JP6396693B2 - 情報送受信システム、情報通信装置、管理装置、情報送受信方法、情報通信装置のプログラム及び管理装置のプログラム - Google Patents

情報送受信システム、情報通信装置、管理装置、情報送受信方法、情報通信装置のプログラム及び管理装置のプログラム Download PDF

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本発明は、情報送受信システム、情報通信装置、管理装置、情報送受信方法、情報通信装置のプログラム及び管理装置のプログラムに関する。
通信ネットワークを利用した公共メータ(電力、ガス、水道等)の検針システムが例えば特許文献1〜3に開示されている。このような検針システムにおいては、検針端末は、電力、ガス、水道等の公共メータの検針を行い、その検針値を検針サーバへ送信する。
特許文献1記載の発明は、通信回線を介して接続されたセンタ装置に対して通信を行う端末装置に関する発明である。特許文献1記載の発明において、端末装置は、ノイズに基づいて発生される乱数に応じた時間が経過した際に、センタ装置への通信を行う。
また、特許文献2記載の発明は、サーバ装置への通信を行う通信端末装置に関する発明である。特許文献2記載の発明は、端末装置固有の情報に基づいて、端末装置起動の際の告知情報送出タイミングを遅延させる。
また、特許文献3記載の発明は、電話回線を介して接続される検針中央装置と検針端末装置とからなる遠隔検針システムに関する発明である。特許文献3記載の発明において、検針中央装置は、複数の検針端末装置に対し一斉呼出しを行い、呼出しを受信した複数の検針端末装置は、時間をずらして、計測した検針情報検針情報を順次送信する。
特開2010−109866号公報 特開2009−124297号公報 特開2001−086574号公報
特許文献1及び2記載の発明は、端末固有情報に基づくランダムな接続タイミングによって、端末がサーバと接続することでネットワークの負荷分散を行う。しかし、特許文献1及び2の発明においては、1つの基地局に対して多数の検針端末が接続されるような密集した環境や、検針端末設置台数の増減を考慮していない。このため、例えば、停電復旧時等において、検針端末が一斉接続した場合、輻輳が発生する危険性がある。
また、特許文献3記載の発明は、検針中央装置が一斉呼出しを行った場合に起こる負荷増加についてのみ言及されているため、検針システムにおいて起こり得る他の場合のネットワーク負荷の増加に対応することができない。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、ネットワークの負荷分散を行い、輻輳を防止することのできる情報送受信システム、情報通信装置、管理装置、情報送受信方法、情報通信装置のプログラム及び管理装置のプログラムを提供することにある。
本発明の情報送受信システムは、位置に応じた基地局にそれぞれ管轄され、待機時間が経過した後に、所定の情報を前記管轄されている基地局を介して管理装置へ送信する通信手段、および、設定された前記待機時間を記憶する記憶手段をそれぞれ備えた複数の情報通信装置と、前記所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して前記複数の情報通信装置から受信する通信手段、および、前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに前記待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定するタイマ設定手段を備える管理装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の情報通信装置は、位置に応じた基地局に管轄される情報通信装置であって、待機時間が経過した後に、所定の情報を前記管轄されている基地局を介して管理装置へ送信する通信手段と、前記管理装置によって設定された待機時間を記憶する記憶手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の管理装置は、所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して複数の情報通信装置から受信する通信手段と、前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定するタイマ設定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の情報送受信方法は、位置に応じた基地局にそれぞれ管轄された複数の情報通信装置は、待機時間が経過した後に、所定の情報を前記管轄されている基地局を介して管理装置へそれぞれ送信し、設定された待機時間をそれぞれ記憶し、前記管理装置は、前記所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して前記複数の情報通信装置から受信し、前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定することを特徴とする。
本発明の情報通信装置のプログラムは、位置に応じた基地局に管轄される情報通信装置のコンピュータに、待機時間が経過した後に、所定の情報を前記管轄されている基地局を介して管理装置へ送信する通信処理と、前記管理装置によって設定された前記待機時間を記憶する記憶処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明の管理装置のプログラムは、管理装置のコンピュータに、所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して複数の情報通信装置から受信する通信処理と、前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定するタイマ設定処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明の情報送受信システム、情報通信装置、管理装置、情報送受信方法、情報通信装置のプログラム及び管理装置のプログラムは、ネットワークの負荷が増大する状況、例えば停電復旧時においても、ネットワークの負荷分散を行い、輻輳を防止することができるという効果がある。
本発明の第1の実施形態の情報送受信システム1の構成図を示す。 本発明の第1の実施形態の情報通信装置11のブロック構成図を示す。 本発明の第1の実施形態の管理装置12のブロック構成図を示す。 本発明の第1の実施形態の情報送受信システム1の動作例のシーケンスチャートを示す。 本発明の第2の実施形態の検針システム5の構成図を示す。 本発明の第2の実施形態の検針端末51のブロック構成図を示す。 本発明の第2の実施形態の検針サーバ52のブロック構成図を示す。 本発明の第2の実施形態のユーザ管理データベース54が記憶、管理する情報の一例を示す。 本発明の第2の実施形態の検針システム9の構成図を示す。 本発明の第2の実施形態の検針システム5の復帰タイマ値の割り当てにおける動作例のシーケンスチャートを示す。 本発明の第2の実施形態の検針システム5の停電復旧後における動作例のシーケンスチャートを示す。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の情報送受信システム1の構成図である。
本実施形態の情報送受信システム1は、複数の情報通信装置11と、管理装置12とから構成され、情報通信装置11は、それぞれ対応する基地局14及びネットワーク13を介して管理装置12と接続され、互いに通信可能となっている。なお、図1のような情報送受信システム1である必要はなく、例えば、管理装置12は複数あってもよい。
所定の情報を送信する情報通信装置11は、管理装置12から送信される待機時間を記憶し、記憶している待機時間が経過した後に、所定の情報を、基地局14を介して管理装置12へ送信する。すなわち、待機時間は、時間を含むデータであり、情報通信装置11が情報の送信を行うタイミングを調整するものである。
所定の情報を受信する管理装置12は、情報通信装置11とネットワーク接続が確立された状態において、情報通信装置11への待機時間の割り当てを行い、この待機時間を情報通信装置11に送信する。
基地局14は、基地局14が管轄する所定の通信可能エリアに在圏する情報通信装置11と通信を行い、情報通信装置11をネットワーク13へ接続する。本実施形態に係る基地局14は、所定の単位時間内において、同時にX台の情報通信装置11との接続処理を行うことができる。以下、所定の単位時間内において、同時に接続可能な情報通信装置11の台数を同時接続可能台数と記載する。同時接続可能台数の値は、情報送受信システム管理者によって、基地局14の性能に合わせて変更、管理、更新される。
図2は、本実施形態の情報通信装置11の機能ブロック図である。
本実施形態の情報通信装置11は、記憶手段111と、通信手段112とを有する。
記憶手段111は、管理装置12から送信される待機時間を記憶する。
通信手段112は、待機時間が経過した後に、所定の情報を基地局14を介して管理装置12に送信する。通信手段112は、例えば、停電復旧後、待機時間が経過した後に基地局14へ接続要求を送信することにより、管理装置12へのネットワーク接続を開始する。また、通信手段112は、例えば、待機時間が経過した後に、情報通信装置11が検針した検針情報(電力、ガス、水道の検針値等)等の取得情報を管理装置12へ送信する。また、通信手段112は、管理装置12から送信される待機時間を受信する。
図3は、本実施形態の管理装置12の機能ブロック図である。
本実施形態の管理装置12は、タイマ設定手段121と通信手段122とを有する。
タイマ設定手段121は、情報通信装置11とのネットワーク接続が確立された状態において、情報通信装置11が情報を送信するタイミングを指定する待機時間の割り当てを行う。タイマ設定手段121は、待機時間の割り当てを行う情報通信装置11が在圏する通信エリアを管轄する基地局14の同時接続可能台数X台及びこの基地局14と隣接する他の基地局14のそれぞれの同時接続可能台数(例えば、Y台)を考慮して、情報通信装置11へ待機時間の割り当てを行う。
通信手段122は、タイマ設定手段121が割り当てた待機時間を、割り当てを行う通信端末11に送信する。また、通信手段122は、情報通信装置11から送信される所定の情報を受信する。
図4は、本実施形態の情報送受信システム1において、管理装置12が情報通信装置11へ待機時間を設定する時の動作例を示すシーケンスチャートである。
管理装置12のタイマ設定手段121は、情報通信装置11とのネットワークが確立された状態において、情報通信装置11への待機時間の割り当てを行う(S401)。タイマ設定手段121は、復帰タイマ値の割り当てを行う情報通信装置11が在圏する通信エリアを管轄する基地局14及びこの基地局14と隣接する他の基地局14のそれぞれの同時接続可能台数(X、Y)を考慮して、情報通信装置11へ待機時間の割り当てを行う。
管理装置12の通信手段122は、タイマ設定手段121が割り当てを行った待機時間を、割り当てを行う情報通信装置11に送信する(S402)。
情報通信装置11の通信手段112は、管理装置12から送信された待機時間を受信する(S403)。
情報通信装置11の記憶手段111は、受信した待機時間を記憶する(S404)。例えば、情報通信装置11は、停電が発生して情報通信装置11の電源がオフとなった後、停電が復旧し、情報通信装置11の電源がオンとなった場合、記憶手段111に記憶した待機時間が経過した後に、通信手段112を用いて接続要求を送信し、対応する基地局14を介するネットワーク接続を試みる。また、例えば、情報通信装置11が検針端末の場合、情報通信装置11は、待機時間が経過した後に、測定した電力等の検針情報を、通信手段112を用いて、対応する基地局14を介して管理装置12へ送信する。
本実施形態において、管理装置12は、待機時間の割り当てを行う情報通信装置11が在圏する通信エリアを管轄する基地局14及びこの基地局14と隣接する他の基地局14のそれぞれの同時接続可能台数(X、Y)を考慮して、情報通信装置11へ待機時間を設定する。そして、情報通信装置11は、待機時間が経過した後に、所定の情報を基地局14を介して管理装置12へ送信する。例えば、情報通信装置11の電源がオンになった時、待機時間が経過した後、対応する基地局14との接続を再開することによって、管理装置12へ接続する。また、例えば、情報通信装置11は、待機時間が経過した後に、取得情報を対応する基地局14を介して、管理装置12へ送信する。
従って、例えば、停電復旧後に情報通信装置11の電源が一斉にオンとなった場合においても、一斉接続に伴う輻輳が防止されるため、停電復旧後でも各情報通信装置11と管理装置12との接続が正常に再開する。さらには、停電復旧後においても、各情報通信装置11と管理装置12との接続が正常に確立し、各情報通信装置11から確実に検針値を収集することができるため、課金状況の更新遅れ等が発生しない。また、例えば、情報通信装置11によって測定された情報の一斉送信に伴う輻輳が防止されるため、管理装置12は、各情報通信装置11から確実に検針値を収集することができ、課金状況の更新遅れ等が発生しない。
<第2の実施形態>
本願発明の第2の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態の検針システム5の構成例を示す。
本実施形態の検針システム5は、検針端末51と、検針サーバ52と、ユーザ管理データベース(以下、ユーザ管理DBという)54とから構成される。検針端末51と検針サーバ52は、ネットワーク53を介して接続されており、互いに通信可能となっている。例えば、検針端末51と検針サーバ52は、検針端末51の位置に応じた基地局を介してネットワーク53と接続され、互いに通信可能となっていてもよい。ネットワーク53は、例えば、携帯通信ネットワークやWi−Fi(Wireless−Fidelity、登録商標)ネットワークである。また、検針サーバ52とユーザ管理DB54は、所定の通信回線等で接続されており、互いに通信可能となっている。
なお、図5のような検針システム5である必要はなく、例えば、検針端末51、検針サーバ52は、複数あってもよい。また、図5では、ユーザ管理DB54は、検針サーバ52と所定の通信回線等で接続しているが、これに限るものではなく、例えば、検針サーバ52の内部にユーザ管理DB54が備えられていてもよい。すなわち、後述する検針サーバ52が、後述するユーザ管理DB54の管理する各種情報を記憶するように構成してもよい。
検針システム5の各構成について以下に詳細に説明する。
図6は、本実施形態の検針端末51の機能ブロック図である。
検針端末51は、制御手段511と、通信手段512と、記憶手段513と、計測手段514と、検針手段515と、位置取得手段516とを有する。
制御手段511は、後述する各手段の制御を行う。例えば、制御手段511は、通信手段512が検針サーバ52から送信される復帰タイマ値を受信した場合に、記憶手段513が該復帰タイマ値を記憶するよう、制御を行う。また、制御手段511は、停電復旧時、自端末の電源がオンにされた場合、記憶手段513に記憶される復帰タイマ値の時間だけ待機した後、通信手段512がネットワークへの接続を試みるよう、通信手段512を制御する。
例えば、制御手段511は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成されてもよい。また、例えば、制御手段511のCPUは、ROMから読み込んだプログラムに基づいて、各手段の制御を行ってもよい。また、制御手段511のCPUは、コンピュータで読み取り可能なプログラムを記憶した記憶媒体から、図示しない読み取り装置等を用いて、プログラムを読み込んで実行してもよい。
通信手段512は、ネットワーク53を介して検針サーバ52と接続、通信を行う機能を有する。また、通信手段512は、検針手段515で測定した各種検針情報(電力、ガス、水道の検針値等)を検針サーバ52へ送信する。また、通信手段512は、自端末の位置情報を検針サーバ52へ送信する。なお、この位置情報は、検針端末51の位置取得手段516が取得する。また、通信手段512は、位置情報を定期的に検針サーバ52に送信してもよいし、または、検針端末51が新たに設置され、検針サーバ52との接続が確立した時点で送信してもよい。また、通信手段512は、検針サーバ52から通知される復帰タイマ値の情報を受信する。また、通信手段512は、復帰タイマ値で指定された時間が経過した後、検針サーバ52へネットワーク接続要求を送信する。
記憶手段513は、通信手段512が受信した後述する復帰タイマ値を記憶する。また、記憶手段513は、検針手段515が計測した検針値等を記憶してもよい。なお、記憶手段513は、停電が起きた場合にも、復帰タイマ値を保持しておく必要があるため、記憶手段513は、不揮発性メモリである。例えば、記憶手段513は、ハードディスク等で構成してもよい。
計測手段514は、時間の計測を行う。より詳細には、計測手段514は、停電復旧時点(検針端末51の電源がオンとなった時点)から時間の計測を行い、計測している時間が、検針端末51の記憶手段513に記憶される復帰タイマ値で指定される時間に達したか否かの判定を行う。計測手段514が、復帰タイマ値で指定される時間に達したと判定した場合は、通信手段512は、検針サーバ52へネットワーク接続要求を送信する。また、計測手段514が、復帰タイマ値で指定される時間に達していないと判定した場合には、計測手段514は、時間の計測を継続して行う。
検針手段515は、各種検針情報(電力、ガス、水道の検針値等)の測定を行う。検針手段515は、各種検針情報の測定を定期的に行う。
位置取得手段516は、検針端末51の位置情報を取得する。例えば、位置取得手段516は、GPS(Global Positioning System)を利用して位置情報を取得してもよい。
図7は、検針サーバ52の機能ブロック図である。
検針サーバ52は、制御手段521と、通信手段522と、位置判定手段523と、タイマ設定手段524とを有する。
制御手段521は、後述する各手段の制御を行う。例えば、制御手段521は、タイマ設定手段524が検針端末51から受信した位置情報及びユーザ管理DB54から受信した各種情報に基づいて、復帰タイマ値の選定、割り当てを行うようタイマ設定手段524を制御する。また、制御手段521は、通信手段522が検針端末51から受信した位置情報に基づいて、位置判定手段523が該検針端末51の在圏するエリア及び、在圏エリアと隣接するエリアに関する情報を判定するよう位置判定手段523を制御する。また、制御手段521は、検針端末51から受信した接続要求に基づいて、検針端末51とのネットワーク接続を開始するよう通信手段522を制御する。例えば、制御手段521は、CPU、ROM、RAM等によって構成されてもよい。また、例えば、制御手段521のCPUは、ROMから読み込んだプログラムに基づいて、各手段の制御を行ってもよい。また、制御手段521のCPUは、コンピュータで読み取り可能なプログラムを記憶した記憶媒体から、図示しない読み取り装置等を用いて、プログラムを読み込んで実行してもよい。
通信手段522は、ネットワーク53を介して検針端末51と接続、通信を行う機能を有する。また、タイマ設定手段524が、検針端末51に対して復帰タイマ値の割り当てを行った場合に、通信手段522は、その検針端末51へ割り当てた復帰タイマ値の通知を行う。また、通信手段522は、検針端末51から各種情報を受信した場合に、受信した各種情報をユーザ管理DB54へ送信する。検針端末51から受信する各種情報の例は、検針端末51の位置情報(ロケーションエリアコード、セルID等の接続エリアを特定するための情報)、検針端末51のユーザ情報(IMEI(International Mobile Equipment Identity)、電話番号等のユーザを特定するためのユーザ情報)、検針情報(電力、ガス、水道の検針値等)、及び接続要求である。
また、通信手段522は、位置判定手段523が在圏エリア情報及び隣接エリア情報を判定した場合やタイマ設定手段524が復帰タイマ値の割り当て等を行った場合に、これらの情報をユーザ管理DB54へ送信する。また、通信手段522は、タイマ設定手段524が復帰タイマ値の割り当てを行う場合に、割り当てに必要なエリア情報、隣接エリア情報、同時接続可能台数、各端末に割り当てられた復帰タイマ値の値等の情報をユーザ管理DB54から受信する。
位置判定手段523は、検針端末51から送信される位置情報に基づいて、検針端末51の在圏するエリア及びそのエリアの隣接エリアを判定する。なお、判定の際に使用する情報は、例えば、検針端末51が基地局を介して検針サーバ52と接続する場合には、基地局が管轄する通信エリアの位置情報であり、検針システム管理者によって予め検針サーバ52の図示しない記憶手段に記憶されているものとする。そして、位置判定手段523は、予め検針サーバ52に記憶されている通信エリアの位置情報と、検針端末51から受信した位置情報とを基に、該検針端末51の在圏エリア及びそのエリアの隣接エリアを判定する。なお、上記例では、検針サーバ52に予め登録されている情報を基に、検針端末51の在圏エリア及び隣接エリアの判定を行ったが、これに限るものではない。例えば、上記判定に用いる情報をユーザ管理DB54に記憶させ、位置判定手段523は、上記判定を行う場合に、ユーザ管理DB54から上記情報を受信し、受信した上記情報を基に検針端末51の在圏エリア及び隣接エリアの判定を行ってもよい。また、位置判定手段523は、検針端末51から受信する位置情報に基づいて、検針端末51の在圏するエリアが変更された(例えば、他のエリアの基地局へ接続された)ことを判定してもよい。
タイマ設定手段524は、検針端末51の復帰タイマ値の選定及び復帰タイマ値の割り当てを行う。タイマ設定手段524は、割り当て可能な復帰タイマ値の候補の中から、復帰タイマ値を1つ選定し、その復帰タイマ値が検針端末51へ割り当て可能か否かを判定する。なお、割り当て可能な復帰タイマ値の候補は、例えば、検針システム管理者によって、接続時間の幅や、その接続時間の中で接続処理時間を考慮した時間配分を行うことで決定される。例えば、停電後1時間以内に復旧させる検針システム5であり、検針端末51と検針サーバ52との接続処理がおおよそ1分以内で完了する場合、検針端末51に割り当て可能な復帰タイマ値の候補は60個となる。また、停電後1時間以内に復旧させる検針システム5であり、検針端末51と検針サーバ52との接続処理がおおよそ10分以内で完了する場合であれば、割り当て可能な復帰タイマ値の候補は6個となる。すなわち、割り当て可能な復帰タイマ値の候補数は、停電発生後の検針システム5復旧時間及び検針システム5を構成する検針端末51、検針サーバ52等の性能によって決定される。なお、タイマ設定手段524が、システム復旧時間(上記例の場合、1時間以内)及び接続完了時間(上記例の場合、1分以内)に基づいて、割り当て可能な復帰タイマ値の候補数(上記例の場合、60個)を算出してもよい。
また、タイマ設定手段524は、位置判定手段523が判定したエリア情報及び隣接エリア情報と、ユーザ管理DB54から受信したエリア情報、同時接続可能台数、隣接エリア情報及び割り当てられている復帰タイマ値等の情報に基づいて、復帰タイマ値の割り当てを行う。上述したように割り当て可能な復帰タイマ値の候補は、複数存在するため、タイマ設定手段524は、所定の基準に基づいて復帰タイマ値の割り当てを行う。復帰タイマ値の割り当て方法は、後述する。また、位置判定手段523が、検針端末51が他のエリアへ接続されたと判定した場合に、タイマ設定手段524は、その検針端末51の復帰タイマ値に関する情報をユーザ管理DB54から削除し、所定の基準に基づいて新たに復帰タイマ値を割り当て、情報の登録をし直してもよい。
ユーザ管理DB54は、検針サーバ52から送信される各種情報、復帰タイマ値、検針端末51の在圏エリア情報及び隣接エリア情報を記憶、管理する。また、ユーザ管理DB54は、各検針端末51から送信される検針値を検針端末51毎に記憶してもよい。ユーザ管理DB54が記憶する情報の一例を図8に示す。
図8の例では、ユーザ管理DB54は、エリア情報81毎に、その在圏エリアでの同時接続可能台数82、隣接エリア情報83、在圏する検針端末の検針端末識別子84及び在圏する検針端末の復帰タイマ値85を管理する。ここで、エリア情報は、そのエリアを管轄している基地局と対応する。そして、エリアα内に位置する検針端末は、主に基地局αと接続され、エリアβ内に位置する検討端末は、主に基地局βに接続される。
エリア情報81、隣接エリア情報83は、検針端末51から送信される位置情報に基づいて、検針サーバ52の位置判定手段523によって特定される情報である。例えば、エリア情報81、隣接エリア情報83は、位置判定手段523によって、検針端末51から送信される位置情報と検針サーバ52に記憶される基地局毎の通信エリアの位置情報とから特定される。
同時接続可能台数82は、該当エリアに対し、特定の復帰タイマ値で同時に接続が可能な検針端末51の台数を示す値である。なお、同時接続可能台数82の情報は、例えば、検針端末51が、基地局及び携帯通信ネットワークを介して検針サーバ52と接続する場合には、その基地局の性能に合わせて、検針システム管理者によって変更、管理、更新される。また、検針システム管理者は、図示しない検針サーバ52の操作手段等を用いて、検針システム管理者が検針サーバ52を操作し、同時接続可能台数82の変更、管理、更新をしてもよい。
検針端末識別子84は、検針端末51から受信する位置情報に含まれるユーザ情報に基づいて、一意に割り当てられるものである。この割り当ては、検針サーバ52が、検針端末51から受信したユーザ情報に基づいて行ってもよい。
復帰タイマ値85は、検針サーバ52のタイマ設定手段524によって、検針端末51毎に割り当てられる値である。なお、復帰タイマ値85は、1つのエリアで複数設定される。例えば、検針システム管理者は、接続時間の幅や、その接続時間の中で接続処理時間を考慮した時間配分を行うことで、割り当てる複数の復帰タイマ値を検針サーバ52に記憶する。例えば、停電後、1時間以内に復旧させる検針システム5であり、おおよそ1分以内で接続処理が完了する性能を持つ検針システム5を想定した場合は、60個の復帰タイマ値が設定可能である。
図8において、例えば、エリアαは、エリアαを管轄する基地局の同時接続可能台数82がX台であり、隣接エリア83はエリアβであることを示している。また、エリアαには、現在、検針端末識別子a、b、cで表される検針端末が在圏しており、検針端末a及びbの復帰タイマ値85はL、検針端末cの復帰タイマ値85はTと割り当てられている。
なお、図8のエリアβのように、隣接エリアが複数ある場合(図8の場合、αとγの場合)は、ユーザ管理DB54は、その情報も同様に管理する。
次に、検針サーバ52のタイマ設定手段524が検針端末51の復帰タイマ値を選定、割り当てする手順について図8及び図9を用いて詳細に説明する。
図8に示すように、エリア情報毎に、その同時接続可能台数、隣接エリア情報、在圏する検針端末識別子及び復帰タイマ値がユーザ管理DB54に記憶されている。
図9は、図8の情報に基づいて、検針端末51a〜eを、在圏するエリア毎に図示した検針システム9の構成図の一例を示す。
図9に示すように、検針システム9は、検針端末51a〜eと、検針サーバ52と、ネットワーク53と、ユーザ管理DB54と、基地局91α、91βとから構成されている。各基地局91には、各基地局91が管轄する通信可能範囲を示すエリア92が設定されており、例えば、図9の場合では、基地局91αにはエリア92αが、基地局91βにはエリア92βが設定されている。なお、図9は、エリア92βと隣接するエリア92γについては図示していない。各基地局91のエリア92には、検針端末51a〜eが在圏している。図9の検針システム9の場合、各検針端末51の通信手段512は、基地局91及びネットワーク53を経由して検針サーバ52と接続し、通信を行う。また、各基地局91には、特定の復帰タイマ値で同時に接続が可能な検針端末の台数を示す同時接続可能台数が設定されている。図9の場合、エリア92αを管轄する基地局91αには同時接続可能台数X(=5)が、エリア92βを管轄する基地局91βには同時接続可能台数Y(=3)が設定されている。検針システム管理者は、各基地局91の性能に合わせて、同時接続可能台数を予め設定しておく。
ここで、図9に示すように、新たに検針端末51fが設置され、検針サーバ52のタイマ設定手段524が検針端末51fに復帰タイマ値を割り当てる場合について説明する。
検針端末51fがエリア92α内に新たに設置され、この検針端末51fと検針サーバ52とのネットワーク接続が確立した時点で、以下の動作を行う。
検針サーバ52の位置判定手段523は、検針端末51fから位置情報が送信された場合、ユーザ管理DB54から上述したエリアの判定に用いる情報を取得し、検針端末51fの位置情報と、ユーザ管理DB54から取得した基地局91αのエリア92αの位置情報とに基づいて、検針端末51fの在圏エリア及び隣接エリアの特定を行う。例えば、図9の場合、位置判定手段523は、検針端末51fは基地局91αのエリア92αに在圏しており、エリア92αと隣接するエリアはエリア92βであると特定する。
検針サーバ52のタイマ設定手段524は、検針端末51fへの復帰タイマ値の割り当てを行う。タイマ設定手段524は、検針端末51fへの復帰タイマ値の割り当て時に、検針端末51fが在圏するエリア92αのみならず、隣接するエリア92βも考慮して、復帰タイマ値の設定を行う。これは、停電復旧後、検針端末51fが、隣接するエリア92βに接続する等、停電直前に在圏していた同一エリアに、再度接続するとは限らないためである。
タイマ設定手段524は、復帰タイマ値の割り当てに際し、例えば、使用頻度の低い復帰タイマ値から順に割り当て予定の復帰タイマ値を選定する。または、タイマ設定手段524は、値の小さい復帰タイマ値から順次割り当て予定の復帰タイマ値を選定してもよい。なお、割り当て可能な復帰タイマ値の大小関係については、検針サーバ52またはユーザ管理DB54に予め登録しておく。例えば、図9のエリア92αにおいて、割り当て可能な復帰タイマ値の候補がL、T、Oの場合、タイマ設定手段524は、図8の復帰タイマ値85の情報に基づいて、使用頻度の低いOを選定する。または、それぞれの復帰タイマ値の候補の大きさがL>O>Tとなっていた場合、タイマ設定手段524は、値の最も小さいTを選定する。以下では、タイマ設定手段524が、選定した復帰タイマ値Tを検針端末51fに割り当てる場合について説明する。
次に、タイマ設定手段524は、選定した割り当て予定の復帰タイマ値Tが、割り当て可能か否かを、復帰タイマ値の割り当てを行う検針端末51fの在圏するエリア92α及び隣接エリア92βにおける復帰タイマ値の割り当て状況に基づいて判定を行う。タイマ設定手段524は、割り当て予定の復帰タイマ値Tに対し、所定の判定条件を用いて判定を行い、条件を満たした場合に、その復帰タイマ値Tは割り当て可能であると判定する。以下に、判定条件の一例を示す。
<判定条件>
割り当て予定の復帰タイマ値をT、検針端末51fの在圏するエリア92αを管轄する基地局91αの同時接続可能台数をX、エリアαと隣接する隣接エリア92βを管轄する基地局91βの同時接続可能台数をYとする。
(1)X≦Yの場合
X>(エリア92αでTを割り当てた検針端末台数+エリア92βでTを割り当てた検針端末台数)
(2)X>Yの場合
Y>(エリア92αでTを割り当てた検針端末台数+エリア92βでTを割り当てた検針端末台数)
すなわち、タイマ設定手段524は、ユーザ管理DB54のエリア情報81、同時接続可能台数82、隣接エリア情報83の情報に基づき、割り当てを行う検針端末51fの在圏エリア92α及び隣接エリア92βの同時接続可能台数のうち、最も小さい同時接続可能台数を特定する。例えば、図9の場合、検針端末51fの在圏するエリア92αを管轄する基地局91αの同時接続可能台数Xは5、隣接するエリア92βを管轄する基地局91βの同時接続可能台数Yは3であるため、タイマ設定手段524が特定する値は両者のうち、小さい値であるY(=3)となる。
次に、タイマ設定手段524は、割り当てを行う検針端末51fの在圏エリア92α及び隣接エリア92βにおいて、ユーザ管理DB54の復帰タイマ値85の情報に基づき、割り当て予定の復帰タイマ値Tと同一の復帰タイマ値が割り当てられている検針端末台数の合計値を求める。例えば、図8及び図9の場合では、エリア92αでTを割り当てたのは検針端末51cの1台、エリア92βでTを割り当てたのは検針端末51dの1台となり、合計2台となる。
そして、タイマ設定手段524は、特定した最も小さい同時接続可能台数と、求めた検針端末台数の合計値との大小関係から割り当て予定の復帰タイマ値Tが割り当て可能か否かを判定する。例えば、図8及び図9の場合、(特定した同時可能接続台数3>求めた合計値2)となり、判定条件を満たすため、タイマ設定手段524は、検針端末51fに対し復帰タイマ値Tの割り当てが可能であると判定する。
そして、検針サーバ52の通信手段522は、タイマ設定手段524が割り当て可能と判定した復帰タイマ値Tを検針端末51fに通知する。検針端末51fの通信手段512は、検針サーバ52から送信される通知を受信し、記憶手段513は復帰タイマ値Tを記憶する。
次に、図9に示すように、さらに、新たに検針端末51gが設置され、検針サーバ52のタイマ設定手段524が検針端末51gに復帰タイマ値を割り当てる場合について説明する。
検針端末51gがエリア92α内に新たに設置され、この検針端末51gと検針サーバ52とのネットワーク接続が確立した時点で、上述した検針端末51fの場合と同様の割り当て動作を行う。以下では、タイマ設定手段524が、選定した復帰タイマ値Tを検針端末51gに割り当てる場合について説明する。
検針サーバ52の位置判定手段523は、検針端末51gから位置情報が送信された場合、ユーザ管理DB54から上述したエリアの判定に用いる情報を取得し、検針端末51gの位置情報と、ユーザ管理DB54から取得した基地局91αのエリア92αの位置情報とに基づいて、検針端末51gの在圏エリア及び隣接エリアの特定を行う。例えば、図9の場合、位置判定手段523は、検針端末51gは基地局91αのエリア92αに在圏しており、エリア92αと隣接するエリアはエリア92βであると特定する。
タイマ設定手段524は、検針端末51fの場合と同様に、選定した復帰タイマ値Tが、検針端末51gに割り当て可能か否かの判定を行う。
すなわち、タイマ設定手段524は、ユーザ管理DB54のエリア情報81、同時接続可能台数82、隣接エリア情報83の情報に基づき、割り当てを行う検針端末51gの在圏するエリア92α及び隣接エリア92βの同時接続可能台数のうち、最も小さい同時接続可能台数を特定する。例えば、図9の場合、検針端末51gの在圏するエリア92αを管轄する基地局91αの同時接続可能台数Xは5、隣接するエリア92βを管轄する基地局91βの同時接続可能台数Yは3であるため、タイマ設定手段524が特定する値は両者のうち、小さい値であるY(=3)となる。
次に、タイマ設定手段524は、割り当てを行う検針端末51gの在圏エリア92α及び隣接エリア92βにおいて、ユーザ管理DB54の復帰タイマ値85の情報に基づき、割り当て予定の復帰タイマ値Tと同一の復帰タイマ値が割り当てられている検針端末台数の合計値を求める。例えば、図8及び図9の場合では、エリア92αでTを割り当てたのは検針端末51c及び51fの2台、エリア92βでTを割り当てたのは検針端末51dの1台となり、合計3台となる。
そして、タイマ設定手段524は、特定した最も小さい同時接続可能台数と、求めた検針端末台数の合計値との大小関係から割り当て予定の復帰タイマ値Tが割り当て可能か否かを判定する。例えば、図8及び図9の場合、(特定した同時可能接続台数3=求めた合計値3)となり、判定条件を満たさないため、タイマ設定手段524は、検針端末51gに対し復帰タイマ値Tの割り当てができないと判定する。この場合、タイマ設定手段524は、例えば、Tの次に値の小さい復帰タイマ値Oを選定し、選定した復帰タイマ値Oが割り当て可能か否かを判定する。
なお、割り当て予定の復帰タイマ値がT以外の場合でも、上記と同様な判定条件を用いて、タイマ設定手段524は、割り当て可能か否かを判定する。
また、図8のエリア92βのように隣接するエリアが複数あった場合にも、上記と同様に判定を行う。例えば、タイマ設定手段524は、在圏エリア、隣接エリアのうち最も同時接続可能台数が少ないエリアの同時接続可能台数を求める。次に、タイマ設定手段524は、割り当て予定の復帰タイマ値が既に割り当てられている検針端末台数を在圏エリア及び隣接エリア毎に求め、その合計を求める。次に、タイマ設定手段524は、求めた検針端末51の台数の合計値が、最も同時接続可能台数の少ないエリアの同時接続可能台数よりも小さい場合にその復帰タイマ値を割り当て可能と判定する。
次に、本実施形態の検針システム5の動作について、図10のシーケンスチャートを用いて説明する。
図10の動作例は、新たに検針端末51aが設置され、検針サーバ52が検針端末51aに復帰タイマ値の割り当てを行うものであり、検針端末51aと検針サーバ52とのネットワーク接続が確立した時点で行われる動作である。
検針端末51aの通信手段512は、検針サーバ52との接続が確立した時点で、自端末51aの位置情報を検針サーバ52へ送信する(S1001)。
検針サーバ52の通信手段522は、検針端末51aから送信された位置情報を受信する(S1002)。
検針サーバ52の位置判定手段523は、受信した位置情報に基づいて、検針端末51aの在圏エリア及び在圏エリアに隣接する隣接エリアの判定を行う(S1003)。このとき、位置判定手段523は、例えば、検針端末51aから受信した位置情報と、検針サーバ52に記憶される基地局の通信エリアの位置情報とに基づいて、検針端末51aの在圏エリア及び在圏エリアに隣接する隣接エリアを判定する。
検針サーバ52のタイマ設定手段524は、ユーザ管理DB54へアクセスし、ユーザ管理DB54の情報及び検針端末51aの在圏エリア情報に基づいて、割り当て可能な復帰タイマ値の選定、割り当てを行う(S1004)。このとき、タイマ設定手段524は、S1003で判定した在圏エリア及び隣接エリア、ユーザ管理DB54のエリア情報81、同時接続可能台数82、隣接エリア情報83、復帰タイマ値85の情報に基づいて、割り当て可能な復帰タイマ値の選定、割り当てを行う。より詳細には、タイマ設定手段524は、検針端末51aの在圏エリア及びその隣接エリアにおいて、選定した復帰タイマ値と同一の復帰タイマ値が割り当てられている検針端末台数を求める。そして、タイマ設定手段524は、求めた台数が、上記在圏エリア及びその隣接エリアのうち、最も小さい同時接続可能台数より小さい場合に選定した復帰タイマ値が割り当て可能と判定し、割り当てを行う。
検針サーバ52の通信手段522は、タイマ設定手段524が割り当てた復帰タイマ値を、検針端末51aへ送信する(S1005)。なお、通信手段522は、割り当てた復帰タイマ値の情報、検針端末51aの在圏エリア及び隣接エリアに関する情報をユーザ管理DB54に送信する。ユーザ管理DB54は、検針サーバ52から送信された上記情報を記憶する。
検針端末51aの通信手段512は、検針サーバ52から送信された復帰タイマ値を受信する(S1006)。
検針端末51aの記憶手段513は、受信した復帰タイマ値を記憶する(S1007)。例えば、停電復旧時には、検針端末51aの制御手段511は、記憶手段513に記憶された復帰タイマ値で指定された時間だけ待機した後、検針サーバ52へのネットワーク接続を開始するよう、検針端末51aを制御する。
なお、図10は、新たに検針端末51aが設置され、検針サーバ52が検針端末51aに復帰タイマ値の割り当てを行うものであり、検針端末51aと検針サーバ52とのネットワーク接続が確立した時点で行われる動作例であるが、これに限るものではない。例えば、検針端末51の通信手段512は、位置取得手段516が取得した位置情報を定期的に検針サーバ52に送信する。そして、検針サーバ52の位置判定手段523は、検針端末51から送信された位置情報及びユーザ管理DB54で管理されるエリア情報81等に基づいて、検針端末51の在圏エリアが変更したか否かを判定する。位置判定手段523が、検針端末51の在圏エリアが変更したと判定した場合に、タイマ設定手段524は、検針端末51に対し復帰タイマ値の選定、割り当てを行ってもよい。なお、この際、タイマ設定手段524は、変更後の検針端末51の在圏エリア及びその隣接エリアにおける復帰タイマ値の割り当て状況、同時接続可能台数の情報に基づいて、上述した判定条件を用いて、復帰タイマ値の割り当てを行う。
次に、停電が発生し停電が復旧した場合における本実施形態の検針システム5の動作について、図11のシーケンスチャートを用いて説明する。
図11の例では、検針端末51a及び51bは、検針サーバ52との接続が確立しており、検針端末51a及び51bには、それぞれ異なる復帰タイマ値が設定されているものとする。
ある時点において、停電が発生したものとする(S1101)。このとき、検針端末51a及び51bの電源はオフとなり、各検針端末51と検針サーバ52とのネットワーク接続が切断する。
次に、停電後、ある時点において、停電が復旧したものとする(S1102)。すなわち、両検針端末51の電源が一斉にオンとなる。
検針端末51a及び51bの計測手段514は、停電復旧時点(検針端末の電源がオンとなった時点)から時間(復帰タイマ)の計測を開始する(S1103)。
上記時間の計測開始後、各検針端末51の計測手段514は、計測している時間が、各検針端末51の記憶手段513に記憶されている復帰タイマ値で指定した時間に達したか否かを判定する(S1104、S1105)。
ここで、例えば、検針端末51aの計測手段514が、復帰タイマ値で指定した時間に達したと判定した場合(S1104、YES)、検針端末51aの通信手段512は検針サーバ52に対し、ネットワーク接続要求を送信する(S1106)。
また、上記時間の計測後、検針端末51aの復帰タイマ値より遅い時点において、検針端末51bの計測手段514が、復帰タイマ値で指定した時間に達したと判定した場合(S1105、YES)、検針端末51bの通信手段512は、検針サーバ52に対し、ネットワーク接続要求を送信する(S1107)。
なお、各検針端末51の計測手段514が、復帰タイマ値で指定した時間に達していないと判定した場合(S1104がNO、S1105がNO)には、各検針端末51の計測手段514は、時間の計測を継続し、復帰タイマ値へ達したか否かの判定を行う。
ネットワーク接続要求を受信した検針サーバ52の通信手段522は、要求を受信した検針端末51から順次ネットワーク接続処理を開始する(S1108、S1109)。
以上のように、本実施形態において、検針端末51と検針サーバ52との接続が確立された場合において、検針サーバ52は、検針端末51の位置情報から該検針端末が在圏するエリアを特定する。検針サーバ52は、該在圏エリア及びその隣接エリアに在圏する他の検針端末51の復帰タイマ値及びその台数、エリア内同時接続可能台数に基づいて、割り当て可能な復帰タイマ値を選定し、検針端末51に復帰タイマ値を割り当てる。停電復旧時においては、検針端末51は、割り当てられた復帰タイマ値で指定された時間だけ待機した後、検針サーバ52との接続を開始する。
従って、本実施形態によれば、停電復旧後に検針端末51の電源が一斉にオンとなった場合においても、一斉接続に伴う輻輳が防止されるため、停電復旧後でも各検針端末51と検針サーバ52との接続が正常に再開する。さらには、停電復旧後においても、各検針端末51と検針サーバ52との接続が正常に確立し、各検針端末51から確実に検針値を収集することができるため、課金状況の更新遅れ等が発生しない。
また、上記実施形態においては、停電復旧後、検針端末の電源が一斉にオンとなった場合に発生するネットワーク負荷を分散させる場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、各検針端末が測定した検針情報を検針サーバへ送信する送信タイミングについても同様の方法で、送信タイミングの調整を行う送信タイマ値の割り当てを行うことで、ネットワーク負荷を分散させることもできる。
次に、検針サーバ52による割り当てた復帰タイマ値の再割り当て動作について説明する。上述した例の場合、復帰タイマ値の設定に際し、検針サーバ52のタイマ設定手段524は、復帰タイマ値の候補をその値の小さいものから順次選定していき、割り当て可能な復帰タイマ値を判定する。
このような復帰タイマ値の選定方法及び割り当て方法の場合、接続台数の増加に伴い、復帰タイマ値の割り当てに偏りが生じる場合がある。また、同様に、特定の復帰タイマ値を割り当てていた検針端末が他エリアへ再接続された場合(在圏エリアの変更があった場合)、復帰タイマ値の割り当てに偏りが生じる場合も考えられる。より効果的にネットワークの負荷を分散させる観点から、検針サーバ52は、復帰タイマ値の再割り当てを行うことが望ましい。
従って、検針サーバ52のタイマ設定手段524は、定期的に割り当てた復帰タイマ値の偏りを判定し、タイマ設定手段524が割り当てに偏りが生じていると判定した場合には、復帰タイマ値の再割り当てを行う。
偏りを判定する方法の一例について、詳細に説明する。
検針サーバ52のタイマ設定手段524は、再割り当てを行う該当エリアの各復帰タイマ値の割り当て数の平均x、標準偏差σをそれぞれ求める。タイマ設定手段524は、標準偏差σの値が、検針システム管理者によって検針サーバ52に予め定められる閾値を超えている場合、偏りがあると判定する。そして、タイマ設定手段524は、例えば、使用頻度の高い復帰タイマ値(例えばx+2σ以上)には、使用頻度の低い復帰タイマ値(例えばx−2σ以下)を割り当てる等して、σを閾値以内に保つようにする。
従って、本実施形態によれば、検針サーバ52のタイマ設定手段524は、定期的に復帰タイマ値の偏りを判定する。タイマ設定手段524は、復帰タイマ値の割り当てに偏りが生じたと判定した場合には、タイマ設定手段524は復帰タイマ値の再割り当てを行う。このため、本実施形態によれば、停電復旧後、他の検針端末と輻輳しないタイミングで検針サーバへの接続が可能となり、より効果的にネットワークの負荷を軽減することができる。
<第2の実施形態の変形例>
第2の実施形態においては、検針端末51と検針サーバ52とのネットワーク接続が確立した時点で、復帰タイマ値の割り当てを行う。本変形例においては、上記ネットワーク接続が確立する前に停電が発生した場合に備え、検針端末51には予め復帰タイマ値が設定される。
検針端末51の設置時、または、検針端末51の製造工程において、検針端末51と接続可能な外部機器からの入力により、検針端末51の記憶手段513は、予約済み復帰タイマ値を記憶する。例えば、外部機器は、検針システム管理者等によって管理されており、検針システム管理者は、外部機器を用いて、検針端末51に予約済み復帰タイマ値を設定する。例えば、検針システム管理者は、検針端末51の設置時に、設置するエリアにおける他の検針端末51に割り当てられている復帰タイマ値のうち使用頻度の低いものを予約済み復帰タイマ値として設定する。また、検針端末51の製造時に、その製造番号に基づいて、予約済み復帰タイマ値を設定してもよい。また、検針システム管理者は、第2の実施形態で説明した割り当てる復帰タイマ値と重複しないように予約済み復帰タイマ値を別途管理しておき、その中から予約済み復帰タイマ値を選択してもよい。外部機器からのコマンド命令は、検針端末51内の図示しない外部コマンド処理手段によって解析され、記憶手段513は、予約済み復帰タイマ値を該当検針端末51の復帰タイマ値として記憶する。
検針端末51は、検針サーバ52との接続以前に停電が発生した場合においては、記憶手段513に記憶される予約済み復帰タイマ値によって、停電復旧後のネットワーク接続処理を行う。なお、停電復旧後の接続に係る動作については、第2の実施形態の復帰タイマ値を予約済み復帰タイマ値に読み替えたものと同様であるため、詳細については省略する。
この予約済み復帰タイマ値は、検針システム管理者、検針端末製造元等によって管理されていてもよい。すなわち、検針サーバ52が検針端末51とのネットワーク接続確立時に割り当てる復帰タイマ値とは異なるものとして管理する。このようにすることで、検針端末51に割り当てられる復帰タイマ値と重複することなく、検針端末51は、予約済み復帰タイマ値をネットワーク接続の際に利用することができる。例えば、検針サーバ52の図示しない記憶手段、またはユーザ管理DB54に上記予約済み復帰タイマ値を予め記憶させておく。そして、検針サーバ52が復帰タイマ値の割り当てを行う際には、上記予約済み復帰タイマ値の値を除外して、復帰タイマ値の選定、割り当てを行ってもよい。
また、ネットワーク接続確立前に、停電が発生しなかった場合においては、検針端末51は、自端末51の記憶手段513から、予約済み復帰タイマ値を削除し、ネットワーク接続確立後に割り当てられた復帰タイマ値を記憶手段513に記憶してもよい。
本変形例は、検針端末51と検針サーバ52とのネットワーク接続確立以前に停電が発生した場合において、検針端末51は、予め検針端末51に記憶される予約済み復帰タイマ値によって、停電復旧後のネットワーク接続動作を行う。
このような本変形例によれば、検針端末51と検針サーバ52とのネットワーク接続確立以前に停電が発生した場合においても、検針端末51は、停電復旧後に検針サーバ52とのネットワーク接続を行うことができる。また、予約済み復帰タイマ値を、検針サーバ52が割り当てる復帰タイマ値とは別の値とすることで、停電復旧後に検針端末51の電源が一斉にオンとなった場合においても、一斉接続に伴う輻輳が防止される。従って、停電復旧後でも各検針端末51と検針サーバ52との接続が正常に再開する。さらには、停電復旧後においても、各検針端末51と検針サーバ52との接続が正常に確立し、各検針端末51から確実に検針値を収集することができるため、課金状況の更新遅れ等が発生しない。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、上記した各実施形態に限定されるものではない。本発明は、各実施形態の変形・置換・調整に基づいて実施できる。すなわち、本発明は、本明細書の全ての開示内容、技術的思想に従って実現できる各種変形、修正を含む。なお、各図面に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
位置に応じた基地局にそれぞれ管轄され、待機時間が経過した後に、所定の情報を前記管轄されている基地局を介して管理装置へ送信する通信手段、および、設定された前記待機時間を記憶する記憶手段をそれぞれ備えた複数の情報通信装置と、
前記所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して前記複数の情報通信装置から受信する通信手段、および、前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに前記待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定するタイマ設定手段を備える管理装置と、
を備えることを特徴とする情報送受信システム。
(付記2)
前記所定の情報は、接続要求であり、
前記複数の情報通信装置は、新たに接続を開始する場合、前記待機時間が経過した後に前記接続要求を送信することを特徴とする付記1に記載の情報送受信システム。
(付記3)
前記接続処理能力は、基地局が所定時間内に同時に接続を開始できる情報通信装置の台数であって、
前記管理装置は、
前記情報通信装置へ設定する前記待機時間を選定し、
前記選定した待機時間を設定する情報通信装置が属する通信エリアを管轄する基地局及び前記属する通信エリアと隣接する通信エリアを管轄する基地局の前記接続処理能力に基づき、前記選定した待機時間が設定可能か否かを判定し、設定可能と判定した場合に、前記選定した待機時間を前記情報通信装置へ設定することを特徴とする付記1または2に記載の情報送受信システム。
(付記4)
前記接続処理能力は、基地局が所定時間内に同時に接続を開始できる情報通信装置の台数であって、
前記管理装置は、
前記情報通信装置へ設定する前記待機時間を選定し、
前記選定した待機時間を設定する情報通信装置が属する通信エリアを管轄する基地局及び前記属する通信エリアと隣接する通信エリアを管轄する基地局の前記接続処理能力のうち、最も小さい前記接続処理能力を特定し、
前記属する通信エリア及び前記隣接する通信エリアにおいて、前記選定した待機時間が設定されている情報通信装置の台数の合計値を求め、
前記特定した最も小さい接続処理能力の値より、前記求めた情報通信装置の台数の合計値が小さい場合に、前記選定した待機時間を設定可能と判定し、前記選定した待機時間を前記情報通信装置へ設定することを特徴とする付記1または2に記載の情報送受信システム。
(付記5)
前記管理装置は、前記情報通信装置から受信した位置情報の通知に基づいて、前記情報通信装置の属する前記基地局の通信エリアが変更したと判定した場合に、前記管理装置は、前記設定した待機時間を更新することを特徴とする付記3または4に記載の情報送受信システム。
(付記6)
前記管理装置は、前記情報通信装置に設定した待機時間の設定数の偏りを判定し、偏りがあると判定した場合に、前記管理装置は、待機時間ごとに設定される情報通信装置の数が略均等になるように待機時間を再設定することを特徴とする付記3乃至5のいずれか1項に記載の情報送受信システム。
(付記7)
前記管理装置は、前記情報通信装置に設定した待機時間の設定数の平均及び標準偏差を求め、前記待機時間の設定数の偏りを判定することを特徴とする付記6に記載の情報送受信システム。
(付記8)
位置に応じた基地局に管轄される情報通信装置であって、
待機時間が経過した後に、所定の情報を前記管轄されている基地局を介して管理装置へ送信する通信手段と、
前記管理装置によって設定された待機時間を記憶する記憶手段と、
を備えることを特徴とする情報通信装置。
(付記9)
前記所定の情報は、接続要求であり、前記情報通信装置は、新たに接続を開始する場合、前記待機時間が経過した後に前記接続要求を送信することを特徴とする付記8に記載の情報通信装置。
(付記10)
所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して複数の情報通信装置から受信する通信手段と、
前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定するタイマ設定手段と、
を備えることを特徴とする管理装置。
(付記11)
前記接続処理能力は、基地局が所定時間内に同時に接続を開始できる情報通信装置の台数であって、
前記タイマ設定手段は、
前記情報通信装置へ設定する前記待機時間を選定し、
前記選定した待機時間を設定する情報通信装置が属する通信エリアを管轄する基地局及び前記属する通信エリアと隣接する通信エリアを管轄する基地局の前記接続処理能力に基づき、前記選定した待機時間が設定可能か否かを判定し、設定可能と判定した場合に、前記選定した待機時間を前記情報通信装置へ設定することを特徴とする付記10に記載の管理装置。
(付記12)
前記接続処理能力は、基地局が所定時間内に同時に接続を開始できる情報通信装置の台数であって、
前記タイマ設定手段は、
前記情報通信装置へ設定する前記待機時間を選定し、
前記選定した待機時間を設定する情報通信装置が属する通信エリアを管轄する基地局及び前記属する通信エリアと隣接する通信エリアを管轄する基地局の前記接続処理能力のうち、最も小さい前記接続処理能力を特定し、
前記属する通信エリア及び前記隣接する通信エリアにおいて、前記選定した待機時間が設定されている情報通信装置の台数の合計値を求め、
前記特定した最も小さい接続処理能力の値より、前記求めた情報通信装置の台数の合計値が小さい場合に、前記選定した待機時間を設定可能と判定し、前記選定した待機時間を前記情報通信装置へ設定することを特徴とする付記10に記載の管理装置。
(付記13)
前記タイマ設定手段は、
前記情報通信装置から受信した位置情報の通知に基づいて、前記情報通信装置の属する前記基地局の通信エリアが変更したと判定した場合に、前記タイマ設定手段は、前記設定した待機時間を更新することを特徴とする付記11または12に記載の管理装置。
(付記14)
前記タイマ設定手段は、前記情報通信装置に設定した待機時間の設定数の偏りを判定し、偏りがあると判定した場合に、前記タイマ設定手段は、待機時間ごとに設定される情報通信装置の数が略均等になるように待機時間を再設定することを特徴とする付記11乃至13のいずれか1項に記載の管理装置。
(付記15)
前記タイマ設定手段は、前記情報通信装置に設定した待機時間の設定数の平均及び標準偏差を求め、前記待機時間の設定数の偏りを判定することを特徴とする付記14に記載の管理装置。
(付記16)
位置に応じた基地局にそれぞれ管轄された複数の情報通信装置は、待機時間が経過した後に、所定の情報を前記管轄されている基地局を介して管理装置へそれぞれ送信し、設定された待機時間をそれぞれ記憶し、
前記管理装置は、前記所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して前記複数の情報通信装置から受信し、前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定することを特徴とする情報送受信方法。
(付記17)
位置に応じた基地局にそれぞれ管轄された情報通信装置を用いた情報送信方法であって、
待機時間が経過した後に、所定の情報を前記管轄されている基地局を介して管理装置へ送信し、
前記管理装置によって設定された前記待機時間を記憶することを特徴とする情報送信方法。
(付記18)
位置に応じた基地局に管轄される情報通信装置のコンピュータに、
待機時間が経過した後に、所定の情報を前記管轄されている基地局を介して管理装置へ送信する通信処理と、
前記管理装置によって設定された前記待機時間を記憶する記憶処理と、
を実行させることを特徴とする情報通信装置のプログラム。
(付記19)
管理装置のコンピュータに、
所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して複数の情報通信装置から受信する通信処理と、
前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定するタイマ設定処理と、
を実行させることを特徴とする管理装置のプログラム。
1 情報送受信システム
5 検針システム
11 情報通信装置
111、513 記憶手段
112、122、512、522 通信手段
12 管理装置
121、524 タイマ設定手段
14、91 基地局
51 検針端末
511、521 制御手段
514 計測手段
52 検針サーバ
523 位置判定手段
54 ユーザ管理データベース
92 エリア

Claims (10)

  1. 位置に応じた基地局にそれぞれ管轄され、待機時間が経過した後に、所定の情報を前記管轄されている基地局を介して管理装置へ送信する通信手段、および、設定された前記待機時間を記憶する記憶手段をそれぞれ備えた複数の情報通信装置と、
    前記所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して前記複数の情報通信装置から受信する通信手段、および、前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに前記待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定するタイマ設定手段を備える管理装置と、
    を備え
    前記接続処理能力は、基地局が所定時間内に同時に接続を開始できる情報通信装置の台数であって、
    前記管理装置は、
    前記情報通信装置へ設定する前記待機時間を選定し、
    前記選定した待機時間を設定する情報通信装置が属する通信エリアを管轄する基地局及び前記属する通信エリアと隣接する通信エリアを管轄する基地局の前記接続処理能力に基づき、前記選定した待機時間が設定可能か否かを判定し、設定可能と判定した場合に、前記選定した待機時間を前記情報通信装置へ設定することを特徴とする情報送受信システム。
  2. 位置に応じた基地局にそれぞれ管轄され、待機時間が経過した後に、所定の情報を前記管轄されている基地局を介して管理装置へ送信する通信手段、および、設定された前記待機時間を記憶する記憶手段をそれぞれ備えた複数の情報通信装置と、
    前記所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して前記複数の情報通信装置から受信する通信手段、および、前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに前記待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定するタイマ設定手段を備える管理装置と、
    を備え、
    前記接続処理能力は、基地局が所定時間内に同時に接続を開始できる情報通信装置の台数であって、
    前記管理装置は、
    前記情報通信装置へ設定する前記待機時間を選定し、
    前記選定した待機時間を設定する情報通信装置が属する通信エリアを管轄する基地局及び前記属する通信エリアと隣接する通信エリアを管轄する基地局の前記接続処理能力のうち、最も小さい前記接続処理能力を特定し、
    前記属する通信エリア及び前記隣接する通信エリアにおいて、前記選定した待機時間が設定されている情報通信装置の台数の合計値を求め、
    前記特定した最も小さい接続処理能力の値より、前記求めた情報通信装置の台数の合計値が小さい場合に、前記選定した待機時間を設定可能と判定し、前記選定した待機時間を前記情報通信装置へ設定することを特徴とする情報送受信システム。
  3. 前記所定の情報は、接続要求であり、
    前記複数の情報通信装置は、新たに接続を開始する場合、前記待機時間が経過した後に前記接続要求を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の情報送受信システム。
  4. 前記管理装置は、前記情報通信装置から受信した位置情報の通知に基づいて、前記情報通信装置の属する前記基地局の通信エリアが変更したと判定した場合に、前記管理装置は、前記設定した待機時間を更新することを特徴とする請求項1または2に記載の情報送受信システム。
  5. 所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して複数の情報通信装置から受信する通信手段と、
    前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定するタイマ設定手段と、
    を備え、
    前記接続処理能力は、基地局が所定時間内に同時に接続を開始できる情報通信装置の台数であって、
    前記情報通信装置へ設定する前記待機時間を選定し、
    前記選定した待機時間を設定する情報通信装置が属する通信エリアを管轄する基地局及び前記属する通信エリアと隣接する通信エリアを管轄する基地局の前記接続処理能力に基づき、前記選定した待機時間が設定可能か否かを判定し、設定可能と判定した場合に、前記選定した待機時間を前記情報通信装置へ設定することを特徴とする管理装置
  6. 所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して複数の情報通信装置から受信する通信手段と、
    前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定するタイマ設定手段と、
    を備え、
    前記接続処理能力は、基地局が所定時間内に同時に接続を開始できる情報通信装置の台数であって、
    前記情報通信装置へ設定する前記待機時間を選定し、
    前記選定した待機時間を設定する情報通信装置が属する通信エリアを管轄する基地局及び前記属する通信エリアと隣接する通信エリアを管轄する基地局の前記接続処理能力のうち、最も小さい前記接続処理能力を特定し、
    前記属する通信エリア及び前記隣接する通信エリアにおいて、前記選定した待機時間が設定されている情報通信装置の台数の合計値を求め、
    前記特定した最も小さい接続処理能力の値より、前記求めた情報通信装置の台数の合計値が小さい場合に、前記選定した待機時間を設定可能と判定し、前記選定した待機時間を前記情報通信装置へ設定することを特徴とする管理装置
  7. 位置に応じた基地局にそれぞれ管轄された複数の情報通信装置は、待機時間が経過した後に、所定の情報を前記管轄されている基地局を介して管理装置へそれぞれ送信し、設定された待機時間をそれぞれ記憶し、
    前記管理装置は、前記所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して前記複数の情報通信装置から受信し、前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定する情報送受信方法において、
    前記接続処理能力は、基地局が所定時間内に同時に接続を開始できる情報通信装置の台数であって、
    前記情報通信装置へ設定する前記待機時間を選定し、
    前記選定した待機時間を設定する情報通信装置が属する通信エリアを管轄する基地局及び前記属する通信エリアと隣接する通信エリアを管轄する基地局の前記接続処理能力に基づき、前記選定した待機時間が設定可能か否かを判定し、設定可能と判定した場合に、前記選定した待機時間を前記情報通信装置へ設定することを特徴とする情報送受信方法
  8. 位置に応じた基地局にそれぞれ管轄された複数の情報通信装置は、待機時間が経過した後に、所定の情報を前記管轄されている基地局を介して管理装置へそれぞれ送信し、設定された待機時間をそれぞれ記憶し、
    前記管理装置は、前記所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して前記複数の情報通信装置から受信し、前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定する情報送受信方法において、
    前記接続処理能力は、基地局が所定時間内に同時に接続を開始できる情報通信装置の台数であって、
    前記情報通信装置へ設定する前記待機時間を選定し、
    前記選定した待機時間を設定する情報通信装置が属する通信エリアを管轄する基地局及び前記属する通信エリアと隣接する通信エリアを管轄する基地局の前記接続処理能力のうち、最も小さい前記接続処理能力を特定し、
    前記属する通信エリア及び前記隣接する通信エリアにおいて、前記選定した待機時間が設定されている情報通信装置の台数の合計値を求め、
    前記特定した最も小さい接続処理能力の値より、前記求めた情報通信装置の台数の合計値が小さい場合に、前記選定した待機時間を設定可能と判定し、前記選定した待機時間を前記情報通信装置へ設定することを特徴とする情報送受信方法。
  9. 管理装置のコンピュータに、
    所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して複数の情報通信装置から受信する通信処理と、
    前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定するタイマ設定処理と、
    を実行させるプログラムにおいて、
    前記接続処理能力は、基地局が所定時間内に同時に接続を開始できる情報通信装置の台数であって、
    管理装置のコンピュータに、
    前記情報通信装置へ設定する前記待機時間を選定する処理と、
    前記選定した待機時間を設定する情報通信装置が属する通信エリアを管轄する基地局及び前記属する通信エリアと隣接する通信エリアを管轄する基地局の前記接続処理能力に基づき、前記選定した待機時間が設定可能か否かを判定し、設定可能と判定した場合に、前記選定した待機時間を前記情報通信装置へ設定する処理と、
    を実行させることを特徴とする管理装置のプログラム。
  10. 管理装置のコンピュータに、
    所定の情報を、それぞれ管轄された基地局を介して複数の情報通信装置から受信する通信処理と、
    前記複数の情報通信装置を管轄する基地局の接続処理能力に基づいて、前記情報通信装置ごとに待機時間を決定し、決定した待機時間を前記複数の情報通信装置へそれぞれ設定するタイマ設定処理と、
    を実行させるプログラムにおいて、
    前記接続処理能力は、基地局が所定時間内に同時に接続を開始できる情報通信装置の台数であって、
    管理装置のコンピュータに、
    前記情報通信装置へ設定する前記待機時間を選定する処理と、
    前記選定した待機時間を設定する情報通信装置が属する通信エリアを管轄する基地局及び前記属する通信エリアと隣接する通信エリアを管轄する基地局の前記接続処理能力のうち、最も小さい前記接続処理能力を特定する処理と、
    前記属する通信エリア及び前記隣接する通信エリアにおいて、前記選定した待機時間が設定されている情報通信装置の台数の合計値を求める処理と、
    前記特定した最も小さい接続処理能力の値より、前記求めた情報通信装置の台数の合計値が小さい場合に、前記選定した待機時間を設定可能と判定し、前記選定した待機時間を前記情報通信装置へ設定する処理と、
    を実行させることを特徴とする管理装置のプログラム。
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