JP6383234B2 - 作業機 - Google Patents
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Description
請求項1に係る発明は、機体と、前記機体に搭載された原動機と、前記原動機の上方に配置されて、上方から下方へと向かう気流を形成するファンと、前記ファンの上方に配置されたラジエータと、前記ラジエータに並列したオイルクーラと、前記ラジエータ及び前記オイルクーラの上方に配置されたコンデンサと、前記コンデンサを、前記ラジエータ及びオイルクーラの上面に対して傾斜するチルトアップ姿勢に保持する保持部材と、を備え、前記保持部材は、前記コンデンサの周囲に設けられた第1ブラケットと、前記コンデンサの周囲に設けられ且つ前記第1ブラケットと異なる第2ブラケットと、前記第1ブラケットと第2ブラケットに亘って設けられた軸部と、前記コンデンサを支持する枠体と、前記枠体の前部側に取り付けられ且つ前記軸部に連結される連結部と、前記軸部を支点とする連結部の回動によって、前記コンデンサを前記チルトアップ姿勢に保持する保持部と、を有している。
請求項2に係る発明では、前記ファンで形成された気流が通る通気孔を形成する縁部を有し且つ前記ファンの周囲に設けられたシュラウドと、前記シュラウドの上部に取り付けられ且つ前記ラジエータ及びオイルクーラを支持する支持部材と、を備えている。
請求項5に係る発明では、前記コンデンサを、前記ラジエータ及びオイルクーラの上面に対して傾斜するチルトアップ姿勢に保持する保持部材を有している。
図13は本発明に係る作業機の側面図である。図14は本発明に係る作業機の正面図である。図13、図14では、作業機の一例としてスキッドステアローダを示している。但し、本発明に係る作業機はスキッドステアローダに限定されず、例えば、コンパクトトラックローダ等であってもよい。
ブーム10は、キャビン3の右側及び左側に上下揺動自在に設けられている。作業具11は、例えば、バケットであって、当該バケット11は、ブーム10の先端部(前端部)に上下揺動自在に設けられている。リフトリンク12及び制御リンク13は、ブーム10が上下揺動自在となるように、ブーム10の基部(後部)を支持している。ブームシリンダ14は、伸縮することによりブーム10を昇降させる。バケットシリンダ15は、伸縮することによりバケット11を揺動させる。
リフトリンク12は、各ブーム10の基部の後部に、縦向き配置されて設けられている。このリフトリンク12の上部は、各ブーム10の基部の後部寄りに枢支軸16(第1枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。また、リフトリンク12の下部は、機体2の後部寄りに枢支軸17(第2枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第2枢支軸17は、第1枢支軸16の下方に設けられている。
図13、図8に示すように、機体2は、メインフレーム205と、支持フレーム206とを有する。メインフレーム205は、右側枠部208と、左側枠部209と、底枠部211とを有する。右側枠部208は機体2の右部を構成する。左側枠部209は機体2の左部を構成する。底枠部211は機体2の底部を構成する。
図8、図13に示すように、各支持フレーム206(右支持フレームと左支持フレーム)は、一対の支持壁229a,229bと、後壁230とを有する。
図7に示すように、支持フレーム206の間には、前フレーム232が設けられている。この前フレーム232は、内側の支持壁229aの前部同士を連結する。前フレーム232は、上板部234と、前板部235とを有する。
右部235aは、上板部234の前端の右部分から下方に延びて、機体2の右側枠部208の上面に当接している。左部235bは、上板部234の前端の左部分から下方に延びて、機体2の左側枠部209の上面に当接している。中央部235cは、上板部234の前端の左部分から下方に延び且つ右部235aの上部と左部235bの上部とを繋いでいる。
キャビン3の後面下部459は、第2支持部材458の前方に配置されている。この後面下部459には、2本のガススプリング460の一端部が連結されている。各ガススプリング460の他端部(図示せず)は、機体2の下部に連結されており、当該ガススプリング460の伸長によって、キャビン3が枢軸238を回動支点として持ち上げられる。
図2に示すように、エンジンルーム442の後方、詳しくはエンジン6とボンネット530との間には、燃料を貯蔵するタンク532が設けられている。タンク532は、保持部材533によりボンネット530の前面に保持されている。
図2〜図5に示すように、ファン430の下方にはファンモータ434が配置されている。ファンモータ434は、作動油により作動する油圧モータである。ダクト435内において、ファンモータ434の回転軸は、上下に向いていて、この回転軸の上端にファン430が連結されている。ファン430は、ファンモータ434の駆動により回転し、上方から下方へと向かう気流を形成する。
図1〜5に示すように、シュラウド436は、板部437と起立部438とを有している。板部437の左端は、機体2の左側に位置する支持壁229aに連結され、板部437の右端は、機体2の右側に位置する支持壁229aに連結されている。この板部437は、ダクト435の上面を構成している。
起立部438は、冷却ユニットC(ラジエータ431、オイルクーラ432、コンデンサ433)の前方に起立している。起立部438の後方に、冷却ユニットCの前部が設けられている。また、図6、図8に示すように、起立部438は、空気を取り込む取込口を形成する環状の第4縁部445を有している。当該取込口は、後ほど詳述するように、エンジンルーム442内で暖められた空気を取り込んで、ダクト435内に送り込むために設けられている。
本体部446は、カバー448を取り付けた状態で、ファン430及びファンモータ434の前方、後方及び下方を覆っている。ファンモータ434の上方には、板部437が配置されている。本体部446とカバー448と板部437により、ダクト435が形成されている。
図3に示すように、本体部446の後部であって、ボンネット530と向き合っている部分には、点検口を構成する第2縁部443が形成されている。第2縁部443は、本体部446の後面から下面に亘って設けられている。詳しくは、第2縁部443は、本体部446の後面の上端部から下端部まで延び、該下端部から本体部446の下面に移行して前方に延びる略矩形状の点検口を形成している。
第2縁部443には、点検口を外側から覆うカバー448が着脱自在に装着されている。図1はカバー448を取り付けた状態を示しており、図3はカバー448を取り外した状態を示している。
供給ホースにおいて、ダクト435に入る側(ダクト435の内部側)の端部である一端部は、ファンモータ434の給油口に接続され、他端部は中継部567に接続されている。排出ホースにおいて、一端部はファンモータ434の排出口に接続され、他端部は中継部567に接続される。
第1案内部452は、第4縁部445の上方で且つ起立部438の上端よりも高い位置に配置されている。図7、図9に示すように、第1案内部452は、キャビン3の後部を支持する上板部234で構成されている。上板部234は、起立部438の左端から右端までを上方から覆うように機体幅方向Kに延び且つ起立部438の前方から後方に至るように前後に延びている。
図1等に示すように、ラジエータ431及びオイルクーラ432は、ファン430の上方に配置されている。コンデンサ433は、ラジエータ431及びオイルクーラ432の上方に配置されている。ラジエータ431及びオイルクーラ432は並列して配置されており、具体的には、図6に示すように、右側にラジエータ431が配置され、左側にオイルクーラ432が配置されている。
右部485Aは、ラジエータ431の右側に配置されて、ラジエータ431の右部を支持する支持部材である。この右部485Aは、前部に設けられたブラケット498と、後部に設けられたブラケット498とを有している。前部のブラケット498は、板部437の上面に固定され、後部のブラケット498も、板部437の上面に固定されている。
図12に示すように、オイルクーラ支持部486は、前部486Aと、後部486Bとを有する。前部486Aは、オイルクーラ432の前側に配置されて、オイルクーラ432の前部を支持する支持部材である。前部486Aは、板部437の上面に固定されている。後部486Bは、オイルクーラ432の後側に配置されて、オイルクーラ432の後部を支持する支持部材である。後部486Bは、板部437の上面に固定されている。前部486A及び後部486Bは、オイルクーラ432を板部437から上方に浮かした状態で支持している。これにより、ラジエータ支持部485が板部437の右部で支持され、オイルクーラ432が板部437の左部で支持されている。
図7に示すように、保持部材467は、コンデンサ433を、ラジエータ431及びオイルクーラ432の上面に対して平行に配置されている姿勢(以下、通常姿勢という)から、図10に示すように、ラジエータ431及びオイルクーラ432の上面に対して上向きに傾斜する姿勢(以下、チルトアップ姿勢という)に変化させて保持することができる。
第1ブラケット468は、一端部がオイルクーラ支持部486の前部の左寄りに固定され、他端部がコンデンサ433の前方且つ左方まで延びている。第2ブラケット469は、一端部がラジエータ支持部485の側部(右部)の前寄りに固定され、他端部がコンデンサ433の側方(右方)の前寄りまで延びている。
第1軸部470は、第1ブラケット468の他端部と第2ブラケット469の他端部とに亘るように架設されている。
図7、図11に示すように、保持部473は、保持片475と保持棒476とを有している。
保持棒476の上端部は、右枠部484の後部に取り付けられた第2連結部491の側部(右部)に固定されている。保持棒476の下端部は、保持片475のスリット孔474内に嵌め入れられており、スリット孔474に沿って上下に移動可能となっている。
以上、本発明について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 機体
6 原動機
430 ファン
431 ラジエータ
432 オイルクーラ
433 コンデンサ
436 シュラウド
449 支持部材
439 縁部(第1縁部)
440 縁部(長孔縁部)
441 ホース
467 保持部材
468 第1ブラケット
469 第2ブラケット
470 軸部(第1軸部)
471 枠体
472 連結部(第1連結部)
473 保持部
Claims (5)
- 機体と、
前記機体に搭載された原動機と、
前記原動機の上方に配置されて、上方から下方へと向かう気流を形成するファンと、
前記ファンの上方に配置されたラジエータと、
前記ラジエータに並列したオイルクーラと、
前記ラジエータ及び前記オイルクーラの上方に配置されたコンデンサと、
前記コンデンサを、前記ラジエータ及びオイルクーラの上面に対して傾斜するチルトアップ姿勢に保持する保持部材と、
を備え、
前記保持部材は、
前記コンデンサの周囲に設けられた第1ブラケットと、
前記コンデンサの周囲に設けられ且つ前記第1ブラケットと異なる第2ブラケットと、
前記第1ブラケットと第2ブラケットに亘って設けられた軸部と、
前記コンデンサを支持する枠体と、
前記枠体の前部側に取り付けられ且つ前記軸部に連結される連結部と、
前記軸部を支点とする連結部の回動によって、前記コンデンサを前記チルトアップ姿勢に保持する保持部と、を有している作業機。 - 前記ファンで形成された気流が通る通気孔を形成する縁部を有し且つ前記ファンの周囲に設けられたシュラウドと、
前記シュラウドの上部に取り付けられ且つ前記ラジエータ及びオイルクーラを支持する支持部材と、
を備えている請求項1に記載の作業機。 - 前記第1ブラケットは、前記コンデンサの前方であって前記シュラウドの前部に設けられ、前記第2ブラケットは、前記コンデンサの側方であって前記シュラウドの側部に設けられ、前記保持部材は、前記第2ブラケットの後方であって前記シュラウドの側部に設けられている請求項2に記載の作業機。
- 機体と、
前記機体に搭載された原動機と、
前記原動機の上方に配置されて、上方から下方へと向かう気流を形成するファンと、
前記ファンの上方に配置されたラジエータと、
前記ラジエータに並列したオイルクーラと、
前記ラジエータ及び前記オイルクーラの上方に配置されたコンデンサと、
前記ファンで形成された気流が通る通気孔を形成する縁部を有し且つ前記ファンの周囲に設けられたシュラウドと、
前記コンデンサに接続するホースと、
を備え、
前記シュラウドは、前記コンデンサの側方に上下に貫通する貫通孔を形成する縁部を有し、
前記ホースは、前記コンデンサの下方から前記貫通孔を形成する縁部を通過して、前記コンデンサが配置された上方へ至っている作業機。 - 前記コンデンサを、前記ラジエータ及びオイルクーラの上面に対して傾斜するチルトアップ姿勢に保持する保持部材を有している請求項4に記載の作業機。
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