JP5851292B2 - 情報処理システム、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
最近では、電力需要の増加に伴う電力不足や環境問題への意識の向上に伴って節電意識も高まってきている。そこで、省エネアドバイス生成装置として以下のものが知られている。つまり、省エネアドバイス生成装置は、家庭内で収集した人の在室情報、環境情報、家電稼働情報、消費電力の履歴の中から、削減電力要求を満たし、かつ現在の状況と類似し、かつ遷移が容易な状態を選択する。そして、省エネアドバイス生成装置は、選択した状態への行動を促すメッセージをユーザに出力するというものである。(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−197904号公報
ところで、家屋内における家電機器の使用傾向は、その家屋に居住するユーザごとに異なる。このことを考慮すれば、例えば家屋内に設置される家電機器の使用についてユーザごとに評価した結果が個別に提供されるようにすることが好ましい。
しかし、上記特許文献1は、あくまでも、家庭内における家族全体へのアドバイスを行うようにされたものであり、家族を構成する個々のユーザについて評価した情報を提供する仕組みを備えるものではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、電化機器の使用についてユーザごとに評価し、その結果をユーザごとに提供できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様としての情報処理システムは、携帯端末装置と電化機器とサーバとを備え、前記携帯端末装置は、電化機器を遠隔制御するための操作が行われるのに応じて操作コマンドを送信するともに、前記電化機器の使用について評価した結果を示す評価情報を前記サーバから受信し、受信した評価情報を所定の態様によって出力する電化機器制御部を備え、前記電化機器は、受信した前記操作コマンドが指示する動作が実行されるように制御するコマンド応答部と、消費電力を測定して前記サーバに送信する消費電力測定部とを備え、前記サーバは、前記携帯端末装置から送信された前記操作コマンドを一意に識別するコマンド識別子と操作対象とされた前記電化機器である操作対象電化機器を一意に識別する操作対象機器識別子と操作を行ったユーザを一意に識別するユーザ識別子とを含む操作情報と、前記電化機器から送信された消費電力情報とを少なくとも受信し、受信した前記操作情報と前記消費電力情報をそれぞれ記憶する情報管理部と、記憶されている前記操作情報のうちから特定のユーザが操作を行った前記操作対象電化機器についての操作情報を取得するとともに、記憶されている前記消費電力情報のうちから前記操作対象電化機器の消費電力情報を取得し、取得した前記操作情報と前記消費電力情報とに少なくとも基づいて前記操作対象電化機器の使用に関する評価を行い、その結果を示す前記評価情報を送信する評価部とを備える。
また、本発明の一態様としての情報処理装置は、携帯端末装置から送信された操作コマンドを一意に識別するコマンド識別子と操作対象とされた電化機器である操作対象電化機器を一意に識別する操作対象機器識別子と操作を行ったユーザを一意に識別するユーザ識別子とを含む操作情報と、電化機器から送信された消費電力情報とを少なくとも受信し、受信した前記操作情報と前記消費電力情報をそれぞれ記憶する情報管理部と、記憶されている前記操作情報のうちから特定のユーザが操作を行った前記操作対象電化機器についての操作情報を取得するとともに、記憶されている前記消費電力情報のうちから前記操作対象電化機器の消費電力情報を取得し、取得した前記操作対象電化機器についての操作情報と前記操作対象電化機器の消費電力情報とに少なくとも基づいて前記操作対象電化機器の使用に関して評価し、その結果を示す評価情報を前記携帯端末装置に送信する評価部とを備える。
また、本発明の一態様としての情報処理方法は、携帯端末装置と電化機器とサーバとを備える情報処理装置における情報処理方法であって、前記携帯端末装置は、電化機器を遠隔制御するための操作が行われるのに応じて操作コマンドを送信するともに、前記電化機器の使用について評価した結果を示す評価情報を前記サーバから受信し、受信した評価情報を所定の態様によって出力する電化機器制御ステップを備え、前記電化機器は、受信した前記操作コマンドが指示する動作が実行されるように制御するコマンド応答ステップと、消費電力を測定して前記サーバに送信する消費電力測定ステップとを備え、前記サーバは、前記携帯端末装置から送信された前記操作コマンドを一意に識別するコマンド識別子と操作対象とされた前記電化機器である操作対象電化機器を一意に識別する操作対象機器識別子と操作を行ったユーザを一意に識別するユーザ識別子とを含む操作情報と、前記電化機器から送信された消費電力情報とを少なくとも受信し、受信した前記操作情報と前記消費電力情報をそれぞれ記憶する情報管理ステップと、記憶されている前記操作情報のうちから特定のユーザが操作を行った前記操作対象電化機器についての操作情報を取得するとともに、記憶されている前記消費電力情報のうちから前記操作対象電化機器の消費電力情報を取得し、取得した前記操作情報と前記消費電力情報とに少なくとも基づいて前記操作対象電化機器の使用に関する評価を行い、その結果を示す前記評価情報を送信する評価ステップとを備える。
また、本発明の一態様としての情報処理方法は、携帯端末装置から送信された操作コマンドを一意に識別するコマンド識別子と操作対象とされた電化機器である操作対象電化機器を一意に識別する操作対象機器識別子と操作を行ったユーザを一意に識別するユーザ識別子とを含む操作情報と、電化機器から送信された消費電力情報とを少なくとも受信し、受信した前記操作情報と前記消費電力情報をそれぞれ記憶する情報管理ステップと、記憶されている前記操作情報のうちから特定のユーザが操作を行った前記操作対象電化機器についての操作情報を取得するとともに、記憶されている前記消費電力情報のうちから前記操作対象電化機器の消費電力情報を取得し、取得した前記操作対象電化機器についての操作情報と前記操作対象電化機器の消費電力情報とに少なくとも基づいて前記操作対象電化機器の使用に関して評価し、その結果を示す評価情報を前記携帯端末装置に送信する評価ステップとを備える。
また、本発明の一態様としてのプログラムは、コンピュータに、携帯端末装置から送信された操作コマンドを一意に識別するコマンド識別子と操作対象とされた電化機器である操作対象電化機器を一意に識別する操作対象機器識別子と操作を行ったユーザを一意に識別するユーザ識別子とを含む操作情報と、電化機器から送信された消費電力情報とを少なくとも受信し、受信した前記操作情報と前記消費電力情報をそれぞれ記憶する情報管理ステップと、記憶されている前記操作情報のうちから特定のユーザが操作を行った前記操作対象電化機器についての操作情報を取得するとともに、記憶されている前記消費電力情報のうちから前記操作対象電化機器の消費電力情報を取得し、取得した前記操作対象電化機器についての操作情報と前記操作対象電化機器の消費電力情報とに少なくとも基づいて前記操作対象電化機器の使用に関して評価し、その結果を示す評価情報を前記携帯端末装置に送信する評価ステップとを実行させるためのものである。
以上説明したように、この発明によれば、情報処理システムにおいて、電化機器の使用についてユーザごとに評価し、その結果をユーザごとに提供することが可能になるという効果が得られる。
本実施形態における情報処理システムの構成例を示す図である。 本実施形態における情報処理システムの機能構成例を示す図である。 本実施形態のサーバにおける評価利用情報管理部が記憶する情報例を示す図である。 操作情報データベースの内容例を示す図である。 消費電力情報データベースの内容例を示す図である。 外気温情報データベースの内容例を示す図である。 在室人数情報データベースの内容例を示す図である。 機器設置場所データベースの内容例を示す図である。 操作情報データベースの構築と消費電力情報データベースの構築のために情報処理システムにおいて実行される手順例を示す図である。 外気温情報データベースの構築と在室人数情報データベースの構築のために情報処理システムおいて実行される手順例を示す図である。 操作履歴情報の表示のために情報処理システムにおいて実行される手順例を示す図である。 第1の実施形態における電化機器使用に関する評価のために情報処理システムにおいて実行される処理手順例を示す図である。 第1の実施形態における評価処理の具体例を説明するための図である。 第1の実施形態において評価部が実行する評価処理のための手順例を示す図である。 第2の実施形態において評価部が実行する電源操作警告のための処理手順例を示す図である。 第2の実施形態において評価部が実行する電源操作警告のための他の処理手順例を示す図である。 第2の実施形態の評価部による、電化機器を設置した部屋ごとにおける電化機器に対する操作内容と在室人数についての認識結果の一例を示す図である。 第3の実施形態における推奨使用通知の具体例の説明に用いる操作情報データベースの内容例を示す図である。 第3の実施形態における推奨使用通知の具体例の説明に用いる消費電力情報データベースの内容例を示す図である。 第3の実施形態における推奨使用通知の具体例を説明するための図である。 第3の実施形態における推奨使用通知の具体例を説明するための図である。 第3の実施形態における推奨使用通知のために評価部が実行する処理手順例を示す図である。 第4の実施形態における消費電力評価画像の一例を示す図である。 第4の実施形態における消費電力評価画像の一例を示す図である。 第4の実施形態における消費電力評価のために情報処理システムにおいて実行される処理手順例を示す図である。 第5の実施形態における遠隔制御のために情報処理システムにおいて実行される処理手順例を示す図である。
<第1の実施形態>
[情報処理システムの構成例]
以下、本発明の一実施形態による情報処理システムについて図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態による情報処理システムの構成例を示している。この図に示す情報システムは、サーバ100と、家屋1におけるホームゲートウェイ200と、携帯端末装置300と、複数の電化機器から成る。電化機器は、いわゆる家電製品ともいわれるもので、ここでは、テレビジョン受像機400、洗濯機500、エアコンディショナ600、電源タップ700、ヘアドライヤ800が示される。また、家屋1には、外気温センサ910および人感センサ920が取り付けられている。
サーバ(情報処理装置)100は、インターネット2経由で、家屋1において携帯端末装置300により電化機器に対して行われた操作情報を収集して記憶する。また、家屋1における電化機器が測定した消費電力を示す消費電力情報をインターネット2経由で収集して記憶する。また、外気温センサ910が検出した外気の温度(外気温)を示す外気温情報をインターネット2経由で取得して記憶する。また、人感センサ920が検出した在室人数を示す在室人数情報をインターネット2経由で取得して記憶する。
そして、サーバ100は、上記のように記憶した操作情報と消費電力情報と外気温情報と在室人数情報とを適宜利用して、ユーザの電化機器の使用について評価を行う。そして、サーバ100は、その評価結果を示す評価情報をインターネット2経由で携帯端末装置300に対して送信する。
家屋1において、ホームゲートウェイ200は、インターネット2上のサーバ100と、家屋1内のホームネットワークに接続される携帯端末装置300と電化機器(テレビジョン受像機400、洗濯機500、エアコンディショナ600、電源タップ700、ヘアドライヤ800)との間での通信を中継する。このために、ホームゲートウェイ200は、インターネット2に対応するプロトコルとホームネットワークに対応するプロトコルとの間でのプロトコル変換を行う。
ホームゲートウェイ200と、テレビジョン受像機400、洗濯機500、エアコンディショナ600、電源タップ700、外気温センサ910および人感センサ920は、それぞれ、有線または無線による所定の通信方式により通信する。これにより、家屋1におけるホームネットワークが形成される。
なお、ホームネットワークにおける通信方式としては、電灯線LAN、Zigbee(登録商標)、Z−Wave(登録商標)等の小電力無線などを採用できる。
ヘアドライヤ800は電源タップ700に接続されることで電源供給を受けて動作する。
外気温センサ910は、家屋1の外気温を検出可能な位置に取り付けられており、検出した外気温情報をホームネットワーク経由でサーバ100に送信する。
人感センサ920は、家屋1内に存在する人を検出し、検出結果として、その室内に存在する在室人数情報をホームネットワーク経由でサーバ100に送信する。人感センサ920は、例えば赤外線センサや撮像素子などを備えることにより人を検知するように構成される。また、図1では、人感センサ920は1つのみが示されているが、例えば人感センサ920は家屋1における各部屋に設けられる。これらの人感センサ920は、部屋ごとの在室人数情報を送信する。
サーバ100上では、宅内の家電機器の消費電力の監視や、家電機器の遠隔制御が可能なウェブアプリケーションが動作しているものとする。ユーザはパーソナルコンピュータのウェブブラウザや携帯端末のアプリケーションを用いてサーバ100に接続し、ウェブアプリケーションの操作を行うことで家屋1内の電化機器の消費電力等の状態を閲覧したり、間接的に電化機器の遠隔制御を行ったりすることができる。図1において、携帯端末装置300は、インターネット2を介してサーバ100に接続し、ウェブアプリケーションの制御を行う。
サーバ100は、ホームゲートウェイ200を介して、家屋1内のテレビジョン受像機400、洗濯機500、エアコンディショナ600、電源タップ700、外気温センサ910および人感センサ920などの電化機器の制御を行う。これに対応して、ホームゲートウェイ200は、サーバ100との間のインターネット2上での制御プロトコルと、家屋1内のホームネットワーク上での制御プロトコルとの間でのプロトコル変換を行う。
また、携帯端末装置300は、制御プロトコルにおけるコントローラ機能に対応している。ユーザが携帯端末装置300上で動作する機器制御アプリケーションを操作するのに応じて、携帯端末装置300は、例えば操作コマンドをホームゲートウェイ200経由で電化機器に送信し、電化機器は受信した操作コマンドに応答した所定の動作を実行する。このように、携帯端末装置300により電化機器を操作することができる。
このように、サーバ100または携帯端末装置300による遠隔制御に対応するため、電化機器であるテレビジョン受像機400、洗濯機500、エアコンディショナ600、電源タップ700、外気温センサ910および人感センサ920などは、例えばUPnP(Universal Plug and Play)などの電化機器の制御プロトコルに対応している。
[情報処理システムの機能構成例]
図2は、本実施形態の情報処理システムの機能構成例を示している。なお、図2において、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。また、この図においては、図示および説明を簡易にするための便宜から、家屋1内の家電機器については、エアコンディショナ600のみを示し、テレビジョン受像機400、洗濯機500、電源タップ700およびヘアドライヤ800についての図示は省略している。
サーバ100は、ウェブアプリケーション101、ユーザ情報管理部102、評価部103、評価利用情報管理部104、機器制御部105、消費電力情報収集部106およびゲートウェイ情報管理部107を備える。
ウェブアプリケーション101は、インターネット2経由で携帯端末装置300がアクセスして操作を行うためのアプリケーションである。
ユーザ情報管理部102は、本実施形態の情報処理システムによるサービスを受けるユーザの情報を管理する。ユーザ情報管理部102は、1人のユーザにつき、そのユーザを一意に識別するユーザ識別子と、例えば名前などをはじめとする所定の属性の情報を対応付けて管理する。
評価部103は、評価利用情報管理部104に記憶されている操作情報のうちから所定のユーザが操作を行った操作対象電化機器についての操作情報を取得する。また、評価利用情報管理部104に記憶されている消費電力情報のうちから操作対象電化機器の消費電力情報を取得する。そして、これらの取得した操作情報と消費電力情報とに少なくとも基づいて操作対象電化機器の使用に関する評価を行い、その評価結果を示す前記評価情報を携帯端末装置300に送信する。
評価利用情報管理部104は、評価部103が評価を行うのに利用する情報を記憶する。
機器制御部105は電化機器を遠隔制御する。
消費電力情報収集部106は、電化機器から送信される消費電力情報を受信して評価利用情報管理部104に受け渡す。
ゲートウェイ情報管理部107は、家屋1におけるホームゲートウェイ200に関する情報を管理する。例えば、ゲートウェイ情報管理部107は、ホームゲートウェイ200を一意に識別するゲートウェイ識別子と、ホームゲートウェイ200に付与されているIPアドレスなどの情報を対応付けたゲートウェイ情報を記憶している。
ホームゲートウェイ200は、プロトコル変換部201を備える。プロトコル変換部201は、インターネット2と家屋1のホームネットワークとの間でのプロトコル変換を行う。
つまり、プロトコル変換部201は、インターネット2に対応する通信プロトコルにしたがってサーバ100から送信されたデータを、ホームネットワークに対応する通信プロトコルにより携帯端末装置300や電化機器に対して送信する。
また、プロトコル変換部201は、ホームネットワークに対応する通信プロトコルにしたがって携帯端末装置300や電化機器(エアコンディショナ600、外気温センサ910、人感センサ920)などから送信されたデータを、インターネット2に対応する通信プロトコルによりサーバ100に対して送信する。
携帯端末装置300は、電化機器制御アプリケーション(電化機器制御部)301を備える。電化機器制御アプリケーション301は、携帯端末装置300に対して行われた電化機器を遠隔制御するための操作に応じて操作コマンドを送信する。また、電化機器の使用について評価した評価結果を示す評価情報をサーバ100から受信し、受信した評価情報を所定の態様によって出力する。具体的に、電化機器制御アプリケーションは、受信した評価情報に基づく内容を、携帯端末装置300が備える表示部(図示せず)に対して画像として表示させるように出力する。
エアコンディショナ600は、コマンド応答部601と消費電力測定部602を備える。コマンド応答部601は、携帯端末装置300から送信された操作コマンドを受信し、この受信した操作コマンドが指示する動作が実行されるように制御する。消費電力測定部602は、消費電力を測定してサーバ100に送信する。
[評価利用情報管理部が管理する情報例]
次に、図3から図8を参照して、評価利用情報管理部104が管理する情報例について説明する。
図3は、評価利用情報管理部104が管理対象として記憶している情報例を示している。この図に示す評価利用情報管理部104は、操作情報データベース141、消費電力情報データベース142、外気温情報データベース143、在室人数情報データベース144および機器設置場所データベース145を記憶する。
操作情報データベース141は、これまでに電化機器に対して行われた操作についての情報をデータベース化した情報である。携帯端末装置300による電化機器の操作が行われるのに応じて、ホームゲートウェイ200は、その操作についての操作情報をサーバ100に送信する。評価利用情報管理部104は、このように送信される操作情報をデータベース化して操作情報データベース141を構築する。
図4は操作情報データベース141の内容例を示している。なお、この図に示す操作情報データベース141は、1つのホームゲートウェイ200に対応して記憶される情報である。すなわち、評価利用情報管理部104は、ホームゲートウェイ200ごとに図4に示す構造の操作情報データベース141を記憶し、これらを管理する。これにより、操作情報は、例えば家屋や家庭ごとに分類された構造により管理される。
操作情報データベース141における1レコードは、携帯端末装置300などの電化機器に対する遠隔制御機能を有する装置による1回の操作コマンドの送信結果に対応する。そして、この操作情報データベース141における1レコードは、コマンド識別子、制御元機器識別子、操作対象機器識別子、コマンド名、パラメータ、時刻およびユーザ識別子の属性を含んで形成される。
コマンド識別子の属性は、送信された操作コマンドを一意に識別するための識別子(ID)を示す。
制御元機器識別子の属性は、制御元(操作コマンド送信元)の機器に付与されている機器識別子を示す。
操作対象機器識別子の属性は、操作対象とされた電化機器(操作対象電化機器)に付与されている機器識別子を示す。
コマンド名の属性は、送信された操作コマンドの種別についての名称を示す。
パラメータの属性は、操作コマンドが指示する機器の動作を示す。
時刻の属性は、操作コマンドを制御対象機器に送信した時刻を示す。または、時刻の属性は、操作コマンドに対する制御対象機器からの応答が制御元機器にて受信された時刻であってもよい。
ユーザ識別子の属性は、操作コマンド送信のための操作を制御元機器に対して行ったユーザに付与されているユーザ識別子を示す。
例えば、操作情報データベース141におけるNo.1のレコードが含む操作対象機器識別子である“MOBILEPHONE001”は携帯端末装置300を示している。また、操作対象機器識別子の“AIRCONDITIONER001”はエアコンディショナ600を示している。コマンド名の“Power”は、コマンド種別が電源操作であることを示し、パラメータの“ON”は、電源オンの操作であることを示す。
したがって、No.1のレコードは、ユーザ識別子が“abcd1234”のユーザが、携帯端末装置300を操作して、エアコンディショナ600の電源をオンにする操作を、2012年1月16日11時1分1秒に行ったことを示す。
また、No.2のレコードにおいて、 “Mode”のコマンド名は、コマンド種別がエアコンディショナ600のモード切り替えであることを示す。また、 “COOL”のパラメータは冷房モードへの切り替えを示す。
また、No.3のレコードにおいて、 “Temperature”のコマンド名は、コマンド種別が温度変更であることを示し、“28”のパラメータは、エアコンディショナ600の設定温度を28度に指定することを示している。
携帯端末装置300の電化機器制御アプリケーション301は、エアコンディショナ600の電源をオンにするための一回の操作に応じて、図4の操作情報データベース141におけるNo.1からNo.3のレコードの内容の遠隔制御を順次連続して実行する。このため、図4のNo.1からNo.3のレコードにおける時刻の属性は、いずれも同じ時刻を示している。
また、No.4のレコードにおける制御元機器識別子は、“MOBILEPHONE002”を示し、No.1からNo.3のレコードとは異なっている。操作対象機器識別子は“AIRCONDITIONER001”を示し、No.1からNo.3のレコードと同じである。また、コマンド名とパラメータは、それぞれ、“Temperature”と “25”を示す。また、時刻は、No.3のレコードにおける時刻よりも後であり、ユーザ識別子は“efgh5678”を示し、No.1からNo.3のレコードとは異なっている。
また、No.5のレコードは、制御元機器識別子が“MOBILEPHONE002”を示し、操作対象機器識別子が“TV001”を示し、コマンド名が“Power”を示し、パラメータが“ON”を示している。
つまり、No.1からNo.5のレコードを参照することで、まず、 “abcd1234”のユーザ識別子のユーザが、自己が所有する携帯端末装置300を操作してエアコンディショナ600の電源をオンとして冷房モードと28度の温度を設定したことが分かる。そして、この後において、ユーザ識別子が“efgh5678”である別のユーザが、自己が所有する別の携帯端末装置300を操作してエアコンディショナ600に25度の温度を設定したことが分かる。さらに、この後、 “efgh5678”のユーザ識別子のユーザが、自己が所有する携帯端末装置300を操作してテレビジョン受像機400の電源をオンにしたことが分かる。
また、No.6のレコードは、制御元機器識別子において有効値が示されていない。これは、携帯端末装置300からの遠隔操作によることなく、例えば電化機器に対して直接操作が行われたことを示している。No.6のレコードにおける操作対象機器識別子は、例えば洗濯機500である“WASHINGMACHINE001”を示している。
洗濯機500は、例えばユーザが操作を行うためのタッチパネル等のユーザインターフェースを備えており、このユーザインターフェースに対する操作により、ユーザごとに任意に洗濯動作手順を登録することができる。そして、ユーザは、洗濯機のユーザインターフェースで、あらかじめ登録しておいたユーザ名を選択することにより、自分向けに設定した洗濯動作手順を呼び出すことができる。
ユーザが洗濯機500に対してその動作を開始させるための操作を行うのに応じて、洗濯機500は、動作開始の操作が行われたことを示す操作情報に、そのときに選択されていたユーザ名に対応するユーザ識別子を含めてサーバ100に送信する。洗濯機500は、サーバ100のユーザ情報管理部102が管理するユーザ識別子を使用する。
なお、この洗濯機500が操作情報に含めるユーザ識別子は、洗濯機500が独自に管理するものであってもよい。この場合、ホームゲートウェイ200は、洗濯機500から操作情報を受信した際、ここに含まれるユーザ識別子を、ユーザ情報管理部102が管理するユーザ識別子に変換する。これにより、携帯端末装置300による遠隔操作でなくとも、操作情報データベース141に有意なユーザ識別子を格納することができる。
また、No.7のレコードにおいても、制御元機器識別子には無効値が格納されていることで、携帯端末装置300による遠隔制御による操作ではないことが示される。このレコードにおける操作対象機器識別子は“HAIRDRYER001”であり、これはヘアドライヤ800を示す。ヘアドライヤ800は、図1に示すように、それ自体はホームネットワークとの通信機能は有しておらず、電源タップ700に接続されている。
電源タップ700は、ホームネットワーク経由でホームゲートウェイ200と接続されており、消費電力を示す消費電力情報をホームゲートウェイ200に通知する。この消費電力情報には、消費電力の値の他、電源タップ700の機器識別子や、電源タップ700における差し込み口を示す差し込み口識別子を含む。ホームゲートウェイ200は、電源タップ700の機器識別子に対して、この電源タップ700に接続されている電化機器の機器識別子と、この電化機器の使用者として登録されたユーザ識別子とを対応付けて管理する。
電源タップ700の機器識別子と、電源タップ700に接続される電化機器の機器識別子と、ユーザ識別子との対応付けは、例えば携帯端末装置300のウェブブラウザから、ホームゲートウェイ200の設定画面にアクセスして設定することができる。図4のNo.7のレコードの場合は、電源タップ700の機器識別子に対して、ヘアドライヤ800の機器識別子である“HAIRDRYER001”と、“efgh5678”のユーザ識別子とを対応付けた例が示されている。
ホームゲートウェイ200は、電源タップ700から通知される消費電力が上昇した場合にヘアドライヤ800の電源をオンとする操作が行われたと認識し、消費電力の下降がヘアドライヤ800の電源をオフとする操作であると認識する。ホームゲートウェイ200は、この認識結果に基づいて生成した操作情報をサーバ100に送信する。評価利用情報管理部104は、この操作情報を受信して、操作情報データベース141のレコードとして登録する。
なお、上記のように電化機器やユーザ識別子の対応付けを行う処理は、ホームゲートウェイ200に代えて、サーバ100で行うようにしてもよい。この場合、ホームゲートウェイ200は、電源タップ700から送信された消費電力情報をサーバ100に送信する。サーバ100において、評価利用情報管理部104は、受信した電源タップ700の消費電力情報を操作情報に変換し、操作情報データベース141のレコードとして登録する。
このように、電源タップ700を経由させることで、ヘアドライヤ800のように通信機能が与えられていない電化機器であっても、この電化機器についての操作情報を管理することができる。
また、図3において、消費電力情報データベース142は、これまでに測定された電化機器の消費電力量についての情報をデータベース化した情報である。家屋1の電化機器は、自己の消費電力を測定して消費電力情報をサーバ100に送信する。評価利用情報管理部104は、このように送信される消費電力情報をデータベース化して消費電力情報データベース142を構築する。
図5は、消費電力情報データベース142の内容例を示している。なお、消費電力情報データベース142もホームゲートウェイ200ごとに区分されるように管理される。同図の消費電力情報データベース142の内容は、1つのホームゲートウェイ200に対応する。
消費電力情報データベース142における1レコードは、機器識別子、測定開始時刻、測定終了時刻および消費電力量の属性を含んで形成される。
機器識別子の属性は、消費電力情報を送信した機器に付与された機器識別子を示す。
測定開始時刻の属性は、機器識別子が示す機器が消費電力の測定を開始した時刻を示す。
測定終了時刻の属性は、機器識別子が示す機器が消費電力の測定を終了した時刻を示す。
消費電力量の属性は、測定開始時刻から測定終了時刻までの間において測定された消費電力量の値を示す。
例えば、消費電力情報データベース142におけるNo.1のレコードは、2012年1月16日11時0分1秒から2012年1月16日11時10分0秒の間のエアコンディショナ600による消費電力量が80Wであったことを示している。
また、図3において、外気温情報データベース143は、外気温センサ910により検出された外気温についての情報をデータベース化した情報である。評価利用情報管理部104は、外気温センサ910からサーバ100に送信される外気温情報をデータベース化して外気温情報データベース143を構築する。
図6は、外気温情報データベース143の内容例を示している。なお、外気温情報データベース143もホームゲートウェイ200ごとに区分されるように管理されるもので、同図の外気温情報データベース143の内容は、1つのホームゲートウェイ200に対応する。
外気温情報データベース143における1レコードは、機器識別子、測定時刻および外気温の属性を含んで形成される。
機器識別子の属性は、外気温を測定した機器に付与されている機器識別子を示す。
測定時刻の属性は、機器が外気温の測定を実行した時刻を示す。
外気温の属性は、機器が測定した外気温の値を示す。
例えば、外気温情報データベース143におけるNo.1のレコードに含まれる機器識別子である“THERMOSENSOR001”は、外気温センサ910を示す。したがって、外気温情報データベース143におけるNo.1のレコードは、2012年1月16日11時10分0秒において外気温センサ910により測定した外気温が30度であったことを示している。
また、図3において、在室人数情報データベース144は、人感センサ920により検出された在室人数についての情報をデータベース化した情報である。評価利用情報管理部104は、人感センサ920からサーバ100に送信される在室人数情報をデータベース化して在室人数情報データベース144を構築する。
図7は、在室人数情報データベース144の内容例を示している。なお、在室人数情報データベース144もホームゲートウェイ200ごとに区分されるように管理されるもので、同図の在室人数情報データベース144の内容は、1つのホームゲートウェイ200に対応する。
在室人数情報データベース144における1レコードは、部屋識別子、検出開始時刻、検出終了時刻および在室人数の属性を含んで形成される。
部屋識別子の属性は、在室人数を検出した部屋に付与されている部屋識別子を示す。
測定開始時刻の属性は、機器が在室人数の検出を開始した時刻を示す。
測定終了時刻の属性は、機器が在室人数の検出を終了した時刻を示す。
在室人数の属性は、機器が検出した在室人数の値を示す。
例えば、在室人数情報データベース144におけるNo.1のレコードは、2012年1月16日10時30分0秒から2012年1月16日11時0分30秒の間において “LIVINGROOM001”の部屋識別子が付与された部屋の在室人数が「0」であることを示している。
また、No.2のレコードは、No.1のレコードと同じ“LIVINGROOM001”における在室人数が、2012年1月16日10時0分31秒から2012年1月16日11時35分20秒の間において「1」であることを示している。つまり、在室人数情報データベース144におけるNo.1とNo.2のレコードを参照することで、“LIVINGROOM001”における在室人数が、2012年1月16日10時0分31秒のタイミングで0人から1人になったことが分かる。
本実施形態において、人感センサ920は、検出する在室人数が変化したタイミングでサーバ100に在室人数情報を送信し、評価利用情報管理部104は、受信した在室人数情報を利用して1レコード分の情報を生成し、在室人数情報データベース144に追加登録する。つまり、在室人数情報データベース144は、部屋における在室人数が変化するのに応じて、その変化が反映されるように更新される。
また、図3において、機器設置場所データベース145は、家屋1における電化機器の設置場所を示す機器設置場所情報をデータベース化した情報である。例えばユーザは、携帯端末装置300やパーソナルコンピュータを操作してウェブアプリケーション101が提供する機器設置場所登録画面にアクセスさせ、機器の設置場所を登録する操作を行う。評価利用情報管理部104は、この登録操作により入力された機器の設置場所についての情報をデータベース化して機器設置場所データベース145を構築する。
図8は、機器設置場所データベース145の内容例を示している。なお、機器設置場所データベース145もホームゲートウェイ200ごとに区分されるように管理されるもので、同図の機器設置場所データベース145の内容は、1つのホームゲートウェイ200に対応する。
機器設置場所データベース145における1レコードは、機器識別子と設置場所の属性を含んで形成される。機器識別子の属性は、設置場所が示される機器に付与された機器識別子を示し、設置場所の属性は、設置場所としての部屋に付与された部屋識別子を示す。
例えば、機器設置場所データベース145におけるNo.1のレコードに含まれる“TV001”の機器識別子はテレビジョン受像機400を示し、設置場所として“LIVINGROOM001”の部屋識別子が示されている。つまり、機器設置場所データベース145におけるNo.1のレコードは、テレビジョン受像機400が“LIVINGROOM001”の部屋識別子が付与された部屋に設置されていることを示す。
[操作情報取得のための手順例]
図9のシーケンス図を参照して、評価利用情報管理部104が操作情報データベース141を構築するために情報処理システムにおいて実行される手順例について説明する。なお、この図に示す手順は、図2の機能構成においてエアコンディショナ600から操作情報を取得する例である。
ここで、ユーザが携帯端末装置300に対してエアコンディショナ600の電源をオンにするための操作を行ったとする。この操作に応じて、携帯端末装置300における電化機器制御アプリケーション301は、ホームゲートウェイ200におけるプロトコル変換部201に対して、電源オンコマンドとしての操作コマンドを送信する(ステップS101)。
この電源オンコマンドには、電源オンコマンドであることを示すコマンド識別子の他に、制御元(送信元)機器を示す機器識別子と、制御対象機器を示す操作対象機器識別子と、携帯端末装置300の所有者(すなわち操作者)であるユーザのユーザ識別子を含む。携帯端末装置300は、例えばその所有者であるユーザに付与されたユーザ識別子を記憶している。操作コマンドに含められるユーザ識別子は、このように携帯端末装置300にて記憶されている。
電源オンコマンドを受信したプロトコル変換部201は、エアコンディショナ600におけるコマンド応答部601に対して、さらに受信した電源オンコマンドを送信する(ステップS102)。
コマンド応答部601は、電源オンコマンドの受信に応答してエアコンディショナ600の電源をオンとする電源オン制御を実行したうえで、電源オン制御を実行したことを通知する電源オン応答をプロトコル変換部201に送信する(ステップS103)。
プロトコル変換部201は、受信した電源オン応答を電化機器制御アプリケーション301に送信する(ステップS104)。
また、プロトコル変換部201は、ステップS103にて電源オン応答を受信したのに応じて、操作情報をサーバ100の機器制御部105に対して送信する(ステップS105)。
具体的に、プロトコル変換部201は、例えばステップS103にて受信した操作コマンドがエアコンディショナ600に対する電源オンコマンドの内容を利用して、この電源オンコマンドに対応するコマンド識別子、制御元機器識別子、操作対象機器識別子、コマンド名、パラメータ、時刻およびユーザ識別子の各情報を含む操作情報を生成する。コマンド識別子、制御元機器識別子、操作対象機器識別子、コマンド名およびパラメータの各情報は、受信した電源オンコマンドから抽出した情報を元に生成する。また、時刻の情報には、例えばステップS102において電源オンコマンドを送信した時刻、または、ステップS103にて電源オン応答を受信した時刻を設定する。そして、プロトコル変換部201は、このように生成した操作情報を、機器制御部105に対して送信する。
機器制御部105は、受信した操作情報を評価利用情報管理部104に送信する(ステップS106)。評価利用情報管理部104は、受信した操作情報を1つのレコードとして操作情報データベース141に登録する(ステップS107)。なお、時刻の属性については、サーバ100にて操作情報を受信したのに応じて付加するようにしてもよい。
[消費電力情報取得のための手順例]
次に、同じ図9のシーケンス図を参照して、消費電力情報データベース142の構築のために情報処理システムにおいて実行される手順例について説明する。
まず、エアコンディショナ600における消費電力測定部602は、或る時間間隔において消費電力を測定し、その測定結果を示す消費電力情報を生成する(ステップS111)。このように生成される消費電力情報は、測定された消費電力量と、測定開始時刻と、測定終了時刻と、送信元であるエアコンディショナ600の機器識別子とを含む。そして、消費電力測定部602は、このように生成した消費電力情報をプロトコル変換部201に送信する(ステップS112)。
プロトコル変換部201は、受信した消費電力情報を、サーバ100の消費電力情報収集部106に対して送信する(ステップS113)。消費電力情報収集部106は、受信した消費電力情報を評価利用情報管理部104に送信する(ステップS114)。評価利用情報管理部104は、受信した消費電力情報を1つのレコードとして操作情報データベース141に登録する(ステップS115)。
[外気温情報取得のための手順例]
図10のシーケンス図を参照して、外気温情報データベース143の構築のために情報処理システムにおいて実行される手順例について説明する。
外気温センサ910は、所定の時刻において外気温を検出すると、検出した外気温度を示す外気温情報を生成する。この外気温情報は、外気温度を示す値と、外気温センサ910に付与された機器識別子と、測定時刻を含む。そして、外気温センサ910は、生成した外気温情報をプロトコル変換部201に対して送信する(ステップS201)。
プロトコル変換部201は、受信した外気温情報を機器制御部105に送信する(ステップS202)。なお、外気温情報に含めるべき機器識別子と測定時刻については、プロトコル変換部201が外気温情報を受信したときに含めるようにしてもよい。
機器制御部105は、受信した外気温情報を評価利用情報管理部104に送信する(ステップS203)。
評価利用情報管理部104は、受信した外気温情報を1つのレコードとして外気温情報データベース143に登録する(ステップS204)。
[在室人数情報取得のための手順例]
同じく図10のシーケンス図を参照して、在室人数情報データベース144の構築のために情報処理システムにおいて実行される手順例について説明する。
人感センサ920は、在室人数の検出を継続して実行しており、前述のように検出した在室人数に変化が生じるのに応じて在室人数情報を生成する。この在室人数情報は、検出された在室人数と、人感センサ920が備えられる部屋を示す識別子と、検出開始時刻と、検出終了時刻とを含む。そして、人感センサ920は、生成した在室人数情報をプロトコル変換部201に対して送信する(ステップS301)。
プロトコル変換部201は、受信した在室人数情報を機器制御部105に送信する(ステップS302)。なお、在室人数情報に含めるべき部屋識別子については、例えば、プロトコル変換部201が管理し、プロトコル変換部201が在室人数情報を受信したときに部屋識別子を含めるようにしてもよい。
機器制御部105は、受信した在室人数情報を評価利用情報管理部104に送信する(ステップS303)。
評価利用情報管理部104は、受信した在室人数情報を1つのレコードとして外気温情報データベース143に登録する(ステップS304)。
[操作履歴表示のための手順例]
これまでの説明から理解されるように、評価利用情報管理部104は、ユーザ識別子を属性に含む操作情報を操作情報データベース141として管理する。これにより、サーバ100は携帯端末装置300に対してその所有者であるユーザが電化機器に対して行った操作の履歴を示す操作履歴情報を送信し、携帯端末装置300は、受信した操作履歴情報を表示する。つまり、ユーザは、自分が電化機器に対して行った操作履歴を、自分が所有する携帯端末装置300に表示させて確認することができる。
図11のシーケンス図を参照して、携帯端末装置300に操作履歴を表示させるために情報処理システムにおいて実行される手順例について説明する。
例えばユーザは、携帯端末装置300における電化機器制御アプリケーション301を起動させるための操作を行う。この操作に応じて起動した電化機器制御アプリケーション301は、携帯端末装置300の表示部にユーザ識別子とパスワードの入力画面を表示させる。ユーザは、この入力画面に対するユーザ識別子とパスワードの入力操作を行ったうえで送信操作を行う。この送信操作に応じて、電化機器制御アプリケーション301は、入力されたユーザ識別子とパスワードをインターネット2経由でサーバ100のウェブアプリケーション101に送信する(ステップS401)。
ウェブアプリケーション101は、受信したユーザ識別子とパスワードを、さらにユーザ情報管理部102に送信する(ステップS402)。
ユーザ情報管理部102は、ユーザ識別子とパスワードの受信に応じて認証処理を実行する(ステップS403)。つまり、ユーザ情報管理部102は、ユーザごとに、ユーザ識別子とパスワードを対応付けたユーザ情報を管理している。そこで、ユーザ情報管理部102は、ユーザ情報において、受信したユーザ識別子とパスワードの組と一致するものがあるか否かについて検索する。ここで一致するユーザ情報が検索されれば認証が成立し、検索されなければ認証は不成立となる。
認証が成立した場合、ユーザ情報管理部102は、ウェブアプリケーション101に対して認証が成立した旨を示す認証結果を通知する(ステップS404)。また、ユーザ情報管理部102は、ユーザ情報において、ユーザ識別子に対して、そのユーザ識別子のユーザが使用するホームゲートウェイ200を識別するホームゲートウェイ(HGW)識別子を対応付けて管理している。ユーザ情報管理部102は、認証結果を通知するにあたり、認証したユーザ識別子に対応付けられているホームゲートウェイ識別子を認証結果に含めて通知する。
認証結果の通知を受信したウェブアプリケーション101は、携帯端末装置300の電化機器制御アプリケーション301に対して認証したユーザの個人ページに遷移させるためのURLなどの情報を送信する(ステップS405)。この情報の受信に応じて、電化機器制御アプリケーション301は、ユーザの個人ページにアクセスし、この個人ページの画像を携帯端末装置300の表示部に表示させる。
また、ウェブアプリケーション101は、ステップS404にて認証結果の通知を受信するのに応じて、認証されたユーザのユーザ識別子とホームゲートウェイ識別子とを評価利用情報管理部104に通知する(ステップS406)。
評価利用情報管理部104は、通知されたホームゲートウェイ識別子に対応して管理される操作情報データベース141から、通知されたユーザ識別子が対応付けられた操作情報(レコード)を抽出する(ステップS407)。そして、抽出した操作情報を、操作履歴情報としてウェブアプリケーション101に送信する(ステップS408)。ウェブアプリケーション101は、受信した操作履歴情報を、インターネット2経由で電化機器制御アプリケーション301に送信する(ステップS409)。
電化機器制御アプリケーション301は、受信した操作履歴情報を、例えばステップS405に対応して表示部に表示させている個人ページにおいて所定の態様により表示させる(ステップS410)。
[電化機器の使用に関する評価のための手順例]
また、本実施形態の情報処理システムは、サーバ100においてユーザの電化機器の使用に関する評価を行い、その評価結果を携帯端末装置300に表示させることができる。そこで、図12を参照して、ユーザの電化機器の使用に関する評価のために情報処理システムにおいて実行される手順例について説明する。
ユーザは、携帯端末装置300において表示されている操作履歴のうちから、評価してもらいたい操作(評価対象操作)を選択する操作を行う。この操作に応じて、電化機器制御アプリケーション301は、選択された評価対象操作のコマンド識別子を含む評価要求をインターネット2経由でウェブアプリケーション101に送信する(ステップS501)。
ウェブアプリケーション101は、受信した評価要求を評価部103に送信する(ステップS502)。なお、ウェブアプリケーション101は、評価部103に評価要求を送信するにあたり、この評価要求にホームゲートウェイ識別子を含める。このホームゲートウェイ識別子は、図11のステップS404により取得されたものである。
評価要求を受信した評価部103は、評価利用情報管理部104において評価要求に含まれていたホームゲートウェイ識別子に対応して管理されている操作情報データベース141を参照する(ステップS503)。そして、評価部103は、この操作情報データベース141から、評価要求に含まれていたコマンド識別子の操作コマンドにより操作されていた電化機器(操作対象機器)を特定する(ステップS504)。
次に、評価部103は、ホームゲートウェイ識別子と、特定した操作対象機器の機器識別子を評価利用情報管理部104に通知する(ステップS505)。評価利用情報管理部104は、通知されたホームゲートウェイ識別子に対応付けて管理している消費電力情報データベース142から、評価対象操作が行われた時刻を含む一定期間内の消費電力情報を抽出する(ステップS506)。また、評価利用情報管理部104は、通知されたホームゲートウェイ識別子に対応付けて管理している外気温情報データベース143から、評価対象操作が行われた時刻を含む一定期間内の外気温情報を抽出する(ステップS506)。
そして、評価利用情報管理部104は、抽出した消費電力情報と外気温情報とを評価部103に対して送信する(ステップS507)。
評価部103は、受信した消費電力情報と外気温情報とを利用して、評価対象操作についての評価処理を実行する(ステップS508)。次に、評価部103は、評価結果を示す評価情報をウェブアプリケーション101に送信する(ステップS509)。
ウェブアプリケーション101は、受信した評価情報を、さらに電化機器制御アプリケーション301に送信する(ステップS510)。なお、この際に、ウェブアプリケーション101は、受信した評価情報の内容を携帯端末装置300の表示部においてユーザ向けに表示するためのメッセージデータを生成し、このメッセージデータを評価情報として送信してもよい。電化機器制御アプリケーション301は、受信した評価情報を利用して、ユーザに評価結果を通知するメッセージを表示部に表示させる(ステップS511)。
ここで、評価部103がステップS508として実行する評価処理の具体例について説明する。以降の説明にあたり、携帯端末装置300により評価要求を送信させたユーザのユーザ識別子は“efgh5678”であるとする。また、このユーザが選択した評価対象操作は、図4におけるNo.4のレコードに示される、 “AIRCONDITIONER001”の機器識別子が付与されたエアコンディショナ600の設定温度を25度に変更するというものであったとする。
この場合において、ステップS506とS507によっては、図5に示す消費電力情報データベース142におけるNo.1からNo.7のレコードに対応する消費電力情報が抽出され、これらの抽出された消費電力情報が送信される。
また、同じステップS506とS507によって、図6に示す外気温情報データベース143におけるNo.1からNo.7のレコードに対応する外気温情報が抽出され、これらの外気温情報が送信される。
評価部103は、エアコンディショナの操作に関しては、設定温度が適切であるか否か、また、設定温度が適切に設定されていない場合に消費電力が増加していないかという基準により評価を行う。適切な設定温度(適切設定温度)については、外気温に対応して予め定められた所定値を、例えばテーブル情報などの形式で記憶している。そして、評価部103は、上記の基準にしたがって評価を行い、一例として、「適切」、「注意」、「警告」による3段階のレベルによる評価結果を出力する。
このために、まず、評価部103は、ステップS507にて受信した消費電力情報と外気温情報と、評価対象操作とを対応付ける。これらが対応付けられた状態を図13により模式的に示す。図13はグラフ形式となっており、横軸が時間で縦軸が消費電力量と外気温である。この図において線Aは外気温を示し、線Bは消費電力量を示す。また、時刻t1は、評価対象操作である設定温度を25度にするという操作が行われたタイミングを示す。
ここで、例えば外気温が28度以上の場合の適切設定温度は28度であると定められている。この場合において、時刻t1の前後における外気温は30度以上であるから、適切設定温度は28度である。これに対して、時刻t1においては、28度の適切設定温度よりも低い25度に設定温度が変更されている。ここで、設定温度が適切設定温度の28度以上であれば、評価部103は「適切」レベルの評価結果を出力するのであるが、28度未満の場合には、以下のように「注意」レベルと「警告」レベルのいずれかの評価結果を出力するための処理に遷移する。
この場合、評価部103は、評価対象操作が行われた時刻t1の前の一定期間と後の一定期間とでの消費電力(例えば平均値や増減傾向)を比較することにより、評価対象操作によって消費電力が増加したか否かを判定する。評価部103は、消費電力が増加したのであれば「警告」レベルの評価結果を出力し、消費電力が増加していないのであれば「注意」レベルの評価結果を出力する。
図13の場合、評価部103は、評価対象操作が行われた時刻t1の前の一定時間と後の一定時間における消費電力量を比較する。この際、評価部103は、例えば一定時間における消費電力量の積算値や平均値を比較すればよい。そして、この場合の評価部103は、比較結果として、消費電力が時刻t1を経過した直後に顕著に上昇しており、かつ、時刻t1の後において時刻t1の前よりも平均的に高い状態が継続していることを認識する。つまり、評価部103は、消費電力が時刻t1の後の期間において上昇傾向にあることを認識する。この場合、評価部103は、「警告」レベルの評価結果を出力する。一方、時刻t1の後の期間において消費電力が上昇傾向ではないと判定した場合には、「注意」レベルの評価結果を出力する。
なお、「警告」レベルの評価結果を示す評価情報の受信に応じて、携帯端末装置300は、例えば 「<警告>消費電力が上昇しました。エアコンは28度に設定してください。」などのようにメッセージを表示する。また、「注意」レベルの評価結果を示す評価情報の受信に応じて、携帯端末装置300は、例えば「<注意>エアコンは適切な設定温度で使用しましょう。」のようにメッセージを表示する。
図14のフローチャートは、図12におけるステップS508として評価部103が実行する評価処理のための手順例を示している。
評価部103は、評価対象操作が行われた時刻と、ステップS507にて受信した外気温と消費電力とを図13により例示したように対応付ける(ステップS601)。
次に、評価部103は、例えば前述のように評価対象操作により変更された設定温度と適切設定温度とを比較することにより、設定温度が適切か否かについて判定する(ステップS602)。この設定温度が適切である場合(ステップS602−YES)、評価部103は、「適切」レベルの評価結果を出力する(ステップS607)。
一方、設定温度が適切でない場合(ステップS602−NO)、評価部103は、評価対象操作が行われた時刻t1の前の一定期間と後の一定期間との間での消費電力量の変化を認識する(ステップS603)。そして、この認識結果に基づき、時刻t1の後の期間における消費電力量は時刻t1の前の期間に対して上昇傾向にあるか否かについて判定する(ステップS604)。
上昇傾向であると判定した場合(ステップS604−YES)、評価部103は、「警告」レベルの評価結果を出力する(ステップS605)。一方、上昇傾向ではないと判定した場合(ステップS604−NO)、評価部103は、「注意」レベルの評価結果を出力する(ステップS606)。
<第2の実施形態>
[電源操作警告のための処理手順例]
また、本実施形態の評価部103は、例えば電化機器の電源がオンのままであるのに係わらずその電化機器を設置した室内に人が存在していない場合に、その電化機器を最後に操作したユーザを特定して電源オフを忘れたことの警告(電源操作警告)を行うことができる。
図15のフローチャートを参照して、評価部103が実行する電源操作警告のための処理手順例について説明する。なお、ここでは、説明を簡単でわかりやすくする便宜上、“AIRCONDITIONER001”の機器識別子が付与されたエアコンディショナ600についての電源操作警告を行う場合について説明する。
評価部103は、電源操作警告にあたり、電化機器を設置した部屋ごとにおける電化機器に対する操作内容と在室人数を認識する(ステップS701)。
このために、評価部103は、評価利用情報管理部104が記憶する機器設置場所データベース145を参照して部屋ごとに設置された電化機器を認識する。また、評価部103は、操作情報データベース141を参照して、認識した電化機器ごとに対して行われた操作についてのコマンド内容と時刻を認識する。さらに、評価部103は、在室人数情報データベース144を参照して部屋ごとの在室人数の時間経過に応じた変化を認識する。
図17は、上記ステップS701による認識結果の具体例を示している。この図に示す例は、図8の内容の機器設置場所データベース145と、図4に示した操作情報データベース141を参照し、図7に示した在室人数情報データベース144を参照した場合の認識結果である。
まず、評価部103は、部屋識別子が“LIVINGROOM001”の部屋において、2012年1月16日11時0分30秒から2012年1月16日11時35分20秒の間、在室人数は1人であることを認識する。また、この間において、2012年1月16日11時1分1秒のときに、“AIRCONDITIONER001”の機器識別子を有するエアコンディショナ600の電源をオンとする操作が、“abcd1234”のユーザ識別子のユーザによって行われたことを評価部103は認識する。
また、評価部103は、部屋識別子が“LIVINGROOM001”の部屋において、2012年1月16日11時35分21秒から2012年1月16日11時45分3秒の間、在室人数は2人になることを認識する。また、評価部103は、この間において、2012年1月16日11時41分35秒のときに、機器識別子が“AIRCONDITIONER001”の電化機器(エアコンディショナ600)の設定温度を25度に変更した操作が、“efgh5678”のユーザ識別子のユーザにより行われたことを認識する。さらに、評価部103は、2012年1月16日11時41分45秒において、機器識別子が“TV001”の電化機器の電源をオンとするための操作が同じく“efgh5678”のユーザ識別子のユーザにより行われたことを認識する。
さらに、評価部103は、部屋識別子が“LIVINGROOM001”の部屋において、2012年1月16日11時45分4秒から2012年1月16日12時10分5秒まで在室人数は1人に戻ったことを認識する。さらに、評価部103は、2012年1月16日12時10分6秒以降において在室人数は0人となったことを認識する。
また、評価部103は、部屋識別子が“LAUNDRYROOM001”の部屋において、2012年1月16日11時47分31秒から2012年1月16日11時55分38秒までの間に在室人数が1人となったことを認識する。また、評価部103は、この間における2012年1月16日11時55分10秒のときに、この部屋において機器識別子が“WASHINGMACHINE001”の電化機器の動作を開始させる操作が“abcd1234”のユーザ識別子のユーザにより行われたことを認識する。
さらに、評価部103は、部屋識別子が“BEDROOM001”の部屋において、2012年1月16日12時25分16秒から2012年1月16日12時45分9秒までの間に在室人数が1人となったことを認識する。また、評価部103は、2012年1月16日12時30分16秒のときに、この部屋において機器識別子が“HAIRDRYER001”の電化機器(ヘアドライヤ800)の電源をオンにする操作がユーザ識別子“efgh5678”のユーザにより行われたことを認識する。
上記のように認識した後、評価部103は、機器識別子が“AIRCONDITIONER001”であるエアコンディショナ600の電源がオンのままの状態で、かつ、在室人数が0人となる状況が発生しているか否かについて判定する(ステップS702)。
図17の例の場合には、2012年1月16日11時1分1秒に、エアコンディショナ600の電源をオンとする操作が行われて以降、オフとする操作が行われることなく、2012年1月16日12時10分6秒以降において在室人数が0人で、人が不在となる状況が発生している。したがって、この場合の評価部103は、エアコンディショナ600の電源がオンのまま在室人数が0人となる状況が発生したと判定する(ステップS702−YES)。
この場合、評価部103は、エアコンディショナ600を最後に操作したユーザを特定する(ステップS703)。このために、評価部103は、操作情報を参照して、エアコンディショナ600を最後に操作したユーザのユーザ識別子を特定する。図17の例では、2012年1月16日11時41分35秒のときの設定温度を25度に変更する操作が、エアコンディショナ600に対して行われた最後の操作である。そこで評価部103は、エアコンディショナ600に対して最後の操作を行ったユーザのユーザ識別子は、“efgh5678”であることを特定する。
そして、評価部103は、ウェブアプリケーション101により、上記ステップS703により特定したユーザ識別子に対応する携帯端末装置300に対して「警告」レベルの評価情報を送信させる(ステップS704)。この評価情報を受信した携帯端末装置300の表示部には、例えば「<警告>エアコンの消し忘れに注意しましょう。」などの内容のメッセージが表示される。
また、エアコンディショナ600の電源がオンのままの状態で在室人数が0人となる状況は発生していないと判定した場合(ステップS702−NO)、評価部103は、「警告」レベルの評価情報を送信することなく、この図に示す処理を終了する。
[最後に部屋を退出したユーザに電源操作警告を通知する例]
また、第2の実施形態において、評価部103は、図16のフローチャートに示す処理を実行してもよい。図16におけるステップS801、S802およびS804は、図15のステップS701、S702およびS704と同様である。図16におけるステップS803は、最後にエアコンディショナ600を操作したユーザではなく、エアコンディショナ600が設置してある部屋を最後に退出したユーザを特定(推定)する。そして、ステップS704では、この最後に退出したと特定したユーザに対して「警告」レベルの評価情報を送信する。
図17を参照して、最後に退出したユーザを特定するための処理の一具体例を説明する。まず、評価部103は、エアコンディショナ600の電源をオンとするための操作が行われてから在室人数が0人に変化するまでの期間において、エアコンディショナ600が設置された部屋の電化機器の操作を行っているユーザを特定する。図17の場合、このようなユーザは、ユーザ識別子が“abcd1234”のユーザと“efgh5678”のユーザの2人であることが特定される。このように特定されたユーザは、エアコンディショナ600の設置された部屋を最後に退出した可能性のあるユーザである。
次に、評価部103は、在室人数が0人となる前の状態である、在室人数が1人のときの2012年1月16日11時45分4秒から2012年1月16日12時10分5秒の間における他の部屋の状況をチェックする。すると、2012年1月16日11時55分10秒のときに、“LAUNDRYROOM001”の部屋識別子の部屋において機器識別子が“WASHINGMACHINE001”の電化機器の動作を開始させる操作が“abcd1234”のユーザ識別子のユーザにより行われている。このことから、評価部103は、2012年1月16日11時45分4秒から2012年1月16日12時10分5秒においてエアコンディショナ600が設置してある部屋に存在していた1名は、ユーザ識別子が“efgh5678”のユーザであると特定する。なお、複数のユーザがほぼ同時に退室したような場合や先に退室したユーザがその後において電化機器を操作しなかった場合など、最後に退出したユーザとして1人を特定できない場合がある。このような場合には、最後に退出したユーザである可能性のある複数のユーザを特定してよい。
<第3の実施形態>
[推奨使用通知の具体例]
最近では、節電意識の高まっているために、逆に必要以上にエアコンディショナの使用を控えたことによりユーザが熱中症になってしまうという問題が出てきている。そこで、第4の実施形態の評価部103は、推奨使用を違反してまでエアコンディショナの使用を控えているユーザを特定し、このユーザに推奨されたエアコンディショナの使用を促す通知(推奨使用通知)を行う。
以下に、推奨使用通知のための評価部103の具体的な動作例について説明する。
ここで、評価利用情報管理部104は、図18に示す操作情報データベース141と、図19に示す消費電力情報データベース142と、図6に示す外気温情報データベース143と、図7に示す在室人数情報データベース144を記憶しているものとする。
図18に示す操作情報データベース141は、No.4のレコードの内容が図4と異なる。図18におけるNo.4のレコードは、ユーザ識別子“abcd1234”のユーザが、機器識別子が“AIRCONDITIONER001”の電化機器(エアコンディショナ600)の電源をオフとする操作を行ったことを示す。
これに伴い、消費電力情報データベース142は、図19に示すように、No.5からN0.7のレコードにおいて示される消費電力量が図5と比較して著しく低下したことが示されている。
この場合において、評価部103は、図6の外気温情報データベース143が示す外気温に対して、図18の操作情報データベース141のNo.4のレコードにより示されるエアコンディショナ600の電源をオフとする操作の時刻を対応付ける。この対応付けの結果例を、図20に模式的に示す。
図20には、図6の外気温情報データベース143により示される外気温が線Aとして示されている。また、これとともに、図18のレコードN0.4に該当する示す2012年1月16日11時41分35秒におけるエアコンディショナ600の電源オフ操作が、時刻t1として示される。
ここで、エアコンディショナ600に関して推奨される使用の仕方(推奨使用)として、外気温が30度以上の場合には28度以下の設定温度により運転させるべきことが予め規定されているものとする。
この場合、評価部103は、図20のように対応付けた結果から、時刻t1以降において、外気温が30度以上であるのにかかわらず、エアコンディショナ600の電源がオフとされおり、上記の推奨使用に違反していることを判定する。
評価部103は、推奨使用に違反した使用が行われていることを判定すると、時刻t1以降においてエアコンディショナ600の使用を控えているユーザを特定する。具体的に、評価部103は、エアコンディショナ600の使用を控えているユーザとして、時刻t1以降においてエアコンディショナ600が設置された部屋に存在しているユーザを特定する。
このために、評価部103は、図7の機器設置場所データベース145と、図8の機器設置場所データベース145と、図18の操作情報データベース141の各内容を参照することで、電化機器を設置した部屋ごとにおける電化機器に対する操作内容と在室人数を認識する。
図21は、この認識結果を模式的に示している。ここでの認識結果は、例えば図17と比較した場合に、以下の点が異なる。つまり、2012年1月16日11時41分35秒のときに、機器識別子が“AIRCONDITIONER001”の電化機器(エアコンディショナ600)の電源をオフとする操作が “abcd1234”のユーザ識別子のユーザにより行われている。
この図21に示される認識結果から、評価部103は、まず、エアコンディショナ600の電源をオフとする操作が行われた2012年1月16日11時41分35秒以降において、部屋識別子が“LIVINGROOM001”の部屋にユーザが存在していることを認識する。また、部屋識別子が“LIVINGROOM001”の部屋に存在しているユーザは、2012年1月16日11時41分35秒において2名から1名に変化していることが分かる。この場合、評価部103は、最終的に残った1名のユーザを特定する。
上記のように1名のユーザを特定するために、評価部103は、在室人数が1人のときの2012年1月16日11時45分4秒から2012年1月16日12時10分5秒の間における他の部屋の状況をチェックする。これにより、図16のステップS703について説明したのと同様に、エアコンディショナ600が設置してある部屋に存在していた1名について、ユーザ識別子が“efgh5678”のユーザであると特定する。そこで、評価部103は、このように特定した “efgh5678”のユーザ識別子に対応する携帯端末装置300に対して、例えばウェブアプリケーション101に推奨使用通知を送信する。この際、ウェブアプリケーション101は、推奨使用通知に応じたメッセージを生成して携帯端末装置300に送信する。
そして、携帯端末装置300は、この推奨使用通知のメッセージの受信に応じて、例えば外気温が31度以上のときには28度以下の設定温度でエアコンディショナを運転してもらうことを促すメッセージの画像を表示部に表示する。
[処理手順例]
図22のフローチャートは、推奨使用通知のために評価部103が実行する処理手順例を示している。まず、評価部103は、図20に例示したように外気温情報データベース143により示される外気温情報と操作情報データベース141により示される操作情報とを対応付ける(ステップS901)。
次に、評価部103は、上記のように外気温情報と操作情報とを対応付けた結果により示されるエアコンディショナの使用結果について予め定められた推奨使用の規定に合致しているか否かについて判定する(ステップS902)。合致していると判定した場合(ステップS902−YES)、評価部103は、推奨使用通知を行うことなくこの図に示す処理を終了する。
これに対して、合致していないと判定した場合(ステップS902の−NO)、評価部103は、図21にて説明したように、電化機器を設置した部屋ごとにおける電化機器に対する操作内容と在室人数を認識する(ステップS903)。
次に、評価部103は、ステップS903による認識結果から、推奨使用と合致していないエアコンディショナの使用が行われた後における在室人数が「0」であるか否かについて判定する(ステップS904)。
在室人数が「0」であると認識した場合(ステップS904−YES)、エアコンディショナが設置される部屋に存在していたすべてのユーザは、エアコンディショナの電源をオフにした直後においてその部屋から退出したことになる。この場合は、誰も部屋に居なくなるのに伴ってエアコンディショナの電源をオフとしているので、適切に使用されていることになる。そこで、この場合の評価部103は、推奨使用通知を行うことなくこの図に示す処理を終了する。
これに対して、在室人数が「0」ではないと認識した場合には(ステップS904−NO)、エアコンディショナを所定以下の設定温度で運転させるべき外気温の条件下で、エアコンディショナの電源がオフの状態の部屋にユーザが存在していることが特定される。つまり、推奨使用に合致していないエアコンディショナ600の使用状況であることが特定される。
この場合、評価部103は、ステップS903による認識結果をさらに利用して、図21により説明したように、推奨使用の規定に合致していないときにエアコンディショナが設置された部屋に存在していたユーザを特定する(ステップS905)。
そして、評価部103は、特定したユーザ識別子が対応付けられた携帯端末装置300に対して推奨使用通知を送信する(ステップS906)。この際、例えば評価部103は、推奨使用通知をウェブアプリケーション101に送信する。推奨使用通知を受信したウェブアプリケーション101は、推奨使用通知として携帯端末装置300に表示させるメッセージのデータを生成し、このメッセージデータを携帯端末装置300に送信する。
なお、第3の実施形態としての推奨使用通知は、例えばヒーターなどの暖房器具などをはじめ、エアコンディショナ以外の電化機器を対象としてよい。
<第4の実施形態>
[消費電力評価]
これまでの説明から理解されるように、本実施形態では、操作情報データベース141を参照することで、操作を行った時刻、操作対象機器および操作コマンドの内容を認識できる。これにより、評価部103は、このような操作履歴に基づいて、ユーザごとの電化機器の使用による消費電力を求め、これをユーザに提示することが可能である。
第4の実施形態は、このようなユーザごとの消費電力を提示するにあたり1以上のユーザから成るユーザグループを設定する。そして、ユーザグループを構成するユーザごとの評価として、ユーザごとの電化機器の使用に応じた消費電力を提示する。
図23(a)は、1つのユーザグループに対応する消費電力の提示例として、携帯端末装置300に表示される消費電力評価画像の一例を示している。
この図に示す消費電力評価画像は、「パパ」と「ママ」と「ようこ」のユーザ名ごとに、例えば1日分の消費電力量をグラフ形式により提示した例を示している。「パパ」と「ママ」と「ようこ」のユーザ名に対応する3名のユーザは、例えば家屋1に居住する家族であり、この場合には、この3人が1つのユーザグループを構成する。
ユーザグループごとのユーザの区分は、ユーザ情報管理部102が記憶するユーザデータベースにおいて、例えば1ユーザに対応するレコードに含まれるユーザグループ識別子によって管理されている。ユーザグループ識別子は、ユーザが属するユーザグループを一意に特定する識別子である。また、「パパ」と「ママ」と「ようこ」などのユーザ名も、ユーザがパーソナルコンピュータや携帯端末装置300を操作してサーバ100に登録した内容が、1つの属性として1ユーザに対応するレコードに含められるように管理されている。
評価部103は、ユーザグループにおけるユーザごとの消費電力を以下のように割り当てる。つまり、評価部103は、或る1つの制御対象機器に対して電源をオンとする操作を行ったユーザと、この電源がオンの状態のもとで電源をオフとする操作を行ったユーザとが同じであるか否かについて判定する。そして、それぞれのユーザが同じであると判定した場合、評価部103は、この電源がオンとされてオフとなるまでに計測された消費電力量を、その操作を行ったユーザのユーザ識別子に割り当てる。
一方、電源をオンとする操作を行ったユーザと、電源をオフとする操作を行ったユーザとが異なる場合、評価部103は、以下のように消費電力を割り当てる。つまり、評価部103は、その制御対象機器に対して或る操作を行ったユーザに対して、その操作が行われて後に他のユーザによる操作が行われるまでの期間において計測された消費電力量を割り当てる。
一例として、テレビジョン受像機400の場合には、操作を行ったユーザ主導でコンテンツを視聴している可能性が高い。そこで、この場合の評価部103は、電源をオンとする操作を行ったユーザと電源をオフとする操作を行ったユーザが同じであるか否かに係わらず、上記のように、他のユーザによる操作が行われるまでの期間において計測された消費電力量をユーザに割り当てる。
また、エアコンディショナ600などのように、複数のユーザが共有して使用する電化機器である場合は、その使用時に在室していたユーザに対して均等に消費電力量を割り当ててもよい。また、制御対象機器の電源をオフにし忘れたまま在室人数が「0」となった場合、評価部103は、第2の実施形態のように最後に制御対象機器を操作したユーザ、または、制御対象機器が設置された部屋を最後に退出したユーザを特定する。そして、評価部103は、特定したユーザに対して在室人数が「0」となってからの制御対象機器の消費電力量を割り当ててもよい。
また、洗濯機500については、洗濯機500に対して洗濯物のユーザごとの比率を入力し、その比率にしたがってユーザごとの消費電力量を算出すればよい。
評価部103は、上記のように割り当てた消費電力量の値をユーザごとに加算することで、例えばユーザグループにおけるユーザごとの1日分の消費電力量を算出する。そして、評価部103は、算出したユーザごとの消費電力量をユーザグループ単位で統合した評価情報をウェブアプリケーション101に送信する。ウェブアプリケーション101は、受信した評価情報の内容が反映された消費電力評価画像を生成し、この消費電力評価画像のデータを、例えばユーザグループを構成するユーザごとの携帯端末装置300に送信する。
[消費電力評価画像の他の例]
ここで、消費電力評価画像の他の例について説明する。図23(b)の消費電力評価画像は、消費電力の評価についてポイント制とした場合に対応する。つまり、この消費電力評価画像においては、ユーザグループにおけるユーザがそれぞれ獲得したポイントの合計がグラフ形式で表示される。
評価部103は、各ユーザのポイントを例えば以下のよう算出する。第1の実施形態において評価部103は、電化機器に対して行われた操作に応じて、例えば「適切」と「注意」と「警告」の3段階のレベルによる評価を行う。評価部103は、この評価結果をポイントに換算する。一例として、「適切」レベルの評価が得られた場合には、+5点を付与する。また、「注意」レベルの評価が得られた場合には−2点を付与する。また、「警告」レベルの評価が得られた場合には−5点を付与する。そして、評価部103は、例えば1日においてユーザが行った操作ごとに付与されたポイントを加算して合計値を算出し、ユーザグループを構成するユーザごとのポイントの合計値を評価情報としてウェブアプリケーション101に送信する。ウェブアプリケーション101は、受信した評価情報が示すユーザごとのポイントを反映した消費電力評価画像のデータを生成し、ユーザグループを構成するユーザの携帯端末装置300に送信する。これにより、ユーザグループを構成するユーザごとの携帯端末装置300において、図23(b)に示す画像が表示される。
図24(a)の消費電力評価画像は、ユーザグループを構成するユーザごとに、家電機器別の消費電力を提示した例を示している。この場合、評価部103は、ユーザグループを構成するユーザごとの消費電力の情報を電化機器ごとに求める。そして、このように求めた消費電力を評価情報としてウェブアプリケーション101に送信する。ウェブアプリケーション101は、受信した評価情報が示すユーザごとにおける家電機器ごとの消費電力を反映した消費電力評価画像のデータを生成し、ユーザグループを構成するユーザの携帯端末装置300に送信する。これにより、ユーザグループを構成するユーザごとの携帯端末装置300において、図24(a)に示す画像が表示される。
図24(b)の消費電力評価画像は、ユーザグループを構成するユーザごとに、消費電力をポイントに換算した値を家電機器別に提示した例を示している。この場合、評価部103は、ユーザグループを構成するユーザごとの消費電力の情報を電化機器ごとに求める。そして、このように求めた消費電力を例えば図23(b)の場合と同様にポイントに換算する。そして、このユーザごとの電化機器別のポイントの情報を評価情報としてウェブアプリケーション101に送信する。ウェブアプリケーション101は、受信した評価情報が示すユーザごとにおける家電機器ごとの消費電力を反映した消費電力評価画像のデータを生成し、ユーザグループを構成するユーザの携帯端末装置300に送信する。これにより、ユーザグループを構成するユーザごとの携帯端末装置300において、図24(b)に示す画像が表示される。
[処理手順例]
図25のシーケンス図は、第4の実施形態としての情報処理システムにおいて実行される消費電力評価のための処理手順例を示している。
例えば1日における所定時刻に至るなどして、或るユーザグループについての消費電力評価を実行すべきタイミングに至ったとする。これに応じて、評価部103は、ユーザ情報管理部102に記憶されるユーザデータベースを参照し(ステップS1001)、評価対象のユーザグループを構成するユーザごとのユーザ識別子を取得する(ステップS1002)。
次に、評価部103は、ステップS1002により取得したユーザ識別子と、制御対象機器の機器識別子(操作対象機器識別子)を評価利用情報管理部104に通知する(ステップS1003)。
評価利用情報管理部104は、操作情報データベース141から、ステップS1003により通知されたユーザ識別子と操作対象機器識別子を含むレコードを操作情報として抽出する。また、評価利用情報管理部104は、消費電力情報データベース142から、通知された操作対象機器識別子を含むレコードを消費電力情報として抽出する。そして、評価利用情報管理部104は、上記のように抽出した操作情報と消費電力情報を評価部103に対して送信する(ステップS1004)。
評価部103は、受信した操作情報と消費電力情報を利用して、ユーザグループを構成するユーザごとの消費電力についての評価を行う(ステップS1005)。つまり、評価部103は、前述のように、ユーザグループを構成するユーザごとに対応して消費電力を算出する。そして、評価部103は、ユーザごとに算出した消費電力を評価情報としてウェブアプリケーション101に送信する(ステップS1006)。
この評価情報は、図23(a)の消費電力評価画像を表示させる場合は、ユーザグループにおける各ユーザが使用したすべての電化機器についての消費電力量の合計値を有する。また、図23(b)の消費電力評価画像を表示させる場合、評価情報は、ユーザグループにおける各ユーザが使用したすべての電化機器の消費電力量の合計値をポイントに加算した値を有する。
また、図24(a)の消費電力評価画像を表示させる場合、評価情報は、ユーザグループにおける各ユーザが使用した電化機器別の消費電力量の値をユーザごとに有する。また、図24(b)の消費電力評価画像を表示させる場合、評価情報は、ユーザグループにおける各ユーザが使用した電化機器別の消費電力量をポイントに換算した値をユーザごとに有する。
ウェブアプリケーション101は、受信した評価情報をさらに携帯端末装置300の電化機器制御アプリケーション301に送信する(ステップS1007)。なお、この際において、ウェブアプリケーション101は、受信した評価情報の内容を反映した消費電力評価画像のデータを生成し、これを電化機器制御アプリケーション301に送信すべき評価情報としてもよい。電化機器制御アプリケーション301は、受信した消費電力評価画像のデータを利用して表示部に消費電力評価画像を表示させる(ステップS1008)。
<第5の実施形態>
[推奨使用通知に伴う遠隔制御]
第3の実施形態においては、例えば1日における電化機器の使用結果について評価を行った結果、推奨使用と合致しない使用が行われていた場合、ユーザに推奨使用通知を行う。しかし、例えばエアコンディショナ600が推奨使用に合致しない使用が行われることでユーザが熱中症になり得ることを考慮すると、できるだけ即時性をもって推奨使用通知を行うことが好ましい。さらに、推奨使用通知を行うだけではなく、電化機器が推奨使用に合致した動作状態となるようにサーバ100側から遠隔制御を行うことが好ましい。
第5の実施形態の情報処理システムにおける評価部103は、推奨使用に合致した電化機器の使用が行われているか否かについて即時性をもって判定する。そして、評価部103は、推奨使用に合致していない場合には推奨使用通知を送信するとともに、電化機器を電化機器が推奨使用に合致して動作させるための遠隔制御を実行させる。
図26のシーケンス図は、推奨使用通知と遠隔制御を即時的に行うために情報処理システムにおいて実行される処理手順例を示している。なお、この図に示す処理は、図2に示したシステム構成のもとで、遠隔制御対象機器をエアコンディショナ600とした例である。
まず、評価部103は、例えば、エアコンディショナ600に対する操作に伴って操作情報データベース141が更新されるのに応じて、または、一定時間を経過したのに応じて、評価利用情報管理部104に対して以下の情報を要求する。つまり、評価部103は、エアコンディショナ600について推奨使用が行われているか否かを評価するために利用する情報を要求する(ステップS1101)。
本実施形態では、このようなタイミングで要求を送信することで、結果的に、推奨使用通知と、推奨使用に適合した動作を電化機器に実行させる遠隔制御とが即時性を有して行われる。
この要求に応じて、評価利用情報管理部104は、以下の情報を評価部103に対して送信する(ステップS1102)。つまり、評価利用情報管理部104は、要求とともに送信されたエアコンディショナ600の機器識別子を操作対象機器識別子として含むレコードを操作情報データベース141から抽出し、これらの抽出したレコードを操作情報として送信する。また、評価利用情報管理部104は、外気温情報データベース143に格納される情報を外気温情報として送信する。また、評価利用情報管理部104は、在室人数情報データベース144と機器設置場所データベース145に格納される情報を送信する。
評価部103は、上記のように送信された情報を利用して、エアコンディショナ600に対する現在の操作が推奨使用に合致しているか否かについての評価処理を実行する(ステップS1103)。この評価処理は、前述した図22のフローチャートにおけるステップS901からS905の処理と同様である。
評価部103は、ステップS1103の評価処理の結果として、推奨使用に合致した使用が行われていないと判定した場合、推奨使用通知をウェブアプリケーション101に送信する(ステップS1104)。この際には、図22のステップS905の処理によって特定されたユーザの携帯端末装置300が宛先として指定される。ウェブアプリケーション101は、受信した推奨使用通知を、宛先として指定された携帯端末装置300の電化機器制御アプリケーション301に対してさらに送信する(ステップS1105)。なお、ステップS1103の評価処理の結果として、推奨使用に合致した使用が行われていると判定した場合には、ステップS1104以降の処理を実行することなく、この後のしかるべきタイミングで、ステップS1101からの処理を開始する。
また、推奨使用通知の送信とともに、評価部103は、遠隔制御指令をウェブアプリケーション101に送信する(ステップS1106)。ウェブアプリケーション101は、受信した遠隔制御指令を機器制御部105に対して転送する(ステップS1107)。この遠隔制御指令には、遠隔制御対象の電化機器であるエアコンディショナ600の機器識別子が含まれている。
サーバ100が遠隔制御を行うためには、遠隔制御対象のエアコンディショナ600を制御するための操作コマンドを含む機器制御情報を、インターネット2からホームゲートウェイ200を経由して送信する必要がある。このために、機器制御部105は、遠隔制御指令の受信に応答して、エアコンディショナ600の機器識別子に対応付けられているホームゲートウェイ識別子を評価利用情報管理部104に対して要求する(ステップS1108)。
評価利用情報管理部104は、要求されたホームゲートウェイ識別子を操作情報データベース141から抽出し、機器制御部105に対して送信する(ステップS1109)。機器制御部105は、ホームゲートウェイ識別子を受信すると、この受信したホームゲートウェイ識別子をゲートウェイ情報管理部107に通知することによりIPアドレスを要求する(ステップS1110)。ゲートウェイ情報管理部107は、通知されたホームゲートウェイ識別子に対応付けられているIPアドレスを機器制御部105に送信する(ステップS1111)。このように、機器制御部105は、エアコンディショナ600と接続されたホームゲートウェイ200のIPアドレスを取得する。
そして、機器制御部105は、エアコンディショナ600が推奨使用に適合した動作を行うための操作コマンドを含む機器制御情報を生成し、この生成した機器制御情報をプロトコル変換部201に送信する(ステップS1112)。プロトコル変換部201は、受信した機器制御情報をホームネットワークに適合した形式に変換して、エアコンディショナ600のコマンド応答部601に送信する(ステップS1113)。
コマンド応答部601は、受信した機器制御情報に応じて、エアコンディショナ600を動作させる。これにより、エアコンディショナ600は、推奨使用に適合した設定の下で動作を行う。
なお、これまでの説明において、携帯端末装置300により電化機器を操作するにあたっては、携帯端末装置300からホームゲートウェイ200を経由してホームネットワーク上で電化機器に操作コマンドを送信していた。これに対して、例えば携帯端末装置300は、インターネット2を経由してサーバ100のウェブアプリケーション101を操作することにより、このウェブアプリケーション101に電化機器を遠隔制御させるようにしてもよい。
この場合の携帯端末装置300によるウェブアプリケーション101の制御には、例えば、HTTP(HyperText Transfer Protocol)などのプロトコルを使用することができる。そのうえで、携帯端末装置300によりウェブアプリケーション101を操作するにあたり、そのときに携帯端末装置300からウェブアプリケーション101に送信するデータには、ユーザIDを含める。これにより、サーバ100は、携帯端末装置300から受信したデータから操作を行ったユーザを特定して操作情報データベース141を更新できる。
また、図2における各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより本実施形態の評価に関連する処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 家屋
2 インターネット
100 サーバ
101 ウェブアプリケーション
102 ユーザ情報管理部
103 評価部
104 評価利用情報管理部
105 機器制御部
106 消費電力情報収集部
107 ゲートウェイ情報管理部
141 操作情報データベース
142 消費電力情報データベース
143 外気温情報データベース
144 在室人数情報データベース
145 機器設置場所データベース
200 ホームゲートウェイ
201 プロトコル変換部
300 携帯端末装置
301 電化機器制御アプリケーション
400 テレビジョン受像機
500 洗濯機
600 エアコンディショナ
601 コマンド応答部
602 消費電力測定部
700 電源タップ
800 ヘアドライヤ
910 外気温センサ
920 人感センサ

Claims (9)

  1. 携帯端末装置と電化機器とサーバとを備え、
    前記携帯端末装置は、
    電化機器を遠隔制御するための操作が行われるのに応じて操作コマンドを送信するともに、前記電化機器の使用について評価した結果を示す評価情報を前記サーバから受信し、受信した評価情報を所定の態様によって出力する電化機器制御部を備え、
    前記電化機器は、
    受信した前記操作コマンドが指示する動作が実行されるように制御するコマンド応答部と、
    消費電力を測定して前記サーバに送信する消費電力測定部とを備え、
    前記サーバは、
    前記携帯端末装置から送信された前記操作コマンドを一意に識別するコマンド識別子と操作対象とされた前記電化機器である操作対象電化機器を一意に識別する操作対象機器識別子と操作を行ったユーザを一意に識別するユーザ識別子とを含む操作情報と、前記電化機器から送信された消費電力情報とを少なくとも受信し、受信した前記操作情報と前記消費電力情報をそれぞれ記憶する情報管理部と、
    記憶されている前記操作情報のうちから特定のユーザが操作を行った前記操作対象電化機器についての操作情報を取得するとともに、記憶されている前記消費電力情報のうちから前記操作対象電化機器の消費電力情報を取得し、取得した前記操作情報と前記消費電力情報とに少なくとも基づいて前記操作対象電化機器の使用に関する評価を行い、その結果を示す前記評価情報を送信する評価部とを備える、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記情報管理部は、
    前記電化機器の設置場所に存在する人の数を検出する人感センサから受信した在室人数情報をさらに記憶し、
    前記評価部は、
    記憶される操作情報のうちから取得した前記設置場所に設置される前記操作対象電化機器についての操作情報と前記在室人数情報とに基づいて、前記電化機器の電源がオンのまま前記設置場所において人が不在の状態であったときに、前記電化機器を最後に操作したユーザまたは、前記設置場所を最後に退出したユーザのユーザ識別子を特定し、特定したユーザに対して警告の内容を有する前記評価情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記評価部は、
    記憶される操作情報のうちから取得した前記操作対象電化機器についての操作情報に少なくとも基づいて、前記操作対象電化機器について推奨される操作である推奨使用が行われていないと判定した場合、当該推奨使用が行われていないときにその設置場所に在室していたユーザを特定し、特定したユーザに対して推奨使用を促すための推奨使用通知を送信する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記評価部は、
    前記推奨使用が行われていないと判定した場合、推奨使用が行われるように、前記操作対象電化機器を遠隔制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記評価部は、
    同じユーザグループに含まれるユーザごとの前記電化機器の使用について評価した結果を示す評価情報を、前記ユーザごとの前記携帯端末装置に対して送信する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 携帯端末装置から送信された操作コマンドを一意に識別するコマンド識別子と操作対象とされた電化機器である操作対象電化機器を一意に識別する操作対象機器識別子と操作を行ったユーザを一意に識別するユーザ識別子とを含む操作情報と、電化機器から送信された消費電力情報とを少なくとも受信し、受信した前記操作情報と前記消費電力情報をそれぞれ記憶する情報管理部と、
    記憶されている前記操作情報のうちから特定のユーザが操作を行った前記操作対象電化機器についての操作情報を取得するとともに、記憶されている前記消費電力情報のうちから前記操作対象電化機器の消費電力情報を取得し、取得した前記操作対象電化機器についての操作情報と前記操作対象電化機器の消費電力情報とに少なくとも基づいて前記操作対象電化機器の使用に関して評価し、その結果を示す評価情報を前記携帯端末装置に送信する評価部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 携帯端末装置と電化機器とサーバとを備える情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記携帯端末装置は、
    電化機器を遠隔制御するための操作が行われるのに応じて操作コマンドを送信するともに、前記電化機器の使用について評価した結果を示す評価情報を前記サーバから受信し、受信した評価情報を所定の態様によって出力する電化機器制御ステップを備え、
    前記電化機器は、
    受信した前記操作コマンドが指示する動作が実行されるように制御するコマンド応答ステップと、
    消費電力を測定して前記サーバに送信する消費電力測定ステップとを備え、
    前記サーバは、
    前記携帯端末装置から送信された前記操作コマンドを一意に識別するコマンド識別子と操作対象とされた前記電化機器である操作対象電化機器を一意に識別する操作対象機器識別子と操作を行ったユーザを一意に識別するユーザ識別子とを含む操作情報と、前記電化機器から送信された消費電力情報とを少なくとも受信し、受信した前記操作情報と前記消費電力情報をそれぞれ記憶する情報管理ステップと、
    記憶されている前記操作情報のうちから特定のユーザが操作を行った前記操作対象電化機器についての操作情報を取得するとともに、記憶されている前記消費電力情報のうちから前記操作対象電化機器の消費電力情報を取得し、取得した前記操作情報と前記消費電力情報とに少なくとも基づいて前記操作対象電化機器の使用に関する評価を行い、その結果を示す前記評価情報を送信する評価ステップとを備える、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  8. 携帯端末装置から送信された操作コマンドを一意に識別するコマンド識別子と操作対象とされた電化機器である操作対象電化機器を一意に識別する操作対象機器識別子と操作を行ったユーザを一意に識別するユーザ識別子とを含む操作情報と、電化機器から送信された消費電力情報とを少なくとも受信し、受信した前記操作情報と前記消費電力情報をそれぞれ記憶する情報管理ステップと、
    記憶されている前記操作情報のうちから特定のユーザが操作を行った前記操作対象電化機器についての操作情報を取得するとともに、記憶されている前記消費電力情報のうちから前記操作対象電化機器の消費電力情報を取得し、取得した前記操作対象電化機器についての操作情報と前記操作対象電化機器の消費電力情報とに少なくとも基づいて前記操作対象電化機器の使用に関して評価し、その結果を示す評価情報を前記携帯端末装置に送信する評価ステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    携帯端末装置から送信された操作コマンドを一意に識別するコマンド識別子と操作対象とされた電化機器である操作対象電化機器を一意に識別する操作対象機器識別子と操作を行ったユーザを一意に識別するユーザ識別子とを含む操作情報と、電化機器から送信された消費電力情報とを少なくとも受信し、受信した前記操作情報と前記消費電力情報をそれぞれ記憶する情報管理ステップと、
    記憶されている前記操作情報のうちから特定のユーザが操作を行った前記操作対象電化機器についての操作情報を取得するとともに、記憶されている前記消費電力情報のうちから前記操作対象電化機器の消費電力情報を取得し、取得した前記操作対象電化機器についての操作情報と前記操作対象電化機器の消費電力情報とに少なくとも基づいて前記操作対象電化機器の使用に関して評価し、その結果を示す評価情報を前記携帯端末装置に送信する評価ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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