JP6359584B2 - ゲートウェイ装置およびデータ収集システム - Google Patents

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本発明は、データ送信機器から受信したデータに対してデータ処理を施してデータをサーバに送信するゲートウェイ装置、およびこれを備えたデータ収集システムに関するものである。
近年、例えばFA(Factory Automation)で使用されるロボットや工作機械等の装置をデータ送信機器とし、データ送信機器から送信されたデータをサーバで収集するニーズが高まっている。また、サーバで収集するデータのサイズを軽減するために、データの加工や変換等のデータ処理を行うゲートウェイ装置を、データ送信機器とサーバとの中間に設けることが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1のデータ収集システムでは、ゲートウェイ装置でのデータ処理の設定を変更するために、サーバからゲートウェイ装置にルール定義を送信し、ゲートウェイ装置がサーバから受信したルール定義に従ってデータ処理を行う構成が採用されている。ルール定義は、データの変換・加工・閾値判定・圧縮・送信の設定を動的に更新するための情報である。
特開2015−28742号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、サーバからデータ処理の設定を変更する必要がある。このため、例えばゲートウェイ装置の遠隔地にサーバが設置されていることにより、ゲートウェイ装置の使用者がサーバを操作することができない状況では、データ処理の設定を変更することができないという不都合があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、サーバを操作することなくゲートウェイ装置でのデータ処理の設定を変更することができるゲートウェイ装置およびデータ収集システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載のゲートウェイ装置は、サーバに接続される上位システム接続部と、データ送信機器に接続される下位システム接続部と、前記データ送信機器から受信したデータに対してデータ処理を施すデータ処理部とを備え、前記データ処理が施されたデータを前記サーバに送信するように構成されているゲートウェイ装置において、前記サーバではない情報機器に接続される情報機器接続部をさらに備え、前記データ処理部は、前記情報機器から入力された設定情報に応じた前記データ処理を実行し、前記データ処理が施されたデータは、前記設定情報に基づいて前記データ送信機器に送信され得ることを特徴とする。
請求項2に記載のゲートウェイ装置は、請求項1に記載のゲートウェイ装置において、前記設定情報には、前記データ処理のタイミングに係るタイミング情報と、前記データ処理の処理内容に係る処理内容情報とが含まれ、前記データ処理部は、前記タイミング情報に基づいて前記データ処理を開始し、前記処理内容情報に基づいてデータの変換または加工を含む前記データ処理を実行し、前記データ処理のタイミングとして、前記データ送信機器から受信するデータの値の変化時、周期、前記サーバからのメッセージ受信時、および、時刻が選択可能に構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載のゲートウェイ装置は、請求項1または2に記載のゲートウェイ装置において、データ処理の設定画面に係るWebブラウザ用リソースを記憶するリソース記憶部と、前記情報機器からの要求に応じて、前記Webブラウザ用リソースを前記情報機器に送信するリソース送信部とをさらに備えることを特徴とする。
請求項4に記載のデータ収集システムは、データを送信するデータ送信機器と、データを収集するサーバと、前記データ送信機器から受信したデータに対してデータ処理を施すゲートウェイ装置とを備え、前記データ処理が施されたデータを前記ゲートウェイ装置から前記サーバに送信するように構成されているデータ収集システムにおいて、前記ゲートウェイ装置には、前記サーバではない情報機器が接続され、前記ゲートウェイ装置は、前記情報機器から入力された設定情報に応じた前記データ処理を実行し、前記データ処理が施されたデータは、前記設定情報に基づいて前記ゲートウェイ装置から前記データ送信機器に送信され得ることを特徴とする。
請求項5に記載のデータ収集システムは、請求項4に記載のデータ収集システムにおいて、前記ゲートウェイ装置は、前記情報機器からの要求に応じて、前記データ処理の設定画面に係るWebブラウザ用リソースを前記情報機器に送信し、前記Webブラウザ用リソースには、前記データ処理のタイミングに係るタイミング情報と当該データ処理の処理内容に係る処理内容情報とを入力するための設定画面に係るリソースが含まれ、前記情報機器には、前記Webブラウザ用リソースに基づいて前記データ処理の設定画面が表示され、前記ゲートウェイ装置は、前記情報機器から入力された前記タイミング情報に基づいて前記データ処理を開始し、前記情報機器から入力された前記処理内容情報に基づいてデータの変換または加工を含む前記データ処理を実行し、前記データ処理のタイミングとして、前記データ送信機器から受信するデータの値の変化時、周期、前記サーバからのメッセージ受信時、および、時刻が選択可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、サーバを操作することなくゲートウェイ装置でのデータ処理の設定を変更することができるゲートウェイ装置およびデータ収集システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るデータ収集システムの模式図である。 同実施形態に係るゲートウェイ装置の概略構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る情報機器の概略構成を示すブロック図である。 データ処理の設定の変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。 データの設定の変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。 データソースの設定情報を入力するための設定画面の一例である。 タグの設定情報を入力するための設定画面の一例である。 イベントの設定の変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。 トリガの設定情報を入力するための設定画面の一例である。 アクションの設定情報を入力するための設定画面の一例である。 アクションの設定情報を入力するための設定画面の一例である。 上位連携の設定情報を入力するための設定画面の一例である。
図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は、データ収集システム1の概略構成を模式的に示している。図1に示すように、データ収集システム1は、1以上のデータ送信機器10と、ゲートウェイ装置20と、1以上のサーバ30とを備えている。
データ送信機器10は、データ送信機能を備えた機械装置または電気装置である。具体的には、データ送信機器10の各々は、例えばFAで使用されるロボット、PLC(Programmable Logic Controller)、工作機械、もしくは、PA(Process Automation)で使用される計測機器、温調器、流量計、もしくは、BA(Building Automation)で使用される空調機、照明機器、省配線機器、もしくは、HA(Home Automation)で使用される太陽光パネル、スマートメーター、家電製品、もしくは、ヘルスケアに利用される血圧計、脈拍計、歩数計、もしくは、位置センサ、加速度センサ、画像センサ、カメラ、音センサ、温度・湿度計、または、これらを組み合わせた装置である。データ送信機器10は、任意のデータをゲートウェイ装置20に送信する。
ゲートウェイ装置20は、データ送信機器10およびサーバ30と通信可能なハードウェアである。ゲートウェイ装置20は、データ送信機器10から送信されたデータを収集する。そして、ゲートウェイ装置20は、データ送信機器10から受信したデータに対してデータ処理を施し、当該データ処理が施されたデータをサーバ30に送信する。また、ゲートウェイ装置20は、データ処理の設定を変更するための情報機器40と通信可能に構成されている。
サーバ30は、ゲートウェイ装置20から送信されたデータを収集するハードウェアである。サーバ30は、ゲートウェイ装置20から受信したデータを、サーバ30に接続されたクライアント(図示略)に提供する。具体的には、サーバ30は、例えばERP(Material Requirements Planning)/MES(Manufacturing Execution System)の基幹システム、統計/解析システム、リモートメンテナンスシステム、ヒストリアンデータ収集システム、スケジューラ/工程管理システム、または、リアルタイム監視/警報システムを構成するクライアントにデータを提供する。
情報機器40は、サーバ30ではないハードウェアであって、一般的なPC(Personal Computer)である。情報機器40は、ゲートウェイ装置20のデータ処理の設定を変更する際にゲートウェイ装置20に接続される。
図2は、ゲートウェイ装置20の構成を模式的に示している。図2に示すように、ゲートウェイ装置20は、上位システム接続部21Aと、下位システム接続部21Bと、情報機器接続部21Cと、データ受信部22と、データ処理部23と、データ送信部24と、データ蓄積部25と、設定情報受信部26と、設定情報記憶部27と、リソース記憶部28と、リソース送信部29とを備えている。
各接続部21A,21B,21Cは、信号を有線または無線で送受信するためのハードウェアインタフェースである。上位システム接続部21Aはサーバ30に接続され、下位システム接続部21Bはデータ送信機器10に接続され、情報機器接続部21Cは情報機器40に接続される。各接続部21A,21B,21Cは、例えば、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tの規格に準じたイーサネット(登録商標)端子、RS-232の規格に準じたシリアルポート、USB規格に準じたUSB端子、または、Wi-Fi/Bluetooth(登録商標)の規格に準じたアンテナ内蔵モジュールにより構成されている。
データ受信部22は、データ送信機器10が送信したデータを、下位システム接続部21Bを介して受信するように構成されている。データ受信部22は、受信したデータをデータ処理部23およびデータ蓄積部25に送信する。
データ処理部23は、設定情報記憶部27に記憶されている設定情報に基づいて、データ受信部22から受信したデータに対してデータ処理を施すように構成されている。すなわち、データ処理部23は、データ送信機器10から受信したデータに対してデータ処理を施す。設定情報には、データ処理のタイミングに係るタイミング情報と、データ処理の処理内容に係る処理内容情報とが含まれており、データ処理部23は、タイミング情報に基づいてデータ処理を開始し、処理内容情報に基づいてデータの変換または加工を含むデータ処理を実行する。データ処理は、具体的には、例えば、データの値の四則演算、データの値の比較、および、データの値の送信等を含む。データ処理部23は、当該データ処理が施されたデータをデータ送信部24に送信する。
データ送信部24は、データ処理部23から受信したデータを、上位システム接続部21Aを介してサーバ30に送信するように構成されている。すなわち、データ送信部24は、データ処理部23でデータ処理が施されたデータをサーバ30に送信する。
データ蓄積部25は、データ受信部22から受信したデータを蓄積する記憶装置である。すなわち、データ蓄積部25は、データ送信機器10が送信したデータのログを記憶する。データ蓄積部25で蓄積されたデータは、データ処理部23におけるデータ処理に利用される。
設定情報受信部26は、情報機器40から入力されたデータ処理の設定情報を、情報機器接続部21Cを介して受信するように構成されている。設定情報受信部26は、情報機器40を用いて設定されたデータ処理のタイミング情報および処理内容情報を、データ処理の設定情報として受信する。
設定情報記憶部27は、不揮発性の記憶装置であって、設定情報受信部26で受信した設定情報を記憶する。すなわち、設定情報記憶部27は、情報機器40から入力されたデータ処理の設定情報を記憶する。
リソース記憶部28は、データ処理の設定画面に係るWebブラウザ用リソース(以下、単に「リソース」という)を記憶する記憶装置である。リソースには、例えば、HTML形式のファイルおよび画像ファイルが含まれる。
リソース送信部29は、リソース記憶部28で記憶しているリソースを、情報機器接続部21Cを介して情報機器40に送信するように構成されている。リソース送信部29は、情報機器40からの要求に応じてリソースを送信する。
ゲートウェイ装置20が有するデータ受信部22、データ処理部23、データ送信部24、設定情報受信部26、および、リソース送信部29は、それらの機能がプログラムされたMPU(Micro-Processing Unit)により実現されている。
図3は、情報機器40の構成を模式的に示している。図3に示すように、情報機器40は、ゲートウェイ接続部41と、操作部42と、設定情報生成部43と、設定情報送信部44と、リソース受信部45と、リソース解析部46と、表示部47とを備えている。
ゲートウェイ接続部41は、信号を有線または無線で送受信するためのハードウェアインタフェースであって、ゲートウェイ装置20に接続される。ゲートウェイ接続部41は、情報機器接続部21Cと同様のハードウェアにより構成され、情報機器接続部21Cと信号の送受信を行う。
操作部42は、キーボードまたはマウス等により構成される入力装置である。データ処理の設定を変更する作業者が操作部42を操作することによって、データ処理の設定を変更する指示が情報機器40に入力される。
設定情報生成部43は、操作部42を用いて入力された指示に基づいて、データ処理の設定情報を生成するように構成されている。設定情報生成部43は、データ処理の設定情報を設定情報送信部44に送信する。
設定情報送信部44は、設定情報生成部43から受信したデータ処理の設定情報を、ゲートウェイ接続部41を介してゲートウェイ装置20に送信するように構成されている。すなわち、設定情報送信部44は、操作部42を用いて情報機器40に入力された指示に基づき設定情報を送信する。
リソース受信部45は、ゲートウェイ装置20が送信したリソースを、ゲートウェイ接続部41を介して受信するように構成されている。リソース受信部45は、受信したリソースをリソース解析部46に送信する。
リソース解析部46は、リソース受信部45から受信したリソースを解析するように構成されている。すなわち、リソース解析部46は、Webブラウザでデータ処理の設定画面を表示するために、ゲートウェイ装置20が送信したリソースを解析する。
表示部47は、ディスプレイ等により構成される出力装置である。表示部47は、リソース解析部46によるリソースの解析結果に基づいて、データ処理の設定画面をWebブラウザで表示する。表示部47は、データ処理の設定の変更に係るアイコンおよびボタン等を含んだGUI(Graphical User Interface)を設定画面として表示する。
情報機器40が有する設定情報生成部43、設定情報送信部44、リソース受信部45、および、リソース解析部46は、それらの機能がプログラムされたMPUにより実現されている。
図4は、新規にデータ処理の設定を追加する場合における、データ処理の設定の変更処理の大まかな流れの一例を示している。以下に、データ処理の設定の変更処理に含まれる工程を説明する。
図4に示すように、まず、ゲートウェイ装置20に情報機器40を接続し(ステップS1)。情報機器40においてWebブラウザを起動する(ステップS2)。ステップS1では、ゲートウェイ装置20と情報機器40とが有線で通信する場合には、情報機器接続部21Cとゲートウェイ接続部41とをケーブルで接続し、ゲートウェイ装置20と情報機器40とが無線で通信する場合には、情報機器接続部21Cとゲートウェイ接続部41との無線接続を確立する。
次いで、情報機器40からゲートウェイ装置20にWebブラウザでアクセスする(ステップS3)。ステップS3では、操作部42を用いてゲートウェイ装置20のIPアドレスをURLとして入力することで、情報機器40が、データ処理の設定画面を表示するためのリソースをゲートウェイ装置20に要求する。こうして、情報機器40の要求に応じて、リソース送信部29がリソースを情報機器40に送信し、表示部47におけるWebブラウザ上にデータ処理の設定画面が表示される。
そして、情報機器40を用いて、Webブラウザ上でデータの設定の変更処理を行い(ステップS4)、Webブラウザ上でイベントの設定の変更処理を行う(ステップS5)。ステップS4,S5における変更処理は、データ処理の設定を変更する作業者が、表示部47に表示された設定画面を見ながら操作部42を操作することで行う。
図5は、上記ステップS4におけるデータの設定の変更処理の流れの一例を示している。データの設定には、データ処理部23でデータ処理の対象となるデータの情報、すなわちデータ受信部22で受信するデータの情報が含まれる。
図5に示すように、まず、データソース名を入力し(ステップS11)、次いで、データソースの設定情報を入力する(ステップS12)。データソース名は、データ送信機器10を識別するための名称である。データソースの設定情報は、データ送信機器10との通信に係る情報であって、通信プロトコル、IPアドレス、ポート番号、および、CPU番号等に関する情報である。図6(A),(B)は、データソースの設定情報を入力するための設定画面の一例であり、ステップS12において表示部47に表示されるWebブラウザの画面の一例である。設定画面には、データソースの設定情報を選択するためのプルダウンメニュー、および入力するためのテキストボックスが含まれる。ステップS11,S12で操作部42を用いてデータソース名、および、データソースの設定情報を入力することにより、データソースとなるデータ送信機器10の設定が完了する。
そして、タグ名を入力し(ステップS13)、次いで、タグの設定情報を入力する(ステップS14)。タグ名は、ステップS11,S12で設定したデータソースから受信するデータを識別するための名称である。タグの設定情報は、データに係る情報であって、レジスタ種類、データ型、バイト位置等に関する情報である。図7は、タグの設定情報を入力するための設定画面の一例であり、ステップS14において表示部47に表示されるWebブラウザの画面の一例である。設定画面には、タグの設定情報を選択するためのプルダウンメニュー、および入力するためのテキストボックスが含まれる。ステップS13,S14で操作部42を用いてタグ名、および、タグの設定情報を入力することにより、データ処理の対象となるデータの設定が完了する。
図8は、上記ステップS5におけるイベントの設定の変更処理の流れの一例を示している。イベントの設定には、データ処理部23がデータ処理を開始するタイミングに係るタイミング情報や、データ処理の処理内容に係る処理内容情報等が含まれる。
図6に示すように、まず、イベント名を入力し(ステップS21)、次いで、トリガ名を入力する(ステップS22)。イベント名は、データ処理を識別するための名称であり、トリガ名は、データ処理のタイミングを識別するための名称である。次いで、トリガの設定情報を入力する(ステップS23)。トリガの設定情報は、データ処理のタイミングに係る情報であって、データ処理を開始するタイミングの種類、および、データ処理の周期等に関する情報である。データ処理を開始するタイミングとしては、例えば、データの値の変化時、所定の定周期、MQTT(Message Queue Telemetry Transport)によるサーバ30からのメッセージ受信時、所定の時刻等が挙げられる。図9(A),(B)は、トリガの設定情報を入力するための設定画面の一例であり、ステップS22,S23において表示部47に表示されるWebブラウザの画面の一例である。また、図9(B)は、データ処理のタイミングの種類として定周期を選んだ場合に表示される設定画面の一例である。設定画面には、トリガの設定情報を選択するためのメニュー、および入力するためのテキストボックスが含まれる。ステップS21〜S23で操作部42を用いてイベント名、トリガ名、および、トリガの設定情報を入力することにより、設定情報送信部44がデータ処理のタイミングに係る情報をゲートウェイ装置20に送信し、データ処理のタイミングの設定が完了する。
そして、アクション名を入力し(ステップS24)、次いで、アクションの設定情報を入力する(ステップS25)。アクション名は、データ処理の処理内容を識別するための名称である。アクションの設定情報は、データ処理の処理内容に係る情報であって、データ処理の処理内容の種類、演算の方法、送信先サーバ、および、送信メッセージ等に関する情報である。データ処理の処理内容の種類としては、例えば、データの値の演算、MQTTによるサーバ30へのメッセージ送信、データの値の比較等が挙げられる。図10(A),(B)および図11(A),(B)は、アクションの設定情報を入力するための設定画面の一例であり、図10(A),(B)は、ステップS24,S25において表示部47に表示されるWebブラウザの画面の一例である。また、図11(A)は、処理内容の種類としてサーバ30へのメッセージ送信を選んだ場合に表示される設定画面の一例であり、図11(B)は、サーバ30への送信メッセージを専ら入力するための設定画面の一例である。設定画面には、アクションの設定情報を選択するためのメニュー、および入力するためのテキストボックスが含まれる。図11(B)の設定画面は、送信メッセージを複数行に分けて表示可能なテキストボックスを含んでいるため、図11(A)の設定画面から図11(B)の設定画面に切り替わることで、送信メッセージの一覧性を高めることができる。ステップS24,S25で操作部42を用いてアクション名、および、アクションの設定情報を入力することにより、設定情報送信部44がデータ処理の処理内容に係る情報をゲートウェイ装置20に送信し、データ処理の処理内容の設定が完了する。
任意のタイミングにおいてデータ処理部23に複数のデータ処理を行わせる場合には、上記ステップS24,S25を繰り返し行うことによって、1つのトリガに対して複数のアクションを従属させる。これにより、例えば、データ処理部23は、例えば、所定の時刻に、2つ以上のデータの値の比較と、データの値の演算(変換または加工)と、その演算の結果の送信とを行うことができる。
また、上記ステップS23においてデータ処理を開始するタイミングの種類として、上位システムと連携するタイミングを選択した場合や、上記ステップS25においてデータ処理の処理内容の種類として、上位システムと連携する処理内容を選択した場合には、上位連携の設定の変更処理を行う。上位連携の設定には、ゲートウェイ装置20とサーバ30との間で信号を送受信するためのプロトコルに係る情報等が含まれる。上位システムと連携するタイミングは、例えば、MQTTによるサーバ30からのメッセージ受信時であり、上位システムと連携する処理内容は、例えば、MQTTによるサーバ30へのメッセージ送信である。
上位連携の設定の変更処理は、上位連携の設定情報を入力することで行う。図12は、上位連携の設定情報を入力するための設定画面の一例であり、表示部47に表示されるWebブラウザの画面の一例である。設定画面には、上位連携の設定情報を入力するためのテキストボックス等が含まれる。上位連携の設定情報を入力することにより、設定情報送信部44が、サーバ30と通信するための情報をゲートウェイ装置20に送信し、上位連携の設定が完了する。
以上のようにして、データ処理の対象となるデータの設定、データ処理のタイミングの設定、および、データ処理の処理内容を完了すると、設定情報記憶部27に所望のデータ処理が行われるための設定情報が記憶されている。データ処理部23は、設定情報記憶部27に記憶された設定情報に基づいてデータ処理を行うことで、情報機器40から入力された設定情報に応じたデータ処理を実行する。
本実施形態においては以下の効果が得られる。
(1)ゲートウェイ装置20は、サーバ30ではない情報機器40に接続される情報機器接続部21Cを備え、データ処理部23は、情報機器40から入力された設定情報に応じたデータ処理を実行する。このため、データ処理の設定を変更する作業者は、サーバ30を操作することなくゲートウェイ装置20でのデータ処理の設定を変更することができる。
(2)設定情報記憶部27に記憶されている設定情報を書き換える際に、ゲートウェイ装置20の動作をプログラミング言語によりプログラムすることがなくなるため、データ処理の設定を容易に変更することができ、ゲートウェイ装置20の開発効率を高めることができる。
(3)ゲートウェイ装置20は、データ処理の設定画面に係るリソースを記憶するリソース記憶部28と、リソースを情報機器40に送信するリソース送信部29とを備える。このため、情報機器40で起動されるWebブラウザに設定画面を表示させることができ、データ処理の設定を変更する作業者にGUIを提供することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記構成を変更することもできる。例えば、以下のように変更して実施することもでき、以下の変更を組み合わせて実施することもできる。
・Webブラウザ以外のアプリケーションを用いて、データ処理の設定を変更するように構成してもよい。すなわち、ゲートウェイ装置20と通信する機能を含むとともにGUIを採用したアプリケーションを情報機器40で起動し、当該アプリケーションを利用してデータ処理の設定を変更することも可能である。
・上位システム接続部21Aおよび下位システム接続部21Bおよび情報機器接続部21Cのうち2つ以上を、同一のハードインタフェースにより構成してもよい。すなわち、例えば、上位システム接続部21Aと情報機器接続部21Cとが、同一のアンテナ内蔵モジュールにより構成されていてもよい。このような構成によれば、ゲートウェイ装置20のハードウェア構成を簡素化することができる。
・ゲートウェイ装置20の各部22〜24,26,29を、複数のMPUまたは専用のハードウェアにより構成してもよい。同様に、情報機器40の各部43〜46を、複数のMPUまたは専用のハードウェアにより構成してもよい。
・ゲートウェイ装置20でデータ処理が施されたデータを、ゲートウェイ装置20からデータソースであるデータ送信機器10に送信させてもよい。このような構成によれば、データ送信機器10であるPLCにデータを書き込むことが可能となる。また、ゲートウェイ装置20でデータ処理が施されたデータを、ゲートウェイ装置20から他の機器(図示略)に送信させてもよい。
1 データ収集システム
10 データ送信機器
20 ゲートウェイ装置
21A 上位システム接続部
21B 下位システム接続部
21C 情報機器接続部
23 データ処理部
28 リソース記憶部
29 リソース送信部
30 サーバ
40 情報機器

Claims (5)

  1. サーバに接続される上位システム接続部と、
    データ送信機器に接続される下位システム接続部と、
    前記データ送信機器から受信したデータに対してデータ処理を施すデータ処理部とを備え、
    前記データ処理が施されたデータを前記サーバに送信するように構成されているゲートウェイ装置において、
    前記サーバではない情報機器に接続される情報機器接続部をさらに備え、
    前記データ処理部は、前記情報機器から入力された設定情報に応じた前記データ処理を実行し、
    前記データ処理が施されたデータは、前記設定情報に基づいて前記データ送信機器に送信され得る
    ことを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 前記設定情報には、前記データ処理のタイミングに係るタイミング情報と、前記データ処理の処理内容に係る処理内容情報とが含まれ、
    前記データ処理部は、前記タイミング情報に基づいて前記データ処理を開始し、前記処理内容情報に基づいてデータの変換または加工を含む前記データ処理を実行し、
    前記データ処理のタイミングとして、前記データ送信機器から受信するデータの値の変化時、周期、前記サーバからのメッセージ受信時、および、時刻が選択可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  3. データ処理の設定画面に係るWebブラウザ用リソースを記憶するリソース記憶部と、
    前記情報機器からの要求に応じて、前記Webブラウザ用リソースを前記情報機器に送信するリソース送信部とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のゲートウェイ装置。
  4. データを送信するデータ送信機器と、
    データを収集するサーバと、
    前記データ送信機器から受信したデータに対してデータ処理を施すゲートウェイ装置とを備え、
    前記データ処理が施されたデータを前記ゲートウェイ装置から前記サーバに送信するように構成されているデータ収集システムにおいて、
    前記ゲートウェイ装置には、前記サーバではない情報機器が接続され、
    前記ゲートウェイ装置は、前記情報機器から入力された設定情報に応じた前記データ処理を実行し、
    前記データ処理が施されたデータは、前記設定情報に基づいて前記ゲートウェイ装置から前記データ送信機器に送信され得る
    ことを特徴とするデータ収集システム。
  5. 前記ゲートウェイ装置は、前記情報機器からの要求に応じて、前記データ処理の設定画面に係るWebブラウザ用リソースを前記情報機器に送信し、
    前記Webブラウザ用リソースには、前記データ処理のタイミングに係るタイミング情報と当該データ処理の処理内容に係る処理内容情報とを入力するための設定画面に係るリソースが含まれ、
    前記情報機器には、前記Webブラウザ用リソースに基づいて前記データ処理の設定画面が表示され
    前記ゲートウェイ装置は、前記情報機器から入力された前記タイミング情報に基づいて前記データ処理を開始し、前記情報機器から入力された前記処理内容情報に基づいてデータの変換または加工を含む前記データ処理を実行し、
    前記データ処理のタイミングとして、前記データ送信機器から受信するデータの値の変化時、周期、前記サーバからのメッセージ受信時、および、時刻が選択可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータ収集システム。
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