JP6397347B2 - 通信端末及び光伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末及び光伝送方法に関する。
従来の光伝送システムでは、受信側の通信端末は、送信側の通信端末が送信した光信号を、コヒーレント受信によって受信する場合がある。コヒーレント受信は、直接検波による受信と比較して、光通信区間における光信号の最大の伝送距離を長くすることができる。コヒーレント受信では、受信側の通信端末は、送信側の通信端末の光源の光と同じ波長帯の光を出力する光源を備える。コヒーレント受信では、受信側の通信端末は、自通信端末の光源の光と、送信側の通信端末から受信した光信号とのビート信号を用いて、送信側の通信端末から受信した光信号からアナログ信号を得る。
また、従来の光伝送システムでは、通信端末は、デジタル信号処理技術を用いた多値変調方式によって、光信号の波長の種類や伝送帯域を増やすことなく、データの伝送速度を向上させることができる。多値変調方式は、OOK(On Off Keying)変調方式よりも伝送速度を向上させることができる。しかしながら、多値変調方式は、所要の通信品質を満たす最大の伝送距離を短くしてしまうというデメリットもある。
そこで、従来の光伝送システムでは、通信端末は、デジタル信号処理技術とコヒーレント受信とを組み合わせたデジタルコヒーレント技術(非特許文献1を参照)によって、所要の通信品質を満たす最大伝送距離を短くすることなくデータの伝送速度を向上させることができる。
図3は、光通信区間の光伝送システム50の構成例を示す図である。従来の光伝送システム50は、通信端末間で光信号を伝送するシステムである。図3では、従来の光伝送システム50は、通信端末100と、通信端末110と、通信回線200とを備える。通信端末100と通信端末110とは、通信回線200を介したコヒーレント受信によって、無線システムの無線通信区間(不図示)におけるデータ伝送に応じて、互いに光信号を通信する。
以下、通信端末100から通信端末110への通信の向きを「下り」という。以下、通信端末110から通信端末100への通信の向きを「上り」という。
通信端末100は、信号処理部101−1と、D/A変換部102−1と、光源103−1と、変調部104−1と、波長多重分離部105−1と、光源106−1と、受信部107−1と、A/D変換部108−1とを備える。信号処理部101−1と、D/A変換部102−1と、光源103−1と、変調部104−1と、波長多重分離部105−1とは、通信端末100が通信端末110に下りの光信号を送信するための機能部である。
信号処理部101−1は、無線システムの無線通信区間(不図示)におけるデータ伝送に応じて、無線システムからデータを受信する。信号処理部101−1は、無線システムから受信したデータに応じて、デジタルのベースバンド変調信号を、D/A変換部102−1に出力する。D/A変換部102−1は、デジタルのベースバンド変調信号を、アナログ信号に変換する。D/A変換部102−1は、アナログ信号を波長多重分離部105−1に出力する。光源103−1は、第1の波長の光を変調部104−1に出力する。変調部104−1は、デジタルのベースバンド変調信号に応じて第1の波長の光を変調することによって、光信号を生成する。変調部104−1は、生成した第1の波長の光信号を、波長多重分離部105−1に出力する。
波長多重分離部105−1は、上りの光信号と下りの光信号とを多重分離する。波長多重分離部105−1は、変調部104−1が生成した第1の波長の光信号を、下りの光信号として通信端末110に送信する。波長多重分離部105−1は、上りの光信号として通信端末110から受信した第2の波長の光信号を、受信部107−1に出力する。第1の波長と第2の波長とは、異なる波長である。
また、信号処理部101と、波長多重分離部105−1と、光源106−1と、受信部107−1と、A/D変換部108−1とは、通信端末100が通信端末110から、下りの光信号を受信するための機能部である。信号処理部101−1は、A/D変換部108−1が出力したデジタル信号に信号処理を施す。光源106−1は、第2の波長の光を受信部107−1に出力する。
受信部107−1は、波長多重分離部105−1が受信した上りの光信号を、コヒーレント受信する。すなわち、受信部107−1は、光源106−1が出力した第2の波長の光と、波長多重分離部105−1が受信した第2の波長の光信号とのビート信号を用いて、光信号を受信する。受信部107−1は、コヒーレント受信された光信号に応じたアナログ信号を、A/D変換部108−1に出力する。A/D変換部108−1は、受信部107−1が出力したアナログ信号を、デジタル信号に変換する。A/D変換部108−1は、デジタル信号を信号処理部101−1に出力する。
通信端末110は、信号処理部101−2と、D/A変換部102−2と、光源103−2と、変調部104−2と、波長多重分離部105−2と、光源106−2と、受信部107−2と、A/D変換部108−2とを備える。信号処理部101−2と、D/A変換部102−2と、変調部104−2と、波長多重分離部105−2と、受信部107−2と、A/D変換部108−2とについては、通信端末110における同一名称の機能部と比較して、構成上の相違点はない。例えば、信号処理部101−2は、信号処理部101−1と比較して、構成上の相違点はない。D/A変換部102−2と、変調部104−2と、波長多重分離部105−2と、受信部107−2と、A/D変換部108−2とについても同様である。
通信端末100と通信端末110との間における、構成上の相違点を説明する。光源103−2は、通信端末110が通信端末100から、第1の波長の光信号を受信するための機能部である。すなわち、光源103−2は、第1の波長の光を受信部107−2に出力する。また、光源106−2は、通信端末110が通信端末100に、第2の波長の光信号を送信するための機能部である。すなわち、光源106−2は、第2の波長の光を変量部104に出力する。
また、無線システムには、上りリンクと下りリンクとで異なる周波数帯を用いるFDD(Frequency Division Duplex)方式がある。また、無線システムには、上りリンクと下りリンクとで同じ周波数を用いて、上りリンクと下りリンクとで通信の時間帯を異ならせるTDD(Time Division Duplex)方式もある。
図4は、TDD方式の無線システムのTDDフレームの例を示す図である。図4には、無線システムの一例であるLTE(Long Term Evolution)における、7種類のTDDフレームが、TDDフレームの周期と、サブフレーム番号とを用いて示されている。図4では、「D」は、ダウンリンクサブフレームを示す。「U」は、アップリンクサブフレームを示す。「S」は、スペシャルサブフレームを示す。スペシャルサブフレームには、ダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS: Downlink Pilot Time Slot)と、ガードピリオド(GP: Guard Period)と、アップリンクパイロットタイムスロット(UpPTS: Uplink Pilot Time Slot)とがある。
TDD方式の無線システムでは、トラヒックが上り又は下りのいずれであるかに合わせて、フレーム構成を切換える。これによって、TDD方式の無線システムは、上りリンク(アップリンク)と、下りリンク(ダウンリンク)との通信時間の割合を、柔軟に設定可能である。
図5は、TDD方式の無線システムの光通信区間のデータ伝送の例を示す図である。横軸は時間を示す。上段の縦軸は、上りリンクのデータ伝送を示す。下段の縦軸は、下りリンクのデータ伝送を示す。TDD方式の無線システムを収容するモバイルフロントホール又はモバイルバックホールの無線区間では、データは、上りリンクと下りリンクとで交互に伝送される。このため、TDD方式の無線システムを収容するモバイルフロントホール又はモバイルバックホールの光通信区間でも、データは、上りリンクと下りリンクとで交互に伝送される。
したがって、TDD方式の無線システムを収容するモバイルフロントホール又はモバイルバックホールの光通信区間では、上りリンクのみデータ伝送が無い時間と、下りリンクのみデータ伝送が無い時間と、上り及び下りリンクともにデータ伝送が無い時間とがある。図4に示すTDD方式の無線システムの場合、上りリンクのみデータ伝送が無い時間は、下りリンク通信の時間と、ダウンリンクパイロットタイムスロットとである。下りリンクのみデータ伝送が無い時間は、上りリンク通信の時間と、アップリンクパイロットタイムスロットとである。上り及び下りリンクともにデータ伝送が無い時間は、ガードピリオドである。
宮本裕,佐野明秀,吉田英二,坂野寿和,"超大容量デジタルコヒーレント光伝送技術",NTT技術ジャーナル,Mar. 2011.
しかしながら、従来の光伝送システムは、上りの光信号を通信するために、第1波長の光源を送信側及び受信側に備える必要がある。さらに、従来の光伝送システムは、下りの光信号を通信するために、第2波長の光源を送信側及び受信側に備える必要がある。このように、従来の光伝送システムの通信端末は、光源を備えるコストを抑えることができないという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、光源を備えるコストを抑えることが可能である通信端末及び光伝送方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、予め定められた波長の光を出力する光源と、自通信端末の動作モードを、受信動作モード又は送信動作モードに定める信号処理部と、前記光源から出力された光の出力先を、前記動作モードに応じて切り替える出力先切替部と、前記動作モードが前記送信動作モードに定められた場合、前記光源から出力された光を、前記出力先切替部を介して取得し、取得した光を変調して得られた光信号を、送受信部を介して他通信端末に送信する変調部と、前記動作モードが前記受信動作モードに定められた場合、前記光源から出力された光を、前記出力先切替部を介して取得し、他通信端末から受信した光信号を、前記送受信部を介してコヒーレント受信する受信部と、を備える通信端末である。
本発明の一態様は、前記出力先切替部がカプラであり、前記変調部が、前記動作モードが前記受信動作モードに定められた場合、前記光源から出力された光を変調して得られた光信号を、前記送受信部に送信しないように動作する通信端末である。
本発明の一態様は、前記出力先切替部が光スイッチである通信端末である。
本発明の一態様は、前記信号処理部が、光信号によって他通信端末に送信するデータの量が一定量未満である場合、前記動作モードを前記受信動作モードに定め、光信号を他通信端末から閾値時間以上受信していない場合、かつ、光信号によって送信する一定量以上のデータが記憶部に記憶されている場合、前記動作モードを前記送信動作モードに定める通信端末である。
本発明の一態様は、前記信号処理部が、前記送信動作モードにおいて、光信号によって他通信端末に送信するデータの量が一定量未満である場合、前記動作モードを前記受信動作モードに定めるとともに、前記動作モードを切り替える命令を他通信端末に送信し、前記受信動作モードにおいて、前記動作モードを切り替える命令を他通信端末から受信した場合、前記動作モードを前記送信動作モードに切り替える通信端末である。
本発明の一態様は、前記信号処理部が、上りリンクと下りリンクとで同じ周波数を用いて、上りリンクと下りリンクとで通信の時間帯を異ならせる無線通信における、上りリンク又は下りリンクの通信のタイミングに同期させて、前記動作モードを前記受信動作モード又は前記送信動作モードに切り替える通信端末である。
本発明の一態様は、光伝送システムの通信端末における光伝送方法であって、予め定められた波長の光を光源から出力するステップと、自通信端末の動作モードを、受信動作モード又は送信動作モードに定めるステップと、前記光源から出力された光の出力先を、前記動作モードに応じて切り替えるステップと、前記動作モードが前記送信動作モードに定められた場合、前記光源から出力された光を、出力先切替部を介して取得し、取得した光を変調して得られた光信号を、送受信部を介して他通信端末に送信するステップと、前記動作モードが前記受信動作モードに定められた場合、前記光源から出力された光を、前記出力先切替部を介して取得し、他通信端末から受信した光信号を、前記送受信部を介してコヒーレント受信するステップと、を有する光伝送方法である。
本発明により、通信端末及び光伝送方法は、光源を備えるコストを抑えることが可能となる。
本発明の第1の実施形態における、光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における、光伝送システムの構成例を示す図である。 光通信区間の光伝送システムの構成例を示す図である。 TDD方式の無線システムのTDDフレームの例を示す図である。 TDD方式の無線システムの光通信区間のデータ伝送の例を示す図である。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、光伝送システム1の構成例を示す図である。第1の実施形態では、光伝送システム1を、「光伝送システム1a」という。光伝送システム1aは、予め定められた光通信区間の通信端末間で、光信号を伝送するシステムである。第1の実施形態では、通信端末10−1を、「通信端末10a−1」という。第1の実施形態では、通信端末10−2を、「通信端末10a−2」という。
光伝送システム1aは、通信端末10a−1と、通信端末10a−2と、通信回線20とを備える。通信端末10a−1と通信端末10a−2とは、光ファイバ等の通信回線20を介したコヒーレント受信によって、無線システムの無線通信区間(不図示)におけるデータ伝送に応じて、互いに光信号をデジタルコヒーレント技術によって通信する。
第1の実施形態では、通信端末10a−1から通信端末10a−2への通信の向きを「下り」という。第1の実施形態では、通信端末10a−2から通信端末10a−1への通信の向きを「上り」という。
通信端末10a−1は、記憶部11−1と、信号処理部12−1と、D/A変換部13−1と、光源14−1と、光スイッチ15−1と、変調部16−1と、カプラ17−1と、受信部18−1と、A/D変換部19−1とを備える。信号処理部12−1と、D/A変換部13−1と、光源14−1と、光スイッチ15−1と、変調部16−1と、カプラ17−1とは、下りの光信号を通信端末10a−1が通信端末10a−2に送信するための機能部である。
信号処理部12−1と、D/A変換部13−1と、光スイッチ15−1と、変調部16−1と、受信部18−1と、A/D変換部19−1との一部または全部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
記憶部11−1は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶媒体(非一時的な記録媒体)を有する。記憶部11−1は、例えば、RAM(Random Access Memory)やレジスタなどの揮発性の記憶媒体を有していてもよい。記憶部11−1は、例えば、ソフトウェア機能部を機能させるためのプログラムを記憶してもよい。
記憶部11−1(バッファメモリ)は、下りの光信号によって送信するデータを、無線システム(不図示)から取得する。無線システムは、例えば、上りリンクと下りリンクとで同じ周波数を用いて、上りリンクと下りリンクとで通信の時間帯を異ならせる無線通信を実行する基地局を備える。例えば、無線システムは、TDD方式の無線通信を実行する基地局を備える。記憶部11−1は、下りの光信号によって送信するデータを、無線システムの無線通信区間(不図示)におけるデータ伝送に応じて記憶する。
信号処理部12−1は、A/D変換部19−1から取得したデジタル信号に、所定の信号処理を施す。A/D変換部19−1から取得したデジタル信号は、上りの光信号に応じたデジタル信号である。信号処理部12−1は、信号処理によってデジタル信号から得られたデータを、記憶部11−1に記憶させる。
信号処理部12−1は、下りの光信号によって送信するデータを、記憶部11−1(バッファメモリ)から取得する。信号処理部12−1は、下りの光信号によって送信するデータに基づいて、デジタルのベースバンド変調信号を生成する。信号処理部12−1は、生成したベースバンド変調信号を、D/A変換部13−1に出力する。
信号処理部12−1は、送信するデータとして記憶部11−1に記憶されているデータの量(バッファ量)に基づいて、光スイッチ15−1を制御することによって、通信端末10a−1の動作モードを切り替える。通信端末10a−1の動作モードには、受信動作モードと、送信動作モードとがある。受信動作モードは、光信号を受信する動作モードである。送信動作モードは、光信号を送信する動作モードである。以下、受信動作モードと送信動作モードとを切り替えるための情報を「制御情報」という。制御情報は、例えば、送信するデータとして記憶部等に記憶されているデータの量を示す情報を含んでもよい。
信号処理部12−1は、例えば、上りの光信号を通信端末10a−2から一定時間(閾値時間)以上受信していない場合、かつ、下りの光信号によって通信端末10a−2に送信する一定量以上のデータが記憶部11−1に記憶されている場合、光スイッチ15−1を制御することによって、通信端末10a−1の動作モードを送信動作モードに切り替える。
信号処理部12−1は、例えば、下りの光信号によって通信端末10a−2に送信するデータの量が一定量未満である場合、光スイッチ15−1を制御することによって、通信端末10a−1の動作モードを受信動作モードに切り替える。また、信号処理部12−1は、例えば、上りの光信号を通信端末10a−2から一定時間以内に受信している場合、光スイッチ15−1を制御することによって、通信端末10a−1の動作モードを受信動作モードに切り替えてもよい。
これにより、信号処理部12−1は、通信端末10a−2から制御情報を取得しなくても、通信端末10a−1の受信動作モードと送信動作モードとを切り替えることができる。また、信号処理部12−1は、通信端末10a−2以外の外部装置(不図示)から制御情報を取得しなくても、通信端末10a−1の受信動作モードと送信動作モードとを切り替えることができる。外部装置は、例えば、無線システムの基地局である。
信号処理部12−1は、送受切替命令を通信端末10a−2から受信した場合、通信端末10a−1の受信動作モードと送信動作モードとを切り替える。送受切替命令は、受信動作モードと送信動作モードとを切り替える命令である。送受切替命令は、受信動作モードであるか又は送信動作モードであるかを表す制御情報を含んでもよい。
信号処理部12−1は、例えば、受信動作モードにおいて、送受切替命令を通信端末10a−2から受信した場合、通信端末10a−1の動作モードを、送信動作モードに切り替える。信号処理部12−1は、例えば、送信動作モードにおいて、下りの光信号によって送信するデータの量(バッファ量)が一定量未満である場合、通信端末10a−1の動作モードを受信動作モードに定めるとともに、カプラ17−1を介して、通信端末10a−2に対して送受切替命令を送信する。信号処理部12−1は、通信端末10a−2に対して送受切替命令を送信してから、通信端末10a−2の動作モードが送信動作モードに切り替わる前に、通信端末10a−1の動作モードを受信動作モードに切り替えてもよい。信号処理部12−1は、通信回線20以外の他の通信回線(不図示)を介して、通信端末10a−2に対して送受切替命令を送信してもよい。通信端末10a−2は、送受切替命令を受信した場合、通信端末10a−2の受信動作モードと送信動作モードとを切り替える。例えば、通信端末10a−2は、受信動作モードにおいて、送受切替命令を受信した場合、通信端末10a−2の動作モードを、送信動作モードに切り替える。
これにより、信号処理部12−1は、通信端末10a−2以外の外部装置(不図示)から制御情報を取得しなくても、通信端末10a−1の受信動作モードと送信動作モードとを切り替えることができる。
信号処理部12−1は、例えば、TDD方式の無線システムの基地局を備える無線システムの上りリンクの通信又は下りリンクの通信に同期して、通信端末10a−1の動作モードを受信動作モードに切り替えてもよい。信号処理部12−1は、無線システムの上り通信又は下り通信のタイミング情報を、無線システムの基地局又はベースバンドユニット(BBU: Base Band Unit)から取得する。信号処理部12−1は、無線システムの上り通信又は下り通信のタイミング情報に基づいて、カプラ17−1を介して、通信端末10a−2に対して送受切替命令を送信してもよい。通信端末10a−2は、送受切替命令を受信した場合、通信端末10a−2の受信動作モードと送信動作モードとを切り替える。
これにより、信号処理部12−1は、無線システムの上り通信又は下り通信に同期して、通信端末10a−1の受信動作モードと送信動作モードとを切り替えることができる。
信号処理部12−1は、例えば、通信端末10a−1の受信動作モードと送信動作モードとを、一定の周期で交互に切り替えてもよい。
D/A変換部13−1は、ベースバンド変調信号を信号処理部12−1から取得する。D/A変換部13−1は、ベースバンド変調信号をアナログ信号に変換して、アナログ信号を変調部16−1に出力する。
光源14−1は、半導体レーザ等の光デバイスを備える装置である。光源14−1は、予め定められた波長の光を、光スイッチ15−1に出力する。予め定められた波長は、例えば、1570.4nmから1603.6nmまでの波長のいずれかでもよい。通信端末10a−2が送信する上りの光信号の波長は、通信端末10a−1が送信する下りの光信号の波長と同じである。すなわち、上りの光信号の波長は、光源14−1が出力する光の波長と同じである。
光スイッチ15−1(出力先切替部)は、信号処理部12−1による制御に応じて、光源14−1の光の出力先を、変調部16−1又は受信部18−1に切り替える。光スイッチ15−1は、通信端末10a−1の動作モードが送信動作モードである場合、光源14−1から出力された予め定められた波長の光を変調部16−1に出力する。光スイッチ15−1は、通信端末10a−1の動作モードが受信動作モードである場合、光源14−1から出力された予め定められた波長の光を受信部18−1に出力する。
変調部16−1は、通信端末10a−1の動作モードが送信動作モードである場合、ベースバンド変調信号を信号処理部12−1から取得する。変調部16−1は、通信端末10a−1の動作モードが送信動作モードである場合、ベースバンド変調信号を光信号に変調する。変調部16−1は、通信端末10a−1の動作モードが送信動作モードである場合、光信号をカプラ17−1に出力する。
通信端末10a−1の動作モードが受信動作モードである場合、光スイッチ15−1が変調部16−1に光を出力しない。このため、変調部16−1は、通信端末10a−1の動作モードが受信動作モードである場合、光信号をカプラ17−1に出力しない。
カプラ17−1(光カプラ)は、上りの光信号と下りの光信号とを多重するデバイスである。カプラ17−1は、変調部16−1から取得した光信号を、下りの光信号として通信回線20に出力する。すなわち、カプラ17−1は、通信回線20を介して、下りの光信号を通信端末10a−2に送信する。また、カプラ17−1は、上りの光信号と下りの光信号とが多重された光信号から、上りの光信号を分離するデバイスである。カプラ17−1は、分離した上りの光信号を受信部18−1に出力する。すなわち、カプラ17−1は、分岐させた上りの光信号を受信部18−1に出力する。
信号処理部12−1と、光源14−1と、光スイッチ15−1と、カプラ17−1と、受信部18−1と、A/D変換部19−1とは、上りの光信号を通信端末10a−1が通信端末10a−1から受信するための機能部である。
受信部18−1は、光源14−1から出力された光と、カプラ17−1から出力された光信号とのビート信号を用いて、コヒーレント受信する。すなわち、受信部18−1は、光源14−1から出力された光と、カプラ17−1から出力された光信号とのビート信号を用いて、通信端末10a−2から受信した上りの光信号からアナログ信号を得る。
A/D変換部19−1は、上りの光信号に応じたアナログ信号を、受信部18−1から取得する。A/D変換部19−1は、上りの光信号に応じたアナログ信号をデジタル信号に変換して、上りの光信号に応じたデジタル信号を信号処理部12−1に出力する。
通信端末10a−2は、記憶部11−2と、信号処理部12−2と、D/A変換部13−2と、光源14−2と、光スイッチ15−2と、変調部16−2と、カプラ17−2と、受信部18−2と、A/D変換部19−2とを備える。
記憶部11−2は、記憶部11−1と同じ機能部である。信号処理部12−2は、信号処理部12−1と同じ機能部である。D/A変換部13−2は、D/A変換部13−1と同じ機能部である。光源14−2は、光源14−1と同じ機能部である。光源14−2は、光源14−1が出力する光と同じ波長の光を、光スイッチ15−2に出力する。光スイッチ15−2は、光スイッチ15−1と同じ機能部である。変調部16−2は、変調部16−2と同じ機能部である。カプラ17−2は、カプラ17−2と同じ機能部である。受信部18−2は、受信部18−2と同じ機能部である。A/D変換部19−2は、A/D変換部19−2と同じ機能部である。すなわち、図1では、通信端末10a−1と通信端末10a−2とは、同じ構成を有する。
以下、通信端末10a−1と通信端末10a−2とに共通する事項については、符号の一部を省略して、「通信端末10」と表記する。
以上のように、第1の実施形態の通信端末10は、予め定められた波長の光を出力する光源14と、自通信端末の動作モードを、受信動作モード又は送信動作モードに定める信号処理部12と、光源14から出力された光の出力先を、動作モードに応じて切り替える光スイッチ15と、動作モードが送信動作モードに定められた場合、光源14から出力された光を、光スイッチ15を介して取得し、取得した光を変調して得られた光信号を、カプラ17(送受信部)を介して他通信端末に送信する変調部16と、動作モードが受信動作モードに定められた場合、光源14から出力された光を、光スイッチ15を介して取得し、他通信端末から受信した光信号を、カプラ17(送受信部)を介してコヒーレント受信する受信部18とを備える。
この構成によって、信号処理部12は、自通信端末の動作モードを、受信動作モード又は送信動作モードに定める。光スイッチ15は、光源14から出力された光の出力先を、動作モードに応じて、変調部16又は受信部18に切り替える。
これによって、第1の実施形態の通信端末10、光伝送システム1a、及び光伝送方法は、光源を備えるコストを抑えることが可能となる。
第1の実施形態の通信端末10、光伝送システム1a、及び光伝送方法は、光信号の受信と送信とに共通の光源を用いることによって、光伝送システム1aに必要な光源の数を半減することが可能となる。
第1の実施形態の通信端末10、光伝送システム1a、及び光伝送方法は、TDD方式の無線システムを収容する場合でも、データ伝送がほとんど行われない区間が発生しにくいため、光信号の波長の利用効率を向上させることが可能となる。第1の実施形態の通信端末10、光伝送システム1a、及び光伝送方法は、光信号の受信と送信とに共通の波長を用いることによって、光信号の波長の利用効率を向上させることが可能となる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、通信端末10が光スイッチ15の代わりにカプラ30を備える点が、第1の実施形態と相違する。第2の実施形態では、第1の実施形態との相違点についてのみ説明する。
図2は、光伝送システム1の構成例を示す図である。第2の実施形態では、光伝送システム1を、「光伝送システム1b」という。光伝送システム1bは、予め定められた光通信区間の通信端末間で、光信号を伝送するシステムである。第2の実施形態では、通信端末10−1を、「通信端末10b−1」という。第2の実施形態では、通信端末10−2を、「通信端末10b−2」という。
光伝送システム1bは、通信端末10b−1と、通信端末10b−2と、通信回線20とを備える。通信端末10b−1と通信端末10b−2とは、光ファイバ等の通信回線20を介したコヒーレント受信によって、無線システムの無線通信区間(不図示)におけるデータ伝送に応じて、互いに光信号をデジタルコヒーレント技術によって通信する。
第2の実施形態では、通信端末10b−1から通信端末10b−2への通信の向きを「下り」という。第2の実施形態では、通信端末10b−2から通信端末10b−1への通信の向きを「上り」という。
通信端末10a−1は、記憶部11−1と、信号処理部12−1と、D/A変換部13−1と、光源14−1と、変調部16−1と、カプラ17−1と、受信部18−1と、A/D変換部19−1と、カプラ30−1とを備える。信号処理部12−1と、D/A変換部13−1と、光源14−1と、変調部16−1と、カプラ17−1と、カプラ30−1とは、下りの光信号を通信端末10b−1が通信端末10b−2に送信するための機能部である。
信号処理部12−1は、送信するデータとして記憶部11−1に記憶されているデータの量(バッファ量)に基づいて、カプラ30−1を制御することによって、通信端末10b−1の動作モードを切り替える。
信号処理部12−1は、例えば、上りの光信号を一定時間以上受信していない場合、かつ、下りの光信号によって送信する一定量以上のデータが記憶部11−1に記憶されている場合、カプラ30−1を制御することによって、通信端末10b−1の動作モードを送信動作モードに切り替える。また、信号処理部12−1は、例えば、上りの光信号を一定時間以内に受信している場合、又は、下りの光信号によって送信するデータの量が一定量未満である場合、カプラ30−1を制御することによって、通信端末10b−1の動作モードを受信動作モードに切り替える。
光源14−1は、半導体レーザ等の光デバイスを備える装置である。光源14−1は、予め定められた波長の光を、カプラ30−1に出力する。
カプラ30−1(出力先切替部)(光カプラ)は、信号処理部12−1による制御に応じて、光源14−1の光の出力先を、変調部16−1と受信部18−1とに分岐する。すなわち、カプラ30−1は、信号処理部12−1による制御に応じて、光源14−1の光の出力先を、変調部16−1と受信部18−1とに切り替える。なお、カプラ30−1は、通信端末10b−1の動作モードが受信動作モードである場合、光源14−1から出力された予め定められた波長の光を、変調部16−1に出力しないようにしてもよい。
通信端末10b−1の動作モードが受信動作モードである場合には、カプラ30−1が変調部16−1に光を出力しても、変調部16−1は、光信号をカプラ17−1に出力しないように動作する。すなわち、通信端末10b−1の動作モードが受信動作モードである場合、変調部16−1がカプラ17−1に出力する光信号の振幅値は、ほぼ値0である。
これにより、信号処理部12−1は、通信端末10b−1の動作モードが受信動作モードである場合には、変調部16−1が出力する光信号が上りの光信号に影響を与えないようにすることができる。
なお、通信端末10b−1は、変調部16−1とカプラ17−1との間に、光スイッチを更に備えてもよい。信号処理部12−1は、変調部16−1とカプラ17−1との間の光スイッチを制御することによって、変調部16−1がカプラ17−1に光信号を出力しないようにしてもよい。
通信端末10b−2は、記憶部11−2と、信号処理部12−2と、D/A変換部13−2と、光源14−2と、変調部16−2と、カプラ17−2と、受信部18−2と、A/D変換部19−2と、カプラ30−2とを備える。
光源14−2は、光源14−1が出力する光と同じ波長の光を、カプラ30−2に出力する。カプラ30−2は、カプラ30−1と同じ機能部である。すなわち、図2では、通信端末10b−1と通信端末10b−2とは、同じ構成を有する。
以上のように、第2の実施形態の通信端末10は、予め定められた波長の光を出力する光源14と、自通信端末の動作モードを、受信動作モード又は送信動作モードに定める信号処理部12と、光源14から出力された光の出力先を、動作モードに応じて切り替えるカプラ30と、動作モードが送信動作モードに定められた場合、光源14から出力された光を、カプラ30を介して取得し、取得した光を変調して得られた光信号を、カプラ17(送受信部)を介して他通信端末に送信する変調部16と、動作モードが受信動作モードに定められた場合、光源14から出力された光を、カプラ30を介して取得し、他通信端末から受信した光信号を、カプラ17(送受信部)を介してコヒーレント受信する受信部18とを備える。
この構成によって、信号処理部12は、自通信端末の動作モードを、受信動作モード又は送信動作モードに定める。カプラ30は、光源14から出力された光の出力先を、動作モードに応じて、変調部16又は受信部18に切り替える。
これによって、第1の実施形態の通信端末10、光伝送システム1a、及び光伝送方法は、光源を備えるコストを抑えることが可能となる。
上述した実施形態における通信端末、光伝送システムをコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1a…光伝送システム、1b…光伝送システム、10a…通信端末、10b…通信端末、11…記憶部、12…信号処理部、13…D/A変換部、14…光源、15…光スイッチ、16…変調部、17…カプラ、18…受信部、19…A/D変換部、20…通信回線、30…カプラ、50…光伝送システム、100…通信端末、101…信号処理部、102…D/A変換部、103…光源、104…変調部、105…波長多重分離部、106…光源、107…受信部、108…A/D変換部、110…通信端末、200…通信回線

Claims (5)

  1. 予め定められた波長の光を出力する光源と、
    自通信端末の動作モードを、受信動作モード又は送信動作モードに定める信号処理部と、
    前記光源から出力された光の出力先を、前記動作モードに応じて切り替える出力先切替部と、
    前記動作モードが前記送信動作モードに定められた場合、前記光源から出力された光を、前記出力先切替部を介して取得し、取得した光を変調して得られた光信号を、送受信部を介して他通信端末に送信する変調部と、
    前記動作モードが前記受信動作モードに定められた場合、前記光源から出力された光を、前記出力先切替部を介して取得し、他通信端末から受信した光信号を、前記送受信部を介してコヒーレント受信する受信部と、
    を備え
    前記出力先切替部は、カプラであり、
    前記変調部は、前記動作モードが前記受信動作モードに定められた場合、前記光源から出力された光を変調して得られた光信号を、前記送受信部に送信しないように動作する、
    通信端末。
  2. 前記信号処理部は、光信号によって他通信端末に送信するデータの量が一定量未満である場合、前記動作モードを前記受信動作モードに定め、光信号を他通信端末から閾値時間以上受信していない場合、かつ、光信号によって送信する一定量以上のデータが記憶部に記憶されている場合、前記動作モードを前記送信動作モードに定める、請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記信号処理部は、前記送信動作モードにおいて、光信号によって他通信端末に送信するデータの量が一定量未満である場合、前記動作モードを前記受信動作モードに定めるとともに、前記動作モードを切り替える命令を他通信端末に送信し、前記受信動作モードにおいて、前記動作モードを切り替える命令を他通信端末から受信した場合、前記動作モードを前記送信動作モードに切り替える、請求項1に記載の通信端末。
  4. 前記信号処理部は、上りリンクと下りリンクとで同じ周波数を用いて、上りリンクと下りリンクとで通信の時間帯を異ならせる無線システムにおける、上りリンク又は下りリンクの通信のタイミングに同期させて、前記動作モードを前記受信動作モード又は前記送信動作モードに切り替え、光信号によって他通信端末に送信するデータを前記無線システムから取得する、請求項1に記載の通信端末。
  5. 光伝送システムの通信端末における光伝送方法であって、
    予め定められた波長の光を光源から出力するステップと、
    自通信端末の動作モードを、受信動作モード又は送信動作モードに定めるステップと、
    前記光源から出力された光の出力先を、前記動作モードに応じて出力先切替部により切り替えるステップと、
    前記動作モードが前記送信動作モードに定められた場合、前記光源から出力された光を、前記出力先切替部を介して取得し、取得した光を変調部により変調して得られた光信号を、送受信部を介して他通信端末に送信するステップと、
    前記動作モードが前記受信動作モードに定められた場合、前記光源から出力された光を、前記出力先切替部を介して取得し、他通信端末から受信した光信号を、前記送受信部を介してコヒーレント受信するステップと、
    を有し、
    前記出力先切替部は、カプラであり、
    前記変調部は、前記動作モードが前記受信動作モードに定められた場合、前記光源から出力された光を変調して得られた光信号を、前記送受信部に送信しないように動作する、
    光伝送方法。
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