JP6390938B2 - マルチ映像システム、マルチ映像システムの制御方法および表示装置 - Google Patents

マルチ映像システム、マルチ映像システムの制御方法および表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、マルチ映像システム、マルチ映像システムの制御方法および表示装置に関する。
マルチ接続された複数台の表示装置(以下、「マルチ映像システム」という。)をネットワーク接続する場合、ネットワークハブを用いたスター接続が一般的である。しかし、近年、接続性の容易さから、表示装置間をデイジーチェーン接続する方法が提案されている。デイジーチェーンとは、通信を行う複数の表示装置間を、通信線により直列に接続する方法である。デイジーチェーン接続の場合、隣接する表示装置間を通信線で接続すればよいため、表示装置の数が多い場合は、スター接続よりも接続が容易である。デイジーチェーン接続の場合、信号が伝達される方向に対して最も上流側の表示装置は、マスター機器として機能し、信号が伝達される方向に対してマスター機器の下流側にある他のすべての表示装置はスレーブ機器として機能する。また、これらの表示装置は、一般に、赤外線や電波などを用いたリモートコントロール端末(remote controller;以下、「リモコン」という。)、例えば、赤外線リモートコントロール端末(infrared remote controller;以下、「IRリモコン」という。)を用いて音量調整や受信チャンネルの切り替え等の操作が行われる。しかし、リモコンからの操作に関する指示(以下、「操作キーコード」という。)は、光信号としてマスター機器にのみ受信される。よって、マスター機器は、デイジーチェーン接続された下流側のスレーブ機器に対してリモコンからの操作キーコードを伝達している。この操作キーコードの伝達により、スレーブ機器は、マスター機器と同様の操作を行う(特許文献1)。
特開2012−088433号公報
従来のマルチ映像システムにおいて、デイジーチェーン接続さている場合、リモコンの操作キーが所定の時間(Ta)以上長押しされた際、まずリモコンからマスター機器に操作キーに対応する操作キーコードが送信される。次に、リモコンは、その長押しされた操作キーに対応する操作キーコードを送信してから一定時間Tb(Tb≧Ta)後に、長押しキーコードをマスター機器に送信する。この長押しキーコードは、長押ししていることを示すキーコードであり、操作キーを長押ししている間、一定周期毎にリモコンからマスター機器に送信される。よって、マスター機器は、操作キーコードを受信してから一定時間Tc(Tc>Tb)内に長押しキーコードを受信することで所定の操作キーが長押しされていると判定する。また、マスター機器は、操作キーが長押しされていると判定している間、表示装置に対して長押しされた操作キーに対応する操作(以下、「キー処理」という。)を実行している。
一方、スレーブ機器において、リモコンの操作キーが長押しされているか否かを判定する方法として、次の2通りの方法がある。第1の方法は、図7に示す通り、マスター機器が一定周期毎に長押しキーコードが送信された期間(長押し期間)の開始と終了を検出し、長押しが開始されたことを示す長押し開始コマンドと長押しが終了したことを示す長押し終了コマンドとをスレーブ機器へ送る。スレーブ機器は、長押し開始コマンドを取得してから長押し終了コマンドを取得するまでの間、リモコンの操作キーが長押しされていると判定することができる。
第2の方法は、図8に示す通り、マスター機器は、長押しキーコードを取得するとともに、スレーブ機器に長押しキーコードを送信する。スレーブ機器は、長押しキーコードを取得することで、長押しされていると判定する。
ただし、第1の方法は、例えば、図7の矢印101に示すように、マスター機器が、長押しキーコード100を受信してから一定期間(Tc)内に長押しキーコードを受信しない場合、ユーザが操作キーを離した(長押しを停止した)とマスター機器が判定する。マスター機器は、キー処理102をせずに、スレーブ機器に長押し終了コマンドを送信する。しかし、長押し終了コマンドの送信又受信がすべての表示装置において、予め設定されているメイン周期毎に行われる。これにより、マスター機器がリモコンの操作キーが離されたと判断してスレーブ機器に長押し終了コマンドを送信するタイミングT1とスレーブ機器が長押し終了コマンドを受信するタイミングT2との間に遅延(T2−T1)が発生する。
この遅延のため、スレーブ機器は、キー処理200を行った後にマスター機器から長押し終了コマンドを取得する。マスター機器は、キー処理102を実行しないが、スレーブ機器はキー処理200を実行してしまい、表示装置間でキー処理の回数にずれが生じてしまう。
一方、第2の方法では、例えば、図8の矢印301に示すように、マスター機器は、長押しキーコード300から一定期間(Tc)内に長押しキーコードを受信しない場合、ユーザが操作キーを離した(長押しを停止した)と判定し、キー処理302を実行しない。しかし、スレーブ機器は、マスター機器を介して長押しキーコードを取得するため、マスター機器がリモコンから長押しキーコード300を受信するタイミングT3と、スレーブ機器が長押しキーコード400を受信するタイミングT4との間に遅延(T4−T3)が発生する場合がある。この遅延が発生することにより、スレーブ機器は、前の周期で検出する必要があった長押しキーコード400を、次の周期で検出する。そのため、スレーブ機器は、次の周期においても操作キーの長押しが継続していると判定し、キー処理500を実行する。これより、マスター機器は、キー処理302を実行しないタイミングで、スレーブ機器がキー処理500を実行してしまうため、マスター機器及びスレーブ機器においてキー処理の回数にずれが生じてしまう。
上述したように、スレーブ機器において、キー操作が長押しされているか否かを判定する従来の2つの方法は、両方とも表示装置間でキー処理の回数にずれが生じてしまう。この表示装置間におけるキー処理の回数がずれることにより、マルチ映像システムにおいて、音量や受信チャンネルの切り替え等の設定がデイジーチェーン接続された表示装置間で異なってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、デイジーチェーン接続されたマルチ映像システムにおいて、長押しキーコードがマスター機器からスレーブ機器に伝達される際、表示装置間でキー処理の回数のずれを防止するマルチ映像システム、マルチ映像システムの制御方法および表示装置を提供することである。
本発明の一態様は、マスター機器として機能する第1の表示装置と前記第1の表示装置に対してデイジーチェーン接続されるスレーブ機器として機能する1台以上の第2の表示装置とを備えるマルチ映像システムにおいて、前記第1の表示装置は、リモートコントロール端末から送信される、前記リモートコントロール端末が有する操作キーに対応する操作キーコードおよび前記操作キーが長押しされたことを示す長押しキーコードを受信する受信部と、前記操作キーコードに応じたキー処理を行い、前記キー処理に対応したキーコマンドを生成する制御部と、前記第2の表示装置に対して前記キーコマンドを送信するコマンド送信部と、を備え、前記制御部は、前記長押しキーコードを受信している間該長押しキーコードを受信する前に受信した最新の前記操作キーコードに応じたキー処理を複数回実行し、該実行するキー処理毎に該実行するキー処理に対応した前記キーコマンドを生成し、該生成したキーコマンドを前記コマンド送信部を介して前記第2の表示装置に送信することを特徴とするマルチ映像システムである。
本発明の一態様は、マスター機器として機能する表示装置とスレーブ機器として機能する表示装置とがデイジーチェーン接続されたマルチ映像システムにおいて用いられる前記マスター機器として機能する表示装置であり、リモートコントロール端末から送信される、前記リモートコントロール端末が有する操作キーに対応する操作キーコードおよび前記操作キーが長押しされたことを示す長押しキーコードを受信する受信部と、前記操作キーコードに応じたキー処理を行い、前記キー処理に対応したキーコマンドを生成する制御部と、前記スレーブ機器に対して前記キーコマンドを送信するコマンド送信部と、を備え、前記制御部は、前記長押しキーコードを受信している間該長押しキーコードを受信する前に受信した最新の前記操作キーコードに応じたキー処理を複数回実行し、該実行するキー処理毎に該実行するキー処理に対応した前記キーコマンドを生成し、該生成したキーコマンドを前記コマンド送信部を介して前記第2の表示装置に送信することを特徴とする表示装置である。
本発明の一態様は、マスター機器として機能する第1の表示装置と前記第1の表示装置に対してデイジーチェーン接続されるスレーブ機器として機能する1台以上の第2の表示装置とを備えるマルチ映像システムの制御方法において、前記第1の表示装置は、リモートコントロール端末から送信される、前記リモートコントロール端末が有する操作キーに対応する操作キーコードおよび前記操作キーが長押しされたことを示す長押しキーコードを受信する受信工程と、前記操作キーコードに応じたキー処理を行い、前記キー処理に対応したキーコマンドを生成する制御工程と、前記第2の表示装置に対して前記キーコマンドを送信するコマンド送信工程と、を備え、前記制御工程は、前記長押しキーコードを受信している間該長押しキーコードを受信する前に受信した最新の前記操作キーコードに応じたキー処理を複数回実行し、該実行するキー処理毎に該実行するキー処理に対応した前記キーコマンドを生成し、該生成したキーコマンドを前記コマンド送信部を介して前記第2の表示装置に送信することを特徴とするマルチ映像システムの制御方法である。
以上説明したように、本発明によれば、デイジーチェーン接続されたマルチ映像システムにおいて、リモコンなどの操作部から長押しキーコードが送信された場合、マスター機器は、キー処理に対応してキーコマンドを生成し、スレーブ機器に生成したキーコマンドを送信する。スレーブ機器は、キーコマンドを受信した場合、キー処理を行う。この方法により、デイジーチェーン接続された表示装置同士は、同じ回数のキー処理を行うことができる。
第一実施形態におけるマルチ映像システムの構成例を示す図である。 第一実施形態における表示装置1のブロック図である。 第一実施形態における制御部11の機能ブロック図である。 第一実施形態における操作キーの長押し期間中のキーコマンド送信方法を説明する図である。 第一実施形態における制御部11Aの機能ブロック図である。 第二実施形態における操作キーの長押し期間中のキーコマンド送信方法を説明する図である。 従来技術におけるリモコンの操作キーが長押しされているか否かを判定する第1の方法を示す図である。 従来技術におけるリモコンの操作キーが長押しされているか否かを判定する第2の方法を示す図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の一実施形態におけるマルチ映像システムを、図面を用いて説明する。図1は、本発明の第一実施形態におけるマルチ映像システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、第一実施形態におけるマルチ映像システムは、複数の表示装置1と表示装置1を操作するための操作情報を信号として表示装置1に送信するリモコン(リモートコントロール端末)2から構成される。
複数の表示装置1の各々は、通信線3によってデイジーチェーンで接続される。図1に示すように、リモコン2からの信号が伝達される方向に対して最も上流側の表示装置は、表示装置1aである。本発明の一実施形態のマルチ映像システムでは、リモコン2からの信号が伝達される方向に対して最も上流側の表示装置1aは、他の表示装置1b、1c、1dにコマンドを送信するマスター機器(第1の表示装置)となる。リモコン2からの信号が伝達される方向に対してマスター機器の下流側にある他の表示装置1b、1c、1dは、マスター機器から送られたコマンドを受信するスレーブ装置(第2の表示装置)となる。なお、リモコン2からの指示は、マスター機器にのみ有効に受信され、スレーブ機器のリモコン受信部10による受信は無効となるように設定される。本実施形態においては、デイジーチェーンで接続される表示装置の台数が4台である場合を説明するが、勿論この数に限られるものではない。
リモコン2は、表示装置1の動作を制御するためにマスター機器と通信する制御機器であり、例えば赤外線や電波などを用いた無線リモコンや、表示装置とリモコンとを信号線を用いて接続した有線リモコンなどを用いてもよい。本実施形態では、リモコン2は、赤外線を用いたIRリモコンの場合を説明する。
リモコン2は、複数の操作キーを有し、例えばその操作キー毎に対応したキーコード(以下、「操作キーコード」という。)が関連付けられている。ユーザがこの操作キーを押下した際、リモコン2はユーザの押下した操作キーに対応した操作キーコードを抽出生成する。リモコン2は、抽出生成した操作キーコードを光信号として表示装置1aに送信する。また、ユーザが所定の操作キーを予め設定された時間Ta以上長押しした場合、リモコン2は、押下した操作キーの操作キーコードを送信してから一定時間Tb経過後に長押しキーコードを表示装置1aに送信する。つまり、ユーザが操作キーを予め設定された時間Ta以上長押しした場合、リモコン2は操作キーコードと長押しキーコードを送信する。この長押しキーコードは、ユーザが操作キーを長押ししている間、光信号として一定時間Tb毎に表示装置1aに送信される。なお、所定の操作キーを1回だけ短時間(予め設定された時間Ta未満)押下することを短押しと表記する。短押しの場合、リモコン2は、押下された操作キーに対応する操作キーコードのみを送信し、長押しキーコードは送信しない。
通信線3は、マスター機器とスレーブ機器、又はスレーブ機器間で操作キーコードに対応したコマンドのやり取りを行う接続線である。通信線3は、例えばシリアル通信やLAN(Local area network)を利用することができる接続線である。
次に、表示装置1のマスター機器及びスレーブ機器について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態における表示装置1のブロック図である。なお、マスター機器とスレーブ機器は、同様な構成である。
表示装置1は、リモコン受信部10、制御部11、コマンド送信部12、コマンド受信部13を備えている。
リモコン受信部10は、リモコン2からの信号を受光すると、パルス波形の電気信号に変換して制御部11に送信する。ただし、スレーブ機器のリモコン受信部10は、動作が無効となるように設定されており、リモコン2からの光信号を無効にする。
制御部11は、リモコン受信部10から送信されたパルス波形の電気信号(以下、「パルス信号」という。)から操作キーコードを生成し、表示装置1に対してその操作キーに対応した処理(以下、「キー処理」)を行う。また、制御部11は、キー処理に対応したキーコマンドを生成し、コマンド送信部12に送信する。
表示装置1への電源投入時において、制御部11は、自身を含む表示装置1がマスター機器として機能するのか、もしくはスレーブ機器として機能するかの判定を行う。制御部11は、コマンド受信部13から第1の制御信号(後述)を受信した場合、マスター機器として機能する(以下、「マスターモード」という。)と判定する。一方、制御部11は、コマンド受信部13から第2の制御信号(後述)を受信した場合、スレーブ機器として機能する(以下、「スレーブモード」という。)と判定する。制御部11のマスターモードとスレーブモードの動作に関しては、後述する。
コマンド送信部12は、次段の表示装置1のコマンド受信部13と通信線を介して接続される。コマンド送信部12は、制御部11から送信されたキーコマンドを次段の表示装置1に送信する。
コマンド受信部13(表示装置1b)は、コマンド送信部12から送信されたキーコマンドを制御部11(表示装置1b)に送信する。また、コマンド受信部13は、電源が供給された際に、自身に通信線3が接続されているか否かを判定する。判定方法は、例えばコマンド受信部13が通信線3を介して接続されているコマンド送信部12に問い合わせを行う。コマンド受信部13は、コマンド送信部12から一定時間T6以内にレスポンスを示すコマンドが返ってくる場合、自身に通信線3が接続されていると判定する。一方、コマンド受信部13は、コマンド送信部12から一定時間T6以内レスポンスが返ってこない場合、自身に通信線3が接続されていないと判定する。また、不図示のスイッチが表示装置1の各々に設置されており、ユーザがそのスイッチを切り換えることで、コマンド受信部13に通信線3が接続されていると判定するようにしても良い。なお、上記の通信線3がコマンド受信部13に接続しているか否かを判定する方法は例であって、上記の方法には限定されない。また、表示装置1aのコマンド受信部13と例えばPC(Personal Computer)などとが通信線3で接続されていても良い。
コマンド受信部13は、自身に通信線3が接続されていないと判定した場合、自身に通信線3が接続されていないことを示す信号(以下、「第1の制御信号」という。)を制御部11に送信する。一方、コマンド受信部13は、自身に通信線3が接続されていると判定した場合、自身に通信線3が接続されていることを示す信号(以下、「第2の制御信号」という。)を制御部11に送信する。なお、コマンド受信部13は、自身に通信線3が接続され、通信線3の接続先として表示装置1以外が接続されていると判定した場合、第1の制御信号を制御部11に送信し、自身に通信線3が接続され、通信線3の接続先として表示装置1が接続されていると判定した場合、第2の制御信号を制御部11に送信するようにしても良い。
また、制御部11は、キー処理に対応した操作キーコードをキーコマンドとして生成してもよい。この場合、例えばコマンド送信部12はスレーブ機器である表示装置1bのリモコン受信部10と信号線で接続され、コマンド送信部12はスレーブ機器である表示装置1bのリモコン受信部10にキーコマンドである操作キーコードを送信する。スレーブ機器である表示装置1bの制御部11は、リモコン受信部10をコマンド受信部13としてキーコマンドを受信する。
次に、制御部11について、図3を用いて説明する。図3は、本実施形態の制御部11の機能ブロック図である。
制御部11は、解析部110、キー処理部112、コマンド生成部113を備えている。以下に、マスターモードとスレーブモードとにおける制御部11の動作について説明する。
<マスターモード>
制御部11のマスターモードについて説明する。
解析部110は、リモコン受信部10から送信されたパルス信号から操作キーコードを生成し、キー処理部122に出力する。また、解析部110は、自身に含まれるタイマー(不図示)において操作キーコードを生成してから計時を行う。なお、計時は、制御部11が備える一定の周波数の動作クロックなどを用いて行っても良い。
解析部110は、操作キーコードを生成してから一定時間Tc(Tc≧Tb)以内にパルス信号から長押しキーコードを検出した場合、検出した操作キーコードに対応する操作キーが長押しされていると判定する。よって、解析部110は、操作キーが長押しされていると判定すると、直前に確定した操作キーコード(以下、「最新の操作キーコード」という。)をキー処理部112に出力する。また、ユーザが操作キーの長押しを継続している場合、リモコン2は、長押しキーコードを光信号として一定時間Tb毎に送信する。解析部110は、長押しキーコードを検出してから一定時間Tc以内に次回の長押しキーコードを検出する場合、操作キーの長押しが継続されていると判定し、再度、最新の操作キーコードをキー処理部112に出力する。
一方、解析部110は、操作キーコードを生成してから一定時間Tc以内に長押しキーコードを検出しなかった場合、操作キーが長押しされておらず短押しであると判定する。この場合、解析部110は、キー処理部112部とコマンド生成部113に最新の操作キーコードを出力しない。また、解析部110は、長押しキーコードを検出してから一定時間Tc以内に次回の長押しキーコードを検出しなかった場合、ユーザが操作キーから手を離したと判定する。この場合、解析部110は最新の操作キーコードをキー処理部112に出力することを停止する。
キー処理部112は、解析部110から操作キーコードを受信すると、記憶部(不図示)に予め記憶してある操作キーテーブルを参照し、受信した操作キーコードに対応するキー処理を決定する。操作キーテーブルには、リモコン2の各操作キーに割り当てられた操作キーコードと、その操作キーコード毎のキーコマンド(後述)と、その操作キーコード毎のキー処理とが対応付けられている。なお、キーコマンド(後述)毎のキー処理が対応付けられていてもよい。キー処理は、例えば、音量を上げる処理や表示画面の輝度を上げる処理である。キー処理部112は、決定したキー処理を実行する。また、キー処理部112は、キー処理を実行すると同時にコマンド生成部113に操作キーコードを出力する。
コマンド生成部113は、キー処理部112から出力された操作キーコードを受信すると、記憶部(不図示)に予め記憶してある操作キーテーブルを参照し、受信した操作キーコードに対応するキーコードを決定する。キーコマンドは、通信線3を介してスレーブ機器に操作キーコードに対応したキー処理を行わせるためのコマンドであり、キー処理と1対1で対応付けられている。コマンド生成部113は、決定したキーコマンドをコマンド送信部12に出力する。
<スレーブモード>
解析部110は、自身を含む表示装置1のコマンド受信部13から送信されたキーコマンドを受信する。また、解析部110は、受信したキーコマンドをキー処理部112に出力する。キー処理部112は、解析部110からキーコマンドを受信すると、記憶部(不図示)に予め記憶してある操作キーテーブルを参照し、受信したキーコマンドに対応するキー処理を決定する。キー処理部112は、決定したキー処理を実行する。また、キー処理部112は、キー処理を実行すると同時にコマンド生成部113にキーコマンドを出力する。コマンド生成部113は受信したキーコマンドをコマンド送信部12に出力する。キー処理部112は、解析部110から出力されたキー処理を実行する。
制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、およびRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体などを有する。この場合、上述の各機能部は、CPUが制御プログラムを実行することにより実現される。
次に本実施形態のマルチ映像システムにおける操作キーの長押し期間中のキーコマンド送信方法について、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態のマルチ映像システムにおける操作キーの長押し期間中のキーコマンド送信方法を説明する図である。
ユーザが所定の操作キー(例えば操作キーA)を予め設定された時間Ta以上長押しした場合、リモコン2は、押下した操作キーAに対応する操作キーコード60を光信号として送信する。また、リモコン2は、操作キーコード60から一定時間Tb後に長押しキーコード61aを光信号としてマスター機器に送信する。長押しキーコード61は、ユーザが操作キーAを長押ししている間、一定時間Tb毎にマスター機器に送信される。なお、本実施形態では、操作キーAは、表示装置1の音量を上げる操作キーである場合を例にして説明する。
マスター機器の解析部110は、リモコン受信部10から受信した操作キーコード60のパルス信号から操作キーAに対応する操作キーコードを生成する。また、マスター機器の解析部110は、生成した操作キーAに対応する操作キーコードをキー処理部112に出力する。また、マスター機器の解析部110は、操作キーAに対応する操作キーコードを生成してから一定時間Tc以内に長押しキーコード61aを検出した場合、操作キーAが長押しされていると判定する。マスター機器の解析部110は、操作キーAが長押しされていると判定した場合、マスター機器のキー処理部112に操作キーAに対応する操作キーコードを出力する。
また、マスター機器の解析部110は、長押しキーコード61aを検出してから一定時間Tc以内に長押しキーコード61bを検出した場合、ユーザが操作キーAの長押しを継続していると判定する。この判定より、マスター機器の解析部110は、マスター機器のキー処理部112に操作キーAに対応する操作キーコードを一定周期毎に出力する。マスター機器のキー処理部112は、マスター機器の解析部110から送信された操作キーAに対応する操作キーコードに対応したキー処理、つまり音量を上げる処理を実行する。また、マスター機器のキー処理部112は、音量を上げる処理を実行すると同時に、操作キーAに対応する操作キーコードをコマンド生成部113に送信する。マスター機器のコマンド生成部113は、キー処理部112から送信される操作キーAに対応する操作キーコードを受信し、その操作キーコードに対応するキーコマンドを決定する。マスター機器のコマンド生成部113は、決定したキーコマンドをコマンド送信部12を介してスレーブ機器のコマンド受信部13に送信する。
解析部110は、自身を含む表示装置1のコマンド受信部13から送信されたキーコマンドを受信する。また、解析部110は、受信したキーコマンドをキー処理部112に出力する。キー処理部112は、解析部110からキーコマンドを受信すると、記憶部(不図示)に予め記憶してある操作キーテーブルを参照し、受信したキーコマンドに対応するキー処理(音量を上げる処理)を決定する。キー処理部112は、決定したキー処理(音量を上げる処理)を実行する。また、キー処理部112は、キー処理(音量を上げる処理)を実行すると同時にコマンド生成部113にキーコマンドを出力する。コマンド生成部113は受信したキーコマンドをコマンド送信部12に出力する。キー処理部112は、解析部110から出力されたキー処理(音量を上げる処理)を実行する。
一方、マスター機器の解析部110は、長押しキーコード61kを検出してから一定時間Tc以内に長押しキーコードを検出しなかった場合、ユーザが操作キーAの長押しを止めたと判定する。よって、マスター機器の解析部110は、マスター機器のキー処理部112に操作キーAに対応する操作キーコードを送信することを停止する。よって、マスター機器のキー処理部112は、音量を上げる処理62を停止し、マスター機器のコマンド生成部113に操作キーAに対応する操作キーコードを送信しない。このため、マスター機器のコマンド生成部113は、キーコードを生成せず、マスター機器からスレーブ機器にキーコマンド63を送信することを停止する。よって、スレーブ機器は、キー処理64を実行することを停止する。
上述したように、本実施形態によれば、デイジーチェーン接続されたマルチ映像システムにおいて、ユーザが操作キーを長押ししている場合、マスター機器の制御部は、操作キーコードを生成し、生成したキーコードに対応するキー処理を実行する。また、マスター機器の制御部は、キー処理を実行する毎にキーコマンドを生成し、スレーブ機器に生成したキーコマンドを送信する。スレーブ機器は、キーコマンドを前段の表示装置1から受信することにより、キー処理を行う。この方法により、デイジーチェーン接続された表示装置同士は、キー処理を実行した回数にずれが生じることなく、同じ回数のキー処理を行うことができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態について説明する。図5は、本発明の第二実施形態における制御部11Aの機能ブロック図である。本発明の第二実施形態は、第一実施形態における図3の制御部11を図5に示す制御部11Aに置き換えたものである。なお、図3と同様の構成には同一の符号を付してある。以下、構成及び動作が第一実施形態と異なる点を説明する。
制御部11Aは、解析部110A、キー処理部112、コマンド生成部113A、計測部114Aを備えている。以下に、マスターモードとスレーブモードの制御部11Aについて説明する。
<マスターモード>
解析部110Aは、解析部110の機能と同様の機能を有する。また、解析部110Aは、リモコン受信部10から送信されたパルス信号から操作キーコードを生成した場合、計測部114Aに操作キーコードを生成したことを示す信号(以下、「計測信号」という。)を送信する。また、解析部110Aは、操作キーコードを生成してから一定時間Tc以内に長押しキーコードを検出しない場合(短押しと判定した場合)、計測部114Aにリセット信号を送信する。また、解析部110Aは、長押しキーコードを検出してから一定時間Tc以内に次回の長押しキーコードを検出しなかった場合(ユーザが操作キーから長押しを止めたと判定した場合)、計測部114Aにリセット信号を送信する。
計測部114Aは、解析部110Aから送信された計測信号を受信した時点から計時を開始する。また、計測部114Aは、解析部110Aからリセット信号を受信すると計時時間tをゼロにリセットする。計時時間tは、計測部114Aが計測を開始してからの経過時間であり、ユーザが操作キーを長押ししている時間を表している。
キー処理部112Aは、解析部110Aから操作キーコードを受信すると、記憶部(不図示)に予め記憶してある操作キーテーブルを参照し、受信した操作キーコードに対応するキー処理を決定する。また、キー処理部112Aは、解析部110Aから操作キーコードを受信すると同時に、計測部114Aから計測時間tを取得する。キー処理部112Aは、記憶部(不図示)に予め記憶してあるステップテーブルを参照し、計測時間tに対応するステップ数を決定する。ステップテーブルには、計測時間tと、計測時間t毎のステップ数が対応付けられている。例えば、0≦t<5sのステップ数が1回、5≦t<10のステップ数が5回、10≦tのステップ数が10回である。よって、例えば、計測時間tが6sであり、決定したキー処理が音量を上げる処理であった場合、キー処理部112Aは、音量を5ステップ上げる処理を実行する。
また、キー処理部112Aは、キー処理を実行すると同時に、コマンド生成部113Aに決定したキー処理のステップ数を付加した操作キーコードを出力する。
コマンド生成部113Aは、キー処理部112Aから出力された操作キーコードを受信すると、記憶部(不図示)に予め記憶してある操作キーテーブルを参照し、受信した操作キーコードに対応するキーコードを決定する。また、コマンド生成部113Aは、キー処理部112Aから受信した操作キーコードからキー処理のステップ数を抽出する。コマンド生成部113Aは、決定したキーコマンドに抽出したキー処理のステップ数を付与し、コマンド送信部12に送信する。
<スレーブモード>
解析部110Aは、自身を含む表示装置1のコマンド受信部13から送信されたキーコマンドを受信する。また、解析部110Aは、受信したキーコマンドをキー処理部112Aに出力する。キー処理部112Aは、解析部110Aからキーコマンドを受信すると、記憶部(不図示)に予め記憶してある操作キーテーブルを参照し、受信したキーコマンドに対応するキー処理(音量を上げる処理)を決定する。また、キー処理部112Aは、受信したキーコマンドからステップ数を抽出する。キー処理部112Aは、決定したキー処理(音量を上げる処理)を抽出したステップ数まで実行する。また、キー処理部112Aは、キー処理(音量を上げる処理)を実行すると同時にコマンド生成部113にキーコマンドを出力する。コマンド生成部113は受信したキーコマンドをコマンド送信部12に出力する。キー処理部112Aは、解析部110Aから出力されたキー処理(音量を上げる処理)を実行する。
次に本実施形態のマルチ映像システムにおける操作キーの長押し期間中のキーコマンド送信方法について、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態のマルチ映像システムにおける操作キーの長押し期間中のキーコマンド送信方法を説明する図である。
ユーザが所定の操作キー(例えば操作キーA)を所定の時間以上長押しした場合、リモコン2は、押下した操作キーAに対応する操作キーコード70を光信号として送信する。また、リモコン2は、操作キーコード70から一定時間Tb後に長押しキーコード71aを光信号としてマスター機器に送信する。長押しキーコード71は、ユーザが操作キーAを長押ししている間、一定時間Tb毎にマスター機器に送信される。なお、操作キーAは、表示装置1の音量を上げる操作キーである場合を例にして説明する。
マスター機器の解析部110Aは、リモコン受信部10から受信した操作キーコード70のパルス信号から操作キーAに対応する操作キーコードを生成する。また、マスター機器の解析部110Aは、計測部114Aに計測信号を送信し、計測部114Aの計時を開始させる。
マスター機器の解析部110Aは、リモコン受信部10から受信した操作キーコード70のパルス信号から操作キーAに対応する操作キーコードを生成する。また、マスター機器の解析部110Aは、生成した操作キーAに対応する操作キーコードをキー処理部112Aに出力する。また、マスター機器の解析部110Aは、操作キーAに対応する操作キーコードを生成してから一定時間Tc以内に長押しキーコード71aを検出した場合、操作キーAが長押しされていると判定する。マスター機器の解析部110Aは、操作キーAが長押しされていると判定した場合、マスター機器のキー処理部112Aに操作キーAに対応する操作キーコードを出力する。
また、マスター機器の解析部110Aは、長押しキーコード71aを検出してから一定時間Tc以内に長押しキーコード71bを検出した場合、ユーザが操作キーAの長押しを継続していると判定する。この判定より、マスター機器の解析部110Aは、マスター機器のキー処理部112Aに操作キーAに対応する操作キーコードを出力する。
マスター機器のキー処理部112Aは、マスター機器の解析部110Aから操作キーコードを受信し、受信した操作キーコードに対応したキー処理を決定する。マスター機器のキー処理部112Aは、マスター機器の解析部110Aから操作キーコードを受信すると同時に、計測部114Aから計測時間tを取得する。キー処理部112Aは、計測時間tに対応するステップ数を決定し、そのステップ数においてキー処理を実行する。例えば、計測時間tが6sであった場合、キー処理部112Aは、音量を5ステップ上げる処理を実行する。
マスター機器のコマンド生成部113Aは、マスター機器のキー処理部112Aから送信される操作キーAに対応する操作キーコードを受信し、その操作キーコードに対応するキーコマンドを決定する。また、マスター機器のコマンド生成部113Aは、キー処理部112Aから受信した操作キーコードからキー処理のステップ数を抽出する。コマンド生成部113Aは、決定したキーコマンドに抽出したキー処理のステップ数を付与し、コマンド送信部を介してスレーブ機器のコマンド受信部13に送信する。
スレーブ機器の解析部110Aは、スレーブ機器のコマンド受信部13から送信されるキーコマンドを解析し、キー処理(音量を上げる処理)を決定する。スレーブ機器の解析部110はキーコマンドからステップ数を抽出する。スレーブ機器のキー処理部112Aは、音量を5ステップ上げる処理を実行する。また、スレーブ機器の解析部110Aは、自身を含む表示装置1のコマンド受信部13から受信したキーコマンドをコマンド送信部12に出力する。
一方、マスター機器の解析部110Aは、長押しキーコード71kを検出してから一定時間Tc以内に長押しキーコードを検出しなかった場合、ユーザが操作キーAの長押しを止めたと判定する。よって、マスター機器の解析部110Aは、マスター機器のキー処理部112Aに操作キーAに対応する操作キーコードを送信することを停止する。よって、マスター機器のキー処理部112Aは、音量を上げる処理62を停止し、マスター機器のコマンド生成部113に操作キーAに対応する操作キーコードが送信されない。このため、マスター機器のコマンド生成部113は、キーコードを生成することができず、マスター機器からスレーブ機器にキーコマンド63を送信することを停止する。よって、スレーブ機器は、キー処理64を実行することを停止する。また、マスター機器の解析部110Aは、計測部114Aにリセット信号を送信し、計時時間tをゼロにリセットする。
上述したように、本実施形態によれば、デイジーチェーン接続されたマルチ映像システムにおいて、ユーザが操作キーを長押ししている場合、マスター機器は、操作キーコードを生成し、キー処理の実行する毎にキーコマンドを生成し、スレーブ機器に生成したキーコマンドを送信する。スレーブ機器は、キーコマンドを受信した場合、キー処理を行う。この方法により、デイジーチェーン接続された表示装置同士は、キー処理の回数にずれが生じることなく、同じ回数のキー処理を行うことができる。
また、ユーザが操作キーを長押ししている時間tを計測し、その時間tに応じてキー処理のステップ数を変化させる。また、そのステップ数をキーコマンドに付加し、スレーブ機器に送信することにより、同様のキー処理のステップ数を変化させることができる。この方法により、ユーザが操作キーを長押ししている場合、デイジーチェーン接続された表示装置同士は、キー処理の回数にずれが生じることなく、同じ回数のキー処理を行うと同時にキー処理のスピードアップも実現することができる。
本実施形態では、キー処理部112Aは、操作キーコードにステップ数を付加し、コマンド生成部113Aに出力している。また、コマンド生成部113Aは、生成したキーコマンドにステップ数を付加してコマンド送信部12に出力している。しかしながら、本実施形態は、これに限られるものではない。例えば、キー処理部112A、コマンド生成部113Aは、ステップ数を示す操作キーコード、ステップ数を示すキーコマンドを出力するようにしてもよい。
例えば、キー処理部112Aは、記憶部(不図示)に予め記憶してある第1のテーブルを参照し、ステップ数又は計測時間tに対応するステップ数を示す操作キーコードを取得する。第1のテーブルには、ステップ数又は計測時間tと、ステップ数又は計測時間t毎のステップ数を示す操作キーコードが対応付けられている。また、ステップテーブルにステップ数又は計測時間t毎のステップ数を示す操作キーコードを予め記憶しておき、キー処理部112Aは、ステップテーブルを参照し、ステップ数を示す操作キーコードを取得してもよい。キー処理部112Aは、ステップ数を示す操作キーコードをコマンド生成部113Aに出力する。
コマンド生成部113Aは、記憶部(不図示)に予め記憶してある第2のテーブルを参照し、受信したステップ数を示す操作キーコードに対応するステップ数を示すキーコマンドを取得する。第2のテーブルには、ステップ数を示す操作キーコードと、ステップ数を示す操作キーコード毎のステップ数を示すキーコマンドが対応付けられている。また、上述した第1のテーブルと第2のテーブルとを統合し、1つのテーブルとして上記の記憶部に予め記憶してもよい。
また、本実施形態では、キー処理部112Aが計測時間tに応じてステップ数を決定しているが、本実施形態は、これに限られるものではない。例えば、解析部110Aが計測時間に応じてステップ数を決定し、決定したステップ数をキー処理部112Aに出力してもよい。
また、本実施形態では、キー処理部112A、コマンド生成部113Aは操作キーコード、キーコマンドにステップ数を付加して出力しているが、本実施形態は、これに限られるものではない。例えばキー処理部112A、コマンド生成部113Aは計測時間tに応じて操作キーコード、キーコマンドの出力回数を変化させてもよい。例えば0≦t<Taのときは一定時間Tb以内に操作キーコードを1回出力し、Ta≦t<Tbのときは一定時間Tb以内に操作キーコードを5回出力する。その際、操作キーコードは、例えば音量を1ステップ上げるキー処理に対応する。
また、上述した本発明の実施形態では、制御部11(及び制御部11A)は、キー処理を行う毎にキーコマンドを生成する、つまりキー処理を実行した後にキーコマンドの生成をしていたが、本実施形態は、これに限られるものではない。例えば、解析部110(及び解析部110A)は、キー処理部112(及びキー処理部112A)とコマンド生成部113(及びコマンド生成部113A)に操作キーコマンドを出力することで、キー処理の実行をし、かつキーコマンド生成を行ってもよいし、キー処理の実行よりもキーコマンドの生成を先に行ってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の変更等も含まれる。
1 表示装置
1a マスター機器
1b、1c、1d スレーブ機器
2 リモコン
3 通信線
10 リモコン受信部
11 制御部
12 コマンド送信部
13 コマンド受信部
110、110A 解析部
112、112A キー処理部
113、113A コマンド生成部
114A 計測部
60、70 操作キーコード
61、71、300、400 長押しキーコード
63 キーコマンド
62、64、102、200、302、500 キー処理

Claims (5)

  1. マスター機器として機能する第1の表示装置と前記第1の表示装置に対してデイジーチェーン接続されるスレーブ機器として機能する1台以上の第2の表示装置とを備えるマルチ映像システムにおいて、
    前記第1の表示装置は、
    リモートコントロール端末から送信される、前記リモートコントロール端末が有する操作キーに対応する操作キーコードおよび前記操作キーが長押しされたことを示す長押しキーコードを受信する受信部と、
    前記操作キーコードに応じたキー処理を行い、前記キー処理に対応したキーコマンドを生成する制御部と、
    前記第2の表示装置に対して前記キーコマンドを送信するコマンド送信部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    記長押しキーコードを受信している間該長押しキーコードを受信する前に受信した最新の前記操作キーコードに応じたキー処理を複数回実行し、該実行するキー処理毎に該実行するキー処理に対応した前記キーコマンドを生成し、該生成したキーコマンドを前記コマンド送信部を介して前記第2の表示装置に送信する
    ことを特徴とするマルチ映像システム。
  2. 前記制御部は、
    前記リモートコントロール端末の操作キーが長押しされている時間の長さから前記キー処理を行うステップ数を決定し、前記キーコマンドに前記ステップ数を付加する請求項1に記載のマルチ映像システム。
  3. 前記リモートコントロール端末の操作キーが長押しされている場合において、
    前記制御部は、前記リモートコントロール端末の操作キーに対応する操作キーコードを生成する解析部と、
    前記操作キーコードから前記リモートコントロール端末の操作キー毎に設定されるキー処理を決定し、前記キー処理を実行するキー処理部と
    前記キー処理に対応した前記キーコマンドを生成するコマンド生成部を有する請求項1又は請求項2に記載のマルチ映像システム。
  4. マスター機器として機能する表示装置とスレーブ機器として機能する表示装置とがデイジーチェーン接続されたマルチ映像システムにおいて用いられる前記マスター機器として機能する表示装置であり、
    リモートコントロール端末から送信される、前記リモートコントロール端末が有する操作キーに対応する操作キーコードおよび前記操作キーが長押しされたことを示す長押しキーコードを受信する受信部と、
    前記操作キーコードに応じたキー処理を行い、前記キー処理に対応したキーコマンドを生成する制御部と、
    前記スレーブ機器に対して前記キーコマンドを送信するコマンド送信部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    記長押しキーコードを受信している間該長押しキーコードを受信する前に受信した最新の前記操作キーコードに応じたキー処理を複数回実行し、該実行するキー処理毎に該実行するキー処理に対応した前記キーコマンドを生成し、該生成したキーコマンドを前記コマンド送信部を介して前記第2の表示装置に送信する
    ことを特徴とする表示装置。
  5. マスター機器として機能する第1の表示装置と前記第1の表示装置に対してデイジーチェーン接続されるスレーブ機器として機能する1台以上の第2の表示装置とを備えるマルチ映像システムの制御方法において、
    前記第1の表示装置は、
    リモートコントロール端末から送信される、前記リモートコントロール端末が有する操作キーに対応する操作キーコードおよび前記操作キーが長押しされたことを示す長押しキーコードを受信する受信工程と、
    前記操作キーコードに応じたキー処理を行い、前記キー処理に対応したキーコマンドを生成する制御工程と、
    前記第2の表示装置に対して前記キーコマンドを送信するコマンド送信工程と、
    を備え、
    前記制御工程は、
    記長押しキーコードを受信している間該長押しキーコードを受信する前に受信した最新の前記操作キーコードに応じたキー処理を複数回実行し、該実行するキー処理毎に該実行するキー処理に対応した前記キーコマンドを生成し、該生成したキーコマンドを前記コマンド送信部を介して前記第2の表示装置に送信する
    ことを特徴とするマルチ映像システムの制御方法。
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