JP6390973B2 - 投写型映像表示装置 - Google Patents

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Description

本開示は、光源を含む筐体と、その筐体を回動自在に支持する支持部とを備えた投写型映像表示装置に関する。
今日、様々な映像などをスクリーンに拡大投写する投写型映像表示装置としてのプロジェクタが広く普及している。プロジェクタは、映像信号に応じて、光源から出射された光を、デジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)、または、液晶表示素子といった空間光変調素子によって変調させ、スクリーン上に投写する。
天井に設置され、床面や壁面に映像を投写するプロジェクタも種々開発されている。天井に設置されて使用されるプロジェクタにおいては、専用の保持具や配線工事の必要性、収納方法、装置の小型化、作業の容易性、使い勝手、美感等、種々の検討すべき問題がある。
例えば、特許文献1では、これらの問題を考慮して、照明配線器具に取り付け可能なコネクタを備え、筐体の床面に対応する面に照明装置を備えた投写型映像表示装置が提案されている。
特開2008−185757号公報 特開2004−336615号公報 特開2009−204902号公報
例えば、プロジェクタを天井に設置し、床面や壁面に映像を投写する場合、プロジェクタの投写光は下向きに投写される。その際、床面や壁面上の所定の位置に画像を表示させるようプロジェクタからの投写光の出射角度を調整する必要が生じる。このため、プロジェクタは、本体の姿勢(角度)を自在に調整可能な構成を有することが望まれる(例えば、特許文献2、3参照)。
本開示は、投写光の出射角度を任意に調整できる投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
本開示の投写型映像表示装置は、光源部と、光源部からの光を映像入力信号に応じて変調して映像光を生成する映像生成部と、生成された映像光を投写する投写部とを収納する第1筐体と、第2筐体と、第1筐体と第2筐体とを接続し、第1筐体を所定の角度範囲で回動可能に支持するジョイント部とを備える。ジョイント部は、球状部分を有するシャフト部材と、球状部分を内包して保持する第1保持部と、第2保持部とを有するボールジョイント機構を含む。シャフト部材の球状部分は、第1保持部に対して回動可能に保持される。第1保持部は、第2保持部に対して所定の回転軸を中心として回動可能に構成されている。
本開示によれば、投写光の出射角度を任意に調整可能とする投写型映像表示装置を提供できる。
本開示の実施の形態1に係る投写型映像表示装置の外観斜視図である。 投写型映像表示装置の構成を示すブロック図である。 投写型映像表示装置の光学的な構成を説明する図である。 投写型映像表示装置の第2筐体を説明する図である。 ジョイント部の構成を説明するための図である。 ジョイント部の構成を説明するための展開図である。 ジョイント部における切欠き部及び支持部を説明するための図である。 鉛直方向の回転軸を中心とした第2筐体に対する第1筐体の回動(Yawing)を説明するための図である。 水平方向の回転軸を中心とした第2筐体に対する第1筐体の回動(Rolling)を説明するための図である。 水平方向の回転軸を中心とした第2筐体に対する第1筐体の回動(Pitching)を説明するための図である。 第2筐体に対して第1筐体が取り得る具体的な姿勢の例を説明した図である。 第2筐体に対して第1筐体が取り得る具体的な姿勢の例を説明した図である。 第2筐体に対して第1筐体が取り得る具体的な姿勢の例を説明した図である。 本開示の実施の形態2に係る投写型映像表示装置の外観斜視図である。 本開示の実施の形態2に係る投写型映像表示装置の外観正面図である。 本開示の実施の形態3に係る投写型映像表示装置の外観斜視図である。 本開示の実施の形態3に係る投写型映像表示装置の外観正面図である。 本開示の実施の形態3におけるジョイント部の構成を説明するための図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
〔第1実施形態〕
1.投写型映像表示装置の全体構成
投写型映像表示装置について、以下に図を用いて説明する。図1は、投写型映像表示装置100の外観斜視図である。図1に示すように、投写型映像表示装置100は、主に光学部材を内部に収納する第1筐体101と、主に電源基板を内部に収納する第2筐体102とを有する。第1筐体101は円柱形状を有する。第1筐体101と第2筐体102とはジョイント部103によって接続される。ジョイント部103は、ボールジョイント機構を備え、第1筐体101を回動自在に支持する。ジョイント部103の詳細は後述する。
図2は、投写型映像表示装置100の機能的な構成を示したブロック図である。図2に示すように、投写型映像表示装置100は、光源部110と、映像入力信号に応じて映像光を生成する映像生成部160と、光源部110からの光を映像生成部160へ導く照明部120と、映像生成部160にて生成された映像光をスクリーン(不図示)へ投写する投写部180と、光源部110、照明部120および映像生成部160などの制御を行う制御部190とを有する。
本開示の光源部110は、半導体レーザ素子112を有しており、半導体レーザ素子112からの光を励起光として、蛍光体を発光させる。照明部120は、各種レンズ、ミラーあるいはロッドなどの光学部材から構成され、光源部110から出射した光を導き、映像生成部160を照明する。映像生成部160は、デジタル・マイクロミラー・デバイス(以下、DMDと省略する)や液晶パネルなどの素子を用い、映像信号に応じて、光を空間変調する。投写部180は、レンズやミラーなどの光学部材から構成され、空間変調された光を拡大して投写する。
2.第1筐体内部の構成
本開示に係る投写型映像表示装置の第1筐体101内部の構成について、図3を用いて説明する。図3は、第1筐体101に収納される、投写型映像表示装置100の光学的な構成を説明した図である。
図3に示すように、投写型映像表示装置100は、光源部110と、映像入力信号に応じて映像光を生成する映像生成部160と、光源部110から映像生成部160へ光を導く照明部120と、映像生成部160にて生成された映像光をスクリーン(不図示)へ投写する投写部180とを有する。
光源部110は、12個の半導体レーザ素子112を、放熱板114上に、一定の間隔で3行×4列の2次元的に配置し、それぞれの半導体レーザ素子112に対向するようにレンズ116を配置したものである。レンズ116は、それぞれの半導体レーザ素子112から出射する光を集光し、平行光化する。
放熱板114のレーザ素子112裏面にはヒートシンク118が配される。ヒートシンク118は、半導体レーザ素子112を冷却するためのものである。半導体レーザ素子112は、440nm〜455nmの波長幅を有しかつ直線偏光の青の色光を出射する。それぞれの半導体レーザ素子112は、レーザ素子112出射する光の偏光方向が、ダイクロイックミラー130の入射面に対してS偏光となるように配置される。
光源部110から出射した光は、凸面のレンズ122に入射して集光(小径化)され、ミラー124に出射する。ミラー124は、凸面のレンズ122からの光が平凹のレンズ126に入射するように光路を折り曲げる。ミラー124は、レンズ122を出射した光の主光線に対し、所定の角度(すなわち、55°)の角度をもって配置されている。これにより、ダイクロイックミラー130に所定の角度(55°)の角度をもって入射される。光路を折り曲げられた光は、平凹のレンズ126に入射し、再び平行光に変換される。平行光化された光は、拡散板128を介して、ダイクロイックミラー130に入射する。拡散板128は、偏光特性は維持しつつ干渉性を低減させる機能を有する。
ダイクロイックミラー130は、光がダイクロイック面に対して所定の角度(55°)の入射角をもって入出射するように、光路上に配置されている。ダイクロイックミラー130によって反射された光は、λ/4板132に入射し、円偏光に変換される。円偏光に変換された光は、レンズ134によって、蛍光体ホイール136に1〜2mmのスポット径で照射されるように集光される。蛍光体ホイール136は、アルミ平板で構成され、拡散反射面の領域であるB領域と、緑の色光を発光する蛍光体が塗布されたG領域と、赤の色光を発光する蛍光体が塗布されたR領域とに分かれている。
蛍光体ホイール136に照射された光は、B領域ではそのまま反射され、G領域及びR領域では青の色光が緑および赤の色光に変換され、変換された各色光はレンズ134側へ出射する。各色光はレンズ134によって、再び、平行光化されてλ/4板132に入射する。青の色光はλ/4板132を再び透過することによって、P偏光に変換されて、ダイクロイックミラー130に入射する。また、蛍光体により変換された緑および赤の色光もまたダイクロイックミラー130に入射する。ダイクロイックミラー130は、波長440nm〜445nmの波長の光に対して、P偏光の光を約94%以上透過し、S偏光の光を98%以上の高い反射率で反射させる特性を有している。このような特性により、拡散板128を介してダイクロイックミラー130に入射した青の色光はダイクロイックミラー130により反射されるが、λ/4板132から入射された青の色光はダイクロイックミラー130を透過する。よって、λ/4板132から入射された各色の光は全てダイクロイックミラー130を透過する。これにより、青、緑および赤の色光が時分割で出射することになる。
ダイクロイックミラー130を透過した青、緑および赤の色光は、複数のレンズ素子から構成される一対のフライアイレンズ138、140に入射する。第1のフライアイレンズ138に入射した光束は、多数の光束に分割される。分割された多数の光束は、第2のフライアイレンズ140に収束する。第1のフライアイレンズ138のレンズ素子は、映像生成部160のDMD162と相似形の開口形状を有する。第2のフライアイレンズ140のレンズ素子は、第1のフライアイレンズ138とDMD162とが略共役関係となるように、その焦点距離が定められている。第2のフライアイレンズ140を出射した光は、レンズ142に入射する。レンズ142は、第2のフライアイレンズ140の各レンズ素子から出射した光を、DMD162上に重畳するためのレンズである。レンズ142を出射した光は、ミラー144によって反射された後、レンズ164を透過して、全反射プリズム166に入射する。
全反射プリズム166は2つのプリズム168、170から構成され、互いのプリズムの近接面には薄い空気層172を形成している。空気層172は臨界角以上の角度で入射する光を全反射する。レンズ164を介して全反射プリズム166に入射した光は、全反射面を透過してDMD162に入射する。DMD162は、映像信号に応じて、投写レンズ182に入射する光と、投写レンズ182の有効外へ進む光とにマイクロミラーを偏向さる。DMD162によって反射された光は、空気層172に臨界角以上の角度で入射するため、反射して、投写レンズ182に入射する。このようにして、DMD162によって形成された映像光が、スクリーン(不図示)上に投写される。
3.第2筐体内部の構成
本開示の投写型映像表示装置100の第2筐体102内部の構成について、図4を用いて説明する。図4は第2筐体102の側面図である。
第1筐体101は主に光学部品を収納していた。これに対して、第2筐体102は主に、配線ダクトレール90からの電力を、光源部110、照明部120、映像生成部160および制御部190へ供給する電源部(電源回路)を収納している。図4に示すように、第2筐体102の上面には、配線ダクトレール90へ第2筐体102を取り付けるための取付金具191が設けられている。投写型映像表示装置100には、配線ダクトレール90から取付金具191を介して電力が供給される。配線ダクトレール90が天井等に配されている場所において、配線ダクトレール90に取付金具191を引掛けるように取付けることにより、投写型映像表示装置100の設置と電源の配線とが容易に行える。第1筐体101を支持するジョイント部103は、第2筐体102の前面102SF側の下方に取り付けられる。また、第2筐体102は、図1に示すように、外部機器に音声信号を出力するための音声出力端子194Aと、USB機器を接続するためのUSB端子194Uとを備えている。
4.ジョイント部の構成
第1筐体101と第2筐体102とを接続するジョイント部103の構成について、図1、図5〜図7を用いて説明する。ジョイント部103はボールジョイント機構を用いて構成されている。
なお、以下の説明において、「鉛直方向」「水平方向」「横方向」「上下方向」等は、第2筐体102が天井に設けられた配線ダクトレール90に取り付けられ、第1筐体101がジョイント部103により鉛直下方に吊下げられて使用される状態を想定して説明している。
図5、図6に示すように、ジョイント部103は、第1筐体101と第2筐体102を接続するポール502(第2保持部の一例)と、ボール部510を有するボールシャフト504(シャフト部材の一例)と、ボール部510(球状部分)を内包して保持するシャフトホルダ508(第1保持部の一例)とを含む。ポール502の上部は、ジョイント部103の鉛直方向の軸を中心とする回動を抑制するワイヤ(不図示)が接続されたポールカバー506によって覆われている。ポール502の下部は、ポール502とボールシャフト504とを保持する、シャフトホルダ508に覆われている。ボールシャフト504は、球状のボール部510に接続されるシャフト部514を有する。ボール部510はシャフトホルダ508の空洞部に摺動可能に収納される。ボール部510およびシャフト部514とシャフトホルダ508はボールジョイント機構を構成する。
ジョイント部103において、シャフトホルダ508は、ポール502に対して鉛直方向の軸A11を中心として水平方向に回動可能に構成されている。すなわち、シャフトホルダ508(すなわち、ボールシャフト504)は、鉛直方向の軸A11を中心とする水平方向の回動(Yaw)が可能になっている。
また、ボールシャフト504がシャフトホルダ508に対して回動(具体的には、ボールシャフト504のボール部510がシャフトホルダ508の空洞部の内壁に対して摺動)することにより、ボール部510の中心を回転中心として、ボールシャフト504の回動が可能になる。すなわち、ボールシャフト504は、ボールシャフト504がシャフトホルダ508の端部に当接してそれ以上移動できなくなるまでの範囲内において、ボール部510の中心を回転中心として種々の方向に自在に回動できる。このようにボールジョイント機構により、第1筐体101の向きを所定の制限された角度範囲内で自在に設定することができる。
また、図7に示すように、シャフトホルダ508の端部には、シャフト部514の外径に合わせて、空洞部を形成する外壁が略半円形状に切り取られて切欠き部512が設けられている。ボールシャフト504のシャフト部514は、切欠き部512に完全に収納された状態と、切欠き部から完全に露出した状態と、それらの間の状態と、をとり得る。この切欠き部512により、ボールシャフト504の可動範囲が拡大し、特に、第1筐体101のロール方向の回動を可能にしている。ここで、ロール方向とは、光軸と平行な軸を中心に第1筐体101を回動させるときの回動方向をいう。
さらに、切欠き部512が設けられたシャフトホルダ508の端部において、支持部(突起部)516を設けている。切欠き部512においてこの支持部516を設けたことにより、切欠き部512は逆L字状形状を有する。この逆L字状形状は、シャフト部514を切欠き部512内に移動させる際にシャフト部514が通過する領域と、シャフト部514が切欠き部512内に完全に収納された状態でシャフト部514の水平方向への移動を可能とする領域とを含む。このように切欠き部512が逆L字状形状を有することによって、シャフト部514は、完全に切欠き部512内に収納された後も、切欠き部512内で水平方向へ回動することが可能となる。よって、第1筐体101がジョイント部103により上方から支持されている場合に、シャフト部514を完全に切欠き部512に収納するようにロール方向に回動し、その後、シャフト部514を切欠き部内512で水平方向にシフトして支持部516の上部に配置することができる。このとき、シャフト部514は支持部516によって下方から支持される(図5(c)参照)。このように、シャフト部514を切欠き部512に収納している場合に、支持部516によってシャフト部514すなわち第1筐体101を重力に抗して支持することができ、第1筐体101の姿勢を安定して維持することが可能になる。
シャフト部514が切欠き部512内に完全に収納された状態において、切欠き部512は、その形状により、シャフト部514(すなわち、第1筐体101)の水平方向の回動の範囲を所定の範囲に制限する。具体的には、シャフト部514が切欠き部512に完全に収納された状態でのシャフト部514(すなわち、第1筐体101)の水平方向の回動範囲は0°〜90°の範囲に制限される。なお、0°〜90°の範囲は例示であり、角度の範囲はこれに限定されない。一方、上下方向においては、切欠き部512の形状により、シャフト部514(すなわち、第1筐体101)は、出射する映像光の光軸が水平方向となる位置から鉛直下向(真下)となる位置までの90°の範囲で回動が可能となる。
シャフト部514が切欠き部512に収納された状態での第1筐体101の回動可能な方向は、第1筐体101とシャフトホルダ508(の切欠き部512)との位置(向きの)関係により異なる。例えば、第1筐体101の背面の向きと、シャフトホルダ508において切欠き部512が設けられた向きとが一致した状態で第1筐体101の姿勢が水平に保持されている場合、第1筐体101は次のような回動が可能となる。すなわち、第1筐体101の前面がより下向きになるようにシャフト部514を切欠き部512内を移動させるように第1筐体101を回動させることにより、第1筐体101の向きを水平方向から鉛直下方まで90度回動させることができる。これにより、第1筐体101(すなわち光軸)の向きを水平から真下(後述の図10、図11、図12参照)まで変更することができる。また、第1筐体101の背面の向きが、シャフトホルダ508において切欠き部512が設けられた向きと直交した状態で第1筐体101の姿勢が水平に保持されている場合、第1筐体101は次のような回動が可能となる。すなわち、第1筐体101の姿勢を水平に維持しながら全体を上方に引き上げるように、ボール部510の中心を通り光軸に平行な水平方向の軸を中心として第1筐体101を移動させることで、第1筐体101をロール方向に90度回動させることが可能になる(後述の図9、図13参照)。
図5(c)に示すように、ポール502とボールシャフト504の間には、ロック部518が間挿されている。ロック部518は、コイルばね(不図示)を含み、ボールシャフト504が水平方向の軸を中心とする回動をしたときに、コイルばねのバネ力によってボール部510をシャフトホルダ508に向かって下方に押圧するため、ビスなどを用いることなく、位置を固定することができる。
図8〜図9は、第2筐体102に対する第1筐体の回動を説明するための図である。例えば、図8おいて、ボールシャフト504とシャフトホルダ508が一体となってポール502に対して回動することにより、鉛直方向の軸A11を中心として、第1筐体101が水平向(Yaw方向)に回動する。また、ボールシャフト504がシャフトホルダ508に対して水平方向に回動することによっても、第1筐体101の水平方向の回動が可能となる。ボールジョイント機構において、ボールシャフト504がシャフトホルダ508に対して回動することにより、ボールシャフト504は、シャフトホルダ508の縁部に当接してそれ以上移動できなくなるまでの範囲内において、ボール部510の中心を回転中心として種々の方向(水平方向、制限された範囲内の上下方向、制限された範囲内のロール方向)に自在に回動できる。
図9は、第1筐体101をロール方向に90°回動させるときの状態を説明した図である。第1筐体101は、シャフト部514を切欠き部512に移動させることによって、シャフト部514がジョイント部103の鉛直下方にある状態と、シャフト部514が切欠き部512に完全に収納されて水平になる状態との間の任意の状態をとることができる。つまり、ボール部510の中心を通る軸A14Bを回転軸として第1筐体101をロール方向に回動させることができる。
なお、本実施形態では、図9に示すように、投写部180の光軸(AO)はポール502の中心と交差しない位置、すなわち、第1筐体101の中心軸(AX)からずれた位置に設定されている。
第1筐体101をロール方向に90°回動させた状態(図9の破線で示す縦位置投写が可能な状態)において、さらにシャフトホルダ508に対してボールシャフト504を水平方向の軸A13(ボール部510の中心)を中心として回動させることで、図10に示すように、縦位置投写が可能な状態において、第1筐体101を上下方向(ピッチ方向)に回動させることができる。また、図10に示すように、シャフト部514すなわちボールシャフト504が支持部516に支持されている場合、シャフト部514が回動可能な軸A13の方向は回転軸A11の方向とは異なる。
以上のように、本実施形態のジョイント部103によれば、シャフト部514が切欠き部512に収納された状態(支持部516によりシャフト部514が支持された状態を含む)では、ボールシャフト504は、シャフトホルダ508に対してボールシャフト504の軸を回転軸とした回動が可能となる。すなわち、ボールシャフト504は、上下方向においては自在に回動できる。一方、水平方向においては、ボールシャフト504は、まず、切欠き部512の領域内を回動できる。ボールシャフト504が切欠き部512(シャフトホルダ508)の端面に当接した状態で、さらにその端面方向にボールシャフト504を回動させる場合、ボールシャフト504はシャフトホルダ508と一体で軸A11を中心として回動することができる。すなわち、シャフトホルダ508がポール502に対して軸A11を中心として回動可能であるので、シャフト部514が切欠き部512に収納された状態でも、シャフト部514は軸A11を中心に水平方向に回動することが可能となる。したがって、シャフト部514が切欠き部512に収納された状態において、第1筐体101は、水平方向及び上下方向のそれぞれにおいて任意の角度で回動することができ、第1筐体101すなわち光軸の方向を自在に設定することができる。なお、ロック部518のボール部510を押圧する力を適宜調整することで、ボールシャフト504が切欠き部512(シャフトホルダ508)の端面に当接していない状態であっても、ボールシャフト504とシャフトホルダ508とが一体となって水平方向に回動できるようにしてもよい。
一方、シャフト部514が切欠き部512に収納されていない状態では、ボールジョイント機構によりボール部510の中心を回転中心として、制限された範囲内で種々の方向(水平方向、制限された範囲内での垂直方向、制限された範囲内でのロール方向)の回動が可能となる。その際、シャフトホルダ508はポール502に対して軸A11を中心として回動可能であるので、シャフト部514もシャフトホルダ508と一体的に軸A11を中心とした水平方向の回動(Yaw)も可能となる(図8参照)。
図11〜図13は、第2筐体102に対して第1筐体101が取り得る具体的な姿勢の例を説明した図である。図11は、第1筐体101を鉛直下方に向けて維持したときの姿勢を示している。図12は、第1筐体101を斜め下方に向けて維持したときの姿勢を示している。図13は、第1筐体101をロール方向に90°回転させて、シャフト部514を支持部516により水平状態に維持したときの姿勢を示している。
このように、ジョイント部103は、シャフトホルダ508のポール502に対する鉛直方向の回転軸A11と、シャフトホルダ508およびボール部510で構成されるボールジョイント機構とにより、第1筐体101を様々な姿勢に設定することを可能とする。すなわち、本実施形態の投射型映像表示装置100は、ボール部510の中心を回転中心とする回転軸A14に加えて、切欠き部512により拡大されたロール方向の回転軸A14Bと、360°回動可能な鉛直方向の軸A11とを組み合わせることによって、自装置の高さから下の空間に対し、自在に映像光を投写することができる。
5.効果、等
本実施形態の投写型映像表示装置100は、光源部110と、光源部110からの光を映像入力信号に応じて変調して映像光を生成する映像生成部160と、生成された映像光を投写する投写部180と、光源部110、映像生成部160および投写部180を収納する第1筐体101と、第2筐体102と、第1筐体101と第2筐体102とを接続し、第1筐体101を所定の角度範囲で回動可能に支持するジョイント部103と、を備える。ジョイント部103は、ボール部510(球状部分)を有するボールシャフト504(シャフト部材の一例)と、ボール部510を内包して回動可能に保持するシャフトホルダ508(第1保持部の一例)と、ポール502(第2保持部の一例)とを有するボールジョイント機構を含む。ボールシャフト504のボール部510は、シャフトホルダ508に対して回動可能に保持される。シャフトホルダ508は、ポール502に対して所定の回転軸A11を中心として回動可能に構成されている。
本実施形態の投射型映像表示装置100は、ボールジョイント機構に起因する回転軸A14、A14Bに加えて、360°回動可能な鉛直方向の軸A11を有することによって、第1筐体の姿勢を自在に設定でき、投射光の出射角度を任意に調整することができる。
〔第2実施形態〕
本開示に係る第1筐体と第2筐体とを接続するジョイント部のさらに他の構成について、図14および図15を用いて説明する。なお、以下では、主として第1実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、ジョイント部103は、ポール502、ボールシャフト504、シャフトホルダ508などの部品により構成される。ボールシャフト504は、図14、図15には示していないが、第1実施形態と同様に、ボール部510およびシャフト部514を有している。シャフトホルダ508は、切欠き部512および支持部516を有する。
本実施形態では、ポール502を、投写部180の光軸(AO)と同一平面上に設けている。すなわち、第1実施形態では図9に示すようにポール502の中心は第1筐体101の中心軸(AX)と交差していたが、本実施形態では、ポール502の軸が第1筐体101の中心軸(AX)と交差しないように、ポール502が第1筐体101に取り付けられている。したがって、直方向の軸(A15)を中心とする横方向の回動が0°のとき、投写部180の光軸(AO)は、鉛直方向の軸(A15)を中心とする回動および水平方向の軸(A14)を中心とする上下方向の回動の中心となり、設置の利便性が向上する。
〔第3実施形態〕
本開示に係る第1筐体101と第2筐体102とを接続するジョイント部103のさらに他の構成について、図16および図17を用いて説明する。なお、以下では、主として第1実施形態と異なる点について説明する。図16、図17はそれぞれ、第3実施形態の投写型映像表示装置の外観斜視図、外観正面図である。
図16および図17に示すように、第1筐体101と第2筐体102とは、互いに独立した3つの軸を中心として回動可能なジョイント部103によって接続される。ジョイント部103は、第1〜第3ジョイント103Y、103P、103Rを含む。第1ジョイント103Yは、鉛直方向の軸を中心として、第1筐体101の水平方向の回動(Yawing)を可能にする。第2ジョイント103Pは、水平方向の軸を中心として、第1筐体101の上下方向の首振り(Pitching)を可能にする。第ジョイント103Rは、略円筒形を有する第1筐体101の円筒の中心線(中心軸)を軸として第1筐体101の周方向に沿った回動(Rolling)を可能にする
本開示に係る投写型映像表示装置100の第1筐体101と第2筐体102とを接続するジョイント部103の構成について説明する。
上述の通り、ジョイント部103は、鉛直方向の軸を中心として回動可能な第1ジョイント103Yと、水平方向の軸であって第1筐体101の上下方向の首振りを可能にする第2ジョイント103Pと、略円筒形の中心軸(または光軸と並行な軸)を回転軸として第1筐体101の周方向の回動を可能にする第3ジョイント103Rとを有する。すなわち、投写型映像表示装置100は、直交する3つの軸を中心に回動可能に構成されている。
具体的には、図18に示すように、アルミ製のヒンジ402とヒンジアーム404とが鉛直方向の軸を中心として回動可能に接続されており、この接続部分が第1ジョイント103Yを構成している。ヒンジアーム404は、第1筐体101の側面の一部を構成するヒンジホルダ406に接続されており、この接続部分が第1筐体101の上下方向の首振りを可能にする第2ジョイント103Pを構成している。
ヒンジホルダ406は、第1筐体101内部の構成部品を固定する第1ヒンジホルダ408および第2ヒンジホルダ410と、内壁にガイド(不図示)が設けられた第3ヒンジホルダ412とを有する。第3ヒンジホルダ412のガイドに沿って第1ヒンジホルダ408および第2ヒンジホルダ410が回動することにより、光学部品等を第1筐体101の周方向に沿って回動させる。このようなヒンジホルダ406が第3ジョイント103Rを構成している。ガイドは、0°以上、90°以下の範囲で設けられており、光学部品等は、0°〜90°の範囲で回動可能に構成されている。一方、第3ヒンジホルダ412の外壁には、目盛(不図示)が設けられており、この目盛りは、ユーザが第1筐体101を所望の角度に設定する場合に目安にすることができる。
第3ジョイント103Rの回動軸は、投写部180(投写レンズ182)の光軸と平行となっている。したがって、第3ジョイント103Rを90°回転させることにより、投写型映像表示装置100は、ポートレート(縦長)表示が可能となる。また、片側に0°〜90°の範囲で回動可能に構成されているので、ポートレート表示の設定や、通常の状態に戻すことも容易にできる。さらに、第1筐体101内部にジャイロセンサなどの角度センサを搭載することにより、第1筐体101の姿勢を検出し、検出した姿勢に基づいてポートレート表示と通常表示を自動的に切り替えることもできる。
ポートレート表示の状態で、投写型映像表示装置100の電源をOFFした後に、次回、電源をONしたときには、ポートレート表示の状態で起動することが望ましい。同様に、投写型映像表示装置100を照明装置(照明モード)として使用し、照明モードの状態で電源をOFFした後に、次回、電源をONしたときには照明モードで起動し、映像を投写(投写モード)した状態で電源をOFFした後に、電源をONしたときには投写モードで起動する。
〔その他の実施形態〕
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、第1実施形態〜第3実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行なった実施形態にも適用可能である。また、上記の第1実施形態〜第3実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施形態を例示する。
(A)上述の実施形態では、投写型映像表示装置の第1筐体101について、その形状が円柱形状である例を説明したが、第1筐体101の形状はこれに限定されない。第1筐体101の形状は、その断面が四角形、楕円あるいは長円となる形状であってもよい。また、適宜、面取りやRを付けてもよく、設置空間との親和性(デザイン性)を考慮して、柱状のみならず、樽状することも考えられる。
(B)上記の実施形態では、ヒンジホルダが0°〜90°の範囲で回動することにより、通常(横長)の表示モードとポートレートの表示モードが変更可能な構成について説明したが、通常とポートレートの2種類に限らず、斜めの角度の表示を行なってもよい。このとき、第3ヒンジホルダに目盛を設けておけば、斜めの角度の調整が容易となる。
(C)上記の実施形態では、本開示の思想を適用できる電子機器の一例として投写型映像表示装置を例として用いたが、本開示の思想は他の電子機器に対しても適用できる。すなわち、第1対象物(部品、部材、筐体、シャーシ、ケース等)と、第2対象物(部品、部材、筐体、シャーシ、ケース等)と、それらを接続するジョイント部とを備え、ジョイント部が第1対象物または第2対象物を回動自在に支持するような電子機器に対して、上述したジョイント部の思想を適用することができる。
以上のように、本開示における技術の例示として実施形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題を解決するために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題を解決するためには必須ではない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をすべきではない。
また、上述の実施形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において、種々の変更、置き換え、付加、省略などを行なうことができる。
本開示は、プロジェクタ等の投写型映像表示装置に適用できる。

Claims (6)

  1. 光源部と、
    光源部からの光を映像入力信号に応じて変調して映像光を生成する映像生成部と、
    生成された前記映像光を投写する投写部と、
    前記光源部、前記映像生成部および前記投写部を収納する第1筐体と、
    第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを接続し、前記第1筐体を所定の角度範囲で回動可能に支持するジョイント部と、を備え、
    前記ジョイント部は、球状部分を有するシャフト部材と、前記球状部分を内包して保持する第1保持部と、第2保持部とを有するボールジョイント機構を含み、
    前記シャフト部材の球状部分は、前記第1保持部に対して回動可能に保持され、
    前記第1保持部は、前記第2保持部に対して所定の回転軸を中心として回動可能に構成され、
    前記第1保持部はその端部において前記球状部分を内包する空洞部を有し、前記空洞部を形成する外壁の一部に切欠き部が設けられ、
    前記第1保持部において前記切欠き部が設けられた端部に支持部が設けられ、
    前記支持部は、前記第1筐体が前記ジョイント部により吊下げられて支持された状態において前記シャフト部材が前記支持部の上に配置された場合に、前記シャフト部材を下方より支持することを可能とする部材である、
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
  2. 前記所定の回転軸の方向は、前記シャフト部材が支持部に支持されているときにシャフト部材が回動可能な軸の方向と異なる、ことを特徴とする請求項に記載の投写型映像表示装置。
  3. 前記所定の回転軸は、前記第1筐体が前記ジョイント部により吊下げられて支持されている場合の鉛直方向の軸であることを特徴とする請求項1または2に記載の投写型映像表示装置。
  4. 前記所定の回転軸の回転方向は当該回転軸の軸方向と直交する方向である、ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の投写型映像表示装置。
  5. 前記ジョイント部は、前記第1保持部内で前記球状部分を押圧するロック部をさらに有することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の投写型映像表示装置。
  6. 前記第2筐体は、前記光源部および前記映像生成部へ電力を供給する電源部を収納することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の投写型映像表示装置。
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