JP5871783B2 - 電動式建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、バッテリを搭載し、バッテリ電力を動力源とした電動式建設機械に関する。
近年、建設機械の作業現場において、省エネや耐環境性向上の要求が高まりつつある。それに呼応するため、建機メーカではハイブリッドショベル、バッテリショベルを開発し、市場投入を始めている。ハイブリッドショベルはエンジン動力に加えてアクチュエータの回生エネルギーを再使用するため、燃費低減に効果がある。またバッテリショベルは車体搭載した蓄電装置であるバッテリ蓄電力により駆動源である電動モータを駆動するため、排気ガスは排出されず、低騒音であり耐環境性に優れている。
これら建設機械に搭載された蓄電のためのバッテリは、発電機若しくは外部電源から充電し、充電した電力をアクチュエータに動力を与える電動モータ等に放電する、いわゆる充放電サイクルを繰り返す。また、これらのバッテリは、長時間稼動が要求されるため、必然的にリチウムイオンバッテリなど高容量バッテリが用いられる。バッテリは複数の単セルを直列、若しくは並列に構成したブロックというモジュールで一般的に取り扱われる。
一方、バッテリは使用状況により蓄電容量低下、いわゆる劣化を引き起こすが、そのメカニズムも充放電サイクルで発生するサイクル劣化と長期間不使用で保管状態に有っても劣化する保存劣化との2つの原因が有る。サイクル劣化はバッテリ内で起こる不可逆な化学反応により化合物が発生することが原因である.一方の保存劣化はバッテリを高温度環境で保管した場合の化学反応が発生することが原因である。そして、この保存劣化は充電量が多いほど劣化は促進する。よって満充電状態で保管した場合が最も劣化が進み易い。
また、バッテリを構成する各単セルの電圧にはバラツキが生じるが、劣化が進むつれ、このバラツキが大きくなる。よって各単セルの電圧やブロックの電圧を検出し、バラツキを監視することで劣化の進捗が判る。
バッテリ劣化を診断し、保全する従来技術として特許文献1がある。この特許文献1には電動式建設機械とは異なるが、バッテリを搭載したハイブリッド自動車において、複数のバッテリブロック間の電圧差を検出し、電圧差が所定値を超えた場合、放電電力に制限を掛ける。さらに所定値を越えた回数が所定回数以上となった場合、劣化と判断し、ブロック内の各単セルの容量を均等化する制御を行うことが開示されている。
特許第3936048号公報
前述した特許文献1に示される従来技術では、以下の問題が有る。すなわち、充放電サイクルの繰り返しが起因するサイクル劣化は回数のカウントで進捗を判断できるが、保存劣化の場合は不使用期間中に進む劣化のため、回数のカウントでは進捗の判断ができない。このように、特許文献1の従来技術では長期間不使用による保存劣化を把握できないという問題があった。
本発明の対象とした電動式建設機械ではレンタルリースなどにおいて長期間不使用の場合も有り得るため、この間のバッテリの劣化状況を把握し、適宜バッテリの交換判断などを行うことは重要である。
本発明は、上述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、長期間不使用時の劣化状況を把握することができる電動式建設機械を提供することにある。
この目的を達成するために本発明は、車体の移動を可能とした走行体と、作業装置と、前記走行体上に設けられた旋回体とを備え、前記旋回体には複数の単セルを含み、電力源となるバッテリを有し、前記バッテリの電力を供給して駆動するインバータ、電動モータを介して、油圧ポンプを駆動し、前記作業装置に圧油を供給して作業を行う、電動式建設機械において、前記バッテリの単セルの電圧を検出する単セル電圧検出装置と、前記単セル電圧検出装置から検出された前記単セルの電圧が、予め設定される単セル電圧閾値を越えているかどうか判断する第1判断部と、前記第1判断部で、前記単セル電圧閾値を越えた単セルの個数をカウントする個数カウント部と、前回の個数を記憶するとともに、前記個数カウント部によりカウントされた今回の個数を前回の個数に代えて記憶可能な個数記憶部と、前記個数カウント部でカウントされた今回の個数と前記個数記憶部に記憶された前回の個数との個数差を算出する演算部と、前記演算部で算出した前記個数差と予め設定される個数差閾値とを比較する個数差比較部とを有し、前記個数差が前記個数差閾値より大きい場合に、前記個数差比較部により前記バッテリの劣化と判断する第2判断部と、前記第2判断部で前記バッテリの劣化と判断したときに、劣化信号を出力する出力部とを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明によれば、個数カウント部でカウントされる単セル電圧閾値を超えた今回の単セル電圧の個数と個数記憶部に記憶させた前回の単セル電圧の個数を比較することで、長期間不使用時の保存劣化の状況が把握できる。
本発明は前記発明において、前記第2判断部は、前記個数差閾値を複数有し、前記個数差比較部により前記個数差閾値毎に前記個数差を比較し、前記バッテリの劣化を判断することを特徴としている。
本発明は前記発明において、前記出力部は、複数の前記個数差閾値に関連した劣化信号を出力することを特徴としている。
これらのように構成した本発明によれば、劣化状況が段階的に把握できる。
本発明は前記発明において、前記出力部からの出力信号を受信し、変換出力信号として出力する信号変換装置と、前記信号変換装置からの前記変換出力信号を受信し、情報として報知する報知装置とを有することを特徴としている。
本発明は前記発明において、前記信号変換装置から出力された変換出力信号を車体外部へ送信する送信装置を有することを特徴としている。
これらのように構成した本発明によれば、前記報知装置を例えば建設機械の運転席に設置すればオペレータにバッテリ劣化状況を伝えることができ、さらに無線などで情報を外部送信することで、車体管理者にも劣化状況を伝えることができる。
本発明は、従来困難であった長期間不使用時のバッテリの劣化状況を把握することができる。これにより本発明は、精度の高いバッテリの劣化診断を実現させることができる。さらに本発明は出力部を通じてオペレータや車体管理者に劣化状況を伝達することができるので、車体管理者等がバッテリの交換時期のスケジュール化がし易くなるなど、効率的な管理ができる。
本発明に係る電動式建設機械の一例として挙げたバッテリショベルを示す側面図である。 図1に示すバッテリショベルに備えられるバッテリ、コントローラ、送信関連機器の接続関係を示す図である。
以下、本発明に係る電動式建設機械の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に本発明に係る電動式建設機械の一例として挙げたバッテリショベルを示す側面図を示す。
走行体1は無限履帯で構成し、それを回動させ、車体の前後、左右移動を行う。走行体1の上には旋回体2を設けている。旋回体2は図示していないが走行体1との間に介在するベアリング機構により走行体1に対し旋回可能となっている。また旋回体2には運転室10、バッテリ室11を設け、さらに前部に作業装置3を備えている。
旋回体2には車体の電力源であるバッテリ20をバッテリ室11に搭載している。バッテリ20は複数の単セル20aを直列に接続したブロックである。蓄電力を増やす場合は、このブロックをさらに複数直列若しくは並列に接続するが、図1では説明を簡単にするため、単数で示している。
バッテリ20の直流電力は図示しないインバータにより交流電力に変換される。インバータは図示しない電動モータの回転数、トルクを制御し、電動モータは作業装置3に圧油を与える図示しない油圧ポンプに駆動力を与える。
運転室10はインバータや電動モータの起動・停止や回転数指令、作業装置の操作指令、などの指令信号を出力する図示しない操作機構、オペレータに稼働状況を伝える報知装置、例えばモニタ24、さらにこれらを統括制御するコントローラ22を設けている。
図2に図1で示したバッテリショベルに備えたバッテリ20、コントローラ22、送信関連機器の接続関係を示す。
バッテリ20は複数の単セル20aで構成されている。本実施形態は各単セル20aの電圧を検出する複数の単セル電圧検出装置21を設けている。単セル電圧検出装置21のそれぞれで検出した単セル電圧がコントローラ22に入力される。
コントローラ22は入力部22f、単セル電圧閾値記憶部22g、第1判断部22a、第2判断部、及び出力部22eを設けている。入力部22fは、単セル電圧検出装置21により検出された単セル電圧を入力し、第1判断部22aに出力する。単セル電圧閾値記憶部22gは、予め設定した単セル電圧閾値を記憶し、第1判断部22aに出力する。第1判断部22aは、入力部22fから入力した単セル電圧と、単セル電圧閾値記憶部22gから入力した単セル電圧閾値とを比較する。第2判断部は単セル電圧閾値より電圧の大きい単セルの個数をカウントする個数カウント部22bと、個数カウント部22bでカウントされた単セルの個数を記憶する個数記憶部22cと、予め設定した個数差閾値を記憶し、後述する個数差比較部22dに出力する個数差閾値記憶部22hと、個数カウント部22bでカウントされた単セル電圧閾値より電圧の大きい単セルの個数から、個数記憶部22cに記憶された前回の単セルの個数を減算し、後述する個数差比較部22dに出力する演算部である減算部22iと、減算部22iから入力された個数差と、個数差閾値記憶部22hから入力された個数差閾値とこの個数差を比較する個数差比較部22dとを有する。比較の結果、個数カウント部22bでカウントされた個数から、個数記憶部22cに記憶された個数を引いた個数差が個数差閾値記憶部22hに記憶された個数差閾値より大きい場合、バッテリの劣化と判断する。出力部22eは前記第2判断部でバッテリが劣化していると判断した場合、劣化信号を出力する。
また本実施形態は、運転室10内に搭載され、前記出力部22eからの出力信号を受信し、変換出力信号として出力する信号変換装置23と、信号変換装置23からの変換出力信号を受信し、この変換出力信号を情報として表示するモニタ24を備える。また本実施形態は、信号変換装置23から出力される変換出力信号を、例えば遠隔地にいる車体管理者に無線送信するために送信アンテナ25aを含む送信装置25を備える。
即ち、送信装置25は運転室10内などに搭載され、信号変換装置23からの変換出力信号を無線信号に変換し、送信アンテナ25aより車体の外部へ送信する。車体外部の受信装置26は送信アンテナ25aからの送信信号を受信アンテナ26aで受信する。受信装置26は、例えば当該バッテリショベルから遠隔にある管理室に設けられる。
次に本実施形態の作用について図2を用いて説明する。
ここでは一般的な充電方法である定電流定電圧制御を用いた充電器で充電した場合を説明する。定電流定電圧制御とは、予め設定したバッテリ設定電圧を超えないように充電を行う制御である。
バッテリショベルではバッテリ20の蓄電量が空に近い状態まで作業し、そこからフルまで充電するケースが多い。定電流定電圧制御を用いて充電すると、バッテリ20の両極にかかる電圧を電圧検出器で観測しながら、バッテリ設定電圧までは定電流制御を用い一定の比較的大電流により充電する。バッテリ設定電圧到達後は定電圧制御に切り替わり、バッテリ設定電圧を超えないように電流を下げて行き、予め設定した電流閾値に到達すると充電を停止する。
充電時に観測するバッテリ20の両極にかかる電圧は、実際に溜まった電荷により生ずる電圧分Raと、充電電流と内部抵抗により生ずる電圧分Rbとの合計電圧である。よって定電流制御でバッテリ設定電圧に到達したと判断されても、実際は電圧分Rbだけ溜まっていない。そこで定電圧制御によりバッテリ設定電圧を超えないように充電電流を下げながら電荷を押し込んでフルに充電する。
バッテリ設定電圧は、ある一定以上を超えるとバッテリ内部でガスなどの有害な化学物質が発生してしまうため、これを防ぐ安全上の閾値である。またバッテリ電圧とは複数の単セル電圧の合計値である。
充電時はバッテリ電圧を検出しながら充電を行うが、これを単セル毎に見た場合、定電流制御でバッテリ設定電圧に到達した時点で単セル電圧にバラツキが見られる。このバラツキが大きくなると劣化が進んだと判断できる。よって、単セル電圧に劣化の状況を示す閾値を設定し、この閾値を超えた単セルの個数を前回の充電時と今回の充電時で比較して個数が増えていれば、劣化が進んだと判断できる。
本実施形態では、バッテリ20の内部にある各単セル20aの電圧Vn(n=1、2、3・・・)が単セル電圧検出装置21で検出され、コントローラ22内の入力部22fを介して、第1判断部22aに入力される。また、単セル電圧閾値記憶部22gは、単セル電圧閾値Vcを記憶し、記憶した単セル電圧閾値Vcを第1判断部22aに出力する。なお、単セル電圧閾値Vcは、パソコンなどの図示しない外部機器から予め設定でき、例えば、外部機器とコントローラ22とを接続した図示しない信号線を介し、外部機器から設定値を入力して設定する。第1判断部22aは、入力部22fから入力した単セル電圧Vnと単セル電圧閾値記憶部22gから入力した単セル電圧閾値Vcとを比較し、単セル電圧閾値Vcより大きい単セル電圧Vnがあった場合に第2判断部の個数カウント部22bへ信号を出力する。
個数カウント部22bでは入力された信号により単セル電圧閾値Vcを超えた単セルの個数Cpをカウントし、カウントした個数Cpを第2判断部の減算部22iに出力する。また、個数記憶部22cから、減算部22iへ前回カウントした個数Cfが出力され、減算部22iで単セル電圧閾値Vcを越えた単セルの個数Cpから、前回のカウントした個数Cfが減算される。減算部22iで減算が終了した後、第2判定部の個数記憶部22cへカウントした個数Cpが出力され、今回カウントした個数Cpが前回カウントした個数Cfに上書きして記憶される。
減算部22iで減算した個数差Dpは個数差比較部22dへ出力される。
第2判断部の個数差比較部22dは、減算部22iから入力した個数差Dpと、後述する個数差閾値記憶部22hから入力した個数差閾値Dcとを比較する。個数差Dpが個数差閾値Dcより大きい場合、個数差比較部22dではバッテリの劣化が進んだと判断し、出力部22eに劣化信号Sdを出力する。
第2判断部の個数差閾値記憶部22hは、個数差閾値Dcを記憶し、記憶した個数差閾値Dcを個数差比較部22dへ出力する。なお、個数差閾値Dcは、パソコンなどの図示しない外部機器から予め設定でき、例えば、外部機器とコントローラ22とを接続した図示しない信号線を介し、外部機器から設定値を入力して設定する。
出力部22eは劣化信号Sdの入力を検出すると、信号変換装置23に劣化信号Sd1を出力する。
コントローラ22からの劣化信号Sd1が、信号変換装置23に入力されると、信号変換装置23はその内部で劣化信号Sd1を運転室10内のモニタ24や送信装置25が受信できる信号に変換し、各々に変換出力信号である劣化信号Sd2、Sd3を出力する。
モニタ24が劣化信号Sd2を受信すると、モニタ画面に劣化警告を表示し、バッテリショベルのオペレータにバッテリの劣化情報を伝達できる。また送信装置25が劣化信号Sd3を受信すると、送信アンテナ25aから劣化信号Sd3が、受信アンテナ26aを介して受信装置26へ送信され、バッテリショベルから遠隔にある車体管理者に伝達できる。
このように構成された本実施形態により、例えばリースレンタル業者が保有するバッテリショベル等において、従来困難であった長期間不使用時のバッテリ20の劣化状況を把握することができる。これにより精度の高いバッテリの劣化診断を実現させることができる。さらに出力部を通じてオペレータや車体管理者に劣化状況を伝達することができるので、車体管理者等がバッテリの交換時期のスケジュール化をし易くなるなど、効率的な管理ができる。
なお前述の実施形態によれば、個数差閾値記憶部22hの個数差閾値Dcを単一に設定したが、このように構成することには限られない。即ち、複数設定してもよい。例えば個数差閾値DcをDc1<Dc2<Dc3の3段階に設定して、個数差比較部22dに出力し、個数差比較部22dでは、下記(1)〜(3)に示す個数差Dpとの比較をし、新たな判断基準とすることができる。さらに、(1)〜(3)との比較結果に応じて、コントローラ22の出力部22eは以下に示す劣化信号Sd1a〜Sd1cを出力する。
(1)Dc1≦Dp<Dc2⇒初期劣化と判断し、劣化信号Sd1aを出力する。
(2)Dc2≦Dp<Dc3⇒中劣化と判断し、劣化信号Sd1aに対し、劣化が進んだ状態を示す劣化信号Sd1bを出力する。
(3)Dc3≦Dp⇒劣化と判断し、劣化信号Sd1bに対し、劣化が進んだ状態を示す劣化信号Sd1cを出力する。
また、前述の実施形態によれば、報知装置はオペレータに劣化を知らしめるものであれば、モニタ24に限ることなく、ランプ、ブザーなどを用いてもよい。
これらにより、オペレータや車体管理者はバッテリ20の劣化の状況を段階的に把握することができ、交換時期のスケジュール化がし易くなり、より効率的な管理ができる。
1 走行体
2 旋回体
3 作業装置
10 運転室
11 バッテリ室
20 バッテリ
20a 単セル
21 単セル電圧検出装置
22 コントローラ
22a 第1判断部
22b 個数カウント部
22c 個数記憶部
22d 個数差比較部
22e 出力部
22f 入力部
22g 単セル電圧閾値記憶部
22h 個数差閾値記憶部
22i 減算部(演算部)
23 信号変換装置
24 モニタ(報知装置)
25 送信装置
25a 送信アンテナ
26 受信装置
26a 受信アンテナ

Claims (5)

  1. 車体の移動を可能とした走行体と、作業装置と、前記走行体上に設けられた旋回体とを備え、前記旋回体には複数の単セルを含み、電力源となるバッテリを有し、前記バッテリの電力を供給して駆動するインバータ、電動モータを介して、油圧ポンプを駆動し、前記作業装置に圧油を供給して作業を行う、電動式建設機械において、
    前記バッテリの単セルの電圧を検出する単セル電圧検出装置と、前記単セル電圧検出装置から検出された前記単セルの電圧が、予め設定される単セル電圧閾値を越えているかどうか判断する第1判断部と、
    前記第1判断部で、前記単セル電圧閾値を越えた単セルの個数をカウントする個数カウント部と、前回の個数を記憶するとともに、前記個数カウント部によりカウントされた今回の個数を前回の個数に代えて記憶可能な個数記憶部と、前記個数カウント部でカウントされた今回の個数と前記個数記憶部に記憶された前回の個数との個数差を算出する演算部と、前記演算部で算出した前記個数差と予め設定される個数差閾値とを比較する個数差比較部とを有し、前記個数差が前記個数差閾値より大きい場合に、前記個数差比較部により前記バッテリの劣化と判断する第2判断部と、
    前記第2判断部で前記バッテリの劣化と判断したときに、劣化信号を出力する出力部とを備えたことを特徴とする電動式建設機械。
  2. 請求項1記載の電動式建設機械において、
    前記第2判断部は、前記個数差閾値を複数有し、前記個数差比較部により前記個数差閾値毎に前記個数差を比較し、前記バッテリの劣化を判断することを特徴とする電動式建設機械。
  3. 請求項2記載の電動式建設機械において、
    前記出力部は、複数の前記個数差閾値に関連した劣化信号を出力することを特徴とする電動式建設機械。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の電動式建設機械において、
    前記出力部からの出力信号を受信し、変換出力信号として出力する信号変換装置と、前記信号変換装置からの前記変換出力信号を受信し、情報として報知する報知装置とを有することを特徴とする電動式建設機械。
  5. 請求項4記載の電動式建設機械において、
    前記信号変換装置から出力された前記変換出力信号を車体外部へ送信する送信装置を有することを特徴とする電動式建設機械。
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