JP2020189631A - プラットホーム用ゲート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗降通路Aの幅を広くとることができ、かつ小型化が実現可能なプラットホーム用ゲート装置1を提供する。【解決手段】プラットホーム用ゲート装置1は、乗降通路Aに隣り合うようにプラットホームPに固定して配置される戸袋11と、戸袋11から突出することで乗降通路Aの一部への進入を規制する第1の規制位置と、戸袋11の内部に収容されることで乗降通路Aの一部への進入を許容する第1の許容位置と、の間を水平方向に移動する第1段バー部材21と、第1段バー部材21から突出することで乗降通路Aの残部への進入を規制する第2の規制位置と、第1段バー部材21の内部に収容されることで乗降通路Aの残部への進入を許容する第2の許容位置と、の間を水平方向に移動する第2段バー部材22と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、プラットホーム用ゲート装置に関する。
従来、線路への転落防止など乗客の安全性を確保するためにプラットホームに設置される所謂ホームドアが知られている。ホームドアは、プラットホームに固定される戸袋と、戸袋に対して進退可能に水平移動する板状の扉体を有する(例えば、特許文献1参照)。また、特許文献2には、戸袋に対して進退可能に水平移動する部材として、バー部材を用いたホームドアが開示されている。
特開2002−283994号公報 特開2016−199109号公報
ここで、鉄道車両の扉の数やその間隔は車両毎に様々であり、それに応じた幅の乗降通路を確保するホームドアが求められる。すなわち、乗降通路の幅を広くとれるホームドアが求められている。しかしながら、乗降通路の幅を広くとるために、上記特許文献1に開示される扉の幅を広くしたり、上記特許文献2に開示されるバー部材の長さを長くしたりすると、その分戸袋の幅を広くする必要が生じてしまう。戸袋の幅を広くすることでホームドアが大型化してしまうと、プラットホームへの設置工事にコストや時間を要してしまうこととなる。
上記課題を鑑みて、本発明は、乗降通路の幅を広くとることができ、かつ小型化が実現可能なプラットホーム用ゲート装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく本出願において開示される発明は種々の側面を有しており、それら側面の代表的なものの概要は以下のとおりである。
(1)乗降通路に隣り合うようにプラットホームに固定して配置される戸袋と、前記戸袋から突出することで前記乗降通路の一部への進入を規制する第1の規制位置と、前記戸袋の内部に収容されることで前記乗降通路の前記一部への進入を許容する第1の許容位置と、の間を水平方向に移動する第1段バー部材と、前記第1段バー部材から突出することで前記乗降通路の残部への進入を規制する第2の規制位置と、前記第1段バー部材の内部に収容されることで前記残部への進入を許容する第2の許容位置と、の間を水平方向に移動する第2段バー部材と、を有するプラットホーム用ゲート装置。
(2)(1)において、鉛直方向に並ぶ複数の前記第1段バー部材と、前記複数の第1段バー部材のそれぞれに対応する複数の前記第2段バー部材と、前記複数の第1段バー部材のうち一つの第1段バー部材を、前記第1の規制位置と前記第1の許容位置との間で移動させる第1の駆動機構と、鉛直方向に延伸しており、前記複数の第1段バー部材を互いに連結する第1の連結部材と、を有する、プラットホーム用ゲート装置。
(3)(2)において、前記複数の第2段バー部材のうち一つの第2段バー部材を、前記第2の規制位置と前記第2の許容位置との間で移動させる第2の駆動機構と、鉛直方向に延伸しており、前記複数の前記第2段バー部材を互いに連結する第2の連結部材と、を有する、プラットホーム用ゲート装置。
(4)(3)において、前記第1の駆動機構による前記第1段バー部材の移動と、前記第2の駆動機構による前記第2段バー部材の移動とは少なくとも一部が重複したタイミングで行われる、プラットホーム用ゲート装置。
(5)(3)又は(4)において、前記第1の連結部材は、前記複数の第1段バー部材の突出方向の後端部に設けられており、前記第2の連結部材は、前記複数の第2段バー部材の突出方向の前端部に設けられている、プラットホーム用ゲート装置。
(6)(3)〜(5)のいずれかにおいて、前記第2の連結部材の下端は、前記複数の第2段バー部材のうち鉛直方向の最も下方に設けられる第2段バー部材よりも下方に突出するように延伸している、プラットホーム用ゲート装置。
(7)(3)〜(6)のいずれかにおいて、前記一つの第1段バー部材は、鉛直方向の最も下方に配置される前記第1段バー部材であり、前記一つの第2段バー部材は、鉛直方向の最も下方に配置される前記第2段バー部材である、プラットホーム用ゲート装置。
(8)(3)〜(7)のいずれかにおいて、前記戸袋は、前記複数の第1段バー部材がそれぞれ挿通される複数の挿通孔を有し、前記複数の挿通孔のうち前記一つの第1段バー部材が挿通される挿通孔の大きさは、他の挿通孔の大きさよりも大きい、プラットホーム用ゲート装置。
(9)(2)〜(8)のいずれかにおいて、前記複数の第1段バー部材のうち少なくとも一つの前記第1段バー部材は、第1のレール部材を有し、前記少なくとも一つの第1段バー部材に対応する少なくとも一つの前記第2段バー部材は、第2のレール部材を有し、前記第1のレール部材と前記第2のレール部材に接触して配置されており、前記少なくとも一つの第2段バー部材が前記第2の規制位置と前記第2の許容位置との間を移動するのに伴い回動する回動体を有する、プラットホーム用ゲート装置。
(10)(9)において、前記回動体は、前記第1のレール部材が延伸する方向に並んで複数設けられている、プラットホーム用ゲート装置。
(11)(9)又は(10)において、前記回動体は、前記第1のレール部材に固定される軸を中心に回動する、プラットホーム用ゲート装置。
(12)(9)〜(11)のいずれかにおいて、前記少なくとも一つの第1段バー部材の内面と、前記少なくとも一つの第2段バー部材の下面との間には隙間が設けられている、プラットホーム用ゲート装置。
(13)(9)〜(12)のいずれかにおいて、前記少なくとも一つの第1段バー部材は、前記複数の第1段バー部材のうち、鉛直方向の最も上方に配置される前記第1段バー部材を含む、プラットホーム用ゲート装置。
(14)(9)〜(13)のいずれかにおいて、前記少なくとも一つの第1段バー部材は、前記複数の第1段バー部材のうち、鉛直方向の最も下方に配置される前記第1段バー部材を含む、プラットホーム用ゲート装置。
(15)(9)〜(14)のいずれかにおいて、前記第1段バー部材の内部に収容されており、外面に螺旋状の溝が形成される駆動軸と、前記第2段バー部材に対して固定されており、前記駆動軸が挿通されて、該駆動軸の外面と噛み合うように螺旋状の溝が形成される挿通孔を有する軸支持部と、を有し、前記駆動軸の回転に伴って、前記第2段バー部材が前記第1段バー部材に対して相対的に移動される、プラットホーム用ゲート装置。
(16)(15)において、前記駆動軸を回転させるモータと、前記モータを制御する制御部材と、を有し、前記モータは、前記第1段バー部材の移動に伴って移動するように前記第1段バー部材に固定されており、前記制御部材は、前記モータの移動に伴って形状を変形可能である、プラットホーム用ゲート装置。
(17)(9)〜(16)のいずれかにおいて、前記第2のレール部材は、前記第2段バー部材のうち線路側の面に設けられている、プラットホーム用ゲート装置。
(18)(1)〜(17)のいずれかにおいて、前記第1段バー部材及び前記第2段バー部材の延伸する方向に垂直な面で切り取った断面の形状は、矩形である、プラットホーム用ゲート装置。
(19)(2)〜(17)のいずれかにおいて、前記複数の第1段バー部材のうち、鉛直方向の最も上方に配置される第1段バー部材と最も下方に配置される第1段バー部材の太さは、他の前記第1段バー部材の太さよりも太い、プラットホーム用ゲート装置。
(20)(5)において、鉛直方向に延伸しており、前記複数の前記第1段バー部材を、該第1段バー部材の突出方向の前端部において互いに連結する第3の連結部材をさらに有する、プラットホーム用ゲート装置。
上記(1)〜(20)の側面によると、乗降通路の幅を広くとることができ、かつ小型化が実現可能なプラットホーム用ゲート装置を提供することができる。
本実施形態に係るゲート装置を線路側から見た図であって、乗客の乗降通路への進入が規制された状態を示す図である。 本実施形態に係るゲート装置を線路側から見た図であって、乗客の乗降通路への進入が規制された状態から許容された状態へバー部材が移動する途中の状態を示す図である。 本実施形態に係るゲート装置を線路側から見た図であって、乗客の乗降通路への進入が許容された状態を示す図である。 乗降通路への進入が規制された状態におけるゲート装置の内部構造を示す図である。 乗降通路への進入が許容された状態におけるゲート装置の内部構造を示す図である。 本実施形態に係るゲート装置の駆動機構及びその周辺の構造を示す斜視図である。 本実施形態に係るゲート装置の駆動機構の動作について説明する模式図である。 本実施形態に係るゲート装置の駆動機構の動作について説明する模式図である。 本実施形態に係るゲート装置の駆動機構の動作について説明する模式図である。 第2段バー部材を駆動する駆動機構について説明する斜視図である。 第1段バー部材及び第2段バー部材の内部構造を示す斜視図である。 第1段バー部材及び第2段バー部材の延伸する方向に垂直な面で切り取った断面を示す断面図である。 第1段バー部材及び第2段バー部材の延伸する方向に垂直な面で切り取った断面を示す断面図である。 バー部材の前端部付近を鉛直方向の上方から見た上面図である。 本実施形態の変形例に係るゲート装置を線路側から見た図であって、乗客の乗降通路への進入が規制された状態を示す図である。
以下に、本発明の実施形態(以下、本実施形態ともいう)について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
なお、以下の説明において、鉛直方向、水平方向とは厳密な意味ではなく、略鉛直方向、略水平方向をも含む意味として用いる。
[ゲート装置1の概要]
まず、図1〜図5を参照して、本実施形態に係るプラットホーム用ゲート装置(以下、単にゲート装置1という)の概要について説明する。図1は、本実施形態に係るゲート装置を線路側から見た図であって、乗客の乗降通路への進入が規制された状態を示す図である。図2は、本実施形態に係るゲート装置を線路側から見た図であって、乗客の乗降通路への進入が規制された状態から許容される状態へバー部材が移動する途中の状態を示す図である。図3は、本実施形態に係るゲート装置を線路側から見た図であって、乗客の乗降通路への進入が許容された状態を示す図である。図4は、乗降通路への進入が規制された状態におけるゲート装置の内部構造を示す図である。図5は、乗降通路への進入が許容された状態におけるゲート装置の内部構造を示す図である。
以下の説明において、プラットホームPとは、線路上を走行する電車や新幹線等の鉄道車両(不図示)が停車する駅において乗客が鉄道車両に乗り降りするために設けられる乗車場所である。また、乗降通路Aとは、駅に鉄道車両が停車した際に、プラットホームP上のゲート装置1よりも内側にいる乗客が鉄道車両内へ乗車するように移動する、又は鉄道車両内からプラットホームP上のゲート装置1よりも内側へ移動する際に通過する通路である。
図1〜図5においては、図中の中央付近に配置されるゲート装置1を、線路側から見た場合に、当該ゲート装置1の左側で隣接する乗降通路を乗降通路A1、右側で隣接する乗降通路を乗降通路A2として示す。ただし、以下の説明において、特に区別して説明する必要のない場合は、単に乗降通路Aとして示す。
ゲート装置1は、プラットホームPから線路への転落防止など乗客の安全性を確保するために設けられるものであって、鉄道車両が駅のプラットホームPに停車したとき、乗客の鉄道車両への乗降を可能にするものである。
ゲート装置1は、プラットホームPの側縁に沿うように複数設けられる。複数のゲート装置1はそれぞれ、プラットホームPに固定される戸袋11と、戸袋11に収納可能に設けられる複数のバー部材20と、戸袋に収容可能に設けられる複数のバー部材30とを有する。
複数のバー部材20はそれぞれ、第1段バー部材21と、第1段バー部材21に対応する第2段バー部材22とを含んでいる。すなわち、ゲート装置1は、複数の第1段バー部材21と、それら複数の第1段バー部材21にそれぞれ対応する複数の第2段バー部材22とを含んでいる。本実施形態においては、バー部材20が、鉛直方向において、所定の間隔を空けて並ぶように4本設けられる例について示している。
第1段バー部材21は、戸袋11に収容されることにより乗降通路A1の戸袋11側の一部への乗客の進入を許容する許容位置と、戸袋11から突出することにより乗降通路A1の戸袋11側の一部への乗客の進入を規制する規制位置との間を水平方向に移動する。第1段バー部材21は、その内部に第2段バー部材22を収容する空間を有している。
また、第2段バー部材22は、第1段バー部材21に収容されることにより乗降通路A1の残部への乗客の進入を許容する許容位置と、第1段バー部材21から突出することにより乗降通路A2の残部への乗客の進入を規制する規制位置との間を水平方向に移動する。
バー部材20は、アルミ等、比較的軽い金属を材料として構成されるとよい。または、バー部材20は、炭素繊維等を含むものであってもよい。なお、本実施形態においては、バー部材20として、延伸する方向に垂直な面で切り取った断面形状が矩形のものを採用した。すなわち、第1段バー部材21は断面形状が矩形であり、第2段バー部材22も断面形状が矩形である(図10等参考)。後述のバー部材30についても同様である。
図4、図5に示すように、複数の第1段バー部材21は、戸袋11から突出する方向の後端部に設けられる連結部材210により互いに連結されている。連結部材210は、戸袋11内において、第1段バー部材21の移動に伴い移動するように、第1段バー部材21に固定されている。また、連結部材210は、鉛直方向に延伸しており、戸袋11の厚み方向において第1段バー部材21の線路側の面に取り付けられている。
図4、図5に示すように、複数の第2段バー部材22は、第1段バー部材21から突出する方向の前端部に設けられる連結部材220により互いに連結されている。連結部材220は、乗降通路A1上において、第2段バー部材22の移動に伴い移動するように、第2段バー部材22に固定されている。
連結部材220は鉛直方向に延伸しており、その下端220aは、複数の第2段バー部材22のうち鉛直方向の最も下方に設けられる第2段バー部材22よりも下方に突出するように延伸している。バー部材20が下方に向けて撓んでしまった場合に、連結部材220の下端220aがプラットホームPに接触することで、バー部材20が支持される。これにより、例えば、乗客によりバー部材20に対して鉛直方向の下方に向けて力が加えられた場合等においても、バー部材20が破損等してしまう可能性を抑制できる。なお、下端220aには、例えば、プラットホームP上で駆動する車輪等が設けられていてもよい。
バー部材20と同様に、複数のバー部材30は、第1段バー部材31と、第1段バー部材31に対応する第2段バー部材32とをそれぞれ含んでいる。すなわち、ゲート装置1は、複数の第1段バー部材31と、それら複数の第1段バー部材31にそれぞれ対応する複数の第2段バー部材32とを含んでいる。また、本実施形態においては、バー部材30が、鉛直方向において、所定の間隔を空けて並ぶように5つ設けられる例について示している。
第1段バー部材31は、戸袋に収容されることにより乗降通路A2の戸袋11側の一部への乗客の進入を許容する許容位置と、戸袋11から突出することにより乗降通路A2の戸袋11側の一部への乗客の進入を規制する規制位置との間を水平方向に移動する。第1段バー部材31は、その内部に第2段バー部材32を収容する空間を有している。
また、第2段バー部材32は、第1段バー部材31に収容されることにより乗降通路A2の残部への乗客の進入を許容する許容位置と、第1段バー部材31から突出することにより乗降通路A2の残部への乗客の進入を規制する規制位置との間を水平方向に移動する。
図4、図5に示すように、複数の第1段バー部材31は、戸袋11から突出する方向の後端部に設けられる連結部材310により互いに連結されている。連結部材310は、戸袋11内において、第1段バー部材31の移動に伴い移動するように、第1段バー部材31に固定されている。連結部材310は、鉛直方向に延伸しており、戸袋11の厚み方向において第1段バー部材31のプラットホームP側の面に取り付けられている。
図4、図5に示すように、複数の第2段バー部材32は、第1段バー部材31から突出する方向の前端部に設けられる連結部材320により互いに連結されている。連結部材320は、乗降通路A2上において、第2段バー部材32の移動に伴い移動するように、第2段バー部材32に固定されている。
連結部材320は、連結部材220と同様に、鉛直方向に延伸しており、その下端320aは、複数の第2段バー部材32のうち鉛直方向の最も下方に設けられる第2段バー部材32よりも下方に突出するように延伸している。
複数のバー部材20と複数のバー部材30とは、戸袋11に収容された状態において、鉛直方向において、互い違いになるように配置されている。また、複数のバー部材20と複数のバー部材30とは、戸袋11の厚み方向において、少なくとも一部が重なるように配置されているとよい。それにより、戸袋11の厚み方向においてゲート装置1が大型化してしまうことを抑制することができる。なお、上述のように、連結部材210は第1段バー部材21の線路側(図4、図5における紙面手前側)の面に設けられており、連結部材310は第1段バー部材31のプラットホームP側(図4、図5における紙面奥側)の面に設けられていることより、連結部材210と連結部材310とは互いに干渉しない。
また、互いに隣り合う戸袋11のうち、一方の戸袋11から突出するバー部材20と、他方の戸袋11から突出するバー部材30とは、その前端部が互いに対向することにより乗降通路Aへの乗降を規制する。本実施形態においては、一方の戸袋11から突出するバー部材20に設けられる連結部材220と、他方の戸袋11から突出するバー部材30に設けられる連結部材320とが、面合わせとなることにより、乗降通路Aへの乗降を規制することとした。
なお、互いに対向するバー部材20とバー部材30の前端部に設けられる連結部材220と連結部材230は、バー部材20、30が規制位置にある状態において、互いに嵌合する凸部と凹部を有していてもよい。図12は、連結部材220が凸部220cを有し、連結部材330が凹部320cを有する例について示している。なお、図12は、バー部材の前端部付近を鉛直方向の上方から見た上面図である。このように、凸部220aと凹部320cを有することにより、連結部材220と連結部材230とを精度良く突き合わせることができる。特に、バー部材20、30の長さを長くした場合において本構成は有効である。また、図12に示すように、凸部220cを、前方に向かうにつれて先細りとなるように厚み方向(図12に示すX1、X2方向)に傾斜した形状とし、凹部220cを凹部320cに対応した形状とするとよい。このような構成を採用することにより、バー部材20とバー部材30とが、移動中に厚み方向に位置ズレを生じた場合であっても、凹部320cが凸部220cの移動を案内することとなる。そのため、連結部材220と連結部材230とをより精度良く突き合わせることができる。なお、凸部220cと凹部320cは、鉛直方向において、連結部材220、230の全体に形成されていてもよいし、一部に形成されていてもよい。
さらに、図6〜図8を参照して、ゲート装置1における駆動機構について説明する。図6は、本実施形態に係るゲート装置の駆動機構及びその周辺の構造を示す斜視図である。なお、図6においては、戸袋11を破線で示すことにより、戸袋11の内部の構造を示しているが、実際には戸袋11の内部の構造は外部からは視認できないものである。図7A〜図7Cは、本実施形態に係るゲート装置の駆動機構の動作について説明する模式図である。図8は、第2段バー部材を駆動する駆動機構について説明する斜視図である。なお、図8は、ゲート装置1をプラットホームP側から見た図である。また、図8においては、第1段バー部材21及び第2段バー部材22の内部構成を示すため、プラットホームP側の構成の一部を省略して図示している。
なお、バー部材20とバー部材30とは、戸袋11の幅方向における突出方向が反対であるが、内部構造や駆動方式については同様である。以下の説明においては、バー部材20を例に挙げて説明し、バー部材30の詳細については説明を省略することとする。
まず、第1段バー部材21を移動させる駆動機構50について説明する。駆動機構50は、モータ51と、プーリ52と、ガイドローラ53a、53bと、駆動ベルト54とを有する。駆動ベルト54は、プーリ52、ガイドローラ53a、53bに掛けわたされており、一端54aが第1段バー部材21の突出方向の前端部に固定されており、他端54bが第1段バー部材21の突出方向の後端部に固定されている。なお、プーリ52、ガイドローラ53a、53bは鉛直方向に延伸する軸を中心に回転可能に設けられており、駆動ベルト54は、第1段バー部材21の線路側の側面に対して固定されている。
モータ51は、プーリ52を回転駆動させる。駆動ベルト54は、プーリ52の回転に伴い移動する。例えば、駆動ベルト54の内面にはギアが形成されており、プーリ52のうち駆動ベルト54が掛けわたされる周面には、駆動ベルト54のギアと噛み合うギアが形成されているとよい。
図7Aに示す状態から、プーリ52が図中の反時計回り(図7Bの矢印方向)に回転することにより、駆動ベルト54は、図中の左側から右側へ移動することとなる。これにより、第1段バー部材21は、戸袋11から突出した状態から、戸袋11の内部に収容される状態となる(図7C参照)。すなわち、第1段バー部材21は、規制位置から許容位置に移動することとなる。
一方、プーリ52が図中の時計回り(図7Bの矢印の反対方向)に回転した場合は、駆動ベルト54は、図中の右側から左側へ移動することとなる。これにより、第1段バー部材21は、戸袋11の内部に収容された状態から、戸袋11から突出した状態となる(図7A参照)。すなわち、第1段バー部材21は、許容位置から規制位置へ移動することになる。
なお、戸袋11は、第1段バー部材21が挿通される挿通孔11aを側面(乗降通路A1を向く面)に有している。挿通孔11aは、複数の第1バー部材21に対応して複数設けられている。複数の第1段バー部材21のうち駆動機構50が設けられる第1段バー部材21に対応する挿通孔11aは、他の挿通孔11aと比較して大きいとよい。上述のように、駆動機構50は、第1段バー部材21の前端部と後端部に固定される駆動ベルト54を有している。駆動ベルト54は、第1段バー部材21の前端部と後端部に固定されていることより、第1段バー部材21の移動に伴って、駆動ベルト54も挿通孔11aを通過するように移動する。駆動ベルト54が通過する分、挿通孔11aを大きくする必要がある。本実施形態においては、鉛直方向の最も下方に設けられる第1段バー部材21に駆動機構50を設けたため、鉛直方向の最も下方に設けられる挿通孔11aの大きさを、他の挿通孔11aと比較して大きくした(図6参照)。
次に、第2段バー部材22を移動させる駆動機構60について説明する。駆動機構60は、モータ61と、駆動軸62と、軸支持部63と、モータ制御ベルト64とを有する。
モータ61は、第1段バー部材21の突出方向の後端部に固定されている。駆動軸62は、第1段バー部材21の内部に収容されており、モータ61からの駆動力により回転する。駆動軸62の周面には螺旋状の溝が形成されている。なお、駆動軸62は、ボールネジとも呼ばれるものである。
軸支持部63は、駆動軸62が挿通される挿通孔を有しており、挿通孔の内面は、駆動軸62の周面に形成される螺旋状の溝と噛み合うように螺旋状の溝が形成されている。このような構成により、駆動軸62の回転に伴い、軸支持部63は、駆動軸62に対して相対的に駆動軸62が延伸する方向に移動する。
また、軸支持部63は、第2段バー部材22に対して固定されている。そのため、駆動軸62の回転に伴い、軸支持部63が駆動軸62に対して相対的に駆動軸62が延伸する方向に移動することにより、第2段バー部材22が、駆動軸62に対して相対的に駆動軸62が延伸する方向に移動することとなる。したがって、駆動軸62が回転することにより、第2段バー部材22が、第1段バー部材21に対して相対的に駆動軸62が延伸する方向に移動することとなる。
図7A〜図7Cにおいては、駆動軸62が一の方向に回転することにより、第2段バー部材22が、第1段バー部材21から突出した状態から第1段バー部材21の内部に収容される状態になることを示している。すなわち、第2段バー部材22が規制位置から許容位置へ移動することを示している。
モータ制御ベルト64は、モータ61に対して電力を供給したり、モータ61の駆動を制御したりするものである。モータ制御ベルト64は、一端が戸袋11の内部に配置される電源や制御装置等に接続されており、他端がモータ61に接続されている。
上述のように、モータ61は、第1段バー部材21に固定されており、第1段バー部材21の移動に伴い移動する。モータ制御ベルト64は、第1段バー部材21の移動に伴って、その形状を変形することができ、第1段バー部材21が移動中であっても、安定してモータ61に電力等を供給することができる。なお、モータ制御ベルト64の代わりに、第1段バー部材21の移動に伴って形状が変形する配線等を用いても構わない。
なお、図6等に示すように、戸袋11は、駆動機構50を収容するための収容領域111、112を有するとよい。戸袋11においては、収容領域111、112が設けられる部分における厚みが、他の領域よりも厚くなっている。このように一部のみを厚くすることにより、駆動機構50を収容する領域を確保すると共に、戸袋11の全体が大型化してしまうことを抑制できる。また、本実施形態においては、収容領域111、112を、戸袋11のうち線路側に形成した。そのため、収容領域111、112がプラットホームP上を移動する乗客の邪魔になることがない。
また、本実施形態においては、複数の第1段バー部材21のうち鉛直方向の最も下方に設けられる第1段バー部材21を駆動する駆動機構50を設けた。この第1段バー部材21以外の第1段バー部材21については、連結部材210により駆動機構50により駆動される第1段バー部材21に対して連結することにより、連動する構成とした。このような構成により、駆動機構50を複数設けることなく、複数の第1段バー部材21を移動させることができる。すなわち、簡易な構成で、複数の第1段バー部材21を移動させることができる。
同様に、本実施形態においては、複数の第2段バー部材22のうち鉛直方向の最も下方に設けられる第2段バー部材22を駆動する駆動機構60を設けた。この第2段バー部材22以外の第2段バー部材22については、連結部材220により駆動機構60により駆動される第2段バー部材22に対して連結することにより、連動する構成とした。このような構成により、駆動機構60を複数設けることなく、複数の第2段バー部材22を移動させることができる。すなわち、簡易な構成で、複数の第2段バー部材22を移動させることができる。
また、本実施形態においては、駆動機構50及び駆動機構60により鉛直方向の最も下方に設けられる第1段バー部材21及び第2段バー部材22を駆動する構成を採用した。これにより、駆動機構50及び駆動機構60を、鉛直方向において下方に配置することができ、ゲート装置1の重心を下げることができる。これにより、プラットホームPに対するゲート装置1の固定を安定させることができる。
図7A〜図7Cにおいては、駆動機構50による第1段バー部材21の移動と、駆動機構60による第2段バー部材22の移動が、重複したタイミングで行われた例について示している。このような構成により、ゲート装置1により乗降通路Aへの乗降が規制された状態と、乗降が許容された状態と間の移動を、より短時間で行うことができる。その結果、ゲート装置1が開いた状態にある時間を短くすることができ、安全性が向上する。ただし、駆動機構50による第1段バー部材21の移動と、駆動機構60による第2段バー部材22の移動とは重複しないタイミングで行われるものであっても構わない。すなわち、例えば、まず第1段バー部材21を戸袋11から突出させて、その後、第2段バー部材22を第1段バー部材21から突出させても構わない。同様に、例えば、まず、第2段バー部材22を第1段バー部材に収容させて、その後、第1段バー部材21を戸袋11に収容させても構わない。
なお、本実施形態で示した駆動機構50及び駆動機構60は一例であり、これに限られるものではない。例えば、第1段バー部材21を駆動させる駆動機構として、モータと、モータにより回転駆動するピニオンギアと、該ピニオンギアと噛み合うラックギアが表面に形成される第1段バー部材21とからなる駆動機構を採用してもよい。
次に、図9、図10を参照して、第1段バー部材21に対する第2段バー部材22のスライド構造について説明する。図9は、第1段バー部材及び第2段バー部材の内部構造を示す斜視図である。図10は、第1段バー部材及び第2段バー部材の延伸する方向に垂直な面で切り取った断面を示す断面図である。図11は、第1段バー部材及び第2段バー部材の延伸する方向に垂直な面で切り取った断面を示す断面図である。なお、図9及び図10は、鉛直方向の最も上方に設けられるバー部材20を示しており、図11は、鉛直方向の最も下方に設けられるバー部材20を示している。
上述のように、第2段バー部材22は、第1段バー部材21の内部に収容される。また、第1段バー部材21及び第2段バー部材22は、それらが延伸する方向に垂直な面で切り取った断面は矩形であって、内部が中空となっている。
第1段バー部材21は、その内面にレール部材215が設けられている。第2段バー部材22は、その外面にレール部材225が設けられている。
また、レール部材215には、回動体80を支持する支持部材235が設けられている。支持部材235は、レール部材215が延伸する方向に延伸する部材である。また、図9に示すように、回動体80が、支持部材235が延伸する方向に並んで複数設けられている。回動体80は、例えば、球体や車輪であるとよい。なお、図9においては、回動体80を示すため、レール部材215の図示を省略している。
回動体80は、レール部材215のガイド部215aと、レール部材225のガイド部225aに接触して配置されており、第2段バー部材22が規制位置と許容位置との間を移動するのに伴い摩擦力を受けて、レール部材215とレール部材225との間で回動する。複数の回動体80はそれぞれ、支持部材235に形成される孔に嵌められており、当該孔を横切るように形成される軸235aを中心に回動可能に支持されているとよい。
このように、回動体80を用いた構成を採用することにより、摩擦抵抗を軽減することができ、第1段バー部材21に対する第2段バー部材22の移動をスムーズに行うことが可能となる。また、複数の回動体80に荷重が分散されることとなるため、バー部材20に働く負荷を延伸方向において分散することができる。そのため、バー部材20において局所的に負荷が生じることを抑制することができる。ただし、これに限られるものではなく、回動体80を用いず、レール部材215とレール部材225とが直接接触しており、第2段バー部材22の移動に伴って、レール部材215とレール部材225とが摺動する構成であっても構わない。
また、本実施形態においては、回動体80及びそれを支持する支持部材235を、第1段バー部材21に設けた。バー部材20のうち前端側の重量が重くなると、バー部材20が撓み易くなってしまう。バー部材20のうち後端側の第1段バー部材21に回動体80及び支持部材235を設けることで、それらを第2段バー部材22に設けた場合と比較して、バー部材20の撓みを抑制することができる。
また、第2段バー部材22は、第1段バー部材21に対して片持ち支持されており、第1段バー部材21の内面と、第2段バー部材22の外面とは非接触であるとよい。すなわち、図10に示すように、第2段バー部材22は、第1段バー部材21の内部に隙間Gを空けて収容されているとよい。これにより、第1段バー部材21の内面と第2段バー部材22の外面との間に摩擦力が生じないため、よりスムーズに、第2段バー部材22を移動させることが可能となる。なお、図10においては、第1段バー部材21と第2段バー部材22とが全周に亘って非接触である例について示すが、これに限られるものではなく、少なくとも一部に隙間Gを有していればよい。また、第2段バー部材22を片持ち支持する構成を採用することにより、1つのバー部材において必要なレール部材215、225がそれぞれ1つずつとなり、構成が簡易となる。
なお、本実施形態においては、第1段バー部材21の断面形状を矩形として、その内面を平面としたため、断面形状が円形等の場合と比較して、第1段バー部材21の内面に姿勢を安定させてレール部材215を容易に取り付けることができる。同様に、本実施形態においては、第2段バー部材22の断面形状を矩形として、その外面を平面としたため、断面形状が円形等の場合と比較して、第2段バー部材22の外面に姿勢を安定させてレール部材225を容易に取り付けることができる。
なお、レール部材225は、第2段バー部材22を構成する壁部のうち線路側の壁部228の外面に設けられるとよい。これにより、プラットホームP上にいる乗客からレール部材225が見えないため、ゲート装置1の見栄えがよくなる。
本実施形態においては、複数のバー部材20のうち、鉛直方向において最も上方のバー部材20と最も下方のバー部材20に、図9、図10で示した構造を採用した。上述のように、最も下方のバー部材20においては、第2段バー部材22を駆動するための駆動軸62等が設けられている。図11に示すように、中空の第2段バー部材22の内部に駆動軸62を配置し、外部にレール部材225を配置するとよい。
なお、図4等においては、複数の第1段バー部材21の後端部に設けられて、それらを互いに連結する連結部材210を有する例について示したが、複数の第1段バー部材21を連結する連結部材は一つである必要はない。例えば、図13に示すように、複数の第1段バー部材21の前端部に設けられて、それらを互いに連結する連結部材230をさらに有していてもよい。なお、連結部材230は、第1段バー部材21が許容位置にある状態において、戸袋11の外側で戸袋11に隣接して配置されるとよい。このように、複数の第1段バー部材21を複数箇所で互いに連結することにより、バー部材20の強度を向上することができる。なお、同様に、図13に示すように、複数の第1段バー部材31の前端部に設けられて、それらを互いに連結する連結部材330をさらに有していてもよい。
以上説明したように、本実施形態においては、バー部材20が二段式であるため、すなわち、第1段バー部材21と、第1段バー部材21から突出する第2段バー部材22とを含むバー部材20を用いたため、乗降通路Aの幅をより広くとることができる。その結果、扉の数やその間隔が異なる様々な鉄道車両に対応することが可能となる。また、バー部材20が二段式であるため、バー部材20の長さよりも戸袋11の幅を狭くすることができる。その結果、ゲート装置100の小型化が実現でき、設置工事にかかる時間やコストを低減することができる。
また、第1段バー部材21の移動中に、第2段バー部材22を移動させることができるため、二段式でない1本のバー部材を用いた構成と比較して、規制位置と許容位置との間の移動時間を短くすることができる。そのため、ゲート装置1が開いた状態にある時間を短くすることができ、安全性が向上する。
1 ゲート装置、11 戸袋、20,30 バー部材、21,31 第1段バー部材、22,32 第2段バー部材、210,310 連結部材、220,320 連結部材、50 駆動機構、51 モータ、52 プーリ、53a,53b ガイドローラ、54 駆動ベルト、60 駆動機構、61 モータ、62 駆動軸、63 支持部、64 モータ制御ベルト、215 レール部材、225 レール部材、235 支持部材、235a
軸、80 回動体、A,A1,A2 乗降通路、P プラットホーム。

Claims (20)

  1. 乗降通路に隣り合うようにプラットホームに固定して配置される戸袋と、
    前記戸袋から突出することで前記乗降通路の一部への進入を規制する第1の規制位置と、前記戸袋の内部に収容されることで前記乗降通路の前記一部への進入を許容する第1の許容位置と、の間を水平方向に移動する第1段バー部材と、
    前記第1段バー部材から突出することで前記乗降通路の残部への進入を規制する第2の規制位置と、前記第1段バー部材の内部に収容されることで前記残部への進入を許容する第2の許容位置と、の間を水平方向に移動する第2段バー部材と、
    を有するプラットホーム用ゲート装置。
  2. 鉛直方向に並ぶ複数の前記第1段バー部材と、
    前記複数の第1段バー部材のそれぞれに対応する複数の前記第2段バー部材と、
    前記複数の第1段バー部材のうち一つの第1段バー部材を、前記第1の規制位置と前記第1の許容位置との間で移動させる第1の駆動機構と、
    鉛直方向に延伸しており、前記複数の第1段バー部材を互いに連結する第1の連結部材と、
    を有する、
    請求項1に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  3. 前記複数の第2段バー部材のうち一つの第2段バー部材を、前記第2の規制位置と前記第2の許容位置との間で移動させる第2の駆動機構と、
    鉛直方向に延伸しており、前記複数の前記第2段バー部材を互いに連結する第2の連結部材と、
    を有する、
    請求項2に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  4. 前記第1の駆動機構による前記第1段バー部材の移動と、前記第2の駆動機構による前記第2段バー部材の移動とは少なくとも一部が重複したタイミングで行われる、
    請求項3に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  5. 前記第1の連結部材は、前記複数の第1段バー部材の突出方向の後端部に設けられており、
    前記第2の連結部材は、前記複数の第2段バー部材の突出方向の前端部に設けられている、
    請求項3又は4に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  6. 前記第2の連結部材の下端は、前記複数の第2段バー部材のうち鉛直方向の最も下方に設けられる第2段バー部材よりも下方に突出するように延伸している、
    請求項3〜5のいずれか1項に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  7. 前記一つの第1段バー部材は、鉛直方向の最も下方に配置される前記第1段バー部材であり、
    前記一つの第2段バー部材は、鉛直方向の最も下方に配置される前記第2段バー部材である、
    請求項3〜6のいずれか1項に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  8. 前記戸袋は、前記複数の第1段バー部材がそれぞれ挿通される複数の挿通孔を有し、
    前記複数の挿通孔のうち前記一つの第1段バー部材が挿通される挿通孔の大きさは、他の挿通孔の大きさよりも大きい、
    請求項3〜7のいずれか1項に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  9. 前記複数の第1段バー部材のうち少なくとも一つの前記第1段バー部材は、第1のレール部材を有し、
    前記少なくとも一つの第1段バー部材に対応する少なくとも一つの前記第2段バー部材は、第2のレール部材を有し、
    前記第1のレール部材と前記第2のレール部材に接触して配置されており、前記少なくとも一つの第2段バー部材が前記第2の規制位置と前記第2の許容位置との間を移動するのに伴い回動する回動体を有する、
    請求項2〜8のいずれか1項に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  10. 前記回動体は、前記第1のレール部材が延伸する方向に並んで複数設けられている、
    請求項9に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  11. 前記回動体は、前記第1のレール部材に固定される軸を中心に回動する、
    請求項9又は10に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  12. 前記少なくとも一つの第1段バー部材の内面と、前記少なくとも一つの第2段バー部材の下面との間には隙間が設けられている、
    請求項9〜11のいずれか1項に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  13. 前記少なくとも一つの第1段バー部材は、前記複数の第1段バー部材のうち、鉛直方向の最も上方に配置される前記第1段バー部材を含む、
    請求項9〜12のいずれか1項に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  14. 前記少なくとも一つの第1段バー部材は、前記複数の第1段バー部材のうち、鉛直方向の最も下方に配置される前記第1段バー部材を含む、
    請求項9〜13のいずれか1項に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  15. 前記第1段バー部材の内部に収容されており、外面に螺旋状の溝が形成される駆動軸と、
    前記第2段バー部材に対して固定されており、前記駆動軸が挿通されて、該駆動軸の外面と噛み合うように螺旋状の溝が形成される挿通孔を有する軸支持部と、
    を有し、
    前記駆動軸の回転に伴って、前記第2段バー部材が前記第1段バー部材に対して相対的に移動される、
    請求項9〜14のいずれか1項に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  16. 前記駆動軸を回転させるモータと、
    前記モータを制御する制御部材と、
    を有し、
    前記モータは、前記第1段バー部材の移動に伴って移動するように前記第1段バー部材に固定されており、
    前記制御部材は、前記モータの移動に伴って形状を変形可能である、
    請求項15に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  17. 前記第2のレール部材は、前記第2段バー部材のうち線路側の面に設けられている、
    請求項9〜16のいずれか1項に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  18. 前記第1段バー部材及び前記第2段バー部材の延伸する方向に垂直な面で切り取った断面の形状は、矩形である、
    請求項1〜17のいずれか1項に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  19. 前記複数の第1段バー部材のうち、鉛直方向の最も上方に配置される第1段バー部材と最も下方に配置される第1段バー部材の太さは、他の前記第1段バー部材の太さよりも太い、
    請求項2〜17のいずれか1項に記載のプラットホーム用ゲート装置。
  20. 鉛直方向に延伸しており、前記複数の前記第1段バー部材を、該第1段バー部材の突出方向の前端部において互いに連結する第3の連結部材をさらに有する、
    請求項5に記載のプラットホーム用ゲート装置。

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