JP2021069116A - 光トランシーバのファームウェア・アップデート方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 光トランシーバのファームウェア・アップデート方法を提供する。【解決手段】 本発明の一実施形態による光トランシーバは、光ケーブルを通じて連結されている、他の光トランシーバのファームウェアをアップデートするための、ファームウェア・アップデートデータを出力するコントローラと、入力されたペイ・ロードデータとファームウェア・アップデートデータとを重ねて光信号を生成し、光信号を他の光トランシーバに伝送する送信器と、を備える。本発明の実施形態によれば、伝送の対象となる情報であるペイ・ロードデータに影響を与えずに、遠隔地の光トランシーバのファームウェアを自動でアップデートできる。【選択図】 図2
Description
本発明は、GBIC(Gigabit Interface Converter)、SFP(Small Form−factor Pluggable)などの光トランシーバのファームウェアをアップデートする方法に関する。
受動型光通信網(Passive Optical Network、以下‘PON’と称する)は、FTTH環境の具現及びギガビットイーサネットの具現の核心となっている。PONは、中央局側の光線路縦断装置(Optical Line Terminal、OLT)、一つのフィーダ光ケーブルを複数の加入者に共有させるための遠隔ノード(Remote Node、RN)、加入者側の光ネットワーク縦断装置(Optical Network Terminal、ONT)、または光ネットワークユニット(Optical Network Unit、ONU)を備える。光ケーブルは、OLTの光トランシーバ及びONT/ONUの光トランシーバにそれぞれ連結されて、OLTとONT/ONUとを連結させる。ここで、光トランシーバは、それに連結されている光ケーブルを通じて光信号を送受信するためのものであり、GBIC(Gigabit Interface Converter)、SFP(Small Form−factor Pluggable)などの光送受信モジュールである。
光ネットワーク縦断装置(または、光ネットワークユニット)は、中央局側の光線路縦断装置から所定距離ほど離隔しているところに位置し、光線路縦断装置と光ネットワーク縦断装置(または光ネットワークユニット)との離隔距離は、数kmないし数十kmである場合が一般的である。よって、光ネットワーク縦断装置(または光ネットワークユニット)に装着されている光トランシーバのファームウェアをアップデートするために、管理者がいちいち光ネットワーク縦断装置(または光ネットワークユニット)の位置している現場に訪問する場合、非常に面倒で長い時間がかかるという問題がある。
前述した問題点を解決するために、本発明は、管理者の訪問なしに光トランシーバのファームウェアを自動でアップデートできる方法を提供する。
本発明の技術的思想を解決しようとする技術的課題は、以上で言及した課題に制限されず、言及していない他の課題は、下記の記載から当業者に明確に理解される。
本発明の一側面によれば、光ケーブルを通じて連結されている他の光トランシーバのファームウェアをアップデートするための、ファームウェア・アップデートデータを出力するコントローラと、入力されたペイ・ロードデータと前記ファームウェア・アップデートデータとを重ねて光信号を生成し、前記光信号を前記他の光トランシーバに伝送する送信器と、を備えるが、前記ペイ・ロードデータに相応する第1通信チャンネルと、前記ファームウェア・アップデートデータに相応する第2通信チャンネルとは、互いに異なる通信チャンネルである、光トランシーバが開示される。
例示的な実施形態によれば、前記コントローラは、前記ファームウェアのアップデート必要如何を判断するためのファームウェア識別情報要請を、前記送信器に伝送でき、前記送信器は、入力されたペイ・ロードデータと前記ファームウェア識別情報要請とを重ねて光信号を生成し、前記光信号を前記他の光トランシーバに伝送でき、前記ファームウェア識別情報要請は、前記第2通信チャンネルを通じて前記他の光トランシーバに伝送される。
例示的な実施形態によれば、前記ファームウェア識別情報要請に対する応答として、前記他の光トランシーバから、前記第2通信チャンネルを通じて受信されるファームウェア識別情報を、前記コントローラに出力する受信器をさらに備え、前記コントローラは、前記光トランシーバが接続される光通信装置のメインコントローラが、前記ファームウェア識別情報と、予め保存されている情報とを比べて、前記アップデートの必要如何を判断するように、前記ファームウェア識別情報を前記メインコントローラに出力する。
例示的な実施形態によれば、前記第2通信チャンネルは、AMCC(Auxiliary Management and Control Channel)である。
例示的な実施形態によれば、前記ファームウェア・アップデートデータは、前記第2通信チャンネルを通じて、前記他の光トランシーバの管理及び制御のためのデータと共に、時分割方式で伝送される。
例示的な実施形態によれば、前記ファームウェア・アップデートデータは、前記第2通信チャンネルを通じて、前記他の光トランシーバの管理及び制御のためのデータと同時に伝送される。
例示的な実施形態によれば、前記コントローラは、前記ファームウェア・アップデートデータを分割した複数の分割データのうち、一部の分割データを出力し、前記送信器は、前記入力されたペイ・ロードデータと前記一部の分割データとを重ねて、前記光信号を生成する。
本発明の他の側面によれば、光ケーブルを通じて連結されている他の光トランシーバから、ペイ・ロードデータとファームウェア・アップデートデータとが重なっている光信号を受信する受信器と、前記光信号のうち前記ファームウェア・アップデートデータを入力され、前記ファームウェア・アップデートデータを用いて、ファームウェア・アップデートを制御するコントローラと、を備えるが、前記ペイ・ロードデータは、第1通信チャンネルを通じて受信され、前記ファームウェア・アップデートデータは、第2通信チャンネルを通じて受信される、光トランシーバが開示される。
例示的な実施形態によれば、ファームウェア識別情報を、前記第2通信チャンネルを通じて、前記他の光トランシーバに伝送する送信器をさらに備え、前記ファームウェア識別情報は、前記受信器を通じて受信されるファームウェア識別情報要請に応答して、前記コントローラによってメモリから読み出される。
例示的な実施形態によれば、前記第2通信チャンネルは、AMCCである。
例示的な実施形態によれば、前記コントローラは、前記ファームウェア・アップデートデータを分割した複数の分割データのうち、一部の分割データが受信されれば、前記光トランシーバが接続される光通信装置で、他の少なくとも一つの光トランシーバを通じて受信された、残りの分割データを入力されて、前記ファームウェア・アップデートを制御する。
本発明の実施形態によれば、伝送の対象となる情報(Payload Data)に影響を与えずに、管理者の訪問なしに遠隔地の光トランシーバのファームウェアを自動でアップデートできる。
本発明の技術的思想による実施形態が得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及していないさらに他の効果は、下記の記載から当業者に明確に理解されるであろう。
本発明の技術的思想は、多様な変更を加えられ、かつ多様な実施形態を持つことができるところ、特定の実施形態を図面に例示し、これを詳細に説明する。しかし、これは、本発明の技術的思想を特定の実施形態によって限定しようとするものではなく、本発明の技術的思想の範囲に含まれるすべての変更、均等物ないし代替物を含むと理解されねばならない。
本発明の技術的思想を説明するに当って、係る公知技術についての具体的な説明が本発明の趣旨を不要に不明にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。また、本明細書の説明過程で用いられる数字(例えば、第1、第2など)は、一つの構成要素を他の構成要素から区分するための識別記号に過ぎない。
また、本明細書において、一構成要素が他の構成要素と“連結される”か、または“接続する”などと言及された時には、前記一構成要素が前記他の構成要素と直接連結されるか、または直接接続することもあるが、特に逆の記載が存在しない以上、中間にさらに他の構成要素を介して連結されるか、または接続することもあると理解されねばならない。
また、本明細書に記載の“〜部”、“〜器”、“〜子”などの用語は、少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これは、プロセッサ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、APU(Accelerate Processor Unit)、DSP(Drive Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアやソフトウェア、またはハードウェア及びソフトウェアの結合で具現される。
そして、本明細書における構成部の区分は、各構成部が担当する主機能別に区分したことに過ぎないということを明らかにする。すなわち、以下で説明する2つ以上の構成部が一つの構成部に合わせられるか、または一つの構成部がさらに細分化した機能別に2つ以上に分化して備えられてもよい。そして、以下で説明する構成部それぞれは、自分の担当する主機能以外にも他の構成部が担当する機能のうち一部または全部の機能をさらに行ってもよく、構成部それぞれが担当する主機能のうち一部の機能が他の構成部によって専担されて行われてもよいということは言うまでもない。
以下、本発明の技術的思想による多様な実施形態を順次に詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による光通信システムを説明するための図面である。
図1を参照すれば、本発明の一実施形態による光通信システム10は、サーバ110と、第1光通信装置120と、第2光通信装置130と、を備える。図1では、説明の便宜のために、一つの第2光通信装置130のみを示したが、本発明の技術的思想がこれに限定されるものではない。
サーバ110と第1光通信装置120とは、ネットワーク140を通じて有線及び/または無線で連結される。ここで、ネットワーク140は、インターネット、無線通信網、イントラネットなどの通信網を含む包括的概念である。
サーバ110は、光通信システム10を管理する装置であって、アップデート(または原状復旧)の対象となる、各光通信装置の光トランシーバのファームウェア(以下、‘対象ファームウェア’と称する)と、対象ファームウェアとの識別情報(例えば、対象ファームウェアの名称、バージョン、最近アップデート日時などに関する情報)(以下、‘ファームウェア識別情報’と称する)を保存する装置である。サーバ110は、第1光通信装置120がファームウェア識別情報を要請する場合、保存手段からファームウェア識別情報を読み出して、第1光通信装置120に伝送する。また、サーバ110は、第1光通信装置120がファームウェアを要請する場合、前記保存手段から対象ファームウェアを読み出して、第1光通信装置120に伝送する。
第1光通信装置120は、第1サイト側に位置し、少なくとも一つ以上の光トランシーバ1200を備える。そして、第2光通信装置130は、前記第1サイトから所定の距離ほど離隔している第2サイトに位置し、少なくとも一つ以上の光トランシーバ1300を備える。第1光通信装置120と第2光通信装置130とは、それぞれの光トランシーバと、これらを連結する光ケーブルなどを通じて、通信的に連結される。
第1光通信装置120は、サーバ110に保存されている対象ファームウェアと、第2光通信装置130の光トランシーバ1300に設けられているファームウェアとを比べて、第2光通信装置130の光トランシーバ1300に設けられているファームウェアに、アップデートが必要であるかどうかを判断する。
第1光通信装置120は、第2光通信装置130の光トランシーバ1300に設けられているファームウェアに、アップデートが必要であると判断されれば、光トランシーバ1200から光トランシーバ1300に、補助管理制御チャンネルを通じてファームウェア・アップデートデータを伝送して、光トランシーバ1300のファームウェアをアップデートさせる‘自動ファームウェア・アップデート動作’を行える。前記自動ファームウェア・アップデート動作は、第1光通信装置120、さらに詳細には、メインコントローラ(図2の121参照)によって制御されるが、これに限定されるものではなく、サーバ110あるいは管理者によって制御されてもよい。そして、前記自動ファームウェア・アップデート動作、例えば、ファームウェア・アップデートデータの伝送に関する動作は、第1光通信装置120の光トランシーバ1200を通じて、ペイ・ロードデータの伝送と同時に行われるが、ペイ・ロードデータの伝送に何の影響も及ばない。
第2光通信装置130の光トランシーバ1300は、第1光通信装置120に設けられているファームウェアに関する情報(例えば、ファームウェアの名称、バージョン、最後のアップデート日時などに関する情報)(以下、‘リモート・ファームウェア識別情報’と称する)を伝送する。また、第2光通信装置130の光トランシーバ1300は、自動ファームウェア・アップデート動作の実行によって、第1光通信装置120、さらに詳細には、第1光通信装置120の光トランシーバ1200からファームウェア・アップデートデータが伝送されれば、これを自動で設ける。
自動ファームウェア・アップデート動作に関する具体的な説明は、以下で図2ないし図4を参照してさらに詳細に説明する。
一方、一部の実施形態で、光通信システム10は光加入者網に応用される。この場合、第1光通信装置120は、中央局側の光線路縦断装置(Optical Line Terminal、OLT)である。そして、第2光通信装置130は、遠隔装置(Remote Terminal、RT)、加入者側の光ネットワーク縦断装置(Optical Network Terminal、ONT)、光ネットワークユニット(Optical Network Unit)のうちいずれか一つである。
他の実施形態で、光通信システム10は、分散型基地局のフロントホール伝送網に応用される。この場合、第1光通信装置120は、中央局側のデジタルユニット(Digital Unit、DU)あるいはベースバンドユニット(BaseBand Unit、BBU)側の縦断装置である。そして、第2光通信装置130は、リモートユニット(Remote Unit、RU)あるいはRRH(Remote Radio Head)である。
さらに他の実施形態で、光通信システム10は、基地局の陰影地域を解消するための分散アンテナシステム(Distributed Antenna System、DAS)に応用される。この場合、第1光通信装置120は、ヘッドエンドユニットであり、第2光通信装置130は、拡張ユニットまたはリモートユニットである。
このように、本発明の技術的思想による光通信システム10は、互いに遠隔地に位置して、対応する光トランシーバを通じて光信号を送受信する光通信装置で具現される、多様な光通信ネットワークに応用できる。
以下、図2ないし図4を参照して、本発明の実施形態による、遠隔地の光トランシーバのファームウェアがアップデートされる‘自動ファームウェア・アップデート動作’について具体的に説明する。以下で説明する‘自動ファームウェア・アップデート動作’は、第1及び第2光通信装置120及び130に接続される光トランシーバ1200及び1300を通じて行われる動作であって、特に第2光通信装置130に接続されている光トランシーバ1300、例えば、GBIC、SFPなどのファームウェアをアップデートするための動作である。
図2は、本発明の一実施形態による光通信システムで、光トランシーバの要部をさらに詳細に示すブロック図である。図2は、図1の光通信システム10がWDM−PONに応用された実施形態を前提として、光トランシーバの要部をさらに具体的に示したということが分かる。
図2を参照すれば、本発明の一実施形態による光通信システム10を構成する複数の光通信装置のうち、第1光通信装置120は、第1MCU 121と、n個の第1光トランシーバ1200−1ないし1200−nと、を備える(ここで、nは、2以上の自然数)。
n個の第1光トランシーバ1200−1ないし1200−nは、それぞれ第1コントローラ1210と、第1送信器1230と、第1受信器1250と、を備える。n個の第1光トランシーバ1200−1ないし1200−nは、第1MUX 150に連結されて、第1MUX 150に光信号を伝送するか、または第1MUX 150から対応する波長帯域の光信号を受信する。
また、本発明の一実施形態による光通信システム10を構成する複数の光通信装置のうち、n個の第2光通信装置130−1ないし130−nは、n個の第2光トランシーバ1300−1ないし1300−nのうち、対応する光トランシーバを備える。
n個の第2光トランシーバ1300−1ないし1300−nは、それぞれ第2コントローラ1310と、第2受信器1330と、第2送信器1350と、を備える。n個の第2光トランシーバ1300−1ないし1300−nは、第2MUX 160に連結されて、第2MUX 160に光信号を伝送するか、または第2MUX 160から光信号を受信する。
実施形態によって、第1光通信装置120側の第1MUX 150は、第1光通信装置120と区分される別途の装置であるか、または第1光通信装置120の内部に備えられている構成である。そして、第2MUX 160も、n個の第2光通信装置130−1ないし130−nと別途の装置であるが、複数で構成されて、n個の第2光通信装置130−1ないし130−nそれぞれの内部に備えられてもよい。この場合、n個の第2光通信装置130−1ないし130−nが、複数の光トランシーバをそれぞれ備える。
実施形態によって、第1光通信装置120と、第1MUX 150と、第2MUX 160とは、リングトポロジーで連結される。また、実施形態によって、第2MUX 160に複数のサブMUXが連結され、第2光通信装置130−1ないし130−nがサブMUXに連結される形で、ツリートポロジーを形成してもよい。
以下では、説明の便宜のために、第1光通信装置120の第1光トランシーバ1200−1と、第2光通信装置130−1ないし130−nのうち、第2光通信装置130−1の第2光トランシーバ1300−1が割り当てられている波長を用いて、互いに通信する光トランシーバであると仮定し、これらを中心として各構成を説明する。
まず、第1MCU 121は、第1光通信装置120の動作を全般的に制御する構成であって、ネットワーク140を通じて連結されているサーバ110から、ファームウェア識別情報を受信する。また、第1MCU 121は、ファームウェア識別情報を通じて対象ファームウェアに関する情報を認識する。また、第1MCU 121は、第2光トランシーバ1300−1に設けられているファームウェアにアップデートが必要であるかどうかを判断して、ファームウェア自動アップデート動作が行われるように制御する。
第1コントローラ1210は、第1MCU 121と有線または無線で連結されている構成であって、第1光トランシーバ1200−1を管理して制御する。第1コントローラ1210は、第1光トランシーバ1200−1と第2光トランシーバ1300−1との間のペイ・ロードデータ送受信及び制御管理(波長設定/制御、通信状態モニタリングなど)、ファームウェア・アップデートのために必要な情報(以下、第1補助管理データであると称する)の送受信を管理する。ここで、第1コントローラ1210は、第1光トランシーバ1200−1の能動構成であって、高速のペイ・ロードデータと共に、補助管理制御チャンネルを通じる低速の第1補助管理データの伝送のために、多様な制御及び処理を行うプロセッサ、ファームウェアなどが保存されるメモリなどを総称する用語である。
第1コントローラ1210は、第1補助管理データを、多様な方法によって第2光トランシーバ1300−1に伝送する。
例えば、第1コントローラ1210は、基底帯域強度変調方式を用いて、第1補助管理データとペイ・ロードデータとを、同時に第2光トランシーバ1300−1に伝送する。例えば、第1コントローラ1210は、RFパイロット・トン(Radio Frequency Pilot tone)方式を用いて、第1補助管理データとペイ・ロードデータとを重ねて、第2光トランシーバ1300−1に伝送する。
基底帯域強度変調方式は、第1補助管理データをペイ・ロードデータの上端に積んで上げる技術であり、RFパイロット・トン方式は、ASKまたはFSK変調された第1補助管理データを、ペイ・ロードデータと重ねる技術である。第1補助管理データの伝送速度は、ペイ・ロードデータの伝送速度と異なる。例えば、第1補助管理データの周波数は、数kHzであり、ペイ・ロードデータの周波数は、数十ないし数百MHzである。基底帯域強度変調方式及びRFパイロット・トン方式などの第1補助管理データ送受信方法は、既に公開されている技術であるため、これについての具体的な内容は省略する。
一方、第1コントローラ1210は、第1補助管理データで、制御管理のためのデータと、ファームウェア・アップデートのためのデータとを、補助制御管理チャンネル(AMCC)を通じて、時分割方式で共に伝送する。例えば、第1コントローラ1210は、前記制御管理のためのデータと、前記ファームウェア・アップデートのためのデータとを、ASKまたはFSK方式などで変調し、AMCCの帯域を時間基準に分割して、変調された前記制御管理のためのデータと、前記ファームウェア・アップデートのためのデータとを伝送する。
実施形態によって、第1コントローラ1210は、第1補助管理データの前記制御管理のためのデータと、前記ファームウェア・アップデートのためのデータとを、AMCCを通じて同時に伝送する。例えば、第1コントローラ1210は、前記制御管理のためのデータと、前記ファームウェア・アップデートのためのデータとを、直交位相偏移変調(Quadrature Phase Shift Keying、QPSK)などの方式で変調し、AMCCから分離されたサブチャンネルを通じて、変調された前記制御管理のためのデータと、前記ファームウェア・アップデートのためのデータとを、それぞれ同時に分離伝送する。これについては、後述する。
第1送信器1230は、入力されたペイ・ロードデータ及び/または第1補助管理データを、光信号に変換する構成である。第1送信器1230は、レーザーダイオードからなるTOSA(Transmitter Optical Sub−Assemblies)、レーザーダイオード駆動回路(Laser Diode Driving circuitry、LDD)、バイアシング回路などを備える。第1送信器1230に入力されるペイ・ロードデータは、前記LDDを経て入力される。
第1MUX 150は、第1送信器1230から入力された光信号を多重化して、光ケーブルに伝送し、光ケーブルで受信された信号を逆多重化する構成である。
第1受信器1250は、第1MUX 150で逆多重化されて入力された光信号を、ペイ・ロードデータと、第2補助管理データ(第2補助管理データの定義については後述する)とに分離して、それぞれ相応する構成で出力する。特に、第1受信器1250は、第2補助管理データを第1コントローラ1210に出力する。第1受信器1250は、フォトダイオード、TIA(Trans−Impedance Amplifier)からなるROSA(Receiver Optical Sub−Assemblies)、後置増幅器などを備える。
第2光トランシーバ1300−1の第2コントローラ1310は、第2光トランシーバ1300−1の動作を全般的に制御する構成である。
第2コントローラ1310は、第1光トランシーバ1200−1と第2光トランシーバ1300−1との間のペイ・ロードデータ送受信及び制御管理(波長設定、通信状態モニタリングなど)、リモート・ファームウェア識別などのための情報(以下、第2補助管理データと称する)の送受信を管理する。第2コントローラ1310は、ペイ・ロードデータ及び第2補助管理データを、多様な方法によって第1光トランシーバ1200−1に伝送する。第2コントローラ1310は、第1コントローラ1210と同様に、多様な方式を通じて、第2補助管理データを、ペイ・ロードデータに影響を及ぼさずに第1光トランシーバ1200−1に伝送する。また、第2コントローラ1310は、第1コントローラ1210と同様に、第2補助管理データの制御管理のためのデータと、ファームウェア・アップデートに関するデータとを、それぞれ時分割方式で、または同時に第1光トランシーバ1200−1に伝送する。第2コントローラ1310は、第2光トランシーバ1300−1の能動構成であって、補助制御管理チャンネルを通じて送受信される情報を処理及び制御するプロセッサ、ファームウェアなどが保存されるメモリなどを総称する用語である。
第2受信器1330は、第1受信器1250に相応する構成であり、第2送信器1350は、第1送信器1230に相応する構成である。
第2送信器1350及び第2MUX 160を通じて、第1光トランシーバ1200−1に伝送されるペイ・ロードデータと、第2補助管理データとが、光信号に変換及び多重化する。第2MUX 160及び第2受信器1330を通じて、第1光トランシーバ1200−1から受信される光信号が逆多重化して、電気的信号に変換される。
以上、第1及び第2光トランシーバ1200−1及び1300−1それぞれの構成要素の全般的な機能について説明した。以下では、図3を参照して、第1光トランシーバ1200−1及び第2光トランシーバ1300−1を通じる、第2光トランシーバ1300−1のファームウェア自動アップデート動作について具体的に説明する。
図3は、本発明の一実施形態による光トランシーバのファームウェア・アップデート方法を説明するためのフローチャートである。
図3を参照すれば、ステップS310で、サーバ110は、ファームウェア識別情報(以下、基準ファームウェア識別情報と称する)を、第1光通信装置120の第1MCU 121に伝送する。第1MCU 121は、前記基準ファームウェア識別情報を受信して、その内部に備えられている保存手段(図示せず)に保存する。しかし、これらに限定されるものではなく、第1MCU 121は、前記基準ファームウェア識別情報を、第1光通信装置120に備えられている別途の保存手段(図示せず)に保存する。
ステップS320で、第1光通信装置120は、第2光トランシーバ1300−1に設けられているファームウェアに関する情報(リモート・ファームウェア識別情報)を受信するために、リモート・ファームウェア識別情報要請を生成し、第1光トランシーバ1200−1から第2光トランシーバ1300−1に、AMCCを通じて、前記リモート・ファームウェア識別情報要請を伝送する。
例えば、第1MCU 121は、第2光トランシーバ1300−1に前記リモート・ファームウェア識別情報を要請するために、ファームウェア識別情報要請(コマンドまたはメッセージを意味)を生成して、第1光トランシーバ1200−1の第1コントローラ1210に出力する。第1コントローラ1210は、前記ファームウェア識別情報要請を、‘補助管理データ’として第1送信器1230に出力する。ここで、前記補助管理データは、第1または第2コントローラ1210または1310に出力されるデータであって、ペイ・ロードデータと区分されるデータである。第1送信器1230は、前記補助管理データに入力されたファームウェア識別情報要請と、ペイ・ロードデータとを重ねて、光信号を生成する。第1MUX 150は、第1送信器1230で生成された光信号を多重化して、光ケーブルを通じて第2MUX 160に伝送する。
ステップS330で、第2光トランシーバ1300−1は、光信号に含まれている補助管理データを通じて、前記ファームウェア識別情報要請を受信し、これによって、メモリ1311または第2光トランシーバ1300−1に別途に備えられている保存手段に保存されるファームウェア識別情報(サーバ110に保存されているファームウェア識別情報と区分するために、‘リモート・ファームウェア識別情報’と称する)を、第1光トランシーバ1200−1に伝送する。この時、第2光トランシーバ1300−1は、前記リモート・ファームウェア識別情報を、AMCCを通じて第1光トランシーバ1200−1に伝送する。
例えば、第2MUX 160は、光ケーブルを通じて、第1光トランシーバ1200−1から受信された光信号を、逆多重化して出力する。逆多重化された光信号は、第2受信器1330に出力される。第2受信器1330は、光信号をペイ・ロードデータと補助管理データとに区分し、補助管理データを第2コントローラ1310に出力する。第2コントローラ1310は、補助管理データを分析して、ファームウェア識別情報要請を認識し、第2光トランシーバ1300−1の内部の保存手段(図示せず)に保存されているリモート・ファームウェア識別情報を読み出す。第2コントローラ1310は、リモート・ファームウェア識別情報を、‘補助管理データ’として第2送信器1350に出力する。第2送信器1350は、補助管理データに入力されたリモート・ファームウェア識別情報と、入力されたペイ・ロードデータとを重ねて、光信号を生成する。第2MUX 160は、第2送信器1350で生成された光信号を多重化して、光ケーブルを通じて第1MUX 150に伝送する。
第1MUX 150は、光ケーブルを通じて受信された光信号を、逆多重化して出力する。逆多重化された光信号は、第1受信器1250に出力される。第1受信器1250は、光信号をペイ・ロードデータと補助管理データとに区分し、補助管理データを第1コントローラ1210に出力する。第1コントローラ1210は、第2光トランシーバ1300−1から受信された補助管理データを分析して、リモート・ファームウェア識別情報を認識する。
ステップS340で、第1光通信装置120は、リモート・ファームウェア識別情報と、既に保存されているファームウェア識別情報とを比べて、第2光トランシーバ1300−1に設けられているファームウェアのアップデート必要如何を判断する。
例えば、第1MCU 121は、リモート・ファームウェア識別情報に含まれているファームウェアのバージョンと、サーバ110から受信されたファームウェア識別情報に含まれているバージョンと、を比べる。比較結果が相異なっていれば、第1MCU 121は、第2光トランシーバ1300−1に設けられているファームウェアのアップデートが必要であると判断する。比較結果が相等しければ、第1MCU 121は、第2光トランシーバ1300−1に設けられているファームウェアのアップデートが必要ではないと判断して、アップデート動作を終了する。
ステップS350ないしステップS360で、第1光通信装置120は、第2光トランシーバ1300−1に設けられているファームウェアのアップデートが必要であると判断されれば、サーバ110から対象ファームウェアをダウンロードする。例えば、第1MCU 121は、ファームウェア要請を生成してサーバ110に伝送する。サーバ110は、ファームウェア要請が受信されれば、既に保存されている対象ファームウェアを、保存空間から読み出して、第1MCU 121に伝送する。
ステップS370で、第1光通信装置120は、サーバ110から受信された対象ファームウェアを、AMCCを通じて、第1光トランシーバ1200−1から第2光トランシーバ1300−1に伝送する。例えば、第1MCU 121及び/または第1コントローラ1210は、ステップS320でと同一または類似した方法によって、対象ファームウェアを、AMCCを通じて第2光トランシーバ1300−1に伝送する。
この時、第1送信器1230は、ペイ・ロードデータの伝送のためのチャンネルと異なるチャンネル(AMCC)を用いる方式で変調された補助管理データを、ペイ・ロードデータと重ねるように予め設定される。AMCCは、SFPなどの光トランシーバを制御及び管理するための補助的なチャンネルであるが、本発明は、このようなAMCCを用いてファームウェアを伝送する。
本発明は、AMCCを再び2つのチャンネルに区分して用いることを提案する。すなわち、補助管理データは、複数のチャンネルを用いる方式で変調され、複数のチャンネルのうちいずれか一つ以上に、対象ファームウェアが対応される。
この時、補助管理データを、複数のチャンネルを用いる方式で変調する構成は、モジュレータ(図示せず)によって具現される。例えば、前記モジュレータは、第1コントローラ1210及び第1送信器1230と、電気的または光学的に連結されるように形成される。前記モジュレータは、第1コントローラ1210から入力された補助管理データを、複数のチャンネルを用いる方式である、直交位相偏移(Quadrature Phase Shift Keying、QPSK)方式で変調させる。次いで、モジュレータは、搬送波の4個の位相のうち2個の位相には、‘対象ファームウェア’を対応させ、残りの2個の位相には、遠隔地の光トランシーバを制御及び管理するための一般情報(すなわち、AMCC本来の目的に対応する情報)を対応させる。前記モジュレータは、変調した補助管理データを、第1送信器1230に出力する。これによって、AMCCのうち、対象ファームウェアは、ファームウェア・アップデート専用チャンネル(搬送波の4個の位相のうち予め設定されている2個)を通じて、第2光トランシーバ1300−1に伝送される。
一方、AMCCを用いてデータを伝送することは、ペイ・ロードデータを伝送することに比べて非常に遅い。よって、第1光通信装置120及び第2光通信装置130に、それぞれ複数の光トランシーバが接続される場合には、対象ファームウェアを分割して伝送する。これについては、図4を参照して、対象ファームウェアを複数の光トランシーバに分けて伝送する動作について説明する。
再び図3を参照すれば、ステップS380で、第2光トランシーバ1300−1は、AMCCを通じて受信された対象ファームウェアを用いて、ファームウェアを自動アップデートする。例えば、第2コントローラ1310は、ステップS330でと同一または類似した方法によって、補助管理データに受信された対象ファームウェアを分析し、対象ファームウェアが第2コントローラ1310の内部メモリ1311に保存及び設置されるように制御する。
ステップS390で、第2光トランシーバ1300−1は、ファームウェアのアップデートが完了すれば、アップデートが完了したことを知らせるメッセージ(以下、‘アップデート完了メッセージ’と称する)を、第1光通信装置120に伝送する。この時、前記アップデート完了メッセージも、AMCCを通じて送受信される。
前述したように、本発明の実施形態によれば、互いに離隔して位置する光トランシーバの間で、ファームウェア・アップデートのためのデータが、補助制御管理チャンネルを通じて送受信されるため、ファームウェア・アップデート動作が、ペイ・ロードデータの伝送に何の影響を及ぼさずに自動で行われる。
図4は、本発明の一実施形態による光通信システムで、複数の光トランシーバを用いてファームウェアをアップデートする方法を説明するための図面である。図4は、光通信システム10’の光通信装置が、それぞれWDM−PONのOLTとRT、分散型基地局のDUとRU、DASの各ユニットのような、複数の光トランシーバを備える実施形態を説明するためのものである。図4を説明するに当って、説明の便宜のために、図1ないし図3と重なる説明は省略し、図1ないし図3を共に参照しながら相違点を中心に説明する。
図1ないし図4を参照すれば、第1光通信装置120には、n個の第1光トランシーバ1200−1ないし1200−nを備える。また、第2光通信装置130にも、n個の第2光トランシーバ1300−1ないし1300−nが備えられる。
第1光通信装置120の第1MCU 121は、第1光通信装置120に備えられているn個の第1光トランシーバ1200−1ないし1200−nに相応して、伝送すべき対象ファームウェアについてのファームウェア・アップデートデータFWを分割する。例えば、第1MCU 121は、伝送すべきファームウェア・アップデートデータFWを、第1光トランシーバ1200−1ないし1200−nの数、すなわち、n個に分割する。実施形態によって、ファームウェア・アップデートデータFWの分割個数は、多様に変形される。例えば、ファームウェア・アップデートデータFWの分割個数は、第2光トランシーバの数に対応せず、それより多くまたは少なく分割されてもよい。
第1MCU 121は、n個の分割データFWP−1ないしFWP−nを、n個の第1光トランシーバ1200−1ないし1200−nそれぞれに分配する。よって、n個の第1光トランシーバ1200−1ないし1200−nは、それぞれ分割データを、n個の第2光トランシーバ1300−1ないし1300−nのうち対応するいずれか一つに伝送する。例えば、第1光トランシーバ1200−1は、第1分割データFWP−1を、対応する第2光トランシーバ1300−1に伝送し、第1光トランシーバ1200−nは、第n分割データFWP−nを、対応する第2光トランシーバ1300−nに伝送する。
実施形態によって、第1MCU 121は、n個の分割データFWP−1ないしFWP−nを、それぞれ均一にn個の第1光トランシーバ1200−1ないし1200−nに割り当てず、第1光トランシーバ1200−1ないし1200−nのうち一部にさらに多くの分割データを割り当ててもよい。これは、第1光トランシーバ1200−1ないし1200−nそれぞれの通信状態に鑑みて、リソースを効率的に活用するためである。
第2光通信装置130のMCU(図示せず)は、n個の第2光トランシーバ1300−1ないし1300−nそれぞれから受信されたn個の分割データを、入力される。前記MCUは、n個の分割データを結合した後、n個の第2光トランシーバ1300−1ないし1300−nそれぞれに出力する。または、前記MCUは、n個の分割データを結合せず、第2光トランシーバ1300−1ないし1300−nに、それぞれが受信してない残りの分割データを伝送してもよい。
このように、光通信システム10’は、ファームウェア・アップデートデータを所定個数に分割した後、複数の光トランシーバのうち少なくとも一部を通じて分散伝送することで、自動ファームウェア・アップデートの速度を高める。
以上、本発明の技術的思想を多様な実施形態を挙げて詳細に説明したが、本発明の技術的思想は前記実施形態に限定されず、当業者によって様々な変形及び変更ができる。
10、10’ 光通信システム
110 サーバ
120、130 光通信装置
1200、1300 光トランシーバ
140 ネットワーク
110 サーバ
120、130 光通信装置
1200、1300 光トランシーバ
140 ネットワーク
Claims (11)
- 光ケーブルを通じて連結されている他の光トランシーバのファームウェアをアップデートするための、ファームウェア・アップデートデータを出力するコントローラと、
入力されたペイ・ロードデータと前記ファームウェア・アップデートデータとを重ねて光信号を生成し、前記光信号を前記他の光トランシーバに伝送する送信器と、を備えるが、
前記ペイ・ロードデータに相応する第1通信チャンネルと、前記ファームウェア・アップデートデータに相応する第2通信チャンネルとは、互いに異なる通信チャンネルであることを特徴とする光トランシーバ。 - 前記コントローラは、前記ファームウェアのアップデート必要如何を判断するためのファームウェア識別情報要請を前記送信器に伝送し、
前記送信器は、入力されたペイ・ロードデータと、前記ファームウェア識別情報要請とを重ねて光信号を生成し、前記光信号を前記他の光トランシーバに伝送し、
前記ファームウェア識別情報要請は、前記第2通信チャンネルを通じて前記他の光トランシーバに伝送されることを特徴とする請求項1に記載の光トランシーバ。 - 前記ファームウェア識別情報要請に対する応答として、前記他の光トランシーバから、前記第2通信チャンネルを通じて受信されるファームウェア識別情報を、前記コントローラに出力する受信器をさらに備えるが、
前記コントローラは、前記光トランシーバが接続される光通信装置のメインコントローラが、前記ファームウェア識別情報と、予め保存されている情報とを比べて、前記アップデートの必要如何を判断するように、前記ファームウェア識別情報を前記メインコントローラに出力することを特徴とする請求項2に記載の光トランシーバ。 - 前記第2通信チャンネルは、AMCC(Auxiliary Management and Control Channel)であることを特徴とする請求項1に記載の光トランシーバ。
- 前記ファームウェア・アップデートデータは、前記第2通信チャンネルを通じて、前記他の光トランシーバの管理及び制御のためのデータと共に、時分割方式で伝送されることを特徴とする請求項1に記載の光トランシーバ。
- 前記ファームウェア・アップデートデータは、前記第2通信チャンネルを通じて、前記他の光トランシーバの管理及び制御のためのデータと同時に伝送されることを特徴とする請求項1に記載の光トランシーバ。
- 前記コントローラは、前記ファームウェア・アップデートデータを分割した複数の分割データのうち、一部の分割データを出力し、
前記送信器は、前記入力されたペイ・ロードデータと前記一部の分割データとを重ねて、前記光信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の光トランシーバ。 - 光ケーブルを通じて連結されている他の光トランシーバから、ペイ・ロードデータとファームウェア・アップデートデータとが重なっている光信号を受信する受信器と、
前記光信号のうち、前記ファームウェア・アップデートデータを入力され、前記ファームウェア・アップデートデータを用いて、ファームウェア・アップデートを制御するコントローラと、を備えるが、
前記ペイ・ロードデータは、第1通信チャンネルを通じて受信され、前記ファームウェア・アップデートデータは、第2通信チャンネルを通じて受信されることを特徴とする光トランシーバ。 - ファームウェア識別情報を、前記第2通信チャンネルを通じて前記他の光トランシーバに伝送する送信器をさらに備えるが、
前記ファームウェア識別情報は、前記受信器を通じて受信されるファームウェア識別情報要請に応答して、前記コントローラによってメモリから読み出されることを特徴とする請求項8に記載の光トランシーバ。 - 前記第2通信チャンネルは、AMCC(Auxiliary Management and Control Channel)であることを特徴とする請求項8に記載の光トランシーバ。
- 前記コントローラは、前記ファームウェア・アップデートデータを分割した複数の分割データのうち、一部の分割データが受信されれば、前記光トランシーバが接続される光通信装置で、他の少なくとも一つの光トランシーバを通じて受信された、残りの分割データを入力されて、前記ファームウェア・アップデートを制御することを特徴とする請求項8に記載の光トランシーバ。
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