JP6634876B2 - 帯域制御システム、帯域制御装置及び通信装置 - Google Patents

帯域制御システム、帯域制御装置及び通信装置 Download PDF

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Description

本発明は、帯域制御システム、帯域制御装置及び通信装置に関し、例えば、TDM−PON(Time Division Multiplex−Passive Optical Network)システムを使用した帯域制御システム、帯域制御装置及び通信装置に適用し得るものである。
近年、急増するモバイルトラフィックを収容するために、従来の無線基地局のカバーエリアより、狭い無線基地局(いわゆるスモールセルとも呼ぶ。)を数多く設置して、単位面積当たりのスループットを向上させる構成が検討されている。
スモールセルは、ベースバンド処理部(BBU; Base Band Unit)と、リモート無線送受信部(RRH; Remote Radio Head)で構成される。
BBUは、上位ネットワークからのパケット信号を変調してRRHに送信したり、RRHからの信号を復調してパケット化して上位ネットワークに送信したりする。また、RRHは、後段に接続されているアンテナからUE(User Equipment)に向けて送信したり、UEから受信した信号をBBUに向けて送信したりする。
BBUとRRHとの間の接続は、スモールセルを効率的に数多く設置するため、複数のBBUを1台に統合して、各BBUから光ファイバで1対1にRRHと接続されるC−RAN(Centralized Radio Access Network)構成が実施されている。
しかし、このC−RAN構成だと、スモールセル数の増加に比例して光ファイバ数が必要になるため、将来のスモールセルの接続方法としては、光ファイバの維持や敷設に掛かるコストが課題になる。
そこで、経済的なMFH(Mobile Front Haul;BBUとRRHとの間)の接続方法として、TDM−PONの利用が考えられている(非特許文献1参照)。
TDM−PONは、1本のスター型光ファイバを各ユーザーで時分割にシェアするため、必要な光ファイバ数を抑えることができる。また、国内では既にFTTHサービス用のスター型光ファイバの敷設が広く完了しているため、未使用ファイバを利用すれば敷設コストも削減できる。
桑野茂他、「モバイル光ネットワークへのTDM−PON 適用に向けた低遅延化DBA」、電子情報通信学会総合大会、2014年、B−8−54
上述した非特許文献1の記載技術は、BBUの数を1台としている。しかしながら、実際のシステム構成では、PONに接続されるRRH数分のBBUが必要となる。このような実際のシステム構成において、非特許文献1の低遅延DBAを適用した場合、各BBU間の同期動作が考えられていないという課題がある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、複数のBBUを想定した低遅延な帯域割当を実現する帯域制御システム、帯域制御装置及び通信装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するために、第1の本発明に係る帯域制御システムは、1又は複数の無線端末と接続する複数の無線送受信手段と、複数の無線送受信手段に対応する複数の無線制御手段との間の接続を行なう光通信の帯域割当制御システムにおいて、(1)各無線制御手段が、接続ネットワークでの各無線端末の無線通信タイミングを算出する無線通信タイミング算出手段を備え、(2)各無線制御手段の無線通信タイミング算出手段により算出された無線通信タイミングに応じた光通信帯域を、各無線送受信手段に対応する複数の光回線終端装置のそれぞれに対して割り当てる帯域割当制御手段と、(3)複数の無線制御手段のそれぞれの同期制御を行なう同期制御手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明に係る帯域制御装置は、1又は複数の無線端末と接続する複数の無線送受信手段と、複数の無線送受信手段に対応する複数の無線制御手段との間の接続を行なう光通信の帯域割当制御装置において、(1)各無線制御手段が、接続ネットワークでの各無線端末の無線通信タイミングを算出する無線通信タイミング算出手段を備え、(2)各無線制御手段の無線通信タイミング算出手段により算出された無線通信タイミングに応じた光通信帯域を、各無線送受信手段に対応する複数の光回線終端装置のそれぞれに対して割り当てる帯域割当制御手段と、(3)複数の無線制御手段のそれぞれの同期制御を行なう同期制御手段とを備えることを特徴とする。
第3の本発明に係る通信装置は、1又は複数の無線端末と接続する複数の無線送受信手段と、複数の無線送受信手段に対応する複数の無線制御手段との間に介在して、複数の無線送受信手段に対応する複数の光回線終端装置との間で光通信を行なう通信装置において、各無線制御手段の無線通信タイミングに応じた光通信帯域を、各無線送受信手段に対応する複数の光回線終端装置のそれぞれに対して割り当てる帯域割当制御手段と、複数の無線制御手段のそれぞれの同期制御を行なう同期制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数のBBUを想定した低遅延な帯域割当ができる。
第1の実施形態に係る通信システムの全体構成を示す構成図である。 第1及び第2の実施形態に係る帯域制御システムが解決しようとする課題を説明する説明図である。 第1の実施形態に係るOLT及び各BBUの主な内部構成を示す構成図である。 第1の実施形態に係る通信システムにおける通信処理を示すタイミングチャートである。 第2の実施形態に係るOLT及び各BBUの主な内部構成を示す構成図である。 第2の実施形態に係る通信システムにおける通信処理を示すタイミングチャートである。 無線システムのMFHに、TDM−PONシステムを適用した通信システムの構成を示す構成図である。 LTEサービスにおけるIPパケットのL2フレーム構成を示す構成図である。 第3の実施形態に係る帯域制御システムが解決しようとする課題を説明する説明図である。 第3の実施形態に係るOLT及び各BBUの主な内部構成を示す構成図である。 第3の実施形態に係るDBA周期のグループ分割処理を説明する説明図である。 第3の実施形態に係る動的帯域割当処理を説明する説明図である。 第3の実施形態の低遅延DBA方式の効果の検証として、送信待機時間のシミュレーション結果を示す図である。 無線システムのMFHに、WDM/TDM−PONシステムを適用した場合の通信システムの構成を示す構成図である。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明に係る帯域制御システム、帯域制御装置及び通信装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(A−1)第1の実施形態の骨子
モバイルアクセスネットワーク等の無線システムのMFHに、TDM−PONシステムを適用することが提案されている。
PONシステムでは、各ユーザーに帯域を公平かつ効率的に割り当てるため、所定時間毎に、ユーザーの要求帯域量を集めて、割当帯域を調整する動的帯域割(DBA;Dynamic Bandwidth Allocation)方式が適用されている。
通常、この帯域割当周期は1ms程度に設定される。この設定における送信遅延時間(OLT(Optical Line Terminal)で送信データが発生して、帯域要求をONU(Optical Network Unit)に送信して、OLTから帯域が割り当てられて、このデータを送信開始するまでの時間)は、平均1.5ms程度になる。
しかしながら、無線システムのMFHで要求される遅延時間は数百us以下なため、従来のDBA方式では、この遅延時間を満たすことはできない。
上記課題を解決するために、非特許文献1は、BBUでのスケジューリング(無線の帯域割当)結果をOLTでモニタし、RRHからの上りデータがONUに到着する時間を予め把握して、その時間と一致するように各ONUに帯域割り当てを行う低遅延DBA方式を提案している。この方法では、送信遅延時間を数十us以下に抑制できる。
しかしながら、非特許文献1の記載技術は、BBUの数が1台としている。実際のシステム構成は、PONに接続されるRRH数分のBBUが必要になる。従って、非特許文献1の記載技術は、各BBU間の同期動作が考えられていないため、PON区間でTDMAする際に各ONUで上りデータがバラバラの時間で発生する。
例えば、図2(a)に例示するように、各ONU20−1〜2−n間で割当グラントの重なりが生じ得ることが予測される。また、図2(b)に示すように、順番に上りデータを送信させた場合でも、割当グラントの開始時刻が考慮されていないので、送信待ち時間の発生が予測される。
そこで、第1の実施形態では、複数のBBU想定した低遅延DBA方式を提供する。
(A−2)第1の実施形態の構成
以下では、例えばLTEサービスを提供する無線システムに適用する場合を例示する。
図1は、第1の実施形態に係る通信システムの全体構成を示す構成図である。
図1において、第1の実施形態に係る通信システム100は、局側光回線終端装置としてのOLT10と、加入者側光回線終端装置としての複数のONU20−1〜20−n(nは整数)と、ベースバンド処理部としての複数のBBU30−1〜30−nと、リモート無線送受信部としての複数のRRH40−1〜40−nと、レイヤ2スイッチ(L2SW)50と、UE60と、光合分波器71とを有する。
以下では、ONU20−1〜20−nのそれぞれに共通する構成を説明する場合には、ONU20と表記して説明する。BBU30−1〜30−n、RRH40−1〜40−nについても同様とする。
BBU30は、無線通信の管理制御、信号処理を行なうものである。BBU30は、上位ネットワークとしての無線コアネットワーク(無線コアNW)と、L2SW50とに接続している。BBU30は、無線コアNWから受信したパケットを、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号に変調して、L2SW50を介して、OLT10に送信する。また、BBU30は、OLT10からL2SW50を介して、各RRH40からのOFDM信号をIPパケットに復調して無線コアNWに送信する。
RRH40は、UE60との間で無線リンクにより信号の送受信を行なうものである。各RRH40は、対応するONU20と接続している。各RRH40は、図示しないアンテナ部を介して、UE60からのOFDM信号を受信すると、対応するONU20に与える。また、各RRH40は、対応するONU20からOFDM信号を受信すると、対応するUE60に向けてOFDM信号を無線送信する。
UE60は、無線端末であり、例えば、スマートフォン、タブレットPC、無線通信機能を有するノートPC、ゲーム端末等を適用できる。この実施形態では、例えば、無線伝送方式がLTEである場合を例示するが、無線伝送方式は,LTEに限定されるものではなく、例えば、WiFi(登録商標)、WiMAX(登録商標)、その他の携帯電話無線等の無線伝送方式等としてもよい。
OLT10は、光回線(光ファイバ伝送路)72と接続しており、ONU20との間で光通信を行なうものである。OLT10は、光回線72を介して受信した光信号を電気信号に変換して、L2SW50を介して、対応するBBU30に与える。また、OLT10は、L2SW50を介して、BBU30からのOFDM信号を光信号に変換して光回線72に送信する。
ONU20は、光回線72と接続しており、OLT10との間で光通信を行なうものである。ONU20は、光回線72を介して受信した光信号を電気信号に変換して、対応するRRH40に与える。また、ONU20は、対応するRRH40からのOFDM信号を光信号に変換して光回線72に送信する。
図1では、例えば無線システム(モバイルアクセスネットワーク)のMFHに、TDM−PONシステムを適用する場合を例示する。
ここで、TDM−PONシステムの一般的な光ネットワーク通信システムの構成を簡単に説明すると共に、複数のONU20−1〜20−nからOLT10に向けた方向の通信(上り通信)と、OLT10から複数のONU20−1〜20−nのそれぞれに向けた方向の通信(下り通信)を説明する。
TDM−PONシステムは、光合分波器71を含むPONを介して、OLT10と複数のONU20−1〜20−nとが接続されて構成されている。
ONU20−1〜20−nからOLT10に向けた上り信号は、光合分波器71によってONU20−1〜20−nのそれぞれから送信される信号が合波され、これによって多重化された信号がOLT10に向けて送信される。このため、各ONUから上り信号が無秩序に送られた場合、光伝送路上で衝突を起こす可能性がある。これを回避するための手法の1つがTDMAと呼ばれる方法である。TDMAでは、各ONUからの送信タイミングを制御して上り信号を多重化する。
また、OLT10は、受信した上り信号を電気信号に変換した信号を、L2SW50を介して、対応するBBU30−1〜30−nに与える。
OLT10からONU20−1〜20−nに向けた方向の下り信号は、OLT10からTDM方法で多重化された下り信号が光合分波器71において分波されて、ONU20−1〜20−nのそれぞれに伝送される。したがって、ONU20−1〜20−nの全てに同一の下り信号が送られることとなる。各ONUは、自分宛に送られた信号のみを抽出して、それ以外の信号を破棄している。
図3は、第1の実施形態に係るOLT10及び各BBU30の主な内部構成を示す構成図である。
OLT10は、図3に示すように、主に、DBA部11、光送受信部12、OLT MAC(OLTメディア媒体アクセス処理)部13を有する。
光送受信部12及びOLT MAC部13は、既存のOLTが有するものと同様のものである。すなわち、光送受信部12は、PONシステムのOLTの物理層処理(例えば、電気信号及び光信号の相互変換処理等)を行なう。OLT MAC部13は、PONシステムのOLTとしてのメディア媒体アクセス層処理(例えば、GATEフレームの生成、REPORTフレームの受信・分析等)を行なう。また、OLT MAC部13は、BBU30との間のインタフェースに従ったMAC層処理を行なう。
DBA部11は、DBAアルゴリズムに従って、各ONU20への動的な帯域を割り当て、その割当帯域(ONU割当帯域幅)や送信タイミング(ONU帯域割当時刻)等を含むDBA計算結果を、OLT MAC部13に通知する。
ここで、DBA部11は、非特許文献1に記載される低遅延DBA処理を行なう場合を例示する。
すなわち、DBA部11は、各BBU30における無線帯域の割当帯域情報を計算するスケジュール計算部31を監視し、スケジュール計算部31から、各UE60の割当帯域(UEs割当帯域)や送信タイミング(UEs送信時刻)等を含むスケジューリング計算結果を取得し、事前に各RRH40からONU20に到着する時刻を認識し、その到着時刻に一致するように、各ONU20に割当帯域(ONU割当帯域幅)及び送信タイミング(ONU帯域割当時刻)等を求める。
各BBU30は、図3に示すように、主に、スケジュール計算部31、ベースバンド処理部32を有する。また、各BBU30は、BBU同期制御部35と接続可能である。
BBU同期制御部35は、各BBU30間の同期をとるための同期制御信号を、各BBU30のベースバンド処理部32に送信する。なお、BBU同期制御部35は、各BBU30と接続可能であればよいため、例えば、各BBU30を搭載する装置と同一の装置内に設けられてもよいし、OLT10を搭載する装置内に設けられてもよいし、これらとは別の装置内に設けられてもよい。
スケジュール計算部31は、ベースバンド処理部32からの各UE60の要求帯域(UEs要求帯域)や無線環境情報(UEs無線環境)等を含む各UEの情報を取得し、この各UEの情報に基づいて、無線システムにおける帯域を計算する。
スケジュール計算部31は、既存のBBUのスケジュール計算部と同様に、無線システムのスケジュール周期における、各UEの無線帯域の割当帯域(UEs割当帯域)、送信タイミング(UEs送信時刻)等のスケジュール処理を行なう。例えば、LTEのスケジュール周期は0.5msである。従って、スケジュール計算部31は、LTEのスケジュール周期0.5msを1周期とし、このスケジュール周期期間における、各ONUの割当帯域や送信時刻を計算する。スケジュール計算部31は、スケジュール計算結果を、ベースバンド処理部32、OLT10のDBA部11に通知する。
ベースバンド処理部32は、無線コアNWからの信号やL2SW50からの信号に対してベースバンド処理(例えば、デジタル−アナログの相互変換処理、変復調処理、無線帯域信号の処理等)を行なう。
ベースバンド処理部32は、既存のベースバンド処理部と同様に、スケジュール計算部31に対して、各UE60の要求帯域と、無線環境情報を通知する。また、ベースバンド処理部32は、BBU同期制御部35から同期制御信号を受信し、その同期制御信号に従って、スケジューリング計算の開始時刻を調整する。
(A−3)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態に係る各BBU30間の同期制御処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、BBU同期制御部35による同期制御は、システム起動初期時に行なう。つまり、システム初期起動時に、BBU同期制御部35は、各BBU30−1〜30−nのベースバンド処理部32のそれぞれに、所定周期の同期制御信号を送信する。このように、所定周期の同期制御信号を、BBU30−1〜30−nのそれぞれに送信することで、各BBU30−1〜30−nの間で同期をとることができる。
なお、同期制御信号の送信は、システム初期起動時に限らず、例えば、同期ずれが発生したときや、システム運用状況の変更したとき等のように、各BBU30間で同期が必要になったときに行うようにしてもよい。
ここで、BBU同期制御部35は、BBU30−1〜30−nのそれぞれに対して、無線システムのスケジュール周期時間(例えば、LTEのスロット周期)毎に、同期制御信号を送信する。
例えば、図4に示すように、BBU同期制御部35は、スケジュール周期時間毎に、BBU30−1に同期制御信号を送信する。また、BBU同期制御部35は、BBU30−1への同期制御信号の送信後、所定の時間幅ΔTを設けて、BBU30−2に同期制御信号を送信する。なお、BBU同期制御部35は、BBU30−2に対しては、BBU30−1と同様に、スケジュール周期時間毎に同期制御信号を送信する。
また、同期信号間隔Δtは、無線フレームにおいて最大帯域が使用されても、ONU20の割当帯域が衝突しないように、無線フレームの最大帯域分の時間幅とする。
その後、無線システムが開始すると、既存の無線帯域割当動作と同様に、各BBU30−1〜30−nでは、UE60の無線帯域の割当及び送信タイミング(送信時刻)のスケジュール処理が行なわれる。
すなわち、ベースバンド処理部32が、UE60の要求帯域及び無線環境情報をスケジュール計算部31に通知する。これを受けて、スケジュール計算部31が、UE60の無線帯域の割当及び送信時刻を含むスケジューリングを行なう。そして、スケジュール計算部31により求められたスケジュール計算結果が、ベースバンド処理部32と、OLT10のDBA部11に通知される。
次に、OLT10において、DBA部11が、非特許文献1に記載される動的帯域割当処理と同様に、無線システムにおける各UEの無線帯域及び送信時刻に基づいて、事前に各RRH40からONU20に到着する時刻と一致するように、各ONU20に割当帯域(ONU割当帯域幅)及び送信タイミング(ONU帯域割当時刻)等を求める。
図4は、第1の実施形態に係る通信システム100における通信処理を示すタイミングチャートである。
各BBU30−1〜30−nは、BBU同期制御部35からの同期制御信号に従って、各UE60に対して、無線フレームの送信指示を行なう。これにより、無線フレームは、この同期制御信号に従って、各RRH40から各ONU20に到着することになる。
図4(A)〜図4(C)に示すように、BBU30−1〜30−nは、BBU同期制御部35からの同期制御信号に従って同期している。
例えば、BBU30−1がRRH40−1から無線フレームの受信を行なう場合、BBU30-1がUE60に同期制御信号に従って送信指示を行なう。そのため、UE60からOFMD信号を受信したRRH40−1は、BBU30−1の同期制御信号の周期期間内でOFDM信号を送信する(図4(D)参照)。
ONU20−1は、図4(E)に示すように、OLT10のDBA部11により割り当てられている割当グラントに従って、無線フレームをOLT10に送信する。
また同様に、RRH40−2は、BBU30−2の同期制御信号に従って、UE60から受信したOFDM信号をONU20−2に送信する(図4(F)参照)。ONU20−2は、OLT10のDBA部11により割り当てられている割当グラントに従って、無線フレームをOLT10に送信する(図4(G))。
上記のように、OLT10が各ONU20に対して動的帯域を割り当てることにより、図4(E)及び図4(G)に示すことで、ONU20−2とONU20-2との間で割当グラントの重なりを回避できる。
(A−4)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、複数のBBUで構成される状態において、各BBUが同期して動作できるため、TDMA時に割当グラントの衝突が発生しない。また、無線のデータ到着タイミングに同期して、ONUに割当グラントを割り当てられるので、送信待機遅延の発生を抑制できる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明に係る帯域制御システム、帯域制御装置及び通信装置の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成
図5は、第2の実施形態に係るOLT10及び各BBU30の主な内部構成を示す構成図である。
以下では、第1の実施形態と異なる構成要素を中心に説明し、それ以外の構成要素は、第1の実施形態の図3と同様であるため詳細な説明を省略する。
第1の実施形態では、DBA部11が、非特許文献1の記載技術のものである場合を例示した。これに対して、第2の実施形態は、DBA部11Aが、既存のDBA処理を行なうものである。
DBA部11Aは、基本的には、既存のDBA部と同様に、DBAアルゴリズムに従って、OLT MAC部13から与えられた、各ONU20の上りデータの待機量(データ量等)に応じて、各ONU20に動的に帯域を割り当て、その割当帯域(ONU割当帯域幅)や送信タイミング(ONU帯域割当時刻)等のDBA計算結果をOLT MAC部13、BBU同期制御部35Aに通知する。
BBU同期制御部35Aは、DBA部11AからのDBA計算結果に基づいて、各BBU30のベースバンド処理部32に、同期制御信号及び割当帯域情報を通知する。
つまり、BBU同期制御部35Aは、DBA部11Aにより割り当てられた各ONU20の割当グラントのタイミングに従って、同期制御信号を、対応するBBU30に送信する。
(B−2)第2の実施形態の動作
図6は、第2の実施形態に係る通信システム100における通信処理を示すタイミングチャートである。
OLT10では、DBA部11Aが、DBAアルゴリズムに従って、OLT MAC部13から与えられた、ONU20−1、20−2の上りデータの待機量に応じて、ONU20−1、20−2に動的に帯域を割り当て、その割当帯域(ONU割当帯域幅)や送信タイミング(ONU帯域割当時刻)等のDBA計算結果を求める。
DBA部11Aは、計算したDBA計算結果を、OLT MAC部13と、BBU同期制御部35Aに通知する。すなわち、DBA部11Aは、DBA周期において、ONU20−1、20−2に割り当てた割当グラントがBBU同期制御部35Aに通知される(図6(A)、図6(B)参照)。
BBU同期制御部35Aでは、DBA部11Aにより割り当てられたONU20−1、20−2の割当グラントのタイミングに従って、同期制御信号を、対応するBBU30に送信する(図6(C)、図6(D))。このとき、BBU30−1とBBU30−2との間の時間幅ΔTは、DBA部11Aにより計算されたONU20−1の要求帯域量に応じた時間幅となる。
各BBU30−1、30−2は、第1の実施形態と同様にして、BBU同期制御部35からの同期制御信号に従って、各UE60に対して、無線フレームの送信指示を行なう。これにより、無線フレームは、この同期制御信号に従って、各RRH40からONU20−1、20−2に到着することになる。
そのため、UE60からOFMD信号を受信したRRH40−1は、BBU30−1の同期制御信号の周期期間内でOFDM信号を送信する(図6(E)参照)。
ONU20−1は、図6(F)に示すように、OLT10のDBA部11により割り当てられている割当グラントに従って、無線フレームをOLT10に送信する。
また同様に、RRH40−2は、BBU30−2の同期制御信号に従って、UE60から受信したOFDM信号をONU20−2に送信する(図6(G)参照)。ONU20−2は、OLT10のDBA部11により割り当てられている割当グラントに従って、無線フレームをOLT10に送信する(図6(H))。
上記のように、OLT10が各ONU20に対して動的帯域を割り当てることにより、図6(F)及び図6(H)に示すことで、ONU20−2とONU20-2との間で割当グラントの重なりを回避できる。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果に加えて、DBA部が、スケジューリング計算結果を参照する必要がないため、既存のDBA計算結果により得られたタイミングでBBU間の同期をとることができる。
(C)第3の実施形態
次に、本発明に係る帯域制御システム、帯域制御装置及び通信装置の第3の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(C−1)第3の実施形態の骨子
図7は、無線システムのMFHに、TDM−PONシステムを適用した通信システムの構成を示す構成図である。
従来、BBUが行なっている無線フレームの収容を、ONU又はRRHが行なっている。これにより、CPRI(Common Public Radio Interface)等のAD変換後のデータ伝送による帯域増大を抑えられて、PON区間(OLT−ONU)の時間多重数を多くとることができる。PON区間ではレイヤ2(L2)のフレームを取り扱う。
図8は、LTEサービスにおけるIPパケットのL2フレーム構成を示す構成図である。
図8に示すように、IPパケットは、宛先にごとに集められて、最後はTB(Transport Block)に収容される。このTBサイズは、可変長で、スケジューリングで割り当てられるRBや多値数により決定される。このTBを無線サブフレーム(時間軸と周波数軸で構成)に収容する。LTEの規定では、1フレームの長さは10msで、1フレームは1msのサブフレーム10個に分割される。
図9は、第3の実施形態に係る帯域制御システムが解決しようとする課題を説明する説明図である。
図9のDBA周期長は、例えば、無線サブフレーム長と同じ1msであり、DBA周期ごとに、無線サブフレーム収容のTBがL2フレームに変換後送信される。
第1の課題は、ONU10の割当グラントが前のDBA周期と比べて拡大したときに、ONU20の割当グラントが繰り下げられて、サブフレーム周期で発生するL2フレームの送信に待機時間が発生することである(図9TDBA=2)。この場合、ONU1の割当グラントの拡大分、ONU2の送信時刻は遅れる。この遅延により、1[ms]ごとに送信していた上りデータが1+ΔT[ms]で送信されることになり、受信側からすると、送信ジッタのようにみえる。この成分は、無線システムのMFHで要求される遅延時間(<数百us)以下に抑える必要がある。
第2の課題は、ONU10の割当グラントが前のDBA周期と比べて縮小したときに、サブフレーム全体を受信する前に、ONU20の割当グラントが開始されることである(図9TDBA=2)。TBの分割送信は不可とすると、14シンボルで構成されるサブフレーム(LTE規定)の中で、送信不可なシンボルが発生することになる。
上記2つの課題の影響は、TDMA順に比例して増加するため、最後に送信するONUが一番影響を受ける。
そこで、第3の実施形態では、上記課題を解決しようとするものである。
(C−2)第3の実施形態の構成
図10は、第3の実施形態に係るOLT10及び各BBU30の主な内部構成を示す構成図である。
以下では、第1及び第2の実施形態と異なる構成要素を中心に説明し、それ以外の構成要素は、第1及び第2の実施形態と同様であるため詳細な説明を省略する。
DBA部11Bは、第2の実施形態と同様に、DBAアルゴリズムに従って、OLT MAC部13から与えられた、各ONU20の上りデータの待機量(データ量等)に応じて、各ONU20に動的に帯域を割り当て、その割当帯域(ONU割当帯域幅)や送信タイミング(ONU帯域割当時刻)等のDBA計算結果をOLT MAC部13、BBU同期制御部35Aに通知するものである。
また、DBA部11Bは、グループ化部111を有する。
グループ化部111は、図11に示すように、DBA周期を所定時間毎に区分した複数のグループに分割し、グループ毎に所定数のONU20を収容するようにする。また、グループ化部111は、グループ間のONU20の移動を行なわない。すなわち、一度、各グループに設定した所定数のONU20については、他のグループへの設定変更を行なわない。これにより、従来は、TDMAの順に比例増加し、最大でDBA周期長まで発生していた送信待機時間と送信不可シンボル数をグループ長までに制限できる。さらに、各グループの送信待機時間と送信不可シンボル数を均一化できる。
BBU同期制御部35Aは、第1の実施形態と同様に、DBA部11AからのDBA計算結果に基づいて、各BBU30のベースバンド処理部32に、同期制御信号及び割当帯域情報を通知する。
(C−3)第3の実施形態の動作
次に、第3の実施形態に係る通信システム100における動的帯域割当処理の動作を、図面を参照しながら説明する。
OLT10のDBA部11Bにおいて、グループ化部111が、DBA周期を所定時間毎に区分した複数のグループに分割し、グループ毎に所定数のONU20を収容するようにする。
グループ分割処理は、各グループのサービス品質(送信待機時間と送信不可シンボル数)は同じであるため、単純に各グループの収容ONU数が均一になるように、ONU20−1〜20−nを順番に振り分ければよい。
またグループ化部111によるグループ分割処理は、サービス開始時に一度実施する。その後、新規加入するONU20が生じた場合も、同様に収容ONU数が均一になるように空きのあるグループに追加する。
グループ分割の結果は、割当グラントの設定時刻にバイアス時間として反映される。例えば、図11に示すように、グループ1のバイアス時間=0us,グループ2のバイアス時間=200us、グループ3のバイアス時間=400us…等のように、割当グラントの設定時刻に設定する。このバイアス時間が、各グループの割当グラント開始時刻の基準になる。また、DBA部11BによるDBA計算自体は、第2の実施形態と同様に、既存のDBA処理を行なうことができるため、ここでの詳細な説明を省略する。
また、BBU同期制御部35Aには、DBA部11BからDBA計算結果が通知される。また、BBU同期制御部35Aは、各BBU30−1〜30−nのベースバンド処理部32に同期制御信号及びDBA計算結果を通知する。
各BBU30−1〜30−nでは、ベースバンド処理部32は、スケジュール計算部31に対して、DBA計算結果、UEs要求帯域、UEs無線環境情報を通知する。
スケジュール計算部31は、ベースバンド処理部32からのDBA計算結果、UEs要求帯域、UEs無線環境情報に基づいて、無線帯域の各UE60の割当帯域、送信シンボル数を計算する。
図12は、第3の実施形態に係る動的帯域割当処理を説明する説明図である。
図12では、DBA計算結果に基づいて、Transport Block(図8参照)サイズを決定する処理の動作を示している。
各BBU30のスケジュール計算部31には、DBA周期ごとに、各ONU20−1〜20−nに割り当てた割当帯域(ONU割当帯域)である割当グラントの時間幅と送信時刻(すなわち、上記バイアス時刻を含む)情報が通知される。この割当グラントの時間幅に基づいて、Transport Block サイズを決定し、割当グラントの時刻を元に、各BBUのスケジューリングを同期制御する。これらの処理によって、無線上りフレームの使用シンボル数と発生タイミングは調整されて、ONU20の割当グラントの時間幅と送信時刻に合うようにL2フレームが到着できる。
以上の動作により、割当グラントの動的な拡大/縮小によって発生する送信待機時間と送信不可シンボル数を一定量以下に制限することができる。
(C−4)第3の実施形態の検証結果
図13に、第3の実施形態の低遅延DBA方式の効果の検証として、送信待機時間のシミュレーション結果を示す図である。
第3の実施形態の計算では、グループ内最後にTDMAされるONUの送信待機時間を算出した。また、比較用の従来方式では、全ONUが対象である。
図13の横軸は1RRHに接続するUE数を示す。FTPモデルを用いて各UEのトラフィックを指数分布で発生させた。
1グループの長さは、MFHの遅延要求(<数百us)を満たすように105usとした。その他のシミュレーション条件を表1に示す。この値に対する送信不可シンボル数は最小の1シンボルである。最後のONUの送信遅延時間を算出した。グラフから、接続UE数の増加に伴い送信待機時間が増加しているのが分かる。これは、UE数が増えることで、確率的に発生する要求トラフィック量が多くなり、L2フレームサイズが拡大したためである。従来方式では500us以上の待機時間が発生しているが、提案方式では、設定したグループ長の105us以下に制限できている。
(C−5)第3の実施形態の効果
以上のように、第3の実施形態によれば、第1及び第2の実施形態の効果に加えて、割当グラントの動的な拡大/縮小によって発生する送信待機時間と送信不可シンボル数を一定量以下に制限することができる。
(D)他の実施形態
上述した各実施形態においても本発明の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にもてきようできる。
上述した実施形態では、無線システムのMFHにTDM−−PONシステムを適用する場合を例示した。しかし、MFHに適用するPONシステムは、WDM/TDM−PONシステムにも適用できる。
図14は、無線システムのMFHに、WDM/TDM−PONシステムを適用した場合の通信システムの構成を示す構成図である。図14に示す通信システムの場合でも、各ONUを波長グループに分けて運用するものであるため、第1〜第3の実施形態で説明した処理を適用できる。
100…通信システム、10…OLT、11、11A、11B…DBA部、111…グループ化部、12…光送受信部、13…OLT MAC部、20−1〜20−n…ONU、30−1〜30−n…BBU、31…スケジュール計算部、32…ベースバンド処理部、35、35A…同期制御部、40−1〜40−n…RRH、60…UE、71…光合分波器、72…光回線。

Claims (8)

  1. 1又は複数の無線端末と接続する複数の無線送受信手段と、上記複数の無線送受信手段に対応する複数の無線制御手段との間の接続を行なう光通信の帯域制御システムにおいて、
    上記各無線制御手段が、接続ネットワークでの上記各無線端末の無線通信タイミングを算出する無線通信タイミング算出手段を備え、
    上記各無線制御手段の上記無線通信タイミング算出手段により算出された上記無線通信タイミングに応じた光通信帯域を、上記各無線送受信手段に対応する複数の光回線終端装置のそれぞれに対して割り当てる帯域割当制御手段と、
    上記複数の無線制御手段のそれぞれの同期制御を行なう同期制御手段と
    を備えることを特徴とする帯域制御システム。
  2. 上記複数の無線制御手段のそれぞれが、上記同期制御手段からの同期制御信号に従って、対応する上記無線端末に対して送信指示を行なうことを特徴とする請求項1に記載の帯域制御システム。
  3. 上記同期制御手段が、上記無線端末により送信される無線フレームの最大帯域に応じた時間幅で、上記各無線制御手段に上記同期制御信号を通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の帯域制御システム。
  4. 上記帯域割当制御手段が、上記無線通信タイミング算出手段により算出された上記無線通信タイミングで、上記各光回線終端装置から到着するように、上記各光回線終端装置の光通信帯域を割り当てることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の帯域制御システム。
  5. 上記帯域割当制御手段が、上記各光回線終端装置から取得したデータ量に応じて、上記各光回線終端装置の光通信帯域及び送信タイミングを割り当て、
    上記同期制御手段が、上記帯域割当制御手段により割り当てられた上記各光回線終端装置の送信タイミングに基づいて、上記各無線制御手段に同期制御信号を通知する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の帯域制御システム。
  6. 上記帯域割当制御手段が、上記各光回線終端装置に割り当てる光通信帯域周期を複数に分割し、複数の分割周期において、所定数の光回線終端装置を収容するように設定すること特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の帯域制御システム。
  7. 1又は複数の無線端末と接続する複数の無線送受信手段と、上記複数の無線送受信手段に対応する複数の無線制御手段との間の接続を行なう光通信の帯域制御装置において、
    上記各無線制御手段が、接続ネットワークでの上記各無線端末の無線通信タイミングを算出する無線通信タイミング算出手段を備え、
    上記各無線制御手段の上記無線通信タイミング算出手段により算出された上記無線通信タイミングに応じた光通信帯域を、上記各無線送受信手段に対応する複数の光回線終端装置のそれぞれに対して割り当てる帯域割当制御手段と、
    上記複数の無線制御手段のそれぞれの同期制御を行なう同期制御手段と
    を備えることを特徴とする帯域制御装置。
  8. 1又は複数の無線端末と接続する複数の無線送受信手段と、上記複数の無線送受信手段に対応する複数の無線制御手段との間に介在して、上記複数の無線送受信手段に対応する複数の光回線終端装置との間で光通信を行なう通信装置において、
    上記各無線制御手段の上記無線通信タイミングに応じた光通信帯域を、上記各無線送受信手段に対応する複数の光回線終端装置のそれぞれに対して割り当てる帯域割当制御手段と、
    上記複数の無線制御手段のそれぞれの同期制御を行なう同期制御手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
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