JP6388560B2 - ダイとともにパンチング金型を構成するパンチ - Google Patents

ダイとともにパンチング金型を構成するパンチ Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、ダイとともにパンチング金型を構成するパンチに関する。
ある種の部品を例えばコンパウンドプレス成形するためのパンチには薄肉構造の切刃が要求されることがあり、そのため切刃部分(パンチ部)にはダイセットとの取り付け部を備える台座としてのホルダ部(フランジ部)が必要とされていた。ホルダ部をパンチ部とともに一体構造で成形するとき、パンチ部は硬度の高い材料を必要とするので、それとともに一体成形されるホルダ部も必然的に同材料で成形されることなり、パンチにかかる材料費は高騰する。切刃の劣化とともに高価なパンチを交換する必要があり、パンチマシンの維持費用も高額にならざるを得ない。
またパンチ部とホルダ部とは互いに形状が異なるので、パンチ部を専用電極及び専用冶具を必要とする型彫り放電加工で成形しなければならず、加工コストは高騰し、パンチをさらに高額化させる。加工精度、さらに面粗度に関して、型彫り放電加工固有の限界の制約を受ける。また型彫り放電加工ではその加工時間の長期化も避けられない。
目的は、パンチにかかる材料費、加工コスト及び維持費用を抑制しながら、それとともに加工時間の短縮、加工精度及び面粗度の向上を実現することにある。
本実施形態に係るパンチは、ダイとともにワークを環状体から複数の凸部が外側に突出した打ち抜き形状で打ち抜くためのパンチング金型を構成するパンチにおいて、
前記パンチは先端面のエッジが切刃に形成されたパンチ部と、前記パンチ部を保持するホルダ部とからなり、前記パンチ部は、前記ワークの打ち抜き形状に応じた前記先端面の形状が後端面にかけて連続する筒体であり、前記ホルダ部は、前記パンチ部の後方部分を装入するために前記パンチ部の外周面に応じて内周面が成形された短筒状体であり、前記パンチ部の凸部の頂部は前記ホルダ部の凹部の最深部に密接し、前記パンチ部の凸部以外の部分と前記ホルダ部の凹部以外の部分との間にはクリアランスが設けられ、前記クリアランスに注入された接着剤により前記パンチ部が前記ホルダ部に固着されてなり、前記パンチ部の凸部と前記ホルダ部の凹部とはそれぞれ円弧形状であり、前記ホルダ部の凹部の半径は前記パンチ部の凸部の半径より長く、前記ホルダ部の凹部と前記パンチ部の凸部との間のクリアランスには前記接着剤が注入される
本実施形態に係るパンチは、ダイとともにワークを環状体から複数の凸部が外側に突出した打ち抜き形状で打ち抜くためのパンチング金型を構成するパンチにおいて、前記パンチは先端面のエッジが切刃に形成されたパンチ部と、前記パンチ部を保持するホルダ部とからなり、前記パンチ部は、前記ワークの打ち抜き形状に応じた前記先端面の形状が後端面にかけて連続する筒体であり、前記ホルダ部は、前記パンチ部の後方部分を装入するために前記パンチ部の外周面に応じて内周面が成形された短筒状体であり、前記パンチ部の凸部の頂部は前記ホルダ部の凹部の最深部に密接し、前記パンチ部の凸部以外の部分と前記ホルダ部の凹部以外の部分との間にはクリアランスが設けられ、前記クリアランスに注入された接着剤により前記パンチ部が前記ホルダ部に固着されてなり、前記パンチ部の凸部と前記ホルダ部の凹部とはそれぞれ等脚台形状であり、前記ホルダ部の凹部の上底の長さは前記パンチ部の凸部の上底の長さに等価であり、前記ホルダ部の凹部の下底の長さは前記パンチ部の凸部の下底の長さより長く、前記パンチ部の凸部の上底は前記ホルダ部の凹部の上底に当接し、前記パンチ部の凸部と前記ホルダ部の凹部との間のクリアランスには前記接着剤が注入される
図1は、本実施形態に係るパンチの斜視図である。 図2は、図1のパンチの側面図である。 図3は、図1のパンチの平面図である。 図4は、図1のパンチ部の斜視図である。 図5は、図4のパンチ部の側面図である。 図6は、図4のパンチ部の平面図である。 図7は、図1のホルダ部の斜視図である。 図8は、図7のホルダ部の側面図である。 図9は、図7のホルダ部の平面図である。 図10は、図3の点線枠Cの拡大図であり、パンチ部とホルダ部との間のクリアランスを示す図である。 図11は、図3のA−A断面図である。 図12は、図3のB−B断面図である。 図13は、第1変形例に係るホルダ部の寸法を示す平面図である。 図14は、第2変形例に係るパンチを構成するパンチ部とホルダ部とを示す平面図である。 図15は、第3変形例に係るパンチを構成するパンチ部とホルダ部とを示す平面図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係るパンチを説明する。以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
本実施形態に係るパンチ10は、打ち抜き加工用のパンチであり、プレス機のパンチプレートに取り付けて使用される。パンチ10は、組み立て式のパンチであり、パンチ部20とホルダ部30とから構成される。パンチ部20とホルダ部30とは、例えば異なる加工法により別々に成形することができる。パンチ部20とホルダ部30とが一体に成形された従来のパンチは、切刃部分が要求する高価な材料で製造されていた。一方、組み立て式のパンチ10を構成するパンチ部20とホルダ部30とは、それぞれ独立した部品であるため、それぞれを異なる材料で製造できる。パンチ部20はホルダ部30よりも価格が高く硬度も高い難削材や超硬などの高硬度材で製造される。例えばパンチ部20の材料として、工具鋼が採用される。典型的にはパンチ部20には合金工具鋼鋼材(SKD−11など)又は高速度工具鋼鋼材(SHK−51など)が採用される。例えばホルダ部30の材料として、構造用鋼又は機械構造用鋼が採用される。典型的にはホルダ部30には構造用鋼として一般構造用圧延鋼材(SS400など)が採用され、機械構造用鋼であれば機械構造用鋼炭素鋼鋼材(S45Cなど)が採用される。このように、パンチ部20を切刃部分に合わせた高価な材料で製造し、ホルダ部30をパンチ部20よりも安価な材料で製造することで、切刃部分の強度を従来のパンチと同等にしながら、パンチ10の材料費を低減することができる。
またパンチ10をパンチ部20とホルダ部30との2部品に分割し、それらを結合させてパンチ10を完成させることにより、パンチ部20とホルダ部30とをそれぞれ単純な形状に構成することができる。例えば、パンチ部20とホルダ部30とが一体に成形されているために、複雑な加工形状に対応した、形彫り放電加工等の加工方法で製造するしかなかったようなパンチであっても、本実施形態に係るパンチ10のように、パンチ10を個々の部品(パンチ部20とホルダ部30と)に分離し、個々の部品の形状を単純化するだけで、形彫り放電加工等に比べて加工精度が高く、安価に加工ができるワイヤカット放電加工により、個々の部品を製造できる。
パンチ部20は筒体をなす。筒体の先端面は、ダイとともにワークを打ち抜く打ち抜き形状に応じて成形される。ここでは打ち抜き形状としては環状体から複数の凸部が外側に向かって突出した形状である。環状体としては円環状体又は四角環状体、さらには五角以上の多角環状体のいずれでもよいが、ここでは円環状体として説明する。この例では、打ち抜き形状は円環状体からその半径方向外側に4つの凸部21―24が突出した形状をなしている。凸部21−24は半円形状に形成されている。4つの凸部21−24は円環状体の外周に沿ってその中心に関して点対称の位置関係に分散配置される。換言すると、4つの凸部21−24は円環状体の外周に90度ずつずれた位置に分設される。
パンチ部20は、この先端面の形状が後端面にわたって連続する筒体として成形される。つまり、パンチ部20は円筒体を基本形状としてその外周面(側面)に断面半円状の凸部分が軸方向に沿って伸延する形状に成形されている。パンチ部20は筒体であるので、先端面から後端面にわたってワイヤカット放電加工により一体成形され得る。
ホルダ部30は、パンチ部20よりも外径が長く軸長の短い筒体(短筒状体)に構成される。ホルダ部30の外形は円錐台形である。ホルダ部30の中央部を表面から背面にわたって貫通する中空部(貫通孔)35には、パンチ部20の後方部分が装入される。この貫通孔35の装入口は、パンチ部20の先端面の外周形状に従って、円形を基本として、その円周に沿って複数、ここでは4箇所が半円状に窪んだ形状(凹部31−34)に成形される。半円状の4つの凹部31−34はそれぞれが円中心に向かって開口している。4つの凹部31−34は内周に沿ってその中心に関して点対称の位置関係に分散配置される。換言すると、4つの凹部31−34は内周に90度ずつずれた位置に分設される。
ホルダ部30は、この装入口の形状が装入口側から後端にかけて連続する中空部35(貫通孔35)を備える短筒体として成形される。つまり、ホルダ部30は円筒体を基本形状としてその内周面に断面半円形状の凹部分が軸方向に沿って伸延する長溝形状に成形されている。ホルダ部30は筒体であるので、先端面から後端面にわたってワイヤカット放電加工により一体成形され得る。なお、ホルダ部30の貫通孔35の装入口の周囲には、複数のネジ孔36−39が開けられている。ホルダ部30は、複数の孔36−39に挿入されたネジにより、プレス加工機のパンチプレートに取り付けられる。ホルダ部30の内周面は、パンチ部20の後方部分がホルダ部30の貫通孔35に嵌挿された状態で、ホルダ部30の内周面とパンチ部20の外周面との間に、全域ではなく、部分的にクリアランスが形成されるように設計されている。
パンチ部20の断面上において、半円形状の凸部21−24の半径をRs、円環状体の外縁の半径(外径)をRin、円環状体の中心Oinから凸部21−24の頂部までの距離をDin(>Rin)とする。ホルダ部30の断面上において、半円形状の凹部31−34の半径をRr、貫通孔35の中心Ooutから円周までの距離(内径)をRout、貫通孔35の中心Ooutから凹部31−34の最深部までの距離をDout(>Rout)として、以下、説明する。
ホルダ部30の凹部31−34の半径Rrは、パンチ部20の凸部21−24の半径Rsと略等価である。ホルダ部30の貫通孔35の中心Ooutから凹部31−34の最深部までの距離Doutは、パンチ部20の円環状体の中心Oinから凸部21−24の頂部までの距離Dinと同一長である。ホルダ部30の内径Routは、パンチ部20の外径Rinよりも長く、パンチ部20の円環状体の中心Oinから凸部21−24の頂部までの距離Dinよりも短い。好適には、ホルダ部30の内径Routは、パンチ部20の外径Rinより、ホルダ部30の凹部31−34の半径Rrの、例えば1/10の長さだけ長い。
以上のようにホルダ部30の寸法を設計することで、パンチ部20の後方部分がホルダ部30の貫通孔35に嵌挿された状態で、パンチ部20の外周面の凸部21−24の全体がホルダ部30の内周面の凹部31−34に対してそれぞれ密接し、パンチ部20の凸部21−24以外の外周面(側面)とホルダ部30の凹部31−34以外の内周面との間にクリアランス41を形成することができる。クリアランス41の幅はホルダ部30の内径Routに対するパンチ部20の外径Rinの差に対応する。クリアランス41には、硬化すると樹脂化するエポキシ系の接着剤43が注入される。これにより、パンチ部20をホルダ部30に対して強固に固定することができる。なお、ホルダ部30の凹部31−34の半径Rrを、パンチ部20の凸部21−24の半径Rsよりもわずかに短く成形し、圧入により、パンチ部20をホルダ部30の貫通孔35に装入するようにしてもよい。
ホルダ部30の内周面を、ホルダ部30の内周面の凹部31−34がパンチ部20の外周面の凸部21−24の全体とそれぞれ密接するように設計することで、パンチ部20をホルダ部30の貫通孔35に装入するときには、ホルダ部30の内周面の凹部31−34に対して、パンチ部20の外周面の凸部21−24の位置が正確に合うことになる。つまり、パンチ部20の後方部分がホルダ部30の貫通孔35に嵌挿された状態であれば、それは、ホルダ部30に対してパンチ部20が正確に位置合わせされる。このように、本実施形態に係るパンチ10は、ホルダ部30の内周面に、パンチ部20の外周面の凸部21−24に応じた凹部31−34を形成することで、ホルダ部30に対するパンチ部20の高精度の位置合わせを実現している。
ホルダ部30の内周面を、ホルダ部30の内径Routがパンチ部20の外径Rinよりも長くなるように成形することで、パンチ部20の凸部21−24以外の外周面とホルダ部30の凹部31−34以外の内周面との間に接着剤43を注入するためのクリアランス41を設けて、ホルダ部30の内周面とパンチ部20の外周面とを接着する接着面積を確保することができる。この接着面積はホルダ部30に対するパンチ部20の結合強度に関連し、接着面積が広いほどホルダ部30に対するパンチ部20の結合強度は増す。本実施形態に係る組み立て式のパンチ10は、パンチ部20とホルダ部30とが一体に成形された従来のパンチに比べて、ホルダ部30とパンチ部20との間の結合強度は劣るかもしれない。しかしながら、本実施形態に係るパンチ10は、例えば、薄いワーク等が加工対象であれば、打ち抜き加工時のプレス圧が比較的小さくて済み、そのプレス圧に耐え得る結合強度を確保できる。
本実施形態ではワイヤカット放電加工の採用を実現させて加工効率を向上させるためにパンチ部20を筒体で構成し、ホルダ部30も筒体として構成する。従ってパンチ部20には底部がなく、プレス方向で構造的に保持することはできない。パンチ部20とホルダ部30との側面接着で十分な強度を確保する必要がある。クリアランス41を設けず、パンチ部20とホルダ部30とを全域にわたって密接させた場合、そのプレス圧に耐え得る結合強度を確保することはできないが、上記の通りクリアラン41スを設けて、そこに大量の樹脂系接着剤43を注入し硬化させることで樹脂層を形成して、それによりプレス圧に耐え得る結合強度を確保することができるようになる。
このように、本実施形態に係るパンチ10は、パンチ部20の外周面の凹凸形状を活用して、上記結合強度とともにパンチ部20とホルダ部30との高精度の位置決め精度を両立させることができる。本実施形態に係るパンチ10は、ダイとともにパンチング金型として、パンチ部20とホルダ部30とが一体に成形された従来のパンチと同じように使用することができる。
本実施形態に係るパンチ10は、組み立て式を採用することで、パンチ10にかかる材料費を抑制することができる。また、パンチ部20を筒体に構成し、その形状を打ち抜き形状にしたがって軸方向に均一化することで、パンチ部20をワイヤカット放電加工により製造できる。本実施形態に係るパンチ10は、ワイヤカット放電加工による製造が可能となることで、加工コストを抑制し、パンチ10の加工時間の短縮、ワイヤカット放電加工固有の加工精度及び面粗度を獲得することができる。
またパンチ部20がブロック体であれば、パンチ部20にタップ孔を設け、ボルトでホルダ部30に強固に結合できるかもしれない。一方、パンチ部20が薄肉筒体であると、タップ孔をパンチ部20の外周面に開けてボルトでホルダ部30に結合すると、プレス圧によりパンチ部20にタップ孔から亀裂等破損が生じる。そのため、本実施形態に係る組み立て式のパンチ10のように、パンチ部20の外周面の凸部21−24以外の部分とホルダ部30の内周面の凹部31−34以外の部分との間にクリアランス41を設け、このクリアランス41に十分な量の接着剤43を注入して、パンチ部20をホルダ部30に結合する方法は、特にパンチ部20が薄肉筒体の場合に有効である。
(第1変形例)
本実施形態に係るパンチ10では、ホルダ部30の内周面を、パンチ部20の外周面の凸部21−24の全体がホルダ部30の内周面の凹部31−34にそれぞれ密接するように設計することで、ホルダ部30に対するパンチ部20の高精度の位置合わせを実現していた。しかしながら、ホルダ部30に対してパンチ部20を高精度に位置合わせができるのであれば、ホルダ部30の凹部31−34の寸法はこれに限定されない。第1変形例は、ホルダ部30の凹部31−34の他の寸法に関する。
図13に示すように、第1変形例に係るホルダ部30の寸法において、本実施形態との相違点は、ホルダ部30の凹部31´―34´の半径Rrが、パンチ部20の凸部21−24の半径Rsより長い点にある。第1変形例のようにホルダ部30の寸法を設計することで、パンチ部20の後方部分がホルダ部30の貫通孔35に嵌挿された状態で、パンチ部20の外周面の凸部21−24の頂部がホルダ部30の内周面の凹部31´―34´の最深部に当接し、パンチ部20の外周面の凸部21−24以外の外周面とホルダ部30の凹部31´―34´以外の内周面との間にクリアランス41を形成し、さらに、パンチ部20の外周面の凸部21−24の頂部以外の外周面とホルダ部30の凹部31´―34´の最深部以外の内周面との間にもクリアランス45を形成することができる。
ホルダ部30の内周面を、ホルダ部30の内周面の凹部31´―34´の最深部がパンチ部20の外周面の凸部21−24の頂部に当接するように設計することで、パンチ部20をホルダ部30の貫通孔35に装入するときには、本実施形態と同様に、ホルダ部30の内周面の凹部31−34に対して、パンチ部20の外周面の凸部21−24の位置が正確に合うことになる。
ホルダ部30の内周面を、パンチ部20の凸部21−24の頂部以外の外周面とホルダ部30の凹部31´―34´の最深部以外の内周面との間に接着剤43を注入するためのクリアランス41,45が形成されるように設計することで、本実施形態に係るパンチ10に比べて、パンチ部20とホルダ部30との側面間の接着面積をさらに広くでき、これにより、パンチ部20をホルダ部30に対してさらに強固に固定することができる。
(第2変形例)
上述したパンチ10において、パンチ部20の外周面の凸部21−24の断面形状は半円形状をなす。しかしながら、本実施形態に係るパンチ10において、ホルダ部30は、円筒体を基本形状としてその内周面に凸部21−24の断面半円形状と同一の断面形状を有する凹部31−34が軸方向に沿って伸延する長溝形状に成形されている。そのため、本実施形態に係るパンチ10の作用効果は、パンチ部20の外周面の凸部21−24の断面形状に限定せずに得られる。第2変形例は、凸部21−24の他の断面形状に関する。
図14に示すように、パンチ10を構成するパンチ部20の外周面の凸部61−64は断面が台形状、典型的には等脚台形状をなしてもよい。ホルダ部30の内周面には、パンチ部20の外周面の凸部61−64の形状に応じて、断面が等脚台形状の長溝の凹部71−74が軸方向に沿って成形されている。
当該凸部61−64は上記の通り等脚台形の断面形状を有し、その上底の長さをLs1、下底の長さをLs2、高さをHsと表記する。また円環状体の円中心Oinから凸部61−64の頂部までの距離をDin(>Rin)と表記する。パンチ部20の円環状体の外径をRinと表記する。一方、ホルダ部30について、その凹部71−74は同様に等脚台形の断面形状を有し、その上底の長さをLr1、下底の長さをLr2、高さをHrと表記する。また貫通孔35の円中心Ooutから凹部71−74の最深部までの距離をDout(>Rout)と表記する。ホルダ部30の貫通孔35の円中心Ooutから、凹部71−74以外の円周部分の内面までの距離(内径)をRoutと表記する。
ホルダ部30の凹部71−74の上底の長さLr1は、パンチ部20の凸部61−64の上底の長さLs1と略等価である。ホルダ部30の凹部71−74の下底の長さLr2は、パンチ部20の凸部61−64の下底の長さLs2と略等価である。ホルダ部30の高さHrは、パンチ部20の高さHsと略等価である。ホルダ部20の貫通孔35の中心Ooutから凹部71−74の最深部までの距離Doutは、パンチ部20の円環状体の中心Oinから凸部61−64の頂部までの距離Dinと同一長である。ホルダ部30の内径Routは、パンチ部20の外径Rinよりも長く、パンチ部20の円環状体の中心Oinから凸部61−64の頂部までの距離Dinよりも短い。好適には、ホルダ部30の内径Routは、パンチ部20の外径Rinより、ホルダ部30の凹部71−74の半径Rrの、例えば1/10の長さだけ長い。
以上のようにホルダ部30の寸法を設計することで、パンチ部20の後方部分がホルダ部30の貫通孔35に嵌挿された状態で、パンチ部20の外周面の凸部61−64の全体がホルダ部30の内周面の凹部71−74に対してそれぞれ密接し、パンチ部20の凸部61−64以外の外周面とホルダ部30の凹部71−74以外の内周面との間にクリアランス41を形成することができる。クリアランス41には、硬化すると樹脂化するエポキシ系の接着剤43が注入される。これにより、パンチ部20をホルダ部30に対して強固に固定することができる。なお、例えば、ホルダ部30の凹部71−74の高さHrをパンチ部20の凸部21−24の高さHsよりもわずかに短くすることにより、ホルダ部30の凹部71−74をパンチ部20の凸部21−24よりもわずかに小さくし、圧入により、パンチ部20をホルダ部30の貫通孔35に装入するようにしてもよい。したがって、第2変形例に係るパンチ10は、本実施形態に係るパンチ10と同様の効果を得られる。
(第3変形例)
第2変形例に係るパンチ10では、ホルダ部30の内周面を、パンチ部20の外周面の凸部61−64の全体がホルダ部30の内周面の凹部71−74にそれぞれ密接するように設計することで、ホルダ部30に対するパンチ部20の高精度の位置合わせを実現していた。しかしながら、ホルダ部30に対してパンチ部20を高精度に位置合わせができるのであれば、ホルダ部30の凹部71−74の寸法はこれに限定されない。第3変形例は、ホルダ部30の凹部71−74の他の寸法に関する。
図15に示すように、第3変形例に係るホルダ部30の寸法において、第2変形例との相違点は、ホルダ部30の凹部71´−74´の高さHrが、パンチ部20の凸部61−64の高さHsよりも低く、ホルダ部30の凹部71´−74´の下底の長さLr2が、パンチ部20の凸部61−64の下底の長さLs2よりも長い点にある。具体的には、ホルダ部30の凹部71´−74´の高さHrは、パンチ部20の凸部61−64の高さHsよりも、パンチ部20の凸部61−64の高さHsの例えば2/3の長さだけ低く、ホルダ部30の凹部71´−74´の下底の長さLr2は、パンチ部20の凸部61−64の下底の長さLs2よりも、パンチ部20の凸部61−64の下底の長さLs2の例えば1/5の長さだけ長い。
第3変形例のようにホルダ部30の凸部61−64を成形することで、パンチ部20の後方部分がホルダ部30の貫通孔35に嵌挿された状態で、パンチ部20の外周面の凸部61−64の頂部がホルダ部30の内周面の凹部71´−74´の最深部に当接し、パンチ部20の外周面の凸部61−64以外の外周面とホルダ部30の凹部71´−74´以外の内周面との間にクリアランス41を形成し、さらに、パンチ部20の外周面の凸部61−64の頂部以外の外周面とホルダ部30の凹部71´−74´の最深部以外の内周面との間にクリアランス45を形成することができる。クリアランス41、45には、硬化すると樹脂化するエポキシ系の接着剤43が注入される。これにより、パンチ部20をホルダ部30に対してさらに強固に固定することができる。したがって、第3変形例に係るパンチ10は、第1変形例に係るパンチ10と同様の効果を得られる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…パンチ、20…パンチ部、21−24…凸部、30…ホルダ部、31−34…凹部、35…貫通孔、36−39…ネジ孔、41…クリアランス、43…接着剤

Claims (7)

  1. ダイとともにワークを環状体から複数の凸部が外側に突出した打ち抜き形状で打ち抜くためのパンチング金型を構成するパンチにおいて、
    前記パンチは先端面のエッジが切刃に形成されたパンチ部と、前記パンチ部を保持するホルダ部とからなり、
    前記パンチ部は、前記ワークの打ち抜き形状に応じた前記先端面の形状が後端面にかけて連続する筒体であり、
    前記ホルダ部は、前記パンチ部の後方部分を装入するために前記パンチ部の外周面に応じて内周面が成形された短筒状体であり、
    前記パンチ部の凸部の頂部は前記ホルダ部の凹部の最深部に密接し、前記パンチ部の凸部以外の部分と前記ホルダ部の凹部以外の部分との間にはクリアランスが設けられ、前記クリアランスに注入された接着剤により前記パンチ部が前記ホルダ部に固着されてなり、
    前記パンチ部の凸部と前記ホルダ部の凹部とはそれぞれ円弧形状であり、
    前記ホルダ部の凹部の半径は前記パンチ部の凸部の半径より長く、前記ホルダ部の凹部と前記パンチ部の凸部との間のクリアランスには前記接着剤が注入されるパンチ。
  2. 前記ホルダ部は前記パンチ部と異なる材料で構成される請求項1記載のパンチ。
  3. 前記パンチ部は工具鋼で構成され、
    前記ホルダ部は構造用鋼又は機械構造用鋼で構成される請求項1記載のパンチ。
  4. 前記パンチ部はワイヤカット放電加工により先端面から後端面にわたって一体として成形される請求項1記載のパンチ。
  5. 前記接着剤はエポキシ系接着剤である請求項1記載のパンチ。
  6. 前記ホルダ部の凹部以外の部分の内径は前記パンチ部の凸部以外の部分の外径より長い請求項1記載のパンチ。
  7. ダイとともにワークを環状体から複数の凸部が外側に突出した打ち抜き形状で打ち抜くためのパンチング金型を構成するパンチにおいて、
    前記パンチは先端面のエッジが切刃に形成されたパンチ部と、前記パンチ部を保持するホルダ部とからなり、
    前記パンチ部は、前記ワークの打ち抜き形状に応じた前記先端面の形状が後端面にかけて連続する筒体であり、
    前記ホルダ部は、前記パンチ部の後方部分を装入するために前記パンチ部の外周面に応じて内周面が成形された短筒状体であり、
    前記パンチ部の凸部の頂部は前記ホルダ部の凹部の最深部に密接し、前記パンチ部の凸部以外の部分と前記ホルダ部の凹部以外の部分との間にはクリアランスが設けられ、前記クリアランスに注入された接着剤により前記パンチ部が前記ホルダ部に固着されてなり、
    前記パンチ部の凸部と前記ホルダ部の凹部とはそれぞれ等脚台形状であり、
    前記ホルダ部の凹部の上底の長さは前記パンチ部の凸部の上底の長さに等価であり、前記ホルダ部の凹部の下底の長さは前記パンチ部の凸部の下底の長さより長く、前記パンチ部の凸部の上底は前記ホルダ部の凹部の上底に当接し、前記パンチ部の凸部と前記ホルダ部の凹部との間のクリアランスには前記接着剤が注入されるパンチ。
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