JP6297372B2 - デバイス発見方法および装置 - Google Patents

デバイス発見方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6297372B2
JP6297372B2 JP2014054807A JP2014054807A JP6297372B2 JP 6297372 B2 JP6297372 B2 JP 6297372B2 JP 2014054807 A JP2014054807 A JP 2014054807A JP 2014054807 A JP2014054807 A JP 2014054807A JP 6297372 B2 JP6297372 B2 JP 6297372B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile communication
grid
transmission resource
resource set
discovery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014054807A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014183592A (ja
Inventor
群 趙
群 趙
暁利 王
暁利 王
永生 張
永生 張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Publication of JP2014183592A publication Critical patent/JP2014183592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6297372B2 publication Critical patent/JP6297372B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、移動通信技術分野に係り、特にデバイス発見方法および装置に関する。
モバイルインターネットアプリケーションが勢いよく現れ、従来の移動通信技術に対して新たな挑戦を提起し、例えばより高いユーザレート、より柔軟な通信方式などが要求される。
このようなリクエストを満足するために、例えばD2D(Device to Device)通信技術またはeLA(enhanced Local Access)技術などの新型の無線技術が提案されている。
従来の移動通信網においてユーザと基地局との間のリンクのみを通じて通信する方式とは異なり、D2D通信においては、ユーザとユーザとの間の直接の無線リンクを通じた通信を試みる。eLAにおいては、比較的低いパワーのローカルアクセスノードを設置することにより、ユーザとローカルアクセスノードとの間の無線リンクを利用して通信する。一般的に言えば、ユーザ同士またはローカル無線リンクの伝送距離が比較的短く、リンク品質が比較的高く、しかも比較的高い周波数多重化ゲインの提供が可能であるため、マクロセル(Macro Cell)の周波数スペクトル資源に余裕がなくユーザレートが比較的低いという窮地からの緩和に役立つ。
ユーザ同士、またはユーザとローカルアクセスノードとの間の通信を実現するには、まず少なくとも1つのユーザまたはローカルアクセスノードにおいて、近隣にある他のユーザを発見しなければならず、それから、発見したユーザとコネクションを確立して通信できるようになる。従来の移動通信における基地局とは異なり、ユーザまたはローカルアクセスノードは、同期と参照信号(Reference Signal)の周期的送信をしてユーザによるセルIDの識別を助けるようなことをしない。したがって、方策を設計して、ユーザ同士の相互発見またはローカルアクセスノードによる近隣ユーザ発見を実現させる必要がある。
従来の移動通信端末の発見方法は、特定の物理層チャネルを設置することによって実現する。該特定の物理層チャネルは、一定の時間周波数資源を占用し、近隣の移動通信端末の識別に専用される。該物理層チャネルには、移動通信端末による発見信号の送信に供する(時間/周波数/コード/空間などの)資源を複数含む可能性があるが、異なる移動通信端末がそのうちの1つか複数の資源を選択して自身の発見信号を送信することができ、他の資源において、他の移動通信端末から送信される発見信号を監視する。例えば、ある移動通信端末は、該特定の物理層チャネルを使用して、自身のID情報を含む信号を放送するが、他の近隣の移動通信端末は、該特定の物理層チャネルを監視し、発見信号を受信しその中に含まれる移動通信端末IDを復元すると、放送信号を送信する該移動通信端末を発見することとなる。
しかし、上記の方法には、少なくとも以下の欠点が存在する。1.発見した移動通信端末の位置情報を特定できない。2.発見失敗の確率が大きく存在する。
第2の欠点について、以下のように説明する。全てのユーザが同一の資源集合を使用して選択をするため、ユーザAの付近に複数のユーザ(例えばユーザBとユーザC)が存在し同一資源の使用を選択して発見信号を伝送する可能性がある。この際、ユーザAから見れば、ユーザAが該資源において監視すると、複数ユーザが該同一資源を使用して発見信号を伝送することによって信号間の相互干渉になる可能性があり、さらに複数のユーザ(例えばユーザBとユーザC)に対する発見失敗をもたらす。
本発明の実施例の目的は、デバイス発見方法および装置を提供し、移動通信端末発見の成功率を向上し、発見された移動通信端末の大まかな位置情報を提供することにある。
上記の目的を実現するために、本発明の実施例において、移動通信網の第1移動通信端末に用いるデバイス発見方法を提供する。上記移動通信網には、移動通信端末を発見するための伝送資源が割り当てられている。上記伝送資源は、複数の伝送資源集合に分けられて、各伝送資源集合に少なくとも1つの資源ブロックを含む。上記デバイス発見方法において、現在の実地理位置を取得し、地理位置とグリッドとの間の第1対応関係に基づいて、上記実地理位置に対応する第1グリッドを特定し、グリッドと伝送資源集合との間の、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超える第2対応関係に基づいて、上記第1グリッドに対応する第1伝送資源集合を特定し、上記第1伝送資源集合における資源ブロックを利用して発見信号を伝送することによって、第2移動通信端末が、上記発見信号の受信後に、上記発見信号に記録された端末情報に基づいて上記第1移動通信端末を発見し、発見信号に用いられる資源ブロックの所在する伝送資源集合および上記第2対応関係に基づいて、上記第1移動通信端末の所在する上記第1グリッドを特定することを含む。
上記のデバイス発見方法において、上記第1伝送資源集合における資源ブロックを利用して発見信号を伝送することは、上記第1伝送資源集合における全資源ブロック上の信号の第1信号強度を検出し、対応する信号強度が第1所定信号強度閾値より小さい第1資源ブロックが第1伝送資源集合に存在する場合、第1資源ブロックから1つの資源ブロックを選択し、選択した資源ブロックを利用して上記発見信号を伝送することを含む。
上記のデバイス発見方法において、第1伝送資源集合における任意1つの資源ブロックに対応する信号強度が第1所定信号強度閾値以上である場合、第1伝送資源集合以外の伝送資源集合における資源ブロック上の信号の第2信号強度を検出し、対応する第2信号強度が第2所定信号強度閾値より小さい1つの資源ブロックを選択し、選択した資源ブロックを利用して上記発見信号を伝送することをさらに含む。
上記目的を実現するために、本発明の実施例において、移動通信網の第2移動通信端末に用いるデバイス発見方法をさらに提供する。上記移動通信網には、移動通信端末を発見するための伝送資源が割り当てられている。上記伝送資源は、複数の伝送資源集合に分けられて、各伝送資源集合に少なくとも1つの資源ブロックを含む。上記デバイス発見方法において、上記伝送資源において発見信号の検出を行い、検出した発見信号に記録された第1移動通信端末の端末情報を特定して上記第1移動通信端末を発見し、検出した発見信号に用いられる資源ブロックの所在する第1伝送資源集合を特定し、グリッドと伝送資源集合との間の、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超える第2対応関係に基づいて、上記第1移動通信端末の所在するグリッドが上記第1伝送資源集合に対応する第1グリッドのうちの1つであると特定することを含む。
上記のデバイス発見方法において、地理位置とグリッドとの間の第1対応関係に基づいて、上記第1移動通信端末の所在するエリアが上記第1グリッドに対応する実地理エリアのうちの1つであると特定することをさらに含む。
上記目的を実現するために、本発明の実施例において、移動通信網の第1移動通信端末に用いるデバイス発見装置をさらに提供する。上記移動通信網には、移動通信端末を発見するための伝送資源が割り当てられている。上記伝送資源は、複数の伝送資源集合に分けられて、各伝送資源集合に少なくとも1つの資源ブロックを含む。上記デバイス発見装置において、現在の実地理位置を取得するための第1位置決めモジュールと、地理位置とグリッドとの間の第1対応関係に基づいて、上記実地理位置に対応する第1グリッドを特定するための第1グリッド特定モジュールと、グリッドと伝送資源集合との間の、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超える第2対応関係に基づいて、上記第1グリッドに対応する第1伝送資源集合を特定するための第1資源特定モジュールと、上記第1伝送資源集合における資源ブロックを利用して発見信号を伝送することによって、第2移動通信端末が、上記発見信号の受信後に、上記発見信号に記録された端末情報に基づいて上記第1移動通信端末を発見し、発見信号に用いられる資源ブロックの所在する伝送資源集合および上記第2対応関係に基づいて、上記第1移動通信端末が所在する上記第1グリッドのうちの1つを特定するための第1伝送モジュールと、を含む。
上記のデバイス発見装置において、上記第1伝送モジュールは、上記第1伝送資源集合における全資源ブロック上の信号の第1信号強度を検出するための第1検出ユニットと、対応する信号強度が第1所定信号強度閾値より小さい第1資源ブロックが第1伝送資源集合に存在する場合、第1資源ブロックから1つの資源ブロックを選択し、選択した資源ブロックを利用して上記発見信号を伝送するための第1伝送ユニットと、を含む。
上記のデバイス発見装置において、第1伝送資源集合における任意1つの資源ブロックに対応する信号強度が第1所定信号強度閾値以上である場合、第1伝送資源集合以外の伝送資源集合における資源ブロック上の信号の第2信号強度を検出するための第2モニタリングユニットと、対応する第2信号強度が第2所定信号強度閾値より小さい1つの資源ブロックを選択し、選択した資源ブロックを利用して上記発見信号を伝送するための第2伝送ユニットと、をさらに含む。
上記の目的を実現するために、本発明の実施例において、移動通信網の第2移動通信端末に用いるデバイス発見装置をさらに提供する。上記移動通信網には、移動通信端末を発見するための伝送資源が割り当てられている。上記伝送資源は、複数の伝送資源集合に分けられて、各伝送資源集合に少なくとも1つの資源ブロックを含む。上記デバイス発見装置において、上記伝送資源において発見信号の検出を行うための発見信号検出モジュールと、検出した発見信号に記録された第1移動通信端末の端末情報を特定して上記第1移動通信端末を発見するための発見モジュールと、検出した発見信号に用いられる資源ブロックの所在する第1伝送資源集合を特定するための第2資源特定モジュールと、グリッドと伝送資源集合との間の、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超える第2対応関係に基づいて、上記第1移動通信端末の所在するグリッドが上記第1伝送資源集合に対応する第1グリッドであると特定するための第2グリッド特定モジュールと、を含む。
上記のデバイス発見装置において、地理位置とグリッドとの間の第1対応関係に基づいて、上記第1移動通信端末の所在するエリアが上記第1グリッドに対応する実地理エリアのうちの1つであると特定するための第2位置決めモジュールをさらに含む。
本発明の具体的な実施例は、以下の効果のうちの少なくとも1つを有する。
本発明の具体的な実施例において、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超えるため、異なる移動通信端末が同一の資源を使用して発見信号を伝送することによってもたらす発見失敗の確率が低下でき、すなわちユーザ発見ミスの確率が低下した。
本発明の具体的な実施例において、端末が、発見信号の送信時に、自グリッドにおけるほかの端末にまだ使用されていない資源を優先的に選択し、実距離の近い端末が同一の資源を使用して発見信号を伝送する可能性がさらに低下し、ユーザ発見ミスの確率がさらに低下した。
本発明の具体的な実施例において、端末が、受信した発見信号に利用される資源から、発見信号を送信する端末の大体の位置を特定でき、伝送オーバーヘッドを増やすことなく、位置の特定を実現する。
本発明の具体的な実施例において、自グリッドに対応する資源が使い果たされると、他グリッドにおけるまだ利用されていない資源を優先的に選択して発見信号を伝送し、異なる端末が同一の資源を使用して発見信号を伝送する可能性がさらに低下し、ユーザ発見ミスの確率がさらに低下した。
本発明の実施例のデバイス発見方法のフローを示す図面である。 本発明の実施例の別のデバイス発見方法のフローを示す図面である。 本発明の実施例のデバイス発見装置の構造を示す図面である。 本発明の実施例の別のデバイス発見装置の構造を示す図面である。 本発明の実施例のグリッド区分を示す図面である。
本発明の実施例のデバイス発見方法および装置において、移動通信端末発見用の伝送資源を地理位置に基づいて区分することによって、干渉しうる異なるエリアの移動通信端末に異なる資源を使用させる。同一のエリア内に移動通信端末が比較的少ないため、監視することによって、同一エリア内の他の移動通信端末に選択されて占用されている資源の選択を回避する。有限のエリア内に複数の端末が同時に選択をして同一の資源ブロックを使用して伝送をすることも多くないため、ユーザが同一資源ブロックを使用することが低下し、すなわちユーザ発見ミスの確率がさらに低下した。
本発明の実施例のデバイス発見方法は、移動通信網の第1移動通信端末に用いる。上記移動通信網には、移動通信端末を発見するための伝送資源が割り当てられている。上記伝送資源は、複数の伝送資源集合に分けられて、各伝送資源集合に少なくとも1つの資源ブロックを含む。図1に示すように、上記デバイス発見方法において、下記ステップを含む。
ステップ101において、現在の実地理位置を取得する。
ステップ102において、地理位置とグリッドとの間の第1対応関係に基づいて、上記実地理位置に対応する第1グリッドを特定する。
ステップ103において、グリッドと伝送資源集合との間の第2対応関係に基づいて、上記第1グリッドに対応する第1伝送資源集合を特定する。第2対応関係では、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超える。
ステップ104において、上記第1伝送資源集合における資源ブロックを利用して発見信号を伝送することによって、第2移動通信端末が、上記発見信号の受信後に、上記発見信号に記録された端末情報に基づいて上記第1移動通信端末を発見し、発見信号に用いられる資源ブロックの所在する伝送資源集合および上記第2対応関係に基づいて、上記第1移動通信端末の所在する上記第1グリッドを特定する。
本発明の具体的な実施例において、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超えるため、異なる移動通信端末が同一の資源を利用して発見信号を伝送することによってもたらす発見失敗の確率が低下でき、すなわちユーザ発見ミスの確率が低下した。これについて例を挙げて以下のように説明する。
まず、同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超えるため、伝送資源集合Cを使用するあるグリッドAにとって、伝送資源集合Cを使用する他のグリッド(グリッドBとする)からグリッドAまでの距離は、少なくとも所定距離閾値である。
本発明の実施例において、複数の方法で適切な所定距離閾値を決めることができる。例えば、移動通信端末の目標発見距離、発見信号の検出閾値および発見信号の伝播減衰状況を考慮して所定距離閾値を決めることができる。移動通信端末の目標発見距離がX(すなわち距離がXより小さいほかの移動通信端末は、該移動端末を発見するはず)とし、発見信号の信号干渉比がZより大きくなると検出が成功でき、且つ、距離がY以上の発見信号の信号強度は、距離がXの発見信号の信号強度の1/(Z×T)より小さい(ここで、Tがグリッドの形状と関する定数)。すると、所定距離閾値をX+Yにすることによって、目標発見距離範囲内の移動通信端末による発見信号の検出に成功できると保証できる。
または、移動通信端末から送信する発見信号の有効伝送距離をXとする。該所定距離閾値が2Xより大きければ、グリッドAとB以外のほかのグリッド(グリッドCとする)にとって、グリッドA、B、Cが一直線になるか、三角形を形成する。グリッドCとA、Bのうちの一方との距離がXより小さい場合、グリッドCとA、Bのうちの他方との距離が必ずXより大きい。したがって、グリッドCにおける端末は、最多でもグリッドAまたはBにおける端末から送信する発見信号しか受信できない。したがって、異なる移動通信端末が同一の資源を使用して発見信号を伝送することによってもたらす発見失敗の確率が低下し、すなわちユーザ発見ミスの確率が低下した。
ここで、理解すべきこととして、上記の所定距離閾値のX+Yまたは2Xが本発明の2つの好ましい方式であり、該所定距離閾値がX+Yまたは2Xより小さい場合、同様にユーザ発見ミスの確率が低下できる。
同時に、本発明の具体的な実施例において、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられるため、端末Aは、他端末の発見実行中に、同一の伝送資源について、そのうちの1つのグリッドにおける端末しか発見できない。したがって、端末Aは、発見した端末の所在するグリッドを位置決めできる。従来技術の方策に比較し、本発明の実施例の方法は、伝送オーバーヘッドを増やすことなく、発見した端末の位置情報も取得でき、発見の資源利用率を向上した。
理解すべきこととして、本発明の実施例の1つの目的は、異なる端末が同一の資源を使用して発見信号を伝送することによってもたらす発見失敗の確率を低下させることであって、このようなことを完全に発生させないことではない。これについて、以下のように説明する。
同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超えるが、同一グリッドにおける端末が同一伝送資源集合を共用するため、グリッドCにとって、グリッドCとグリッドBとの間の距離が発見信号の有効伝送距離Xより小さいとすると、グリッドCにおける端末は、グリッドBにおける端末が送信した発見信号しか受信できない。グリッドCにおける端末にとって、グリッドBにおける2つの端末が同一伝送資源を使用して伝送した発見信号を受信した場合、およびグリッドCにおける2つの端末が同一伝送資源を使用して伝送した発見信号を受信した場合、発見失敗が依然として存在する。
このようなことについて、異なる移動通信端末が同一の資源を使用して発見信号を伝送することによってもたらす発見失敗の確率をさらに低下させるために、本発明の具体的な実施例において、同一グリッドにおける端末に対して、同一伝送資源集合を利用するが、端末が、伝送資源集合における資源ブロックをランダムに選択するのではなく、まだ利用されていない資源を優先的に選択する。
このような方式の場合、本発明の実施例において、上記第1伝送資源集合における資源ブロックを利用して発見信号を伝送することは、上記第1伝送資源集合における全資源ブロック上の信号の第1信号強度を検出し、対応する信号強度が第1所定信号強度閾値より小さい第1資源ブロックが第1伝送資源集合に存在する場合、第1資源ブロックから1つの資源ブロックを選択し、選択した資源ブロックを利用して上記発見信号を伝送することを含む。
上記方式によって、異なる移動通信端末が同一の資源を利用して発見信号を伝送することによってもたらす発見失敗の確率がさらに低下できる。これについて、以下のように説明する。
端末Aは、自身の所在するグリッドの特定後、対応する使用可能な伝送資源集合を特定できるようになる。該伝送資源集合には、発見信号の伝送に用いられる複数の資源ブロックX1、X2、…、Xnを含む。この場合、本発明の実施例において、端末Aは、資源ブロックX1、X2、…、Xnについて検出をし、資源ブロック上の信号の信号強度を特定する。
ある資源ブロック(Xmとする)上の信号強度が所定閾値以上である場合、該資源ブロックが既に他端末によって占用されていることを示す。信号強度が所定閾値より小さい場合、該資源ブロックが空き状態にあることを示す。このとき、端末は、対応する信号強度が第1所定信号強度閾値より小さい第1資源ブロックから1つを選択して発見信号の伝送を行う。
上記方式によって、端末が発見信号を送信しようとするとき、まだ使用されていない資源ブロックを優先的に選択するので、同一グリッドにおける異なる移動通信端末が同一の資源を使用して発見信号を伝送する可能性が低下し、すなわちユーザ発見ミスの確率が低下した。
もちろん、上記の端末は対応する信号強度が第1所定信号強度閾値より小さい第1資源ブロックから1つの資源ブロックを選択することは、複数種類の方式によって行うことができる。例えば、信号強度の小さい順で配列した後に、信号強度が最も小さい資源ブロックを選択する。また、対応する信号強度が第1所定信号強度閾値より小さい第1資源ブロックからランダムに選択する。
理解すべきこととして、この前に記載したグリッドを区分して異なるグリッドに異なる伝送資源を割り当て、所定距離内のグリッドに割り当てた伝送資源が異なるように保証する方式に基づいて、発見ミスの確率が低下できるが、上記の同一グリッドにおける端末の資源ブロック選択方式は、上記方式を元にユーザ発見ミスの確率をさらに低下させることであって、ユーザ発見ミス確率低下の必須手段ではない。
もちろん、いくつかの特殊な場合、例えばあるグリッドで同時にユーザ発見機能を使用するユーザが比較的多い場合、該グリッドに割り当てた伝送資源集合のうちのどの伝送ブロックでも占用される可能性がある。この際、新たに増えるユーザ発見機能使用ユーザも該グリッドに対応する伝送資源集合を利用すれば、必ず小範囲内(グリッド範囲内)に同一伝送資源を使用して発見信号を伝送する端末が複数存在することが生じ、他の端末の発見を失敗にする可能性がある。
上記の場合、本発明の実施例のデバイス発見方法は、第1伝送資源集合における任意1つの資源ブロックに対応する信号強度が第1所定信号強度閾値以上である場合、第1伝送資源集合以外の伝送資源集合における資源ブロック上の信号の第2信号強度を検出し、対応する第2信号強度が第2所定信号強度閾値より小さい1つの資源ブロックを選択し、選択した資源ブロックを利用して上記発見信号を伝送することをさらに含む。
上記方式によって、ユーザ発見ミスの確率がさらに低下した。これについて、以下のように説明する。
端末Aは、自身の所在するグリッドの特定後、対応する使用可能な伝送資源集合を特定できるようになる。該伝送資源集合には、発見信号の伝送に用いられる複数の資源ブロックX1、X2、…、Xnを含む。この場合、本発明の実施例において、端末Aは、資源ブロックX1、X2、…、Xnについて検出をし、資源ブロック上の信号の信号強度を特定する。
全ての資源ブロック上の信号強度が所定閾値以上である場合、端末Aは、他の資源ブロック上の信号強度を検出し、信号強度が第2所定信号強度閾値より小さい資源ブロックから1つを選択して発見信号の伝送を行う。
他の資源ブロック上の信号強度が所定閾値より小さい場合、他のグリッドに割り当てた資源がまだ使用されていないことを示す。このとき、他のグリッドにおけるまだ使用されていない資源を選択して発見信号を伝送することができる。
以上、発見の開始側から、本発明の実施例のデバイス発見方法の動作過程を記載した。以下、発見の受信側から、本発明の実施例のデバイス発見方法をさらに説明する。
発見の受信側から見ると、本発明の実施例のデバイス発見方法は、移動通信網の第2移動通信端末に用いる。上記移動通信網には、移動通信端末を発見するための伝送資源が割り当てられている。上記伝送資源は、複数の伝送資源集合に分けられて、各伝送資源集合に少なくとも1つの資源ブロックを含む。図2に示すように、上記デバイス発見方法は、以下のステップを含む。
ステップ201において、上記伝送資源において発見信号の検出を行う。
ステップ202において、検出した発見信号に記録された第1移動通信端末の端末情報を特定して上記第1移動通信端末を発見する。
ステップ203において、検出した発見信号に用いられる資源ブロックの所在する第1伝送資源集合を特定する。
ステップ204において、グリッドと伝送資源集合との間の第2対応関係に基づいて、上記第1移動通信端末の所在するグリッドが上記第1伝送資源集合に対応する第1グリッドのうちの1つであると特定する。第2対応関係では、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超える。
もちろん、本発明の実施例のデバイス発見方法において、さらに、地理位置とグリッドとの間の第1対応関係に基づいて、発見された第1移動通信端末の所在するエリアが上記第1グリッドに対応する実地理エリアのうちの1つであると特定することを含んでよい。
本発明の実施例は、移動通信網の第1移動通信端末に用いるデバイス発見装置をさらに提供する。上記移動通信網には、移動通信端末を発見するための伝送資源が割り当てられている。上記伝送資源は、複数の伝送資源集合に分けられて、各伝送資源集合に少なくとも1つの資源ブロックを含む。
図3に示すように、上記デバイス発見装置は、現在の実地理位置を取得するための第1位置決めモジュールと、地理位置とグリッドとの間の第1対応関係に基づいて、上記実地理位置に対応する第1グリッドを特定するための第1グリッド特定モジュールと、グリッドと伝送資源集合との間の、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超える第2対応関係に基づいて、上記第1グリッドに対応する第1伝送資源集合を特定するための第1資源特定モジュールと、上記第1伝送資源集合における資源ブロックを利用して発見信号を伝送することによって、第2移動通信端末が、上記発見信号の受信後に、上記発見信号に記録された端末情報に基づいて上記第1移動通信端末を発見し、発見信号に用いられる資源ブロックの所在する伝送資源集合および上記第2対応関係に基づいて、上記第1移動通信端末が所在する上記第1グリッドのうちの1つを特定するための第1伝送モジュールと、を含む。
同一グリッドにおける端末がなるべく異なる資源ブロックを使用することを保証するために、上記第1伝送モジュールは、上記第1伝送資源集合における全資源ブロック上の信号の第1信号強度を検出するための第1検出ユニットと、対応する信号強度が第1所定信号強度閾値より小さい第1資源ブロックが第1伝送資源集合に存在する場合、第1資源ブロックから1つの資源ブロックを選択し、選択した資源ブロックを利用して上記発見信号を伝送するための第1伝送ユニットと、を含む。
同一グリッドにおける端末がなるべく異なる資源ブロックを使用することを保証するために、本発明の実施例のデバイス発見装置は、第1伝送資源集合における任意1つの資源ブロックに対応する信号強度が第1所定信号強度閾値以上である場合、第1伝送資源集合以外の伝送資源集合における資源ブロック上の信号の第2信号強度を検出するための第2モニタリングユニットと、対応する第2信号強度が第2所定信号強度閾値より小さい1つの資源ブロックを選択し、選択した資源ブロックを利用して上記発見信号を伝送するための第2伝送ユニットと、をさらに含む。
本発明の実施例のユーザ発見に用いる受信側のデバイス発見装置は、移動通信網の第2移動通信端末に用いる。上記移動通信網には、移動通信端末を発見するための伝送資源が割り当てられている。上記伝送資源は、複数の伝送資源集合に分けられて、各伝送資源集合に少なくとも1つの資源ブロックを含む。
図4に示すように、上記デバイス発見装置は、上記伝送資源において発見信号の検出を行うための発見信号検出モジュールと、検出した発見信号に記録された第1移動通信端末の端末情報を特定して上記第1移動通信端末を発見するための発見モジュールと、検出した発見信号に用いられる資源ブロックの所在する第1伝送資源集合を特定するための第2資源特定モジュールと、グリッドと伝送資源集合との間の、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超える第2対応関係に基づいて、上記第1移動通信端末の所在するグリッドが上記第1伝送資源集合に対応する第1グリッドであると特定するための第2グリッド特定モジュールと、を含む。
さらに端末の位置決めをするために、上記のデバイス発見装置は、地理位置とグリッドとの間の第1対応関係に基づいて、上記第1移動通信端末の所在するエリアが上記第1グリッドに対応する実地理エリアのうちの1つであると特定するための第2位置決めモジュールをさらに含む。
以下、実際の範例をもって本発明の実施例の方法および装置についてさらに以下のように詳細に説明する。
まず、デバイス発見に供される物理層チャネルの時間周波数資源全体を相互に含まれない異なる時間周波数資源集合に分けて、時間周波数資源集合とグリッドとを対応付ける。
時間周波数資源集合とグリッドとの対応付けは、同一時間周波数資源集合を割り当てられる移動通信端末同士の距離が所定距離Xより大きくなるか、所定距離Y(X>Y)より小さくなるようにする。
例を挙げて以下のように説明する。図5に示すように、エリア全体を複数の大四方格子(図5では太い実線で囲んで形成したエリア)に区分し、各大四方格子内部を複数の小四方格子に区分する。各大四方格子内部にN個(図面では25個である)の小四方格子を有するとする。
このとき、デバイス発見に供される伝送資源全体をN等分に区分し、各等分を各大四方格子の小四方格子に一対一にマッピングする。
実際には、大四方格子でも小四方格子でも、対応する1つの実地理エリアに対応する(このような対応関係の確立は常用技術手段であり、よく電子マップ、ナビゲーションなどの技術分野に用いられるが、ここでは詳細に記載しない)。
各移動通信端末は、自身の物理位置情報から、自分がどの小四方格子内にあるかを判断し、対応する時間周波数資源集合を選択して自身の高い優先レベルの時間周波数資源集合とすることができる。
上記方式に基づくと、2つの移動通信端末が発見信号を伝送するときに同一の時間周波数資源集合を利用した場合、両者が異なる大四方格子の同一小四方格子に属するか、同一大四方格子の同一小四方格子に属することになる。すなわちその物理距離が距離Xより大きくなるか、距離Yより小さくなる。
上記対応関係(地理位置とグリッドの対応関係、グリッドと伝送資源集合との間の対応関係)の確立後、上記の対応関係を移動通信端末に知らせる必要がある。
このような対応関係は、予め格納する方式で移動通信端末に格納しても良いし、ネットワーク側から放送方式で端末に通知しても良いし、さらにネットワーク側から上記対応関係を計算するパラメータを端末に送信して端末によって算出されてもよい。
移動網は、直前ステップの時間周波数資源集合およびそれと地理位置との間のマッピングを移動通信端末に通知する。移動網は、例えば距離X、距離Yなどのパラメータを放送シグナリングを介して通知できるが、具体的な集合区分方法とマッピング方法は、デフォルト設置によって移動通信端末に予め設置することができる。例えば、直前ステップの集合区分方法とマッピング方法を選択した場合、距離X、距離Yの値を通知すれば、移動通信端末は、自身の位置から、対応する高い優先レベルの時間周波数資源集合を自ら算出できる。
以下、移動通信端末が自身の位置から高い優先レベルの時間周波数資源集合を算出する例を挙げ、上記例における集合区分方法とマッピング方法を使用するものとする。
システム放送メッセージを介してユーザに通知するとし、大四方格子の長さが1200メートル、小四方格子の長さが80メートルである。すると、1200メートル×1200メートルの四方格子内に(1200/80)2=225個の小四方格子を区分できる。
ユーザの地理座標が北緯39.984932、東経116.325248とする。まず、北緯0、東経0を零点とする平面直角座標系の座標(4421293.87メートル、1111034.35メートル)に変換する。それから平面直角座標を1200メートルに対してモジュラー演算をして大四方格子内の相対座標(493.87、1034.35)を取得する。該相対座標から該移動通信端末が大四方格子内の左から7個目、下から13個目の小四方格子内にあると特定できる。デバイス発見に供する物理層チャネルの時間周波数資源全体を225の同一大きさの重ならない時間周波数資源集合に等分し、該225個の小四方格子と該225の時間周波数資源集合を一対一に対応付ける。すると、移動通信端末自身の所在する地理位置から、対応する時間周波数資源集合を算出でき、それを比較的高い優先レベルの資源集合に選択することができる。
もちろん、グリッドの形状が異なる(六角形などでも使用できる)と、その計算方式も異なってくる。ここでは逐一に記載しない。
上記工程後に、移動通信端末が近隣デバイス発見を試みるとき、まず自身の地理位置からどの小四方格子(グリッド)にあるかを判断することで、さらに使用可能な伝送資源集合を特定できる。
その後、移動通信端末は、同一グリッドにおける端末と同一の資源を使用することを避けるために、まずグリッドに対応する伝送資源において監視をし、これらの伝送資源上の信号強度がある所定値より大きいか否かを判断する。
該所定値の大きさは、所定干渉範囲内に別の移動通信端末が同様の時間周波数資源を使用して発見信号を送信すると、自移動通信端末が該時間周波数資源において所定値より高い信号強度を検出確率が比較的大きくなるように設定できる。
全ての高い優先レベルの時間周波数資源上の信号強度が該所定値より大きくなると、自グリッドに割り当てた伝送資源が全て使用されることを示す。このとき、ユーザは、デバイス発見に供される時間周波数資源全体を監視し(第1回の監視と合併できる)、検出結果に基づいて所定のルール(例えば信号強度最低原則、またはエネルギーの小さい順で最低エネルギーである5%の時間周波数資源を選択してからランダムに選択するなど)に従い1つの時間周波数資源を選択して発見信号を送信する必要がある。そうでなければ、ユーザは、自グリッドに割り当てた伝送資源から、エネルギーの小さい順で最低エネルギーである5%の時間周波数資源を選択してからランダムに1つの時間周波数資源を選択して発見信号を送信する。
相手側の移動通信端末は、該発見信号を受信した後に、まず発見信号に記録された端末情報から、該発見信号を送信した端末を発見でき、同時に発見信号に使用される資源から、所在する小四方格子を特定でき、検出された移動通信端末の大体の位置を特定する。もちろん、本発明の具体的な実施例において、位置決めが必要の場合、位置決めの精度を保証するために、移動通信端末が所在するグリッドに対応する伝送資源集合を選択しなかった場合、移動通信端末が所在するグリッドに対応する伝送資源集合を選択するか否かを記録するための通知フィールドを発見信号内に設置できる。それによって相手側が該フィールドからそれについて位置きめを行うか否かを決める。
以上の記載は、本発明の好ましい実施形態に過ぎない。本技術分野の一般技術者にとって、本発明の原理を逸脱しない前提において、さらにいくつかの改良と修飾をすることができる。これらの改良と修飾は、本発明の保護範囲に含まれると見なされるべきである。

Claims (10)

  1. 各々に少なくとも1つの資源ブロックを含む複数の伝送資源集合に分けられて移動通信端末を発見するための伝送資源が割り当てられた移動通信網の第1移動通信端末に用いるデバイス発見方法において、
    現在の実地理位置を取得し、
    地理位置とグリッドとの間の第1対応関係に基づいて、前記実地理位置に対応する第1グリッドを特定し、
    グリッドと伝送資源集合との間の、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超える第2対応関係に基づいて、前記第1グリッドに対応する第1伝送資源集合を特定し、
    前記第1伝送資源集合における資源ブロックを利用して発見信号を伝送することによって、第2移動通信端末が、前記発見信号の受信後に、前記発見信号に記録された端末情報に基づいて前記第1移動通信端末を発見し、発見信号に用いられる資源ブロックの所在する伝送資源集合および前記第2対応関係に基づいて、前記第1移動通信端末の所在する前記第1グリッドを特定することを含むことを特徴とするデバイス発見方法。
  2. 前記第1伝送資源集合における資源ブロックを利用して発見信号を伝送することは、
    前記第1伝送資源集合における全資源ブロック上の信号の第1信号強度を検出し、
    対応する信号強度が第1所定信号強度閾値より小さい第1資源ブロックが第1伝送資源集合に存在する場合、第1資源ブロックから1つの資源ブロックを選択し、選択した資源ブロックを利用して前記発見信号を伝送することを含むことを特徴とする請求項1に記載のデバイス発見方法。
  3. 第1伝送資源集合における任意1つの資源ブロックに対応する信号強度が第1所定信号強度閾値以上である場合、第1伝送資源集合以外の伝送資源集合における資源ブロック上の信号の第2信号強度を検出し、
    対応する第2信号強度が第2所定信号強度閾値より小さい1つの資源ブロックを選択し、選択した資源ブロックを利用して前記発見信号を伝送することをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のデバイス発見方法。
  4. 各々に少なくとも1つの資源ブロックを含む複数の伝送資源集合に分けられて移動通信端末を発見するための伝送資源が割り当てられた移動通信網の第2移動通信端末に用いるデバイス発見方法において、
    前記伝送資源において発見信号の検出を行い、
    検出した発見信号に記録された第1移動通信端末の端末情報を特定して前記第1移動通信端末を発見し、
    検出した発見信号に用いられる資源ブロックの所在する第1伝送資源集合を特定し、
    グリッドと伝送資源集合との間の、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超える第2対応関係に基づいて、前記第1移動通信端末の所在するグリッドが前記第1伝送資源集合に対応する第1グリッドのうちの1つであると特定することを含むことを特徴とするデバイス発見方法。
  5. 地理位置とグリッドとの間の第1対応関係に基づいて、前記第1移動通信端末の所在するエリアが前記第1グリッドに対応する実地理エリアのうちの1つであると特定することをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載のデバイス発見方法。
  6. 各々に少なくとも1つの資源ブロックを含む複数の伝送資源集合に分けられて移動通信端末を発見するための伝送資源が割り当てられた移動通信網の第1移動通信端末に用いるデバイス発見装置において、
    現在の実地理位置を取得するための第1位置決めモジュールと、
    地理位置とグリッドとの間の第1対応関係に基づいて、前記実地理位置に対応する第1グリッドを特定するための第1グリッド特定モジュールと、
    グリッドと伝送資源集合との間の、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超える第2対応関係に基づいて、前記第1グリッドに対応する第1伝送資源集合を特定するための第1資源特定モジュールと、
    前記第1伝送資源集合における資源ブロックを利用して発見信号を伝送することによって、第2移動通信端末が、前記発見信号の受信後に、前記発見信号に記録された端末情報に基づいて前記第1移動通信端末を発見し、発見信号に用いられる資源ブロックの所在する伝送資源集合および前記第2対応関係に基づいて、前記第1移動通信端末が所在する前記第1グリッドのうちの1つを特定するための第1伝送モジュールと、を含むことを特徴とするデバイス発見装置。
  7. 前記第1伝送モジュールは、
    前記第1伝送資源集合における全資源ブロック上の信号の第1信号強度を検出するための第1検出ユニットと、
    対応する信号強度が第1所定信号強度閾値より小さい第1資源ブロックが第1伝送資源集合に存在する場合、第1資源ブロックから1つの資源ブロックを選択し、選択した資源ブロックを利用して前記発見信号を伝送するための第1伝送ユニットと、を含むことを特徴とする請求項6に記載のデバイス発見装置。
  8. 第1伝送資源集合における任意1つの資源ブロックに対応する信号強度が第1所定信号強度閾値以上である場合、第1伝送資源集合以外の伝送資源集合における資源ブロック上の信号の第2信号強度を検出するための第2モニタリングユニットと、
    対応する第2信号強度が第2所定信号強度閾値より小さい1つの資源ブロックを選択し、選択した資源ブロックを利用して前記発見信号を伝送するための第2伝送ユニットと、をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のデバイス発見装置。
  9. 各々に少なくとも1つの資源ブロックを含む複数の伝送資源集合に分けられて移動通信端末を発見するための伝送資源が割り当てられた移動通信網の第2移動通信端末に用いるデバイス発見装置において、
    前記伝送資源において発見信号の検出を行うための発見信号検出モジュールと、
    検出した発見信号に記録された第1移動通信端末の端末情報を特定して前記第1移動通信端末を発見するための発見モジュールと、
    検出した発見信号に用いられる資源ブロックの所在する第1伝送資源集合を特定するための第2資源特定モジュールと、
    グリッドと伝送資源集合との間の、グリッド毎に1つの伝送資源集合が対応付けられ、かつ同一の伝送資源集合に対応する任意2つのグリッドの実物理距離が所定距離閾値を超える第2対応関係に基づいて、前記第1移動通信端末の所在するグリッドが前記第1伝送資源集合に対応する第1グリッドであると特定するための第2グリッド特定モジュールと、を含むことを特徴とするデバイス発見装置。
  10. 地理位置とグリッドとの間の第1対応関係に基づいて、前記第1移動通信端末の所在するエリアが前記第1グリッドに対応する実地理エリアのうちの1つであると特定するための第2位置決めモジュールをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のデバイス発見装置。
JP2014054807A 2013-03-19 2014-03-18 デバイス発見方法および装置 Active JP6297372B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201310088406.5 2013-03-19
CN201310088406.5A CN104066069A (zh) 2013-03-19 2013-03-19 一种设备发现方法及装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014183592A JP2014183592A (ja) 2014-09-29
JP6297372B2 true JP6297372B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=51553558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014054807A Active JP6297372B2 (ja) 2013-03-19 2014-03-18 デバイス発見方法および装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6297372B2 (ja)
CN (1) CN104066069A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2990717C (en) * 2015-06-30 2023-07-18 10353744 Canada Ltd. Method and device for searching for mobile terminal
EP3764679A1 (en) * 2015-09-04 2021-01-13 Sony Corporation Wireless telecommunications system
JP6860581B2 (ja) * 2016-03-29 2021-04-14 オッポ広東移動通信有限公司Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. デバイスツーデバイス通信の伝送リソースを確定するための方法及び装置
CN107295562A (zh) * 2016-04-01 2017-10-24 中兴通讯股份有限公司 资源配置方法、装置及系统、ue和基站

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070049286A1 (en) * 2004-09-17 2007-03-01 Tae Il Kim System and method for determining position of mobile communication device by grid-based pattern matching algorithm
CN101371503B (zh) * 2006-01-11 2013-09-25 高通股份有限公司 用于在广域网与局域对等网络之间共享带宽的方法和装置
US20090017838A1 (en) * 2007-07-10 2009-01-15 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for selecting a communications band based on location information
WO2011121374A1 (en) * 2010-03-30 2011-10-06 Nokia Corporation Method and apparatus for device discovery through beaconing
CN102958066B (zh) * 2011-08-31 2017-09-05 华为技术有限公司 D2d终端通信方法和设备
US9055588B2 (en) * 2011-09-06 2015-06-09 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for identifying and/or selecting channels
CN102647749B (zh) * 2012-03-30 2014-08-27 北京交通大学 蜂窝与端到端混合网络的终端干扰抑制方法
CN102857901A (zh) * 2012-09-12 2013-01-02 中兴通讯股份有限公司 终端的发现、发现处理方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014183592A (ja) 2014-09-29
CN104066069A (zh) 2014-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6450488B2 (ja) 装置間通信リソースの管理
JP5883146B2 (ja) コンテンツを発行する方法およびユーザ機器
KR20200026928A (ko) 사용자 장치를 위한 위치 결정 방법 및 디바이스와 사용자 장치
US20180041889A1 (en) Wireless communication system
JP6517921B2 (ja) ユーザ装置、移動通信システム及び通信制御方法
JP6687024B2 (ja) D2d通信制御装置、無線端末、及び中継無線端末候補選択方法
US20140334435A1 (en) Systems and Methods for Scalable Device-to-Device Discovery via Device Grouping
TW201707493A (zh) 一種進行資料傳輸的方法和設備
CN105338589A (zh) 随机接入响应消息的传输方法及装置
EP3402272A1 (en) Uplink reference signal transmission method and receiving method, and user equipment and base station
US20170150475A1 (en) Positioning method and apparatus and communication system
JP6297372B2 (ja) デバイス発見方法および装置
US20180176940A1 (en) Uplink data transmission method and apparatus
JP6953505B2 (ja) 通信方法、端末デバイス及びネットワークデバイス
US9826385B2 (en) Apparatus and method for selecting peer discovery resource in device-to-device communication system
US10291373B2 (en) D2D communication control method and control apparatus
JPWO2017168702A1 (ja) 無線通信システム、無線機器、リレーノード、及び、基地局
US9531523B2 (en) Sectorization for grouping terminals
TWI609598B (zh) 基於位置資訊的通信控制方法和系統
WO2017179133A1 (ja) 移動局、基地局、無線通信システム及び無線通信方法
US10674515B2 (en) User equipment and base station in wireless communications system, and wireless communications method
WO2014205852A1 (zh) 信号测量方法和装置
CN108668351B (zh) 通信方法和设备
WO2015131493A1 (zh) 一种d2d通信的设备发现方法及装置
KR102456934B1 (ko) 무선 통신 시스템에서의 데이터 송수신 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6297372

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250