JP6402997B2 - 内燃機関 - Google Patents
内燃機関 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6402997B2 JP6402997B2 JP2014216891A JP2014216891A JP6402997B2 JP 6402997 B2 JP6402997 B2 JP 6402997B2 JP 2014216891 A JP2014216891 A JP 2014216891A JP 2014216891 A JP2014216891 A JP 2014216891A JP 6402997 B2 JP6402997 B2 JP 6402997B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- downstream
- port
- ports
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
特に、燃焼室に生成される縦渦(タンブル流)の強化を目的に、吸気口と排気口との間に側壁が設けられた場合には、空気の流れは当該側壁により阻害され、燃焼室に吸入される空気の流量の低下は顕著である。
上記実情を鑑みて、本願発明は、燃焼室に吸入される空気の流量が十分に確保される内燃機関を提供することを目的とする。
このようにすれば、二つの下流側ポートのうち少なくとも一方の下流側ポートは、下流側ポートの軸線と直交する出口の断面形状が円形であり、下流側ポートの軸線と直交する流路断面積が下流側ポートの軸線と直交する出口の断面積以上であるので、二つの下流側ポートのうち少なくとも一方の下流側ポートから吸入される空気はスムースに吸入される。
このようにすれば、内燃機関は、燃焼室内における縦渦の生成が強化され、効率的な燃焼が可能になる。
このようにすれば、一方の下流側ポートから吸入される空気の流量と他方の下流側ポートから吸入される空気の流量とを均一にすることができる。
このようにすれば、一方の下流側ポートから吸入される空気と他方の下流側ポートから吸入される空気とがシリンダの内壁面又は内側で干渉し、吸入された空気の全てがシリンダの内壁面に衝突するのを抑制する。これにより、空気が排気側となるシリンダの内壁面から受熱する受熱量を減少させることができ、内燃機関のノッキングを抑制できる。
このようにすれば、シリンダのピッチ(ボア間ピッチ)を広げる必要がないので、シリンダヘッドの大型化を防止できる。
本発明の実施形態に係る内燃機関(エンジン)1は、乗用車等の小型車両に搭載されるもので、複数の気筒(シリンダライナ)を有している。また、かかる内燃機関1は、一気筒当たり二つの吸気弁11,12と二つの排気弁13,14とを有している。
シリンダブロック2は、単数又は複数のシリンダライナ21を囲繞するものであり、車両前後方向に複数のシリンダライナ21が設けられ、これらの下方域に共通する一つのクランクシャフト(図示せず)が回転可能に支持されている。シリンダライナ21は円筒形に形成され、シリンダライナ21の内部には軸線方向に往復運動するピストン23が収容されている。ピストン23は頭部が閉塞された円筒形状に形成され、その胴部には径方向に貫通するピン穴231が設けられている。また、ピストン23の胴部には、コネクティングロッド24の一端(スモールエンド)が収容され、ピン穴231を挿通するピストンピン25により、コネクティングロッド24の一端がピストン23に連結されている。
吸気ポート37は、上流側ポート371と下流側ポート373とを有している。上流側ポート371は二つの吸気口31,32に対して一つ設けられる流路であり、吸気ポートの上流側に設けられている。下流側ポート372,373は一つの吸気口31,32に一つ設けられる流路であり、上流側ポート371の下流側に上流側ポート371から分岐して設けられている。したがって、下流側ポート373の入口374,375が上流側ポート371から二つに分岐して設けられ、下流側ポート372,373の出口376,377が吸気口31,32に設けられたバルブシート35,36の入口近傍に設けられる。
図4及び図5に示すように、上述した本実施形態に係る内燃機関1は、吸気行程において、吸気弁11,12が開放され、吸気ポート37から燃焼室5に空気が吸入されるととともに、インジェクタ41,42から吸気口31,32に向けて燃料が噴射される。
図8に示すように、一般に、タンブル比と流量係数とはトレードオフの関係にありタンブル比を小さくすると流量係数が小さくする関係にある。しかしながら、本実施形態に係る内燃機関1は、タンブル比が大きくしても流量係数を高く維持することができる。
11,12 吸気弁
13,14 排気弁
2 シリンダブロック
21 シリンダライナ
211 内壁面
221 クランクピン
23 ピストン
231 ピン穴
24 コネクティングロッド
25 ピストンピン
3 シリンダヘッド
31,32 吸気口
33,34 排気口
35,36 バルブシート
37 吸気ポート
371 上流側ポート
372,373 下流側ポート
374,375 入口
376,377 出口
38 排気ポート
41,42 インジェクタ
5 燃焼室
Claims (5)
- 一気筒当たり二つの吸気弁を有する内燃機関であって、
シリンダライナを囲繞するシリンダブロックと、
該シリンダブロックに接合され、前記シリンダライナの内部を軸線方向に往復運動するピストンとの間に燃焼室を形成するシリンダヘッドと、
を備え、
前記シリンダヘッドは、
前記燃焼室ごとに開口し、二つの吸気弁でそれぞれ開閉される二つの吸気口と、
前記燃焼室ごとに設けられ、前記二つの吸気口のそれぞれに連通する吸気ポートと、を含み、
前記吸気ポートは、上流側に設けられる一つの上流側ポートと、下流側に設けられ、入口が前記一つの上流側ポートから分岐し、出口がそれぞれ前記二つの吸気口に連通する二つの下流側ポートと、を有し、
前記二つの下流側ポートのうち少なくとも一方は、軸線が前記下流側ポートの入口中心と出口中心とを結ぶ直線よりも前記シリンダヘッドの平面視において吸気弁配列方向外側に湾曲し、かつ
前記一つの上流側ポートと前記二つの下流側ポートのうち少なくとも一方とが前記シリンダヘッドの側面視において同一の直線上に配置されることを特徴とする内燃機関。 - 前記二つの下流側ポートのうち少なくとも一方は、前記下流側ポートの軸線と直交する前記出口の断面形状が円形であり、前記下流側ポートの軸線と直交する流路断面積が前記下流側ポートの軸線と直交する前記出口の断面積以上であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
- 前記シリンダライナの軸線を通る吸排気方向に沿う面を対称面に前記二つの下流側ポートのうち一方と他方とが対称であることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関。
- 前記二つの下流側ポートは、前記二つの下流側ポートの軸線をそれぞれ前記シリンダライナに向けて延長した場合に前記シリンダライナの内壁面又は内側で交差することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関。
- 前記二つの下流側ポートは、前記シリンダヘッドの平面視において前記シリンダライナの外径よりも幅狭な領域に形成されることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014216891A JP6402997B2 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | 内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014216891A JP6402997B2 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | 内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016084735A JP2016084735A (ja) | 2016-05-19 |
JP6402997B2 true JP6402997B2 (ja) | 2018-10-10 |
Family
ID=55972714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014216891A Active JP6402997B2 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | 内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6402997B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7221731B2 (ja) * | 2019-02-27 | 2023-02-14 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関のシリンダヘッド |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2906932B2 (ja) * | 1992-09-25 | 1999-06-21 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関 |
JP3817910B2 (ja) * | 1998-06-26 | 2006-09-06 | 日産自動車株式会社 | 筒内噴射式内燃機関のピストン |
JP3890857B2 (ja) * | 2000-06-15 | 2007-03-07 | 三菱自動車工業株式会社 | ピストンの潤滑構造 |
JP3991871B2 (ja) * | 2003-01-21 | 2007-10-17 | 三菱自動車工業株式会社 | エンジンの冷却構造 |
JP2005201089A (ja) * | 2004-01-13 | 2005-07-28 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のポート構造 |
JP4728195B2 (ja) * | 2006-09-20 | 2011-07-20 | ヤマハ発動機株式会社 | エンジンの吸気制御装置 |
JP5174610B2 (ja) * | 2008-10-10 | 2013-04-03 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 内燃機関とその吸気装置 |
JP5581935B2 (ja) * | 2010-09-24 | 2014-09-03 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
-
2014
- 2014-10-24 JP JP2014216891A patent/JP6402997B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016084735A (ja) | 2016-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6756699B2 (ja) | デュアルベンチュリーデバイス | |
JPS589249B2 (ja) | 多気筒内燃機関の吸気装置 | |
US10352231B2 (en) | Internal combustion engine | |
US20170016384A1 (en) | Ducted Combustion Systems Utilizing Venturi Ducts | |
US20140165960A1 (en) | Variable intake manifold for internal combustion engine and variable air intake device using the same | |
JP6992671B2 (ja) | ウォータジャケット構造 | |
US20140150759A1 (en) | Engine Including External EGR System | |
JP6402997B2 (ja) | 内燃機関 | |
US10655558B2 (en) | Internal combustion engine | |
US10100699B2 (en) | Emission control system and reductant injector | |
CN105971717B (zh) | 内燃机 | |
US9874188B2 (en) | Fuel injection valve | |
CN107208569B (zh) | 发动机的进气口结构 | |
US10815872B2 (en) | Intake port structure for internal combustion engine | |
JP2019044631A (ja) | 内燃機関のシリンダヘッド | |
JP6460453B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP6508976B2 (ja) | スペーサ | |
US10267272B2 (en) | Intake apparatus and intake flow control valve of internal combustion engine | |
US10648398B2 (en) | Intake structure of internal combustion engine | |
KR102011888B1 (ko) | 내연기관용 유체흐름 조절장치 및 이를 포함하는 체크밸브 | |
JPS5828411B2 (ja) | 多気筒内燃機関の吸気装置 | |
JP7221731B2 (ja) | 内燃機関のシリンダヘッド | |
JP7513876B2 (ja) | 内燃機関 | |
US20100065004A1 (en) | Mixture Motion Enhancing Intake Manifold Gasket | |
JP6920150B2 (ja) | エンジン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171006 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180427 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180425 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180625 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180817 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180830 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6402997 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |