JP6393859B2 - 竹を用いた飼料 - Google Patents

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Description

本発明は、イネ科の竹を原料とする草食動物の飼料に関するものである。
従来、草食動物、特に牛、馬、鶏、羊、山羊等を飼育する場合、餌として穀物や牧草、青草を採取し与えている。その牧草、青草を採取し乾燥した干し草を与えて飼育する場合と、広い草地に放って、放牧する場合があり、餌は何れも草に頼っている。
例えば、牛はその体重の5%を毎日、餌として食べる為、多数の牛を飼育して牛乳を生産する酪農家や肉牛を生産する畜産家は、広大な牧草地を確保しなければならず、この為、欧米に比べ日本国内の酪農家や畜産家は、広大な牧草地も少なく、大量の餌の確保が難しい為、干し草や飼料を輸入する等、餌の確保にコストが嵩み大規模経営が困難であった。
その他、羊や肉牛に於いても広大な牧草地の確保など課題が多く大規模経営が難しく、結果的に飼育に要する経費が嵩み、食肉や乳製品は、海外の製品に比べ割高となり、まして、世界の穀物相場の急騰で、忍び寄る食糧危機の恐れもあり、自ずから家畜用の飼料の高騰も懸念され今後、厳しい経営が強いられる事は自明の理で有る。
近年、穀物主産地が、干ばつに見舞われ、世界的に穀物生産の不足により、家畜用の飼料も大きく不足している。世界各国、特に発展途上国の食糧難の影響から、今後、家畜用の飼料も、莫大に不足する懸念がある。
そこで、牧草の不足を補う手段として考えられるのは、森林として繁茂する木であるが、生育に時間を要するため威厳の枯渇が懸念される一方、自然に生えて繁茂した竹は、限られた利活用しか無く、且つ、一年で成熟する成長の早さが魅力的で、且つ有望で有るが、竹の幹全体が堅い繊維質で、細かく粉砕加工する事が難しく、まして、竹を飼料とする事が、製造上困難であった。
従って、本発明が解決しようとする課題は、新たに牧草地を開発する事なく、自然環境を現在のまま維持しつつ、牧草等を用いる事なく、牧草等の代用飼料として、拡大する需要に応え、様々な草食動物を健康的に飼育できる飼料として、牧草の不足を補い森林等の面積を減少させる事が無い、自然に生えて繁茂し一年で成熟する成長の早い竹を用いる事で、草食動物の飼料不足を補い、安価、且つ、大量に安定的に供給、提供する事である。
本発明に於いては、竹を粉砕する機械の躍進もあり、微細に粉砕する事が可能となり、請求項1では、自然に生え、繁茂した竹を伐採し、洗浄した後、殺虫、除菌、殺菌を施し、前記竹を幹、枝葉と共に粉砕し、該竹の粉に、適量の乳酸菌等を加え、散布、混合して攪拌し、外気の接触を遮断し、乳酸菌醗酵熟成させた構成である。
自然に生え、繁茂した竹を伐採し、洗浄と共に害虫を殺虫、除菌、殺菌、燻蒸処理し、前記竹を幹、枝葉と共に粉砕し、該竹の粉に適量の乳酸菌の調合作成された乳酸菌製剤溶液を該竹の粉に散布し、該竹の粉と混合させ、空気の接触を遮断し、乳酸菌醗酵熟成させた構成である。
請求項1に於いては、該竹の粉に、適量の乳酸菌を含み、更に、天然酵素を含んだ有用なイオン水溶液の天然酵素水溶液を、該竹の粉に散布、混合して合成樹脂フィルムから成る袋容器に装入し、空気を遮断して乳酸菌と天然酵素により醗酵熟成させた構成である。
該竹の粉に、種々の家畜、家禽類及び動物等が、各々好む匂いの香料を添加した事で、種々の家畜、家禽類及び動物等がそれぞれ好んで食する竹を用いた飼料とする構成である。
前記竹を用いた飼料に栄養成分、又は、薬効成分等を加えて竹を用いた飼料とする構成である。
与える動物の種類、種別の食形態に於いて適応する竹を用いた飼料とする為、粒状又は、ペレット状に形成した構成である。
本発明の竹を用いた飼料は、現在、筍の収穫後、使途を失った竹を用いる事により、荒れるに任せていた竹藪の竹を計画的に間引きして、伐採ができ、家畜、家禽類及び動物等の飼料に竹資源素材として大量に利活用でき、且つ、有効に竹林、竹藪の整備が可能となり、豊富に有る竹資源の自然環境も確実に守られ維持される。
従って、用途を失っていた莫大な竹は、本発明の竹を用いた飼料により、大量に有効活用できるばかりでなく、日本国内に於いても、大凡9300万トンの竹が存在し、この中で年間330万トン伐採しても、竹の繁茂する環境を脅かす事は無く、豊富な資源と言って良い。
更に、アジア地域全体の現状から竹林、竹藪を考える時、その量は計上し難い数値に達する故に本発明の竹を用いた飼料は、人間の食料として飼育される牛や豚、鶏を始めとする多種の家畜や家禽類の個体数を大幅に増加させても飼料の不足を心配する必要が無いばかりか、牧草地確保による森林伐採等により、森林面積の減少やそれに伴う二酸化炭素の増加を抑制する事も可能で有る等、自然環境の破壊を引き起こす懸念は大幅に減少する。
又、竹は筍から1年で成熟竹に生長する為、生えすぎる竹の間引きを余儀無くされている。この為、同じ竹林から毎年繰り返し本発明の竹を用いた飼料の材料となる竹を採取する事ができ、竹を用いた飼料としての大きな資源として竹藪の利活用が可能で、新たに牧草地を開発する必要は無く、依って伐採による森林の破壊も抑制でき、自然環境に占める森林面積の割合を現在のまま維持する事ができる。
竹は、元来、成長速度が、他の植物と比べると、非常に早く、短時間で成熟する。よって、竹に含まれる成分を、家畜用の餌として利活用する事により、竹を用いた飼料が、家畜、家禽類及び動物等の成長を促し、飼育効率を著しく向上させると共に健康的で、安全、且つ、最適な飼料として提供する事がでる。
更に、本発明に於ける竹を用いた飼料は、今まで全く未利用な為、直接、広大な牧草地の草を刈り取って用いる事が無いから、草食動物の飼育に係る労力は、大幅に軽減される結果、同程度の労力であっても大量飼育が可能である為、家畜等の飼育コストを引き下げる効果もある。
又、竹にはミネラルや糖質であるセルロースが含まれているばかりか、乳酸菌を加えて発酵熟成させる事により、給餌される動物の腸内に於ける善玉菌としての乳酸菌の残存個数が増えて免疫力を向上させる結果、草食動物を健康の向上と疾病の予防、及び口蹄疫病や、鳥インフルエンザ等の流行性の疾病の流行の予防にも繋がり、畜産家や養鶏家等の悩みの種で有った、出荷を控えた家畜や家禽を疾病流行の為、涙をのんで殺処分すると言う不幸が解消されるので、経済的に或いは、精神的に安心感を提供する事もできる。
更に、本発明に於ける竹を用いた飼料に長成分に富んだ各種栄養素、又は成長性を高める成分や、或いは、家畜の健康を維持し、疾病予防の薬効成分を添加することも可能で有り、家畜や家禽の飼料として、畜産家に対して安価、且つ、大量に安定供給する事ができるから、家畜、家禽類及び動物用飼料として、経済的に或いは、精神的に極めて有用な飼料を提供する事ができる。
今後、世界的に穀物の不足で、家畜用の飼料も大きく不足は予測に難くないが、日本は、膨大な穀物や牧草の輸入大国であり、世界各国、特に発展途上国の食糧難の影響から、近い将来、家畜用の飼料が莫大に不足する事が懸念されるが、本発明の竹を用いた飼料によって、その懸念を払拭する事は容易である。
従って、本発明の竹を用いた飼料は、人口の増加が著しい近隣諸国を始めとし、東南アジア方面で放置されている膨大な竹資源の有効活用に依って、安全な食肉の飛躍的な増産と供給が可能となるばかりで無く、竹特有の酵素の働きにより、その糞尿の放つ悪臭が緩和される為、畜産家が近隣に対して肩身の狭い思いをしながら畜産事業を展開する心労が軽減されるばかりか、餌となる草の採取の必要がなくなる為、草地や草原の無い地域での畜産も可能で有り、更には、牧草採取の必要も無くなる等、従来の畜産の概念を覆す程の飼料を提供する事ができる等、その効果は極めて大きい。
本発明の請求項1の竹を用いた飼料を製造する工程のチャート図である。 本発明の請求項1の竹を用いた飼料を製造する工程のチャート図である。 本発明の請求項1の竹を用いた飼料を製造する工程のチャート図である。 本発明の請求項1の竹を用いた飼料を製造する工程のチャート図である。 本発明の請求項1の竹を用いた飼料を製造する工程のチャート図である。 本発明の請求項1の竹を用いた飼料を製造する工程のチャート図である。
本発明を実施する為の形態を図面に基づいて説明すると、図1は本発明の請求項1を示す竹を用いた飼料の製造工程で、竹林、又は、竹藪に於いて、初夏の頃、筍を採取した後に、自然に生えた竹、又は、筍を採取する事の無い自然環境に於いて、自然に生えて繁茂している。本発明の竹を用いた飼料の原料となる竹を伐採1した後、汚れや家畜、家禽類及び動物等に害を及ぼす可能性のある害虫や寄生虫、又は、竹を食する虫等の有害物を除去する為に、前記伐採した竹の洗浄2を実施する。
この時、前記伐採した竹の洗浄2と共に、前記伐採した竹を殺虫、除菌、殺菌2Aを施し、前記伐採した竹を幹、枝葉と共に竹の粉砕加工3を行い該竹の竹粉を製造する。
この時、前記伐採した竹の洗浄2をするには、自然水でも良いが、或いは、マイナスイオン等を含む水、又は、オゾンを含む水等、殺菌作用を付加した水でも良く、飼料として完成した後、食する家畜、家禽類及び動物の健康を害さない水である事が望ましい。
又、前記洗浄2水は、貯留水でも良いが、流水であっても何ら問題とは成らないばかりか、更には、洗浄する水に高圧をかけてノズルから噴射し前記伐採した竹を洗浄する事も可能で有り、又、ブラシ等を用いて洗浄する事も可能で有る。
前記洗浄2に際しては、前記伐採した竹を洗浄2しても良いが、更に、前記伐採した竹を、それらの竹林、又は、竹藪から搬出し、運搬、移動し易い大きさに寸断、加工しても問題は無く、何れに於いても、有害物を除去する事で前記伐採した竹の洗浄2工程を終了すれば良い。
前記伐採した竹を洗浄2する事は、竹には、小さな虫や寄生虫が多く、その害虫を殺虫、駆除、消毒を行う必要が生じる。その洗浄に於いては、家畜、家禽類及び動物等に有害な化学薬品を使用せず、使用可能な薬剤、若しくは、燻蒸処理を行い、害虫を殺虫・駆除、消毒する事も可能である。
更に、前記伐採した竹に付着している微生物やカビ菌等の発生を防止する為の農林水産省令で定められている飼料の品質の低下を防止された抗酸化剤や、防カビ剤、調整剤を使用し、殺虫、駆除、殺菌、除菌すると良く、よってこの前記伐採した竹の洗浄には、上記の農林水産省令で定められていない化学薬品(防腐剤、酸化防止剤、防虫剤、防カビ剤)等を使用する事は無く、絶対に避けなければ成らない。
燻蒸処理には、他に該竹の粉砕加工3された該竹粉を蒸すと言う処理方法も含まれ、殺虫、除菌、殺菌2A事も有用であり、高温で蒸す工程は、その有用な効果と共に、該竹粉を家畜、家禽類及び動物等の餌として、柔らかくし、食べやすく、更に、醗酵熟成効果も迅速に良くする効果も同時に生じる。
又、図1に於いては、前記伐採した竹の洗浄2と殺虫、殺菌2A(この工程は除菌も含むも事もある)工程は、それぞれ別の工程として有るが、その作業行程の性質上、同時に実施する事も可能で有る事は言うまでも無い事で、二つの作業工程を同時に行う事で作業行程の簡素化をする事ができる。
殺虫、殺菌2を終了した竹は、生のまま、幹や枝や葉と共に、ローラークラッシャーその他の破砕機等を用いて竹の粉砕加工3し、該竹の粉にすると良く、この時、該竹の粉の状態は、直径数ミリ以下、又は、パウダー状に粉砕する事が望ましい。
更に、粉砕加工3で粉砕された該竹の粉は、乳酸菌は一種類又は、複数種類の乳酸菌に水を加えて適宜な濃度に調合して作成し、容器又は、タンク等に入れ使用する迄の間、培養、保管4するが、この時使用する乳酸菌は、嫌気性の乳酸菌である事が望ましい。
但し、前記の乳酸菌については、該竹の粉に含まれる水分の量が多い場合、乳酸菌を製剤溶液に溶かさず、粉粒状の状態で使用する事も可能であるが、一般的に竹は、生竹を使用するので、竹の種類によって含水量が、異なる場合があり、必要以上の水分量は、餌としては、不適格となる場合があり、製剤溶液を加えるに至らない場合が生じる為である。
前記、竹の粉砕加工3工程にかけて、粉砕した該竹の粉に前記、乳酸菌の調合作成4A工程に於いて調合、合成された乳酸菌4を、適宜に竹の粉に添加、散布、攪拌、混合する。又は、この時、該竹の粉を攪拌しながら前記乳酸菌溶液4を適宜に噴霧、混合する事も可能で有る事は、述べるまでも無いが、ここで言う前記乳酸菌溶液の適宜な量とは、該竹の粉に、むら無く乳酸菌が付着し、酵素熟成発行が順調、且つ、確実に成し得る程度の量を言う。
該竹の粉は、自立発酵する要素を竹自体が備えているが、自立発酵のみに頼る場合、自然環境の中では、自立発酵が始まる前、凡そ数日にしてカビの発生が見られ、家畜等の飼料として使用する事ができない、これは自立発行のスピードより、雑菌やカビ等の発生の勢いが勝り、強力である事が大きな原因である事が判明した。
この為、本発明の竹を用いた飼料では、乳酸菌溶液4等を用いて強制醗酵させる事により、雑菌やカビ等の発生を抑制し、腐敗や虫の発生、カビの発生を防ぎ、飼料として使用に適する状態を作り出す為に大きな効果がある。
該竹の粉と乳酸菌溶液4の攪拌混合5工程を行い、乳酸菌溶液4を、満遍無く攪拌、混合、付着させた後、該竹の粉は、乳酸菌溶液4の該竹の粉の表面及び内部に於いて乳酸菌溶液4中に含まれる乳細菌の存続と培養をさせる為、外気を遮断6し、密封された中、乳酸菌醗酵熟成7工程体制の基で保管、管理するが、この時、太陽光や、紫外線その他の光も遮断する事が望ましい。
乳酸菌醗酵熟成7を実施するに当たり、本発明の竹を用いた飼料で使用する乳酸菌4は、嫌気性の乳酸菌であるから、空気との接触を遮断する事が必要であり、この為、タンク又は、容器又は、サイロ又は、袋等の密封する等、嫌気性乳酸菌の活動可能な環境を整える事が必要である。
乳酸菌醗酵熟成7の期間は、外気温により、その醗酵熟成期間に若干の長短は、有るものの、冬期を除けば、大凡数週間程度で、家畜等の飼料として与えるのに充分な程度まで醗酵熟成が進む状態となる。
従って、本発明の竹を用いた飼料を出荷し運搬、輸送する場合、本発明の形態は、乳酸菌醗酵熟成期間、袋等の密封された容器内に装入されている為、空気に触れる事が無いので、虫やカビや雑菌などの外敵から容易に竹を用いた飼料を守る事が可能となり、衛生的で品質保持が完全に守られ、安心した飼料として、使用が可能となる。
これにより、本発明の竹を用いた飼料を、飼育する家畜、家禽類及び動物類に与えて飼育する事により、現在、筍の収穫後、使途を失った竹を用いる事で、荒れるに任せていた竹藪の竹を計画的に間引き伐採でき、その竹を家畜、家禽類及び動物類の飼料の資源素材として有効に活用でき、且つ、容易に竹藪の間引き整備が可能となるばかりで無く、竹藪所有者には竹藪に密生する古竹が現金収入に繋がる等、自然環境維持と経済面でもその効果は大きい。
従って、竹を用いた飼料として家禽類を飼育する畜産家等に販売する事により、竹藪の環境を維持する為の経費に当てる事が出来、産業としても採算ベースに乗せる事が可能で、安全で、安価に提供する事ができる。
現在、用途を失っていた竹は、日本国内に於いても膨大な竹が存在するが、その竹の繁茂する環境は整えられ、繁茂による荒廃の心配が無くなるばかりか、数十年に一度咲くとされる、竹花によって実る竹の実を餌として異常繁殖する野ネズミに依る農作物への被害も抑制する事が可能で有る。
更に、アジア地域全体の竹林、竹藪を考える時、その量は、計上し難い数値に達する故に、本発明の竹を用いた飼料は、人間の食料として飼育される牛や豚、鶏を始めとする多種の家畜や家禽類の個体数を、大幅に増加させる事が可能となり、それらの餌としての受給を踏まえ、本発明の竹を用いた飼料は莫大な需要が見込まれる。
竹は、筍から1年で成熟竹に生長する事から、同じ竹林から毎年繰り返し採取する事ができる為、大きな資源として有効活用が可能である。新たに牧草地を開発する事も無く、森林その他の自然環境に占める割合の面積を現在のまま維持する事ができる。
更には、竹の生育する地域と、伐採可能な量を予め算出した上で、本発明の竹を用いた飼料の生産工場を計画的に配置すれば、初期投資の製造設備等を年次毎に増設する必要が無く、長年に渡って稼働でき、今後の家畜用の飼料として、受給を担える事が可能で、有用な産業となる。
更に、直接、広大な牧草地の草を刈り取って用いる事が無いから、草食動物の飼育に係る労力は、大幅に軽減される。これらの結果、同程度の労力であっても大量飼育が可能となる。そして、飼育コストを引き下げる効果もあり、且つ、この竹を用いた飼料を安価、且つ、安全に、大量に安定供給する事ができる。
本発明の竹を用いた飼料は、成長の早い竹の成分や、ミネラルを豊富に含む竹を素材として、乳酸菌発酵熟成によって健康増進を促す竹飼料を製造する事ができ、且つ、畜産家が飼育する家畜や家禽等に与える事により、家畜の健康増進と、疾病の発生を予防する事が可能となり、手塩にかけて飼育した家畜、家禽類が出荷を控えて疾病に侵され、殺処分せざる終えないと言うが如き畜産家の精神的、経済的な打撃を軽減する事も出来るばかりで無く、竹の酵素の働きにより、飼育する家禽類の消化器系にバランスの良い影響を与え、免疫力を向上させ、成長促進を促し、健康増進に伴い、家畜、家禽類の糞尿の悪臭も緩和される等、その効果は、計り知れないものがある。
本発明の竹を用いた飼料の請求項1記載の実施の形態を図2に基づいて説明すると、本工程に於ける作業は、原料となる竹の伐採1した後、汚れや動物に害を及ぼす可能性のある害虫や寄生虫を洗浄2して、竹を食する虫、寄生虫、等の有害物を除去した後、前記洗浄2で洗浄しきれない雑菌等の目に見えない虫、寄生虫、バクテリア、ウイルス、カビや雑菌を殺虫、除菌、殺菌2Aを施し、安全性の高い飼料の原材料とし、有用な資源素材に高め、該竹を幹、枝葉と共に竹の粉砕加工3工程を経て該竹の粉を製造する。
乳酸菌の調合作成4Aに於いて、使用する乳酸菌は、一種類又は、複数種類の乳酸菌を適宜な量に調合して作成し、使用するが、各種の乳酸菌の中から竹飼料に適合し、長年の研究成果から厳選した乳酸菌を使用し、乳酸菌製剤、陰イオン水等を適量、調合して乳酸菌製剤溶液とし、該竹の粉に添加、噴霧、又は、散布して攪拌混合5させた後、空気を遮断6し乳酸菌醗酵熟成7させる。
この場合、乳酸菌の調合作成4Aを用いて、乳酸菌醗酵熟成7した本発明の竹を用いた飼料は、家畜、家禽類及び動物類の消化器系のバランスを整え、体に良い影響を与え、消化吸収を促し、免疫力を維持し強め、成長促進し、健康増進に伴い、家畜、家禽類に安全で有用な効果は、計り知れないものがある。
乳酸菌の調合作成4A工程に於いて、前記の乳酸菌4については、前記伐採した竹の水分含水量が多い場合、乳酸菌4を製剤溶液に溶かさず、粉粒状の状態で使用する事も可能であり、均一に攪拌、混合が可能であれば、竹自体、含水量が多く有るので、乳酸菌醗酵熟成7には、全く支障は無いが、これは、前記伐採した竹は、生竹のまま使用するので、竹の種類によって含水量が、異なる場合があり、必要以上の水分は、餌としては、不適格となる場合があり、製剤溶液を加えるに至らない場合が生じる為でもある。
従って、乳酸菌の作用により効果を得て、有用な竹を用いた飼料を製造する事ができる。
本発明、竹を用いた飼料の請求項1についてその実施の形態を図3に基づいて説明すると、請求項1は、自然に生えて繁茂した原料となる竹を伐採1した後、汚れや動物に害を及ぼす可能性のある害虫や、竹を食する虫等の有害物を除去する為に前記伐採した竹を洗浄2し、洗浄と共に、該竹を殺虫、除菌、殺菌2Aを実施し、洗浄しきれない雑菌等の目に見えない虫、寄生虫、バクテリア、ウイルス、カビや雑菌を殺虫、除菌、殺菌2Aを施し、安全性の高い飼料の原材料とし、有用な資源素材に高め、該竹を幹、枝葉と共に竹の粉砕加工3工程を経て該竹の粉を製造する。
竹を洗浄2するには、前記と同様に自然水でも良いが、或いは、マイナスイオン等を含む水、又は、オゾンを含む水等、殺菌、除菌作用を付加した水でも良く、飼料として完成した後、食する動物の健康を害しない水である事が望ましく、又、前記洗浄水は、貯留水でも良いが、流水であっても何ら問題とはならないが、更には、洗浄する水に高圧をかけてノズルから噴射し前記竹を洗浄する事も可能である。
更に、ブラシ等を用いて洗浄する事も可能であり、前記洗浄に際しては、伐採した前記竹を洗浄に適した大きさや長さに寸断した後、洗浄しても良く、又、前記竹を伐採したままの状態で洗浄しても良く、前記同様、何れに於いても有害物を除去する事で伐採した竹を洗浄2工程を終了する。
平衡して、粉砕した竹粉3には、小さな虫が多く、その害虫を殺虫・消毒、殺菌を行う必要が生じ、家禽類に有害な化学薬品は使用せず、使用可能な酵素、薬剤、若しくは、燻蒸処理、又は、ボイル処理を行い、害虫を殺虫、駆除、消毒する事もできるが、又は、該竹の粉に付着している微生物や、カビ菌等の発生を防止する為の農林水産省令で定められている飼料の品質の低下を防止する抗酸化剤や、防カビ剤、調整剤を使用し、殺虫、殺菌、駆除、消毒する事も出来る。
前記伐採した竹の洗浄2と殺虫、除菌、殺菌2Aは、その作業行程上、同時に実施する事で、作業行程を簡素化する事ができる。伐採した竹を洗浄2と共に殺虫、除菌、殺菌2Aを終了した前記竹は、生竹のまま幹や枝や葉と共にローラークラッシャーその他、竹粉製造機等の破砕機を用いて洗浄した該竹の幹、枝葉と共に竹の粉砕加工3工程に掛ける。
粉砕した該竹の粉の状態は、直径数ミリ以下、又は、パウダー状に粉砕する事が望ましく、粉砕した該竹の粉の中に一部、微細な棒状やトゲ状の粉が混じる事は、竹を用いた飼料には、好ましく無く、使用する乳酸菌の調合作成4A工程に於いて、一種類又は、複数種類の乳酸菌を適宜な量に調合して作成し、使用するが、各種の乳酸菌の中から竹飼料に適合し、長年の研究成果から厳選した乳酸菌を使用し、乳酸菌製剤、陰イオン水等を適量、調合して乳酸菌製剤溶液としている。
本請求項に於いても、それらと同様の乳酸菌4の調合作成4Aに加え、乳酸菌を含む天然酵素水溶液を適宜調合して製造するものである。
前記乳酸菌を含む天然酵素水溶液4Bとは、自由電子を持つヒドロキシルイオンを豊富に含む水溶液をベースにしてバチルス属細菌を培養して得られた天然酵素を含む陰イオン水溶液で、一般にBS菌、或いは、NBS菌として、主成分にミネラル、ビタミン、脂質、酵素、食品乳化剤等で、乳酸菌を含む天然酵素水溶液4Bを用いている。
前記乳酸菌を含む天然酵素水溶液4Bで作られた竹を用いた飼料は、家畜の腸内活性が良くなり、家畜、家禽類及び動物類の消化器系のバランスを整え、体に良い影響を与え、消化吸収を促し、免疫力を維持し強め、成長促進し、健康増進に伴い、家畜、家禽類に安全で有用な効果は計り知れないものがある。
更に、前記乳酸菌を含む天然酵素水溶液4Bの作用による乳酸菌天然酵素醗酵熟成7Aに伴う本発明の竹を用いた飼料を家畜、家禽類及び動物等が飼料として食した場合、体内の消化吸収される事により、消化器系のバランスを整え、体に良い影響を与え、消化吸収を促し、免疫力を維持し強め、成長促進し、健康増進に伴い、家畜、家禽類及び動物等の糞尿の臭いが、改善、軽減され、安全で有用な効果は計り知れないものがある。
竹の粉砕加工3工程に於いて、前記竹を細かく粉砕する事で乳酸菌天然酵素醗酵熟成7Aに至る熟成時間を短縮する事も可能であり、又、家畜、家禽類等が飼料として食した場合、腸内活性が促進し、免疫力の向上や.細胞の活性化、体内電位の正常化や体内の抗酸化物の強化等、酸塩基平衡作用の安定化と体内の血液の浄化作用をもたらすものである。
従って、本発明の竹を用いた飼料が、上記内容と共に、消化吸収の阻害による疾患を防止し、更には、肉付きが良くなる傾向や乳牛の乳の出も良くなる事が判明しており、更に、狂牛病やウイルス性伝染病の一つである口蹄疫にも有用となる可能性が高く、よって該竹を用いた飼料として比類な優位、優秀性を備えている。
乳酸菌天然酵素醗酵熟成7A期間は、外気温により、その醗酵熟成期間に若干の長短は、有るものの、冬期を除けば、大凡数週間程度で、家畜等の飼料として与えるのに充分な程度まで乳酸菌天然酵素醗酵熟成が進む状態となるから、本発明の竹を用いた飼料を、決められた単位の重量に区分けして、袋容器5Aに装入し、空気を遮断6し、その期間に熟成が進む事になり、袋容器5Aに納める事で、出荷形態に包装でき、その為、袋容器5Aに装入された本発明の竹を用いた飼料の置き場所も簡素化でき、運搬が容易にでき、運搬中も空気と遮断6され、順調に乳酸菌天然酵素醗酵熟成7Aが成される。
従って、請求項1の発明に於いては、前記と同様以上、より優れた効果が有ると共に家禽類の免疫力の向上、細胞の活性化、体内電位の正常化、抗酸化物質の強化、酸塩基平均作用の安定化と血液の浄化作用等の効果が見込まれる為、それらの働きにより、飼育する家禽類の消化器系にバランスの良い影響を与え、免疫力を向上させ、成長促進を促し、健康増進に伴い、家畜、家禽類の糞尿の悪臭も緩和される等、安全で有用な効果は計り知れないものがあり、畜産家が飼育する家禽等に与える事により、家禽類の健康増進と、疾病の発生を予防する事で、手塩にかけて飼育した家禽類が出荷を控えて疾病に侵され、殺処分せざる終えないと言うが如き畜産家の精神的、経済的な打撃を軽減する事も出来る。
本発明による竹を用いた飼料の請求項1の実施の形態を図4に基づいて説明すると、請求項1記載の発明と同様に、自然に生えて繁茂した原料となる竹を伐採1した後、伐採した竹を洗浄2する事は、汚れや動物に害を及ぼす可能性のある害虫や寄生虫、又は、竹を食する虫等の有害物の殺虫、駆除、消毒を行う必要が生じる。
伐採した竹を洗浄2に於いては、家畜、家禽類及び動物等に有害な化学薬品を使用せず、使用可能な薬剤、若しくは、燻蒸処理、又は、ボイル処理を行い、害虫を殺虫、駆除、消毒するか或いは、該竹に付着している微生物やカビ菌等の発生を防止する為の農林水産省令で定められている飼料の品質の低下を防止された抗酸化剤や防カビ剤、調整剤を使用し、殺虫、駆除、殺菌、除菌すると良い。
伐採した竹を洗浄2の工程と殺虫、除菌、殺菌2A工程は、その作業行程上、同時行うか、若しくは別工程にて、実施する事も可能で、この場合、伐採した竹を洗浄2作業を確実又、有効に実施する事ができ、よって確実且つ、効果的に洗浄工程を済ませ、竹の幹、枝葉と共に、竹の粉砕加工3工程を行い、該竹の粉を製造する。
伐採した竹を洗浄2と共に、殺虫、除菌、殺菌2Aを終了した前記竹は、生竹のまま、直接、ローラークラッシャー、その他、竹粉製造機等の破砕機を用い、竹の幹、枝葉の全てを竹の粉砕加工3工程にかけ該竹の粉とする。
この時、粉砕した該竹の粉の状態は、他の求項と同様で、直径数ミリ以下、又は、パウダー状に粉砕することが望ましく、粉砕した該竹の粉の中に一部、微細な棒状やトゲ状の粉が混じる事は、本発明の竹を用いた飼料には、好ましく無く、正常に粉砕された該竹の粉に、乳酸菌4の調合作成4A工程を経て作成された乳酸菌を含む天然酵素水溶液4Bを該竹の粉と攪拌混合5工程を行い、更には、家禽類の好む香料4Cを竹の粉と攪拌、混合工程時に注入、混入又は、添加するが、家禽類の好む香料4Cを添加する工程は、図4に於いては、該竹の粉に混合攪拌5に於いて添加されているが、これは本発明の一例で、他の工程、又は、他の工程と工程の間で転嫁する事ができる事は、図示しないが、可能である事は言うまでもない。
更に、乳酸菌を含む天然酵素水溶液4Bを該竹の粉と攪拌混合5工程を行い、更には、家禽類の好む香料4Cを竹の粉と攪拌、混合工程と時に注入、混入又は、添加しした該竹の粉は、竹を細かく粉砕する事で乳酸菌醗酵熟成7若しくは、乳酸菌天然酵素醗酵熟成7A工程に至る熟成時間を短縮する事も可能であり、又、家畜、家禽類及び動物等が飼料として食した場合、消化しやすくなる為、腸内活性が促進し、免疫力の向上や.細胞の活性化、体内電位の正常化や、体内の抗酸化物の強化等、酸塩基平衡作用の安定化と体内の血液の浄化作用をもたらす。
前記天然酵素水溶液4Bは、自由電子を持つヒドロキシルイオンを豊富に含む水溶液をベースにして、バチルス属細菌を培養して得られた天然酵素を含む陰イオン水溶液で、一般にBS菌、或いは、NBS菌で、主成分にミネラル、ビタミン、脂質、酵素、食品乳化剤等が含まれる乳酸菌水溶液を用いている。これは、狂牛病やウイルス性伝染病の一つである口蹄疫にも有用となる可能性が高く、大きな疾病抑止効果が生じている。
又、前記伐採した竹の粉砕加工3工程に於いて、更に、家畜、家禽類及び動物類の消化器系のバランスを整え、体に良い影響を与え、消化吸収を促し、免疫力を維持し強め、成長促進し、健康増進に伴い、家畜、家禽類に安全で有用な効果があり、好みの餌としての香りにより、嗜好性の強い餌となり、食欲も増す結果、健康状態や肉付きが良くなり、消化阻害による疾患を防止しも加わり、飼料としての優位、優秀性を備える事ができる。
従って、本請求項に於いては、家禽類、例えば、牛と鶏では、好む餌が異なるように、全ての家禽類にとって各々好ましい飼料の匂いが有る為に、其々の家禽類の専用飼料として、各々の家禽類が、独自の好む匂いを添加する事で、飼料としての幅を広げる事ができるが、その方法は、図示していない部分が有るが、他に複数あり、それを以下に述べる。
まず家禽類の好む香料4Cを該竹の粉に添加し攪拌、混合工程5と同時期に満遍無く注入、混入又は、添加してもよく、この場合、均一に混入、攪拌、混合が可能で、作業工程の簡素化が得られる。
又、家禽類の好む香料4C添加する時期を、乳酸菌醗酵熟成7又は、乳酸菌天然酵素醗酵熟成7Aの後に、家禽類の好む香料4Cを満遍無く注入、又は混入、又は添加する事も可能であり、この場合、熟成した本発明の竹を用いた飼料を袋容器5Aに装入して、更に、空気を遮断6すれば、真空パック状と成るので、機密性が保たれ、香料の保持、持続が長続きする。
家畜、家禽類及び動物等の好む匂いを添加する香料の効果を長期間持続させる為に、本発明の竹を用いた飼料の出荷形態に包装9の他に、この香料のみを袋容詰めし、別の袋容器に入れ、付設又は付加する事可能であり、当飼料の使用に当たって、適宜添加して家畜等に与えることも可能で有るから、本発明の竹を用いた飼料は袋容器5Aに装入、包装し、空気を遮断6され出荷するもので、竹を用いた飼料を運搬中に空気と遮断6され各醗酵熟成が成させているから、運搬移動中に目に見えない虫、カビや雑菌などから竹を用いた飼料を守り、安全な状態で衛生的に維持、継続、管理、運搬ができ、更に、空気を遮断6して、真空パック状態なので、竹を用いた飼料の劣化を防ぎ、長期に渡る保存が可能となる。
従って、本発明の竹を用いた飼料は、例えば牛、馬、豚、鶏、ウサギ、アヒル、ダチョウ、鹿、その他、草食性、又は、雑食性の動物の飼料として使用が可能となるばかりか、各々の動物により、好みの餌が異なり、その匂いも異なる為、各々の動物の好む香料を添加する事により、各々の動物専用の植物等を調達する事無く、その代用として、竹を用いた飼料を用いる事ができ、その為、生息地が遠方であっても、別袋に好みの香料のみの専用袋容器を付設、付加、添付してもこの竹を用いた飼料は、何ら問題が無く、餌として食す直前に、散布、混合する事で、家畜、家禽類及び、動物等に与えられ、袋容器5Aの開封時に衛生的で新鮮な香料の匂いがするより香りの強い、各々の動物の各々の好みの香料を含んだ竹を用いた飼料の使用範囲は極めて大きい。
本発明の竹を用いた飼料の請求項1の実施の形態を図5に基づいて説明すると、請求項と同様の工程を経て、竹の幹、枝葉と共に竹の粉砕加工3工程の後、竹の粉と乳酸菌液の攪拌混合5工程に、栄養成分又は、薬効成分8Aを添加し混合したもので、該竹の粉砕加工3の工程の後、この該竹の粉と乳酸菌4工程又は、乳酸菌の調合作成4A工程又は、乳酸菌を含む天然酵素水溶液4B工程を経て、栄養成分又は薬効成分8Aを添加して該竹の粉と攪拌混合5工程を実施し、空気を遮断6を経、発酵熟成7後出荷形態に梱包9して竹を用いた竹飼料とするが、栄養成分又は薬効成分8Aを添加するに当たって、図5に於いては、乳酸菌溶液と該竹の粉を攪拌混合5に於いて添加する形態であるが、これはほんの一例であって、他の工程又は、他の工程の間等必要に応じて変更する事も図示しないが可能である事は言うまでもない。
従って、攪拌混合5工程は、栄養成分又は、薬効成分8Aを添加して本竹飼料を容器又は、タンク又は、サイロ又は、袋容器又は、発酵室等に入れて空気を遮断6し、発酵熟成を促進しているが、攪拌混合5工程の運搬移動の際にも便利なように、栄養成分又は薬効成分8Aと竹飼料を袋容器5Aに装入し、保管、管理する事も有用な構成であり、その工程は、空気を遮断6する効力が強いので有用な方法である。
この場合、竹を用いた飼料を袋容器等5A等に入れ空気を遮断6するに当たり、決められた単位を簡単に運搬しやすくする為に、袋容器5Aに栄養成分又は、薬効成分8Aを含んだ竹を用いた飼料を装入し、真空パック状態で、袋容器を密封し、梱包し、竹飼料として出荷形態の包装9する事により、保管、維持、管理しやすく、運搬の際に発酵熟成を促進させ、その配送、物流機構に合わせたサイズに構成する事も可能である。
よって、竹を用いた飼料に栄養成分又は薬効成分8Aを添加し、運搬中に空気との遮断が確実に実行され、更にその間に、乳酸菌醗酵熟成が成される為、運搬移動中に目に見えない虫、カビや雑菌等から竹を用いた飼料を守り、安全な状態を維持、管理が継続され、極めて配送、運搬しやすくした有用な竹を用いた飼料となり、更に、開封後には、新鮮で衛生的な竹飼料として、家畜、家禽類及び動物等に供給する事が可能となる。
本請求項は、家畜、家禽類及び、動物等に必要な、竹を用いた飼料の成分以外の栄養成分又は、薬効成分8Aを添加して混合竹飼料として竹を用いた飼料を製造するから、該竹の粉と攪拌、混合5工程と同時期に注入、混入又は、添加して製造する構成であり、本発明の竹を用いた飼料の成分以外の栄養成分又は、薬効成分8Aを添加して混合竹飼料として竹を用いた飼料とする事である。
該竹の粉と攪拌、混合5工程と同時期に、栄養成分又は、薬効成分8Aを満遍無く注入、混入、添加するが、この場合、前記と同一工程になり、均一に混入、攪拌、混合が可能となる為、作業工程は減り簡素化が得られるが、この他、本発明の竹を用いた飼料の成分以外の栄養成分又は、薬効成分8Aの作業工程が増えてしまうが、乳酸菌醗酵熟成7又は、乳酸菌天然酵素醗酵熟成7Aの後に、この栄養成分又は、薬効成分8Aを満遍無く注入、混入、添加する事も可能で有る構成は言うまでも無い。
よって熟成した竹を用いた飼料と共に、栄養成分又は、薬効成分8Aを袋容器5Aに混入又は、添加して装入して、更に、空気が遮断6され、真空パック状なので、機密性が保たれ、栄養成分又は、薬効成分8Aの保持、持続が長続きする。
製造後、家畜、家禽類及び動物等が飼料として食する時、その袋容器を開封した際に、新鮮で、栄養成分又は、薬効成分の豊富な竹を用いた飼料を提供する事ができるが、しかしながら、栄養成分又は、薬効成分8Aが減少稀薄になる事が懸念される場合、ある程度、栄養成分又は、薬効成分8Aを長期間に渡り保持、継続する必要が生じたりする場合、栄養成分又は、薬効成分8Aを袋容器5Aに混入又は、添加や装入せず、個別に栄養成分又は、薬効成分8Aの専用袋容器(図示しない)に、栄養成分又は、薬効成分8Aのみを袋容詰めし、別の袋容器に入れ、付設、付加する事も可能である。
これは、家畜、家禽類及び動物等が餌を食す寸前に、該竹を用いた飼料に添加、散布して竹を用いた飼料と共に与える事も可能で有り、本発明の竹を用いた飼料の出荷形態に包装9とは別に、竹を用いた飼料の成分以外の栄養成分又は、薬効成分8Aのみを袋容詰めし、別の袋容器に入れ、付設、付加する事で、これは、家禽類への栄養成分又は、薬効成分が薄まり、減少し、安定的に長期間、保持、持続出来ない事が懸念される場合の救済手段となり、運搬移動中に目に見えない虫、カビや雑菌などから栄養成分又は、薬効成分と竹を用いた飼料を守り、安全な状態で衛生的に維持、継続、管理、運搬が可能となる。
竹を用いた飼料の袋容器5Aを開封する時には、栄養成分又は、薬効成分と共に、新鮮な竹を用いた飼料を家禽類に与える事が可能で、更に、空気を遮断6している為、真空パック状態なので、栄養成分又は、薬効成分8Aと竹を用いた飼料の劣化を防ぎ、長期に渡る保存が可能となる。
栄養成分又は、薬効成分8Aを竹を用いた飼料として加える事は、家畜が必要とする栄養成分としてビタミン、ミネラル、カルシウム、酵素、アミノ酸、澱粉、その他各種の栄養素、栄養成分を、同時に家禽類に対して、必要に応じて与える事が可能となり、それらの有効な栄養成分を同時に栄養バランス良く調合し、混合竹飼料として与え、提供する事が可能となる。そして、竹を用いた飼料に、通常の家畜、家禽類及び動物等が食べている穀物類等も当然、混合飼料として、提供する事が可能で、更に、薬効成分を混合竹飼料として、添加混合し、供給する事で、薬効、効能の有する薬草や流行が懸念される疾病の予防薬として調合し、混合竹飼料として与え、提供する事が可能となる。
例えば、鳥インフルエンザ等の予防薬、又は、ワクチン等を竹飼料として一緒に与えら事が可能で、家畜、家禽類及び動物等に合わせて健康維持、管理にバランスのとれた薬効成分で、家禽類の健康維持を考慮して、必要な薬効成分を配合する事で、免疫力の向上に依る健康増進に加え、公衆衛生学的に於いても理想的な飼料とする事が可能となる。
例えば鳥用、牛用、豚用と区別して提供する事によって、混合竹飼料としての可能性が広がり、その使用目的や用途を飛躍的に拡大させる事が出来き、請求項に記載の工程を経て、本発明の高度に優れた使用使途に応じた竹を用いた混合竹飼料の作用及び効果、効能を得る事も出来る。
本発明の竹を用いた飼料の請求項1の実施の形態を図6に基づいて説明すると、請求項1に記載の竹を用いた飼料に於ける該竹の粉と乳酸菌液溶液の攪拌混合5の工程に至る迄の事項は、請求項の発明と同様の工程を経るが、該竹の粉と乳酸菌液溶液の攪拌混合5工程の後、素早く、この竹を用いた混合竹飼料を粒状又はペレット状に形成8加工しても良く、更に別工程間に於いて粒状又はペレット状に形成する事も図示しないが可能である。
従って、本請求項に於いては、本発明の竹を用いた飼料に用いる乳酸菌は、嫌気性に伴い、空気との接触時間を少なくする為の空気を遮断6し、真空パック状態で、袋容器5Aに入れ口部を閉じて密封し、出荷形態に包装9の状態で、保管、維持、管理、運搬の際にかかる時間を利用して乳酸菌4等の発酵熟成を促進させる。
出荷形態に包装9を行う迄に、時間を置かず、袋容器5Aへと装入されれば、乳酸菌4等の死滅する前に、全ての作業を終了する事で、より効果的で有用であり、本請求項に於いてもその作用は同様で有るばかりか、その間に、害虫等やカビ菌、ウイルス等の雑菌の附着、繁殖を避ける事が可能となり、粒状又はペレット状に形成された状態で、各乳酸醗酵熟成7は促進し進行させる事が可能である。
従って、竹を用いた飼料を竹の粉と乳酸菌溶液の攪拌混合5工程の後、容器又は、タンク、又は、醗酵室等に入れて空気を遮断6し、各乳酸菌醗酵熟成7させた後に、竹を用いた混合竹飼料を粒状又は、ペレット状に形成8することも可能で、本発明の竹を用いた飼料を運搬中に空気との遮断が確実に実行され、更にその間に、乳酸菌醗酵熟成7又は、乳酸菌天然酵素醗酵熟成7A等が進行する。
本請求項記載の竹を用いた飼料と共に、通常の家畜、家禽類及び、動物等に与えて食べている穀物類等も当然、混合飼料として、混入して、粒状又は、ペレット状に形成8し粒の大きさや形状を変える提供しても良いが、この他、空気を遮断6し、決められた単位の簡単に運搬しやすくする為に、袋容器5Aに竹を用いた飼料を装入、梱包し、竹飼料としての出荷形態9に合わせたサイズに構成し梱包する事が可能で有るばかりか、本発明の竹を用いた飼料を袋容器5Aに入れ、空気と遮断6移動、運搬が可能となり、その間に中の乳酸菌醗酵熟成7や、乳酸菌天然酵素醗酵熟成7A等が行なわれるので、遠方への移動も問題を生じない。
これらにより、運搬移動中に目に見えない虫、カビや雑菌などから竹を用いた飼料を守り、安全で衛生的な状態を維持、管理が継続され、極めて配送、運搬しやすくした有用な竹を用いた飼料となる。そして、更に、開封後には、新鮮で衛生的な竹飼料として、家禽類等に供給する事が可能となる。
前記、粒状又はペレット状に形成8する事により、飼料として与える各種の動物によって、舌の形状や構造又は、機能、口の動かし方等により、上手に口の中に、竹を用いた飼料を運び込む事ができない場合が生ずるからで、それぞれの動物の食形態に合わせる為であり、その粒状又は、ペレット状に形成8の粒の大きさは、個別に異なる事になる。
例えば、馬や牛では、大豆やドックフード的な棒状や玉状のサイズで比較的大きな粒程度、豚ではトウモロコシ位の比較的小さな粒程度、鶏では、粉状、又は、顆粒状となり、その他、各種の動物に合わせて粒状又は、ペレット状に形成8させ粒の大きさや形状を変える事が必要で、重要であり、その為、有る程度の粒状又は、ペレット状に形成し、大規模牧場、大量家禽類厩舎での給餌による為の給餌機械ラインに使用、機械に寄る飼料の給餌手段の使用に貢献出来る。
従って、新たに牧草地を開発する事なく、自然環境を現在のまま維持しつつ、竹林、竹藪の環境を整備、維持し、そして、草を用いる事なく、様々な草食動物を健康的に飼育できる飼料を安価、且つ、大量に安定的に提供する事が可能となる。
更に、遠方の動物の飼料を生息地より運搬する場合にも、長期に渡り管理、保存が可能な為、最適であり、生息地が遠方であっても飼育の為の好各々の動物の好みの餌を安心して長距離移動、管理、提供、供給する事が出来る。又、家畜、家禽類及び、動物等の好む飼料の大きさ、サイズ、使用用途に加工する事が可能となり、本請求項は同様の優れた効果活用をもたらし得る事ができるものであり、極めて有用な竹を用いた飼料を提供する事が可能となる。
近年、穀物主産地が、干ばつに見舞われ、世界的に穀物の不足により、家畜用の飼料も大きく不足している。更に、世界的に人口は、ますます増加の一途である。食糧不足が叫ばれる中、今後、家畜用の飼料も、莫大に不足する懸念があり、この竹飼料の需要は、拡大する。
自然環境は、食料増産の為に益々その面積を、年々狭めている状況にあり、当然、二酸化炭素の増加が国際問題となる中、地球全体から見ても、人口の増加に伴い食料や食肉の増産は、避けて通る事のできない課題である。
有り余る竹資源を利活用しているこの竹を用いた飼料は、多くの有効、且つ、有利な利点が多数あり、更に、家畜、家禽類及び、動物類の消化器系のバランスを整え、家禽類の腸内活性が促進し、体に良い影響を与え、消化吸収を促し、免疫力を維持し強め、成長促進し、健康増進に伴い、家畜、家禽類に安全で有用な効果がある。
更に、好みの餌としての香りにより、趣向の強い好む餌となり、食欲も増える。又、栄養成分又は、薬効成分をとして加える事は、家畜が必要とする該竹を用いた飼料成分以外の各種の栄養素、栄養成分を同時に家禽類に対して、必要に応じて与える事が可能となり、それらの有効な栄養成分を同時に、竹を用いた飼料として栄養バランスを良く調合し、混合竹飼料として与え、提供する事が可能となる。更には、健康状態や肉付きが良くなる傾向も生じる等、消化の阻害による疾患等の防止しも加わり、飼料としての優位、優秀性を備える事ができる。
又、健康な家禽類の量産が可能となり、家畜特有の病気にもかかり辛くなる。病死を回避させる事にも繋がり、更に、腸が健康が家畜、家禽類及び動物等の健康に繋がり、家畜の糞尿の臭いも軽減でき、飼育環境にも優しい。健康な家禽類の育成に大きく寄与できる事になる。
本発明は、我々人類の生活環境を維持しつつ、食肉の増産を図る為に極めて有効且つ、有用な手段であるから、広大な市場が形成される事は明らかで、産業上からも極めても有用な発明である。
1 原料となる竹の伐採
2 伐採した竹の洗浄
2A 殺虫、除菌、殺菌
3 竹の粉砕
4 乳酸菌溶液
4A 乳酸菌製剤溶液
4B 乳酸菌を含む天然酵素水溶液
4C 香料
5 該竹の粉と攪拌混合
5A 袋容器
6 空気を遮断
7 乳酸菌醗酵熟成
7A 乳酸菌天然酵素醗酵熟成
8 粒状又はペレット状に形成
8A 栄養成分又は薬効成分
9 出荷形態に包装

Claims (1)

  1. 竹粉と乳酸菌を伴う竹飼料に於いて、該竹粉にバチルス属細菌のBS菌、或いは、NBS酵素に伴う天然酵素水溶液を添加、噴霧、又は、散布して攪拌混合させて醗酵熟成により成る事を特徴とする竹を用いた飼料。
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