JP6679719B2 - ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するためのワイヤレスデバイス、無線ネットワークノード、及びそれらにおいて実行される方法 - Google Patents

ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するためのワイヤレスデバイス、無線ネットワークノード、及びそれらにおいて実行される方法 Download PDF

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Description

ここでの実施形態は、ワイヤレス通信に関するワイヤレスデバイス、第1の無線ネットワークノード、及びそれらにおいて実行される方法に関連する。さらに、コンピュータプログラム及びコンピュータ読取可能な記憶媒体もまたここで提供される。具体的には、ここでの実施形態は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングの実行又はネットワーク計画の実行(例えば、ハンドオーバ等を実行すべきかの判定)といった、シグナリングの管理に関連する。
典型的なワイヤレス通信ネットワークにおいて、ワイヤレス通信デバイス、移動局、ステーション(STA)及び/又はユーザ機器(UE)としても知られるワイヤレスデバイスは、1つ以上のコアネットワーク(CN)へ無線アクセスネットワーク(RAN)を介して通信する。RANは、複数のエリア又はセルエリアへ分割される地理的エリアをカバーし、各エリア又はセルエリアはアクセスノード(例えば、Wi−Fiアクセスポイント又は無線基地局(RBS))といった無線ネットワークノードによりサービスされる。アクセスノードは、いくつかのネットワークでは、例えば“ノードB”又は“eNodeB”とも呼ばれ得る。エリア又はセルエリアは、アクセスノードにより無線カバレッジが提供される地理的エリアである。アクセスノードは、無線周波数上で動作して、当該アクセスノードのレンジ内のワイヤレスデバイスとエアインタフェース上で通信する。アクセスノードは、ダウンリンク(DL)上でワイヤレスデバイスへ通信し、ワイヤレスデバイスは、アップリンク(UL)上でアクセスノードへ通信する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)は、第3世代の通信ネットワークであり、当該ネットワークは、第2世代(2G)のGSM(Global System for Mobile Communications)から進化した。UTRAN(UMTS terrestrial radio access network)は、本質的に、ユーザ機器との通信のためにWCDMA(wideband code division multiple access)及び/又はHSPA(High-Speed Packet Access)を用いるRANである。3GPP(Third Generation Partnership Project)として知られるフォーラムにおいて、通信サプライヤは、現在の及び将来の世代のネットワーク並びに特にUTRANについて標準を提案し及び合意し、強化されたデータレート及び無線キャパシティを探求している。例えばUMTSにおけるもののようないくつかのRANにおいて、複数のアクセスノードが、例えば地上回線又はマイクロ波によって無線ネットワークコントローラ(RNC)又は基地局コントローラ(BSC)といったコントローラノードへ接続され得る。コントローラノードは、当該コントローラノードへ接続される複数のアクセスノードの多様なアクティビティを監督し及び協調させる。RNCは、典型的には、1つ以上のコアネットワークへ接続される。
EPS(Evolved Packet System)についての仕様は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)内で出揃っており、その作業は、4G及び5Gネットワークといった今後の3GPPリリースにおいて継続される。EPSは、LTE(Long-Term Evolution)無線アクセスネットワークとしても知られるE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio-Access Network)と、SAE(System Architecture Evolution)コアネットワークとしても知られるEPC(Evolved Packet Core)とを含む。E−UTRAN/LTEは、アクセスノードがEPCコアネットワークへ直接的に接続されるという、3GPP無線アクセス技術である。そのため、EPSの無線アクセスネットワーク(RAN)は、本質的には、1つ以上のコアネットワークへ直接的に接続される複数のアクセスノードを含む“フラットな”アーキテクチャを有する。
NR(New Radio)といった新鋭の5G技術では、非常に多くの送信及び受信アンテナエレメントの使用が、送信及び受信ビーム形成を利用することを可能にすることから、多大な関心を集めている。送信側のビーム形成は、送信機が、選択される1つ又は複数の方向において送信信号を増幅し、一方で他の方向において送信信号を抑圧することができることを意味する。同様に、受信側では、受信機は、選択される1つ又は複数の方向からの信号を増幅し、一方で他の方向からの望ましくない信号を抑圧することができる。
ビーム形成は、個別の接続について信号をより強くすることを可能にする。送信側では、これは所望の方向における送信される電力の集中により達成され、受信側では、これは所望の方向における増加される受信機感度により達成され得る。このビーム形成は、接続のスループット及びカバレッジを強化する。それは、望ましくない信号からの干渉を低減することをも可能にし、それにより、時間−周波数グリッド内の同じリソースを用いる多重的な個別の接続上での複数の同時送信が可能となり、これがいわゆるマルチユーザMIMO(Multiple Input Multiple Output)である。
ビーム形成に伴う問題は、送信及び/又は受信のためにどのビームを使用すべきかを決定することである。無線ネットワークノードにおいて送信(Tx)側のビーム形成をサポートするために、無線ネットワークノードからある数のリファレンス信号が送信され得る。それにより、ワイヤレスデバイスは、それらリファレンス信号の信号強度又は品質を測定し、及び測定結果を無線ネットワークノードへ報告することができる。そして、無線ネットワークノードは、それら測定値を使用して、1つ以上のワイヤレスデバイスについてどのビームを使用すべきかを決定し得る。
この目的のために、周期的なリファレンス信号及びスケジューリングされたリファレンス信号の組み合わせが使用され得る。
周期的なリファレンス信号は、典型的にはビームリファレンス信号(BRS)と呼ばれ、無線ネットワークノードの動作エリアをカバーするのに必要と見なされるだけの数のTxビームを使用して、多数の異なる方向において時間的に反復的に送信される。この名前が指し示すように、各BRSは、その無線ネットワークノードからの固有のTxビームを表す。このことは、無線ネットワークノードの見地から、そのワイヤレスデバイスについてのいかなる特別な構成がなくとも、BRSが異なるビームにおいて受信されると、当該BRSをワイヤレスデバイスが測定することを可能にする。ワイヤレスデバイスは、異なるBRS、又は言い換えると、異なるTxビームについての情報、例えば受信される電力を、無線ネットワークノードへ折り返し報告する。無線ネットワークノードは、次いで、そのワイヤレスデバイスにとって強いと報告される1つ以上のビームを使用して、そのワイヤレスデバイスへ専用信号を送信し得る。BRSが多数のビーム上で反復ピリオドを用いて反復的に送信されることから、その反復ピリオドは、当該BRSについて時間単位当たりに過剰に多くのリソースを使用することを回避するために、相対的に長くなければならない。
スケジューリングされたリファレンス信号は、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)と呼ばれ、具体的な接続を要するときにのみ送信される。CSI−RSをいつ、いかに送信すべきかの決定は、無線ネットワークノードにより行われ、この決定は、いわゆる測定グラントを使用して、関与するワイヤレスデバイスへシグナリングされる。ワイヤレスデバイスは、測定グラントを受信すると、対応するCSI−RSについて測定を行う。無線ネットワークノードは、そのワイヤレスデバイスにとって強いと知得されるビームのみを使用して、CSI−RSをワイヤレスデバイスへ送信することを選択し、それらのビームについて、より詳細な情報をワイヤレスデバイスが報告することを可能にし得る。代替的に、無線ネットワークノードは、そのワイヤレスデバイスにとって強いと知得されていないビームをも使用してCSI−RSを送信することを選択し、例えば、ワイヤレスデバイスが移動中であるケースにおいて、新たなビームの高速な検出を可能にしてもよい。
NRネットワークの無線ネットワークノードは、他のリファレンス信号をも送信する。例えば、無線ネットワークノードは、制御情報又はデータをワイヤレスデバイスへ送信する際に、いわゆる復調リファレンス信号(DMRS)を送信し得る。このような送信は、典型的には、そのワイヤレスデバイスにとって強いと知得されるビームを使用して行われる。
上に述べたように、ビーム形成は、無線ネットワークノードに限定されない。ビーム形成は、ワイヤレスデバイスにおける受信(Rx)側のビーム形成としても実装することが可能であり、さらに受信信号を強化し及び干渉信号を抑圧する。その場合、同じ(又は同様の)受信ビームを使用してBRSが受信されたと知得されるときにのみ、異なるTxビームを比較することに注意を払う必要があり、そうでなければ、受信される電力の差は、送信ビームよりもむしろ使用される受信ビームに依存し得る。
ワイヤレスデバイスは、ワイヤレス通信ネットワークへ接続されている際に、ワイヤレス通信ネットワークと時間同期を維持しようと試みる。このことは、無線ネットワークノードがいわゆる同期信号を周期的に送信することで容易化される。LTEにおいて、これら同期信号は、標準によって定義され、ワイヤレスデバイスは、これら同期信号を絶えず監視し、この監視に基づいて、自身の同期を調節する。典型的には、この監視は、時間ドメインにおいて直接的に同期信号を探索する信号相関器を有することからなる。同様の解決策が、NR標準についても想起される。
ワイヤレスデバイスが同期中(in sync)であるということは、ワイヤレスデバイスが、サブフレーム境界及び/又は直交周波数分割多重(OFDM)シンボル境界がいつ生じるかを知得していること、よって、ワイヤレスデバイスが、以降の信号処理を、これらの境界に合わせて調節可能であることを意味する。最初の、おそらく最も重要なステップは、受信信号を周波数ドメインへ変換する際に、高速フーリエ変換(FFT)ウィンドウの、時間的に厳密な位置決めを調節することである。無線ネットワークノードからワイヤレスデバイスへの伝搬遅延が変化する形でワイヤレスデバイスが移動する場合、FFTウィンドウの位置決めは変化しなければならず、このことを達成する手段を提供するのが、同期信号である。
上述したように、ワイヤレスデバイスは、無線ネットワークノードから送信されるBRSを監視しなければならず、その目的は、BRSの受信される電力(BRS−RP)を折り返し報告し、無線ネットワークノードがデータ送信のためにどのTxビームを使用すべきかを決定できるようにすることである。BRSは、適度に大きな地理的エリア内において少なくとも局所的に、各無線ネットワークノードに固有であり、それにより、ワイヤレスデバイスは、曖昧性なしに、隣接する送信ポイントからのビーム上のBRS−RPを測定し及び報告することができる。このことは、無線ネットワークノード間のモビリティをサポートするために必要である。
既存の解決策に伴う問題は、BRSに関して正確に測定を行うために、ワイヤレスデバイスが、BRSを送信している無線ネットワークノードと同期中でなければならないことである。しかしながら、無線ネットワークノード間のワイヤレスデバイスのモビリティをサポートするためには、ワイヤレスデバイスが、1つよりも多くの無線ネットワークノードからのBRSについて測定を行うこと、及び、これらの無線ネットワークノードの各々と同期中であること、が可能でなければならない。これが達成されない場合、通信は失敗し、ワイヤレス通信ネットワークの性能が制限され又は低下する結果となるであろう。
ここでの実施形態の目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理することにより、ワイヤレス通信ネットワークの性能を改善する仕組みを提供することである。
ある態様によると、上記目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するための、第1の無線ネットワークノードにより実行される方法を提供することによって達成される。第1の無線ネットワークノードは、ワイヤレス通信ネットワーク内の第1のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する。第1の無線ネットワークノードは、第1のサービスエリアにおいて、第1のBRSを送信し、当該第1のBRSは、当該第1のBRSの元の時間ドメイン表現にわたって、等しい長さの、ある数のサンプルの反復シーケンスを含む。
別の態様によると、上記目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するための、ワイヤレスデバイスにより実行される方法を提供することによって達成される。ワイヤレスデバイスは、第1の無線ネットワークノードから、ワイヤレス通信ネットワークの第1のサービスエリアにおいて、第1のBRSを受信する。当該第1のBRSは、当該第1のBRSの元の時間ドメイン表現にわたって、等しい長さの、ある数のサンプルの反復シーケンスを含む。
さらに別の態様によると、上記目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するための、第1の無線ネットワークノードにより実行される方法を提供することによって達成される。第1の無線ネットワークノードは、第1のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供し、ワイヤレスデバイスにサービスする。第1の無線ネットワークノードは、ワイヤレスデバイスへ、第1のBRS及び第1の同期信号を送信する。第1の無線ネットワークノードは、さらに、ワイヤレスデバイスから、第1のBRS及び第1の同期信号と第2のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノードからの第2のBRS及び第2の同期信号とに関する受信情報を受信する。上記受信情報は、ワイヤレスデバイスでの受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示し、並びに/又は、上記受信情報は、ワイヤレスデバイスが第1及び第2のBRSを受信したことを指し示す。第1の無線ネットワークノードは、さらに、上記受信情報に基づいて、ネットワーク計画を実行する。
また別の態様によると、上記目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するための、ワイヤレスデバイスにより実行される方法を提供することによって達成される。ワイヤレスデバイスは、第1のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第1の無線ネットワークノードによりサービスされる。ワイヤレスデバイスは、第1の無線ネットワークノードから、第1のBRS及び第1の同期信号を受信する。ワイヤレスデバイスは、第2のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノードから、第2のBRS及び第2の同期信号をさらに受信する。さらに、ワイヤレスデバイスは、第1の無線ネットワークノードへ、第1のBRS及び第1の同期信号と第2のBRS及び第2の同期信号とに関する受信情報を送信する。上記受信情報は、受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示し、並びに/又は、上記受信情報は、ワイヤレスデバイスが第1及び第2のBRSを受信したことを指し示す。
ここでは、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、ここでの方法を、ワイヤレスデバイス又は第1の無線ネットワークノードにより実行されるように、当該少なくとも1つのプロセッサに遂行させる命令、を含むコンピュータプログラムもまた提供される。さらに、ここでは、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、ここでの方法を、ワイヤレスデバイス又は第1の無線ネットワークノードにより実行されるように、当該少なくとも1つのプロセッサに遂行させる命令、を含むコンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ読取可能な記憶媒体もまた提供される。
また別の態様によると、上記目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するための第1の無線ネットワークノードを提供することによって達成される。第1の無線ネットワークノードは、ワイヤレス通信ネットワーク内の第1のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する、ように構成される。第1の無線ネットワークノードは、第1のサービスエリアにおいて、第1のBRSを送信する、ようにさらに構成され、当該第1のBRSは、当該第1のBRSの元の時間ドメイン表現にわたって、等しい長さの、ある数のサンプルの反復シーケンスを含む。
さらにまた別の態様によると、上記目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するためのワイヤレスデバイスを提供することによって達成される。ワイヤレスデバイスは、第1の無線ネットワークノードから、ワイヤレス通信ネットワークの第1のサービスエリアにおいて、第1のBRSであって、当該第1のBRSの元の時間ドメイン表現にわたって、等しい長さの、ある数のサンプルの反復シーケンスを含む当該第1のBRSを受信する、ように構成される。
さらに別の態様によると、上記目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するための第1の無線ネットワークノードを提供することによって達成される。第1の無線ネットワークノードは、第1のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供し及びワイヤレスデバイスにサービスする、ように構成される。第1の無線ネットワークノードは、ワイヤレスデバイスへ、第1のBRS及び第1の同期信号を送信する、ようにさらに構成される。第1の無線ネットワークノードは、ワイヤレスデバイスから、第1のBRS及び第1の同期信号と第2のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノードからの第2のBRS及び第2の同期信号とに関する受信情報を受信する、ようにさらに構成される。上記受信情報は、ワイヤレスデバイスでの受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示し、並びに/又は、上記受信情報は、ワイヤレスデバイスが第1及び第2のBRSを受信したことを指し示す。第1の無線ネットワークノードは、上記受信情報に基づいて、ネットワーク計画を実行する、ようにさらに構成される。
さらに別の態様によると、上記目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するためのワイヤレスデバイスを提供することによって達成される。ワイヤレスデバイスは、第1のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第1の無線ネットワークノードによりサービスされる、ように構成される。ワイヤレスデバイスは、第1の無線ネットワークノードから、第1のBRS及び第1の同期信号を受信する、ように構成される。ワイヤレスデバイスは、第2のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノードから、第2のBRS及び第2の同期信号を受信する、ようにさらに構成される。さらに、ワイヤレスデバイスは、第1の無線ネットワークノードへ、第1のBRS及び第1の同期信号と第2のBRS及び第2の同期信号とに関する受信情報であって、受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示し、並びに/又は、ワイヤレスデバイスが第1及び第2のBRSを受信したことを指し示す、当該受信情報を送信する、ように構成される。
ここでの実施形態を提供することにより、以下の利点のうちの1つ以上が達成される。
・第1及び第2のBRSの反復シーケンスを所与として、隣接する無線ネットワークノードについての測定が依然として可能である場合のための同期外(out-of-sync)寛容性が、旧来のBRS設計と比較して大幅に拡張される。なぜなら、例えば1つ以上の反復シーケンスでCPが拡張されるからである。
・ワイヤレスデバイスが受信情報を報告することから、無線ネットワークノードが、例えばワイヤレスデバイスへの同時送信用にネットワーク計画を実行する際にどの無線ネットワークノードを利用し得るのか、及び、どの無線ネットワークノードがノード間の切り替えのために(恐らくはランダムアクセス手続の形式の)再同期を要することになるのか、を知得することになる。
これらの利点は、1つずつ又は組み合わせで、ワイヤレス通信ネットワークの性能の改善に帰結し得る。
次に、添付図面との関係において、実施形態がより詳細に説明されるであろう。図面は以下の通りである:
ここでの実施形態に係るワイヤレス通信ネットワークを描いた概略図を示している。 ここでの実施形態に係る概略的な組み合わされたフローチャート及びシグナリング方式である。 ここでの実施形態に係るBRSを示している。 ここでの実施形態に係る第2の無線ネットワークノードから遠く離れて受信されるBRSを示している。 ここでの実施形態に係る第2の無線ネットワークノードに非常に近接して受信されるBRSを示している。 ここでの実施形態に係る概略的な組み合わされたフローチャート及びシグナリング方式である。 ここでの実施形態に係る第1の無線ネットワークノードにより実行される方法を描いた概略的なフローチャートである。 ここでの実施形態に係るワイヤレスデバイスにより実行される方法を描いた概略的なフローチャートである。 ここでの実施形態に係る第1の無線ネットワークノードにより実行される方法を描いた概略的なフローチャートである。 ここでの実施形態に係るワイヤレスデバイスにより実行される方法を描いた概略的なフローチャートである。 ここでの実施形態に係る無線ネットワークノードを描いたブロック図である。 ここでの実施形態に係るワイヤレスデバイスを描いたブロック図である。
ここでの実施形態は、概して、ワイヤレス通信ネットワークに関連する。図1は、ワイヤレス通信ネットワーク1を描いた概略図である。ワイヤレス通信ネットワーク1は、1つ以上のRAN及び1つ以上のCNを含む。ワイヤレス通信ネットワーク1は、いくつかのあり得る実装例について述べているに過ぎないが、NR、Wi−Fi、LTE、LTEアドバンスト、第5世代(5G)、WCDMA(Wideband Code-Division Multiple Access)、GSM/EDGE(Global System for Mobile communications/enhanced Data rate for GSM Evolution)、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、又はUMB(Ultra Mobile Broadband)といった、1つまたは複数の異なる技術を使用し得る。ここでの実施形態は、NRの文脈において特定の関心を集めている最近の技術動向に関連するが、実施形態は、例えば、WCDMA及びLTEといった既存のワイヤレス通信システムのさらなる開発においても適用可能である。
ワイヤレス通信ネットワーク1において、ワイヤレスデバイス、例えば、移動局、非アクセスポイント(非AP)STA、STA、ユーザ機器、及び/又は、ワイヤレス端末といったワイヤレスデバイス10は、1つ以上のアクセスネットワーク(AN)、例えば、RANを介して、1つ以上のコアネットワーク(CN)へ通信する。当業者によって理解されるべきこととして、“ワイヤレスデバイス”は、いずれかの端末、ワイヤレス通信端末、ユーザ機器、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、デバイスツーデバイス(D2D)端末、又は、ノード、例えば、スマートフォン、ラップトップ、モバイルフォン、センサ、リレー、モバイルタブレット、若しくは、ネットワークノードによりサービスされるエリア内において当該ネットワークノードとの無線通信を使用して通信することが可能なスモール基地局でさえも意味する、非限定的な用語である。
ワイヤレス通信ネットワーク1は、NR、LTE、Wi−Fi、又はWiMAX等といった第1の無線アクセス技術(RAT)の、ある地理的エリアである第1のサービスエリア11にわたる無線カバレッジを提供する第1の無線ネットワークノード12を含む。第1の無線ネットワークノード12は、送信及び受信ポイント、例えば、WLAN(Wireless Local-Area Network)アクセスポイント又はアクセスポイントステーション(AP STA)、アクセスノード、アクセスコントローラといった無線ネットワークノード;基地局、例えば、NodeB、進化型ノードB(eNB、eNode B)、基地送受信局、無線遠隔ユニット、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局の送信構成といった無線基地局;例えば、使用される第1の無線アクセス技術及び専門用語に依存して、第1の無線ネットワークノード12によりサービスされるエリア内においてワイヤレスデバイスと通信することが可能な、スタンドアローンのアクセスポイント又はいずれかの他のネットワークユニット若しくはノード;であり得る。ワイヤレスデバイス10は、第1の無線ネットワークノード12によりサービスされる。第1の無線ネットワークノード12は、サービングネットワークノードとして言及され得る。ここで、第1のサービスエリアは、サービングエリアとして言及されてよく、サービングネットワークノードは、ワイヤレスデバイス10へのDL送信及びワイヤレスデバイス10からのUL送信の形で、ワイヤレスデバイス10と通信する。
第2の無線ネットワークノード13は、第2のサービスエリア14にわたる無線カバレッジをさらに提供し得る。留意されるべきこととして、サービスエリアは、セル、ビーム、、ビームグループ又は、無線カバレッジのエリアを定義する類似のものとして表記されてもよい。
第1及び第2の無線ネットワークノードは、時間的に反復して、1つ以上のビームリファレンス信号(BRS)を送信する。各BRSは、その対応する無線ネットワークノードからの固有のTxビーム、例えば、第1の無線ネットワークノード12からの第1のBRS及び第2の無線ネットワークノード13からの第2のBRS、を表す。留意されるべきこととして、第1の無線ネットワークノードからの1つ又は複数のBRSが存在すること、及び、第2の無線ネットワークノードからの1つ又は複数のBRSが存在すること、があり得る。これらのBRSの全ては、それらがどの無線ネットワークノードから送信されているのか、及び、それが当該無線ネットワークノードからのどのビームであるのか、の両方に関し、一意に識別可能である。BRSの、OFDMベースの送信方式に存在するCPは、測定時に必要なタイミング精度のために何らかの余裕(leeway)を提供するが、ワイヤレスデバイス10と無線ネットワークノードとの間の距離がある程度に達すると、これは充分ではなくなる。この問題は、NRにおいて悪化するが、その理由は、周波数がより高くなる傾向にあり、且つ、これに対応して到達距離(reach)がより短くなるためであり、よって、ワイヤレス通信ネットワークにおいてより多数の無線ネットワークノードの使用が強いられる。結果的に、必要なハンドオーバの数が増大する。
ここでの実施形態は、BRS、例えば、第1及び第2のBRSを提供し、当該BRSは、当該BRSの元の時間ドメイン表現、例えばOFDMシンボルといったシンボルインターバルにわたって、ある数の反復シーケンスを含み、それら反復シーケンスは、等しい長さを有する。BRSは、サイクリックプレフィクスをさらに含み得る。そのサイクリックプレフィクスは、BRSの元の時間ドメイン表現の末尾においてある数のサンプルの第1のサブシーケンスを含み、例えばそれは、OFDMシンボル内の最後のサンプルのある数の連続するサンプルである。よって、BRSは、当該BRSの元の時間ドメイン表現の全体に達する数の反復シーケンスであり、BRSは、開始サンプルとして上記第1のサブシーケンスを有し得る。BRSのこの設計は、既存の設計を用いて可能であるものに比べると、より格段に長い実効的なCPが使用され得ることを可能にし、このことは、ワイヤレスデバイス10が、より離れた無線ネットワークノードからのBRS(即ち、より長い伝搬遅延を有するBRS)について測定を行うことを可能にする。ここで実効的なCPとは、そのCPがBRSの1つ以上の反復シーケンスで延長されていることを意味する。さらに、BRSのこの設計は、既存の設計を用いて可能であるものに比べて、より近接しており、よってより短い伝搬遅延を有する、無線ネットワークノードからのBRSについてワイヤレスデバイスが測定を行い得ることをさらに可能にする。
ワイヤレスデバイス10が第1の無線ネットワークノード12によりサービスされることから、ワイヤレスデバイスは、よって、第1の無線ネットワークノード12に同期される。第1の無線ネットワークノード12は、よって、ワイヤレスデバイス10が受信し、且つ、第1の無線ネットワークノード12と同期される第1の同期信号を送信する。第1の無線ネットワークノードは、第2のサービスエリア14内に入ると、第2の無線ネットワークノード13から第2の同期信号も受信する。ここでの実施形態によると、ワイヤレスデバイス10は、受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を取得し得る。例えば、ワイヤレスデバイスは、第1の同期信号の受信と第2の同期信号の受信との間の時間を測定する。ワイヤレスデバイス10は、次いで、第1の無線ネットワークノード12へ、第1の同期信号及び第2の同期信号に関する受信情報を送信し、その受信情報は、受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示す。例えば、ワイヤレスデバイス10は、測定される時間差を送信してもよく、又は、各々の受信時のタイムスタンプを送信してもよい。第1の無線ネットワークノード12は、次いで、受信情報に基づいて、ワイヤレスデバイス10の、第2の無線ネットワークノードへのモビリティ処理を実行すべきか、若しくはいかに実行すべきかの判定、又は、1つよりも多くのビームを使用して、例えば、第1及び第2の無線ネットワークノードを使用して、ワイヤレスデバイス10へのデータ送信を実行すべきかの判定、といった、ネットワーク計画を実行し得る。モビリティ処理は、ハンドオーバ又はセル再選択等であり得る。
加えて、ワイヤレスデバイス10は、第1の無線ネットワークノード12から第1のBRSを受信し、第2の無線ネットワークノード13から第2のBRSをさらに受信し得る。ワイヤレスデバイス10は、次いで、第1のBRS及び第2のBRSに関する受信情報を送信し得る。当該受信情報は、上述のタイミング情報に加えて又は代替的に、ワイヤレスデバイス10が第1及び第2のBRSを受信したことを指し示し得る。第1の無線ネットワークノード12は、そして、受信情報に基づいて、これらの無線ネットワークノードの両方からのワイヤレスデバイスへのデータ送信といった、ネットワーク計画を実行してもよい。
よって、無線ネットワークノード間のタイミング差といった受信情報の報告、又は、どの無線ノードを同時に受信することができるか(即ち、受信されたBRS)について摘示するというより簡易なアプローチによって、ネットワークが結合送信及び再同期コマンド又はランダムアクセスコマンドの発行を計画することが可能となり、これがいわゆるネットワーク計画である。
なお、一般的なシナリオにおける“無線ネットワークノード”という用語は、“送信ポイント”と置換可能である。重要な見方は、送信される互いに異なる同期信号及び/又はBRSに典型的に基づいて、送信ポイント(TP)間の区別を行うことが可能でなければならないということである。複数のTPは、論理的には同じ無線ネットワークノードへ接続されてもよいが、それらが地理的に分離されている(又は異なる伝搬方向を指す)場合には、互いに異なる無線ネットワークノードと同じ同じモビリティの課題の対象となる。後続のセクションにおいて、“無線ネットワークノード”及び“TP”という用語は、互換可能であると考えることができる。
提案される解決策は、例えば、ワイヤレス通信ネットワークが、マルチポイント送信をより良好に利用することと、無線ネットワークノード間のハンドオーバの取り扱いを改善することと、を可能にする。
図2は、ここでの実施形態に係る組み合わされたフローチャート及びシグナリング方式である。
アクション201。第1の無線ネットワークノード12は、ワイヤレスデバイス10及び第1の無線ネットワークノード12自体を、BRS構造(BRS construction)を使用するように構成し、ここで、BRSは、元の時間ドメイン表現(例えば、OFDMシンボル)にわたって、等しい長さの、ある数の反復シーケンスを含む。このBRS構造は、第2の無線ネットワークノード13についてもさらに構成される。BRSは、サイクリックプレフィクスをさらに含んでもよく、そのサイクリックプレフィクスは、OFDMシンボルの末尾におけるある数のサンプルの第1のサブシーケンスを含み、例えばそれはOFDMシンボル内の最後のサンプルのある数の連続的なサンプルである。よって、BRSの元の時間ドメイン表現は、ある数の同一のシーケンスを含んでもよく、又は、BRSの元の時間ドメイン表現は、各シーケンスが同数のサンプルを含む、ある数の同一のシーケンスを含み得る。上記数は、測定されるべきBRSの、予期される伝搬遅延に基づいて適応的であってもよい。第1の無線ネットワークノード12は、例えば、ここでの実施形態に従って、BRS構造の使用を指し示すシステム情報をブロードキャストしてもよい。
アクション202。第1の無線ネットワークノード12は、ワイヤレスデバイス10へ、第1のサービスエリア11にわたって、第1の同期信号を送信する。ワイヤレスデバイス10が第1の無線ネットワークノードと同期されていることから、サービス中の第1の無線ネットワークノードからのBRSは、同期中となる。よって、ワイヤレスデバイス10は、その長さが元の時間ドメイン表現の長さに等しい、完全なFFTウィンドウを常に使用するであろう。
アクション203。第2の無線ネットワークノード13は、ワイヤレスデバイス10へ、第2のサービスエリア14にわたって、第2の同期信号を送信する。同期信号の生成と同期信号の間の区別とを行うために、サービスエリアのセルID又は類似のものが使用されてもよい。
アクション204。ワイヤレスデバイス10は、受信される第1及び第2の同期信号の間の時間差を測定し、推定し、又は、取得し得る。無線ネットワークノード群からのそれら同期信号は、合理的な大きさの地理的エリアに少なくともわたって一意であってよく、それにより、それら同期信号は、必要なタイミング情報を与えると共に、対応する各無線ネットワークノード及び対応する送信されたBRSとを識別する。
アクション205。ワイヤレスデバイス10は、次いで、第1の無線ネットワークノード12へ、受信される第1の同期信号と第2の同期信号との間の時間差を指し示す受信情報を送信する。
アクション206。第1の無線ネットワークノード12は、次いで、受信される受信情報に基づいて、ワイヤレスデバイス10が第2の無線ネットワークノード13からいかに離れているのか、又は、実際に、当該ワイヤレスデバイスが第2の無線ネットワークノード13とどの程度非同期的であるのか、を判定し得る。
アクション207。この判定から、第1の無線ネットワークノード12は、ワイヤレスデバイス10が受信可能な、第2の無線ネットワークノード13の第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの期待される数を推定し又は判定する。
アクション208。第1の無線ネットワークノード12は、ワイヤレスデバイス10へ、第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの期待される数を指し示す標識を送信する。例えば、第1の無線ネットワークノードは、ワイヤレスデバイス10へ、第2の無線ネットワークノードから届く第2のBRSについてのFFTウィンドウサイズをシグナリングし得る。FFTウィンドウサイズは、タイミング差を考慮することで推定され、例えば、FFTウィンドウサイズは、第2のBRSの1つの反復シーケンスの長さに対応するサンプル数を用いて低減される。よって、当該FFTウィンドウサイズは、第1のBRSについてのFFTウィンドウサイズに比べ、例えば、第2のBRSについての1つの反復シーケンス分だけ低減され得る。
留意されるべきこととして、ワイヤレスデバイス10が測定する対象の、同じ無線ネットワークノード又は複数個の無線ネットワークノードからの複数のBRSが存在しててもよい。よって、第1の無線ネットワークノード12は、ワイヤレスデバイスが受信情報を報告した対象の各無線ネットワークノードについて、有効FFTウィンドウサイズとしても知られる反復シーケンスの期待される数を送信し得る。
BRSの構造(structure)は、ワイヤレス通信ネットワークの全体にわたって同じである。よって、BRSを構成するシーケンス反復の数は、ネットワーク全体の構成パラメータであり得る。BRSの生成と、BRS間の区別とを行うために、セルID又は類似のものが使用されてもよい。そのため、ワイヤレスデバイス10は、同期信号を聴取し及び復号すると、その無線ネットワークノードから送信されるBRSがどのようなものであるかについても正確に知得する。全ての無線ネットワークノードにとって、全ての隣接セルのセルIDが既知であってもよい。
アクション209。ワイヤレスデバイス10は、標識を受信し、それに従って、例えば、FFTウィンドウを構成し得る。
アクション210。第1の無線ネットワークノード12は、構成されるBRS構造を有する第1のBRSを送信する。即ち、第1の無線ネットワークノード12は、例えば、ある数のサンプルの第1のサブシーケンスを含むCPと、それに続く、シンボルインターバルにわたる、ある数の反復シーケンスとを有する第1のBRSを送信する。
アクション211。加えて、第2の無線ネットワークノード13は、構成されるBRS構造を有する第2のBRSを送信する。即ち、第2の無線ネットワークノード13は、例えば、ある数のサンプルの第1のサブシーケンスを含むCPと、それに続く、シンボルインターバルにわたる、ある数の反復シーケンスとを有する第2のBRSを送信する。次いで、ワイヤレスデバイス10は、第2の無線ネットワークノード13から、当該第2のBRSを受信するが、指示された長さのFFTウィンドウを適用する。よって、ワイヤレスデバイス10は、アクション209において構成された、長さが低減されたFFTウィンドウにおいて、期待される数の第2のBRSのサンプルの反復シーケンスを受信する。例えば、ワイヤレスデバイス10は、第2のBRSについての有効な時間ドメイン表現が、例えば、1つの反復シーケンス分だけ低減された、第1のBRSの元の時間ドメイン表現であるものと見なす。
アクション212。ワイヤレスデバイス10は、次いで、第1及び第2のBRSの強度又は品質の測定(例えば、受信エネルギ又はSINRなどの測定)を行い得る。一例として、ワイヤレスデバイス10は、元の時間ドメイン表現にわたる4つの反復シーケンスのうちの、第2のBRSの残りの3つの反復シーケンスを使用して測定を実行し得る。
アクション213。ワイヤレスデバイス10は、さらに、第1の無線ネットワークノード12へ測定報告を送信し得る。当該測定報告は、第1及び第2のBRSの測定される強度又は品質を指し示す。
アクション214。第1の無線ネットワークノード12は、次いで、ハンドオーバ計画、データ送信計画などといったネットワーク計画の実行時に、受信される測定報告を使用し得る。第1の無線ネットワークノード12は、同期中である受信機について完全な長さのBRSが使用されたとした場合の状況を反映するように、より短いBRSの使用時に測定された強度又は品質をスケーリングしてもよい。
図3aに、BRS設計を示す。既存の設計において、BRSは、時間ドメインシーケンスSとして与えられるN個のサンプルから成り得る。ここでNは、1つのOFDMシンボルの長さである。典型的には、N=2048であり、そして、これは受信信号を時間ドメインから周波数ドメインへ変換するために使用されるFFTの長さでもある。送信の前に、当該N個のサンプルの前にCPが追加される。これは、N個のサンプルの元のシーケンスの末尾から取られたNCP個のサンプルからなる。NCPの典型的な値は、NCP=144である。例示のため、図3aの上部を参照されたい。
CPの長さは、受信機における受信信号の遅延に対する寛容性を左右する。本質的に、CPの時間長は遅延寛容性を与える。CPが長くなるほど、受信機において単一の時間同期を使用して取り扱うことのできる遅延が長くなる。しかしながら、CPがより長くなるということは、チャネルの一層効率的でない使用と、達成可能な最大データレートの低下とを意味する。
ワイヤレスデバイス10内の受信機と時間同期されていない第2の無線ネットワークノード13からのBRSを測定するケースでは、信号がCPの長さを超えて遅延していない場合、測定は依然として正確である。ここでの実施形態によると、さらに遠く離れた無線ネットワークノードからのBRSについての測定の実行を可能にするために、ここでは、BRSの特別な設計を提供する。Sと表記される、BRSの時間ドメイン表現は、各々の長さがN/nであるn個の同一のシーケンスS’からなるように構築され得る。このことは、図3aにおいてn=4を使用して示されており、この例では、これによってS’の長さがN’=2048/4=512サンプルとなる。
ワイヤレスデバイス10は、通常のCPよりも大きな伝搬遅延を潜在的に有する無線ネットワークノードから発生する、この設計のBRSを自身が測定していることを知得しているとき、図3bに示す以下の技法を利用することができる。BRSの有効な時間ドメインシーケンスが、S’の後ろからn−1回分の反復であることを考慮されれたい。これは、1536個のサンプルからなる。すると、この信号についての実効CPは、元のCPにS’の最初のインスタンスを加えたものと見ることができ、実質的に、144+512=656サンプルというCP長をもたらす。このことは、遅延寛容性を実質的に増大させ、よって、さらに遠く離れて位置してる無線ネットワークノードからのBRSの、ワイヤレスデバイス10における測定を可能にする。
ワイヤレスデバイスは、無線ネットワークノードから来る同期信号の、時間相関又はいくつかの他の測定を実行することにより、受信することが期待されるシーケンスの数を判定し得る。他の無線ネットワークノードからの同期信号が聞こえない場合、BRSが聞こえるであろう可能性は僅少である。典型的には、ワイヤレスデバイス10は、常に稼働していて、且つ、何らかの利用可能な同期信号を絶えず探索する時間ドメイン相関器を有しており、そのため、ワイヤレスデバイス10は、近傍の無線ネットワークノードを発見する相応の可能性を有することになり、相関処理が遅延の推定値をも与える。このことは、利用すべきBRSのシーケンスの数を推論することができることを意味する。
どういった無線ネットワークノード(TPなど)について測定を行うべきかについての情報もまた、第1の無線ネットワークノード12によりワイヤレスデバイス10へシグナリングされてよく、なぜなら第1の無線ネットワークノードはこの知識を有しているからである。
BRSシーケンスの短縮された実効的な長さは、より短いFFTが使用され得ること、よって、受信機において収集され得る潜在的な信号エネルギがより少なくなること、を意味するが、ここでの実施形態は、隣接する無線ネットワークノードからのBRSについて測定を行うことを可能とし、それにより、ワイヤレスデバイス10の受信機を再同期させる必要なく、無線ネットワークノードにおけるマルチTP及びハンドオーバの取り扱いを容易にする。より短いシーケンスの使用時に取得される実際のBRS−RP値は、同期中である受信機について完全な長さのシーケンスが使用されたとした場合の状況を反映するようにスケーリングされることができる。
反復されるシーケンスS’の反復の回数nは、実効CPの、あり得る所望の長さに依存して、調節可能であってもよい。反復が多くなるほど、実効CPの粒度はより精細となり、その場合に、実効CPに1つよりも多くのS’を含めることを常に選択することができる。しかしながら、シーケンス長が短くなるにつれ、各BRS内のサブキャリアの実質的な数は少なくなり、よって、BRSシーケンスを良好な相互距離の特性と共に構築するための自由度が減少する。
結論として、S’の長さ、あるいは別の言葉で言うと反復の回数nに加えて、実効CPにおいて利用される反復の回数もまた、測定すべきBRSの期待される伝搬遅延に基づいて適応的であることが可能である。この情報は、例えば、異なる複数のTPからの同期信号を探索する時間ドメイン相関器から利用可能であり得る。以下を参照されたい。
典型的な都市部のシナリオにおいて、ワイヤレスデバイスは、“ストリートキャニオン”とも言われる、高層建造物に囲まれた街路に沿って移動しているかもしれない。例えば、ワイヤレスデバイス10は、サービング無線ネットワークノード12に対して見通し線(LoS)条件を有するが、サービング無線ネットワークノード12から離れて移動している。ワイヤレスデバイス10が、例えば街角に近付くと、“角を曲がったところに”位置している異なる無線ネットワークノードからの信号が、突然強くなり得る。このシナリオでは、当該異なる無線ネットワークノードからの伝搬遅延が、サービング無線ネットワークノード12からのものよりも(一段と)短いことがかなり確実である。
この状況において、ワイヤレスデバイス10が、当該異なる無線ネットワークノードからの強度又は品質を正確に測定可能であれば有益であろう。しかしながら、より短い伝搬遅延である場合、信号が“あまりにも早期に”到来し、当該信号を、CPが提供する遅延寛容性の仕組みを使用して正確に測定することができない。この状況において、ここでの実施形態に従って、ある数の短いシーケンスとしてのSの構造がやはり解決策を提供する。図3cを参照されたい。ここでは、BRSの有効な時間ドメインシーケンスが、元のCPに、S’のn−1回の反復を加えたものであって、144+3512=1680サンプルからなることを考慮されたい。あるいは、上記の遅延のケースと同じ長さのFFTを有する目的で、有効な時間ドメインシーケンスが、S’のn−1回の反復を含み、但しCPを有しないものとする。しかしながら、送信されるBRSは、依然としてn回の反復を含む。
異なる無線ネットワークノードのこのBRSシーケンスを、FFTウィンドウであって、その冒頭が、サービング無線ネットワークノード12の同期に従って位置付けられている当該FFTウィンドウを使用して受信すると、1つのS’の長さに相当する早期の到来を許容することができる。何が生じたかと言うと、反復シーケンスの最後の反復S’が、今度は充分早期に到来してFFTウィンドウの末尾に位置するものの、次のサブフレームに属する望ましくない信号は1680又は1536サンプルの短縮されたFFTウィンドウが使用されていることから包含されない、ということである。
明白なこととして、S’のn−2回以下の反復に相当する長さを有するFFTウィンドウを利用することにより、より極端に早期の到来についてさえも測定を行うことができる。上の適応可能性についての考察は、早期に到来するシナリオにも適用される。
図4は、いくつかのここでの実施形態に係る組み合わされたフローチャート及びシグナリング方式である。
アクション401。第1の無線ネットワークノード12は、第1のサービスエリア11において、第1のBRS及び第1の同期信号といった信号を送信する。
アクション402。第2の無線ネットワークノード13は、第2のサービスエリア14において、第2のBRS及び第2の同期信号といった信号を送信する。
アクション403。ワイヤレスデバイス10は、第2の無線ネットワークノードから遠く離れており、通常のCPから外れるBRSの測定を控え得るが、同期信号及びBRSの受信情報を取得する。その受信情報は、例えば、同期に関するタイミング情報、又は、ワイヤレスデバイス10がBRSを受信可能であるか、である。よって、前のサブフレームからのサンプルが、ワイヤレスデバイス10において、第2の無線ネットワークノード13からのBRSのFFTウィンドウ内に到来する。即ち、BRSが遅く到達するときに、たとえCPがBRSの最後のサンプルに取って代わることが可能であっても、CPの到来があまりにも遅いため、CPの最初のサンプルは、FFTウィンドウの最初のサンプルよりも遅く到達し、よって、FFTウィンドウの冒頭は、前のサブフレームからのサンプルによって“汚染される”。ワイヤレスデバイス10は、例えば、第1の無線ネットワークノード12からの同期信号相関又は上位レイヤシグナリングを介して取得されるタイミング情報に基づいて、BRSの測定を試みることが有用であるか否かを判定し得る。
アクション404。ワイヤレスデバイス10は、次いで、この受信情報を報告し得る。例えば、ワイヤレスデバイス10は、多様な種類のタイミング情報を、第1の無線ネットワークノード12へ折り返し報告し得る。ワイヤレスデバイス10は、異なる無線ネットワークノードからの同期信号の間のタイミング差を推定してよく、よって、同期信号の受信に基づいて、タイミング情報を取得する。このことは、時間ドメイン相関器を使用して行われてよく、よって、様々な遅延の影響を受けやすい、FFTウィンドウの固有の配置には依拠しない。
サービスしている第1の無線ネットワークノード12に同期される受信機に基づき、ワイヤレスデバイス10は、追加的に又は代替的に、いかなる受信機の調節も行わずに、又は、実効CPを利用せずに、自身が他のどの無線ネットワークノードについてBRSを測定することができるかを報告し得る。
アクション405。第1の無線ネットワークノード12は、次いで、受信される受信情報に基づいて、ネットワーク計画を実行し得る。第1の無線ネットワークノード12へ報告される、上記の種類の受信情報は、図2において上で説明した方法を適応的に調節する入力として使用されることができる。さらに、第1の無線ネットワークノード12は、どの無線ネットワークノード(TPなど)が、ワイヤレスデバイス10のために使用されるべきであるのかを計画し得る。例えば、測定可能な何らかのBRSが、新規のシーケンス設計及び短縮されたFFTウィンドウを使用して又は使用することなく、様々なビームがどの程度強いかに関する入力を提供する。よって、より良好なハンドオーバの取り扱い及び結合送信を、ワイヤレス通信ネットワークにおいて達成することができる。
図4の実施形態の目的は、第1の無線ネットワークノード12といったワイヤレス通信ネットワーク1に対し、例えば、ワイヤレスデバイス10における、異なる無線ネットワークノード間のタイミング関係についてのより良好な情報を提供することである。このことは、例えば、無線ネットワークノードからのマルチTP送信についてだけでなく、無線ネットワークノード間のハンドオーバをいかに取り扱うかについて、より良好に計画する可能性をもたらす。上述の実施形態を所与として、ワイヤレス通信ネットワーク1が取得し得る様々なタイプの知識の例は次の通りである:無線ネットワークノードからのどの信号が、ワイヤレスデバイス10のその時点の同期を使用して受信することができるのか;時間ドメインにおいて反復されるシーケンスからなる、より長い実効CP及び/又はBRSを使用することにより、どの無線ネットワークノードについて測定が可能であるのか、例えば、BRS−RPの測定が可能であるのか、並びに、ワイヤレスデバイス10がこのような無線ネットワークノードに同期されている場合に、その、測定されるBRS−RPはどのようなものか;受信されるタイミング情報から、他の無線ネットワークノードに比べてタイミングオフセットがどの程度の量なのか。これらは、第1の無線ネットワークノード12に、ワイヤレスデバイスに受信されるタイミング情報に基づいて同期を第2の無線ネットワークノード13へ変更するように指示すべきか又はランダムアクセスコマンドを発行すべきかに関する情報を与える。
図5は、ここでの実施形態に係るワイヤレス通信ネットワーク1におけるシグナリングを管理するための、第1の無線ネットワークノード12により実行される方法を描いた概略的なフローチャートである。アクションは、以下に述べられる順序で行われる必要はなく、むしろ、任意の適切な順序で行われてよい。いくつかの実施形態において実行されるアクションには、点線のボックスを用いて印が付けられている。シグナリングの管理とは、例えば、ハンドオーバを実行するか否か、データを1つ以上の無線ネットワークノードからワイヤレスデバイスへ送信すべきか、ハンドオーバをいかに実行すべきか、ワイヤレス通信ネットワークを、ここでの実施形態に従ってBRSの構造を用いていかに構成すべきか、を判定することであり得る。第1の無線ネットワークノード12は、ワイヤレス通信ネットワーク1内の第1のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する。
アクション501。第1の無線ネットワークノード12は、第1のサービスエリア11にわたって、第1の同期信号を送信し得る。よって、ワイヤレスデバイス10が、第1のサービスエリア内に存在することから、第1の無線ネットワークノード12は、ワイヤレスデバイス10へ、第1の同期信号を送信し得る。このことは、図2のアクション202に対応する。
アクション502。第1の無線ネットワークノード12は、第1のサービスエリアにおいて、第1のBRSを送信する。当該第1のBRSは、当該第1のBRSの元の時間ドメイン表現にわたって、等しい長さの、ある数のサンプルの反復シーケンスを含む。第1のBRSは、サイクリックプレフィクスをさらに含み得る。当該サイクリックプレフィクスは、上記数の反復シーケンスのうちの最後の反復シーケンスの一部を含む。実際に、その一部は、全ての反復シーケンスについて同じ最後の数個のサンプルであり、なぜならこれらのシーケンスが反復されており、よって、同じであるためである。第1のBRSの元の時間ドメイン表現は、1つのOFDMシンボルであり得る。このことは、図2のアクション210に対応する。
アクション503。第1の無線ネットワークノード12は、次いで、ワイヤレスデバイス10から、第1の同期信号と第2のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノード13からの第2の同期信号とに関する受信情報を受信し得る。当該受信情報は、ワイヤレスデバイスでの受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示す。
アクション504。第1の無線ネットワークノード12は、さらに、受信される受信情報に基づいて、ワイヤレスデバイスが受信可能な、第2の無線ネットワークノード13の第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの期待される数を推定し得る。このことは、図2のアクション207に対応する。
アクション505。第1の無線ネットワークノード12は、さらに、ワイヤレスデバイス10へ、第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの期待される数を指し示す標識を送信し得る。このことは、図2のアクション208に対応する。
アクション506。第1の無線ネットワークノード12は、ワイヤレスデバイス10から、測定報告を受信し得る。当該測定報告は、ワイヤレスデバイス10での、第1のBRS及び第2のBRSの受信される強度又は品質を指し示す。
アクション507。第1の無線ネットワークノード12は、次いで、測定報告に基づいて、ネットワーク計画を実行し得る。例えば、第1の無線ネットワークノード12は、測定報告に基づいて、ワイヤレスデバイス10の、第2の無線ネットワークノード13へのハンドオーバといったモビリティ処理を実行すべきか、又はいかに実行すべきかを判定し得る。このことは、図2のアクション214に対応する。
図6は、ここでの実施形態に係るワイヤレス通信ネットワーク1におけるシグナリングを管理するための、ワイヤレスデバイス10により実行される方法を描いた概略的なフローチャートである。アクションは、以下に述べる順序で行われる必要はなく、むしろ、任意の適切な順序で行われてよい。いくつかの実施形態において実行されるアクションには、点線のボックスを用いて印が付けられている。
アクション601。ワイヤレスデバイス10は、第1の無線ネットワークノード12から、第1の同期信号を受信し得る。
アクション602。ワイヤレスデバイス10は、第1の無線ネットワークノード12から、ワイヤレス通信ネットワーク1の第1のサービスエリア11において、第1のBRSを受信する。当該第1のBRSは、当該第1のBRSの元の時間ドメイン表現にわたって、等しい長さの、ある数のサンプルの反復シーケンスを含む。第1のBRSは、サイクリックプレフィクスをさらに含み得る。当該サイクリックプレフィクスは、上記数の反復シーケンスのうちの最後の反復シーケンスの一部を含む。
アクション603。ワイヤレスデバイス10は、第2のサービスエリア14にわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノード13から、第2の同期信号を受信し得る。
アクション604。ワイヤレスデバイス10は、第1の無線ネットワークノード12へ、第1の同期信号及び第2の同期信号に関する受信情報を送信し得る。当該受信情報は、受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示す。このことは、図2のアクション205に対応する。
アクション605。ワイヤレスデバイス10は、次いで、第1の無線ネットワークノード12から、ワイヤレスデバイスが受信可能な、第2の無線ネットワークノード13からの第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの期待される数を指し示す標識を受信し得る。
アクション606。ワイヤレスデバイス10は、第2の無線ネットワークノードから、高速フーリエ変換ウィンドウにおいて、期待される数の第2のBRSのサンプルの反復シーケンスをさらに受信し得る。当該FFTウィンドウは、受信される標識に基づいたサイズを有する。
アクション607。ワイヤレスデバイス10は、第1及び第2のBRSの強度又は品質を測定し得る。このことは、図2のアクション212に対応する。
アクション608。ワイヤレスデバイス10は、第1の無線ネットワークノード12へ、測定報告を送信し得る。当該測定報告は、第1及び第2のBRSの測定される強度又は品質を指し示す。このことは、図2のアクション213に対応する。
いくつかのここでの実施形態は、よって、ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するための、第1の無線ネットワークノードにより実行される方法を提供する。第1の無線ネットワークノードは、ワイヤレス通信ネットワーク内のビーム/セル/サービスエリアにおいて、ビームリファレンス信号(BRS)を送信する。当該BRSは、当該BRSの、OFDMシンボルといった元の時間ドメイン表現にわたって、等しい長さの、ある数のサンプルの反復シーケンスを含む。BRSは、上記数の反復シーケンスのうちの最後の反復シーケンスの一部というサイクリックプレフィクスをさらに含み得る。ここでは、ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するための、ワイヤレスデバイス10により実行される、対応する方法が、さらに提供される。ワイヤレスデバイスは、ワイヤレス通信ネットワーク内のビーム/セル/サービスエリアにおいて、BRSを受信する。そのBRSは、当該BRSの、OFDMシンボルといった、元の時間ドメイン表現にわたって、ある数の反復シーケンスを含む。よって、いくつかの実施形態は、第1の無線ネットワークノードと同期中であるワイヤレスデバイスによってBRSが受信可能であるように当該BRSを構築することと、次いで、サイクリックプレフィクス(CP)及び通常の信号処理を利用してBRSを送信することと、に関連する。しかしながら、第2のBRSは、同時に、より一段と長いCPを利用して、第2の無線ネットワークノードとは若干同期外れであるワイヤレスデバイスによって受信され得る。このことは、第1及び第2のBRSが、例えば1つのOFDMシンボルの期間中に複数回反復される、より短いシーケンスを含むように、当該第1及び第2のBRSを構築することによって達成される。
図7は、ここでの実施形態に係るワイヤレス通信ネットワーク1におけるシグナリングを管理するための、第1の無線ネットワークノード12により実行される方法を描いた概略的なフローチャートである。第1の無線ネットワークノードは、第1のサービスエリア11にわたる無線カバレッジを提供し、ワイヤレスデバイス10にサービスする。
アクション701。第1の無線ネットワークノード12は、ワイヤレスデバイス10へ、第1のBRS及び第1の同期信号を送信する。このことは、図4のアクション401に対応する。
アクション702。第1の無線ネットワークノード12は、ワイヤレスデバイス10から、第1のBRS及び第1の同期信号と第2のサービスエリア14にわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノードからの第2のBRS及び第2の同期信号とに関する受信情報を受信する。受信情報は、ワイヤレスデバイスでの受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示し、並びに/又は、受信情報は、ワイヤレスデバイス10が第1及び第2のBRSを受信したことを指し示す。
アクション703。第1の無線ネットワークノード12は、ワイヤレスデバイス10から、測定報告を受信し得る。当該測定報告は、第1及び第2のBRSの強度又は品質を指し示す。
アクション704。第1の無線ネットワークノード12は、受信情報に基づいて、ネットワーク計画を実行する。加えて、第1の無線ネットワークノード12は、受信される測定報告をさらに考慮することにより、ネットワーク計画を実行してもよい。第1の無線ネットワークノード12は、受信される受信情報に基づいて、第1及び第2の無線ネットワークノードの間の切り替え時に、ランダムアクセス手続を要するのか、それとも、同期すべき同期信号の切り替えを要するのか、を判定することにより、ネットワーク計画を実行してもよい。このことは、図4のアクション405に対応する。
図8は、ここでの実施形態に係るワイヤレス通信ネットワーク1におけるシグナリングを管理するための、ワイヤレスデバイス10により実行される方法を描いた概略的なフローチャートである。アクションは、以下に述べる順序で行われる必要はなく、むしろ、任意の適切な順序で行われてよい。いくつかの実施形態において実行されるアクションには、点線のボックスを用いて印が付けられている。ワイヤレスデバイス10は、第1のサービスエリア11にわたる無線カバレッジを提供する第1の無線ネットワークノードによりサービスされる。
アクション801。ワイヤレスデバイス10は、第1の無線ネットワークノード12から、第1のBRS及び第1の同期信号を受信する。
アクション802。ワイヤレスデバイス10は、第2のサービスエリア14にわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノード13から、第2のBRS及び第2の同期信号を受信する。
アクション803。ワイヤレスデバイス10は、次いで、第1の無線ネットワークノード12へ、第1のBRS及び第1の同期信号と第2のBRS及び第2の同期信号とに関する受信情報を送信する。受信情報は、受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示し、並びに/又は、受信情報は、ワイヤレスデバイス10が第1及び第2のBRSを受信したことを指し示す。各ノードから、複数個のBRSが存在してもよい。このことは、図4のアクション404に対応する。
アクション804。ワイヤレスデバイス10は、第1及び第2のBRSの強度又は品質を測定する。例えば、ワイヤレスデバイスは、受信される電力又はエネルギを測定してもよい。
アクション805。ワイヤレスデバイス10は、第1の無線ネットワークノードへ、第1及び第2のBRSの測定される強度又は品質を指し示す測定報告を送信する。
よって、ここでは、ワイヤレス通信ネットワーク1におけるシグナリングを管理するための、ワイヤレスデバイスにより実行される方法が提供される。ワイヤレスデバイスは、第1のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第1の無線ネットワークノードによりサービスされる。
ワイヤレスデバイスは、第1の無線ネットワークノードから、第1のBRS及び第1の同期信号を受信する。さらに、ワイヤレスデバイスは、第2のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノードから、第2のBRS及び第2の同期信号を受信する。ワイヤレスデバイスは、第1の無線ネットワークノードへ、受信される第1のBRS又は同期信号と受信される第2のBRS又は同期信号とに関する受信情報を送信する。当該受信情報は、受信される同期信号の間のタイミング差か、又は、ワイヤレスデバイスが第1及び第2のBRSを受信したこと、を指し示す。
ここでは、ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するための、第1の無線ネットワークノードにより実行される、対応する方法も提供される。第1の無線ネットワークノードは、第1のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供し、ワイヤレスデバイスにサービスする。第1の無線ネットワークノードは、ワイヤレスデバイスへ、第1のBRS及び第1の同期信号を送信する。第1の無線ネットワークノードは、次いで、ワイヤレスデバイスから、第1のBRS又は同期信号と第2のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノードからの第2のBRS又は同期信号とに関する受信情報を受信する。当該受信情報は、受信される同期信号の間のタイミング差か、又は、ワイヤレスデバイスが第1及び第2のBRSを受信したこと、を指し示す。
第1の無線ネットワークノードは、次いで、受信される受信情報から、例えば、無線ネットワークノード間の切り替え時に、ランダムアクセス手続を要するのか、それとも、利用される同期信号の再選択を要するのか、を推論し得る。
よって、いくつかのここでの実施形態は、異なる無線ネットワークノードから来る同期信号の間のタイミング差を解析することと、当該タイミング差を第1の無線ネットワークノードへ折り返し報告することと、に関連する。代替的に、第1の無線ネットワークノードは、受信情報に基づいて、ワイヤレスデバイスが同時に接続することができるのはどのBRSであるのか、よって、どの無線ネットワークノードであるのか、を解析する。このことは、無線ネットワークノードがネットワーク計画を実行すること、例えば、いかなる特別な構成をも用いずに、ワイヤレスデバイスがそれについて測定することができるのはどのBRSかを推論することと、その後、ワイヤレスデバイスを同時に接続することができるのはどの無線ネットワークノードであるのか、又は、無線ネットワークノード間の切り替え時に、ランダムアクセス手続を要するのか、それとも、利用される同期信号の再選択を要するのか、を推論することと、を可能にする。
図9は、ここでの実施形態に係るワイヤレス通信ネットワーク1におけるシグナリングを管理するための第1の無線ネットワークノード12を描いたブロック図である。第1の無線ネットワークノードは、ワイヤレス通信ネットワーク1内の第1のサービスエリア11にわたる無線カバレッジを提供する、ように構成される。
第1の無線ネットワークノード12は、処理ユニット901、例えば1つ以上のプロセッサを含み得る。
第1の無線ネットワークノード12は、送信機又は送受信機といった、送信モジュール902を含み得る。第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は送信モジュール902は、第1のサービスエリア11において、例えばワイヤレスデバイス10へ、第1のBRSを送信する、ように構成され得る。第1のBRSは、当該第1のBRSの元の時間ドメイン表現にわたって、等しい長さの、ある数のサンプルの反復シーケンスを含む。第1のBRSは、サイクリックプレフィクスをさらに含み、当該サイクリックプレフィクスは、上記数の反復シーケンスのうちの最後の反復シーケンス又はいずれかの反復シーケンスの、一部、例えば最後の部分を含む。第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は送信モジュール902は、第1のサービスエリア11にわたって、第1の同期信号を送信する、ようにさらに構成され得る。第1のBRSの元の時間ドメイン表現は、OFDMシンボルであり得る。
第1の無線ネットワークノード12は、受信機又は送受信機といった、受信モジュール903を含み得る。第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は受信モジュール903は、ワイヤレスデバイス10から、第1の同期信号と第2のサービスエリア14にわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノード13からの第2の同期信号とに関する受信情報を受信する、ように構成され得る。当該受信情報は、ワイヤレスデバイスでの受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示し得る。
第1の無線ネットワークノード12は、推定モジュール904を含み得る。第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は推定モジュール904は、受信される受信情報に基づいて、ワイヤレスデバイス10が受信可能な、第2の無線ネットワークノード13の第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの期待される数を推定する、ように構成され得る。
第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は送信モジュール902は、ワイヤレスデバイス10へ、第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの期待される数を指し示す標識を送信する、ように構成され得る。
第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は受信モジュール903は、ワイヤレスデバイスから、測定報告を受信する、ように構成され得る。当該測定報告は、ワイヤレスデバイス10での、第1のBRS及び第2のBRSの受信される強度又は品質を指し示す。
第1の無線ネットワークノード12は、実行モジュール905を含み得る。第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は実行モジュール905は、測定報告に基づいて、ネットワーク計画を実行する、ように構成され得る。例えば、第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は実行モジュール905は、測定報告に基づいて、ワイヤレスデバイス10の、第2の無線ネットワークノード13へのモビリティ処理を実行すべきか、又は、いかに実行すべきか、を判定する、ように構成され得る。
いくつかの実施形態によると、第1の無線ネットワークノードは、第1のサービスエリア11にわたる無線カバレッジを提供し、ワイヤレスデバイス10にサービスする、ように構成される。
第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は送信モジュール902は、ワイヤレスデバイス10へ、第1のBRS及び第1の同期信号を送信する、ように構成され得る。
第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は受信モジュール903は、ワイヤレスデバイス10から、第1のBRS及び第1の同期信号と第2のサービスエリア14にわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノード13からの第2のBRS及び第2の同期信号とに関する受信情報を受信する、ように構成され得る。受信情報は、ワイヤレスデバイスでの受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示し、並びに/又は、受信情報は、ワイヤレスデバイス10が第1及び第2のBRSを受信したことを指し示す。
上に述べたように、第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は実行モジュール905は、受信情報に基づいて、ネットワーク計画を実行する、ように構成され得る。
第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は受信モジュール903は、ワイヤレスデバイスから、測定報告を受信する、ように構成され得る。当該測定報告は、第1及び第2のBRSの強度又は品質を指し示す。上に述べたように、第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は実行モジュール905は、受信される測定報告に基づいて、ネットワーク計画を実行する、ように構成されてもよい。
上に述べたように、第1の無線ネットワークノード12、処理ユニット901、及び/又は実行モジュール905は、受信される受信情報に基づいて、第1及び第2の無線ネットワークノードの間の切り替え時に、ランダムアクセス手続を要するのか、それとも、同期すべき同期信号の切り替えを要するのか、を判定する、ように構成されることにより、ネットワーク計画を実行する、ように構成されてもよい。
第1の無線ネットワークノード12は、メモリ906をさらに含む。メモリは、複数のシーケンスといったデータを記憶するように使用され、且つ、CP、BRS、測定値、タイミング情報、受信情報、及び、実行されるとここに開示される方法を遂行するアプリケーションなど、を受け付けることが期待される、1つ以上のユニットを含む。
第1の無線ネットワークノード12についてここで説明した実施形態に係る方法は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、ここで説明したアクションを、第1の無線ネットワークノード12により実行されるように、当該少なくとも1つのプロセッサに遂行させる命令、即ち、ソフトウェアコード部分を含む、例えば、コンピュータプログラム907又はコンピュータプログラムプロダクトという手段により、それぞれ実装される。コンピュータプログラム907は、コンピュータ読取可能な記憶媒体908、例えばディスク等に記憶され得る。コンピュータ読取可能な記憶媒体908は、コンピュータプログラムを記憶しており、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、ここで説明したアクションを、第1の無線ネットワークノード12により実行されるように、当該少なくとも1つのプロセッサに遂行させる命令を含み得る。いくつかの実施形態において、コンピュータ読取可能な記憶媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であり得る。
図10は、ここでの実施形態に係るワイヤレス通信ネットワーク1におけるシグナリングを管理するためのワイヤレスデバイス10を描いたブロック図である。
ワイヤレスデバイス10は、ここでの方法を実行する、ように構成される処理ユニット1001、例えば1つ以上のプロセッサを含み得る。
ワイヤレスデバイス10は、受信機又は送受信機といった、受信モジュール1002を含み得る。ワイヤレスデバイス10、処理ユニット1001、及び/又は受信モジュール1002は、第1の無線ネットワークノード12から、ワイヤレス通信ネットワークの第1のサービスエリア11において、第1のBRSを受信する、ように構成され得る。当該第1のBRSは、当該第1のBRSの元の時間ドメイン表現にわたって、等しい長さの、ある数のサンプルの反復シーケンスを含む。第1のBRSは、サイクリックプレフィクスをさらに含み得る。当該サイクリックプレフィクスは、上記数の反復シーケンスのうちの最後の反復シーケンスの一部を含む。
ワイヤレスデバイス10、処理ユニット1001、及び/又は受信モジュール1002は、第1の無線ネットワークノード12から、第1の同期信号を受信する、ように構成され得る。ワイヤレスデバイス10、処理ユニット1001、及び/又は受信モジュール1002は、第2のサービスエリア14にわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノード13から、第2の同期信号を受信する、ようにさらに構成され得る。
ワイヤレスデバイス10は、送信機又は送受信機といった、送信モジュール1003を含み得る。ワイヤレスデバイス10、処理ユニット1001、及び/又は送信モジュール1003は、第1の無線ネットワークノード12へ、第1の同期信号及び第2の同期信号に関する受信情報を送信する、ように構成され得る。当該受信情報は、受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示す。
ワイヤレスデバイス10、処理ユニット1001、及び/又は受信モジュール1002は、第1の無線ネットワークノード12から、ワイヤレスデバイスが受信可能な、第2の無線ネットワークノード13からの第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの期待される数を指し示す標識を受信する、ように構成され得る。
ワイヤレスデバイス10、処理ユニット1001、及び/又は受信モジュール1002は、第2の無線ネットワークノード13から、FFTウィンドウにおいて、期待される数の第2のBRSのサンプルの反復シーケンスを受信する、ように構成され得る。当該FFTウィンドウは、受信される標識に基づいたサイズを有する。
ワイヤレスデバイス10は、測定モジュール1004を含み得る。ワイヤレスデバイス10、処理ユニット1001、及び/又は測定モジュール1004は、第1及び第2のBRSの強度又は品質を測定する、ように構成され得る。
ワイヤレスデバイス10、処理ユニット1001、及び/又は送信モジュール1003は、第1の無線ネットワークノード12へ、測定報告を送信する、ように構成され得る。当該測定報告は、第1及び第2のBRSの測定される強度又は品質を指し示す。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスは、第1のサービスエリア11にわたる無線カバレッジを提供する第1の無線ネットワークノード12によりサービスされる、ように構成される。
ワイヤレスデバイス10、処理ユニット1001、及び/又は受信モジュール1002は、第1の無線ネットワークノード12から、第1のBRS及び第1の同期信号を受信する、ように構成され得る。ワイヤレスデバイス10、処理ユニット1001、及び/又は受信モジュール1002は、第2のサービスエリア14にわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノード13から、第2のBRS及び第2の同期信号を受信する、ようにさらに構成され得る。
ワイヤレスデバイス10、処理ユニット1001、及び/又は送信モジュール1003は、第1の無線ネットワークノード12へ、第1のBRS及び第1の同期信号と第2のBRS及び第2の同期信号とに関する受信情報を送信する、ように構成され得る。当該受信情報は、受信される第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示してもよく、並びに/又は、当該受信情報は、ワイヤレスデバイス10が第1及び第2のBRSを受信したことを指し示してもよい。
ワイヤレスデバイス10、処理ユニット1001、及び/又は測定モジュール1004は、それぞれ第1及び第2のBRSの強度又は品質を測定する、ように構成され得る。ワイヤレスデバイス10、処理ユニット1001、及び/又は送信モジュール1003は、第1の無線ネットワークノード12へ、測定報告を送信する、ように構成され得る。当該測定報告は、第1及び第2のBRSの測定される強度又は品質を指し示す。
ワイヤレスデバイス10は、メモリ1005をさらに含む。メモリは、ある数のシーケンスといったデータを記憶するように使用され、且つ、CP、BRS、測定値、タイミング情報、受信情報、及び、実行されるとここに開示される方法を遂行するアプリケーションなど、を受け付けることが期待される、1つ以上のユニットを含む。
ワイヤレスデバイス10についてここで説明した実施形態に係る方法は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、ここで説明したアクションを、ワイヤレスデバイス10により実行されるように、当該少なくとも1つのプロセッサに遂行させる命令、即ち、ソフトウェアコード部分を含む、例えばコンピュータプログラム1006又はコンピュータプログラムプロダクトという手段により、それぞれ実装される。コンピュータプログラム1006は、コンピュータ読取可能な記憶媒体1007、例えばディスク等に記憶され得る。コンピュータ読取可能な記憶媒体1007は、コンピュータプログラムを記憶しており、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、ここで説明したアクションを、ワイヤレスデバイス10により実行されるように、当該少なくとも1つのプロセッサに遂行させる命令を含み得る。いくつかの実施形態において、コンピュータ読取可能な記憶媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であり得る。
いくつかの実施形態においては、より一般的な用語である“無線ネットワークノード”が使用され、この用語は、UE及び/又は別のネットワークノードと通信する、任意のタイプの無線ネットワークノード又は任意のネットワークノードに対応することができる。ネットワークノードの例には、NodeB、MeNB、SeNB、マスタセルグループ(MCG)若しくはセカンダリセルグループ(SCG)に属するネットワークノード、基地局(BS)、マルチスタンダード無線(MSR)BSといったMSR無線ノード、eNodeB、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、リレー、リレーを制御するドナーノード、基地送受信局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、遠隔無線ユニット(RRU)、遠隔無線ヘッド(RRH)、分散アンテナシステム(DAS)におけるノード、コアネットワークノード(例えばモバイルスイッチングセンタ(MSC)、モビリティ管理エンティティ(MME)等)、運用及びメンテナンス(O&M)、運用サブシステム(OSS)、自己組織化ネットワーク(SON)、測位ノード、例えば、進化型サービングモバイルロケーションセンター(E−SMLC)、ドライブテスト最小化(MDT)、等がある。
いくつかの実施形態では、非限定的な用語であるユーザ機器(UE)が使用され、この用語は、ネットワークノード、及び/又は、セルラー通信システム若しくはモバイル通信システムにおける別のUE、と通信する任意のタイプのワイヤレスデバイスを指す。UEの例には、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)UE、近接可能UE(ProSe UEともいう)、マシンタイプUE又はマシンツーマシン(M2M)通信可能UE、PDA、PAD、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ内蔵装備(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル等がある。
上記実施形態は、NRについて説明されている。しかしながら、それら実施形態は、UEが信号(例えば、データ)を受信し及び/又は送信する、任意のRAT又はマルチRATシステム、例えば、LTE、LTE FDD/TDD、WCDMA/HSPA、GSM/GERAN、WiFi、WLAN、CDMA2000等に適用可能である。
通信設計に通じた者らにより容易に理解されるように、機能手段又はモジュールは、デジタルロジック及び/又は1つ以上のマイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、若しくは他のデジタルハードウェアを使用して実装されてよい。いくつかの実施形態において、多様な機能のうちのいくつか又は全ては、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)内に実装されてもよく、又は、2つよりも多くの別個のデバイス内であって、それらの間における適切なハードウェア及び/若しくはソフトウェアインタフェースを有する当該別個のデバイス内、といったように併せて実装されてもよい。機能のうちのいくつかは、例えば、ワイヤレスデバイス又はネットワークノードの他の機能コンポーネントと共有されるプロセッサ上に実装されてもよい。
代替的に、検討された処理手段の機能要素のうちのいくつかは、専用ハードウェアの使用を通じて提供されてもよく、またいくつかには、適切なソフトウェア又はファームウェアに関連付けて、ソフトウェアを実行するためのハードウェアが提供されている。よって、ここで使用されるような“プロセッサ”又は“コントローラ”という用語は、ソフトウェアを実行可能なハードウェアへの排他的な言及ではなく、限定ではないものの、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ソフトウェアを記憶するための読み取り専用メモリ(ROM)、ソフトウェア及び/又はプログラム若しくはアプリケーションデータを記憶するためのランダムアクセスメモリ、並びに、不揮発性メモリ、を暗黙的に含み得る。旧来の及び/又はカスタム型の他のハードウェアもまた含まれてもよい。通信デバイスの設計者は、これらの設計の選択肢に固有のコスト、性能、及びメンテナンスのトレードオフを認識するであろう。
認識されるであろうこととして、上述の説明及び添付図面は、ここに教示される方法及び装置の非限定的な例を表す。したがって、ここに教示される装置及び技法は、上述の説明及び添付の図面によって限定されない。むしろ、ここでの実施形態は、以下の請求項及びそれらの法的な均等物によってのみ限定される。

Claims (16)

  1. ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するための、第1の無線ネットワークノード(12)により実行される方法であって、前記第1の無線ネットワークノードは、前記ワイヤレス通信ネットワーク内の第1のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供し、前記方法は、
    前記第1のサービスエリアにわたって、第1の同期信号を送信すること(501)と、
    前記第1のサービスエリアにおいて、第1のビームリファレンス信号(BRS)を送信すること(502)と、前記第1のBRSは、当該第1のBRSの元の時間ドメイン表現にわたって、等しい長さの、ある数のサンプルの反復シーケンスを含むことと、
    ワイヤレスデバイス(10)から、前記第1の同期信号と第2のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノードからの第2の同期信号とに関する受信情報を受信すること(503)であって、前記受信情報は、前記ワイヤレスデバイスで受信される前記第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示す、ことと、
    受信される前記受信情報に基づいて、前記ワイヤレスデバイスが受信可能な、前記第2の無線ネットワークノード(13)の第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの期待される数を推定すること(504)と、
    前記ワイヤレスデバイス(10)へ、前記第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの前記期待される数を指し示す標識を送信すること(505)と、
    を含む方法。
  2. 前記第1のBRSは、サイクリックプレフィクスをさらに含み、前記サイクリックプレフィクスは、前記数の反復シーケンスのうちの最後の反復シーケンスの一部を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ワイヤレスデバイスから、測定報告を受信すること(506)と、前記測定報告は、前記ワイヤレスデバイス(10)での、前記第1のBRS及び前記第2のBRSの受信される強度又は品質を指し示すことと、
    前記測定報告に基づいて、ネットワーク計画を実行すること(507)と、
    をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1のBRSの前記元の時間ドメイン表現は、直交周波数分割多重(OFDM)シンボルである、請求項1〜のいずれかに記載の方法。
  5. ワイヤレス通信ネットワーク(1)におけるシグナリングを管理するための、ワイヤレスデバイス(10)により実行される方法であって、
    第1の無線ネットワークノード(12)から、第1の同期信号を受信すること(601)と、
    前記第1の無線ネットワークノード(12)から、前記ワイヤレス通信ネットワークの第1のサービスエリアにおいて、第1のビームリファレンス信号(BRS)を受信すること(602)と、前記第1のBRSは、当該第1のBRSの元の時間ドメイン表現にわたって、等しい長さの、ある数のサンプルの反復シーケンスを含むことと、
    第2のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノードから、第2の同期信号を受信すること(603)と、
    前記第1の無線ネットワークノード(12)へ、前記第1の同期信号及び前記第2の同期信号に関する受信情報を送信すること(604)であって、前記受信情報は、受信される前記第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示す、ことと、
    前記第1の無線ネットワークノード(12)から、前記ワイヤレスデバイスが受信可能な、前記第2の無線ネットワークノード(13)からの第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの期待される数を指し示す標識を受信すること(605)と、
    前記第2の無線ネットワークノードから、高速フーリエ変換(FFT)ウィンドウにおいて、前記期待される数の前記第2のBRSのサンプルの反復シーケンスを受信すること(606)と、前記FFTウィンドウは、受信される前記標識に基づいたサイズを有することと、
    を含む方法。
  6. 前記第1のBRSは、サイクリックプレフィクスをさらに含み、前記サイクリックプレフィクスは、前記数の反復シーケンスのうちの最後の反復シーケンスの一部を含む、請求項に記載の方法。
  7. 前記第1及び第2のBRSの強度又は品質を測定すること(607)と、
    前記第1の無線ネットワークノード(12)へ、前記第1及び第2のBRSの測定される強度又は品質を指し示す測定報告を送信すること(608)と、
    をさらに含む、請求項5または6に記載の方法。
  8. ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するための第1の無線ネットワークノード(12)であって、前記第1の無線ネットワークノードは、前記ワイヤレス通信ネットワーク内の第1のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する、ように構成され、前記第1の無線ネットワークノードは、
    前記第1のサービスエリアにわたって、第1の同期信号を送信し、
    前記第1のサービスエリアにおいて、第1のビームリファレンス信号(BRS)を送信し、
    ワイヤレスデバイス(10)から、前記第1の同期信号と第2のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノードからの第2の同期信号とに関する受信情報であって、前記ワイヤレスデバイスでの受信される前記第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示す当該受信情報を受信し、
    受信される前記受信情報に基づいて、前記ワイヤレスデバイスが受信可能な、前記第2の無線ネットワークノード(13)の第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの期待される数を推定し、
    前記ワイヤレスデバイス(10)へ、前記第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの前記期待される数を指し示す標識を送信する、
    ようにさらに構成され、前記第1のBRSは、当該第1のBRSの元の時間ドメイン表現にわたって、等しい長さの、ある数のサンプルの反復シーケンスを含む、
    第1の無線ネットワークノード(12)。
  9. 前記第1のBRSは、サイクリックプレフィクスをさらに含み、前記サイクリックプレフィクスは、前記数の反復シーケンスのうちの最後の反復シーケンスの一部を含む、請求項に記載の第1の無線ネットワークノード(12)。
  10. 前記ワイヤレスデバイスから、測定報告であって、前記ワイヤレスデバイス(10)での、前記第1のBRS及び前記第2のBRSの受信される強度又は品質を指し示す当該測定報告を受信し、
    前記測定報告に基づいて、ネットワーク計画を実行する、
    ようにさらに構成される、請求項8または9に記載の第1の無線ネットワークノード(12)。
  11. 前記第1のBRSの前記元の時間ドメイン表現は、直交周波数分割多重(OFDM)シンボルである、請求項10のいずれかに記載の第1の無線ネットワークノード(12)。
  12. ワイヤレス通信ネットワーク(1)におけるシグナリングを管理するためのワイヤレスデバイス(10)であって、前記ワイヤレスデバイス(10)は、
    第1の無線ネットワークノード(12)から、第1の同期信号を受信し、
    前記第1の無線ネットワークノード(12)から、前記ワイヤレス通信ネットワークの第1のサービスエリアにおいて、第1のビームリファレンス信号(BRS)であって、当該第1のBRSの元の時間ドメイン表現にわたって、等しい長さの、ある数のサンプルの反復シーケンスを含む当該第1のBRSを受信し、
    第2のサービスエリアにわたる無線カバレッジを提供する第2の無線ネットワークノードから、第2の同期信号を受信し、
    前記第1の無線ネットワークノード(12)へ、前記第1の同期信号及び前記第2の同期信号に関する受信情報であって、受信される前記第1及び第2の同期信号の間のタイミング差に関するタイミング情報を指し示す当該受信情報を送信し、
    前記第1の無線ネットワークノード(12)から、前記ワイヤレスデバイスが受信可能な、前記第2の無線ネットワークノード(13)からの第2のBRSのサンプルの反復シーケンスの期待される数を指し示す標識を受信し、
    前記第2の無線ネットワークノードから、高速フーリエ変換(FFT)ウィンドウにおいて、前記期待される数の前記第2のBRSのサンプルの反復シーケンスを受信する、
    ように構成され、
    前記FFTウィンドウは、受信される前記標識に基づいたサイズを有する、
    ワイヤレスデバイス(10)。
  13. 前記第1のBRSは、サイクリックプレフィクスをさらに含み、前記サイクリックプレフィクスは、前記数の反復シーケンスのうちの最後の反復シーケンスの一部を含む、請求項12に記載のワイヤレスデバイス(10)。
  14. 前記第1及び第2のBRSの強度又は品質を測定し、
    前記第1の無線ネットワークノード(12)へ、前記第1及び第2のBRSの測定される強度又は品質を指し示す測定報告を送信する、
    ようにさらに構成される、請求項12または13に記載のワイヤレスデバイス(10)。
  15. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、請求項1〜のいずれかに記載の前記方法を、ワイヤレスデバイス(10)又は前記第1の無線ネットワークノード(12)により実行されるように、前記少なくとも1つのプロセッサに遂行させる命令、を含むコンピュータプログラム。
  16. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、請求項1〜のいずれかに記載の前記方法を、ワイヤレスデバイス(10)又は前記第1の無線ネットワークノード(12)により実行されるように、前記少なくとも1つのプロセッサに遂行させる命令、を含むコンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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