JP6383086B2 - インダクタユニット及び電動車両 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、インダクタユニット及び電動車両に関する。
近年、EVバスなどに無線で大電力を伝送するための無線電力伝送装置として、複数のインダクタを含むインダクタユニットを備えた装置が提案されている。このような装置は、インダクタからの放熱性を高め、各インダクタに要求される耐電圧や電流容量を低減することができるため、大電力の伝送に適している。
しかしながら、この装置では、インダクタユニットを構成する複数のインダクタが磁気的に結合することにより、電力の伝送効率の低下や、電力制御の複雑化などの問題が生じる。また、複数のインダクタの磁気的な結合を抑制するために、各インダクタの磁束方向のなす角を垂直にしたインダクタユニットも提案されているが、このインダクタユニットでは、漏洩磁界の低減が困難になるという問題があった。さらに、インダクタユニットの車体に対する配置によっては、車体側面からの漏洩磁界強度が高くなり、人体に影響を及ぼす恐れもあった。
特開2013−247822号公報 特開2011−234496号公報
各インダクタ間の結合係数が小さい複数のインダクタを有し、車体側面からの漏洩磁界強度が低いインダクタユニット及び電動車両を提供する。
一実施形態に係るインダクタユニットは、第1インダクタと、第2インダクタとを備え、車体に搭載される。第1インダクタは、ソレノイド型コイルであり、第1コアと、第1巻線とを備える。第1巻線は、第1コアの周囲に巻き付けられる。第2インダクタは、ソレノイド型コイルであり、第2コアと、第2巻線とを備える。第2巻線は、第2コアの周囲に巻き付けられる。第1インダクタ及び第2インダクタは、第1直線と第1中心線とのなす角が0度より大きくかつ90度より小さくなるように配置される。第1直線は、第1交点と第2交点とを結ぶ直線である。第1交点は、第1コアの第1磁束方向と平行な第1中心線と、第1磁束方向と垂直な第2中心線と、の交点である。第2交点は、第2コアの第2磁束方向と平行な第3中心線と、第2磁束方向と垂直な第4中心線と、の交点である。また、第1インダクタ及び第2インダクタは、第1磁束方向と第2磁束方向とが平行になるように配置される。さらに、第1インダクタ及び第2インダクタは、第1直線と車体の前後方向の中心線とのなす角が、第1直線と第1中心線とのなす角より小さくなるように配置される。
第1実施形態に係るインダクタユニットの概略構成を示す平面図。 インダクタの変形例を示す平面図。 インダクタの変形例を示す断面図。 インダクタの変形例を示す断面図。 インダクタユニットの作用を説明する説明図。 角Angleを説明する説明図。 図1のインダクタユニットにおける結合係数と角φとの関係を示すグラフ。 図1のインダクタユニットにおける結合係数と角φとの関係を示すグラフ。 図1のインダクタユニットにおける結合係数と角φとの関係を示すグラフ。 図1のインダクタユニットにおける結合係数と角φとの関係を示すグラフ。 図1のインダクタユニットにおける漏洩磁界と角Angleの関係を示すグラフ。 図1のインダクタユニットの変形例を示す平面図。 図12のインダクタユニットにおける結合係数と角φとの関係を示すグラフ。 図1のインダクタユニットの変形例を示す平面図。 図14のインダクタユニットにおける結合係数と角φとの関係を示すグラフ。 図1のインダクタユニットからの漏洩磁界強度のシミュレーション結果を示す図。 図1のインダクタユニットの車体への配置方法を説明する図。 図1のインダクタユニットの変形例を示す平面図。 第2実施形態に係る受電装置の概略構成を示すブロック図。 第2実施形態に係る送電装置の概略構成を示すブロック図。 交流電源の一例を示す回路図。 交流電源の一例を示す回路図。 交流電源の一例を示す回路図。 交流電源の一例を示す回路図。 交流電源の一例を示す回路図。 第3実施形態に係るEVバスを示す概略構成図。 第3実施形態に係るEVバスの変形例を示す概略構成図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係るインダクタユニットについて、図1〜図18を参照して説明する。本実施形態に係るインダクタユニットは、複数のインダクタを備える。インダクタユニット100の各インダクタは、それぞれキャパシタと接続され、共振回路を形成する。この共振回路は、無線電力伝送装置の送電部又は受電部として用いられる。
まず、インダクタユニット内における各インダクタの配置について説明する。
ここで、図1は、本実施形態に係るインダクタユニット100の概略構成を示す平面図である。図1に示すように、インダクタユニット100は、インダクタ1とインダクタ2とを備える。
インダクタ1(第1インダクタ)は、ソレノイド型のインダクタである。インダクタ1は、キャパシタと直列ないしは並列に接続されて共振回路を形成する。このキャパシタは、インダクタユニット100に含まれてもよいし、インダクタユニット100とは別の回路に含まれてもよい。インダクタ1は、対向配置された他のインダクタと電磁誘導ないしは磁界共鳴(共振)により結合する。これにより、他のインダクタとの間での無線電力伝送が実現される。インダクタ1は、コア11と、巻線12と、筐体13とを備える。
コア11(第1コア)は、フェライトなどの磁性体により形成される。巻線12(第1巻線)は、コア11の周囲に巻付けられている。巻線12に電流が流れることにより、磁界が発生する。以下では、インダクタユニット100の動作中にコア11内で生じる磁束が最大となる方向を、コア11の磁束方向A(第1磁束方向)と称する。磁束方向Aは、図1における矢印Aの方向である。また、コア11の磁束方向Aの寸法をコア長L11と、コア11の磁束方向Aと垂直な方向の寸法をコア幅W11と称する。コア長L11及びコア幅W11は、任意に設計可能である。
さらに、磁束方向Aと平行なコア11の中心線を中心線CL(第1中心線)と、磁束方向Aと垂直なコア11の中心線を中心線CL(第2中心線)と称する。すなわち、中心線CLは、コア11のコア幅W11の中心を通る磁束方向Aと平行な直線であり、中心線CLは、コア11のコア長L11の中心を通る磁束方向Aと垂直な直線である。図1に示すように、中心線CLと中心線CLとは、交点P(第1交点)で交差する。
なお、図1において、コア11の平面視形状は、コア長L11がコア幅W11より長い矩形であるが、図2に示すように、コア11が分割されていてもよいし、矩形でなくてもよい。コア11が分割されている場合や、矩形でない場合は、コア11の外周が収まる矩形形状の各辺の寸法がコア長L11及びコア幅W11となる。いずれの場合も、コア11の磁束方向Aの最大寸法をコア長L11と、コア11の磁束方向Aと垂直な方向の最大寸法をコア幅W11という。
磁束方向巻線12として、例えば、銅線、アルミ線、及びリッツ線などが用いられる。以下では、巻線12の磁束方向Aの寸法を巻線長L12と称する。巻線長L12は、任意に設計可能である。
また、磁束方向Aと垂直な巻線12の中心線を中心線CL(第5中心線)と称する。図1において、巻線12はコア11の中央部に、中心線CLと中心線CLとが一致するように配置されている。ここで、図3は、インダクタ1の中心線CLに沿った断面図である。巻線12は、図3に示すように、コア11の周囲に誘電体のボビン14を介して巻付けられてもよい。
筐体13は、誘電体により形成される。図1において、筐体13は外形のみが示されているため、コア11及び巻線12が表面に露出しているが、実際には、筐体13は、コア11及び巻線12の全体を覆うように形成される。
インダクタ2(第2インダクタ)は、ソレノイド型のインダクタである。インダクタ2は、キャパシタと直列に接続されて共振回路を形成する。このキャパシタは、インダクタユニット100に含まれてもよいし、インダクタユニット100とは別の回路に含まれてもよい。インダクタ2は、対向配置された他のインダクタと磁界共鳴(共振)により結合する。これにより、他のインダクタとの間での無線電力伝送が実現される。インダクタ2は、コア21と、巻線22と、筐体23と、を備える。
コア21(第2コア)は、フェライトなどの磁性体により形成される。巻線22(第2巻線)は、コア21の周囲に巻付けられている。巻線22に電流が流れることにより、磁界が発生する。以下では、インダクタユニット100の動作中にコア21内で生じる磁束が最大となる方向を、コア21の磁束方向A(第2磁束方向)と称する。磁束方向Aは、図1における矢印Aの方向である。また、コア21の磁束方向Aの寸法をコア長L21と、コア21の磁束方向Aと垂直な方向の寸法をコア幅W21と称する。コア長L21及びコア幅W21は、任意に設計可能である。
さらに、磁束方向Aと平行なコア21の中心線を中心線CL(第3中心線)と、磁束方向Aと垂直なコア21の中心線を中心線CL(第4中心線)と称する。すなわち、中心線CLは、コア21のコア幅W21の中心を通る磁束方向Aと平行な直線であり、中心線CLは、コア21のコア長L21の中心を通る磁束方向Aと垂直な直線である。図1に示すように、中心線CLと中心線CLとは、交点P(第2交点)で交差する。
なお、図1において、コア21の平面視形状は、コア長L21がコア幅W21より長い矩形であるが、図4に示すように、コア21が分割されていてもよいし、矩形でなくてもよい。いずれの場合も、コア21の磁束方向Aの最大寸法をコア長L21と、コア21の磁束方向Aと垂直な方向の最大寸法をコア幅W21という。
巻線22として、例えば、銅線、アルミ線、及びリッツ線などが用いられる。以下では、巻線22の磁束方向Aの寸法を巻線長L22と称する。巻線長L22は、任意に設計可能である。
また、磁束方向Aと垂直な巻線22の中心線を中心線CL(第6中心線)と称する。図1において、巻線22はコア21の中央部に、中心線CLと中心線CLとが一致するように配置されている。なお、巻線22は、コア21の周囲に誘電体のボビンを介して巻付けられてもよい。
筐体23は、誘電体により形成される。図1において、筐体23は外形のみが示されているため、コア21及び巻線22が表面に露出しているが、実際には、筐体23は、コア21及び巻線22の全体を覆うように形成される。
上述のインダクタユニット1及びインダクタユニット2は、図1に示すように、磁束方向Aと磁束方向Aとが平行になるように、同一平面上に配置される。また、インダクタユニット1及びインダクタユニット2は、直線Lと中心線CLとのなす角φが、0度より大きくかつ90度より小さくなるように配置される。直線L(第1直線)とは、インダクタ1の交点Pとインダクタ2の交点Pとを結ぶ直線である。このような配置により、インダクタ1及びインダクタ2の結合係数を低下させることができる。
特に、インダクタ1及びインダクタ2は、角φが、50度以上70度以下において、結合係数が+側から−側に変わるポイントで結合係数が0となる角度が存在するため、この角度範囲の結合係数の絶対値は、他の角度範囲よりも小さくなる。このため、インダクタ1及びインダクタ2は、角φが、50度以上70度以下となるように配置されるのが好ましい。このような配置により、より効果的に結合係数を低下させることができる。なお、結合係数の低下とは、結合係数の絶対値の低下を意味する。
次に、本実施形態に係るインダクタユニット100の作用について説明する。以下では、送電側のインダクタユニット100と受電側のインダクタユニット100′がそれぞれ設けられているものとする。ここで、図5は、送電側及び受電側にそれぞれ設けられた2系統のインダクタユニット100,100′を横から見た図である。
図5において、送電側のインダクタユニット100のインダクタ1は、対向配置された受電側のインダクタユニット100′のインダクタ3と結合して電力を伝送する。また、送電側のインダクタユニット100のインダクタ2は、対向配置された受電側のインダクタユニット100′のインダクタ4と結合して電力を伝送する。
インダクタユニット100がこのように配置された場合、上記の結合の他にも、インダクタ1,2の結合、インダクタ3,4の結合、インダクタ1,4の結合、インダクタ2,3の結合が生じる。これらの結合は、インダクタ1,3及びインダクタ2,4の結合による電力伝送に干渉する。以下では、2つのインダクタα,βの結合の結合係数をkαβという。
また、図6に示すように、インダクタユニット100の幅方向(磁界方向A,Aと垂直な方向)と、漏洩磁界Hの方向(矢印Hの方向)と、のなす角を角Angleという。
ここで、図7〜図10は、インダクタユニット100の結合係数と角φ(Phi)との関係を示すグラフである。図7は、コア長L11,L21が550mm、コア幅W11,W21が350mm、巻線長L12,L22が50mmの場合の結合係数k13、k34、k14、k23のグラフである。これらの結合係数は、上述の通り、電力伝送に干渉するため、小さい方が好ましい。
図7に示すように、インダクタユニット100では、角φが0度から大きくなるとともに結合係数k12,k34,k14,k23はいずれも小さくなり、角φが約50〜70度のときに0となっている。以下では、結合係数が0になる角φの角度をゼロ点という。角φがゼロ点を超えると、負の結合係数が大きくなる。
図8は、コア長L11,L21が550mm、コア幅W11,W21が350mm、巻線長L12,L22が50,250,450mmの場合の結合係数k12のグラフである。図8に示すように、巻線長L21,L22を変化させた場合であっても、結合係数k12は、角φが約50〜70度の間で0になっている。すなわち、ゼロ点は約50〜70度の範囲に含まれる。これは、結合係数k34,k14,k23についても同様である。
図9は、コア幅W11,W21(巻線12,22の幅)が350mm、巻線長L12,L22が50,250,450mmの場合の結合係数k12のグラフである。図9において、インダクタ1,2はコア1,2を備えない。図9に示すように、インダクタ1,2はコア1,2を備えない場合であっても、結合係数k12は、角φが約50〜70度の間で0になっている。すなわち、ゼロ点は約50〜60度の範囲に含まれる。これは、結合係数k34,k14,k23についても同様である。
図10は、コア長L11,L21が350,550,750mm、コア幅W11,W21が350mm、巻線長L12,L22が250mmの場合の結合係数k12のグラフである。図10に示すように、コア長L11,L21を変化させた場合であっても、結合係数は、角φが約50〜70度の間で0になっている。すなわち、ゼロ点は約50〜70度の範囲に含まれる。これは、結合係数k34,k14,k23についても同様である。
このように、インダクタユニット100では、角φを所定の角度に設定することにより、結合係数を0にすることができる。これは、角φが0度から90度に変化する過程で、結合係数が正の値から負の値に移行するためである。
また、上述の通り、ゼロ点は、巻線長、コア長、及びコアの有無によらず、50度以上70度以下の範囲に含まれる。したがって、このインダクタユニット100では、角φを50度以上70度以下の角度とすることにより、結合係数を0に近づけることが可能である。そして、角φをゼロ点に設定することにより、結合係数を0にすることができる。
さらに、インダクタユニット100は、インダクタ1,2が発生させる磁界を逆相とすることにより、結合係数の低下と同時に、漏洩磁界Hを低減させることが可能である。
ここで、図11は、インダクタユニット100の漏洩磁界Hと角Angleとの関係を示すグラフである。図11において、H同相は、巻線12,22に同相の電流を流した時の漏洩磁界強度、H逆相は、巻線12,22に逆相の電流を流した時の漏洩磁界強度を示す。本実施形態において、磁束方向A,Aのなす角度は、0度又は180度である。図11に示すように、インダクタ1,2に逆相の磁界を発生させることにより、漏洩磁界Hを低減することができる。
以上説明した通り、本実施形態に係るインダクタユニット100によれば、インダクタユニット100を構成する各インダクタ間の結合係数を低下させる、すなわち、0に近づけるとともに、漏洩磁界Hを低減することができる。また、インダクタ1,2の磁束方向A,Aが一致するため、位置ずれに対する許容範囲の低下を防ぐことができる。さらに、インダクタ1,2の結合係数は、角φの角度に依存するため、インダクタ1,2間の距離が短い場合であっても、結合係数を小さくすることができる。したがって、インダクタ1,2を近接して配置し、インダクタユニット100の小型化が可能となる。
なお、インダクタ1,2に逆相の磁界を発生させる場合、例えば、インダクタ1,2の巻線12,22を逆向きに巻付け、巻線12,22に同相の電流を流せばよい。あるいは、巻線12,22を同じ向きに巻付け、巻線12,22に逆相の電流を流してもよいし、同相の電流を逆向きに流してもよい。
図12は、インダクタユニット100の変形例を示す平面図である。図12のインダクタユニット100では、巻線の中心線がコアの中心線と離間するように配置されている。すなわち、巻線12は、中心線CLと中心線CLとがオフセット距離L25だけ離間するように配置されている。巻線22は、中心線CLと中心線CLとがオフセット距離L46だけ離間するように配置されている。
図13は、図12のインダクタユニットにおける結合係数と角φとの関係を示すグラフである。より詳細には、図13は、コア長L11,L21が550mm、コア幅W11,W21が350mm、巻線長L12,L22が250mm、オフセット距離L25,L46が200mmの場合のグラフである。
図13に示すように、巻線をオフセットしない場合、ゼロ点は約55度であるのに対して、巻線をオフセットした場合、ゼロ点は約50度となっている。このように、コアに対する巻線の位置をオフセットすることにより、ゼロ点の角φの角度を変化させることができる。
図14は、本実施形態に係るインダクタユニット100の他の変形例を示す平面図である。このインダクタユニット100は、インダクタ1とインダクタ2との間に導体又は磁性体からなる遮蔽板3を備える。より詳細には、遮蔽板3は、インダクタ1,2から形成される磁路の少なくとも一部を遮るように配置される。図14において、遮蔽板3は、インダクタ1,2にそれぞれ設けられているが、インダクタ1,2の一方のみに設けられていてもよい。
図15は、図14のインダクタユニット100における結合係数と角φとの関係を示すグラフである。図15に示すように、インダクタユニット100に遮蔽板3を設けると、遮蔽効果により結合係数をさらに低下させることができる。
次に、インダクタユニット100が搭載される車体に対する、各インダクタの配置について説明する。以下では、車体の前後方向(長さ方向)をC、幅方向(前後方向Cと垂直な方向)をC、前後方向Cと平行な車体の中心線をCLと称する。
図16は、インダクタユニット100の漏洩磁界のシミュレーション結果を示す図である。図16には、インダクタユニット100の漏洩磁界強度の等高線が示されている。内側の等高線ほど漏洩磁界強度が高く、外側の等高線ほど漏洩磁界強度が低い。
図16からわかるように、漏洩磁界強度は、インダクタユニット100(交点P及び交点Pの中点)からの距離が一定の場合、直線L上で最も高くなる。
このため、図16に示すように、インダクタ1の中心線CLと、車体301の前後方向Cの中心線CLと、が平行となるように、車体301に対してインダクタユニット100を配置すると、車体301の側面部分(破線で囲った部分)の漏洩磁界強度が高くなる。車体の側面から漏洩した磁界は、人体に影響を及ぼす恐れがあるため、車体側面の漏洩磁界強度は低い方が好ましい。
そこで、本実施形態において、インダクタ1,2は、中心線CLと直線Lとのなす角θが、中心線CLと直線Lとのなす角φより、小さくなるように、車体301に配置される(0≦θ<φ)。これにより、直線L上の漏洩磁界より相対的に低い強度の漏洩磁界が、車体301の側面から漏洩することになるため、車体301の側面からの漏洩磁界強度を低下させることができる。
本実施形態において、角θは、角φより小さい任意の角度とすることができるが、0度であるのが好ましい。これは、角θが0度の場合、すなわち、直線Lと中心線CLとが平行の場合、直線L上の高い強度を有する漏洩磁界が、車体301の側面から漏洩しなくなるためである。
図17は、上記のように配置されたインダクタユニット100の一例を示す図である。図17において、インダクタ1,2は、直線Lと車体301の中心線CLとが一致するように配置されている。すなわち、直線Lと中心線CLとは平行である(θ=0)。
図17より、角θが0度となるようにインダクタ1,2を配置した場合、図16の配置に比べて、車体301の側面部分(斜線で囲んだ部分)からの漏洩磁界の強度を低下していることがわかる。また、図17では、直線Lと中心線CLとが一致しているため、車体301の両方の側面の漏洩磁界強度が低下している。
なお、車体301の側面のうち、一方の漏洩磁界強度を低下させる必要が無い場合には、中心線CLが直線Lより一方側に位置するように、インダクタ1,2を配置してもよい。これにより、車体301の側面のうち、他方側の漏洩磁界強度を低下させることができる。このような場合として、車体301の側面のうち、他方側にのみ乗降口が設けられ、一方側に人が近づかないことが想定される場合が考えられる。
図18は、本実施形態に係るインダクタユニット100のさらに他の変形例を示す平面図である。図18のインダクタユニット100は、直線上に配列されたN個(N≧3)のインダクタを備える。図18のインダクタユニット100において、隣接したインダクタは、上述のインダクタ1,2と同様に配置されている。このため、各インダクタ間の直線Lは、一致している。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る無線電力伝送装置について、図19〜図25を参照して説明する。本実施形態に係る無線電力伝送装置は、第1実施形態に係るインダクタユニットを備える。ここでいう無線電力伝送装置には、無線電力伝送のための受電装置及び送電装置が含まれる。以下では、受電装置と送電装置とに分けて説明する。
図19は、本実施形態に係る受電装置210の概略構成を示すブロック図である。受電装置210は、図19に示すように、第1実施形態に係るインダクタユニット100と、整流器211と、DC/DCコンバータ212と、蓄電池213とを備える。
受電装置210は、送電側のインダクタから、インダクタユニット100を介して受電する。受電された電力は、整流器211に入力される。
整流器211は、インダクタユニット100から入力された交流電力を直流電力に整流する。整流器211は、例えば、ダイオードを使ったブリッジ回路により構成される。整流器211により整流された電力は、DC/DCコンバータ212に入力される。
DC/DCコンバータ212は、蓄電池213へ適切な電圧がかかるように、電圧を調整する。調整された電圧は、蓄電池213に入力される。なお、受電装置210は、DC/DCコンバータ212を備えない構成も可能である。
蓄電池213は、DC/DCコンバータ212又は整流器211から入力された電力を蓄積する。蓄電池213として、鉛蓄電池やリチウムイオン電池など、任意の蓄電池を用いることができる。
この受電装置210は、インダクタユニット100を介して受電するため、受電時における受電側のインダクタ間の磁気的な結合が小さくなり、電力電送効率の低下が抑制される。したがって、蓄電池213を効率的に充電することができる。なお、受電装置210は、蓄電池213を備えない構成も可能である。
図20は、本実施形態に係る送電装置220の概略構成を示すブロック図である。送電装置220は、図20に示すように第1実施形態に係るインダクタユニット100と、交流電源221とを備える。
交流電源221は、交流電力をインダクタユニット100に入力する。例えば、交流電源221は、商用電源から電力を入力され、入力された電力を整流し、インバータ回路を用いて、交流電力を出力する。また、交流電源221は、商用電力、直流電力、及び交流電力の電圧を調整する回路や、PFC回路と呼ばれる力率改善回路を備える構成も可能である。インダクタユニット100の各インダクタ1,2は、交流電源221から入力された電力によって交流磁界を発生させ、受電側のインダクタに送電する。
この送電装置220は、インダクタユニット100を介して送電するため、送電時における送電側のインダクタ間の磁気的な結合が小さくなり、電力電送効率の低下が抑制される。したがって、交流電源221から供給される電力を効率的に送電することができる。
図21は、交流電源221の一例を示す回路図である。図21において、交流電源221は、インダクタ1に電力を供給する直流電源DCと、直流電源DCが供給する直流電力を交流に変換するインバータ回路INVと、インダクタ2に電力を供給する直流電源DCと、直流電源DCが供給する直流電力を交流に変換するインバータ回路INVと、を備える。
インバータ回路INV,INVは、単相フルブリッジインバータである。インバータ回路INV,INVは、U相とV相とを逆相で駆動する。すなわち、トランジスタUHとトランジスタVHとを逆相で開閉し、トランジスタULとトランジスタVLとを逆相で開閉する。これにより、直流電力を交流電力に変換する。
図21の交流電源221の場合、インバータ回路INVとインバータ回路INVとを逆相で駆動することにより、インダクタ1,2が発生させる磁界を逆相にすることができる。したがって、漏洩磁界Hを低減させることができる。なお、図21において、OUT1,OUT2は、インダクタ1,2が発生させる磁界の位相を示している。
交流電源221は、2系統の直流電源DC,DCを共用し、図22に示すように、1系統の直流電源DCにより形成されてもよい。図22において、インバータ回路INV,INVは並列に接続されている。この交流電源221は、図21と同様、インバータ回路INVとインバータ回路INVとを逆相で駆動することにより、インダクタ1,2が発生させる磁界を逆相にすることができる。
また、図23に示すように、インバータ回路INVとインダクタ2との接続を、図22と逆にした場合には、インバータ回路INVとインバータ回路INVとを同相で駆動することにより、インダクタ1,2が発生させる磁界を逆相にすることができる。
交流電源221は、2つのインバータ回路INV,INVを共用し、図24に示すように、1つのインバータ回路INVにより形成されてもよい。図24において、インダクタ1,2は、入力方向が逆になるように並列に接続されている。また、図25の交流電源221は、図24と同様、1つのインバータ回路INV1により形成されており、インダクタ1,2は、入力方向が逆になるように直列に接続されている。これらの交流電源221では、インバータ回路INVを駆動すると、インダクタ1,2が逆相の磁界を発生させる。
なお、交流電源221は、以上の構成に限られず、インダクタユニット100に交流電力を入力可能な任意の構成とすることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る電動車両について、図26〜図27を参照して説明する。本実施形態に係る電動車両は、受電装置として、第2実施形態に係る無線電力伝送装置を備える。ここで、電動車両とは、電力、又は電力と燃料との併用、により駆動される車両のことである。電動車両には、電気自動車、EVバス、電車、PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、及び蓄電池駆動電車などが含まれる。以下では、電動車両がEVバスの場合について説明するが、本実施形態に係る電動車両はこれに限られない。
図26は、本実施形態に係るEVバス300を示す概略構成図である。図26に示すように、EVバス300は、インダクタユニット100と、整流器211と、DC/DCコンバータ212と、蓄電池213と、車体301とを備える。インダクタユニット100、整流器211、DC/DCコンバータ212、及び蓄電池213は、第2実施形態における受電装置210を構成する。インダクタユニット100は、インダクタ1,2の下側(路面側)の表面が路面と対向するように、車体301の底部に設けられる。
このEVバス300は、駐車場などの路面に設置された送電側の無線電力伝送装置から電力を供給され、蓄電池213を充電される。EVバス300は、蓄電池213に蓄積された電力により駆動される。EVバス300は、インダクタユニット100を介して受電するため、受電時における受電側のインダクタ間の磁気的な結合が小さくなり、電力電送効率の低下が抑制される。したがって、蓄電池213を効率的に充電することができる。
なお、EVバス300を充電するための送電装置として、第2実施形態に係る送電装置220を利用してもよい。この場合、送電装置220の各インダクタは、受電装置の各インダクタと対向するように、すなわち、受電装置の直線Lが送電装置の直線Lの真上に位置するように、配置されるのが好ましい。
送電装置220は、インダクタユニット100を介してEVバス300に送電するため、送電時における送電側のインダクタ間の磁気的な結合が小さくなり、電力電送効率の低下が抑制される。したがって、交流電源221から供給される電力を効率的にEVバス300に送電することができる。
図27は、本実施形態に係るEVバス300の変形例を示す概略構成図である。図27のEVバス300は、車体フレーム303をさらに備える。車体フレーム303は、車体301の底部に、インダクタ1,2の少なくとも一部を囲むように設けられる。車体フレーム303は、インダクタ1,2の下側(路面側)の表面より路面側に突出するように形成される。
このような構成により、車体301の底部が路面に接触した場合であっても、路面側に突出した車体フレーム303によりインダクタ1,2を保護することができる。また、車体フレーム303を導体や磁性体により形成し、遮蔽板3として用いることも可能である。
なお、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、各実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1,2:インダクタ、3:遮蔽板、11,21:コア、12,22:巻線、13,23:筐体、14:ボビン、100:インダクタユニット、210:受電装置、211:整流器、212:DC/DCコンバータ、213:蓄電池、220:送電装置、221:交流電源、300:EVバス、301:車体、303:車体フレーム、A:磁束方向、CL:中心線、P:交点、DC:直流電源、INV:インバータ回路

Claims (9)

  1. 第1コアと、前記第1コアの周囲に巻き付けられた第1巻線と、を備えるソレノイド型コイルであり、他の第1インダクタと磁気的な結合により電力伝送を行う第1インダクタと、
    第2コアと、前記第2コアの周囲に巻き付けられた第2巻線と、を備えるソレノイド型コイルであり、他の第2インダクタと磁気的な結合により電力伝送を行う第2インダクタと、
    を備え、車体に搭載されるインダクタユニットであって、
    前記第1インダクタ及び前記第2インダクタは、
    前記第1コアの第1磁束方向と平行な第1中心線と前記第1磁束方向と垂直な第2中心線との第1交点と、前記第2コアの第2磁束方向と平行な第3中心線と前記第2磁束方向と垂直な第4中心線との第2交点と、を結ぶ第1直線と、
    前記第1中心線と、
    のなす角が0度より大きくかつ90度より小さくなるように配置され、
    前記第1磁束方向と前記第2磁束方向とが平行になるように配置され、かつ、
    前記第1直線と前記車体の前後方向の中心線とのなす角が、前記第1直線と前記第1中心線とのなす角より小さくなるように配置され
    前記第1インダクタ及び前記第2インダクタは、前記第1直線と前記車体の前後方向の中心線とが平行になるように配置される
    インダクタユニット。
  2. 前記第1インダクタ及び前記第2インダクタは、前記第1直線と前記車体の前後方向の中心線とが一致するように配置される
    請求項1に記載のインダクタユニット。
  3. 前記第1インダクタ及び前記第2インダクタは、前記第1直線と前記第1中心線とのなす角が50度以上70度以下となるように配置される
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のインダクタユニット。
  4. 前記第1巻線が発生させる磁界と前記第2巻線が発生させる磁界とは逆相である
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のインダクタユニット。
  5. 前記第1巻線を巻付ける向きと前記第2巻線を巻付ける向きとは逆向きである
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のインダクタユニット。
  6. 前記第1巻線に流れる電流と前記第2巻線に流れる電流とは逆相である
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のインダクタユニット。
  7. 前記第1巻線に流れる電流と前記第2巻線に流れる電流とは逆向きである
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のインダクタユニット。
  8. 前記第1巻線は、当該第1巻線の前記第1磁束方向と垂直な第5中心線が、前記第2中心線と離間するように巻付けられる
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のインダクタユニット。
  9. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のインダクタユニットを車体の底部に備える電動車両。
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