JP5798514B2 - 無線通信方法、無線通信システム、及び基地局装置 - Google Patents
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次に、本発明の第1実施形態について説明する。本第1実施形態では、第1の基地局(基地局100−1)は、同時送信用情報を含む送信タイミング同期用信号を第2の基地局(基地局100−2)に送信し、同時送信用情報に基づいて第1の基地局(基地局100−1)と接続される端末局(端末局101−1)にデータ送信を行う。第2の基地局(基地局100−2)は、上記送信タイミング同期用信号を受信し、同時送信用情報を検出し、検出した同時送信用情報に基づいて第2の基地局(基地局100−2)と接続される端末局(端末局101−2)にデータ送信を行う。以上のような方法を用いることで第1の基地局(基地局100−1)、第2の基地局(基地局100−2)が同時にデータ送信を行うことができる。
図2は、本第1実施形態における基地局100−1の略構成を示すブロック図である。図2に示すように、基地局100−1は、アンテナ201−1〜201−Aと、無線LAN信号生成部202−1〜202−Aと、無線LAN信号復調部203−1〜203−Aと、送信タイミング同期用信号生成部204と、送信時間決定部205とを備えている。
図3は、本第1実施形態における基地局100−2の略構成を示すブロック図である。なお、図2に対応する部分(同一機能のブロック)には同一の符号を付けて説明を省略する。図3に示すように、基地局100−2は、アンテナ201−1〜201−Aと、無線LAN信号生成部202−1〜202−Aと、無線LAN信号復調部203−1〜203−Aと、送信タイミング制御部206と、送信タイミング同期用信号検出部207とを備えている。
図4は、本第1実施形態における端末局101−1、101−2の略構成を示すブロック図である。なお、以下、総称して端末局101という。図4に示すように、端末局101は、アンテナ301−1〜301−Bと、無線LAN信号生成部302−1〜302−Bと、無線LAN信号復調部303−1〜303−Bとを備えている。
図5は、本第1実施形態による基地局100−1、100−2と端末局101−1、101−2との間での通信手順を説明するためのタイミングチャートである。なお、図5の説明にあたり、アクセス制御方式については、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)が採用されていることを前提とする。
図6は、本第1実施形態の基地局100−1、100−2と端末局101−1、101−2による信号生成処理を説明するためのフローチャートである。図6に示す基地局100−1の処理は、図2に示すいずれかの機能部が適宜実行する。また、基地局100−2の処理は、図3に示すいずれかの機能部が適宜実行する。また、図6に示す端末局101−1、101−2の処理は、図4に示すいずれか機能部が適宜実行する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本第2実施形態では、上述した第1実施形態に加えて、第2の基地局(基地局100−2)が、受信した送信タイミング同期用信号の受信電力から伝搬遅延時間を算出し、同時送信用情報、及び伝搬遅延時間に基づいて、第2の基地局(基地局100−2)に接続される端末局(端末局101−2)にデータ送信を行うことで、高精度な同時送信を行うことができる。
基地局100−1の構成は、図2と同様であるので説明を省略する。但し、本第2実施形態による送信タイミング同期用信号生成部204は、送信時間情報tに加えて、基地局100−1の送信電力情報Ptも含む送信タイミング同期用信号を生成する。
図7は、本第2実施形態における基地局100−2の略構成を示すブロック図である。なお、図3に対応する部分(同一機能のブロック)には同一の符号を付けて説明を省略する。図7に示すように、基地局100−2は、アンテナ201−1〜201−Aと、無線LAN信号生成部202−1〜202−Aと、無線LAN信号復調部203−1〜203−Aと、送信タイミング制御部206と、送信タイミング同期用信号検出部207と、受信電力測定部209と、送信時間算出部210とを備えている。
本第2実施形態による端末局101−1、101−2の構成は、図4と同様であるので説明を省略する。
図8は、本第2実施形態による基地局100−1、100−2と端末局101−1、101−2との間での通信手順を説明するためのタイミングチャートである。なお、時刻t1からt3までの通信フローは、図5と同様であるので説明を省略する。
図9は、本第2実施形態の基地局100−1、100−2と端末局101−1、101−2による信号生成処理を説明するためのフローチャートである。図9に示す基地局100−1の処理は、図2に示すいずれかの機能部が適宜実行する。また、基地局100−2の処理は、図7に示すいずれかの機能部が適宜実行する。また、図9に示す端末局101−1、101−2の処理は、図4に示すいずれか機能部が適宜実行する。なお、基地局110−1におけるステップS101〜S104は、図6と同様であるので説明を省略する。
また、基地局100−2は、送信タイミング同期用信号を受信してからt−tr秒後に端末局101−2に対してデータ送信を行う(ステップS205)。
また、端末局101−1は、ステップS105で基地局100−1から送信されるデータを受信する(ステップS301)。また、端末局101−2は、ステップS205で基地局100−2から送信されるデータを受信する(ステップS401)。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
上述した第2実施形態では、基地局100−2が、伝搬遅延時間の算出を行い、送信時間を調整する例を示したが、本第3実施形態では、基地局100−1が、伝搬遅延時間の算出、及び送信時間の調整を行う。
図10は、本第3実施形態における基地局100−1の略構成を示すブロック図である。なお、図2、図7に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図10に示すように、基地局100−1は、アンテナ201−1〜201−Aと、無線LAN信号生成部202−1〜202−Aと、無線LAN信号復調部203−1〜203−Aと、送信タイミング同期用信号生成部204と、送信時間決定部205、送信タイミング制御部206、受信電力測定部209と、送信時間算出部210とを備えている。ここでは、送信タイミング制御部206は、送信タイミング同期信号を送信した後、送信時間決定部205が決定した送信時間tに、送信時間算出部210が算出した伝搬遅延時間trを足した時間が経過した時に、データ送信を開始するように送信タイミングを制御する。
図11は、本第3実施形態における基地局100−2の略構成を示すブロック図である。なお、図7に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図11に示すように、基地局100−2は、アンテナ201−1〜201−Aと、無線LAN信号生成部202−1〜202−Aと、無線LAN信号復調部203−1〜203−Aと、送信タイミング制御部206と、送信タイミング同期用信号検出部207と、電力通知信号生成部211とを備えている。電力通知信号生成部211は、基地局100−2の送信電力情報Ptを含む信号を生成する。
なお、本第3実施形態における端末局101−1、101−2の構成は図4と同様であるので説明を省略する。
図12は、本第3実施形態による基地局100−1、100−2と端末局101−1、101−2との間での通信手順を説明するためのタイミングチャートである。なお、この図の説明にあたり、アクセス制御方式については、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)が採用されていることを前提とする。
図13は、本第3実施形態の基地局100−1、100−2と端末局101−1、101−2による信号生成処理を説明するためのフローチャートである。図13に示す基地局100−1の処理は、図10に示すいずれかの機能部が適宜実行する。また、基地局100−2の処理は、図11に示すいずれかの機能部が適宜実行する。また、図13に示す端末局101−1、101−2の処理は、図4に示すいずれか機能部が適宜実行する。なお、基地局110−1におけるステップS101〜104は、図6と同様であるので説明を省略する。
次に、基地局100−1は、自身が送信した送信タイミング同期用信号SS3を送信した後からt+tr秒後に、端末局101−1に対してデータ送信を行う(ステップS112)。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
本第4実施形態では、基地局100−2での受信処理時間を測定し、該受信処理時間に基づいてデータ送信することで、より正確に同時に送信することができる。
本第4実施形態における基地局100−1は、前述した第1実施形態の図2に示す構成と同じであるので説明を省略する。
図14は、本第4実施形態における基地局100−2の略構成を示すブロック図である。なお、なお、図3に対応する部分(同一機能のブロック)には同一の符号を付けて説明を省略する。図14に示すように、基地局100−2は、アンテナ201−1〜201−Aと、無線LAN信号生成部202−1〜202−Aと、無線LAN信号復調部203−1〜203−Aと、送信タイミング制御部206と、送信タイミング同期用信号検出部207と、受信処理時間測定部212とを備えている。
本第4実施形態における端末局101−1、101−2の構成は、図4と同様であるので説明を省略する。
図15は、本第4実施形態による基地局100−1、100−2と端末局101−1、101−2との間での通信手順を説明するためのタイミングチャートである。なお、この図の説明にあたり、アクセス制御方式についてはCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)が採用されていることを前提とする。
図16は、本第4実施形態の基地局100−1、100−2と端末局101−1、101−2による信号生成処理を説明するためのフローチャートである。図16に示す基地局100−1の処理は、図2に示すいずれかの機能部が適宜実行する。また、基地局100−2の処理は、図14に示すいずれかの機能部が適宜実行する。また、図16に示す端末局101−1、101−2の処理は、図4に示すいずれか機能部が適宜実行する。なお、図16におけるステップS101〜S104は、図6と同様であるので説明を省略する。
次に、基地局100−1は、自身が送信した送信タイミング同期用信号SS4を送信した後からt秒後に、端末局101−1に対してデータ送信を行う(ステップS105)。
また、端末局101−1は、ステップS105で基地局100−1から送信されるデータを受信する(ステップS301)。また、端末局101−2は、ステップS210で、基地局100−2から送信されるデータを受信する(ステップS401)。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
本第5実施形態では、基地局100−2が送信を行う際に、これまでの第1乃至第4実施形態のように、受信終了時点からt秒後に送信するのではなく、受信開始時点からt+tf秒後に送信を行うことで、マルチパス環境によって送信タイミング同期用信号が送信期間tfよりも長く受信されたとしても、正確に同時に送信することができる。
本第5実施形態における基地局100−1は、図2に示す構成と同じであるので説明を省略する。
図17は、本第5実施形態における基地局100−2の略構成を示すブロック図である。なお、図3、図7、図14に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図17に示すように、基地局100−2は、アンテナ201−1〜201−Aと、無線LAN信号生成部202−1〜202−Aと、無線LAN信号復調部203−1〜203−Aと、送信タイミング制御部206と、送信タイミング同期用信号検出部207と、先頭検出部213と、送信タイミング同期用信号長検出部214とを備えている。
本第5実施形態における端末局101−1、101−2の構成は、図4と同様であるので説明を省略する。
図18は、本第5実施形態による基地局100−1、100−2と端末局101−1、101−2との間での通信手順を説明するためのタイミングチャートである。なお、この図の説明にあたり、アクセス制御方式については、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)が採用されていることを前提とする。
図19は、本第5実施形態の基地局100−1、100−2と端末局101−1、101−2による信号生成処理を説明するためのフローチャートである。図19に示す基地局100−1の処理は、図2に示すいずれかの機能部が適宜実行する。また、基地局100−2の処理は、図17に示すいずれかの機能部が適宜実行する。また、図19に示す端末局101−1、101−2の処理は、図4に示すいずれか機能部が適宜実行する。なお、基地局110−1におけるステップS101〜104は、図6と同様であるので説明を省略する。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。
協調伝送を行う例の1つとして、それぞれの基地局において、自身の基地局と端末局との間の伝搬チャネルを取得し、該伝搬チャネルに基づいて送信ウエイトを決定し、該送信ウエイトを用いて送信を行う方法がある。本第6実施形態では、伝搬チャネルから算出される送信ウエイトを用いる例を具体的に示し、伝搬チャネルを取得する場合においても、送信タイミング制御方法を用いて同時に通信することができることを示す。
図20は、本第6実施形態による基地局100−1、100−2と端末局101−1、101−12との間での通信手順を説明するためのタイミングチャートである。なお、この図の説明にあたり、アクセス制御方式については、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)が採用されていることを前提とする。
101−1、101−2 端末局
102−1、102−2 通信セル
201−1〜201−A、301−1〜301−B アンテナ
202−1〜202−A、302−1〜302−B 無線LAN信号生成部
203−1〜203−A、303−1〜303−B 無線LAN信号復調部
204 送信タイミング同期用信号生成部
205 送信時間決定部
206 送信タイミング制御部
207 送信タイミング同期用信号検出部
209 受信電力測定部
210 送信時間算出部
211 電力通知信号生成部
212 受信処理時間測定部
213 先頭検出部
214 送信タイミング同期用信号長検出部
Claims (6)
- 少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが同時に送信を行う無線通信方法であって、
前記第1の基地局が、
データ送信を行う時間を示す同時送信用情報を含む送信タイミング同期用信号を前記第2の基地局に送信するステップと、
前記第2の基地局が、
前記送信タイミング同期用信号を受信し、該受信した送信タイミング同期用信号に含まれる前記同時送信用情報を検出するステップと、
前記第1の基地局が、
前記同時送信用情報に基づいて前記第1の基地局に接続される第1の端末局にデータ送信を行うステップと、
前記第2の基地局が、
前記検出した同時送信用情報に基づいて、前記第2の基地局に接続される第2の端末局にデータ送信を行うステップと、
を含み、
前記第1の基地局が、前記送信タイミング同期用信号の送信後、前記同時送信用情報で示される送信時間だけ遅延させた後、前記第1の端末局にデータ送信を行い、
前記第2の基地局が、前記送信タイミング同期用信号の受信後、前記同時送信用情報で示される送信時間から当該第2の基地局の受信処理時間を減算した時間だけ遅延させた後、前記第2の端末局にデータ送信を行う
ことを特徴とする無線通信方法。 - 少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが同時に送信を行う無線通信方法であって、
前記第1の基地局が、
データ送信を行う時間を示す同時送信用情報を含む送信タイミング同期用信号を前記第2の基地局に送信するステップと、
前記第2の基地局が、
前記送信タイミング同期用信号を受信し、該受信した送信タイミング同期用信号に含まれる前記同時送信用情報を検出するステップと、
前記第1の基地局が、
前記同時送信用情報に基づいて前記第1の基地局に接続される第1の端末局にデータ送信を行うステップと、
前記第2の基地局が、
前記検出した同時送信用情報に基づいて、前記第2の基地局に接続される第2の端末局にデータ送信を行うステップと、
を含み、
前記第1の基地局が、前記送信タイミング同期用信号の送信後、前記同時送信用情報で示される送信時間だけ遅延させた後、前記第1の端末局にデータ送信を行い、
前記第2の基地局が、前記送信タイミング同期用信号の受信後、該送信タイミング同期用信号の先頭時刻を検出し、その後、前記送信タイミング同期用信号の信号長に相当する時間を検出し、
前記送信タイミング同期用信号の先頭時刻から、前記同時送信用情報で示される送信時間に前記送信タイミング同期用信号の信号長に相当する時間を加算した時間だけ遅延させた後、前記第2の端末局にデータ送信を行う
ことを特徴とする無線通信方法。 - 少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが同時に送信を行う無線通信システムであって、
前記第1の基地局は、
データ送信を行う時間を示す同時送信用情報を含む送信タイミング同期用信号を生成し、前記第2の基地局に送信する送信タイミング同期用信号生成部と、
前記同時送信用情報に基づいて当該第1の基地局に接続される第1の端末局にデータ送信を行う無線信号生成部と
を備え、
前記第2の基地局は、
前記送信タイミング同期用信号を受信し、該受信した送信タイミング同期用信号に含まれる前記同時送信用情報を検出する送信タイミング同期用信号検出部と、
前記検出した同時送信用情報に基づいて、前記第2の基地局に接続される第2の端末局にデータ送信を行う送信タイミングを制御する送信タイミング制御部と
を備え、
前記第1の基地局が、前記送信タイミング同期用信号の送信後、前記同時送信用情報で示される送信時間だけ遅延させた後、前記第1の端末局にデータ送信を行い、
前記第2の基地局が、前記送信タイミング同期用信号の受信後、前記同時送信用情報で示される送信時間から当該第2の基地局の受信処理時間を減算した時間だけ遅延させた後、前記第2の端末局にデータ送信を行う
ことを特徴とする無線通信システム。 - 少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが同時に送信を行う無線通信システムであって、
前記第1の基地局は、
データ送信を行う時間を示す同時送信用情報を含む送信タイミング同期用信号を生成し、前記第2の基地局に送信する送信タイミング同期用信号生成部と、
前記同時送信用情報に基づいて当該第1の基地局に接続される第1の端末局にデータ送信を行う無線信号生成部と
を備え、
前記第2の基地局は、
前記送信タイミング同期用信号を受信し、該受信した送信タイミング同期用信号に含まれる前記同時送信用情報を検出する送信タイミング同期用信号検出部と、
前記検出した同時送信用情報に基づいて、前記第2の基地局に接続される第2の端末局にデータ送信を行う送信タイミングを制御する送信タイミング制御部と
を備え、
前記第1の基地局が、前記送信タイミング同期用信号の送信後、前記同時送信用情報で示される送信時間だけ遅延させた後、前記第1の端末局にデータ送信を行い、
前記第2の基地局が、前記送信タイミング同期用信号の受信後、該送信タイミング同期用信号の先頭時刻を検出し、その後、前記送信タイミング同期用信号の信号長に相当する時間を検出し、
前記送信タイミング同期用信号の先頭時刻から、前記同時送信用情報で示される送信時間に前記送信タイミング同期用信号の信号長に相当する時間を加算した時間だけ遅延させた後、前記第2の端末局にデータ送信を行う
ことを特徴とする無線通信システム。 - 無線通信を行う基地局装置であって、
当該基地局装置がデータ送信を行うための送信権を獲得した場合に、データ送信を行う時間を示す同時送信用情報を含む送信タイミング同期用信号を生成し、他の基地局装置に送信する送信タイミング同期用信号生成部と、
前記他の基地局装置から送信された送信タイミング同期用信号を受信した場合に、該受信した送信タイミング同期用信号に含まれる同時送信用情報を検出する送信タイミング同期用信号検出部と、
当該基地局装置が生成した同時送信用情報、または前記他の基地局装置から受信した同時送信用情報のいずれかに基づいて当該基地局装置に接続される端末局にデータ送信を行う送信タイミング制御部と
を備え、
前記送信タイミング同期用信号の送信後、前記同時送信用情報で示される送信時間だけ遅延させた後、当該基地局装置に接続される端末局にデータ送信を行い、
前記送信タイミング同期用信号の受信後、前記同時送信用情報で示される送信時間から当該基地局装置の受信処理時間を減算した時間だけ遅延させた後、当該基地局装置に接続される端末局にデータ送信を行う
ことを特徴とする基地局装置。 - 無線通信を行う基地局装置であって、
当該基地局装置がデータ送信を行うための送信権を獲得した場合に、データ送信を行う時間を示す同時送信用情報を含む送信タイミング同期用信号を生成し、他の基地局装置に送信する送信タイミング同期用信号生成部と、
前記他の基地局装置から送信された送信タイミング同期用信号を受信した場合に、該受信した送信タイミング同期用信号に含まれる同時送信用情報を検出する送信タイミング同期用信号検出部と、
当該基地局装置が生成した同時送信用情報、または前記他の基地局装置から受信した同時送信用情報のいずれかに基づいて当該基地局装置に接続される端末局にデータ送信を行う送信タイミング制御部と
を備え、
前記送信タイミング同期用信号の送信後、前記同時送信用情報で示される送信時間だけ遅延させた後、当該基地局装置に接続される端末局にデータ送信を行い、
前記送信タイミング同期用信号の受信後、該送信タイミング同期用信号の先頭時刻を検出し、その後、前記送信タイミング同期用信号の信号長に相当する時間を検出し、
前記送信タイミング同期用信号の先頭時刻から、前記同時送信用情報で示される送信時間に前記送信タイミング同期用信号の信号長に相当する時間を加算した時間だけ遅延させた後、前記他の基地局装置に接続される端末局にデータ送信を行う
ことを特徴とする基地局装置。
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