JP6395290B2 - 遊技機のリール駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スロットマシンなどの遊技機において複数種類の図柄が設けられるリールを回転させるリール駆動装置に関する。
従来、遊技機のリール駆動装置として種々のリール駆動装置が提案されている。たとえば、特許文献1に記載の遊技機は、複数のリールをそれぞれ回転駆動するリール駆動装置を備える。リール駆動装置は、各リールを回転駆動するために、ステッピングモータと、モータギヤと、第1ギヤと、第2ギヤとを備える。各リールは、その外周面に複数種類の図柄が設けられた回胴部を有する。第1ギヤは、回胴部に固定され、回胴部と同軸に配置された状態でモータギヤと噛み合う。第2ギヤは、第1ギヤと同軸に配置された状態でモータギヤと噛み合う。第1ギヤと第2ギヤとは、相対的に回転可能に同軸に取り付けられる。圧縮ばねが、第1ギヤおよび第2ギヤを互いに反対方向に付勢するために、第1ギヤの圧縮ばね支持部と第2ギヤの圧縮ばね支持部との間に設けられる。
特許文献1に記載の遊技機において、ステッピングモータが駆動されてモータギヤが回転すると、このモータギヤと噛み合う第1ギヤに荷重が作用し、この第1ギヤと同軸に固定された回胴部が回転する。このとき、圧縮ばねによって、第1ギヤと同軸に設けられた第2ギヤは、第1ギヤに作用する荷重の方向とは反対方向へ付勢されるので、モータギヤの歯は、第1ギヤの歯と第2ギヤの歯とによって挟まれることとなる。これにより、モータギヤと、第1ギヤおよび第2ギヤとの間のバックラッシュを低減させることができる。
特許第5406273号公報
特許文献1に記載の遊技機は、リールの回転開始時、または回転停止時などに、バックラッシュを原因とするリールの振動を低減するために有効である。一般に、遊技者は、長時間にわたって連続して遊技を楽しむことが多いことから、バックラッシュを低減するための圧縮ばねには、長時間にわたって繰り返し荷重が付与される。この繰り返し荷重の付与に備えて、圧縮ばねとして弾性力の大きな圧縮ばねを使用する必要がある。
特許文献1に記載の遊技機においては、圧縮ばねとして、コイル状のばねが使用される。圧縮ばねの弾性力を大きくするために、圧縮ばねのコイル線径を太くしたり、コイル巻き数を多くすることが考えられる。しかし、コイル線径を太くするなどの変更を行うと、圧縮ばね全体の直径および長さが大きくなることから、リール駆動装置の筐体内の限られた空間に、大きなコイル状の圧縮ばねを配置することは困難である。このため、特許文献1に記載の遊技機においては、バックラッシュの低減効果を向上させることは困難である。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされ、バックラッシュの低減効果を向上させることができる遊技機のリール駆動装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の第1の発明態様は、複数種類の図柄が設けられるリールを回転可能に複数配列し、複数のリールを回転させて図柄の組み合わせを変化させる遊技機におけるリール駆動装置において、複数のリールの各リールを回転駆動する駆動モータと、駆動モータの回転軸に連結される駆動ギヤと、各リールが回転するリール回転軸線の回りに回転可能に配置されるとともに各リールに連結され、駆動ギヤと噛み合うギヤが形成される第1回転体と、第1回転体と共通のリール回転軸線の回りに回転可能に配置され、駆動ギヤと噛み合うギヤが形成される第2回転体と、第1回転体と第2回転体とを相対的回転可能に連結する連結手段と、第1回転体と第2回転体とが互いに反対方向に回転するように両回転体を付勢するばね部材と、を備え、ばね部材は、一対の延出部分と、両延出部分を連結する連結部分とを含み、両延出部分がリール回転軸線と交差する方向に延びる状態で、両延出部分の両先端部は、両回転体にそれぞれ係止され、両回転体の一方の回転体は、ばね部材の連結部分と当接可能なばね保持部を含み、ばね保持部は、ばね部材の連結部分がリール回転軸線から離れる両回転体の半径方向に移動することを規制する。
本発明態様では、ばね部材は、両回転体のいずれかに取り付けられる構成であってもよいし、両回転体以外の部材に取り付けられる構成であってもよい。
本発明態様では、ばね部材は、リール回転軸線が延びる方向において、両回転体の間に配置される構成であってもよいし、両回転体が互いに対向する側面とは反対側の側面に配置される構成であってもよい。
本発明態様では、ばね部材の連結部分は、両延出部分を連結する形状であれば、いかなる形状であってもよい。たとえば、ばね部材の連結部分は、湾曲形状であってもよいし、コイル状に巻かれた形状であってもよい。
本発明態様では、連結手段は、第1回転体と第2回転体とを相対的回転可能に連結するのであれば、いかなる構成であってもよい。たとえば、連結手段は、リール回転軸線が延びる方向において、両回転体を互いに密着させた状態で連結する構成であってもよいし、所定の間隔をあけて両回転体を連結する構成であってもよい。
本発明態様では、駆動ギヤは、駆動モータの回転軸に直接に固定される構成であってもよいし、駆動モータの回転軸と歯車列などの伝達手段を介して連結される構成であってもよい。
本発明態様では、両延出部分の各延出部分の長さは、両回転体の各回転体の半径より長く設定されてもよい
本発明態様では、各延出部分の長さは、両回転体の各回転体の半径より長く設定されるのであれば、各回転体の直径より長く設定することも可能であるが、各回転体の直径より短く設定することが好ましい。
本発明態様では、リール回転軸線が両延出部分の間に位置するように、両延出部分の両先端部は、両回転体にそれぞれ係止されてもよい
請求項2に記載の具体的態様では、両回転体の一方の回転体は、ばね部材の連結部分を係止する第1係止部と、両延出部分の一方の延出部分の先端部を係止する第2係止部と、開口部とを含み、他方の回転体は、他方の延出部分の先端部を係止する第3係止部を含み、両回転体が連結されるときに、第3係止部は、開口部に挿通されて第1係止部および第2係止部が位置する一方の回転体の側面から突出する。
請求項3に記載の具体的態様では、先端部が第3係止部により係止される他方の延出部分は、開口部を横切って延びる。
請求項4に記載の具体的態様では、ばね部材を収容する凹所が、両回転体の一方の回転体の側面に形成され、第1係止部と第2係止部と開口部とは、凹所の収容空間に配置される。
請求項5に記載の具体的態様では、開口部は、両回転体の一方の回転体の円周方向に延びる円弧形状を有し、第3係止部は、開口部に嵌合して円周方向に案内される。
本具体的態様では、円周方向における開口部の長さは、両回転体の相対的回転可能な範囲に相当する長さである。
請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の具体的態様では、両回転体の一方の回転体は、第1回転体であってもよいし、第2回転体であってもよい。
請求項6に記載の具体的態様では、両回転体の一方の回転体は、第2回転体である。
請求項7に記載の第2の発明態様は、複数種類の図柄が設けられるリールを回転可能に複数配列し、複数のリールを回転させて図柄の組み合わせを変化させる遊技機におけるリール駆動装置において、複数のリールの各リールを回転駆動する駆動モータと、駆動モータの回転軸に連結される駆動ギヤと、各リールが回転するリール回転軸線の回りに回転可能に配置されるとともに各リールに連結され、駆動ギヤと噛み合うギヤが形成される第1回転体と、第1回転体と共通のリール回転軸線の回りに回転可能に配置され、駆動ギヤと噛み合うギヤが形成される第2回転体と、第1回転体と第2回転体とを相対的回転可能に連結する連結手段と、第1回転体と第2回転体とが互いに反対方向に回転するように両回転体を付勢するばね部材と、を備え、ばね部材は、一対の延出部分と、両延出部分を連結する連結部分とを含み、両延出部分がリール回転軸線と交差する方向に延びる状態で、両延出部分の両先端部は、両回転体にそれぞれ係止され、第2回転体は、ばね部材の連結部分を係止する第1係止部と、両延出部分の一方の延出部分の先端部を係止する第2係止部と、開口部とを含み、第1回転体は、他方の延出部分の先端部を係止する第3係止部を含み、両回転体が連結されるときに、第3係止部は、開口部に挿通されて第1係止部および第2係止部が位置する第2回転体の側面から突出し、リール回転軸と駆動モータとをそれぞれ保持する保持部材をさらに備え、両回転体は、リール回転軸にそれぞれ支持され、第2回転体は、第1回転体より保持部材に近接して配置される。
本発明態様では、両回転体が、リール回転軸に直接に接触して支持される構成であってもよいし、両回転体のいずれかの回転体がリール回転軸に直接に接触して支持される円筒部分を有し、他の回転体が、その円筒部分に接触して支持される構成であってもよい。
請求項8に記載の第3の発明態様は、複数種類の図柄が設けられるリールを回転可能に複数配列し、複数のリールを回転させて図柄の組み合わせを変化させる遊技機におけるリール駆動装置において、複数のリールの各リールを回転駆動する駆動モータと、駆動モータの回転軸に連結される駆動ギヤと、各リールが回転するリール回転軸線の回りに回転可能に配置されるとともに各リールに連結され、駆動ギヤと噛み合うギヤが形成される第1回転体と、第1回転体と共通のリール回転軸線の回りに回転可能に配置され、駆動ギヤと噛み合うギヤが形成される第2回転体と、第1回転体と第2回転体とを相対的回転可能に連結する連結手段と、第1回転体と第2回転体とが互いに反対方向に回転するように両回転体を付勢するばね部材と、を備え、ばね部材は、一対の延出部分と、両延出部分を連結する連結部分とを含み、両延出部分がリール回転軸線と交差する方向に延びる状態で、両延出部分の両先端部は、両回転体にそれぞれ係止され、両回転体の一方の回転体は、ばね部材の連結部分を係止する第1係止部と、両延出部分の一方の延出部分の先端部を係止する第2係止部と、開口部とを含み、他方の回転体は、他方の延出部分の先端部を係止する第3係止部を含み、両回転体が連結されるときに、第3係止部は、開口部に挿通されて第1係止部および第2係止部が位置する一方の回転体の側面から突出し、連結手段は、両回転体のいずれかの回転体の側面に設けられる複数の屈曲部と、複数の屈曲部とそれぞれ係合可能であり、他の回転体に設けられる複数の係合部とを含み、複数の屈曲部のうちの少なくとも1つの屈曲部と、その屈曲部と係合可能な少なくとも1つの係合部とが、互いに連結される両回転体の第2係止部と第3係止部との間に配置される。
請求項1に記載の第1の発明態様では、連結手段が、第1回転体と第2回転体とを相対的回転可能に連結する。ばね部材が、第1回転体と第2回転体とが互いに反対方向に回転するように両回転体を付勢する。ばね部材の両延出部分がリール回転軸線と交差する方向に延びる状態で、両延出部分の両先端部は、両回転体にそれぞれ係止される。この結果、ばね部材は、従来のコイル状の圧縮ばねに比べ、ばね部材全体を大きくすることなく、比較的大きな弾性力を生じさせることができることから、両回転体のギヤについてバックラッシュの低減効果を向上させることができる。また、両回転体の一方の回転体が、ばね部材の連結部分と当接可能なばね保持部を含む。この結果、両回転体が高速で回転することにより、大きな遠心力がばね部材に作用するときでも、ばね保持部は、ばね部材の連結部分と当接してばね部材の移動を規制する。
請求項1に記載の第1の発明態様では、両延出部分の各延出部分の長さは、両回転体の各回転体の半径より長く設定されてもよい。この結果、各延出部分の先端部の変位が大きくても、各延出部分と連結部分との連結領域の湾曲変形が小さいことから、先端部の変位に拘わらず一定の弾性力を両回転体に付与することができる。
請求項1に記載の第1の発明態様では、リール回転軸線が両延出部分の間に位置するように、両延出部分の両先端部は、両回転体にそれぞれ係止されてもよい。この結果、リール回転軸線の位置により制限されることなく、各回転体の半径より長い両延出部分を容易に配置することができる。
請求項2に記載の具体的態様では、両回転体が連結されるときに、第3係止部は、開口部に挿通されて第1係止部および第2係止部が位置する一方の回転体の側面から突出する。この結果、ばね部材は、一方の回転体の側面に装着されることから、両回転体の間にばね部材が配置される構成に比べ、両回転体を可能な限り近接した状態で配置することが容易になる。
請求項3に記載の具体的態様では、先端部が第3係止部により係止される他方の延出部分は、開口部を横切って延びる。この結果、他方の延出部分は、第3係止部と係合することにより、第3係止部が開口部から抜け出ることを防止することができる。
請求項4に記載の具体的態様では、凹所が、両回転体の一方の回転体の側面において、ばね部材を収容する。第1係止部と第2係止部と開口部とは、凹所の収容空間に配置される。この結果、リールが高速で回転および停止を繰り返す場合でも凹所内にばね部材を確実に保持することができる。
請求項5に記載の具体的態様では、第3係止部は、円弧形状の開口部に嵌合して円周方向に案内される。この結果、第3係止部は、他方の延出部分の先端部を係止するとともに、開口部との嵌合により、両回転体を円滑に相対的回転させることができる。
請求項6に記載の具体的態様では、両回転体の一方の回転体は、第2回転体であることから、一方の回転体が第1回転体である場合に比べ、各リールと連結するための連結手段の配置に制限されることなく、第1係止部、第2係止部、および開口部を自由に配置することができる。
請求項7に記載の第2の発明態様では、保持部材が、リール駆動軸と駆動モータとをそれぞれ保持する。リール駆動軸は、両回転体をそれぞれ支持する。第2回転体は、第1回転体より保持部材に近接して配置される。この結果、従来のコイル状の圧縮ばねが装着される場合に比べ、ばね部材が装着された第2回転体を保持部材に近接させて配置することができ、リール駆動軸を長くすることなく、モータギヤと両回転体のギヤとを噛み合わせることができる。
請求項8に記載の第3の発明態様では、複数の屈曲部のうちの少なくとも1つの屈曲部と、その屈曲部と係合可能な少なくとも1つの係合部とが、互いに連結される両回転体の第2係止部と第3係止部との間に配置される。この結果、第2係止部および第3係止部により両延出部分の両先端部が係止される領域において、屈曲部および係合部は両回転体の連結状態を保持することができ、ばね部材の弾性力を両回転体に確実に付与することができる。
本発明の実施形態に係る図柄表示リール装置1の全体構成を示す斜視図である。 リール組体10の分解した状態を右方から見た斜視図である。 リール組体10の分解した状態を左方から見た分解斜視図である。 主回転体26を左方から見た図面である。 図4に示すA−A線に従って切断した主回転体26を示す断面図である。 主回転体26を右方から見た図面である。 副回転体27を右方から見た図面である。 図7に示すB−B線に従って切断した副回転体27を示す断面図である。 副回転体27を左方から見た図面である。 主回転体26、副回転体27、および、ばね部材28を分解して示す分解斜視図である。 主回転体26、副回転体27、および、ばね部材28を組み付けた状態を右方から見た図面である。 組み立てられたリール組体10を左方から見た図面である。 図12に示すC−C線に従って切断したリール組体10を示す断面図である。 図12に示すD−D線に従って切断したリール組体10を示す断面図である。 モータギヤ24と、両回転体26、27のギヤ部41、54との噛み合い状態を拡大して示す図面である。
<実施形態>
[図柄表示リール装置1の全体構成]
以下に、本発明のリール駆動装置を図柄表示リール装置に適用した一実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態は、スロットマシンなどの遊技機に搭載される図柄表示リール装置1である。図1は、3つのリール組体が搭載可能な図柄表示リール装置1の全体構成を示す斜視図である。図1に矢印で示す3つの方向を、上下方向、左右方向、および前後方向と定め、このように定めた方向を図2以降の各図面に矢印で示す。
図柄表示リール装置1は、特許文献1に記載されるように、遊技機の筐体に形成される各表示窓に各リール組体が対向するように、遊技機の筐体に取り付けられる。図柄表示リール装置1は、各表示窓に表示される図柄を拡大して表示する液晶表示装置とともに遊技機の筐体に設けられてもよいし、液晶表示装置に代えて遊技機の筐体に設けられてもよい。
図1において、図柄表示リール装置1は、3つのリール組体10、11、12と、これらのリール組体が組み付けられる装置フレーム13と、を備える。装置フレーム13は、遊技機の筐体に取り付けられる。図1に示す図柄表示リール装置1は、リール組体10が取り外された状態で示される。3つのリール組体10、11、12は、同じ構成を有するので、リール組体10を例にして、以下に説明する。
〈リール組体10の詳細な構成〉
図2および図3において、リール組体10は、ホルダベース20と、リフレクタ21と、モータホルダ22と、駆動モータ23と、モータギヤ24と、リール回転軸25と、主回転体26と、副回転体27と、ばね部材28と、リールドラム29と、を主に備える。
ホルダベース20は、ねじなどの固定手段により装置フレーム13に固定される。リフレクタ21は、3つに区分される照射空間21A、21B、21Cを有し、発光ダイオードが各照射空間内に配置される。リフレクタ21は、ねじなどの固定手段によりホルダベース20の左側の面に固定される。
駆動モータ23は、ねじなどの固定手段によりモータホルダ22に固定される。モータギヤ24が、駆動モータ23の回転軸に固定される。モータホルダ22は、ねじなどの固定手段によりホルダベース20の左側の面に固定される。本実施形態では、駆動モータ23は、ステッピングモータから構成される。
リール回転軸25は、軸受30および軸受31により、ホルダベース20の取付孔32に回転可能に取り付けられる。リール回転軸25は、ホルダベース20の左側の面から左方に突出し、モータホルダ22に挿通された状態で、さらに左方に延びる。取付金具33が、ホルダベース20の取付孔32を塞ぐように、ねじなどの固定手段によりホルダベース20の右側の面に固定される。この取付金具33により、軸受30がホルダベース20の取付孔32の内部に保持される。また、モータホルダ22は、ホルダベース20の取付孔32を塞ぐように、ホルダベース20の左側の面に固定されるので、軸受31がホルダベース20の取付孔32の内部に保持される
主回転体26は、モータホルダ22から左方に延びるリール回転軸25に圧入されて固定される。副回転体27は、主回転体26に対してリール回転軸25を中心にして所定回転角度だけ回転可能なように、主回転体26に取り付けられる。ばね部材28は、副回転体27が主回転体26に対して回転するように、両回転体26、27を弾性力により付勢する。取付ねじ34は、そのねじ軸部が座金35に挿通された状態で、リール回転軸25の左端部に螺合される。取付ねじ34の螺合により、リール回転軸25の上において両回転体26、27の支持状態が保持される。両回転体26、27、および、ばね部材28の詳細な構成については、後述する。
リールドラム29と主回転体26とを連結するために、一対のダンパゴム36、37と、圧縮コイルばね38とが使用される。リールドラム29は、ねじなどの固定手段により主回転体26の左側の面に固定される。リールドラム29、両ダンパゴム36、37、および、圧縮コイルばね38の詳細な構成については、後述する。
(主回転体26の詳細な構成)
主回転体26の詳細な構成について、図4乃至図6を参照して説明する。図4は、主回転体26を左方から見た図面であり、図5は、図4に示すA−A線に従って切断した断面図であり、図6は、主回転体26を右方から見た図面である。主回転体26は、合成樹脂材料により成形され、円板状部39と、円筒部40とを含む。円筒部40は、主回転体26の中心部分に配置され、連結筒部40Aを含む。連結筒部40Aは、円筒形状を有し、主回転体26の右側の面から右方に突出する。ギヤ部41が、円板状部39の外周部の全周にわたって形成され、モータギヤ24と噛み合う。ばね収容凹所42が、円筒部40において主回転体26の左側の面に形成され、圧縮コイルばね38を収容することができる。貫通孔43が、左右方向においてばね収容凹所42と連通して円筒部40の連結筒部40Aに形成される。モータホルダ22から左方に延びるリール回転軸25は、貫通孔43に圧入される。
一対のゴム収容凹所44、45が、ばね収容凹所42の上下に近接した状態で、主回転体26の左側の面に形成され、一対のダンパゴム36、37を収容することができる。一対の連結突部46A、46Bが、ばね収容凹所42の前後に間隔をおいて、主回転体26の左側の面に形成される。一対のねじ孔47A、47Bが、両連結突部46A、46Bにおいて、主回転体26の左側の面に形成される。
図6において、3つの連結フック48A、48B、48Cが、主回転体26の右側の面において円周方向に間隔をおいて配置され、主回転体26の右側の面から右方に突出する。連結フック48Aは、主回転体26の上方部分に配置され、連結フック48B、48Cは、主回転体26の下方部分であって、前後に離れた位置にそれぞれ配置される。連結フック48A、48B、48Cのフック部は、その先端部が主回転体26の中心部から外周部に向かう放射方向に向かうように屈曲される。連結フック48A、48B、48Cは、主回転体26の中心部よりも、その外周部、すなわち円板状部39の外周部に近い位置に配置される。ばね係止部49が、主回転体26の右側の面において連結フック48Aに近い位置に配置され、主回転体26の右側の面から右方に突出する。
軸部50が、主回転体26の左側の面においてゴム収容凹所44から後方に離れて配置され、主回転体26の左側の面から左方に突出する。軸部50は、リールドラム29と主回転体26とが誤った位置関係で連結されることを防止する働きを有する。
(副回転体27の詳細な構成)
副回転体27の詳細な構成について、図7乃至図9を参照して説明する。図7は、副回転体27を右方から見た図面であり、図8は、図7に示すB−B線に従って切断した断面図であり、図9は、副回転体27を左方から見た図面である。副回転体27は、合成樹脂材料により成形され、円板状部52と、円筒部53とを含む。円筒部53は、副回転体27の中心部分に配置される。ギヤ部54が、円板状部52の外周部の全周にわたって形成され、モータギヤ24と噛み合う。嵌合孔55が、円筒部53において左右方向に貫通して形成される。嵌合孔55は、主回転体26の連結筒部40Aの外周面と嵌合する。この嵌合により、副回転体27は、主回転体27の連結筒部40Aの回りに回転することができる。副回転体27は、モータギヤ24の半径より大きい半径であって、主回転体26と同じ半径Rを有し、副回転体27のギヤ部54は、主回転体26のギヤ部41と同じピッチの歯形状で形成される。
3つの連結切欠部56、57、58が、副回転体27の円周方向に間隔をおいて配置される。連結切欠部56は、副回転体27の上方部分に配置され、主回転体26の連結フック48Aが挿通されて係止されるように形成される。連結切欠部57、58は、副回転体27の下方部分であって、前後に離れた位置にそれぞれ配置される。連結切欠部57は、主回転体26の連結フック48Bが挿通されて係止されるように形成され、連結切欠部58は、連結フック48Cが挿通されて係止されるように形成される。連結切欠部56、57、58は、副回転体27の中心部よりも、その外周部、すなわち円板状部52の外周部に近い位置に配置される。連結切欠部56、57、58は、同じ形状を有するので、連結切欠部56を例にして、説明する。図9において、連結切欠部56は、ほぼ矩形状の幅広切欠部分56Aと、長溝形状の幅狭切欠部分56Bとを含む。幅広切欠部分56Aは、副回転体27の半径方向において、幅狭切欠部分56Bより大きな幅に形成される。幅広切欠部分56Aは、連結フック48Aのフック部分の挿通を許容することができる。幅狭切欠部分56Bは、図9において、時計回り方向に幅広切欠部分56Aから延び、円弧形状を有する。幅狭切欠部分56Bは、その円弧形状の端縁に連結フック48Aのフック部分が係止されるように形成される。連結切欠部57、58も、連結切欠部56と同様に、幅広切欠部分57A、58Aと、幅狭切欠部分57B、58Bとを含む。
案内溝59が、図7において、連結切欠部56の前方に近接して円弧形状に形成され、副回転体27の円周方向に延びる。案内溝59は、主回転体26のばね係止部49が挿通されるように形成される。ばね係止部60が、図7において、連結切欠部56の後方に近接して配置され、副回転体27の右側の面から右方に突出する。案内溝59は、副回転体27の円周方向に所定の長さを有する。この案内溝59の所定の長さは、副回転体27が主回転体26に対して相対的に回転可能な角度に従って設定される。
ばね収容凹所61が、ばね部材28を収容するために、副回転体27の右側の面に形成される。ばね収容凹所61は、前方壁部62と、後方壁部63と、一対の中間壁部64、65とにより形成される。図6において、前方壁部62は、副回転体27の前方部分において上下方向に延び、後方壁部63は、副回転体27の後方部分において上下方向に延びる。中間壁部64は、上方中間壁部64Aと、下方中間壁部64Bとを含む。上方中間壁部64Aは、副回転体27の前方部分において、副回転体27の上方部分と、円筒部53の外周部とを連結し、上下方向に延びる。下方中間壁部64Bは、副回転体27の前方部分において、円筒部53の外周部から下方に延びる。中間壁部65は、副回転体27の後方部分において、副回転体27の上方部分から下方に延びる。中間壁部65の中間部分は、円筒部53の外周部と連結される。中間壁部65の下方部分は、U字形状に湾曲して形成され、下方中間壁部64Bの下方部分に連結される。
ばね係止部66が、中間壁部65の下方部分と下方中間壁部64Bの下方部分とが連結されるU字形状の部分に配置され、そのU字形状の部分から下方に突出する。一対のばね保持部67、68が、図7において、副回転体27の右側の面において、ばね係止部66の前後に配置される。
図7において、案内溝59、連結切欠部57、および、ばね保持部67が、前方壁部62と、上方中間壁部64Aおよび下方中間壁部64Bとにより画定される収容空間に配置される。ばね係止部60、連結切欠部58、および、ばね保持部68が、後方壁部63と、中間壁部65とにより画定される収容空間に配置される。連結切欠部56が、上方中間壁部64Aと、中間壁部65とにより画定される空間に配置される。
(ばね部材28の詳細な構成)
ばね部材28の詳細な構成について、図10を参照して説明する。図10は、主回転体26、副回転体27、および、ばね部材28を分解した状態で、右方から見た斜視図である。ばね部材28は、U字形状に湾曲して形成され、一対の延出部分69、70と、連結部分71とを含む。延出部分69は、上下方向に直線状に延び、その上方端部が前方に折り曲げられる。延出部分70は、上下方向に直線状に延び、その上方端部が後方に折り曲げられる。連結部分71は、両延出部分69、70の下方部分を連結し、湾曲して形成される。本実施形態では、ばね部材28の材料として、ピアノ線B種SWP−Bが使用され、ばね線径は、直径1.8mmである。ばね部材28の他の材料としては、硬鋼線SW−C、ピアノ線A種SWP−A、ばね用ステンレス鋼SUS304WPBなどの材料が使用可能である。
ばね部材28の全長Lは、主回転体26の半径R、および副回転体27の半径Rより充分に長く設定される。また、ばね部材28の延出部分69、70の各延出部分の長さは、ばね部材28の全長Lより短い長さであるが、主回転体26の半径R、および副回転体27の半径Rより充分に長く設定される。本実施形態では、両延出部分69、70の長さは、同じ長さに設定される。
(主回転体26、副回転体27、および、ばね部材28の組み付け)
主回転体26、副回転体27、および、ばね部材28の組み付け方法について、図10および図11を参照して説明する。図11は、主回転体26、副回転体27、および、ばね部材28を組み付けた状態で、右方から見た図面である。
先ず、主回転体26の連結筒部40Aが、副回転体27の嵌合孔55に挿通される。連結筒部40Aが挿通されるときに、主回転体26の連結フック48A、48B、48Cが、副回転体27の連結切欠部56、57、58の幅広切欠部分56A、57A、58Aに挿通されるとともに、主回転体26のばね係止部49が、副回転体27の案内溝59に挿通される。その後に、副回転体27が、図10に矢印D1で示す方向に主回転体26に対して回転すると、連結フック48A、48B、48Cのフック部分が、連結切欠部56、57、58の幅狭切欠部分56B、57B、58Bの円弧形状の端縁に係止される。副回転体27が回転するときに、ばね係止部49は、副回転体27の右側の面から右方に突出した状態で、案内溝59に案内されて移動する。本実施形態では、図11に示すように、両回転体26、27の回転中心からばね係止部49までの距離は、両回転体26、27の回転中心からばね係止部60までの距離と同じである。
次に、ばね部材28の連結部分71が、副回転体27のばね係止部66に係止されるとともに、ばね部材28の延出部分69、70の先端部が、ばね係止部49および係止部60にそれぞれ係止される。ばね部材28は、副回転体27が図10に矢印D1で示す方向に回転するように付勢するとともに、主回転体26が副回転体27の回転方向と反対の方向に回転するように付勢する。
ばね部材28が副回転体27に係止されるときに、図11に示すように、延出部分69は、前方壁部62と中間壁部64A、64Bとにより画定される収納空間に収容され、延出部分70は、後方壁部63と中間壁部65とにより画定される収納空間に収容される。連結部分71の下方への移動は、ばね保持部67、68の上方端部により規制される。
(リールドラム29などの詳細な構成)
リールドラム29、両ダンパゴム36、37、および、圧縮コイルばね38の詳細な構成について、図2、図12乃至図14を参照して説明する。図12は、組み立てられたリール組体10を左方から見た図面であり、図13は、図12に示すC−C線に従って切断したリール組体10の断面図であり、図14は、図12に示すD−D線に従って切断したリール組体10の断面図である。
リールドラム29は、合成樹脂材料により成形され、ハブ部72と、4つのスポーク部73、74、75、76と、一対のリング部77、78と、を主に備える。スポーク部73、74、75、76は、ハブ部72からリング部77まで放射状に延び、円周方向に等間隔に配置される。多数の連結棒79が、両リング部77、78の間に架設される。多種類の図柄が描かれたテープが、両リング部77、78の円周面に取り付けられる。各リングは、両回転体26、27の半径Rよりも充分に大きな半径を有する。
図2において、ばね収容凹所80が、ハブ部72の中心部分であって、ハブ部72の右側の面に形成される。ばね収容凹所80は、主回転体26のばね収容凹所42と協働して、圧縮コイルばね38を収容する。圧縮コイルばね38がばね収容凹所42、80に収容された状態において、圧縮コイルばね38は、主回転体26およびリールドラム29が互いに離れる方向に両者を付勢する。一対の円形突部81、82が、ばね収容凹所80の上下であって、ばね収容凹所80に近接した位置において、ハブ部72の右側の面から右方に突出して形成される。一対の連結孔83A、83Bが、ばね収容凹所80の前後に離れた状態で、ハブ部72を左右方向に貫通して形成される。主回転体26の両連結突部46A、46Bは、両連結孔83A、83Bにそれぞれ嵌合する。本実施形態では、各連結孔の直径は、各連結突部の直径よりも僅かに大きく設定される。
図2において、遮蔽板部84が、スポーク部74の中間部分であって、スポーク部74の右側の面から右方に突出して固定される。遮蔽板部84は、光学センサ85により検出される。光学センサ85は、ホルダベース20の左側の面から左方に突出する取付台20Aに取り付けられる。リールドラム29の所定の回転位置が、光学センサ85からの検出信号に従って、公知の制御手段により認識される。
両ダンパゴム36、37は、円形状の貫通孔を有する。両ダンパゴム36、37が主回転体26のゴム収容凹所44、45に収容され、両連結突部46A、46Bが両連結孔83A、83Bにそれぞれ挿通された状態において、一対のねじ86A、86Bは、両連結突部46A、46Bのねじ孔47A、47Bに螺合される。この螺合により主回転体26がリールドラム29のハブ部72の右側の面に連結されるときに、リールドラム29の両円形突部81、82が、図13に示すように両ダンパゴム36、37の貫通孔にそれぞれ挿入される。
[図柄表示リール装置1の動作および作用]
遊技機は、特許文献1などに開示される主制御回路を備え、この主制御回路により遊技処理動作を制御する。主制御回路は、マイクロコンピュータを主要な構成要素として備える。マイクロコンピュータは、遊技処理動作において、駆動モータの回転および停止をモータ駆動回路に指令する。本実施形態の図柄表示リール装置1において、3つのリール組体10、11、12の3つの駆動モータの回転および停止が、遊技機のマイクロコンピュータにより、それぞれ制御される。
たとえば、リール組体10の駆動モータ23の回転が指令され、駆動モータ23が回転を開始するときに、モータギヤ24は、図15に示す矢印D2の方向に回転し、主回転体26および副回転体27は、図15に示す矢印D3の方向に回転する。図15は、モータギヤ24と、両回転体26、27のギヤ部41、54との噛み合い状態を拡大して左方から見た図面である。図15に示す矢印D3の方向は、図10に示す矢印D1の方向と反対の方向である。
〈ばね部材28の作用〉
作業者は、連結フック48A,48B、48Cを連結切欠部56、57、58にそれぞれ係止することにより、両回転体26、27を連結する。この連結後に、作業者は、ばね部材28の連結部分71をばね係止部66に係止し、延出部分70の先端部をばね係止部60に係止し、最後に、延出部分69の先端部をばね係止部49に係止する。両延出部分69、70が両ばね係止部49、60に係止されるときに、両延出部分69、70は、連結部分71との連結箇所を中心に僅かな角度だけ回動して弾性変形する。これらの係止作業により、ばね部材28は、副回転体27に取り付けられる。
ばね部材28が取り付けられた状態において、ばね部材28の弾性変形により、両回転体26、27は、互いに反対方向に回転するように付勢される。両回転体26、27の相対的な回転量は、副回転体27の円周方向における連結切欠部56、57、58、および案内溝59の長さに従って規制される。
図15において、主回転体26は、ばね部材28により、矢印D3の方向に回転するように付勢され、副回転体27は、ばね部材28により、矢印D3の方向と反対方向に回転するように付勢される。この結果、モータギヤ24の各ギヤ部は、主回転体26のギヤ部41と副回転体27のギヤ部54との間で、ばね部材28の弾性力を受けた状態で挟み込まれ、両ギヤ部41、54と噛み合う。ばね部材28の弾性力により、モータギヤ24の各ギヤ部と両ギヤ部41、54との間のバックラッシュが低減されることから、両回転体26、27は、モータギヤ24の回転に正確に追従して回転する。
〈ダンパゴム36、37の作用〉
両ダンパゴム36、37が両ゴム収容凹所44、45に収容された状態において、作業者は、両円形突部81、82を両ダンパゴム36、37の貫通孔にそれぞれ挿入する。この挿入と同時に、作業者は、両連結突部46A、46Bを両連結孔83A、83Bにそれぞれ挿通する。その後に、作業者は、両ねじ86A、86Bを両連結突部46A、46Bのねじ孔47A、47Bに螺合させる。この螺合により、リールドラム29が主回転体26に連結される。
駆動モータ23が起動されると、モータギヤ24が回転する。両ギヤ部41、54がモータギヤ24と噛み合うことにより、両回転体26、27が回転する。主回転体26の回転は、両ダンパゴム36、37を通して両円形突部81、82に伝達される。
リールドラム29は、主回転体26に比べて大きな半径を有し、大きな慣性モーメントを有する。このため、駆動モータ23の起動直後において、主回転体26の回転力は、両ダンパゴム36、37を弾性変形させる。両ダンパゴム36、37の弾性変形により、急激に増加する回転力を緩衝して両円形突部81、82に伝達することができる。この回転力の緩衝により、駆動モータ23を脱調させることなく、リールドラム29を回転させることができる。駆動モータ23が停止される場合も、駆動モータ23が起動される場合と同様に、主回転体26の制動力が、両ダンパゴム36、37により緩衝されて両円形突部81、82に伝達される。この制動力の緩衝により、駆動モータ23を脱調させることなく、リールドラム29の回転を停止させることができる。
〈圧縮コイルばね38の作用〉
リールドラム29が両ねじ86A、86Bの螺合により主回転体26に連結される前に、作業者は、ばね収容凹所80とばね収容凹所42とにより形成される収容空間に圧縮コイルばね38を収容する。リールドラム29の両連結孔83A、83Bの直径は、主回転体26の両連結突部46A、46Bの直径より大きく設定されていることから、両ダンパゴム36、37が弾性変形するときに、リールドラム29と主回転体26とは僅かな角度だけ相対的に回転可能である。この相対的な回転が可能であるために、左右方向においてリールドラム29と主回転体26との間にガタツキが生ずるおそれがある。
圧縮コイルばね38は、リールドラム29と主回転体26とが互いに離れる方向に付勢する。圧縮コイルばね38による付勢により、リールドラム29と主回転体26との間のガタツキを低減させる。この結果、リールドラム29は、振動することなく、主回転体26の回転に追従して安定して回転することができる。
[実施形態の効果]
本実施形態では、ばね部材28は、U字形状に湾曲して形成される線ばねであることから、特許文献1などに開示される圧縮コイルばねのコイル直径に比べ、ばね部材28の厚さは、ばね線径に相当する厚さに薄くなることから、副回転体27の前方壁部62、後方壁部63、および中間壁部64、65により画定されるばね収容凹所61に、ばね部材28を容易に収容することができる。この結果、主回転体26、副回転体27、および、ばね部材28を組み付けた状態での全体の厚さ、すなわち左右方向の長さを小さくすることができる。
本実施形態では、ばね部材28は、U字形状に湾曲して形成される線ばねであることから、特許文献1などに開示される圧縮コイルばねに比べ、ばね部材28は、ばね線径を僅かに大きくすることにより、弾性力を大幅に大きくすることができる。この結果、モータギヤ24が、両回転体26、27のギヤ部41、54により大きな弾性力で挟み込まれた状態で噛み合うことから、モータギヤ24と両ギヤ部41、54との間のバクラッシュを大幅に低減させることができる。
本実施形態では、ばね部材28の延出部分69、70の長さが、図11に示すように、両回転体26、27の半径Rより長く設定される。ばね係止部49が両回転体26、27の回転中心の回りに所定角度だけ回転する場合、延出部分69の長さが長いほど、延出部分69が連結部分71との連結箇所を中心に回転する角度が小さくなり、延出部分69と連結部分71との連結箇所における弾性変形が小さくなる。同様に、延出部分70と連結部分71との連結箇所における弾性変形も小さくなる。この結果、安定した一定の弾性力を両回転体26、27に付与することができる。
本実施形態では、副回転体27の左右両側面のうちで、主回転体26と対向しない側面に、前方壁部62、後方壁部63、および中間壁部64、65により画定されるばね収容凹所61が設けられ、ばね部材28がばね収容凹所61に収容される。この結果、リールドラム29と連結される主回転体26にばね収容凹所が設けられる構成に比べ、リールドラム29との連結手段の配置に制限されることなく、ばね収容凹所61を副回転体27に形成することができる。
本実施形態では、一対のばね保持部67、68が、図11に示すように、ばね部材28の連結部分71に当接可能な位置に配置される。この結果、副回転体27が高速で回転することにより、大きな遠心力がばね部材28に作用するときでも、両ばね保持部67、68は、ばね部材28の連結部分71に当接してばね部材28の移動を規制する。この移動の規制により、ばね部材28の連結部分71がばね係止部66に係止される状態を確実に保持することができる。
本実施形態では、主回転体26のばね係止部49が、副回転体27の案内溝59に挿通される。ばね部材28の延出部分69の先端部が、図11に示すように、案内溝59を横切って延びる。この結果、延出部分69の先端部がばね係止部49に係止されるときに、案内溝59は、ばね係止部49を案内する役割と、案内されるばね係止部49が案内溝59の端部に当接することにより、ばね係止部49の移動を規制する役割とを発揮する。また、延出部分69の先端部が案内溝59を横切って延びることにより、案内溝59は、延出部分69の先端部と協働して、ばね係止部49が案内溝59から抜け落ちることを防止する役割も発揮する。
本実施形態では、主回転体26、副回転体27、および、ばね部材28が、図11に示すように組み付けられた状態において、連結フック48Aおよび連結切欠部56は、ばね係止部49とばね係止部60との間に位置する。この結果、連結フック48Aおよび連結切欠部56の係止により、ばね係止部49とばね係止部60との間における両回転体26、27を密着した状態に確実に連結することができる。両回転体26、27が僅かに離間した状態で連結される場合には、ばね部材49に作用するばね部材28の弾性力が、リール回転軸25に対して主回転体26を傾かせるように作用するおそれがあるが、本実施形態では、両回転体26、27の密着した連結により、両回転体26、27をリール回転軸25の軸線の回りに円滑に回転させることができる。
本実施形態では、ばね部材28が、図13に示すように、副回転体27の左右両側面のうちで、ホルダベース20に対向する右側の面に組み付けられる。この結果、ばね部材28が副回転体27の左側の面などの他の箇所に組み付けられる構成に比べ、左右方向において両回転体26、27を密着させてリール回転軸25の上に配置することができるとともに、ホルダベース20から左方に突出するリール回転軸25の長さを短くすることができる。リール回転軸25の突出する長さが短くなることにより、両回転体26、27、およびリールドラム29を、ぶれることなく安定して回転させることができる。
本実施形態では、主回転体26がリールドラム29に連結されるときに、一対のダンパゴム36、37が、主回転体26の一対のゴム収容凹所44、45に収容され、リールドラム29の一対の円形突部81、82が、図13に示すように両ダンパゴム36、37の貫通孔にそれぞれ挿入される。駆動モータ23が回転駆動されるときに、主回転体26の回転は、両ダンパゴム36、37を介してリールドラム29に伝達される。リールドラム29の半径が大きく、その慣性モーメントが大きいことから、駆動モータ23が起動されるときに、駆動モータ23に大きな負荷がかかることがある。この場合、両ダンパゴム36、37の弾性変形により、大きな負荷が起動直後に一度に駆動モータ23にかかることを緩衝することができ、駆動モータ23の出力容量が比較的小さくても、駆動モータ23の脱調を低減させることができる。同様に、駆動モータ23を停止させるときでも、脱調を低減させることができる。
本実施形態では、リールドラム29の両連結孔83A、83Bの直径が主回転体26の両連結突部46A、46Bの直径より大きく設定されることにより、リールドラム29が主回転体26に対して僅かに相対的に回転可能である。リールドラム29と主回転体26とが連結されたときに両者の間で発生するガタツキを低減するために、圧縮コイルばね38が設けられる。リールドラム29と主回転体26とが互いに左右方向に離れるように、圧縮コイルばね38はリールドラム29と主回転体26とを付勢する。この結果、リールドラム29が主回転体26に対して僅かに相対的に回転可能であるにも拘わらず、圧縮コイルバネ38の弾性力により、リールドラム29と主回転体26との間のガタツキを低減することができ、回転動作中のリールドラム29の振動も低減することができる。
<構成の対応関係>
図柄表示リール装置1において各リール組体を回転駆動する装置が、本発明のリール駆動装置の一例であり、リールドラム29が、本発明のリールの一例である。駆動モータ23、およびモータギヤ24が、本発明の駆動モータ、および駆動ギヤの一例である。リール駆動軸25の軸線が、本発明のリール回転軸線の一例である。主回転体26、およびギヤ部41が、本発明の第1回転体、およびギヤの一例である。副回転体27、およびギヤ部54が、本発明の第2回転体、およびギヤの一例である。ばね部材28、一対の延出部分69、70、および連結部分71が、本発明のばね部材、一対の延出部分、および連結部分の一例である。連結フック48A、48B、48C、および連結切欠部56、57、58の組み合わせが、本発明の連結手段の一例であり、連結フック48A、48B、48C、および連結切欠部56、57、58が、本発明の複数の屈曲部、および複数の係合部の一例である。副回転体27のばね係止部66、ばね係止部60、および案内溝59が、本発明の第1係止部、第2係止部、および開口部の一例である。主回転体26のばね係止部49が、本発明の第3係止部の一例である。前方壁部62と中間壁部64との間に画定される空間と、後方壁部63と中間壁部65との間に画定されるばね収容凹所61が、本発明のばね部材を収容する凹所の一例である。ホルダベース20が、本発明の保持部材の一例である。
<変形例>
本発明は、本実施形態に限定されることはなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。以下にその変形の一例を述べる。
(1)本実施形態では、駆動モータ23がステッピングモータから構成されるが、別の種類のモータであってもよい。たとえば、駆動モータ23として、直流モータまたは交流モータが使用され、そのモータの回転位置を検出するために、エンコーダなどの検出器が使用されてもよい。
(2)本実施形態では、主回転体26および副回転体27が密着した状態で互いに反対方向に相対的に回転するように、両回転体26、27を連結するために、連結フック48A,48B、48C、および連結切欠部56、57、58が設けられる構成であるが、この構成に限定されない。たとえば、両回転体26、27が互いに反対方向に相対的に回転するように、両回転体26、27を左右方向において連結する連結手段が、主回転体26の連結円筒部40Aと副回転体27の円筒部53との間に設けられる構成であってもよい。ただ、両回転体26、27のギヤ部41、54を密着させるためには、連結フック48A,48B、48C、および連結切欠部56、57、58などの連結手段が、両回転体26、27の外周面に近い位置に設けられることが好ましい。
(3)本実施形態では、連結フック48A,48B、48Cの先端部は、フック形状に屈曲され、連結切欠部56、57、58は、ほぼ矩形状の幅広切欠部分56A、57A、58Aと、長溝形状の幅狭切欠部分56B、57B、58Bとを含む構成であるが、この構成に限定されない。たとえば、連結フックが、軸部と、その軸部の先端に固定される円形のフランジ部とを含み、連結切欠部が、フランジ部が挿通可能な円形の孔部と、その孔部に連通する長溝部とを含む構成であってもよい。この変形例では、フランジ部が、軸部から屈曲される屈曲部の一例である。
(4)本実施形態におけるばね部材28の両延出部材69、70の長さは、同じ長さに設定されるのが好ましいが、異なる長さに設定されてもよい。たとえば、両回転体26、27の回転中心からばね係止部49までの距離と、その回転中心からばね係止部60までの距離とが異なる構成であれば、両延出部材69、70の長さは、異なる長さに設定される。この変形例では、副回転体27に対するばね部材28の装着姿勢が限定される。
(5)本実施形態では、一対のダンパゴム36、37、および圧縮コイルばね38が設けられる構成であるが、これらの部材を使用しない構成であってもよい。たとえば、駆動モータ23として、駆動トルクなどの出力容量が大きいステッピングモータを使用する場合には、ダンパゴム36、37、および圧縮コイルばね38を不要にすることが可能になる。
(6)本実施形態では、主回転体26のばね係止部49が副回転体27の案内溝59に挿通され、ばね部材28の延出部分69の先端部がばね係止部49に係止される構成であるが、この構成に限定されない。たとえば、ばね部材28の延出部分69の先端部が屈曲して主回転体26に向かって左方に延びる構成であれば、その屈曲した先端部が、案内溝59に相当する副回転体26の溝に挿通された後に、主回転体26のばね係止部に係止される構成であってもよい。
(7)本実施形態におけるばね部材28の両延出部分69、70の長さは、両回転体26、27の半径Rよりも長く設定されるが、この構成に限定されない。たとえば、ばね部材28の連結部分が、副回転体27の円筒部53に巻装されることにより保持され、両延出部分の長さが、両回転体26、27の半径Rより短く設定される構成であってもよい。
(8)本実施形態では、ばね部材28を収容するばね収容凹所61が、前方壁部62、後方壁部63、および中間壁部64、65により、副回転体27の右側の面に形成される構成であるが、この構成に限定されない。たとえば、ばね部材28を収容するばね収容凹所が、両回転体26、27が対向する2つの面の間で形成される構成であっても、主回転体26の左側の面に形成される構成であってもよい。
(9)本実施形態では、副回転体27、主回転体26、およびリールドラム29が、ホルダベース20の左側に順番に配置される構成であるが、この構成に限定されない。たとえば、リールドラム29、主回転体26、および副回転体27が、ホルダベース20の左側に順番に配置される構成であってもよい。
1 図柄表示リール装置
10、11、12 リール組体
20 ホルダベース
23 駆動モータ
24 モータギヤ
25 リール駆動軸
26 主回転体
27 副回転体
28 ばね部材
29 リールドラム
41、54 ギヤ部
48A〜48C 連結フック
49 ばね係止部
56〜58 連結切欠部
59 案内溝
60、66 ばね係止部
61 ばね収容凹所
62 前方壁部
63 後方壁部
64、65 中間壁部
69、70 延出部分
71 連結部分
以上

Claims (8)

  1. 複数種類の図柄が設けられるリールを回転可能に複数配列し、複数のリールを回転させて図柄の組み合わせを変化させる遊技機におけるリール駆動装置において、
    複数のリールの各リールを回転駆動する駆動モータと、
    駆動モータの回転軸に連結される駆動ギヤと、
    各リールが回転するリール回転軸線の回りに回転可能に配置されるとともに各リールに連結され、駆動ギヤと噛み合うギヤが形成される第1回転体と、
    第1回転体と共通のリール回転軸線の回りに回転可能に配置され、駆動ギヤと噛み合うギヤが形成される第2回転体と、
    第1回転体と第2回転体とを相対的回転可能に連結する連結手段と、
    第1回転体と第2回転体とが互いに反対方向に回転するように両回転体を付勢するばね部材と、を備え、
    ばね部材は、一対の延出部分と、両延出部分を連結する連結部分とを含み、
    両延出部分がリール回転軸線と交差する方向に延びる状態で、両延出部分の両先端部は、両回転体にそれぞれ係止され、
    両回転体の一方の回転体は、ばね部材の連結部分と当接可能なばね保持部を含み、
    ばね保持部は、ばね部材の連結部分がリール回転軸線から離れる両回転体の半径方向に移動することを規制するリール駆動装置。
  2. 両回転体の一方の回転体は、ばね部材の連結部分を係止する第1係止部と、両延出部分の一方の延出部分の先端部を係止する第2係止部と、開口部とを含み、
    他方の回転体は、他方の延出部分の先端部を係止する第3係止部を含み、
    両回転体が連結されるときに、第3係止部は、開口部に挿通されて第1係止部および第2係止部が位置する一方の回転体の側面から突出する請求項1に記載のリール駆動装置。
  3. 先端部が第3係止部により係止される他方の延出部分は、開口部を横切って延びる請求項2に記載のリール駆動装置。
  4. ばね部材を収容する凹所が、両回転体の一方の回転体の側面に形成され、
    第1係止部と第2係止部と開口部とは、凹所の収容空間に配置される請求項2または請求項3に記載のリール駆動装置。
  5. 開口部は、両回転体の一方の回転体の円周方向に延びる円弧形状を有し、
    第3係止部は、開口部に嵌合して円周方向に案内される請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のリール駆動装置。
  6. 両回転体の一方の回転体は、第2回転体である請求項2乃至請求項5のいずれかに記載のリール駆動装置。
  7. 複数種類の図柄が設けられるリールを回転可能に複数配列し、複数のリールを回転させて図柄の組み合わせを変化させる遊技機におけるリール駆動装置において、
    複数のリールの各リールを回転駆動する駆動モータと、
    駆動モータの回転軸に連結される駆動ギヤと、
    各リールが回転するリール回転軸線の回りに回転可能に配置されるとともに各リールに連結され、駆動ギヤと噛み合うギヤが形成される第1回転体と、
    第1回転体と共通のリール回転軸線の回りに回転可能に配置され、駆動ギヤと噛み合うギヤが形成される第2回転体と、
    第1回転体と第2回転体とを相対的回転可能に連結する連結手段と、
    第1回転体と第2回転体とが互いに反対方向に回転するように両回転体を付勢するばね部材と、を備え、
    ばね部材は、一対の延出部分と、両延出部分を連結する連結部分とを含み、
    両延出部分がリール回転軸線と交差する方向に延びる状態で、両延出部分の両先端部は、両回転体にそれぞれ係止され、
    第2回転体は、ばね部材の連結部分を係止する第1係止部と、両延出部分の一方の延出部分の先端部を係止する第2係止部と、開口部とを含み、
    第1回転体は、他方の延出部分の先端部を係止する第3係止部を含み、
    両回転体が連結されるときに、第3係止部は、開口部に挿通されて第1係止部および第2係止部が位置する第2回転体の側面から突出し、
    リール回転軸と駆動モータとをそれぞれ保持する保持部材をさらに備え、
    両回転体は、リール回転軸にそれぞれ支持され、
    第2回転体は、第1回転体より保持部材に近接して配置されるリール駆動装置。
  8. 複数種類の図柄が設けられるリールを回転可能に複数配列し、複数のリールを回転させて図柄の組み合わせを変化させる遊技機におけるリール駆動装置において、
    複数のリールの各リールを回転駆動する駆動モータと、
    駆動モータの回転軸に連結される駆動ギヤと、
    各リールが回転するリール回転軸線の回りに回転可能に配置されるとともに各リールに連結され、駆動ギヤと噛み合うギヤが形成される第1回転体と、
    第1回転体と共通のリール回転軸線の回りに回転可能に配置され、駆動ギヤと噛み合うギヤが形成される第2回転体と、
    第1回転体と第2回転体とを相対的回転可能に連結する連結手段と、
    第1回転体と第2回転体とが互いに反対方向に回転するように両回転体を付勢するばね部材と、を備え、
    ばね部材は、一対の延出部分と、両延出部分を連結する連結部分とを含み、
    両延出部分がリール回転軸線と交差する方向に延びる状態で、両延出部分の両先端部は、両回転体にそれぞれ係止され、
    両回転体の一方の回転体は、ばね部材の連結部分を係止する第1係止部と、両延出部分の一方の延出部分の先端部を係止する第2係止部と、開口部とを含み、
    他方の回転体は、他方の延出部分の先端部を係止する第3係止部を含み、
    両回転体が連結されるときに、第3係止部は、開口部に挿通されて第1係止部および第2係止部が位置する一方の回転体の側面から突出し、
    連結手段は、両回転体のいずれかの回転体の側面に設けられる複数の屈曲部と、複数の屈曲部とそれぞれ係合可能であり、他の回転体に設けられる複数の係合部とを含み、
    複数の屈曲部のうちの少なくとも1つの屈曲部と、その屈曲部と係合可能な少なくとも1つの係合部とが、互いに連結される両回転体の第2係止部と第3係止部との間に配置されるリール駆動装置。
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