JP6394548B2 - 組電池の評価装置 - Google Patents

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Description

この発明は組電池の評価装置に関し、特に、車両に搭載された組電池の評価装置に関する。
特開2008−126788号公報(特許文献1)は、車両用電池寿命判定装置を開示する。この車両用電池寿命判定装置は、車両の走行距離と電池劣化の程度との関係に関するデータを記憶する。この車両用電池寿命判定装置においては、該データと、車両用電池の状態及び使用履歴とに基づいて車両用電池の寿命が判定される。そして、判定された車両用電池の寿命は、たとえば月単位で表される。
特開2008−126788号公報
電池の時間的な寿命は、車両の使用頻度や走行コース等によって変化する。したがって、上記特許文献1のように、電池の寿命を月単位で表しても実際の寿命に一致しない場合も考えられる。また、このように寿命を期間で通知するのみでは、ユーザが電池の寿命を把握しにくい。
そこで、たとえば、電池に蓄えられた電力による車両の走行可能距離により電池の寿命をユーザに知らせる方法が考えられる。電池が長期間使用されると、電池の内部抵抗が上昇する。これにより、電池の容量が低下するため、電動機(モータ)による車両の走行可能距離(以下、「EV走行可能距離」とも称する。)は短くなる。EV走行可能距離が短くなっていることをユーザに知らせることにより、ユーザは、電池の寿命が近づいていることを知ることができる。EV走行可能距離は、車両の使用頻度の影響を受けにくいため、電池の時間的な寿命と比較してより正確な電池の寿命を表し得る。
一方、電池が複数の単電池を含む組電池である場合には、複数の単電池の電圧のばらつきが大きくなると電池は寿命を迎える。したがって、電池が組電池であるとすると、複数の単電池の電圧値のばらつきによっては、EV走行可能距離が比較的長くても電池が寿命を迎えることがある。すなわち、EV走行可能距離がどの程度短くなった場合に電池が寿命を迎えるかは、組電池に含まれる複数の単電池の電圧のばらつきにより異なってくる。よって、EV走行可能距離をユーザに報知するだけでは、精度の高い電池の寿命をユーザに知らせることができない場合があり、さらなる改善の余地がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、より正確な組電池の寿命をユーザに知らせることができる組電池の評価装置を提供することである。
この発明のある局面に従う組電池の評価装置は、電動機により走行可能な車両に搭載された組電池の評価装置である。組電池は、複数の単電池を含む。組電池の評価装置は、評価制御部と、報知部とを備える。評価制御部は、規定の充電状態まで組電池を充電する充電制御を実行し、その後、規定の充電状態から管理下限値の充電状態まで組電池を放電する放電制御を実行する。評価制御部は、さらに、ユーザが指定した走行コースを電動機により走行する場合に放電制御により放電された電力量で走行可能な走行可能量である第1の走行可能量を算出する。そして、評価制御部は、組電池が所定の充電状態である場合の複数の単電池の電圧のばらつきを示す評価値と予め定められた評価値の基準値との差が所定値以上であるときに、第1の走行可能量、評価値、及び予め定められた評価値の限界値から評価値が限界値に達する時の走行可能量を示す第2の走行可能量を予測する。報知部は、第1の走行可能量と第2の走行可能量との差を組電池の寿命に関する情報として報知する。
この組電池の評価装置においては、現時点の組電池による走行可能量(EV走行可能距離又はEV走行可能時間)を示す第1の走行可能量と、組電池に含まれる複数の単電池の電圧値のばらつきが限界値に達する時点の組電池による走行可能量を示す第2の走行可能量との差が報知される。この差は、走行可能量があとどの程度減少した場合に、組電池に含まれる複数の単電池の電圧値のばらつきが限界値に達し、組電池が寿命を迎えるかを示す。このように、この組電池の評価装置によれば、複数の単電池の電圧値のばらつきが考慮された組電池の残りの寿命が報知されるため、より正確な組電池の寿命をユーザに知らせることができる。
この発明によれば、より正確な組電池の寿命をユーザに知らせることができる組電池の評価装置を提供することができる。
実施の形態1における電池評価システムの概略構成を示す図である。 電池評価システムに含まれる電池評価装置の構成、及び電池評価装置と他の装置との接続関係を説明するための図である。 複数の電池セルの電圧値のばらつきの一例について説明するための図である。 複数の電池セルのばらつきが電池の寿命に与える影響を説明するための図である。 リフレッシュ処理の手順を示すフローチャートである。 電池評価処理のメインルーチンにおける手順を示すフローチャートである。 電池異常確認処理の手順を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
<電池評価システムの概要>
図1は、この発明の実施の形態1に従う組電池の評価装置が適用される電池評価システムの概略構成を示す図である。図1を参照して、電池評価システム1は、車両10と、電池評価装置100と、外部充電器200と、メーカーデータベース300とを備える。電池評価装置100と外部充電器200とはディーラーに設置されている。
車両10は、電池12と、電池ECU14と、動力生成装置18とを含む。電池12は、リチウムイオン電池で構成される。なお、電池12は、必ずしもリチウムイオン電池で構成される必要はなく、たとえば、ニッケル水素電池で構成されてもよい。動力生成装置18は、インバータや、インバータに接続されたモータ等を含み、電池12から供給される電力により走行駆動力を発生する。電池ECU14は、電池12を制御する。たとえば、電池ECU14は、電池12から動力生成装置への電力供給を制御する。外部充電器200は、充電ケーブルを通じて、電池12を充電することができる。
電池評価装置100は、電池12の寿命を評価する。電池評価装置100は、電池12の各種情報(たとえば、電圧や電力に関する情報)を収集する。そして、電池評価装置100は、収集された各種情報とメーカーデータベース300に格納されている電池12に関する情報とに基づいて、電池12の寿命を評価する。電池評価装置100の詳細については後程詳しく説明する。
この電池評価システム1において、ユーザは、車両10をディーラーに持ち込むことにより電池12の寿命をディーラーにより調べてもらうことができる。
<電池評価装置の構成>
図2は、電池評価システムに含まれる電池評価装置の構成、及び電池評価装置と他の装置との接続関係を説明するための図である。図2を参照して、電池評価装置100は、電池12と動力生成装置18との間に接続される。電池評価装置100は、リフレッシュ制御部102と、評価制御部104と、ディーラーツール106と、DC/DCコンバータ402と、ディーラー整備用電源404と、負荷406とを含む。電池評価装置100のうちリフレッシュ制御部102は車両10に設けられ、残りの装置はディーラーに設置されている。
リフレッシュ制御部102は、電池12に接続されている。電池12(組電池)は、電池セル(単電池)MA〜MDを含む。電池12が劣化することにより、電池セルMA〜MDの充放電能力にばらつきが生じ、その結果、電池セルMA〜MDの充電状態にばらつきが生じる。評価制御部104は、リフレッシュ制御部102を制御することにより、電池セルMA〜MDの充電状態のばらつきを校正することができる。充電状態のばらつきが校正された後に電池12の寿命が評価されることで、電池評価装置100は、より正確な電池12の寿命をユーザに知らせることができる。
リフレッシュ制御部102は、電池セルMA〜MDの接続関係を自在に変更できるリレーのマトリクスを含む。通常の使用時(走行時など)は、電池セルMA〜MDは、車両10のシステムメインリレーSMRB,SMRGを経由して正極電力線PL1と負極電力線NL1との間に直列に接続され、動力生成装置18に電力を供給する。
電池評価装置100に含まれる他の装置(リフレッシュ制御部102以外)がリフレッシュ制御部102に接続されると、リフレッシュ制御部102内において電池セルMA〜MDの直列接続は解除される。そして、電池セルMA〜MDのうちから評価制御部104の指令に基づいて選択された電池セルが正極電力線PL2と負極電力線NL2とに接続される。
DC/DCコンバータ402は、リフレッシュ制御部102によって選択された電池セルとディーラー整備用電源404との間の電圧変換を行う。ディーラー整備用電源404は、ディーラー内に設けられた電源であり、負荷406に接続される。電池セルMA〜MDのうち正極電力線PL2と負極電力線NL2とに接続された電池セルから放電される電力は、ディーラー整備用電源404を通じて、負荷406において消費される。
車両の電池ECU14は、電池セルMA〜MDの各々の電圧値を計測する。評価制御部104は、電池ECU14から電池セルMA〜MDの各々の電圧値を取得し、電圧値が規定値よりも高い電池セルを放電対象の電池セルとして選択する。そして、評価制御部104は、選択された電池セルを所定の充電状態となるまで放電させるように、リフレッシュ制御部102、DC/DCコンバータ402、ディーラー整備用電源404、及び負荷406を制御する。これにより、電池セルMA〜MDの充電状態のばらつきは校正される。
また、評価制御部104は、電池12の寿命の算出のための各種処理を実行する。これら各種処理ついては後程詳しく説明する。
ディーラーツール106は、入力部112と、表示部110と、通信部114とを含む。入力部112は、ユーザ又はディーラーの従業員等(以下、「ユーザ等」とも称する。)から、電池の寿命の算出のために必要な各種設定の入力を受け付ける。表示部110は、評価制御部104により評価された電池12の寿命を示す情報(以下、「電池評価情報」とも称する。)等を表示する。通信部114は、外部のメーカーデータベース300と通信を行い、電池の寿命の算出のために必要な情報をやりとりする。たとえば、ディーラーツール106は、パーソナルコンピュータや、タブレット端末で構成される。
メーカーデータベース300は、ユーザが使用している車両の電池の型式情報や、ディーラーツール106を通じて送信される新車時から最近までの電池評価情報等を蓄積する。ディーラーツール106からの要求に応じて、メーカーデータベース300に蓄積されている情報はディーラーツール106に送信される。
<電池寿命の評価及び報知方法の説明>
以上のような構成の電池評価システム1において、仮に、電池12の寿命を月単位等の時間で表すとする。電池12の時間的な寿命は、車両10の使用頻度や走行コース等によって変化する。したがって、電池12の寿命を時間的に表しても実際の寿命に一致しない場合も考えられる。また、このように寿命を時間的に通知するのみでは、ユーザが電池の寿命を把握しにくい。そこで、この実施の形態1においては、車両10のEV走行可能距離によって電池12の寿命を表す。電池12が劣化することによりEV走行可能距離は短くなる。ユーザは、EV走行可能距離がどの程度短くなっているかを認識することにより電池12の寿命を知ることができる。
ここで、EV走行可能距離は、ユーザが指定した基準走行コースを車両10が走行する場合に電池12に蓄えられた電力量によって電動機で走行可能な距離を示す。たとえば、ユーザは、普段よく走行する通勤経路を基準走行コースとして指定する。ナビゲーション装置(不図示)において通勤経路等が登録されると、車両10が実際にその走行コースをEV走行(モータ駆動のみによる走行)した際の消費電力量(S0)及び走行距離(SK0)が計測される。そして、車両10の走行に用いることができる電池12の電力量(S1)が算出されれば、以下の式(1)により電池12による車両10のEV走行可能距離(SK1)を算出することができる。
SK1=SK0×S1/S0 ・・・ (1)
なお、電力量S1は、たとえば、電池12の充電状態(SOC(State Of Charge))が80%(管理上限値)から20%(管理下限値)に低下するまでに消費される電力量である。
式(1)からも分かるように、電池12が長期間使用され劣化することにより、車両10の走行に用いることができる電力量(S1)が低下すると、車両10のEV走行可能距離は短くなる。EV走行可能距離が短くなっていることをユーザに知らせることにより、ユーザは、電池12の寿命を知ることができる。EV走行可能距離は、車両10の使用頻度の影響を受けにくいため、電池12の時間的な寿命と比較してより正確な電池12の寿命を表し得る。
図3は、電池12に含まれる電池セルMA〜MDの電圧のばらつきの一例について説明するための図である。図3を参照して、横軸は時間を示し、縦軸は電圧値を示す。時刻t0において、電池セルMA〜MDの充電が開始される。この例においては、充電開始からある程度の時間が経過するまで(低SOCの間)は、電池セルMA〜MDの電圧値にばらつきは生じない。そして、充電開始からある程度の時間が経過してから(高SOCとなった後)、徐々に電池セルMA〜MDの電圧値にばらつきが生じる。時刻t1の時点で、電池12が所定充電状態(たとえば、SOC80%)まで充電されると、電池セルMA〜MDの電圧値にばらつきが生じている。この電圧値のばらつきは、電池12の劣化に従って徐々に広がる。
電池セルMA〜MDの電圧値のばらつきが予め定められた限界値に達すると、重要異常であると判定される。その結果、電池12の使用が禁止され、電池12は寿命を迎える。したがって、電池セルMA〜MDの電圧値のばらつきに異常があり、ばらつきが早期に限界値に達するような場合には、たとえEV走行可能距離が比較的長い状態でも電池12が寿命を迎えてしまう。たとえば、図3に示す例においては、電圧が最大である電池セル(電池セルMA)と電圧が最小である電池セル(電池セルMD)との電圧差はしきい値以上である。このような場合には、電池が正常である場合と比較して、電池セルMA〜MDの電圧値のばらつきが早期に限界値に達してしまい、EV走行可能距離が比較的長い時点で電池12が寿命を迎えてしまう場合がある。
このように、電池セルMA〜MDの電圧値にばらつきが生じる電池12を搭載する車両10においては、EV走行可能距離がどの程度短くなった場合に電池12が寿命を迎えるかは、電池12に含まれる電池セルMA〜MDの電圧値のばらつきの程度により異なってくる。
図4は、複数の電池セル間の電圧値のばらつきが電池の寿命に与える影響を説明するための図である。図4を参照して、横軸はEV走行距離を示し、縦軸は電圧値が最大の電池セルと電圧値が最小の電池セルとの電圧差を示す。この電圧差は、電池12に含まれる電池セルMA〜MDの電圧のばらつきを示す評価値の一例である。たとえば、評価点T0と評価点T2を結ぶ実線は、電池12に異常がある場合のEV走行可能距離と電圧差との関係を示す。また、評価点T0と評価点T3とを結ぶ点線は、電池12が正常である場合(複数の電池セルの電圧値のばらつきが正常な範囲内に収まる場合)のEV走行可能距離と電圧差との関係を示す。たとえば、あるEV走行可能距離における電圧差が、電池12が正常である場合の電圧差よりも所定値以上大きい場合に、電池12は異常であると判定される。複数の電池セル間の電圧差(ばらつき)の限界値として、ばらつき限界値が予め設定されており、複数の電池セル間の電圧差がばらつき限界値に達すると電池は寿命を迎える。
電池未使用時点においては、評価点はT0であり、EV走行可能距離はSK00である。電池12が使用されると電池12は劣化し、EV走行可能距離は短くなる。たとえば、電池12に異常がある場合には、電池12の劣化により評価点はT1Aとなり、EV走行可能距離はSK1(式(1))になる。一方、電池12が正常である場合には、走行可能距離がSK1となったときに、評価点はT1Bとなる。たとえば、EV走行可能距離がSK1まで短くなった時点で、評価点T1Aにおける電圧差と評価点T1Bにおける電圧差との差が所定値以上となったとすると、この時点において電池12に異常があると判定される。
電池12に異常がある場合に、この例においては、電池12がさらに劣化することによりEV走行可能距離がSKNGとなった時点で、電圧差がばらつき限界値に達し、電池12は寿命を迎える。電池12が正常である場合には、EV走行距離がSKNGとなった時点では、電圧差はばらつき限界値に達さない。この場合には、EV走行距離がSKOKとなった時点で、電圧差がばらつき限界値に達し、電池12は寿命を迎える。
すなわち、電池12は、複数の電池セルの電圧値のばらつきが異常である場合に、EV走行可能距離が比較的長い時点で寿命を迎える。このように、EV走行可能距離がどの程度短くなった場合に電池が寿命を迎えるかは、電池に含まれる複数の電池セルの電圧値のばらつきの程度により異なってくる。したがって、EV走行可能距離をユーザに報知するだけでは、精度の高い電池12の寿命をユーザに知らせることができない。
そこで、この実施の形態1に従う組電池の評価装置においては、現時点の電池12による車両10のEV走行可能距離と、電池セルMA〜MDの電圧値のばらつきが限界値に達する時点の電池12による車両10のEV走行可能距離との差が報知される。
この差は、EV走行可能距離があとどの程度減少した場合に、電池12に含まれる電池セルMA〜MDの電圧値のばらつきが限界値に達し、電池12が寿命を迎えるかを示す。したがって、この組電池の評価装置によれば、複数の電池セルの電圧値のばらつきが考慮された電池12の残りの寿命が報知されるため、より正確な電池12の寿命をユーザに知らせることができる。以下、電池評価装置100における電池12の寿命の評価方法の具体的な処理手順について説明する。
<前処理(リフレッシュ処理)の説明>
この実施の形態1においては、電池12の寿命の評価のための前処理としてリフレッシュ処理が実行される。リフレッシュ処理は、満充電状態の電池12を放電させることにより、電池セルMA〜MDの電圧を低電圧の範囲で一定にし、電池セルMA〜MDの電圧値のばらつきを低減する処理である。これにより、リフレッシュ処理で解消可能な電圧値のばらつきは解消される。そのため、解消不可能な電圧値のばらつきのみから、電池12の寿命を評価することができ、電池12の寿命の評価精度を上げることができる。なお、リフレッシュ処理は、システムメインリレーSMRB,SMRGが遮断された状態で実行される。
図5は、リフレッシュ処理の処理手順を示すフローチャートである。図5を参照して、評価制御部104は、ディーラーツール106からリフレッシュ条件を受け付ける(ステップS100)。たとえば、ユーザ等が入力部112を通じてリフレッシュ条件を入力すると、入力されたリフレッシュ条件が評価制御部104に出力される。リフレッシュ条件とは、たとえば、リフレッシュ処理において各電池セルの放電が停止される電圧(終了電圧)である。たとえば、ユーザ等は、リフレッシュ処理の対象となる電池12の種類ごとに適切な終了電圧を設定することができる。
その後、評価制御部104は、電池セルMA〜MDに蓄えられた電力の放電を開始するようにリフレッシュ制御部102、DC/DCコンバータ402、ディーラー整備用電源404、及び負荷406を制御する(ステップS110)。これにより、電池セルMA〜MDから放電された電力の負荷406による消費が開始される。
その後、評価制御部104は、電池セルMA〜MDの電圧を監視する(ステップS120)。具体的には、電池ECU14が電池セルMA〜MDの電圧を監視し、評価制御部104は、電池ECU14から電池セルMA〜MDの電圧の情報を取得する。
その後、評価制御部104は、電圧が終了電圧に達した電池セルの放電を停止するようリフレッシュ制御部102を制御する(ステップS130)。具体的には、評価制御部104は、リフレッシュ制御部102に含まれるスイッチを制御し、電圧が終了電圧に達した電池セルを放電回路から分離する。
その後、評価制御部104は、全ての電池セルの放電が完了したかを判定する(ステップS140)。全ての電池セルの放電が完了したと判定されると(ステップS140においてYES)、処理はステップS150に移行する。放電が完了していない電池セルが残っていると判定されると(ステップS140においてNO)、処理はステップS120に移行し、全ての電池セルの放電が完了するまで処理が繰り返される。
以上のようなリフレッシュ処理により、電池セルMA〜MDの電圧値は低電圧の範囲で一定となる。リフレッシュ処理の完了後に次に説明する電池評価処理が実行される。
<電池評価処理の説明>
図6は、電池評価処理のメインルーチンにおける手順を示すフローチャートである。図6を参照して、リフレッシュ処理の完了後に、評価制御部104は、電池12を管理上限値(規定値)まで充電するように電池ECU14を通じて外部充電器200を制御する(ステップS200)。たとえば、評価制御部104は、電池12の充電状態(以下、SOCとも称する。)が80%になるまで電池12を充電するように外部充電器200を制御する。
その後、評価制御部104は、ディーラーツール106から放電条件に関する情報を受け付ける(ステップS210)。たとえば、ユーザ等が入力部112を通じて放電条件を入力すると、入力された放電条件が評価制御部104に出力される。放電条件は、たとえば、負荷406として何を用いるかを示す情報である。
その後、評価制御部104は、電池12の放電を開始するようにリフレッシュ制御部102、DC/DCコンバータ402、ディーラー整備用電源404、及び負荷406を制御する(ステップS220)。また、評価制御部104は、併せて、負荷406により消費される消費電力の積算を開始する。
その後、評価制御部104は、電池12の充電状態が管理下限値(規定値)となるまで電池12を放電させる(ステップS230)。放電が完了すると、評価制御部104は、管理上限値から管理下限値までの放電により消費された電力量である電力量S1を算出する(ステップS240)。この電力量S1を基に電池12によるEV走行可能距離が算出され、算出されたEV走行可能距離に基づいて電池12の寿命が報知される。
電力量S1が算出されると、評価制御部104は、基準走行コースの設定を受け付ける(ステップS250)。基準走行コースは、EV走行可能距離を算出するための基準とする走行コースである。たとえば、ユーザ等は、入力部112を通じて、不図示のナビゲーション装置に登録されている走行コースを選択する。ユーザ等により基準走行コースが選択されると、選択された基準走行コースの情報は、評価制御部104に出力される。
ここで、基準走行コースをユーザ等が選択する理由について説明する。登り坂の多い走行コースと、平地ばかりの走行コースとでは、たとえ走行距離が同一であるとしてもEV走行時に消費する電力量は異なる。したがって、電池12がEV走行のために同じ電力量を用いることができるとしても、基準走行コースの特性によってEV走行可能距離は変わる。すなわち、基準走行コースが平地ばかりの走行コースである場合の方が、基準走行コースが登り坂の多い走行コースである場合よりも消費電力量が少ないためEV走行可能距離は長くなる。たとえば、ユーザ等が基準走行コースとして、通勤経路や通学経路といった車両10で頻繁に走行する走行コースを選択すれば、選択された基準走行コースを基に算出されたEV走行可能距離はある程度正確なものとなる。そこで、この実施の形態1においては、基準走行コースをユーザ等が選択する。
基準走行コースの設定が受け付けられると、評価制御部104は、メーカーデータベース300又は不図示の記憶部に記憶されている、基準走行コースの走行距離SK0と消費電力量S0とを読み出す(ステップS260)。上述の通り、走行距離SK0及び消費電力量S0は、ナビゲーション装置(不図示)に通勤経路等の走行コースが登録された後、最初にその走行コースを走行した際に計測され、不図示の記憶部等に記憶される。
走行距離SK0と消費電力量S0とが読み出されると、評価制御部104は、上述の式(1)から最新のEV走行可能距離SK1を算出する(ステップS270)。これにより、電池12の最新の劣化状態をEV走行可能距離というユーザにとってイメージしやすい情報で表すことができる。EV走行可能距離が短いほど電池12がより劣化しているということは、ユーザにとってイメージしやすい。
その後、評価制御部104は、電池異常確認処理を実行する(ステップS280)。上述の通り、電池12に異常がある場合には、EV走行可能距離が長い時点で電池12が寿命を迎えるため、EV走行可能距離SK1のみから電池12の寿命を正確に把握できない。したがって、EV走行可能距離SK1を算出するだけで足りるかを判定するために、電池異常確認処理を実行する。電池異常確認処理の詳細については後程説明する。
その後、評価制御部104は、電池12に異常があるか否かを判定する(ステップS290)。電池12に異常があると判定されると(ステップS290においてYES)、評価制御部104は、複数の電池セルの電圧値のばらつきを考慮した電池12の評価結果を表示するよう表示部110を制御する(ステップS330)。電圧値のばらつきを考慮した電池12の評価結果については、電池異常確認処理の詳細と共に後程説明する。
電池12に異常がないと判定されると(ステップS290においてNO)、評価制御部104は、EV走行可能距離SK1が寿命到達規定値以上であるか否かを判定する(ステップS300)。寿命到達規定値とは、EV走行可能距離がこの規定値を下回った場合に電池が寿命を迎えたと判定される値である。
EV走行可能距離SK1が寿命到達規定値未満であると判定されると(ステップS300においてNO)、評価制御部104は、警告画面を表示するように表示部110を制御する(ステップS310)。EV走行可能距離SK1が寿命到達規定値以上であると判定されると(ステップS300においてYES)、評価制御部104は、電池12の寿命を報知するために、新車時のEV走行可能距離とEV走行可能距離SK1とを対比した情報を表示するよう表示部110を制御する(ステップS320)。その後、処理はステップS340に移行する。
<電池異常確認処理の説明>
図7は、図6に示したステップS280において実行される電池異常確認処理の手順を示すフローチャートである。図7を参照して、評価制御部104は、電池12を充電するように電池ECU14を通じて外部充電器200を制御する(ステップS400)。この処理においては、電池セルMA〜MDの電圧差が十分に表れるであろう所定の電圧値まで電池12が充電される。
その後、電池ECU14は、電池セルMA〜MDの各々の電圧値を検知し、評価制御部104に出力する。評価制御部104は、取得した電池セルMA〜MDの各々の電圧値に基づいて、電池セル間の電圧差(電圧値のばらつき)を算出する(ステップS410)。具体的には、評価制御部104は、電池セルMA〜MDのそれぞれの電圧値のうち、最大の電圧値と最小の電圧値との差を算出する。
その後、評価制御部104は、電圧値のばらつきが正常な範囲内であるかを判定するために、ステップS410において算出された電圧差と、正常な電池において生じる電圧差との差が所定値以上であるかを判定する(ステップS420)。具体的には、正常な電池における電圧差とEV走行可能距離との関係を示す情報(たとえば、図4において点線で示される情報)がメーカーデータベース300に記憶されている。評価制御部104は、電池12の最新のEV走行可能距離と同等のEV走行可能距離を示す場合の正常な電池における電圧差を示す情報をメーカーデータベース300から取得する。そして、評価制御部104は、取得した情報とステップS410で算出された電圧差との差が所定値以上であるかを判定する。これにより、評価制御部104は、電池12の複数の電池セルにおける電圧差が正常な電池において生じる範囲のものであるかを判定する。
ステップS410において算出された電圧差の差が所定値未満であると判定されると(ステップS420においてNO)、評価制御部104は、電池12の電圧差が正常なものであると判定する(ステップS430)。この場合には、電池12の寿命の算出において、複数の電池セルの電圧値のばらつきを考慮しなくても影響は小さい。
ステップS410において算出された電圧差の差が所定値以上であると判定されると(ステップS420においてYES)、評価制御部104は、電池12に生じている電圧差が異常なものであると判定する(ステップS440)。
その後、評価制御部104は、電圧差がばらつき限界値に達する時点におけるEV走行可能距離(たとえば、SKNG(図4))を予測する(ステップS450)。たとえば、評価制御部104は、電池12のEV走行可能距離及び電圧差の過去のデータをメーカーデータベース300から取得し、取得した過去のデータ、最新のデータ、及びばらつき限界値から、電池12の電圧差がばらつき限界値に達する時点におけるEV走行可能距離を予測する。
その後、評価制御部104は、電池12による最新のEV走行可能距離(たとえば、SK1(図4))と、電池12の電圧差がばらつき限界値に達する時点におけるEV走行可能距離(SKNG)との差(SKN)を算出する(ステップS460)。ここで、SKNは、電池12のEV走行可能距離があとどの程度短くなった場合に電池12が寿命を迎えるかを示す値である。また、評価制御部104は、電池12の電圧差がばらつき限界値に達する時点におけるEV走行可能距離(SKNG)と、電池12が正常である場合の電圧差がばらつき限界値に達する時点におけるEV走行可能距離(たとえば、SKOK(図4))との差(SKS)を算出する(ステップS470)。ここで、SKSは、実際の電池12と正常な状態の電池12との間における寿命到来時のEV走行可能距離の差を示す。なお、電池12が正常な場合の電圧差がばらつき限界値に達する時点におけるEV走行可能距離(SKOK)は、メーカーデータベース300に予め記憶されている。その後、処理はステップS480に進み、電池異常確認処理は完了する。
算出されたSKNとSKSとが図6のステップS330において、電圧値のばらつきを考慮した電池12の評価結果として表示部110に表示される。特に、SKNは、電圧値のばらつきを考慮した上で、あとどの程度EV走行可能距離が短くなった場合に電池12が寿命を迎えるかを示す情報である。これにより、ユーザは、電池12に含まれる複数の電池セルの電圧値のばらつきを考慮した電池12の寿命を知ることができる。
以上のように、この実施の形態1においては、電池12に含まれる電池セルMA〜MDの電圧差と正常な電池における電圧差との差が所定値以上である場合には、電池12による車両10のEV走行可能距離と、電池セルMA〜MDの電圧値のばらつきが限界値に達するときの電池12による車両10のEV走行可能距離との差がユーザに報知される。
この差は、EV走行可能距離があとどの程度減少した場合に、電池12に含まれる電池セルMA〜MDの電圧値のばらつきが限界値に達し、電池12が寿命を迎えるかを示す。したがって、この組電池の評価装置によれば、複数の電池セルの電圧値のばらつきが考慮された電池12の残りの寿命が報知されるため、より正確な電池12の寿命をユーザに知らせることができる。
(他の実施の形態)
以上のように、この発明の実施の形態として実施の形態1を説明した。しかしながら、この発明は必ずしもこの実施の形態に限定されない。ここでは、他の実施の形態の一例について説明する。
実施の形態1においては、電池評価装置100の一部の構成及び外部充電器200はディーラーに設置され、電池12の評価はディーラーにて実施されることとした。しかしながら、電池評価の実施場所は、必ずしもこのような例に限定されない。たとえば、電池評価装置100及び外部充電器200を自宅のガレージに設置し、電池評価を自宅で実施してもよい。
また、実施の形態1においては、EV走行可能距離により電池12の寿命を表すこととした。しかしながら、電池寿命を表す基準は必ずしもこのような例に限定されない。たとえば、電池12の充電電力で走行可能なEV走行可能時間を算出し、EV走行可能時間を基準として電池12の寿命を表すようにしてもよい。
また、実施の形態1においては、電池異常確認処理等の各種処理を評価制御部104において実行することとした。しかしながら、各処理の実行主体は必ずしもこのような例に限定されない。たとえば、メーカーデータベース300を各種処理を実行可能なサーバで構成し、このサーバが一部又は全部の処理を実行するような構成としてもよい。
また、実施の形態1においては、電池12に含まれる複数の電池セルの電圧値のばらつきを示す評価値を最大の電圧値と最小の電圧値との差で表すこととした。しかしながら、電圧値のばらつきを示す評価値は、必ずしもこのような例に限定されない。たとえば、複数の電池セルの電圧値の分散を算出することにより、電圧値のばらつきを示す評価値としてもよい。
また、実施の形態1においては、電池12はリチウムイオン電池であるとし、組電池の例を電池12とし、単電池の例を電池セルMA〜MDであるとした。しかしながら、上述の通り、電池12はニッケル水素電池で構成してもよく、この場合には、単電池は電池モジュールで構成され、組電池は複数の電池モジュールを含む電池パックで構成されることとなる。
また、実施の形態1においては、電池12の寿命として、現時点のEV走行可能距離と、複数の電池セルの電圧差がばらつき限界値に達する時のEV走行可能距離との差がユーザに報知される。しかしながら、電池12の寿命としてユーザに報知される情報は、必ずしもこのようなものに限定されない。たとえば、現時点までの総走行距離から、複数の電池セルの電圧差がばらつき限界値に達する時の総走行距離を推定し、ばらつき限界値に達する時の総走行距離と、現時点までの総走行距離との差をユーザに報知するような構成としてもよい。これにより、ユーザは、あとどの程度の距離を走行した場合に電池12が寿命を迎えるかを知ることができる。
また、たとえば、現時点までの総走行時間から、電圧差がばらつき限界値に達する時の総走行時間を推定し、ばらつき限界値に達する時の総走行時間と、現時点までの総走行時間との差をユーザに報知するような構成としてもよい。これにより、ユーザは、あとどの程度の時間を走行した場合に電池12が寿命を迎えるかを知ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電池評価システム、10 車両、12 電池、14 電池ECU、18 動力生成装置、100 電池評価装置、102 リフレッシュ制御部、104 評価制御部、106 ディーラーツール、110 表示部、112 入力部、114 通信部、200 外部充電器、300 サーバ、402 DC/DCコンバータ、404 ディーラー整備用電源、406 負荷、MA〜MD 電池セル、NL1,NL2 負極電力線、PL1,PL2 正極電力線。

Claims (1)

  1. 電動機により走行可能な車両に搭載された組電池の評価装置であって、
    前記組電池は複数の単電池を含み、
    前記組電池の劣化状態を評価する評価制御部と、
    前記評価制御部による評価結果に従って前記組電池の寿命に関する情報を報知する報知部とを備え、
    前記評価制御部は、規定の充電状態まで前記組電池を充電する充電制御を実行し、その後、前記規定の充電状態から管理下限値の充電状態まで前記組電池を放電する放電制御を実行し、
    前記評価制御部は、さらに、
    ユーザが指定した走行コースを前記電動機により走行する場合に、前記放電制御により放電された電力量で走行可能な走行可能量である第1の走行可能量を算出し、
    前記組電池が所定の充電状態である場合の前記複数の単電池の電圧のばらつきを示す評価値と予め定められた前記評価値の基準値との差が所定値以上であるときに、前記第1の走行可能量、前記評価値、及び予め定められた前記評価値の限界値から前記評価値が前記限界値に達する時の走行可能量を示す第2の走行可能量を予測し、
    前記報知部は、前記第1の走行可能量と前記第2の走行可能量との差を前記組電池の寿命に関する情報として報知する、組電池の評価装置。
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