JP6385464B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、冷蔵庫に用いられる引出扉構造に関するものである。
従来の冷蔵庫には、貯蔵室の前面側開口部を開閉自在に閉塞する扉の設置構造として、引出扉構造を採用したものがある。この引出扉構造は、貯蔵室の両側壁部に前後方向に設けられた一対のレールと、貯蔵室の開口部を開閉自在に閉塞する扉と、該扉から後方へ突設された一対の支持腕と、支持腕のそれぞれの後部の外側に回転自在に設けられ、前後方向に移動自在にレールに支持されたローラと、ローラよりも前方で一対の支持腕を支持する一対の支持部品と、を備えている。そして、この引出扉構造は、一対の支持腕によって食品等を収納する収納容器を保持する構成となっている。つまり、扉が貯蔵室の開口部を閉じている状態においては、収納容器は貯蔵室内に配置されることとなる。また、扉を引き出すことにより、収納容器を貯蔵室から収納容器を出し、収納容器へ食品等の収納及び収納容器からの食品等の取り出しが行える構造となっている。
上記のように構成された従来の引出扉構造において、扉を引き出す際に、扉、支持腕、収納容器及びこの容器に収納された食品等の荷重の重心(以下、引出扉構造の重心と称する)が支持部品よりも前方になった場合、支持腕の後端部が浮き上がり、レールの上面にローラが接触することとなる。つまり、扉を引き出す際に、引出扉構造の重心が支持部品よりも前方になった場合、ローラには上方から下方へ押される荷重がかかる。これにより、支持腕には、該支持腕の下方が内側へ捻られるようなモーメントがかかる。そして、このようなモーメントによって支持腕の変形が大きくなると、レールからローラが脱落してしまうという問題点があった。
そこで、従来の冷蔵庫の引出扉構造には、一対の支持腕の後端部を補強用の支持腕で接続する構成が提案されている(例えば、特許文献1の図7参照)。また、この特許文献1には、貯蔵室の底面部から上方に突出させた規制壁により、一対の支持腕の変形を規制する構成も開示されている(特許文献1の図2,3参照)。
特開2001−91148号公報
しかしながら、補強用の支持腕を備えた従来の引出扉構造は、補強用の支持腕により、収納容器の奥行き寸法(前後方向の寸法)が制限され、収納容器の収納容積が制限されてしまうという課題があった。また、補強用の支持腕を備えた従来の引出扉構造は、一対の支持腕に補強用の支持腕を設けるため、冷蔵庫のコスト及び組立工数が増加してしまうという課題、さらには工場内に補強用の支持腕の保管場所が必要であるという課題があった。
一方、規制壁を備えた従来の引出扉構造は、規制壁によって支持腕の変形を規制するため、補強用の支持腕を廃止することができる。しかしながら、規制壁を備えた従来の引出扉構造は、規制壁を貯蔵室の底面部に設ける必要があるため、支持腕近傍に底面部を有していない貯蔵室に採用することができない。このため、規制壁を備えた従来の引出扉構造は、貯蔵室の形状によって採用が制限されてしまうという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、補強用の支持腕を廃止でき、従来よりも貯蔵室形状によって採用が制限されない引出扉構造を有する冷蔵庫を得ることを目的とする。
本発明に係る冷蔵庫は、前面側に開口部を有する貯蔵室が形成された筐体と、前記貯蔵室の両側壁部に前後方向に設けられた一対のレールと、前記貯蔵室の開口部を開閉自在に閉塞する扉と、該扉から後方へ突設された一対の支持腕と、前記支持腕のそれぞれの後部の外側に設けられ、前後方向に移動自在に前記レールに支持された一対の被支持部品と、前記貯蔵室に設けられ、前記被支持部品よりも前方で一対の前記支持腕を支持する一対の支持部品と、一対の前記支持腕に保持された収納容器と、を備え、前記収納容器は、左右方向に沿って該収納容器の底面部から下方に突設され、一対の前記支持腕が内側に変形しようとするときに前記支持腕と左右方向の端部とが当接して、前記支持腕が変形するのを防止するリブを有するものである。
本発明に係る冷蔵庫は、一対の支持腕が収納容器のリブに当接することによって、支持腕の変形を規制する。このため、本発明に係る冷蔵庫は、従来の引出扉構造に設けられていた補強用の支持腕を廃止することができる。したがって、本発明に係る冷蔵庫は、補強用の支持腕を備えた引出扉構造を有する従来の冷蔵庫と比べ、収納容器の容積増加、コスト及び組立工数の削減、並びに、工場内スペースの確保等の効果を得ることができる。
また、本発明に係る冷蔵庫は、従来の引出扉構造に設けられていた規制壁のような、貯蔵室の底面部に設けなければならない部品もない。このため、本発明に係る冷蔵庫は、規制壁を備えた引出扉構造を採用することができなかった貯蔵室にも、引出扉構造を採用することができる。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る引出扉構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の切替室を正面から示した断面図である。 図3のQ部拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の収納容器を示す右側面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の別の一例を示す要部拡大図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫を示す要部拡大図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の別の一例を示す要部拡大図である。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫を示す要部拡大図である。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫の別の一例を示す要部拡大図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫を示す斜視図である。
本実施の形態1に係る冷蔵庫100の筐体1には、前面側に開口部を有する貯蔵室が形成されている。本実施の形態1では、筐体1に、複数の貯蔵室を形成している。詳しくは、筐体1の最上部には、冷蔵室2が形成されている。冷蔵室2の下方には、製氷室3及び切替室4が形成されている。製氷室3及び切替室4の下方には、冷凍室5が形成されている。また、冷凍室5の下方には、野菜室6が形成されている。
これら各貯蔵室の開口部には、各貯蔵室の開口部を開閉自在に閉塞する扉が設けられている。詳しくは、冷蔵室2の開口部には、観音開き構造の扉2a,2aが設けられている。製氷室3、切替室4、冷凍室5及び野菜室6の開口部には、それぞれ引出扉構造である扉3a、扉4a、扉5a及び扉6aが設けられている。
(引出扉構造)
続いて、本実施の形態1に係る冷蔵庫100の引出扉構造について説明する。なお、製氷室3、切替室4、冷凍室5及び野菜室6の引出扉構造は、同じ構成となっている。このため、以下では、切替室4を例に、本実施の形態1に係る引出扉構造について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る引出扉構造を示す斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の切替室を正面から示した断面図である。図4は、図3のQ部拡大図である。また、図5は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の収納容器を示す右側面図である。
本実施の形態1に係る引出扉構造は、扉4a、一対の支持腕10、一対のローラ22、一対のレール8、及び、一対の支持部品13等で構成されている。
一対の支持腕10は、扉4aの背面部に設けられており、扉4aから後方へ突設されたものである。なお、本実施の形態1では、薄板で支持腕10を形成している。このため、支持腕10は、強度を確保するために、縦板部10a及び横板部10bを有する断面L字状に形成されている。しかしながら、支持腕10の断面形状は、任意である。例えば、断面横U字状(コの字状)又はZ字状等、縦板部10a及び横板部10bのL字状部分を有する形状に薄板を加工し、支持腕10としてもよい。また例えば、断面角形形状又は丸形形状等の棒状部材を支持腕10として用いてもよい。
これら支持腕10の後部の外側(より詳しくは縦板部10aの外側)には、ローラ22が回転自在に設けられている。また、本実施の形態1では、これら支持腕10は、内側の端部(後述するリブ12と対向する側の端部)にフランジ14を有している。
ここで、ローラ22が、本発明の被支持部品に相当する。
上述のように構成された一対の支持腕10は、食品等を収納する収納容器11を保持している。この収納容器11は、上部が開口した箱形形状をしている。また、本実施の形態1に係る収納容器11は、左右方向に沿って該収納容器11の底面部から下方に突設されたリブ12を有している。つまり、このリブ12は、左右方向の端部が、支持腕10の内側の端部(フランジ14を有する場合には、フランジ14)と対向している。扉4aが切替室4の開口部を閉じている状態においては、この収納容器11は切替室4内に配置されることとなる。
レール8は、断面が例えば略横U字状(コの字状)に形成されたものであり、略横U字状の開口部が切替室4内を向くように、切替室4の両側壁部7に前後方向に設けられている。なお、レール8は、切替室4の両側壁部7と一体形成してもよい。これらレール8は、前後方向に移動自在にローラ22を支持している。また、切替室4の底面部9には、一対の支持部品13が設けられている。これら支持部品13の上端部は、ローラ22よりも前方となる支持腕10の下面部に摺動自在当接しており、扉4a、支持腕10、収納容器11及びこの収納容器11に収納された食品等の荷重を支持している。
なお、支持部品13の設置位置は、上記の荷重を支持できれば、底面部9に限定されるものではない。例えば、支持部品13は切替室4内設けられていればよく、両側壁部7等に支持部品13を設けてもよい。また、本実施の形態1では、支持部品13として滑り子のような摺動部品を想定しているが、支持部品13としてローラを用いてもよい。
(引出扉構造の動作説明)
このように構成された扉4aの引出扉構造は、次のような動作となる。
扉4aが切替室4の開口部を閉じた状態においては、支持腕10の後端部に設けられたローラ22は、レール8の後端部近傍に位置することとなる。この状態は、扉4a、支持腕10、収納容器11及びこの収納容器11に収納された食品等の荷重の重心(以下、引出扉構造の重心と称する)が支持部品13よりも後方になった状態である。このため、ローラ22はレール8の下面に接触した状態となる。
扉4aを引き出し始めると、ローラ22は、レール8の下面を転がり、支持腕10が支持部品13上を摺動する。これにより、扉4aを引き出すことができる。つまり、扉4aを引き出して、支持腕10に保持された収納容器11に食品等を収納することができる(又は、収納容器11から食品等を取り出すことができる)。ここで、引出扉構造の重心が支持部品13よりも前方となった場合、支持腕10の後端部が浮き上がり、レール8の上面にローラ22が接触することとなる。つまり、扉4aを引き出す際に、引出扉構造の重心が支持部品13よりも前方になった場合、ローラ22には上方から下方へ押される荷重がかかる。これにより、支持腕10には、図4に矢印で示すように、該支持腕10の下方が内側へ捻られるようなモーメントMがかかる。そして、このようなモーメントMによって支持腕10の変形が大きくなると、レール8からローラ22が脱落してしまうことが懸念される。
しかしながら、本実施の形態1に係る冷蔵庫100においては、モーメントMによって支持腕10が変形しようとした際、支持腕10における内側の端部(フランジ14を有する場合はフランジ14)が収納容器11のリブ12に当接する。このため、本実施の形態100は、支持腕10の変形を規制することができ、レール8からローラ22が脱落することを防止できる。
以上、本実施の形態1に係る冷蔵庫100においては、収納容器11のリブ12によってモーメントMによる支持腕10の変形を規制できる。このため、本実施の形態1に係る冷蔵庫100は、従来の引出扉構造に設けられていた補強用の支持腕を廃止することができる。したがって、本実施の形態1に係る冷蔵庫100は、補強用の支持腕を備えた引出扉構造を有する従来の冷蔵庫と比べ、収納容器11の容積増加、コスト及び組立工数の削減、並びに、工場内スペースの確保等の効果を得ることができる。
また、本実施の形態1に係る冷蔵庫100は、従来の引出扉構造に設けられていた規制壁のような、貯蔵室の底面部に設けなければならない部品もない。このため、本実施の形態1に係る冷蔵庫100は、規制壁を備えた引出扉構造を採用することができなかった貯蔵室にも、引出扉構造を採用することができる。
また、本実施の形態1に係る冷蔵庫100においては、一対の支持腕10は、リブ12と対向する側の端部にフランジ14を有している。このため、モーメントMによって支持腕10の変形がしようとした際、フランジ14とリブ12の端部とが、正面視において線接触することとなる。このため、本実施の形態1に係る冷蔵庫100は、フランジ14が無い場合と比べ、より大きなモーメントMに対して支持腕の変形を抑制することもできる。
なお、本実施の形態1では、支持腕10の後部外側に設けられた被支持部品として、ローラ22を用いた。しかしながら、ローラ22は、被支持部品の一例である。例えば、図6に示すように、レール8の後部外側に、例えば円柱状又は角柱状の滑り子21を設けてもよい。滑り子21をレール8に対して摺動自在に設けることにより、被支持部品とすることができる。滑り子21を被支持部品として用いることにより、ローラ22を被支持部品として用いた場合と比べ、引出扉構造、つまり、冷蔵庫100のコストをより削減することができる。
実施の形態2.
本発明に係る冷蔵庫100の引出扉構造は、実施の形態1の構成に限定されるものではない。例えば、以下のように引出扉構造を構成してもよい。なお、本実施の形態2において特に言及しない構成については、実施の形態1と同様とする。また、本実施の形態2においては、実施の形態1と同様の機能を果たす構成には、実施の形態1と同様の符号を付すこととする。また、本実施の形態2では、滑り子21を被支持部品として用いた引出扉構造を例に説明する。
図7は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫を示す要部拡大図である。この図7は、図3のQ部に対応する位置を図示したものである。
図7に示すように、本実施の形態2に係る冷蔵庫100は、滑り子21の取り付け高さが実施の形態1とは異なる。具体的には、本実施の形態2に係る冷蔵庫100においては、支持腕10とリブ12との接触箇所(フランジ14)と、滑り子21とは、少なくとも一部が同じ高さになる構成となっている。
縦板部10a及び横板部10bのL字状部分を有する形状に薄板を加工して支持腕10を形成する場合、上記のモーメントMが支持腕10にかかると、縦板部10aには、縦板部10aと横板部10bとの接合部を中心として、外側に曲がろうとする力が作用する。このため、滑り子21と縦板部10aとの接続箇所が、縦板部10aと横板部10bとの接合部から離れすぎていると、縦板部10aと横板部10bとの接合部で支持腕が破損してしまうことが懸念される。
しかしながら、本実施の形態2に係る冷蔵庫100においては、支持腕10とリブ12との接触箇所(フランジ14)と、滑り子21とは、少なくとも一部が同じ高さになっている。換言すると、滑り子21と縦板部10aとの接続箇所が、縦板部10aと横板部10bとの接合部に近い構成となっている。このため、本実施の形態2に係る冷蔵庫100は、実施の形態1と比べ、上記のモーメントMが支持腕10にかかった際、縦板部10aと横板部10bとの接合部で支持腕10が破損してしまうことをより抑制できる。特に、本実施の形態2に係る冷蔵庫100においては、滑り子21と縦板部10aとの接続箇所が、支持腕10とリブ12との接触箇所と同じ高さになっている。換言すると、滑り子21と縦板部10aとの接続箇所と、支持腕10とリブ12との接触箇所とは、横板部10bを含む平面上に位置している。このため、モーメントMが支持腕10にかかっても、縦板部10aには、縦板部10aと横板部10bとの接合部を中心として外側に曲がろうとする力がほとんどかからない。このため、さらに、支持腕10が破損してしまうことを抑制できる。
なお、図8に示すように、被支持部品としてローラ22を用いても勿論よい。支持腕10とリブ12との接触箇所(フランジ14)と、ローラ22とが、少なくとも一部が同じ高さになっていればよい。このように構成することで、上記と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
実施の形態1及び実施の形態2で示した引出扉構造に、下記のような傾斜面部を形成してもよい。なお、本実施の形態3において特に言及しない構成については、実施の形態1又は実施の形態2と同様とする。また、本実施の形態3においては、実施の形態1又は実施の形態2と同様の機能を果たす構成には、これらの実施の形態と同様の符号を付すこととする。また、本実施の形態3では、滑り子21を被支持部品として用い、実施の形態2のように構成された引出扉構造に傾斜面部を形成した例について説明する。
図9は、本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫を示す要部拡大図である。この図9は、図3のQ部に対応する位置を図示したものである。
本実施の形態3に係る冷蔵庫100の一対のレール8は、該レール8の底面部における滑り子21よりも内側となる位置に、前後方向に沿って上方に突設された凸部15を備ええている。これら凸部15は、滑り子21との対向面に、上部から下部にかけて滑り子21側に傾斜する傾斜面部15aを有している。また、滑り子21のそれぞれは、凸部15の傾斜面部15aに対向する傾斜面部16を有している。
ここで、傾斜面部15aが本発明の第1傾斜面部に相当し、傾斜面部16が本発明の第2傾斜面部に相当する。
このように引出扉構造を構成することにより、モーメントMによって支持腕10が変形しようとした際、滑り子21の傾斜面部16がレール8の傾斜面部15aに当接し、支持腕10の変形を規制することができる。このため、本実施の形態3に係る冷蔵庫100は、収納容器11が支持腕10に保持されていない状態においても、レール8からローラ22が脱落することを防止でき、扉4aの移動が安定する。
また、本実施の形態3のように引出扉構造を構成することにより、引出扉構造の重心が支持部品13よりも後方に移動し、滑り子21がレール8の上面に当接した状態からレール8の下面側へ下降する際、レール8の傾斜面部15aがガイドとして機能し、滑り子21をレール8の下面に誘導する。このため、安定した扉4aの移動を実現することができる。
また、部品の加工誤差及び組立誤差等により、一対の滑り子21間の寸法が、一対のレール8間の寸法よりも小さくなり、引出扉構造を切替室4内にうまく設置できない場合がある。しかしながら、本実施の形態3のように引出扉構造を構成することにより、扉4a、支持腕10、収納容器11及びこの収納容器11に収納された食品等の荷重によって、滑り子21はレール8の傾斜面部15aにガイドされながら、レール8の下面に誘導される。このため、部品の加工誤差及び組立誤差等により、従来では引出扉構造を切替室4内にうまく設置できなかった場合でも、引出扉構造を切替室4に取り付けることができる。
なお、図10に示すように、被支持部品としてローラ22を用いても勿論よい。ローラ22に傾斜面部16を形成することにより、上記と同様の効果を得ることができる。
以上、上記の実施の形態1〜実施の形態3では、本発明に係る引出構造を切替室4に設置する例について説明した。しかしながら、本発明に係る引出構造は、切替室4以外の貯蔵室に設置することも勿論可能である。
1 筐体、2 冷蔵室、2a 扉、3 製氷室、3a 扉、4 切替室、4a 扉、5 冷凍室、5a 扉、6 野菜室、6a 扉、7 側壁部、8 レール、9 底面部、10 支持腕、10a 縦板部、10b 横板部、11 収納容器、12 リブ、13 支持部品、14 フランジ、15 凸部、15a 傾斜面部(第1傾斜面部)、16 傾斜面部(第2傾斜面部)、21 滑り子(被支持部品)、22 ローラ(被支持部品)、100 冷蔵庫。

Claims (6)

  1. 前面側に開口部を有する貯蔵室が形成された筐体と、
    前記貯蔵室の両側壁部に前後方向に設けられた一対のレールと、
    前記貯蔵室の開口部を開閉自在に閉塞する扉と、
    該扉から後方へ突設された一対の支持腕と、
    前記支持腕のそれぞれの後部の外側に設けられ、前後方向に移動自在に前記レールに支持された一対の被支持部品と、
    前記貯蔵室に設けられ、前記被支持部品よりも前方で一対の前記支持腕を支持する一対の支持部品と、
    一対の前記支持腕に保持された収納容器と、
    を備え、
    前記収納容器は、左右方向に沿って該収納容器の底面部から下方に突設され、一対の前記支持腕が内側に変形しようとするときに前記支持腕と左右方向の端部とが当接して、前記支持腕が変形するのを防止するリブを有する冷蔵庫。
  2. 前記支持腕と前記リブとの接触箇所と、前記被支持部品とは、少なくとも一部が同じ高さとなる構成である請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 一対の前記レールは、該レールの底面部における前記被支持部品よりも内側となる位置に、前後方向に沿って上方に突設された凸部を備え、
    前記凸部は、前記被支持部品との対向面に、上部から下部にかけて前記被支持部品側に傾斜する第1傾斜面部を有し、
    前記被支持部品のそれぞれは、前記凸部の前記第1傾斜面部に対向する第2傾斜面部を有する請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 一対の前記支持腕は、前記リブと対向する側にフランジを有し、
    正面視において、前記フランジと前記リブとが線接触する構成である請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記被支持部品は、前記レールに摺動自在に支持された滑り子である請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記被支持部品は、前記支持腕に回動自在に設けられたローラである請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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