JP2010073835A - 露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ステージを傾けて露光する場合に、ステージを傾けたことに起因する像のシフトおよび像の崩れの発生を低減し、焦点深度を拡大する露光装置を提供する。
【解決手段】
光源と、原版を保持して移動させる原版ステージと、基板を保持して移動させる基板ステージと、前記光源から照射される光を被照射面に導く照明光学装置と、を有するスキャン型の露光装置において、前記原版ステージおよび前記基板ステージの少なくとも一方は、走査方向を光軸に対して傾けることが可能に設けられ、前記照明光学装置は、前記被照射面または前記被照射面の共役面からデフォーカスした位置に少なくとも2つの遮光手段を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、原版の回路パターンを基板に露光する露光装置に関する。
半導体処理速度の高速化、電子機器の小型化が近年一段と進み、半導体デバイスの微細化に対する要求はますます高まりつつある。シリコンウェハやガラスプレートなどの基板に微細な回路パターンを描画する工程では、リソグラフィー技術は欠くことができない技術となっている。
このリソグラフィー工程では、回路パターンが予めパターニングされた原版であるレチクルを照明し、投影光学系を通してその像を感光基板上に転写する。ここでは原版として「レチクル」という言葉を用いたが、一般的に投影光学系が縮小光学系である場合に原版として「レチクル」、等倍光学系である場合に原版として「マスク」という言葉が用いられる。本発明は投影光学系の倍率によって限定されるものではないが、以下では原版として「レチクル」という言葉を用いる。
半導体露光装置は主にステップ型露光装置とスキャン型露光装置の2種類に分けることができる。ステップ型露光装置はスキャン型露光装置に比べて、構造が比較的簡単でコストが抑えられるという利点がある。しかし、広い領域を露光するためには投影光学系の露光フィールドを大きくとる必要があり、収差補正の観点からは不利である。
スキャン型露光装置では、レチクルと感光基板を同期して走査しながら露光が行われる。走査することによって投影光学系の露光フィールドよりも大きな領域を露光することができるため、投影光学系の露光フィールドを小さくすることできる利点がある。
従って、投影光学系の収差補正の点で、スキャン型露光装置はステップ型露光装置よりも優れている。
露光装置の光源には、波長が約248nmのKrFエキシマレーザーや波長が約193nmのArFエキシマレーザーなどパルス光源が用いられることが多い。
スキャン型露光装置でパルス光源を用いる場合、感光基板上において、パルスの不連続性に起因する走査方向の露光量のムラが発生する。
このパルスの不連続性に起因する走査方向の露光量のムラを防止する方法として、特許文献1に開示されているように、遮光部材を、被照射面またはその共役面に対してデフォーカスして配置する方法が提案されている。以下では、被照射面またはその共役面を単に「被照射面」と呼ぶ場合があるが、その場合に共役面が含まれるかどうかは当業者にとっては自明な事項である。
遮光部材によって切り出された直後において、光強度分布のエッジはシャープな立ち上がりとなるが、特許文献1に開示されているように、遮光部材が被照射面からデフォーカスした位置に配置されている場合、被照射面には台形状の光強度分布が形成される。
このように光強度分布が走査方向に台形状の分布であることで、継ぎ目において積算露光量がばらつくという不都合を回避することができる。
また、パルスの不連続性に起因する走査方向の露光量のムラを防止する別の方法として、特許文献2に開示されているように、被照射面の共役面に対してロッド型インテグレータの射出面をデフォーカスする方法が提案されている。
ところで、露光装置の解像度Rは、一般にRayleighの式と呼ばれる以下の式で表される。
Figure 2010073835
ここでk1はプロセス係数、λは露光装置の光源波長、NAは投影光学系の開口数である。
Rayleighの式から、解像度Rを小さくして微細な回路パターンを描画するためには、プロセス係数k1か波長λを小さくするか、投影光学系のNAを大きくすればよい。このため、半導体デバイスの微細化に伴い、露光装置の光源は短波長化が進み、投影光学系のNAは拡大してきている。
また、実際のリソグラフィー工程では感光基板の湾曲やプロセスによる感光基板の段差等の影響、感光部材自体の厚さのために、ある程度の焦点深度が必要となる。焦点深度は一般的に以下の式で表される。
Figure 2010073835
この式から明らかなように、焦点深度は光源の短波長化、投影光学系のNAの増加とともに小さくなる。微細なパターンのデバイス製造においては焦点深度の値が小さくなるため、歩留まりの悪化を招く。
波長や投影光学系のNAを変えることなく焦点深度を拡大する方法として、非特許文献1に開示されているように、光軸に対してステージの走査方向を傾けて露光する方法がある。この方法によれば、走査露光される際に感光基板は多数の焦平面上で露光されることになるので、焦点深度が拡大される。
光源のパルス特性に起因する走査方向の照度ムラを避けるための従来例として、特許文献1に示されるように、被照射面の共役面前後のどちらか一方にデフォーカスした位置に遮光部材を配置する構成がある。
あるいは別の従来例として、特許文献2に示されるように、被照射面の共役面に対してロッドインテグレータの射出面をデフォーカスする構成がある。この場合、非特許文献1に開示されているように、光軸に対してステージの走査方向を傾けて露光すると、像がシフトする。
特許第3377053号公報 特開平11−329963号公報 Proc.of SPIE、Vol. 6154、61541K−1
図5を参照して、従来例の露光装置において、光軸に対して感光基板(ステージ)が傾いた状態で露光した場合に像がシフトする理由を説明する。
図5の右上に示されるように光軸方向をZ軸、光軸に対してステージの傾きがゼロの時にステージが走査する方向をY軸、Y軸とZ軸に直交する方向をX軸と定義し、以下でも特に指定しない限りこの座標系を用いる。
図5(a)では、台形状分布の形成方法として、例示的に被照射面100またはその共役面からデフォーカスした位置に遮光部材103aを配置する方法を示している。
しかし、ロッドインテグレータの射出面を被照射面100からデフォーカスした位置に配置した構成についても、以下の説明は同様に適用される。
被照射面100からデフォーカスした位置に遮光部材103aを配置することにより、図5(b)に示されるように被照射面100には台形状の光強度分布100aが形成される。光強度分布100aを台形状に形成することにより、パルスの不連続性に起因する走査方向の積算露光量のムラを避けることができる。
図5(a)(b)において、点Bは光軸1a上の点、点Aおよび点Cは光強度が台形の光強度分布100aの斜辺部分となる点である。図5(a)に示されるように光束の一部がスリットである遮光部材103aで遮光されるために、被照射面100における光の角度分布は一様でない。図5(a)に示される点Aと点Cでは、光の角度分布は鏡像関係となる。
なお、被照射面100およびその共役面上の光の角度分布は一般に「有効光源」と呼ばれることがある。従って、本明細書においても今後「光の角度分布」という言葉の代わりに「有効光源」という言葉を用いる場合がある。
被照射面100(光軸1a)に対して露光領域における基板を傾けて走査しない通常の露光装置では、走査されることによって点Aと点Cの有効光源が足し合わされるため、全体としての有効光源は、点Bにおける有効光源とほぼ同じであり、像のシフトは生じない。
これに対して、被照射面100に対してステージを傾けた場合には、像ズレが生じるが、以下、図5を参照して、像ズレが生じる理由を説明する。
図5(c)では、Z軸に対して図5(c)の上側でデフォーカスがマイナス、下側でデフォーカスがプラスとなるように基板ステージ、すなわち、基板16を傾けた場合が示される。図5(a)に示されるように、被照射面100のある一点を照射する光の全体的な方向を表す重心光線100bは、図5(a)の上側の部分で上向き、下側の部分で下向きとなる。
図5(c)の上側の領域では、重心光線100bと感光基板16の交点16aは、デフォーカスがマイナスであるために、基板ステージの傾きがない場合と比べてY軸のマイナス方向にずれる。図5(c)の下側の領域では、重心光線100bと感光基板16の交点16bは、デフォーカスがプラスであるために、基板ステージの傾きがない場合と比べてY軸のマイナス方向にずれる。このように、重心光線100bと感光基板16の交点16a,16bが上下共にY軸のマイナス方向にずれるために、走査によってそれぞれの寄与が足し合わされても像のシフトが発生する。
また、従来例の露光装置では、被照射面100に対してステージの走査方向を傾けて露光すると、あたかも投影光学系にコマ収差があるかのように像の崩れが発生した。
以下の説明では、簡単に説明するため「コマ」という言葉を用いるが、特に指定しない限り投影光学系のコマ収差のことを表すのではなく、ステージを傾けたことに起因する像の崩れを表す。
そこで、本発明は、基板を傾けて露光する場合に、傾けたことに起因する像のシフトおよび像の崩れの発生を低減し、焦点深度を拡大する露光装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の露光装置は、光源と、原版を移動させる原版ステージと、基板を移動させる基板ステージと、前記光源から照射される光を被照射面に導く照明光学装置と、前記原版のパターンの像を前記基板に投影する投影光学系とを有するスキャン型の露光装置において、前記原版ステージが前記被照射面に対して前記原版を傾けるか、前記基板ステージが前記投影光学系の像面に対して前記基板を傾けるかの少なくとも一方が可能であり、前記照明光学装置は、前記被照射面から前記光源側にデフォーカスした位置及び前記被照射面の共役面から前記光源側にデフォーカスした位置の内、少なくともどちらかの位置に配置される遮光手段と、前記被照射面の共役面から前記被照射面側にデフォーカスした位置に配置される遮光手段とを有することを特徴とする。
さらに、本発明の露光装置は、光源と、原版を保持して移動させる原版ステージと、基板を保持して移動させる基板ステージと、前記光源から照射される光を被照射面に導く照明光学装置と、前記原版のパターンの像を前記基板に投影する投影光学系とを有するスキャン型の露光装置において、前記原版ステージが前記被照射面に対して前記原版を傾けるか、前記基板ステージが前記投影光学系の像面に対して前記基板を傾けるかの少なくとも一方が可能であり、前記照明光学装置は、ロッド型のインテグレータと、前記ロッド型インテグレータと前記被照射面との間に配置される遮光手段とを有し、前記遮光手段は前記被照射面の共役面からデフォーカスした位置に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、基板を傾けて露光する場合に、傾けたことに起因する像のシフトおよび像の崩れの発生を低減し、焦点深度を拡大する。
図1の概略構成図、図2、図3を参照して、本発明の実施例1の露光装置を説明する。
本実施例1の露光装置は、スキャン型の露光装置で、光源1は、波長が約193nmのArFエキシマレーザー、あるいは、約248nmのKrFエキシマレーザーから成るが、光源1の種類、波長、個数には限定されない。
引き回し光学系2は、光源1から照射される光束1aを回折光学素子3に導く光学系である。回折光学素子3は、複数のスロットを有する図示されないターレットに搭載され、アクチュエーター4により、回折光学素子3および所定の素子は照明光学系の光路内に移動される。回折光学素子3の射出光3aは、コンデンサーレンズ5により集光され、回折パターン面6に回折パターンを形成する。アクチュエーター4により光路内上に位置する回折光学素子3を交換することにより回折パターンの形状を変えることができる。
回折パターン面6に形成された回折パターンは、プリズム7、ズームレンズ8によって輪帯率やσ値などのパラメータが調整された後、ミラー9に入射する。ミラー9は入射光束に対して所定の傾きを有している。インテグレータ101はレンズアレイから成り、ミラー9によって反射した光束9aは、インテグレータ101を介してコンデンサーレンズ102に入射される。
プリズム7(7a,7b)はズーミングすることが可能であり、プリズム7aとプリズム7bの間の距離が十分に小さい場合、プリズム7aとプリズム7bは一体化した一枚の平行ガラス平板とみなすことができる。このとき、回折パターン面6に形成された回折パターンは、ほぼ相似形状を保ちながらズームレンズ8の拡大縮小によりσ値が調整され、遮光部材101の入射面に結像される。プリズム7aとプリズム7bの位置を離すことによって、回折パターン面6に形成された回折パターンは、輪帯率や開口角も調整される。
インテグレータ101から射出された光101aは,コンデンサーレンズ102で集光されて、マスキングユニット104が位置する平面は、ほぼ矩形形状の光強度分布で照明される。マスキングユニット104は、原版であるレチクル13の照明範囲を特定するために配置され、原版ステージであるレチクルステージ14および基板ステージであるウェハステージ17と共に同期して走査される。レチクルステージ14は、レチクル13を保持して移動させるステージで、ウェハステージ17は、基板であるウェハ16を保持して移動させるステージである。
光源1から照射される光1aを被照射面に導く照明光学装置は、上流側の引き回し光学系2から下流側のコリメータレンズ12あるいは投影光学系15までの構成要素を有する。投影光学系15は、レチクル13のパターンの像をウェハ16に投影する光学系である。図1に示されるようにウェハステージ17は、投影光学系15の像面に対してウエハ(少なくとも露光領域)を傾けて走査することが可能に設けられる。本実施例1においては、ウェハステージ17が投影光学系15の像面に対してウェハ16を傾けるが、レチクルステージ14が被照射面に対してレチクル13を傾ける場合もあり、少なくとも一方が可能に構成される。
この照明光学装置は、前記被照射面または前記被照射面の共役面からデフォーカスした位置に2つの遮光手段である遮光ユニット103,105を有する。遮光ユニット103は、被照射面から光源1側にデフォーカスした位置及び被照射面の共役面から光源1側にデフォーカスした位置の内、少なくともどちらかの位置に配置される遮光手段である。遮光ユニット105は、被照射面の共役面から被照射面側にデフォーカスした位置に配置される遮光手段である。
図2を参照して、上流側の光源1側から見た遮光ユニット103を説明すると、遮光ユニット103は、アクチュエーター106と連結され、照度ムラを補正する機能を有し、遮光部材103aと遮光部材103bとから構成される。遮光部材103aは、アクチュエーター106に連結され、先端103dの形状を所定形状に変形することができる。遮光部材103aの先端103dは、光線有効領域103c内に位置し、光線の一部を遮光することにより被照射面に到達する光の強度を調整する。
図1に示されるようにコンデンサーレンズ10からの光束10aに対して所定の傾きを有するミラー11で反射した光11aは、コリメータレンズ12を介して原版であるレチクル13を照明する。レチクル13は原版ステージであるレチクルステージ14によって保持されている。レチクル13のパターンは投影光学系15によって基板であるウェハ16に転写される。
本実施例1においては、基板ステージであるウェハステージ17は、走査する方向を光軸1bに対して傾けることができるように構成され、ウェハステージ17を傾けて露光することによって、焦点深度を拡大できる。
図1およびインテグレータ101から遮光手段である遮光ユニット103、105の部分を拡大した図3を参照して、本実施例1を、さらに詳しく説明する。
ここで、遮光手段である遮光ユニット103、105は、光線を減光する場合も含む。
光101aをレンズアレイであるインテグレータ101に入射して、コンデンサーレンズ102で集光したときに、コンデンサーレンズ102の焦平面は、ほぼ矩形形状で照明される。インテグレータ101を構成する要素レンズの入射面は被照射面とほぼ共役関係にある。
図3(a)に示される光線101aはインテグレータ101から光軸1bと平行に射出され点Dに向かう光線で、光線101bはインテグレータ101から光軸1bに対して傾きをもって射出され点Eに向かう光線である。さらに、重心光線100bが示される。
本実施例1では、被照射面の共役面であるマスキングユニット104が位置する面の前後に、遮光手段である遮光ユニット103および遮光ユニット105が配置される。
光線101aは、遮光ユニット103および遮光ユニット105によっては遮光されないが、光線101bは、遮光ユニット103および遮光ユニット105によって光線の一部が遮光される。
図3(b)には、レチクル13面上の有効光源13a,13b、図3(c)にはレチクル13面上の光強度分布13cが示される。点D’および点E’はそれぞれ点Dと点Eと共役関係にある。
点Dを通過する光線101aは遮光ユニット103および遮光ユニット105によって遮光されないので、点D’の有効光源13bは図3(b)に示されるように、ほぼ円形となる。
なお、ここでは簡単に説明するために有効光源は、コンベンショナル照明と呼ばれる円形形状の場合について示してあるが、プリズム7や回折光学素子3の組み合わせによっては輪帯や多重極などの形状となる。いずれにしても、本発明の実施例は、回折光学素子やプリズムなどによって形成される有効光源の形状によって限定されるものではない。
一方、点Eを通過する光線101bは、点E’における有効光源13aが,ほぼ軸対称となるように遮光ユニット103および遮光ユニット105によって遮光される。
また、図3(c)に示されるように、点E’に到達する光線はその一部が遮光されるために、点D’と比較すると光強度分布は小さくなる。したがって、レチクル13は台形状の光強度分布13cで照明される。
図3(a)(b)に示されるように本実施例1では、レチクル13における有効光源13a,13bは、各点でほぼ軸対称であり、レチクル13面における重心光線100bは各点で、ほぼ光軸1bと平行になる。
以上説明したように、本実施例1によれば、Y軸方向の光強度分布によらず、重心光線100bがほぼ光軸と平行になるため、レチクルステージ14を光軸1bに対して傾けて露光しても像シフトは発生しない。さらに、ステージを傾けたことに起因する像の崩れの発生を低減した。
すなわち、本実施例1により、走査方向の積算露光量のムラを抑え、像シフトおよびコマを極力発生させることなく、焦点深度を拡大できた。なお、遮光手段の内、少なくとも一つの遮光手段である遮光ユニット105は、有効領域から着脱が可能(照明光学装置の光路に対して挿脱可能)で、退避可能な構造にしても良い。ステージを傾けて露光しない場合に、遮光ユニットを有効領域から外しておけば光量の損失を抑えることができる。
次に、図4を参照して、本発明の実施例2について説明する。
本実施例2は、実施例1と構成は共通するが、ウェハステージ17を傾ける代わりに、レチクルステージ14が光軸1bに対して傾けられる。
本実施例2によれば、レチクルステージ14を傾けても焦点深度が向上した。
次に、図6、図7を用いて本発明の実施例3を説明する説明する。
本実施例3では、遮光ユニット204および遮光ユニット205がマスキングユニット203の前後ではなく、遮光ユニット204がマスキングユニット203の近傍の下流側、遮光ユニット205がレチクル13の近傍の上流側に配置される。遮光ユニット204はアクチュエーター206と連結され、照度ムラを補正することが可能である。
図6およびインテグレータ101からレチクル13の部分を拡大した図7を参照して、本実施例3を、より詳しく説明する。なお、簡単に説明するために図7では、ミラー11は省略する。
図7(a)に示されるように光線101aは、インテグレータ101から光軸1bと平行に射出され点Fに向かう光線である。光線101bは、インテグレータ101から光軸1bに対して傾きをもって射出され点Gに向かう光線を示す。
本実施例3では、被照射面の共役面であるマスキングユニット203が位置する面の後方の下流側に遮光ユニット204が配置され、レチクル13の近傍の上流側に遮光ユニット205が配置される。本実施例3は、被照射面の近傍に1つの遮光ユニットが配置され、被照射面の共役面の近傍に1つのユニットが配置される構成であるが、間に中間結像面を設け、その近傍に遮光ユニットを配置するような構成であってもよい。
光線101aは、遮光ユニット204および遮光ユニット205によっては遮光されない。一方、光線101bは、遮光ユニット204および遮光ユニット205によって光線の一部が遮光される。
図7(b)においては、レチクル13面上の有効光源13d、13e、図7(c)においてはレチクル13面上の光強度分布13fが示される。点F’および点G’はそれぞれ点Fと点Gと共役関係にある。
点Fを通過する光線101aは遮光ユニット204および遮光ユニット205によって遮光されないので、図7(b)に示されるように点F’の有効光源13dは、ほぼ円形となる。なお、ここでは簡単に説明ために有効光源13d,13eは、コンベンショナル照明と呼ばれる円形形状の場合について示してあるが、プリズム7や回折光学素子3の組み合わせによっては輪帯や多重極などの形状となる。いずれにしても、本実施例3は回折光学素子やプリズムなどによって形成される有効光源の形状によって限定されるものではない。
一方、点Gを通過する光線101bは、点G’における有効光源13eがほぼ軸対称となるように、遮光ユニット204および遮光ユニット205によって遮光される。
また、図7(c)に示されるように、点G’に到達する光線101bは、その一部が遮光されるために、点F’と比較すると光強度分布は小さくなる。したがって、レチクル13は台形状の光強度分布13fで照明される。
図7(b)に示されるように本実施例3では、レチクル13における有効光源13d、13eは、各点でほぼ軸対称であり、レチクル13面における重心光線100bは各点でほぼ光軸と平行になる。
以上説明したように本実施例3によれば、Y軸方向の光強度分布によらず、重心光線100bがほぼ光軸と平行になるため、ウェハステージ17を光軸1bに対して傾けて露光しても像シフトは発生しない。さらに、ステージを傾けたことに起因する像の崩れの発生を低減した。
すなわち、本実施例3により、走査方向の積算露光量のムラを抑え、像シフトおよびコマを極力発生させることなく、焦点深度を拡大できた。
なお、遮光ユニット204および遮光ユニット205は有効領域から着脱が可能で、退避可能な構造にしても良い。ステージを傾けて露光しない場合に、遮光部材を有効領域から外しておけば光量の損失を抑えることができる。
次に、図8、図9を参照して、本発明の実施例4を説明する。
本実施例4は、実施例1と構成は共通するが、コンデンサーレンズ301によって集光された光がインテグレータ302に入射する構成である。
前記照明光学装置は、ロッド型のインテグレータであるインテグレータ302を有し、インテグレータ302と被照射面の間に配置される遮光手段である遮光ユニット304を有し、遮光ユニット304は被照射面の共役面からデフォーカスした位置に配置される。遮光ユニット304は、照明光学装置の光路に対して挿脱可能に設けられる。
インテグレータ302はロッド型のインテグレータから成り、インテグレータ302の後方の下流側のデフォーカスした位置が被照射面の共役面に対応し、この位置にマスキングユニット303が配置される。マスキングユニット303の後方の下流側には遮光ユニット304が配置される。遮光ユニット304はアクチュエーター305と連結され、照度ムラを補正することが可能である。
図8およびインテグレータ302から遮光ユニット304の部分を拡大した図9を参照して、本実施例4を、さらに詳しく説明する。
図9(a)に示される光線302aはインテグレータ302から射出され点Hに向かう光線で、光線302bはインテグレータ302から射出され点Iに向かう光線である。
本実施例4では、被照射面の共役面であるマスキングユニット303が位置する面の後方である下流側に遮光ユニット304が配置される構成となっているが、間に中間結像面を設け、その近傍に遮光ユニットを配置するような構成であってもよい。
光線302aは、遮光ユニット304によっては遮光されない。一方、光線302bは遮光ユニット304によって光線の一部が遮光される。
図9(b)においてはレチクル13面上の有効光源13g、13h、図9(c)においてはレチクル13面上の光強度分布13iが示される。点H’および点I’はそれぞれ点Hと点Iと共役関係にある。
点Hを通過する光線302aは遮光ユニット304によって遮光されないので、図9(b)に示されるように点H’の有効光源13hは、ほぼ円形となる。なお、ここでは簡単に説明するために有効光源13g、13hは、コンベンショナル照明と呼ばれる円形形状の場合について示してあるが、プリズム7や回折光学素子3の組み合わせによっては輪帯や多重極などの形状となる。いずれにしても、本実施例は回折光学素子やプリズムなどによって形成される有効光源の形状によって限定されるものではない。
一方、点Iを通過する光線302bは、点I’における有効光源13gがほぼ軸対称になるように遮光ユニット304によって遮光される。
また、図9(c)に示されるように、点I’に到達する光線302bはその一部が遮光されるために、点H’と比較すると光強度分布は小さくなる。従って、レチクル13は台形状の光強度分布13iで照明される。
図9(b)に示されるように、本実施例4ではレチクル13における有効光源13g、13hは、各点でほぼ軸対称であり、レチクル13面における重心光線100bは各点でほぼ光軸と平行になる。
以上説明したように本実施例4によれば、Y軸方向の光強度分布によらず、重心光線100bがほぼ光軸と平行になるため、ウェハステージ17を光軸1bに対して傾けて露光しても像シフトは発生しない。さらに、ステージを傾けたことに起因する像の崩れの発生を低減した。すなわち、本実施例4により、走査方向の積算露光量のムラを抑え、像シフトおよびコマを極力発生させることなく、焦点深度を拡大できた。
なお、遮光ユニット304は有効領域13g、13hから着脱が可能で、退避可能な構造にしても良い。ステージを傾けて露光しない場合に、遮光ユニットを有効領域から外しておけば光量の損失を抑えることができる。
次に、図10を参照して本発明の実施例5を説明する。
本実施例5は、実施例4と構成は共通するが、レチクルステージ14が光軸に対して傾けられ、ウェハステージ17を傾ける代わりに、レチクルステージ14を傾けても焦点深度が向上した。
次に、図11を参照して、本発明の実施例1から5によるスキャン後の積算有効光源について説明する。
図11(a)に示されるように、実施例1から5では、レチクル13面における光強度は台形形状の分布13jとなる。図11(b)に示されるように、光強度の中心部である点K’では有効光源13kは円形形状であるのに対して、光強度が台形分布の斜辺部分に対応する点J’および点L’では有効光源13m、13nは上下部分が欠けた形状となる。
ウェハ16の一点を照明する有効光源は、レチクル13およびウェハ15が同期してスキャンされるため、図11(b)に示されるようにレチクル13面における有効光源13pが積算され、上下で光量が減衰した形状となる。このように有効光源に非対称性があると、パターンを露光した際に縦方向と横方向で線幅差が生じ、好ましくない。
この線幅差を低減するためには、本実施例の露光装置に有効光源の非対称性を調整する補正手段を有することが好適である。
そこで、図12を参照して、この補正手段を有する実施例6を説明する。
本実施例6は、実施例1と構成は共通するが、この補正手段である遮光ユニット401を有する。
図13(a)は、遮光ユニット401から、遮光ユニット105までを拡大した図である。この遮光ユニット401は、光軸1bと垂直な方向に駆動可能に構成され、インテグレータ101の光源側である上流側に配置される。インテグレータ101の入射面は、被照射面の瞳共役面に相当し、その位置からややデフォーカスした位置に遮光ユニット401は配置される。
図13(b)に示されように、遮光ユニット401はX方向に駆動可能に構成され、光線有効領域401aの一部を遮光することができる。遮光ユニット401で有効光源のX軸方向の分布を調整することにより、図11(b)、図13(c)に示される有効光源13pの非対称性が緩和され、図13(c)に示される有効光源13rのような縦方向と横方向で対称性が良い分布に補正することができる。
遮光ユニット401は、有効領域から着脱が可能で、退避可能な構造にしても良い。ステージを傾けて露光しない場合に、遮光部材を有効領域から外しておけば光量の損失を抑えることができる。
次に、図14を参照して、別の補正手段を有する本発明の実施例7を説明する。
本実施例7は、実施例3と構成は共通するが、別の補正手段である透過率分布を有するフィルター402を有する。
図15(a)は、フィルター402から、コンデンサーレンズ102までを拡大した図である。フィルター402はインテグレータ101の光源側である上流側に配置される。インテグレータ101の入射面は、被照射面の瞳共役面に相当し、その近傍の上流側にフィルター402は配置される。
図15(b)に示されるように、フィルター402はY方向に透過率分布を持ち、このフィルター402の透過率分布は、図11(b)、図15(c)に示される有効光源13pの非対称性が緩和するように構成される。従って、フィルター402を設けることにより、図15(c)に示される有効光源13sのように、ほぼ均一な有効光源分布を形成することができる。このフィルター402は、照明光学装置の光路に対して挿脱可能に設けられる。ステージを傾けて露光しない場合に、遮光部材を有効領域から外しておけば光量の損失を抑えることができる。
(デバイス製造方法の実施例)
デバイス(半導体集積回路素子、液晶表示素子等)は、前述のいずれかの実施例の露光装置を使用して、感光剤を塗布した基板(ウェハ、ガラスプレート等)を露光する工程と、その露光された基板を現像する工程と、現像された基板を加工する工程と、を経ることにより形成、製造される。現像された基板を加工する工程には、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等を含む。
本発明の実施例1の露光装置の概略構成図である。 遮光部材により照度分布が調整可能であることを示す概略図である。 本実施例1において、ほぼ軸対称な有効光源と台形状の光強度分布が形成される様子を説明する説明図である。 本発明の実施例2の露光装置の概略構成図である。 従来例の露光装置において、光軸に対してステージを傾けた場合に像がシフトする理由の説明図である。 本発明の実施例3の露光装置の概略構成図である。 図6に示す露光装置によりほぼ軸対称な有効光源と台形状の光強度分布が形成される様子を説明するための図である。 本発明の実施例4の露光装置の概略構成図である。 本実施例4において、ほぼ軸対称な有効光源と台形状の光強度分布が形成される様子を説明する説明図である。 本発明の実施例5の露光装置の概略構成図である。 本発明の実施例1から5におけるスキャン後の積算有効光について説明する説明図である。 本発明の実施例6の露光装置の概略構成図である。 本実施例6において、遮光ユニットにより有効光源の非対称性を補正可能であることを説明する説明図である。 本発明の実施例7の露光装置の概略構成図である。 本実施例7において、フィルターにより有効光源の非対称性を補正可能であることを説明する説明図である。
符号の説明
1 光源
2 引き回し光学系
3 回折光学素子
4 アクチュエーター
5 コンデンサーレンズ
6 フーリエ変換面
7 プリズム
8 ズームレンズ
9 ミラー
10 コンデンサーレンズ
11 ミラー
12 コリメータレンズ
13 レチクル
14 レチクルステージ
15 投影光学系
16 ウェハ
17 ウェハステージ
101 インテグレータ
102 コンデンサーレンズ
103 遮光ユニット
104 マスキングユニット
105 遮光ユニット
106 アクチュエーター
203 マスキングユニット
204 遮光ユニット
205 遮光ユニット
206 アクチュエーター
301 コンデンサーレンズ
302 インテグレータ
303 マスキングユニット
304 遮光ユニット
305 アクチュエーター
401 遮光ユニット
402 フィルター

Claims (9)

  1. 光源と、
    原版を移動させる原版ステージと、
    基板を移動させる基板ステージと、
    前記光源から照射される光を被照射面に導く照明光学装置と、
    前記原版のパターンの像を前記基板に投影する投影光学系とを有するスキャン型の露光装置において、
    前記原版ステージが前記被照射面に対して前記原版を傾けるか、前記基板ステージが前記投影光学系の像面に対して前記基板を傾けるかの少なくとも一方が可能であり、
    前記照明光学装置は、前記被照射面から前記光源側にデフォーカスした位置及び前記被照射面の共役面から前記光源側にデフォーカスした位置の内、少なくともどちらかの位置に配置される遮光手段と、
    前記被照射面の共役面から前記被照射面側にデフォーカスした位置に配置される遮光手段と
    を有することを特徴とする露光装置。
  2. 少なくとも一つの遮光手段は、前記照明光学装置の光路に対して挿脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 光源と、
    原版を保持して移動させる原版ステージと、
    基板を保持して移動させる基板ステージと、
    前記光源から照射される光を被照射面に導く照明光学装置と、
    前記原版のパターンの像を前記基板に投影する投影光学系とを有するスキャン型の露光装置において、
    前記原版ステージが前記被照射面に対して前記原版を傾けるか、前記基板ステージが前記投影光学系の像面に対して前記基板を傾けるかの少なくとも一方が可能であり、
    前記照明光学装置は、ロッド型のインテグレータと、
    前記ロッド型インテグレータと前記被照射面との間に配置される遮光手段とを有し、
    前記遮光手段は前記被照射面の共役面からデフォーカスした位置に配置されることを特徴とする露光装置。
  4. 前記遮光手段は、前記照明光学装置の光路に対して挿脱可能に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の露光装置。
  5. 前記照明光学装置は、有効光源の非対称性を調整する補正手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の露光装置。
  6. 前記補正手段は、前記光軸と垂直な方向に駆動可能な遮光ユニットから構成されることを特徴とする請求項5に記載の露光装置。
  7. 前記補正手段は、透過率分布を有するフィルターを含むことを特徴とする請求項5に記載の露光装置。
  8. 前記補正手段は、前記照明光学装置の光路に対して挿脱可能に設けられていことを特徴とする請求項5から7に記載の露光装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、

    露光された前記基板を現像する工程と、
    現像された前記基板を加工する工程と、を有することを特徴とするデバイス製造方法。
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