JP2004166047A - 多分岐通信システム - Google Patents
多分岐通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004166047A JP2004166047A JP2002330584A JP2002330584A JP2004166047A JP 2004166047 A JP2004166047 A JP 2004166047A JP 2002330584 A JP2002330584 A JP 2002330584A JP 2002330584 A JP2002330584 A JP 2002330584A JP 2004166047 A JP2004166047 A JP 2004166047A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station device
- signal
- communication system
- slave station
- clock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】伝送帯域を圧迫することなくクロックを伝達できる多分岐通信システムを提供する。
【解決手段】多分岐通信システムは、OLT1から延びた有線伝送路が分岐して複数のONU5に接続されたものであり、OLT1とONU5との間でMACフレームを伝送する。OLT1は、接続された複数のONU5に対応したデータが所定のフレームフォーマットに従って順次並べられた下り信号を、クロック信号に同期させてONU5に送信し、ONU5は、OLT1からの下り信号を受信して、この受信した下り信号から自局宛てのデータとともにクロック信号を抽出する。こうした構成により、通信帯域を圧迫せずに有効に利用することができ、精度の高いクロックを再生することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】多分岐通信システムは、OLT1から延びた有線伝送路が分岐して複数のONU5に接続されたものであり、OLT1とONU5との間でMACフレームを伝送する。OLT1は、接続された複数のONU5に対応したデータが所定のフレームフォーマットに従って順次並べられた下り信号を、クロック信号に同期させてONU5に送信し、ONU5は、OLT1からの下り信号を受信して、この受信した下り信号から自局宛てのデータとともにクロック信号を抽出する。こうした構成により、通信帯域を圧迫せずに有効に利用することができ、精度の高いクロックを再生することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、親局装置および複数の子局装置を接続して構成された多分岐通信システムに関し、特に、クロック信号の伝達に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の多分岐通信システムでは、送信側において、ソースクロックからタイムスタンプを生成し、生成したタイムスタンプをデータに組込んで伝送用のセルを生成している。一方、受信側において、セルを分解してデータとタイムスタンプとを取出し、取出されたタイムスタンプからソースクロックを再生している。このような技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
【0003】
【特許文献1】特開2000−201151号公報
【特許文献2】特開2001−94539号公報
【特許文献3】特開平7−79216号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の多分岐通信システムでは、タイムスタンプを組込んだデータを伝送するため、データの伝送帯域を圧迫してしまう。
【0004】
本発明の目的は、伝送帯域を圧迫することなくクロックを伝達できる多分岐通信システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、親局装置から延びた有線伝送路が分岐して複数の子局装置に接続され、親局装置と子局装置との間でMACフレームを伝送する多分岐通信システムであって、前記親局装置は、接続された複数の子局装置に対応したデータが所定のフレームフォーマットに従って順次並べられた下り信号を、クロック信号に同期させて子局装置に送信し、前記子局装置は、親局装置からの下り信号を受信して、この受信した下り信号から自局宛てのデータとともにクロック信号を抽出することを特徴とする多分岐通信システムである。
【0006】
また本発明は、親局装置から延びた有線伝送路が分岐して複数の子局装置に接続され、親局装置と子局装置との間でMACフレームを伝送する多分岐通信システムであって、前記親局装置は、接続された複数の子局装置に対応したデータが所定のフレームフォーマットに従って順次並べられた下り信号を、クロック信号で変調させて子局装置に送信し、前記子局装置は、親局装置からの下り信号を受信して、この受信した下り信号から自局宛てのデータとともにクロック信号を抽出することを特徴とする多分岐通信システムである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る多分岐通信システムを示す構成図である。多分岐通信システムは、PON(Passive Optical Network)と呼ばれ、親局装置(Optical Line Terminal; OLT)1、子局装置(Optical Network Unit; ONU)5−11〜5−1n,5−21〜2n、PHS(Personal Handyphone System)基地局装置6−11〜6−1n,6−21〜6−2n、及びODN(OpticalDistribution Network)7を備えている。なお、これ以降では、説明内容に応じて、子局装置5−11〜5−1n,5−21〜2nを子局装置5と略記し、PHS基地局装置6−11〜6−1n,6−21〜6−2nをPHS基地局装置6と略記することがある。
【0008】
親局装置1は、上位のネットワークからデータ及び同期クロックを受信し、受信したデータを同期クロックを用いてODN7を介して子局装置5に送信する装置である。子局装置5は、親局装置1からODN7を介して伝送されてきたデータを受信するとともに、同期クロックを再生し、さらにデータ及び同期クロックをPHS基地局6に送信する装置である。PHS基地局6は、移動体通信端末との間で無線通信を行い、子局装置5からデータ及び同期クロックを受信し、同期クロックに同期して動作する基地局である。ODN7は、親局装置1からの光を各子局装置5に分岐させるスターカプラと、親局装置1からスターカプラまで延びる光ファイバと、スターカプラから各子局装置5まで延びる光ファイバとを備えており、親局装置1と子局装置5との間でMACフレームを伝送する。
【0009】
親局装置1は、スイッチ部2、クロック分配部3及びOLT−PON処理部4a,4bを備えている。スイッチ部2は、上位のネットワークから受信したデータ8をOLT−PON処理部4a,4bのいずれかに渡す。クロック分配部3は、上位のネットワークから同期クロック9を受信し、受信した同期クロックを各OLT−PON処理部4a,4bに分配する。OLT−PON処理部(#1)4aは、子局装置5−11〜5−1n向けのデータを所定のフレームフォーマットに従って順次並べ、クロック分配部3からの同期クロックを用いてODN7に送出する。OLT−PON処理部(#2)4bは、子局装置5−21〜5−2n向けのデータを所定のフレームフォーマットに従って順次並べ、クロック分配部3からの同期クロックを用いてODN7に送出する。なお、これ以降、OLT−PON処理部4a,4bは説明内容に応じてOLT−PON処理部4と略記することがある。
【0010】
子局装置5は、ONU−PON処理部を備えている。このONU−PON処理部は、ODN7を介してデータを受信するとともに、同期クロックを再生する機能を有する。
【0011】
次に、図1に関する動作を説明する。
【0012】
上位ネットワークから伝送されてきたデータ8は、OLT1のスイッチ部2において、OLT−PON処理部4a,4bのいずれかに振分けられる。この振分け処理は、データ8の宛先MAC(Media Access Control)アドレスを参照して行われる。これとともに、上位ネットワークから伝送されてきた同期クロック9は、クロック分配部3において、この同期クロック9に同期したクロックであって、OLT−PON処理部4に必要な周波数のクロックに加工されて、OLT−PON処理部4に供給される。OLT−PON処理部4では、スイッチ部2からのデータが、クロック分配部3からのクロックを用いてODN7に出力される。
【0013】
ONU5のONU−PON処理部では、ODN7を介してOLT1から伝送されてきたデータを受信するとともに、同期クロックを再生する。ONU5が受信したデータ及び再生したクロックは、PHS基地局6へ転送される。PHS基地局6は、ONU5からデータ及びクロックを受信するとともに、受信したクロック信号に同期して動作する。
【0014】
このように、全てのPHS基地局6がOLT1に由来するクロックに同期して動作するため、PHS基地局6同士を相互に同期させることができる。
【0015】
図2は、図1のOLT−PON処理部およびONU−PON処理部を示す詳細構成図である。OLT−PON処理部4は、送信処理部10、PHY(Physical)部11および光送信部12を備えている。送信処理部10は、各ONU5対応の送信データを順次並べて所定フォーマットのフレームを作成する処理を行う。PHY部11は、図1のクロック分配部3から送られてきたクロックに同期して動作し、電圧変換および符号変換の1種である4B/5B変換を行う。4B/5B変換は、4ビットのデータに冗長ビットを付加して5ビットのデータに変換する処理のことである。4B/5B変換では、5ビットがオールゼロとならないように変換される。これにより、受信側で同期クロックを確実に再生できるようにしている。光送信部12は、LD(レーザダイオード)を有し、PHY部11からの電気信号を光信号に変換してODN7に送出する。
【0016】
ONU−PON処理部は、光受信部20、PHY部22および受信処理部23を備えている。光受信部20は、光信号を電気信号に変換するPD(フォトダイオード)の他、クロック再生部21を備えている。PHY部22は、電圧変換およびクロック抽出できるような符号変換を行う。受信処理部23は、フレームから自局宛てのデータのみを取出す処理を行う。
【0017】
次に、図2に関する動作を説明する。
【0018】
データ8は、送信処理部10において、所定フォーマットのフレームに従って順次並べられてPHY部11に送られる。送信処理部10からのデータは、PHY部11において、クロック分配部3からのクロックに同期されて、電圧変換およびクロック抽出できるような符号変換を受ける。PHY部11からのデータは、光送信部12において、光信号に変換されてODN7へ出力される(送信データ14)。
【0019】
ONU5のPON処理部では、光送受信部20において、データ14が受信されるとともに、クロック再生部21により、受信データに同期したクロックが再生される。ONU5は、受信したデータ及びクロック信号をPHS基地局6に向けて出力する。
【0020】
このように、多分岐通信システムにおける下り信号は、所定のフレームフォーマットに従って順次データを並べ、所定のクロックに同期させて送信されたものであり、かつ、ODN7の下り伝送路は、スターカプラで分岐するのみであり、途中で他のデータが合流することもなく、さらに、OLT1の送信からONU5の受信までの間にバッファ等を設けていないため、この間に遅延は発生しない(ただし、伝送時間による遅延は除く)。したがって、受信側では、この信号を受信するだけで、その受信タイミングから送信側のクロックを精度良く再生することができる。また、データをクロックに同期させるだけでクロックを伝達するため、伝送帯域を圧迫することがない。
【0021】
実施の形態2.
実施の形態1では、OLT−PON処理部4でクロック分配部3からのクロックにより、送信データを同期させて送信したが、実施の形態2では、クロック分配部3からのクロックにより送信データをAM変調して送信し、ONU−PON処理部で復調することにより同期クロックを伝達する。実施の形態2に係る多分岐通信システムの構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様であるので、説明を省略する。
【0022】
図3は、実施の形態2に係るOLT−PON処理部およびONU−PON処理部の詳細構成を示す図である。
【0023】
OLT−PON処理部4は、送信処理部10、PHY部11および光送信部12の他に、D/A(ディジタル/アナログ)変換器33を備えている。送信処理部10及びPHY部11は、実施の形態1と同様のものである。光送信部12は、フリップフロップ(FF)30、アンプ(AMP)31及びレーザーダイオード(LD)32を備えている。D/A変換器33は、クロック信号をディジタルからアナログに変換してAMP31に入力する。
【0024】
ONU5のPON処理部は、光受信部20、PHY部22および受信処理部23の他、A/D(アナログ/ディジタル)変換器44を備えている。光受信部20は、フォトダイオード(PD)40、プリアンプ(PreAMP)41、ハイパスフィルタ(HPF; High Pass Filter)42及びローパスフィルタ(LPF; Low Pass Filter)43を備えている。A/D(アナログ/ディジタル)変換器44は、光受信部20により抽出されたクロック信号に対し、アナログからディジタルへの変換を行う。
【0025】
次に、図3に関する動作を説明する。
【0026】
データ8は、送信処理部10、PHY11を経由して、光送信部12に入力される。一方、クロック分配部3からの同期クロックは、D/A変換器33によりディジタルからアナログに変換されて、光送信部12に入力される。光送信部12では、PHY部11からの信号が、FF30にて光のON/OFFに相当する電気信号に変換され、AMP31に入力される。AMP31では、FF30からの信号が、D/A変換33からのアナログ化されたクロック信号によってAM(Amplitude Modulation)変調を受ける。このとき、クロック信号の周波数は、データ信号の周波数よりも低いものとする。続いて、AMP31からの変調された信号は、LD32によって、その電圧に応じた光の強さに変換され、ODN7に出力される。
【0027】
ONU5のPON処理部では、ODN7を経由した送信データ14が、光送受信部20内のPD40で電気信号に変換され、プリアンプ41で電流振幅が電圧の振幅に変換される。HPF42では、同期クロックを含む低周波信号が遮断されるとともに、送信データを含む高周波信号が抽出され、PHY部22に伝達される。また、LPF43では、送信データを含む高周波信号が遮断されるとともに、クロック信号を含む低周波信号が抽出され、A/D変換器44に伝達される。ここでは、送信データは155Mbps,クロック信号は8kHzなど、両者に十分な周波数差をもたせて送信することにより、送信データ及びクロック信号をともに精度良く抽出する。A/D変換44では、LPF43からのアナログ信号がディジタルの矩形波に整形されて同期クロックとして出力される。
【0028】
このように、データをクロックで変調させることによりクロックを伝達するため、伝送帯域を圧迫することがない。
【0029】
実施の形態3.
実施の形態3も、クロック分配部3からのクロックにより送信データをAM変調して送信し、ONU‐PON処理部で復調することにより同期クロックを伝達する点では、実施の形態2と同様であり、説明を省略する。実施の形態3が、実施の形態2と異なる点は、OLT側の光送信部12及びONU側の光受信部20の詳細構成であるため、この点を以下に説明する。
【0030】
図4は、実施の形態3に係るOLT−PON処理部およびONU−PON処理部の詳細構成を示す図である。OLT側の光送信部12は、FF30、AMP31及びLD32の他、ATT(Attenuator)34を備えている。ATT34は、FF30から入力された電気信号に応じて、LD32から入力された光信号を減衰させる光の減衰器である。
【0031】
実施の形態2では、クロック信号でAM変調された電気信号を、直接LDに入力したが、本実施の形態3では、LD32は一定レベルで連続発光するものとし、LD32の出力側に接続されたATT34を、AM変調されたAMP31からの電気信号(電圧)で制御することにより、光信号に変調をかける。
【0032】
このように、実施の形態3によっても、実施の形態2と同様に、データをクロックで変調させてクロックを伝達でき、伝送帯域を圧迫することがない。
【0033】
実施の形態4.
図5は、実施の形態4に係る多分岐通信システムを示す構成図である。実施の形態1では、図1に示したONU5によりクロック抽出してから、PHS基地局にクロック信号を供給していたが、本実施の形態4では、図5に示すように、ONUのPON処理部をPHS基地局に組込むことによって、ONU一体型PHS基地局15を設けている。OLT側およびONU側のPON処理部の構成は、実施の形態1,2または3と同様であるため、説明を省略する。
【0034】
このように、実施の形態4では、ONUとPHS基地局とを一体型にしたため、ONUとPHS基地局との間の通信設備を省略でき、多分岐通信システムを小型化できる。また、これによりコストダウンも可能である。更に、ONUにて精度良く抽出したクロック信号を劣化させる可能性のある通信区間を排除したので、PHS基地局同士を精度良く同期させることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、下り信号をクロック信号に同期させて送信し、受信側で自局宛てのデータとともにクロック信号を抽出するため、タイムスタンプ等の余分な同期用情報を付加する必要がない。したがって、通信帯域を圧迫せずに有効に利用することができる。また、多分岐通信システムでは、下り信号をクロック信号に同期させると伝送路上で遅延が発生しないため、受信側で精度の高いクロックを再生することができる。
【0036】
さらに本発明によれば、下り信号をクロック信号で変調させて送信し、受信側で自局宛てのデータとともにクロック信号を抽出するため、余分な同期用情報の付加が不要であり、通信帯域を圧迫せずに有効に利用することができる。また、多分岐通信システムでは、下り信号をクロック信号で変調させると伝送路上で遅延が発生しないため、受信側で精度の高いクロックを再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る多分岐通信システムを示す構成図である。
【図2】図1のOLT−PON処理部およびONU−PON処理部を示す詳細構成図である。
【図3】実施の形態2に係るOLT−PON処理部およびONU−PON処理部の詳細構成を示す図である。
【図4】実施の形態3に係るOLT−PON処理部およびONU−PON処理部の詳細構成を示す図である。
【図5】実施の形態4に係る多分岐通信システムを示す構成図である。
【符号の説明】
1:親局装置(OLT)
2:スイッチ部
3:クロック分配部
4:OLT−PON処理部
5:子局装置(ONU)
6:PHS基地局
7:ODN
8:データ
9:同期クロック
10:送信処理部
11:PHY部
12:光送信部
14:送信データ
15:ONU一体型基地局
20:光受信部
21:クロック抽出部
22:PHY部
23:受信処理部
30:FF
31:AMP
32:LD
33:D/A変換
34:ATT
40:PD
41:PreAMP
42:HPF
43:LPF
44:A/D変換
【発明の属する技術分野】
本発明は、親局装置および複数の子局装置を接続して構成された多分岐通信システムに関し、特に、クロック信号の伝達に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の多分岐通信システムでは、送信側において、ソースクロックからタイムスタンプを生成し、生成したタイムスタンプをデータに組込んで伝送用のセルを生成している。一方、受信側において、セルを分解してデータとタイムスタンプとを取出し、取出されたタイムスタンプからソースクロックを再生している。このような技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
【0003】
【特許文献1】特開2000−201151号公報
【特許文献2】特開2001−94539号公報
【特許文献3】特開平7−79216号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の多分岐通信システムでは、タイムスタンプを組込んだデータを伝送するため、データの伝送帯域を圧迫してしまう。
【0004】
本発明の目的は、伝送帯域を圧迫することなくクロックを伝達できる多分岐通信システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、親局装置から延びた有線伝送路が分岐して複数の子局装置に接続され、親局装置と子局装置との間でMACフレームを伝送する多分岐通信システムであって、前記親局装置は、接続された複数の子局装置に対応したデータが所定のフレームフォーマットに従って順次並べられた下り信号を、クロック信号に同期させて子局装置に送信し、前記子局装置は、親局装置からの下り信号を受信して、この受信した下り信号から自局宛てのデータとともにクロック信号を抽出することを特徴とする多分岐通信システムである。
【0006】
また本発明は、親局装置から延びた有線伝送路が分岐して複数の子局装置に接続され、親局装置と子局装置との間でMACフレームを伝送する多分岐通信システムであって、前記親局装置は、接続された複数の子局装置に対応したデータが所定のフレームフォーマットに従って順次並べられた下り信号を、クロック信号で変調させて子局装置に送信し、前記子局装置は、親局装置からの下り信号を受信して、この受信した下り信号から自局宛てのデータとともにクロック信号を抽出することを特徴とする多分岐通信システムである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る多分岐通信システムを示す構成図である。多分岐通信システムは、PON(Passive Optical Network)と呼ばれ、親局装置(Optical Line Terminal; OLT)1、子局装置(Optical Network Unit; ONU)5−11〜5−1n,5−21〜2n、PHS(Personal Handyphone System)基地局装置6−11〜6−1n,6−21〜6−2n、及びODN(OpticalDistribution Network)7を備えている。なお、これ以降では、説明内容に応じて、子局装置5−11〜5−1n,5−21〜2nを子局装置5と略記し、PHS基地局装置6−11〜6−1n,6−21〜6−2nをPHS基地局装置6と略記することがある。
【0008】
親局装置1は、上位のネットワークからデータ及び同期クロックを受信し、受信したデータを同期クロックを用いてODN7を介して子局装置5に送信する装置である。子局装置5は、親局装置1からODN7を介して伝送されてきたデータを受信するとともに、同期クロックを再生し、さらにデータ及び同期クロックをPHS基地局6に送信する装置である。PHS基地局6は、移動体通信端末との間で無線通信を行い、子局装置5からデータ及び同期クロックを受信し、同期クロックに同期して動作する基地局である。ODN7は、親局装置1からの光を各子局装置5に分岐させるスターカプラと、親局装置1からスターカプラまで延びる光ファイバと、スターカプラから各子局装置5まで延びる光ファイバとを備えており、親局装置1と子局装置5との間でMACフレームを伝送する。
【0009】
親局装置1は、スイッチ部2、クロック分配部3及びOLT−PON処理部4a,4bを備えている。スイッチ部2は、上位のネットワークから受信したデータ8をOLT−PON処理部4a,4bのいずれかに渡す。クロック分配部3は、上位のネットワークから同期クロック9を受信し、受信した同期クロックを各OLT−PON処理部4a,4bに分配する。OLT−PON処理部(#1)4aは、子局装置5−11〜5−1n向けのデータを所定のフレームフォーマットに従って順次並べ、クロック分配部3からの同期クロックを用いてODN7に送出する。OLT−PON処理部(#2)4bは、子局装置5−21〜5−2n向けのデータを所定のフレームフォーマットに従って順次並べ、クロック分配部3からの同期クロックを用いてODN7に送出する。なお、これ以降、OLT−PON処理部4a,4bは説明内容に応じてOLT−PON処理部4と略記することがある。
【0010】
子局装置5は、ONU−PON処理部を備えている。このONU−PON処理部は、ODN7を介してデータを受信するとともに、同期クロックを再生する機能を有する。
【0011】
次に、図1に関する動作を説明する。
【0012】
上位ネットワークから伝送されてきたデータ8は、OLT1のスイッチ部2において、OLT−PON処理部4a,4bのいずれかに振分けられる。この振分け処理は、データ8の宛先MAC(Media Access Control)アドレスを参照して行われる。これとともに、上位ネットワークから伝送されてきた同期クロック9は、クロック分配部3において、この同期クロック9に同期したクロックであって、OLT−PON処理部4に必要な周波数のクロックに加工されて、OLT−PON処理部4に供給される。OLT−PON処理部4では、スイッチ部2からのデータが、クロック分配部3からのクロックを用いてODN7に出力される。
【0013】
ONU5のONU−PON処理部では、ODN7を介してOLT1から伝送されてきたデータを受信するとともに、同期クロックを再生する。ONU5が受信したデータ及び再生したクロックは、PHS基地局6へ転送される。PHS基地局6は、ONU5からデータ及びクロックを受信するとともに、受信したクロック信号に同期して動作する。
【0014】
このように、全てのPHS基地局6がOLT1に由来するクロックに同期して動作するため、PHS基地局6同士を相互に同期させることができる。
【0015】
図2は、図1のOLT−PON処理部およびONU−PON処理部を示す詳細構成図である。OLT−PON処理部4は、送信処理部10、PHY(Physical)部11および光送信部12を備えている。送信処理部10は、各ONU5対応の送信データを順次並べて所定フォーマットのフレームを作成する処理を行う。PHY部11は、図1のクロック分配部3から送られてきたクロックに同期して動作し、電圧変換および符号変換の1種である4B/5B変換を行う。4B/5B変換は、4ビットのデータに冗長ビットを付加して5ビットのデータに変換する処理のことである。4B/5B変換では、5ビットがオールゼロとならないように変換される。これにより、受信側で同期クロックを確実に再生できるようにしている。光送信部12は、LD(レーザダイオード)を有し、PHY部11からの電気信号を光信号に変換してODN7に送出する。
【0016】
ONU−PON処理部は、光受信部20、PHY部22および受信処理部23を備えている。光受信部20は、光信号を電気信号に変換するPD(フォトダイオード)の他、クロック再生部21を備えている。PHY部22は、電圧変換およびクロック抽出できるような符号変換を行う。受信処理部23は、フレームから自局宛てのデータのみを取出す処理を行う。
【0017】
次に、図2に関する動作を説明する。
【0018】
データ8は、送信処理部10において、所定フォーマットのフレームに従って順次並べられてPHY部11に送られる。送信処理部10からのデータは、PHY部11において、クロック分配部3からのクロックに同期されて、電圧変換およびクロック抽出できるような符号変換を受ける。PHY部11からのデータは、光送信部12において、光信号に変換されてODN7へ出力される(送信データ14)。
【0019】
ONU5のPON処理部では、光送受信部20において、データ14が受信されるとともに、クロック再生部21により、受信データに同期したクロックが再生される。ONU5は、受信したデータ及びクロック信号をPHS基地局6に向けて出力する。
【0020】
このように、多分岐通信システムにおける下り信号は、所定のフレームフォーマットに従って順次データを並べ、所定のクロックに同期させて送信されたものであり、かつ、ODN7の下り伝送路は、スターカプラで分岐するのみであり、途中で他のデータが合流することもなく、さらに、OLT1の送信からONU5の受信までの間にバッファ等を設けていないため、この間に遅延は発生しない(ただし、伝送時間による遅延は除く)。したがって、受信側では、この信号を受信するだけで、その受信タイミングから送信側のクロックを精度良く再生することができる。また、データをクロックに同期させるだけでクロックを伝達するため、伝送帯域を圧迫することがない。
【0021】
実施の形態2.
実施の形態1では、OLT−PON処理部4でクロック分配部3からのクロックにより、送信データを同期させて送信したが、実施の形態2では、クロック分配部3からのクロックにより送信データをAM変調して送信し、ONU−PON処理部で復調することにより同期クロックを伝達する。実施の形態2に係る多分岐通信システムの構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様であるので、説明を省略する。
【0022】
図3は、実施の形態2に係るOLT−PON処理部およびONU−PON処理部の詳細構成を示す図である。
【0023】
OLT−PON処理部4は、送信処理部10、PHY部11および光送信部12の他に、D/A(ディジタル/アナログ)変換器33を備えている。送信処理部10及びPHY部11は、実施の形態1と同様のものである。光送信部12は、フリップフロップ(FF)30、アンプ(AMP)31及びレーザーダイオード(LD)32を備えている。D/A変換器33は、クロック信号をディジタルからアナログに変換してAMP31に入力する。
【0024】
ONU5のPON処理部は、光受信部20、PHY部22および受信処理部23の他、A/D(アナログ/ディジタル)変換器44を備えている。光受信部20は、フォトダイオード(PD)40、プリアンプ(PreAMP)41、ハイパスフィルタ(HPF; High Pass Filter)42及びローパスフィルタ(LPF; Low Pass Filter)43を備えている。A/D(アナログ/ディジタル)変換器44は、光受信部20により抽出されたクロック信号に対し、アナログからディジタルへの変換を行う。
【0025】
次に、図3に関する動作を説明する。
【0026】
データ8は、送信処理部10、PHY11を経由して、光送信部12に入力される。一方、クロック分配部3からの同期クロックは、D/A変換器33によりディジタルからアナログに変換されて、光送信部12に入力される。光送信部12では、PHY部11からの信号が、FF30にて光のON/OFFに相当する電気信号に変換され、AMP31に入力される。AMP31では、FF30からの信号が、D/A変換33からのアナログ化されたクロック信号によってAM(Amplitude Modulation)変調を受ける。このとき、クロック信号の周波数は、データ信号の周波数よりも低いものとする。続いて、AMP31からの変調された信号は、LD32によって、その電圧に応じた光の強さに変換され、ODN7に出力される。
【0027】
ONU5のPON処理部では、ODN7を経由した送信データ14が、光送受信部20内のPD40で電気信号に変換され、プリアンプ41で電流振幅が電圧の振幅に変換される。HPF42では、同期クロックを含む低周波信号が遮断されるとともに、送信データを含む高周波信号が抽出され、PHY部22に伝達される。また、LPF43では、送信データを含む高周波信号が遮断されるとともに、クロック信号を含む低周波信号が抽出され、A/D変換器44に伝達される。ここでは、送信データは155Mbps,クロック信号は8kHzなど、両者に十分な周波数差をもたせて送信することにより、送信データ及びクロック信号をともに精度良く抽出する。A/D変換44では、LPF43からのアナログ信号がディジタルの矩形波に整形されて同期クロックとして出力される。
【0028】
このように、データをクロックで変調させることによりクロックを伝達するため、伝送帯域を圧迫することがない。
【0029】
実施の形態3.
実施の形態3も、クロック分配部3からのクロックにより送信データをAM変調して送信し、ONU‐PON処理部で復調することにより同期クロックを伝達する点では、実施の形態2と同様であり、説明を省略する。実施の形態3が、実施の形態2と異なる点は、OLT側の光送信部12及びONU側の光受信部20の詳細構成であるため、この点を以下に説明する。
【0030】
図4は、実施の形態3に係るOLT−PON処理部およびONU−PON処理部の詳細構成を示す図である。OLT側の光送信部12は、FF30、AMP31及びLD32の他、ATT(Attenuator)34を備えている。ATT34は、FF30から入力された電気信号に応じて、LD32から入力された光信号を減衰させる光の減衰器である。
【0031】
実施の形態2では、クロック信号でAM変調された電気信号を、直接LDに入力したが、本実施の形態3では、LD32は一定レベルで連続発光するものとし、LD32の出力側に接続されたATT34を、AM変調されたAMP31からの電気信号(電圧)で制御することにより、光信号に変調をかける。
【0032】
このように、実施の形態3によっても、実施の形態2と同様に、データをクロックで変調させてクロックを伝達でき、伝送帯域を圧迫することがない。
【0033】
実施の形態4.
図5は、実施の形態4に係る多分岐通信システムを示す構成図である。実施の形態1では、図1に示したONU5によりクロック抽出してから、PHS基地局にクロック信号を供給していたが、本実施の形態4では、図5に示すように、ONUのPON処理部をPHS基地局に組込むことによって、ONU一体型PHS基地局15を設けている。OLT側およびONU側のPON処理部の構成は、実施の形態1,2または3と同様であるため、説明を省略する。
【0034】
このように、実施の形態4では、ONUとPHS基地局とを一体型にしたため、ONUとPHS基地局との間の通信設備を省略でき、多分岐通信システムを小型化できる。また、これによりコストダウンも可能である。更に、ONUにて精度良く抽出したクロック信号を劣化させる可能性のある通信区間を排除したので、PHS基地局同士を精度良く同期させることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、下り信号をクロック信号に同期させて送信し、受信側で自局宛てのデータとともにクロック信号を抽出するため、タイムスタンプ等の余分な同期用情報を付加する必要がない。したがって、通信帯域を圧迫せずに有効に利用することができる。また、多分岐通信システムでは、下り信号をクロック信号に同期させると伝送路上で遅延が発生しないため、受信側で精度の高いクロックを再生することができる。
【0036】
さらに本発明によれば、下り信号をクロック信号で変調させて送信し、受信側で自局宛てのデータとともにクロック信号を抽出するため、余分な同期用情報の付加が不要であり、通信帯域を圧迫せずに有効に利用することができる。また、多分岐通信システムでは、下り信号をクロック信号で変調させると伝送路上で遅延が発生しないため、受信側で精度の高いクロックを再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る多分岐通信システムを示す構成図である。
【図2】図1のOLT−PON処理部およびONU−PON処理部を示す詳細構成図である。
【図3】実施の形態2に係るOLT−PON処理部およびONU−PON処理部の詳細構成を示す図である。
【図4】実施の形態3に係るOLT−PON処理部およびONU−PON処理部の詳細構成を示す図である。
【図5】実施の形態4に係る多分岐通信システムを示す構成図である。
【符号の説明】
1:親局装置(OLT)
2:スイッチ部
3:クロック分配部
4:OLT−PON処理部
5:子局装置(ONU)
6:PHS基地局
7:ODN
8:データ
9:同期クロック
10:送信処理部
11:PHY部
12:光送信部
14:送信データ
15:ONU一体型基地局
20:光受信部
21:クロック抽出部
22:PHY部
23:受信処理部
30:FF
31:AMP
32:LD
33:D/A変換
34:ATT
40:PD
41:PreAMP
42:HPF
43:LPF
44:A/D変換
Claims (7)
- 親局装置から延びた有線伝送路が分岐して複数の子局装置に接続され、親局装置と子局装置との間でMACフレームを伝送する多分岐通信システムであって、
前記親局装置は、接続された複数の子局装置に対応したデータが所定のフレームフォーマットに従って順次並べられた下り信号を、クロック信号に同期させて子局装置に送信し、
前記子局装置は、親局装置からの下り信号を受信して、この受信した下り信号から自局宛てのデータとともにクロック信号を抽出することを特徴とする多分岐通信システム。 - 親局装置から延びた有線伝送路が分岐して複数の子局装置に接続され、親局装置と子局装置との間でMACフレームを伝送する多分岐通信システムであって、
前記親局装置は、接続された複数の子局装置に対応したデータが所定のフレームフォーマットに従って順次並べられた下り信号を、クロック信号で変調させて子局装置に送信し、
前記子局装置は、親局装置からの下り信号を受信して、この受信した下り信号から自局宛てのデータとともにクロック信号を抽出することを特徴とする多分岐通信システム。 - 前記親局装置と子局装置との間で光通信を行うために、下り信号を光信号で送信するための発光素子を親局装置に備え、下り信号を光信号で受信するための受光素子を子局装置に備えた多分岐通信システムであって、
前記親局装置は、下り信号をクロック信号に同期させて生成した電気信号を発光素子に入力して、この発光素子から出力された光信号を子局装置に送信することを特徴とする請求項2記載の多分岐通信システム。 - 前記親局装置と子局装置との間で光通信を行うために、下り信号を光信号で送信するための発光素子を親局装置に備え、下り信号を光信号で受信するための受光素子を子局装置に備えた多分岐通信システムであって、
前記親局装置は、下り信号がクロック信号に同期されて生成された電気信号に従って、所定レベルで連続発光する発光素子からの光を減衰させる光減衰器を備えたことを特徴とする請求項2記載の多分岐通信システム。 - 前記子局装置によって抽出されたクロック信号に同期して動作し、移動体通信端末と無線通信する無線通信基地局を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の多分岐通信システム。
- 前記子局装置と無線通信基地局とが、有線伝送路を介して接続されたことを特徴とする請求項5記載の多分岐通信システム。
- 前記子局装置と無線通信基地局とが、一体となっていることを特徴とする請求項5記載の多分岐通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002330584A JP2004166047A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | 多分岐通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002330584A JP2004166047A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | 多分岐通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004166047A true JP2004166047A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=32808240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002330584A Pending JP2004166047A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | 多分岐通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004166047A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007053627A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-01 | Mitsubishi Electric Corp | 無線通信システム |
JP2007174641A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-07-05 | Korea Electronics Telecommun | 放送サービスのためのtdmaponoltシステム |
JP2007201842A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Mitsubishi Electric Corp | Ponシステム |
JP2010098415A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Mitsubishi Electric Corp | 多分岐通信システム |
JPWO2009118878A1 (ja) * | 2008-03-28 | 2011-07-21 | 富士通テレコムネットワークス株式会社 | Ponシステム |
CN101145846B (zh) * | 2006-09-13 | 2012-04-18 | 中兴通讯股份有限公司 | 光接入网络中传送业务定时与网络定时的装置和方法 |
-
2002
- 2002-11-14 JP JP2002330584A patent/JP2004166047A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007053627A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-01 | Mitsubishi Electric Corp | 無線通信システム |
JP2007174641A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-07-05 | Korea Electronics Telecommun | 放送サービスのためのtdmaponoltシステム |
JP2007201842A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Mitsubishi Electric Corp | Ponシステム |
JP4680073B2 (ja) * | 2006-01-27 | 2011-05-11 | 三菱電機株式会社 | Ponシステム |
CN101145846B (zh) * | 2006-09-13 | 2012-04-18 | 中兴通讯股份有限公司 | 光接入网络中传送业务定时与网络定时的装置和方法 |
JPWO2009118878A1 (ja) * | 2008-03-28 | 2011-07-21 | 富士通テレコムネットワークス株式会社 | Ponシステム |
JP2010098415A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Mitsubishi Electric Corp | 多分岐通信システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4795465B2 (ja) | 光通信基地局、光信号変換装置及び光信号変換方法 | |
JP4063419B2 (ja) | 光伝送システム | |
JP5017942B2 (ja) | ビットレート混在光通信方法並びに光加入者装置及び光局側装置 | |
US10027415B2 (en) | Apparatuses and methods for transmitting and receiving control signal in analog radio-over-fiber (ROF)-based mobile fronthaul | |
CN108551367B (zh) | 一种基于模分复用的传输系统及方法 | |
JP3568813B2 (ja) | 光信号トランスレータユニット | |
CN116347275A (zh) | 一种多维复用的超大容量自相干数字模拟光载无线接入网 | |
WO2004111707A2 (en) | Converting signals in passive optical networks | |
JP2004166047A (ja) | 多分岐通信システム | |
JPH1188265A (ja) | 光中継方式無線システム | |
KR101411746B1 (ko) | 잡음 제거 방법 및 광송수신기 | |
JP4547221B2 (ja) | 無線基地局装置 | |
KR100360012B1 (ko) | 대용량 디지털 광 전송 장치 | |
JP2890031B2 (ja) | ミリ波信号光多重伝送方式及び装置 | |
JP2003333014A (ja) | 光信号伝送制御方法およびシステム | |
CN104301063A (zh) | 复用器和解复用器以及复用方法和解复用方法 | |
KR20050107569A (ko) | 펄스열 광전송 시스템과 이에 사용되는 송신장치 및수신장치 | |
EP2403166B1 (en) | Base station apparatus with a central unit and remote unit | |
JP3740537B2 (ja) | クロック同期信号伝送システム、データ伝送システム及びこれらの方法 | |
US20240146587A1 (en) | Wireless access system, centralized control station, signal processing method, and recording medium | |
JPH03258038A (ja) | 光ファイバ中継伝送路の監視方式 | |
JP3809110B2 (ja) | 監視制御信号光の転送方法、監視制御信号光送信装置および監視制御信号光受信装置 | |
KR101175002B1 (ko) | 이동통신 중계기 및 이동통신 중계기용 리모트 | |
JP6397347B2 (ja) | 通信端末及び光伝送方法 | |
JP2004023715A (ja) | 通信装置、無線信号受信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040712 |
|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050303 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060620 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070109 |