JP2017175578A - 光伝送装置及び光波長デフラグ方法 - Google Patents

光伝送装置及び光波長デフラグ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光波長の伝送効率の向上を図る光伝送装置等を提供する。【解決手段】光伝送装置が、光波長毎に、無線信号を収容した光多重信号を伝送する。光伝送装置は、複数の通信部と、波長選択スイッチと、第1の制御部と、第2の制御部と、第3の制御部とを有する。通信部は、対向装置との間で光多重信号を伝送する。波長選択スイッチは、通信部毎に接続するポートを備え、当該ポートを通過する光多重信号から任意の光波長を透過する。第1の制御部は、対向装置内の無線部を制御し、指定された光波長内の無線信号の周波数を変更する。第2の制御部は、第1の制御部による無線信号の周波数の変更に応じて、当該光波長を通過するポートの透過帯域を変更する。第3の制御部は、対向装置の光送信部を制御し、第2の制御部による変更後の当該ポートの透過帯域の中心波長に、当該ポートを通過する光波長の中心波長を変更する。【選択図】図3

Description

本発明は、光伝送装置及び光波長デフラグ方法に関する。
近年、基地局は、様々な周波数帯域の無線信号や速度要求の異なる無線信号を収容し、これらの無線信号を高速で信号処理する機能が求められている。また、近年、各基地局からの各種無線信号を、例えば、メトロ網等に接続する収容局まで効率的に伝送する、無線・光融合アクセスネットワークの重要度が増している。収容局には、例えば、光波長毎に無線信号を収容する光多重信号を光伝送する光回線終端装置としての光伝送装置を内蔵している。
光伝送装置では、複数のポートを備えた固定波長フィルタ(AWG:Arrayed Waveguide Grating)を使用し、ポート毎に光波長を固定的に割り当て、そのポートを通過する光多重信号から当該ポートに割り当てた光波長を透過する。その結果、光伝送装置では、AWGを用いて光多重信号から任意の光波長を取得し、取得された光波長内の無線信号を取得できる。
Jun-ichi Kani, Shigeru Kuwano, Jun Terada, "Options for future mobile backhaul and fronthaul," Elsevier, Optical Fiber Technology Volume 26, Part A, December 2015, Pages 42−49
光伝送装置では、無線信号を収容する光波長内に空き帯域が生じた場合、無線リソース及び光波長リソースの使用効率が落ちて光波長の伝送効率が低下する。しかしながら、光伝送装置では、AWGを使用するため、ポート毎に割り当てる光波長が固定、すなわち、ポート毎の透過帯域幅が固定となる。その結果、光伝送装置では、割り当てたポートの透過帯域幅が変更できず、光波長内に空き帯域が生じたまま、光多重信号を伝送することになるため、光波長の伝送効率が低下する。
一つの側面では、光波長の伝送効率の向上を図る光伝送装置及び光波長デフラグ方法を提供することを目的とする。
一つの態様では、光伝送装置が、光波長毎に、無線信号を収容した光多重信号を伝送する。光伝送装置は、複数の通信部と、波長選択スイッチと、第1の制御部と、第2の制御部と、第3の制御部とを有する。通信部は、対向装置との間で光多重信号を伝送する。波長選択スイッチは、通信部毎に接続するポートを備え、当該ポートを通過する光多重信号から任意の光波長を透過する。第1の制御部は、対向装置内の無線部を制御し、指定された光波長内の無線信号の周波数を変更する。第2の制御部は、第1の制御部による無線信号の周波数の変更に応じて、当該光波長を通過するポートの透過帯域を変更する。第3の制御部は、対向装置の光送信部を制御し、第2の制御部による変更後の当該ポートの透過帯域の中心波長に、当該ポートを通過する光波長の中心波長を変更する。
一つの側面として、無線信号及び光波長の伝送効率の向上を図る。
図1は、実施例1の光伝送システムの一例を示す説明図である。 図2は、収容局及びONU内部の一例を示す説明図である。 図3は、収容局内のコントローラの一例を示すブロック図である。 図4Aは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図4Bは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図4Cは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図5Aは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図5Bは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図5Cは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図5Dは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図5Eは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図6Aは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図6Bは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図6Cは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図6Dは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図7Aは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図7Bは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図7Cは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図7Dは、収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図8は、監視処理に関わる収容局のコントローラ内の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、デフラグ処理に関わる収容局のコントローラ内の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図10Aは、実施例2の収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図10Bは、実施例2の収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図10Cは、実施例2の収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図11Aは、実施例2の収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図11Bは、実施例2の収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図11Cは、実施例2の収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図12Aは、他の実施例に関わる収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図12Bは、他の実施例に関わる収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図12Cは、他の実施例に関わる収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。 図12Dは、他の実施例に関わる収容局側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する、光伝送装置及び光波長デフラグ方法の実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。以下の各実施例は、適宜、組合せても良い。
図1は、実施例1の光伝送システム1の一例を示す説明図である。図1に示す光伝送システム1は、加入者側の複数の光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)2と、通信事業側の光回線終端装置(OLT:Optical Line Unit)3を内蔵した収容局4と、光スプリッタ5とを有する。光伝送システム1は、無線伝送及び光伝送を融合する光・無線融合ネットワークである。ONU2は、例えば、スマートフォン6A、タブレット6Bや各種センサ6Cを無線接続する基地局7と接続する。基地局7は、例えば、スマートフォン6Aとの間で動画配信等の中速データの無線信号を伝送する。また、基地局7は、例えば、タブレット6Bとの間で高精細動画等の高速データの無線信号を伝送する。また、基地局7は、例えば、センサ6Cとの間でセンサ結果等の低速データの無線信号を伝送する。尚、説明の便宜上、#1のONU2は、#1の基地局7に接続し、#2のONU2は、#2の基地局7に接続し、#3のONU2は、#3の基地局7に接続し、#4のONU2は、#4の基地局7に接続するものとする。また、#1〜#4の基地局7は、地理的に近接して配置しているものとする。
収容局4は、例えば、メトロ網1Aに接続する。尚、収容局4に接続する網としては、メトロ網1Aに限定されるものではなく、例えば、長距離網等であっても良い。図2は、収容局4及びONU2内部の一例を示す説明図である。収容局4は、OLT3の他に、複数のBBU(Base Band Unit)11と、コントローラ12とを有する。BBU11は、光波長内の各無線信号に対してベースバンド処理を施すユニットである。コントローラ12は、収容局4全体を制御する。OLT3は、各ONU2との間で光多重信号を伝送する光ファイバ8で接続する。光多重信号は、光波長毎に無線信号を収容して伝送する信号である。光スプリッタ5は、OLT3からの光多重信号を光分岐すると共に、各ONU2からの光波長を光多重信号に光合波する。
OLT3は、複数の光通信部21と、波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Selective Switch)22とを有する。光通信部21は、光送信部21Aと、光受信部21Bとを有する。光送信部21Aは、OLT3からONU2への下りの光多重信号内の光波長を可変可能にし、任意の光波長を送信する。光受信部21Bは、WSS22のポートを透過した、ONU2からOLT3への上りの光多重信号内の任意の光波長を受信する。尚、説明の便宜上、光通信部21を4台としたが、4台に限定されるものではなく、適宜変更可能である。WSS22は、複数のポートPを備え、ポートP毎の透過帯域を調整可能にするスイッチである。WSS22は、ポートP毎の透過帯域を調整することで、ポートP毎に任意の光波長を割り当て、その光波長の帯域幅を調整できる。WSS22は、下りの光多重信号から任意の光波長を光分岐すると共に、光通信部21からの光波長を上りの光多重信号に光合波する。
WSS22は、例えば、ポートP1に#1の光通信部21を接続し、ポートP2に#2の光通信部21を接続し、ポートP3に#3の光通信部21を接続し、ポートP4に#4の光通信部21を接続する。WSS22は、例えば、ポートP1を通じて#1の光通信部21に対して光多重信号から任意の光波長を出力する。#1の光通信部21内の光送信部21A及び#1のONU2内の光通信部31内の光受信部31Bはλ1の光波長、#2の光通信部21内の光送信部21A及び#2のONU2内の光通信部31内の光受信部31Bはλ2の光波長で通信する。#3の光通信部21内の光送信部21A及び#3のONU2内の光通信部31内の光受信部31Bはλ3の光波長、#4の光通信部21内の光送信部21A及び#4のONU2内の光通信部31内の光受信部31Bはλ4の光波長で通信する。
ONU2は、光通信部31と、光カプラ32とを有する。光通信部31は、光送信部31Aと、光受信部31Bとを有する。光送信部31Aは、上りの光多重信号に使用する光波長を可変可能にし、任意の光波長を送信する。光受信部31Bは、下りの光多重信号を受信する。光カプラ32は、光送信部31Aからの光波長をOLT3に送信すると共に、OLT3からの光多重信号を光受信部31Bに送信する。
図3は、コントローラ12の一例を示すブロック図である。図3に示すコントローラ12は、BBU監視部41と、無線周波数監視部42と、無線管理部43と、第1の制御部44と、第2の制御部45と、波長管理部46と、第3の制御部47と、第4の制御部48と、制御部49とを有する。
BBU監視部41は、各BBU11を監視する。無線周波数監視部42は、BBU監視部41の監視結果に基づき、各基地局7の無線信号の無線周波数の使用状況を監視する。無線管理部43は、各無線信号の無線周波数毎の使用状況及び予約状況を管理する。尚、使用状況は、当該無線周波数の使用の有無を識別する識別子を格納するものである。予約状況は、当該無線周波数を使用する予約の有無を示す識別子を格納するものである。
第1の制御部44は、指定された光波長内の無線信号をデフラグする方向、例えば、低周波数側にシフトすべく、光波長内の無線信号の無線周波数を制御する基地局7内のRRH7Aを制御する。第1の制御部44は、無線信号を低周波数側にシフトする無線制御情報を基地局7内のRRH7Aに通知する。RRH7Aは、無線制御情報に基づき、無線信号の無線周波数を低周波数側にシフトする。尚、第1の制御部44がRRH7Aに対して無線制御情報を通知する方法としては、光多重信号内のヘッダ部分に無線制御情報を配置して通知するものとする。
第2の制御部45は、WSS22内のポートPの透過帯域を調整すべく、WSS22を制御する。尚、WSS22は、ポートP毎の透過帯域を調整し、光多重信号から任意の光波長は勿論のこと、任意帯域幅の光波長を透過出力できる。
波長管理部46は、光波長毎の使用状況を管理する。第3の制御部47は、光波長の中心波長をシフトすべく、ONU2側の光通信部31内の光送信部31Aに対して光波長制御情報を通知する。光通信部31内の光送信部31Aは、光波長制御情報に基づき、光波長の中心波長をシフトする。尚、第3の制御部47がONU2側の光通信部31に対して光波長制御情報を通知する方法としては、光多重信号内のヘッダ部分に光波長制御情報を配置して通知するものとする。
第4の制御部48は、自装置内の光通信部21を制御する。第4の制御部48は、例えば、上りの光多重信号の光波長に合わせて下りの光多重信号の光波長を調整するために、光通信部21内の光送信部21Aの光波長の中心波長をシフトすべく、光通信部21を制御する。制御部49は、コントローラ12全体を制御する。制御部49は、指定部49Aと、判定部49Bとを有する。指定部49Aは、光多重信号から任意の光波長を指定する。判定部49Bは、光波長内の空き周波数帯域の予約状況を参照し、空き周波数帯域が予約済みであるか否かを判定する。制御部49は、空き周波数帯域が予約済みの場合、デフラグ処理を実行しない。また、制御部49は、空き周波数帯域が予約済みでない場合、デフラグ処理を実行する。
次に実施例1の光伝送システム1の動作について説明する。図4A〜図4C、図5A〜図5E、図6A〜図6D、図7A〜図7Dは、収容局4側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。尚、説明の便宜上、光波長をデフラグする方向は光波長の短波長側にシフトする方向、光波長内の無線信号をデフラグする方向は光波長内の低周波数側にシフトする方向とする。
図4Aに示す収容状況は、初期状態として、ポートP1で透過した#1のONU2の光波長と、ポートP2で透過した#2のONU2の光波長と、ポートP3で透過した#3のONU2の光波長と、ポートP4で透過した#4のONU2の光波長とを収容する。#1のONU2の光波長は#1の基地局7の無線信号、#2のONU2の光波長は#2の基地局7の無線信号を収容する。また、#3のONU2の光波長は#3の基地局7の無線信号、#4のONU2の光波長は#4の基地局7の無線信号を収容する。尚、無線信号の種別には、例えば、高速データ、中速データ及び低速データを有する。制御部49は、BBU監視部41の監視結果に基づき、光波長内の各無線信号の無線周波数の使用状況を監視し、その無線信号毎の使用状況を無線管理部43に管理する。
図4Bに示す収容状況は、#1のONU2の光波長内に#1の基地局7の無線信号の空き、#2のONU2の光波長内に#2の基地局7の無線信号の空き、#4のONU2の光波長内に#4の基地局7の無線信号の空きが生じた状況を示している。制御部49は、無線周波数監視部42の監視結果に基づき、光波長内の無線信号の空き無線周波数を特定する。
第1の制御部44は、#1のONU2の光波長内の無線信号を低周波数方向にデフラグすべく、#1のONU2と接続する#1の基地局7のRRH7Aに対して無線制御情報を通知する。#1の基地局7内のRRH7Aは、無線制御情報に基づき、図4Cに示すように#1のONU2の光波長内の無線信号を低周波数側にシフトする。図4Cに示す収容状況は、#1のONU2の光波長内の無線信号を低周波数側にシフトしたので、#1のONU2の光波長内の高周波数側に空き帯域が生じた状態である。
第2の制御部45は、#1のONU2の光波長を短波長方向にデフラグ、すなわち#1のONU2の光波長内の長波長側の空き帯域を詰めるべく、WSS22内のポートP1の透過帯域を調整する。WSS22は、ポートP1の透過帯域を調整し、図5Aに示すように#1のONU2の光波長をポートP1から透過出力する。図5Aに示す収容状況は、#1のONU2の光波長内の長波長側の空き帯域を詰めて#1のONU2の光波長を短波長側にシフトしたので、#1のONU2の光波長を短波長方向にデフラグした状態である。その結果、#1のONU2の光波長のデフラグが完了する。
制御部49は、#1のONU2の光波長のデフラグ完了後、次に短波長の#2のONU2の光波長のデフラグを開始する。第2の制御部45は、#2のONU2の光波長の短波長側に、#1のONU2の光波長との間の空き帯域があるか否かを判定する。第2の制御部45は、#2のONU2の光波長の短波長側に空き帯域がある場合、空き帯域分、#2のONU2の光波長内の短波長側の帯域を広げるべく、WSS22内のポートP2の透過帯域を調整する。尚、#2のONU2の光波長の帯域拡張後の帯域幅は、#1のONU2の光波長の帯域が重ならない程度とする。WSS22は、ポートP2の透過帯域を調整し、図5Bに示すように#2のONU2の光波長をポートP2から透過出力する。図5Bに示す収容状況は、#2のONU2の光波長内の短波長側の帯域を#1のONU2の光波長側に詰めて拡張した状態である。
第3の制御部47は、ポートP2の帯域拡張後の透過帯域の中心波長に#2のONU2の光送信部31Aで送信する光波長の中心波長をシフトすべく、#2のONU2の光送信部31Aに対して光波長制御情報を通知する。#2のONU2内の光送信部31Aは、光波長制御情報に基づき、図5Cに示すように帯域拡張後の透過帯域の中心波長に合わせて光波長の中心波長をシフトする。図5Cに示す収容状況は、ポートP2の帯域拡張後の透過帯域の中心波長に#2のONU2の光送信部31Aからの光波長の中心波長がシフトした状態である。
第1の制御部44は、#2のONU2の光送信部31Aからの光波長の中心波長をシフトした後、#2のONU2の光波長内の無線信号を低周波数方向にデフラグすべく、#2のONU2と接続する#2の基地局7のRRH7Aに対して無線制御情報を通知する。#2の基地局7内のRRH7Aは、無線制御情報に基づき、図5Dに示すように#2のONU2の光波長内の無線信号を低周波数側にシフトする。図5Dに示す収容状況は、#2のONU2の光波長内の無線信号を低周波数側にシフトしたので、#2のONU2の光波長内の高周波数側に空き帯域が生じた状態である。
第2の制御部45は、#2のONU2の光波長を短波長方向にデフラグ、すなわち#2のONU2の光波長内の長波長側の空き帯域を詰めるべく、WSS22内のポートP2の透過帯域を調整する。WSS22は、ポートP2の透過帯域を調整し、図5Eに示すように#2のONU2の光波長をポートP2から透過出力する。図5Eに示す収容状況は、#2のONU2の光波長内の長波長側の空き帯域を詰めて、#2のONU2の光波長を短波長側にシフトしたので、#2のONU2の光波長を短波長方向にデフラグした状態である。その結果、#2のONU2の光波長のデフラグが完了する。
制御部49は、#2のONU2の光波長のデフラグ完了後、次に短波長の#3のONU2の光波長のデフラグを開始する。第2の制御部45は、#3のONU2の光波長内の短波長側に、#2のONU2の光波長との間の空き帯域があるか否かを判定する。第2の制御部45は、#3のONU2の光波長の短波長側に空き帯域がある場合、空き帯域分、#3のONU2の光波長内の短波長側の帯域を広げるべく、WSS22内のポートP3の透過帯域を調整する。尚、#3のONU2の光波長の帯域拡張後の帯域幅は、#2のONU2の光波長の帯域が重ならない程度とする。WSS22は、ポートP3の透過帯域を調整し、図6Aに示すように#3のONU2の光波長をポートP3から透過出力する。図6Aに示す収容状況は、#3のONU2の光波長内の短波長側の帯域を#2のONU2の光波長側に詰めて拡張した状態である。
第3の制御部47は、ポートP3の帯域拡張後の透過帯域の中心波長に#3のONU2の光送信部31Aで送信する光波長の中心波長をシフトすべく、#3のONU2の光送信部31Aに対して光波長制御情報を通知する。#3のONU2内の光送信部31Aは、光波長制御情報に基づき、帯域拡張後の透過帯域の中心波長に合わせて光波長の中心波長をシフトする。収容状況は、ポートP3の帯域拡張後の透過帯域の中心波長に#3のONU2の光送信部31Aからの光波長の中心波長がシフトした状態である。
第1の制御部44は、#3のONU2の光送信部31Aからの光波長の中心波長をシフトした後、#3のONU2の光波長内の無線信号を低周波数方向にデフラグすべく、#3のONU2と接続する#3の基地局7のRRH7Aに対して無線制御情報を通知する。#3の基地局7内のRRH7Aは、無線制御情報に基づき、図6Bに示すように#3のONU2の光波長内の無線信号を低周波数側にシフトする。図6Bに示す収容状況は、#3のONU2の光波長内の無線信号を低周波数側にシフトしたので、#3のONU2の光波長内の高周波数側に空き帯域が生じた状態である。
第2の制御部45は、#3のONU2の光波長を短波長方向にデフラグ、すなわち#3のONU2の光波長内の長波長側の空き帯域を詰めるべく、WSS22内のポートP3の透過帯域を調整する。WSS22は、ポートP3の透過帯域を調整し、図6Cに示すように#3のONU2の光波長をポートP3から透過出力する。図6Cに示す収容状況は、#3のONU2の光波長内の長波長側の空き帯域を詰めて、#3のONU2の光波長を短波長側にシフトしたので、#3のONU2の光波長を短波長方向にデフラグした状態である。その結果、#3のONU2の光波長のデフラグが完了する。
制御部49は、#3のONU2の光波長のデフラグ完了後、次に短波長の#4のONU2の光波長のデフラグを開始する。第2の制御部45は、#4のONU2の光波長内の短波長側に、#3のONU2の光波長との間の空き帯域があるか否かを判定する。第2の制御部45は、#4のONU2の光波長の短波長側に空き帯域がある場合、空き帯域分、#4のONU2の光波長内の短波長側の帯域を広げるべく、WSS22内のポートP4の透過帯域を調整する。尚、#4のONU2の光波長の帯域拡張後の帯域幅は、#3のONU2の光波長の帯域が重ならない程度とする。WSS22は、ポートP4の透過帯域を調整し、図6Dに示すように#4のONU2の光波長をポートP4から透過出力する。図6Dに示す収容状況は、#4のONU2の光波長内の短波長側の帯域を#3のONU2の光波長側に詰めて拡張した状態である。
第3の制御部47は、ポートP4の帯域調整後の透過帯域の中心波長に#4のONU2の光送信部31Aで送信する光波長の中心波長をシフトすべく、#4のONU2の光送信部31Aに対して光波長制御情報を通知する。#4のONU2内の光送信部31Aは、光波長制御情報に基づき、図7Aに示すように帯域拡張後の透過帯域の中心波長に合わせて光波長の中心波長をシフトする。図7Aに示す収容状況は、ポートP4の帯域拡張後の透過帯域の中心波長に#4のONU2の光送信部31Aからの光波長の中心波長がシフトした状態である。
第1の制御部44は、#4のONU2の光波長の中心波長をシフトした後、#4のONU2の光波長内の無線信号を低周波数方向にデフラグすべく、#4のONU2と接続する#4の基地局7のRRH7Aに対して無線制御情報を通知する。#4の基地局7内のRRH7Aは、無線制御情報に基づき、図7Bに示すように#4のONU2の光波長内の無線信号を低周波数側にシフトする。図7Bに示す収容状況は、#4のONU2の光波長内の無線信号を低周波数側にシフトしたので、#4のONU2の光波長内の高周波数側に空き帯域が生じた状態である。
第2の制御部45は、#4のONU2の光波長を短波長方向にデフラグ、すなわち#4のONU2の光波長内の長波長側の空き帯域を詰めるべく、WSS22内のポートP4の透過帯域を調整する。WSS22は、ポートP4の透過帯域を調整し、図7Cに示すように#4のONU2の光波長をポートP4から透過出力する。図7Cに示す収容状況は、#4のONU2の光波長内の長波長側の空き帯域を詰めて、#4のONU2の光波長を短波長側にシフトしたので、#4のONU2の光波長を短波長方向にデフラグした状態である。その結果、#4のONU2の光波長のデフラグが完了する。
制御部49は、#4のONU2の光波長のデフラグ完了後、すなわち、全ての光波長のデフラグが完了した場合、無線信号のグループに応じて光波長を再配置する。尚、グループとは、例えば、無線信号の種別に応じてグループ化し、例えば、低速データ及び中速データのグループと、高速データのグループとに分類するものとする。制御部49は、#1、#2及び#3の光波長内の低速及び中速データの無線信号をポートP1の光波長に割り当てるべく、基地局7のRRH7A、WSS22及びONU2内の光送信部31Aを制御する。更に、制御部49は、#3及び#4の光波長内の高速の無線信号をポートP3の光波長に割り当てるべく、基地局7のRRH7A、WSS22及びONU2内の光送信部31Aを制御する。第2の制御部45は、#1の基地局7の無線信号及び#2の基地局7の無線信号、更に、#3の基地局7の無線信号の内、低速データの無線信号を収容する光波長を透過するようにポートP1の透過帯域を調整すべく、WSS22を制御する。第2の制御部45は、#4の基地局7の無線信号及び、#3の基地局7の無線信号の内、高速データの無線信号を収容する光波長を透過するようにポートP3の透過帯域を調整すべく、WSS22を制御する。
第3の制御部47は、#1のONU2の光送信部31A及び#2のONU2の光送信部31AにポートP1対応の光波長、更に、#3のONU2の光送信部31Aの低速データの無線信号について、ポートP1対応の光波長へのシフトを指示する。また、第3の制御部47は、#4のONU2の光送信部31AにポートP3対応の光波長、#3のONU2の光送信部31Aに、高速データの無線信号について、ポートP3対応の光波長へのシフトを指示する。図7Dに示す収容状況は、#1の基地局7の無線信号、#2の基地局7の無線信号及び、#3の基地局7の低速データの無線信号をポートP1の透過出力の光波長内に収容する。更に、収容状況は、#4の基地局7の無線信号及び#3の基地局7の高速データの無線信号をポートP3の透過出力の光波長に収容する。その結果、光通信部21は、類似する種別の無線信号を取り扱うことになるため、その信号の処理負担を軽減できる。
図8は、監視処理に関わる収容局4のコントローラ12内の処理動作の一例を示すフローチャートである。図8に示す監視処理は、光多重信号内の光波長内に無線信号の空き周波数帯域を検出した場合に空き周波数帯域の予約状況に応じてデフラグ処理を実行する処理である。
図8においてコントローラ12内の制御部49は、無線周波数監視部42の監視結果に基づき、光波長内の無線信号の空き周波数帯域を検出したか否かを判定する(ステップS11)。制御部49は、空き周波数帯域を検出した場合(ステップS11肯定)、空き周波数帯域を特定する(ステップS12)。更に、制御部49内の判定部49Bは、特定された空き周波数帯域に対応する無線管理部43内の予約状況を参照し、空き周波数帯域を使用する予約があるか否かを判定する(ステップS13)。
制御部49は、空き周波数帯域を使用する予約がない場合(ステップS13否定)、図9に示すデフラグ処理を実行し(ステップS14)、光波長内の無線信号の空き周波数帯域を検出したか否かを判定すべく、ステップS11に移行する。制御部49は、空き周波数帯域を使用する予約がある場合(ステップS13肯定)、デフラグ処理を実行することなく、図8に示す処理動作を終了する。また、制御部49は、空き周波数帯域を検出しなかった場合(ステップS11否定)、図8に示す処理動作を終了する。
図8に示す監視処理を実行するコントローラ12は、光波長内に無線信号の空き周波数帯域を検出し、その空き周波数帯域を使用する予約がない場合にデフラグ処理を実行する。その結果、コントローラ12は、光波長内の無線信号の使用状況を監視しながら、デフラグ処理を実行できる。
コントローラ12は、光波長内に無線信号の空き周波数帯域を検出し、その空き周波数帯域を使用する予約がある場合にデフラグ処理を実行しない。その結果、コントローラ12は、光波長内の空き周波数帯域の使用予約がある場合に、今後、空き周波数帯域が使用されるため、無用なデフラグを抑制できる。
図9は、デフラグ処理に関わるコントローラ12内の処理動作の一例を示すフローチャートである。図9に示すデフラグ処理は、光波長内の無線信号の空き帯域をデフラグしながら、光波長のデフラグを実行する処理である。
図9においてコントローラ12内の制御部49内の指定部49Aは、最短波長の光波長を指定する(ステップS21)。尚、最短波長の光波長は、図4Aの場合、#1のONU2(ポートP1)の光波長である。制御部49は、指定された光波長の短波長側に空き帯域があるか否かを判定する(ステップS22)。尚、空き帯域とは、指定された光波長の帯域幅が短波長側に拡張できる帯域である。図4Bに示すようにポートP1の光波長が最短波長の場合は、空き帯域なしと判断するものとする。
コントローラ12内の第1の制御部44は、指定された光波長の短波長側に空き帯域がない場合(ステップS22否定)、指定された光波長内の無線信号を指定する(ステップS23)。第1の制御部44は、指定された無線信号を低周波数方向にデフラグすべく、指定された無線信号の無線周波数のシフトを指示する無線制御情報を該当基地局7のRRH7Aに通知する(ステップS24)。
第1の制御部44は、指定された光波長内の全ての無線信号のシフトが完了したか否かを判定する(ステップS25)。第1の制御部44は、光波長内の全ての無線信号のシフトが完了しなかった場合(ステップS25否定)、光波長内の次の無線信号を指定し(ステップS26)、指定された無線信号を低周波数方向にデフラグすべく、ステップS24に移行する。
制御部49は、指定された光波長内の全ての無線信号のシフトが完了した場合(ステップS25肯定)、次に指定する光波長があるか否かを判定する(ステップS27)。制御部49内の指定部49Aは、次に指定する光波長がある場合(ステップS27肯定)、次の光波長を指定し(ステップS28)、指定された光波長の短波長側に空き帯域があるか否かを判定すべく、ステップS22に移行する。
第2の制御部45は、例えば、図5Aに示すように、指定された光波長の短波長側に空き帯域がある場合(ステップS22肯定)、短波長側の空き帯域を詰めるように光波長の透過帯域を拡張すべく、ポートPの透過帯域を調整する(ステップS29)。尚、第2の制御部45は、例えば、図5Bに示すように、#2のONU2の光波長の短波長側の空き帯域を詰めるようにポートP2の透過帯域を拡張する。
第3の制御部47は、帯域拡張後の透過帯域の中心波長に、当該帯域拡張後の透過帯域を通過する光波長の中心波長をシフトすべく、ONU2側の光送信部31Aに対して光波長制御情報を通知する(ステップS30)。尚、第3の制御部47は、例えば、図5Cに示すように、ポートP2の帯域拡張後の透過帯域の中心波長に#2のONU2側の光送信部31Aの光波長の中心波長をシフトする。第1の制御部44は、指定された光波長内の無線信号を指定する(ステップS31)。第1の制御部44は、指定された無線信号を低周波数方向にデフラグすべく、指定された無線信号の無線周波数のシフトを指示する無線制御情報を該当基地局7のRRH7Aに通知する(ステップS32)。
第1の制御部44は、指定された光波長内の全ての無線信号のシフトが完了したか否かを判定する(ステップS33)。第1の制御部44は、光波長内の全ての無線信号のシフトが完了しなかった場合(ステップS33否定)、光波長内の次の無線信号を指定し(ステップS34)、指定された無線信号を低周波数方向にデフラグすべく、ステップS32に移行する。その結果、第1の制御部44は、例えば、図5Dに示すように、#2のONU2の光波長内の全ての無線信号の低周波数側へのシフトを完了することになる。
第2の制御部45は、指定された光波長内の全ての無線信号のシフトが完了した場合(ステップS33肯定)、指定された光波長内の帯域幅の空き帯域を詰めるように当該光波長のポートPの透過帯域を調整する(ステップS35)。更に、制御部49は、全ての光波長のデフラグが完了したか否かを判定する(ステップS36)。制御部49は、全ての光波長のデフラグが完了しなかった場合(ステップS36否定)、次の光波長を指定すべく、ステップS28に移行する。
制御部49は、全ての光波長のデフラグが完了した場合(ステップS36肯定)、WSS22のポートPの再配置が可能であるか否かを判定する(ステップS37)。尚、全ての光波長のデフラグが完了した場合とは、例えば、図7Cに示す収容状態となる。制御部49は、WSS22のポートPの再配置が可能の場合(ステップS37肯定)、図7Dに示すように、ポート再配置すべく、WSS22等を制御し(ステップS38)、図9に示す処理動作を終了する。また、制御部49は、WSS22のポートPの再配置が可能でない場合(ステップS37否定)、図9に示す処理動作を終了する。
コントローラ12は、指定された光波長内の無線信号を低周波数側にシフトし、指定された光波長内の無線信号のシフトで得た空き帯域を詰めるべく、光波長を短波長側にシフトする。そして、コントローラ12は、無線信号及び光波長のシフトを順次繰り返すことで、無線信号及び光波長を順次デフラグする。その結果、コントローラ12は、光波長内の無線信号の使用状況に応じて無線信号及び光波長のデフラグを実行することで、光波長の伝送効率を高める。
実施例1の収容局4は、指定された光波長内の無線信号を低周波数側にシフトすべく、ONU2側の基地局7のRRH7Aを制御する。更に、収容局4は、光波長内の無線信号のシフトの都度、無線信号シフトで得た空き帯域で光波長を短波長側にシフトすべく、WSS22を制御する。その結果、収容局4は、光波長内の無線信号をデフラグし、そのデフラグで得た空き帯域で光波長をデフラグするため、無線信号及び光波長のリソースの使用効率を高めながら、光波長の伝送効率の向上を図る。しかも、高負荷時の光波長の帯域幅を確保しながら、低負荷時には光波長の帯域幅を短くするため、その光通信部21及び31の消費電力を抑制できる。無線信号の空き状況に応じて無線周波数及び光波長を連携してシフトできるため、低負荷時における光通信部21及び31の消費電力を節減できる。
収容局4は、光波長の低波長側に空き帯域がある場合、低波長側の空き帯域分、光波長の帯域幅を拡張し、帯域拡張後の光波長の中心波長をONU2側の光送信部31Aで送信する光波長の中心波長にシフトすべく、ONU2側の光送信部31Aを制御する。更に、収容局4は、中心波長シフト後の光波長内の無線信号をデフラグし、無線信号デフラグ後の光波長を透過出力すべく、WSS22を制御した。その結果、収容局4は、光波長を順次デフラグすることで、光波長の伝送効率の向上を図る。
収容局4は、光多重信号内の光波長毎のデフラグ完了後に、無線信号のグループに応じて、無線信号のグループ毎に光波長を割り当て、その割り当てられた光波長を透過するポートPの透過帯域を調整すべく、WSS22を制御した。つまり、収容局4は、光波長のデフラグ後、無線信号のグループに応じて光波長を再配置した。その結果、収容局4は、無線信号のグループに応じて光波長を割り当てることになるため、光波長毎にグループ毎の無線信号を処理できることで、その信号処理に要する処理負担を軽減できる。
収容局4は、光多重信号内の光波長内の無線信号の空き周波数帯域を検出した場合に、当該空き周波数帯域の予約状況に基づき、デフラグ処理の実行可否を判定する。すなわち、収容局4は、空き周波数帯域が予約済みの場合、デフラグ処理を実行せず、空き周波数帯域が予約済みでない場合、デフラグ処理を実行する。その結果、空き周波数帯域が予約済みの場合に無用なデフラグ処理を回避できる。
尚、上記実施例1の光伝送システム1は、例えば、#1の基地局7、#2の基地局7、#3の基地局7及び#4の基地局7が地理的に近接する地域に配置した場合を例示した。しかしながら、#1の基地局7、#2の基地局7及び#3の基地局7を隣接地域、例えば、都市に配置し、#4の基地局7及び#5の基地局7を都市から離れた郊外の隣接地域に配置した場合でも良く、この場合の実施の形態につき、実施例2として以下に説明する。
図10A〜図10C、図11A〜図11Cは、実施例2の収容局4側のデフラグ処理に関わる光波長毎の無線信号の収容状況の一例を示す説明図である。尚、実施例1の光伝送システム1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図10Aの収容状況では、#1のONU2の光波長、#2のONU2の光波長、#3のONU2の光波長、#4のONU2の光波長及び、#5のONU2の光波長を収容している。#1のONU2の光波長には#1の基地局7の無線信号、#2のONU2の光波長には#2の基地局7の無線信号、#3のONU2の光波長には#3の基地局7の無線信号を収容している。#4のONU2の光波長には#4の基地局7の無線信号、#5のONU2の光波長には#5の基地局7の無線信号を収容している。尚、#1の基地局7、#2の基地局7及び#3の基地局7は都市内の隣接地域に配置され、#4の基地局7及び#5の基地局7は郊外の隣接地域に配置されているものとする。日中は、都市部の#1、#2及び#3の基地局7の無線トラヒック量が高く、郊外の#4及び#5の基地局7の無線トラヒック量が都市部に比較して少ないものとする。
都市部の#1、#2及び#3の基地局7は、労働者の帰宅時間が近くなるに連れて、図10Bに示すように、無線トラヒック量が徐々に低下する。制御部49は、都市部の#1、#2及び#3の基地局7の無線トラヒック量の低下、すなわち光波長内の無線信号の空き周波数帯域を検出した場合に、図10Cに示すように、#1、#2及び#3のONU2の光波長をデフラグする。すなわち、制御部49は、#1のONU2の光波長内の#1の基地局7の無線信号をデフラグした後、#1のONU2の光波長をデフラグする。更に、制御部49は、#2のONU2の光波長内の#2の基地局7の無線信号をデフラグした後、#2のONU2の光波長をデフラグする。更に、制御部49は、#3のONU2の光波長内の#3の基地局7の無線信号をデフラグした後、#3のONU2の光波長をデフラグする。その結果、制御部49は、#1、#2及び#3のONU2の光波長のデフラグが完了する。
更に、制御部49は、#1、#2及び#3のONU2の光波長のデフラグ後、郊外にある#4及び#5の基地局7の無線トラヒック量の上昇を見越して、#1、#2、#3、#4及び#5の基地局7に割り当てる光波長を再配置する。制御部49は、図11Aに示すように、#1及び#2の基地局7の無線信号をポートP1の光波長、#3の基地局7の無線信号をポートP2の光波長、#4の基地局7の無線信号をポートP3の光波長、#5の基地局7の無線信号をポートP4の光波長に割り当てる。
更に、制御部49は、郊外の#4及び#5の基地局7の無線トラヒック量の上昇を見越し、#4及び#5の基地局7に割り当てる各光波長の帯域幅を広くすべく、図11Bに示すように、ポートP3及びP4の透過帯域を調整する。その結果、制御部49は、ポートP3及びポートP4の光波長の透過帯域を拡張して光波長の帯域幅を広くしているため、#4及び#5の基地局7の無線トラヒック量の上昇に対応できる。
更に、制御部49は、#4及び#5の基地局7のトラヒック量が実際に上昇した場合でも、#4及び#5の基地局7に割り当てた光波長の帯域幅が広くなっている。その結果、制御部49は、図11Cに示すように、ポートP3の透過帯域で#4の基地局7の無線信号、ポートP4の透過帯域で#5の基地局7の無線信号を伝送できる。
実施例2の光伝送システム1では、都市及び郊外の無線トラヒック量の変化に応じて光波長を再配置したので、都市及び郊外の無線トラヒック量の変化に柔軟に対応しながら、光波長の伝送効率の向上を図ることができる。
尚、上記実施例1では、例えば、#2のONU2の光波長内の短波長側に空き帯域がある場合、光波長の短波長側の空き帯域分、光波長の帯域を拡張した後、帯域拡張後の光波長の中心波長に#2のONU2の光波長の中心波長をシフトする。更に、中心波長シフト後の光波長内の無線信号を低周波数側にシフトし、無線信号シフト後の光波長を低波長側にシフトした。しかしながら、この処理方法に限定されるものではなく、図12A〜図12Dの方法を使用しても良い。
制御部49は、#1のONU2の光波長のデフラグ後、次に短波長の#2のONU2の光波長のデフラグを開始する。第2の制御部45は、#2のONU2の光波長の短波長側に空き帯域がある場合、空き帯域分、#2のONU2の光波長内の短波長側の帯域を広げるべく、WSS22内のポートP2の透過帯域を調整する。尚、#2のONU2の光波長の帯域拡張後の帯域幅は、#1のONU2の光波長の帯域が重ならない程度とする。WSS22は、ポートP2の透過帯域を調整し、図12Aに示すように#2のONU2の光波長をポートP2から透過出力する。図12Aに示す収容状況は、#2のONU2の光波長内の短波長側の帯域を#1のONU2の光波長側に詰めて拡張した状態である。
第1の制御部44は、#2のONU2の光波長内の無線信号を低周波数方向にデフラグすべく、#2のONU2と接続する#2の基地局7のRRH7Aに対して無線制御情報を通知する。#2の基地局7内のRRH7Aは、無線制御情報に基づき、図12Bに示すように#2のONU2の光波長内の無線信号をシフトする。図12Bに示す収容状況は、#2のONU2の光波長内の無線信号をシフトしたので、#2のONU2の光波長内の高周波数側に空き帯域が生じた状態である。
第3の制御部47は、#2のONU2の光波長内の無線信号のデフラグ後、ポートP2の帯域拡張後の透過帯域の中心波長に#2のONU2の光送信部31Aで送信する光波長の中心波長をシフトすべく、#2のONU2に対して光波長制御情報を通知する。#2のONU2内の光送信部31Aは、光波長制御情報に基づき、図12Cに示すように帯域拡張後の透過帯域の中心波長に合わせて光波長の中心波長をシフトする。図12Cに示す収容状況は、ポートP2の帯域拡張後の透過帯域の中心波長に#2のONU2の光送信部31Aからの光波長の中心波長がシフトした状態である。
第2の制御部45は、#2のONU2の光波長を短波長方向にデフラグ、すなわち#2のONU2の光波長内の長波長側の空き帯域を詰めるべく、WSS22内のポートP2の透過帯域を調整する。WSS22は、ポートP2の透過帯域を調整し、図12Dに示すように#2のONU2の光波長をポートP2から透過出力する。図12Dに示す収容状況は、#2のONU2の光波長内の長波長側の空き帯域を詰めて、#2のONU2の光波長を短波長側にシフトしたので、#2のONU2の光波長を短波長方向にデフラグした状態である。その結果、#2のONU2の光波長のデフラグが完了したことになる。つまり、光波長の低波長側の空き帯域分、光波長の帯域を拡張した後、帯域拡張後の光波長内の無線信号をデフラグし、無線信号デフラグ後に、帯域拡張後の光波長の中心波長にONU2側の光送信部31A側に光波長の中心波長をシフトする。更に、光波長の中心波長シフト後の光波長をデフラグした場合でも、光波長のデフラグを実現できる。
尚、上記実施例では、無線制御情報をRRH7Aに通知する方法として、無線制御情報を光多重信号内のヘッダ部分に配置する場合を例示した。しかしながら、通知方法としては、例えば、無線制御情報を光多重信号に重畳する場合や、コントローラ12とRRH7Aとの間の制御線を通じて無線制御情報を通知する方法等があり、その方法は適宜変更可能である。
上記実施例では、光波長制御情報を光通信部31に通知する方法として、光波長制御情報を光多重信号内のヘッダ部分に配置する場合を例示した。しかしながら、通知方法としては、例えば、光波長制御情報を光多重信号に重畳する場合や、コントローラ12と光通信部31との間の制御線を通じて光波長制御情報を通知する方法等があり、その方法は適宜変更可能である。
上記実施例では、光波長のデフラグ完了後、光波長の再配置を実行したが、光波長の再配置を実行しなくても良い。
上記実施例では、光波長のデフラグ完了後に実行する光波長の再配置として、無線信号のグループに応じて光波長を再配置した。低速データ及び中速データの無線信号を同一グループとした。しかしながら、低速データ及び中速データを異なるグループとしても良く、グループ構成は適宜変更可能である。
上記実施例では、無線信号をデフラグする方向を低周波数側、光波長をデフラグする方向を短波長側にシフトする場合を例示した。しかしながら、無線信号及び光波長をデフラグする方向は、これらに限定されるものではなく、適宜変更可能である。
無線信号をデフラグする方向としては、不使用の周波数帯の空き方で低周波数側若しくは高周波数側にシフトしても良く、使用している無線信号の本数が少ない方向にシフトさせることで、無線信号のシフトに要する処理負担を低減できる。
また、光波長をデフラグする方向としては、長波長側に寄せるシフト、長波長側と短波長側との両端に寄せるシフト、短波長側の帯域及び長波長側の帯域を空きにして中間の帯域に集めるシフトでも良い。また、使用する信号の品質を高く保ちたい場合や、後から割り当てる信号の品質を高く保ちたい場合を想定してシフトする方向を決めても良い。
また、長波長側の方が短波長側よりもOSNR(Optical Signal to Noise Ratio)の信号品質が高くなる。使用している信号の品質を高く保ちたい場合は、長波長側に寄せるシフトを実行することで、信号品質の高い伝送を確保できる。
短波長側の帯域及び長波長側の帯域を空きにして中間の帯域に集めるシフトの場合、短波長と長波長との中間の波長は、光信号のパワーの波長依存性が小さく、パワーの均一性が高くなる。その結果、波長間でのパワーや無線信号のパワーを均一にできる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
2 ONU
3 OLT
7A RRH
21 光通信部
22 WSS
31A 光送信部
44 第1の制御部
45 第2の制御部
47 第3の制御部
49A 指定部
49B 判定部

Claims (6)

  1. 光波長毎に、無線信号を収容した光多重信号を伝送する光伝送装置であって、
    対向装置との間で光多重信号を伝送する複数の通信部と、
    前記通信部毎に接続するポートを備え、当該ポートを通過する前記光多重信号から任意の光波長を透過する波長選択スイッチと、
    前記対向装置内の無線部を制御し、指定された前記光波長内の前記無線信号の周波数を変更する第1の制御部と、
    前記第1の制御部による前記無線信号の周波数の変更に応じて、当該光波長を通過する前記ポートの透過帯域を変更する第2の制御部と、
    前記対向装置の光送信部を制御し、前記第2の制御部による変更後の当該ポートの透過帯域の中心波長に、当該ポートを通過する光波長の中心波長を変更する第3の制御部と
    を有することを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記第3の制御部は、
    指定された前記光波長の帯域幅を変更する方向の空き帯域分拡張するように当該光波長のポートの透過帯域を変更した後、当該拡張変更後の透過帯域の中心波長に当該拡張変更後の透過帯域を通過する前記光波長の中心波長を変更し、
    前記第1の制御部は、
    前記第3の制御部にて前記光波長の中心波長を変更した後に、前記中心波長変更後の前記光波長内の前記無線信号の周波数を変更し、
    前記第2の制御部は、
    前記第1の制御部にて前記中心波長変更後の前記光波長内の前記無線信号の周波数を変更した後に、当該光波長を通過する前記ポートの前記透過帯域を変更することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記第1の制御部は、
    指定された前記光波長の帯域幅を変更する方向の空き帯域分拡張するように当該光波長のポートの透過帯域を変更した後、当該拡張変更後の透過帯域を通過した前記光波長内の前記無線信号の周波数を変更し、
    前記第3の制御部は、
    前記第1の制御部にて前記拡張変更後の透過帯域を通過した前記光波長内の前記無線信号の周波数を変更した後、当該拡張変更後の透過帯域の中心波長に当該透過帯域を通過する前記光波長の中心波長を変更し、
    前記第2の制御部は、
    前記第3の制御部にて前記光波長の中心波長を変更した後に、当該光波長を通過する前記ポートの透過帯域を変更することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  4. 前記光多重信号内の光波長毎の中心波長の変更完了後に、前記無線信号のグループに応じて前記光波長を割り当て、その割り当てられた光波長に当該グループの前記無線信号を収容する制御部を有し、
    前記第2の制御部は、
    当該光波長を通過するポートの透過帯域を変更することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の光伝送装置。
  5. 前記光多重信号内の前記光波長内の無線信号の空き周波数を検出した場合に当該空き周波数の予約状況に基づき、前記光波長毎の中心波長の変更の実行可否を判定する判定部を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の光伝送装置。
  6. 光波長毎に、無線信号を収容した光多重信号を伝送するため、対向装置との間で光多重信号を伝送する複数の通信部毎に接続するポートを備え、当該ポートを通過する前記光多重信号から任意の光波長を透過する波長選択スイッチを有する光伝送装置の光波長デフラグ方法であって、
    指定された前記光波長内の前記無線信号の周波数を変更し、
    前記無線信号の周波数の変更に応じて当該光波長を通過する前記ポートの透過帯域を変更し、
    変更後の当該ポートの透過帯域の中心波長に、当該ポートを通過する光波長の中心波長を変更する
    ことを特徴とする光波長デフラグ方法。
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