JP2015076761A - 通信制御方法及び通信制御装置 - Google Patents

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Sonhiro Kubo
尊広 久保
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孝浩 浅井
聡 須山
Satoshi Suyama
聡 須山
芳文 森広
Yoshifumi Morihiro
芳文 森広
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Yukihiko Okumura
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Abstract

【課題】複数のBBUと複数のRAUとの間に光伝送システムを設けた基地局システムにおいて、BBUとRAUとの間の遅延量を軽減すること。【解決手段】本発明の通信制御方法では、各対のBBU及びRAU間の下り/上り時間との割り当てを示す下り/上り時間割り当て情報に基づいて、複数対のBBU及びRAU間の下り/上り時間を割り当て、該割り当てを示す下り/上り時間割り当て情報が生成される。生成された下り/上り時間割り当て情報に基づいて、光伝送路において複数対のBBU及びRAUの下り/上り信号が時分割多重されて送受信される。【選択図】図3

Description

本発明は、次世代移動通信システムにおける通信制御方法及び通信制御装置に関する。
LTE(Long Term Evolution)では、ベースバンド処理などを行う無線制御装置(例えば、BBU:BaseBand Unit)と、アンテナにより無線信号を送受信する無線装置(例えば、RAU:Radio Antenna Unit)とを分離して設置する基地局システムが検討されている(例えば、非特許文献1)。
この基地局システムでは、無線制御装置(BBU)と無線装置(RAU)とが光伝送路(光ケーブル)により接続される。具体的には、無線制御装置(BBU)からの信号は、CPRI(Common Public Radio Interface)などのインターフェースを介して、無線装置(RAU)に光伝送される。無線装置(RAU)は、無線制御装置(BBU)からの信号を無線周波数(RF:Radio Frequency)に変換してアンテナから伝送する。この無線装置(RAU)は、光張出し(optical feeder)無線装置などとも呼ばれる。
また、この基地局システムでは、複信方式として、上りリンクと下りリンクを時間で分割する時間分割複信(TDD:Time Division Duplex)を用いることができる。TDDでは、上り信号と下り信号とが、同一周波数の異なる時間で送受信される。このため、TDDでは、周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)のように、ペアバンドの問題は生じない。また、TDDでは、トラヒック量に応じて下り信号に割り当てる時間を多くするなど、上り信号と下り信号とに柔軟に帯域(時間)を割り当てることができる。
また、TDDでは、上り信号と下り信号とが同一周波数を用いるため、上りリンクと下りリンクにおけるフェージング変動が同一となる。このため、スケジューリング、適応リンク制御、適応MIMO伝送を行う場合に、受信装置(下りリンクではユーザ端末(UE:User Equipment)、上りリンクでは、無線基地局(eNB:eNodeB)或いは上述の基地局システム)からのチャネル状態情報(CSI)のフィードバック量を、FDDと比較して低減できる。
ところで、上述の基地局システムでは、複数の無線制御装置(BBU)と複数の無線装置(RAU)との間(光フロントホール)に共通化(コモディティ化)された光伝送システムを設けることで、設備投資コストを削減することが検討されている。この光伝送システムとしては、例えば、TDM−PON(Time Division Multiplexing Passive Optical Network)を用いることが考えられる。TDM−PONは、上述のTDDと同様に、上り信号と下り信号とに柔軟に帯域(時間)を割り当て可能であり、複信方式としてTDDを用いる基地局システムとの親和性が高いためである。
しかしながら、複数の無線制御装置(BBU)と複数の無線装置(RAU)との間に光伝送システムを設ける場合、光伝送システムにおける遅延量の増加に伴い、無線制御装置(BBU)と無線装置(RAU)との間の遅延量が増大する恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、複数の無線制御装置と複数の無線装置との間に光伝送システムを設けた基地局システムにおいて、無線制御装置と無線装置との間の遅延量を軽減可能な通信制御方法及び通信制御装置を提供することを目的とする。
本発明の通信制御方法は、時分割複信(TDD)方式の複数対の無線制御装置及び無線装置と、前記複数対の無線制御装置及び無線装置間の光伝送路として用いられる光伝送システムと、を含む基地局システムにおける通信制御方法であって、各対の無線制御装置及び無線装置間の下り/上り時間との割り当てを示す下り/上り時間割り当て情報に基づいて、前記複数対の無線制御装置及び無線装置間の下り/上り時間を割り当て、該割り当てを示す下り/上り時間割り当て情報を生成する工程と、生成された前記下り/上り時間割り当て情報に基づいて、前記光伝送路において前記複数対の無線制御装置及び無線装置の下り/上り信号を時分割多重して送受信する工程と、を有する。
本発明によれば、複数の無線制御装置と複数の無線装置との間に光伝送システムを設けた基地局システムにおいて、無線制御装置と無線装置との間の遅延量を軽減できる。
TDM−PONを利用した基地局システムの一例の説明図である。 TDM−PONにおける上り信号のスケジューリングの説明図である。 本発明の下り/上り時間割り当て情報の説明図である。 本発明のOLTと各ONUとの間の距離の説明図である。 本発明の下り/上り時間割り当て情報の第1通知例の説明図である。 本発明の下り/上り時間割り当て情報の第2通知例の説明図である。 本実施の形態に係る基地局システムの全体構成図である。 本実施の形態に係る基地局システムの詳細構成図である。
図1は、TDM−PON(Time Division Multiplexing Passive Optical Network)を利用した基地局システムの一例の説明図である。図1に示すように、基地局システムは、BBU#1−#3と、RAU#1−#3と、BBU#1−#3とRAU#1−#3との間に設けられるTDM−PONと、BBU#1−#3に接続されるスイッチ(SW)と、を含む。なお、BBU及びRAUの数は、図1に示すものに限られない。
TDM−PONは、局側装置であるOLT(Optical Line Terminal)と、加入者側装置であるONU(Optical Network Unit)#1−#3と、OLTからの光信号をONU#1−#3にそれぞれに分岐する光スプリッタと、を含む。
図1に示す基地局システムの下り通信では、BBU#1−#3からの下り信号は、OLTで時分割多重される。時分割多重されたBBU#1−#3からの下り信号は、光スプリッタで分岐され、ONU#1−#3のそれぞれに伝送される。各ONUは、自装置宛(自装置に接続されるRAU宛)の下り信号を抽出して、抽出した下り信号をRAUに伝送する。
一方、図1に示す基地局システムの上り通信では、RAU#1−#3からの上り信号は、それぞれ、ONU#1−#3を介して光スプリッタに伝送される。光スプリッタは、ONU#1−#3からの上り信号を合流して、OLTに伝送する。スイッチは、OLTで合流された各上り信号の宛先を判別して、BBU#1−#3に出力する。
ところで、図1のBBU#1−#3とRAU#1−#3とユーザ端末(不図示)との間では、上り信号と下り信号とがTDDプロトコルに従って送受信される。すなわち、RAU#1−#3とユーザ端末との間の無線区間では、上り信号と下り信号とが、同一(又は異なる)周波数の異なる時間に送受信される。
このTDDプロトコルでは、スケジューリングサイクル内における上り信号用の時間(以下、上り時間という)と下り信号用の時間(以下、下り時間という)との割り当てが、準静的(semi-static)又は動的(dynamic)に変更されてもよい。各BBUは、RAU(又はユーザ端末)との通信状態などに基づいて、スケジューリングサイクル内における上り時間と下り時間との割り当てを決定し、決定結果に従って通信を行う。
一方、図1のTDM−PON内では、上述のTDDプロトコルが解釈されずに、独自のプロトコルに従って、上り信号と下り信号とが送受信される。具体的には、図1のTDM−PON内では、上り信号と下り信号とが、同一(又は異なる)時間の異なる波長(波長チャネル、波長リソース)で送受信される。
また、TDM−PON内では、ONU#1−#3に対する下り信号は、FIFO(First In First Out)でスケジューリングされ、時分割多重される。また、ONU#1−#3からの上り信号は、ONU#1−#3それぞれにおけるバッファ蓄積量に基づいてスケジューリングされ、時分割多重される。このスケジューリングにより、ONU#1−#3からの上り信号が衝突するのを回避できる。
図2を参照し、TDM−PONにおける上り信号のスケジューリングについて説明する。図2は、TDM−PONにおける上り信号のスケジューリングの説明図である。なお、図2では、ONU#1及び#2を例示するが、ONUの数は、これに限られない。
図2に示すように、ONU#2は、上り信号を受信するとバッファに蓄積し、レポートメッセージをOLTに送信する(ステップS10)。REPORTメッセージは、上り信号の送信要求を示し、上り信号のバッファ蓄積量などを含む。同様に、ONU#1は、REPORTメッセージを送信する(ステップS11)。
OLTは、ONU#1及び#2からのREPORTメッセージ含まれるバッファ蓄積量に基づいて、上り信号の送信タイミング(送信開始時間及び継続時間)を計算し、GATEメッセージをONU#1及び#2に送信する(ステップS12及びS13)。GATEメッセージは、上り信号の送信許可を示し、上り信号の送信開始時間(START TIME)と継続時間(Duration TIME)とを含む。
ONU#1は、GATEメッセージで指定された送信開始時間及び継続時間において、上り信号を送信する(ステップS14)。同様に、ONU#2も、同様に、上り信号を送信する(ステップS15)。
なお、各ONUがREPORTメッセージを送信してから、OLTからのGATEメッセージに応じて上り信号を送信する周期(cycle)は、スケジューリングサイクルとも呼ばれる。なお、ステップS16−S21のスケジューリングサイクルn+1の動作は、ステップS10−S15のスケジューリングサイクルnの動作と同様である。
以上のように、TDM−PONでは、各ONUからの上り信号のREPORTメッセージに含まれるバッファ蓄積量に基づいて、OLTが、上り信号の送信タイミング(送信開始時間及び継続時間)を決定して、各ONUにGATEメッセージを送信する。これにより、TDM−PON内の伝送区間において、各ONUからの上り信号が衝突するのを回避できる。
しかしながら、図1に示す基地局システムにおいて、スケジューリングサイクル毎に伝送されるREPORTメッセージやGATEメッセージがTDM−PON内で送受信される場合(図2)、TDM−PONとは異なるTDDプロトコルに従うBBUとRAUとの間の通信のオーバヘッドが増加することとなる。したがって、図1に示すように、複数対のBBUとRAUとの間の光伝送路としてTDM−PONを設けた基地局システムでは、BBUとRAUとの間の遅延量が増大する恐れがある。
そこで、本発明者らは、複数対のBBUとRAUとの間の光伝送路としてTDM−PONを設けた基地局システムにおいて、TDDプロトコルを用いたBBUとRAUとの間の通信とTDM−PONの光通信とを協調制御することで、BBUとRAUとの間の遅延量を軽減するという着想を得て、本発明に至った。
本発明の通信制御方法では、各対のBBU(無線制御装置)及びRAU(無線装置)間の下り/上り時間割り当て情報に基づいて、当該複数対のBBU及びRAU間の下り/上り時間割り当て情報が生成される。また、生成された下り/上り時間割り当て情報に基づいて、光伝送路において複数対のBBU及びRAUの下り/上り信号が時分割多重されて、送受信される。
(下り/上り時間割り当て情報)
図3及び図4を参照し、本発明の通信制御方法で用いられる下り/上り時間割り当て情報を説明する。下り/上り時間割り当て情報とは、各対のBBU及びRAU間の光伝送路における所定期間内の下り時間及び上り時間(下り/上り時間)の割り当てを示す情報である。下り/上り時間の割り当て単位は、例えば、タイムスロット、サブフレームなどの所定の時間単位である。
図3は、下り/上り時間割り当て情報の説明図である。以下では、下り/上り時間割り当て情報は、10タイムスロット中における上りタイムスロット(上りTS)と下りタイムスロット(下りTS)との割り当てを示す場合を一例として説明する。
図3では、2対のBBU#1、#2及びRAU#1、#2の上り信号が上り用の波長で時分割多重され、2対のBBU#1、#2及びRAU#1、#2の下り信号が下り用の波長で時分割多重される。ただし、図3は、例示にすぎず、BBU及びRAUの数等は、これに限られない。
図3Aでは、各BBUに対して専用の時間窓(Time Window)を設ける場合が示される。具体的には、BBU#1の時間窓には、BBU#1及びRAU#1用の5つの下りTSと5つの上りTSとが割り当てられる。同様に、BBU#2用の時間窓にも、BBU#2及びRAU#2用の5つの下りTSと5つの上りTSとが割り当てられる。
このように、図3Aでは、各対のBBU及びRAU間の下り/上り時間割り当て情報は、複数のBBU間で共有されず、各BBU専用の時間窓で個別に使用されるにすぎない。この場合、図3Aに示すように、各BBUの下りTSにおいて、上り用の波長は使用されない。同様に、各BBUの上りTSの割り当て時間において、下り用の波長は使用されない。この結果、図3Aに示す場合、BBUとRAUとの間の光伝送路における帯域利用効率が悪く、各対のBBUとRAUとの間の遅延量が増加する恐れがある。
一方、図3Bでは、複数対のBBU及びRAU間で共有の時間窓(Time Window)を設ける場合が示される。具体的には、図3Bでは、BBU#1及びRAU#1の下りTSとBBU#2及びRAU#2の上りTSとして、同一のTSが割り当てられる。同様に、BBU#2及びRAU#2の下りTSとBBU#1及びRAU#1の上りTSとして、同一のTSが割り当てられる。
このように、図3Bでは、各対のBBU及びRAU間の下り/上り時間割り当て情報に基づいて、一対のBBU及びRAU間の下りTSと他のBBU及びRAU間の上りTSとして、同一のTSが異なる波長で割り当てられる。これにより、複数対のBBUとRAUとの間の光伝送路における帯域利用効率を向上でき、各対のBBUとRAUとの間の遅延量を軽減できる。
また、図3Cでは、図3Bと同様に、複数対のBBU及びRAU間で共有の時間窓(Time Window)を設ける場合が示される。図3Cでは、各対のBBU及びRAUの上りTS及び下りTSが図3Bよりも短い周期で割り当てられる。これにより、各対のBBUとRAUとの間の遅延量を図3Bよりも軽減できる。
以上のように、本発明の通信制御方法では、各対のBBU及びRAU間の下り/上り割り当て情報が共有され、各対のBBU及びRAU間の下り/上り割り当て情報に基づいて、複数対のBBU及びRAU間の下り/上り割り当て情報が生成される。これにより、各対のBBU及びRAU間の下り/上り割り当て情報が共有されない場合(図3A)と比較して、光伝送路における帯域利用効率を向上でき、光伝送路における遅延量を軽減できる。
また、図3B及び図3Cでは、BBU#1及びRAU#1とBBU#2及びRAU#2とで時間窓(time window)が共有されるので、余った期間(すなわち、図3AのBBU#2及びRAU#2の専用期間)において、ONU#1及び#2は、従来であれば次の時間窓(time window)に回すはずのデータを送信しビットレートを高めることができるし、データを敢えて送らずにスリープすることもできる。各ONUがスリープする場合、各ONUのスリープの開始時間及び継続時間が、複数対のBBU及びRAU間の下り/上り割り当て情報に基づいて生成されてもよい。
また、本発明の通信制御方法において、複数対のBBU及びRAU間の下り/上りTS(図3B、図3C)は、OLT(局側装置)と各ONU(加入者側装置)との間の距離に基づいて、割り当てられてもよい。図4は、OLTと各ONUとの間の距離に基づく下り/上りTSの割り当ての説明図である。
図4に示すように、OLTとRAU#1に接続するONU#1との間の距離dと、OLTとRAU#2に接続するONU#2との間の距離dと、OLTとRAU#3に接続するONU#3との距離dは、それぞれ異なる。このような距離(光伝達距離)d−dの相違により、下り/上り信号の遅延量は異なる。このため、図3B、3Cに示す下り/上りTSは、距離d−dに基づいて割り当てられてもよい。
また、複数対のBBU及びRAU間で共有される時間窓(図3B及び図3C)の開始時間及び継続時間は、図4に示すOLTと各ONUとの距離に基づいて、補正されてもよい。
また、以上の複数対のBBU及びRAU間の下り/上りTSは、特定のBBUで割り当てられてもよいし、OLTで割り当てられてもよいし、BBUとOLTとの間に設けられるスイッチで割り当てられてもよい。
特定のBBUで割り当てられる場合、特定のBBUは、複数対のBBU及びRAU間の下り/上りTSの割り当てを示す下り/上り時間割り当て情報を、他のBBUに通知する。また、OLTで割り当てられる場合、OLTは、上記下り/上り時間割り当て情報をOLTに接続される複数のBBUに通知する。また、スイッチで割り当てられる場合、スイッチは、上記下り/上り時間割り当て情報をスイッチに接続される複数のBBUに通知する。
(下り/上り時間割り当て情報の通知)
図5及び図6を参照し、本発明の通信制御方法で用いられる下り/上り時間割り当て情報の通知例を説明する。図5は、本発明の通信制御方法における下り/上り時間割り当て情報の第1通知例の説明図である。第1通知例では、下り/上り時間割り当て情報は、各BBUからの下り信号に含められる。
なお、図5において、下り/上り時間割り当て情報は、BBU#1又は#2、OLT、BBU#1及び#2とOLTとの間に設けられるスイッチ(スイッチ装置)のいずれかにおいて生成されるものとする。BBU#1及び#2は、生成された下り/上り時間割り当て情報を取得しているものとする。また、図5では、2対のBBU#1、#2とRAU#1、#2が示されるが、BBU、RAUの数は、これに限られない。
図5に示すように、BBU#1は、RAU#1に対する下り信号(dd)#1に下り/上り時間割り当て情報を含めて送信する(ステップS101a)。具体的には、BBU#1は、下り/上り時間割り当て情報が示す下りTSにおいて、下り信号#1を送信する。
OLTは、BBU#1から下り信号#1を受信し、当該下り信号#1に含まれる下り/上り時間割り当て情報を取得する(ステップS101b)。OLTは、下り信号#1をONU#1に転送する。
ONU#1は、OLTから下り信号#1を受信し、当該下り信号#1に含まれる下り/上り時間割り当て情報を取得する(ステップS101c)。また、ONU#1は、取得した下り/上り時間割り当て情報が示す下りTSで、下り信号#1をRAU#1に転送する。RAU#1は、ONU#1から下り信号#1を受信する(ステップS101d)。
同様に、BBU#2、OLT、ONU#2は、RAU#2に対する下り信号(dd)#2に下り/上り時間割り当て情報を含めて送信する(ステップS102a−S102c)。RAU#2は、ONU#2から下り信号#2を受信する(ステップS102d)。
RAU#1は、BBU#1に対する上り信号(ud)#1を送信する(ステップS103a)。具体的には、RAU#1は、下り/上り時間割り当て情報が示す上りTSにおいて、上り信号#1を送信する。
ONU#1は、RAU#1から上り信号#1を受信し、ステップS101cで取得された下り/上り時間割り当て情報が示す上りTSで上り信号#1をOLTに転送する(ステップS103b)。OLTは、ONU#1から上り信号#1を受信し、ステップS101bで取得された下り/上り時間割り当て情報が示す上りTSで上り信号#1をBBU#1に転送する(ステップS103c)。BBU#1は、OLTから送信された上り信号#1を受信する(ステップS103d)。
同様に、BBU#2に対する上り信号(ud)#2が、ONU#2、OLTを介して、RAU#2からBBU#2に伝送される(ステップS104a−S104d)。なお、ステップS105a−S108dのスケジューリングサイクルn+1の動作は、ステップS101a−S104dのスケジューリングサイクルnの動作と同様である。
以上のように、図5のスケジューリングサイクル(cycle)においては、下り信号に下り/上り時間割り当て情報が含まれるので、図2のREPORTメッセージやGATEメッセージなどの送受信を省略できる。このため、図2と比較して、BBUとRAUとの間におけるオーバヘッドを削減でき、BBUとRAUとの間における遅延量を削減できる。
図6は、本発明の通信制御方法における下り/上り時間割り当て情報の第2通知例の説明図である。第2通知例では、下り/上り時間割り当て情報は、各BBUからの下り信号とは異なる制御信号に含まれる。
なお、図6において、下り/上り時間割り当て情報は、OLTで生成され、BBU#1及び#2に通知されるものとするが、BBU#1又は#2、BBU#1及び#2とOLTとの間に設けられるスイッチで生成されてもよい。また、図6では、下り/上り時間割り当て情報を含む制御信号が、OLTから送信されるものとするが、BBU#1又は#2、スイッチから制御信号が送信されてもよい。また、図6では、2対のBBU#1、#2とRAU#1、#2が示されるが、BBU、RAUの数は、これに限られない。
図6に示すように、OLTは、下り/上り時間割り当て情報を含む制御信号を送信する(ステップS201a)。ONU#1は、OLTから制御信号を受信し、当該制御信号に含まれる下り/上り時間割り当て情報を取得する(ステップS201b)。RAU#1は、ONU#1から制御信号を受信し、当該制御信号に含まれる下り/上り時間割り当て情報を取得する(ステップS201c)。
同様に、ONU#2は、OLTから制御信号を受信し、当該制御信号に含まれる下り/上り時間割り当て情報を取得する(ステップS201d)。RAU#2は、ONU#2から制御信号を受信し、当該制御信号に含まれる下り/上り時間割り当て情報を取得する(ステップS201e)。
BBU#1は、RAU#1に対する下り信号(dd)#1を送信する。具体的には、BBU#1は、下り/上り時間割り当て情報が示す下りTSにおいて、下り信号#1を送信する(ステップS202a)。OLTは、BBU#1から下り信号#1を受信し、下り/上り時間割り当て情報が示す下りTSにおいて、下り信号#1を送信する(ステップS202b)。
ONU#1は、OLTから下り信号#1を受信し、下り/上り時間割り当て情報が示す下りTSにおいて、下り信号#1を送信する(ステップS202c)。RAU#1は、ONU#1から下り信号#1を受信する(ステップS202d)。
同様に、BBU#2、OLT、RAU#1は、それぞれ、下り/上り時間割り当て情報が示す下りTSにおいて、下り信号(dd)#2を送信する(ステップS203a−S203c)。RAU#2は、ONU#2から下り信号#2を受信する(ステップS203d)。
RAU#1は、BBU#1に対する上り信号(ud)#1を送信する(ステップS204a)。具体的には、RAU#1は、下り/上り時間割り当て情報が示す上りTSにおいて、上り信号#1を送信する。ONU#1は、RAU#1から上り信号#1を受信し、下り/上り時間割り当て情報が示す上りTSにおいて、上り信号#1をOLTに送信する(ステップS204b)。
OLTは、ONU#1から上り信号#1を受信し、下り/上り時間割り当て情報が示す上りTSにおいて、上り信号#1をBBU#1に送信する(ステップS204c)。BBU#1は、OLTから上り信号#1を受信する(ステップS204d)。なお、ステップS205a−S208dのスケジューリングサイクルn+1の動作は、ステップS201a−S204dのスケジューリングサイクルnの動作と同様である。
以上のように、図6のスケジューリングサイクル(cycle)においては、下り/上り時間割り当て情報が制御信号に含まれるので、図2のREPORTメッセージやGATEメッセージなどの送受信を省略できる。このため、図2と比較して、BBUとRAUとの間におけるオーバヘッドを削減でき、BBUとRAUとの間における遅延量を削減できる。
なお、本発明の通信制御方法では、図2のREPORTメッセージGATEメッセージだけでなく、他の制御信号を停止させることもできる。例えば、TDM−PONでは、新規ONUの検出期間(ディスカバリウィンドウ)を設け、この検出期間内でOLTと新規ONUとのリンクの確立処理が行われる。本発明の通信制御方法では、この検出期間におけるリンク確立処理を停止させてもよい。これにより、BBUとRAUとの間のオーバヘッドを削減できる。
(基地局システムの構成)
図7及び図8を参照し、本実施の形態に係る基地局システムの構成を説明する。本実施の形態に係る基地局システムでは、本発明の通信制御方法が適用される。
以下では、本実施の形態に係る基地局システムに含まれる無線制御装置、無線装置が、それぞれ、BBU、RAUである場合を説明するが、これに限られない。無線制御装置は、BDE(Base station Digital processing Equipment)、REC(Radio Equipment Control)などであってもよい。また、無線装置は、RRE(Remote Radio Equipment)、RRH(Remote Radio Head)、RE(Radio Equipment)などであってもよい。
図7は、本実施の形態に係る基地局システムの全体構成図である。図7に示すように、基地局システム1は、TDD方式の複数対のBBU10とRAU20と、複数対のBBU10及びRAU間に光伝送路として用いられる光伝送システム30と、複数のBBU10に接続されるスイッチ(SW)40と、を含む。図7では、例えば、3対のBBU10とRAU20が示されるが、BBU、RAUの数はこれに限られない。
光伝送システム30としては、例えば、複数対のBBU10とRAU20とが時分割多重されるTDM−PONが用いられる。光伝送システム30は、複数のBBU10にスイッチ40を介してOLT31(局側装置)と、複数のRAU20にそれぞれ接続される複数のONU32(加入者側装置)と、光スプリッタ33と、を含む。
基地局システム1のBBU10とRAU20との間の光伝送路では、下り用の波長において、下り/上り時間割り当て情報に基づいて、BBU10−10からの下り信号が時分割多重されて伝送される(図3B及び3C参照)。同様に、上り用の波長において、下り/上り時間割り当て情報に基づいて、RAU20−20からの上り信号が時分割多重されて伝送される(図3B及び3C参照)。このように、BBU10とRAU20との間の光伝送路では、下り/上りで異なる波長が用いられる。
図8は、本実施の形態に係る基地局システムの詳細構成図である。なお、基地局システム1を構成する各装置は、プロセッサ、メモリ、RF(Radio Frequency)回路、ディスプレイ、ユーザインタフェースなどを含むハードウェアを有しており、メモリには、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールが記憶されている。後述する各装置の構成は、上述のハードウェアによって実現されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実現されてもよいし、両者の組み合わせによって実現されてもよい。
図8に示すように、各BBU10は、スケジューリング部101、下り/上り時間割り当て情報生成部102、下り信号生成部103、上り信号復調部104、光通信部105を具備する。
スケジューリング部101は、各対のBBU10及びRAU20間の下り/上り時間割り当て情報に基づいて、複数対のBBU10及びRAU20間の下り/上り時間を割り当てる。例えば、スケジューリング部101は、図3Aに示すBBU#1の下り/上り時間割り当て情報と、BBU#2の下り/上り時間割り当て情報とに基づいて、図3B及び3Cに示すように、BBU#1及び#2の下り/上り時間(下り/上りTS)を割り当てる。なお、他のBBU10の下り/上り時間割り当て情報は、不図示のインターフェースを介して、スケジューリング部101に通知されてもよい。
下り/上り時間割り当て情報生成部102は、スケジューリング部101で割り当てられた下り/上り時間を示す下り/上り時間割り当て情報を生成する。生成された下り/上り時間割り当て情報は、下り信号生成部103で生成される下り信号に含められてもよいし(図5参照)、当該下り信号とは別の制御信号に含められてもよい(図6参照)。
下り信号生成部103は、ユーザ端末に対する下り信号や制御信号を生成する。例えば、下り信号生成部103は、符号化された下り信号のI/Q平面へのマッピング処理、サブキャリアへのマッピング処理、逆高速フーリエ変換(IFFT)、サイクリックプリフィクス(ガードインターバル)の付加処理の少なくとも一つを行う。
上り信号復調部104は、ユーザ端末からの上り信号を復調する。例えば、上り信号復調部104は、サイクリックプリフィクス(ガードインターバル)の除去処理、高速フーリエ変換(FFT)、変調方式に応じた復調処理の少なくとも一つを行う。
光通信部105は、光信号を送受信する。具体的には、光通信部105は、下り信号生成部103で生成された下り信号を電光(E/O)変換して、送信する。また、光通信部105は、上り信号を受信し、光電(O/E)変換して、上り信号復調部104に出力する。
スイッチ40は、光通信部401、スイッチ処理部402、記憶部403を具備する。光通信部401は、各BBU10の光通信部105と光信号を送受信する。スイッチ処理部402は、下り/上り時間割り当て情報に基づいて、各BBU10とOLT31との間で下り/上り信号の衝突を防止するためのスイッチ処理を行う。具体的には、スイッチ処理部402は、下り/上り時間割り当て情報に基づいて、記憶部403に所定時間を下り/上り信号を蓄積して、下り/上り信号の衝突を防止する。記憶部403は、各BBU10からから受信された下り信号とOLT31から受信された上り信号とを蓄積するバッファである。
OLT31は、光通信部311、スケジューリング部312、記憶部313を具備する。光通信部311は、スイッチ40の光通信部401と各ONU32の光通信部321と光信号を送受信する。
スケジューリング部312は、下り/上り時間割り当て情報(図3B、図3C)に基づいて、スイッチ40から受信された下り信号とONU32から受信された上り信号のスケジューリングを行う。記憶部313は、スイッチ40から受信された下り信号と各ONU32から受信された上り信号とを蓄積するバッファである。
各ONU32は、光通信部321、スケジューリング部322、記憶部323を具備する。光通信部321は、OLT31の光通信部311と各RAU20の光通信部201と光信号を送受信する。
スケジューリング部322は、下り/上り時間割り当て情報(図3B、図3C)に基づいて、OLT31から受信された下り信号と各RAU20から受信された上り信号のスケジューリングを行う。記憶部323は、OLT31から受信された下り信号と各RAU20から受信された上り信号とを蓄積するバッファである。
各RAU20は、光通信部201、スケジューリング部202、記憶部203、無線通信部204、アンテナ素子205を具備する。光通信部201は、各ONU32の光通信部311と光信号を送受信する。
スケジューリング部202は、下り/上り時間割り当て情報(図3B、図3C)に基づいて、無線通信部204から記憶部203に入力される上り信号のスケジューリングを行う。記憶部203は、無線通信部204でユーザ端末から受信された上り信号と、光通信部201から入力された下り信号とを蓄積するバッファである。
無線通信部204は、記憶部203に蓄積された下り信号のD/A変換処理、無線周波数(RF)帯への変換処理などを行い、アンテナ素子205から送信する。また、無線通信部204は、アンテナ素子205による受信信号を無線周波数(RF)からベースバンド帯への変換処理、A/D変換処理などを行い、記憶部203に出力する。
なお、図8では、BBU10によって本発明の通信制御装置が構成され、スケジューリング部101及び下り/上り時間割り当て情報生成部102によって本発明の割り当て部が構成され、光通信部105によって本発明の送受信部が構成されるものとするが、これに限られない。本発明の通信制御装置は、スイッチ40又はOLT31によって構成されてもよい。
また、本発明の通信制御装置がスイッチ40で構成される場合、スイッチ40は、各対のBBU10とRAU20の下り/上り時間割り当て情報に基づいて複数対のBBUとRAUの下り/上り時間割り当て情報を生成する下り/上り時間割り当て情報生成部を具備してもよい。この場合、光通信部401は、生成された下り/上り時間割り当て情報を各BBU10に通知してもよい。
同様に、本発明の通信制御装置がOLT31で構成される場合、OLT31は、各対のBBU10とRAU20の下り/上り時間割り当て情報に基づいて複数対のBBU10とRAU20の下り/上り時間割り当て情報を生成する下り/上り時間割り当て情報生成部を具備してもよい。この場合、光通信部311は、生成された下り/上り時間割り当て情報を各BBU10に通知してもよい。
以上の本実施の形態に係る基地局システム1によれば、下り/上り時間割り当て情報(図3B及び図3C)に基づいて、OLT31、各ONU32、各RAU20でのスケジューリングが行われる。このため、TDD方式の複数対のBBU10とRAU20と、複数対のBBU10及びRAU20間に光伝送路として用いられる光伝送システム30を設けた基地局システムにおいて、BBU10とRAU20との間におけるオーバヘッド(図2のREPORTメッセージやGATEメッセージ)を削減でき、BBU10とRAU20との間における遅延量を削減できる。
以上、上述の実施の形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10…BBU
20…RAU
30…光伝送システム
31…OLT
32…ONU
33…光スプリッタ
40…スイッチ
101…スケジューリング部
102…下り/上り割り当て情報生成部
103…下り信号生成部
104…上り信号復調部
105…光通信部
201…光通信部
202…スケジューリング部
203…記憶部
204…無線通信部
205…アンテナ素子
311…光通信部
312…スケジューリング部
313…記憶部
321…光通信部
322…スケジューリング部
323…記憶部
401…光通信部
402…スイッチ処理部
403…記憶部

Claims (10)

  1. 時分割複信(TDD)方式の複数対の無線制御装置及び無線装置と、前記複数対の無線制御装置及び無線装置間の光伝送路として用いられる光伝送システムと、を含む基地局システムにおける通信制御方法であって、
    各対の無線制御装置及び無線装置間の下り/上り時間との割り当てを示す下り/上り時間割り当て情報に基づいて、前記複数対の無線制御装置及び無線装置間の下り/上り時間を割り当て、該割り当てを示す下り/上り時間割り当て情報を生成する工程と、
    生成された前記下り/上り時間割り当て情報に基づいて、前記光伝送路において前記複数対の無線制御装置及び無線装置の下り/上り信号を時分割多重して送受信する工程と、を有することを特徴とする通信制御方法。
  2. 前記割り当てる工程において、一対の無線制御装置及び無線装置間の下り時間と他の無線制御装置及び無線装置間の上り時間として、同一時間を割り当て、
    前記送受信する工程において、前記一対の無線制御装置及び無線装置間の下り信号と前記他の無線制御装置及び無線装置間の上り信号とを、同一時間の異なる波長で伝送することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  3. 前記光伝送システムは、前記複数の無線制御装置に接続される局側装置と、前記複数の無線装置にそれぞれ接続される複数の加入者側装置と、を含み、
    前記割り当てる工程において、前記局側装置と前記複数の加入者側装置の各々との間の距離に基づいて、前記複数対の無線制御装置及び無線装置間の下り/上り時間を割り当てることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信制御方法。
  4. 前記割り当てる工程において、特定の無線制御装置が、前記複数対の無線制御装置及び無線装置間の下り/上り時間を割り当て、該割り当てを示す下り/上り時間割り当て情報を他の無線制御装置に通知することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信制御方法。
  5. 前記割り当てる工程において、前記光伝送システムに含まれる局側装置が、前記複数対の無線制御装置及び無線装置間の下り/上り時間を割り当て、該割り当てを示す下り/上り時間割り当て情報を前記複数の無線制御装置に通知することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信制御方法。
  6. 前記割り当てる工程において、前記複数の無線制御装置と前記光伝送システムに含まれる局側装置との間に設けられるスイッチ装置が、前記複数対の無線制御装置及び無線装置間の下り/上り時間を割り当て、該割り当てを示す下り/上り時間割り当て情報を前記複数の無線制御装置に通知することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信制御方法。
  7. 生成された前記下り/上り時間割り当て情報は、前記複数の無線制御装置の各々からの下り信号に含められることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の通信制御方法。
  8. 生成された前記下り/上り時間割り当て情報は、前記複数の無線制御装置の各々からの下り信号とは異なる制御信号に含められることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の通信制御方法。
  9. 時分割複信(TDD)方式の複数対の無線制御装置及び無線装置と、前記複数対の無線制御装置及び無線装置間の光伝送路として用いられる光伝送システムと、を含む基地局システムにおける通信制御装置であって、
    各対の無線制御装置及び無線装置間の下り/上り時間との割り当てを示す下り/上り時間割り当て情報に基づいて、前記複数対の無線制御装置及び無線装置間の下り/上り時間を割り当て、該割り当てを示す下り/上り時間割り当て情報を生成する割り当て部と、
    生成された前記下り/上り時間割り当て情報に基づいて、前記光伝送路において前記複数対の無線制御装置及び無線装置の下り/上り信号を時分割多重して送受信する送受信部と、
    を具備することを特徴とする通信制御装置。
  10. 前記通信制御装置は、特定の無線制御装置、前記光伝送システムに含まれる局側装置、前記複数の無線制御装置と前記光伝送システムに含まれる局側装置との間に設けられるスイッチ装置のいずれかであることを特徴とする請求項9に記載の通信制御装置。
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