状油などの流体の流量をシリンダーネジ61で調節することによっても、第二錘3が上方に移動する速さを調節することができる。
また、逆に、第二錘3を下方に下げ、第一錘1を上方に上げるときには、流体シリンダー6の内部にある液状油などの流体は、流路配管62を、下方からバイパス63を通って上方に移動する。こうして、液状油などの流体は、シリンダーネジ61を上方から下方に、そして、バイパス63を下方から上方に一方通行で流れており、第二錘3を引き上げるときの速さだけを調節することができる。
このように、流体圧シリンダー6により、第二錘3と連動する第一錘1が鉛直下向きに移動する速さを調節することができるので、門扉Dを閉めるときの門扉Dの移動する速さも調整することができる。
バルブ7は、流体圧シリンダー6の流路配管62に設けられており、流路配管62を流れる液状油などの流体の流れを遮断又は開放するための部材である。バルブ7により、門扉Dを閉めているときに、人や動物などが門扉Dで挟まれそうになっている場合には、流路配管62を流れる液状油などの流体の流れを遮断して、門扉Dの動きを止めることができる。例えば、バルブ7は、咄嗟の判断で門扉Dの動きを止められるように、流路配管62中でボールバルブのような流体の流れを遮断、開放のいずれか切り替えられるような機構であり、流路配管62の棒状レバーや押圧ボタンを用いることが好ましい。
門扉Dは、高潮や津波などにより上陸しようとする海水などを堰き止める部材である。門扉Dは、下部には円滑に移動するための移動車輪が設けられており、上部には駆動ギア42と噛合する駆動ギアラック43が設けられている。また、門扉Dは、海水等を陸側に通さないように、そして、海水等の圧力に耐えられるように、孔や隙間がない金属製であることが好ましい。
図1、図2に示すように、門扉Dは、開く方向、閉まる方向に移動するが、閉門装置Eの両端下部に設けられたストッパーSにより動きが規制され、ストッパーSの間を移動する。
以上の構成部材を有する本発明の閉門装置Eの一連の動作について、以下に説明する。
門扉Dが開いている状態から閉めるときには、まず、変速機41を構成する歯車のいずれか、又は回転体5などに係止している図示しないストッパーが、人為的に又は地震の揺れを検知する装置と連動して、その係止が解除される。そして、鉛直上方に位置している第一錘1が、鉛直下向きに移動し始めると、第一錘1に設けられている線状部材2が、定滑車FP1、FP2を介して、回転体5を図1、図2における反時計回りに回転させる。そして、回転体5に巻装されている線状部材2´が、定滑車FP3を介して、動滑車MVを引き上げる。動滑車MVに設けられている流体圧シリンダー6が、流体圧シリンダー6の他端に設けられた第二錘3を引き上げる。このとき、流路配管62を流れる流体圧シリンダー6の内部の液状油などの流体の液量が、シリンダーネジ61により予め調節されており、そして、第二錘3の重量とも相俟って、第一錘1が鉛直下向きに移動する速さが調節される。一方、線状部材2・2´が巻装されている回転体5が回動することにより、回転体5に接続された変速機4の複数の歯車で増速等されて伝達部材Gを介して、駆動ギア42を回転させる。回転する駆動ギア42が駆動ギアラック43と噛合することにより、駆動ギアラック43が取り付けられている門扉Dが閉まる方向に移動する。
他方、門扉Dが閉まっている状態から開けるときには、まず、器具などを用いて、変速機41を構成する歯車のいずれか、又は回転体5などを門扉Dが閉まるときとは逆方向に手動で回転させる。そして、回転体5が、図1、図2における時計周りに回転し、線状部材2が、定滑車FP1、FP2を介して、第一錘1を鉛直上向きに引き上げる。そして、回転体5に巻装されている線状部材2´が、定滑車FP3を介して、動滑車MVを下方に下げる。そして、動滑車MVに設けられている流体圧シリンダー6、流体圧シリンダー6の他端に設けられた第二錘3を下方に下げる。また、線状部材2・2´が巻装されている回転体5が回動することにより、回転体5に接続された変速機4の複数の歯車で増速等されて伝達部材Gを介して、駆動ギア42を回転させる。回転する駆動ギア42が駆動ギアラック43と噛合することにより、駆動ギアラック43が取り付けられている門扉Dが開く方向に移動する。なお、第一錘1を所定位置まで上げたら、変速機41を構成する歯車のいずれか、又は回転体5などに対してストッパーを係止させて、第一錘1が自重にて鉛直下向きに移動しないようにする。
E・・・閉門装置
1・・・第一錘
2、2´・線状部材
3・・・第二錘
4・・・動力伝達手段
41・・変速機
42・・駆動ギア
43・・駆動ギアラック
5・・・回転体
51・・固定部材
6・・・流体圧シリンダー
61・・シリンダーネジ
62・・流路配管
63・・バイパス
7・・・バルブ
D・・・門扉
FP・・定滑車
MV・・動滑車
P・・・支柱
AW・・補助車輪
G・・・伝達部材
MW・・移動車輪
S・・・ストッパー

Claims (4)

  1. 鉛直上下方向に移動可能である第一錘と、
    前記第一錘を吊持する線状部材と、
    前記線状部材を介して連動し、前記第一錘の移動方向とは反対に移動する第二錘と、
    前記第一錘が鉛直下向きに移動するときに発生する力を門扉に伝える動力伝達手段と、
    前記線状部材を巻装可能であり、前記動力伝達手段に接続された回転体と、
    前記線状部材に従動し、前記第二錘を吊持する流体圧シリンダーと、
    を備えることを特徴とする閉門装置。
  2. 前記動力伝達手段が、
    前記回転体と接続され、大きさの異なる複数の歯車からなる変速機と、
    前記変速機と連動する駆動ギアと、
    前記駆動ギアと噛合し前記門扉に固設された駆動ギアラックを含有することを特徴とする請求項1に記載の閉門装置。
  3. 前記第一錘が、箱状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の閉門装置。
  4. 前記流体圧シリンダーに、内部の流体の移動を遮断しうるバルブが付設されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の閉門装置。
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