JP6388309B2 - リターン式ゴルフパッティング練習用具 - Google Patents
リターン式ゴルフパッティング練習用具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6388309B2 JP6388309B2 JP2014236985A JP2014236985A JP6388309B2 JP 6388309 B2 JP6388309 B2 JP 6388309B2 JP 2014236985 A JP2014236985 A JP 2014236985A JP 2014236985 A JP2014236985 A JP 2014236985A JP 6388309 B2 JP6388309 B2 JP 6388309B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide groove
- return
- practice tool
- golf ball
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
Description
本発明のリターン式ゴルフパッティング練習用具において、前記ガイド溝部を構成する傾斜した2つの曲面又は平面は、横断面が略V字状に交差するように配置されており、前記ガイド溝部を構成する各曲面又は平面には、個別に裁断した消音効果のある柔軟素材を貼り付けているものであってもよい。
本発明のリターン式ゴルフパッティング練習用具において、前記ホールは、その底部に前記ガイド溝部方向にゴルフボールを案内する傾斜が設けられているものであってもよい。
また、ゴルフボールの下部がガイド溝部と2点で接している場合の方がガイド溝部と1点で接する場合よりも音の発生が少なく静かである。
従って、静かに、かつ、勢いよく傾斜溝部から打球位置付近までゴルフボールを戻すことができる。
さらに、消音効果のある柔軟素材が配置されていても、ゴルフボールの運動エネルギーの減少を抑制することができ、ゴルフボールのリターンを確実に行うことができる。なお、このようなゴルフボールの運動エネルギーの減少を抑制するための柔軟素材としては、表面に植毛が施されているものではなく、ゴルフボールの沈み込みが少ないシート状の柔軟素材が好ましい。
図1及び図2に示すように、リターン式ゴルフパッティング練習用具Pは、ポリプロピレンのような硬質の合成樹脂素材から成形加工された本体部10と、フェルトのようにゴルフボールGを転動させるのに適した適度の摩擦抵抗(ころがり摩擦抵抗)を有するマット表面を備えた柔軟なシート状又は布状のマット20とから構成されている。
また、前記ホール3、前記傾斜溝部4,前記ガイド溝部5の各底部には、予め図4において一点鎖線で示す部分が谷底となるように横断面略V字状の溝が形成されている。
ここで、横断面略V字状とは、溝に沿ってゴルフボールGが案内される方向と直交する方向の断面が略V字状であることを示す。
この柔軟素材11〜17を貼付固定する位置は、ゴルフパッティング練習用具の通常の使用態様にてゴルフボールが接触する可能性がある部分に限定しており、指によって柔軟素材11〜17を貼付固定する作業を容易化するとともに、柔軟素材11〜17の無駄を省いている。
さらに、前記ホール3の底部、傾斜溝部4の底部及びガイド溝部5の底部には、柔軟素材11〜17を貼り付ける位置の外縁を示す突条7が形成されており、柔軟素材11〜17を貼付固定する作業をより一層容易化することができるようになっている。
これは、植毛加工を施したゴルフパッティング練習用具と比べても約9dB低いものである(平均約59dB→約50dB)。
従って、ホール3に入ったゴルフボールGが有する位置エネルギーを最大限効率的に生かしてゴルフボールGをホール3からガイド溝部5へと導くことができる。
従って、ホール3に入ったゴルフボールGは、ガイド溝部5から逸脱することなく滑らかに案内され、かつ、ゴルフボールGの下部を2点で支持して前記傾斜溝部4までスムーズに案内されるため、ゴルフボールGの運動エネルギーが熱エネルギーや振動・音エネルギーとして消費されることを抑制することができる。
これは、傾斜溝部4内の斜面を下るにつれてゴルフボールGの直進性が増して傾斜溝部4の側壁4bにゴルフボールGが蛇行して接触してしまう恐れが無くなるからである。
この開口部9aにより、本体部10の外周を構成する壁面9に囲まれた本体部10の裏側の空間は、開放された空間となり、ゴルフボールGによって生じる音が反響して増幅することを防ぐようになっている。
前記マット20は、前記本体部10の前端部からさらに2m程度延びて設置面Fを覆うようになっており、この設置面Fに拡げられたマット20の適宜の位置が、パッティング練習の際のゴルフボールGの打球位置となる。
そして、これらの複数個の切溝21がボール案内部22として機能し、前記傾斜溝部4のボール案内溝4aを下って転動して来たゴルフボールGが、その切溝21に沿って案内され、打球位置付近まで正しくゴルフボールGが戻るようになっている。
まず、樹脂成形にて本体部10を設け、ホール3の底部、傾斜溝部4の底部、及び、ガイド溝部5の底部に設けられた突条7の内側に沿って4枚の柔軟素材11〜14を貼り付ける。
ここで、特に前記ホール3及びガイド溝部5の各底部には、図4において一点鎖線で示す谷底の部分において、柔軟素材11,12を谷底の部分において突き合わせるようにしているため、ガイド溝部5のV字状の溝を明瞭に形成できるとともに、柔軟素材11,12を正しく貼り付ける作業を容易化することができる。
このマット20には、前記傾斜溝部4の前方に対応する位置に、予め複数個の切溝21を複数個並べて打ち抜き加工することで、ゴルフボールGを打球位置付近まで正しく戻すためのボール案内部22を簡単に設けることができ、別途レールなどを設置する必要も無く、ゴルフパッティング練習用具Pの持ち運びや収納の際に邪魔になることが無いばかりか、ゴルフパッティング練習用具Pの製造コストを抑えることもできる。
従って、静かに、かつ、勢いよく傾斜溝部4からマット20上の打球位置付近までゴルフボールGを戻すことができる。
従って、ガイド溝部5においてゴルフボールGの運動エネルギーが減少することを効果的に抑えることができ、かつ、ゴルフボールGがガイド溝部5に接することによる音の発生を抑制することができる。
ここで、試験に用いた斜面の高さhは、ガイド溝部5の下端部からホール3の底部の高い位置までの高さに相当するものであって、約17mmである。
例えば、マット20の素材としては、フェルト以外の不織布であってもよく、柔軟素材11〜19としては、ゴルフボールの沈み込みが少なく、ゴルフボールの運動エネルギーを吸収してしまうことが無い、発泡スチロール、合成ゴム、天然ゴム若しくはシリコンのシート状素材、それらの表面に布が貼られた複合素材、又は、コルクから構成されたものであってもよい。
さらに、傾斜溝部4やガイド溝部5の底面を構成する本体部10を平坦なものとし、柔軟素材11〜13の上面に横断面が略V字状の溝を形成したものを貼付固定して実施してもよい。
その他、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構造、材質、形状、寸法、角度、設置位置、大きさ、数などが異なるリターン式ゴルフパッティング練習用具において具体化して実施してもよい。
2 水平部分
3 ホール
4 傾斜溝部
4a ボール案内溝
4b 側壁
5 ガイド溝部
6 斜面の側壁
7 突条
8 脚部
9 壁面
9a 開口部
10 本体部
11 柔軟素材(ホールの底部及びガイド溝部の底部)
12 柔軟素材(ホールの底部及びガイド溝部の底部)
13 柔軟素材(傾斜溝部の直線部分の底部)
14 柔軟素材(傾斜溝部の湾曲部分の底部)
15 柔軟素材(ホールの側面及びガイド溝部の側面)
16 柔軟素材(傾斜溝部の側面及び斜面の側壁)
17 柔軟素材(傾斜溝部の湾曲部分の側面)
18 柔軟素材(脚部の下面)
19 柔軟素材(本体部の前端部下面)
20 マット
21 切溝
22 ボール案内部
30 蓋
F 設置面
G ゴルフボール
h 高さ
P リターン式ゴルフパッティング練習用具
R リベット
α 角度
β 角度
θ 傾斜角度
Claims (9)
- 斜面を登った部分に形成されたホールと、
斜面の側部に形成されゴルフボールを打球位置方向へ戻すための傾斜溝部と、
前記ホールの底部から前記傾斜溝部へゴルフボールを案内するガイド溝部と、
を備えたリターン式ゴルフパッティング練習用具であって、
前記ガイド溝部がゴルフボールの運動エネルギーを減少させないように滑らかな曲線状のカーブを描くように形成されており、かつ、当該ガイド溝部がゴルフボールの下部と2点で接するように、傾斜した2つの曲面又は平面を向き合うように配置することで溝状に形成されたものであることを特徴とするリターン式ゴルフパッティング練習用具。 - 前記傾斜溝部は、その底部にボール案内溝を備えており、前記ガイド溝部から当該ボール案内溝に導かれたゴルフボールが接することが無い位置に側壁を設けることで溝状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリターン式ゴルフパッティング練習用具。
- 前記傾斜溝部は、その底部にボール案内溝を備えており、そのボール案内溝は、当該ボール案内溝がゴルフボールの下部と2点で接するように、傾斜した2つの曲面又は平面を向き合うように配置することで形成されたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリターン式ゴルフパッティング練習用具。
- 前記ガイド溝部を構成する傾斜した2つの曲面又は平面は、横断面が略V字状に交差するように配置されているものであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のリターン式ゴルフパッティング練習用具。
- 前記ホール、傾斜溝部及びガイド溝部の各底部には、消音効果のある柔軟素材が配置されているものであることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のリターン式ゴルフパッティング練習用具。
- 前記ガイド溝部を構成する傾斜した2つの曲面又は平面は、横断面が略V字状に交差するように配置されており、
前記ガイド溝部を構成する各曲面又は平面には、個別に裁断した消音効果のある柔軟素材を貼り付けているものであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のリターン式ゴルフパッティング練習用具。 - 前記略V字状に交差するように配置された傾斜した2つの曲面又は平面が水平面と為す角度は、それぞれ15度〜30度の範囲内であることを特徴とする請求項4又は6に記載のリターン式ゴルフパッティング練習用具。
- 前記ガイド溝部は、前記ホールの後端部位置から前記傾斜溝部へゴルフボールを案内するように設けられていることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のリターン式ゴルフパッティング練習用具。
- 前記ホールは、その底部に前記ガイド溝部方向にゴルフボールを案内する傾斜が設けられていることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のリターン式ゴルフパッティング練習用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014236985A JP6388309B2 (ja) | 2014-11-21 | 2014-11-21 | リターン式ゴルフパッティング練習用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014236985A JP6388309B2 (ja) | 2014-11-21 | 2014-11-21 | リターン式ゴルフパッティング練習用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016097111A JP2016097111A (ja) | 2016-05-30 |
JP6388309B2 true JP6388309B2 (ja) | 2018-09-12 |
Family
ID=56075905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014236985A Active JP6388309B2 (ja) | 2014-11-21 | 2014-11-21 | リターン式ゴルフパッティング練習用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6388309B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5614864Y2 (ja) * | 1975-12-19 | 1981-04-08 | ||
JPS57160769U (ja) * | 1981-03-31 | 1982-10-08 | ||
US4828267A (en) * | 1988-01-07 | 1989-05-09 | Ray Goodrich | Putting practicing device |
JPH023773U (ja) * | 1988-06-20 | 1990-01-11 | ||
US5595543A (en) * | 1995-10-27 | 1997-01-21 | Wolk; Roger S. | Golf putting practice system |
JPH09234262A (ja) * | 1996-02-29 | 1997-09-09 | Hiroaki Shinohara | パット練習器 |
JP2003180900A (ja) * | 2001-12-12 | 2003-07-02 | Oyauchi Seimen Kojo:Kk | ゴルフパット練習機 |
JP2007007364A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Satoshi Yamashita | 動いているボールを打つゴルフ練習装置。 |
JP2007130340A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Tabata:Kk | パター練習台 |
-
2014
- 2014-11-21 JP JP2014236985A patent/JP6388309B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016097111A (ja) | 2016-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6204656B2 (ja) | フロアマット | |
JP6071438B2 (ja) | シェービングエイド付き剃刀 | |
JP6388309B2 (ja) | リターン式ゴルフパッティング練習用具 | |
JP2006103403A (ja) | フロアシート | |
JP6434286B2 (ja) | 消音加工を有するゴルフパッティング練習用具 | |
JP2016123494A (ja) | 清掃用具 | |
JP6433018B2 (ja) | ゴルフボール転動用マット及びそれを備えたゴルフパッティング練習用具 | |
JP3126901U (ja) | ゴルフクラブヘッドのフェース板 | |
JP5468832B2 (ja) | 歯ブラシ | |
JP4246896B2 (ja) | 天井見切縁 | |
JP5310012B2 (ja) | 側突用樹脂衝撃吸収体 | |
JP6105338B2 (ja) | インストルメントパネル | |
KR101346665B1 (ko) | 코너 모서리 보호대 | |
JP2013179950A (ja) | 紙切板及びこれを備えるロールペーパーホルダー | |
JP2010030684A (ja) | 折り曲げ罫線入りプラスチックシート及びプラスチックシート用罫線刃 | |
JP3195691U (ja) | ダスターモップヘッド | |
JP4756985B2 (ja) | 遊技球搬送樋装置 | |
JP6152271B2 (ja) | 爪研ぎ具 | |
JP2008150745A (ja) | ヘルメット用内装体 | |
JP5684647B2 (ja) | 紙器 | |
JP3177401U (ja) | 野菜調理器 | |
JP3129712U (ja) | 床面用モップ式清掃用具 | |
JP3178995U (ja) | 玉箱及び箱体 | |
JP4753279B2 (ja) | 板状リールシート及びその板状リールシートを装備した釣り竿 | |
JP3126489U (ja) | 布団叩き器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171101 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180803 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180808 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180808 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6388309 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |