JP6400528B2 - エレベーター制御装置及びエレベーター - Google Patents

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Description

本発明は、電気的な接続を必要とするエレベーター制御装置及びエレベーターに関する。
半導体モジュール及びリアクトルを備えたエレベーターの制御装置が特許文献1に記載されている。この特許文献1には、半導体モジュールを強制空冷とし、リアクトルを自然空冷として、強制空冷部を含む強制空冷機器部分と自然空冷のリアクトルを含む自然冷却機器部分とで奥行寸法を異ならせたエレベーター制御装置が記載されている。
また、同一の出力軸を互いに独立して駆動することが可能な少なくとも2つの巻線を有し、出力軸によってエレベーターを運転する多重巻線電動機と、互いに異なる巻線に駆動電力を供給する2組の電力変換回路と、エレベーターの起動指令に基づいて電力変換回路を制御する運転制御部とを備えるエレベーター制御装置が特許文献2に記載されている。この特許文献2のエレベーター制御装置は、電力変換回路の動作状態に基づいて故障を検出する故障検出手段と、運転制御部に対して所定の回数だけ再起動指令を出力する再起動指令手段とを備えている。また、運転制御部は、故障検出手段が故障を検出したときエレベーターを一旦停止させ、最終の再起動指令の直前まで再起動を繰り返しても正常状態に復帰しないとき、最終の再起動指令に応じて健全な一方の電力変換回路によってかごを最寄り階まで移動させることが記載されている。
特開2006−103905号公報 特開2002−284464号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたエレベーター制御装置では、冷却について述べているが、上方部に位置した半導体モジュール側と、下方部に位置したリアクトル側との電気的な接続関係については記載されていない。また特許文献2に記載されたエレベーター制御装置では、並列接続したインバータ制御装置の一方が故障したときに他方の健全なインバータ制御装置で乗りかごの救出運転をすることを述べているが、電気的な接続関係や制御盤をどのように構成するかについては記載されていない。
本発明の目的は、運搬を容易にするため制御盤の構成が単純で、電気的な接続を含む組立て作業が簡単なエレベーター制御装置及びエレベーターを提供することにある。
上記課題を解決するために、代表的な本発明のエレベーター制御装置の1つは、電気フィルタ部を介して三相交流電源の三相交流を直流に変換する、半導体モジュールからなるコンバータと、直流電圧を所定電圧及び所定周波数の交流電力に変換する、半導体モジュールからなるインバータと、前記インバータの出力側に接続したリアクトルを介して電動機に接続するエレベーター制御装置であって、コンバータ及びインバータを収納した上部制御盤と、上部制御盤の下方に配置される、電気フィルタ部との接続端子部及びリアクトルを収納した下部制御盤と、上部制御盤のコンバータ及びインバータと、下部制御盤の接続端子部及びリアクトルと、を電気的に接続する接続部と、を備え、接続部は、上部制御盤に設けられた上部開口部と、下部制御盤に設けられた下部開口部と、上部開口部及び下部開口部を貫通して配置される導電性部材と、で構成される。
また、代表的な本発明のエレベーターの1つは、電気フィルタ部が接続された三相交流電源と、乗りかごの巻上機を駆動する電動機と、電動機の駆動を制御するエレベーター制御装置と、を備えたエレベーターであって、エレベーター制御装置は、半導体モジュールからなるコンバータ及びインバータを収納した上部制御盤と、上部制御盤の下方に配置される、電気フィルタ部との接続端子部及びリアクトルを収納した下部制御盤と、上部制御盤のコンバータ及びインバータと、下部制御盤の接続端子部及びリアクトルと、を電気的に接続する接続部と、を備え、接続部は、上部制御盤に設けられた上部開口部と、下部制御盤に設けられた下部開口部と、上部開口部及び下部開口部を貫通して配置される導電性部材と、で構成される。
本発明によるエレベーター制御装置及びエレベーターによれば、制御盤を分割した構成のため、運搬作業が容易となり、かつ、電気的な接続を含む組立て作業を簡単に行うことができる。
なお、上述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態に係るエレベーターの概略構成図である。 本発明の実施形態に係るエレベーター制御装置の回路図である。 本発明の実施形態に係るエレベーター制御装置の制御盤の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るエレベーター制御装置の正面図である。 本発明の実施形態に係るエレベーター制御装置の側面図である。
以下、本発明の実施形態に係るエレベーター制御装置及びエレベーターの一例を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るエレベーターの概略構成例を示す。
図1に示すように、エレベーター30上部の機械室40内において、主ロープ31が巻上機32の綱車とプーリ33に巻き掛けられている。主ロープ31の一端は昇降路34内において乗りかご35の上部に接続され、主ロープ31の他端は昇降路34内において釣合い錘36の上部に接続されている。乗りかご35の下部と釣合い錘36の下部は、昇降路34の下部の釣合いプーリ37に巻き掛けられた釣合いロープ38によって連結されている。機械室40内の巻上機32が主ロープ31を摩擦駆動することにより、乗りかご35が昇降路34内を昇降する。巻上機32には、巻上機32を駆動するための電動機(図示せず)が接続されている。また、電動機には、電動機の駆動を制御するためのエレベーター制御装置が接続されている。
[回路構成]
図2は、本発明の実施形態に係るエレベーター制御装置の回路図である。
図2に示すように電源として利用する三相交流電源1には、エレベーター制御装置50と、同一構成の他のエレベーター制御装置50’とが並列に接続されている。なお、両者は同一構成のため、ここでは一方のエレベーター制御装置50について説明する。
エレベーター制御装置50は、三相交流電源1の電気フィルタ部2と、電気フィルタ部2から出力された電流を検出するコンバータ側電流検出器3と、三相交流を直流に変換する複数の半導体モジュールからなるコンバータ5と、電気フィルタ部2とコンバータ5を切り離し可能に接続するコンバータ側導体接続部4と、を備えている。さらに、コンバータ5で変換した直流電圧を平滑する平滑コンデンサ6と、直流電圧を所定電圧及び所定周波数の交流電力に変換する複数の半導体モジュールからなるインバータ7と、インバータ7から出力された電流を検出するインバータ側電流検出器8と、リアクトル9と、インバータ側電流検出器8とリアクトル9間を切り離し可能に接続するインバータ側導体接続部10と、を備えている。また、コンバータ5側を制御する図示しないコンバータ側制御回路と、インバータ7側を制御する図示しないインバータ側制御回路なども有している。
エレベーター制御装置50及び同一構成の他のエレベーター制御装置50’のインバータ出力によって回転する二巻線方式のエレベーターの電動機11には、上述したように、エレベーター30の巻上機32が直結されている。
三相交流電源1より入力された交流は、並列に配置されたエレベーター制御装置50と他のエレベーター制御装置50’に分けられる。エレベーター制御装置50では、交流電力を直流電力に変換するコンバータ5で整流され、整流した直流電圧を平滑するコンデンサ6で平滑され、一定電圧の直流に変換される。平滑された直流電圧は所定電圧及び所定周波数の交流電力に変換するインバータ7で交流電力に変換され、インバータ7から出力された交流電力をもとにリアクトル9を介して電動機11が回転駆動する。この電動機11の駆動により、エレベーター30の巻上機32が駆動し、乗りかご35が上下方向に駆動される。
図3は、本発明の実施形態に係るエレベーター制御装置で用いる制御盤の構成を示す斜視図である。
図2に示した回路図に対応するエレベーター制御装置50、50’は、制御盤12内に少なくともコンバータ5やインバータ7等を収納して構成される。この制御盤12は、運搬時の利便性を考慮して、コンバータ5及びインバータ7などを収納した上部制御盤13と、リアクトル9などを収納した下部制御盤14とに二分割されて構成されている。
上部制御盤13と下部制御盤14とは、高さ寸法が異なるものの底面積はほぼ同一であり、上部制御盤13と下部制御盤14とを結合した際に、上部制御盤13の底面と下部制御盤14の上面とが合致するように形成されている。上部制御盤13及び下部制御盤14の前面側には、それぞれ開閉可能で取り外し可能な扉15,16が取り付けられている。なお、上部制御盤13には、コンバータ5及びインバータ7が収納されるため、扉15に内部の熱を逃がすための通風部15Aが形成されている。
詳細については後述するが、上部制御盤13内には予め組立工場でコンバータ5及びインバータ7などが組み込まれ、下部制御盤14内には予め組立工場でリアクトル9や端子台26などが組み込まれている。しかし、上部制御盤13内のコンバータ5と下部制御盤14内の端子台26との間の電気的な接続や、上部制御盤13内のインバータ7と下部制御盤14内のリアクトル9との間の電気的な接続は組立工場では行なわず、エレベーター制御装置50を設置する先の現地で行う。また、後に行われる電気的な接続のために、上部制御盤13の前面側底面には上部開口部としての空間部17Aが形成されている。また下部制御盤14の前面側上面には、上部制御盤13と下部制御盤14とを結合した際に、空間部17Aと対向する位置に、下部開口部としての空間部17Bが形成されている。これらの空間部17A、17Bと、後述する貫通接続導体27A〜27C、28A〜28C等と、により、上部制御盤13内のコンバータ5と下部制御盤14内の端子台26との間の電気的な接続や、上部制御盤13内のインバータ7と下部制御盤14内のリアクトル9との間の電気的な接続を行うための接続部が構成される。なお、図3に示す上部制御盤13の空間部17Aは、上部制御盤13の底面を見易くするために簡略化しているが、貫通接続導体を貫通させるための空間が形成されていればよく、図示の形状に限定するものではない。
上部制御盤13と下部制御盤14とを機械的に結合した状態もしくは分割した状態で、エレベーター制御装置(エレベーター)を設置する現地へと運搬し、現地にて、上部制御盤13内のコンバータ5と下部制御盤14内の端子台26との間、上部制御盤13内のインバータ7と下部制御盤14内のリアクトル9との間、端子台26と電気フィルタ2(三相交流電源1)との間、リアクトル9と電動機11との間等の電気的な接続を含む組立て作業を行う。上部制御盤13と下部制御盤14とを機械的に分割した状態で運搬した場合は、下部制御盤14の上に上部制御盤13を搭載して段積み状態にした後、一体的に結合する。なお、電気フィルタ部2や電動機11等との接続を行う下部制御盤14を下方に配置することで、配線ケーブルの引き回し等の作業を容易に行うことができる。
図4は、本発明の実施形態に係るエレベーター制御装置の正面図であり、図5は、本発明の実施形態に係るエレベーター制御装置の側面図である。
図4に示すように、上部制御盤13内の下方部には、コンバータ5及びインバータ7における半導体デバイス18,19が収納された半導体ユニット40が配置され、半導体ユニット40の上部には、ユニット化された冷却ファン20や放熱フィン21などが配置されている。これらは、将来の交換や点検を行い易くするためにユニット化されており、相別に取り扱いできるように上下に配置されると共に機械的に連結されている。なお、半導体ユニット40と放熱フィン21との間は、熱伝導性に優れたヒートパイプ41で連結されている。
半導体ユニット40は、コンバータユニット40Aとインバータユニット40Bに相別され、上部制御盤13の幅方向に沿って配置されている。コンバータユニット40Aの前方側には、長方形の銅板で形成されたコンバータ側上部固定導体22A〜22Cが取り付けられている。また、インバータユニット40Bの前面側には、長方形の銅板で形成されたインバータ側上部固定導体23A〜23Cが取り付けられている。コンバータ側上部固定導体22A〜22Cとインバータ側上部固定導体23A〜23Cとは、電気的には互いに絶縁された状態で上部制御盤13に保持されている。また、両上部固定導体22A〜22C,23A〜23Cの各下端部が、空間部17Aの近傍になるように配置されている。
一方、下部制御盤14内には、下部制御盤14の幅方向に沿って、コンバータ側電流検出器3A〜3Cとインバータ側電流検出器8A〜8Cが交互に配置されている。コンバータ側電流検出器3A〜3Cとインバータ側電流検出器8A〜8Cには、後述する貫通接続導電体27A〜27C、28A〜28Cを貫通させるための貫通部が形成されている。また、長方形状の銅板で構成されたコンバータ側下部導電性部材としてのコンバータ側下部導体24A〜24Cが、コンバータ側電流検出器3A〜3Cの下方部に対向するように、下部制御盤14に配置されている。また、長方形状の銅板で構成されたインバータ側下部導電性部材としてのインバータ側下部導体25A〜25Cが、インバータ側電流検出器8A〜8Cの下方部に対向するように、下部制御盤14に配置されている。なお、コンバータ側下部導体24A〜24C及びインバータ側下部導体25A〜25Cは、互いに電気的に絶縁された状態で下部制御盤14に保持されている。
コンバータ側下部導体24A〜24Cの下端部は、下部制御盤14の底部に固定して設けられた端子台26にそれぞれ接続されている。端子台26は、図2に示した回路図の電気フィルタ部2と導体接続部4との間に設けたもので、説明を省略した電気フィルタ部2を構成する制御盤側との電気的な接続を行う。また、コンバータ側下部導体24B、24Cは、複数の長方形状の銅板を連結して構成されている。
インバータ側下部導体25A〜25Cの下端部は、下部制御盤14の底部に固定したリアクトル9にそれぞれ接続されている。詳述すると、リアクトル9の上部には、垂直方向に伸びた三本の最下部導体42が取り付けられている。インバータ側下部導体25A〜25Cの下端部は、ボルトとナットで締結することにより、最下部導体42に取り付けられている。また、ボルトとナットの締結を解除することにより、インバータ側下部導体25A〜25Cを最下部導体42(リアクトル9)から取り外すことができる。なお、リアクトル9までの距離が異なるため、インバータ側下部導体25A〜25Cは、それぞれ長さが異なるように構成されている。
上述したように、上部制御盤13内に配置されたコンバータ側上部固定導体22A〜22C,インバータ側上部固定導体23A〜23Cは、相別に分割して構成され交互に配置されているのに対して、下部制御盤14内に配置された端子台26やリアクトル9は、下部制御盤14内における占有面積を小さくするために相別に分割された構成ではない。このため、本実施の形態では、コンバータ側下部導体24A〜24C及びインバータ側下部導体25A〜25Cを端子台26やリアクトル9に接続する際には、下部制御盤14内において、コンバータ側下部導体24A〜24Cとインバータ側下部導体25A〜25Cとを互いに立体的に公差させて配置する必要が生じる。
本実施形態では、端子台26を下部制御盤14の奥側に配置し、リアクトル9を下部制御盤14の前面(扉)側に配置している。従って、図5に示すように、端子台26に接続されるコンバータ側下部導体24A〜24Cを下部制御盤14の奥側に配置し、リアクトル9に接続されるインバータ側下部導体25A〜25Cを下部制御盤14の前面側に配置している。これにより、コンバータ側下部導体24A〜24Cとインバータ側下部導体25A〜25Cとを互いに立体的に公差させている。
[組立て作業]
つぎに、上部制御盤13と下部制御盤14の組立て作業について、上部制御盤13内のコンバータ5と下部制御盤14内の端子台26との間の電気的な接続作業、及び上部制御盤13内のインバータ7と下部制御盤14内のリアクトル9との間の電気的な接続作業を中心に説明する。
まず、エレベーター制御装置50を設置する現地にて、上部制御盤13を下部制御盤14の上に搭載して段積み状態にして空間部17A、17Bを合致させた後、長方形状の銅板で構成されたコンバータ側貫通導電性部材としてのコンバータ側貫通接続導体27A〜27Cを空間部17A、17Bに挿入し、空間部に貫通させる。このとき、コンバータ側貫通接続導体27A〜27Cは、下部制御盤14に設けられたコンバータ側電流検出器3A〜3Cも貫通する。この状態で、ボルトとナットで締結することにより、コンバータ側貫通接続導体27A〜27Cの上端部をコンバータ側上部固定導体22A〜22Cの下端部に連結する。同様にして、コンバータ側貫通接続導体27A〜27Cの下端部をコンバータ側下部導体24A〜24Cの上端部に連結する。この作業によって、上部制御盤13内のコンバータ5と下部制御盤14内の端子台26(電気フィルタ部2)との間の電気的な接続が行われ、コンバータ側導体接続部4の接続作業が完了する。すなわち、コンバータ5と端子台26とを電気的に接続するコンバータ側導電性部材は、コンバータ側上部固定導体22A〜22Cと、コンバータ側貫通接続導体27A〜27Cと、コンバータ側下部導体24A〜24Cとにより構成されている。
同様にして、長方形状の銅板で構成されたインバータ側貫通導電性部材としてのインバータ側貫通接続導体28A〜28Cを空間部17A、17Bに挿入し、空間部に貫通させる。このとき、インバータ側貫通接続導体28A〜28Cは、下部制御盤14に設けられたインバータ側電流検出器8A〜8Cも貫通する。この状態で、ボルトとナットを締結することにより、インバータ側貫通接続導体28A〜28Cの上端部をインバータ側上部固定導体23A〜23Cの下端部に連結する。同様にして、インバータ側貫通接続導体28A〜28Cの下端部をインバータ側下部導体25A〜25Cの上端部に連結する。なお、インバータ側下部導体25A〜25Cをインバータ側貫通接続導体28A〜28Cから取り外す場合は、ボルトとナットの締結を解除すればよい。この作業によって、上部制御盤13内のインバータ7と、下部制御盤14内のリアクトル9との間の電気的な接続が行われ、インバータ側導体接続部10の接続作業が完了する。すなわち、インバータ7とリアクトル9とを電気的に接続するインバータ側導電性部材は、インバータ側上部固定導体23A〜23Cと、インバータ側貫通接続導体28A〜28Cと、インバータ側下部導体25A〜25Cとにより構成されている。
このように、本実施形態のエレベーター制御装置50によれば、運搬を容易にするために分割した制御盤を用いる場合であっても、制御盤に形成された開口部を貫通するコンバータ側導電性部材及びインバータ側導電性部材等により電気的な接続を行うことで、運搬先の現地においてエレベーター制御装置(エレベーター)を簡単に設置することができる。
また、図5に示すように、インバータ側下部導体25A〜25Cは、下部制御盤の14の前方(扉)側に配置されているとともに、上述したように、インバータ側下部導体25A〜25Cは、最下部導体42(リアクトル9)及びインバータ側貫通接続導体28A〜28Cに対して、取り外し可能に構成されている。従って、作業者は、エレベーター制御装置50の下部制御盤14の扉16を開けて、目の前にあるインバータ側下部導体25A〜25Cを取り外すだけで、インバータ側導体接続部10の接続を解除して、インバータ7とリアクトル9(電動機11)との間の電気的な接続を遮断することができる。
上述したように、本実施の形態のエレベーター制御装置50は、運搬を容易にするため、制御盤12を上部制御盤13と下部制御盤14とに分割し、空間部17A,17Bに貫通接続導体27A〜27C、28A〜28Cを貫通させて、上部制御盤13と下部制御盤14との間で電気的接続を図る構成を採用している。このような構成を採用すると、貫通接続導体に電流が流れる際に、上部制御盤13の底面と下部制御盤14の上面に渦電流が流れ、この部分に熱が生じてしまうという問題が生じる。なお、渦電流の量は、渦電流が流れる部分の厚さの2乗に比例することが判明している。
本実施の形態では、図4に示すように、上部制御盤13と下部制御盤14との間に絶縁部としての絶縁物30を設けている。絶縁物30は、電流を流さない絶縁部材で構成された薄板であり、薄板の面積が上部制御盤13の底面積とほぼ同一になるよう形成されている。上部制御盤13を下部制御盤14の上に搭載する際に、上部制御盤13と下部制御盤14と間に薄板の絶縁物30を挟むことにより、絶縁物30が取り付けられる。なお、薄板の絶縁物を用いる代わりに、上部制御盤13の底面若しくは下部制御盤14の上面に絶縁性の物質を塗布するようにしてもよい。
本実施の形態では、上部制御盤13と下部制御盤14との間に絶縁物30を介在させて、上部制御盤13の底面と下部制御盤14の上面との間を電気的に絶縁することにより、渦電流が流れる部分の厚みを抑えることができる。これにより、発生する渦電流を上部制御盤13の底面と下部制御盤14の上面とに分散させて、渦電流の量を減らし、発熱を抑えることができる。
なお、発生する渦電流は、例えば、図4における隣り合う貫通接続導体を流れる渦電流同士で相殺される部分もあるが、全体としては空間部17A、17Bの周囲に沿って流れる。従って、上述したように上部制御盤13の底面と下部制御盤14の上面全体を覆う代わりに、絶縁物30を空間部17A、17Bの近傍にだけ設け、コストを抑えるようにしてもよい。
本実施の形態のエレベーターでは、図2及び図4に示すように、エレベーター制御装置50と、同一構成のエレベーター制御装置50’が並列に配置され、この並列のエレベーター制御装置によって二巻線方式の電動機11が駆動される。このような二巻線方式の電動機11を使用したエレベーターにおいて、通常運転時中に、例えばエレベーター制御装置50のコンバータ5若しくはインバータ7を構成する半導体デバイス18,19の一部が短絡することにより、エレベーター制御装置50が故障する場合がある。このような場合には、故障していない健全なエレベーター制御装置50’により電動機11を駆動して、乗りかご35の救出運転が行われる。
しかしながら、故障したエレベーター制御装置50と電動機11との間の電気的な接続を遮断せずに、故障していないエレベーター制御装置50’を用いて救出運転を行った場合には、二巻線方式の電動機11における故障したエレベーター制御装置50の巻線に誘起電圧が発生する可能性がある。このような誘起電圧が発生すると電動機11に大電流が流れ、故障していない健全なエレベーター制御装置50’を用いた救出運転に支障を来す場合がある。このため、乗りかご35の救出運転を行う場合には、故障したエレベーター制御装置50と電動機11との電気的な接続を強制的に遮断する必要がある。
本実施の形態のエレベーター30では、インバータ側下部導体25A〜25Cを下部制御盤14の前面側に配置し、かつ、インバータ側下部導体25A〜25Cを取り外し可能に構成しているので、下部制御盤14の扉16を開くと、すぐにインバータ側下部導体25A〜25Cを下部制御盤14から取り外すことができる。すなわち、いずれかのエレベーター制御装置と電動機11との電気的な接続を強制的に遮断する必要が生じた場合には、作業者は、下部制御盤14の扉16を開いてインバータ側下部導体25A〜25Cを取り外すだけで、故障した側のエレベーター制御装置と電動機11との電気的な接続を遮断することができる。これにより、エレベーター30の故障時において、乗りかご35の救出運転を確実に行うことができる。
なお、上記の実施形態では、同一のエレベーター制御装置を並列に配置した二巻線方式の電動機を使用するエレベーターについて説明した。しかしながら、単独に配置されたエレベーター制御装置を用いるエレベーターの場合であっても、インバータ側下部導体25A〜25Cの交換修理が必要になる場合がある。この場合、作業者は、下部制御盤14の扉16を開いて、修理が必要なインバータ側下部導体を簡単に交換することができる。また、下部制御盤14の奥側に配置したコンバータ側下部導体24A〜24Cの交換や修理をする必要が生じた場合であっても、下部制御盤14の扉16を開いて、インバータ側下部導体25A〜25Cを取り外し、奥側に配置されたコンバータ側下部導体24A〜24Cの交換や修理作業を容易に行うことができる。さらに、組立工場において下部制御盤14の奥側にコンバータ側下部導体24A〜24Cを取り付ける場合には、インバータ側下部導体25A〜25Cを取り外しておくことで、簡単に取り付け作業を行うことができる。
以上、本発明について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述の実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。例えば、上述した実施形態例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成について他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1・・・三相交流電源、2・・・電気フィルタ部、3A〜3C・・・コンバータ側電流検出器、4・・・コンバータ側導体接続部、5・・・コンバータ、7・・・インバータ、8A〜8C・・・インバータ側電流検出器、9・・・リアクトル、10・・・インバータ側導体接続部、11・・・電動機、13・・・上部制御盤、14・・・下部制御盤、22A〜22C・・・コンバータ側上部固定導体、23A〜23C・・・インバータ側上部固定導体、24A〜24C・・・コンバータ側下部導体、25A〜25C・・・インバータ側下部導体、26・・・端子台、27A〜27C、28A〜28C・・・貫通接続導体、30・・・エレベーター、32・・・巻上機、35・・・乗りかご、50,50’ ・・・エレベーター制御装置

Claims (6)

  1. 電気フィルタ部を介して三相交流電源の三相交流を直流に変換する、半導体モジュールからなるコンバータと、直流電圧を所定電圧及び所定周波数の交流電力に変換する、半導体モジュールからなるインバータと、前記インバータの出力側に接続したリアクトルを介して電動機に接続するエレベーター制御装置において、
    前記コンバータ及び前記インバータを収納した上部制御盤と、
    前記上部制御盤の下方に配置される、前記電気フィルタ部との接続端子部及び前記リアクトルを収納した下部制御盤と、
    前記上部制御盤の前記コンバータ及び前記インバータと、前記下部制御盤の前記接続端子部及び前記リアクトルと、を電気的に接続する接続部と、を備え、
    前記接続部は、
    前記上部制御盤に設けられた上部開口部と、
    前記下部制御盤に設けられた下部開口部と、
    前記上部開口部及び下部開口部を貫通して配置される導電性部材と、で構成されており、
    前記導電性部材は、
    前記コンバータと前記接続端子部とを電気的に接続するコンバータ側導電性部材と、 前記インバータと前記リアクトルとを電気的に接続するインバータ側導電性部材と、で構成され
    前記コンバータ側導電性部材は、前記上部開口部及び下部開口部に貫通して配置されるコンバータ側貫通導電性部材と、このコンバータ側貫通導電性部材と前記接続端子部とを電気的に連結するコンバータ側下部導電性部材と、
    前記インバータ側導電性部材は、前記上部開口部及び下部開口部に貫通して配置される
    インバータ側貫通導電性部材と、このインバータ側貫通導電性部材と前記リアクトルとを電気的に連結し、前記インバータ側貫通導電性部材及び前記リアクトルに対して取り外し可能に構成されたインバータ側下部導電性部材と、を備えている
    エレベーター制御装置。
  2. 前記リアクトルは前記接続端子部よりも前方に配置されており、前記リアクトルに連結する前記インバータ側下部導電性部材は前記コンバータ側下部導電性部材よりも前方に配置されている
    請求項1に記載のエレベーター制御装置。
  3. 前記下部制御盤の下部開口部の近傍に、前記電気フィルタ部から出力された電流を検出するコンバータ側電流検出器と前記インバータの出力側の電流を検出するインバータ側電流検出器とを並置して取り付けた
    請求項1または2に記載のエレベーター制御装置。
  4. 前記上部制御盤と前記下部制御盤との間に、前記インバータ側貫通導電性部材及び前記コンバータ側貫通導電性部材を流れる電流により生じる発熱を抑制するための絶縁部を設けた
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のエレベーター制御装置。
  5. 電気フィルタ部が接続された三相交流電源と、乗りかごの巻上機を駆動する電動機と、前記電動機の駆動を制御するエレベーター制御装置と、を備えたエレベーターであって、 前記エレベーター制御装置は、
    半導体モジュールからなるコンバータ及びインバータを収納した上部制御盤と、
    前記上部制御盤の下方に配置される、前記電気フィルタ部との接続端子部及びリアクトルを収納した下部制御盤と、
    前記上部制御盤の前記コンバータ及び前記インバータと、前記下部制御盤の前記接続端子部及び前記リアクトルと、を電気的に接続する接続部と、を備え、
    前記接続部は、
    前記上部制御盤に設けられた上部開口部と、
    前記下部制御盤に設けられた下部開口部と、
    前記上部開口部及び下部開口部を貫通して配置される導電性部材と、を有しており
    前記導電性部材は、
    前記コンバータと前記接続端子部とを電気的に接続するコンバータ側導電性部材と、 前記インバータと前記リアクトルとを電気的に接続するインバータ側導電性部材と、で構成され
    前記コンバータ側導電性部材は、前記上部開口部及び下部開口部に貫通して配置されるコンバータ側貫通導電性部材と、このコンバータ側貫通導電性部材と前記接続端子部とを電気的に連結するコンバータ側下部導電性部材と、
    前記インバータ側導電性部材は、前記上部開口部及び下部開口部に貫通して配置されるインバータ側貫通導電性部材と、このインバータ側貫通導電性部材と前記リアクトルとを電気的に連結し、前記インバータ側貫通導電性部材及び前記リアクトルに対して取り外し可能に構成されたインバータ側下部導電性部材と、を備えている
    エレベーター。
  6. 前記電動機は二巻線方式であって、前記三相交流電源と前記電動機との間に並列に配置した前記エレベーター制御装置により前記電動機の駆動を制御する
    請求項5に記載のエレベーター。
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