JP3195691U - ダスターモップヘッド - Google Patents
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Abstract
【課題】カルマン渦の風によるダスターモップヘッド前方の塵埃の飛散を防ぎ、高い清掃効果を有するダスターモップヘッドを提供する。【解決手段】略長方形の平面形状を有し、下面に塵埃や汚れを吸着する吸着シート1を装着可能に構成されたダスターモップヘッド2は、清掃時にダスターモップヘッドの先端2aで発生しダスターモップヘッドの上方を通過する塵埃を減少させる塵埃遮蔽手段として遮蔽板4が設けられると共に、ダスターモップヘッドの後端2bから先端2aの方向に向かう空気の流れを減衰させるための凹凸構造として、3個の板状体5を遮蔽板の裏側に固定して構成した板状の突起部を有している。【選択図】図1
Description
本考案は、掃除用モップのヘッド部分であるダスターモップヘッドに関する。
一般に、床の塵埃や汚れなどを拭き取るために、把手の先に平板状のヘッド、すなわちダスターモップヘッドを取り付けた掃除用モップが使用されている。ダスターモップヘッドの下面には塵埃や汚れを拭取る清掃部材が設けられており、その清掃部材として、特許文献1に記載のような布地とパイルを使用した掃除用モップや、特許文献2に記載のような埃や塵を吸着する交換可能なシートを装着した掃除用モップが使用されている。
しかし、このような掃除用モップを使用して床などを掃除する場合、ダスターモップヘッドを動かすとそのヘッドの先端部分から埃が舞い上がり、その埃はヘッドの上を通過してヘッドが通り過ぎた後の床に再び付着してしまうことが多い。特にヘッドを床に下ろしたときやヘッドの動きを停止させたときに埃などが舞い上がることが多い。これにより掃除用モップの清掃効果は低下してしまう。そこで、遮蔽板をヘッドに設けて、ヘッドの先端部から舞い上がりヘッドの上方を通過する埃を減らすことができるダスターモップヘッドが特許文献3に記載されている。
従来の特許文献3に記載された遮蔽板などを用いた掃除用モップを使用して床などを掃除する場合、ダスターモップヘッドを前方に動かしている間は前方に舞い上がった塵埃は遮蔽板に当たるのでその遮蔽板に捉えられるかまたは遮蔽板に跳ね返されてダスターモップヘッドの前方の床に落下するので、その後のダスターモップヘッドの移動により床はきれいに清掃される。しかし、ダスターモップヘッドの移動が停止した瞬間、移動中にダスターモップヘッドの後方で発生していた空気のカルマン渦により後方から前方に向かう空気の流れ(風)が生じ、ダスターモップヘッド前方の塵埃を飛散してしまう。なお、このカルマン渦は、空気などの気体や液体などの流体中で固体を動かしたときにその後方にできる渦であり、ダスターモップヘッドの移動中も発生しているが、ダスターモップヘッドの移動中は前方からヘッドに向かう風の速度よりもヘッド後方から前方に向かおうとする風の速度が小さいので清掃には影響は与えない。しかし、上記のように移動を停止した瞬間にカルマン渦の風によるダスターモップヘッド前方の塵埃の飛散が生じ、その飛散方向はヘッドの左右やヘッドの遮蔽板を超えた上方にも広がってしまうので十分な清掃効果が得られない場合があった。
本考案は、係る問題を解決するためになされたものであり、カルマン渦の風によるダスターモップヘッド前方の塵埃の飛散を防ぎ、高い清掃効果を有するダスターモップヘッドを提供することを目的とする。
第1の観点では、本考案は、下面に塵埃や汚れを拭取る清掃部材を備えたダスターモップヘッドと該ダスターモップヘッドに取り付けられた棒状の把手とからなる掃除用モップに使用されるダスターモップヘッドであって、清掃時に該ダスターモップヘッドの先端部分で発生し該ダスターモップヘッドの上方を通過する塵埃を減少させる塵埃遮蔽手段として該ダスターモップヘッドの先端部分に沿って配置された板状の遮蔽板を設け、該遮蔽板の裏側に該ダスターモップヘッドの後端から先端方向に向かう空気の流れを減衰させるための凹凸構造を設けたことを特徴とするダスターモップヘッドを提供する。
本観点の考案は遮蔽板の裏面にダスターモップヘッドの後端から先端方向に向かう空気の流れを減衰させるための凹凸構造を設けたことによりダスターモップヘッド前方の塵埃の飛散を抑えることができる。本考案は、本考案の考案者がダスターモップヘッドの清掃効果を低下させる塵挨の飛散の主要な原因が移動停止時のカルマン渦によるダスターモップヘッドの後端から先端方向に向かう空気の流れであることを見出し、その改善手段を実験を含めて詳細に検討した結果、遮蔽板の裏面に凹凸構造を設けることにより移動停止時のカルマン渦による空気の流れを抑制でき、結果として塵埃の飛散を抑えることができることを見出したことによるものである。これにより高い清掃効果を有するダスターモップヘッドが得られる。なお、遮蔽板はダスターモップヘッドの先端部分に沿って配置されるが、その位置はダスターモップヘッドの先端から棒状の把手が取り付けられている部分までの間であればよい。
第2の観点では、本考案は、第1の観点のダスターモップヘッドにおいて、前記凹凸構造は、前記遮蔽板の裏側に配置された板状の突起部を含むことを特徴とする。このように凹凸構造を板状の突起部で構成することにより容易に後端から先端方向に向かう空気の流れを抑制できる。なお、板状の突起は空気の流れを出来るだけ妨げる向き、すなわち流れに対向するようにその板状の面を向けるのが望ましい。
第3の観点では、本考案は、前記第2の観点のダスターモップヘッドにおいて、前記板状の突起部は、前記遮蔽板の裏面に複数の板状体を固定して構成したことを特徴とする。板状の突起は遮蔽板と一体に成形加工することも可能であるが、本観点の考案のように遮蔽板の裏面に、板状の物体すなわち板状体を接着やねじ固定などの方法により後から固定することにより容易に構成できる。また、複数の板状体を空気の流れを妨げる向きに固定することにより、より確実にカルマン渦による空気の流れを抑制できる。この板状体の材質は遮蔽板と同じであっても、または異なっていてもよく、木材、紙材、プラスチック、ゴム、金属などで構成でき、ある程度の強度があればよい。また、板状体は床面に平行な向きで、遮蔽板に対して略垂直に立てて設置してもよいが、その遮蔽板に対する角度は垂直でなくてもよく、また床面に平行でなくともよい。すなわち、板状体は、カルマン渦による空気の流れを抑制できるような任意の角度で遮蔽板に設置することができる。
第4の観点では、本考案は、前記第1乃至第3のいずれかの観点のダスターモップヘッドにおいて、前記遮蔽板は変形または移動可能に構成されていることを特徴とする。ダスターモップヘッドが壁や家具などに当たったときに、遮蔽板が容易に曲がるような変形や移動が可能であると、ダスターモップヘッドにより床の壁際や家具の近辺、または椅子やベッドの下など、隅々まで掃除することが可能となる。この場合、遮蔽板だけでなくその裏面の凹凸構造も変形や移動可能に構成されていることが望ましく、特に、ダスターモップヘッドに埃や塵を吸着するシートを装着した掃除用モップを使用するときは有効である。シートを装着した掃除用モップを使用して往復拭きをすると、ダスターモップヘッドを引いて戻す時にシートに付着した汚れを再び床に戻してしまうリスクが高くなる。その理由は、多くの場合、掃除用モップを押す力に比べ引く力が弱いため、シートの前部が若干床から浮くことで、シートと汚れとの間に発生する静電気力が弱まり、シートに吸着した塵埃が床に落ちやすくなるためである。その対策として、一般的には、ダスターモップヘッドを回転させることで、ダスターモップヘッドの先頭方向が常に同じ側になるようにして清掃を行う。しかしこの場合、遮蔽板のついたダスターモップヘッドをベッドの下のような天井が低いエリアの壁際で回転させようとすると、掃除用モップの柄が遮蔽板に当たってしまい、自由に回転させられない。本観点の考案では、遮蔽板が掃除用モップの柄に当接したときでも変形または移動可能に構成されていることにより、狭いエリアでもダスターモップヘッドの回転を可能としている。この場合の具体的な構成方法としては、遮蔽板を折りたたみ可能に構成すること、遮蔽板やその裏面の凹凸構造をゴムやスポンジ板などの変形可能な材料で構成することなどが可能である。例えば、遮蔽板を上下方向に二つ以上に分離し、その各部分をゴム板などの変形可能な物体を介在させて接着などにより接続することにより構成できる。
第5の観点では、本考案は、前記第1乃至第4のいずれかの観点のダスターモップヘッドにおいて、前記清掃部材は、前記下面に装着可能に構成されたシート状の清掃部材であることを特徴とする。
第6の観点では、本考案は、前記第5の観点のダスターモップヘッドにおいて、前記下面は該ダスターモップヘッドの先端側に沿って形成された窪みを有することを特徴とする。上記のように塵埃の飛散を少なくするため、ダスターモップヘッドを往復運動ではなく回転させて戻すように動かす時、ダスターモップヘッドの先端に拘束された塵埃はその遠心力により回転中心に対して外側の方向に飛び出そうとする。本観点の考案では、ダスターモップヘッドの下面にその先端側に沿って形成された窪みを有することにより、塵埃をその窪みの中に捕獲してダスターモップヘッドを回転させることができ、ダスターモップヘッドの外側への塵埃の飛散を軽減することができる。さらに、かき集めた塵埃をヘッドの外側ではなく、下部に収納することで、後方から吹く風に引っ張られ飛散する塵埃量を減らすことができる。
第7の観点では、本考案は、前記第6の観点のダスターモップヘッドにおいて、前記窪みは、先端側に開口を有し後端側が閉じた平面形状を有する少なくとも1つの個別窪み形状を有することを特徴とする。このような個別窪み形状を有することにより、窪みの中の個別窪み形状に捕獲された塵埃は個別窪み形状の壁があるためダスターモップヘッドの回転時の遠心力が大きくても外側に飛び出すことができないので、さらに塵埃の飛散を防ぐことができる。
第8の観点では、本考案は、前記第7の観点のダスターモップヘッドにおいて、前記窪みは、複数の前記個別窪み形状を先端側に向かって横に並べた形状を有することを特徴とする。ダスターモップヘッドの下面に個別窪み形状を先端側に開口を向けて横に並べて配置した窪みを形成することにより、広い幅に渡って塵埃を個別窪み形状の中に捕獲でき、より確実にダスターモップヘッドの回転時の遠心力による塵埃の飛散を防ぐことができる。
第9の観点では、本考案は、前記第7または第8の観点のダスターモップヘッドにおいて、前記個別窪み形状の後端は曲線状の形状であることを特徴とする。個別窪み形状の後端が直線が交わった角の形状である場合、土砂や埃などの塵埃はその角部分に押し込まれ、ダスターモップヘッドの移動によってさらに角部分に押し込もうとする圧力が加わるので、塵埃が窪みを飛び出して床に筋状に残ってしまうという現象が生じやすい。本観点の考案のように個別窪み形状の後端を曲線状の形状とすることにより、個別窪み形状の後端で塵埃が一点に集中することがないので上記のような現象は生じなく、より高い清掃効果が得られる。
上記のように、本考案により、カルマン渦の風によるダスターモップヘッド前方の塵埃の飛散を防ぎ、高い清掃効果を有するダスターモップヘッドが得られる。
以下、図面を参照して本考案のダスターモップヘッドを実施例により詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一符号を付し、その重複した説明を省略する。
図1は、実施例1に係るダスターモップヘッドを使用した掃除用モップを示す斜視図である。図1において、本実施例のダスターモップヘッド2は、略長方形の平面形状を有し、下面に塵埃や汚れを吸着する吸着シート1を装着可能に構成されている。ダスターモップヘッド2とダスターモップヘッド2に取り付けられた棒状の把手3とにより掃除用モップ10が構成される。図1の矢印に示すように、ダスターモップヘッド2は、長辺の一方を先端として、移動させて清掃に使用される。ダスターモップヘッド2には、清掃時にダスターモップヘッド2の先端2aで発生しダスターモップヘッド2の上方を通過する塵埃を減少させる塵埃遮蔽手段として遮蔽板4を設けている。遮蔽板4は、ダスターモップヘッド2の先端部分に沿って配置された長方形の板状の部品であり、床面に対してほぼ垂直となるように取り付けられている。さらに、本実施例においては、遮蔽板4の裏側に、ダスターモップヘッド2の後端2bから先端2aの方向に向かう空気の流れを減衰させるための凹凸構造として、3個の板状体5を遮蔽板4に固定して構成した板状の突起部を有している。
ここで、各々の板状体5は、遮蔽板4の裏面に接着で固定されているが、取付用の桟などを設けて固定箇所を補強してもよく、またはその桟や遮蔽板4にねじにより固定してもよい。遮蔽板4のダスターモップヘッド2への固定も同様に接着やねじ固定などが可能である。また、遮蔽板4や板状体5の材質は木材、紙材、プラスチック、ゴム、金属などで構成でき、ある程度の強度があればよい。遮蔽板4と板状体5は同じ材質であってもよい。例えば、適度な厚さのプラスチック板やアクリル板のように変形が困難な材料を用いてもよい。遮蔽板4は長辺の長さがダスターモップヘッド2の長辺の長さとほぼ等しく、短辺の長さは5〜30cm程度の範囲内で、ダスターモップヘッド2の用途に応じて、ダスターモップヘッド2の上方を通過する塵埃をできるだけ遮断するように設定する。また、板状体5の遮蔽板4よりの突出高さは2〜10cm程度であり、その高さおよび設置場所はダスターモップヘッド2を移動停止したときに生ずるカルマン渦による空気の流れをできるだけ妨げ、その風による塵埃の飛散を防ぐように設定する。
また、本実施例においては板状体5は床面に平行な向きで、遮蔽板に対して略垂直に立てて設置しているが、その遮蔽板に対する角度は垂直でなくてもよく、また床面に平行でなくともよい。すなわち、板状体は、カルマン渦による後方からの空気の流れを抑制できるような任意の角度で遮蔽板に設置することができる。図2は、板状体の設置方法の例を示す図であり、図2(a)は複数の板状体を床面に平行に配置したダスターモップヘッドを後方から見た正面図、図2(b)は複数の板状体を床面に対して斜めに配置したダスターモップヘッドを後方から見た正面図、図2(c)は複数の板状体を遮蔽板に対して斜めの角度で配置したダスターモップヘッドの側面図である。後方からの空気の流れを、図2(a)では8枚の板状体5aにより、図2(b)では5枚の板状体5bによりそれぞれ減衰させる。また、図2(c)のように、板状体5cを遮蔽板4に対して垂直よりも下側に倒すことにより、遮蔽板4を超えて前方に向かう風を抑制することができる場合がある。
図3は、実施例2に係るダスターモップヘッドを使用した掃除用モップを示す側面図である。図3において、本実施例のダスターモップヘッド22は、実施例1と同様な略長方形の平面形状を有している。また、ダスターモップヘッド22の上方を通過する塵埃を減少させるために遮蔽板24を設け、遮蔽板24の裏面には、ダスターモップヘッド2の後端から先端に向かう空気の流れを減衰させるための凹凸構造として、板状体25が固定されている。本実施例においては、遮蔽板24は、上下方向に上部24aと下部24bとに分割され、その各部分をゴム板24cを介在させて接着により接続することにより変形可能に構成している。図3(a)は遮蔽板24が変形していないときの状態、図3(b)は把手3が板状体25に当接したことにより遮蔽板24が変形したときの状態を示す。なお、図3ではゴム板24cは表側より上部24aと下部24bとを接続しているがゴム板24cを裏側に配置して接続してもよい。
本実施例においては、通常は遮蔽板の上部24aの角度は床に対して垂直であるが、清掃中に遮蔽板24の上部24aが家具などの障害物に突き当たったとき、またはダスターモップヘッド22を回転させたときに把手3が遮蔽板24の上部24aに当接したときに
遮蔽板24の上部24aが前側や後側に倒れて移動することで、家具の下まで掃除することが可能となり、また、ダスターモップヘッド22を回転させて戻す操作が容易となる。
遮蔽板24の上部24aが前側や後側に倒れて移動することで、家具の下まで掃除することが可能となり、また、ダスターモップヘッド22を回転させて戻す操作が容易となる。
本実施例においてはゴム板24cの介在により遮蔽板24を変形可能としたが、遮蔽板や板状体自体をゴム板やスポンジ板、薄い金属板や高分子材料の板などの弾力のある可塑性材料を使用して構成してもよい。このような構成においても遮蔽板や板状体を変形可能に構成でき、実施例2と同様な効果が得られる。
図4は、実施例3に係るダスターモップヘッドを使用した掃除用モップを示す図であり、図4(a)は側面図、図4(b)は下面図である。図4において、本実施例のダスターモップヘッド32は、実施例1と同様な略長方形の平面形状を有し、吸着シート1を装着可能に構成されているが、下面32aにはダスターモップヘッド32の先端側に沿って形成された窪み36を有している。また、ダスターモップヘッド32には実施例1と同様な形状の遮蔽板4とその裏面に板状体5を設けている。本実施例のダスターモップヘッドにおいては、窪み36が存在することにより、清掃するときに吸着シート1もダスターモップヘッド32の下面に押し付けられ、床との間に窪み36の形状に沿って隙間もしくは圧力のかからない空間が生ずるため、塵埃37は窪み36の奥に集まる。これにより清掃時の塵埃の飛散をさらに抑えることができる。窪み36の深さは2〜10mm程度とすることができる。
また、本実施例においては窪み36の形状は一定の幅をもつ矩形状の平面形状であるが、その形状は様々な変形が可能である。すなわち、窪み36の形状は、ダスターモップヘッドを移動させたとき塵埃をその中に捕獲して飛散を防ぐことが可能な形状であればよい。
図5(a)、(b)は、窪みの平面形状の例を示すダスターモップヘッドの下面図である。図5(a)に示すダスターモップヘッド42の窪み46の平面形状は先端側に開口を有し後端側が閉じた曲線状の個別窪み形状46aを有している。このような個別窪み形状46aを有することにより、窪みの中に捕獲された塵埃37は個別窪み形状の壁があるためダスターモップヘッドの回転時の遠心力があっても外側に飛び出すことができないので、ダスターモップヘッドの回転時の塵埃の飛散を防ぐことができる。図5(b)に示すダスターモップヘッド52の窪み56の平面形状は先端側に開口を有し後端側が閉じた半円状の個別窪み形状56aを先端側に向かって横に7個並べた形状を有している。この個別窪み形状56aは奥行きが深く開口が狭いので、個別窪み形状56aの中に捕獲された塵埃37はダスターモップヘッドの回転時の遠心力が大きい場合でも飛び出しにくく、塵埃の飛散をより確実に防ぐことができる。
図5(a)、(b)は、窪みの平面形状の例を示すダスターモップヘッドの下面図である。図5(a)に示すダスターモップヘッド42の窪み46の平面形状は先端側に開口を有し後端側が閉じた曲線状の個別窪み形状46aを有している。このような個別窪み形状46aを有することにより、窪みの中に捕獲された塵埃37は個別窪み形状の壁があるためダスターモップヘッドの回転時の遠心力があっても外側に飛び出すことができないので、ダスターモップヘッドの回転時の塵埃の飛散を防ぐことができる。図5(b)に示すダスターモップヘッド52の窪み56の平面形状は先端側に開口を有し後端側が閉じた半円状の個別窪み形状56aを先端側に向かって横に7個並べた形状を有している。この個別窪み形状56aは奥行きが深く開口が狭いので、個別窪み形状56aの中に捕獲された塵埃37はダスターモップヘッドの回転時の遠心力が大きい場合でも飛び出しにくく、塵埃の飛散をより確実に防ぐことができる。
なお、本考案は上記の実施例に限定されるものではないことは言うまでもなく、目的や用途に応じて設計変更可能である。例えば、ダスターモップヘッドの平面形状は楕円形などであってもよい。また、遮蔽板、凹凸構造、板状体の形状、材料、配置などは上記に示したものに限定されない。例えば、遮蔽部や板状体の形状は矩形状の平板でなくてもよく、湾曲した曲面を有する部材などを用いてもよい。
1 吸着シート
2、22、32、42、52 ダスターモップヘッド
2a 先端
2b 後端
3 把手
4、24 遮蔽板
5、5a、5b、5c、25 板状体
10 掃除用モップ
32a 下面
36、46、56 窪み
37 塵埃
46a、56a 個別窪み形状
2、22、32、42、52 ダスターモップヘッド
2a 先端
2b 後端
3 把手
4、24 遮蔽板
5、5a、5b、5c、25 板状体
10 掃除用モップ
32a 下面
36、46、56 窪み
37 塵埃
46a、56a 個別窪み形状
Claims (9)
- 下面に塵埃や汚れを拭取る清掃部材を備えたダスターモップヘッドと該ダスターモップヘッドに取り付けられた棒状の把手とからなる掃除用モップに使用されるダスターモップヘッドであって、清掃時に該ダスターモップヘッドの先端部分で発生し該ダスターモップヘッドの上方を通過する塵埃を減少させる塵埃遮蔽手段として該ダスターモップヘッドの先端部分に沿って配置された板状の遮蔽板を設け、該遮蔽板の裏側に該ダスターモップヘッドの後端から先端方向に向かう空気の流れを減衰させるための凹凸構造を設けたことを特徴とするダスターモップヘッド。
- 前記凹凸構造は、前記遮蔽板の裏側に配置された板状の突起部を含むことを特徴とする請求項1に記載のダスターモップヘッド。
- 前記板状の突起部は、前記遮蔽板の裏面に複数の板状体を固定して構成したことを特徴とする請求項2に記載のダスターモップヘッド。
- 前記遮蔽板は、変形または移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のダスターモップヘッド。
- 前記清掃部材は、前記下面に装着可能に構成されたシート状の清掃部材であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のダスターモップヘッド。
- 前記下面は該ダスターモップヘッドの先端側に沿って形成された窪みを有することを特徴とする請求項5に記載のダスターモップヘッド。
- 前記窪みは、先端側に開口を有し後端側が閉じた平面形状を有する少なくとも1つの個別窪み形状を有することを特徴とする請求項6に記載のダスターモップヘッド。
- 前記窪みは、複数の前記個別窪み形状を先端側に向かって横に並べた形状を有することを特徴とする請求項7に記載のダスターモップヘッド。
- 前記個別窪み形状の後端は曲線状の形状であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のダスターモップヘッド。
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Cited By (1)
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CN112758795A (zh) * | 2021-01-06 | 2021-05-07 | 上海新时达电气股份有限公司 | 电梯控制方法、电梯及存储介质 |
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2014
- 2014-11-14 JP JP2014006081U patent/JP3195691U/ja not_active Expired - Fee Related
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