JP6403745B2 - 寿司用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、寿司用容器に関し、特に、握り寿司や押し寿司等のような平面視略長方形状の寿司を複数個収容して陳列販売する場合などに適した容器に関する。
従来、例えばコンビニエンスストアやスーパーマーケット、百貨店等で持ち帰り用の寿司を収容して陳列販売する場合などに用いる包装用容器は、一般に合成樹脂シートから熱成形された底面がほぼ平坦な略方形状の容器本体と、やはり合成樹脂シートから熱成形された上面がほぼ平坦で透明な蓋とからなり、容器本体の底面に複数個の寿司を所定の配列で並べてから、蓋を被せて包装している。
このような容器として、下記特許文献1では、底面のフラットな載置面に複数個の寿司を載置するものが提案されている。しかしながら、このような容器は、隣り合う寿司同士が密着して離れず、箸で寿司を取り出しにくく、また、載置面がフラットであるため、載置された複数個の寿司は平面的に見えて、立体感やボリューム感に乏しいものであった。また、下記特許文献2では、寿司を一つずつ収容するための凹部を底面に複数設けたものが提案されている。しかしながら、この容器においても、寿司が凹部に収容されているため箸で取り出しにくく、また、載置された寿司はやはり平面的に見えて、立体感やボリューム感に欠けるものであった。
特開2012−176773号公報 特開2002−95429号公報
そこで、本発明者は、このような課題を解決すべく鋭意研究した結果、盛り付けられた寿司に立体感やボリューム感を持たせることができ、しかも、寿司を箸で摘んで取り出しやすい寿司用容器を完成させたものである。
即ち、本発明に係る寿司用容器は、寿司を平面視において前後方向に対して所定角度傾斜させた状態で一つずつ個別に載置するための個別載置面が、左右方向に沿って段差部を介して三つ以上並設されており、個別載置面は略長方形状であって、最左の個別載置面は、右側が左側よりも低くなるように個別載置面の短辺方向に沿って傾斜しており、最右の個別載置面は、左側が右側よりも低くなるように個別載置面の短辺方向に沿って傾斜していることを特徴とする。
該構成の寿司用容器によると、三つ以上の個別載置面に寿司を一つずつ個別に載置することができる。個別載置面は左右方向に段差部を介して並設されており、隣り合う個別載置面同士の間には上下方向の段差部が形成されている。そのため、隣り合う寿司同士の間にも上下方向の段差が生じることになる。従って、左右方向に並んだ三つ以上の寿司が立体感に富んだ状態となり、顧客の目を引くことになる。しかも、隣り合う寿司同士の間で上下方向の段差が生じることから、寿司の側面同士の密着度合いが弱い。そのため、一つの寿司を箸で摘んで持ち上げる際に、隣の寿司が付着して離れにくくなるということが抑制され、寿司の形が崩れることなく寿司を掴み上げて食することができる。また、段差部によって寿司の位置ずれが防止されるため、盛り付けられた寿司が持ち帰りの際に位置ずれしにくくくなる。
特に、個別載置面は、後側が前側よりも高くなるように個別載置面の長辺方向に沿って傾斜していることが好ましい。該構成の寿司用容器によると、個別載置面に載置された寿司は斜め前方に向けて低く傾斜した前傾姿勢となる。つまり、寿司は斜め方向に沿って勾配を有しながら載置されることになる。そのため、前傾姿勢をとりながら左右方向に階段状に盛り付けられた寿司を顧客が前側から見たとき、個々の寿司がより一層立体感に溢れて見えることになる。
更に、最左の個別載置面は、右側が左側よりも低くなるように個別載置面の短辺方向に沿って傾斜しており、最右の個別載置面は、左側が右側よりも低くなるように個別載置面の短辺方向に沿って傾斜している。即ち、最左の個別載置面と最右の個別載置面の何れも容器の内側に向けて傾いていることにより、載置された寿司が容器の外側に向けて位置ずれしにくくなる。
また、前後二列以上の寿司載置面を備え、各列の寿司載置面にはそれぞれ三個以上の寿司を平面視において前後方向に対して所定角度傾斜させた状態で左右方向に沿って並べることができるように構成され、最前列の寿司載置面は略水平面からなり、最後列の寿司載置面は前記個別載置面の集合からなることが好ましい。このように容器の後側に個別載置面の列があって容器の前側に略水平面からなる寿司載置面が存在すると、容器の前側において略水平に載置された三つ以上の寿司の列と、容器の後側において上下の段差を生じさせながら載置された三つ以上の寿司の列との間に、立体的な対比関係が生じることになる。そして、後側の寿司の列と前側の寿司の列との対比によって、盛り付けられた寿司がより一層際立って見えることになってボリューム感と立体感が向上する。
以上のように、個別載置面が左右方向に段差部を介して並設されているので、各個別載置面に一つずつ個別に載置された寿司の列が立体感に富んだ状態となり、ボリューム感のある盛り付け状態が得られる。また、寿司を一つずつ箸で摘んで取り出しやすく、しかも、持ち帰りの際に寿司が段差部によって位置ずれしにくいという効果を奏する。
本発明の一実施形態における寿司用容器の蓋を示す斜視図。 同寿司用容器の容器本体を示す斜視図。 同寿司用容器の容器本体の平面図。 同寿司用容器の容器本体に寿司を載置した状態を示す平面図。 図3のA−A端面図。 (a)は図3のB−B端面図、(b)は図3のC−C端面図、(c)は図3のD−D端面図、(d)は図3のE−E端面図、(e)は図3のF−F端面図。 (a)は図3のG−G端面図、(b)は寿司を載置した状態を示す端面図。 (a)は容器本体を個別載置面の短辺方向に沿って切断した端面図、(b)は寿司を載置した状態を示す端面図。
本発明の一実施形態における寿司用容器について図1〜図8を参酌しつつ説明する。本実施形態における寿司用容器は、図1及び図2に示しているように、寿司が載置される容器本体1と、該上側から容器本体1に被せられる蓋2とを備えている。寿司は、握り寿司、箱寿司、押し寿司等であって、寿司は、平面視において略長方形のものである。
容器本体1は、種々の形状であってよいが、本実施形態では、図3のように平面視において横長の長方形状である。従って、左右方向とは、容器本体1の横方向であり、前後方向とは、容器本体1の縦方向である。容器本体1は、複数個の寿司を載置するための寿司載置面10,20を有している。寿司載置面10,20は、少なくとも前後二段設けられる。従って、前後二段の寿司載置面10,20を有する構成であってもよいし、前後三段の寿司載置面10,20を有する構成であってもよい。各列の寿司載置面10,20には、それぞれ三個以上の寿司を左右方向に沿って並設できる構成とされ、基本的には各列の寿司の個数は同数とされるが、異なっていてもよい。
図4に寿司を二点鎖線で示している。前列の寿司には符号S1〜S5を付して示しており、後列の寿司には符号T1〜T5を付して示している。尚、以下の説明において、特別な場合を除き、寿司の符号の表記は省略する。各寿司は、平面視において、寿司の長辺が前後方向を向いた状態から反時計回りに所定角度傾斜した斜め向きの状態に載置され、その斜め向きの状態で左右方向に沿って三個以上並列状態に並べられる。従って、平面視略長方形状の寿司の長辺方向は、平面視において、前後方向に対して所定角度傾斜した方向であり、寿司の短辺方向は寿司の長辺方向に対して直交した方向である。尚、寿司の平面視における前後方向に対する傾斜角度は45度以下とされる。また、各列の寿司の長辺方向は互いに平行が好ましい。本実施形態では、前後二段の寿司載置面10,20を有する構成であって、各列の寿司載置面10,20にそれぞれ五個ずつの寿司を載置できる構成である。後列の寿司の長辺方向と前列の寿司の長辺方向は互いに同じ方向であって、後列の寿司と前列の寿司は、寿司の長辺方向に沿って一直線状に直列に並んでいる。即ち、後列における左側から一番目の寿司T1から四番目の寿司T4は、前列における左側から二番目の寿司S2から五番目の寿司S5とそれぞれ対応して、それぞれ寿司の長辺方向に一直線状に並ぶ。尚、本実施形態では各列に五個ずつの寿司を載置する構成であるが、この寿司の個数は3〜10個程度である。
前列の寿司載置面10は、一つの連続する略水平面である一括載置面から構成され、後列の寿司載置面20は、寿司を一つずつ個別に載置するための個別載置面21,22,23,24,25が左右方向に段差部26を介して合計五個並設された構成で、五個の個別載置面21,22,23,24,25の集合からなる。
前列の寿司載置面10には五個の寿司が斜め向きの状態で左右方向に沿って載置できる。尚、前列の寿司載置面10には、寿司同士の間に仕切りとなる図示しない突起を形成してもよい。前列の寿司載置面10の前縁部には、部分的に高さの異なる複数のズレ防止用突起31,32,33,34,35,36が上方に向けて突設されている。ズレ防止用突起31,32,33,34,35,36は、前列の寿司載置面10を基準面としてそれよりも上方に向けて突出した形状となっている。
前列の寿司載置面10の前縁部の左端部には、第一のズレ防止用突起31が形成されている。第一のズレ防止用突起31は寿司の長辺方向に沿う第一斜面を有しており、その第一斜面が、前列における最左の寿司S1の左側の長辺の全長のうち一部の長さ範囲を支持する。また、前列の各寿司間にもそれぞれ第二のズレ防止用突起32、第三のズレ防止用突起33、第四のズレ防止用突起34、第五のズレ防止用突起35が形成されている。第二のズレ防止用突起32〜第五のズレ防止用突起35は、それぞれ寿司の長辺方向に沿う第一斜面と寿司の短辺方向に沿う第二斜面とを備えている。第二のズレ防止用突起32の第二斜面は、前列における最左の寿司S1の前側の短辺を部分的に支持する。第二のズレ防止用突起32の第一斜面は、前列における左側から二番目の寿司S2の左側の長辺の前部を支持する。第三のズレ防止用突起33の第二斜面は、前列における左側から二番目の寿司S2の短辺を部分的に支持する。第三のズレ防止用突起33の第一斜面は、前列における左側から三番目の寿司S3の左側の長辺の前部を支持する。第四のズレ防止用突起34の第二斜面は、前列における左側から三番目の寿司S3の短辺を部分的に支持する。第四のズレ防止用突起34の第一斜面は、前列における左側から四番目の寿司S4の左側の長辺の前部を支持する。第五のズレ防止用突起35の第二斜面は、前列における左側から四番目の寿司S4の短辺を部分的に支持する。第五のズレ防止用突起35の第一斜面は、前列における最右の寿司S5の左側の長辺の前部を支持する。そして、前列の寿司載置面10の前縁部の右端部には、第六のズレ防止用突起36が形成されている。該第六のズレ防止用突起36は、寿司の短辺方向に沿う第二斜面を有しており、その第二斜面が、前列における最右の寿司S5の前側の短辺を部分的に支持する。
尚、ズレ防止用突起31,32,33,34,35,36同士は互いに離れて形成されていて、その離れている部分において前列の寿司載置面10の前縁部は前側に開放されている。従って、前列の寿司の左前側のコーナー部の前側にはズレ防止用突起31,32,33,34,35,36が形成されておらず、そのコーナー部を利用して前列の寿司載置面10に寿司を容易に載置でき、また、そのコーナー部を利用して前列の寿司を容易に取り出すことができる。このようにズレ防止用突起31,32,33,34,35,36は、寿司の左前側のコーナー部においては低く、寿司の右前側のコーナー部においては高くなるように形成されている。
後列の寿司載置面20は、寿司を一つずつ個別に載置するための合計五個の個別載置面21,22,23,24,25が並設されてなる。個別載置面21,22,23,24,25にはそれそれ寿司を一つ載置できる。そのため、個別載置面21,22,23,24,25は、寿司の形状に対応した形状となっている。即ち、個別載置面21,22,23,24,25は、平面視において、寿司の長辺方向に長い形状となっており、前後方向に対して所定角度傾斜した方向に沿って長い形状となっている。個別載置面21,22,23,24,25の形状は、寿司の形状に対応した形状であればよく、種々の平面視形状であってよい。本実施形態においては、個別載置面21,22,23,24,25は、平面視において略長方形状であって、寿司の長辺方向に長い略長方形状となっている。従って、個別載置面21,22,23,24,25の長辺方向は寿司の長辺方向であり、平面視において前後方向に対して所定角度傾斜した方向である。個別載置面21,22,23,24,25の短辺方向は寿司の短辺方向であり、平面視において前後方向に対して所定角度傾斜した方向に対して直交した方向である。図3に、個別載置面21,22,23,24,25の長辺方向を符号Xで示しており、個別載置面21,22,23,24,25の短辺方向を符号Yで示している。個別載置面21,22,23,24,25は、その長辺が隣り合うようにしながら左右方向に沿って並設されている。そのため、個別載置面21,22,23,24,25の短辺は、一直線状には揃わず、隣り合う個別載置面21,22,23,24,25間において個別載置面21,22,23,24,25の長辺方向に位置ずれしている。
個別載置面21,22,23,24,25は、図7のように後側が前側よりも高くなるように個別載置面21,22,23,24,25の長辺方向に沿って傾斜している。即ち、個別載置面21,22,23,24,25は、平面視において前後方向に対して所定角度傾斜した方向に沿って傾斜している。図7は個別載置面22をその長辺方向に沿って切断したときの端面図である。個別載置面21,22,23,24,25の長辺方向に沿った傾斜角度αは、好ましくは5〜20度である。このように個別載置面21,22,23,24,25が後側に向けて高くなる傾斜面となっているので、図7(b)のように、その上に載置された寿司T2も後側に向けて高くなる傾斜姿勢となる。尚、前列の寿司載置面10に載置された寿司S3は前傾に傾斜せずに略水平な姿勢となる。個別載置面21,22,23,24,25の長辺方向に沿った傾斜角度αは、本実施形態では全て同じ角度とされているが異なっていてもよい。
図6及び図8のように、個別載置面21,22,23,24,25は、その長辺が段差部26を介して隣り合うようにしながら左右方向に沿って階段状に並設されている。左側の個別載置面21,22,23,24,25に対してその右側の個別載置面21,22,23,24,25の方が一段高くなっている。左側の個別載置面21,22,23,24,25の右側の長辺と、右側の個別載置面21,22,23,24,25の左側の長辺との間には段差部26が形成されていて、左側の個別載置面21,22,23,24,25の右側の長辺よりも右側の個別載置面21,22,23,24,25の左側の長辺の方が高くなっている。
図6(a)のように、最左の個別載置面21は、右側が左側よりも低くなるように個別載置面21の短辺方向に沿って傾斜している。また、図6(e)のように、最右の個別載置面25は、左側が右側よりも低くなるように個別載置面25の短辺方向に沿って傾斜している。最左の個別載置面21の短辺方向の傾斜角度θ1は好ましくは5〜10度であって、最右の個別載置面25の短辺方向の傾斜角度θ2も同様に好ましくは5〜10度であり、傾斜角度θ1と傾斜角度θ2の絶対値は互いに同じであってもよいし、異なっていてもよい。尚、中央の三つの個別載置面22,23,24は、個別載置面22,23,24の短辺方向には傾斜していない。このように最左の個別載置面21が右側に傾斜し、最右の個別載置面25が左側に傾斜しているので、持ち帰りの際に最左及び最右の位置の寿司T1,T5が容器の外側へ位置ずれすることをより一層抑制することができる。
後列の寿司載置面20は前列の寿司載置面10に対して一段高くなっていることが好ましい。即ち、前列の寿司載置面10の後端と後列の寿司載置面20の前端との間には段差部27が形成されていることが好ましい。その場合、個別載置面21,22,23,24,25の前側の短辺は、前列の寿司載置面10よりも一段高くなり、そこから更に個別載置面21,22,23,24,25は後側の短辺に向けて徐々に高くなっていく。
最左の個別載置面21の左側の長辺の左隣には、ズレ防止用突起41が形成されていて、最左の個別載置面21に載置される寿司T1の左側への位置ずれが阻止される。最右の個別載置面25の右側の長辺の右隣にもズレ防止用突起42が形成されていて、最右の個別載置面25に載置される寿司T5の右側への位置ずれが阻止される。尚、最右の個別載置面25の前側の短辺の前側にもズレ防止用突起43が形成されていて、最右の個別載置面25に載置される寿司T5の前側への位置ずれが阻止されると共に、前列の最右の寿司S5の右側への位置ずれも阻止される。尚、個別載置面21,22,23,24,25の後側の短辺の後側にもズレ防止用突起44,45,46,47を形成してよく、後列の寿司の後側への位置ずれが阻止される。このズレ防止用突起44,45,46,47は、部分的に高さの異なる構成とすることが好ましく、後列の寿司T1〜T5の長辺の一部もしくは短辺の一部を支持ないし規制することができる構成が好ましい。本実施形態では、五つの個別載置面21,22,23,24,25のうち四つの個別載置面22,23,24,25の後側にズレ防止用突起44,45,46,47が形成されているが、全ての個別載置面21,22,23,24,25の後側に形成されていてよい。
容器本体1の周縁部には、側壁部50が周設されていると共にその上端にはフランジ部51が形成されている。フランジ部51は全周に亘って高さ一定に形成されてもよいし、周回方向に沿って高さが変化していてもよい。フランジ部51の高さに対して前列の寿司載置面10の高さの方が低くなっていてよい。また、フランジ部51の高さに対して、後列の個別載置面21,22,23,24,25の後部の高さの方が高くなっていてよい。尚、フランジ部51の高さが周回方向に変化している構成では、最も低い部分の高さを基準として、その高さに対して、前列の寿司載置面10の高さが低くなっていることが好ましく、後列の個別載置面21,22,23,24,25の後部の高さが高くなっていることが好ましい。後列の個別載置面21,22,23,24,25の後部の高さがフランジ部51よりも高くなっていると、載置される寿司のボリューム感がより一層向上する。
寿司載置面10,20とフランジ部51あるいは側壁部50との間に、下向きに突出した脚部52を形成してよい。このように脚部52を寿司載置面10,20とフランジ部51との間に形成すると、寿司載置面10,20が島状に浮かび上がったように見えるため、載置される寿司が沈み込んだ状態に見えにくくなって良好な見栄えが得られる。脚部52は、周回して連続形成されていてもよいし、全周のうちの例えば四隅のみに形成する等してよい。
蓋2の一例を図1に示している。蓋2は、透明な蓋2であって、略水平面である天面部60と、該天面部60の外縁から拡開しつつ下方に延びる側壁部61と、該側壁部61の下端から外側に延びるフランジ部62とを備えている。フランジ部62は、好ましくは、容器本体1のフランジ部51の外側に嵌合する。
以上のように構成された寿司用容器の容器本体1は、前後二列の寿司載置面10,20を備えていて、その後列の寿司載置面20として三つ以上の個別載置面21,22,23,24,25が段差部26を介して左右方向に階段状に並設されているので、その個別載置面21,22,23,24,25に寿司を一つずつ個別に載置することができる。そして、隣り合う個別載置面21,22,23,24,25同士の間には上下の段差部26が形成されているので、図8のように、後列において隣り合った寿司同士の間には上下の段差が生じることになる。従って、後列の寿司が立体感に富んだ状態となり、顧客の目を引くことになる。また、段差部26によって後列の寿司の短辺方向の位置ずれが抑制される。しかも、後列において隣り合う寿司同士の間で上下方向の段差が生じることから、後列において寿司の側面同士の密着度合いが弱くなる。そのため、後列の寿司を一つずつ箸で摘んで持ち上げる際に、隣の寿司が付着して離れにくくなるということが抑制され、寿司の形が崩れることなく寿司を掴み上げて食することができる。
しかも、個別載置面21,22,23,24,25は、個別載置面21,22,23,24,25の長辺方向に沿って前傾しているので、個別載置面21,22,23,24,25に一つずつ個別に載置された後列の寿司の列がより一層立体感に富むことになり、ボリューム感のある盛り付け状態が得られる。そのため後列の寿司のおいしさやネタの新鮮さを顧客に強くアピールできる。
また、個別載置面21,22,23,24,25の前側に略水平面からなる前列の寿司載置面10が設けられている構成では、前列の寿司が略平坦に並べられてその高さも揃っている一方、後列の寿司は後側に向けて上昇する傾斜状態で並べられているうえに、その高さは一定ではなく寿司間に段差が生じる盛り付け方となるので、前列の寿司との対比によって後列の寿司がより一層ボリューム感をもって見えることになる。しかも、個別載置面21,22,23,24,25の前端部が前列の寿司載置面10に対して一段高くなっている場合には、より一層ボリューム感と立体感が得られる。
また、前列の寿司載置面10に盛り付けられた寿司については、前側のズレ防止用突起32,33,34,35,36や左右のズレ防止用突起31,43によって前側及び左右方向への位置ずれが防止される。また、前列の寿司載置面10に対して後列の個別載置面21,22,23,24,25の前端部が一段高くなっていると、その後列の個別載置面21,22,23,24,25の前端部における段差部27がズレ防止用の規制壁となって、前列の寿司載置面10に載置された寿司の後側への移動を阻止する。尚、前列の寿司載置面10の後側への移動は、後列の寿司によっても阻止される。同様に、後列の寿司の前側への移動は、前列の寿司によって阻止される。
後列の寿司については、個別載置面21,22,23,24,25が前傾の傾斜面となっていることによって、後側への位置ずれが抑制される。しかも、個別載置面21,22,23,24,25の後側にズレ防止用突起44,45,46,47を設けた場合にはそのズレ防止用突起44,45,46,47によっても寿司の後側への位置ずれが防止される。また、最左の個別載置面21を、右側が左側よりも低くなるように個別載置面21の短辺方向に沿って傾斜させ、最右の個別載置面25を、左側が右側よりも低くなるように個別載置面25の短辺方向に沿って傾斜させることで、最左の個別載置面21と最右の個別載置面25にそれぞれ載置された寿司T1,T5が容器の外側に向けて位置ずれしにくくなり、持ち帰りの際に寿司の盛り付け状態が維持される。更に、後列の最左の寿司T1の左側にズレ防止用突起41を設けていると、それによって後列の最左の寿司T1の左側への位置ずれが防止される。また、後列の最右の寿司T5の右側にズレ防止用突起42を設けていると、それによって後列の最右の寿司T5の右側への位置ずれが防止される。そして、後列の寿司の前側の位置ずれは、前列の寿司によって抑制される。
尚、容器本体1及び蓋2は、合成樹脂シート(例えばポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル樹脂やポリスチレンなどのスチレン系樹脂、さらにはポリプロピレンなどのオレフィン樹脂など)や、これらを一軸もしくは二軸に延伸した延伸シートや、また発泡した発泡シートなどを材料として、真空成形、圧空成形、両面真空成形、熱板成形などの熱成形によって製造される。特に発泡シートを熱成形したものが好ましく、また、この発泡シートの片面もしくは両面に樹脂フィルムが積層された発泡層と表面フィルム層とを有する積層樹脂シートを使用することもできる。
この発泡シートの片面、もしくは両面に積層される樹脂フィルムには、例えば、ポリスチレン樹脂、ハイインパクトポリスチレン樹脂、耐熱ポリスチレン樹脂などのスチレン系樹脂が用いられてなるフィルムや、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などのポリオレフィン樹脂が用いられてなるフィルム、ポリエチレンテレフタレート樹脂などのポリエステル樹脂が用いられてなるフィルム、ポリビニルアルコール樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂などのガスバリア性に優れた樹脂が用いられてなるフィルムをそれぞれ単独で用いることができる。あるいは、これらのフィルム同士を積層させたフィルム(積層フィルム)であってもよい。また、これらのフィルムに適宜模様を印刷したフィルムを使用することもできる。その中でも、発泡シートに用いられたスチレン樹脂や共重合体樹脂が用いられてなるフィルムを用いる場合には、その全体が同じ材質で構成されることとなり、寿司用容器のリサイクル性を向上させ得る点において好適である。
容器本体1に用いる場合、通常、前記発泡シートによって1〜3mmの厚みに発泡層が形成され、前記樹脂フィルムによって3μm〜500μmの厚みに表面フィルム層が形成された、樹脂シートを用いることが好ましい。
蓋2には、上記した容器本体1に使用できるシートの中でも、特に透明なシートを使用することが必要で、容器内に収容した寿司のおいしさやネタの新鮮さなどを視認できることとなり好ましい。
容器本体1に関して、最前列と最後列との間に、一つもしくは複数の中間列を設けてよい。その場合、最前列については上述した前列の寿司載置面10の構成やズレ防止用突起31等の構成を採用でき、最後列については上述した後列の寿司載置面20の構成やズレ防止用突起41等の構成を採用できる。また、中間列は、最前列と同様に平坦な面であってよく、その際には、最前列の寿司と中間列の寿司とを区画するための目印となる突状の仕切りを平坦な面に形成してよい。一方、中間列を最後列と同様に前傾の傾斜面とすることも好ましい。より好ましくは、中間列と最後列とは、容器本体1を水平に載置した際の高さが、最後列の方がより高くなるよう形成することが好ましく、より一層ボリューム感が向上する。
容器本体1や蓋2の各所には適宜リブを形成してよい。蓋2にリブを形成する場合には天面部60以外の箇所に形成することが好ましい。
蓋2の天面部60の周縁には、閉蓋状態の寿司用容器を上下に積み重ねた際に、これらが水平方向に位置ずれしないように係合突起等の係合部(図示省略)が形成されてよい。これらの係合部は天面部60の周縁が部分的に切りかかれた断続的な形状であってよく、また、例えば、天面部60の四つのコーナー部のうち対向する二箇所もしくは四箇所に係合部が形成されて良い。この係合部は、蓋2の天面部60を補強することができる補強機能を有しているとともに、陳列時に閉蓋2した寿司用容器を上下に積み重ねた際に、下位の寿司用容器に対して上位の寿司用容器が水平方向に位置ずれしないようなズレ防止機能も有している。よって、容器本体1の下面は、蓋2の天面部60の周縁の係合部の内側に収まるように形成されている。
蓋2の側壁部61の下端や容器本体1の側壁部50の上端などには、蓋2同士や容器本体1同士を積み重ねた際に、蓋2同士もしくは容器本体1同士が互いににはまり込んでブロックしてしまわないように、ブロッキング防止の突起(図示省略)が設けられてよい。このブロッキング防止突起は、蓋2が熱成形された後の工程において、複数の蓋2を重ね合わせる(スタッキングする)際に、重ねられた複数の蓋2同士が密着して離れ難くなることを防止するものである。容器本体1についても同様である。このブロッキング防止突起により、重ねられた複数の蓋2や容器本体1を個々の蓋2や容器本体1に分離させることが容易となる。このブロッキング防止突起は、合成樹脂製シートから同時に成形される複数の蓋2や容器本体1ごとに、別々の位置に複数設けられている。よって、同時に成形され、その後に重ね合わされた複数の蓋2や容器本体1におけるブロッキング防止突起が同一の位置に存在しないようにできるため、蓋2同士や容器本体1同士が密着してしまうことを有効に防止できる。また、蓋2の天面部60の外縁に接続される側壁部61の上部に上方へ向かって拡径する逆テーパ部(図示省略)を設けて、ブロッキングを防止する構成としてよい。さらに、蓋2の側壁部61の下部に同様の上方へ向かって拡径する逆テーパ部を設けて、ブロッキングを防止する構成としてよい。なお、前述した側壁部61の上部と下部の両方に逆テーパ部を設けてよい。
容器本体1及び蓋2の外縁部には、切創を抑制するためのエッジ加工を設けてよい。また、容器本体1及び蓋2の外縁部に摘み片を設けた場合には、その摘み片に、すべり防止を兼ねて、同様の加工を施してよい。エッジ加工は、この外縁部の周縁に、極細の多数の凹凸を形成することで、指などが当たっても創傷することがないように形成するもので、この凹凸により、例えば蓋2を側面視すると、上下に略波形状である部分が形成される。この波形状の部分は、多数の山と谷の方向が各辺において幅方向に(規則的に、または不規則的に)短く形成され、コーナー部においてはコーナー部と中心部とを結ぶ放射方向に形成される。また、この凹凸は、具体的には、平目ローレット目や綾目ローレット目のようなローレット目によって形成され、さらには、滑りにくいようにするため、綾目ローレット目によって形成することが好ましい。
蓋2の外縁部には、蓋2を開ける際に使用できる摘み片を、蓋2の外側に向けて突出するように形成して良い。また、この摘み片を掴みやすいように、摘み片の一部に下向きの突起を設けて良い。
1 容器本体
2 蓋
10 前列の寿司載置面
20 後列の寿司載置面
21 最左の個別載置面
22 個別載置面
23 個別載置面
24 個別載置面
25 最右の個別載置面
26 個別載置面間の段差部
27 前列の寿司載置面と後列の寿司載置面との間の段差部
31 ズレ防止用突起
32 ズレ防止用突起
33 ズレ防止用突起
34 ズレ防止用突起
35 ズレ防止用突起
36 ズレ防止用突起
41 ズレ防止用突起
42 ズレ防止用突起
43 ズレ防止用突起
44 ズレ防止用突起
45 ズレ防止用突起
46 ズレ防止用突起
47 ズレ防止用突起
50 側壁部
51 フランジ部
52 脚部
60 天面部
61 側壁部
62 フランジ部
S1 前列の寿司
S2 前列の寿司
S3 前列の寿司
S4 前列の寿司
S5 前列の寿司
T1 後列の寿司
T2 後列の寿司
T3 後列の寿司
T4 後列の寿司
T5 後列の寿司
X 個別載置面の長辺方向
Y 個別載置面の短辺方向

Claims (4)

  1. 寿司を平面視において前後方向に対して所定角度傾斜させた状態で一つずつ個別に載置するための個別載置面が、左右方向に沿って段差部を介して三つ以上並設されており、個別載置面は略長方形状であって、最左の個別載置面は、右側が左側よりも低くなるように個別載置面の短辺方向に沿って傾斜しており、最右の個別載置面は、左側が右側よりも低くなるように個別載置面の短辺方向に沿って傾斜していることを特徴とする寿司用容器。
  2. 別載置面は、後側が前側よりも高くなるように個別載置面の長辺方向に沿って傾斜している請求項1記載の寿司用容器。
  3. 前後二列以上の寿司載置面を備え、各列の寿司載置面にはそれぞれ三個以上の寿司を平面視において前後方向に対して所定角度傾斜させた状態で左右方向に沿って並べることができるように構成され、
    最前列の寿司載置面は略水平面からなり、
    最後列の寿司載置面は前記個別載置面の集合からなる請求項1又は2記載の寿司用容器。
  4. 寿司が載置される容器本体と、該容器本体に上側から被せられる蓋とを備えた寿司用容器であって、
    容器本体には、寿司を平面視において前後方向に対して所定角度傾斜させた状態で一つずつ個別に載置するための個別載置面が、左右方向に沿って段差部を介して三つ以上並設されており、個別載置面は略長方形状であって、最左の個別載置面は、右側が左側よりも低くなるように個別載置面の短辺方向に沿って傾斜しており、最右の個別載置面は、左側が右側よりも低くなるように個別載置面の短辺方向に沿って傾斜していることを特徴とする寿司用容器。
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