JP6391754B1 - 開閉扉装置 - Google Patents

開閉扉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6391754B1
JP6391754B1 JP2017090931A JP2017090931A JP6391754B1 JP 6391754 B1 JP6391754 B1 JP 6391754B1 JP 2017090931 A JP2017090931 A JP 2017090931A JP 2017090931 A JP2017090931 A JP 2017090931A JP 6391754 B1 JP6391754 B1 JP 6391754B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
wall plate
guide rail
door
closing door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017090931A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018188842A (ja
Inventor
彦坂 尚義
尚義 彦坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AXISCORPORATION
Original Assignee
AXISCORPORATION
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AXISCORPORATION filed Critical AXISCORPORATION
Priority to JP2017090931A priority Critical patent/JP6391754B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6391754B1 publication Critical patent/JP6391754B1/ja
Publication of JP2018188842A publication Critical patent/JP2018188842A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Abstract

【課題】建物内の間仕切り壁に設けられた開口部を開閉する手段として活用出来る開閉扉装置を提案する。
【解決手段】開口部閉じ位置にある開閉扉16と直線状に連続する位置に固定壁板6が設けられ、この固定壁板6の外側に重なる開口部開き位置と開口部の外側位置との間にわたって開閉扉16が直線状に横動可能な横動経路34が設けられ、開閉扉16の上端部は、上側ガイドレール10に横動自在に支持された上側横動体に、前後一対の平行リンク18,19を介して開口部の内外方向に斜め平行移動自在に吊り下げられ、固定壁板6の下端部内側には、開口部開き位置にある開閉扉16より開口部内に突出しない長さの下側ガイドレール11が設けられ、開閉扉16の下端後端部は、下側ガイドレール11に横動自在に係合する下側横動体に、開閉扉後端側の平行リンク19の真下で当該平行リンク19と平行な1つの下側平行リンク21を介して連結されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、間仕切り壁に設けられた開口部を開閉する手段として活用出来る開閉扉装置に関するものである。
人の通路などに利用される開口部が間仕切り壁に設けられる場合がある。この場合、その開口を扉で開閉する必要があるときには、開口部に沿って横動する引き戸や開口部に対して遠近方向に揺動する開き戸が使用される。開き戸に比べて引き戸は、間仕切り壁と平行に横動するものであるから、間仕切り壁の手前に開き戸が揺動するための大きな空間を確保しておく必要が無いが、開口部を閉じているとき、開き戸のように、扉の表面と間仕切り壁の表面との間に扉の厚さ分の段差が生じるものであった。しかし近年になって、特許文献1に記載されるように、閉じたときに表面が面一になる引き違い戸が知られるようになった。
特許第6086962号公報
特許文献1に記載されるような引き違い戸は、直線的に横動する第一の引き戸と、前側に平行移動した後に前記第一の引き戸の外側に沿って横動する第二の引き戸の組み合わせから構成されたものであって、仮に第一の引き戸を固定の壁板に置き換えて、第二の引き戸のみを開口部の開閉に利用することを考えてみても、第二の引き戸は、その上端側だけでなく下端側も、ガイドレールと、引き戸平行移動用の前後一対の平行リンクを備えた横動体とから成る引き戸支持案内手段が閉じ位置から開き位置までの横動全領域にわたって設けられるものであるから、床面に接して設けられるような人の通行に利用される開口部の開閉のための開閉扉装置には不向きである。即ち、引き戸を開いたときに開口部の床面側に、上記の引き戸支持案内手段におけるガイドレールが存在し、吊り引き戸のようにフラットな床面のみが存在するようには実施することが出来ない。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできる開閉扉装置を提案するものであって、本発明に係る開閉扉装置は、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、開閉扉(16)によって開閉される開口部(1)の片側に、 開口部閉じ位置にある開閉扉(16)と直線状に連続する位置に固定壁板(6)が設けられ、 この固定壁板(6)の外側に重なる開口部開き位置と前記開口部(1)の外側位置との間にわたって開閉扉(16)が直線状に横動可能な横動経路(34)が設けられ、前記開閉扉(16)は、 開口部閉じ位置とその外側の前記横動経路(34)との間を、 開口部(1)の内外方向に斜め平行移動自在に構成されている開閉扉装置であって、開口部閉じ位置にある前記開閉扉(16)の上端部内側の位置と前記固定壁板(6) の上端部内側の位置とにわたって直線状に連続する上側ガイドレール(10)が設けられ、前記固定壁板(6)の下端部内側には、前記開口部開き位置にある開閉扉(16)より前記開口部(1)内に突出しない長さの下側ガイドレール(11)が設けられ、前記開閉扉(16)の上端部は、前記上側ガイドレール(10)に横動自在に支持された上側横動体(17)に、開閉扉前端側平行リンク(18)と開閉扉後端側平行リンク(19)とを介して開口部(1) の内外方向に斜め平行移動自在に吊り下げられ、前記開閉扉(16)の下端後端部は、前記下側ガイドレール(11)に横動自在に係合する下側横動体(20)に、前記開閉扉後端側平行リンク(19)の真下で当該開閉扉後端側平行リンク(19)と平行な1つの下側平行リンク(21)を介して連結され、前記開閉扉後端側平行リンク(19)と前記下側平行リンク(21)とには、カム従動ローラー(29a,30a)が軸支された制御レバー(29,30)がそれぞれ連設され、前記上側ガイドレール(10)と下側ガイドレール(11)には、開閉扉(16)が開口部閉じ位置にあるときに前記カム従動ローラー(29a,30a)と各別に係合する制御用カムレール(14,15)がそれぞれ併設され、この制御用カムレール(14,15)と前記カム従動ローラー(29a,30a)及び制御レバー(29,30)により、開口部閉じ位置とこれより手前の位置との間の開閉扉(16)の横動に伴って前記各平行リンク(18,19,21)を揺動させて、 開閉扉(16)を前記開口部閉じ位置と前記横動経路(34)との間で開口部(1)の内外方向に斜め平行移動させる構成になっている。
上記本発明の構成によれば、開閉扉が開口部閉じ位置にあるときは、当該開口部の片側に配設されている固定壁板と開閉扉とが直線状に連続する状態になるので、例えば固定壁板と表面と開閉扉の表面とを面一になるようにして、開閉扉を固定壁板の一部分と見えるように構成することが出来る。しかも開口部を開くときは、開口部閉じ位置にある開閉扉を開き方向に力をかけるだけで、一旦開口部の外側へ斜め平行移動させた後に、固定壁板の外側に重なるように直線状に横動させることが出来、その逆に開口部を閉じるときは、開口部開き位置にある開閉扉を閉じ方向に力をかけるだけで、開口部の外側まで直線状に横動させた後に、開閉扉を開口部側へ斜め平行移動させて、開口部を閉じることが出来るので、一般的な引き戸の開閉操作と余り変わりなく、開閉扉を簡単容易に開閉動作させることが出来る。又、開閉扉は、その上端側が横動方向の前後一対の平行リンクを介して上側横動体に吊り下げられ、この開閉扉の下端側は、後端側の一か所が平行リンクを介して下側横動体に支持された3点支持状態にあるから、開閉扉が開口部の内外方向に揺れ動く恐れはなく、常に垂直姿勢に保持された安定状態にある。しかも、開閉扉が開口部開き位置に移動して開口部が開かれたとき、その開かれた開口部の床面側には、床面上に敷設されたガイドレールや床面下に凹んだ溝状のガイドレールも存在しない、フラットな床面を確保することが出来、人が通行する通路として安全に開口部を活用出来る。
上記本発明を実施する場合、具体的には、前記固定壁板(6)は、その上下両側に水平の空間が確保される状態に架設し、当該固定壁板(6)の上端内側には、L字形断面の支持部材(9)を、その下側水平板部(9a)の先端に前記固定壁板(6)の内側面が隣接するように配設し、前記固定壁板(6)の下端内側には、床面より高い位置で水平に中間床板(8)を配設し、前記上側ガイドレール(10)と下側ガイドレール(11)は、垂直帯状板部(10a,11a)の内側に断面がリップ付き溝形形状のレール部(10b,11b)が一体に連設された同一構造にして、 上側ガイドレール(10)は、前記支持部材(9)の下側水平板部(9a)の上に前記レール部(10b)の底板を載置すると共に前記垂直帯状板部(10a)が前記支持部材(9)の下側水平板部(9a)の端面に当接するように当該支持部材(9)に取り付け、下側ガイドレール(11)は、前記中間床板(8)の底面に前記レール部(11b)の底板を当接させると共に前記垂直帯状板部(11a)が前記中間床板(8)の端面に当接するように当該中間床板(8)に取り付け、前記上側横動体(17)に軸支された前後一対の前記平行リンク(18,19)は、当該上側横動体(17)の上側から前記固定壁板(6)の上側空間を経由して前記横動経路(34)側に延出し、前記下側横動体(20)に軸支された前記1つの下側平行リンク(21)は、当該下側横動体(20)の下側から前記固定壁板(6)の下側空間を経由して前記横動経路(34)側に延出するように構成することが出来る。この構成によれば、開口部の上側に上側ガイドレールが露出しないばかりでなく、固定壁板の内側空間を収納空間に利用する場合でも、当該収納空間の床面が少し高くなるだけで、固定壁板の上下両端入隅部にガイドレールが露出しないので、収納空間として活用し易い。
前記上下各制御用カムレール(14,15)は、前記上下各ガイドレール(10,11)の垂直帯状板部(10a,11a)の外側に重なって取り付けられる垂直取付け板(14a,15a)と、この垂直取付け板(14a,15a)の上下方向の一端にT字形に連設されたカム溝付き本体(14b,15b)とから成る同一構造に構成し、このカム溝付き本体(14b,15b)の外側半分が前記固定壁板(6)の上下両端角部に形成された凹部内に嵌合すると共に内側半分が前記上側ガイドレール(10)と下側ガイドレール(11)のレール部(10b,11b)における垂直帯状板部(10a,11a)側のリップ部の外側に重なるように構成することが出来る。この構成によれば、上下両制御用カムレールを例えば木製の固定壁板に取り付ける場合と比較して、金属や合成樹脂で形成される上側ガイドレールと下側ガイドレールに制御用カムレールを取り付けるのであるから、制御用カムレールの取付け強度を高めることが容易であるばかりでなく、前以て制御用カムレールを上下各ガイドレールに取り付けておくことが出来るので、開閉扉装置の組み立てを効率良く行える。
更に、前記固定壁板(6)の前記開口部(1)側の側辺は、床面上に立設された内側仕切り壁板(7)の前側端面に重なるように固着し、 前記内側仕切り壁板(7)の前記開口部(1)側の側面には、開口部閉じ位置にある前記開閉扉(16)の後端部内側に隣接すると共に当該開閉扉(16)の後端部と前記固定壁板(6)との間の隙間を塞ぐ桟木(13)を取り付け、 前記内側仕切り壁板(7)から前記開口部(1)内に突出する下側ガイドレール(11)の端部(11d)には、 カバー部材(12)を外嵌固定することが出来る。この構成によれば、開口部閉じ位置にある開閉扉の後端部に人がもたれかかるようなことがあっても、開閉扉後端部が開口部内に移動するのを前記桟木によって受け止めることが出来、この開閉扉の後端部を支持している上下一対の平行リンクに無理な外力が作用するのを防止出来る。又、開口部内に下側ガイドレールの端部が露出していないので、安全であると共に美観も良くすることが出来る。
又、前記開口部(1)の前記固定壁板(6)のある側とは反対側の側辺には、開口部閉じ位置にある前記開閉扉(16)の前端部内側に隣接する端面を備えた外側仕切り壁板(3)を床面上に立設することが出来る。この構成によれば、開口部閉じ位置にある開閉扉の前端部に人がもたれかかるようなことがあっても、開閉扉前端部が開口部内に移動するのを前記外側仕切り壁板によって受け止めることが出来、この開閉扉の上端前部を支持している開閉扉前端側平行リンクに無理な外力が作用するのを防止出来る。
図1は、開口部閉じ状態を示す正面図である。 図2は、開口部閉じ状態を示す一部切欠き平面図である。 図3は、開口部閉じ状態を示す一部切欠き底面図である。 図4は、開口部閉じ状態を示す横断平面図である。 図5は、開閉扉とこれを支持する上下両横動体を取り外した状態を示す一部切欠き正面図である。 図6Aは、開口部閉じ状態での開閉扉の縦断側面図、図6Bは、開口部閉じ位置にある開閉扉と固定壁板との間の位置での縦断側面図である。 図7は、開口部開き状態を示す正面図である。 図8は、開口部開き状態を示す一部切欠き平面図である。 図9は、開口部開き状態を示す一部切欠き底面図である。 図10Aは、開口部開き状態での開閉扉の縦断側面図、図10Bは、開口部開き状態での開閉扉及び固定壁板の縦断側面図である。 図11Aは、上側横動体を構成する一対の横動本体の内、制御用レバー付き平行リンクを軸支する横動本体を示す横断平面図、図11Bは、同縦断正面図、図11Cは同縦断側面図である。 図12は、各横動本体に内装されたリンク姿勢切換え保持手段を示す横断平面図である。
図1〜図10Bにおいて、人が通行出来る正面視縦長長方形の開口部1は、この開口部1の左右両側に互いに平行に立設された内側仕切り壁板2と外側仕切り壁板3、床面4、及び天井板5によって形成されている。この開口部1の片側には、内側仕切り壁板2の前端面に側辺部が重なるように固定壁板6が垂直に立設されている。この固定壁板6は、図1、図6B、及び図7に示すように、その上端は天井板5の上面より低く且つその下端は床面4より高くなるように、その左右両側辺が前記内側仕切り壁板2の前端面と補助仕切り壁板7の前端面とに当接固着されている。又、図6Bに示すように内側仕切り壁板2と補助仕切り壁板7との間には、固定壁板6の下端より高い高さ(従って、床面4より高い高さ)で中間床板8が水平に架設されると共に、天井板5の前側辺には、L字形断面の支持部材9の垂直板部9aの上端外側面が固着されている。従って、固定壁板6の下端近傍の内側面が中間床板8の前端面に隣接すると共に、当該固定壁板6の上端近傍の内側面が支持部材9の下側水平板部9bの先端面に隣接している。尚、天井板5は、天井面の下側に付設されたものであるが、前記支持部材9の垂直板部9aの上端面を天井面に当接させるように、当該支持部材9を天井面に付設して天井板5を省くことも可能である。
全ての仕切り壁板2,3,7の上端前側の出隅部には、前記支持部材9が嵌合するように段状凹部が切欠形成され、これらの段状凹部に支持部材9が嵌合固着されることにより、支持部材9が両端の外側仕切り壁板3と補助仕切り壁板7との間にわたって水平に連続するように架設されている。この支持部材9の上側の入隅部には、その略全域にわたって連続するように、上側ガイドレール10が嵌合固定されている。この上側ガイドレール10は、図6A及び図6Bに示すように、垂直帯状板部10aの内側の上端側に、断面がリップ付き溝形形状のレール部10bが、上側が解放される向きで一体に連設されたもので、このレール部10bが支持部材9の上側の入隅部に嵌合し且つ垂直帯状板部10aの下半部が支持部材9の下側水平板部9bの前端に形成された切欠凹部内に嵌合している。中間床板8の前端下側には下側ガイドレール11が固着されている。この下側ガイドレール11は、前記上側ガイドレール10と同一構造のガイドレールを上下反転させた構造のものであって、垂直帯状板部11aの内側の下端側に、断面がリップ付き溝形形状のレール部11bが、下側が解放される向きに一体に連設されており、このレール部11bが中間床板8の前端下側面に当接し且つ垂直帯状板部11aの上半部が中間床板8の前端に形成された切欠凹部内に嵌合する状態で中間床板8に取り付けられている。
下側ガイドレール11は、図9に示すように、中間床板8の補助仕切り壁板7側の端から内側仕切り壁板2の前端下側の出隅部に形成された切欠凹部を貫通して開口部1内に突出する長さを有するものであって、内側仕切り壁板2の開口部1側の側面の下端部には、この内側仕切り壁板2から突出する下側ガイドレール11の突出端部11dに嵌合するカバー部材12が取り付けられている。このカバー部材12は、図6Aに示すように、内側仕切り壁板2の内側にある中間床板8の上端より少し高い高さを有するもので、図7に点線で示すように、その上端の水平出隅部は円弧形に面取りされている。又、図4に示すように、内側仕切り壁板2の開口部1に面する側面の前端部に、固定壁板6の高さ方向全域にわたって桟木13が取り付けられている。この桟木13は、図4に示すように、横断面における正面側の出隅部が切欠されたL字形断面のものであって、その突条部13aが、固定壁板6の開口部1に面する端面の略半分の領域を覆う状態に位置し、突条部13aに連なる主柱部13bは、図5に示すように、支持部材9の下側で途切れており、これより上は突条部13aのみが上側ガイドレール10の垂直帯状板部10aの上端(固定壁板6の上端)まで延びている。又、この桟木13の前記カバー部材12と重なる下端部は切除されて、当該カバー部材13の外側に被さるように構成されている。
上側ガイドレール10には上側制御用カムレール14が取り付けられ、下側ガイドレール11には下側制御用カムレール15が取り付けられている。これら上下各制御用カムレール14,15は、垂直取付け板14a,15aと、この垂直取付け板14a,15aの上下方向の一端にT字形に連設されたカム溝付き本体14b,15bとから成る同一構造のものを、上側制御用カムレール14は上端側にカム溝付き本体14bが位置する正立状態で、下側制御用カムレール15は下端側にカム溝付き本体15bが位置する倒立状態で使用され、これらカム溝付き本体14b,15bの外側半分が固定壁板6の上下両端角部に形成された凹部6a,6b内に嵌合すると共に内側半分が上下各ガイドレール10,11のレール部10b,11bにおける垂直帯状板部10a,11a側のリップ部の外側に重なるように、上下各ガイドレール10,11の垂直帯状板部10a,11aの外側に垂直取付け板14a,15aが重ねられて取り付けられている。
尚、この上下各制御用カムレール14,15の取付け状態において、垂直取付け板14a,15aの外側面が、支持部材9の下側水平板部9bの前端面及び中間床板8の前端面と略面一になるように、これら支持部材9の下側水平板部9bの前端面及び中間床板8の前端面に形成された、上下各ガイドレール10,11の垂直帯状板部10a,11aが嵌合する切欠凹部の深さが決められている。
開口部1を開閉する開閉扉16は、固定壁板6と板厚及び上下高さが同一の矩形板材から構成されたもので、後端部は内側出隅部が切除されて、表面と面一に張り出す薄板部16aが形成され、この開閉扉16が固定壁板6と直列して開口部1を塞ぐ状態にあるとき、前端部は外側仕切り壁板2の前端面に当接すると共に、後端部の薄板部16aが桟木13の突条部13aの外側面に当接するように構成されている。この開閉扉16は、図2及び図6Aに示すように、その上端の前後両端部が、上側ガイドレール10に横動自在に嵌合する上側横動体17に横動方向前後一対の平行リンク18,19を介して吊り下げられると共に、その下端の後端部が、下側ガイドレール11に横動自在に嵌合する下側横動体20に1つの下側平行リンク21を介して連結されている。
上側横動体17は、図2に示すように、前端側平行リンク18を垂直支軸18aによって軸支する前端側横動単体22と、後端側平行リンク19を垂直支軸19aによって軸支する後端側横動単体23とを、棒状連結部材24によって連結一体化したものであり、下側横動体20は、下側平行リンク21を垂直支軸21aによって軸支する1つの横動単体25から構成されている。開閉扉16を吊り下げている前後一対の平行リンク18,19の開閉扉16側の端部は、開閉扉16の上端部の内側出隅部に埋設された軸受け部材26,27に、前後両平行リンク18,19が互いに平行になる状態で垂直支軸18b,19bを介して軸支されている。開閉扉16の下端後端部を位置決めしている下側平行リンク21の開閉扉16側の端部は、開閉扉16の下端部の内側出隅部に埋設された軸受け部材28に、真上の後端側平行リンク19とこの下側平行リンク21とが互いに平行になる状態で垂直支軸21bを介して軸支されている。上側の前端側平行リンク18の両端垂直支軸18a,18b間の間隔、上側の後端側平行リンク19の両端垂直支軸19a,19b間の間隔、及び下側平行リンク21の両端垂直支軸21a,21b間の間隔は、互いに等しく、下側平行リンク21の両端垂直支軸21a,21bは、その真上に位置する上側の後端側平行リンク19の両端垂直支軸19a,19bと同心状に位置している。
図1〜図3に示すように、開閉扉16が開口部1を閉じる開口部閉じ位置にあるとき、全ての平行リンク18,19,21は、開閉扉16から斜め後方に延出する倒伏姿勢にあって、上側の前後一対の平行リンク18,19は、上側横動体17の上側から上側ガイドレール10の垂直帯状板部10aの上側を経由して開閉扉16の上側に延出し、下側平行リンク21は、下側横動体20の下側から下側ガイドレール11の垂直帯状板部11aの下側を経由して開閉扉16の下側に延出している。尚、上側の前後一対の平行リンク18,19は、天井板5の上側面レベルより下側に位置している。
平行リンク18,19,21の内、上側の後端側平行リンク19と下側平行リンク21には、これら平行リンク19,21から略直角斜め前方に延出する制御レバー29,30が一体に連設されている。上側の後端側平行リンク19から連設された制御レバー29の先端下側にはカム従動ローラー29aが垂直支軸によって軸支され、下側平行リンク2130から連設された制御レバー30の先端上側にはカム従動ローラー30aが、前記カム従動ローラー29aと同心状に垂直支軸によって軸支されている。図2及び図3に示すように、開閉扉16が開口部1を閉じる開口部閉じ位置にあるとき、上側の制御レバー29のカム従動ローラー29aは、上側の制御用カムレール14のカム溝付き本体14bの上面側に形成されたカム溝14cの終端位置に上側から嵌合しており、下側の制御レバー30のカム従動ローラー30aは、下側の制御用カムレール15のカム溝付き本体15bの下面側に形成されたカム溝15cの終端位置に下側から嵌合している。
これら制御用カムレール14,15のカム溝付き本体14b,15bのカム溝14c,15cは、その終端位置が平面視において固定壁板6の厚さの範囲内に入り込んでおり、この終端から遠ざかる(開口部1から離れる)に従って平面視において固定壁板6の裏面側に近づくように傾斜している。そして、上側のカム従動ローラー29aを案内するカム溝14cの始端開口部は、上側ガイドレール10の垂直帯状板部10aのレール部10bより上方に突出する帯状レール部10cの内側に接して開口し、下側のカム従動ローラー30aを案内するカム溝15cの始端開口部は、下側ガイドレール11の垂直帯状板部11aのレール部11bより下方に突出する帯状レール部11cの内側に接して開口している。
上側横動体17及び下側横動体20を構成している全ての横動単体22,23,25は、同一構造のものであって、一例として後端側横動単体23を示している図11A〜図11Cに示すように、上下各ガイドレール10,11のレール部10b,11bにおける左右両溝形レール部31a,31bの内側に嵌合するように水平支軸で軸支された左右一対前後二組の支持用車輪32と、左右両溝形レール部31a,31bの垂直側壁部の内側面に隣接するように垂直支軸で軸支された左右一対前後二組の振れ止め用ローラー33とを備えたもので、これら4つの支持用車輪32と4つの振れ止め用ローラー33とによって、平行リンク18,19,21を介して開閉扉16を片持ち状に支持する横動単体22,23,25が上下各ガイドレール10,11のレール部10b,11b内を円滑に直進出来るように構成されている。そして各平行リンク18,19,21は、図2及び図3に示すように開閉扉16が開口部閉じ位置にあるときの倒伏姿勢と、図8に示すように開閉扉16が固定壁板6の外側の当該固定壁板6と平行な横動経路34内にあるときの起立姿勢との間でのみ水平揺動自在なものであるが、各横動単体22,23,25内には、各平行リンク18,19,21を前記倒伏姿勢と起立姿勢とに択一的に弾性力で保持する平行リンク姿勢制御機構35が内装されている。
前記平行リンク姿勢制御機構35は、図12に示すように、垂直支軸18a,19a,21aを介して各平行リンク18,19,21と一体に回転する回転カム36、圧縮コイルバネ37によって作用位置に付勢保持される可動ストッパー38、固定ストッパー39、緩衝用ダンパー40、及び緩衝用ダンパー40と回転カム36との間に介装されて緩衝用ダンパー40の作動ピンを受け止める可動体41から構成されている。
平行リンク18,19,21が倒伏姿勢にあるときは、図12に示すように、回転カム36の周方向一対のカム突起36a,36b間に、可動ストッパー38の先端爪部38aと固定ストッパー39が入り込んで、平行リンク18,19,21を倒伏姿勢に保持する。この平行リンク18,19,21を一定以上の操作力により起立姿勢の方向に揺動させようとすると、回転カム36のカム突起36aが可動ストッパー38の先端爪部38aを圧縮コイルバネ37の付勢力に抗して後退移動させることにより、平行リンク18,19,21を起立姿勢の方向に揺動させることが出来る。このとき、緩衝用ダンパー40の復元力が可動体41を介して回転カム36の他方のカム突起36bに作用して、平行リンク18,19,21を起立姿勢の方向に付勢するので、回転カム36のカム突起36aが固定ストッパー39に当接する制限位置まで回転し、平行リンク18,19,21が起立姿勢に達して停止する。この状態は、回転カム36のカム突起36aに可動ストッパー38の先端爪部38aが圧縮コイルバネ37の付勢力で押圧していることにより、保持される。
起立姿勢にある平行リンク18,19,21に倒伏姿勢に戻る方向の操作力が働くと、回転カム36のカム突起36aが可動ストッパー38の先端爪部38aを圧縮コイルバネ37の付勢力に抗して少し後退移動させた後に、圧縮コイルバネ37の付勢力で突出移動する可動ストッパー38の先端爪部38aが回転カム36のカム突起36aの内側に割り込んでゆくことになり、平行リンク18,19,21が倒伏姿勢の方向に揺動することになる。一方、回転カム36の他方のカム突起36bは、可動体41を緩衝用ダンパー40の復元力に抗して後退移動させるので、緩衝用ダンパー40が働いて平行リンク18,19,21が倒伏姿勢の方向に衝撃的に揺動するのを抑制出来る。平行リンク18,19,21が倒伏姿勢に達したときは、先に説明した状態となって、平行リンク18,19,21が倒伏姿勢に保持される。
図1〜図3に示すように、開閉扉16が開口部閉じ位置にあるとき、各平行リンク18,19,21が図12に示す平行リンク姿勢制御機構35の働きで倒伏姿勢に保持されていることにより、開閉扉16は開口部閉じ位置に保持されており、開閉扉16が不足に開動する恐れはない。この状態から開閉扉16を固定壁板6のある方向へ開動させる操作力を、例えば開閉扉16に設けられた把手部(図示省略)を利用して開閉扉16に作用させると、倒伏姿勢の各平行リンク18,19,21を介して上下両横動体17,20が開動方向に移動し始めるが、同時に、上側の後端側平行リンク19の制御レバー29のカム従動ローラー29aと下側平行リンク21の制御レバー30のカム従動ローラー30aが上下各制御用カムレール14,15のカム溝14c,15c内を終端から離れる方向に移動して、上下各制御レバー29,30が平面視で固定壁板6の裏面側へ揺動せしめられることになる。この結果、倒伏姿勢の上下両平行リンク18,21は、それぞれの制御レバー29,30を介して上下各制御用カムレール14,15により開閉扉16の開動に伴って倒伏姿勢から起立姿勢に強制的に揺動せしめられ、上側の前端側平行リンク18の追従揺動を伴って、開閉扉16は開動に伴いながら開口部閉じ位置から横動経路34内へ斜めに平行移動することになる。
上記動作により、開閉扉16が開口部閉じ位置から横動経路34内へ斜めに平行移動したとき、各平行リンク18,19,21が倒伏姿勢から起立姿勢に切り換わっており、その起立姿勢が、図12に示した平行リンク姿勢制御機構35によって保持されるので、この後は開閉扉16が、固定壁板6の外側の横動経路34内を開動し、開口部1が図7及び図8に示すように開かれた状態になる。尚、開閉扉16の開動限位置を決めるために、例えば開閉扉16の前端近傍の裏面側に、ゴムなどの緩衝効果のある素材で形成されたストッパー42を取り付けておき、開閉扉16が開動限位置に達したときに前記ストッパー42が固定壁板6の開口部1側の端面(具体的には、桟木13の突条部13aより正面側に突出している部分)に当接して、それ以上の開動が阻止されるように構成しておくのが望ましい。又、開閉扉16が斜めに平行移動して横動経路34内に達したときには、上下各制御レバー29,30のカム従動ローラー29a,30aが上下各制御用カムレール14,15のカム溝14c,15cから離脱して、上下各ガイドレール10,11の垂直帯状板部10a,11aの上端の帯状レール部10c,11cの内側に入り込み、この後は、カム従動ローラー29a,30aが帯状レール部10c,11cの内側を転動することになる。従って、横動経路34内を横動しているか又は開動限位置にある開閉扉16に固定壁板6側へ押し付けるような外力が作用したとき、即ち、起立姿勢の各平行リンク18,19,21を倒伏姿勢に変化させるような外力が作用しても、上下各制御レバー29,30のカム従動ローラー29a,30aが帯状レール部10c,11cの内側面に当接して、その外力を受け止めるので、開閉扉16が固定壁板6に接触するようなことはない。
以上のようにして開口部閉じ位置にある開閉扉16を開動限位置まで開動させることが出来るが、開閉扉16が開動限位置にあるとき図7及び図9に示すように、開口部1に対し固定壁板6側にある内側仕切り壁板2より開閉扉16の前端部が開口部1内に突出して、桟木13を正面側から隠しているので、開口部1は、外側仕切り壁板2と開閉扉16の前端、床面4、及び上側ガイドレール10を備えた支持部材9によって囲まれた正面視矩形の状態であり、床面4上を人や台車の行き来は支障なく行える。勿論、内側仕切り壁板2より開口部1内に突出している下側ガイドレール11の突出端部11dは、桟木13を超えて開口部1内に突出しているものではないので、この下側ガイドレール11の突出端部11dが、開口部1を行き来する人や台車を妨害する恐れも無い。
開動限位置にある開閉扉16を開口部閉じ位置まで閉動させて、当該開閉扉16により開口部1を閉じるときは、開動限位置にある開閉扉16を閉動方向に動かすだけで良い。即ち、開口部閉じ位置にある開閉扉16を開動させたときと丁度逆の作用により、開閉扉16が横動経路34の終端近くに達して、上下両制御レバー29,30のカム従動ローラー29a,30aが上下各制御用カムレール14,15のカム溝14c,15c内に進入すると、それ以降の開閉扉16の横動に伴って上下両制御レバー29,30が垂直支軸19a,21aの周りに外側へ強制揺動せしめられることにより、上下両平行リンク19,21が起立姿勢から倒伏姿勢に変化するので、最終的に開閉扉16は、横動経路34内から内側へ平行移動して、固定壁板6と面一に直列する開口部閉じ位置に到達し、外側仕切り壁板2の前端面と桟木13の突条部13aとで受け止められる最初の開口部閉じ状態に復帰することになる。
本発明の開閉扉装置は、建物内の間仕切り壁に設けられた開口部を開閉する手段として活用出来る。
1 開口部
2 内側仕切り壁板
3 外側仕切り壁板
4 床面
5 天井板
6 固定壁板
7 補助仕切り壁板
8 中間床板
9 支持部材
10 上側ガイドレール
10a,11a 垂直帯状板部
10b,11b レール部
10c,11c 帯状レール部
11 下側ガイドレール
11d 突出端部
12 カバー部材
13 桟木
14,15 制御用カムレール
14a,15a 垂直取付け板
14b,15b カム溝付き本体
14c,15c カム溝
16 開閉扉
17 上側横動体
18,19,21 平行リンク
20 下側横動体
22,23,25 横動単体
24 棒状連結部材
26〜28 軸受け部材
29,30 制御レバー
29a,30a カム従動ローラー
34 横動経路
35 平行リンク姿勢制御機構

Claims (5)

  1. 開閉扉によって開閉される開口部の片側に、開口部閉じ位置にある開閉扉と直線状に連続する位置に固定壁板が設けられ、この固定壁板の外側に重なる開口部開き位置と前記開口部の外側位置との間にわたって開閉扉が直線状に横動可能な横動経路が設けられ、前記開閉扉は、開口部閉じ位置とその外側の前記横動経路との間を、開口部の内外方向に斜め平行移動自在に構成されている開閉扉装置であって、開口部閉じ位置にある前記開閉扉の上端部内側の位置と前記固定壁板の上端部内側の位置とにわたって直線状に連続する上側ガイドレールが設けられ、前記固定壁板の下端部内側には、前記開口部開き位置にある開閉扉より前記開口部内に突出しない長さの下側ガイドレールが設けられ、前記開閉扉の上端部は、前記上側ガイドレールに横動自在に支持された上側横動体に、開閉扉前端側平行リンクと開閉扉後端側平行リンクとを介して開口部の内外方向に斜め平行移動自在に吊り下げられ、前記開閉扉の下端後端部は、前記下側ガイドレールに横動自在に係合する下側横動体に、前記開閉扉後端側平行リンクの真下で当該開閉扉後端側平行リンクと平行な1つの下側平行リンクを介して連結され、前記開閉扉後端側平行リンクと前記下側平行リンクとには、カム従動ローラーが軸支された制御レバーがそれぞれ連設され、前記上側ガイドレールと下側ガイドレールには、開閉扉が開口部閉じ位置にあるときに前記カム従動ローラーと各別に係合する制御用カムレールがそれぞれ併設され、この制御用カムレールと前記カム従動ローラー及び制御レバーにより、開口部閉じ位置とこれより手前の位置との間の開閉扉の横動に伴って、前記開閉扉前端側平行リンクと前記開閉扉後端側平行リンク、及び前記下側平行リンクを揺動させて、開閉扉を前記開口部閉じ位置と前記横動経路との間で開口部の内外方向に斜め平行移動させるように構成された、開閉扉装置。
  2. 前記固定壁板は、その上下両側に水平の空間が確保される状態に架設され、当該固定壁板の上端内側には、L字形断面の支持部材が、その下側水平板部の先端に前記固定壁板の内側面が隣接するように配設され、前記固定壁板の下端内側には、床面より高い位置で水平に中間床板が配設され、前記上側ガイドレールと下側ガイドレールは、垂直帯状板部の内側に断面がリップ付き溝形形状のレール部が一体に連設された同一構造のもので、上側ガイドレールは、前記支持部材の下側水平板部の上に前記レール部の底板が載置され且つ前記垂直帯状板部が前記支持部材の下側水平板部の端面に当接するように当該支持部材に取り付けられ、下側ガイドレールは、前記中間床板の底面に前記レール部の底板が当接し且つ前記垂直帯状板部が前記中間床板の端面に当接するように当該中間床板に取り付けられ、前記上側横動体に軸支された前後一対の前記平行リンクは、当該上側横動体の上側から前記固定壁板の上側空間を経由して前記横動経路側に延出し、前記下側横動体に軸支された前記1つの下側平行リンクは、当該下側横動体の下側から前記固定壁板の下側空間を経由して前記横動経路側に延出している、請求項1に記載の開閉扉装置。
  3. 前記上側ガイドレールに併設された前記制御用カムレールは、前記上側ガイドレールの垂直帯状板部の外側に重なって取り付けられる垂直取付け板と、この垂直取付け板の上端にT字形に連設されたカム溝付き本体とから成り、前記下側ガイドレールに併設された前記制御用カムレールは、前記下側ガイドレールの垂直帯状板部の外側に重なって取り付けられる垂直取付け板と、この垂直取付け板の下端にT字形に連設されたカム溝付き本体とから成り、上側の制御用カムレールの前記カム溝付き本体の外側半分と、下側の制御用カムレールの前記カム溝付き本体の外側半分が、前記固定壁板の上下両端角部に形成された凹部内に嵌合すると共に、上側の制御用カムレールの前記カム溝付き本体の内側半分と、下側の制御用カムレールの前記カム溝付き本体の内側半分が、前記上側ガイドレールと下側ガイドレールのレール部における垂直帯状板部側のリップ部の外側に重なっている、請求項2に記載の開閉扉装置。
  4. 前記固定壁板の前記開口部側の側辺は、床面上に立設された内側仕切り壁板の前側端面に重なって固着され、前記内側仕切り壁板の前記開口部側の側面には、開口部閉じ位置にある前記開閉扉の後端部内側に隣接すると共に当該開閉扉の後端部と前記固定壁板との間の隙間を塞ぐ桟木が取り付けられ、前記内側仕切り壁板から前記開口部内に突出する下側ガイドレールの端部には、カバー部材が外嵌固定されている、請求項1〜3の何れか1項に記載の開閉扉装置。
  5. 前記開口部の前記固定壁板のある側とは反対側の側辺には、開口部閉じ位置にある前記開閉扉の前端部内側に隣接する端面を備えた外側仕切り壁板が床面上に立設されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の開閉扉装置。
JP2017090931A 2017-05-01 2017-05-01 開閉扉装置 Active JP6391754B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017090931A JP6391754B1 (ja) 2017-05-01 2017-05-01 開閉扉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017090931A JP6391754B1 (ja) 2017-05-01 2017-05-01 開閉扉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6391754B1 true JP6391754B1 (ja) 2018-09-19
JP2018188842A JP2018188842A (ja) 2018-11-29

Family

ID=63580032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017090931A Active JP6391754B1 (ja) 2017-05-01 2017-05-01 開閉扉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6391754B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102208509B1 (ko) * 2020-02-27 2021-01-26 장재연 창문짝의 측방 이동 장치

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006125147A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Panahome Corp 引戸装置
JP4486969B2 (ja) * 2005-03-23 2010-06-23 スガツネ工業株式会社 板状対象物の案内装置
WO2007063541A2 (en) * 2005-11-29 2007-06-07 Hardoor Mechanism Productions Ltd. System for positioning sliding doors
WO2008108340A1 (ja) * 2007-03-05 2008-09-12 Niitech Co., Ltd. 引戸具
JP6086962B1 (ja) * 2015-08-31 2017-03-01 アクシス株式会社 引き違い戸装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018188842A (ja) 2018-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101030879B1 (ko) 도어 자동닫힘장치를 구비한 가구
JP6391754B1 (ja) 開閉扉装置
JP2009108662A (ja) 移動間仕切装置
KR20140025426A (ko) 차량용 슬라이딩 도어
US3946790A (en) Guidance arrangement for opening and closing panels articulated relative to each other and relative to a stationary frame
JP2015110870A (ja) 引戸
JP2017125398A (ja) 引戸装置
KR20120057379A (ko) 좌우 거동의 제어가 용이한 창호시스템의 창짝 가이드구조
JP3594240B2 (ja) 引き違い戸装置
JP2011084937A (ja) 間仕切装置
JP2006265889A (ja) スライド扉のストッパ装置
JP2004169469A (ja) 引戸構造
KR20160003577U (ko) 미서기 문용 문틀
JP2003120115A (ja) 走行機構、戸車機構及び引き戸
JP2011252356A (ja) 引き戸装置
JP3504645B2 (ja) 引き違い戸装置
JP2015190137A (ja) 引き折戸装置
JPH0113195Y2 (ja)
JP2002303074A (ja) 引き違い戸装置
JPS6117185Y2 (ja)
JP3473848B2 (ja) 引き違い戸装置
JP5042196B2 (ja) 引戸の気密装置
JP2014156721A (ja) 引戸装置及び引戸構造
JP3473849B2 (ja) 引き違い戸装置
JP3866382B2 (ja) 引戸用の上部案内装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6391754

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150