JP6524859B2 - スリープ制御方法及び動的波長割当制御方法 - Google Patents

スリープ制御方法及び動的波長割当制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6524859B2
JP6524859B2 JP2015164895A JP2015164895A JP6524859B2 JP 6524859 B2 JP6524859 B2 JP 6524859B2 JP 2015164895 A JP2015164895 A JP 2015164895A JP 2015164895 A JP2015164895 A JP 2015164895A JP 6524859 B2 JP6524859 B2 JP 6524859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleep
subscriber
coverage area
unit
onu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015164895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017046050A (ja
Inventor
昌弘 更科
昌弘 更科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2015164895A priority Critical patent/JP6524859B2/ja
Priority to US15/178,126 priority patent/US10063339B2/en
Publication of JP2017046050A publication Critical patent/JP2017046050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6524859B2 publication Critical patent/JP6524859B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0221Power control, e.g. to keep the total optical power constant
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/27Arrangements for networking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0203Power saving arrangements in the radio access network or backbone network of wireless communication networks
    • H04W52/0206Power saving arrangements in the radio access network or backbone network of wireless communication networks in access points, e.g. base stations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • H04W88/085Access point devices with remote components
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

この発明は、ベースバンド処理部とリモート無線送受信部との間の接続に、受動型光加入者ネットワークを利用する無線基地局のスリープ制御に関する。
急増するモバイルのトラフィックを収容するために、従来と比べてカバーエリアの狭い無線基地局(スモールセル)を多数設置することによって、単位面積当たりのスループットを向上させる技術がある。スモールセルは、ベースバンド処理部(BBU:Base Band Unit)と、リモート無線送受信部(RRH:Remote Radio Head)とを含んで構成される。
BBUは、無線通信の管理制御や信号処理を行う。例えばLTE(Long Term Evolution)サービスでは、BBUは、上位ネットワークから受け取ったIP(Internet Protocol)パケットをOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号に変調してRRHに送る。また、BBUは、RRHから受け取ったOFDM信号をIPパケットに復調して上位ネットワークに送る。
RRHは、BBUから受け取ったOFDM信号を増幅し、アンテナを利用してUE(User Equipment)に送る。また、RRHは、UEから受け取ったOFDM信号を増幅してBBUに送る。
BBUとRRHとを接続する構成として、C−RAN(Central Radio Access Network)構成がある。C−RAN構成では、複数のBBUを1台の装置に統合し、各BBUのそれぞれをRRHと光ファイバで一対一接続する。これによって、C−RAN構成では、スモールセルを効率的に数多く設置することができる。
しかし、C−RAN構成では、必要な光ファイバの数が、スモールセルの設置数に比例する。そのため、スモールセルの設置数が増加するに従い、光ファイバの維持や敷設のためのコストが増大するという問題がある。
このような問題に鑑みて、BBUとRRHとの間のネットワーク、すなわちMFH(Mobile Front Haul)として、受動型光加入者ネットワーク(PON:Passive Optical Network)を利用することが提案されている(例えば非特許文献1参照)。
PONは、局内に設けられる1つの局側装置(OLT:Optical Line Terminal)と、加入者宅にそれぞれ設けられる複数の加入者側装置(ONU:Optical Network Unit)と、光カプラとを備えて構成される。OLT及びONUと、光カプラとは、いわゆるスター型光ファイバで接続される。スター型光ファイバでは、OLTと光カプラの間の接続に、一芯の光ファイバが用いられる。この一芯の光ファイバは、光カプラによって分岐され複数のONUにより共有される。
PONでは、各ONUからOLTに送られる信号(以下、上り光信号と称することもある)は、光カプラで合波されてOLTに送信される。一方、OLTから各ONUに送られる信号(以下、下り光信号と称することもある)は、光カプラで分波されて各ONUに送信される。なお、上り光信号と下り光信号との干渉を防ぐために、上り光信号と下り光信号には、それぞれ異なる波長が割り当てられる。
PONでは、様々な多重技術が用いられる。PONで用いられる多重技術には、時間軸上の短い区間を各加入者に割り当てる時分割多重(TDM:Time Division Multiplex)技術、異なる波長を各加入者に割り当てる波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplex)技術、異なる符号を各加入者に割り当てる符号分割多重(CDM:Code Division Multiplex)技術などがある。上述した非特許文献1では、MFHとして、TDMを用いるPON(TDM−PON)を利用することが提案されている。
MFHにPONを利用する場合には、BBUをOLTと接続する。また、各RRHを、それぞれONUと一対一接続する。PONでは、各RRHに係るユーザがスター型光ファイバを共有できるため、C−RAN構成と比べて必要な光ファイバ数を抑えることができる。
また、現在では、例えばFTTH(Fiber To The Home)サービス用のスター型光ファイバの敷設が広く完了している。そのため、未使用のスター型光ファイバを利用すれば、新たな光ファイバを敷設するコストを削減することができる。
さらに、FTTH等の従来の優先サービス用に設置されたOLTと同じ局舎内にBBUを収容することによって、省スペース化や、帯域利用効率向上による消費電力低下といった効果が期待できる。
ここで、PONにおけるスリープ技術として、IEEE P1904.1 Standard for Service Interoperability in Ethernet Passive Optical Networks(SIEPON)で標準化されている、ONUのパワーセーブ方式がある(例えば非特許文献2参照)。この方式では、まず、通信を行っていないONUに対して、OLTがSLEEP_ALLOW信号を送信する。SLEEP_ALLOW信号を受け取ったONUは、OLTに対してSLEEP_ACK信号を送信する。その後、SLEEP_ACK信号を送信したONUは、送信器及び受信器をスリープさせる。なお、送信器及び受信器がスリープしたONUの状態を、スリープ状態と称する。
スリープ状態のONUは、一定時間毎に送信器及び受信器のスリープを解除し、アクティブ状態に移行する。ONUに通信が発生していない場合、ONUは、アクティブ状態から再びスリープ状態に移行する。このような、周期的なスリープ状態とアクティブ状態との繰り返しによって、ONUは、OLTとの接続(いわゆるPONリンクの確立)を維持することができる。また、スリープ状態のONUに通信が発生した場合に、低遅延で通信を開始することができる。
このように、通信を行っていないONUをスリープ状態とすることによって、PONにおける消費電力を低減することができる。
矢沢他,「モバイルフロントホールへのTDM−PON適用に向けた低遅延化技術」,電子情報通信学会ソサイエティ大会通信講演論文集2,B−8−38,2013年9月 大道文雄他「10G−EPON用通信LSIの開発」SEIテクニカルビュー,第180号,2012年1月
PONを利用するスモールセルにおいても、上述したパワーセーブ方式を適用することが考えられる。
しかしながら、既に説明したように、スモールセルにPONを利用する場合には、各RRHを、それぞれONUと一対一接続する。各RRHには、それぞれカバーエリアが設定されている。各RRHは、設定されたカバーエリアに存在する不特定多数のUEの無線通信を管理する。従って、RRHのカバーエリアには、不特定多数のユーザによる無線信号が常時出入りする。当然ながら、RRHをスリープさせる場合、そのRRHに設定されていたカバーエリアでは、ユーザが通信を行えなくなる。従って、RRH、及びRRHと接続されたONUをスリープ状態とすることは好ましくない。
ここで、RRHをアクティブ状態としたまま、ONUをスリープ状態とすることも考えられる。しかし、RRHが備える電力増幅器は消費電力が大きい。そのため、ONUをスリープ状態としても、RRHがアクティブ状態を維持していると、消費電力を低減する効果は小さくなる。
そのため、PONを利用するスモールセルにおいて消費電力を低減するために、ONU及びRRHをともにスリープ状態に移行できる、新たな技術が望まれている。
そこで、この発明の目的は、PONを利用するスモールセルにおいて消費電力を低減するに当たり、ONU及びRRHをともにスリープ状態に移行できる方法を提供することにある。
上述の目的を達成するために、この発明によるスリープ制御方法は、以下の特徴を備えている。
すなわち、この発明によるスリープ制御方法は、BBUと複数のRRHとを備え、BBUと接続されたOLT、及び該OLTと光伝送路を介して接続され、かつ複数のRRHと一対一に接続された複数のONUを含んで構成された光ネットワークによって、BBUと複数のRRHとが接続されたスモールセルにおいて、OLT又はBBUが備えるスリープ制御部が行う以下の過程を含んでいる。
スリープ制御部は、各ONUの使用帯域の情報、及び各RRHに現在設定されているカバーエリアの情報を取得する。
スリープ制御部は、他のRRHをスリープさせ、そのスリープさせたRRHのカバーエリアまで、1つのRRHのカバーエリアを拡大した場合の、その1つのRRHの消費電力が、他のRRHをスリープさせない場合の各RRHの総消費電力を超えないカバーエリアの最大範囲を、最大カバーエリアとして各RRHについて決定する。
スリープ制御部は、カバーエリアの情報及び最大カバーエリアに基づいて、各RRHの最大カバーエリアに、現在設定されているカバーエリアが含まれる他のRRHを特定する。
スリープ制御部は、使用帯域の情報に基づいて、使用帯域の合計が、1台のONUの収容可能トラフィック量以下となる、複数のONUの組み合わせの特定が可能か否かを判断し、特定が可能である場合に、その特定された組み合わせをスリープ候補ONUグループとして特定する。
スリープ制御部は、スリープ候補ONUグループに含まれる1つのONUと接続されたRRHの最大カバーエリアに、スリープ候補ONUグループに含まれる他のONUと接続されたRRHの現在のカバーエリアが含まれる場合に、他のONU及びそのONUと接続されたRRHを、スリープ状態に移行するONU及びRRHとして決定する。
この発明によるスリープ制御方法では、スリープ状態に移行するRRHに設定されているカバーエリアが、アクティブ状態を維持するRRHの最大カバーエリアに含まれる。従って、スリープを実施する際に、アクティブ状態を維持するRRHのカバーエリアを拡大することによって、スリープ状態に移行するRRHのカバーエリアを補完することができる。従って、スリープ実施後に、全体としてのカバーエリアを減縮せずに、RRH及びONUをスリープさせることができる。
また、アクティブ状態を維持するRRHの最大カバーエリアは、他のRRHをスリープさせない場合の各RRHの総消費電力を超えない最大範囲として決定される。従って、アクティブ状態を維持するRRHのカバーエリアを拡大しても、他のRRHをスリープさせない場合に比べて、消費電力を低減することができる。
TDM−PONを使用したスモールセルの模式図である。 OLT及びBBUの模式図である。 ONU及びRRHの模式図である。 スリープ制御方法の概要を説明するための模式図である。 第1の実施の形態のスリープ制御方法の処理フローを示すフローチャートである。 RRHのカバーエリアと消費電力との関係を示す図である。 RRHの最大カバーエリアと、他のRRHとの関係を示す図である。 ONUの使用帯域の状態を示す図である。 スリープ制御の周期を示すタイミングチャートである。 シミュレーションの結果を示す図である。 TDM/WDM−PONを使用したスモールセルの模式図である。 OSU及びBBUの模式図である。 ONU及びRRHの模式図である。 第2の実施の形態のDWA制御方法の処理フローを示すフローチャートである。
以下、図を参照して、この発明の実施の形態について説明するが、各構成要素の配置関係については、この発明が理解できる程度に概略的に示したものに過ぎない。また、以下、この発明の好適な構成例につき説明するが、数値的条件などは、単なる好適例にすぎない。従って、この発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の構成の範囲を逸脱せずにこの発明の効果を達成できる多くの変更又は変形を行うことができる。
<第1の実施の形態>
(スモールセル)
この実施の形態によるスリープ制御方法は、BBU及びRRHを含むスモールセルにおいて、PONを利用してMFHを構成する場合に用いられる。そこで、まず、図1を参照して、MFHをPONで構成した場合のスモールセルの構成について説明する。ここでは、MFHをTDM−PONで構成する場合について説明する。図1は、TDM−PONを使用したスモールセルの模式図である。
スモールセル10は、BBU500と複数のRRH600とを含んで構成される。BBU500及びRRH600間のMFHは、TDM−PON15を利用して接続される。TDM−PON15は、OLT100と、光カプラ300と、複数のONU400とを含んで構成されている。OLT100は、光カプラ300に光ファイバで接続されている。また、複数のONU400も、それぞれ光カプラ300に光ファイバで接続されている。従って、OLT100と接続された光ファイバが光カプラ300によって分岐され、分岐された光ファイバに、ONU400がそれぞれ接続されている。
BBU500は、OLT100と接続されている。また、RRH600は、それぞれONU400と一対一接続されている。PONを利用するスモールセル10においては、OLT100がONU400の動作を管理し、BBU500は各RRH600の動作を管理する。なお、図1では、それぞれ4台のRRH600−1〜4及びONU400−1〜4を備える構成例を示しているが、BBU500及びONU400の数はこれに限定されない。
各RRH600には、それぞれカバーエリアが設定されている。RRH600は、カバーエリア内に含まれるUE700との間で無線フレームの送受信を行う。図1では、各RRH600のカバーエリアに、それぞれ2つのUE700が含まれている構成例を示している。また、RRH600のカバーエリアは可変であり、BBU500からの指示に応じて、縮小又は拡大することができる。
RRH600は、UE700から受け取った上りデータをONU400に送る。ONU400は、RRH600から受け取った上りデータと、帯域の要求などを行う上り制御信号を含む上り光信号を生成し、OLT100に送信する。
BBU500は、上位ネットワークから受け取った下りデータをOLT100に送る。OLT100は、BBU500から受け取った下りデータと、ONU400を管理するための下り制御信号を含む下り光信号を生成し、ONU400に送信する。
TDM−PON10では、上り光信号と下り光信号には、それぞれ異なる波長が設定される。また、他のONU400からの上り光信号が重ならないように、各ONU400には、それぞれ異なる送信タイミングが割り当てられる。各ONU400は、OLT100が指定した送信タイミングで、割り当てられた時間軸上の区間を利用して上り光信号を送信する。
なお、図1では、OLT100とBBU500とを分離して備える構成例を示しているが、OLT100及びBBU500を1つ共通の局舎に収容することもできる。
(OLT及びBBU)
図2を参照して、この実施形態に係るOLT及びBBUについて説明する。図2は、OLT及びBBUの模式図である。
OLT100は、合分波部210、光送信部220、OLT−MAC230、スリープ制御部240及び光受信部250を備えて構成される。
合分波部210は、下り光信号と上り光信号とを合波及び分波する。合分波部210は、光送信部220から受け取った下り光信号をONUへ送り、ONUから受け取った上り光信号を光受信部250へ送る。合分波部210は、例えばWDM(Wavelength Division Multiplex)フィルタ等の任意好適な合分波器を備えて構成されている。
光送信部220は、OLT−MAC230から受け取った、電気信号としての下りデータ及び下り制御信号から下り光信号を生成して、合分波部210へ送る。光送信部220は、例えばLD(Laser Diode)等の任意好適な電気/光変換手段を備えて構成されている。
OLT−MAC230は、OLT100全体を制御する。また、OLT−MAC230は、下り制御信号を生成する。下り制御信号には、ONUに通知する、上り光信号の送信タイミングやスリープ指示の情報等が含まれる。また、OLT−MAC230は、ONUから送られる上り制御信号に含まれる情報を読み取る。上り制御信号には、ONUの使用帯域の情報等が含まれる。このような下り制御信号の生成や上り制御信号の読み取り等の機能は、OLT−MAC230が実行するプログラムにより実現される。これら機能の処理結果等は、適宜RAM等の記憶部(図示せず)に格納される。
また、OLT−MAC230が読み取った使用帯域の情報は、スリープ制御部240に送られる。
スリープ制御部240は、OLT−MAC230から受け取った各ONUの使用帯域の情報、及び後述するBBUから受け取った各RRHのカバーエリアの情報に基づいて、スリープさせるONU及びRRHを決定する。スリープ制御部240は、決定した、スリープさせるONUをOLT−MAC230に通知する。また、スリープ制御部240は、決定した、スリープさせるRRHをBBUに通知する。なお、スリープ制御部240による、ONU及びRRHのスリープ制御方法については、詳細を後述する。
光受信部250は、合分波部210から受け取った上り光信号を電気信号に変換して、OLT−MAC230に送る。上り光信号に含まれる上りデータは、OLT−MAC230を経てBBU500に送られる。また、上り光信号に含まれる上り制御信号は、OLT−MAC230において読み取られる。光受信部250は、例えばPD(Photo Diode)等の受光素子を備えて構成されている。
BBU500は、ベースバンド(BB:Base Band)処理部510及び制御処理部520を備えて構成される。BB処理部510及び制御処理部520は、制御処理部520がスリープ制御処理の機能を備えること以外は、従来のスモールセルで用いられるBBUと同様に構成することができる。ここでは、LTEサービスに最適化した場合における、BB処理部510及び制御処理部520の機能について説明する。
BB処理部510は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)処理、多値変調及び復調処理、AMC(Adaptive Modulation an Channel Coding)処理、ARQ(Automatic Repeat reQuest)処理、電力制御処理、セル間干渉制御処理及びスケジューリング処理等を行う。
制御処理部520は、IPレイヤのプロトコル処理、呼制御処理及び障害情報収集等を行う。
さらに、制御処理部520は、機能手段としてスリープ制御手段521を備えている。スリープ制御手段521は、OLT100から受け取った上りRRH制御信号に含まれる情報を読み取る。上りRRH制御信号には、RRHのカバーエリアの情報、例えばRRHの設置位置やRRHの無線出力範囲等が含まれる。スリープ制御手段521が読み取った、RRHのカバーエリアの情報は、OLT100に送られる。また、スリープ制御手段521は、下りRRH制御信号を生成する。下りRRH制御信号には、RRHに対するスリープ指示やカバーエリア変更の情報等が含まれる。
BBU500は、BB処理部510において、OLT100から受け取った上りデータを復調する。上りデータには、上りRRH制御信号が付加されている。復調された上りデータは、IPパケットとして上位ネットワークに送られる。また、制御処理部520のスリープ制御手段521において、上りRRH制御信号に含まれる情報が読み取られる。
一方、BBU500は、BB処理部510において、上位ネットワークから受け取ったIPパケットとしての下りデータを変調する。変調された下りデータは、制御処理部520のスリープ制御手段521で生成された下りRRH制御信号が付加されて、OLT100に送られる。
なお、図2では、スリープ制御部240を、OLT−MAC230から独立して設ける構成例について説明した。しかし、スリープ制御部240を、OLT−MAC230の一機能手段として構成することもできる。また、スリープ制御部240を、OLT100ではなく、BBU500に設けることもできる。
(ONU及びRRH)
図3を参照して、この実施形態に係るONU及びRRHについて説明する。図3は、ONU及びRRHの模式図である。
ONU400は、合分波部410、光送信部420、ONU−MAC430、無線フレーム変換部440及び光受信部450を備えて構成される。
合分波部410は、上り光信号と下り光信号とを合波及び分波する。合分波部410は、光送信部420から受け取った上り光信号をOLTへ送り、OLTから受け取った下り光信号を光受信部450へ送る。合分波部410は、例えばWDMフィルタ等の任意好適な合分波器を備えて構成されている。
光送信部420は、ONU−MAC430から受け取った、電気信号としての上りデータ及び上り制御信号から上り光信号を生成して、合分波部410へ送る。光送信部420は、例えばLD等の任意好適な電気/光変換手段を備えて構成されている。
ONU−MAC430は、ONU400全体を制御する。また、ONU−MAC430は、上り制御信号を生成する。上り制御信号には、OLTに通知する、使用帯域の情報等が含まれる。また、ONU−MAC430は、OLTから送られる下り制御信号に含まれる情報を読み取る。下り制御信号には、上り光信号の送信タイミングやスリープ指示の情報等が含まれる。このような上り制御信号の生成や下り制御信号の読み取り等の機能は、ONU−MAC430が実行するプログラムにより実現される。これら機能の処理結果等は、適宜RAM等の記憶部(図示せず)に格納される。
無線フレーム変換部440は、ONU−MAC430から受け取ったIPベースの下りデータを、無線フレームに変換してRRH600に送る。また、無線フレーム変換部440は、RRH600から受け取った無線フレームとしての上りデータを、IPベースに変換してONU−MAC430に送る。
光受信部460は、合分波部410から受け取った下り光信号を電気信号に変換して、ONU−MAC430に送る。下り光信号に含まれる下りデータは、ONU−MAC430を経て無線フレーム変換部440に送られる。また、下り光信号に含まれる下り制御信号は、ONU−MAC430において読み取られる。光受信部450は、例えばPD等の受光素子を備えて構成されている。
RRH600は、従来のスモールセルで用いられるRRHと同様に構成することができる。
RRH600は、ONU400から受け取った、無線フレームとしての下りデータをUEに送る。また、RRH600は、下りデータに付加された下りRRH制御信号に含まれる情報を読み取る。下りRRH制御信号にはスリープ指示やカバーエリア変更の情報等が含まれる。
一方、RRH600は、UEから受け取った、無線フレームとしての上りデータに上りRRH制御信号を付加して、ONU400に送る。
(スリープ制御方法)
図4を参照して、この実施形態に係るスリープ制御方法の概要について説明する。図4は、スリープ制御方法の概要を説明するための模式図である。図4に例示するエリアには、4組のRRH及びONUが存在し、RRH600−1はONU400−1と、RRH600−2はONU400−2と、RRH600−3はONU400−3と、RRH600−4はONU400−4と、それぞれ接続されている。また、図4(A)では、全てのRRH及びONUがアクティブ状態である場合における、各RRH600−1〜4のカバーエリア800−1〜4を示している。図4(B)では、3組のRRH600−2〜4及びONU400−2〜4をスリープさせた場合における、アクティブ状態のRRH600−1のカバーエリア800−1を示している。
この実施形態に係るスリープ制御方法では、複数のRRH600及びONU400のうち、通信を行っていないRRH及びONU、又は通信量の少ないRRH及びONUをスリープさせる。ここでは、一例として、3組のRRH600−2〜4及びONU400−2〜4をスリープさせる。この際に、アクティブ状態を維持するRRH600−1の無線出力範囲を広げ、カバーエリア800−1を拡大する。この場合には、RRH600−2〜4がアクティブ状態であったときに、RRH600−2〜4が対応していたカバーエリアを含むように、RRH600−1のカバーエリア800−1が拡大される。これによって、RRH600−1〜4が対応していたカバーエリア全体を、RRH600−2〜4がスリープ状態となった後においても、アクティブ状態のRRH600−1で対応することができる。
このように、この実施形態では、スリープ実施前に他のRRHに設定されていたカバーエリアを、アクティブ状態のRRHのカバーエリアを拡大することによって補完することができる。従って、スリープ実施後に、全体としてのカバーエリアを減縮せずに、RRH及びONUをスリープさせることができる。
次に、図5を参照して、この実施形態に係るスリープ制御方法の処理フローについて説明する。図5は、この実施形態に係るスリープ制御方法において、OLTのスリープ制御部が行う処理フローを示すフローチャートである。OLTのスリープ制御部は、周期的に図5に示す処理フローを行う。
まず、スリープ制御部は、OLT−MACから各ONUの使用帯域の情報(使用帯域情報)を取得し、及びBBUから各RRHの現在設定されているカバーエリアの情報(カバーエリア情報)を取得する(S1)。カバーエリア情報には、各RRHの設置位置及び無線出力範囲の情報が含まれている。
次に、スリープ制御部は、RRHの最大カバーエリアを決定する(S2)。
最大カバーエリアは、例えば図6に示すカバーエリアと消費電力との関係に基づいて決定される。図6は、RRHのカバーエリアと消費電力との関係を示す図である。図6では、縦軸に消費電力をW単位でとって示してある。また、横軸にカバーエリアの半径をkm単位でとって示してある。
また、図6では、7つのRRHが存在するエリアを想定した。そして、図6に示す実線61は、1つのRRHをアクティブ状態とし、他の6つのRRHをスリープ状態とした場合における、アクティブ状態のRRHの消費電力を示している。一方、図6に示す実線63は、スリープ状態のRRHがない場合であって、横軸にとったカバーエリアを7つのRRHで対応した場合における、全RRHの消費電力の総量を示している。
なお、図6に示す関係を得るに当たり、無線出力範囲及び消費電力の各パラメータには、RRHがLTEサービス用のアンテナ及び電力増幅器を備える場合のデータを用いた。
図6に示すように、スリープを実施した場合の消費電力(実線61)は、カバーエリアが拡大するに従って増大する。そのため、ある半径(図6の例では2.5km)よりもカバーエリアを拡大すると、スリープを実施した場合の消費電力が、スリープを実施しない場合の消費電力(実線63)を超える。そこで、他のRRHをスリープさせ、そのスリープさせたRRHのカバーエリアまで、1つのRRHのカバーエリアを拡大した場合の消費電力が、他のRRHをスリープさせない場合の消費電力を超えないカバーエリアの最大範囲を、最大カバーエリアとして各RRHについて決定する。
なお、最大カバーエリアは、RRHの配置変更や新設又は消費電力変更等が発生しない限り、更新する必要がない。従って、この最大カバーエリアを決定するステップは、システムの運用時に一度実施すればよい。
次に、スリープ制御部は、S1で取得した各RRHのカバーエリア情報及びS2で決定した最大カバーエリアに基づいて、各RRHの最大カバーエリアに含まれる他のRRHを特定する(S3)。
図7を参照して、S3における、最大カバーエリアに含まれるRRHの特定について説明する。図7は、あるRRHの最大カバーエリアと、他のRRHとの関係を示す図である。
図7に例示するエリアには、5つのRRH600−1〜5が存在する。例えば、RRH600−1の最大カバーエリアには、RRH600−1のカバーエリアにRRH600−2〜4、及びこれらRRH600−2〜4に現在設定されたカバーエリア800−2〜4が含まれる。また、RRH600−1の最大カバーエリアには、RRH600−5及びRRH−5に現在設定されたカバーエリア800−5は含まれない。従って、RRH600−1に最大カバーエリアを設定する場合には、消費電力を抑えつつ、RRH600−2〜4をスリープさせることが可能である。
S3では、各RRHのカバーエリアの最大カバーエリアに、他のいずれのRRH及びそのRRHに現在設定されているカバーエリアが含まれるかをそれぞれ特定する。これによって、各RRHをアクティブ状態として、最大カバーエリアを設定した場合の、スリープ状態とすることが可能なRRHの組み合わせ(スリープ候補RRHグループ)を特定する。
なお、上述したように最大カバーエリアは、RRHの配置変更や新設又は消費電力変更等が発生しない限り、更新する必要がない。従って、この各RRHの最大カバーエリアに含まれるRRHを特定するステップについても、システムの運用時に一度実施すればよい。
次に、スリープ制御部は、S1で取得した各ONUの使用帯域情報に基づいて、使用帯域の合計が、1台のONUの収容可能トラフィック量(ベース帯域)以下となるONUの組み合わせ(スリープ候補ONUグループ)の特定が可能か否かを判断する(S4)。
図8を参照して、S4における、スリープ候補ONUグループの特定について説明する。図8は、ONUの使用帯域の状態を示す図である。図8では、一例として、4台のONU−1〜4の使用帯域の状態を示している。また、図8では、縦軸に使用帯域を任意単位でとって示してある。
図8の例では、ONU−1〜4の使用帯域の合計がベース帯域以下である。スリープ制御部は、このような複数のONU−1〜4を、一組のスリープ候補ONUグループとして特定する。スリープ候補ONUグループの特定が可能である場合(S4のYes)には、S5に移行する。なお、使用帯域の合計がベース帯域以下となるONUの組み合わせが複数組ある場合には、各組み合わせをそれぞれスリープ候補ONUグループとして特定する。
一方、各ONUの使用帯域が大きく、使用帯域の合計がベース帯域以下となる組み合わせが存在しない場合には、スリープ候補ONUグループの特定が不可能(S4のNo)として、処理フローを終了する。この場合には、スリープ制御部は、いずれのRRH及びONUもスリープ状態に移行させない決定をする。
また、ここでは、S3においてスリープ候補RRHグループを特定した後、S4においてスリープ候補ONUグループを特定するフローを説明した。しかし、S3とS4とは順番を入れ替えることもできる。
次に、スリープ制御部は、上述したS3で特定したスリープ候補RRHグループ、及びS4で特定したスリープ候補ONUグループに基づいて、スリープ状態に移行するONUを決定する(S5)。
例えば、図8に示すスリープ候補ONUグループにおいて、ONU―1と接続されたRRHの最大カバーエリアに、ONU―2〜4と接続されたRRHがスリープ候補RRHグループとして含まれる場合には、アクティブ状態を維持するRRH及びONUとしてONU−1及びONU―1と接続されたRRHを決定する。そして、ONU−2〜4及びONU―2〜4と接続されたRRHを、スリープ状態に移行するRRH及びONUとして決定する。
なお、あるスリープ候補ONUグループのいずれのONUをアクティブ状態を維持するONUに決定しても、他のONUがスリープ候補RRHグループと対応しない場合には、スリープ候補RRHグループと対応する、別の組み合わせのスリープ候補ONUグループからアクティブ状態を維持するONU及びスリープ状態に移行するONUを決定する。また、S4で特定した全てのスリープ候補ONUグループについて、いずれのONUをアクティブ状態を維持するONUに決定しても、スリープ候補RRHグループと対応しない場合には、いずれのRRH及びONUもスリープ状態に移行させない決定をする。
スリープ状態に移行するRRH及びONUを決定した後、スリープ制御部は、スリープ制御を終了する。
上述したスリープ制御方法の処理フローを終了したスリープ制御部は、スリープ状態に移行させるONUをOLT−MACに通知する。OLT−MACは、スリープ状態に移行させるONUに対する、スリープ指示を含む下り制御信号を生成する。
また、上述したスリープ制御のフローを終了したスリープ制御部は、スリープ状態に移行させるRRHをBBUの制御処理部に通知する。BBUの制御処理部のスリープ制御手段は、スリープ状態に移行させるRRHに対する、スリープ指示を含む下りRRH制御信号を生成する。また、スリープ制御手段は、アクティブ状態を維持するRRHに対する、カバーエリア拡大の指示を含む下りRRH制御信号を生成する。その結果、スリープ状態に移行するRRHに設定されているカバーエリアまで、アクティブ状態を維持するRRHのカバーエリアが拡大される。
次に、図9を参照して、スリープ制御部が行う、上述したスリープ制御の周期について説明する。図9は、スリープ制御の周期を示すタイミングチャートである。
既に説明したように、スリープ制御部は、周期的に図5に示す処理フローを行う。
PONにおける上り光信号及び下り光信号の帯域割当は、動的帯域割当(DBA:Dynamic Bandwidth Allocation)周期で更新される。そのため、スリープ制御を行う最小周期はDBA周期となる。
図9に示すように、OLT−MACは、DBA周期で、スリープ制御部に各ONUの使用帯域情報を通知する。スリープ制御部は、取得した使用帯域情報を用いて、図5に示すスリープ制御の処理フローを行う。
各ONUの使用帯域が小さい時間帯では、スリープ候補ONUグループの特定が可能である。その場合には、上述したように、スリープ候補ONUグループに対応するスリープ候補RRHグループをスリープさせるRRH及びONUとして決定する。一方、各ONUの使用帯域が大きい時間帯では、スリープ候補ONUグループの特定が不可能となる。その場合には、いずれのRRH及びONUもスリープ状態に移行させない、すなわち全てのRRH及びONUをアクティブ状態とする決定をする。
発明者は、この実施の形態によるスリープ制御方法を用いた場合の消費電力への影響を、シミュレーションによって検証した。このシミュレーションでは、半径1.25kmのエリアに、7組のRRH及びONUを互いに均等距離で設置する場合を想定した。また、ここでは、トラフィックが少なく、7台のONUの使用帯域の合計がベース帯域以下となる時間帯を想定した。従って、上述したスリープ制御の処理フローにおいて、7台のONUは、スリープ候補ONUグループとして特定される。また、このシミュレーションでは、1組のRRH及びONUを、アクティブ状態を維持するRRH及びONU(中心RRH及びONUとも称する)として設定した。そして、このアクティブ状態を維持するRRH及びONUのカバーエリアを拡大するとともに、その他のRRH及びONUについて、スリープ状態に移行する台数を増やしていった。
シミュレーションの結果を図10に示す。図10は、このシミュレーションの結果を示す図である。図10では、縦軸に、全RRH及びONUの消費電力の総量をW単位でとって示してある。また、横軸に、中心RRHのカバーエリアの半径をkm単位でとって示してある。
図10において、中心RRHのカバーエリアの半径を0.25kmとした状態では、全てのRRH及びONUがアクティブ状態であり、各RRHのカバーエリアの半径が0.25kmに設定されている。また、中心RRHのカバーエリアの半径を1.25kmとした状態では、中心RRH及びONUのみがアクティブ状態であり、その他のRRH及びONUはスリープ状態となっている。
図10に示すように、中心RRHのカバーエリアを拡大し、スリープ状態のその他のRRH及びONUの台数を増やすに従って、消費電力の総量が低減するのがわかる。特に、中心RRH及びONUのみがアクティブ状態である場合(横軸:1.25km)には、全てのRRH及びONUがアクティブ状態である場合(横軸:0.25km)と比べて、74%の消費電力が削減される。
<第2の実施の形態>
(スモールセル)
第1の実施の形態では、MFHにTDM−PONを利用する場合の構成例について説明した(図1参照)。しかし、上述したスリープ制御方法は、MFHにTDM及びWDMを併用したPON(TDM/WDM−PON)を利用するスモールセルに対して用いることもできる。そこで、第2の実施の形態として、MFHにTDM/WDM−PONを利用するスモールセルについて説明する。
まず、図11を参照して、MFHにTDM/WDM−PONを利用した場合のスモールセルの構成について説明する。図11は、TDM/WDM−PONを使用したスモールセルの模式図である。なお、第1の実施の形態におけるスモールセルと同様の構成要素については、共通する符号を付し、重複する説明を省略する。
スモールセル20において、BBU500及びRRH600間のMFHは、TDM/WDM−PON25を利用して接続される。
TDM/WDM−PON25は、OLT150と、光カプラ300と、複数のONU400とを含んで構成されている。OLT150は、管理部160、スイッチング素子170、複数の終端装置(OSU:Optical Subscriber Unit)200、及び合分波部180を有している。複数のOSU200は、光カプラ300に光ファイバで接続されている。また、複数のONU400も、それぞれ光カプラ300に光ファイバで接続されている。
BBU500は、OSU200とそれぞれ一対一接続されている。また、RRH600は、それぞれONU400と一対一接続されている。なお、図11では、それぞれ4台のOSU200−1〜4及びBBU500−1〜4、並びにそれぞれ6台のONU400−1〜6及びRRH600−1〜6を備える構成例を示しているが、OSU200、BBU500、ONU400及びRRH600の数はこれに限定されない。
ONU400は、UE700から受け取った上りデータと、帯域の要求などを行う上り制御信号を含む上り光信号を生成し、OSU200に送信する。
OSU200は、BBU500から受け取った下りデータと、ONU400を管理するための下り制御信号を含む下り光信号を生成し、ONU400に送信する。
ここで、TDM/WDM−PON25では、ONU400は、複数のOSU200のうちのいずれかに登録されればよい。
TDM/WDM−PON25では、各OSU200に、それぞれ異なる波長が割り当てられる。そして、各OSU200は、割り当てられた波長の下り光信号を送信する。また、各OSU200は、割り当てられた波長の上り光信号を受信する。
一方、ONU400は、登録されるOSU200が受信可能な波長の上り光信号を送信する。このとき、同じOSU200に登録されている他のONU400からの上り光信号が重ならないように、同じOSU200に登録されている各ONU400には、それぞれ異なる送信タイミングが割り当てられる。ONUは、OLTが指定した送信タイミングで、割り当てられた時間軸上の区間を利用し、上り光信号を送信する。
TDM/WDM−PON25では、ONU400を、複数のOSU200で振り分けて管理する。そして、各OSU200のトラフィックに応じて、動的波長割当(DWA:Dynamic Wavelength Allocation)を行うことによって、各OSU200のトラフィックを平均化することができる。
管理部160は、各OSU200に登録されているONU400の情報(PONリンク情報)を管理している。管理部160は、PONリンク情報をRAM(Random Access Memory)等の記憶部(図示を省略する)に読み出し及び書き換え自在に格納している。そして、管理部160は、スイッチング素子170から受け取る下りデータの宛先やトラフィックなどの情報と、PONリンク情報とに基づいて送信プランを作成する。管理部160は、送信プランをスイッチング素子170及び各OSU200に通知する。
また、管理部160は、機能手段としてDWA制御手段165を備えている。DWA制御手段165は、DWAによって、各OSU200が管理するONU400の台数を調整しつつ、ONU400の管理先のOSU200を振り分ける。
スイッチング素子170は、上位ネットワークと各BBU500、及び各BBU500と接続されたOSU200との通信経路を設定する。スイッチング素子170は、管理部160から通知される送信プランに基づいて、下りデータを各BBU500に振り分けて送るとともに、各BBU500から送られる上りデータを上位ネットワークに送る。また、上位ネットワークから送られる下りデータの宛先やトラフィックなどの情報を管理部160に通知する。
合分波部180は、各OSU200から送られる、それぞれ波長の異なる下り光信号を合波し、ONU400へ送る。また、各ONU400から送られる、波長多重及び時間多重された上り光信号を、波長毎に分波し、波長に応じたOSU200へ送る。
(OSU及びBBU)
図12を参照して、この実施形態に係るOSU及びBBUについて説明する。図12は、OSU及びBBUの模式図である。
この実施の形態によるOSU及びBBUは、OSUが備えるOSU−MACを除いて、上述した第1の実施の形態におけるOLT及びBBUの構成と同様に構成することができる(図2参照)。そこで、第1の実施の形態におけるOLT及びBBUと同様の構成要素については、共通する符号を付し、重複する説明を省略する。
OSU−MAC235は、下り制御信号を生成する。下り制御信号には、ONUに通知する、上り光信号の送信時刻及び送信波長、下り光信号の受信波長、並びにスリープ指示の情報等が含まれる。既に説明したように、TDM/WDM−PON25では、ONU400は、登録されたOSU200との間において、特定の波長で通信を行う。そのため、例えばDWAの結果、ONU400の管理先を切り替える場合などには、管理部160の指示によって、ONU400に対して、送信先のOSU200に応じた特定の波長で上り光信号を送信するように、また、送信先のOSU200に応じた特定の波長の下り光信号を受信するように、下り制御信号によって指示する。また、OSU−MAC235は、ONUから送られる上り制御信号に含まれる情報を読み取る。上り制御信号には、ONUの使用帯域の情報等が含まれる。このような下り制御信号の生成や上り制御信号の読み取り等の機能は、OSU−MAC235が実行するプログラムにより実現される。これら機能の処理結果等は、適宜RAM等の記憶部(図示せず)に格納される。
また、OSU−MAC235が読み取った使用帯域の情報は、スリープ制御部245及び管理部160に送られる。
スリープ制御部245は、OSU−MAC235から受け取った各ONUの使用帯域の情報、及びBBUから受け取った各RRHのカバーエリアの情報に基づいて、スリープさせるONU及びRRHを決定する。スリープ制御部245は、決定した、スリープさせるONUをOSU−MAC235及び管理部160に通知する。また、スリープ制御部240は、決定した、スリープさせるRRHをBBUに通知する。
なお、図12では、スリープ制御部245を、OSU−MAC235から独立して設ける構成例について説明した。しかし、スリープ制御部245を、OSU−MAC235の一機能手段として構成することもできる。また、スリープ制御部245を、OSU200ではなく、BBU500に設けることもできる。さらに、スリープ制御部245を、各OSU200にそれぞれ設けるのではなく、管理部160の一機能手段として構成することもできる。
(ONU及びRRH)
図13を参照して、この実施形態に係るONU及びRRHについて説明する。図13は、ONU及びRRHの模式図である。
この実施の形態によるONU及びRRHは、ONUが波長可変光送信部及び波長可変フィルタを備えることを除いて、上述した第1の実施の形態におけるONU及びRRHの構成と同様に構成することができる(図3参照)。そこで、第1の実施の形態におけるONU及びRRHと同様の構成要素については、共通する符号を付し、重複する説明を省略する。
波長可変光送信部425は、送信先のOSUに対応した波長で上り光信号を生成し、合分波部410へ送る。また、波長可変フィルタ455は、所定の透過波長の光を透過させる波長フィルタであり、この透過波長を変更することができる。光受信部450は、可変波長フィルタ455の後段に設けられている。ONU−MAC430は、下り制御信号の情報に基づいて、波長可変光送信部425に上り光信号の波長を指示する。また、下り制御信号の情報に基づいて、下り光信号の受信波長を把握し、波長可変フィルタ455に透過波長を指示する。
(スリープ制御方法及びDWA制御方法)
この実施形態に係るスリープ制御方法及びDWA制御方法について説明する。
OSUのスリープ制御部は、自身が管理するOSU及びそれらOSUと接続されたRRHを対象として、周期的にスリープ制御を行う。スリープ制御部がスリープ制御を行う周期は、OLTの管理部がDWAを行う周期(DWA周期)に対応する。なお、この実施の形態におけるスリープ制御方法の処理フローは、図5を参照して説明した第1の実施の形態の処理フローと同様であるため、説明を省略する。
スリープ制御の処理フローを終了したスリープ制御部は、スリープ状態に移行させるONUをOSU−MACに通知する。OSU−MACは、スリープ状態に移行させるONUに対する、スリープ指示を含む下り制御信号を生成する。
また、スリープ制御の処理フローを終了したスリープ制御部は、スリープ状態に移行させるRRHをBBUの制御処理部に通知する。BBUの制御処理部のスリープ制御手段は、スリープ状態に移行させるRRHに対する、スリープ指示を含む下りRRH制御信号を生成する。また、スリープ制御手段は、アクティブ状態を維持するRRHに対する、カバーエリア拡大の指示を含む下りRRH制御信号を生成する。
さらに、スリープ制御の処理フローを終了したスリープ制御部は、スリープ状態に移行させるONUを、OLTの管理部に通知する。
管理部のDWA制御手段は、各OSUのスリープ制御部から受け取った、スリープ状態に移行させるONUの情報(スリープONU情報)に基づいて、DWAを行う。
図14を参照して、この実施形態に係るDWA制御方法の処理フローについて説明する。図14は、管理部のDWA制御手段が行う処理フローを示すフローチャートである。
スリープ制御部が、スリープ制御の処理フローを終えた後、まず、DWA制御手段は、各OSUのスリープ制御部から、それぞれスリープONU情報を取得する。また、DWA制御手段は、各OSUのOSU−MACから、それぞれのOSUが管理する各ONUの使用帯域の情報(使用帯域情報)を取得する(S1)。
次に、DWA制御手段は、S1において取得したスリープONU情報及び使用帯域情報に基づいて、管理先のOSUを切り替えるONU(切替対象ONU)を決定する(S2)。
ONUの管理先の切替は、各OSUの使用帯域情報に基づき、例えば各OSUのトラフィックが平均化されるように行われる。
ここで、上述したように、この実施の形態のスリープ制御では、複数のONUを含むスリープ候補ONUグループを特定する。そして、このスリープ候補ONUグループのうち、1つのONUを、アクティブ状態を維持するONUとして決定し、その他のONUをスリープ状態に移行するONUとして決定する。スリープ実施後、スリープ状態のONUと接続されたRRHのカバーエリアは、共通のOSUに管理されるアクティブ状態のONUと接続されたRRHのカバーエリアに含まれる。従って、共通のスリープ候補ONUグループから決定された、アクティブ状態を維持するONU及びスリープ状態に移行するONUが、異なるOSUに管理されることは好ましくない。
そこで、DWA制御手段は、切替対象ONUを決定する際に、スリープONU情報に基づき、共通のスリープ候補ONUグループから決定された、アクティブ状態を維持するONU及びスリープ状態に移行するONUを、1つのONUとして扱い、それぞれが異なるOSUに管理されることを防ぐ。
切替対象ONUを決定した後、DWA制御手段は、DWA制御を終了する。DWA制御手段が上述したDWAのフローを終了した後、管理部は、各OSU及びスイッチング素子にONUの管理先切替を通知する。そして、切替元のOSUは、切替対象ONUに対して、切替先のOSUに対応する送信波長及び受信波長の変更を指示する。また、スイッチング素子は、切替対象ONU宛の下りデータの送り先を、切替先のOSUと接続されたBBUに変更する。
10、20:スモールセル
15:TDM−PON
25:TDM/WDM−PON
100、150:OLT
200:OSU
300:光カプラ
400:ONU
500:BBU
600:RRH
700:UE

Claims (3)

  1. ベースバンド処理部と複数のリモート無線送受信部とを備え、
    前記ベースバンド処理部と接続された局側装置、及び該局側装置と光伝送路を介して接続され、かつ前記複数のリモート無線送受信部と一対一に接続された複数の加入者側装置を含んで構成された光ネットワークによって、前記ベースバンド処理部と前記複数のリモート無線送受信部とが接続された無線基地局において、
    前記局側装置又は前記ベースバンド処理部が備えるスリープ制御部が行うスリープ制御方法であって、
    各前記加入者側装置の使用帯域の情報、及び各前記リモート無線送受信部に現在設定されているカバーエリアの情報を取得する過程と、
    他のリモート無線送受信部をスリープさせ、スリープさせたリモート無線送受信部のカバーエリアまで、1つのリモート無線送受信部のカバーエリアを拡大した場合の、該1つのリモート無線送受信部の消費電力が、他のリモート無線送受信部をスリープさせない場合の各リモート無線送受信部の総消費電力を超えないカバーエリアの最大範囲を、最大カバーエリアとして各リモート無線送受信部について決定する過程と、
    前記カバーエリアの情報及び前記最大カバーエリアに基づいて、各前記リモート無線送受信部の最大カバーエリアに、現在設定されているカバーエリアが含まれる他のリモート無線送受信部を特定する過程と、
    前記使用帯域の情報に基づいて、使用帯域の合計が、1台の加入者側装置の収容可能トラフィック量以下となる、複数の加入者側装置の組み合わせの特定が可能か否かを判断し、特定が可能である場合に、前記組み合わせをスリープ候補加入者側装置グループとして特定する過程と、
    前記スリープ候補加入者側装置グループに含まれる1つの加入者側装置と接続されたリモート無線送受信部の最大カバーエリアに、前記スリープ候補加入者側装置グループに含まれる他の加入者側装置と接続されたリモート無線送受信部の現在のカバーエリアが含まれる場合に、前記他の加入者側装置及び該他の加入者側装置と接続されたリモート無線送受信部を、スリープ状態に移行する加入者側装置及びリモート無線送受信部として決定する過程と
    を含むことを特徴とするスリープ制御方法。
  2. 複数のベースバンド処理部と複数のリモート無線送受信部とを備え、
    前記複数のベースバンド処理部と一対一に接続された終端装置を有する局側装置、及び該局側装置と光伝送路を介して接続され、かつ前記複数のリモート無線送受信部と一対一に接続された複数の加入者側装置を含んで構成され、前記複数の終端装置に、互いに異なる波長が割り当てられる光ネットワークによって、前記複数のベースバンド処理部と前記複数のリモート無線送受信部とが接続された無線基地局において、
    各前記終端装置、前記局側装置又は前記ベースバンド処理部が備えるスリープ制御部が行うスリープ制御方法であって、
    各前記加入者側装置の使用帯域の情報、及び各前記リモート無線送受信部に現在設定されているカバーエリアの情報を取得する過程と、
    他のリモート無線送受信部をスリープさせ、スリープさせたリモート無線送受信部のカバーエリアまで、1つのリモート無線送受信部のカバーエリアを拡大した場合の、該1つのリモート無線送受信部の消費電力が、他のリモート無線送受信部をスリープさせない場合の各リモート無線送受信部の総消費電力を超えないカバーエリアの最大範囲を、最大カバーエリアとして各リモート無線送受信部について決定する過程と、
    前記カバーエリアの情報及び前記最大カバーエリアに基づいて、各前記リモート無線送受信部の最大カバーエリアに、現在設定されているカバーエリアが含まれる他のリモート無線送受信部を特定する過程と、
    前記使用帯域の情報に基づいて、使用帯域の合計が、1台の加入者側装置の収容可能トラフィック量以下となる、複数の加入者側装置の組み合わせの特定が可能か否かを判断し、特定が可能である場合に、前記組み合わせをスリープ候補加入者側装置グループとして特定する過程と、
    前記スリープ候補加入者側装置グループに含まれる1つの加入者側装置と接続されたリモート無線送受信部の最大カバーエリアに、前記スリープ候補加入者側装置グループに含まれる他の加入者側装置と接続されたリモート無線送受信部の現在のカバーエリアが含まれる場合に、前記他の加入者側装置及び該他の加入者側装置と接続されたリモート無線送受信部を、スリープ状態に移行する加入者側装置及びリモート無線送受信部として決定する過程と
    を含むことを特徴とするスリープ制御方法。
  3. 請求項2に記載のスリープ制御方法に続いて前記局側装置の管理部が行う、
    前記スリープ状態に移行する加入者側装置の情報、及び各前記加入者側装置の使用帯域の情報を取得する過程と、
    前記スリープ状態に移行する加入者側装置の情報に基づき、共通の前記スリープ候補加入者側装置グループから決定された、アクティブ状態を維持する加入者側装置及びスリープ状態に移行する加入者側装置を、1つの加入者側装置として扱い、前記使用帯域の情報に基づいて、管理先の終端装置を切り替える加入者側装置を決定する過程と
    を含むことを特徴とする動的波長割当制御方法。
JP2015164895A 2015-08-24 2015-08-24 スリープ制御方法及び動的波長割当制御方法 Active JP6524859B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015164895A JP6524859B2 (ja) 2015-08-24 2015-08-24 スリープ制御方法及び動的波長割当制御方法
US15/178,126 US10063339B2 (en) 2015-08-24 2016-06-09 Sleep control method and dynamic wavelength allocation control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015164895A JP6524859B2 (ja) 2015-08-24 2015-08-24 スリープ制御方法及び動的波長割当制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017046050A JP2017046050A (ja) 2017-03-02
JP6524859B2 true JP6524859B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=58096940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015164895A Active JP6524859B2 (ja) 2015-08-24 2015-08-24 スリープ制御方法及び動的波長割当制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10063339B2 (ja)
JP (1) JP6524859B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3332579B1 (en) * 2015-08-06 2019-10-09 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (PUBL) Communications network control
WO2017061407A1 (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 日本電信電話株式会社 伝送システム、伝送方法及び伝送装置
JP6589714B2 (ja) * 2016-03-25 2019-10-16 富士通株式会社 光伝送装置及び光波長デフラグ方法
JP6752754B2 (ja) * 2017-04-28 2020-09-09 Kddi株式会社 無線ネットワークシステムおよび通信方法
JP7145587B2 (ja) * 2017-05-30 2022-10-03 沖電気工業株式会社 親局通信装置、光通信ネットワークシステム、及び通信システム
JP2018207457A (ja) * 2017-06-09 2018-12-27 富士通株式会社 光端局装置、光終端装置、及び通信制御方法
JP2019029953A (ja) * 2017-08-03 2019-02-21 富士通株式会社 伝送システム、伝送装置、及び伝送方法
BR112021001380A2 (pt) 2018-07-25 2021-04-20 Huawei Technologies Co., Ltd. método de economia de energia e aparelho, e meio de armazenamento legível por computador
JP7071642B2 (ja) * 2018-12-19 2022-05-19 日本電信電話株式会社 光無線通信システム、無線送受信装置及び光無線通信方法
US10992385B2 (en) 2019-04-08 2021-04-27 Netsia, Inc. Apparatus and method for joint profile-based slicing of mobile access and optical backhaul
US20230224065A1 (en) * 2020-08-03 2023-07-13 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Optical transmission system, optical receiver, and optical transmitter
EP4020823A1 (en) * 2020-12-22 2022-06-29 INTEL Corporation A distributed radiohead system
EP4020853A1 (en) * 2020-12-24 2022-06-29 INTEL Corporation A distributed radiohead system
EP4295644A1 (en) * 2021-02-17 2023-12-27 CommScope Technologies LLC Protection zones for use in centralized or cloud radio access network (c-ran)
WO2023223416A1 (ja) * 2022-05-17 2023-11-23 日本電信電話株式会社 通信システム、管理制御装置及び制御方法
WO2024105812A1 (ja) * 2022-11-16 2024-05-23 日本電信電話株式会社 管理制御装置、通信システム及び制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102137404A (zh) * 2010-01-26 2011-07-27 中兴通讯股份有限公司 一种实现无线通讯网络节能的方法及系统
JP5894094B2 (ja) * 2013-02-22 2016-03-23 日本電信電話株式会社 分散型無線通信基地局システム、olt部、及びonu部
US9485725B2 (en) * 2014-06-25 2016-11-01 Qatar University Qstp-B Methods and system for dynamically switching off/on of base stations

Also Published As

Publication number Publication date
US20170063486A1 (en) 2017-03-02
JP2017046050A (ja) 2017-03-02
US10063339B2 (en) 2018-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6524859B2 (ja) スリープ制御方法及び動的波長割当制御方法
Liu et al. New perspectives on future smart FiWi networks: Scalability, reliability, and energy efficiency
Beyranvand et al. Backhaul-aware user association in FiWi enhanced LTE-A heterogeneous networks
US9866347B2 (en) Band control system, band control apparatus and communication apparatus
US20140233954A1 (en) Link establishment method for multi-wavelength passive optical network system
JP5853822B2 (ja) 加入者側装置登録方法
Kuwano et al. Operator perspective on next-generation optical access for future radio access
EP3297187B1 (en) Transmission system and transmission method
JP5556921B1 (ja) 加入者側装置登録方法及び光ネットワークシステム
JP2014110574A (ja) 光無線アクセスシステム
WO2020129791A1 (ja) 光無線通信システム、無線送受信装置及び光無線通信方法
Ou et al. Passive optical network range applicable to cost-effective mobile fronthaul
KR20160107866A (ko) 동적 파당 할당 기능을 갖는 중앙 기지국 장치
Biermann et al. Improving CoMP cluster feasibility by dynamic serving base station reassignment
EP2621120A1 (en) Communication system, node and method for transmitting a signal from a transmitting node to a plurality of receiving nodes
JP5565489B1 (ja) 加入者側装置登録方法
JP2013207716A (ja) 加入者側装置登録方法
Mahapatra Participation of optical backbone network in successful advancement of wireless network
US9847837B2 (en) Optical line termination, communication system, and communication control method
JP6958172B2 (ja) 局側装置、光アクセスネットワーク、及び、帯域割当方法
Hisano et al. Efficient accommodation of mobile fronthaul and secondary services in a TDM-PON system with wireless TDD frame monitor
JP6992596B2 (ja) 局側装置、加入者側装置、光アクセスネットワーク及び帯域割当方法
Kantarci et al. Ethernet passive optical network-long-term evolution deployment for a green access network
Mohammad et al. Enabling optical and wireless broadband access technologies
Kellerer et al. Novel cellular optical access network and convergence with FTTH

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6524859

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150