JP6401510B2 - 露光装置及び物品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、露光装置及び物品の製造方法に関する。
フォトリソグラフィ技術を用いて半導体デバイスを製造する際に、マスク(レチクル)のパターンを投影光学系によって基板に投影してパターンを転写する露光装置が使用されている。近年では、マスクと基板とを同期走査しながらマスクのパターンを連続的に基板に転写する走査型の露光装置(スキャナー)が主流となってきている。
露光装置では、マスクを通過(透過)した光のうち、投影光学系内の光学素子で反射された後、マスクで再度反射された光をフレア光(投影系フレア光)と称する。走査型の露光装置において、フレア光が基板上の露光領域以外の領域に到達すると、隣接ショット領域(走査方向又は走査方向に直交する方向)に光量分布が形成され、結像特性を低下させてしまう。そこで、フレア光を遮蔽するための絞りを投影光学系に備えた露光装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−222222号公報
走査型の露光装置においては、従来技術のように投影光学系に絞りを設けると、走査方向に直交する方向に隣接する隣接ショット領域に到達するフレア光を遮蔽することができる。しかしながら、露光スリットが走査方向に幅を有しているため、走査方向に隣接する隣接ショット領域に到達するフレア光を完全には遮蔽することができない。従って、走査型の露光装置において、従来技術では、フレア光による結像性能の低下を十分に抑えることができない。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされ、投影光学系から基板に入射するフレア光の影響を低減するのに有利な露光装置を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての露光装置は、マスクと基板とを走査方向に走査しながら前記マスクのパターンを投影光学系を介して前記基板に転写する走査型の露光装置であって、前記マスクを保持して移動するマスクステージ及び前記基板を保持して移動する基板ステージの少なくとも一方に設けられ、前記投影光学系から前記基板に入射するフレア光の影響を低減するための絞りを有し、前記絞りの開口は、前記基板上の1つのショット領域に対応する第1開口部分と、前記第1開口部分の前記走査方向に直交する第1方向に沿った辺から前記走査方向に平行な第2方向に突き出た複数の第1開口を含む鋸歯形状の第2開口部分と、を含み、前記複数の第1開口のそれぞれの前記第1方向における長さは、前記第1開口部分の前記第1方向に沿った辺から外側へ前記第2方向に離れるにつれて小さくなることを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、投影光学系から基板に入射するフレア光の影響を低減するのに有利な露光装置を提供することができる。
本発明の一側面としての露光装置の構成を示す概略図である。 フレア光を説明するための図である。 フレア光の影響を説明するための図である。 露光装置の構成を示す概略図である。 フレア光の影響を説明するための図である。 露光装置の構成を示す概略図である。 図1に示す露光装置に設けられる絞りの開口の形状の一例を示す図である。 図7に示す開口の第2開口部分の第1開口の拡大図である。 図1に示す露光装置のマスクステージに設けられた絞りの近傍を示す図である。 基板上におけるフレア光の影響を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一側面としての露光装置100の構成を示す概略図である。露光装置100は、マスクと基板とを走査方向(図中矢印方向)に走査しながらマスクのパターンを投影光学系を介して基板に転写する走査型の露光装置(スキャナー)である。露光装置100は、照明光学系1と、マスク2を保持して移動するマスクステージ3と、投影光学系4と、基板5を保持して移動する基板ステージ6と、絞り14とを有する。
照明光学系1からの矩形形状に成形された光(矩形形状の露光スリット)は、マスクステージ3に保持されたマスク2を通過して投影光学系4に入射する。マスク2には、基板5に転写すべきパターンが描画されている。マスク2と基板5とは、光学的に共役な位置関係になっているため、マスク2のパターンは、投影光学系4を介して、基板ステージ6に保持された基板5に転写される。本実施形態では、マスクステージ3(マスク2)と基板ステージ6(基板5)とをY軸方向(走査方向)に同期走査しながら基板5を露光する。
図2は、投影光学系4で発生するフレア光(投影系フレア光)を説明するための図である。図2を参照するに、マスク2を通過した光の一部は、投影光学系4を構成する光学素子4aでマスク側に向けて反射され、マスク2で更に反射されて投影光学系4に入射し、フレア光となる。
図3(a)及び図3(b)を参照して、フレア光が基板上の正規の露光領域(マスク2のパターンを転写しようとする対象ショット領域)以外のショット領域に到達する場合の影響について説明する。照明光学系1からの矩形形状に成形された光、即ち、露光スリット7に対して、マスクステージ3と基板ステージ6とを同期走査しながら基板5を露光することで正規の露光領域9を形成する。このような露光領域9をX軸方向及びY軸方向に逐次ステップ移動しながら繰り返し形成することで、基板上の複数の露光領域(ショット領域)を形成することができる。フレア光が基板5に到達すると、図3(b)に示すように、露光スリット7からはみ出した光量分布8が形成されることになる。従って、マスクステージ3と基板ステージ6とを同期走査しながら基板5の1つのショット領域を露光すると、結果的に、ショット領域からはみ出した光量分布10が形成される(ショット領域からはみ出した領域も露光される)。これにより、正規の露光領域9に対して、X方向及びY方向に隣接するショット領域に光量分布が形成され、結像性能を低下させてしまう。
ここで、特許文献1に開示されている技術、即ち、図4に示すように、フレア光を遮蔽する絞り11を投影光学系4に備えた露光装置について考察する。かかる露光装置では、図5(b)に示すように、露光スリット7からはみだす光(フレア光)はなくなる。但し、露光スリット7がY軸方向に幅を有しているため、図5(c)に示すように、露光スリット7からはみ出した光量分布8が形成されることになる。従って、マスクステージ3と基板ステージ6とを同期走査しながら基板5を露光すると、図5(a)に示すような光量分布12が基板上に形成される。このように、投影光学系4に絞り11を設けたとしても、正規の露光領域9に対して、Y軸方向(走査方向)に隣接するショット領域へのフレア光の影響を完全に抑えることはできない。
また、正規の露光領域9に対して、Y軸方向(走査方向)に隣接するショット領域へのフレア光の影響を抑えるために、図6(a)及び図6(b)に示すように、マスクステージ3に絞り13を設けることも考えられる。図6(a)及び図6(b)のそれぞれは、正規の露光領域9を露光するために、マスクステージ3と基板ステージ6とを±Y軸方向に同期走査した状態を示している。絞り13は、±Y軸方向の最大領域における正規の露光光を遮蔽しない開口形状を有する。絞り13は、マスクステージ3とともに移動するため、露光スリット7のY軸方向の幅の影響を受けない。但し、絞り13は、配置スペースの制約から、マスク2からZ軸方向に離れた位置に設けられることになる。このような場合、図6(a)及び図6(b)に示すように、絞り13の位置は、マスク2に対してデフォーカスしているため、マスク2を通過して広がりを有する光を絞り13で遮蔽することになる。その結果、基板5に到達する光は、正規の露光領域9に対してY軸方向に隣接するショット領域に到達することになり、フレア光を完全に遮蔽することができず、且つ、隣接するショット領域において光量が急激に変化する光量分布を形成してしまう。
そこで、本実施形態では、図7に示すような絞り14をマスクステージ3に設けている。絞り14は、投影光学系4から基板5に入射するフレア光の影響を低減するための開口を有する。絞り14の開口は、基板上の1つのショット領域に対応する第1開口部分142と、第2開口部分144とを含む。
第2開口部分144は、第1開口部分142の走査方向に直交する第1方向(X軸方向)に沿った辺Sxから外側に走査方向に平行な第2方向(Y軸方向)に突き出た複数の第1開口144aを含む鋸歯形状の開口部分である。また、複数の第1開口144aのそれぞれのX軸方向における長さは、第1開口部分142のX軸方向に沿った辺Sxから外側にY軸方向に離れるにつれて小さくなっている(即ち、Y軸方向の距離に応じて変化している)。
また、絞り14の開口は、第1開口部分142のY軸方向に沿った辺からX軸方向に突き出た複数の第2開口146aを含む鋸歯形状の第3開口部分146も含む。複数の第2開口146aのそれぞれのY軸方向における長さは、第1開口部分142のY軸方向に沿った辺Syから外側にX軸方向に離れるにつれて小さくなっている。但し、正規の露光領域9に対してY軸方向に隣接するショット領域に到達するフレア光の影響を低減する観点においては、第3開口部分146は必ずしも必要ではない。
図8は、絞り14の開口のY軸方向の端部の一部、具体的には、第2開口部分144の第1開口144aの拡大図である。図8には、絞り14に入射する光線の絞り面上での径(即ち、デフォーカスした光線の径)EAも示している。絞り14がマスク2からデフォーカスした位置に配置されているため、絞り14に入射する光線は広がりを有する。従って、絞り14の開口の形状、特に、鋸歯形状の第2開口部分144がそのまま基板5に転写されることはなく、空間的にぼけた形状となって基板5に転写される。
また、第2開口部分144における第1開口144aのX軸方向のピッチに対して、絞り14に入射する光線の絞り面上での径EAが大きくなるほど、基板5に転写される第2開口部分144の形状はぼける。従って、本実施形態では、複数の第1開口144aのX軸方向のピッチが、絞り14に入射する光線の絞り面上での径EAよりも小さくなるように、第2開口部分144を形成している。
また、投影光学系4の物体面から絞り14までの距離をZ、投影光学系4の物体面側の開口数をNA、絞り14に入射する光線の絞り面上での径をEAとすると、本実施形態では、以下の式(1)を満たしている。
EA=NA×Z×2 ・・・(1)
このような条件を満たすことで、鋸歯形状の第2開口部分144が空間的にぼけた形状となって基板5に転写される効果を向上させることができる。
図7に示すような絞り14をマスクステージ3に設けたことによる効果について説明する。図9に示すように、絞り14は、マスク2からZ軸方向に9mmデフォーカスさせた(離れた)位置に配置され、実線で示す正規の露光光を遮蔽しない開口を有する。ここでは、絞り14の開口の形状として3つの開口形状(タイプ1、タイプ2及びタイプ3)を考える。タイプ1及びタイプ2は、図7に示すような鋸歯形状の開口形状であって、第1開口144aのX軸方向のピッチを1.5mmとした。第1開口144aのY軸方向における長さLは、タイプ1では4mm、タイプ2では7mmとした。一方、タイプ3は、単純な矩形形状の開口、即ち、絞り13の開口形状とした。また、投影光学系4の物体面側の開口数は0.092とした。この場合、絞り面上での光線の径EAは、0.092×2×9=1.66mmとなる。
図10は、タイプ1、タイプ2及びタイプ3のそれぞれについての基板上におけるフレア光の影響を示す図である。図10では、基板上のY軸方向の位置(マイナス側を正規の露光領域とする)を横軸に採用し、基板5に到達したフレア光の光量を縦軸に採用している。なお、基板5に到達したフレア光の光量は、その最大値を1として規格化している。
図10を参照するに、タイプ3では、正規の露光領域に対してY軸方向に隣接するショット領域において光量が急激に変化している。一方、タイプ1及びタイプ2では、タイプ3と比較して、光量がY軸方向に対して緩やかに低減している。また、第1開口144aのY軸方向における長さLを長くしたタイプ2の方が、第1開口144aのX軸方向のピッチに対して光線の径EAが相対的に大きくなるため、光量がより緩やかに低減している。
本実施形態では、絞り14をマスクステージ3に設けているが、基板ステージ6に絞り14を設けても同様な効果が得られる。換言すれば、マスクステージ3及び基板ステージ6の少なくとも一方に絞り14を設ければよい。基板ステージ6に絞り14を設ける場合には、投影光学系4の像面から絞り14までの距離をZ、投影光学系4の像面側の開口数をNA、絞り14に入射する光線の絞り面上での径をEAとして、上述した式(1)を満たすようにする。また、マスク2のパターンが形成されたパターン面を保護する保護膜を保持する保持部材に絞り14を設けても同様な効果が得られる。
また、絞り14ではなく、第2開口部分144(第1開口144a)と同様な機能を実現する透過率分布を有する光学部材をマスクステージ3及び基板ステージ6の少なくとも一方に設けても同様な効果が得られる。この場合、かかる光学部材は、基板上の1つのショット領域の形状に対応する第1部分と、第1部分の走査方向に直交する第1方向に沿った辺から走査方向に平行な第2方向に突き出た第2部分とを含む。また、第2部分の第2方向に沿った透過率分布が、第1部分の第1方向に沿った辺からの第2方向における距離が長くなるにつれて透過率が減少する分布となるようにする。
また、上述した透過率分布を、マスク2のパターンが形成されたパターン面を保護する保護膜(ペリクル)に形成してもよい。この場合、かかる保護膜は、マスク2のパターン面に対応する第1部分と、第1部分の走査方向に直交する第1方向に沿った辺から走査方向に平行な第2方向に突き出た第2部分とを含む。また、第2部分の第2方向に沿った透過率分布が、第1部分の第1方向に沿った辺からの第2方向における距離が長くなるにつれて透過率が減少する分布となるようにする。但し、上述した透過率分布を保護膜に形成する場合には、マスク2と保護膜との距離が近いため、保護膜上での光線の径EAが小さくなるため、それに応じた透過率分布を形成する必要がある。
また、正規の露光領域9(ショット領域)を広くしたり、又は、狭くしたりして基板5を露光する場合には、それに応じて絞り14の開口(特に、第1開口部分142)の大きさを可変とする可変部を設ければよい。これにより、様々な大きさの正規の露光領域9に対応することが可能となる。
本実施形態によれば、投影光学系4から基板5に入射する(特に、正規の露光領域9に対して走査方向に隣接するショット領域に到達する)フレア光の影響を低減することができる。従って、露光装置100は、フレア光による結像性能の低下を十分に抑えることができ、高いスループットで経済性よく高品位なデバイス(半導体デバイス、液晶表示デバイスなど)を提供することができる。
本発明の実施形態における物品の製造方法は、例えば、半導体デバイスなどのマイクロデバイスや微細構造を有する素子などの物品を製造するのに好適である。かかる製造方法は、露光装置100を用いて、感光剤が塗布された基板を露光する工程と、露光した基板を現像する工程を含む。また、上記形成工程につづけて、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージングなど)を含みうる。本実施形態における物品の製造方法は、従来に比べて、物品の性能、品質、生産性及び生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100:露光装置 2:マスク 5:基板 14:絞り 142:第1開口部分 144:第2開口部分 144a:第1開口

Claims (10)

  1. マスクと基板とを走査方向に走査しながら前記マスクのパターンを投影光学系を介して前記基板に転写する走査型の露光装置であって、
    前記マスクを保持して移動するマスクステージ及び前記基板を保持して移動する基板ステージの少なくとも一方に設けられ、前記投影光学系から前記基板に入射するフレア光の影響を低減するための絞りを有し、
    前記絞りの開口は、前記基板上の1つのショット領域に対応する第1開口部分と、前記第1開口部分の前記走査方向に直交する第1方向に沿った辺から前記走査方向に平行な第2方向に突き出た複数の第1開口を含む鋸歯形状の第2開口部分と、を含み、
    前記複数の第1開口のそれぞれの前記第1方向における長さは、前記第1開口部分の前記第1方向に沿った辺から外側へ前記第2方向に離れるにつれて小さくなることを特徴とする露光装置。
  2. 前記絞りの開口は、前記第1開口部分の前記第2方向に沿った辺から前記第1方向に突き出た複数の第2開口を含む鋸歯形状の第3開口部分を含み、
    前記複数の第2開口のそれぞれの前記第2方向における長さは、前記第1開口部分の前記第2方向に沿った辺から外側へ前記第1方向に離れるにつれて小さくなることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記複数の第1開口の前記第1方向のピッチは、前記絞りに入射する光線であって前記絞り面上でデフォーカスされた光線の径よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置。
  4. 前記絞りは、前記マスクステージに設けられ、
    前記投影光学系の物体面から前記絞りまでの距離をZ、前記投影光学系の物体面側の開口数をNA、前記絞りに入射する光線であって前記絞り面上でデフォーカスされた光線の径をEAとすると、
    EA=NA×Z×2
    を満たすことを特徴とする請求項3に記載の露光装置。
  5. 前記絞りは、前記基板ステージに設けられ、
    前記投影光学系の像面から前記絞りまでの距離をZ、前記投影光学系の像面側の開口数をNA、前記絞りに入射する光線であって前記絞り面上でデフォーカスされた光線の径をEAとすると、
    EA=NA×Z×2
    を満たすことを特徴とする請求項3に記載の露光装置。
  6. 前記ショット領域の大きさに応じて、前記絞りの開口の大きさを可変とする可変部を更に有することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の露光装置。
  7. 前記フレア光は、前記基板上のショット領域のうち、前記パターンを転写しようとする対象ショット領域に対して前記第2方向に隣接するショット領域に入射することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の露光装置。
  8. マスクと基板とを走査方向に走査しながら前記マスクのパターンを投影光学系を介して前記基板に転写する走査型の露光装置であって、
    前記マスクは、前記パターンが形成されたパターン面を保護する保護膜を有し、
    前記保護膜は、前記パターン面に対応する第1部分と、前記第1部分の前記走査方向に直交する第1方向に沿った辺から前記走査方向に平行な第2方向に突き出た第2部分と、を含み、
    前記第2部分の前記第2方向に沿った透過率分布は、前記第1部分の前記第1方向に沿った辺から外側へ前記第2方向に離れるにつれて透過率が減少する分布であることを特徴とする露光装置。
  9. マスクと基板とを走査方向に走査しながら前記マスクのパターンを投影光学系を介して前記基板に転写する走査型の露光装置であって、
    前記マスクの前記パターンが形成されたパターン面を保護する保護膜を保持する保持部材に設けられ、前記投影光学系から前記基板に入射するフレア光の影響を低減するための絞りを有し、
    前記絞りの開口は、前記パターン面に対応する第1開口部分と、前記第1開口部分の前記走査方向に直交する第1方向に沿った辺から前記走査方向に平行な第2方向に突き出た複数の第1開口を含む鋸歯形状の第2開口部分と、を含み、
    前記複数の第1開口のそれぞれの前記第1方向における長さは、前記第1方向に沿った辺から外側へ前記第2方向に離れるにつれて小さくなることを特徴とする露光装置。
  10. 請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    露光した前記基板を現像する工程と、
    を有することを特徴とする物品の製造方法。
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