JP5894094B2 - 分散型無線通信基地局システム、olt部、及びonu部 - Google Patents

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本発明は、光通信ネットワークシステム、親局光通信装置及び子局光通信装置が光伝送路を介して1対Nの通信を行う受動光ネットワーク(PON:Passive Optical Network)に関するものである。
携帯電話等の無線セルラーシステムにおいて、無線基地局同士の連携によりスループット向上、ハンドオーバ対応などを行うことが検討されている。代表的な技術として、CoMP(Coordinated Multi−Point transmission/reception)やCPRI(Common Public Radio Interface)などがある(例えば、非特許文献1を参照。)。基地局間や基地局から上部装置向けネットワークをモバイルバックホールと呼ぶ。このモバイルバックホールを使って基地局間連携通信が行われる近年の携帯電話技術の開発により、現在商用化されているLTE(Long Term Evolution)サービスで1Gbps、将来商用化が予定されているLTE−Advancedで10Gbpsのスループットが必要である。これらのサービスによる通信量だけでモバイルバックホールを圧迫しようとしている。このため、広帯域で効率のよいモバイルバックホール構成が必要である。
セル構成の自由度を向上するため、基地局の機能を信号処理部(BBU:Base Band Unit)とRF部(RRH:Remote Radio Head)に分割して物理的に離れた構成とする事が検討されている。このBBU−RRHのネットワークにおいて、一つのBBUが複数のRRHを収容する形態をとる事もできる。これにより、各RRHに必要なBBUを一箇所に集約する事ができ、運用/設置コストの削減ならびに複数RRH間の高度な協調動作が可能となる。このような形態の一例を図2に示す。1はBBU、2−1〜2−NはBBUに収容されるRRHである。この形態では、BBUと各RRH間をpoint−to−pointで接続している。他にも、リング型、チェイン型、スター型トポロジも存在するが、これらの構成はRRH台数分の専用ファイバが必要となるという点で同じである。
RRH1台とBBUとの間の1本の光ファイバを伝達するデジタルRoF技術を用いたCPRI仕様では、1本の光ファイバでの帯域は約10Gbpsであり、この帯域を一つのRRHと通信をする無線端末で共有して通信することになる。これに対し、上記のような1つのBBUが複数のRRHを収容する構成として、point−to−pointではなく、図3のように一部光ファイバを共有する構成も考えられている(例えば、非特許文献2を参照。)。図3は、いわゆるFTTHで利用されているPON構成である。3は分岐部に利用される光スプリッタである。
CPRI, Sep., 2011, http://www.cpri.info/spec.html C. Choi, et al., IEEE GLOBECOM., Houston, Dec, 2011
図3のような構成の場合、分岐部の光スプリッタによって信号を平等に分配するため、CPRIでの1つの信号帯域10Gbpsを複数のRRHで共有することになる。したがって、図3の構成では光ファイバのコストを下げることはできても帯域が下がるため、広帯域サービスやRRHによる基地局規模拡大などの実施が難しい。
また、このPONの適用において、通信方式として、TDM−PONやWDM−PONなどのPON技術を用いてさらに分岐を導入して光ファイバ導入コストを下げることが考えられている。図4にこのPONを複数束ねた構成を示す。この場合、TDM−PONの方法では情報が必要でない局にまで送られてしまい伝送帯域に影響が出る。WDM−PONではそのような問題は起きないが、固定されたPON内でしか連携できず、このPONの外との連携が不可能である。
しかし、今後は、従来のPONを超えた範囲でのネットワークを効率的に柔軟に構成することが求められることになる。図3や図4のような構成では、基地局間連携が固定された範囲内でしか実現できず、柔軟な基地局構成をとることができない。例えば、柔軟な構成をとるためにはメッシュ型のネットワークを構築することが考えられるが、コストが膨大となり現実的ではない。すなわち、従来の技術には、今後の広帯域な無線サービスを実現できるような広帯域モバイルバックホールを実現しながら同時に効率的且つ低コストで柔軟な基地局間連携ネットワークの構築が必要という課題がある。
そこで、本発明は、このような課題を解決すべく、今後の広帯域な無線サービスを実現できるような広帯域モバイルバックホールを実現しながら同時に効率的且つ低コストで柔軟な基地局間連携ネットワークの構築が可能な分散型無線通信基地局システム、そのOLT部及びそのONU部を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、次のような特徴を持つ。本発明に係る分散型無線通信基地局システムは、携帯電話等の無線セルラーシステムにおいて、無線基地局同士を接続したシステムである。本発明に係る分散型無線通信基地局システムは、無線基地局間をPONシステムにより接続し、一つの無線基地局が親局となり、複数の子局となる無線基地局を収容し、光ファイバによって無線基地局間の信号を通信するシステムである。本発明に係る分散型無線通信基地局システムは、PONシステムでの信号多重方式として時間多重方式(TDM:Time Division Multiplex)と波長多重方式(WDM:Wavelength Division Multiplex)を併用したシステムである。本発明に係る分散型無線通信基地局システムは、PONシステムに接続された子局の中からある任意の数の無線基地局に対して同一波長を設定することで、接続された物理的なPONではなく、任意の仮想的なPONを構成し、無線基地局の選別、波長設定を動的に設定することで柔軟に仮想的なPONを親局が複数収容することを特徴とするものである。
具体的には、本発明に係る分散型無線通信基地局システムは、無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が1つの親局装置と複数の子局装置に分割されている分散型無線通信基地局システムであって、
前記親局装置と複数の前記子局装置とを接続し、前記親局装置と前記子局装置との間を光信号でRoF(Radio over Fiber)伝送するPON(Passive Optical Network)システムと、
前記PONシステムの前記親局装置側にあり、前記親局装置で扱う信号形式と前記PONシステムで伝送可能な信号形式とを相互変換し、前記PONシステムでの光信号の衝突を回避する送信タイミングを制御するOLT(Optical Line Terminal)部と、
前記PONシステムの前記子局装置側にあり、前記子局装置で扱う信号形式と前記PONシステムで伝送可能な信号形式とを相互変換し、前記OLT部から指示されたタイミングで上り光信号を送信するONU(Optical Network Unit)部と、
前記PONシステムの前記親局装置側にあり、前記ONU部をグループに分け、前記OLT部と前記ONU部との間の光信号をグループ毎に異なる波長で送受信させる波長管理を行う制御部と、
を備えることを特徴とする。
本発明は、分散型無線通信基地局として一つの親局装置と複数の子局装置間をPONシステムで接続している。本発明は、PONシステムでRoF伝送を行っており、広帯域モバイルバックホールを実現することができる。そして、PONシステムにより光ファイバ伝送路の設置/運用コストを削減することができる。さらに、それぞれの子局装置に対して波長を分けることで物理的なPON構成とは異なる、波長で決められた仮想的なPON構成を柔軟に動的に構成することができる。この柔軟なPON構成は、基地局同士の連携など将来的な携帯電話などの無線サービスの質の向上につなげることができる。
従って、本発明は、今後の広帯域な無線サービスを実現できるような広帯域モバイルバックホールを実現しながら同時に効率的且つ低コストで柔軟な基地局間連携ネットワークの構築が可能な分散型無線通信基地局システムを提供することができる。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記制御部は、前記親局装置又は前記子局装置から無線端末のアクセス状態に関するアクセス状態情報を取得し、前記波長管理を行うことを特徴とする。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記制御装置は、前記子局装置が収容する無線端末数を前記アクセス状態情報としており、前記グループに帰属する前記無線端末数が均一になるように前記波長管理を行うことを特徴とする。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記制御装置は、前記グループ毎の単位時間の平均通信量を前記アクセス状態情報としており、前記グループ毎の前記平均通信量が均一になるように前記波長管理を行うことを特徴とする。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記子局装置が、無線端末と無線信号を送受信する複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と、それぞれの前記RRUを介して前記無線端末と前記ONU部とを接続する1つの信号処理装置(BBH:Base Band Head)と、を持つことを特徴とする。
本分散型無線通信基地局システムは、すでに図2のような構成の分散型無線基地局が配備されていても、これを一つの子局装置として扱うことができる。新規なシステムを構築せず、従来のシステムを活用することができ、設置/運用コストを削減することができる。
本発明に係るOLT部は、スイッチ及び光送受信部を有し、
前記スイッチは、前記親局装置からの信号を分配して前記光送受信部へ送信するとともに、前記光送受信部からの信号を合波して前記親局装置へ送信する機能を持ち、
前記光送受信部は、前記スイッチからの信号を前記PONシステムで利用できる信号形式の光信号に変換して前記PONシステムへ送信する機能と、前記PONシステムを介して前記子局装置から受信した光信号を前記親局装置で使用する信号形式に変換して前記スイッチへ送信する機能と、前記制御部の前記波長管理に従い、送受信する光信号の波長を設定する機能と、を持つことを特徴とする。
本発明に係るOLT部は、前記光送受信部が複数有り、
前記スイッチは、前記グループ毎に前記親局装置からの信号を分配し、
前記光送受信部は、前記グループ毎に割り当てられており、前記グループ毎に異なる波長で光信号を送受信することを特徴とする。
本発明に係るONU部は、前記PONシステムを介して前記OLT部から受信した光信号を前記子局装置で使用する信号形式に変換して前記子局装置へ送信する機能と、前記子局装置からの信号を前記PONシステムで利用できる信号形式の光信号に変換して前記OLT部へ送信する機能と、前記制御部の前記波長管理で決定された波長が通知され、送受信する光信号の波長を設定する機能と、を持つ光送受信部を有することを特徴とする。
本発明は、今後の広帯域な無線サービスを実現できるような広帯域モバイルバックホールを実現しながら同時に効率的且つ低コストで柔軟な基地局間連携ネットワークの構築が可能な分散型無線通信基地局システム、そのOLT部及びそのONU部を提供することができる。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの構成を説明するブロック図である。 BBUがpoin−to−pointで複数RRHを収容するシステムを説明するブロック図である。 PONのファイバ共有を利用してBBUが複数RRHを収容するシステムを説明するブロック図である。 一つのBBUで複数のPONを管理するシステムを説明するブロック図である。 本発明に係る分散型無線通信基地局システムの構成を説明するブロック図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施形態であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の分散型無線通信基地局システム301を説明する図である。本実施形態は、無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が1つの親局装置1と複数の子局装置2に分割されている分散型無線通信基地局システム301であって、
親局装置1と複数の子局装置2とを接続し、親局装置1と子局装置2との間を光信号でRoF伝送するPONシステム30と、
PONシステム30の親局装置1側にあり、親局装置1で扱う信号形式とPONシステム30で伝送可能な信号形式とを相互変換し、PONシステム30での光信号の衝突を回避する送信タイミングを制御するOLT部4と、
PONシステム30の子局装置2側にあり、子局装置2で扱う信号形式とPONシステム30で伝送可能な信号形式とを相互変換し、OLT部4から指示されたタイミングで上り光信号を送信するONU部5と、
PONシステム30の親局装置側1にあり、ONU部5をグループに分け、OLT部4とONU部5との間の光信号をグループ毎に異なる波長で送受信させる波長管理を行う制御部10と、
を備える。
OLT部4は、スイッチ7及び光送受信部6を有し、
スイッチ7は、親局装置1からの信号を分配して光送受信部6へ送信するとともに、光送受信部6からの信号を合波して親局装置1へ送信する機能を持ち、
光送受信部6は、スイッチ7からの信号をPONシステム30で利用できる信号形式の光信号に変換してPONシステム30へ送信する機能と、PONシステム30を介して子局装置2から受信した光信号を親局装置1で使用する信号形式に変換してスイッチ7へ送信する機能と、制御部10の波長管理に従い、送受信する光信号の波長を設定する機能と、を持つ。
OLT部4は、光送受信部6が複数有り、
スイッチ7は、グループ毎に親局装置1からの信号を分配し、
光送受信部6は、グループ毎に割り当てられており、グループ毎に異なる波長で光信号を送受信する。
ONU部5は、PONシステム30を介してOLT部4から受信した光信号を子局装置2で使用する信号形式に変換して子局装置2へ送信する機能と、子局装置2からの信号をPONシステム30で利用できる信号形式の光信号に変換してOLT部4へ送信する機能と、制御部10の波長管理で決定された波長が通知され、送受信する光信号の波長を設定する機能と、を持つ光送受信部9を有する。
図1の分散型無線通信基地局システムでは、1は親局装置としてのBBU、2−1〜2−Nは子局装置としてRRH、3−0〜3−Aは、PONシステム30が有する全ての光を平等に分配するパワースプリッタである。4はPONシステムで分岐元の親機を構成するOLT部、5−1〜5−Nは4と同じくPONシステムで分岐先の子機を構成するONU部である。6−1〜6−Mは、OLT部4に設置される光送受信部LC(Line Card)である。7は上部ネットワークからの複数の信号を並列に処理するために信号を分配するスイッチである。BBUが複数ではなく1つの信号のみを処理するのであればスイッチ7は不要である。8−1〜8−NはPONからの複数の信号を分配するスイッチである。9−1〜9−KはONU部5内のLCである。スイッチ8はONU部5のLCの数によって有無が決まる。ONU部5のLC9が複数あればスイッチ8が必要で、LC9が1つであればスイッチ8は不要である。10は波長設定を制御する制御部である。
OLT部4の中のLC6はそれぞれ、光源の先に設置する波長可変フィルタの透過帯域波長を設定することで、別の波長の光で通信することが可能である。このとき、制御部10はONU部5をOLT部4のLC6の数のグループに分ける。例えば、OLT部4のLC6が3つだったら、ONU部5を3つのグループに分ける。そしてそれぞれのグループ内のONU部5は通信する相手のOLT部4のLC6の波長に応じてONU部5内の波長可変フィルタの透過帯域波長を設定する。これにより、OLT部4のLC6の数だけ、仮想的にPONのネットワークを構成することができる。それぞれの仮想PON内では従来のPONと同じように時間多重(TDM)によってOLT部4と各ONU部5は通信できる。また、同じグループでない通信(異なる仮想PONの通信)は波長が異なるため、LC6やLC9のフィルタでカットされるので自動的に無視される。各ONU部5が接続されたスプリッタなどは考慮する必要がないため、柔軟に自由にネットワークを構成できる。
デジタルRoF技術を用いたCPRI仕様では、信号帯域が端末数や通信量に比例しないので、そのままでは、動的に波長を割り当てる効果が得られない。しかし、信号圧縮を用いれば、必要帯域が端末数や通信量に比例してくるので、後述のように端末数や通信量に応じた柔軟な帯域設定が可能である。
例えば、LC6やLC9が波長可変フィルタを利用しているので波長の組み合わせや、各仮想PONの組み合わせも自由にできる。例えば、ある仮想PONの通信帯域がひっ迫してきた場合は、その仮想PONに所属しているONU部5で通信量が多いものを、その通信波長を変更することにより、帯域に余裕がある他の仮想PONに変更し、効率的な帯域設定をすることができる。
このため、分散型無線通信基地局システム301は、携帯端末の移動に伴うハンドオーバによる利用状況変化に柔軟に簡易に対応することが可能である。
また、システム設計者は、物理構成に関わらず自由に通信網を構成できるため、物理的にわかりやすくハンドオーバにより対応しやすい、階層構造のセル設計なども、運用を気にせずに構築することも可能である。
分散型無線通信基地局システム301は、全ての仮想PONの通信帯域に余裕がある場合は、使う必要のないOLT部4のLC6をスリープ状態にして省電力にすることも可能である。
分散型無線通信基地局システム301は、一つのONU部5だけが際立って通信量が増えた場合、そのONU部5だけ単独で切り分けて、PONではなくSS(シングルスター)構成としてOLT部4のLC6と通信させることが可能である。この場合はTDMではなく、単純なWDMとしてほかの仮想PONと区別される。このとき、ほかのOLT部4のLC6の帯域が小さい場合、分散型無線通信基地局システム301は、LC6を複数使用するとともに、ONU部5のLC9を複数使用して並列伝送とし、2倍あるいは3倍の帯域を設定することも可能である。
これらの制御は、制御部10で行われる。制御部10は、親局装置1又は子局装置2から無線端末のアクセス状態に関するアクセス状態情報を取得し、波長管理を行う。制御部10は、子局装置2が収容する無線端末数を前記アクセス状態情報としており、グループに帰属する無線端末数が均一になるように前記波長管理を行ってもよい。また、制御部10は、グループ毎の単位時間の平均通信量を前記アクセス状態情報としており、グループ毎の前記平均通信量が均一になるように前記波長管理を行ってもよい。
具体的には、各ONU部5とOLT部4の通信において、ONU部5が、無線端末のアクセス状態に関する情報、例えば、通信量や通信している端末数の情報をOLT部4に送信することで、制御部10は、どのように仮想PONを構築するかを判断し、各LC6や各LC9に対して使用する光の波長を指示する。無線端末のアクセス状態に関する情報は推定情報であってもよい。無線基地局は、通信量や端末数などの無線端末のアクセス状態に関する情報を、例えば、無線端末への周波数割当や帯域割当の状況から確認または推定可能だからである。
または、親局装置1が、無線端末のアクセス状態に関する情報、例えば、通信量や通信している端末数の情報をOLT部4に送信し、制御部10が波長管理してもよい。
このように、分散型無線通信基地局システム301は、仮想PONを柔軟に構成することにより、ネットワークの効率的な帯域管理や省電力が可能である。
(実施形態2)
図5は、本実施形態の分散型無線通信基地局システム302を説明する図である。子局装置2が図2のような分散型無線通信基地局であってもよい。すなわち、子局装置2が、無線端末と無線信号を送受信する複数のRRH22と、それぞれのRRH22を介して無線端末とONU部5とを接続する1つのBBU21と、を持ち、基地局の機能を有する。
分散型無線通信基地局システム302は、子局装置2をBBU21とRRH22で構成し、親局装置(BBU)1−OLT部4−PONシステム30−ONU部5−子局装置2のBBU21−子局装置2のRRH22という構成である。つまり、「親局となる基地局装置」だけでなく、「子局となる基地局装置」のほうにも、BBUの一部または全部の機能が含まれている構成である。この場合、例えば、子局装置2にはeNodeBに相当するほぼ全ての機能(BBU+RRH)を搭載し、親局装置(BBU)1にはプロキシ機能を搭載する構成などが考えられる。プロキシ機能とは、上位ネットワークから見るとBBUが1つあるだけに見えるようにする機能である。
BBUにはリソース割当機能(アクティブな端末に対して時間×周波数のリソースブロックを割り当てる機能)があるので、BBU21はアクティブな端末の数などをONU部5に伝え、ONU部5はこれをOLT部4に伝えて、OLT部4の制御部10が波長設定の最適化を行うことが可能である。
以下は、本実施形態の分散型無線通信基地局システムを説明したものである。
<課題>
セルラーシステムにおいて、セル構成の自由度を向上するために、基地局の機能を分割し、信号処理部(BBU)とRF部(RRH)を離した構成が検討されている。ここで、BBUとRRHの接続にPONを適用した場合、通信多重が必要となる。BBU−RRH間の通信多重方式にTDM及びWDMを併用することでPONによる経済性を維持しつつ、柔軟な基地局間の構成を実現する。
<解決の手段>
[1]
携帯電話等の無線セルラーシステムにおいて、無線基地局同士を接続したシステムであって、光ファイバによって無線基地局間の信号を通信するシステムであり、無線基地局間をPON(Passive Optical Network)システムにより接続し、一つの無線基地局が親局となり、子局となる別の複数の無線基地局を収容したシステムであり、親局がそのPONシステムを複数収容しているシステムであり、信号多重方式として時間多重方式(TDM:Time Division Multiplex)と波長多重方式(WDM:Wavelength Division Multiplex)を併用したシステムであり、複数のPONに接続された子局の中からある任意の数の無線基地局に対してPON上り信号光(あるいは下り信号光)を同一波長に設定することで、接続された物理的なPONではなく、任意の仮想的なPONを構成し、無線基地局の選別、波長設定を動的に設定することで柔軟に仮想的なPONを複数収容することができる光ファイバ無線アクセスシステム。
[1−1]
上記1の光ファイバ無線アクセスシステムにおいて、PONシステムは、親局となる無線基地局から無線端末のアクセス状態に関する情報を得て、これをもとに子局となる無線基地局の波長設定を行うことを特徴とする光ファイバ無線アクセスシステム。
[1−2]
上記1の光ファイバ無線アクセスシステムにおいて、PONシステムは、子局となる無線基地局から無線端末のアクセス状態に関する情報を得て、これをもとに子局となる無線基地局の波長設定を行うことを特徴とする光ファイバ無線アクセスシステム。
[1−3]
上記1−1または1−2に記載の光ファイバ無線アクセスシステムにおいて、無線基地局から無線端末のアクセス状態に関する情報とは端末数の情報であり、波長設定は、複数の仮想的なPONに帰属する端末数が均一に近くなるように行われることを特徴とする光ファイバ無線アクセスシステム。
[1−4]
上記1−1または1−2の光ファイバ無線アクセスシステムにおいて、無線基地局から無線端末のアクセス状態に関する情報とは一定時間の平均通信量の情報であり、波長設定は、複数の仮想的なPONのそれぞれの通信量が均一に近くなるように行われることを特徴とする光ファイバ無線アクセスシステム。
[1−5]
上記1の光ファイバ無線アクセスシステムにおいて、親局となる無線基地局での制御部において、子局となる無線基地局からの無線端末の位置やアクセス情報、設定する波長情報を管理することを特徴とする光ファイバ無線アクセスシステム。
[2]
上記1のシステムにおいて、上位装置からの複数の信号をスイッチにより分配する機構を具備し、その信号をPONで利用できる信号形式に変換して子局に送信し、かつその際にその信号を送信する子局に応じてそれぞれの送受信部からの送信光の波長を変換する機能を具備し、受信されたPON信号を前記スイッチを通じて上位装置に送信する送受信部を複数具備し、親局に設置される装置。
[3]
上記2のシステムにおいて、上位装置からの複数の信号をスイッチにより分配する機構を具備し、その信号をPONで利用できる信号形式に変換して子局に送信し、かつその際にその信号を送信する子局に応じてそれぞれの送受信部からの送信光の波長を変換する機能を具備し、受信されたPON信号を前記スイッチを通じて上位装置に送信する送受信部を複数具備し、親局に設置される装置。
[4]
上記1のシステムにおいて、親機からの信号に基づき、固有の波長の光を送受信できるような波長可変機能を具備し、受信されたPON信号を下位装置に送信し、下位装置からの信号をPONで利用できる信号形式に変換して親局に送信する送受信部を具備し、子局側に設置する装置。
[5]
上記2のシステムにおいて、親機からの信号に基づき、固有の波長の光を送受信できるような波長可変機能を具備し、受信されたPON信号を下位装置に送信し、下位装置からの信号をPONで利用できる信号形式に変換して親局に送信する送受信部を具備し、子局側に設置する装置。
[6]
上記4の装置において、前記送受信部を複数具備し、複数のPON信号を構成する仮想的なPONに応じて異なる波長に変換し、それぞれを該当の子局があるPONに分配して送信するスイッチ機構を具備した装置。
[7]
上記5の装置において、前記送受信部を複数具備し、複数のPON信号を構成する仮想的なPONに応じて異なる波長に変換し、それぞれを該当の子局があるPONに分配して送信するスイッチ機構を具備した装置。
<効果>
以上説明したように、本発明の技術を用いれば、BBUと複数のRRHが複数のPONシステムにより接続し、光ファイバ伝送路を複数のRRHで共有することができ、使用する光ファイバそのものの削減と設置・運用コストを削減することができる。
また、波長を使い分けることで、物理的な分岐に依存しない仮想的なPONを複数柔軟に構成することが可能であり、効率的な帯域管理と広範囲な制御の両立が可能である。
また、広範囲な複数のPON構成なので、密集したRRHの配置が可能で将来的なセルラーシステムにおける小セル化にも貢献でき、かつ柔軟な帯域制御により、セルの大小にも対応可能である。
なお、本発明は、上記実施形態例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種種の発明を形成できる。例えば、実施形態例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施形態例に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
例えば、携帯電話などの無線端末の基地局間ネットワークに限った話ではなく、固定系ネットワークにおいても適用することも可能である。
1 親局装置(BBU)
2 子局装置(RRH)
3 光スプリッタ
4 OLT部
5 ONU部
6 光送受信部(LC)
7 スイッチ
8 スイッチ
9 光送受信部(LC)
10 制御部
21 BBU
22 RRH
30 PONシステム
301、302 分散型無線通信基地局システム

Claims (8)

  1. 無線セルラーシステムの複数の無線基地局を接続する基地局間連携ネットワークが構築される分散型無線通信基地局システムであって、
    1つの前記無線基地局を親局装置、他の1以上の前記無線基地局を子局装置とし、前記親局装置と複数の前記子局装置とを接続し、前記親局装置と前記子局装置との間を光信号でRoF(Radio over Fiber)伝送するPON(Passive Optical Network)システムと、
    前記PONシステムの前記親局装置側にあり、前記親局装置で扱う信号形式と前記PONシステムで伝送可能な信号形式とを相互変換し、前記PONシステムでの光信号の衝突を回避する送信タイミングを制御するOLT(Optical Line Terminal)部と、
    前記PONシステムの前記子局装置側にあり、前記子局装置で扱う信号形式と前記PONシステムで伝送可能な信号形式とを相互変換し、前記OLT部から指示されたタイミングで上り光信号を送信するONU(Optical Network Unit)部と、
    前記PONシステムの前記親局装置側にあり、前記ONU部をグループに分け、前記OLT部と前記ONU部との間の光信号をグループ毎に異なる波長で送受信させる波長管理を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする分散型無線通信基地局システム。
  2. 前記制御部は、前記親局装置又は前記子局装置から無線端末のアクセス状態に関するアクセス状態情報を取得し、前記波長管理を行うことを特徴とする請求項1に記載の分散型無線通信基地局システム。
  3. 前記制御は、
    前記子局装置が収容する無線端末数を前記アクセス状態情報としており、
    前記グループに帰属する前記無線端末数が均一になるように前記波長管理を行うことを特徴とする請求項2に記載の分散型無線通信基地局システム。
  4. 前記制御は、
    前記グループ毎の単位時間の平均通信量を前記アクセス状態情報としており、
    前記グループ毎の前記平均通信量が均一になるように前記波長管理を行うことを特徴とする請求項2に記載の分散型無線通信基地局システム。
  5. 前記子局装置が、
    無線端末と無線信号を送受信する複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)と、
    それぞれの前記RRUを介して前記無線端末と前記ONU部とを接続する1つの信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と、
    を持つことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の分散型無線通信基地局システム。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の分散型無線通信基地局システムが備えるOLT部であって、
    スイッチ及び光送受信部を有し、
    前記スイッチは、前記親局装置からの信号を分配して前記光送受信部へ送信するとともに、前記光送受信部からの信号を合波して前記親局装置へ送信する機能を持ち、
    前記光送受信部は、前記スイッチからの信号を前記PONシステムで利用できる信号形式の光信号に変換して前記PONシステムへ送信する機能と、前記PONシステムを介して前記子局装置から受信した光信号を前記親局装置で使用する信号形式に変換して前記スイッチへ送信する機能と、前記制御部の前記波長管理に従い、送受信する光信号の波長を設定する機能と、を持つことを特徴とするOLT部。
  7. 前記光送受信部が複数有り、
    前記スイッチは、前記グループ毎に前記親局装置からの信号を分配し、
    前記光送受信部は、前記グループ毎に割り当てられており、前記グループ毎に異なる波長で光信号を送受信することを特徴とする請求項6に記載のOLT部。
  8. 請求項1から5のいずれかに記載の分散型無線通信基地局システムが備えるONU部であって、
    前記PONシステムを介して前記OLT部から受信した光信号を前記子局装置で使用する信号形式に変換して前記子局装置へ送信する機能と、前記子局装置からの信号を前記PONシステムで利用できる信号形式の光信号に変換して前記OLT部へ送信する機能と、
    前記制御部の前記波長管理で決定された波長が通知され、送受信する光信号の波長を設定する機能と、を持つ光送受信部を有することを特徴とするONU部。
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