JP6389425B2 - モータ駆動制御装置および回転状態検出方法 - Google Patents

モータ駆動制御装置および回転状態検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、モータ駆動制御装置および回転状態検出方法に関する。
従来、位置センサの代わりにモータの誘起電圧によりロータの回転位置を検出する位置センサレス型のモータ駆動制御装置がある。この位置センサレスのモータ駆動制御装置は、開放区間(非通電相)にモータ端子に現れる誘起電圧と基準電圧(等価中性点電位)とをコンパレータで比較して位相信号(パルス信号)を生成し、この位相信号をもとにロータの回転位置を検出している。
特許文献1には、吹き付ける風等の外乱によりファンモータが回転している時、その回転状態により起動の仕方を変える空気調和機が記載されている。特許文献1に記載の空気調和機は、180°幅の電気角のロータ磁極位置検出信号(コイルの誘起電圧(以下、「逆起電圧」と中性電圧を比較することによって生成)を1相分として、他の相についても同様に作成した3相分のロータ磁極位置検出信号と、予め回転数設定回路に設定してあるファンモータ運転時の回転方向のロータ磁極位置信号パターンとの照合を行うことによって、モータの回転方向が正回転であるか否かを判定している。
しかし、コイルの逆起電圧と中性電圧を比較する制御においては、逆起電圧が十分に発生しないことにより電圧レベルが低くなる起動時及び低回転時に検知が困難になる。
特許文献2には、モータ起動時、前記各相コイルの全てをオープンにする全相オープンと設定デューティ駆動とを繰り返すクローズドループ制御を行い、全相オープン中における逆起電力と比較基準電位の電圧ゼロクロス検出に基づき、センサレスブラシレスモータが正回転・停止・逆回転のうち何れの状態であるかの回転状態検知を実行し、回転状態検知による判定結果に応じ、前記センサレスブラシレスモータが正回転となる位相による転流制御へ移行するモータ起動制御手段を有するモータ制御装置が記載されている。特許文献2に記載のモータ制御装置は、モータ起動時、各相コイルの全てをオープンにする全相オープンと設定デューティ駆動とを繰り返すクローズドループ制御を行い、全相オープン時における逆起電圧と比較基準電圧の電圧ゼロクロス検出に基づき、モータの回転方向を検知している。すなわち、起動時に強制的に作りがした極低回転中に電圧ゼロクロス検出を行い、その信号に基づいて回転方向を検出している。
特開平7−337080号公報 特開2011−120421号公報
しかしながら、特許文献2に記載のモータ制御装置は、以下の問題がある。
回転方向の判定は、所定期間の逆起電圧の変化の経過監視から回転方向を判定していることから、吹き付ける風等の外乱の大きさや時間の条件によって検出が困難な場合がある。また、起動時にクローズドループ制御を行う必要があるので、制御が複雑になるという問題がある。
そこで、本発明は、短時間に回転状態の判定することができるモータ駆動制御装置および回転状態検出方法を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明のモータ駆動制御装置は、所定の定電圧である比較基準電圧を生成する比較基準電圧生成部と、前記比較基準電圧とモータの各相の逆起電圧とを比較する逆起電圧比較部と、いずれか1つの相の前記逆起電圧が前記比較基準電圧と交差したときの前記比較基準電圧に対する他の相の前記逆起電圧の正負に基づいてモータの回転状態を判定する回転状態判定部と、を備え、前記比較基準電圧生成部が生成する前記比較基準電圧は、前記モータが所定速度で回転しているときに各相に発生する逆起電圧の振幅に基づいて設定される、
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、短時間に回転状態を判定することができるモータ駆動制御装置および回転状態検出方法を提供することが可能となる。
本実施形態におけるモータ駆動制御装置を示す概略の構成図である。 本実施形態におけるモータ駆動制御装置のモータが正回転している場合の比較基準電圧に対する各相の逆起電圧を分圧した相電圧の波形を示すタイミングチャートである。 本実施形態におけるモータ駆動制御装置のモータが逆回転している場合の比較基準電圧に対する各相の逆起電圧を分圧した相電圧の波形を示すタイミングチャートである。 本実施形態におけるモータ駆動制御装置のモータの回転方向の判定条件の一例を示す図である。 上位システム、駆動制御装置、およびモータの回転状態検出手順の具体例を示す制御シーケンス図である。 上位システム、駆動制御装置、およびモータの回転状態検出手順の変形例を示す制御シーケンス図である。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態におけるモータ20の駆動制御装置1の回路構成を示すブロック図である。本実施形態は、モータ20の各回転速度に対応した回転状態判定に用いるものである。
図1において、本実施形態に係るモータ20は、3相のブラシレスDCモータであり、各相のコイルLu,Lv,Lwとロータ(不図示)とを備えている。これらコイルLu,Lv,Lwの一端は、Y結線されている。コイルLuの他端はU相に、コイルLvの他端はV相に、コイルLwの他端はW相に、それぞれ接続されている。モータ20は、インバータ回路2からU相、V相、W相に3相交流が入力されることにより回転駆動する。
モータ20の駆動制御装置1(モータ駆動制御装置の一例)は、モータ20を駆動するインバータ回路2およびプリドライブ回路3(モータ駆動部の一例)を備えている。駆動制御装置1は更に、逆起電圧比較部5(逆起電圧比較部の一例)と、位置検出回路6と、制御部4と、回転状態検出回路7(回転状態判定部の一例)とを備えている。
駆動制御装置1は、直流電源Vdに接続され、U相配線、V相配線、W相配線の3相によってモータ20に接続される。駆動制御装置1は、モータ20に駆動電圧を印加して、モータ20の回転を制御する。U相には、端子間電圧Vuが印加される。V相には、端子間電圧Vvが印加される。W相には、端子間電圧Vwが印加される。
モータ駆動部は、インバータ回路2およびプリドライブ回路3で構成される。直流電源Vdは、モータ駆動部に電源電圧Vccを印加して、電力を供給する。モータ駆動部は、直流電源Vdからの電力供給を受け、制御部4からの駆動制御信号S5に基づき、モータ20のU相、V相、W相のコイルLu,Lv,Lwに駆動電流を供給してロータを回転させる。モータ駆動部は、正弦波駆動方式でモータ20を駆動する。
インバータ回路2(モータ駆動部の一部)は、直流電源Vdに接続されて電力の供給を受ける。インバータ回路2は、プリドライブ回路3(モータ駆動部の一部)とモータ20が備える各相のコイルLu,Lv,Lwとに接続される。インバータ回路2は、プリドライブ回路3の駆動信号Vuu〜Vwlに基づき、モータ20の各相のコイルLu,Lv,Lwに通電する。
インバータ回路2は、スイッチング素子Q1,Q2が直列接続されるU相のスイッチングレッグと、スイッチング素子Q3,Q4が直列接続されるV相のスイッチングレッグと、スイッチング素子Q5,Q6が直列接続されるW相のスイッチングレッグとを有している。これらスイッチング素子Q1〜Q6は、例えばFET(Field Effect Transistor)である。インバータ回路2は、直流電源Vdに接続され、更に抵抗R0に接続されている。
U相のスイッチングレッグは、上アーム側のスイッチング素子Q1と、下アーム側のスイッチング素子Q2とを備えている。スイッチング素子Q1のドレイン端子は、直流電源Vdの正極に接続されている。スイッチング素子Q1のソース端子は、U相の交流信号が出力されると共に、スイッチング素子Q2のドレイン端子に接続されている。スイッチング素子Q2のソース端子は、抵抗R0を介してグランド(直流電源Vdの負極)に接続されている。スイッチング素子Q1のゲート端子、およびスイッチング素子Q2のゲート端子は、それぞれプリドライブ回路3に接続される。
V相のスイッチングレッグは、上アーム側のスイッチング素子Q3と、下アーム側のスイッチング素子Q4とを備えている。スイッチング素子Q3のドレイン端子は、直流電源Vdの正極に接続されている。スイッチング素子Q3のソース端子は、V相の交流信号が出力されると共に、スイッチング素子Q4のドレイン端子に接続されている。スイッチング素子Q4のソース端子は、抵抗R0を介してグランド(直流電源Vdの負極)に接続されている。スイッチング素子Q3のゲート端子、およびスイッチング素子Q4のゲート端子は、それぞれプリドライブ回路3に接続される。
W相のスイッチングレッグは、上アーム側のスイッチング素子Q5と、下アーム側のスイッチング素子Q6とを備えている。スイッチング素子Q5のドレイン端子は、直流電源Vdの正極に接続されている。スイッチング素子Q5のソース端子は、W相の交流信号が出力されると共に、スイッチング素子Q6のドレイン端子に接続されている。スイッチング素子Q6のソース端子は、抵抗R0を介してグランド(直流電源Vdの負極)に接続されている。スイッチング素子Q5のゲート端子、およびスイッチング素子Q6のゲート端子は、それぞれプリドライブ回路3に接続される。
すなわち、インバータ回路2は、モータ20の各コイルLu,Lv,Lwの各相と直流電源Vdの一方の端子(正極端子)間に接続された上アーム側スイッチング素子Q1,Q3,Q5、および、各コイルLu,Lv,Lwの各相と直流電源Vdの他方の端子(負極端子)間に抵抗R0を介して接続された下アーム側スイッチング素子Q2,Q4,Q6とを有している。
インバータ回路2は、直流電源Vdから電力の供給を受け、プリドライブ回路3から駆動信号Vuu〜Vwlが入力されると、3相交流をモータ20のU相配線、V相配線、W相配線に流す。
プリドライブ回路3(モータ駆動部の一部)は、接続されるインバータ回路2との組合せでモータ駆動部を構成し、制御部4に接続される。プリドライブ回路3は、例えば、6個のゲートドライブ回路を備え、インバータ回路2を駆動するための駆動信号Vuu〜Vwlを生成する。
逆起電圧比較部5は、各相のコンパレータ51,52,53を備える。U相のノードは、抵抗R1,R2で分圧されて、コンパレータ51の一方の入力端子に接続される。V相のノードは、抵抗R3,R4で分圧されて、コンパレータ52の一方の入力端子に接続される。W相のノードは、抵抗R5,R6で分圧されて、コンパレータ53の一方の入力端子に接続される。なお、抵抗R1,R3,R5は、同一の抵抗値を有している。抵抗R2,R4,R6は、同一の抵抗値を有している。これにより、各相の分圧比は同一となる。コンパレータ51,52,53の他方の入力端子は、回転状態検出回路7に接続される。
ここで、モータ20が、ファンモータとして用いられている場合など、モータ20のコイルLu,Lv,Lwに通電されていなくても吹き付ける風等の外乱があったならば、モータ20が回転することがある。このようなときにコイルLu,Lv,Lwに発生する誘起電圧は、「逆起電圧」と呼ばれる。
逆起電圧比較部5のコンパレータ51は、非反転入力端子および反転入力端子と、出力端子とを備える。コンパレータ51は、非反転入力端子の印加電圧が反転入力端子の印加電圧よりも低いならば、出力端子にLレベルの電圧を出力する。コンパレータ51は、非反転入力端子の印加電圧が反転入力端子の印加電圧を超えたならば、出力端子にHレベルの電圧を出力する。
コンパレータ51の非反転入力端子には、コイルLuの誘起電圧に相当する端子間電圧Vuが分圧された相電圧V1が入力される。コンパレータ51の非反転入力端子には、比較基準電圧Vzが入力される。コンパレータ51は、相電圧V1と比較基準電圧Vzとを比較して、位相信号S1を生成する。相電圧V1が比較基準電圧Vzと比較して負ならば、位相信号S1はLレベルである。相電圧V1が比較基準電圧Vzと比較して正ならば、位相信号S1はHレベルである。
コンパレータ52の非反転入力端子には、コイルLvの誘起電圧に相当する端子間電圧Vvが分圧された相電圧V2が入力される。コンパレータ52の非反転入力端子には、比較基準電圧Vzが入力される。コンパレータ52は、相電圧V2と比較基準電圧Vzとを比較して、位相信号S2を生成する。相電圧V2が比較基準電圧Vzと比較して負ならば、位相信号S2はLレベルである。相電圧V2が比較基準電圧Vzと比較して正ならば、位相信号S2はHレベルである。
コンパレータ53の非反転入力端子には、コイルLwの誘起電圧に相当する端子間電圧Vwが分圧された相電圧V3が入力される。コンパレータ53の非反転入力端子には、比較基準電圧Vzが入力される。コンパレータ53は、相電圧V3と比較基準電圧Vzとを比較して、位相信号S3を生成する。相電圧V3が比較基準電圧Vzと比較して負ならば、位相信号S3はLレベルである。相電圧V3が比較基準電圧Vzと比較して正ならば、位相信号S3はHレベルである。
このようにすることで、逆起電圧比較部5のコンパレータ51〜53は、相電圧V1〜V3に対応する端子間電圧Vu,Vv,Vwを、比較基準電圧Vzと比較することができる。逆起電圧比較部5は、生成した位相信号S1〜S3を、位置検出回路6と回転状態検出回路7の回転状態判定部72とに出力する。
位置検出回路6(位置検出部の一例)は、逆起電圧比較部5からの位相信号S1〜S3(位置調整信号の一例)に基づいて、ロータの回転位置を示す位置検出信号S4を生成し、制御部4に出力する。
制御部4は、不図示の外部装置と位置検出回路6と回転状態検出回路7とに接続される。制御部4は、外部から入力される回転速度指令信号Sinと、位置検出回路6からの位置検出信号S4と回転状態検出回路7からの回転状態判定結果に基づいて駆動制御信号S5を生成する。
回転状態検出回路7は、比較基準電圧生成部71と、回転状態判定部72とを備える。
比較基準電圧生成部71は、所定の定電圧である比較基準電圧Vzを生成する。
回転状態判定部72は、いずれか1つの相の相電圧V1〜V3が比較基準電圧Vzと交差したとき、この比較基準電圧Vzに対する他の相の相電圧V1〜V3の正負に基づいてモータ20の回転状態を判定する。
具体的には、回転状態判定部72は、U相の相電圧V1の立ち上がりが比較基準電圧Vzと交差したとき、この相よりも位相が進んだV相の相電圧V2、および当該相よりも位相が遅れたW相の相電圧V3の両方が比較基準電圧Vzに対して同符号であったならば、モータ20の回転速度が所定速度未満であると判定する。回転状態判定部72は、回転状態判定結果を、制御部4に出力する。
なお、制御部4、逆起電圧比較部5、位置検出回路6、比較基準電圧生成部71、回転状態判定部72は、マイクロコンピュータに含まれている。
以下に、起動時にクローズドループ制御を行うことなく、瞬間的に回転方向の判定を行うことができる理由を説明する。
本発明者らは、U相、V相、W相の3相の逆起電圧のうち、いずれか1相の逆起電圧が比較基準電圧に交差したとき、他の2つの相に着目し、他の2つの相が比較基準電圧に対して特定の正負の状態をとることを見出した。
すなわち、本発明のモータ20の駆動制御装置1は、比較基準電圧に対して所定の相の逆起電圧が交差した時に、比較基準電圧に対する他の相の逆起電圧の正負の状態に基づいて回転方向を判定することを特徴としている。比較基準電圧に対して所定の相の逆起電圧が交差したときに、比較基準電圧に対する他の相の逆起電圧の正負の状態に基づいて回転状態を判定することができる。
回転状態検出回路7の比較基準電圧生成部71は、モータ20が所定速度で回転しているときに各相に発生する逆起電圧の振幅に基づいて比較基準電圧Vzを設定する。
回転状態判定部72は、相電圧V1〜V3のいずれかが比較基準電圧Vzと交差(ゼロクロス)したときの比較基準電圧Vzに対する他の相の相電圧の正負に基づいてモータ20の回転状態を判定する。
図2および図3は、モータ20の回転状態判定方法を説明する図である。
図2は、モータ20の正回転時における比較基準電圧Vzと各相の逆起電圧を分圧した相電圧の波形を示すタイミングチャートである。
図2の縦軸は、U相、V相、W相の相電圧と、比較基準電圧Vzとを示している。図2の横軸は、時刻を示している。実線は、U相の相電圧の波形を示している。一点鎖線は、V相の相電圧の波形を示している。太破線は、W相の相電圧の波形を示している。細破線は、比較基準電圧Vzを示している。
ここでは一例として、判定ポイントaにおいて、W相を基準の相としている。U相、V相、W相の各相において、比較基準電圧Vzの電圧レベルは同一である。ここでは、比較基準電圧Vzに対する各相の相電圧の立ち上がりを比較する場合を説明する。比較基準電圧Vzに対する各相の相電圧の立ち下がりを比較してもよいが、後記する正負の条件は逆転する。
各相の相電圧が、比較基準電圧Vzと交差(ゼロクロス)するタイミングは1回転あたり6回発生している。判定ポイントaでは、W相の相電圧の立ち上がりが比較基準電圧Vzと交差している。
この判定ポイントaにおいて、比較基準電圧Vzに対するU相の相電圧とV相の相電圧との正負を判断する。これらの比較結果により、モータ20の回転方向を判定することができる。すなわち、比較基準電圧Vzに対するU相の相電圧が負であり、比較基準電圧Vzに対するV相の相電圧が正であったならば、モータ20の回転方向は、正回転であると判断できる。
モータ20の回転速度が大きいほど、各相の相電圧の振幅は大きくなる。よって、比較基準電圧Vzを各相の相電圧の振幅の中央からずらすことにより、モータ20の回転速度が所定値を超えたことも併せて検知可能となる。各相の相電圧が、比較基準電圧Vzと交差しないならは、モータ20の回転速度が所定値以下であることを検知可能である。
図3は、モータ20の逆回転時における比較基準電圧Vzと各相の逆起電圧を分圧した相電圧の波形を示すタイミングチャートである。
図3の縦軸は、U相、V相、W相の相電圧と比較基準電圧Vzとを示している。図3の横軸は、時刻を示している。以下、実線、一点鎖線、太破線、細破線の意味は、図2と同様である。
ここでは一例として、判定ポイントaにおいて、W相を基準の相としている。
比較基準電圧Vzに対して各相の相電圧が交差(ゼロクロス)するタイミングは1回転あたり6回発生している。判定ポイントaでは、W相の相電圧の立ち上がりが比較基準電圧Vzと交差している。
この判定ポイントaにおいて、比較基準電圧Vzに対するU相の相電圧とV相の相電圧との正負を判断する。これらの比較結果により、モータ20の回転方向を判定することができる。すなわち、比較基準電圧Vzに対するU相の相電圧が正であり、比較基準電圧Vzに対するV相の相電圧が負であったならば、モータ20の回転方向は、逆回転であると判断できる。
正回転と同様に、モータ20の回転速度が大きいほど、各相の相電圧の振幅は大きくなる。よって、比較基準電圧Vzを各相の相電圧の振幅の中央からずらすことにより、モータ20の回転速度が所定値を超えたことも併せて検知可能となる。各相の相電圧が、比較基準電圧Vzと交差しないならは、モータ20の回転速度が所定値以下であると検知可能である。
このように、基準の相の相電圧が比較基準電圧Vzと交差したときの比較基準電圧Vzに対する他の相の相電圧の正負に基づいて、モータ20の回転方向と回転速度とを判定することができる。
比較基準電圧Vzは、任意に設定可能である。例えば、比較基準電圧Vzを小さく設定したならば、低い回転速度のときの回転方向まで検知可能となる。また、比較基準電圧Vzを大きく設定したならば、高い回転速度ときの回転方向に限り検知可能となる。
本実施形態では、比較基準電圧生成部71が、所定の定電圧である比較基準電圧Vzを生成する。また、比較基準電圧生成部71は、モータ20が所定速度で回転しているときに各相に発生する相電圧の振幅に基づいて、比較基準電圧Vzの絶対値を調整する。
図4は、本実施形態におけるモータ20の回転方向の判定条件の一例を示す図である。この判定条件は、相電圧の立ち上がりが比較基準電圧Vzに交差した場合である。
本実施形態では、比較基準電圧Vzに対する基準の相の相電圧の立ち上がりの交差(ゼロクロスを基点として、他の相の相電圧の正負に基づいてモータ20の回転状態を判定する。更に相電圧の立ち下がりの交差を基点として、回転状態を判断する。この判定条件は、例えば制御部4に記憶される。
W相の相電圧の立ち上がりが比較基準電圧Vzに交差し、W相が基準のとき、比較基準電圧Vzに対するU相の相電圧が負、かつV相の相電圧が正ならば、モータは正回転している。比較基準電圧Vzに対するU相の相電圧が正、かつV相の相電圧が負ならば、モータは逆回転している。
U相の相電圧の立ち上がりが比較基準電圧Vzに交差し、U相が基準のとき、比較基準電圧Vzに対するV相の相電圧が負、かつW相の相電圧が正ならば、モータは正回転している。比較基準電圧Vzに対するV相の相電圧が正、かつW相の相電圧が負ならば、モータは逆回転している。
V相の相電圧の立ち上がりが比較基準電圧Vzに交差し、V相が基準のとき、比較基準電圧Vzに対するW相の相電圧が負、かつU相の相電圧が正ならば、モータは正回転している。比較基準電圧Vzに対するW相の相電圧が正、かつU相の相電圧が負ならば、モータは逆回転している。
なお、相電圧の立ち下がりが比較基準電圧Vzに交差した場合には、この正負の条件はそのまま逆として適用可能である。
例えば、比較基準電圧Vzに対してW相の相電圧が立ち下がりで交差し、比較基準電圧Vzに対してU相の相電圧は正、V相の相電圧は負であったならば、モータ20の回転方向は正回転と判定される。
<モータ20の回転速度判定>
回転状態判定部72は、いずれか1つの相の相電圧の立ち上がりが比較基準電圧Vzと交差したとき、当該相よりも位相が進んだ他の相の相電圧、および当該相よりも位相が遅れた他の相の相電圧の両方が比較基準電圧Vzに対して負であったならば、モータ20の回転速度が所定速度未満であると判定する。このように、比較基準電圧Vzに対応する比較基準電圧Vzの電圧を上げることにより、検知可能な回転速度を上げることができる。換言すれば、比較基準電圧Vzを上げることにより、高い回転速度であるか否かを判定することができる。また、比較基準電圧Vzを下げることにより、より低い回転速度が検知可能となる。
図5は、上位システム、駆動制御装置1、およびモータ20の回転状態検出手順の具体例を示す制御シーケンス図である。
ステップS11において、駆動制御装置1(図1参照)を管理する上位システムは、駆動制御装置1を電源ONして起動する。
これに伴い、ステップS12において、駆動制御装置1は、モータ20(図1参照)から各相の誘起電圧(逆起電圧)の入力を受け付ける。モータ20のコイルLu,Lv,Lwに通電されていなくても、吹き付ける風等の外乱などによりモータ20が回転することがある。駆動制御装置1には、このときのコイルLu,Lv,Lwに発生する誘起電圧(逆起電圧)が入力される。
ステップS13において、制御部4(図1参照)は、回転状態判定のために回転状態検出回路7の比較基準電圧生成部71および回転状態判定部72を初期化する。比較基準電圧生成部71は、初期化により予め設定された所定の定電圧である比較基準電圧Vzを生成する。回転状態判定部72は、初期化により内部状態をリセットし、回転状態判定動作を開始する。
ステップS14において、制御部4は、上位システムから回転速度指示を受け付ける。この回転速度指示により比較基準電圧Vzの電圧を変化させることで、回転方向のみならず回転状態を判定することができる。特に、高速度の逆回転などの回転状態を適切に検出することができる。例えば、比較基準電圧Vzを上げることにより、より高速度の逆回転であるか否かを判定することができる。比較基準電圧Vzを下げることにより、より低速度における逆回転までを検知可能となる。なお、上位システムからの回転速度指示は、比較基準電圧Vzを変えない場合は発行されなくてもよく、また比較基準電圧Vzの変更の有無にかかわらず当該回転速度指示を受け付ける態様でもよい。
ステップS15において、回転状態検出回路7は、逆起電圧比較部5の出力に基づいて、モータ20の回転状態を判定する。具体的には、比較基準電圧生成部71が、所定の定電圧である比較基準電圧Vzを生成し、逆起電圧比較部5が当該比較基準電圧Vzとモータ20の各相の逆起電圧を分圧した相電圧とを比較する。回転状態判定部72は、基準の相の相電圧が比較基準電圧Vzと交差したときの比較基準電圧Vzに対する他の相の相電圧の正負(図4の回転方向の判定表参照)に基づいてモータ20の回転状態を判定する。
ステップS16において、駆動制御装置1は、回転状態判定後、通常の駆動制御を行う。具体的には、制御部4は、プリドライブ回路3に駆動制御信号S5を出力する。プリドライブ回路3は、駆動制御信号S5に基づき、インバータ回路2を駆動するための駆動信号Vuu〜Vwlを生成し、インバータ回路2は、直流電源Vdからの電力供給を受け、モータ20のU相、V相、W相のコイルLu,Lv,Lwに駆動電流を供給してロータを回転させる。モータ20は、定常回転で駆動する。
図6は、上位システム、駆動制御装置1、およびモータ20の回転状態検出手順の変形例を示す制御シーケンス図である。図5と同じ要素には同一の符号を付与している。
ステップS11において、駆動制御装置1(図1参照)を管理する上位システムは、駆動制御装置1を電源ONして起動する。
これに伴い、ステップS12において、駆動制御装置1は、モータ20(図1参照)から各相の誘起電圧(逆起電圧)の入力を受け付ける。駆動制御装置1には、コイルLu,Lv,Lwに発生する誘起電圧(逆起電圧)が入力される。
ステップS13において、制御部4(図1参照)は、回転状態判定のために回転状態検出回路7の比較基準電圧生成部71および回転状態判定部72を初期化する。比較基準電圧生成部71は、初期化により予め設定された所定の定電圧である比較基準電圧Vzを生成する。回転状態判定部72は、初期化により内部状態をリセットし、回転状態判定動作を開始する。
ステップS21において、駆動制御装置1は、一時的駆動を行う。具体的には、制御部4は、プリドライブ回路3に駆動制御信号S5を出力する。プリドライブ回路3は、駆動制御信号S5に基づき、インバータ回路2を駆動するための駆動信号Vuu〜Vwlを生成する。インバータ回路2は、モータ20のコイルLu,Lv,Lwに駆動電流を供給してロータを回転させる。モータ20は、この一時的駆動により所定のトルクを発生する。
ステップS22において、制御部4は、モータ20の一時的駆動を停止する。これにより、各相の逆起電力を検知可能となる。
ステップS23において、回転状態検出回路7は、逆起電圧比較部5の出力に基づいて、モータ20の回転状態を判定する。具体的には、比較基準電圧生成部71が、所定の定電圧である比較基準電圧Vzを生成し、逆起電圧比較部5が比較基準電圧Vzとモータ20の各相の相電圧とを比較する。これにより、比較基準電圧Vzに対するモータ20の各相の相電圧の正負を判定することができる。回転状態判定部72は、基準の相の相電圧が比較基準電圧Vzと交差したときの、この比較基準電圧Vzに対する他の相の相電圧の正負に基づいてモータ20の回転状態を判定する。この判定は、モータ20の120度回転に相当する比較的短時間で終了する。このような一時的駆動と駆動停止と回転状態判定とは、モータ20が正回転と判定されるまで継続される。
ステップS24において、制御部4は、再び一時的駆動を行い、ステップS25において、このモータ20の一時的駆動を停止する。
ステップS26において、回転状態検出回路7は、逆起電圧比較部5の出力に基づいて、モータ20の回転状態を判定する。回転状態検出回路7は、この回転状態判定で、モータ20の回転状態が正回転と判定する。
以降のステップS16において、駆動制御装置1は、通常の駆動制御を行う。
このように、図6の制御シーケンスは、モータ20を一時的駆動によりトルクを加えたのちに回転状態を検出し、モータ20が所定回転速度かつ正回転になると、定常的な回転駆動に遷移するものである。
以上説明したように、本実施形態のモータ20の駆動制御装置1は、所定の定電圧である比較基準電圧Vzを生成する比較基準電圧生成部71と、比較基準電圧Vzとモータ20の各相の相電圧とを比較する逆起電圧比較部5と、いずれか1つの相の相電圧が比較基準電圧Vzと交差したときの比較基準電圧Vzに対する他の相の相電圧の正負に基づいてモータ20の回転状態を判定する回転状態判定部72と、を備える。これにより、短時間に回転状態を判定することができる。
例えば、モータ20が120度回転するだけの時間で判定ができることから、ゼロクロス(交差)した時に回転方向を短時間に判定することができ、モータ20の起動時間を短くすることができる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(h)のようなものがある。
(a) 上記実施形態での回転状態判定は、比較基準電圧Vzに対する各相の相電圧の立ち上がりを比較しているが、更に比較基準電圧Vzに対する各相の相電圧の立ち下がりを比較してもよい。立ち下がりの場合は、立ち上がりとは正負の判定は逆になる。また、これにより、モータ20が60度回転するだけの時間で回転状態を判定できる。
(b) 駆動制御装置1の各構成要素は、少なくともその一部がハードウェアによる処理ではなく、ソフトウェアによる処理であってもよい。
(c) モータ20は、3相のブラシレスモータに限定されず、他の種類のモータであってもよい。また、モータ20の相数は、3相に限られない。
(d) モータ20の駆動方式は、正弦波駆動方式に限定されず、例えば、矩形波駆動方式であってもよい。
(e) 駆動制御装置1は、少なくともその一部を集積回路(IC:Integrated Circuit)としてもよい。
(f) 図1に示した回転状態検出回路7の回路ブロック構成は具体例であって、これに限定されない。
(g) 図5および図6に示した制御シーケンスは一例であって、これらのステップの処理に限定されるものではなく、例えば、各ステップ間に他の処理が挿入されてもよい。
(h) モータ20の各回転速度に対応した所定の比較基準電圧Vzは、理論および実測結果などをもとに適切な値が設定され、記憶部(図示省略)に記憶されればよい。また、モータ20の各回転速度に対応した比較基準電圧Vzの値を記憶部に記憶してもよい。
1 駆動制御装置 (モータ駆動制御装置の一例)
2 インバータ回路 (モータ駆動部の一部)
3 プリドライブ回路 (モータ駆動部の一部)
4 制御部
5 逆起電圧比較部
51〜53 コンパレータ
6 位置検出回路
7 回転状態検出回路
71 比較基準電圧生成部
72 回転状態判定部
20 モータ (3相ブラシレスDCモータ)
Sin 回転速度指令信号
S1,S2,S3 位相信号
S4 位置検出信号
S5 駆動制御信号
Lu,Lv,Lw コイル
V1,V2,V3 相電圧 (逆起電力に対応)
Vcc 電源電圧
Vd 直流電源
Vu,Vv,Vw 端子間電圧
Vuu,Vul,Vvu,Vvl,Vwu,Vwl 駆動信号
Vz 比較基準電圧
Q1〜Q6 スイッチング素子

Claims (4)

  1. 所定の定電圧である比較基準電圧を生成する比較基準電圧生成部と、
    前記比較基準電圧とモータの各相の逆起電圧とを比較する逆起電圧比較部と、
    いずれか1つの相の前記逆起電圧が前記比較基準電圧と交差したときの前記比較基準電圧に対する他の相の前記逆起電圧の正負に基づいてモータの回転状態を判定する回転状態判定部と、
    を備え
    前記比較基準電圧生成部が生成する前記比較基準電圧は、前記モータが所定速度で回転しているときに各相に発生する逆起電圧の振幅に基づいて設定される、
    ことを特徴とするモータ駆動制御装置。
  2. 前記モータは、3相モータであり、
    前記回転状態判定部は、いずれか1つの相の前記逆起電圧の立ち上がりが前記比較基準電圧と交差したとき、当該相よりも位相が進んだ他の相の前記逆起電圧が前記比較基準電圧に対して正であり、かつ、当該相よりも位相が遅れた他の相の前記逆起電圧が前記比較基準電圧に対して負ならば、前記3相モータが所定速度以上で正回転していると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動制御装置。
  3. 前記モータは、3相モータであり、
    前記回転状態判定部は、いずれか1つの相の前記逆起電圧の立ち上がりが前記比較基準電圧と交差したとき、当該相よりも位相が進んだ他の相の前記逆起電圧、および当該相よりも位相が遅れた他の相の前記逆起電圧の両方が前記比較基準電圧に対して同符号であったならば、前記3相モータの回転速度が所定速度未満であると判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のモータ駆動制御装置。
  4. 所定の定電圧であって、モータが所定速度で回転しているときに各相に発生する逆起電圧の振幅に基づいて設定される比較基準電圧を生成するステップと、
    前記比較基準電圧と前記モータの各相の逆起電圧とを比較するステップと、
    いずれか1つの相の前記逆起電圧が前記比較基準電圧と交差したときの前記比較基準電圧に対する他の相の前記逆起電圧の正負に基づいて回転状態を判定するステップと、
    を実行することを特徴とする回転状態検出方法。
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