JP6399704B2 - 繊維製品用の液体洗浄剤 - Google Patents

繊維製品用の液体洗浄剤 Download PDF

Info

Publication number
JP6399704B2
JP6399704B2 JP2014266699A JP2014266699A JP6399704B2 JP 6399704 B2 JP6399704 B2 JP 6399704B2 JP 2014266699 A JP2014266699 A JP 2014266699A JP 2014266699 A JP2014266699 A JP 2014266699A JP 6399704 B2 JP6399704 B2 JP 6399704B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
carbon atoms
preferable
mass
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014266699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016124978A (ja
Inventor
由佳 宮代
由佳 宮代
弘嗣 小倉
弘嗣 小倉
沙枝 石川
沙枝 石川
知美 小熊
知美 小熊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP2014266699A priority Critical patent/JP6399704B2/ja
Publication of JP2016124978A publication Critical patent/JP2016124978A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6399704B2 publication Critical patent/JP6399704B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)

Description

本発明は、繊維製品用の液体洗浄剤に関する。
衛生に対する意識の高まりから、繊維製品用の液体洗浄剤においても、洗浄効果に加えて抗菌効果を有する製品が上市されている。抗菌効果を発揮する有効成分としては、カチオン界面活性剤等のカチオン性抗菌剤が広く用いられている。
尚、本明細書において「抗菌効果」とは、菌の増殖を抑える効果を意味する。抗菌効果が高いほど、衣料等の被洗物を防臭する効果等が高くなる。
かかる抗菌効果を有する液体洗浄剤としては、例えば、アニオン界面活性剤と、ベタイン型両性界面活性剤と、カチオン性抗菌剤と、を含有する液体洗浄剤が開示されている(特許文献1参照)。
特開2001−152200号公報
繊維製品用の液体洗浄剤においては、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力が必要である。洗浄力の向上を図るため、カチオン性抗菌剤を含有する液体洗浄剤に、洗浄成分としてアニオン界面活性剤を配合すると、アニオン−カチオンコンプレックスが形成されて、カチオン性抗菌剤による抗菌効果が発揮されにくくなる、という問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、洗浄力の向上が図られ、かつ、抗菌効果に優れた繊維製品用の液体洗浄剤を課題とする。
本発明者らは鋭意検討した結果、上記課題を解決するために以下の手段を提供する。
[1](A)成分:アニオン界面活性剤と、(B)成分:半極性界面活性剤と、(C)成分:カチオン性抗菌剤と、を含有することを特徴とする、繊維製品用の液体洗浄剤。
[2](B)成分の含有量が、0.1〜8質量%であることを特徴とする、[1]に記載の繊維製品用の液体洗浄剤。
[3](B)成分/(A)成分で表される質量比が、0.1〜3であることを特徴とする、[1]又は[2]に記載の繊維製品用の液体洗浄剤。
[4]界面活性剤の総含有量が、25質量%以下であることを特徴とする、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の繊維製品用の液体洗浄剤。
[5]pHが8以下であることを特徴とする、[1]〜[4]のいずれか一項に記載の繊維製品用の液体洗浄剤。
本発明の繊維製品用の液体洗浄剤によれば、洗浄力の向上が図られ、かつ、抗菌効果に優れる。
(繊維製品用の液体洗浄剤)
本発明の繊維製品用の液体洗浄剤(以下単に「液体洗浄剤」ともいう)は、(A)成分:アニオン界面活性剤と、(B)成分:半極性界面活性剤と、(C)成分:カチオン性抗菌剤と、を含有する液体組成物である。かかる液体洗浄剤には、液体漂白剤も含まれる。
<(A)成分:アニオン界面活性剤>
本発明の液体洗浄剤においては、(A)成分を含有することで、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力が向上し、洗浄効果が発揮される。特に、液体洗浄剤を被洗物に直接塗布して洗浄した際の、汚れに対する洗浄力が向上する。
(A)成分としては、特に限定されず、繊維製品用の洗浄剤に通常用いられているアニオン界面活性剤が挙げられる。かかる(A)成分としては、例えば、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩;α−オレフィンスルホン酸塩;直鎖状又は分岐鎖状のアルキル硫酸エステル塩;アルキルエーテル硫酸エステル塩;アルケニルエーテル硫酸エステル塩;アルカンスルホン酸塩;α−スルホ脂肪酸エステル塩;脂肪酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、ポリオキシアルキレンエーテルカルボン酸塩、アルキルアミドエーテルカルボン酸塩、アルケニルアミドエーテルカルボン酸塩、アシルアミノカルボン酸塩等のカルボン酸型のアニオン界面活性剤;アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルリン酸エステル塩、グリセリン脂肪酸エステルモノリン酸エステル塩等のリン酸エステル型のアニオン界面活性剤等が挙げられる。
(A)成分の塩形態としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩;マグネシウム等のアルカリ土類金属塩;モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩などのアルカノールアミン塩等が挙げられる。
上記のうち、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩としては、直鎖アルキル基の炭素数が8〜16のものが好ましく、炭素数10〜14のものが特に好ましい。
α−オレフィンスルホン酸塩としては、炭素数10〜20のものが好ましい。
アルキル硫酸エステル塩としては、炭素数10〜20のものが好ましい。
アルキルエーテル硫酸エステル塩又はアルケニルエーテル硫酸エステル塩としては、炭素数10〜20の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基を有し、平均1〜10モルのエチレンオキシドを付加したポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩又はポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩が好ましい。
アルカンスルホン酸塩としては、好ましくは炭素数10〜20、より好ましくは炭素数14〜17のアルキル基を有する2級アルカンスルホン酸塩が好ましい。
α−スルホ脂肪酸エステル塩としては、炭素数10〜20のものが好ましい。
脂肪酸塩としては、炭素数10〜20のものが好ましい。
(A)成分は、いずれか1種が単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記の中でも、(A)成分としては、本発明の効果が得られやすいことから、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩及びアルケニルエーテル硫酸エステル塩からなる群より選択される少なくとも一種が好ましい。
(A)成分には、液体洗浄剤の粘度を高められ、液体洗浄剤を被洗物に直接塗布するのに好適な粘度に調整しやすい点から、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(以下「(A1)成分」ということがある)を少なくとも用いることが好ましい。
また、(A)成分には、良好な液安定性が得られやすい点から、アルカンスルホン酸塩(以下「(A2)成分」ということがある)を少なくとも用いることが好ましい。
これらの中でも、(A)成分としては、(A1)成分と、(A2)成分、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩及びアルケニルエーテル硫酸エステル塩からなる群より選択される少なくとも一種と、の組合せが好ましい。この中でも、液体洗浄剤を被洗物に直接塗布するのに好適な粘度と良好な液安定性とが得られやすい点から、(A1)成分と(A2)成分との組合せが特に好ましい。
(A)成分に占める(A1)成分の割合は、(A1)成分/(A)成分で表される質量比(以下「(A1)/(A)比」ともいう)で、0超0.5以下が好ましく、0.05〜0.3がより好ましく、0.1〜0.2がさらに好ましい。
(A)成分に占める(A1)成分の割合が前記の好ましい範囲の下限以上であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上すると同時に、液体洗浄剤の粘度が適度に高められやすくなる。一方、(A)成分に占める(A1)成分の割合が前記の好ましい範囲の上限以下であると、液体洗浄剤の液安定性が確保されやすくなる。
液体洗浄剤中、(A)成分の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.4〜7質量%が好ましく、0.5〜5.5質量%がより好ましく、1〜3質量%がさらに好ましく、1.5〜2質量%が特に好ましい。(A)成分の含有量が前記の好ましい範囲の下限値以上であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上する。一方、(A)成分の含有量が前記の好ましい範囲の上限値以下であると、液体洗浄剤の液安定性が確保されやすくなる。
<(B)成分:半極性界面活性剤>
本発明の液体洗浄剤においては、(A)成分及び(C)成分に加えて(B)成分を含有することで、洗浄性能と抗菌性能との両立が図られる。
本発明において、「半極性界面活性剤」とは、半極性結合(無極性結合と極性結合との中間の性質を有する結合)を有する界面活性剤であり、半極性界面活性剤が溶解する溶液又は分散する分散液のpHによって、カチオン性、アニオン性又は両極性を示すものをいう。
(B)成分としては、例えばアミンオキシド型界面活性剤が挙げられる。
好ましいアミンオキシド型界面活性剤としては、下記一般式(b1)で表される化合物が挙げられる。
Figure 0006399704
[式中、Rは、炭素数7〜22の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基、又は炭素数7〜22の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルケニル基である。Xは、−CONH−、−NHCO−、−COO−又は−OCO−である。Rは、炭素数1〜5のアルキレン基である。R及びRは、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基である。pは、0又は1である。]
前記式(b1)中、Rは、炭素数7〜22の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基が好ましく、炭素数9〜14の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基がより好ましい。
前記式(b1)中、Xは、−CONH−又は−NHCO−が好ましく、式(b1)におけるX−Rが−CONH−Rとなるものがより好ましい。
前記式(b1)中、Rは、炭素数1〜3のアルキレン基が好ましく、炭素数3のプロピレン基がより好ましい。
前記式(b1)中、R及びRは、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基が好ましく、メチル基がより好ましい。中でも、R及びRは、いずれもメチル基であることがより好ましい。
前記式(b1)中、pは、1が好ましい。
前記一般式(b1)で表される化合物の中でも、下記の一般式(b1−1)で表される化合物、又は一般式(b1−2)で表される化合物が好ましい。
Figure 0006399704
[式中、Rは、炭素数8〜18の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基、又は炭素数8〜18の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルケニル基である。R及びRは、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基である。]
前記式(b1−1)中、Rは、炭素数8〜18の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基が好ましく、炭素数10〜14の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基がより好ましい。
前記式(b1−1)中、R及びRは、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基が好ましく、メチル基がより好ましい。中でも、R及びRは、いずれもメチル基であることがより好ましい。
前記式(b1−1)で表される化合物としては、例えば、カプリルジメチルアミンオキシド、ラウリルジメチルアミンオキシド、ミリスチルジメチルアミンオキシド、パルミチルジメチルアミンオキシド、ステアリルジメチルアミンオキシド、オレイルジメチルアミンオキシド、ヤシアルキルジメチルアミンオキシド、ラウリルジエチルアミンオキシド等が挙げられる。
Figure 0006399704
[式中、Rは、炭素数7〜22の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基、又は炭素数7〜22の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルケニル基である。R及びR10は、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基である。qは、1〜5の整数である。]
前記式(b1−2)中、Rは、炭素数7〜22の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基が好ましく、炭素数9〜13の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基がより好ましい。
前記式(b1−2)中、R及びR10は、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基が好ましく、メチル基がより好ましい。中でも、R及びR10は、いずれもメチル基であることがより好ましい。
前記式(b1−2)中、qは、1〜3の整数が好ましく、3がより好ましい。
前記式(b1−2)で表される化合物としては、例えば、カプリル酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、ミリスチン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、パルミチン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、ステアリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、ベヘニン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、オレイン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、ヤシ脂肪酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド等が挙げられる。
(B)成分は、いずれか1種が単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記の中でも、(B)成分としては、本発明の効果が得られやすいことから、一般式(b1−2)で表される化合物が特に好ましい。
液体洗浄剤中、(B)成分の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.1〜8質量%が好ましく、0.2〜5質量%がより好ましく、0.3〜3質量%がさらに好ましく、0.5〜2質量%が特に好ましい。(B)成分の含有量が前記の好ましい範囲の下限値以上であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上する。加えて、抗菌効果がより高まる。一方、(B)成分の含有量が前記の好ましい範囲の上限値以下であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上する。また、液体洗浄剤の液安定性が確保されやすくなる。
液体洗剤中、(A)成分と(B)成分との合計の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.5〜15質量%が好ましく、1〜6質量%がより好ましく、1.5〜4質量%がさらに好ましい。
(A)成分と(B)成分との合計の含有量が前記の好ましい範囲の下限値以上であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上する。一方、(A)成分と(B)成分との合計の含有量が前記の好ましい範囲の上限値以下であると、液体洗浄剤の液安定性が確保されやすくなる。
本発明の液体洗浄剤において、(A)成分の含有量に対する(B)成分の含有量の割合は、(B)成分/(A)成分で表される質量比(以下「(B)/(A)比」ともいう)で、0.1〜3が好ましく、0.2〜1.5がより好ましく、0.3〜1がさらに好ましい。
(B)/(A)比が前記の好ましい範囲の下限値以上であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上する。加えて、液体洗浄剤の液安定性が確保されやすくなる。一方、(B)/(A)比が前記の好ましい範囲の上限値以下であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上する。
特に、(B)/(A)比が1以下である場合、液体洗浄剤中、(A)成分の含有量は、0.5〜6質量%が好ましく、1〜3質量%がより好ましく、1.5〜2質量%がさらに好ましい。(A)成分の含有量が前記の好ましい範囲の下限値以上であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上する。一方、(A)成分の含有量が前記の好ましい範囲の上限値以下であると、液体洗浄剤の液安定性が確保されやすくなる。
液体洗浄剤中、(B)成分の含有量は、0.1〜5質量%が好ましく、0.3〜3質量%がより好ましく、0.5〜2質量%がさらに好ましい。(B)成分の含有量が前記の好ましい範囲の下限値以上であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上する。一方、(B)成分の含有量が前記の好ましい範囲の上限値以下であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上する。また、液体洗浄剤の液安定性が確保されやすくなる。
特に、(B)/(A)比が1を超える場合、液体洗浄剤中、(A)成分の含有量は、0.5〜6質量%が好ましく、0.5〜3質量%がより好ましく、0.5〜2質量%がさらに好ましい。(A)成分の含有量が前記の好ましい範囲の下限値以上であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上する。一方、(A)成分の含有量が前記の好ましい範囲の上限値以下であると、液体洗浄剤の液安定性が確保されやすくなる。
液体洗浄剤中、(B)成分の含有量は、0.5〜8質量%が好ましく、0.5〜5質量%がより好ましく、0.5〜3質量%がさらに好ましい。(B)成分の含有量が前記の好ましい範囲の下限値以上であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上する。一方、(B)成分の含有量が前記の好ましい範囲の上限値以下であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上する。また、液体洗浄剤の液安定性が確保されやすくなる。
<(C)成分:カチオン性抗菌剤>
本発明の液体洗浄剤においては、(C)成分を含有することで、被洗物において抗菌効果が発揮される。
(C)成分としては、例えば、4級アンモニウム化合物(以下「(C−1)成分」ということがある)、アミン化合物(以下「(C−2)成分」ということがある)、ビグアニド化合物(以下「(C−3)成分」ということがある)、ジアリルジアルキルアンモニウムの重合体(以下「(C−4)成分」ということがある)、ポリリジン又はその酸塩(以下「(C−5)成分」ということがある)が挙げられる。
≪(C−1)成分:4級アンモニウム化合物≫
好ましい(C−1)成分としては、下記一般式(c−1−1)で表される、モノアルキル型又はジアルキル型カチオン界面活性剤((C−1−1)成分);下記一般式(c−1−2)で表されるエチレンオキシド付加型4級アンモニウム塩((C−1−2)成分);下記一般式(c−1−3)で表されるベンザルコニウム塩((C−1−3)成分);下記一般式(c−1−4)で表されるピリジニウム塩((C−1−4)成分)が挙げられる。
Figure 0006399704
[式中、R21〜R24は、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基、炭素数8〜22の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基、又は炭素数8〜22の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルケニル基である。但し、R21〜R24のうちの少なくとも2つ以上が、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基及び/又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基である。Z は、ハロゲンイオン又はアルキル硫酸イオンである。]
前記式(c−1−1)中、R21〜R24における、炭素数8〜22のアルキル基又は炭素数8〜22のアルケニル基は、好ましい炭素数が10〜21であり、より好ましい炭素数が10〜18であり、さらに好ましい炭素数が10〜16であり、特に好ましい炭素数が12〜14である。
前記式(c−1−1)中、Z におけるハロゲンイオンを構成するZとしては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられ、汎用性の点から、塩素原子が好ましい。Z におけるアルキル硫酸イオンを構成するZとしては、炭素数1〜3のアルキル基を有するものが好ましく、例えばメチル硫酸等が挙げられる。
モノアルキル型カチオン界面活性剤として、好ましくは、R21〜R24のうち、3つが炭素数1〜3のアルキル基で、1つが炭素数8〜22の直鎖状のアルキル基又は炭素数8〜22の直鎖状のアルケニル基であり、Z がハロゲンイオンである4級アンモニウム化合物が挙げられる。
この場合、かかる炭素数1〜3のアルキル基の中でも、メチル基が好ましい。かかるアルキル基又はアルケニル基の中でも、炭素数10〜18の直鎖状のアルキル基又は炭素数10〜18の直鎖状のアルケニル基が好ましく、炭素数12〜18の直鎖状のアルキル基又は炭素数12〜18の直鎖状のアルケニル基がより好ましく、炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基又は炭素数12〜14の直鎖状のアルケニル基がさらに好ましい。Z としては、ハロゲンイオンが好ましく、塩素イオンがより好ましい。
ジアルキル型カチオン界面活性剤として、好ましくは、R21〜R24のうち、2つが炭素数1〜3のアルキル基で、他の2つが炭素数10〜21の直鎖状のアルキル基又は炭素数10〜21の直鎖状のアルケニル基である4級アンモニウム化合物が挙げられる。
この場合、かかる炭素数1〜3のアルキル基の中でも、メチル基が好ましい。かかるアルキル基又はアルケニル基の中でも、炭素数10〜14の直鎖状のアルキル基又は炭素数10〜14の直鎖状のアルケニル基が好ましい。Z としては、ハロゲンイオンが好ましく、塩素イオンがより好ましい。
(C−1−1)成分としては、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、テトラデシルトリメチルアンモニウムクロリド、塩化ジデシルジメチルアンモニウム等が挙げられる。
Figure 0006399704
[式中、R25は、炭素数8〜22のアルキル基、又は炭素数8〜22のヒドロキシアルキル基である。R26は、炭素数8〜22のアルキル基、炭素数8〜22のヒドロキシアルキル基、メチル基又はトリル基である。m及びnは、オキシエチレン基の平均繰り返し数を示し、m+nが2以上である。Z は、ハロゲンイオン又はアルキル硫酸イオンである。]
前記式(c−1−2)中、R25におけるアルキル基又はヒドロキシアルキル基の炭素数は、それぞれ8〜22であり、炭素数10〜18が好ましい。R25としては、アルキル基が好ましく、直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基がより好ましく、直鎖状のアルキル基がさらに好ましい。
26におけるアルキル基又はヒドロキシアルキル基の炭素数は、それぞれ8〜22であり、炭素数10〜18が好ましい。R26としては、中でもメチル基又はトリル基が好ましい。
m+nは、2以上であり、被洗物において抗菌効果がより発揮されやすいことから、2〜30が好ましい。
前記式(c−1−2)中、Z におけるハロゲンイオンを構成するZとしては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられ、汎用性の点から、塩素原子が好ましい。Z におけるアルキル硫酸イオンを構成するZとしては、炭素数1〜3のアルキル基を有するものが好ましく、例えばメチル硫酸等が挙げられる。
(C−1−2)成分の配合には、例えば、エソカードC/12(商品名、ライオン・アクゾ株式会社製)等の市販品が用いられる。
Figure 0006399704
[式中、R27及びR28は、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基である。R29は、炭素数8〜22の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基、又は炭素数8〜22の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルケニル基である。R30は、炭素数1〜3のアルキレン基である。Z は、ハロゲンイオン又はアルキル硫酸イオンである。]
前記式(c−1−3)中、R29におけるアルキル基又はアルケニル基の炭素数は、8〜22であり、炭素数10〜18が好ましく、炭素数10〜16がより好ましく、炭素数12〜14がさらに好ましい。
前記式(c−1−3)中、Z におけるハロゲンイオンを構成するZとしては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられ、汎用性の点から、塩素原子が好ましい。Z におけるアルキル硫酸イオンを構成するZとしては、炭素数1〜3のアルキル基を有するものが好ましく、例えばメチル硫酸等が挙げられる。
(C−1−3)成分としては、椰子アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド等が挙げられる。(C−1−3)成分の配合には、例えば、アーカードCB(商品名、ライオン・アクゾ株式会社製)、ハイアミン3500−J(商品名、ロンザジャパン株式会社製)、オスバンS(商品名、日本製薬株式会社製)等の市販品が用いられる。
Figure 0006399704
[式中、R20は、炭素数8〜22のアルキル基である。Z は、ハロゲンイオン又はアルキル硫酸イオンである。]
前記式(c−1−4)中、R20におけるアルキル基の炭素数は、8〜22であり、炭素数10〜18が好ましく、炭素数12〜16がより好ましい。R20としては、直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基が好ましく、直鎖状のアルキル基がより好ましい。
前記式(c−1−4)中、Z におけるハロゲンイオンを構成するZとしては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられ、汎用性の点から、塩素原子が好ましい。Z におけるアルキル硫酸イオンを構成するZとしては、炭素数1〜3のアルキル基を有するものが好ましく、例えばメチル硫酸等が挙げられる。
(C−1−4)成分としては、塩化セチルピリジニウム等が挙げられる。塩化セチルピリジニウムの配合には、例えば、和光純薬工業株式会社等の市販品が用いられる。
≪(C−2)成分:アミン化合物≫
(C−2)成分としては、例えば、下記一般式(c−2)で表されるアミン化合物が挙げられる。
Figure 0006399704
[式中、sは1〜6の整数である。R31は、炭素数8〜18のアルキル基又は炭素数8〜18のヒドロキシアルキル基である。R32は、水素原子又は(CHNHである。tは、1〜6の整数である。]
前記式(c−2)中、sは、1〜6の整数であり、被洗物において抗菌効果がより発揮されやすいことから、1〜4の整数であることが好ましく、2〜4の整数であることがより好ましく、3が特に好ましい。sが6を超えると、充分な抗菌効果が得られにくい。
31におけるアルキル基又はヒドロキシアルキル基の炭素数は、8〜18であり、炭素数8〜14が好ましく、炭素数10〜14がより好ましく、炭素数12がさらに好ましい。R31における炭素数が前記の好ましい範囲の下限値未満では、充分な抗菌効果が得られにくくなり、前記の好ましい範囲の上限値を超えると、(C−2)成分の水への溶解性が低下しやすくなる。
31におけるアルキル基又はヒドロキシアルキル基は、直鎖状であってもよいし、分岐鎖状であってもよく、中でも直鎖状が好ましい。R31が直鎖状であれば、液体洗浄剤の抗菌効果がより高められる。
好ましい(C−2)成分としては、下記一般式(c−2−1)で表される3級アミン化合物((C−2−1)成分)、下記一般式(c−2−2)で表される2級アミン化合物((C−2−2)成分)が挙げられる。
Figure 0006399704
[式中、s1は、1〜4の整数である。R311は、炭素数8〜18のアルキル基又は炭素数8〜18のヒドロキシアルキル基である。]
前記式(c−2−1)中、s1は、1〜4の整数であり、被洗物において抗菌効果がより発揮されやすいことから、2〜4の整数が好ましく、3が特に好ましい。
前記式(c−2−1)中、R311は、前記式(c−2)中のR31と同様である。
(C−2−1)成分としては、N,N−ビス(3−アミノメチル)オクチルアミン、N,N−ビス(3−アミノメチル)デシルアミン、N,N−ビス(3−アミノメチル)ドデシルアミン等のN,N−ビス(3−アミノメチル)アルキルアミン;N,N−ビス(3−アミノエチル)オクチルアミン、N,N−ビス(3−アミノエチル)デシルアミン、N,N−ビス(3−アミノエチル)ドデシルアミン等のN,N−ビス(3−アミノエチル)アルキルアミン;N,N−ビス(3−アミノプロピル)オクチルアミン、N,N−ビス(3−アミノプロピル)デシルアミン、N,N−ビス(3−アミノプロピル)ドデシルアミン等のN,N−ビス(3−アミノプロピル)アルキルアミン;N,N−ビス(3−アミノブチル)オクチルアミン、N,N−ビス(3−アミノブチル)デシルアミン、N,N−ビス(3−アミノブチル)ドデシルアミン等のN,N−ビス(3−アミノブチル)アルキルアミン等が挙げられる。
これらの中でも、N,N−ビス(3−アミノプロピル)アルキルアミンが好ましく、N,N−ビス(3−アミノプロピル)ドデシルアミンがより好ましい。
Figure 0006399704
[式中、s2は、1〜4の整数である。R312は、炭素数8〜14のアルキル基又は炭素数8〜14のヒドロキシアルキル基である。]
前記式(c−2−2)中、s2は、1〜4の整数であり、被洗物において抗菌効果がより発揮されやすいことから、2〜4の整数が好ましく、3が特に好ましい。
前記式(c−2−2)中、R312におけるアルキル基又はヒドロキシアルキル基は、直鎖状であってもよいし、分岐鎖状であってもよく、中でも直鎖状が好ましい。R312が直鎖状であれば、液体洗浄剤の抗菌効果がより高められる。
(C−2−2)成分としては、N−ヤシアルキル−1,3−ジアミノプロパン、N−牛脂アルキル−1,3−ジアミノプロパン、N−硬化牛脂アルキル−1,3−ジアミノプロパン等が挙げられる。
N−ヤシアルキル−1,3−ジアミノプロパンの配合には、例えば、デュオミンCD(商品名、ライオン・アクゾ株式会社製)等の市販品が用いられる。
≪(C−3)成分:ビグアニド化合物≫
(C−3)成分としては、例えば、下記一般式(c−3)で表されるビグアニド化合物が挙げられる。
Figure 0006399704
[式中、uは、2〜14の整数である。HR33は、有機酸又は無機酸である。uは、HR33の個数を意味し、0〜5uの整数である。]
前記式(c−3)中、uは、2〜14の整数であり、10〜14の整数が好ましく、11〜13の整数がより好ましく、12が特に好ましい。
前記式(c−3)中、HR33は、有機酸又は無機酸であり、塩酸、グルコン酸、酢酸が好ましく、塩酸がより好ましい。
は、0〜5uの整数である。uが0の場合、(C−3)成分は、ポリヘキサメチレンビグアニドである。uが0でない場合、(C−3)成分は、ポリヘキサメチレンビグアニドの部分酸塩又は全部酸塩である。uは、1〜5uの整数が好ましく、2〜3uの整数がより好ましく、u〜2uの整数がさらに好ましく、uが特に好ましい。
(C−3)成分としては、ポリ(ヘキサメチレンビグアニド)塩酸塩などが挙げられる。ポリ(ヘキサメチレンビグアニド)塩酸塩の配合には、例えば、Proxel IB(商品名、ロンザジャパン株式会社製;前記式(c−3)中のu及びuがいずれも12、R33が塩素原子(HR33が塩酸)であるもの)等の市販品が用いられる。
≪(C−4)成分:ジアリルジアルキルアンモニウムの重合体≫
(C−4)成分としては、例えば、下記一般式(c−4)で表されるジアリルジアルキルアンモニウムの繰り返し単位を有する重合体が挙げられる。
Figure 0006399704
[式中、R34及びR35は、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基である。Z は、ハロゲンイオン又はアルキル硫酸イオンである。wは平均重合度を示す。]
前記式(c−4)中、R34及びR35は、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基であり、メチル基が好ましい。
前記式(c−4)中、Z におけるハロゲンイオンを構成するZとしては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられ、汎用性の点から、塩素原子が好ましい。Z におけるアルキル硫酸イオンを構成するZとしては、炭素数1〜3のアルキル基を有するものが好ましく、例えばメチル硫酸等が挙げられる。
前記式(c−4)中、wは、平均重合度を示し、6〜6000程度が好ましく、60〜1200程度がより好ましい。
(C−4)成分の分子量は、1000〜1000000が好ましく、10000〜200000がより好ましい。(C−4)成分の分子量が前記の好ましい範囲内であれば、良好な抗菌効果が得られやすくなる。
ここでいう「分子量」は、重量平均分子量を意味し、溶媒としてTHF(テトラヒドロフラン)を用いてGPC(ゲルパーミネーションクロマトグラフィー)により測定された値を、PEG(ポリエチレングリコール)における較正曲線に基づいて換算した値を示す。
(C−4)成分の配合には、例えば、マーコート100(商品名、ナルコ社製);PAS−H−1L、PAS−H−5L、PAS−H−10L(以上、商品名、日東紡績株式会社製)等の市販品が用いられる。
≪(C−5)成分:ポリリジン又はその酸塩≫
(C−5)成分としては、α−ポリ−L−リジン、ε−ポリ−L−リジン、α−ポリ−D−リジン、ε−ポリ−D−リジンのいずれも用いることができる。これらの中でも、安全性の面から、α−ポリ−L−リジン、ε−ポリ−L−リジンが好ましく、ε−ポリ−L−リジンがより好ましい。その中でも、安全性の面から、下記一般式(c−5)で表されるε−ポリ−L−リジンが特に好ましい。
Figure 0006399704
[式中、rは5〜100の整数である。]
前記式(c−5)中、rは、5〜100の整数であり、10〜50の整数が好ましく、13〜27の整数がより好ましい。
ε−ポリ−L−リジンは、ストレプトマイセス(Streptomyces)属の微生物を培養することによって得られ、人体にとって必須アミノ酸であるリジンが縮合してできたポリペプチドである。このポリリジンは、体内の酵素等で加水分解されると元の構成成分であるL−リジンになるため、安全性が非常に高い。
ポリリジンとしては、遊離状のもの、及び、無機酸もしくは有機酸の酸塩の形態のもののいずれも用いることができる。
酸塩の形態の場合、好ましくは塩酸塩、グルコン酸塩、酢酸塩であり、より好ましくは塩酸塩である。
また、取り扱いを容易にするために、ポリリジンが賦形剤や増量剤で加工されたものを用いてもよい。
(C)成分は、いずれか1種が単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
(C)成分としては、本発明の効果が得られやすいことから、(C−1)成分、(C−2)成分、(C−3)成分、(C−4)成分及び(C−5)成分からなる群より選択される少なくとも一種が好ましい。これらの中でも、(C−1)成分及び(C−3)成分からなる群より選択される少なくとも一種がより好ましく、(C−3)成分が特に好ましい。
液体洗浄剤中、(C)成分の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.001〜2質量%が好ましく、0.005〜1質量%がより好ましく、0.01〜0.5質量%がさらに好ましく、0.02〜0.1質量%が特に好ましい。(C)成分の含有量が前記の好ましい範囲の下限値以上であると、被洗物において抗菌効果がより高まる。一方、(C)成分の含有量が前記の好ましい範囲の上限値以下であると、液体洗浄剤の液安定性が確保されやすくなる。
本発明の液体洗浄剤において、(A)成分の含有量に対する(C)成分の含有量の割合は、(C)成分/(A)成分で表される質量比(以下「(C)/(A)比」ともいう)で、0.003〜0.6が好ましく、0.005〜0.3がより好ましく、0.005〜0.1がさらに好ましい。
(C)/(A)比が前記の好ましい範囲の下限値以上であると、被洗物において抗菌効果がより高まる。一方、(C)/(A)比が前記の好ましい範囲の上限値以下であると、液体洗浄剤の液安定性が確保されやすくなる。
本発明の液体洗浄剤において、(B)成分の含有量に対する(C)成分の含有量の割合は、(C)成分/(B)成分で表される質量比(以下「(C)/(B)比」ともいう)で、0.001〜0.5が好ましく、0.01〜0.3がより好ましく、0.05〜0.2がさらに好ましい。
(C)/(B)比が前記の好ましい範囲の下限値以上であると、被洗物において抗菌効果がより高まる。一方、(C)/(B)比が前記の好ましい範囲の上限値以下であると、液体洗浄剤の液安定性が確保されやすくなる。
<溶媒>
本発明の液体洗浄剤は、製造時のハンドリングのし易さ、使用する際の水への溶解性等の観点から、溶媒として水を含有することが好ましい。
液体洗浄剤中、水の含有量は、特に限定されないが、液体洗浄剤の総質量に対して、70質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましく、80〜95質量%がさらに好ましい。
<任意成分>
本発明の液体洗浄剤は、上記(A)〜(C)成分以外に、液体洗浄剤に通常用いられている成分(任意成分)を含有してもよい。
かかる任意成分としては、例えば、(A)〜(C)成分以外の界面活性剤、過酸化水素、漂白活性化剤、キレート剤、ラジカルトラップ剤、ハイドロトロープ剤、無機塩類、ホウ酸化合物、ポリオール化合物、香料、pH調整剤などが挙げられる。
≪界面活性剤≫
(A)〜(C)成分以外の界面活性剤としては、ノニオン界面活性剤(以下「(D)成分」ということがある)、両性界面活性剤などが挙げられる。
本発明の液体洗浄剤においては、液体洗浄剤の洗浄力及び液安定性がより向上することから、さらに(D)成分を含有することが好ましい。
(D)成分における疎水性部分(長鎖炭化水素基)の炭素数は、(D)成分の配合効果が発揮されやすいことから、好ましくは8〜22であり、より好ましくは10〜18であり、さらに好ましくは10〜16であり、特に好ましくは12〜14である。
(D)成分としては、例えば高級アルコール、アルキルフェノール、高級脂肪酸、高級脂肪酸アルキルエステル又は高級アミン等にアルキレンオキシドを付加したポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー;脂肪酸アルカノールアミン;脂肪酸アルカノールアミド;多価アルコール脂肪酸エステル又はそのアルキレンオキシド付加体;硬化ヒマシ油のアルキレンオキシド付加体;糖脂肪酸エステル;N−アルキルポリヒドロキシ脂肪酸アミド;アルキルグリコシド等が挙げられる。
(D)成分は、いずれか1種が単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。上記の中でも、(D)成分としては、ポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤が好ましく、高級アルコールにアルキレンオキシドを付加したポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤がより好ましい。
本発明の液体洗浄剤がノニオン界面活性剤を含有する場合、液体洗浄剤中、(D)成分の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0質量%超15質量%以下が好ましく、0.5〜12質量%がより好ましく、1〜10質量%がさらに好ましい。(D)成分の含有量が前記の好ましい上限値以下であると、本発明の効果が顕著に現れやすくなる。一方、(D)成分の含有量が前記の好ましい下限値以上であると、洗浄力及び液安定性がより向上する。
両性界面活性剤としては、アルキルベタイン型、アルキルアミドベタイン型、イミダゾリン型、アルキルアミノスルホン酸型、アルキルアミノカルボン酸型、アルキルアミドカルボン酸型、アミドアミノ酸型又はリン酸型等の両性界面活性剤が挙げられる。
本発明の液体洗浄剤においては、界面活性剤の総含有量が、液体洗浄剤の総質量に対して、25質量%以下であることが好ましく、20質量%以下であることがより好ましく、15質量%以下であることがさらに好ましく、下限値は、6質量%以上であることが好ましい。
かかる液体洗浄剤は、上記の(A)成分と(B)成分と(C)成分とを併有することで、界面活性剤の総含有量を前記の好ましい上限値以下とした場合であっても、良好な抗菌効果及び洗浄効果が共に得られる。
本発明の液体洗浄剤が(D)成分を含有する場合、液体洗浄剤中、界面活性剤の総含有量に対する、(D)成分の含有量の割合は、40〜80質量%が好ましく、50〜75質量%がより好ましく、60〜70質量%がさらに好ましい。
界面活性剤の総含有量に対する(D)成分の含有量の割合が前記の好ましい範囲であると、被洗物に付着した汚れに対する洗浄力がより向上する。加えて、液安定性がより向上する。
≪過酸化水素≫
本発明の液体洗浄剤は、過酸化水素を含有してもよい。液体洗浄剤が過酸化水素を含有することで、漂白効果が発揮される。
本発明の液体洗浄剤が過酸化水素を含有する場合、液体洗浄剤中、過酸化水素の含有量は、液体洗浄剤の総質量に対して、0.1〜10質量%が好ましく、0.5〜6質量%がより好ましく、1〜6質量%がさらに好ましい。過酸化水素の含有量が前記の好ましい範囲の下限値以上であると、良好な漂白効果が得られやすくなる。過酸化水素の含有量が前記の好ましい範囲の上限値以下であると、液体洗浄剤の液安定性がより向上する。
pH調整剤としては、例えば、塩酸、硫酸、リン酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、アンモニア等が挙げられる。
本発明の液体洗浄剤の25℃でのpHは、8以下が好ましく、pH4〜7がより好ましく、pH5〜6がさらに好ましい。
液体洗浄剤のpHが前記の好ましい範囲の上限値以下であると、本発明の効果がより得られやすくなる。加えて、適度な粘度を有する液体洗浄剤が調製されやすい。一方、液体洗浄剤のpHが前記の好ましい範囲の下限値以上であると、液安定性が確保されやすくなる。
尚、本発明における液体洗浄剤の25℃でのpHは、試料を25℃に調整し、pHメーター等によって測定される値を示す。
本発明の液体洗浄剤の25℃での粘度は、10〜300mPa・s程度が好ましく、25〜300mPa・s程度がより好ましい。
液体洗浄剤の粘度が前記の好ましい範囲内であれば、液体洗浄剤を計量キャップ等で計り取りやすくなる。また、液体洗浄剤を被洗物に直接塗布して洗浄する際、液体洗浄剤を被洗物に塗布しやすくなる。
尚、本発明における液体洗浄剤の25℃での粘度は、試料を25℃に調整し、B型粘度計(TOKIMEC社製)を用いて測定される値を示す(測定条件の一例:ロータNo.2、回転数30rpm、10回転後の粘度を測定する)。
本発明の液体洗浄剤は、例えば、上記の(A)成分と(B)成分と(C)成分と必要に応じて任意成分とを、溶媒である水に溶解し、pH調整剤を用いて所定のpHに調整することによって製造できる。
本発明の液体洗浄剤は、一般的に用いられている容器に収容できる。かかる容器としては、例えば、計量キャップを備えたノズル型容器又は中栓型容器、自動計量機構もしくは簡易計量機構を備えたスクイズ容器又はポンプ容器、液を吹きかけるもしくは泡状に塗布するトリガー容器又はスクイズ容器、液を塗りつける塗布面を持った塗布容器、詰め替え容器(パウチ、薄肉ボトル、付け替えボトル等)等が挙げられる。
本発明の液体洗浄剤の使用方法は、例えば、液体洗浄剤を洗濯時に被洗物と一緒に水に投入する方法、液体洗浄剤を予め水に溶解して調製される洗浄剤水溶液に被洗物を浸漬する方法等が挙げられる。また、液体洗浄剤を被洗物に直接塗布して一定時間放置し、その後、通常の洗濯を行ってもよい(塗布洗浄)。本発明の液体洗浄剤は、前記の塗布洗浄において、高い洗浄力を示し、良好な洗浄効果が発揮される。かかる液体洗浄剤は、特に固体脂汚れに対して高い洗浄力を示す。
本発明の液体洗浄剤の洗浄対象である被洗物としては、特に限定されないが、例えば衣料、布帛、カーテン、シーツ等が挙げられる。
以上、説明したとおり、本発明の繊維製品用の液体洗浄剤は、(A)成分:アニオン界面活性剤と、(B)成分:半極性界面活性剤と、(C)成分:カチオン性抗菌剤と、が組み合わされているため、洗浄力の向上が図られる。加えて、洗濯後の繊維製品において優れた抗菌効果が発揮される。
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。本実施例において「%」は特に断りがない限り「質量%」を示す。
本実施例において使用した原料は下記の通りである。
<(A)成分:アニオン界面活性剤>
A−1:直鎖アルキル(炭素数10〜14)ベンゼンスルホン酸ナトリウム、ライオン株式会社製、商品名「ライポンLS250」。
A−2:2級アルカンスルホン酸ナトリウム、クラリアントジャパン株式会社製、商品名「SAS30」。
A−3:α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、ライオン株式会社製、商品名「リポランLB−840」。
A−4:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(エチレンオキシドの平均付加モル数1)、新日本理化株式会社製、商品名「シノリン1150」。
A−5:ヤシ脂肪酸ナトリウム。ヤシ脂肪酸(日油株式会社製、商品名「椰子脂肪酸」)が水酸化ナトリウムで中和されたもの。
<(B)成分:半極性界面活性剤>
B−1:ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、クラリアント社製、商品名「GENAMINOX AP」;一般式(b1−2)におけるR=炭素数11の直鎖状アルキル基、R=メチル基、R10=メチル基、q=3。
B−2:n−ドデシルジメチルアミンオキシド、ライオン・アクゾ株式会社製、商品名「アロモックスDM12D−W」;一般式(b1−1)におけるR=炭素数12の直鎖状アルキル基、R=メチル基、R=メチル基。
<(B’)成分:(B)成分の比較成分>
B’−1:ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、第一工業製薬株式会社製、商品名「アミーゲンS」。
<(C)成分:カチオン性抗菌剤>
C−1:ポリヘキサメチレンビグアニド、ロンザジャパン株式会社製、商品名「Proxel IB」;一般式(c−3)におけるu=u=12、R33が塩素原子。
C−2:ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ライオン・スペシャリティケミカルズ株式会社製、商品名「アーカード12−37W」;一般式(c−1−1)におけるR21=炭素数12の直鎖状のアルキル基、R22=メチル基、R23=メチル基、R24=メチル基、Z =塩素イオン。
C−3:テトラデシルトリメチルアンモニウムクロリド、東京化成工業株式会社製;一般式(c−1−1)におけるR21=炭素数14の直鎖状のアルキル基、R22=メチル基、R23=メチル基、R24=メチル基、Z =塩素イオン。
<任意成分>
・過酸化水素、35%工業用過酸化水素、三菱ガス化学株式会社製。
・ノニオン界面活性剤:炭素数12のアルコール(C12OH)と炭素数14のアルコール(C14OH)との混合物(質量比C12OH/C14OH=75/25)に、平均6モルのエチレンオキシドが付加されたもの、ライオン株式会社製、商品名「レオックスCL−60」。
・pH調整剤:硫酸(東邦亜鉛株式会社製)、水酸化ナトリウム(鶴見曹達株式会社製)。
溶媒:精製水。
[繊維製品用の液体洗浄剤の製造]
表1〜2に、各例の液体洗浄剤の組成(配合成分、含有量(質量%))を示す。
表中、空欄の配合成分がある場合、その配合成分は配合されていない。
表中、配合成分の含有量は純分換算量を示す。
pH調整剤の含有量を示す「適量」とは、液体洗浄剤のpH(25℃)を、表中のpH値に調整するために添加されたpH調整剤(硫酸又は水酸化ナトリウム)の総添加量を示す。
精製水の含有量を示す「バランス」は、液体洗浄剤に含まれる全配合成分の合計の配合量(質量%)が100質量%となるように加えられた残部を意味する。
「A−1/(A)成分」は、液体洗浄剤に含まれる(A)成分の含有量(質量%)に対する、A−1の含有量(質量%)の割合を意味する。
「(B)成分/(A)成分」は、液体洗浄剤に含まれる(A)成分の含有量(質量%)に対する、(B)成分の含有量(質量%)の割合を意味する。
「(C)成分/(A)成分」は、液体洗浄剤に含まれる(A)成分の含有量(質量%)に対する、(C)成分の含有量(質量%)の割合を意味する。
「(C)成分/(B)成分」は、液体洗浄剤に含まれる(B)成分の含有量(質量%)に対する、(C)成分の含有量(質量%)の割合を意味する。
(実施例1〜21)
表1〜2に示す組成に従い、(A)成分と、任意成分(pH調整剤を除く)と、を精製水に加えて混合し、ここにpH調整剤を添加して、pH5に調整された混合物を得た。次いで、この混合物に(B)成分と(C)成分とを加えて混合し、ここにpH調整剤を添加して、表中のpH値に調整し、各例の液体洗浄剤をそれぞれ製造した。
(比較例1、3、4)
表2に示す組成に従い、(A)〜(C)成分のいずれか1つを精製水に加えなかったこと以外は、上記実施例と同様にして、比較例1、3、4の液体洗浄剤をそれぞれ製造した。
(比較例2)
表2に示す組成に従い、(B)成分を(B’)成分に変更した以外は、上記実施例と同様にして、比較例2の液体洗浄剤を製造した。
各例の液体洗浄剤について、洗浄力及び抗菌効果を以下のようにしてそれぞれ評価した。その評価結果を表1〜2に示す。
[洗浄力の評価]
(1)油汚れ汚垢布の作製
牛脂をクロロホルムで5倍に希釈した牛脂溶液を調製した。
該牛脂溶液に0.01質量%のオイルレッドを添加したもの0.030mLを、5cm×5cmに裁断したポリエステルトロピカル布(谷頭商店)に滴下し、室温にて2〜3時間風乾したものを油汚れ汚垢布とした。
(2)洗浄試験
油汚れ汚垢布5枚のそれぞれに対し、同じ液体洗浄剤を0.12mLずつ塗布し、5分間静置した。
次いで、15℃の水道水900mLを入れたTerg−O−Tometer(UNITED STATES TESTING社製)に、油汚れ汚垢布5枚を入れ、120rpmで10分間洗浄した(浴比20倍)。
その後、洗浄後の油汚れ汚垢布5枚を取り出し、該油汚れ汚垢布に対して、2槽式洗濯機(三菱電機株式会社製、CW−C30A1型)で流水すすぎ3分間を行い、次いで脱水1分間を行った後、風乾した。
(3)洗浄力の評価
測色色差計(日本電色社製、商品名SE2000) を用い、汚れ付着前の原布(ポリエステルトロピカル布)、及び、洗浄試験前後の油汚れ汚垢布についてのZ値をそれぞれ測定し、下式より洗浄率を算出した。この洗浄率の値が大きいほど、塗布洗浄力が高いこと、を意味する。
洗浄率(%)=(洗浄後の油汚れ汚垢布のZ値−洗浄前の油汚れ汚垢布のZ値)/(原布のZ値−洗浄前の油汚れ汚垢布のZ値)×100
そして、5枚の油汚れ汚垢布について算出した洗浄率の平均値を指標として、下記の評価基準に従い、洗浄力の評価を行った。
評価基準
◎:洗浄率の平均値が30%超。
○:洗浄率の平均値が20%以上30%未満。
△:洗浄率の平均値が10%以上20%未満。
×:洗浄率の平均値が10%未満。
[抗菌効果の評価]
水を溜めた全自動洗濯機(Haier社製、JW−Z23A;水量12Lに設定)に、洗剤(ライオン株式会社製、商品名トップクリアリキッド)8.0gと、各例の液体洗浄剤8.0gと、浴比30倍となるように綿シャツ(BVD社製、綿100%)と、をそれぞれ投入し、標準コースで洗浄した。かかる標準コースによる洗浄を5回繰り返した後、クリーンベンチで室温にて24時間乾燥した綿シャツを試験布とした。
前記の試験布について、JIS L1902(繊維製品の抗菌性試験方法・抗菌効果)の定量試験法(菌液吸収法)に準じ、下式(i)により静菌活性値を求めた。
静菌活性値=(Mb−Ma)−(Md−Mc) ・・・(i)
Ma:試験菌接種直後の標準布の3検体の生菌数の常用対数値の平均値。
Mb:試験菌接種後の標準布の35℃、18時間培養後の3検体の生菌数の常用対数値の平均値。
Mc:試験菌接種直後の試験布の3検体の生菌数の常用対数値の平均値。
Md:試験菌接種後の試験布の35℃、18時間培養後の3検体の生菌数の常用対数値の平均値。
標準布:綿シャツ(BVD社製、綿100%)。
試験菌:黄色ブドウ球菌。
そして、式(i)により求めた静菌活性値を指標として、下記の評価基準に従い、抗菌効果の評価を行った。
評価基準
◎:静菌活性値が3.0以上。
○:静菌活性値が1.5以上3.0未満。
△:静菌活性値が0.5以上1.5未満。
×:静菌活性値が0.5未満。
Figure 0006399704
Figure 0006399704
表1〜2に示す結果から、本発明を適用した実施例1〜21の液体洗浄剤は、本発明の範囲外である比較例1〜4の液体洗浄剤に比べて、洗浄力の向上が図られ、かつ、抗菌効果に優れることが確認できた。

Claims (6)

  1. (A)成分:アニオン界面活性剤と、
    (B)成分:半極性界面活性剤と、
    (C)成分:カチオン性抗菌剤と、を含有し、
    前記(C)成分が、(C−1)成分:4級アンモニウム化合物、(C−2)成分:アミン化合物、(C−3)成分:ビグアニド化合物、及び(C−4)成分:ジアリルジアルキルアンモニウムの重合体から選択される少なくとも1種であることを特徴とする、繊維製品用の液体洗浄剤。
  2. (B)成分の含有量が、0.1〜8質量%であることを特徴とする、請求項1に記載の繊維製品用の液体洗浄剤。
  3. (B)成分/(A)成分で表される質量比が、0.1〜3であることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の繊維製品用の液体洗浄剤。
  4. 界面活性剤の総含有量が、25質量%以下であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の繊維製品用の液体洗浄剤。
  5. pHが8以下であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の繊維製品用の液体洗浄剤。
  6. 前記(B)成分は、下記一般式(b1−2)で表される化合物であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の繊維製品用の液体洗浄剤。
    Figure 0006399704
    [式中、R は、炭素数7〜22の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基、又は炭素数7〜22の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルケニル基である。R 及びR 10 は、それぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基である。qは、1〜5の整数である。]
JP2014266699A 2014-12-26 2014-12-26 繊維製品用の液体洗浄剤 Active JP6399704B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014266699A JP6399704B2 (ja) 2014-12-26 2014-12-26 繊維製品用の液体洗浄剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014266699A JP6399704B2 (ja) 2014-12-26 2014-12-26 繊維製品用の液体洗浄剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016124978A JP2016124978A (ja) 2016-07-11
JP6399704B2 true JP6399704B2 (ja) 2018-10-03

Family

ID=56359003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014266699A Active JP6399704B2 (ja) 2014-12-26 2014-12-26 繊維製品用の液体洗浄剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6399704B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018203923A (ja) * 2017-06-07 2018-12-27 ライオン株式会社 液体洗浄剤

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000026885A (ja) * 1998-07-07 2000-01-25 Kao Corp 洗浄剤組成物
JP2005154360A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Lion Corp 皮膚洗浄剤組成物
JP2009161866A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Lion Corp 液体仕上げ剤組成物
JP5137672B2 (ja) * 2008-04-25 2013-02-06 花王株式会社 生乾き臭抑制方法
JP2011190376A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Lion Corp 浴室用洗浄剤組成物
EP2692842B1 (en) * 2012-07-31 2014-07-30 Unilever PLC Concentrated liquid detergent compositions

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016124978A (ja) 2016-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7451675B2 (ja) 殺菌剤組成物
EP0861312A1 (en) Fully diluted hard surface cleaners containing small amounts of certain acids
JP6335787B2 (ja) 繊維製品処理剤及び繊維製品の処理方法
JP6063829B2 (ja) 繊維製品用の液体洗浄剤
KR20140007407A (ko) 액체 세정제
JP6097639B2 (ja) 洗浄剤組成物及びその使用方法
JP7144821B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2002129189A (ja) 界面活性剤の可溶化方法およびそれによって得られる界面活性剤可溶化溶液、並びにそれを用いた液体洗浄剤組成物
JP6399704B2 (ja) 繊維製品用の液体洗浄剤
JP7068895B2 (ja) 食器洗い機用洗浄剤組成物
JP5337350B2 (ja) 除菌性洗浄剤組成物およびそれを用いた除菌洗浄方法
CN111733030A (zh) 一种洗衣组合物及其制备方法
JP3634217B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP7144028B2 (ja) 洗浄除菌剤組成物
JP2018059212A (ja) 繊維製品用のテカリ発生抑制剤及び繊維製品のテカリ発生の抑制方法
JP2016084422A (ja) 液体洗浄剤組成物
JP6684547B2 (ja) 液体洗浄剤
JP2020097658A (ja) 食器洗い機用洗浄剤組成物
JP2018062548A (ja) 漂白剤組成物
JP7203596B2 (ja) 繊維製品用の液体洗浄剤組成物
JP6055672B2 (ja) 繊維製品用の液体洗浄剤
JP5628537B2 (ja) 衣料用洗浄剤組成物
JP2001214197A (ja) 液体洗浄剤組成物
JP6726539B2 (ja) 衣料用液体洗浄剤組成物
JP2007077362A (ja) 衣料用液体洗浄剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6399704

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350