JP6394217B2 - 画像処理装置、情報処理装置の制御プログラムおよび通信システム - Google Patents

画像処理装置、情報処理装置の制御プログラムおよび通信システム Download PDF

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Description

本明細書は、プッシュスキャンに関するものである。
スキャナ側で各種操作を受け付けることにより、スキャナからPC等の情報処理装置へスキャンデータを送信する、プッシュスキャンという技術が知られている。また、関連する技術が特許文献1に開示されている。
特開2013-186672号公報
複数の情報処理装置で1台のスキャナを共用する場合がある。このようなネットワーク構成においてプッシュスキャンを行う場合には、ユーザは、スキャナを操作して、スキャンデータの送付先の情報処理装置を選択する必要がある。しかし、複数の情報処理装置の各々を識別する識別情報が、ネットワーク管理者が名付けた情報処理装置名やIPアドレスなど、ユーザが理解できない情報である場合がある。このような場合、送付先の情報処理装置を選択することが困難なため、プッシュスキャンが実行できなくなってしまうおそれがある。
本明細書に開示されている画像処理装置は、ネットワークに接続可能な通信インターフェースを備える画像処理装置であって、画像処理装置は、通信インターフェースを介して複数の情報処理装置と通信することが可能であり、1以上の原稿をスキャンして画像データを生成するスキャン処理の実行指示の入力を受け付けたことに応じて、スキャン処理を実行して画像データを生成し、画像処理装置が備えている記憶部に記憶させる画像データ記憶手段と、スキャン処理を実施したことを示す第1情報を、複数の情報処理装置の各々へ通信インターフェースを介して送信する第1送信手段と、複数の情報処理装置のうちの何れか1つの情報処理装置である特定情報処理装置から、記憶部に記憶されている画像データの送信を指示する第2情報を受信することに応じて、記憶部に記憶されている画像データを特定情報処理装置へ通信インターフェースを介して送信する第2送信手段と、第2送信手段が画像データを特定情報処理装置へ送信したことに応じて、画像データが特定情報処理装置へ送信されたことを示す第3情報を、特定情報処理装置以外の他の情報処理装置へ通信インターフェースを介して送信する第3送信手段と、を備えることを特徴とする。
上記の構成によると、相手先を特定せずに、プッシュスキャンを実行することが可能となる。これにより、画像データの送信先の情報処理装置を選択することが困難な場合においても、プッシュスキャンを実行することが可能となる。
本明細書に記載されている画像処理装置によれば、複数の画像データが画像処理装置に記憶されている場合であっても、ユーザが所望する画像データのみを、送信先の情報処理装置へ送信することができる。
本明細書に記載されている画像処理装置によれば、画像処理装置で入力が受け付けられた第1識別情報と一致する第2識別情報を情報処理装置から受信することを、当該情報処理装置へ画像データを送信するための条件とすることができる。これにより、セキュリティを向上させることができる。
本明細書に記載されている画像処理装置によれば、画像処理装置で生成された第1識別情報と一致する第2識別情報を情報処理装置から受信することを、当該情報処理装置へ画像データを送信するための条件とすることができる。これにより、セキュリティを向上させることができる。
本明細書に記載されている画像処理装置によれば、起動中の情報処理装置、または、画像データを受信する権限を有する情報処理装置のみに対して、スキャン処理を実施したことを報知することができる。画像データを受信することができない情報処理装置に対して、不要な報知が行われてしまうことを防止できる。
本明細書に記載されている画像処理装置によれば、複数の情報処理装置の各々が備える表示部に、第2情報の画像処理装置への送信指示の入力を受け付ける受付画面を表示させることができる。
本明細書に記載されている制御プログラム等によれば、送信先を特定しないプッシュスキャンを画像処理装置で実行した場合には、情報処理装置で制御プログラムを起動したことに応じて、受信指示の受付画面を情報処理装置の表示部に表示することができる。そして、受信指示の入力を受け付けたことに応じて、画像データを画像処理装置から受信することができる。これにより、画像データの送信先の情報処理装置を画像処理装置側で選択することが難しい場合においても、プッシュスキャンを実行することが可能となる。
本明細書に記載されている制御プログラム等によれば、起動指示の入力を受け付けて制御プログラムを起動したことをトリガとして、受付画面を情報処理装置の表示部に表示させることができる。必要な場合のみに、受付画面を表示させることが可能となる。
なお、本明細書に開示の技術は、通信システム等の種々の態様で実現可能である。
画像処理システムの構成を示すブロック図である。 プッシュスキャン時の画像処理システムの動作を示すシーケンス図である。 プッシュスキャン時の画像処理システムの動作を示すシーケンス図である。 プッシュスキャン時の画像処理システムの動作を示すシーケンス図である。 トップ画面の一例である。 受付画面の一例である。
<画像処理システムの構成>
本形態の画像処理システム100は、図1に示すように、第1MFP(Multifunction Peripheralの略)20および第2MFP21と、これらMFPを制御する第1PC(Personal Computerの略)10、第2PC10a、第3PC10bと、サーバ50と、を備えている。画像処理システム100では、第1PC10、第2PC10a、第3PC10b、第1MFP20、第2MFP21が、LAN81を介して互いに通信可能に接続されているとともに、インターネット80を介してサーバ50に接続されている。
<第1PC10の構成>
第1PC10は、コントローラ30、キーボードやマウス等を含んだ操作部15、液晶ディスプレイ等を含んだ表示部16、ネットワークインターフェース18、を備えている。これらの構成要件は、コントローラ30と電気的に接続され、コントローラ30によって制御される。第1PC10は、ネットワークインターフェース18を介して第1MFP20および第2MFP21と通信することが可能である。
コントローラ30は、各種処理を実行するCPU11と、記憶部12を備えている。記憶部12は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスクなどのnon-transitoryな媒体である。ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスクなどはtangibleな媒体である。インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種である、コンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non-transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
記憶部12は、制御プログラム41、第1デバイスドライバ43a、第2デバイスドライバ43b、オペレーティングシステム(OSとも称する)44、アプリケーションプログラム45、を記憶している。オペレーティングシステム44は、第1PC10の基本的な動作を制御するためのプログラムである。
制御プログラム41は、第1PC10と通信可能に接続されている第1MFP20および第2MFP21の各種設定を変更したり、各種の機能を第1MFP20および第2MFP21に実行させたりするためのプログラムである。各種の設定の一例としては、スキャン設定が挙げられる。図5に、制御プログラム41によって表示部16に表示されるトップ画面SC1の一例を示す。トップ画面SC1は、ボタン画像B0〜B3を含んでいる。ボタン画像B0は、第1MFP20および第2MFP21の何れを制御対象とするかの選択を受け付けるための画像である。ボタン画像B1は、MFPでスキャン処理を実行して画像データを取得する、イメージ機能の選択を受け付けるための画像である。ボタン画像B2は、画像データを文字データに変換する、OCR機能の選択を受け付けるための画像である。ボタン画像B3は、画像データをメールに添付して送信する、Eメール機能の選択を受け付けるための画像である。制御プログラム41は、第1MFP20および第2MFP21のベンダによって提供されてもよいし、OS44の一部として提供されてもよい。
第1デバイスドライバ43aは、第1MFP20を制御するプログラムである。具体的には、第1デバイスドライバ43aは、第1MFP20のプリンタドライバやスキャナドライバとして機能する。第2デバイスドライバ43bは、第2MFP21を制御するプログラムである。アプリケーションプログラム45は、文書作成プログラム、作図プログラム、表計算プログラム、写真データ編集プログラム等などの、各種の機能を有する応用プログラムである。
また記憶部12には、スキャンフラグが記憶される。「オン」のスキャンフラグは、スキャン処理によって生成された画像データが、第1MFP20や第2MFP21に記憶されていることを示す情報である。「オフ」のスキャンフラグは、画像データが第1MFP20や第2MFP21に記憶されていないことを示す情報である。
なお、第2PC10aおよび第3PC10bの構成は、上述した第1PC10の構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<第1MFP20の構成>
第1MFP20は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能、FAX機能等の多機能を実行可能である。第1MFP20は、制御部61と、操作部65と、表示部66と、ネットワークインターフェース67と、印刷実行部68と、スキャン実行部69と、を備える。操作部65は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部65を操作することによって、様々な指示を第1MFP20に入力することができる。表示部66は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。ネットワークインターフェース67は、LAN81に接続されている。第1MFP20は、第1PC10〜第3PC10bの各々とネットワークインターフェース67を介して通信することが可能である。印刷実行部68は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備える。スキャン実行部69は、CCD、CIS等のスキャン機構を備える。
制御部61は、CPU62と、記憶部63と、を備える。記憶部63は、記憶部12と同様に、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。記憶部63は、プログラム64および送信リスト70を記憶している。CPU62は、記憶部63に格納されているプログラム64に従って、様々な処理を実行する。
送信リスト70は、後述するスキャン実行情報を送信するPCを登録するためのリストである。送信リスト70は、スキャン実行情報の送信先を識別するための情報(例えば、IPアドレス)を含んでいてもよい。
なお、第2MFP21の構成は、上述した第1MFP20の構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<サーバ50の構成>
サーバ50は、記憶部53を備えている。記憶部53は、記憶部12と同様に、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。サーバ50は、各種データを記憶するストレージサーバであってもよい。
<本明細書における記載上の注意点>
以降、アプリケーションやオペレーティングシステムなどのプログラムを実行するCPU11のことを、単にプログラム名で記載する場合もある。例えば「制御プログラム41」という記載が、「制御プログラム41を実行するCPU11」を意味する場合もある。本明細書において、「第1PC10のCPU11が、各種の情報を送信または受信する」という記載は、「第1PC10のCPU11が、ネットワークインターフェース18を介して各種の情報を出力または取得する」という技術内容を含んでいるものとする。
また、「データ」および「情報」の文言の定義を説明する。本明細書では、「データ」と「情報」では「情報」を「データ」の上位概念として用いている。そのため、「Aデータ」を「A情報」と言い換えてもよい。また、「情報」は、「データ」としての形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)が異なっていても、同一の意味内容と認識される限り、同一の情報として取り扱われる。例えば、印刷部数が2部であることを示す情報として装置が扱う限り、"COPY=2"というテキスト形式のデータと、"10"というバイナリ形式のデータとは、同じ情報である。但し、上記の「データ」及び「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取り扱いも許容される。
<プッシュスキャン時の画像処理システム100の動作>
図2〜図4を用いて、第1MFP20でプッシュスキャンを行う場合の画像処理システム100の動作を説明する。プッシュスキャンは、スキャン処理の指示をMFPで受け付けるとともに、生成した画像データをMFP以外の装置へ送信し記憶させる処理である。
本実施形態の説明例では、ユーザが第1MFP20を操作してプッシュスキャンを実行する場合を説明する。また、第1PC10および第2PC10aが画像データを受信可能な状態であり、第3PC10bが画像データを受信不可能な状態である場合を説明する。また、ユーザが第1PC10に対してプッシュスキャンを実行する場合を説明する。
S110において第1PC10の制御プログラム41は、第1PC10のステータス情報を、第1MFP20および第2MFP21へ送信する。また制御プログラム41は、第1PC10の電源が投入されている期間中は、ステータス情報を定期的(例:10分毎)に第1MFP20および第2MFP21へ送信する。本実施形態の説明例では、便宜的にS110の1回の送信処理のみを説明する。なお制御プログラム41は、起動されていない状態においても、バックグラウンドで動作することによって、ステータス情報を送信することができる。
ステータス情報は、スキャン処理で生成された画像データを、第1PC10が受信可能であるか否かを示す情報である。例えばステータス情報は、第1PC10が第1MFP20および第2MFP21から画像データを受信する権限を有するか否かを示す情報であってもよい。ここで、第1PC10が第1MFP20の第1デバイスドライバ43aを記憶しているか否かによって、第1MFP20から画像データを受信する権限を有するか否かが決定されてもよい。換言すると、第1PC10が第1MFP20を制御することができるか否かによって、第1MFP20から画像データを受信する権限を有するか否かが決定されてもよい。また例えば、第1MFP20から画像データを受信することを画像処理システム100の管理者等によって許可されているか否かによって、第1MFP20から画像データを受信する権限を有するか否かが決定されてもよい。
第1MFP20のCPU62は、S112において、受信したステータス情報に基づいて送信リスト70を更新する。例えば、送信リスト70に第1PC10が登録されている状態で、第1PC10が画像データを受信不可能であることを示すステータス情報を受信した場合には、送信リスト70から第1PC10を削除してもよい。同様にして第2MFP21のCPUは、S114において、受信したステータス情報に基づいて送信リストを更新する。第2MFP21での送信リストの更新処理の内容は、前述した第1MFP20での送信リストの更新処理の内容と同様であるため、説明を省略する。
また、S120において第2PC10aの制御プログラムは、第2PC10aのステータス情報を第1MFP20および第2MFP21へ送信する。第2PC10aの制御プログラムは、第2PC10aの電源が投入されている期間中は、ステータス情報を定期的に第1MFP20および第2MFP21へ送信する。S122において第1MFP20は、送信リストを更新する。S124において第2MFP21は、送信リストを更新する。
また、S130において第3PC10bの制御プログラムは、第3PC10bのステータス情報を第1MFP20および第2MFP21へ送信する。第3PC10bの制御プログラムは、第3PC10bの電源が投入されている期間中は、ステータス情報を定期的に第1MFP20および第2MFP21へ送信する。S132において第1MFP20は、送信リストを更新する。S134において第2MFP21は、送信リストを更新する。なお、S120〜S124の具体的な内容、および、S130〜S134の具体的な内容は、前述したS110〜S114の内容と同様であるため、説明を省略する。
またステータス情報を用いて、第1PC10〜第3PC10bの電源の投入状態を監視することができる。具体的に説明する。第1PC10〜第3PC10bの各々から、画像データの受信権限を有することを示すステータス情報を定期的に受信している期間中は、第1MFP20のCPU62は、送信リスト70に第1PC10〜第3PC10bを登録する。そして例えば、第3PC10bから定期的にステータス情報を受信できなくなった場合には、CPU62は、第3PC10bの電源がオフ状態にされたと判断する。そして、第3PC10bを送信リスト70から削除する。これにより、ステータス情報を用いて、送信リストの更新を行うことができる。なお同様にして、第2MFP21においても、ステータス情報を用いて送信リストを更新することが可能である。
S150において、第1MFP20のCPU62は、1以上の原稿をスキャンして画像データを生成する、プッシュスキャン指示の入力を受け付ける。プッシュスキャン指示は、ユーザが操作部65を操作することで入力されてもよい。このときユーザは、第1PC10〜第3PC10bのうちの何れに画像データを送信するかについての指示を入力する必要はない。
S155においてCPU62は、第1パスワードの入力画面を表示部66に表示する。例えば、表示部66に、「任意のパスワードを入力して下さい。パスワードは後でデータを受信するために必要です。」という文字列を表示してもよい。第1パスワードは各種の態様であってよく、例えば数字のみでもよいし、文字列と数字の組み合わせであってもよい。S160においてCPU62は、第1パスワードが操作部65を介して入力された否かを判断する。否定判断される場合(S160:NO)にはS160へ戻り、肯定判断される場合(S160:YES)にはS165へ進む。S165においてCPU62は、スキャン実行部69にスキャン処理を実行させる。そして画像データを生成する。
S170においてCPU62は、生成した画像データとS160で入力された第1パスワードとを、互いに関連付けた状態で、記憶部63に記憶させる。これにより、第1パスワードを、生成した画像データを識別する情報として機能させることができる。
S172においてCPU62は、送信リスト70に登録されているPCを、スキャン実行情報の送信先として決定する。スキャン実行情報は、スキャン処理によって生成された画像データが、第1MFP20に記憶されていることを示す情報である。本実施形態の説明例では、第1PC10および第2PC10aが、スキャン実行情報の送信先として決定される。
S175においてCPU62は、スキャン実行情報を第1PC10へ送信する。S180において第1PCの制御プログラム41は、スキャン実行情報を受信することに応じて、記憶部12に記憶されているスキャンフラグを「オン」に設定する。なお制御プログラム41は、起動されていない状態においても、バックグラウンドで動作することによって、スキャンフラグを「オン」に設定することができる。
またS185においてCPU62は、スキャン実行情報を第2PC10aへ送信する。S190において第2PCの制御プログラムは、スキャン実行情報を受信することに応じて、スキャンフラグを「オン」に設定する。なおCPU62は、第3PC10bに対してはスキャン実行情報を送信しない。
ユーザが、制御プログラム41の起動指示を第1PC10に入力すると、S200において第1PC10のCPU11は、制御プログラム41の起動指示の入力を受け付ける。起動指示は、操作部15を介して入力されてもよい。起動指示の入力は、例えば、表示部16に表示されている制御プログラム41のアイコン画像をダブルクリックすることによって行われてもよい。
S205においてCPU11は、制御プログラム41を起動する。S210において制御プログラム41は、記憶部12内のスキャンフラグを読み出し、スキャンフラグの内容を確認する。スキャンフラグが「オフ」である場合には(S210:オフ)、S212へ進む。S212において制御プログラム41は、図5に示すトップ画面SC1を表示部16に表示する。そしてフローを終了する。
一方、スキャンフラグが「オン」である場合には(S210:オン)、S215へ進む。S215において制御プログラム41は、図6に示すように、受付画面SC2を表示部16に表示する。受付画面SC2は、第2パスワードの入力を受け付ける画面である。第2パスワードは、S165のスキャン処理で生成された画像データを識別するための情報である。また第2パスワードは、第1MFP20に記憶されている画像データを第1MFP20から受信する受信指示としても機能する。受付画面SC2には、例えば、「スキャン実行時にMFPに入力したパスワードをここに入力して下さい」という文字列を表示してもよい。受付画面SC2は、トップ画面SC1上に重なるように、ポップアップ態様で表示されてもよい。
S220において制御プログラム41は、第2パスワードが入力されたか否かを判断する。第2パスワードの入力は、操作部15を介して行われてもよい。否定判断される場合(S220:NO)にはS220へ戻り、肯定判断される場合(S220:YES)にはS225へ進む。
S225において制御プログラム41は、画像データ送信指示情報を第1MFP20へ送信する。画像データ送信指示情報は、第1MFP20に記憶されている画像データを第1PC10へ送信することを、第1MFP20に対して指示するための情報である。また画像データ送信指示情報は、S220で入力された第2パスワードを含んでいる情報である。
S230において、第1MFP20のCPU62は、画像データ送信指示情報を受信すると、画像データ送信指示情報に含まれている第2パスワードを特定する。そして、特定した第2パスワードと内容が一致する第1パスワードが、記憶部63に記憶されているか否かを判断する。否定判断される場合(S230:NO)にはフローを終了し、肯定判断される場合(S230:YES)にはS235へ進む。
S235においてCPU62は、第2パスワードと一致する第1パスワードに関連付けられている画像データを、記憶部63から読み出す。S240においてCPU62は、読み出した画像データを、画像データ送信指示情報の送信元のPC(すなわち第1PC10)へ送信する。第1PC10の制御プログラム41は、画像データを第1MFP20から受信すると、S245において、受信した画像データを記憶部12に記憶させる。
S247において、第1MFP20のCPU62は、S240で送信した画像データを、記憶部63から消去する。画像データの消去は、S240で画像データを送信することに応じて行われてもよい。また画像データの消去は、第1PC10に画像データを記憶させる処理が完了したことを示す情報を第1PC10から受信したことに応じて、行われてもよい。
S250においてCPU62は、スキャン実行情報を送信してきたPCのうち、画像データ送信指示情報の送信元のPC以外のPCに対して、プッシュスキャン完了情報を送信する。プッシュスキャン完了情報は、画像データ送信指示情報の送信元のPCへの画像データの送信が完了したことを示す情報である。本実施形態の説明例では、第1PC10および第2PC10aに対して、スキャン実行情報が送信されている(S175、S185)。そして、第1PC10が、画像データ送信指示情報の送信元のPCである(S225)。従ってS250では、第2PC10aに対して、プッシュスキャン完了情報が送信される。なお、第3PC10bに対しては、プッシュスキャン完了情報は送信されない。
S255において、第2PC10aの制御プログラムは、プッシュスキャン完了情報を受信することに応じて、スキャンフラグを「オフ」に設定する。そしてフローが終了する。
<効果>
第1MFP20は、スキャン処理を実行して画像データを生成(S165)するとともに、ユーザによるパスワードの入力を受け付ける(S160)。第1MFP20は、生成した画像データとパスワードとを互いに関連付けて、第1MFP20の記憶部63に記憶させる(S170)。また第1MFP20は、スキャン実行情報を複数のPCへ送信する(S175)。ユーザは、画像データを受信させたいPCに、第1MFP20に入力したパスワードを入力(S220)すると、入力されたパスワードがPCから第1MFP20へ送信される(S225)。第1MFP20は、受信したパスワードと同一のパスワードが関連付けられている画像データを、PCへ送信する。上記の構成によると、第1MFP20でのスキャン実行時(S165)に、生成した画像データの送信先PCを特定する必要がない。これにより、「第1MFP20を操作して第1MFP20からPCへ画像データを送信する」というプッシュスキャンを、送信先を特定することなく実行することが可能となる。よって、画像データの送信先のPCを特定することが困難な場合(例:IPアドレスの一覧や、ネットワーク管理者が名付けたPC名の一覧など、ユーザが理解しにくい一覧表示の中から、送信先のPCを特定する場合)においても、プッシュスキャンを実行することが可能となる。
スキャン処理を第1MFP20で実行(S165)した場合には、スキャンフラグが「オン」になっているPC(第1PC10および第2PC10a)で制御プログラムを起動したことに応じて、当該PCの表示部にパスワードの受付画面(図6参照)を表示させることができる(S215)。そして、ユーザが当該PCにパスワードを入力(S220:Y)したことに応じて、画像データを第1MFP20から受信することができる(S240)。これにより、スキャンフラグが「オフ」になっているPC(第3PC10b)には、パスワードの受付画面を表示させないように制御することが可能となる。よって、画像データを受信する権限がないPCに、不要な画面が表示されてしまう事態を防止できるため、ユーザの利便性を高めることができる。
第1MFP20でスキャンジョブが複数回実行され、複数の画像データが第1MFP20に記憶される場合がある。このような場合においても、本明細書に記載されている制御プログラム等によれば、複数の画像データの各々に、それぞれ異なるパスワードを割り当てることができる。これにより、パスワードを、画像処理の各々を識別する情報として機能させることができる。よって、複数の画像データが第1MFP20に記憶されている場合においても、ユーザが所望する画像データのみを、PCへ送信することが可能となる。
第1MFP20に入力(S160)された第1パスワードと一致する第2パスワードが画像データ送信指示情報(S225)に含まれていることを、PCへ画像データを送信(S240)するための条件とすることができる。これにより、第1パスワードの内容を知らない第3者に、画像データが盗まれてしまうことがない。セキュリティを向上させることができる。
第1MFP20は、送信リスト70に登録されているPCのみに、スキャン実行情報を送信する(S172)。これにより、起動中のPCや、画像データを受信する権限を有するPCのみに対して、スキャン処理を実施したことを報知することができる。よって、画像データを受信することができないPCに対して、不要な報知が行われてしまうことを防止できる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例が含まれる。
<変形例>
S155において、第1MFP20のCPU62は、第1パスワードをランダムに自動生成してもよい。そして、生成した第1パスワードを表示部66に表示してもよい。また表示部66に、「ワンタイムパスワードは、「****」です。メモするなど、大切に保管して下さい。ワンタイムパスワードは後でデータを受信するために必要です。」という文字列を表示してもよい。S170においてCPU62は、生成した画像データとS160で生成した第1パスワードとを、互いに関連付けた状態で、記憶部63に記憶させてもよい。これにより、ユーザは、パスワードを考えて第1MFP20に入力する(S160)必要がない。ユーザの利便性を高めることができる。
S170において、画像データと第1パスワードを記憶させる場所は、第1MFP20の記憶部63に限られない。例えば、サーバ50の記憶部53に記憶させてもよい。この場合、スキャン実行情報には、サーバ50へアクセスするための情報(例:サーバ50のURL)を含ませてもよい。S225において第1PC10は、画像データ送信指示情報をサーバ50へ送信すればよい。S230およびS235の処理は、サーバ50が実行するとすればよい。S240においてサーバ50は、読み出した画像データを第1PC10へ送信すればよい。これにより、第1MFP20の記憶部63の容量が小さい場合においても、大量の画像データをプッシュスキャンすることが可能となる。
スキャン実行情報の送信先を決定する処理(S172)は省略してもよい。この場合、第1MFP20は、スキャン実行情報を第1PC10〜第3PC10bにブロードキャストすればよい。これにより、送信リストを不要とすることができるため、S110〜S132の処理を省略することができる。画像処理システム100全体での処理負担を軽減することが可能となる。
受付画面SC2(図6参照)を表示するトリガは、様々であってよい。例えば、スキャンフラグを「オン」に設定したことに応じて、制御プログラム41が自動で起動されるとしてもよい。また、受付画面SC2がPCの表示部に自動で表示されるとしてもよい。これにより、制御プログラム41の起動指示をユーザがPCに入力(S200)する必要がない。ユーザの操作負担を軽減することができる。
受付画面SC2(図6参照)を表示する態様は、様々であってよい。例えば、受付画面SC2を表示させるためのアイコン画像を、ステータスバー表示させてもよい。当該アイコン画像がクリックされることに応じて、受付画面SC2をポップアップ表示するとしてもよい。
S110〜S132およびS172の処理は、省略することが可能である。S200の処理は、省略することが可能である。以上より、一般的に言うと、第1MFP10および第2MFP21は、「画像データ記憶手段」と、「第1送信手段」と、「第2送信手段」と、「第3送信手段」と、を備えればよい。具体例としては、S170と、S175およびS185と、S240と、S250と、を少なくとも実行すればよい。
画像処理システム100を構成するMFPおよびPCは図示されたものに限るものではない。また、第1PC10と第1MFP20等との接続は、有線LANケーブルやUSBケーブルに限らず、その他のシリアル通信ケーブル、パラレル通信ケーブル、さらには無線LAN等の無線通信であってもよい。
第1MFP20や第2MFP21は一例である。スキャン処理の機能を備えるものであれば何れの装置を用いてもよい。スキャナ、複写機、FAX装置であっても適用可能である。また、第1PC10〜第3PC10bは、一例である。MFPと通信可能な装置であれば何れの装置を用いてもよい。スマートフォンやPDAであってもよい。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
ネットワークインターフェース67は、通信インターフェースの一例である。インターネット80、LAN81は、ネットワークの一例である。第1MFP20および第2MFP21は、画像処理装置の一例である。第1PC10〜第3PC10bは、情報処理装置の一例である。S170を実行するCPUは、画像データ記憶手段の一例である。スキャン実行情報は、第1情報の一例である。S175、S185を実行するCPUは、第1送信手段の一例である。画像データ送信指示情報は、第2情報の一例である。S240を実行するCPUは、第2送信手段の一例である。プッシュスキャン完了情報は、第3情報の一例である。S250を実行するCPUは、第3送信手段の一例である。第1パスワードは、第1識別情報の一例である。第2パスワードは、第2識別情報の一例である。S160を実行するCPUは、第1入力受付手段の一例である。S110、S120、S130、S112、S122、S132を実行するCPUは、ステータス情報受信手段の一例である。
記憶部63は、第1記憶部の一例である。S175を実行するCPUは、第1受信手段の一例である。S180を実行するCPUは、第1情報記憶手段の一例である。S215を実行するCPUは、表示制御手段の一例である。S225を実行するCPUは、第4送信手段の一例である。S240を実行するCPUは、第2受信手段の一例である。S200を実行するCPUは、第2入力受付手段の一例である。
S170を実行するCPUは、画像データ記憶手段の一例である。S175、S185を実行するCPUは、第1送信手段の一例である。S175を実行するCPUは、第1受信手段の一例である。S180を実行するCPUは、第1情報記憶手段の一例である。S215を実行するCPUは、表示制御手段の一例である。
S240を実行するCPUは、第2送信手段の一例である。S250を実行するCPUは、第3送信手段の一例である。S225を実行するCPUは、第4送信手段の一例である。
10:第1PC、10a:第2PC、10b:第3PC、11および62:CPU、20:第1MFP、21:第2MFP、41:制御プログラム、63:記憶部

Claims (15)

  1. ネットワークに接続可能な通信インターフェースを備える画像処理装置であって、
    前記画像処理装置は、前記通信インターフェースを介して複数の情報処理装置と通信することが可能であり、
    1以上の原稿をスキャンして画像データを生成するスキャン処理の実行指示の入力を受け付けたことに応じて、前記スキャン処理を実行して画像データを生成し、前記画像処理装置が備えている記憶部に記憶させる画像データ記憶手段と、
    前記スキャン処理を実施したことを示す第1情報を、前記複数の情報処理装置の各々へ前記通信インターフェースを介して送信する第1送信手段と、
    前記複数の情報処理装置のうちの何れか1つの情報処理装置である特定情報処理装置から、前記記憶部に記憶されている前記画像データの送信を指示する第2情報を受信することに応じて、前記記憶部に記憶されている前記画像データを前記特定情報処理装置へ前記通信インターフェースを介して送信する第2送信手段と、
    前記第2送信手段が前記画像データを前記特定情報処理装置へ送信したことに応じて、前記画像データが前記特定情報処理装置へ送信されたことを示す第3情報を、前記特定情報処理装置以外の他の情報処理装置へ前記通信インターフェースを介して送信する第3送信手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像データ記憶手段は、
    生成した前記画像データを識別する第1識別情報を、生成した前記画像データと関連付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記第2情報は、送信の指示対象である画像データを識別する第2識別情報を含んでおり、
    前記第2送信手段は、前記第2識別情報と一致する第1識別情報が関連付けられている画像データを、前記特定情報処理装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置が備えている操作部を介して、前記第1識別情報の入力を受け付ける第1入力受付手段をさらに備え、
    前記画像データ記憶手段は、前記第1入力受付手段で入力が受け付けられた前記第1識別情報を前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記スキャン処理を実行することに応じて、前記第1識別情報を生成し、前記画像処理装置が備えている表示部に生成した前記第1識別情報を表示する第1識別情報生成手段をさらに備え、
    前記画像データ記憶手段は、前記第1識別情報生成手段で生成された前記第1識別情報を前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記スキャン処理で生成した画像データを前記複数の情報処理装置の各々が受信可能な状態であるか否かを示すステータス情報を、前記複数の情報処理装置の各々から前記通信インターフェースを介して受信するとともに前記記憶部に記憶させるステータス情報受信手段をさらに備え、
    前記第1送信手段は、前記ステータス情報によって前記画像データを受信可能であると判断される情報処理装置のみに、前記第1情報を送信することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記ステータス情報受信手段は、前記ステータス情報を前記複数の情報処理装置の各々から定期的に受信して前記記憶部に記憶させ、
    前記ステータス情報受信手段は、前記複数の情報処理装置のうち前記ステータス情報を定期的に受信できなくなった特定情報処理装置が発生した場合に、当該特定情報処理装置が起動中ではないと判断することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記ステータス情報は、前記複数の情報処理装置の各々が前記画像データを前記画像処理装置から受信する権限を有するか否かを示す情報であることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. ネットワークに接続可能な通信インターフェースを備える情報処理装置に読込まれる制御プログラムであって、
    1以上の原稿をスキャンして画像データを生成するスキャン処理を実行して画像データを生成する画像処理装置であって生成した前記画像データを前記画像処理装置が備えている第1記憶部に記憶させることが可能な前記画像処理装置と、前記通信インターフェースを介して前記情報処理装置は通信することが可能であり、
    前記スキャン処理を実施したことを示す第1情報を、前記画像処理装置から前記通信インターフェースを介して受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段で前記第1情報を受信したことを示す情報を、前記情報処理装置が備えている第2記憶部に記憶させる第1情報記憶手段と、
    前記第2記憶部に前記第1情報を受信したことを示す情報が記憶されている状態下で前記制御プログラムが起動された場合に、前記第1記憶部に記憶されている前記画像データを前記画像処理装置から受信する受信指示の入力を受け付ける受付画面を、前記情報処理装置が備えている表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記受信指示の入力が受け付けられたことに応じて、前記第1記憶部に記憶されている前記画像データの送信を前記画像処理装置に指示する第2情報を、前記画像処理装置へ前記通信インターフェースを介して送信する第4送信手段と、
    前記第2情報に基づいて前記画像処理装置から送信された画像データを、前記通信インターフェースを介して受信する第2受信手段と、
    して前記情報処理装置を機能させることを特徴とする制御プログラム。
  9. 前記表示制御手段は、前記第2記憶部に前記第1情報を受信したことを示す情報が記憶されていない状態下で前記制御プログラムが起動された場合に、前記受付画面を前記表示部に表示させないことを特徴とする請求項に記載の制御プログラム。
  10. 前記画像処理装置は、生成した前記画像データを識別する第1識別情報を、生成した前記画像データと関連付けて前記第1記憶部に記憶させ、
    前記受付画面は、送信の指示対象である画像データを識別する第2識別情報の入力を、前記情報処理装置が備えている操作部を介して受け付けることが可能な画面であり、
    前記第4送信手段が送信する前記第2情報は、前記受付画面で入力された前記第2識別情報を含んでおり、
    前記第2受信手段は、前記第2識別情報と一致する第1識別情報が関連付けられている画像データを、前記画像処理装置から受信することを特徴とする請求項またはに記載の制御プログラム。
  11. 前記情報処理装置は、複数の画像処理装置と前記通信インターフェースを介して通信することが可能であり、
    前記複数の画像処理装置の各々から画像データを受信可能な状態であるか否かを示すステータス情報を、前記複数の画像処理装置の各々へ前記通信インターフェースを介して送信するステータス情報送信手段として、前記制御プログラムは前記情報処理装置をさらに機能させ、
    前記第1受信手段は、前記画像データを受信可能であることを示す前記ステータス情報が前記ステータス情報送信手段で送信された場合に、前記複数の画像処理装置の各々から前記第1情報を受信することが可能とされることを特徴とする請求項10の何れか1項に記載の制御プログラム。
  12. 前記ステータス情報送信手段は、前記情報処理装置が起動中の期間に前記ステータス情報を前記複数の画像処理装置の各々へ定期的に送信することで、前記ステータス情報が定期的に送信されている期間中は前記情報処理装置が起動中であることを前記複数の画像処理装置へ報知することを特徴とする請求項11に記載の制御プログラム。
  13. 前記ステータス情報は、前記情報処理装置が前記画像データを受信する権限を有するか否かを示す情報であることを特徴とする請求項11に記載の制御プログラム。
  14. 前記情報処理装置が備えている操作部を介して、前記制御プログラムの起動指示の入力を受け付ける第2入力受付手段として、前記制御プログラムは前記情報処理装置をさらに機能させ、
    前記表示制御手段は、前記第2入力受付手段が前記起動指示の入力を受け付けた場合において、前記第2記憶部に前記第1情報を受信したことを示す情報が記憶されている場合に、前記受付画面を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項13の何れか1項に記載の制御プログラム。
  15. ネットワークに接続可能な通信インターフェースを備える画像処理装置と、
    前記ネットワークに接続可能な通信インターフェースを備える複数の情報処理装置と、
    を備える通信システムであって、
    前記画像処理装置と前記複数の情報処理装置の各々とは、前記ネットワークを介して通信することが可能であり、
    前記画像処理装置は、
    1以上の原稿をスキャンして画像データを生成するスキャン処理の実行指示の入力を受け付けたことに応じて、前記スキャン処理を実行して画像データを生成し、前記画像処理装置が備えている第1記憶部に記憶させる画像データ記憶手段と、
    前記スキャン処理を実施したことを示す第1情報を、前記複数の情報処理装置の各々へ送信する第1情報送信手段と、を備え、
    前記複数の情報処理装置は、
    前記第1情報を、前記画像処理装置から受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段で前記第1情報を受信したことを示す情報を、前記情報処理装置が備えている第2記憶部に記憶させる第1情報記憶手段と、
    前記第2記憶部に前記第1情報を受信したことを示す情報が記憶されている場合に、前記第1記憶部に記憶されている前記画像データを前記画像処理装置から受信する受信指示の入力を受け付ける受付画面を、前記情報処理装置が備えている表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記受信指示の入力が受け付けられたことに応じて、前記第1記憶部に記憶されている前記画像データの送信を前記画像処理装置に指示する第2情報を、前記画像処理装置へ送信する第2情報送信手段と、を備え、
    前記画像処理装置は、
    前記複数の情報処理装置のうちの何れか1つの情報処理装置である特定情報処理装置から、前記第2情報を受信することに応じて、前記第1記憶部に記憶されている前記画像データを前記特定情報処理装置へ送信する画像データ送信手段と、
    前記画像データ送信手段が前記画像データを前記特定情報処理装置へ送信したことに応じて、前記画像データが前記特定情報処理装置へ送信されたことを示す第3情報を、前記特定情報処理装置以外の他の情報処理装置へ送信する第3情報送信手段と、をさらに備え、
    前記複数の情報処理装置の各々は、
    前記画像データを前記画像処理装置から受信した場合には、前記受信した画像データを前記第2記憶部に記憶させ、
    前記第3情報を前記画像処理装置から受信した場合には、前記第2記憶部に記憶されている、前記第1情報を受信したことを示す情報を消去することを特徴とする通信システム。
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