JP6400248B1 - データ処理装置、データ処理方法、設定管理装置およびデータ処理システム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法、設定管理装置およびデータ処理システム Download PDF

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Abstract

データ処理装置(10)は、データ処理用の機能処理モジュールを記憶する機能処理モジュール記憶部(14A)と、複数の機能処理モジュールを実行する順序と、機能処理モジュールで機能処理する対象の入力データとを設定した設定情報を記憶する設定情報記憶部(14B)と、設定情報に設定された順序に基づいて機能処理モジュールに、機能処理する対象の入力データを機能処理させるプロセスマネージャ部(13)とを備えることを特徴とする。

Description

本発明は、産業データを処理するデータ処理装置、データ処理方法、設定管理装置およびデータ処理システムに関する。
近年、生産装置の稼働状態を示すデータ、センサデータなどの産業データを収集し、収集した産業データを分析し、分析結果を生産性向上に利用する試みがなされている。産業データの利用目的によって産業データの分析手段が異なる為、産業データの収集手段や収集した産業データの蓄積手段は共通基盤として共通化し、収集した産業データの分析手段のみを自由に置き換えることができるデータ処理装置が求められている。
例えば特許文献1には、PLCと接続される上位コンピュータと、PLCと上位コンピュータとの間に介在するコントローラとによって、産業データを収集および分析するシステムが開示されている。このコントローラは、産業データの利用目的に応じた分析等の手段である機能拡張モジュールを追加することが可能であり、追加した機能拡張モジュールを実行することにより、種々の機能を実現可能である。特許文献1に記載のコントローラを利用することで、例えば、生産性向上に利用していた産業データを、品質向上に利用することが可能となる。
特開2001−100809号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のコントローラは、機能拡張モジュールが産業データの利用目的に応じて、例えば、産業データを加工、解析、判断する処理からなっている場合、解析処理を異なるアルゴリズムの解析処理に変更するには、機能拡張モジュール自体を交換する必要があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、従来の装置より柔軟に機能を拡張可能なデータ処理装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のデータ処理装置は、データ処理用の機能処理モジュールを記憶する機能処理モジュール記憶部と、複数の機能処理モジュールを実行する順序と、それぞれの機能処理モジュールで機能処理する対象の入力データと、それぞれの機能処理モジュールが対応する入力データのデータ形式の情報と、それぞれの機能処理モジュールが出力する出力データのデータ形式の情報とを含む設定情報を記憶する設定情報記憶部と、設定情報に従って入力データおよび出力データのデータ形式を変換するアダプタ部と、アダプタ部のデータ通信を設定情報に基づいて制御し、設定情報に設定された順序に基づいて機能処理モジュールに、機能処理の対象の入力データを機能処理させるプロセスマネージャ部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかるデータ処理装置は、従来の装置より柔軟に機能を拡張可能なデータ処理装置を得ることが可能であるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るデータ処理システムの構成を示す図 図1に示すデータ処理システムが行う機能処理の流れを概念的に示す図 図1に示すデータ処理装置の構成を示す図 図3に示すデータ処理装置が記憶する入出力情報の一例を示す図 図3に示すデータ処理装置が設定情報に基づいて実行する一連の機能処理の一例を示す図 図3に示すデータ処理装置が用いる設定情報の一例を示す図 図3に示すデータ処理装置が実行する一連の機能処理の他の一例を示す図 図3に示すデータ処理装置が記憶するデバイスとメモリ領域との対応テーブルを示す図 図3に示すデータ処理装置が記憶するタイムスタンプ付産業データを示す図 図3に示すデータ処理装置のハードウェア構成を示す図 図3に示すプロセスマネージャ部の動作を示すフローチャート 図3に示すアプリケーションアダプタ部の動作を示すフローチャート 図1に示すデータ処理システムが図5に示す一連の機能処理を行うときの動作例を示すシーケンス図 図3に示す設定管理装置の構成を示す図 図14に示す設定管理装置が表示する設定情報生成画面の第1の例を示す図 図15に示す設定情報生成画面からリンクされた詳細設定画面を示す図 図14に示す設定管理装置が表示する設定情報生成画面の第2の例を示す図 図17に示す設定情報生成画面からリンクされた詳細設定画面を示す図 図14に示す設定管理装置が表示する設定情報生成画面の第3の例を示す図 図19に示す設定情報生成画面からリンクされた詳細設定画面を示す図 図3に示すデータ処理装置がクラウド上に記憶されたアプリケーションまたは機能処理モジュールを取得する例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるデータ処理装置、データ処理方法、設定管理装置およびデータ処理システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかるデータ処理システムの構成を示す図である。図1に示すデータ処理システム1は、データ処理装置10と、データ処理装置10と接続されたデバイス4とを有する。
デバイス4は、産業データを取得する装置であり、生産装置4A、生産装置4Aを制御するコントローラ4B、生産装置4Aに取り付けられたセンサ4Cなどである。生産装置4Aは、工場などの生産現場で用いられる装置であり、例えば成形装置、検査装置、搬送装置、加工装置である。コントローラ4Bは、例えばPLC(Programmable Logic Controller:プログラマブルコントローラともいう)であり、生産装置4Aの動作順序などの一連のイベントを自動的に制御する。産業データは、温度、電圧、電流、距離、速度、生産装置4Aの稼働時間、生産装置4Aのエラー回数など生産装置4Aの状態を示すデータ、生産装置4Aの稼働準備作業を行う作業員の状態、人数などを示すデータ、生産予定数量を示すデータなどであり、生産現場で生成されるあらゆるデータである。ここで、生産装置4A、コントローラ4Bおよびセンサ4Cは、デバイス4の具体例であり、以下、生産装置4A、コントローラ4Bおよびセンサ4Cを特に区別する必要がない場合、まとめてデバイス4と称する。なお、デバイス4は、産業データを取得する装置であればよく、上記の具体例に限定されず、例えば、生産装置4A、コントローラ4Bのみから構成されていてもよい。また、本実施の形態でいう産業とは、工業、農業、水産業等広義の意味での産業をいう。また、産業データは、産業において扱われるデータであるが、工業分野においては、例えば、工場、インフラ管理、倉庫、ビル、オフィス、家庭で扱われるデータをいう。また、これに伴い生産現場とは、各産業における装置が設置された現場をいい、工場の生産現場に限定されるものでは無い。
データ処理装置10は、例えば、産業データの取得、加工、診断および診断結果の通知といった、産業データについての一連の機能処理を行う。また、データ処理装置10は、一連の機能処理の各機能を容易に変更することが可能なプラットフォームを有している。このデータ処理装置10は、ユーザ所望の機能処理を複数設定した後、産業データについての一連の機能処理を所定の順序で連続的に実行することにより、これら一連の機能処理をリアルタイムに実現することを特徴としている。
さらに、データ処理装置10は、データ処理装置10への入力データおよびデータ処理装置10からの出力データのデータ形式を変換する機能を有しており、様々なプロトコルに対応することができる。
図2は、図1に示すデータ処理システムが行う機能処理の流れを概念的に示す図である。データ処理装置10は、生産装置4Aからコントローラ4Bを経由して又はセンサ4Cから産業データを収集すると、産業データを加工して、加工された産業データを用いて生産装置4Aの状態を診断し、診断結果を通知する。診断結果の通知は、異常が検知された場合のみ行ってもよい。またこの図では生産装置4Aへ診断結果が通知されているが、診断結果の通知先は、例えばコントローラ4B、表示器(図示せず)などであってもよい。または、診断結果の通知は、予め登録されたメールアドレスへのメール送信などにより行われてもよい。生産装置4Aの異常が検知されたときに、生産装置4Aを操作することができるように、生産装置4Aの操作を行う人や、生産装置4Aを制御するコントローラ4Bに診断結果が通知されることが望ましい。
図3は、図1に示すデータ処理装置の構成を示す図である。データ処理装置10は、リアルタイム処理アプリケーション5B、オフライン分析アプリケーション5C、ドライバ部11と、アプリケーションアダプタ部12と、プロセスマネージャ部13と、データストア部14と、メッセージ中継部15と、ライブラリ管理部16とを有する。またデータ処理装置10は、外部サーバーアプリケーション5Aを格納するクラウドサーバー等の外部サーバー(図示せず)と接続されている。また、データストア部14は、機能処理モジュールを記憶する機能処理モジュール記憶部14Aと、設定情報を記憶する設定情報記憶部14Bとを有する。
データ処理装置10は、複数のデバイス4と接続することが可能である。データ処理装置10は、デバイス4の拡張性を有しており、予め定められたデバイス4に加えて、接続するデバイス4を後から追加することもできる。図3では、3種類のデバイス4が示されているが、データ処理装置10には、4つ以上のデバイス4が接続されてもよいし、同じ種類のデバイス4が複数接続されてもよい。
またデータ処理装置10は、予め組み込まれたアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)5に加えて、ユーザ所望のアプリケーション5を後から追加したり入れ替えたりすることもできる。ここでアプリケーション5は、産業データの加工処理を実行する加工モジュール、診断処理を実行する診断モジュールおよび診断結果の通知処理を実行する通知モジュールなどの複数の機能処理モジュールから構成されている。機能処理モジュールは、例えば、EXEファイル(EXEcutable file)である。
またデータ処理装置10が使用するアプリケーション5としては、外部サーバー上で実行されて実行結果を返す外部サーバーアプリケーション5A、リアルタイムに処理結果を返すリアルタイム処理アプリケーション5B、オフラインで実行することができるオフライン分析アプリケーション5Cなどが挙げられる。中でもリアルタイム処理アプリケーション5Bは、プロセスマネージャ部13が、入力データと機能処理を同時並行的に行う、いわゆるストリーミング処理として実行するアプリケーションである。また、オフライン分析アプリケーション5Cは、プロセスマネージャ部13がデータストア部14に記憶した産業データを用いて、前述のストリーミング処理と独立して実行するアプリケーションである。そして、外部サーバーアプリケーション5Aは、外部サーバーで実行されるアプリケーションであれば良く、リアルタイム処理アプリケーションであっても、オフライン分析アプリケーションであっても良い。
外部サーバーアプリケーション5A、リアルタイム処理アプリケーション5B、オフライン分析アプリケーション5Cは、加工処理、診断処理および診断結果の通知処理などの機能処理を担うことができ、アプリケーション5が実行されるOS環境とアプリケーション5が担う機能との組み合わせは特に制限されない。すなわち、例えば、(1)加工処理、診断処理および診断結果の通知処理の、すべてをリアルタイム処理アプリケーション5Bが行っても良く、又は、(2)加工処理を外部サーバーアプリケーション5Aが行い、診断処理をリアルタイム処理アプリケーション5Bが行い、通知処理をオフライン分析アプリケーション5Cが行っても良く、又は、(3)加工処理と診断処理をリアルタイム処理アプリケーション5Bが行い、通知処理をオフライン分析アプリケーション5Cが行っても良い。
データ処理装置10は、後述する設定管理装置20によって、アプリケーション5の加工処理、診断処理、通知処理の処理順序が設定されると、設定された順序でこれら一連の機能処理を連続して行う。具体的には、例えば、データ処理装置10は、(1)リアルタイム処理アプリケーション5Bの加工処理、診断処理および通知処理を連続して行い、又は、(2)外部サーバーアプリケーション5Aに加工処理を行った後、続けて、リアルタイム処理アプリケーション5Bの診断処理を行い、続けて、オフライン分析アプリケーション5Cの通知処理を行う、又は、(3)リアルタイム処理アプリケーション5Bの加工処理と診断処理を連続して行った後、続けてオフライン分析アプリケーション5Cの通知処理を行う。なお、ここでのデータ処理装置10の処理の説明では、便宜上、例えば、1フレームの産業データ(以下、産業データの数え方として個数を使用する)に対しの機能処理を前提にしているが、プロセスマネージャ部13は、3つの産業データについて、加工処理を3回行った後に診断処理を3回行っても良い。すなわち、1つ目の産業データを加工処理した後、診断処理を行い、1つ目の産業データの機能処理が終わってから2つ目の産業データの機能処理を開始する必要はない。
ドライバ部11は、複数の種類のデバイス4と接続するための処理を行う。具体的には、ドライバ部11は、接続するデバイス4が対応するプロトコルに基づいて、デバイス4への入力データおよびデバイス4が出力する出力データのデータ形式を変換する。ドライバ部11は、ドライバ部11を制御するプロセスマネージャ部13が出力した産業データの取得指示メッセージをメッセージ中継部15経由で受け取ると、受け取った取得指示メッセージを、デバイス4が対応可能なプロトコルの指示メッセージに変換して、変換後の指示メッセージをデバイス4に出力する。そして、デバイス4は、受け取った指示メッセージに基づいて産業データを収集し、収集した産業データをドライバ部11に出力する。また、ドライバ部11は、各デバイス4が出力した出力データである産業データを、プロセスマネージャ部13の予め定められた収集インタフェースに合わせたフォーマットに加工して、加工後の出力データをプロセスマネージャ部13に受け渡す。つまり、ドライバ部11は、デバイス4とプロセスマネージャ部13との間で、デバイス4ごとのプロトコルの差異を吸収している。
アプリケーションアダプタ部12は、アプリケーション5(5A、5B、5C)やプロセスマネージャ部13とデータ通信するようになされており、このデータ通信を制御する通信制御部121を有している。通信制御部121は、例えば、プロセスマネージャ部13が出力した産業データをアプリケーション5に送信し、又は、アプリケーション5の実行によって出力された出力データを他のアプリケーションに送信する。更にアプリケーションアダプタ部12は、入出力情報(図4)に基づいて、アプリケーション5への入力データを、入力先であるアプリケーション5の対応プロトコルに準拠するように変換し、変換後の入力データを同じアプリケーション5に入力するよう制御している。
図4は、図3に示すデータ処理装置10が記憶する入出力情報の一例を示す図である。入出力情報31は、データストア部14に記憶されている。入出力情報31は、例えばアプリケーション5を特定するためのアプリケーション識別情報と、アプリケーション5と対応づけられたプロトコルを識別するプロトコル情報とを有している。すなわち、入出力情報31は、アプリケーション5が実行可能なプロトコルを特定する為の情報である。なお、入出力情報31は、アプリケーション5が対応するプロトコルを示す情報であるが、プロトコルに替えてデータ形式自体を示す情報であってもよい。なお、アプリケーションアダプタ部12が対応するプロトコルなどの規格としては、MQTT(Message Queueing Telemetry Transport)、REST(REpresentational State Transfer)、DLL(Dynamic Link Library)、OPC UA(OLE for Process Control Unified Architecture)、ファイルアクセスプロトコルなどが挙げられる。
アプリケーションアダプタ部12は、この入出力情報31を用いて、アプリケーション5により実行される処理への入力データおよび出力データを変換することができる。詳しくは、アプリケーションアダプタ部12は、プロセスマネージャ部13がアプリケーション#1を実行する場合、アプリケーション#1で扱う入力データを、入出力情報31に従って、アプリケーション#1に対応付けられたプロトコル#1が規定するデータ形式に変換する。また、アプリケーションアダプタ部12は、実行したアプリケーション5からの出力データをプロセスマネージャ部13の予め定められたインタフェースに合わせて出力データのデータ形式を変換する。
具体的には、アプリケーション5が加工処理を実行する場合、アプリケーションアダプタ部12は、プロセスマネージャ部13の加工インタフェースに合わせて出力データのデータ形式を変換する。また、アプリケーション5が診断処理を行う場合、アプリケーションアダプタ部12は、プロセスマネージャ部13の診断インタフェースに合わせて出力データのデータ形式を変換する。アプリケーション5が通知処理を行った場合、アプリケーションアダプタ部12は、プロセスマネージャ部13の通知インタフェースに合わせて出力データのデータ形式を変換する。
プロセスマネージャ部13は、ドライバ部11を経由してデバイス4から産業データを収集し、アプリケーションアダプタ部12を経由してアプリケーション5内の機能処理モジュール(加工、診断、通知)を実行することにより、産業データの収集処理、加工処理、診断処理、診断結果の通知処理などの機能処理を行うことができる。すなわち、プロセスマネージャ部13は、ドライバ部11に産業データの取得を指示することで、産業データを収集することができ、続けて、収集した産業データを入力データとしてアプリケーションアダプタ部12に送信し、アプリケーションアダプタ部12を経由してアプリケーション5内の機能処理モジュールに実行を指示することで、産業データに対して機能処理を行うことができる。
なお、プロセスマネージャ部13は、ドライバ部11を経由してデバイス4から産業データを収集しているが、デバイス4が機械的に収集した産業データを必要に応じて収集するようにしても良い。又は、プロセスマネージャ部13は、デバイス4に産業データを収集する収集モジュールを保有させておき、この収集モジュールを実行することにより産業データを収集するようにしても良い。又は、プロセスマネージャ部13は、データ処理装置10自身が収集モジュールを有しており、この収集モジュールを実行することにより、産業データを収集するようにしても良い。
ここで、プロセスマネージャ部13は、それぞれの機能処理を行う複数の機能処理モジュールの間でデータ通信の同期をとる同期制御部131の機能を有する。同期制御部131は、後述する設定情報に基づいて、機能処理モジュールの実行順、すなわち一連の機能処理の順序を制御して、複数の機能処理モジュールの間でデータ通信の同期をとる。また、同期制御部131は、設定情報に設定された順序で機能処理モジュールの実行を滞りなく連続的に指示することで、複数の機能処理を中断することなく時間的に連続して行わせている。ここで、同期を取るとは、機能処理モジュールを実行するタイミングと、機能処理モジュールに入力データを実行させるタイミングとを調整することである。例えば、プロセスマネージャ部13は、加工処理の後処理である診断処理をさせる場合、加工処理によって加工データ(出力データ)が出力されたことをトリガに、診断処理をさせることで同期を取る。または、プロセスマネージャ部13は、加工処理をさせた後、所定の期間後に、診断処理をさせることで同期を取るようにしても良い。
図5は、図3に示すデータ処理装置10が、設定情報に基づいて、実行する一連の機能処理の一例を示す図である。2つの機能処理の間を接続する矢印は、前の機能処理の出力データが後の機能処理の入力データとなることを示している。図5に示す一連の機能処理は、収集処理と、加工処理と、診断処理と、通知処理とが含まれており、収集処理の後に、収集処理で取得された産業データを加工する加工処理が行われ、加工処理の後に加工後の産業データである出力データを用いた診断処理が行われ、診断処理の後に診断処理における診断結果を通知する通知処理が行われることが示されている。ここで設定情報は、図5に示したような産業データ、又は機能処理後の産業データが扱われる機能処理の手順を示す情報であり、具体的には、図6に示すように、複数の機能処理を実行する順序を示す順序情報と、各機能処理のカテゴリを示す処理種別情報と、各機能処理を行うために用いるデバイス4またはアプリケーション5に含まれ機能処理モジュールを特定するための処理方法情報と、アプリケーション5が機能処理する入力データの種類を特定するための入力データ情報とを含む。
さらに、データ処理装置10は、設定情報に基づいて機能処理モジュールを実行し、機能処理モジュールで扱われる入力データを機能処理する場合、入力データを機能処理モジュールで対応可能なプロトコルに変換する必要がある為、アプリケーションアダプタ部12において、設定情報とは別に準備した図4に示す入出力情報に基づいて、入力データを機能処理モジュールで対応可能なプロトコルに変換する。なお、上述の実施の形態では、設定情報と入出力情報とを別のデータシートにしてデータストア部14に保管しているが、本実施の形態では、設定情報と入出力情報とを1つのデータシートにしてデータストア部14に保管しても良い。
図7は、図3に示すデータ処理装置が実行する一連の機能処理の他の一例を示す図である。データ処理装置10は、後述する設定管理装置20によって設定情報が書き換えられることによって、図5に示す一連の機能処理の代わりに図7に示す一連の機能処理を実行することができる。図7に示すように、一連の機能処理は、同時に実行される複数の機能処理を含んでいてもよいし、2つの入力データを受け付ける機能処理を含んでいてもよい。図7に示す一連の機能処理は、第1収集処理と、第2収集処理と、第1加工処理と、第2加工処理と、第1診断処理と、第2診断処理と、第1通知処理と、第2通知処理とを含む。図7は、第1収集処理の後に、第1収集処理で取得された産業データを加工する第1加工処理が行われ、第2収集処理の後に、第2収集処理で取得された産業データを加工する第2加工処理が行われることが示されている。またこの図7は、第1加工処理および第2加工処理の後に、第1加工処理における加工後の産業データおよび第2加工処理における加工後の産業データを用いた第1診断処理が行われ、第2加工処理の後に、第2加工処理における加工後の産業データを用いた第2診断処理が行われることが示されている。また、第1診断処理の後には、第1診断処理の診断結果を通知する第1通知処理が行われ、第2診断処理の後には、第2診断処理の診断結果を通知する第2通知処理が行われる。
なお、データ処理装置10は、例えば、第1加工処理が行われるまでに、第1収集処理が終了していれば良い設定がされている場合、第1収集処理を複数回実行した後、第1加工処理を行うようにしても良い。すなわち、データ処理装置10は、設定情報に基づいて一連の機能処理を行うようにしているが、この一連の機能処理は1つの産業データ、例えば、1フレームの産業データに対して順番に機能処理を実行している。この為、データ処理装置10は、上述のように第1収集処理を複数回行った後、第1加工処理を行う場合、第1収集処理の第1回目で収集した産業データを、第1加工処理に手渡す必要がある。そこで、本実施の形態では、産業データにタイムスタンプを付けることで対応しており、以下、詳細に説明する。
プロセスマネージャ部13は、設定情報に従って、ドライバ部11に後述する産業データ33の取得を指示すると、ドライバ部11は、プロセスマネージャ部13の収集インタフェースに合わせたデータ形式に変換した産業データ33を出力する。プロセスマネージャ部13は、この産業データ33に、産業データ33が取得された日時を示す取得時情報であるタイムスタンプ32を付加して、タイムスタンプ32を付加した産業データ33をタイムスタンプ付産業データとしてデータストア部14に記憶させる。プロセスマネージャ部13は、各タイムスタンプ付産業データを記憶するメモリ領域を示す対応テーブルを予め記憶しており、この対応テーブルに従って、定められたメモリ領域に、タイムスタンプ付産業データを記憶することができる。なお、本実施の形態では、タイムスタンプを用いているが、プロセスマネージャ部13が産業データを取得した順序を把握可能な情報、すなわちデータ取得順識別情報であれば良く、例えば、カウンタが順次数値を積算していくカウンタ数値であっても良い。
図8は、データ処理装置10が記憶する、デバイスとメモリ領域との対応テーブルを示す図である。例えば、対応テーブルには、タイムスタンプ付産業データに含まれる産業データ33を取得したデバイスを特定するためのデバイス情報と、タイムスタンプ付産業データを記憶するメモリ領域を特定するためのメモリ領域情報とを含む。プロセスマネージャ部13は、例えばデバイス#1を用いて取得した産業データ33を受け取ると、この対応テーブルに従って、デバイス#1と対応付けられたメモリ領域D1を特定する。そして、プロセスマネージャ部13は、受け取った産業データ33にタイムスタンプ32を付加したタイムスタンプ付産業データを、メモリ領域D1に記憶させる。
図9は、データ処理装置10が記憶するタイムスタンプ付産業データを示す図である。このタイムスタンプ付産業データは、タイムスタンプ32と、産業データ33とを含む。タイムスタンプ32は、産業データ33が取得された順序が客観的に判断できる情報であればよく、例えばプロセスマネージャ部13が産業データ33の取得を指示した日時であってもよいし、プロセスマネージャ部13がドライバ部11を介して産業データ33を受け取った日時であってもよい。ここでプロセスマネージャ部13が実行するアプリケーション5は、タイムスタンプ32が付加された産業データ33のうち、産業データ33のみを機能処理の結果に応じて内容を変更し、タイムスタンプ32の日付には変更を加えない。これにより、プロセスマネージャ部13は、複数の機能処理の間で産業データ33を取得した時間に基づいた処理を行うことができる。例えば加工処理において産業データ33を加工された日時に付け替えない場合、タイムスタンプ32は、加工処理後においても、産業データ33が取得された日時を示している。
プロセスマネージャ部13は、取得した産業データ33にタイムスタンプ32を付加した後、アプリケーション5の機能処理モジュールへタイムスタンプ付産業データを入力する。そして、アプリケーション5がタイムスタンプ付産業データのタイムスタンプ32の時間が固定されたまま一連の機能処理を行うことにより、各機能処理モジュールの間において同じ時刻が付加された産業データ、すなわち入力データの同期をとることができる。なお、同じ時刻とは、完全一致の時刻である必要は無く、所定の範囲内の差の時刻も含めるものとする。また、同じ時刻は、所定の範囲内の差の時刻も含めることから、所定の範囲内にある複数の時刻もまとめて同じ時刻というものとする。具体的には、所定の範囲内にある異なる時刻を示すタイムスタンプが付された複数の産業データは、同じ時刻の産業データとなる。
また、実施の形態においては、プロセスマネージャ部13が、産業データ33に対してタイムスタンプ32を付加しているが、ドライバ部11が、産業データ33に対してタイムスタンプ32を付加するようにしても良い。これにより、データ処理装置10がデバイス4から産業データ33を取得した時点において、産業データ33にタイムスタンプ32を付加することができる。
また、プロセスマネージャ部13は一連の機能処理を繰り返して行う。このときプロセスマネージャ部13は、時刻tに収集された産業データ33についての一連の機能処理の完了を待たずに、例えば、通知処理での通知を待たず、並列処理で次の時刻t+mの産業データ33を収集してもよい。このため、複数の産業データ33、複数の加工データおよび複数の診断結果が存在する。図5に示す一連の機能処理を行う場合、プロセスマネージャ部13は、一連の機能処理に含まれる収集処理、加工処理、診断処理、通知処理が時間的に連続して実施されるように、各機能処理を行うことをドライバ部11またはアプリケーション5に指示する。このとき、プロセスマネージャ部13は、一連の機能処理に含まれる各機能処理で扱われる入力データを同じ時刻を示すタイムスタンプ32を含むデータとする。これにより、並行して処理が行われる場合であっても、一連の機能処理に含まれる複数の機能処理は同じタイミングで取得された産業データ33を処理することができる。つまり、タイムスタンプ32を用いて、それぞれの機能処理で扱う入力データを選択することで、複数の一連の機能処理を並列処理することができるため、一連の機能処理が終了してから次の一連の機能処理を行う場合と比較して、全体の処理時間を短縮することができる。
また、図7に示す一連の機能処理を行う場合、プロセスマネージャ部13は、第1収集処理および第2収集処理を同じタイミングで行わせる。そしてプロセスマネージャ部13は、タイムスタンプ32を用いて、第1収集処理で取得された第1産業データに基づくデータを第1加工処理、第1診断処理および第1通知処理に扱わせ、第2収集処理で取得された第2産業データに基づくデータを第2加工処理、第2診断処理、第2通知処理、第1診断処理および第1通知処理で扱わせることができる。この構成により、第1診断処理では、第1産業データを第1加工処理で加工した第1加工データと、第1産業データと同じタイミングで取得された第2産業データを第2加工処理で加工した第2加工データとが扱われる。このように産業データ33に付加されたタイムスタンプ32を用いることで、各機能処理で扱うべきデータが特定されるため、プロセスマネージャ部13は、例えば、第2加工処理が終了したときに第1加工処理が終了していない場合、第1加工処理の終了を待たずに第2診断処理および第2通知処理を実行させて並列処理することができる。また、第1診断処理において、第1加工データを用いなくても第2加工データを用いた処理を開始することができる場合、プロセスマネージャ部13は、第1加工処理の終了を待たずに第1診断処理を開始させて並列処理を行うことができる。また、プロセスマネージャ部13は、第1収集処理および第2収集処理を複数回行った後、後続の機能処理を行うようにしてもよい。
図3の説明に戻る。データストア部14は、プロセスマネージャ部13がリアルタイム処理アプリケーション5Bを実行し、産業データ33を用いたリアルタイム処理を行っている間に、各機能処理モジュール間の入出力データ、例えば、加工処理モジュールと診断処理モジュール間の入出力データを一時的に記憶する。また、これらのデータを用いてオフライン処理を行う場合には、プロセスマネージャ部13は、オフライン分析アプリケーション5Cを実行し、データストア部14に記憶された入出力データを用いて、例えば、診断処理を行う。
メッセージ中継部15は、ドライバ部11、アプリケーションアダプタ部12、プロセスマネージャ部13等の各構成要素間のメッセージを中継する。
ライブラリ管理部16は、予め定められた基本的な処理をライブラリとして管理している。各アプリケーション5は、必要に応じてライブラリを参照することができる。アプリケーション5が、ライブラリが提供する処理の実行をライブラリ管理部16に要求すると、ライブラリ管理部16は、アプリケーション5からの要求に応答して、処理結果をアプリケーション5に返すことができる。
図10は、データ処理装置10のハードウェア構成を示す図である。データ処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)91と、RAM(Random Access Memory)92と、HDD(Hard Disk Drive)93とを用いて実現することができる。
データ処理装置10のドライバ部11、アプリケーションアダプタ部12、プロセスマネージャ部13、メッセージ中継部15およびライブラリ管理部16の機能は、CPU91がRAM92を作業領域として使用しながら、HDD93に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。データストア部14の機能は、RAM92、HDD93などの記憶装置を用いて実現される。
すなわち、データ処理装置10は、データストア部14のHDD93に、図3に示すアプリケーションアダプタ部12、プロセスマネージャ部13、ドライバ部11等を実現する為のコンピュータプログラムや、アプリケーション5(リアルタイム処理アプリケーション5B、オフライン分析アプリケーション5C)、設定情報、入出力情報等を記憶している。そして、データ処理装置10は、CPU91がRAM92に必要なコンピュータプログラムや、アプリケーション5を展開し、RAM92を作業領域として使用し、設定情報、入出力情報を用いながら入出力データを機能処理するようになされている。また、本実施の形態では、プロセスマネージャ部13が機能処理モジュールを実行するが、実際は、プロセスマネージャ部13として機能するCPU91が機能処理モジュールを実行するようになされている。
なお、上記のハードウェア構成は一例であり、データ処理装置10は、CPU91以外の処理回路を用いて実現されてもよいし、RAM92およびHDD93以外の記憶装置を用いて実現されてもよい。
図11は、プロセスマネージャ部13の動作を示すフローチャートである。プロセスマネージャ部13は、設定情報に基づいて実行する機能処理を選択する(ステップS101)。続いて、プロセスマネージャ部13は、ステップS101において選択された機能処理は収集処理であるか否かを判断する(ステップS102)。選択された機能処理が収集処理である場合(ステップS102:Yes)、プロセスマネージャ部13は、接続するデバイス4を特定する情報をドライバ部11に送信して産業データ33の取得を指示する(ステップS103)。指示を受けたドライバ部11は、プロセスマネージャ部13から受け取った情報により特定されるデバイス4から産業データ33を取得して、取得した産業データ33をプロセスマネージャ部13の収集インタフェースに合わせてデータ形式を変換した後、変換後の産業データ33を出力データとして、完了通知と共にプロセスマネージャ部13に送信する。
プロセスマネージャ部13は、ドライバ部11から収集処理の完了通知およびデバイス4が収集した出力データを受け取ったか否かを判断する(ステップS104)。完了通知および出力データを受け取っていないと判断された場合(ステップS104:No)、プロセスマネージャ部13は、完了通知および出力データを受け取るまで、ステップS104の判断を繰り返す。完了通知および出力データを受け取ったと判断された場合(ステップS104:Yes)、プロセスマネージャ部13は、受け取った出力データをデータストア部14に記憶させる(ステップS105)。そしてプロセスマネージャ部13は、設定情報に基づいて、次に実行する機能処理があるか否かを判断する(ステップS106)。次に実行する機能処理がない場合(ステップS106:No)、プロセスマネージャ部13は、一連の機能処理を終了する。次に実行する機能処理がある場合(ステップS106:Yes)、プロセスマネージャ部13は、ステップS101の処理から繰り返す。
ステップS101で選択された機能処理が収集処理でない場合(ステップS102:No)、すなわち、ステップS101で選択された機能処理が加工処理、診断処理または通知処理である場合、プロセスマネージャ部13は、設定情報に含まれる入出力情報と、タイムスタンプとに基づいて、選択したアプリケーション5が行う機能処理で扱う入力データを取得する(ステップS107)。そして、プロセスマネージャ部13は、取得した入力データをアプリケーションアダプタ部12に送信して、選択したアプリケーション5の実行をアプリケーションアダプタ部12に指示する(ステップS108)。具体的には、プロセスマネージャ部13は、選択したアプリケーション5を特定するための情報と、このアプリケーション5が行う機能処理への入力データとをアプリケーションアダプタ部12に送信する。指示を受けたアプリケーションアダプタ部12は、後述する処理を完了すると、この処理の完了を示す完了通知および機能処理モジュールの実行結果である出力データをプロセスマネージャ部13に渡す。
プロセスマネージャ部13は、アプリケーションアダプタ部12から完了通知および出力データを受け取ったか否かを判断する(ステップS109)。完了通知および出力データを受け取っていないと判断された場合(ステップS109:No)、プロセスマネージャ部13は、完了通知および出力データを受け取るまで、ステップS109の判断を繰り返す。完了通知および出力データを受け取ったと判断された場合(ステップS109:Yes)、プロセスマネージャ部13は、ステップS105の処理に進む。プロセスマネージャ部13は、図11に示した一連の機能処理を、予め定められた時間間隔で繰り返すことができる。
図12は、図3に示すアプリケーションアダプタ部12の動作を示すフローチャートである。アプリケーションアダプタ部12は、プロセスマネージャ部13から実行指示があるか否かを判断する(ステップS201)。プロセスマネージャ部13から実行指示がないと判断された場合(ステップS201:No)、アプリケーションアダプタ部12は、実行指示があるまでステップS201の判断を繰り返して待機する。プロセスマネージャ部13から実行指示があったと判断された場合(ステップS201:Yes)、アプリケーションアダプタ部12は、入出力情報に従って、実行指示が示すアプリケーション5に対応するプロトコルを選択する(ステップS202)。アプリケーションアダプタ部12は、実行指示と共にプロセスマネージャ部13から送信される入力データを受け取って、受け取った入力データを、選択したプロトコルに合わせて変換する(ステップS203)。
アプリケーションアダプタ部12は、変換後の入力データをアプリケーション5に送信して、アプリケーション5に処理の開始を指示してアプリケーション5を実行する(ステップS204)。アプリケーションアダプタ部12は、アプリケーション5から完了通知および出力データを受け取ったか否かを判断する(ステップS205)。完了通知および出力データを受け取っていないと判断された場合(ステップS205:No)、アプリケーションアダプタ部12は、ステップS205の判断を繰り返して、完了通知および出力データを受け取るまで待機する。完了通知および出力データを受け取った場合(ステップS205:Yes)、アプリケーションアダプタ部12は、プロセスマネージャ部13のインタフェースに合わせて受け取った出力データを予め定められたデータ形式に変換して、変換後の出力データと完了通知とをプロセスマネージャ部13に送信する(ステップS206)。アプリケーションアダプタ部12は、プロセスマネージャ部13からの実行指示を待機しており、プロセスマネージャ部13から実行指示を受け付ける度に図12に示す動作を繰り返す。
図13は、図1に示すデータ処理システムが図5に示す一連の機能処理を行うときの動作例を示すシーケンス図である。なおこのシーケンス図では、簡単のため、各構成要素内で実行される処理内容については省略しており、各構成要素間で受け渡される情報を主に示している。
プロセスマネージャ部13は、図5に示す一連の機能処理を記述した設定情報に基づいて、まず収集処理をする。ここでプロセスマネージャ部13は、設定情報から収集処理をするために用いるデバイス4を確認して、ドライバ部11にデバイス4を特定する情報を送信して産業データ33の取得を指示する(ステップS301)。ここでは、プロセスマネージャ部13は、デバイス4に産業データ33を取得することを指示したとする。ドライバ部11は、プロセスマネージャ部13からの指示に応答して、デバイス4に対して入力する入力データである取得指示を、デバイス4に合わせて変換して、変換後の取得指示をデバイス4に入力する(ステップS302)。
デバイス4は、ドライバ部11からの取得指示に応答して、産業データ33を取得して、取得した産業データ33と完了通知とをドライバ部11に出力する(ステップS303)。ドライバ部11は、デバイス4が出力した産業データ33のデータ形式をプロセスマネージャ部13の収集インタフェースに合わせた形式に変換して、変換後の産業データ33と完了通知とをプロセスマネージャ部13に送信する(ステップS304)。
プロセスマネージャ部13は、産業データ33と完了通知とを受け取ると、産業データ33にタイムスタンプを付加したタイムスタンプ付産業データを生成し、生成したタイムスタンプ付産業データをデータストア部14に記憶する。プロセスマネージャ部13は、次に実行する処理があるか否かを設定情報に基づいて判断する。ここでは次に実行する処理は加工処理であるため、プロセスマネージャ部13は、設定情報に基づいて、加工処理を実行するために用いるアプリケーション5が加工処理モジュール5−1であると特定する。そして、プロセスマネージャ部13は、設定情報に基づいて、加工処理モジュール5−1が行う加工処理への入力データを、データストア部14に記憶されたタイムスタンプ付産業データの中から取得する。プロセスマネージャ部13は、加工処理モジュール5−1が行う加工処理への入力データとしてタイムスタンプ付産業データを送信すると共に、このアプリケーション5の実行をアプリケーションアダプタ部12に指示する(ステップS305)。
アプリケーションアダプタ部12は、入出力情報に基づいて、実行を指示されたアプリケーション5である加工処理モジュール5−1が対応するプロトコルを確認して、プロセスマネージャ部13から受け取った入力データであるタイムスタンプ付産業データをこのプロトコルに合わせて変換する。そしてアプリケーションアダプタ部12は、変換後のタイムスタンプ付産業データを入力データとして送信すると共に、加工処理モジュール5−1に処理の実行を指示する(ステップS306)。
加工処理モジュール5−1は、アプリケーションアダプタ部12からタイムスタンプ付産業データと実行指示を受け取ると、入力データとして受け取ったタイムスタンプ付産業データに予め定められた加工を施して、加工後のタイムスタンプ付産業データである加工データを出力データとして出力する。加工処理モジュール5−1は、加工データと共に完了通知をアプリケーションアダプタ部12に出力する(ステップS307)。
アプリケーションアダプタ部12は、加工処理モジュール5−1から加工データと完了通知とを受け取ると、加工データをプロセスマネージャ部13の加工インタフェースに合わせたデータ形式に変換して、変換後の加工データを完了通知と共にプロセスマネージャ部13に受け渡す(ステップS308)。
プロセスマネージャ部13は、加工データと完了通知とを受け取ると、受け取った加工データをデータストア部14に記憶させて、次に実行する処理があるか否かを設定情報に基づいて判断する。ここでは次に実行する処理は診断処理であるため、プロセスマネージャ部13は、設定情報に基づいて、診断処理を実行するために用いるアプリケーション5が診断処理モジュール5−2であると特定する。そして、プロセスマネージャ部13は、設定情報に基づいて、この診断処理モジュール5−2が行う診断処理が扱う入力データを取得する。ここでは、プロセスマネージャ部13は、加工データを入力データとして取得する。プロセスマネージャ部13は、診断処理モジュール5−2へ加工データを受け渡すと共に、このアプリケーション5の実行をアプリケーションアダプタ部12に指示する(ステップS309)。
アプリケーションアダプタ部12は、入出力情報に基づいて、実行を指示されたアプリケーション5である診断処理モジュール5−2が対応するプロトコルを確認して、プロセスマネージャ部13から受け取った加工データをこのプロトコルに合わせて変換する。そしてアプリケーションアダプタ部12は、変換後の加工データを診断処理モジュール5−2に受け渡すと共に、処理の実行を指示する(ステップS310)。
診断処理モジュール5−2は、アプリケーションアダプタ部12から加工データと実行指示を受け取ると、受け取った加工データを用いて診断を行い、診断結果を出力データとして出力する。診断処理モジュール5−2は、診断結果と共に完了通知をアプリケーションアダプタ部12に出力する(ステップS311)。
アプリケーションアダプタ部12は、診断処理モジュール5−2から診断結果と完了通知とを受け取ると、診断結果をプロセスマネージャ部13の診断インタフェースに合わせたデータ形式に変換して、変換後の診断結果を完了通知と共にプロセスマネージャ部13に受け渡す(ステップS312)。
プロセスマネージャ部13は、診断結果と完了通知とを受け取ると、受け取った診断結果をデータストア部14に記憶させて、次に実行する処理があるか否かを設定情報に基づいて判断する。ここでは次に実行する処理は通知処理であるため、プロセスマネージャ部13は、設定情報に基づいて、通知処理を実行するために用いるアプリケーション5が通知処理モジュール5−3であると特定する。そして、プロセスマネージャ部13は、設定情報に基づいて、この通知処理モジュール5−3が行う通知処理が扱う入力データを取得する。ここでは、プロセスマネージャ部13は、診断結果を入力データとして取得する。プロセスマネージャ部13は、通知処理モジュール5−3への診断結果を受け渡すと共に、このアプリケーション5の実行をアプリケーションアダプタ部12に指示する(ステップS313)。
アプリケーションアダプタ部12は、入出力情報に基づいて、実行を指示されたアプリケーション5である通知処理モジュール5−3が対応するプロトコルを確認して、プロセスマネージャ部13から受け取った入力データである診断結果をこのプロトコルに合わせて変換する。そしてアプリケーションアダプタ部12は、変換後の診断結果を通知処理モジュール5−3に送信すると共に、通知処理モジュール5−3に処理の実行を指示する(ステップS314)。
通知処理モジュール5−3は、アプリケーションアダプタ部12から診断結果と実行指示とを受け取ると、受け取った診断結果を用いて通知を行うか否かを判断し、通知を行う場合には通知先を決定する。ここでは、通知先はデバイス4とする。通知処理モジュール5−3は、通知を行うか否かと、通知先とを示す通知情報を生成して出力データとして出力する。通知処理モジュール5−3は、通知情報と共に完了通知をアプリケーションアダプタ部12に出力する(ステップS315)。
アプリケーションアダプタ部12は、通知処理モジュール5−3から通知情報と完了通知とを受け取ると、通知情報をプロセスマネージャ部13の通知インタフェースに合わせたデータ形式に変換して、変換後の通知情報を完了通知と共にプロセスマネージャ部13に受け渡す(ステップS316)。プロセスマネージャ部13は、受け取った通知情報が示す判断結果と通知先とに基づいて、通知情報を通知先の装置に出力する。具体的には、プロセスマネージャ部13は、通知情報をドライバ部11に受け渡すと共に、通知先のデバイス4への通知を指示する(ステップS317)。ドライバ部11は、デバイス4に通知情報を出力する(ステップS318)。
続いて、図14から図20を用いて、図3に示す設定管理装置20を用いた、設定情報の生成について説明する。
図14は、図3に示す設定管理装置20の構成を示す図である。設定管理装置20は、データ処理装置10が用いる設定情報を生成し、データ処理装置10と通信路を介して接続されている。
設定管理装置20は、リスト取得部22と、表示制御部23と、設定情報生成部24とを有する。リスト取得部22は、データ処理装置10が対応可能な機能処理の名称を記載したリストをデータ処理装置10から取得する。このリストは、例えば、アプリケーションアダプタ部12が対応可能なアプリケーション5、アプリケーション5内の機能処理モジュール、およびドライバ部11が接続可能なデバイス4の名称が記載されたリストである。具体的には、リスト取得部22は、アプリケーションアダプタ部12またはメッセージ中継部15にリストを要求するメッセージを送信する。アプリケーションアダプタ部12は、アプリケーション5のリストをデータストア部14から取り出して設定管理装置20に送信する。またはメッセージ中継部15がメッセージを受信した場合、メッセージ中継部15は、受信したメッセージをドライバ部11に受け渡すと、ドライバ部11はデータストア部14からリストを取得して、メッセージ中継部15を介して設定管理装置20にリストを送信する。表示制御部23は、リスト取得部22が取得したリストに含まれるそれぞれの機能処理に対応する複数のオブジェクト間を線で結んだ処理フロー図を描画するための設定情報生成画面を表示する。設定情報生成画面の詳細については後述する。設定情報生成部24は、表示制御部23が表示した画面に入力された情報に基づいて、設定情報を生成する。例えば設定情報生成部24は、設定情報生成画面に描画された処理フロー図の処理フローに基づいて、設定情報を生成することができる。また設定情報生成部24は、生成した設定情報をデータ処理装置10に送信して、データ処理装置10の有するデータストア部14に記憶させることができる。
なお、設定情報生成部24は、新たに処理フロー図を作成した場合、作成した処理フロー図に基づいて設定情報を生成しているが、作成済の処理フロー図である設定情報生成画面に描画された機能処理の配置がユーザの操作によって変更され、その変更後の処理フロー図に基づいて設定情報を更新するようにしても良い。具体的には、設定情報生成部24は、表示制御部23が作成済の処理フロー図を表示すると、この表示した処理フロー図に対応する設定情報をデータストア部14から取り出す。続けて、設定情報生成部24は、表示制御部23が表示する処理フロー図中のオブジェクトの配置が変更されたことを確認すると、変更後の内容で設定情報の順序や入力データ等のデータを更新する。
図15は、設定管理装置20が表示する設定情報生成画面の第1の例を示す図である。設定管理装置20は、データ処理装置10の実行する一連の機能処理のフローを生成して、生成した処理フローを示す設定情報をデータ処理装置10のデータストア部14に記憶させる。これにより、データ処理装置10は、実行する一連の機能処理を設定することができる。図15に示す設定情報生成画面は、処理候補表示領域41と、描画領域42とを含む。処理候補表示領域41には、処理フローの中で用いることができる複数の種類の機能処理モジュールを示すオブジェクトが表示されている。機能処理モジュールは、デバイス4からの産業データ33の収集処理、またはアプリケーション5が実行する処理に対応している。図15では収集処理、加工処理および診断処理を示すオブジェクトが表示されている。データ処理装置10を操作するユーザは、この設定情報生成画面の処理候補表示領域41に表示された各機能処理モジュールを示すオブジェクトを選択して、移動させた後、描画領域42で選択を解除するといったドラッグアンドドロップ操作を行うことで、描画領域42に各機能処理モジュールを配置することができる。例えば、描画領域42に配置したオブジェクトを選択すると、各機能処理モジュールの詳細な内容として設定可能な候補が表示され、表示された候補の中から選択することができるようになっている。例えば配置された収集オブジェクトを選択すると、収集する産業データ33の候補として、温度、電圧などが表示されて、ユーザはこれら候補の中から産業データ33を選択することができる。その後ユーザが、描画領域42に表示された各機能処理モジュールを示す図形であるオブジェクト間でデータの流れる方向を矢印で描くことにより、図15に示すような処理フローが完成する。
図16は、図15に示す設定情報生成画面からリンクされた詳細設定画面を示す図である。図15に示した設定情報生成画面の描画領域42に表示された各オブジェクトをユーザがダブルクリックすると、詳細設定画面43が表示される。詳細設定画面43を用いることで、ユーザは、各オブジェクトが示す機能処理モジュールへの入力データおよび出力データの設定と、この機能処理モジュールで用いられるパラメータの設定とを行うことができる。図16は、詳細設定画面の一例であり、欠損値処理に対応する詳細設定画面43を示している。図15に示すそれぞれのオブジェクトごとに対応する詳細設定画面に表示される内容は異なる。詳細設定画面43には、入力データとして選択可能な値の候補が表示されており、ユーザはこれらの候補の中から、生成中の処理フローにおいて用いる入力データを選択する。欠損値処理は、データの取得に失敗した場合など、一連のデータにおいて、データとデータとの間の欠けている値を補間する処理である。欠損値処理は、処理対象のデータに対して欠損値を補間したものがそのまま出力データとなるため、入力データが選択されると、自動的に出力データが決まる。ユーザは、詳細設定画面43を用いて、さらにこの機能処理モジュールで用いられるパラメータの設定を行うことができる。詳細設定画面43は、連続して複数の値が欠損している場合、連続して欠損している値の数が最大いくつまで値を補間するかを示す最大連続欠損数を設定することができる。設定管理装置20は、設定情報生成画面に入力された情報に基づいて、設定情報を生成する。
図17は、設定管理装置20が表示する設定情報生成画面の第2の例を示す図である。この設定情報生成画面では、ユーザがセルに処理フローの内容を入力することで、処理フローを生成することができる。設定情報生成画面は、セル表示領域44を含んでいる。セル表示領域44に表示される表の一行は、1つの機能処理モジュールに対応しており、列方向の並び順は、機能処理モジュールの実行順を示している。ユーザは、セル表示領域44に情報を入力することで、各機能処理モジュールの内容を設定することができる。
図18は、図17に示す設定情報生成画面からリンクされた詳細設定画面を示す図である。図17に示した設定情報生成画面のセル表示領域44に表示された、各機能処理モジュールの処理内容のボタン442をユーザがクリックすると、詳細設定画面43が表示される。この詳細設定画面43は、図16に示した詳細設定画面43と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図19は、設定管理装置20が表示する設定情報生成画面の第3の例を示す図である。この設定情報生成画面は、図17に示したセル表示領域44に加えて、自動描画領域45を含む。設定管理装置20は、セル表示領域44に情報が入力されると、入力された情報に基づいて、自動描画領域45に処理フローを描画する。
図20は、図19に示す設定情報生成画面からリンクされた詳細設定画面を示す図である。図19に示した設定情報生成画面のセル表示領域44に表示された、各機能処理モジュールの処理内容のボタン442をユーザがクリックすると、詳細設定画面43が表示される。この詳細設定画面43は、図16に示した詳細設定画面43と同様であるため、ここでは説明を省略する。
更に、データ処理装置10は、ユーザに公開されたAPI(Application Programming Interface)の仕様に基づいて作成されたアプリケーション5を実行可能である。すなわち、データ処理装置10は、設定管理装置20によって設定されたアプリケーション5の機能処理モジュールを実行する順序に基づいて、機能処理モジュールを実行することで一連の機能処理を実現することができるようになされている。例えばAPIが提供する機能としては、処理に用いるメモリおよびリソースの確保を行う初期化機能、1つ前の機能処理からデータを受け取ってデータを加工する入力および加工機能、加工したデータを1つ後の機能処理に渡す出力機能、およびメモリとリソースとを開放するリセット機能が挙げられる。これらの機能は、通常動作時において実行される。初期化機能は、設定をデータ処理装置10に反映する時に実行される。入力加工機能は、データ処理装置10の動作開始後、1つ前の機能処理からデータが到達するたびに実行される。出力機能は、データ処理装置10の動作中、1つ後の機能処理へデータを渡すたびに実行される。リセット機能は、データ処理装置10の動作停止時に実行される。また、APIが提供する機能としては、それぞれのプログラムを識別するプログラム名を応答するプログラム名の応答機能、データ処理装置10が受け付けることが可能な入力データの列情報を応答する機能、およびデータ処理装置10が出力するデータの列情報を応答する機能が挙げられる。プログラム名の応答は、図17に示した設定情報生成画面にて、プログラム名441の文字列を表示する際に実行される。入力データ列の応答および出力データ列の応答機能は、図18に示した詳細設定画面43にて、入力データ名443および出力データ名444の文字列を表示する際に実行される。
更に、図21に示すように、APIの仕様に基づいて作成されたアプリケーション5又は機能処理モジュール50を外部サーバーであるクラウドサーバー100に登録しておき、データ処理装置10は、クラウドサーバー100からアプリケーション5又は機能処理モジュール50をダウンロードし、データストア部14に記憶することにより、ダウンロードしたアプリケーション5又は機能処理モジュール50に基づいた新たな機能処理を実行できる。具体的には、クラウドサーバー100は、データ処理装置10のアプリケーション5又は機能処理モジュール50を記録する為の記憶部を有しており、この記憶部にアプリケーション5又は機能処理モジュール50、データ処理装置10が実行可能な機能処理のリストを記憶できるようになされている。また、設定管理装置20は、データ処理装置10経由でクラウドサーバー100にアクセスし、ユーザによって図15、図17、図19に示す設定情報生成画面が操作されて、操作によって選択されたアプリケーション5又は機能処理モジュール50がデータ処理装置10のデータストア部14に記憶される。続けて、データ処理装置10は、設定管理装置20によって設定された順序で機能処理モジュール50を実行することで、新たな機能処理を一連の処理として実行できる。なお、本実施の形態において、データ処理装置10は、クラウドサーバー100からダウンロードしたアプリケーション5又は機能処理モジュール50に基づいて新たな機能処理を行うようになされているが、データ処理装置10は、クラウドサーバー100に登録されたアプリケーション5又は機能処理モジュール50を直接用いて新たな機能処理を行うようにしても良い。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、データ処理装置10においてプロセスマネージャ部13は、複数の機能処理モジュールを実行する順序を設定した設定情報に基づいて機能処理モジュールを実行することにより、一連の機能処理が実行できる。加えて、設定情報には機能処理モジュールで扱う入力データが設定されており、プロセスマネージャ部13は、実行する機能処理モジュールで使用する入力データを、必要なタイミングで機能処理モジュールに出力する。そして、プロセスマネージャ部13が出力した入力データは、前の機能処理モジュールで実行された出力データである。このように、プロセスマネージャ部13は、複数の機能処理モジュールを実行する順序と、各機能処理モジュールに出力データを制御することにより、複数の機能処理モジュールの間でのデータ通信の同期をとることが可能となる。
そしてデータ処理装置10は、一連の機能処理を構成する各機能処理の内容を、デバイス4またはアプリケーション5を変更することにより、一連の機能処理の内容を容易に変更や拡張することが可能である。そして、各機能処理は、機能処理モジュールの実行により実現されており、プロセスマネージャ部13は、機能処理モジュールを実行する順序を設定した設定情報に基づいて実行するようになされていることから、追加や変更した機能処理モジュールの間でのデータ通信に対しても容易に同期をとることができる。
また、プロセスマネージャ部13は、ドライバ部11を用いて産業データ33を取得させると、産業データ33を取得した時刻を示す取得時情報であるタイムスタンプと共にデータストア部14に記憶させる。そして、記憶されたタイムスタンプ付き産業データの中から、次に実行するアプリケーション5に入力する入力データを、タイムスタンプに基づいて選択する。これにより、複数のアプリケーション5を用いて一連の機能処理を実現する場合であっても、データ通信の同期をとって正確な処理を行うことが可能である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
例えば、上記実施の形態では、データ処理装置10の機能は、1つのハードウェアを用いて実現されることとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、クラウド環境を用いた分散処理を使って、データ処理装置10の機能が実現されてもよい。
1 データ処理システム、4 デバイス、4A 生産装置、4B コントローラ、4C センサ、5 アプリケーション、10 データ処理装置、11 ドライバ部、12 アプリケーションアダプタ部、13 プロセスマネージャ部、14 データストア部、14A 機能処理モジュール記憶部、14B 設定情報記憶部、15 メッセージ中継部、16 ライブラリ管理部、20 設定管理装置、22 リスト取得部、23 表示制御部、24 設定情報生成部、31 入出力情報、32 タイムスタンプ、33 産業データ、91 CPU、92 RAM、93 HDD、100 クラウドサーバー、121 通信制御部、131 同期制御部。

Claims (10)

  1. データ処理用の複数の機能処理モジュールを記憶する機能処理モジュール記憶部と、
    前記複数の機能処理モジュールを実行する順序と、それぞれの前記機能処理モジュールで機能処理する対象の入力データと、それぞれの前記機能処理モジュールが対応する入力データのデータ形式の情報と、それぞれの前記機能処理モジュールが出力する出力データのデータ形式の情報とを含む設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
    前記設定情報に従って前記入力データおよび前記出力データのデータ形式を変換するアダプタ部と、
    前記アダプタ部のデータ通信を前記設定情報に基づいて制御し、前記設定情報に設定された順序に基づいて前記機能処理モジュールに、機能処理する対象の入力データを機能処理させるプロセスマネージャ部と、
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 産業データを取得するデバイスと接続するドライバ部を備え、
    プロセスマネージャ部は、前記ドライバ部を制御して、前記デバイスに産業データを取得させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記プロセスマネージャ部は、外部から産業データを取得すると、取得した時刻を示すデータ取得順識別情報と共に前記産業データをデータストア部に記憶し、実行する前記機能処理モジュールで扱う入力データとしての産業データを前記データ取得順識別情報に基づいて選択することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記プロセスマネージャ部は、複数の前記機能処理モジュールを並列して実行し、前記データ取得順識別情報に基づいてそれぞれの機能処理モジュールに入力データを処理させることを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記機能処理モジュールは、データの加工処理を行うデータ加工モジュール、前記データ加工モジュールが加工処理したデータの診断処理を行うデータ診断モジュール、前記データ診断モジュールの診断結果の通知処理を行う通知モジュールであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  6. 機能処理モジュール記憶部に、データ処理用の機能処理モジュールを記憶する第1の工程と、
    複数の前記機能処理モジュールを実行する順序と、それぞれの前記機能処理モジュールで機能処理する対象の入力データと、それぞれの前記機能処理モジュールが対応する入力データのデータ形式の情報と、それぞれの前記機能処理モジュールが出力する出力データのデータ形式の情報とを設定情報として設定情報記憶部に記憶する第2の工程と、
    前記設定情報に設定された順序に基づいて機能処理させる前記機能処理モジュールを選択する第3の工程と、
    選択した前記機能処理モジュールへの入力データのデータ形式を前記設定情報に基づいて変換する第4の工程と、
    前記データ形式を変換した後の入力データを前記機能処理モジュールに機能処理させる第5の工程と、
    前記機能処理モジュールの出力データのデータ形式を前記設定情報に基づいて変換する第6の工程と、
    を備えることを特徴とするデータ処理方法。
  7. 前記第4の工程において、データを取得するデバイスと接続するドライバ部を制御して、外部からデータを取得する
    ことを特徴とする請求項6に記載のデータ処理方法。
  8. データ処理装置が対応可能な機能処理の名称を記載したリストを取得するリスト取得部と、
    前記リストに記載された前記機能処理の処理フロー図を生成する表示制御部と、
    前記処理フロー図に基づいて、複数の前記機能処理の処理順序を含む設定情報を生成する設定情報生成部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、生成画面に表示する機能処理モジュールを選択する操作を検知すると、選択された前記機能処理モジュールが機能処理する入力データおよび当該機能処理の出力データを設定するための詳細設定画面を表示し、
    前記設定情報生成部は、前記詳細設定画面を用いて設定された前記入力データおよび前記出力データに対応するデータ形式を示す情報を含む前記設定情報を生成することを特徴とする設定管理装置。
  9. 前記設定情報生成部は、前記処理フロー図が変更された場合、変更結果に応じて前記設定情報を更新する
    ことを特徴とする請求項8に記載の設定管理装置。
  10. データ処理をする機能処理モジュールを記憶する外部サーバーと、
    前記外部サーバーから取得した機能処理モジュールを記憶する機能処理モジュール記憶部と、複数の前記機能処理モジュールを実行する順序と、それぞれの前記機能処理モジュールで機能処理する対象の入力データと、それぞれの機能処理モジュールが対応する前記入力データのデータ形式の情報と、それぞれの前記機能処理モジュールが出力する出力データのデータ形式の情報とを含む設定情報を記憶する設定情報記憶部と、前記設定情報に従って前記入力データおよび前記出力データのデータ形式を変換するアダプタ部と、前記アダプタ部のデータ通信を前記設定情報に基づいて制御し、前記設定情報に設定された順序に基づいて前記機能処理モジュールに機能処理の対象である入力データを機能処理させるプロセスマネージャ部とを有するデータ処理装置と
    を備えることを特徴とするデータ処理システム。
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