JP6385731B2 - 揺動型ドア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の開口部を開閉する揺動型ドア装置に関し、特に、建物の開口部周縁の既存ドア枠に支持されている既存ドアを新規ドアに取り換えて開閉するようにしたものに関する。
一般に、建物の開口部を開閉する揺動型のドア装置は、吊元端部(戸尻端部)がドア枠に上下の丁番によって揺動可能に支持されたドアを備え、このドアの揺動によって開口部を開閉するようになっている。また、ドアの戸先端部には操作ハンドルによって出没するラッチが、またドア枠の縦枠にはラッチを受けるラッチ受けがそれぞれ設けられていて、両者の係合によりドアを閉じ状態に保持するようにしている。
このドア装置は、通常、ドア枠及びドアが開口部両側の柱(構造軸材)の間に位置するインセット納まりであり、ドア枠やドアの大きさは開口部の幅や高さに応じて決定される。そのため、このドア装置をリフォームするときには、既存の開口部に合わせた大きさのドア枠と扉を予め用意し、ドア枠等の交換のために開口部周囲の壁の工事が必要となり、大掛かりな工事となる。
一方、このようなインセット納まりのドア装置とは異なり、アウトセット納まりと呼ばれるドア装置が知られている。このアウトセット納まりのドア装置は、例えは特許文献1に示されるように、ドア枠及びドアが開口部の一側に配置され、そのドアの吊元端部がドア枠の一側面に丁番により揺動可能に支持されており、ドアの閉じ状態では開口部全体を一側から覆うように閉じるものである。
実開平6−62181号公報
そこで、上記インセット納まりのドア装置をリフォームするときに、特許文献1に示されるように、既存のドアに変わる新しいドアを開口部の一側に配置してアウトセット納まりの構造に変更すれば、ドア枠やドアの開口部に対する制約がなくなり、壁の工事等の大掛かりな工事が不要となるので都合が良い。
ところが、その場合、上記特許文献1のもののように、新しいドアを支持する丁番をドア枠の一側面に取り付けようとしても、例えば、そのドア枠がMDFで形成されていたり、面取りや切り欠き等があったり、或いは木口にモールが形成されていたりすると、丁番を安定して取り付けることが難しくなり、丁番の取付位置も制限されるという問題が生じる。
本発明の目的は、インセット納まりのドア装置をアウトセット納まりの構造にリフォームする際に、ドアを支持する丁番の取付構造に改良を加えることにより、丁番を安定して取り付けるとともに、丁番の取付位置の制限も不要にし、さらにはドア装置の外観性を向上させようとすることにある。
上記の目的の達成のため、この発明では、開口部上側に、開口部左右両側の構造軸材に亘り架け渡されて固定される新規横枠を配置し、新しいドアの丁番を既存のドア枠に取り付けるのではなく、開口部周縁の柱等の構造軸材又は新規横枠に直接に取付固定する。またラッチは新規ドアの戸先側上面に対し出没するように設ける一方、このドア戸先側上面に対し出没するラッチに係合するラッチ受けを新規横枠に設けるようにした。
具体的には、第1の発明は、建物の開口部を、該開口部周縁の既存ドア枠に支持されている既存ドアに代わる新規ドアにより開閉するようにした揺動型ドア装置であって、上記開口部周縁の上側には、上記既存ドア枠の横枠又は該横枠のあった部位よりも高い位置に新規横枠が配置されていて、該新規横枠の両端部は開口部周縁の吊元側及び戸先側の構造軸材に前側から取り付けられている。また、上記新規ドアは、開口部の前側に配置されかつ吊元端部が上記開口部周縁部の構造軸材、又は該構造軸材と上記新規横枠とに対し直接に少なくとも上下1対の丁番により揺動可能に支持されていて、閉じ状態では開口部全体と、既存ドア枠又は該既存ドア枠のあった部位とを該開口部の前側から覆うように閉じるものとされているさらに、上記新規ドアには、操作ハンドルの操作により戸先側上面に対し出没するラッチが設けられている一方、上記新規横枠に、上記ラッチに係合するラッチ受けが設けられていることを特徴とする。
この第1の発明では、新規ドアは開口部の前側に配置されており、その吊元端部が建物の開口部周縁部に丁番により揺動可能に支持され、閉じ状態では新規ドアが開口部全体と、既存ドア枠又は該既存ドア枠のあった部位とをその前側から覆うように閉じるアウトセット納まりであるので、新規ドアは開口部の幅や高さよりも大きくしさえすれば、それらの制約を受けることがない。
しかも、新規ドアは開口部の前側から開口部全体と、既存ドア枠又は該既存ドア枠のあった部位とを覆うように閉じるので、既存のドアを取り除いて、新規ドアを取り付けるだけで新たなドア装置が得られることとなり、開口部周囲の壁の工事等の大掛かりな工事が不要となり、建物の躯体の下地工事を要することなくドア装置を施工することができる。しかも、新規ドアのラッチは戸先端部上面に出没するようにしておけば、リフォーム時には、開口部周縁の上側に新規横枠を取り付けてラッチ受けを形成するだけでよく、工事が簡単になる。これらによりリフォームの工期が短くなり、その費用も少なくて済む。
また、新規ドアの吊元端部が開口部周縁の吊元側の構造軸材、又は構造軸材と新規横枠とに直接に丁番により取り付けられているので、その丁番は既存ドア枠に影響されることなく安定して構造軸材又は新規横枠に取り付けられることとなる。そのため、新規ドアの支持構造が強固となり、そのドアの安定した開閉動作を長期間に亘って維持することができ、その信頼性を高めることができる。しかも、丁番は開口部周縁の吊元側の構造軸材又は新規横枠に取付固定されればよいので、丁番はビスで固定される構造軸材又は新規横枠の幅で取付位置が調整可能であるだけでなく、安定して取付可能である。
また、新規ドアが閉じ状態では開口部全体と、既存ドア枠又は該既存ドア枠のあった部位とをその前側から覆うので、前側から見て新規ドアが開口部周縁の壁等から浮き出るようになり、新規ドアにより既存ドア枠やそれのあった部位が隠蔽されてすっきりした美麗な納まりが得られる。
しかも、開口部周縁の上側に新規横枠が両端部を開口部周縁の吊元側及び戸先側の構造軸材に前側から取り付けて固定され、この新規横枠にラッチ受けが設けられている一方、新規ドアには、操作ハンドルの操作により戸先側上面に対し出没するラッチが設けられており、このラッチとラッチ受けとの係合によりドアの閉じ状態をロック保持するようにしているので、新規ドアの戸先端部の上下略中央部にラッチが、またそのラッチに係合するラッチ受けも開口部周縁の戸先側壁部の上下略中央部にそれぞれ現れない。そのため、ラッチやラッチ受けはドア装置を前側から見たときに通常の人の視線の範囲外でそれよりも高い開口部上側に位置することとなり、それらが通常の視線から隠蔽されたようになって、見た目がすっきりとし、外観の見映えを良くすることができる。
第2の発明は、第1の発明において、丁番はピボット丁番であり、上部丁番は新規横枠に取り付けられ、他の丁番は開口部周縁の吊元側の構造軸材に前側から直接に取り付けられていることを特徴とする。
この第2の発明では、上部丁番は新規横枠に取り付けられているので、その新規横枠を介して開口部周縁の吊元側の構造軸材に間接的に取り付けられる。一方、他の丁番は、開口部周縁の吊元側の構造軸材に前側から直接に取り付けられている。これらにより、丁番を安定して構造軸材に取り付けることができ、新規ドアの支持構造を強固として、そのドアの安定した開閉動作を長期間に亘って維持することができる。
また、新規横枠は、ラッチ受けを形成するための部材だけでなく、上側丁番を取り付けるための部材としても兼用されているので、その分、リフォームに必要な部材の数を減らすことができる。
第3の発明は、第1の発明において、丁番はピボット丁番であり、上部及び下部丁番は開口部周縁の吊元側の構造軸材に前側から直接に取り付けられていることを特徴とする。
この第3の発明では、上下両側の丁番は、開口部周縁の吊元側の構造軸材に前側から直接に取り付けられているので、丁番を安定して構造軸材に取り付けることができ、新規ドアの支持構造を強固として、そのドアの安定した開閉動作を長期間に亘って維持することができる。
第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれか1つにおいて、既存ドア枠がカバーで覆われていることを特徴とする。
この第4の発明では、既存ドア枠がカバーで覆われているので、その既存ドア枠にキズや汚れ等があっても、それらはカバーにより隠蔽され、リフォームによって美麗な外観のドア装置を得ることができる。
尚、上記いずれの発明の場合においても、既存ドア枠を残したまま本発明のドア装置を取り付けてもよいし、第4の発明のとおり既存ドア枠の上にカバー材を取り付けてからドア装置を取り付けてもよい。また、既存ドア枠を取り外し、ドア枠の取り付いていた位置の開口部の周縁部を穴埋め、美化補修した後にクロス、カバー材等を取り付けてからドア装置を取り付けてもよい。
以上説明した如く、本発明によると、建物の開口部を開閉する揺動型ドア装置をリフォームして既存ドアを新規ドアに取り換える場合に、開口部周縁の上側に新規横枠を配置して、その両端部を開口部周縁の吊元側及び戸先側の構造軸材に前側から取り付け、新規ドアは、開口部の前側に配置されかつ吊元端部が開口部周縁部の構造軸材、又は該構造軸材と上記新規横枠とに対し直接に丁番により揺動可能に支持されていて、閉じ状態では開口部全体と、既存ドア枠又は該既存ドア枠のあった部位とを該開口部の前側から覆うように閉じるものとし、操作ハンドルの操作により戸先側上面に対し出没するラッチを新規ドアに設ける一方、このラッチに係合するラッチ受けを新規横枠に設けたことにより、リフォーム時には、開口部周囲の壁の工事等の大掛かりな工事を不要とし、開口部周縁の上側に新規横枠を取り付けてラッチ受けを形成するだけの簡単な工事によってリフォーム工期の短縮化や費用の低減を図ることができるとともに、丁番の構造軸材への取付固定により丁番を安定して取り付けて新規ドアの支持構造を強固とし、ドアの安定した開閉動作を長期間に亘って維持して、その信頼性の向上を図ることができ、さらには丁番の取付位置の制限の不要化を図ることができる。しかも、ラッチやラッチ受けをドア装置を前側から見たときに通常の人の視線の範囲外の高い開口部上側に配置して、外観の見映えを良くすることができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る揺動型ドア装置を前側から見た正面図である。 図2は、揺動型ドア装置を概略的に示す水平断面図である。 図3は上部丁番を拡大して示し、図3(a)は新規横枠に取り付けられる受け部材の平面図、図3(b)は新規ドアに取り付けられる本体部の平面図である。 図4は、操作ハンドルが操作されないときにラッチが突出した状態を示す拡大正面図である。 図5は、操作ハンドルが操作されないときにラッチが没入した状態を示す図4相当図である。 図6は、操作ハンドルが操作されてラッチが没入した状態を示す図4相当図である。 図7は、実施形態2の要部を示す水平断面図である。 図8は、実施形態3の要部を示す水平断面図である。 図9は、実施形態4の要部を示す水平断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(実施形態1)
図1及び図2は本発明の実施形態1に係る揺動型ドア装置Aを示し、1,1は建物の内部において前側空間S1(例えばリビングルーム)と後側空間S2(例えば廊下)との間に立設された構造軸材としての2本の柱であり、これらの柱1,1間には両空間S1,S2を往来するための開口部Oが形成されている。この開口部Oの周りは壁部が設けられ、この壁部は、柱1を挟んで前側空間S1及び後側空間S2に面するように前後に配置された壁材としての前後のプラスター(石膏)ボード2,2を備えている。
開口部Oの周縁には既存ドア枠5が取付固定されている。この既存ドア枠5は、前側空間S1から見て左右の縦枠5a,5aと、両縦枠5a,5aの上端部間に架け渡されて連結固定された左右水平方向に延びる横枠(図示せず)とを有し、左縦枠5aは左柱1において右柱1に対向する内面に、また右縦枠5aは右柱1において左柱1に対向する内面に、さらに横枠は柱1,1間に架設したまぐさ(図示せず)の下面にそれぞれ固定されている。この既存ドア枠5は、その前後幅が開口部O周りの壁部の厚さ(柱1の前後幅に前後のプラスターボード2,2の厚さを加えた寸法)よりも小さく、幅方向の両端部である前後端部は柱1の表面と面一となっており、この既存ドア枠5ないし柱1の表面にプラスターボード2,2の周縁部のうち左右端部がビス止めされて固定されている。
上記揺動型ドア装置Aの施工前には、上記既存ドア枠5に既存ドア(図示せず)が開口部Oに沿う平面上に位置するようにインセット納まりで揺動可能に支持されていたが、この実施形態では、既存ドアが新規ドア8に取り換えられてリフォームされる。すなわち、揺動型ドア装置Aは、開口部Oを、開口部O周縁の既存ドア枠5に支持されている既存ドアに代わる新規ドア8により開閉するようにしたものである。
上記新規ドア8は上記既存ドア枠5よりも大きいドア材からなり、その左右幅は既存ドア枠5における左右縦枠5a,5aの外面間の左右幅よりも大きく、高さは横枠よりも高いものとされている。この新規ドア8は開口部O前側の前側空間S1に、開口部Oの前後中央から距離Dだけずれて配置され、その右端部である吊元端部(戸尻端部)は開口部O周縁部の右側部に例えば上下1対の丁番10,10を介して揺動可能に支持されており、新規ドア8が開口部Oを閉じた閉じ状態では、開口部O全体を開口部O周囲の既存ドア枠5を含めて開口部O前側(前側空間S1側)から覆うように閉じる構造となっている。
上記開口部O周縁部の前面において上側には、水平左右方向に延びる新規横枠16が配置され、この新規横枠16の左右両端部は、開口部周縁の吊元側の右柱1及び戸先側の左柱1(いずれも構造軸材)に前側から新規横枠16及び前側プラスターボード2を貫通する複数のビスV,V,…によって取付固定されている。尚、図2では新規横枠16及び各ビスVをいずれも仮想線にて示している。
そして、この新規横枠16の吊元端部(右端部)の下面に、新規ドア8の吊元端部の上端部を支持するための上部丁番10がビス止めによって取付固定されている。
一方、開口部周縁部の前面において戸尻側の右柱1には、その前側から、新規ドア8の吊元端部の下端部を支持するための下部丁番10(図1のみに示す)が前側プラスターボード2を貫通するビス(図示せず)によって取付固定されている。この構造により、新規ドア8は、吊元端部が上部にあっては開口部周縁部の右柱1(構造軸材)に固定した新規横枠16に、また下部にあっては右柱1にそれぞれ直接に上部及び下部丁番10,10により揺動可能に支持されている。
上記各丁番10はいずれも同じ例えば持ち出しピボット丁番からなり、この持ち出しピボット丁番は公知のものである。上部丁番10について説明すると、この上部丁番10は、図3(a)に示すように、新規横枠16の下面に取付固定される平板状の受け部材11(上受け)と、図3(b)に示すように、新規ドア8の吊元端部上面に取付固定される本体部13とを備え、受け部材11には上下方向に貫通する軸孔12が形成されている。本体部13は、新規ドア8の吊元端部上面に固定される平板状の取付部13aと、この取付部13aに一体に形成され、取付部13a(新規ドア8)から前側に離れかつ取付部13aよりも下側に突出する筒状の軸受部13bとを有し、この軸受部13bにはその上面から上向きに突出して上記受け部材11の軸孔12に挿入される軸部14が支持されている。図3中、15は取付部13aに形成されたビス挿通孔である。
一方、下部丁番10は上部丁番10と同様のものであり、図示しないが、右柱1の下端部に前側から取付固定される受け部材(下受け)と、新規ドア8の吊元端部下面に取付固定される本体部とを備えている。受け部材はL字状に折り曲げられた板状のもので、右柱1の下端部に取付固定される上下方向に延びる平板状の柱取付部と、この柱取付部の下端部から前側に水平方向に延びる支持部とからなり、この支持部には上向きに突出する軸部が形成されている。本体部は、新規ドア8の吊元端部下面に固定される平板状のドア取付部と、このドア取付部に一体に形成され、ドア取付部(新規ドア8)から前側に離れかつドア取付部よりも上側に突出する筒状の軸受部とを有し、この軸受部には上下方向に貫通して受け部材の軸部を挿入させる軸孔が形成されている。つまり、下部丁番10の上部丁番10と異なる部分は、軸孔が本体部に、また軸部が受け部材にそれぞれ形成されていること、受け部材は、右柱1の下端部に前側から取付固定される柱取付部を有するようにL字状のものに変更されていることである。尚、各丁番10の本体部13にはその軸受部13aを覆う箱状のカバー(図示せず)が一体的に取り付けられるようになっている。
上記のように、各丁番10の軸孔12及び該軸孔12に挿通される軸部14は開口部O周囲部の前面から前側に所定寸法だけ離れた位置に位置しており、上部丁番10の受け部材11の軸孔12に本体部13の軸部14を、また下部丁番10の本体部の軸孔に受け部材の軸部をそれぞれ挿入させることで、新規ドア8が各丁番10の軸部14回りに揺動するようになっている。
新規ドア8の戸先端部側の内部にはラッチ機構(全体は図示せず)が取り付けられている。このラッチ機構の基本的な構造は公知構造のものであり、新規ドア8の戸先端部側内においてその上下の略中央部に収納されたボックス部19と、このボックス部19に揺動可能に支持され、新規ドア8を前後方向に貫通する操作軸20とを有し、この操作軸20の前後両端部にはそれぞれ操作ハンドル21,21が回動一体に取付固定されている。
また、図4〜図6にも示すように、通常の公知構造のものとは異なり、ラッチ機構は、新規ドア8の戸先側の上端角部に取り付けられたラッチ支持部23を有する。このラッチ支持部23は、新規ドア8の上面に沿うように取付固定されかつ開口24(図2参照)が形成された横部23aと、この横部23aの左端(戸先側端)に連続し、新規ドア8の戸先側木口面に沿うように取付固定される縦部23bとからなるL字状のものであり、横部23aの下面には新規ドア8内に位置する収納部25が一体的に設けられている。この収納部25内には、横部23aの上面に対し開口24を通って出没可能なラッチ26と、このラッチ26を突出方向に付勢するバネ(図示せず)とが支持されており、ラッチ26はバネの付勢力により常時は戸先端部の上面から突出している。
ラッチ26の先端部である上端部の後側(後側空間S2側)には、上方向に向かうに従って前側(前側空間S1側)に向かうように傾斜する傾斜面26aが形成されている。
そして、上記ボックス部19とラッチ支持部23の収容部25との間には新規ドア8内を上下方向に延びる昇降ロッド27が配置され、この昇降ロッド27の下端部はボックス部19内において操作軸20に連動機構(図示せず)を介して駆動連結されており、操作ハンドル21の回動操作によって昇降ロッド27が上下方向に昇降移動するようになっている。一方、昇降ロッド27の上端部は上記ラッチ26の下端部に上下方向(軸方向)に相対移動可能に係合されており、図4及び図5に示すように、操作ハンドル21が例えば略水平方向(詳しくは少し上向き)に延びるように位置していて操作されていないときには、昇降ロッド27が上昇位置にあって、この昇降ロッド27に対しラッチ26が相対的に昇降移動可能となり、このときに、図4に示すように、ラッチ26がバネの付勢力によって新規ドア8の上面から突出する一方、図5に示すように、ラッチ26がバネの付勢力に抗して押し下げられたときには、新規ドア8の上面からラッチ支持部23の収納部25内(ドア内部)に没入するようになっている。さらに、図6に示すように、操作ハンドル21が先端部が押し下げられて例えば60°程度回し操作されたときには、昇降ロッド27が上昇位置から下降位置に下降移動し、ラッチ26がこの昇降ロッド27に係合して一体的に下降し、新規ドア8の上面からラッチ支持部23の収納部25内(新規ドア8の内部)に没入するようになっている。
上記新規横枠16の戸先側端部(左端部)の下面には、上記新規ドア8の戸先端部上面のラッチ26に係合可能な凹陥部からなるラッチ受け30が形成されている。そして、新規ドア8が開き状態から丁番10回りに図2で時計回り方向に回動して閉じたときに、新規ドア8の戸先側のラッチ26における傾斜面26aがラッチ受け30前側の側壁部に押されてラッチ26が突出付勢力に抗してドア8内に没入し(図5参照)、そのラッチ26がラッチ受け30前側の側壁部を超えた後に突出付勢力により突出して(図4参照)、ラッチ受け30内に嵌入し該ラッチ受け30と係合することで、新規ドア8はその戸先端部の後面が戸先縦枠25の前面に当接して閉じ状態にロック保持される一方、操作ハンドル21を操作してラッチ26を没入させることで、ラッチ26とラッチ受け30との係合が解除されて(図6参照)、ドア8を前側に移動させて開き操作し得るようになっている。
尚、図1、図4〜図6中、28はつまみ錠であり、回動操作することで操作ハンドル21を回動不能状態にロック保持するものである。
上記実施形態では、建物の開口部Oに施工されている既存のドア装置を新規のドア装置Aに交換してリフォームする場合、既存のドア装置の既存ドア枠5はそのまま残してドアのみをその丁番ごと取り外し、その後に新規のドア装置Aを施工すればよい。
具体的には、開口部O周縁部前面の上側に新規横枠16を配置し、その吊元側の右端部を右柱1に、また同戸先側の左端部を左柱1にそれぞれ前側プラスターボード2を貫通するビスV,Vで固定する。
次いで、新規横枠16の右端部下面に上部丁番10の受け部材11(上受け)を、また新規ドア8の吊元端部の上面に上部丁番10の本体部13をそれぞれ取り付ける一方、開口部周縁部の右柱1の下端部に下部丁番10の受け部材(下受け)を、また新規ドア8の吊元端部の下面に下部丁番の本体部をそれぞれ取り付け、上部丁番10の受け部材11の軸孔12に本体部13の軸部14を、また下部丁番10の本体部の軸孔に受け部材の軸部をそれぞれ挿入させることで、新規ドア8を新規横枠16及び右柱1に対し上下丁番10,10によって揺動可能に支持する。
一方、新規横枠16の戸先側である左端部の下面には、新規ドア8に内蔵されているラッチ機構のラッチ26が係合可能なラッチ受け30を形成すればよい。
したがって、この実施形態では、新規ドア8は開口部Oの前側に配置されたアウトセット納まりであり、その吊元端部(右端部)が建物の開口部O周縁部に上下の丁番10,10を介して揺動可能に支持され、閉じ状態では新規ドア8が開口部O全体を既存ドア枠5を含めてその前側から覆うように閉じる。このため、新規ドア8は開口部Oの幅や高さよりも大きくしさえすれば、それらの制約を受けることがない。しかも、新規ドア8は開口部Oの前側から開口部O全体を覆うように閉じるので、既存のドアを取り除いて、新規ドア8を取り付けるだけで新たなドア装置Aにリフォームされることとなり、既存ドア枠5等の交換は不要で、その交換のために開口部O周囲の壁の工事等の大掛かりな工事をしなくて済む。すなわち、建物の躯体の下地工事を要することなく既存ドア枠5を活かしてドア装置Aを施工することができるので、リフォームの工期が短くなり、その費用も少なくなる。
しかも、新規ドア8において、そのラッチ機構のラッチ26は戸先端部上面に出没する構造としておけば、リフォーム時には、開口部O周縁の上側に新規横枠16を取り付けてそれにラッチ受け30を形成するだけでよく、工事は簡単になり、上記リフォームの工期の短縮化や費用の低減に大きく寄与することができる。
また、新規ドア8は閉じ状態で開口部O全体と既存ドア枠5とをその前側から覆うので、前側から見て新規ドア8が開口部O周縁の壁部等から浮き出るように見えるようになり、新規ドア8により既存ドア枠5が隠蔽されてすっきりした美麗な納まりが得られる。
しかも、開口部O周縁の上側に新規横枠16が両端部を左右柱1,1に前側から取り付けて固定され、この新規横枠16の左端部下面にラッチ受け30が設けられている一方、新規ドア8には、操作ハンドル21の操作により戸先側上面に対し出没するラッチ26が設けられ、ラッチ26とラッチ受け30との係合により新規ドア8の閉じ状態をロック保持するようにしているので、通常のドアのように、その戸先端部の上下略中央部にラッチが現れず、そのラッチに係合するラッチ受けも開口部O周縁の戸先側壁部の上下略中央部に現れない。すなわち、ラッチ26やラッチ受け30はドア装置Aを前側から見たときに通常の人の視線の範囲外でそれよりも高い開口部O上側に位置しているので、それらが恰も通常の視線から隠蔽されたようになり、見た目がすっきりとして、リフォーム後のドア装置Aの外観の見映えを良くすることができる。
また、上記新規横枠16の吊元側の右端部と右柱1の下端部とにそれぞれ上下丁番10,10が取り付けられているので、丁番10,10が既存ドア枠5に影響されることなく安定して右柱1(構造軸材)に対し、上部丁番10にあっては新規横枠16を介して、また下部丁番10にあっては直接にそれぞれ取り付けられ、新規ドア8の支持構造は強固となる。その結果、新規ドア8の安定した開閉動作を長期間に亘って維持することができ、その信頼性を高めることができる。また、丁番10,10は右柱1及び該右柱1に固定した新規横枠16に取付固定されるので、その取付位置が制限されることもない。
また、新規横枠16を、ラッチ受け30を形成するための部材だけでなく、上部丁番10を取り付けるための部材としても兼用しているので、リフォームに必要な部材の数を減らすことができる。
(実施形態2)
図7は本発明の実施形態2を示し(尚、以下の各実施形態では、図1〜図6と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する)、開口部O周縁部に壁部の厚さよりも幅の広い既存ドア枠5が施工されている場合にリフォームするようにしたものである。
すなわち、この実施形態では、既存ドア枠5は、その前後幅が開口部O周りの壁部の厚さ(柱1の前後幅に前後のプラスターボード2,2の厚さを加えた寸法)よりも大きく、幅方向の両端部である前後端部が壁部(プラスターボード2)の表面から突出している。
また、戸先側の左柱1に対し前側から角材状のスペーサ17が取付固定され、新規横枠16の左端部はこのスペーサ17(その上端部)を介して戸先側の左柱1に取付固定されている。新規横枠16は、このスペーサ27の厚さ分だけ前側に突出しており、新規ドア8が閉じてラッチ26が新規横枠16のラッチ受け30に係合したときに新規ドア8が既存ドア枠5と干渉しないようになっている。
その他の構成は実施形態1と同様であり、この実施形態でも実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
(実施形態3)
図8は実施形態3を示し、既存ドア枠5を隠蔽するようにしたものである。この実施形態では、上記実施形態2(図7参照)において、既存ドア枠5の左右の縦枠5a,5a及び横枠は、その露出部分が隠しカバー31によって覆われ、この隠しカバー31は既存ドア枠5に接着等により固定されている。隠しカバー31は前後2つの分割カバー部材31a,31bに分割され、前側分割カバー部材31aは、縦枠5aないし横枠において、外面前側のうちの壁部から突出した部分と、前面全体と、内面のうちの前半部とを覆うように断面略L字状の板材からなる。一方、後側分割カバー部材31bは、前側分割カバー部材31aと同様に、縦枠5aないし横枠において、外面後側のうちの壁部から突出した部分と、後面全体と、内面のうちの後半部とを覆うように断面略L字状の板材からなる。その他は実施形態2と同様の構成である。
したがって、この実施形態でも実施形態2と同様の作用効果が得られる。また、既存ドア枠5が隠しカバー31で覆われているので、その既存ドア枠5にキズや汚れ等があっても、それらは隠しカバー31により隠蔽され、リフォームによって美麗な外観のドア装置Aを得ることができる利点がある。
(実施形態4)
図9は実施形態4を示し、既存ドア枠5を取り外してリフォームするようにしたものである。この実施形態では、開口部Oの周縁に取付固定されていた既存ドア枠5(図2参照)は取り外され、前後のプラスターボード2,2間には新たなプラスターボード2′が左柱1の右面に固定されて取り付けられている。その他は実施形態1の構成と同じである。
したがって、この実施形態の場合、ドア装置Aは既存ドア枠5を取り外してもリフォームすることができる。
(その他の実施形態)
尚、上記実施形態では、上下の丁番10,10として持ち出し丁番を用いているが、他の丁番を使用することもできる。また、丁番10の数は2つに限定されない。
また、上記実施形態では、新規ドア8の吊元端部を支持する丁番10,10を新規横枠16の右端部及び開口部O周縁の右柱1に固定し、ドア8のラッチ26に係合するラッチ受け30を新規横枠16の左端部に形成しているが、逆に、丁番10,10を新規横枠16の左端部及び開口部O周縁の左柱1に、またラッチ受け30を新規横枠16の右端部に形成してもよいのは勿論である。
さらに、上記実施形態では、上部丁番10は新規横枠16に取り付けるようにしているが、新規横枠16ではなく、下部丁番10と同様に右柱1に直接に取付固定するようにしてもよい。しかし、新規横枠16をラッチ受け30の形成部材及び上部丁番10の取付部材として兼用できる点では、上記実施形態のようにすることが望ましい。
本発明は、建物の開口部を開閉する揺動型ドア装置をリフォームして既存ドアを新規ドアに取り換える場合に、大掛かりな工事を不要としてリフォーム工期の短縮化や費用の低減を図り、ドアの安定した開閉動作を長期間に亘って維持できるので、極めて有用であり、産業上の利用可能性が高い。
A 揺動型ドア装置
S1 前側空間
S2 後側空間
O 開口部
V ビス
1 柱(構造軸材)
5 既存ドア枠
5a,5a 縦枠
8 新規ドア
10 丁番
16 新規横枠
21 操作ハンドル
23 ラッチ支持部
26 ラッチ
27 昇降ロッド
30 ラッチ受け
31 隠しカバー

Claims (4)

  1. 建物の開口部を、該開口部周縁の既存ドア枠に支持されている既存ドアに代わる新規ドアにより開閉するようにした揺動型ドア装置であって、
    上記開口部周縁の上側には、上記既存ドア枠の横枠又は該横枠のあった部位よりも高い位置に新規横枠が配置されていて、該新規横枠の両端部は開口部周縁の吊元側及び戸先側の構造軸材に前側から取り付けられ、
    上記新規ドアは、開口部の前側に配置されかつ吊元端部が上記開口部周縁部の構造軸材、又は該構造軸材と上記新規横枠とに対し直接に少なくとも上下1対の丁番により揺動可能に支持されていて、閉じ状態では開口部全体と、既存ドア枠又は該既存ドア枠のあった部位とを該開口部の前側から覆うように閉じるものとされ
    上記新規ドアには、操作ハンドルの操作により戸先側上面に対し出没するラッチが設けられている一方、
    上記新規横枠に、上記ラッチに係合するラッチ受けが設けられていることを特徴とする揺動型ドア装置。
  2. 請求項1において、
    丁番はピボット丁番であり、
    上部丁番は新規横枠に取り付けられ、
    他の丁番は開口部周縁の吊元側の構造軸材に前側から直接に取り付けられていることを特徴とする揺動型ドア装置。
  3. 請求項1において、
    丁番はピボット丁番であり、
    上部及び下部丁番は開口部周縁の吊元側の構造軸材に前側から直接に取り付けられていることを特徴とする揺動型ドア装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つにおいて、
    既存ドア枠がカバーで覆われていることを特徴とする揺動型ドア装置。
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