JP6963143B1 - センサネットワークシステム - Google Patents

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【課題】中継機を適切に設置する。【解決手段】本発明のセンサネットワークシステムは、複数のメータそれぞれに対応付けられたセンサノードと、センサノードに接続され、センサノードを通じてメータの情報を収集する中継機と、中継機を通じて収集したメータの情報を受信するセンター装置と、複数のメータのうち、中継機を対応付けるメータを設定する中継機設定部と、を備え、メータと、メータが設置されている建築物の建物完成年月とが対応付けられており、中継機設定部は、建物完成年月に基づいて、メータに対応付けられたセンサノードに中継機を接続するか否か決定する。【選択図】図3

Description

本発明は、複数のメータの情報を収集するセンサネットワークシステムに関するものである。
ガス事業者や電力事業者は、需要者が消費したガスや電力の使用量を積算するため、需要箇所にガスメータや電力メータを配置している。また、近年では、通信機能を備え、ガス事業者や電力事業者との間で双方向にデータ通信を行い、ガスや電力の使用量を自動的に遠隔検針可能なスマートメータの設置が促進されている。かかるスマートメータは、ガスや電力といったインフラ網の安全性や利用効率を高めるための情報源としても利用できる。
また、上述したスマートメータとガス事業者や電力事業者とのデータ通信を実現すべく様々な手段が提案されている。例えば、スマートメータに近距離の無線機を設け、メッシュ型のネットワークを形成したり、LTE(Long Term Evolution)といった携帯電話網によってスター型のネットワークを形成したり、電力線通信によるスター型のネットワークを形成することが考えられる。
また、メッシュ型のネットワークの応用として、基幹ネットワークと無線LANによるアドホック通信とを併設し、基幹ネットワークの障害時においてアドホック通信に切り替えることでスマートメータを安定して運用する技術が知られている(例えば、特許文献1)。また、ネットワークのルーティングに関する技術も公開されている(例えば、特許文献2)。
特開2012−065422号公報 特開2012−105258号公報
センサネットワークシステムでは、複数のメータそれぞれにセンサノードが対応付けられ、センサノードは中継機を通じてセンター装置と通信を確立する。中継機は、所定範囲内に設置される所定数のメータ単位で割り当てられ、所定数のメータのうちのいずれかのメータに対応付けて設置される。そして、中継機は、無線通信を介して、所定範囲内に設置されたメータそれぞれに対応付けられたセンサノードからメータの情報を取得し、センター装置に送信する。したがって、中継機は、所定範囲を想定した所定数のセンサノードと無線通信を確立し易い適切な位置に設置しなければならない。
しかし、通信環境のみに基づいて中継機を対応付けるメータを決定すると、中継機を設置した直後に、中継機を設置した建築物が取り壊された等の事象が起こり、中継機としての役割を十分果たせない場合が生じ得る。また、意図せず中継機が利用不能となることで、各センサノードとの通信が途絶え、メータの情報を取得できなくなるおそれもある。
本発明は、このような課題に鑑み、中継機を適切に設置することが可能なセンサネットワークシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のセンサネットワークシステムは、複数のメータそれぞれに対応付けられたセンサノードと、センサノードに接続され、センサノードを通じてメータの情報を収集する中継機と、中継機を通じて収集したメータの情報を受信するセンター装置と、複数のメータのうち、中継機を対応付けるメータを設定する中継機設定部と、を備え、メータと、メータが設置されている建築物の建物完成年月とが対応付けられており、中継機設定部は、建物完成年月に基づいて、メータに対応付けられたセンサノードに中継機を接続するか否か決定する。
中継機設定部は、建物完成年月に基づいて建築経過期間を算出し、建築経過期間が所定期間以上であれば、メータに対応付けられたセンサノードに中継機を接続することを禁止するとしてもよい。
本発明によれば、中継機を適切に設置することが可能となる。
センサネットワークシステムの概略的な構成を示した説明図である。 センター装置の概略的な構成を示した機能ブロック図である。 中継機設定方法の流れを示すフローチャートである。 メータデータベースの構成を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(センサネットワークシステム100)
図1は、センサネットワークシステム100の概略的な構成を示した説明図である。図1に示すように、センサネットワークシステム100は、複数のメータ110と、複数のセンサノード112と、複数の中継機114と、センター装置116と、基地局118とを含んで構成される。
メータ110は、例えば、スマートメータであり、需要者、すなわち、個別住宅や集合住宅の各住戸単位で設置される。メータ110は、ガス事業者から需要者にガスを供給したり、電力事業者から需要者に電力を供給したりする場合に、少なくともガスや電力の使用量を自動的に検針する装置である。本実施形態では、説明の便宜上、ガス事業者によるガスのメータ110について例示するが、電力(電気)にも適用できることは言うまでもない。
センサノード112は、メータ110それぞれに対し1対1に対応付けられて設置され、少なくともメータ110で利用される情報(データ)の送受信を行う。
中継機114は、異なるネットワーク同士を接続するゲートウェイ機器として機能し、複数のセンサノード112のいずれかに対応付けて設置される。中継機114は、その中継機114に対応付けられたセンサノード112と有線で通信を確立するとともに、センター装置116との通信を確立する。そして、中継機114は、対応付けられたセンサノード112を通じて、周囲の1または複数のセンサノード112と無線通信を確立する。
ただし、センサノード112同士の通信は、近距離無線で実現されているため、全てのセンサノード112が、中継機114に対応付けられたセンサノード112と、無線通信を直接確立できるとは限らない。この場合、センサノード112は、無線通信可能な他のセンサノード112を1または複数回ホップ(経由)して中継機114に接続される。こうして、中継機114は、対応付けられたセンサノード112および周囲の他のセンサノード112を通じて、各センサノード112の情報をセンター装置116に送信するとともに、センター装置116の情報を周囲のセンサノード112に送信することができる。なお、このとき、伝達される情報には、情報が伝達される際に経由した中継機114および基地局118を特定する識別子も含まれるので、センター装置116は、その情報の発信元と経路を特定することができる。
センター装置116は、コンピュータ等で構成され、ガス事業者や電力事業者といったセンサネットワークシステム100の管理者側に属する機器である。センター装置116は、1または複数の中継機114と通信を確立して、情報を収集または送信する。なお、メータ110が設置されている位置(座標情報)は、センター装置116において導管マッピング(GISシステム)を通じて管理されている。したがって、メータ110に設置されるセンサノード112の位置や、センサノード112と併設される中継機114の位置も導管マッピングによって特定できる。
基地局118は、中継機114およびセンター装置116のいずれとも通信を確立でき、中継機114とセンター装置116との通信を中継する。
ここで、各装置間の通信について説明する。例えば、中継機114と基地局118との無線通信、および、基地局118とセンター装置116との通信は、携帯電話網やPHS(Personal Handyphone System)網等の、例えば、LTEといった、通信量に応じて通信料が生じる既存の有料通信網が用いられる。かかる有料通信網は、ガス事業者や電力事業者と異なる、例えば、通信事業者が管理している。
センサノード112同士は、例えば、920MHz帯を利用するスマートメータ用無線システム(U−Bus Air)を通じた無線通信を確立する。かかるセンサノード112同士の無線通信は無料であることを想定しているが、有料か無料かは問わず、少なくとも中継機114とセンター装置116との間の通信より通信コストが低ければよい。このような無線通信により、中継機114は、有料通信網を通じて、センター装置116と接続されると共に、スマートメータ用無線システムを通じて各センサノード112と接続される。
センサネットワークシステム100では、需要者単位で、メータ110およびセンサノード112が配置されている。また、上述したように、メータ110およびセンサノード112に対し、中継機114が併設される場合もある。センター装置116は、センサノード112や中継機114を通じてメータ110の情報を収集、または、メータ110を制御する。したがって、センサノード112や中継機114は、需要者が存在するあらゆる位置に配置されることとなる。
ここでは、センサノード112から中継機114までのスマートメータ用無線システムと、中継機114からセンター装置116までの既存の有料通信網とを併用することで、センサノード112とセンター装置116との通信を低コストで実現する。すなわち、中継機114は、別途の通信料が不要なアドホック通信を通じて複数のセンサノード112から情報を収集する。そして、中継機114は、通信料を費やすものの、1日に1回の短時間で、収集した情報を一度にセンター装置116に送信する。こうして、中継機114の有料通信網の利用を最小限に留めることができ、センサネットワークシステム100全体の通信コストを削減することが可能となる。
また、上記スマートメータ用無線システムは、近距離無線を想定しているため、無線通信に費やす電力は比較的少ない。したがって、センサノード112の電源は、電池等で賄うことができ、センサネットワークシステム100の消費電力を削減することが可能となる。有料通信網は、スマートメータ用無線システムと比べると相対的に電力を消費し易いので、大容量の電池もしくは別途の電源を要する。しかし、センサノード112に対して中継機114の絶対数が少なく、かつ、1台当たりの通信頻度および通信時間が少ないので、全てのセンサノード112から携帯電話網を常時利用する場合に比べ、消費電力を極めて低く抑えることができる。
(中継機114の設置)
上述したように、センサノード112とセンター装置116とで情報を伝達するセンサネットワークシステム100を構築することで、ガス事業者の検針員がメータ110を直接検針しなくても、検針情報を収集(自動検針)することが可能となり、業務の効率化を図ることができる。
このようなセンサネットワークシステム100では、所定範囲内に位置していることを想定した所定数のメータ110単位で中継機114を1台割り当てている。こうして、センサネットワークシステム100では、必要最小限の中継機114で効率的にメータ110の情報を収集する。
なお、中継機114が割り当てられる所定数のメータ110には、既にセンサノード112が対応付けられたスマートメータのみならず、今後、スマートメータへの交換が行われるメータ110も含まれ、共通の中継機114が割り当てられる各メータ110に同一のネットワークIDが付される。
また、所定数は、所定年(例えば10年)後においても、中継機114がセンサノード112と通信できるよう、中継機114の最大許容数以下に設定されている。例えば、最大許容数「50」に対し所定数を「30」とする。したがって、30個のメータ110が含まれる所定範囲のいずれかのメータ110に中継機114が対応付けられることになる。
上述したように、センサノード112は、無線通信可能な他のセンサノード112を1または複数回ホップ(経由)して中継機114に接続される場合がある。ここで、センサノード112の処理負荷を軽減するためホップ数は少ない方がよい。したがって、中継機114は、所定範囲内に設置される全てのセンサノード112と無線通信を確立し易い、すなわち、ホップ数が比較的少なくなるような適切な位置に設置しなければならない。
しかし、中継機114の新設時において、通信距離等、通信環境のみに基づいて中継機114を対応付けるメータを決定すると、中継機としての役割を十分果たせない場合が生じ得る。例えば、建築年月が古い建築物内のメータに中継機114を新たに設置したとする。このような建築物が老朽化によって取り壊されると、併せて、中継機114も撤去されて利用不能となる。また、このように意図せず中継機114が利用不能となることで、本来、その中継機114と通信を確立することが想定された各センサノード112との通信が途絶え、メータ110の情報を取得できなくなるおそれもある。結果として、構築していたセンサネットワークシステム100が解体されることとなる。
また、メータ110は、検定有効期間が、例えば、10年といったように決まっており、その検定有効期間の満了に伴って交換しなければならない。そして、メータ110の交換に伴い、経年劣化による不具合を解消するため、メータ110に対応するセンサノード112や、センサノード112に接続される中継機114も交換される。メータ110の交換時において、センサネットワークシステム100を再構築し、中継機114を対応付けるメータ110を変更する場合もある。
このような中継機114の交換時において、例えば、中継機114を交換した直後に、中継機114を設置した建築物が取り壊され、中継機114が利用不能となる場合があり、それに伴い、メータ110の情報を取得できなくなるおそれもある。
そこで、本実施形態では、中継機114を対応付ける候補となり得るメータ110が設置された建築物の建物完成年月(建築年月)を参照して、中継機114を適切に設置する。なお、建物完成年月は建物が完成した年月を示し、代わりに、竣工検査が完了した年月を示す竣工日を用いてもよい。
図2は、センター装置116の概略的な構成を示した機能ブロック図である。センター装置116は、センター通信部130と、センター保持部132と、センター制御部134とを含んで構成される。
センター通信部130は、基地局118を通じて中継機114と通信を確立する。センター保持部132は、RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、センター装置116に用いられる導管マッピングや、後述するメータデータベース等、各種情報を保持する。センター制御部134は、プロセッサ、プログラムを格納するメモリで構成される。センター制御部134は、プロセッサがプログラムを実行することで、中継機設定部140といった機能モジュールとして機能する。
以下、本実施形態の中継機設定方法について、センター制御部134の機能モジュールの動作も踏まえて詳述する。なお、以下では、センター装置116がセンサネットワークシステム100の中継機設定方法を実現する例を挙げて説明するが、かかる場合に限らず、プロセッサを有する任意のコンピュータを用いてセンサネットワークシステム100の中継機設定方法を実現することができる。
(中継機設定方法)
図3は、中継機設定方法の流れを示すフローチャートである。中継機設定方法では、中継機設定部140が、中継機114の新設時、または、中継機114の交換時において、中継機114を対応付けるメータ110の候補を導出し(S100)、メータ110が設置された建築物の建築経過期間を判定し(S102)、中継機114を対応付けるメータ110を決定する(S104)。以下、中継機設定方法の各処理について詳細に説明し、本実施形態の特徴と無関係な処理については説明を省略する。
(メータ候補導出処理S100)
中継機設定部140は、複数のメータ110のうち、中継機114を対応付けるメータ110の候補を導出する。例えば、中継機設定部140は、ネットワークIDが等しい所定数(例えば、30台)のメータ110に対応付けられたセンサノード112全てについて、任意のセンサノード112と、他の全てのセンサノード112とのホップ数を積算し、その平均値が最も小さいセンサノード112に対応付けられたメータ110を中継機114に対応付ける候補とする。かかる中継機114を対応付けるメータ110の導出手法については、既に公開されている様々な技術を適用できるので、ここでは、その具体的な説明を省略する。
(建築経過期間判定処理S102)
中継機設定部140は、メータデータベースから、中継機114を対応付ける候補となったメータ110が設置されている建築物の建物完成年月および建築物用途コードを取得する。ここで、建築物用途コードは、建築物の用途を特定可能なコードであり、例えば、木造集合住宅=「1」、鉄筋集合住宅=「2」等の数値で示される。なお、建築物の用途が、木造集合住宅、鉄筋集合住宅に限られないのは言うまでもない。
図4は、メータデータベースの構成を説明するための説明図である。メータデータベースでは、センサネットワークシステム100に用いられる全てのメータ110に対し、そのメータ110に付与されたネットワークID、そのメータ110が設置されている建築物の建物完成年月(年.月)、建築物用途コードが対応付けられている。
そして、中継機設定部140は、取得した建物完成年月と、現時点の年月との差分(現時点の年月−建物完成年月)である建築経過期間を算出する。中継機設定部140は、算出した建築経過期間が、取得した建築物用途コードに基づく所定期間以上であるか否か判定する(S102)。その結果、建築経過期間が所定期間以上であれば(S102におけるYES)、中継機設定部140は、その中継機114を対応付ける候補となったメータ110を候補から排除し、ステップS100からの処理を繰り返す。この場合、中継機設定部140は、候補から排除されたメータ110を除いて、中継機114を対応付けるメータ110の候補を再度導出する。したがって、結果的に、建築経過期間が所定期間以上となる建築物に設置されたメータ110に対応付けられたセンサノード112には、中継機114を接続することが禁止される。
ここで、所定期間は、建築物用途コードに基づいて、例えば、耐用年数から検定有効期間を減算して導出される。例えば、木造集合住宅の耐用年数は22年、鉄筋集合住宅の耐用年数は47年である。また、検定有効期間は10年なので、設置された中継機114は最長10年利用され得る。したがって、建築物用途コードが木造集合住宅を示していれば、所定期間は、耐用年数(22年)−検定有効期間(10年)=12年となる。また、建築物用途コードが鉄筋集合住宅を示していれば、所定期間は、耐用年数(47年)−検定有効期間(10年)=37年となる。所定期間をこのように定義することで、中継機114の利用可能年数である10年間の間に、中継機114が利用不能となることを回避できる。
なお、所定期間は、かかる場合に限らず、耐用年数が最小となる建築物の耐用年数から検定有効期間を減算した期間を固定的に用いてもよいし、さらに、その建築物の近傍における開発計画や災害情報にも基づいて導出してもよい。
(メータ決定処理S104)
ステップS102において、建築経過期間が所定期間未満であると判定されると(S102におけるNO)、中継機設定部140は、中継機114を対応付ける候補となっているメータ110を、中継機114を対応付ける対象として決定する。
以上の構成により、中継機114を、適切なメータ110に対応付けて設置することが可能となり、中継機114が交換時期よりも早く撤去される事態を回避することが可能となる。
なお、ここで、中継機設定部140が、メータ110が設置された建築物の建築経過期間が所定期間以上であれば、メータ110に対応付けられたセンサノード112に中継機114を接続することを禁止する例を挙げて説明した。しかし、かかる場合に限らず、中継機設定部140が、メータ110が設置された建築物の建築経過期間が所定期間未満であれば、メータ110に対応付けられたセンサノード112に中継機114を接続することを許可する構成としてもよい。
また、ここでは、中継機設定部140が、メータデータベースにから取得した建物完成年月に基づいて、建築経過期間を算出し、建築経過期間を所定期間と比較して中継機114の接続可否を判定する例を挙げて説明している。しかし、かかる場合に限らず、中継機設定部140が、現時点から所定期間を減算した基準年月(年.月)を算出し、メータデータベースにから取得した建物完成年月と比較して中継機114の接続可否を判定するとしてもよい。また、センター装置116において、建物完成年月に基づいて、建築経過期間が常に算出され、メータデータベースにおいてメータ110に予め建築経過期間が対応付けられ、中継機設定部140は、メータデータベースから、直接、建築経過期間を取得し、所定期間と比較して中継機114の接続可否を判定するとしてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態において、中継機設定部140は、メータ110が設置された建築物の建築経過期間が所定期間以上であれば、メータ110に対応付けられたセンサノード112に中継機114を接続することを禁止する例を挙げて説明した。しかし、かかる場合に限らず、中継機設定部140は、ネットワークIDが等しい所定数のメータ110において、メータ110が設置された建築物の建築経過期間が相対的に長い方から所定数(例えば、メータ10個)以内であれば、メータ110に対応付けられたセンサノード112に中継機114を接続することを禁止するとしてもよい。また、中継機設定部140は、ネットワークIDが等しい所定数のメータ110において、メータ110が設置された建築物の建築経過期間が相対的に短い方から所定数(例えば、メータ20個)以内であれば、メータ110に対応付けられたセンサノード112に中継機114を接続することを許可するとしてもよい。こうして、建築経過期間が比較的長い建築物に設置されたメータ110に中継機114を対応付けることが可能となる。
また、中継機設定部140は、ネットワークIDが等しい所定数のメータ110において、メータ110が設置された建築物の建築経過期間が相対的に長い方から所定割合(相対的に長いメータ110の数/所定数、例えば、30%)以内であれば、メータ110に対応付けられたセンサノード112に中継機114を接続することを禁止するとしてもよい。もしくは、中継機設定部140は、ネットワークIDが等しい所定数のメータ110において、メータ110が設置された建築物の建築経過期間が相対的に短い方から所定割合(例えば、70%)以内であれば、メータ110に対応付けられたセンサノード112に中継機114を接続することを許可するとしてもよい。こうして、建築経過期間が比較的長い建築物に設置されたメータ110に中継機114を対応付けることが可能となる。
また、コンピュータを、上記センサネットワークシステム100を設計する装置、メータ110、センサノード112、または、センター装置116として機能させるプログラムや、当該プログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能なフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD、DVD、BD等の記憶媒体も提供される。ここで、プログラムは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理手段をいう。
なお、本明細書に示した各処理は、必ずしもフローチャートに記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
100 センサネットワークシステム
110 メータ
112 センサノード
114 中継機
116 センター装置
140 中継機設定部

Claims (2)

  1. 複数のメータそれぞれに対応付けられたセンサノードと、
    前記センサノードに接続され、前記センサノードを通じて前記メータの情報を収集する中継機と、
    前記中継機を通じて収集した前記メータの情報を受信するセンター装置と、
    複数の前記メータのうち、前記中継機を対応付ける前記メータを設定する中継機設定部と、
    を備え、
    前記メータと、前記メータが設置されている建築物の建物完成年月とが対応付けられており、
    前記中継機設定部は、前記建物完成年月に基づいて、前記メータに対応付けられた前記センサノードに前記中継機を接続するか否か決定するセンサネットワークシステム。
  2. 前記中継機設定部は、前記建物完成年月に基づいて建築経過期間を算出し、前記建築経過期間が所定期間以上であれば、前記メータに対応付けられた前記センサノードに前記中継機を接続することを禁止する請求項1に記載のセンサネットワークシステム。
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