JP7060755B1 - センサネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

Figure 0007060755000001
【課題】メータ座標情報を適切に取得可能とするセンサネットワークシステムを提供する。
【解決手段】センサネットワークシステム100は、メータ110に対応付けられたセンサノード112と、センサノード112を通じてメータ110の情報を収集するセンター装置116と、メータ110の撮像が可能な撮像部142、撮像が行われたタイミングにおいて自装置の緯度及び経度を示す緯度経度情報を生成する緯度経度情報生成部148及び撮像されたメータ110の画像に緯度経度情報を関連付けて画像情報を生成する画像情報生成部154を有する端末装置120と、画像情報に含まれる緯度経度情報を、撮像されたメータ110の位置を示すメータ座標情報とするメータ座標導出部を有するセンター装置116と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数のメータの情報を収集するセンサネットワークシステムに関するものである。
ガス事業者や電力事業者は、需要者が消費したガスや電力の使用量を積算するため、需要箇所にガスメータや電力メータを配置している。また、近年では、通信機能を備え、ガス事業者や電力事業者との間で双方向にデータ通信を行い、ガスや電力の使用量を自動的に遠隔検針可能なスマートメータの設置が促進されている。かかるスマートメータは、ガスや電力といったインフラ網の安全性や利用効率を高めるための情報源としても利用できる。
また、上述したスマートメータとガス事業者や電力事業者とのデータ通信を実現すべく様々な手段が提案されている。例えば、スマートメータに近距離の無線機を設け、メッシュ型のネットワークを形成したり、LTE(Long Term Evolution)といった携帯電話網によってスター型のネットワークを形成したり、電力線通信によるスター型のネットワークを形成することが考えられる。
また、メッシュ型のネットワークの応用として、基幹ネットワークと無線LANによるアドホック通信とを併設し、基幹ネットワークの障害時においてアドホック通信に切り替えることでスマートメータを安定して運用する技術が知られている(例えば、特許文献1)。また、ネットワークのルーティングに関する技術も公開されている(例えば、特許文献2)。
特開2012-065422号公報 特開2012-105258号公報
センサネットワークシステムでは、複数のメータそれぞれにセンサノードが対応付けられ、センサノードは中継機を介してセンター装置と通信を確立する。中継機は、複数のセンサノードからメータの情報を取得し、センター装置に送信する。メータは、経年劣化による不具合を解消するため、所定期間、例えば、10年毎に交換することとしている。
メータが交換されると、センサネットワークシステムを設計、管理および運用するために、当該交換されたメータの位置を把握する必要があり、当該メータの位置を示すメータ座標情報の取得が行われる。しかし、当該メータの交換の際、例えば、作業者が専用端末にメータ座標情報を誤って入力するなどの人為的なミスによって、適正なメータ座標情報とは異なる座標情報が、メータ座標情報として誤って取得されるおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑み、メータ座標情報を適切に取得可能なセンサネットワークシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のセンサネットワークシステムは、メータに対応付けられたセンサノードと、センサノードを通じてメータの情報を収集するセンター装置と、メータの撮像が可能な撮像部と、撮像が行われたタイミングにおいて自装置の緯度および経度を示す緯度経度情報を生成する緯度経度情報生成部と、撮像されたメータの画像に緯度経度情報を関連付けて画像情報を生成する画像情報生成部と、を有する端末装置と、画像情報に含まれる緯度経度情報を、撮像されたメータの位置を示すメータ座標情報とするメータ座標導出部と、画像情報と、メータ座標情報と、撮像されたメータが取り付けられている需要者宅を示す設置場所識別子とを関連付けて記憶する記憶部と、画像情報の画像から、撮像されたメータを特定可能なメータ識別子である第1メータ識別子を抽出する識別子抽出部と、設置場所識別子に予め対応付けられているメータ識別子である第2メータ識別子と、第1メータ識別子とが一致するか否か判定する一致判定部と、を備える。
また、メータ座標導出部は、緯度経度情報を座標変換し、座標変換後の情報を、メータ座標情報とするとしてもよい。
また、一致判定部は、第1メータ識別子と第2メータ識別子が不一致であった場合、画像情報の再取得を報知するようにしてもよい。
本発明によれば、メータ座標情報を適切に取得可能となる。
センサネットワークシステムの概略的な構成を示した説明図である。 メータの交換作業を説明するための説明図である。 端末装置の概略的な構成を示した機能ブロック図である。 センター装置の概略的な構成を示した機能ブロック図である。 メータ設置方法の流れを示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(センサネットワークシステム100)
図1は、センサネットワークシステム100の概略的な構成を示した説明図である。図1に示すように、センサネットワークシステム100は、複数のメータ110と、複数のセンサノード112と、複数の中継器114と、センター装置116と、基地局118とを含んで構成される。
メータ110は、例えば、スマートメータであり、需要者、すなわち、個別住宅や集合住宅の各住戸単位で設置される。メータ110は、ガス事業者から需要者にガスを供給したり、電力事業者から需要者に電力を供給したりする場合に、少なくともガスや電力の使用量を自動的に検針する装置である。本実施形態では、説明の便宜上、ガス事業者によるガスのメータ110について例示するが、電力(電気)にも適用できることは言うまでもない。
センサノード112は、メータ110それぞれに対し1対1に対応付けられて設置される。センサノード112は、例えば、メータ110の外部に取り付けられてもよいし、メータ110に内蔵されてもよい。センサノード112の位置は、メータ110の近傍(需要者の近傍)に制限される。センサノード112は、対応付けられたメータ110からメータ110で利用される情報(データ)を取得することができる。センサノード112は、センサノード112間で無線通信が可能となっており、少なくともメータ110で利用される情報の送受信を行う。以後、メータ110で利用される情報を、メータ110の情報という場合がある。メータ110の情報は、例えば、ガスの使用量、メータ110を識別する情報など、メータ110で利用される任意の情報を含んでもよい。
中継器114は、異なるネットワーク同士を接続するゲートウェイ機器として機能し、複数のセンサノード112のいずれかに対応付けて設置される。中継器114は、その中継器114に対応付けられたセンサノード112と有線で通信を確立するとともに、センター装置116との通信を確立する。そして、中継器114は、対応付けられたセンサノード112を通じて、周囲の1または複数のセンサノード112と無線通信を確立する。
ただし、センサノード112同士の通信は、近距離無線で実現されているため、全てのセンサノード112が、中継器114に対応付けられたセンサノード112と、無線通信を直接確立できるとは限らない。この場合、センサノード112は、無線通信可能な他のセンサノード112を1または複数回ホップ(経由)して中継器114に接続される。つまり、センサノード112は、マルチホップ形式のネットワークを構成している。こうして、中継器114は、対応付けられたセンサノード112および周囲の他のセンサノード112を通じて、各センサノード112の情報をセンター装置116に送信するとともに、センター装置116の情報を周囲のセンサノード112に送信することができる。なお、このとき、伝達される情報には、情報が伝達される際に経由した中継器114および基地局118を特定する識別子も含まれるので、センター装置116は、その情報の発信元と経路を特定することができる。
センター装置116は、コンピュータ等で構成され、ガス事業者や電力事業者といったセンサネットワークシステム100の管理者側に属する機器である。センター装置116は、1または複数の中継器114と通信を確立して、情報を収集または送信する。
基地局118は、中継器114およびセンター装置116のいずれとも通信を確立でき、中継器114とセンター装置116との通信を中継する。
ここで、各装置間の通信について説明する。例えば、中継器114と基地局118との無線通信、および、基地局118とセンター装置116との通信は、携帯電話網やPHS(Personal Handyphone System)網等の、例えば、5G(Generation)や4Gといった、通信量に応じて通信料が生じる既存の有料通信網が用いられる。かかる有料通信網は、ガス事業者や電力事業者と異なる、例えば、通信事業者が管理している。
センサノード112同士は、例えば、920MHz帯を利用するスマートメータ用無線システム(U-Bus Air)を通じた無線通信を確立する。かかるセンサノード112同士の無線通信は無料であることを想定しているが、有料か無料かは問わず、少なくとも中継器114とセンター装置116との間の通信より通信コストが低ければよい。このような無線通信により、中継器114は、有料通信網を通じて、センター装置116と接続されると共に、スマートメータ用無線システムを通じて各センサノード112と接続される。
センサネットワークシステム100では、需要者単位で、メータ110およびセンサノード112が配置されている。また、上述したように、メータ110およびセンサノード112に対し、中継器114が併設される場合もある。センター装置116は、センサノード112や中継器114を通じてメータ110の情報を収集、または、メータ110を制御する。したがって、センサノード112や中継器114は、需要者が存在するあらゆる位置に配置されることとなる。
上述したように、センサノード112とセンター装置116とで情報を伝達するセンサネットワークシステム100を構築することで、ガス事業者の検針員がメータ110を直接検針しなくても、検針情報を収集(自動検針)することが可能となり、業務の効率化を図ることができる。
(メータ110の交換)
センサネットワークシステム100では、経年劣化による不具合を解消するためメータ110を定期的に交換している。メータ110は、検定有効期間が、例えば、10年といったように決まっており、その検定有効期間の満了に伴って交換しなければならない。ただし、全てのメータ110を一度に交換するのではなく、例えば、1年毎に全量の1/10を交換することで少なくとも10年後に全量の交換を完了させる。以後、検定有効期間の満了を、検満という場合がある。
このように、センサネットワークシステム100では、メータ110の交換時期を時間方向に分散させている。そして、メータ110の交換のタイミングが到来すると、中継器114を含む、センサネットワークシステム100の構成を見直し、センサネットワークシステム100を再構築する。このように交換時期を分散することで、途中で住戸が増減した場合であっても、メータ110の情報を、センター装置116で適切に収集することが可能となる。
ここで、メータ110の交換時には、以下の3つの事例が考えられる。まず、第1の事例について説明する。メータ110が交換されると、当該メータ110の交換と合わせて、センサノード112の増加や変更が生じることがあり、センサノード112を通じたネットワーク環境が変化または拡張されることがある。このことから、メータ110が交換されると、センサネットワークシステム100を設計、管理および運用するために、当該交換されたメータ110の位置を、ネットワークの管理者が把握する必要がある。センサノード112の位置がメータ110の近傍に制限されるため、当該交換されたメータ110の位置が特定できれば、当該メータ110に対応するセンサノード112の位置も特定できるといえる。そのため、センサネットワークシステム100では、メータ110の交換時に、メータ110の位置を示すメータ座標情報の取得が行われる。メータ座標情報は、平面直角座標(二次元座標)としてセンター装置116に保存される。
しかし、メータ110の交換の際、例えば、作業者が端末装置にメータ座標情報を誤って入力するなどの人為的なミスによって、適正なメータ座標情報とは異なる座標情報が、メータ座標情報として誤って取得されるおそれがある。そうすると、センサネットワークシステム100の管理者が、センサネットワークシステム100を適切に設計、管理および運用することができなくなるおそれがある。
次に、第2の事例を説明する。道路には、都市ガスが流通する本支管が、道路に沿って布設されている。本支管には、本支管から各需要者宅に向けて分岐する供給管が接続されている。供給管の末端には、各需要者宅内に延びる内管が接続されている。メータ110は、内管に接続される。供給管の末端は、ガス供給者と各需要者宅との境界に相当する。供給管の末端は、例えば、センター装置116において導管マッピング(GISシステム)を通じて管理されており、ガス供給者は、供給管の末端の座標を把握している。このことから、供給管の末端を示す座標情報を、メータ座標情報とすることが考えられる。
しかし、供給管には、供給管自体が分岐して、供給管の末端が複数存在するものもある。そして、例えば、分岐する供給管の複数の末端が1つの需要者宅に延びているような場合がある。ここで、メータ110には、メータ110を個別に特定可能なメータ識別子が対応付けられている。メータ110の交換の際、作業者は、設置されたメータ110のメータ識別子と、需要者宅を示す設置場所識別子との関連付けを行う。分岐する供給管の複数の末端が1つの需要者宅に延びているような場合、設置場所識別子と、設置されたメータ110のメータ識別子とが関連付けられていることから、メータ識別子に対応する設置場所識別子は特定でき、設置場所識別子に対応する供給管自体は特定できるものの、設置場所識別子に対して、供給管の末端の座標が複数存在することになる。このような場合、ガス供給者は、供給管の末端の座標自体は把握しているものの、交換が行われたメータ110の位置が、複数存在する末端のうち、どの末端の座標に対応するかの対応付けがわからないことがある。その結果、複数存在する末端のうち、実際に交換されたメータ110の位置に対応する末端とは異なる末端の座標がメータ座標情報として取得されるなどのように、誤ったメータ座標情報が取得されるおそれがある。
上記の第1の事例および第2の事例で説明したように、メータの交換時において、誤ったメータ座標情報が取得されるおそれがある。センサネットワークシステム100では、検針員による検針自体が不要となるため、検針員によるメータ座標情報の確認作業は行われない。このため、誤ったメータ座標情報が登録された場合、メータ座標情報が誤っていることを発見することは困難である。
次に、第3の事例を説明する。メータ110の交換時には、作業者が、端末装置を用いて、交換後のメータ110のメータ識別子をセンター装置116に記憶させる。この作業時に、人為的なミスなどによって、誤ったメータ識別子がセンター装置116に記憶されるおそれがある。以下、この第3の事例を、図2を参照して説明する。
図2は、メータ110の交換作業を説明するための説明図である。新規のメータ110は伝票130と共に梱包されている。メータ110には、メータ110を個別に特定可能なメータ識別子が対応付けられている。したがって、メータ識別子は、1のメータ110を特定することができる。メータ識別子は、複数の数値で表されるが、文字や記号で表されてもよい。メータ識別子は、伝票130に、数値132およびバーコード134で記載されている。また、メータ識別子は、メータ110の外装における視認できる位置に、数値132および二次元コード136で表わされる。二次元コードは、例えば、QR(Quick Response)コード(登録商標)である。以下、説明の便宜上、メータ110に一体的に付された数値132や二次元コード136等を通じ、メータ110から直接取得可能なメータ識別子を第1メータ識別子と言う場合がある。また、伝票130に付された数値132やバーコード134等を通じ、メータ110以外の物から取得可能なメータ識別子を第2メータ識別子と言う場合がある。
作業者は、交換対象となるメータ110を需要者宅から取り外すとともに、梱包材から取り出した新規のメータ110を需要者宅に設置する。次に、作業者は、ガス事業者が所有する所定の端末装置120を用い、メータ110と同封された伝票130に付されたバーコード134を読み取って第2メータ識別子を取得する。作業者は、取得した第2メータ識別子を、メータ110を設置した需要者宅を示す設置場所識別子(メータ設置場所番号)と共にセンター装置116に送信する。センター装置116は、新たに取り付けられたメータ110の第2メータ識別子と設置場所識別子とを対応付けて記憶する。
しかし、作業時の人為的なミス等により、需要者宅に取り付けられたメータ110の実際のメータ識別子と、センター装置116において設置場所識別子に対応付けられたメータ識別子(第2メータ識別子)とが異なることがある。例えば、集合住宅等において複数のメータ110が同時に検満取替時期を迎える場合、複数のメータ110を一度に交換しなければならなくなる。作業者は、複数の新規のメータ110を順次取り付け、その後、複数のメータ110に同封された伝票130から順次第2メータ識別子を取得する。このとき、意図せず、伝票130を取り違え、メータ110の取付順と伝票130の読取順とが一致しないと、間違った第2メータ識別子がセンター装置116に送信され、設置場所識別子に対応付けられたメータ識別子(第2メータ識別子)が本来のメータ識別子と異なることとなる。この場合、ガスの需要者と、その料金の請求先とが異なるおそれが生じ得る。
このようにメータ識別子が誤報告されたとしても、従来、検針員がメータ110を検針する際に、メータ識別子や設置場所識別子を確認するので、メータ識別子が誤っていることを把握できる。検針員は、正しいメータ識別子を取得し、センター装置116に、メータ識別子の変更依頼をすることで、設置場所識別子に本来のメータ識別子を対応付けることが可能となる。
しかし、メータ110が、通信機能を備え、ガスや電力の使用量を自動的に遠隔検針可能なスマートメータに交換されると、検針員による検針自体が必要なくなる。そうすると、検針員によってメータ識別子を正しく変更することができなくなる。
これらを踏まえ、本実施形態のセンサネットワークシステム100では、メータ110の設置時(交換時)に用いられ、センター装置116と通信が可能な端末装置120を備える。以下、端末装置120とセンター装置116の構成を説明し、メータ設置方法を詳述する。
(端末装置120の構成)
図3は、端末装置120の概略的な構成を示した機能ブロック図である。端末装置120は、端末通信部140と、撮像部142と、端末記憶部144と、ユーザインターフェース146と、緯度経度情報生成部148と、端末制御部150とを含んで構成される。
端末装置120は、持ち運び可能な携帯端末であり、例えば、スマートフォンである。なお、端末装置120は、例示したスマートフォンに限らず、後述の各機能を有する任意の通信機器であってもよい。端末通信部140は、基地局118を通じてセンター装置116と通信を確立する。
撮像部142は、撮像素子で構成され、外部環境を撮像する。作業者は、撮像部142を通じ、伝票130に付されたバーコード134を撮像する。また、作業者は、撮像部142を通じ、メータ110に付された数値132や二次元コード136近傍を撮像することができる。なお、ここでの近傍を撮像するとは、メータ110のうち数値132や二次元コード136が付された部分だけ撮像する態様に限らず、数値132や二次元コード136を含むメータ110全体を撮像することができることを包含している。例えば、作業者は、メータ110の交換作業の証跡として、交換後のメータ110全体を撮像する。メータ110に数値132や二次元コード136が付されているため、交換後のメータ110全体を撮像することにより、結果的に、数値132や二次元コード136が撮像される。
端末記憶部144は、RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、撮像部142が撮像した画像等、各種情報を保持する。
ユーザインターフェース146は、各種の情報をユーザに提示するディスプレイなどの出力部、および、ユーザの入力操作を受け付けるタッチパネルなどの入力部を含む。
緯度経度情報生成部148は、例えば、GPS受信機を含み、GPSによって端末装置120(自装置)の緯度および経度を示す緯度経度情報を生成する。緯度経度情報生成部148は、撮像部142による撮像が行われたタイミングで起動し、その時点における端末装置120の緯度経度情報を生成する。例えば、撮像を指示する入力操作をユーザインターフェース146が受け付けると、端末制御部150は、撮像部142に撮像を指示する撮像指令を送信するとともに、緯度経度情報生成部148に緯度経度情報の生成を指示する緯度経度情報生成指令を送信する。撮像部142は、撮像指令を受信した時点で撮像し、その時点における画像(例えば、写真などの静止画)を示す撮像データを生成する。また、緯度経度情報生成部148は、緯度経度情報生成指令を受信した時点でGPSによる測位を実行し、その時点における端末装置120の緯度経度情報を生成する。
なお、撮像が行われたタイミングでの緯度経度情報の生成とは、緯度経度情報の生成動作が撮像動作と密接に関連している範囲内で、撮像タイミングと緯度経度情報の生成タイミングとが僅かにずれていることを許容する。
端末制御部150は、プロセッサと、プログラムを格納するメモリとで構成される。端末制御部150は、プロセッサがプログラムを実行することで、識別子取得部152、画像情報生成部154といった機能モジュールとして機能する。
識別子取得部152は、撮像されたバーコード134から第2メータ識別子を取得する。識別子取得部152は、取得した第2メータ識別子をセンター装置116に送信するように端末通信部140に指示する。端末通信部140は、当該指示に従って、第2メータ識別子をセンター装置116に送信する。
画像情報生成部154は、撮像されたメータ110の画像(例えば、撮像部142により生成された撮像データ)に、撮像が行われたタイミングで生成された緯度経度情報を関連付けて画像情報を生成する。具体的には、画像情報生成部154は、JPEGなどの規格の撮像データのプロパティに、Exif規格によって緯度経度情報が格納された画像情報を生成する。
端末記憶部144には、メータ110を設置する需要者宅を示す設置場所識別子が記憶されている。なお、設置場所識別子は、端末記憶部144に予め記憶されている態様に限らず、例えば、ユーザインターフェース146を通じて取得されてもよい。画像情報生成部154は、生成した画像情報と設置場所識別子とをセンター装置116に送信するように端末通信部140に指示する。端末通信部140は、当該指示に従って、画像情報と設置場所識別子とをセンター装置116に送信する。
(センター装置116の構成)
図4は、センター装置116の概略的な構成を示した機能ブロック図である。センター装置116は、センター通信部160と、センター記憶部162と、センター制御部164とを含んで構成される。
センター通信部160は、基地局118を通じて中継器114や端末装置120と通信を確立する。
センター記憶部162は、RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、センター装置116に用いられる導管マッピングや、後述するメータ設置データベース等、各種情報を保持する。
センター制御部164は、プロセッサと、プログラムを格納するメモリとで構成される。センター制御部164は、プロセッサがプログラムを実行することで、データ記憶部170、メータ座標導出部172、識別子抽出部174、一致判定部176といった機能モジュールとして機能する。
以下、本実施形態のメータ設置方法について、センター制御部164の各機能モジュールの動作、および、端末装置120の各機能モジュールの動作も踏まえて詳述する。なお、以下では、センター装置116がセンサネットワークシステム100のメータ設置方法を実現する例を挙げて説明するが、かかる場合に限らず、プロセッサを有する任意のコンピュータを用いてセンサネットワークシステム100のメータ設置方法を実現することができる。
(メータ設置方法)
図5は、メータ設置方法の流れを示すフローチャートである。以下、メータ設置方法の各処理の流れについて詳細に説明し、本実施形態の特徴と無関係な処理については説明を省略する。
(需要者宅特定処理S200)
まず、作業者は、メータ110を交換する需要者宅を訪問し、端末装置120において需要者宅を特定する。端末装置120では、特定した需要者宅に、設置場所識別子、および、古いメータ110のメータ識別子が対応付けられている。したがって、端末装置120では、設置場所識別子と古いメータ110のメータ識別子とが対応付けられていることになる。
(メータ識別子取得処理S202)
作業者は、交換対象となる古いメータ110を需要者宅から取り外す。このとき作業者は、端末装置120を通じ、取り外した古いメータ110に対応付けられた設置場所識別子を参照することで、新たなメータ110と対応付ける設置場所識別子を確認することができる。作業者は、梱包材から新規のメータ110を取り出し需要者宅に設置する。そして、作業者は、ユーザインターフェース146を通じて、伝票130に付されたバーコード134を読み取る。端末装置120の識別子取得部152は、ユーザインターフェース146を通じて入力されたバーコード134から、第2メータ識別子を取得する。また、識別子取得部152は、交換対象となる古いメータ110に対応付けられている設置場所識別子を取得する。識別子取得部152は、取得した第2メータ識別子と設置場所識別子とを、作業者の操作に応じて、センター装置116に送信するように端末通信部140に指示する。端末通信部140は、当該指示に従って、第2メータ識別子と設置場所識別子とをセンター装置116に送信する。
(メータ識別子登録処理S204)
センター装置116のデータ記憶部170は、端末装置120から送信された第2メータ識別子と設置場所識別子とを対応付け、センター記憶部162に保持されたメータ設置データベースに記憶する。メータ設置データベースでは、メータ識別子(第2メータ識別子)と設置場所識別子とが一対一に対応しており、一方から他方を一意に特定できるようになっている。
(撮像処理S206)
作業者は、端末装置120に対し、取り付けたメータ110に付された数値132や二次元コード136近傍を撮像する操作を行う。撮像部142は、作業者の撮像操作に応じて、数値132や二次元コード136を含む画像を示す撮像データを生成する。
(緯度経度情報生成処理S208)
撮像部142が撮像データを生成する撮像処理と並行して、緯度経度情報生成部148は、作業者の撮像操作に応じて、GPSによる測位を実行し、端末装置120の現在の緯度経度情報を生成する。これにより、撮像部142により撮像データが生成されたタイミングとほぼ同じタイミングにおける端末装置120の緯度経度情報が生成される。
(画像情報生成処理S210)
画像情報生成部154は、撮像処理で生成された撮像データに、緯度経度情報生成処理で生成された緯度経度情報を関連付けて、当該緯度経度情報を含む画像情報を生成する。例えば、緯度経度情報は、Exif規格によって画像情報のプロパティに格納される。画像情報は、メータ110の緯度経度情報を含むメータ画像を示している。
(画像情報送信処理S212)
画像情報生成部154は、作業者の操作に応じて、画像情報生成処理で生成された画像情報をセンター装置116に送信するように端末通信部140に指示する。このとき、画像情報生成部154は、画像情報とともに、交換対象となる古いメータ110に対応付けられていた設置場所識別子も、センター装置116に送信するように端末通信部140に指示する。端末通信部140は、当該指示に従って、画像情報と設置場所識別子をセンター装置116に送信する。センター装置116は、画像情報および設置場所識別子を受信すると、設置場所識別子を参照し、メータ識別子登録処理(S204)で記憶されている第2メータ識別子および設置場所識別子に、画像情報を関連付けて、当該画像情報をメータ設置データベースに記憶する。
(メータ座標導出処理S214)
センター装置116のメータ座標導出部172は、端末装置120から受信した画像情報に含まれる緯度経度情報を抽出する。例えば、メータ座標導出部172は、画像情報のプロパティから緯度経度情報を取得する。メータ座標導出部172は、極座標系で示される緯度経度情報を平面直角座標系の位置情報に座標変換する。メータ座標導出部172は、座標変換後の情報を、撮像されたメータ110の位置を示すメータ座標情報とする。
ここで、画像情報に含まれる緯度経度情報が示す位置と、実際のメータ110の位置とは、現実的には、正確には一致していない。しかし、メータ110を撮像することで、緯度経度情報を含む画像情報が生成されるため、画像情報の緯度経度情報が示す位置と、実際のメータ110の位置とは、例えば、1m以内など、少なくとも端末装置120がメータ110を撮像できる程度に近接している。このように、緯度経度情報が示す位置と、実際のメータ110の位置とが、十分に近接しているため、緯度経度情報が示す位置が、メータ110の位置と同じであるとみなすことが許容される。つまり、緯度経度情報を座標変換した情報を、メータ座標情報としても、許容される誤差の範囲内である。
このように、本実施形態では、メータ110を撮像することで生成された画像情報に基づいて、当該メータ110のメータ座標情報が導出される。本実施形態では、画像情報から自動的にメータ座標情報が生成され、メータ座標情報を取得することに関して人が介在しないため、人為的なミスの発生を抑制することができる。その結果、本実施形態では、適切なメータ座標情報を取得することができる。また、本実施形態では、画像情報から自動的にメータ座標情報が生成されるため、作業者の作業が煩雑になることを抑制することができる。
(メータ座標登録処理S216)
メータ座標導出部172は、導出したメータ座標情報を、当該メータ座標情報の導出元の画像情報に対応付けて、メータ設置データベースに記憶する。すなわち、撮像されたメータ110にかかる画像情報と、画像情報から導出されたメータ座標情報と、撮像されたメータ110が取り付けられている需要者宅を示す設置場所識別子と、メータ識別子(第2メータ識別子)とが関連付けられて、センター記憶部162に記憶されることになる。これにより、センサネットワークシステム100の設計、管理および運用を円滑に行うことができる。
(メータ識別子抽出処理S218)
センター装置116の識別子抽出部174は、端末装置120から受信した画像情報から、撮像されたメータ110を特定可能なメータ識別子である第1メータ識別子を抽出する。例えば、識別子抽出部174は、OCR(Optical Character Reader)を通じて、メータ110に付された数値132部分の画像を認識し、テキストに変換する。また、識別子抽出部174は、OCRを通じて、メータ110に付された二次元コード136を認識し、テキストに変換する。
(メータ識別子照合処理S220)
センター装置116の一致判定部176は、識別子抽出部174が抽出した第1メータ識別子と、データ記憶部170が設置場所識別子と対応付けたメータ識別子(第2メータ識別子)とが一致するか否か判定する。
ここで、上述のように、メータ識別子登録処理(S204)で第2メータ識別子と設置場所識別子とが対応付けられ、画像情報送信処理(S212)で第2メータ識別子および設置場所識別子に画像情報が対応付けられ、メータ座標登録処理(S216)で画像情報にメータ座標情報が対応付けられて、メータ設置データベースに記憶されている。すなわち、メータ設置データベースを参照すると、比較対象の第2メータ識別子を画像情報から特定することが可能である。一方、メータ識別子抽出処理(S218)で画像情報から第1メータ識別子が抽出されるため、第1メータ識別子は、画像情報に対応付けられている。そこで、一致判定部176は、メータ識別子抽出処理(S218)で抽出された第1メータ識別子に対応する画像情報から特定される第2メータ識別子を、当該第1メータ識別子と比較する比較対象とすることができる。
一致判定部176は、両メータ識別子同士が一致すると判定すると(S220におけるYES)、当該メータ設置方法を終了する。
(報知処理S222)
メータ識別子照合処理(S220)において、両メータ識別子同士が一致していないと判定すると(S220におけるNO)、一致判定部176は、端末装置120に、両メータ識別子同士が一致していない旨を示す情報を送信する。端末装置120は、その旨を示す情報を受信すると、例えば、ユーザインターフェース146のディスプレイにその旨を表示するなどにより、かかる情報を報知する。作業者は、この報知に基づいて、バーコード134を再読込し、メータ識別子取得処理S202から処理を繰り返す。
ここでは、両メータ識別子同士が不一致であった場合、作業者に再確認させることで、メータ識別子が異なっている原因が、伝票130の読み取り不備であるか、メータ110の撮像不備であるかを特定することができる。こうして、メータ識別子を適切に登録することが可能となる。
なお、メータ110近傍を撮像する場合、少なくともメータ110と、識別子抽出部174が抽出した第1メータ識別子とは一致していると考えることができる。そうすると、作業者によるメータ110の撮像より、作業者による伝票130の読み取りの方が誤っている可能性が高くなる。そこで、一致判定部176が、識別子抽出部174が抽出した第1メータ識別子と、データ記憶部170が設置場所識別子と対応付けたメータ識別子(第2メータ識別子)とが不一致であると判定した場合、強制的に、識別子抽出部174が抽出した第1メータ識別子を、データ記憶部170が設置場所識別子と対応付けたメータ識別子(第2メータ識別子)に上書きするとしてもよい。こうして、作業者の手を煩わせることなく、メータ識別子と設置場所識別子とが適切に対応付けられる。
また、ここでは、作業員の撮像操作に応じて生成された撮像データを、端末装置120が一旦センター装置116に送信し、センター装置116にて両メータ識別子同士を照合する例を挙げて説明したが、かかる場合に限らず、端末装置120において、両メータ識別子同士を照合してもよい。具体的に、識別子抽出部174および一致判定部176を端末装置120に設け、一致判定部176は、識別子抽出部174が抽出した第1メータ識別子と、伝票130から読み取った第2メータ識別子とが一致するか否かを判定する。
また、報知処理(S222)において、一致判定部176は、画像情報の再取得を要求する内容の報知を行い、作業者に、メータ110の撮像を再度行うことを促してもよい。この報知に基づいて、作業者が正しいメータ110を撮像すると、当該正しいメータ110の撮像データと、当該正しいメータ110を撮像したタイミングの緯度経度情報とから、画像情報が生成される。メータ座標導出部172は、このようにして再度生成された画像情報の緯度経度情報に基づいてメータ座標情報を生成する。これにより、メータ座標導出部172は、誤ったメータ座標情報の取得を、より防止することができる。
以上のように、本実施形態のセンサネットワークシステム100の端末装置120は、メータ110の撮像が可能な撮像部142と、撮像が行われたタイミングにおいて自装置の緯度および経度を示す緯度経度情報を生成する緯度経度情報生成部148と、撮像されたメータ110の画像に緯度経度情報を関連付けて画像情報を生成する画像情報生成部154と、を有する。本実施形態のセンサネットワークシステム100は、画像情報に含まれる緯度経度情報を座標変換し、座標変換後の情報を、撮像されたメータ110の位置を示すメータ座標情報とするメータ座標導出部172を有する。
これにより、本実施形態のセンサネットワークシステム100では、作業者がメータ110を撮像する動作を行うだけで、自動的に緯度経度情報が含まれる画像情報が生成され、画像情報から自動的にメータ座標情報が取得される。このため、本実施形態のセンサネットワークシステム100によれば、例えば、作業者が端末装置120にメータ座標情報を誤って入力するなどの人為的なミスの発生を抑制することができる。その結果、本実施形態のセンサネットワークシステム100によれば、メータ座標情報を適切に取得可能となる。
また、本実施形態のセンサネットワークシステム100では、作業者が、メータ110を撮像する動作と、緯度経度情報を生成するための動作との両方を別々に行う必要がなく、作業工程の増加を抑制することができる。
また、本実施形態のセンサネットワークシステム100では、メータ座標情報を取得するためには、必ずメータ110を撮像することになるため、メータ110の近傍の緯度経度情報を確実に取得することができる。
なお、上記実施形態においてメータ座標導出部172は、画像情報に含まれる緯度経度情報を座標変換し、座標変換後の情報をメータ座標情報としていた。しかし、メータ座標導出部172は、画像情報に含まれる緯度経度情報を、座標変換することなく、そのまま、メータ座標情報としてもよい。この態様においても、メータ座標情報を適切に取得可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、センター装置116のセンター制御部164が、メータ座標導出部172として機能していた。しかし、端末装置120の端末制御部150をメータ座標導出部172として機能させてもよい。この場合、端末制御部150のメータ座標導出部172は、導出したメータ座標情報をセンター装置116に送信してもよい。
また、上述した実施形態においては、端末装置120の撮像部142を通じて伝票130に付されたバーコード134を撮像する例を挙げて説明したが、かかる場合に限らず、専用のバーコードリーダを通じてバーコード134を読み取るとしてもよい。
また、上述した実施形態においては、端末装置120の撮像部142を通じてメータ110に付された数値132や二次元コード136近傍を撮像する例を挙げて説明したが、かかる場合に限らず、外部環境を撮像可能な撮像部を有する電子機器であれば足りる。
また、コンピュータを、識別子取得部152、画像情報生成部154、データ記憶部170、メータ座標導出部172、識別子抽出部174および一致判定部176として機能させるプログラムや、当該プログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能なフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD、DVD、BD等の記憶媒体も提供される。ここで、プログラムは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理手段をいう。
なお、本明細書に示した各処理は、必ずしもフローチャートに記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
100 センサネットワークシステム
110 メータ
112 センサノード
116 センター装置
120 端末装置
142 撮像部
148 緯度経度情報生成部
154 画像情報生成部
170 データ記憶部
174 識別子抽出部
176 一致判定部

Claims (3)

  1. メータに対応付けられたセンサノードと、
    前記センサノードを通じて前記メータの情報を収集するセンター装置と、
    前記メータの撮像が可能な撮像部と、撮像が行われたタイミングにおいて自装置の緯度および経度を示す緯度経度情報を生成する緯度経度情報生成部と、撮像された前記メータの画像に前記緯度経度情報を関連付けて画像情報を生成する画像情報生成部と、を有する端末装置と、
    前記画像情報に含まれる前記緯度経度情報を、撮像された前記メータの位置を示すメータ座標情報とするメータ座標導出部と、
    前記画像情報と、前記メータ座標情報と、撮像された前記メータが取り付けられている需要者宅を示す設置場所識別子とを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記画像情報の画像から、撮像された前記メータを特定可能なメータ識別子である第1メータ識別子を抽出する識別子抽出部と、
    前記設置場所識別子に予め対応付けられている前記メータ識別子である第2メータ識別子と、前記第1メータ識別子とが一致するか否か判定する一致判定部と、
    を備えるセンサネットワークシステム。
  2. 前記メータ座標導出部は、前記緯度経度情報を座標変換し、座標変換後の情報を、前記メータ座標情報とする請求項1に記載のセンサネットワークシステム。
  3. 前記一致判定部は、前記第1メータ識別子と前記第2メータ識別子が不一致であった場合、前記画像情報の再取得を報知する請求項1または2に記載のセンサネットワークシステム。
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