JP6389772B2 - ホーム柵 - Google Patents
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Description
なお、両図ともに、乗降用の通過口が作られていない状態すなわちホーム柵が全閉の状態を示している。また、理解を容易にするために、以降は特に説明しない限り、電源関連の構成要素や、電線、通信ケーブル、メンテナンス用のハッチ、保安装置等の図示及び説明は省略する。
索状体11の一端は移動支柱部40内にて固定され、他端は固定支柱部20に内蔵された巻き取り機構部22に固定されている。
図4は、固定支柱部20の構造例を示す図であって、右側の固定支柱部20をホーム側から見た縦断面図である。図5は、図4のA−A断面における横断面図である。なお、左側の固定支柱部20も同様の構成のため説明は省略する。
移動支柱部40は、筐体41内に索状体11別の小ボビン42と、小ボビン42を付勢して索状体11の緩みをとるようにテンションを付与するテンショナー43とを備える。そして、各索状体11は、筐体41の側面(固定支柱部20と対向する側)のスリット411に挿通するようにして筐体内に導かれ、それぞれ小ボビン42に巻き付けられて固定されている。よって、ホーム柵10が開閉動作されても、索状体11は常に移動支柱部40と固定支柱部20との間で張った状態に保たれる。
図8は、移動支柱部40の構成例を示す図であり、右側の移動支柱部40の右側面図(右側の固定支柱部20に対向する側面図)、兼、基礎部80の構成例を示すホーム〜軌道の縦断面図である。
図4及び図10に示すように、本実施形態の連動駆動部91は、電動モータ30と、当該モータによりローラチェーン228を介して駆動される巻き取り機構部22の縦軸221と、縦軸221に固定されたローラチェーンスプロケット912と、を有する。但し、連動駆動部91を内蔵しない側の固定支柱部20は(本実施形態では、左側の固定支柱部20は)、ローラチェーンスプロケット912は有するが、電動モータ30と、ローラチェーン228と、チェーンスプロケット226と、は省略される(図4参照)。
なお、連動駆動部91は、動力源を巻き取り機構部22と供用とせず、移動機構部90に専用の電動モータや減速機構を別途設ける構成としてもよい。
図8及び図11に示すように、本実施形態の移動体92は、車輪922を有する全体が略板状の走行体である。基礎部80のベースプレート81の上面には、ホーム長手方向に沿ったガイドレール811が凹設されており、車輪922は当該ガイドレール内を転動するように設定されている。また、車輪922の直径は、床板82の下面に接触しないように設定されている。
移動体92は、それ自体がホーム3よりも軌道側に突出しており、当該突出部には、移動支柱部40の台座45と連結される移動支柱部連結具46が固定されている。すなわち、移動体92の軌道側への突出部と移動支柱部連結具46と台座45とで、連結支持部47を構成している。
基礎部80の軌道側開口部には、複数の揺動式荷重支持部83がホーム長手方向に沿って一列に取り付けられている(図2参照)。揺動式荷重支持部83は、主支持板832がバネ付き蝶番831で床板82の軌道側下面に固定されており、通常はバネ付き蝶番831のバネの付勢力により床板82から垂直に下がる姿勢が維持され、基礎部80の軌道側開口部を塞ぐ状態となる。この状態を「荷重支持姿勢」と呼ぶ。但し、荷重支持姿勢における主支持板832の下端は、基礎部80のベースプレート81より僅かに浮いている。しかし、ホーム柵10の通過口が開き、車両へ乗降する旅客が床板82を踏むと床板82が撓み、それに伴って主支持板832の下端がベースプレート81と当接して踏力荷重を支持するように機能する。
車両への乗降タイミング以外は、ホーム柵10は図3(1)及び図9(1)で示す通過口の全閉状態にある。2本の移動支柱部40は左右の固定支柱部20の間で隣接した状態で停止している。全閉状態では、主制御基板70からサブ基板55へロック作動命令が送信されている。サブ基板55は当該命令を受信している間、ロック機構50を施錠状態に維持し、2本の移動支柱部40は離れないようにロックされている。
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は上記実施形態の例に限らず、適宜構成要素の追加・省略・変更が可能である。
例えば、上記実施形態では進入阻止体を索状体としたが、巻き取り機構部22により巻き取り可能な素材であれば索状体に限らない。例えば、シート状や、網状などの巻き取り可能な素材とすることができる。
また、上記実施形態では、索状体11毎に小ボビン42及びテンショナー43(図6参照)を設ける構成としたがこれに限らない。例えば図13に示すように、索状体11をテンショナー43で付勢されるローラ44に架けて折り返す構成とすることもできる。この場合、1本の索状体11の両端は、上下に隣接する2つのボビン222でそれぞれ固定される。ただし、外観上は、索状体11の一端側が移動支柱部40に、他端側が固定支柱部20に固定されているかのように構成される。
8…外部装置
9…通信回路
10…ホーム柵
11…索状体
13…進入阻止体
20…固定支柱部
21…筐体
22…巻き取り機構部
221…縦軸
222…ボビン
223…巻き取り軸部
224…ベアリング
226…ローラチェーンスプロケット
228…ローラチェーン
23…破断検知部
231…湾曲ガイド
232…付勢スプリング
233…変位センサ
30…電動モータ
40…移動支柱部
41…筐体
42…小ボビン
43…テンショナー
44…ローラ
45…台座
46…移動支柱部連結具
47…連結支持部
50…ロック機構
51…電動アクチュエータ
52…掛金
53…掛金受け
55…サブ基板
57…バッテリー
61…無接触給電装置
62…送電デバイス
63…受電デバイス
70…主制御基板
71…CPU
72…ICメモリ
73…入出力インターフェース回路
74…モータ駆動回路
75…非接触給電制御回路
78…無停電電源装置
80…基礎部
81…ベースプレート
811…ガイドレール
82…床板
83…揺動式荷重支持部
831…バネ付き蝶番
832…主支持板
833…切り欠き部
90…移動機構部
91…連動駆動部
912…ローラチェーンスプロケット
92…移動体
922…車輪
923…第1連結具
924…第2連結具
925…跳ね上げ部材
93…ローラチェーン
Claims (10)
- 所定軸が回転することによって所定の回転体が回転して巻き取り及び繰り出しを行う巻き取り機構部を有する固定支柱部と、
移動支柱部と、
前記所定軸が回転することによって前記移動支柱部を前記固定支柱部に接近する方向(以下「接近方向」という)或いは離隔する方向(以下「離隔方向」という)に移動させる移動機構部と、
一端側が前記移動支柱部に固定され、他端側が前記巻き取り機構部に固定された巻き取り可能な索状体を有して構成された旅客の線路軌道内への進入を阻止するための進入阻止体と、
前記所定軸を回転させるモータを有し、前記移動機構部による前記接近方向への移動と前記巻き取り機構部による前記進入阻止体の巻き取りとを連動して駆動させ、前記移動機構部による前記離隔方向への移動と前記巻き取り機構部による前記進入阻止体の繰り出しとを連動して駆動させる連動部と、
を備えたホーム柵。 - 前記進入阻止体は、前記移動支柱部と前記固定支柱部との間に、高さ違いの複数の索状体が架け渡されるように設けられ、
前記巻き取り機構部は、縦軸で回転する一体の巻き取り軸部で、前記高さ違いの前記索状体を一斉に巻き取り或いは繰り出し可能に構成された、
請求項1に記載のホーム柵。 - 前記巻き取り軸部は、巻き取り時に前記索状体を案内する螺旋溝を外周部に有し、
前記螺旋溝の長さは、前記移動支柱部の移動距離以上の長さに構成された、
請求項2に記載のホーム柵。 - 前記索状体が前記巻き取り軸部に巻き取られる位置と、前記一端側の前記移動支柱部の固定位置とが、前記移動支柱部が前記固定支柱部に接近するほど同じ高さに近づくように前記螺旋溝の高さ位置が位置決めされた、
請求項3に記載のホーム柵。 - 前記巻き取り機構部による巻き取り直前位置で前記索状体に押し付けるようにして設置したガイド部の変位に基づいて前記索状体の破断を検知する破断検知部と、
を備えた請求項1〜4の何れか一項に記載のホーム柵。 - 前記移動機構部は、
ホーム長手方向に沿って軌道側側面に開口部を有して床面の下方に設けられた設置空間内を、ホーム長手方向に移動する移動体と、
前記開口部を通じて、前記移動支柱部を前記移動体に連結して支持する連結支持部と、
を有する請求項1〜5の何れか一項に記載のホーム柵。 - 巻き取り機構部を有する固定支柱部と、
移動支柱部と、
前記移動支柱部を前記固定支柱部に接近する方向(以下「接近方向」という)或いは離隔する方向(以下「離隔方向」という)に移動させる移動機構部と、
一端側が前記移動支柱部に固定され、他端側が前記巻き取り機構部に固定された巻き取り可能な索状体を有して構成された旅客の線路軌道内への進入を阻止するための進入阻止体と、
前記移動機構部による前記接近方向への移動駆動に連動して前記巻き取り機構部に前記進入阻止体を巻き取らせ、前記移動機構部による前記離隔方向への移動駆動に連動して前記巻き取り機構部に前記進入阻止体を繰り出させる連動部と、
を備え、
前記移動機構部は、
ホーム長手方向に沿って軌道側側面に開口部を有して床面の下方に設けられた設置空間内を、ホーム長手方向に移動する移動体と、
前記開口部を通じて、前記移動支柱部を前記移動体に連結して支持する連結支持部と、
を有する、
ホーム柵。 - 前記設置空間において、前記移動体による移動時の接触により、前記床面への荷重を支持する支持姿勢から、前記移動体の通過を可能にする通過姿勢へと変化し、前記移動体の通過による接触解除によって前記通過姿勢から前記支持姿勢へと変化する荷重支持部、
を備えた請求項6又は7に記載のホーム柵。 - 一対の前記固定支柱部の間に一対の前記移動支柱部を配して備え、
前記移動機構部は、前記一対の固定支柱部の間の前記設置空間内に、上から見て時計回りと反時計回りとに切り替え駆動可能な索状環を有し、
前記一対の移動支柱部のうち、一方の移動支柱部の前記移動体が前記索状環のうち軌道側部位に連結され、他方の移動支柱部の前記移動体が前記索状環のうちホーム側部位に連結され、
前記索状環が前記時計回りと前記反時計回りとに切り替え駆動されることで前記一対の移動支柱部の間隔が変化して旅客が通過可能な通過口の開閉が行われる、
請求項6〜8の何れか一項に記載のホーム柵。 - 前記一対の移動支柱部が隣接して前記通過口を閉じた状態において、前記一対の移動支柱部同士を連結するロック機構部、
を備えた請求項9に記載のホーム柵。
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