JP2015231221A - 局側光終端装置及び加入者側光終端装置 - Google Patents

局側光終端装置及び加入者側光終端装置 Download PDF

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将之 大石
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【課題】伝送遅延を抑えることができる受動光アクセス網の局側光終端装置を提供する。【解決手段】上り方向と下り方向それぞれにおいて複数の波長を使用する受動光アクセス網の局側光終端装置OLT1は、上り方向と下り方向の波長ペアに対応し、対応する上り方向の波長の信号を受信し、対応する下り方向の波長の信号を送信する、複数の送受信手段12−1〜12−nを備えており、複数の送受信手段の少なくとも1つの送受信手段は、制御信号のみを送受信する。【選択図】図2

Description

本開示は、受動光アクセス網(PON:Passive Optical Network)における帯域割り当て技術に関する。
加入者にネットワークへの高速アクセスを提供するため、受動光アクセス網(PON:Passive Optical Network)が利用されている。PONにおいては、1つの局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に、スプリッタ等を介して複数の加入者側光終端装置(ONU:Optical Network Unit)を収容する構成がとられる。そして、各ONUがOLTに送信する信号が衝突しない様に、OLTがONUに上り方向のリソース割り当てを行う。
従来、PONにおいては、時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)によりリソースの割り当てを行っていた。つまり、各ONUは上り方向において同じ波長を使用し、OLTは、各ONUに対して送信タイミング及び送信期間を指定することでリソース割り当てを行っていた。しかしながら、近年、PONの容量の拡大が求められており、非特許文献1は、PONにTDM及び波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)を適用したTWDM(Time and Wavelength Division Multiplexing)−PONを開示している。TWDM−PONにおいては、OLTがONUに対して使用する波長、送信タイミング及び送信期間を指定することになる。
飯田大輔、桑野茂、可児淳一、寺田純、"動的TWDM−PON技術による無線アクセスネットワークの帯域利用効率向上"、2013年電子情報通信学会ソサイエティ大会、B−8−35、2013年9月
移動通信網が提供する無線アクセスネットワークの高速化に伴い、基地局がカバーする領域(セル)が狭くなり、よって、移動通信網に設置すべき基地局の数が増大している。このため、複数の基地局を収容するためのネットワークとして、PONの利用が検討されている。ここで、基地局を収容するためのバックホール部分の遅延要求は、PONが主に提供するインターネット・アクセスと比較して厳しく、基地局のバックホールとしてPONを使用するためには、PONにおける伝送遅延を抑えなければならない。しかしながら、非特許文献1に記載の構成は遅延を抑えることについては考慮されておらず、基地局の様な遅延条件が厳しい通信装置を収容するために利用することはできない。
本発明は、伝送遅延を抑えることができる受動光アクセス網の局側光終端装置及び加入者側光終端装置を提供するものである。
本発明の一側面によると、上り方向と下り方向それぞれにおいて複数の波長を使用する受動光アクセス網の局側光終端装置であって、上り方向と下り方向の波長ペアに対応し、対応する上り方向の波長の信号を受信し、対応する下り方向の波長の信号を送信する、複数の送受信手段を備えており、前記複数の送受信手段の少なくとも1つの送受信手段は制御信号のみを送受信することを特徴とする。
本発明の一側面によると、受動光アクセス網の加入者側光終端装置であって、制御信号用に割り当てられた上り方向の波長の信号を送信し、制御信号用に割り当てられた下り方向の波長の信号を受信する第1送受信手段と、データ送信用に割り当てられた複数の第1波長のいずれも選択的に送信可能であり、データ送信用に割り当てられた複数の第2波長のいずれも選択的に受信可能な第2送受信手段と、前記第2送受信手段が送信する第1波長と、前記第2送受信手段が受信する第2波長を前記第2送受信手段に通知する通知手段と、を備えていることを特徴とする。
伝送遅延を抑えることができる。
一実施形態による受動光アクセス網の構成図。 一実施形態による局側光終端装置の構成図。 一実施形態による加入者側光終端装置の構成図。 一実施形態による通信のシーケンス図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。また、以下の実施形態は例示であり本発明を実施形態の内容に限定するものではない。
図1は、本実施形態によるPONの構成図である。1つの局側光終端装置(OLT)1は、スプリッタ3を介して、複数の加入者側光終端装置(ONU)2と通信する。なお、本実施形態のPONはTWDM−PON、つまり、波長多重と時分割多重を併用する。したがって、各ONU2が上り方向、つまり、ONU2からOLT1方向のデータ伝送に使用するリソースを、OLT1は、波長と、送信期間により指定する。以下の説明において、OLT1がONU2にリソースを通知するための信号をリソース割り当て信号(図では、Grant)と呼ぶものとする。また、OLT1がONU2にリソース割り当てを行うに当たり、OLT1は、ONU2が上り方向に送信する必要があるデータ量についての情報を各ONU2から受け取る。以下の説明において、ONU2が送信データ量をOLT1に通知するための信号をリソース要求信号(図ではReport)と呼ぶものとする。
図4(A)は、従来のTWDM−PONにおける通信シーケンス図である。なお、図4(A)は、TWDM−PONで使用する複数の波長の内の1つの波長に対するシーケンスを示し、OLT1に収容されている複数のONU2の内のm台のONU2がこの1つの波長を使用しているものとする。OLT1は、所定のタイミングで各ONU2にリソース割り当て信号を送信し、各ONU2に使用すべきリソースを通知する。各ONU2は、リソース割り当て信号を受信すると、割り当てられたリソースを使用してデータと、必要に応じてリソース要求信号をOLTに送信する。なお、図4(A)の例においては、m台のONU2は、いずれも、リソース割り当て信号により、リソース割り当て信号と同じ波長が割り当てられたものとしている。OLT1は、リソース割り当て信号を送信後、各ONU2からデータ及びリソース要求信号を受信し、その後、各ONU2からのリソース要求信号に基づきリソースの割り当てを行い、リソース割り当て信号を各ONU2に送信する。なお、OLT1において、リソース割り当て信号を送信した後、次のリソース割り当て信号を送信するまでの間は、下り方向、つまり、OLT1からONU2方向へのデータを送信している。
図4(B)は、本実施形態によるTWDM−PONでの通信シーケンス図である。本実施形態では、下り方向の1つの波長をリソース割り当て信号の送信用とし、上り方向の1つの波長をリソース要求信号の送信用として確保し、残りの波長を各ONU2に割り当ててデータの送信用とする。つまり、従来の様に、リソース割り当て信号やリソース要求信号といった制御信号とデータを同じ波長を使用して送信するのではなく、制御信号とデータを異なる波長により送信する。したがって、データ送信による制御信号の待ち時間が減り、制御信号を必要に応じて直ちに送信することができる。例えば、図4(A)では、ONU#1がリソース要求信号を送信しても、ONU#1は、ONU#mがデータとリソース要求信号を送信し終えるまでは、リソースの割り当てを受けることはできない。一方、図4(B)では、1つの波長では、データ量の比較的短い制御信号のみが送信されるので、制御信号の遅延によるデータ遅延を抑えることができる。
図2は、本実施形態によるOLT1の構成図である。なお、本実施形態において、TWDM−PONは、下り方向にはλ1−1〜λn−1のn個の波長を使用し、上り方向にはλ1−2〜λn−2のn個の波長を使用するものとする。なお、λk−1とλk−2(k=1〜nの整数)を下り方向と上り方向のペアとする。本実施形態におけるOLT1は、n個の送受信部12−1〜12−nを備えている。なお、送受信部12−k(k=1〜nの整数)は、波長λk−1とλk−2の光信号の送信処理と受信処理を行う。また、本実施形態においては、λ1−1とλ1−2の波長ペアを制御信号用とし、残りをデータ送信用とする。つまり、送受信部12−1は、制御部13の制御の下、各ONU2にリソース割り当て信号を送信し、各ONU2から受信するリソース要求信号を制御部13に送信する。選択部14には、ONU2に送信すべきデータが入力され、選択部14は、制御部13の制御の下、ONU2へのデータを、当該ONU2に割り当てた波長を処理する送受信部12に出力する。また、送受信部がONU2から受信したデータを選択部14は出力する。なお、波長多重部11は、下り方向については、n個の送受信部から受信する波長λ1−1〜λn−1のn個の波長を波長多重して出力し、上り方向においては、受信する光信号に含まれる波長λ1−2〜λn−2の信号を分離して、対応する送受信部に出力する。
図3は、本実施形態によるONU2の構成図である。送受信部22は、OLT1の送受信部12−1と対向し、OLT1との間で波長λ1−1とλ1−2の光信号の送信処理と受信処理を行う。なお、送受信部22は、波長λ1−1で受信するリソース割り当て信号を制御部25に出力する。また、制御部25から受信するリソース要求信号を波長λ1−2の光信号で送信する。制御部25は、OLT1側に送信すべき送信データ量を示す情報を含むリソース要求信号を送受信部22に出力し、OLT1から受信するリソース割り当て信号に従い、割り当てた波長を使用できる様に波長可変送受信部24及び波長可変フィルタ23を制御する。波長可変送受信部24は、送信波長については、少なくともλ2−2〜λn−2で可変であり、受信波長については、少なくとも波長λ2−1〜λn−1で可変である。なお、上述した様に、使用する波長ペアは、制御部25により制御される。波長可変フィルタ23は、受信する光信号に含まれる波長λ2−1〜λn−1の内の1つの波長の光信号を波長可変送受信部24に出力する。なお、どの波長の光信号を出力するかについては、上述した様に、制御部25が制御する。波長多重部21は、上り方向と下り方向の波長の分離を行う。なお、図3において、波長可変送受信部24が送受信するλs−1及びλs−2のSは2〜nのいずれかの整数である。

Claims (6)

  1. 上り方向と下り方向それぞれにおいて複数の波長を使用する受動光アクセス網の局側光終端装置であって、
    上り方向と下り方向の波長ペアに対応し、対応する上り方向の波長の信号を受信し、対応する下り方向の波長の信号を送信する、複数の送受信手段を備えており、
    前記複数の送受信手段の少なくとも1つの送受信手段は制御信号のみを送受信することを特徴とする局側光終端装置。
  2. 前記複数の送受信手段の内の前記少なくとも1つの送受信手段とは異なる送受信手段は、データ信号のみを送受信することを特徴とする請求項1に記載の局側光終端装置。
  3. 前記制御信号は、前記局側光終端装置に収容される加入者側光終端装置にリソースの割り当てを通知するリソース割り当て信号を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の局側光終端装置。
  4. 前記制御信号は、前記局側光終端装置に収容される加入者側光終端装置がリソースを要求するリソース要求信号を含むことを特徴とする請求項3に記載の局側光終端装置。
  5. 受動光アクセス網の加入者側光終端装置であって、
    制御信号用に割り当てられた上り方向の波長の信号を送信し、制御信号用に割り当てられた下り方向の波長の信号を受信する第1送受信手段と、
    データ送信用に割り当てられた複数の第1波長のいずれも選択的に送信可能であり、データ送信用に割り当てられた複数の第2波長のいずれも選択的に受信可能な第2送受信手段と、
    前記第2送受信手段が送信する第1波長と、前記第2送受信手段が受信する第2波長を前記第2送受信手段に通知する通知手段と、
    を備えていることを特徴とする加入者側光終端装置。
  6. 前記通知手段は、前記第1送受信手段が受信する制御信号に基づき前記第2送受信手段が送受信する第1波長及び第2波長を前記第2送受信手段に通知することを特徴とする請求項5に記載の加入者側光終端装置。
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