JP5141587B2 - 通信装置、通信制御方法、及び通信システム - Google Patents

通信装置、通信制御方法、及び通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP5141587B2
JP5141587B2 JP2009032028A JP2009032028A JP5141587B2 JP 5141587 B2 JP5141587 B2 JP 5141587B2 JP 2009032028 A JP2009032028 A JP 2009032028A JP 2009032028 A JP2009032028 A JP 2009032028A JP 5141587 B2 JP5141587 B2 JP 5141587B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
wireless communication
communication
reception
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009032028A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010192945A (ja
Inventor
裕昭 高野
裕一 森岡
卓志 國弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2009032028A priority Critical patent/JP5141587B2/ja
Priority to US13/144,419 priority patent/US9312940B2/en
Priority to CN201080006997.1A priority patent/CN102308612B/zh
Priority to EP10741134.0A priority patent/EP2398267B1/en
Priority to PCT/JP2010/050492 priority patent/WO2010092854A1/ja
Publication of JP2010192945A publication Critical patent/JP2010192945A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5141587B2 publication Critical patent/JP5141587B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0615Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal
    • H04B7/0619Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal using feedback from receiving side
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0615Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal
    • H04B7/0617Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal for beam forming
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0837Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using pre-detection combining
    • H04B7/0842Weighted combining
    • H04B7/0865Independent weighting, i.e. weights based on own antenna reception parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/28Cell structures using beam steering

Description

本発明は、通信装置、通信制御方法、及び通信システムに関する。
近年、ミリ波と呼ばれる高周波の電磁波を用いて無線通信の通信速度を高速化させるための新たな通信方式の開発が進められている。ミリ波の波長は10mm〜1mm、周波数は30GHz〜300GHzとされており、例えば60GHz帯などにおいてGHz単位でのチャネルの割当てが可能である。
一般的に、ミリ波は、マイクロ波に比べて直進性が強く、反射時の減衰が大きいという特性を有している。そのため、ミリ波通信での無線の伝達経路は、主に直接波又は1回程度の反射波となる。また、ミリ波は、自由空間伝搬損失が大きい(電波到達距離が短い)という特性も有している。そのため、ミリ波を用いて無線通信する場合には、マイクロ波を用いる場合と比較して空間分割をし易いという利点がある一方、通信距離が短くなるという側面もある。
このようなミリ波の弱点を補い、ミリ波を用いた高速な無線通信をより多くの場面で活用するためには、送受信装置のアンテナに指向性を持たせ、その送信ビーム及び受信ビームを通信相手の位置する方向に向けて通信距離を長くすることが考えられる。ビームの指向性は、例えば、送受信装置にそれぞれ複数のアンテナを設け、アンテナごとの重みを変化させることで制御され得る。例えば、下記特許文献1では、音波、赤外線又は光などの通信媒体を用いて予め制御信号を交換し、アンテナの最適な指向性を学習した上でミリ波での無線通信を行う手法が開示されている。
特開2000−307494号公報
しかしながら、アンテナの最適な指向性を学習する従来の手法では、1パケットを送受信する度に送信側でアンテナの指向性を変化させ、受信側でパケットの受信結果に応じて最適な指向性を決定していた。この場合、ビームパターンの数だけパケットの送受信が必要であり、学習に要する時間が増大し、スループットが低下する可能性があった。
そこで、本発明は、ミリ波通信に用いるべきアンテナの指向性を高速に学習することのできる、新規かつ改良された通信装置、通信制御方法、及び通信システムを提供しようとするものである。
本発明のある実施形態によれば、第1の通信方式に従って無線通信可能な第1無線通信部と、前記第1の通信方式よりも高い周波数帯を使用する第2の通信方式に従って無線通信可能な第2無線通信部と、を備え、前記第1無線通信部は、ビームの指向性の学習を指示する指示信号を受信した場合に、当該指示信号に基づいてビーム学習用信号の受信開始時点を決定し、前記第2無線通信部は、前記第1無線通信部により決定された前記受信開始時点から前記ビーム学習用信号の受信を開始し、受信した前記ビーム学習用信号に基づいて最適なビームパターンを特定するためのパラメータ値を決定する、通信装置が提供される。
前記受信開始時点は、前記第1無線通信部による前記指示信号の受信が完了するよりも前の時点とするのが好適である。
また、前記第2無線通信部は、決定した前記パラメータ値を前記第1無線通信部へ通知し、前記第1無線通信部は、通知された前記パラメータ値を含む通知信号を前記指示信号の送信元の装置へ送信してもよい。
また、前記第2無線通信部は、決定した前記パラメータ値を含む通知信号を前記指示信号の送信元の装置へ送信してもよい。
また、前記ビーム学習用信号は、それぞれ異なる指向性パターンと関連付けられた複数の信号系列を含む信号であってもよい。
また、前記ビーム学習用信号は、前記各信号系列とそれぞれ対応する複数のタイムスロットを含む信号であり、前記パラメータは、前記複数のタイムスロットのうち少なくとも1つのタイムスロットを特定するためのパラメータであってもよい。
また、前記ビーム学習用信号は、互いに直交又は擬似直交関係にある前記複数の信号系列が合成された信号であり、前記パラメータは、前記複数の信号系列のうち少なくとも1つの信号系列を特定するためのパラメータであってもよい。
また、前記第2無線通信部は、前記ビーム学習用信号を受信している間に受信ビームの指向性を変化させることにより、受信ビームの最適な指向性を決定してもよい。
また、本発明の別の実施形態によれば、第1の通信方式に従って無線通信可能な第1無線通信部と、前記第1の通信方式よりも高い周波数帯を使用する第2の通信方式に従って無線通信可能な第2無線通信部と、を備え、前記第1無線通信部は、ビームの指向性の学習を指示する指示信号を他の通信装置へ送信し、前記第2無線通信部は、前記第1無線通信部による前記指示信号の送信が完了する前に、ビームの指向性の学習に使用されるビーム学習用信号を前記他の通信装置へ送信する、通信装置が提供される。
また、本発明の別の実施形態によれば、第1の通信方式及び前記第1の通信方式よりも高い周波数帯を使用する第2の通信方式に従って無線通信可能な送信装置と受信装置との間の通信制御方法であって、前記送信装置から前記受信装置へ、ビームの指向性の学習を指示する指示信号を前記第1の通信方式に従って送信するステップと、前記送信装置から前記受信装置へ、ビームの指向性の学習に使用されるビーム学習用信号を前記第2の通信方式に従って送信するステップと、前記受信装置において、受信した前記指示信号に基づいて用いて決定される所定の受信開始時点から前記ビーム学習用信号の受信を開始するステップと、前記受信装置において、受信した前記ビーム学習用信号に基づいて最適な指向性を有するビームを特定するパラメータを決定するステップと、を含む通信制御方法が提供される。
また、本発明の別の実施形態によれば、第1の通信方式に従って無線通信可能な第1無線通信部、及び、前記第1の通信方式よりも高い周波数帯を使用する第2の通信方式に従って無線通信可能な第2無線通信部、をそれぞれ備える送信装置と受信装置とを含み、前記送信装置の前記第1無線通信部は、ビームの指向性の学習を指示する指示信号を前記受信装置へ送信し、前記送信装置の前記第2無線通信部は、ビームの指向性の学習に使用されるビーム学習用信号を前記受信装置へ送信し、前記受信装置の前記第1無線通信部は、前記指示信号を受信した場合に、当該指示信号に基づいて前記ビーム学習用信号の受信開始時点を決定し、前記受信装置の前記第2無線通信部は、決定された前記受信開始時点から前記ビーム学習用信号の受信を開始し、受信した前記ビーム学習用信号に基づいて最適なビームパターンを特定するためのパラメータ値を決定する、通信システムが提供される。
以上説明したように、本発明に係る通信装置、通信制御方法、及び通信システムによれば、ミリ波通信に用いるべきアンテナの指向性を高速に学習することができる。
一実施形態に係る通信システムの概要を示す模式図である。 一実施形態に係る送信装置の構成の一例を示すブロック図である。 一実施形態に係る送信装置の第2デジタル部のより具体的な構成の一例を示すブロック図である。 ビームパターンの一例を示す説明図である。 指示信号及びビーム学習用信号のフォーマットの一例を示す説明図である。 一実施形態に係る受信装置の構成の一例を示すブロック図である。 一実施形態に係る受信装置の第2デジタル部のより具体的な構成の一例を示すブロック図である。 一実施形態に係る指向性制御処理について説明するための説明図である。 一実施形態に係る信号の送受信シーケンスの一例を示す説明図である。 一実施形態に係る信号の送受信シーケンスの他の例を示す説明図である。 ビーム学習用信号のフォーマットの他の例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下の順序にしたがって当該「発明を実施するための最良の形態」を説明する。
1.通信システムの概要
2.通信装置の構成例
2−1.一実施形態に係る送信装置の構成
2−2.一実施形態に係る受信装置の構成
2−3.信号の送受信シーケンスの例
3.変形例
4.まとめ
<1.通信システムの概要>
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システム1の概要を示す模式図である。図1を参照すると、通信システム1は、通信装置100及び通信装置200を含む。本実施形態において、通信装置100は、通信装置200へ後述する所定の信号を送信し、通信装置200との間の通信を開始する。また、通信装置200は、通信装置100から送信される信号を受信し、通信装置100との間の通信を開始する。そのため、本明細書において、通信装置100を送信側の装置又は送信装置、通信装置200を受信側の装置又は受信装置という場合がある。
通信装置100及び200は、第1及び第2の通信方式に従って互いに無線通信することができる。このうち、第1の通信方式は、上述したミリ波と比較して直進性が強くなく、反射時の減衰の小さい例えばマイクロ波などの電磁波を用いた通信方式である。第1の通信方式は、例えばIEEE802.11a/b/gなどの無線LAN(Local Area Network)規格に基づく通信方式であってよい。即ち、第1の通信方式に従って無線通信する場合には、通信装置100及び200は、送信ビーム及び受信ビームの指向性を考慮することなく互いに通信することができる。一方、第2の通信方式は、上述したミリ波に代表される電磁波であって、直進性が強く反射時の減衰の大きい電磁波を用いた通信方式である。第2の通信方式は、例えば60GHz帯を使用するVHT(Very High Throughput)規格に基づく通信方式であってよい。即ち、第2の通信方式に従って無線通信する場合には、通信装置100及び200は、送信ビーム及び受信ビームを通信相手に向けて無線信号を送受信するのが好適である。
図1の例では、通信装置100は、第1の通信方式に従って無線信号を送受信するためのアンテナ110、及び第2の通信方式に従って無線信号を送受信するための複数のアンテナ160a〜160nを備える。また、通信装置200は、第1の通信方式に従って無線信号を送受信するためのアンテナ210、及び第2の通信方式に従って無線信号を送受信するための複数のアンテナ260a〜260nを備える。通信装置100及び200は、このような複数のアンテナ160a〜160nと複数のアンテナ260a〜260nとを用いて、第2の通信方式に従い、所謂MIMO(Multiple Input Multiple Output)通信を行うことができる。そして、各アンテナを介して送受信される信号の重みを調整することにより、第2の通信方式に従った無線通信時の送受信ビームの指向性が制御される。図1を参照すると、例えば通信装置100から通信装置200の方向へ、送信ビームBtが向けられている。また、例えば通信装置200から通信装置100の方向へ、受信ビームBrが向けられている。
なお、通信装置100及び200は、例えばPC(Personal Computer)、携帯電話端末、携帯情報端末、音楽プレーヤ若しくはゲーム端末などの端末装置、又はテレビジョン受像機などの家電機器であってよい。また、通信装置100及び200は、ブロードバンドルータや無線アクセスポイントなどのネットワーク機器であってもよい。さらに、通信装置100及び200は、これら機器に搭載される無線通信モジュールなどであってもよい。
<2.通信装置の構成例>
次に、図2〜図8を用いて、図1に示した通信装置100及び200の構成の一例を説明する。
[2−1.一実施形態に係る送信装置の構成]
図2は、本実施形態に係る通信装置100の構成の一例を示すブロック図である。図2を参照すると、通信装置100は、アンテナ110、第1無線通信部120、記憶部150、複数のアンテナ160a〜160n、及び第2無線通信部170を備える。また、第1無線通信部120は、第1アナログ部122、AD(Analog-to-Digital)変換部124、DA(Digital-to-Analog)変換部126、第1デジタル部130、及び制御部140を有する。第2無線通信部170は、第2アナログ部172、AD変換部174、DA変換部176、第2デジタル部180、及び制御部190を有する。
アンテナ110は、第1の通信方式に従った無線通信に使用されるアンテナである。アンテナ110は、例えば、ビームの指向性の学習を指示する指示信号をマイクロ波を用いて送信する。また、アンテナ110は、例えば、最適なビームパターンの通知を受けるための通知信号を受信し、第1アナログ部122へ出力する。
第1アナログ部122は、典型的には、第1の通信方式に従った無線信号を送受信するためのRF(Radio Frequency)回路に相当する。即ち、第1アナログ部122は、例えば、アンテナ110により受信された受信信号を増幅及び周波数変換し、AD変換部124へ出力する。また、第1アナログ部122は、DA変換部126によりアナログ信号に変換された送信信号を周波数変換してアンテナ110へ出力する。
AD変換部124は、第1アナログ部122から入力されるアナログ信号である受信信号をデジタル信号に変換し、第1デジタル部130へ出力する。DA変換部126は、第1デジタル部130から入力されるデジタル信号である送信信号をアナログ信号に変換し、第1アナログ部122へ出力する。
第1デジタル部130は、典型的には、第1の通信方式に従って受信信号を復調及び復号するための回路、並びに第1の通信方式に従って送信信号を符号化及び変調するための回路を有する。第1デジタル部130は、例えば、制御部140からビームの指向性の学習を指示する指示信号が入力されると、当該指示信号を符号化及び変調してDA変換部126へ出力する。また、第1デジタル部130は、例えば、AD変換部124から上述した通知信号が入力されると、当該通知信号を復調及び復号して制御部140へ出力する。
制御部140は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算装置を用いて、第1無線通信部120の動作全般を制御する。例えば、制御部140は、所定のアプリケーションからの要求に応じて、上述した指示信号を第1デジタル部130へ出力する。また、例えば、制御部140は、第1デジタル部130から復号済みの通知信号が入力されると、当該通知信号に含まれる最適なビームパターンを特定するためのパラメータ値を取得し、記憶部150に保存する。
記憶部150は、例えば、半導体メモリなどの記録媒体を用いて、通信装置100による通信処理に使用されるプログラムやパラメータ値などを記憶する。例えば、本実施形態において、記憶部150は、第2の通信方式に従った第2無線通信部170による無線通信の際の最適なビームパターンを特定するためのパラメータ値を記憶することができる。
複数のアンテナ160a〜160nは、第2の通信方式に従った無線通信に使用されるアンテナである。複数のアンテナ160a〜160nは、典型的には、MIMOアンテナとして構成される。即ち、例えば、アンテナ160a〜160nは、所定の重み係数を用いて重み付けされた無線信号をミリ波を用いてそれぞれ送信する。また、例えば、アンテナ160a〜160nは、ミリ波である無線信号を受信して第2アナログ部172へ出力する。
第2アナログ部172は、典型的には、第2の通信方式に従った無線信号を送受信するためのRF回路に相当する。即ち、第2アナログ部172は、例えば、アンテナ160a〜160nによりそれぞれ受信された複数の受信信号を増幅及び周波数変換し、AD変換部174へ出力する。また、第2アナログ部172は、DA変換部176によりそれぞれアナログ信号に変換された複数の送信信号を周波数変換してアンテナ160a〜160nへ出力する。
AD変換部174は、第2アナログ部172から入力されるアナログ信号である複数の受信信号をそれぞれデジタル信号に変換し、第2デジタル部180へ出力する。DA変換部176は、第2デジタル部180から入力されるデジタル信号である複数の送信信号をアナログ信号に変換し、第2アナログ部172へ出力する。
第2デジタル部180は、典型的には、第2の通信方式に従って受信信号を復調及び復号するための回路、並びに第2の通信方式に従って送信信号を符号化及び変調するための回路を有する。
図3は、第2デジタル部180のより具体的な構成の一例を示すブロック図である。図3を参照すると、第2デジタル部180は、同期部181、受信ビーム処理部182、復調復号部183、符号化変調部184、及び送信ビーム処理部185を有する。
同期部181は、複数のアンテナ160a〜160nにより受信された複数の受信信号について、例えばパケットの先頭のプリアンブルに応じて受信処理の開始タイミングを同期させて受信ビーム処理部182へ出力する。
受信ビーム処理部182は、同期部181から入力される複数の受信信号について、例えば一様分布又はテイラー分布に従って重み付け処理を行うことにより、受信ビームの指向性を制御する。受信ビーム処理部182により使用される重みの値は、例えば、制御部190から入力される指向性制御信号により指定される。その代わりに、受信ビーム処理部182は、複数のアンテナ160a〜160nをアレイアンテナとみなして受信ビームを形成してもよい。
復調復号部183は、受信ビーム処理部182により重み付けされた受信信号を第2の通信方式に使用される任意の変調方式及び符号化方式に従って復調及び復号し、データ信号を取得する。そして、復調復号部183は、取得したデータ信号を制御部190へ出力する。
符号化変調部184は、制御部190から入力されるデータ信号を第2の通信方式に使用される任意の符号化方式及び変調方式に従って符号化及び変調し、送信信号を生成する。そして、符号化変調部184は、生成した送信信号を送信ビーム処理部185へ出力する。
送信ビーム処理部185は、符号化変調部184から入力された送信信号から、例えば一様分布又はテイラー分布に従って重み付けされた複数の送信信号を生成し、送信ビームの指向性を制御する。送信ビーム処理部185により使用される重みの値は、例えば、制御部190から入力される指向性制御信号により指定される。その代わりに、送信ビーム処理部185は、複数のアンテナ160a〜160nをアレイアンテナとみなして送信ビームを形成してもよい。送信ビーム処理部185により重み付けされた複数の送信信号は、DA変換部176へそれぞれ出力される。
なお、図3には示していないが、第2デジタル部180において、さらに複数のアンテナ160a〜160nにより受信された受信信号からMIMOチャネルのチャネル特性を推定し、その推定結果に応じてチャネル等化が行われてもよい。
図2に戻り、通信装置100の構成の一例についての説明を継続する。
制御部190は、例えばCPUなどの演算装置を用いて、第2無線通信部170の動作全般を制御する。例えば、制御部190は、所定のアプリケーションからの要求に応じて、上述した指示信号が第1無線通信部120から送信された後所定の時間の経過後に、ビーム学習用信号を第2無線通信部170から送信させる。また、例えば、制御部190は、最適なビームパターンを特定するためのパラメータ値を記憶部150から取得し、取得したパラメータ値を含む指向性制御信号を上述した第2デジタル部180の受信ビーム処理部182又は送信ビーム処理部185へ出力する。それにより、通信装置100による第2の通信方式に従った無線通信の際の受信ビーム又は送信ビームが、通信相手の位置する方向へ向けられる。
図4は、通信装置100が形成することのできるビームパターンの一例を示す説明図である。
図4を参照すると、本実施形態において通信装置100により形成可能な10個の送信ビームパターンBt0〜Bt9が示されている。送信ビームパターンBt0〜Bt9は、通信装置100が位置する平面上で36度ずつ異なる方向への指向性をそれぞれ有している。通信装置100の送信ビーム処理部185は、制御部190からの指向性制御信号に応じて、かかる10個の送信ビームパターンBt0〜Bt9のうちいずれかの送信ビームパターンを用いて、アンテナ160a〜160nから無線信号を送信させることができる。また、通信装置100により形成可能な受信ビームパターンも、図4に示した送信ビームパターンBt0〜Bt9と同様のビームパターンであってよい。通信装置100の記憶部150には、例えば、これらビームパターンを形成するためのアンテナ160a〜160nごとの重み係数が予め記憶されている。なお、通信装置100により形成可能な送信ビームパターン及び受信ビームパターンは、かかる例に限定されない。例えば、三次元空間上の様々な方向に指向性を有する送信ビームパターン又は受信ビームパターンが形成されてもよい。
図5は、通信装置100から送信される指示信号及びビーム学習用信号の信号フォーマットの一例を示す説明図である。
図5を参照すると、アンテナ110から第1の通信方式に従って送信される指示信号は、ヘッダ部112、及びデータ部118を含む。また、ヘッダ部112は、例えば、L−STF(Legacy-Short Training Field)114、及びL−LTF(Legacy-Long Training Field)116を有する。このうち、L−STF114は、主にプリアンブルとしての役割を持ち、受信側でのパケットの検出、自動利得制御、及び同期処理に用いられ得る。また、L−LTF116は、主にチャネル推定、及び周波数オフセットの補正に用いられる。データ部118には、任意のデータが格納される。
一方、アンテナ160a〜160nから送信されるビーム学習用信号は、BTF(Beam Training Field:ビーム学習用フィールド)162を含む。かかるBTF162は、制御部190による制御に応じて、上述した指示信号のうちデータ部118がアンテナ110から送信されるのと同期してアンテナ160a〜160nから送信される。
本実施形態において、BTF162は、図4に示した各送信ビームパターンBt0〜Bt9にそれぞれ対応する10個のタイムスロットT0〜T9により構成される。各タイムスロットT0〜T9では、受信側におけるビームの学習に使用される既知の信号系列が、対応する送信ビームパターンBt0〜Bt9をそれぞれ形成するための重み係数を用いて重み付けされる。即ち、ビーム学習用信号の送信ビームの指向性は、タイムスロットT0〜T9ごとに順次変化する。従って、通信装置100の周囲に位置する受信装置では、その位置に応じてビーム学習用信号のいずれかのタイムスロットで受信信号の電力レベルが突出した値となり、最適な送信ビームパターンを決定することができる。なお、既知の信号系列とは、例えばBPSK(Binary Phase Shift Keying)のランダムパターンなどであってよい。
ここで、図5に示した指示信号として、例えばIEEE802.11a/b/gなどの標準規格におけるRTS(Request To Send)やCTS(Clear To Send)が用いられてもよい。RTSやCTSを指示信号とする信号の送受信シーケンスについて、後にさらに説明する。
次に、このように送信される指示信号及びビーム学習用信号を受信する通信装置200の構成について説明する。
[2−2.一実施形態に係る受信装置の構成]
図6は、本実施形態に係る通信装置200の構成の一例を示すブロック図である。図6を参照すると、通信装置200は、アンテナ210、第1無線通信部220、記憶部250、複数のアンテナ260a〜260n、及び第2無線通信部270を備える。また、第1無線通信部220は、第1アナログ部222、AD変換部224、DA変換部226、第1デジタル部230、及び制御部240を有する。第2無線通信部270は、第2アナログ部272、AD変換部274、DA変換部276、第2デジタル部280、及び制御部290を有する。
アンテナ210は、第1の通信方式に従った無線通信に使用されるアンテナである。アンテナ210は、例えば、通信装置100から送信される上述した指示信号を受信する。また、アンテナ210は、例えば、後述する処理により決定される最適なビームパターンを通知するための通知信号を送信する。
第1アナログ部222は、典型的には、第1の通信方式に従った無線信号を送受信するためのRF回路に相当する。即ち、第1アナログ部222は、例えば、アンテナ210により受信された受信信号を増幅及び周波数変換し、AD変換部224へ出力する。また、第1アナログ部222は、DA変換部226によりアナログ信号に変換された送信信号を周波数変換してアンテナ210へ出力する。
AD変換部224は、第1アナログ部222から入力されるアナログ信号である受信信号をデジタル信号に変換し、第1デジタル部230へ出力する。DA変換部226は、第1デジタル部230から入力されるデジタル信号である送信信号をアナログ信号に変換し、第1アナログ部222へ出力する。
第1デジタル部230は、典型的には、第1の通信方式に従って受信信号を復調及び復号するための回路、並びに第1の通信方式に従って送信信号を符号化及び変調するための回路を有する。さらに、本実施形態において、第1デジタル部230は、上述した指示信号が入力されると、図5に示した指示信号のヘッダ部112を用いて同期を獲得し、ビーム学習用信号の受信を開始すべき受信開始時点を第2無線通信部270の第2デジタル部280へ通知する。例えば、予め送信装置と受信装置との間で、指示信号のヘッダ部112の所定の位置(L−STF114の先頭、L−LTF116の先頭、又はL−LTF116の末尾など)からビーム学習用信号の先頭までの時間間隔が定められていたとする。そうした場合には、第1デジタル部230は、指示信号のヘッダ部112の上記所定の位置を検出した時点から当該時間間隔が経過した後の時点を受信開始時点と決定することができる。その代わりに、例えば、送信装置において、指示信号のヘッダ部112に特定の受信開始時点を指定するデータが含められてもよい。そうした場合には、第1デジタル部230は、指示信号のヘッダ部112から受信開始時点を指定するデータを取得し、当該データに応じて受信開始時点を決定することができる。第2デジタル部280によるビーム学習用信号の受信処理については後にさらに説明する。そして、第1デジタル部230は、例えば、ビーム学習用信号を用いて決定された最適なビームパターンを通知するための通知信号が制御部240から入力されると、当該通知信号を符号化及び変調してDA変換部226へ出力する。
制御部240は、例えばCPUなどの演算装置を用いて、第1無線通信部220の動作全般を制御する。また、制御部240は、後述する第2無線通信部270により最適なビームパターンが決定されると、決定された最適なビームパターンを特定するパラメータ値を記憶部250から取得し、上述した通知信号に含めて第1デジタル部230へ出力する。
記憶部250は、例えば、半導体メモリなどの記録媒体を用いて、通信装置200による通信処理に使用されるプログラムやパラメータ値などを記憶する。例えば、本実施形態において、記憶部250は、第2の通信方式に従った第2無線通信部270による無線通信の際の最適なビームパターンを特定するためのパラメータ値を記憶することができる。また、記憶部250は、例えば、後述する第2無線通信部270により決定された送信側の最適なビームパターンを特定するためのパラメータ値を記憶する。
複数のアンテナ260a〜260nは、第2の通信方式に従った無線通信に使用されるアンテナである。複数のアンテナ260a〜260nは、典型的には、MIMOアンテナとして構成される。即ち、例えば、アンテナ260a〜260nは、所定の重み係数を用いて重み付けされた無線信号をミリ波を用いてそれぞれ送信する。また、例えば、アンテナ260a〜260nは、ミリ波である無線信号を受信して第2アナログ部272へ出力する。
第2アナログ部272は、典型的には、第2の通信方式に従った無線信号を送受信するためのRF回路に相当する。即ち、第2アナログ部272は、例えば、アンテナ260a〜260nによりそれぞれ受信された複数の受信信号を増幅及び周波数変換し、AD変換部274へ出力する。また、第2アナログ部272は、DA変換部276によりそれぞれアナログ信号に変換された複数の送信信号を周波数変換してアンテナ260a〜260nへ出力する。
AD変換部274は、第2アナログ部272から入力されるアナログ信号である複数の受信信号をそれぞれデジタル信号に変換し、第2デジタル部280へ出力する。DA変換部276は、第2デジタル部280から入力されるデジタル信号である複数の送信信号をアナログ信号に変換し、第2アナログ部272へ出力する。
第2デジタル部280は、典型的には、第2の通信方式に従って受信信号を復調及び復号するための回路、並びに第2の通信方式に従って送信信号を符号化及び変調するための回路を有する。
図7は、第2デジタル部280のより具体的な構成の一例を示すブロック図である。図7を参照すると、第2デジタル部280は、同期部281、受信ビーム処理部282、電力計算部283、決定部284、復調復号部285、符号化変調部286、及び送信ビーム処理部287を有する。
同期部281は、例えば、複数のアンテナ260a〜260nにより受信された複数の受信信号について、パケットの先頭のプリアンブルに応じて受信処理の開始タイミングを同期させて受信ビーム処理部282へ出力する。また、同期部281は、上述した第1無線通信部120の第1デジタル部230からビーム学習用信号の受信開始時点が通知されると、当該受信開始時点から図5に例示したビーム学習用信号の受信を開始する。そして、同期部281は、受信したビーム学習用信号を受信ビーム処理部282へ出力すると共に、電力計算部283に受信電力の計算を指示する。
受信ビーム処理部282は、同期部281から入力される複数の受信信号について、上述した受信ビーム処理部182と同様に、例えば一様分布又はテイラー分布に従って重み付け処理を行うことにより、受信ビームの指向性を制御する。そして、受信ビーム処理部282は、重み付けされた受信信号を電力計算部283及び復調復号部285へ出力する。
図8は、受信ビーム処理部282による受信ビームの指向性制御処理について説明するための説明図である。
図8を参照すると、通信装置100から第2の通信方式に従って送信されるビーム学習用信号の信号フォーマットの一例があらためて示されている。ビーム学習用信号は、送信ビームパターンBt0〜Bt9にそれぞれ対応する10個のタイムスロットT0〜T9により構成されるBTF162を含む。受信ビーム処理部282は、かかるビーム学習用信号の各タイムスロットT0〜T9をさらに10個ずつの区間ST0〜ST9に分け、各区間ST0〜ST9においてそれぞれ異なる10通りの受信ビームパターンで受信信号を重み付け処理する。例えば、タイムスロットT0の第1区間ST0は受信ビームパターンBr0、タイムスロットT0の第2区間ST1は受信ビームパターンBr1などと関連付けられる。このような指向性制御処理により、1つのビーム学習用信号において、10通りの送信ビームパターン×10通りの受信ビームパターン=計100通りの送受信ビームパターンで送受信された受信信号を得ることができる。
図7に示した電力計算部283は、同期部281からの指示に応じて、上述した計100通りの送受信パターンで送受信された受信信号の受信電力をそれぞれ計算する。そして、電力計算部283は、計算した受信電力値を決定部284へ順次出力する。
決定部284は、電力計算部283から入力される受信電力値に基づいて、最適な送信ビームパターン及び受信ビームパターンを特定するためのパラメータ値を決定する。最適なビームパターンとは、典型的には、1つのビーム学習用信号について電力計算部283から入力される一連の受信電力値が最大値となるビームパターンである。最適な送信ビームパターンを特定するためのパラメータ値とは、例えば、図5及び図8に示したBTF162のいずれかのタイムスロット番号(T0〜T9)であってよい。その代わりに、最適な送信ビームパターンを特定するためのパラメータ値とは、例えば、送信ビーム処理部287により送信信号に乗算される重み付け係数などであってもよい。また、最適な受信ビームパターンを特定するためのパラメータ値とは、例えば、図8に示した区間番号(ST0〜ST9)であってよい。その代わりに、最適な受信ビームパターンを特定するためのパラメータ値とは、例えば、受信ビーム処理部282により複数の受信信号にそれぞれ乗算される重み付け係数などであってもよい。決定部284は、このように決定したパラメータ値を、制御部290へ出力する。
復調復号部285は、受信ビーム処理部282により重み付けされた受信信号を第2の通信方式に使用される任意の変調方式及び符号化方式に従って復調及び復号し、データ信号を取得する。そして、復調復号部285は、取得したデータ信号を制御部290へ出力する。
符号化変調部286は、制御部290から入力されるデータ信号を第2の通信方式に使用される任意の符号化方式及び変調方式に従って符号化及び変調し、送信信号を生成する。そして、符号化変調部286は、生成した送信信号を送信ビーム処理部287へ出力する。
送信ビーム処理部287は、上述した送信ビーム処理部187と同様に、符号化変調部286から入力された送信信号から、例えば一様分布又はテイラー分布に従って重み付けされた複数の送信信号を生成し、送信ビームの指向性を制御する。送信ビーム処理部287により使用される重みの値は、例えば、制御部290から入力される指向性制御信号により指定される。送信ビーム処理部287により重み付けされた複数の送信信号は、DA変換部276へそれぞれ出力される。
なお、図7には示していないが、第2デジタル部280において、さらに複数のアンテナ260a〜260nにより受信された受信信号からMIMOチャネルのチャネル特性を推定し、その推定結果に応じてチャネル等化が行われてもよい。
図6に戻り、通信装置200の構成の一例についての説明を継続する。
制御部290は、例えばCPUなどの演算装置を用いて、第2無線通信部270の動作全般を制御する。また、制御部290は、第2無線通信部270によりビーム学習用信号が受信された場合には、第2デジタル部280から出力される最適な送信ビームパターンを特定するためのパラメータ値を記憶部250に記憶させる。ここで記憶されたパラメータ値は、第1無線通信部220によりビーム学習用信号の送信元の装置(例えば通信装置100)へ通知信号を用いて通知される。また、制御部290は、第2デジタル部280から出力される最適な受信ビームパターンを特定するためのパラメータ値を含む指向性制御信号を受信ビーム処理部282へ出力し、通信相手の方向への指向性を有する受信ビームを形成させる。さらに、制御部290は、受信ビームの形成に使用した値と同じパラメータ値を含む指向性制御信号を送信ビーム処理部287へ出力し、同一の方向への指向性を有する送信ビームを形成させてもよい。それにより、例えば通信装置100と通信装置200との間で、互いに指向性を通信相手に向けながら第2の通信方式に従って無線通信を行うことが可能となる。
なお、第2無線通信部270から第1無線通信部220へ記憶部250を介して上述したパラメータ値を通知する代わりに、例えば専用の信号線を用いて第2無線通信部270から第1無線通信部220へ当該パラメータ値が通知されてもよい。
[2−3.信号の送受信シーケンスの例]
図9は、上述した通信装置100と通信装置200との間で送受信される信号のシーケンスの一例を示す説明図である。図9を参照すると、時間軸に沿って、通信装置100(Tx)及び通信装置200(Rx)から送信される信号が順に示されている。
まず、通信装置100の第1無線通信部120から、第1の通信方式に従ったRTSが送信される。また、RTSの送信と並行して、通信装置100の第2無線通信部170から、第2の通信方式に従ったBTFが送信される。ここでのRTSは上述した指示信号、BTFはビーム学習用信号に相当する。それにより、通信装置200において、通信装置100から通信装置200へ信号を送信する場合の最適な送信ビームパターン及び受信ビームパターンが決定される。
次に、通信装置200の第1無線通信部220から、第1の通信方式に従ったCTSが送信される。ここでのCTSのデータ部には、例えば、最適な送信ビームパターンを特定するパラメータ値が含められる。この場合、CTSは、上述した通知信号に相当する。それにより、通信装置100は、通信装置200へ信号を送信する際の最適な送信ビームパターンを知ることができる。また、通信装置200から通信装置100へ送信されるCTSは、さらに上述した指示信号を兼ねていてもよい。即ち、CTSの送信と並行して、通信装置200の第2無線通信部270から第2の通信方式に従ったBTFを送信することで、通信装置100において最適な受信ビームパターンが決定されてもよい。
その後、通信装置100から通信装置200へデータが送信され、通信装置200から通信装置100へACK(確認応答信号)が返信される。このとき、通信装置100と通信装置200との間で学習により決定された最適な送受信ビームパターンが使用されるため、直進性が強く電波到達距離の短いミリ波を用いた場合であっても、第2の通信方式に従ってより確実にデータを送受信することができる。
<3.変形例>
図10は、通信装置100と通信装置200との間で送受信される信号のシーケンスの他の例を示す説明図である。
図10の例では、まず、図9の例と同様に、通信装置100から通信装置200へ指示信号であるRTSとビーム学習用信号であるBTFが送信される。次に、通信装置200において最適な送受信ビームパターンが決定され、通信装置200から通信装置100へ通知信号であるCTSが送信される。このとき、通信装置200からBTFは送信されない。その後、通信装置100から通信装置200へデータが送信され、通信装置200から通信装置100へ第1の通信方式に従ったACKが返信される。なお、ここでは通信装置200から通信装置100へ、通知信号であるCTSが第1の通信方式に従って送信される例を示しているが、通知信号であるCTSは第2の通信方式に従って送信されてもよい。その場合には、通信装置200の第2無線通信部270において、RTSに基づいて学習された受信ビームパターンと同等の指向性を持つ送信ビームパターンがCTSの送信に使用され得る。
図11は、ビーム学習用信号の信号フォーマットの他の例を示す説明図である。
図11を参照すると、ビーム学習用信号は、BTF164を含む。BTF164は、それぞれ異なる指向性パターンを有する互いに直交又は擬似直交関係にある複数の信号系列が合成された信号である。例えば、図11の例では、BTF164は、拡散符号C0〜C9を用いてそれぞれ拡散された、送信ビームパターンBt0〜Bt9にそれぞれ対応する10通りの信号系列が合成された信号である。直交又は擬似直交関係を形成する拡散符号C0〜C9を用いることで、送信ビームパターンBt0〜Bt9と関連付けられた信号系列を送信側で合成した場合にも、受信側で合成信号から各信号系列を抽出することができる。それにより、抽出された信号系列ごとに受信電力を計算し、受信電力が最大となる最適な送信ビームパターンを決定することができる。この場合、送信ビームパターンを特定するパラメータは、上述した信号系列のうち少なくとも1つの信号系列を特定する拡散符号又は信号系列の識別子などであってよい。かかるBTF164は、図5に示したBTF162と同様、指示信号のうちデータ部118が送信されるのと同期して、第2の通信方式に従って送信される。かかる変形例を用いることにより、ビームパターンの数と同等のタイムスロットを設ける場合と比較してビーム学習用信号のデータ長を短くすることができる。
<4.まとめ>
以上、図1〜図11を用いて、本発明の一実施形態に係る通信装置100及び200の構成及びその変形例について説明した。本実施形態によれば、(例えばマイクロ波などを用いる)第1の通信方式に従って送信される指示信号に基づいて、(例えばミリ波などを用いる)第2の通信方式に従って送信されるビーム学習用信号の受信開始時点が決定される。ここで、ビーム学習用信号は指示信号のデータ部の送信と重なる時間において送信されるため、上記受信開始時点は、指示信号の受信が完了するよりも前の時点となる。そして、当該受信開始時点から受信されるビーム学習用信号に基づいて、最適なビームパターンを特定するためのパラメータ値が決定される。それにより、1つのパケット(例えばRTS又はCTSなど)が送受信される間に、第2の通信方式に従った無線通信に使用される最適な送受信ビームの指向性を学習することが可能となる。
なお、本明細書では、通信装置100を送信装置として、通信装置200を受信装置として説明したが、通信装置100と通信装置200の機能を共に備える通信装置が構成されてもよいことは言うまでもない。
また、本明細書では、通信装置200において受信電力が最大となるビームパターンを最適なビームパターンとして決定する例について説明した。しかしながら、その代わりに、通信装置200において受信電力の大きい複数のビームパターンが、使用されるべきビームパターンの候補として決定されてもよい。それにより、例えば、複数のビームパターンを複合的に使用してミリ波を用いた無線通信を行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 通信システム
100 通信装置(送信側)
110 アンテナ(第1の通信方式)
120 第1無線通信部
150 記憶部
160a〜n アンテナ(第2の通信方式)
170 第2無線通信部
200 通信装置(受信側)
210 アンテナ(第1の通信方式)
220 第1無線通信部
250 記憶部
260a〜n アンテナ(第2の通信方式)
270 第2無線通信部

Claims (11)

  1. 第1の通信方式に従って無線通信可能な第1無線通信部と;
    前記第1の通信方式よりも高い周波数帯を使用する第2の通信方式に従って無線通信可能な第2無線通信部と;
    を備え、
    前記第1無線通信部は、ビームの指向性の学習を指示する指示信号を受信した場合に、当該指示信号に基づいてビーム学習用信号の受信開始時点を決定し、
    前記第2無線通信部は、前記第1無線通信部により決定された前記受信開始時点から前記ビーム学習用信号の受信を開始し、受信した前記ビーム学習用信号に基づいて最適なビームパターンを特定するためのパラメータ値を決定する、
    通信装置。
  2. 前記受信開始時点は、前記第1無線通信部による前記指示信号の受信が完了するよりも前の時点である、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第2無線通信部は、決定した前記パラメータ値を前記第1無線通信部へ通知し、
    前記第1無線通信部は、通知された前記パラメータ値を含む通知信号を前記指示信号の送信元の装置へ送信する、
    請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記第2無線通信部は、決定した前記パラメータ値を含む通知信号を前記指示信号の送信元の装置へ送信する、請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記ビーム学習用信号は、それぞれ異なる指向性パターンと関連付けられた複数の信号系列を含む信号である、請求項1〜4のいずれかに記載の通信装置。
  6. 前記ビーム学習用信号は、前記各信号系列とそれぞれ対応する複数のタイムスロットを含む信号であり、
    前記パラメータは、前記複数のタイムスロットのうち少なくとも1つのタイムスロットを特定するためのパラメータである、
    請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記ビーム学習用信号は、互いに直交又は擬似直交関係にある前記複数の信号系列が合成された信号であり、
    前記パラメータは、前記複数の信号系列のうち少なくとも1つの信号系列を特定するためのパラメータである、
    請求項5に記載の通信装置。
  8. 前記第2無線通信部は、前記ビーム学習用信号を受信している間に受信ビームの指向性を変化させることにより、受信ビームの最適な指向性を決定する、請求項1に記載の通信装置。
  9. 第1の通信方式に従って無線通信可能な第1無線通信部と;
    前記第1の通信方式よりも高い周波数帯を使用する第2の通信方式に従って無線通信可能な第2無線通信部と;
    を備え、
    前記第1無線通信部は、ビームの指向性の学習を指示する指示信号を他の通信装置へ送信し、
    前記第2無線通信部は、前記第1無線通信部による前記指示信号の送信が完了する前に、ビームの指向性の学習に使用されるビーム学習用信号を前記他の通信装置へ送信する、
    通信装置。
  10. 第1の通信方式及び前記第1の通信方式よりも高い周波数帯を使用する第2の通信方式に従って無線通信可能な送信装置と受信装置との間の通信制御方法であって:
    前記送信装置から前記受信装置へ、ビームの指向性の学習を指示する指示信号を前記第1の通信方式に従って送信するステップと;
    前記送信装置から前記受信装置へ、ビームの指向性の学習に使用されるビーム学習用信号を前記第2の通信方式に従って送信するステップと;
    前記受信装置において、受信した前記指示信号に基づいて用いて決定される所定の受信開始時点から前記ビーム学習用信号の受信を開始するステップと;
    前記受信装置において、受信した前記ビーム学習用信号に基づいて最適な指向性を有するビームを特定するパラメータを決定するステップと;
    を含む通信制御方法。
  11. 第1の通信方式に従って無線通信可能な第1無線通信部;
    及び、前記第1の通信方式よりも高い周波数帯を使用する第2の通信方式に従って無線通信可能な第2無線通信部;
    をそれぞれ備える送信装置と受信装置とを含み、
    前記送信装置の前記第1無線通信部は、ビームの指向性の学習を指示する指示信号を前記受信装置へ送信し、
    前記送信装置の前記第2無線通信部は、ビームの指向性の学習に使用されるビーム学習用信号を前記受信装置へ送信し、
    前記受信装置の前記第1無線通信部は、前記指示信号を受信した場合に、当該指示信号に基づいて前記ビーム学習用信号の受信開始時点を決定し、
    前記受信装置の前記第2無線通信部は、決定された前記受信開始時点から前記ビーム学習用信号の受信を開始し、受信した前記ビーム学習用信号に基づいて最適なビームパターンを特定するためのパラメータ値を決定する、
    通信システム。
JP2009032028A 2009-02-13 2009-02-13 通信装置、通信制御方法、及び通信システム Active JP5141587B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009032028A JP5141587B2 (ja) 2009-02-13 2009-02-13 通信装置、通信制御方法、及び通信システム
US13/144,419 US9312940B2 (en) 2009-02-13 2010-01-18 Communication device, communication control method and communication system
CN201080006997.1A CN102308612B (zh) 2009-02-13 2010-01-18 通信装置、通信控制方法和通信系统
EP10741134.0A EP2398267B1 (en) 2009-02-13 2010-01-18 Communication apparatus, communication control method, and communication system
PCT/JP2010/050492 WO2010092854A1 (ja) 2009-02-13 2010-01-18 通信装置、通信制御方法、及び通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009032028A JP5141587B2 (ja) 2009-02-13 2009-02-13 通信装置、通信制御方法、及び通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010192945A JP2010192945A (ja) 2010-09-02
JP5141587B2 true JP5141587B2 (ja) 2013-02-13

Family

ID=42561701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009032028A Active JP5141587B2 (ja) 2009-02-13 2009-02-13 通信装置、通信制御方法、及び通信システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9312940B2 (ja)
EP (1) EP2398267B1 (ja)
JP (1) JP5141587B2 (ja)
CN (1) CN102308612B (ja)
WO (1) WO2010092854A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101428921B1 (ko) * 2013-04-12 2014-09-25 한국과학기술원 다중 라디오 환경에서 기계학습을 이용한 적응형 전송 방법 및 장치

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010258763A (ja) 2009-04-24 2010-11-11 Sony Corp 無線通信装置と無線通信方法とコンピュータ・プログラムおよび無線通信システム
US9385911B2 (en) 2011-05-13 2016-07-05 Sameer Vermani Systems and methods for wireless communication of packets having a plurality of formats
US8824371B2 (en) * 2011-05-13 2014-09-02 Qualcomm Incorporated Systems and methods for wireless communication of packets having a plurality of formats
GB2514548A (en) * 2013-05-27 2014-12-03 Canon Kk Method of configuring a high-frequency radio module, associated multiband radio communication device and system
WO2015042855A1 (zh) * 2013-09-27 2015-04-02 华为技术有限公司 通信方法、基站和用户设备
EP3070985B1 (en) * 2013-12-12 2019-06-05 Huawei Technologies Co., Ltd. Synchronization method for user equipment, and user equipment
WO2015157565A1 (en) 2014-04-09 2015-10-15 Interdigital Patent Holdings, Inc. Mmw physical layer downlink channel scheduling and control signaling
CN106341873A (zh) * 2015-07-08 2017-01-18 中兴通讯股份有限公司 一种数据通信方法和装置
US10784942B2 (en) 2015-11-09 2020-09-22 Apple Inc. System and method for beamed reference signal with hybrid beam
JP6679719B2 (ja) * 2015-11-24 2020-04-15 テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) ワイヤレス通信ネットワークにおけるシグナリングを管理するためのワイヤレスデバイス、無線ネットワークノード、及びそれらにおいて実行される方法
CN108616969B (zh) * 2016-12-20 2020-07-21 华为技术有限公司 数据发送方法、数据接收方法及设备
CN114556855A (zh) * 2019-11-01 2022-05-27 松下电器(美国)知识产权公司 无线通信控制装置及无线通信控制方法
CN114172537B (zh) * 2021-12-20 2023-06-06 Oppo广东移动通信有限公司 天线切换方法、装置、电子设备及存储介质

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5459759A (en) * 1993-02-17 1995-10-17 Interdigital Technology Corporation Frequency hopping code division multiple access system and method
JP3441256B2 (ja) 1995-09-06 2003-08-25 株式会社東芝 無線通信システム
JP3792013B2 (ja) * 1997-08-12 2006-06-28 富士通株式会社 ワイヤレスlanおよびシステム内送受信装置
JP3544891B2 (ja) 1999-04-16 2004-07-21 シャープ株式会社 無線伝送システム、及びアンテナの指向性方向の決定方法
GB0029426D0 (en) 2000-12-02 2001-01-17 Koninkl Philips Electronics Nv Radio communication system
US7224685B2 (en) * 2001-09-13 2007-05-29 Ipr Licensing, Inc. Method of detection of signals using an adaptive antenna in a peer-to-peer network
JP2004289328A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Tdk Corp 無線通信システム、無線通信装置、無線通信用アダプタ、コンピュータプログラムおよび無線通信方法
TWI264885B (en) * 2005-01-21 2006-10-21 Ind Tech Res Inst UWB transceiver, transmitter, receiver, the communication device and network using the same and its method
US7904117B2 (en) * 2005-08-12 2011-03-08 Sibeam Wireless communication device using adaptive beamforming
US20070099669A1 (en) * 2005-10-26 2007-05-03 Sadri Ali S Communication signaling using multiple frequency bands in a wireless network
US7710319B2 (en) 2006-02-14 2010-05-04 Sibeam, Inc. Adaptive beam-steering methods to maximize wireless link budget and reduce delay-spread using multiple transmit and receive antennas
US8265657B2 (en) 2006-05-18 2012-09-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for device discovery in a wireless video area network
US8175532B2 (en) * 2006-06-06 2012-05-08 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for wireless communication via at least one of directional and omni-direction antennas
KR101299732B1 (ko) * 2006-07-14 2013-09-16 삼성전자주식회사 고주파 무선 대역에서의 무선 통신 방법 및 장치
US7916081B2 (en) * 2007-12-19 2011-03-29 Qualcomm Incorporated Beamforming in MIMO systems

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101428921B1 (ko) * 2013-04-12 2014-09-25 한국과학기술원 다중 라디오 환경에서 기계학습을 이용한 적응형 전송 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010092854A1 (ja) 2010-08-19
JP2010192945A (ja) 2010-09-02
EP2398267A4 (en) 2014-12-03
EP2398267B1 (en) 2016-11-30
US9312940B2 (en) 2016-04-12
EP2398267A1 (en) 2011-12-21
CN102308612A (zh) 2012-01-04
US20110279319A1 (en) 2011-11-17
CN102308612B (zh) 2014-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5141587B2 (ja) 通信装置、通信制御方法、及び通信システム
JP4770939B2 (ja) 通信装置、通信制御方法、及び通信システム
JP5278035B2 (ja) 通信装置及び通信方法、コンピューター・プログラム、並びに通信システム
US20110316744A1 (en) Communication apparatus and communication method, computer program, and communication system
JP5321508B2 (ja) 通信装置、通信制御方法、及び通信システム
JP2010258599A (ja) 無線通信装置と無線通信方法とコンピュータ・プログラムおよび無線通信システム
US8861446B2 (en) Methods and apparatuses for channel selection
US20190215043A1 (en) Beamforming scheduling in a distribution network

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121023

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121105

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5141587

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250