JP6339973B2 - 端局装置及び帯域割当方法 - Google Patents
端局装置及び帯域割当方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6339973B2 JP6339973B2 JP2015131184A JP2015131184A JP6339973B2 JP 6339973 B2 JP6339973 B2 JP 6339973B2 JP 2015131184 A JP2015131184 A JP 2015131184A JP 2015131184 A JP2015131184 A JP 2015131184A JP 6339973 B2 JP6339973 B2 JP 6339973B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wavelength
- service
- terminal device
- communication
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
本発明の実施形態では、伝送システムに、通信の遅延に対する要求条件が異なる複数のサービスを同時に収容する。サービスを収容するとは、そのサービスの通信を中継することを示す。以下では、伝送システムに受動光通信網(PON:Passive Optical Network)システムを用いた場合を例に説明する。
本実施形態では、受動光通信網がサービスに要求される遅延ごとにそのサービスの通信の中継に使用する波長を分ける。
本実施形態による通信システムは、端局装置と、下位側にユーザネットワークが収容された複数の終端装置とが波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplex)かつ時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)により光信号の送受信を行う波長可変型光アクセスシステム(TWDM-PON)を備える。この波長可変型光アクセスシステムを構成する複数の終端装置はそれぞれ、波長可変型光アクセスシステムが収容する複数のサービスのうち1つのサービスを収容する。1つのサービスが1つの終端装置に収容されてもよく、複数の終端装置に収容されてもよい。各サービスは、遅延時間に対するサービス要求条件(要求される通信品質)が異なる。そこで、本実施形態は、波長可変型光アクセスシステムの波長とサービスとを対応させ、サービス要求条件に応じて波長ごとに異なる帯域割当方法を適用して、通信帯域(「帯域」ともいう。)を割当てる。これにより、複数のサービスを、各サービスのサービス要求条件を満たしつつ収容する。
端局装置2に接続される上位装置1は、各サービスに対応した上位ネットワークへと接続するための装置であり、スイッチ機能や移動体無線通信システムにおける基地局装置(BBU:Baseband Unit)機能を有する。なお、上位装置1はサービス別の複数の装置により構成してもよい。
記憶部211は、サービス要求テーブルを記憶する。サービス要求テーブルは、終端装置3と、その終端装置3に収容されるサービスと、そのサービスが許容する遅延時間に関する情報とを対応付けたデータである。
集線部231は、下位送受信部241−1〜241−Nから受信した上りデータを集線する。
本実施形態は、移動体無線通信システムについては、上位装置(BBU)から通知されるスケジューリング情報を用いることにより、移動体無線通信システムに対して低遅延の帯域割当を行う。以下では、第1の実施形態との差分を中心に説明する。本実施形態の通信システムは、図1に示す第1の実施形態の端局装置2を、図4に示す端局装置2aに代えた構成である。
端局装置2aは、第1の実施形態の端局装置2に、情報抽出部401及び要求量変換部402を追加した構成である。情報抽出部401は、移動体無線通信システムの上位装置からスケジューリング情報を受信する。スケジューリング情報は、移動体無線通信システムの上り通信のスケジュールを示し、各無線装置(下位装置4)が上り通信を行う時間と、上り通信のデータ量を取得可能な情報である。要求量変換部402は、受信したスケジューリング情報を終端装置3ごとの帯域要求量に変換する。上位装置からのスケジューリング情報は、上位送受信部201を介して受信してもよい。変換された帯域要求量は、移動体無線通信システムを収容する波長λ1の下位送受信部241−1に転送される。下位送受信部241−1は、受信した帯域要求量を用いて動的に帯域を割当てる。
上記のように、本実施形態では、上位装置との間の連携インタフェースを用いて動的帯域割当て(DBA: Dynamic bandwidth allocation)を行うエンジンを、追加で設ける。
本実施形態は、任意の波長において、その波長に収容した終端装置3の通信の遅延に対する要求条件を満たせなくなる場合に、他の波長に一部の終端装置3を振り替える。1波長あたりの負荷を分散することが可能となることから、システム全体で快適な通信が期待できる。以下では、第1の実施形態との差分を中心に説明する。本実施形態の通信システムは、図1に示す第1の実施形態の端局装置2を、図5に示す端局装置2bに代えた構成である。
トラヒック監視部501は、波長ごとの上り通信の伝送品質を測定し、測定結果を示すトラヒック測定情報を波長割当部221bに出力する。波長割当部221bは、波長ごとに、トラヒック測定情報が示す上り通信の伝送品質と、その波長について予め設定された伝送品質の閾値とを比較する(ステップS601)。波長割当部221bは、測定された伝送品質が閾値以下の波長がないと判断した場合(ステップS601:NO)、ステップS601からの処理を繰り返す。
本実施形態は、終端装置3をできる限り少ない波長数で収容し、要求条件を満たせなくなる場合に新たな波長を追加して収容する。使用する波長数をできる限り少なくすることにより、使用しない波長に関してスリープ動作させることが可能となり、省電力化が期待できる。以下では、第1の実施形態との差分を中心に説明する。本実施形態の通信システムは、図1に示す第1の実施形態の端局装置2を、図7に示す端局装置2cに代えた構成である。
トラヒック監視部501は、波長ごとの上り通信の伝送品質を測定し、測定結果を示すトラヒック測定情報を波長割当部221cに出力する。波長割当部221cは、波長ごとに、トラヒック測定情報が示す上り通信の伝送品質と、その波長について予め設定された伝送品質の閾値とを比較する(ステップS701)。波長割当部221bは、測定された伝送品質が閾値以下の波長がないと判断した場合(ステップS701:NO)、ステップS704からの処理を行う。
2、2a、2b、2c 端局装置
3、3−1、3−2、3−P 終端装置
4、4−1、4−2、4−P 下位装置
5、5−1、5−2、5−Q ユーザ装置
6 光ファイバ
7 光スプリッタ
10 通信システム
201 上位送受信部
211 記憶部
221、221b、221c 波長割当部
231 集線部
241、241−1、241−2、241−N 下位送受信部
251 波長合分波部
401 情報抽出部
402 要求量変換部
501 トラヒック監視部
Claims (5)
- 端局装置とサービスを収容する複数の終端装置とが波長分割多重により前記サービスの通信を中継する伝送システムにおける前記端局装置であって、
前記終端装置が収容する前記サービスの遅延時間に対する要求条件に基づいて、前記終端装置との通信に使用する波長を決定する波長割当部と、
それぞれが異なる波長に対応し、対応する前記波長を使用する前記終端装置が収容する前記サービスの前記要求条件に応じた帯域割当方法により前記終端装置に通信帯域を割当てる複数の下位送受信部と、
を有することを特徴とする端局装置。 - 前記下位送受信部は、前記サービスの通信のスケジュールを示す情報に基づいて前記通信帯域を決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の端局装置。 - 前記波長割当部は、前記波長ごとの伝送品質の情報を取得し、取得した前記情報から伝送品質が所定よりも低下している波長があると判断した場合、伝送品質が低下している前記波長に割当てられている前記終端装置に他の波長を割当てる、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端局装置。 - 前記波長割当部は、同一の波長を割当てた複数の前記終端装置が通信を中継する前記サービスに応じて、前記波長に対応した前記下位送受信部が用いる前記帯域割当方法を選択する、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の端局装置。 - 端局装置とサービスを収容する複数の終端装置とが波長分割多重により前記サービスの通信を中継する伝送システムにおける前記端局装置が実行する帯域割当方法であって、
前記終端装置が収容する前記サービスの遅延時間に対する要求条件に基づいて、前記終端装置との通信に使用する波長を決定する波長割当ステップと、
それぞれが異なる波長に対応した複数の下位送受信部が、対応する前記波長を使用する前記終端装置が収容する前記サービスの前記要求条件に応じた帯域割当方法により前記終端装置に通信帯域を割当てる帯域割当ステップと、
を有することを特徴とする帯域割当方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015131184A JP6339973B2 (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | 端局装置及び帯域割当方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015131184A JP6339973B2 (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | 端局装置及び帯域割当方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017017474A JP2017017474A (ja) | 2017-01-19 |
JP6339973B2 true JP6339973B2 (ja) | 2018-06-06 |
Family
ID=57831044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015131184A Active JP6339973B2 (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | 端局装置及び帯域割当方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6339973B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4005956B2 (ja) * | 2003-08-28 | 2007-11-14 | 日本電信電話株式会社 | 帯域割当方法および帯域割当回路 |
JP4810507B2 (ja) * | 2007-06-28 | 2011-11-09 | 日本電信電話株式会社 | 光送信装置および光伝送システム |
JP2011082908A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Nec Corp | 局内装置、光通信システム、帯域割当方法、および装置のプログラム |
JP2011146780A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Of Networks:Kk | 通信遅延の緩和方法 |
KR101585362B1 (ko) * | 2012-01-17 | 2016-01-13 | 니폰 덴신 덴와 가부시끼가이샤 | 파장 대역 할당 방법 |
US9131289B2 (en) * | 2012-06-21 | 2015-09-08 | NEC Laboratores America, Inc. | Software-defined optical network |
JP6852957B2 (ja) * | 2014-06-12 | 2021-03-31 | Kddi株式会社 | 加入者側光終端装置 |
-
2015
- 2015-06-30 JP JP2015131184A patent/JP6339973B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017017474A (ja) | 2017-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6340143B2 (ja) | 伝送システム及び伝送方法 | |
JP6475650B2 (ja) | 端局装置及び帯域割当方法 | |
CN108141403B (zh) | 中继传输系统、中继传输方法以及中继传输装置 | |
JP5725226B1 (ja) | 動的波長割当制御方法及び局側装置 | |
CN108141345B (zh) | 传输系统、传输方法以及传输装置 | |
JP6450272B2 (ja) | 端局装置及び帯域割当方法 | |
JP6339973B2 (ja) | 端局装置及び帯域割当方法 | |
Ranaweera et al. | An efficient resource allocation mechanism for LTE–GEPON converged networks | |
JP6401677B2 (ja) | 端局装置及び帯域割当方法 | |
JP6852957B2 (ja) | 加入者側光終端装置 | |
JP6461765B2 (ja) | 端局装置及び帯域割当方法 | |
JP6085383B1 (ja) | 通信システム | |
Ramantas et al. | A converged optical wireless architecture for mobile backhaul networks | |
JP2017046327A (ja) | 端局装置、帯域割当方法及びプログラム | |
JP6371258B2 (ja) | 端局装置及び通信制御方法 | |
JP6457372B2 (ja) | 伝送システム、伝送方法、伝送装置及び伝送プログラム | |
JP6992596B2 (ja) | 局側装置、加入者側装置、光アクセスネットワーク及び帯域割当方法 | |
JP6863426B2 (ja) | リソース割当装置、リソース割当プログラム、リソース割当方法、及び局側装置 | |
JP6401678B2 (ja) | 端局装置及び帯域割当方法 | |
JP6676496B2 (ja) | 光加入者線終端装置、光加入者線ネットワーク装置及びコンピュータプログラム | |
JP2018056759A (ja) | 光伝送システム及び光中継伝送方法 | |
KR20140104924A (ko) | 다중 파장 수동형 광통신 네트워크 시스템에서의 링크 설정 방법 | |
JP2015231221A (ja) | 局側光終端装置及び加入者側光終端装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180508 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180511 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6339973 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |