JP2019169532A - コイルユニット、ワイヤレス送電装置、ワイヤレス受電装置、及びワイヤレス電力伝送システム - Google Patents

コイルユニット、ワイヤレス送電装置、ワイヤレス受電装置、及びワイヤレス電力伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】コイルと基板を実装したユニットを小型化および高効率化することができるコイルユニットを提供する。【解決手段】電力伝送相手と対向する第1面M1及び第1面M1に対向する第2面M2を有する第1磁性体B1と、第1面M1及び第2面M2の一部を覆うソレノイドコイルとして第1導体が前記第1磁性体に巻回された電力伝送コイル301と、第2面上に配置された回路基板401と、を備える。電力伝送コイル301の巻回軸に平行な方向において、電力伝送コイル301の巻線幅に対して回路基板401の部品実装領域402の幅が含まれる。【選択図】図3

Description

本発明は、コイルユニット、ワイヤレス送電装置、ワイヤレス受電装置、及びワイヤレス電力伝送システムに関する。
電源コードを用いずに電力を供給するワイヤレス電力伝送技術が注目されている。ワイヤレス電力伝送技術は、送電側から受電側にワイヤレスで電力を供給することができることから、電車あるいは電気自動車等の輸送機器、家電製品、電子機器、無線通信機器、玩具などといった様々な製品への応用が期待されている。
長距離の電力伝送を行うワイヤレス電力伝送システムが要求される場合がある。
電力伝送距離を長くする場合、導体が渦巻き状に設けられたコイル(平面状のコイル)では、形状が大きくなってしまう問題がある。このため、小型化を図り伝送距離を長くする場合には、ソレノイドコイルを用いる方が有利である。
しかしながら、送電側でソレノイドコイルを用いる場合、当該ソレノイドコイルの一方側(例えば、下側)に共振用コンデンサーが実装された回路基板が配置されると、伝送効率の低下と基板の発熱が生じるといった問題があった。このことから、当該ソレノイドコイルから離れた場所に、回路基板を配置する必要があった。
このように、コイルと回路を含んだユニットの形状が大きくなってしまうという問題があった。
このような背景から、ソレノイドなどのコイルと基板を収容したユニットの小型化が要求されている。
また、送電側のコイルから発生する磁束は、受電側のコイルの方向に行く成分と、それとは逆方向に向かう成分がある。送電側のコイルにおいて受電側のコイルと対向する面とは逆の面に回路基板を配置すると、送電側のコイルから発生した磁束が当該回路基板を鎖交し得る。
しかしながら、回路基板には、例えば銅による配線がなされており、当該配線に磁束が鎖交するため、渦電流が発生し、損失が発生する場合があった。
特許文献1には、長距離の電力伝送に有利なソレノイドコイルが記載されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、コンデンサーあるいは整流器などが、ソレノイドを構成する巻線の横に配置されており、小型化が阻害されていた。また、コンデンサーあるいは整流器などが、磁性体の間に配置されているため、効率が低下する場合があった。
特許文献2には、長距離の電力伝送に有利なソレノイドコイルが記載されている(特許文献2参照)。
また、特許文献2に開示された技術では、巻線コア部材の磁極コア部材に対する接続位置が、当該磁極コア部材の長手方向の中心から一方に偏り、当該接続位置までの距離が長い方の端部を含む一対の磁極コア部材に挟まれたスペースを、電線に電気接続する部品の配置スペースとして利用する。この構成では、非接触給電トランスに、コイル本体と、それに電気接続する部品とが収容されることで、設置時の配線作業の負担を軽減することが図られている。
しかしながら、特許文献2に開示された技術では、当該配置スペースが、ソレノイドを構成する巻線の横に配置されており、小型化が阻害されていた。また、当該配置スペースが、磁性体の間に配置されているため、効率が低下する場合があった。
特開2014−11332号公報 国際公開第2013/176151号
上述のように、ソレノイドなどのコイルと基板を実装したユニットの小型化および高効率化が要求されていた。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、コイルと基板を実装したユニットを小型化および高効率化することができるコイルユニット、ワイヤレス送電装置、ワイヤレス受電装置、及びワイヤレス電力伝送システムを提供することを課題とする。
本発明の一態様は、電力伝送相手と対向する第1面及び前記第1面に対向する第2面を有する第1磁性体と、前記第1面及び前記第2面の一部を覆うソレノイドコイルとして第1導体が前記第1磁性体に巻回された電力伝送コイルと、前記第2面上に配置された回路基板と、を備え、前記電力伝送コイルの巻回軸に平行な方向において、前記電力伝送コイルの巻線幅に対して前記回路基板の部品実装領域の幅が含まれる、コイルユニットである。
本発明によれば、コイルと基板を実装したユニットを小型化および高効率化することができる。
実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムの構成の一例を示す図である。 実施形態に係る送電コイルユニットの構成の一例を示す斜視図である。 実施形態に係る送電コイルユニットの構成の一例を示す断面図である。 変形例1に係る送電コイルユニットの構成の一例を示す断面図である。 変形例2に係る送電コイルユニットの構成の一例を示す断面図である。 変形例3に係る送電コイルユニットの構成の一例を示す斜視図である。 変形例3に係る送電コイルユニットの構成の一例を示す断面図である。 変形例4に係る送電コイルユニットの構成の一例を示す斜視図である。 変形例4に係る送電コイルユニットの構成の一例を示す断面図である。 変形例4に係る送電コイルユニットの構成の他の一例を示す斜視図である。 変形例5に係る送電コイルユニットの構成の一例を示す斜視図である。 変形例5に係る送電コイルユニットの構成の一例を示す断面図である。 変形例6に係る送電部の構成の一例を示す図である。 変形例6に係る回路部品が実装された回路基板の構成の一例を示す図である。 変形例6に係る受電部の構成の一例を示す図である。 変形例7に係る送電部の構成の一例を示す図である。 変形例7に係る回路部品が実装された回路基板の構成の一例を示す図である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
<ワイヤレス電力伝送システムの概要>
実施形態に係るワイヤレス電力伝送システム1の概要について説明する。図1は、実施形態に係るワイヤレス電力伝送システム1の構成の一例を示す図である。なお、以下では、説明の便宜上、ワイヤレスによる電力の伝送をワイヤレス電力伝送と称して説明する。
ワイヤレス電力伝送システム1は、ワイヤレス送電装置10と、ワイヤレス受電装置20を備える。ワイヤレス電力伝送システム1では、ワイヤレス電力伝送によって電力がワイヤレス送電装置10からワイヤレス受電装置20に伝送される。
ワイヤレス送電装置10は、図1に示したように、直流電源11と接続されている。そして、ワイヤレス送電装置10は、送電回路12と、制御回路13と、通信部141と、送電用のコイルを有する送電コイルユニット142を備える。ここで、本実施形態におけるコイルは、ある領域とある物体との少なくとも一方の周囲に巻回された導体、又は、ある領域とある物体との少なくとも一方の周囲に渦巻き状に設けられた導体のことを意味し、当該導体から他の回路へと接続される引き出し線としての導体を含んでいない。
直流電源11は、直流電圧を供給できる電源であれば如何なる電源であってもよく、例えば、商用電源を整流平滑した直流電源、二次電池、スイッチング電源等である。スイッチング電源は、スイッチングコンバーター等のことである。直流電源11は、直流電圧を送電回路12に供給する。なお、直流電源11は、ワイヤレス送電装置10に備えられる構成であってもよい。
送電回路12は、直流電源11から出力される直流電圧を駆動周波数の交流電圧に変換するインバーターを備える構成であってもよく、当該インバーターに加えて、直流電源11と当該インバーターとの間に設けられるDC(Direct Current)/DCコンバーターを備える構成であってもよく、直流電源11から出力される直流電圧を駆動周波数の交流電圧に変換する他の回路を備える構成であってもよい。当該インバーターは、例えば、スイッチング素子がブリッジ接続されたスイッチング回路(フルブリッジ回路、ハーフブリッジ回路等)のことである。以下では、一例として、送電回路12が、直流電源11から出力される直流電圧を駆動周波数の交流電圧に変換するインバーターと、直流電源11と当該インバーターとの間に設けられるDC/DCコンバーターを備える場合について説明する。送電回路12は、変換した交流電圧を、送電コイルユニット142に供給する。
制御回路13は、送電回路12が備えるDC/DCコンバーターの出力直流電圧を制御する。なお、制御回路13は、当該DC/DCコンバーターの出力直流電圧を制御する構成に代えて、送電回路12が備えるインバーターの駆動周波数を制御する構成であってもよく、当該インバーターのデューティ比を制御する構成であってもよく、当該インバーターの駆動周波数を制御するとともに当該インバーターのデューティ比を制御する構成であってもよい。
また、制御回路13は、通信部141によってワイヤレス受電装置20から受信された制御信号を入力して取得する。この制御信号は、送電回路12が備えるDC/DCコンバーターの出力直流電圧の制御に関する信号である。制御回路13は、取得した制御信号に応じて、当該出力直流電圧を制御し、必要に応じて、当該出力直流電圧を変化させる。
通信部141は、一例として、通信用のアンテナとして機能するコイルを有する。通信部141は、ワイヤレス受電装置20から伝送される制御信号を受信する。
なお、他の例として、通信部141は、Wi−Fi(登録商標)あるいはBluetooth(登録商標)等の通信を行うことで、ワイヤレス受電装置20から伝送される制御信号を受信してもよい。
送電コイルユニット142は、電力伝送用のアンテナとして機能する送電コイルと、コンデンサー(キャパシターと呼ばれてもよい。)を有する。当該送電コイルと当該コンデンサーにより送電側共振回路が形成されている。送電コイルユニット142は、ワイヤレス電力伝送によって電力をワイヤレス受電装置20に送電する。
ワイヤレス受電装置20は、整流平滑回路22と、検出部24と、比較部25と、信号発生部26と、通信部211と、受電用のコイルを有する受電コイルユニット212を備える。
また、整流平滑回路22には、負荷23が接続されている。
通信部211は、一例として、通信用のアンテナとして機能するコイルを有する。通信部211は、信号発生部26から供給された制御信号をワイヤレス送電装置10に送信する。
なお、他の例として、通信部211は、Wi−Fi(登録商標)あるいはBluetooth(登録商標)等の通信を行うことで、ワイヤレス受電装置20から伝送される制御信号を受信してもよい。
本実施形態では、一例として、通信部211の構成が、通信部141の構成と同様の構成である場合について説明する。
受電コイルユニット212は、電力伝送用のアンテナとして機能する受電コイルと、コンデンサー(キャパシターと呼ばれてもよい。)を有する。当該受電コイルと当該コンデンサーにより受電側共振回路が形成されている。受電コイルユニット212は、ワイヤレス電力伝送によってワイヤレス送電装置10から伝送された電力を受電する。本実施形態では、一例として、受電コイルユニット212の構成が、送電コイルユニット142の構成と同様の構成である場合について説明する。
また、受電コイルユニット212の構成は、送電コイルユニット142の構成と異なる構成であってもよい。
整流平滑回路22は、受電コイルユニット212に接続され、受電コイルユニット212が受電した交流電圧を直流電圧に変換する。整流平滑回路22は、変換した直流電圧を負荷23に供給(出力)する。整流平滑回路22は、コンバーターであり、例えば、図示しないブリッジダイオードと、図示しない平滑用キャパシターとから構成される。整流平滑回路22は、例えば、受電コイルユニット212によって受電された交流電圧を全波整流し、全波整流した電圧を平滑用キャパシターによって平滑にする。
負荷23は、整流平滑回路22から直流電圧が供給される。例えば、負荷23は、再充電可能な二次電池(例えば、リチウムイオン電池、リチウムポリマー電池等)である。なお、負荷23は、二次電池に代えて、直流電圧に応じた動作を行う他の装置であってもよい。
なお、整流平滑回路22と負荷23との間には、整流平滑回路22の出力を変換する変換回路(例えば、DC/DCコンバーターやDC/AC(Alternating Current)インバーター等)が備えられる構成であってもよい。
検出部24は、整流平滑回路22から出力される電圧を検出する。検出部24は、検出した電圧を比較部25に出力する。ここで、本実施形態では、整流平滑回路22から出力される電圧の一部が検出部24に入力されて検出される。なお、検出部24は、整流平滑回路22から出力される電流を検出する構成であってもよく、整流平滑回路22から出力される電力を検出する構成であってもよい。
比較部25は、検出部24から出力された電圧と、基準電圧(目標電圧)とを比較し、当該電圧と当該基準電圧との差分を信号発生部26に出力する。
信号発生部26は、比較部25から出力された差分に基づき制御信号を生成する。信号発生部26は、生成した制御信号を、通信部211を介してワイヤレス送電装置10に送信する。すなわち、ワイヤレス送電装置10において、制御回路13は、通信部141を介して取得した制御信号が示す差分が小さくなるように送電回路12が備えるDC/DCコンバーターの出力直流電圧を制御する。
以上のような構成により、ワイヤレス電力伝送システム1では、ワイヤレス送電装置10からワイヤレス受電装置20に電力が伝送される。また、ワイヤレス送電装置10は、ワイヤレス受電装置20が受電して負荷23に出力する直流電圧がほぼ一定になるようにワイヤレス受電装置20に電力を伝送する。すなわち、ワイヤレス電力伝送システム1では、ワイヤレス送電装置10がワイヤレス受電装置20から制御信号を受信して送電電力量を制御することにより、ワイヤレス受電装置20が受電する電力を安定化させる。
なお、整流平滑回路22の出力電圧に基づいて送電回路12の出力直流電圧をフィードバック制御する構成部分は、必ずしも備えられなくてもよい。このため、通信部141、211は必ずしも備えられなくてもよい。
<コイルユニットの構成>
本実施形態では、送電コイルユニット142と受電コイルユニット212の一方または両方に、図2および図3に示されるコイルユニットの構成を適用する。
本実施形態では、説明の便宜上、送電コイルユニット142に、図2および図3に示されるコイルユニットの構成を適用した場合を例として説明する。なお、受電コイルユニット212に、図2および図3に示されるコイルユニットの構成を適用する場合については、送電と受電とが入れ替わることに起因して変更される点を除いて、同様である。
図2は、実施形態に係る送電コイルユニット142aの構成の一例を示す斜視図である。送電コイルユニット142aは、送電コイルユニット142の一例である。
図3は、実施形態に係る送電コイルユニット142aの構成の一例を示す断面図である。図3は、図2に示されるQ1−Q1矢視断面図である。
また、図2および図3には、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸を有する三次元座標系を示してある。本実施形態では、説明の便宜上、図2および図3に示した三次元座標系におけるZ軸の正方向を上方向と称し、当該Z軸の負方向を下方向と称して説明する。また、本実施形態では、説明の便宜上、図2および図3に示した三次元座標系におけるY軸の正方向を右方向と称し、当該Y軸の負方向を左方向と称して説明する。
送電コイルユニット142aは、第1磁性体B1と、送電コイル301と、回路部品が実装される回路基板401を備える。回路基板401は、その面上に回路部品が実装される領域(部品実装領域402)を有する。回路部品は、電気部品であって、例えば、共振用のコンデンサーである。
ここで、本実施形態では、部品実装領域402を3次元的に図示するが、部品実装領域402は、例えば、3次元的な領域を表してもよく、あるいは、回路基板401の面に沿った2次元的な領域を表してもよい。
なお、送電コイルユニット142aは、これらの構成要素に加えて、コイル間の磁気的な結合を高める磁性体(第1磁性体B1とは異なる磁性体)等を含む構成であってもよい。送電コイル301が発生させる磁界の外部への漏洩を抑制する電磁気遮蔽体(例えば、アルミニウム板)等を備える構成であってもよい。
また、図3には、送電コイル301により発生する磁束Φの概略を示してある。
図2および図3において、送電コイルユニット142aの上側は、当該送電コイルユニット142aを備えるワイヤレス送電装置10がワイヤレス受電装置20と対向する側、すなわち、ワイヤレス受電装置20が電力を受電する側である。本実施形態では、送電コイルユニット142aと受電コイルユニット212とが対向させられた状態で電力が伝送される。
送電コイルユニット142aの構成について説明する。
第1磁性体B1は、第1面M1および第2面M2を有する磁性体であり、例えば、フェライトであってもよい。第1面M1と第2面M2とは、互いに平行であり、互いに対向している。
第1面M1は、受電コイルユニット212と対向させられる面である。第2面M2は、受電コイルユニット212と対向させられる面とは逆側の面である。
本実施形態では、一例として、第1磁性体B1の形状が矩形板状である場合について説明する。この場合、第1面M1および第2面M2は、それぞれ、矩形状の平面である。図2および図3の例では、第1面M1および第2面M2は、三次元座標系において、XY平面に平行な面であり、Z軸と直交している。すなわち、第1面M1は第1磁性体B1の上面であり、第2面M2は第1磁性体B1の下面である。なお、第1面M1および第2面M2は、それぞれ、平面に代えて、曲面であってもよい。また、第1磁性体B1の形状は、矩形板状に代えて、他の形状であってもよく、円板状等の形状であってもよい。
第1磁性体B1の外周に、送電コイル301が設けられている。
送電コイル301は、第1磁性体B1の周囲(外周)に、第1導体がソレノイド状に巻回された(ソレノイド型の)コイルである。第1導体は、送電コイル301を構成する導体であり、本実施形態では、導線である。当該導線の幅は、例えば、一定である。
本実施形態では、送電コイル301は、第1面M1の一部を覆うソレノイドコイルとして、第1磁性体B1に対して配置されている。
本実施形態では、送電コイル301の巻回軸の方向は、第1磁性体B1の長辺の方向(図2および図3の例では、Y軸に平行な方向)と同じ方向である。
また、本実施形態では、送電コイル301は、送電コイル301の巻回軸に平行な方向において、第1磁性体B1の中央部に配置されている。
回路基板401は、第1磁性体B1の第2面M2において、送電コイル301の外側の面(図2および図3の例では、下側の面)に配置されている。回路基板401の部品実装領域402は、第2面M2に対向する基板面(図2および図3の例では、上側の面)とは逆の面(図2および図3の例では、下側の基板面)に設けられており、当該部品実装領域402に回路部品が実装される。
ここで、回路基板401と送電コイル301の外側の面(図2および図3の例では、下側の面)とは、例えば、接触していてもよく、あるいは、離間していてもよい。
本実施形態では、一例として、回路基板401の形状が矩形板状である場合について説明する。なお、回路基板401の形状は、矩形板状に代えて、他の形状であってもよく、円板状等の形状であってもよい。
図3に示されるように、送電コイル301の巻回軸に平行な方向において、部品実装領域402の幅W3は、回路基板401の幅W2と同じであるか、または、当該幅W2よりも小さい。なお、図3の例では、幅W3は、幅W2よりも小さく、当該幅W2の範囲(領域)内に収まっている。
また、送電コイル301の巻回軸に平行な方向において、部品実装領域402の幅W3は、送電コイル301の幅W1と同じであるか、または、当該幅W3よりも小さい。なお、図3の例では、幅W3は、幅W1よりも小さく、当該幅W1の範囲内に収まっている。
このように、送電コイル301の巻回軸に平行な方向において、部品実装領域402は、送電コイル301のソレノイド巻線の領域と重なっている。
ここで、図3の例では、好ましい態様として、送電コイル301の巻回軸に平行な方向において、回路基板401の幅W2は、送電コイル301の幅W1の範囲内に収まっている。なお、他の例として、送電コイル301の巻回軸に平行な方向において、回路基板401の幅W2は、送電コイル301の幅W1の範囲を超える部分が存在してもよい。
ただし、回路基板401に形成される銅などの金属パターンにおいて送電コイル301と電気的に接続される部分は、回路基板401の幅W2の外側に出る場合がある。例えば、回路基板401の幅W2が送電コイル301の幅W1の範囲を超える場合に、当該範囲を超える部分にランドパターンが形成されていてもよく、さらに、当該範囲を超える部分に、ランドパターンに代えて、端子接合部が形成されていてもよい。
また、送電コイル301の巻回軸に垂直な方向(図2および図3の例では、X軸に平行な方向)については、同様な幅の大小関係が設定されてもよく、あるいは、他の態様が用いられてもよい。
また、上下方向(図2および図3の例では、Z軸に平行な方向)については、回路基板401は、例えば、送電コイル301と第1磁性体B1によって生成される磁束Φの強いループよりも第1磁性体B1に近い位置に配置されることが好ましいが、他の態様が用いられてもよい。
また、第1導体は、例えば、絶縁膜によって被覆されている。このため、本実施形態では、第1導体同士の離間は、当該第1導体の絶縁膜同士の離間を意味している。なお、各図においては、図が煩雑になることを防ぐために、第1導体の絶縁膜の明示を省略して図示している。
また、本実施形態では、第1面M1上に配置される態様は、第1面M1上の空間内に配置される態様を意味している。このため、例えば、送電コイルユニット142aにおいて、送電コイル301と第1面M1との間にスペーサー等が配置される構成であってもよい。当該スペーサーは、平板形状であってもよく、例えば凹凸を有する形状のように平板以外の形状であってもよい。
また、同様に、第2面M2上に配置される態様は、第2面M2上の空間内に配置される態様を意味している。このため、例えば、送電コイルユニット142aにおいて、回路基板401と第2面M2との間に、送電コイル301あるいはスペーサー等が配置される構成であってもよい。
また、第1磁性体B1は、例えば、複数個の磁性体を組み合わせて構成されてもよい。この場合、複数の磁性体が組み合わされて第1磁性体B1が構成された状態で、送電コイル301の巻回軸に平行な方向において、複数の磁性体の区切り目が無い構成が好ましい。
また、フレキシブル基板に所定の形状を有する導体のパターンが形成されたコイルと、導線を所定の形状に配置したコイルとは、互いに代替が可能である。1個のコイルを構成する導体のパターンは、例えば、一定の幅を有してもよい。同様に、1個のコイルを構成する導線は、例えば、一定の幅(線径)を有してもよい。
以上のような構成により、ワイヤレス電力伝送システム1では、ワイヤレス送電装置10の送電コイルユニット142aから、ワイヤレス受電装置20の受電コイルユニット212に電力を効率良く送電することができる。また、ワイヤレス電力伝送システム1では、送電コイル301および受電コイルとしてソレノイドコイルを用いることで、小型化および電力の長距離伝送を可能とする。
また、送電コイルユニット142aでは、送電コイル301において受電コイルと対向する面(第1面M1)とは逆側の面(第2面M2)に回路基板401が配置されている。そして、送電コイル301から発生する磁束が回路基板401上の部品実装領域402に鎖交する量が小さくなるように、回路基板401が配置されている。
これにより、送電コイルユニット142aでは、小型化および電力伝送の高効率化が実現される。
なお、回路基板401上の部品実装領域402は、例えば、第1磁性体B1の第2面M2が存在する側(図2および図3の例では、上側)と、それとは逆の側(図2および図3の例では、下側)との任意の一方側に配置されてもよく、あるいは、両方の側に配置されてもよい。
本実施形態では、例えば、送電コイルユニット142aを備えるワイヤレス送電装置10を実施することができる。
また、本実施形態では、送電コイルユニット142aと同様な構成を有する受電コイルユニット212を備えるワイヤレス受電装置20を実施することができる。
また、本実施形態では、送電コイルユニット142aを備えるワイヤレス送電装置10と、送電コイルユニット142aと同様な構成を有する受電コイルユニット212を備えるワイヤレス受電装置20との一方または両方を備えるワイヤレス電力伝送システム1を実施することができる。
以上のように、ワイヤレス電力伝送システム1では、ワイヤレス送電装置10の送電コイルユニット142aあるいはワイヤレス受電装置20の受電コイルユニット212において、電力伝送相手と対向する第1面M1及び第1面M1に対向する第2面M2を有する第1磁性体B1と、第1面M1及び第2面M2の一部を覆うソレノイドコイルとして第1導体が第1磁性体B1に巻回された電力伝送コイル(送電コイル、あるいは、受電コイル)と、第2面M2上に配置された回路基板401と、を備える。そして、電力伝送コイルの巻回軸に平行な方向(図2および図3の例では、Y軸に平行な方向)において、電力伝送コイルの巻線幅(幅W1)に対して回路基板401の部品実装領域402の幅(幅W3)が含まれる。
ここで、送電コイルユニット142aにとって電力伝送相手は受電コイルユニット212であり、逆に、受電コイルユニット212にとって電力伝送相手は送電コイルユニット142aである。
また、本実施形態に係るコイルユニットの構成が送電コイルユニット142aに適用される場合には、電力伝送コイルは送電コイル301に相当する。また、本実施形態に係るコイルユニットの構成が受電コイルユニット212に適用される場合には、電力伝送コイルは受電コイルに相当する。
<変形例1>
図2および図3の例では、送電コイル301を構成する第1導体は、隣接する部分が互いに接せられて配置されている。つまり、隣接する第1導体同士(絶縁膜同士)を接触させて配置した。
変形例1では、第1導体の配置に関する変形例を示す。
図4は、変形例1に係る送電コイルユニット142bの構成の一例を示す断面図である。図4は、図3と同様な位置の断面を表した断面図である。送電コイルユニット142bは、送電コイルユニット142の一例である。
図4には、図2および図3と同様なXYZ三次元座標系を示してある。
図4では、図2および図3に示される送電コイルユニット142aと同様な部分については、同じ符号を付してある。
なお、変形例1において説明する構成部分以外の点については、図2および図3に示される送電コイルユニット142aと同様な構成が用いられてもよい。
送電コイルユニット142bは、第1磁性体B1と、送電コイル301aと、回路基板401aを備える。回路基板401aには、部品実装領域402aが設けられている。
ここで、本実施形態では、部品実装領域402aを3次元的に図示するが、部品実装領域402aは、例えば、3次元的な領域を表してもよく、あるいは、回路基板401aの面に沿った2次元的な領域を表してもよい。
変形例1では、送電コイル301aの巻回軸に平行な方向において、送電コイル301aの一部または全部(図4の例では、全部)において、送電コイル301aを構成する第1導体は、隣接する部分が互いに所定の間隔をあけて配置されている。つまり、送電コイル301aの一部または全部において、隣接する第1導体同士(絶縁膜同士)が離間させられて(つまり、接触させずに)配置されている。
このように、送電コイルユニット142bでは、送電コイル301の巻回軸と直交する方向から送電コイル301を見た場合において隣り合う第1導体同士の組み合わせのうちの少なくとも一部の第1導体同士は、離間している。なお、図4に示したような第1導体の第1磁性体B1への巻回方法は、スペース巻と称される場合がある。
ここで、例えば、第1導体同士の間隔は、漏れ磁束の影響が問題とならない程度に確保されることが好ましいが、他の態様が用いられてもよい。
なお、送電コイル301aの巻回軸に平行な方向において、送電コイル301aの幅W11と、回路基板401aの幅W12と、部品実装領域402aの幅W13の大小関係は、図2および図3に示される場合と同様である。
以上のような構成により、ワイヤレス電力伝送システム1では、送電コイルユニット142bにおいて、送電コイル301aの幅W11を大きくすることが可能であり、これにより、部品実装領域402aの幅W13を大きくすることが可能であり、部品実装領域402aの設置スペースを大きく確保することが可能である。また、送電コイル301aの幅W11の範囲内に回路基板401aの幅W12を収める場合には、回路基板401aの幅W12を大きくすることが可能であり、回路基板401aの設置スペースを大きく確保することができる。
なお、送電コイルユニット142bを例として説明したが、同様な構成が受電コイルユニット212に適用されてもよい。
このように、変形例1では、電力伝送コイル(送電コイル、あるいは、受電コイル)の巻回軸と直交する方向(図4の例では、X軸に平行な方向)から電力伝送コイルを見た場合において、隣り合う第1導体同士のうちの少なくとも一部の第1導体同士は、離間している。
<変形例2>
図5は、変形例2に係る送電コイルユニット142cの構成の一例を示す断面図である。図5は、図3と同様な位置の断面を表した断面図である。送電コイルユニット142cは、送電コイルユニット142の一例である。
図5には、図2および図3と同様なXYZ三次元座標系を示してある。
図5では、図2および図3に示される送電コイルユニット142aと同様な部分については、同じ符号を付してある。
なお、変形例2において説明する構成部分以外の点については、図2および図3に示される送電コイルユニット142aと同様な構成が用いられてもよい。
変形例2では、回路基板401が、第1磁性体B1の第2面M2と送電コイル301との間(より具体的には、第2面M2と第2面M2上に位置する第1導体との間)に配置されている。このような配置では、回路基板401は、第2面M2によって拘束され、変形が抑制される。
変形例2では、例えば、回路部品として、共振用のコンデンサーが用いられる。
以上のように、変形例2に係る送電コイルユニット142cを備えるワイヤレス電力伝送システム1においても、実施形態に係る送電コイルユニット142aおよび受電コイルユニット212と同様な効果を得ることが可能である。
なお、送電コイルユニット142cを例として説明したが、同様な構成が受電コイルユニット212に適用されてもよい。
このように、変形例2では、回路基板401は、第2面M2と電力伝送コイル(送電コイル、あるいは、受電コイル)の巻線との間に配置されている。
<変形例3>
図6は、変形例3に係る送電コイルユニット142dの構成の一例を示す斜視図である。送電コイルユニット142dは、送電コイルユニット142の一例である。
図7は、変形例3に係る送電コイルユニット142dの構成の一例を示す断面図である。図7は、図6に示されるQ2−Q2矢視断面図である。
図6および図7には、図2および図3と同様なXYZ三次元座標系を示してある。
図6および図7では、図2および図3に示される送電コイルユニット142aと同様な部分については、同じ符号を付してある。
なお、変形例3において説明する構成部分以外の点については、図2および図3に示される送電コイルユニット142aと同様な構成が用いられてもよい。
変形例3に係る送電コイルユニット142dは、送電コイル301bが単純なソレノイド形状のコイルではない点で、図2および図3に示される送電コイルユニット142aと相違する。
変形例3では、送電コイル301bは、ソレノイド構造の部分と、それに対して両側のそれぞれに位置する渦巻き状のコイル部分(平面コイル部分)を有しており、これらの部分が共通の第1導体を用いて連続的に構成されている。なお、平面状のコイルは、スパイラルコイル等とも称される場合がある。
送電コイル301bにおけるソレノイド構造の部分は、ソレノイドの巻回軸に平行な方向(図6および図7の例では、Y軸に平行な方向)において、第1磁性体B1の中央部に配置されている。また、ソレノイドの巻回軸に平行な方向において、当該ソレノイドの一方の側(例えば、右側)に1個の渦巻き状のコイル部分(1個の平面コイル部分)が配置されており、当該ソレノイドの他方の側(例えば、左側)に1個の渦巻き状のコイル部分(1個の平面コイル部分)が配置されている。これら2個の渦巻きは、互いに逆向きである。このようなコイルが用いられる場合にも、小型で伝送距離を長くすることが可能である。
図6および図7の例では、第1磁性体B1の第1面M1に、ソレノイド以外の部分(2個の平面コイル部分)を構成する第1導体が配置されて、送電コイル301bが形成されている。
なお、送電コイル301bは、例えば、フレキシブル基板に所定の形状を有する導体のパターンが形成されたコイルであってもよい。
また、図6には、ソレノイドの一方の側の渦巻き状のコイル部分の第1開口部H1と、当該ソレノイドの他方の側の渦巻き状のコイル部分の第2開口部H2を示してある。
また、図7には、第1磁性体B1の第2面M2の側に配置された回路基板401bおよび当該回路基板401bの部品実装領域402bを示してある。
ここで、本実施形態では、部品実装領域402bを3次元的に図示するが、部品実装領域402bは、例えば、3次元的な領域を表してもよく、あるいは、回路基板401bの面に沿った2次元的な領域を表してもよい。
なお、送電コイル301bのソレノイドの巻回軸に平行な方向において、当該ソレノイドの幅W21と、回路基板401bの幅W22と、部品実装領域402bの幅W23の大小関係は、図2および図3に示される場合と同様である。
ここで、コイルの開口部(第1開口部H1、第2開口部H2)は、第1面M1上において第1導体によって囲まれた領域のことである。それぞれの開口部に関し、第1面M1上において第1導体によって囲まれた領域は、第1面M1と直交する方向から第1面M1上を見た場合において、第1導体が設けられた導体領域の内側の領域のことである。なお、それぞれの開口部に関し、第1面M1上において第1導体によって囲まれた領域は、第1面M1と直交する方向から第1面M1上を見た場合において、当該開口部のコイル部分の最内周部分から内側の領域のことであってもよい。それぞれの開口部のコイル部分は、第1導体に電流が流された場合、当該開口部を通る磁束を発生させる。また、それぞれの開口部のコイル部分では、当該開口部を通る磁束が変化した場合、電磁誘導の法則によって第1導体に電流が流れる。
以上のように、変形例3に係る送電コイルユニット142dを備えるワイヤレス電力伝送システム1においても、実施形態に係る送電コイルユニット142aおよび受電コイルユニット212と同様な効果を得ることが可能である。
具体的には、図6および図7に示されるような送電コイル301dにおいても、電力を効率良く送電することができ、小型化および電力の長距離伝送を可能とする。
また、図6および図7に示されるような送電コイル301bの構成とすることで、ソレノイドコイルから発生する磁束Φが回路基板401bとは逆側に誘導される。これにより、例えば、送電コイル301bから発生する磁束Φが部品実装領域402bの回路部品あるいは回路基板401bに与える影響(部品実装領域402bの回路部品あるいは回路基板401bに影響する磁束Φの量)を減少させることが可能である。
なお、送電コイルユニット142dを例として説明したが、同様な構成が受電コイルユニット212に適用されてもよい。
このように、変形例3では、電力伝送コイル(送電コイル、あるいは、受電コイル)は、電力伝送コイルのソレノイドの巻回軸に平行な方向(図6および図7の例では、Y軸に平行な方向)において、両端部のそれぞれに、第1面M1上に第1導体が渦巻き状に設けられた平面コイル部分を有する。
<変形例4>
図8は、変形例4に係る送電コイルユニット142eの構成の一例を示す斜視図である。送電コイルユニット142eは、送電コイルユニット142の一例である。
図9は、変形例4に係る送電コイルユニット142eの構成の一例を示す断面図である。図9は、図8に示されるQ3−Q3矢視断面図である。
図8および図9には、図2および図3と同様なXYZ三次元座標系を示してある。
図8および図9では、図2および図3に示される送電コイルユニット142aと同様な部分については、同じ符号を付してある。
なお、変形例4において説明する構成部分以外の点については、図2および図3に示される送電コイルユニット142aと同様な構成が用いられてもよい。
変形例4に係る送電コイルユニット142eでは、第1磁性体B1aの形状が、図2および図3に示される第1磁性体B1の形状と相違している。
変形例4では、送電コイル301の巻回軸に平行な方向において、第1磁性体B1aは、送電コイル301のソレノイドが配置される中央部における上下方向(図8および図9の例では、Z軸に平行な方向)の厚さと比べて、当該中央部の両端のそれぞれにおける上下方向の厚さが大きくなっている。このように、第1磁性体B1aは、当該中央部の一方の側(例えば、右側)に第1突起部I1を有するとともに、当該中央部の他方の側(例えば、左側)に第2突起部I2を有する。第1突起部I1と、中央部と、第2突起部I2とは、送電コイル301の巻回軸に平行な方向において、左右対称な形状となっている。
第1磁性体B1aは、例えば図2および図3に示される第1磁性体B1の第2面M2と同様な平面状の第2面M2aを有するとともに、送電コイル301の巻回軸に平行な方向における中央部に第1面M1aを有している。ここで、第1面M1aは第2面M2aとは逆の面であり、第1面M1aの部分に送電コイル301のソレノイドが配置される。
図10は、変形例4に係る送電コイルユニット142fの構成の他の一例を示す斜視図である。送電コイルユニット142fは、送電コイルユニット142の一例である。
図10には、図2および図3と同様なXYZ三次元座標系を示してある。
図10では、図2および図3に示される送電コイルユニット142aと同様な部分については、同じ符号を付してある。
なお、図10に関し、変形例4において説明する構成部分以外の点については、図2および図3に示される送電コイルユニット142aと同様な構成が用いられてもよい。
図10に示される送電コイルユニット142fは、概略的には、図8および図9に示される送電コイルユニット142eにおける第1磁性体B1aの第1突起部I1および第2突起部I2が本体とは別体で構成されている。
図10の例では、図2および図3に示されるのと同様な形状を有する第1磁性体B1の第1面M1面上であって、送電コイル301の巻回軸に平行な方向における両端のそれぞれに、突起部(第1突起部I11、第2突起部I12)を配置することで、図8および図9の例と同様な構造を形成している。
ここで、第1磁性体B1とそれぞれの突起部(第1突起部I11、第2突起部I12)とは、例えば、接着剤などを用いて、固定されてもよい。
以上のように、変形例4に係る送電コイルユニット142e、142fを備えるワイヤレス電力伝送システム1においても、実施形態に係る送電コイルユニット142aおよび受電コイルユニット212と同様な効果を得ることが可能である。
また、変形例4に係る送電コイルユニット142e、142fを備えるワイヤレス電力伝送システム1では、突起部が存在することで、ソレノイドコイルから発生する磁束Φが回路基板401とは逆側に誘導される。これにより、例えば、送電コイル301から発生する磁束Φが部品実装領域402の回路部品あるいは回路基板401に与える影響(部品実装領域402の回路部品あるいは回路基板401に影響する磁束Φの量)を減少させることが可能である。
なお、送電コイルユニット142e、142fを例として説明したが、同様な構成が受電コイルユニット212に適用されてもよい。
このように、変形例4では、電力伝送コイル(送電コイル、あるいは、受電コイル)の巻回軸に平行な方向(図8〜図10の例では、Y軸に平行な方向)において、第1磁性体B1a、B1は、両端部のそれぞれに、第1面M1a、M1から突出した突出部(第1突出部I1および第2突出部I2、第1突出部I11および第2突出部I12)を有する。
<変形例5>
図11は、変形例5に係る送電コイルユニット142gの構成の一例を示す斜視図である。送電コイルユニット142gは、送電コイルユニット142の一例である。
図12は、変形例5に係る送電コイルユニット142gの構成の一例を示す断面図である。図11に示されるQ4−Q4矢視断面図である。
図11および図12には、図6および図7と同様なXYZ三次元座標系を示してある。
図11および図12では、図6および図7に示される送電コイルユニット142dと同様な部分については、同じ符号を付してある。
なお、変形例5において説明する構成部分以外の点については、図6および図7に示される送電コイルユニット142dと同様な構成が用いられてもよい。
変形例5に係る送電コイルユニット142gでは、第1磁性体B1bの形状が、図6および図7に示される第1磁性体B1の形状と相違している。
変形例5では、送電コイル301bのソレノイドの巻回軸に平行な方向において、第1磁性体B1bは、送電コイル301のソレノイドが配置される中央部における上下方向(図11および図12の例では、Z軸に平行な方向)の厚さと比べて、当該中央部の両端のそれぞれにおける開口部(第1開口部H1、第2開口部H2)の上下方向の厚さが大きくなっている。このように、第1磁性体B1bは、当該中央部の一方の側(例えば、右側)の第1開口部H1に第1突起部I21を有するとともに、当該中央部の他方の側(例えば、左側)の第2開口部H2に第2突起部I22を有する。第1突起部I21と、中央部と、第2突起部I22とは、送電コイル301のソレノイドの巻回軸に平行な方向において、左右対称な形状となっている。
第1磁性体B1bは、例えば図6および図7に示される第1磁性体B1の第2面M2と同様な平面状の第2面M2bを有するとともに、送電コイル301のソレノイドの巻回軸に平行な方向における中央部に第1面M1bを有している。ここで、第1面M1bは第2面M2bとは逆の面であり、第1面M1bの部分に送電コイル301のソレノイドが配置される。
なお、図11および図12に示される送電コイルユニット142gのさらなる変形例として、第1磁性体B1bの第1突起部I21および第2突起部I22が本体とは別体で構成されてもよい。具体的には、図6および図7に示されるのと同様な形状を有する第1磁性体B1の第1面M1面上であって、2個の開口部(第1開口部H1、第2開口部H2)のそれぞれに、突起部(第1突起部I21に対応する突起部、第2突起部I22に対応する突起部)を配置することで、図11および図12の例と同様な構造を形成することが可能である。
ここで、第1磁性体B1(磁性体の本体)に対してそれぞれの突起部が別体で構成されている場合、第1磁性体B1とそれぞれの突起部とは、例えば、接着剤などを用いて、固定されてもよい。
以上のように、変形例5に係る送電コイルユニット142gを備えるワイヤレス電力伝送システム1においても、図6および図7に示される送電コイルユニット142dと同様な効果を得ることが可能である。
また、変形例5に係る送電コイルユニット142gを備えるワイヤレス電力伝送システム1では、突起部が存在することで、ソレノイドコイルから発生する磁束Φが回路基板401bとは逆側に誘導される。これにより、例えば、送電コイル301から発生する磁束Φが部品実装領域402bの回路部品あるいは回路基板401bに与える影響(部品実装領域402bの回路部品あるいは回路基板401bに影響する磁束Φの量)を減少させることが可能である。
なお、送電コイルユニット142gを例として説明したが、同様な構成が受電コイルユニット212に適用されてもよい。
このように、変形例5では、平面コイル部分は開口部を有しており、第1磁性体B1bは、平面コイル部分の開口部に、第1面M1bから突出した突出部(第1突出部I21、第2突出部I22)を有する。
<変形例6>
変形例6では、送電コイルユニット142において送電を行う構成部(送電部)の構成例、および受電コイルユニット212において受電を行う構成部(受電部)の構成例を示す。
図13は、変形例6に係る送電部501の構成の一例を示す図である。
送電部501は、送電回路12と、送電コイルユニット142hと、制御回路13と、通信部141を備える。送電コイルユニット142hは、送電コイルユニット142の一例である。送電回路12は、送電コイルユニット142hに交流電圧を供給する。制御回路13および通信部141は、図1に示されるものと同様である。
図14は、変形例6に係る回路部品が実装された回路基板401cの構成の一例を示す図である。
送電コイルユニット142hは、送電コイル601とコンデンサー611を有する送電側共振回路から構成されている。図13の例では、送電コイル601とコンデンサー611とが直列に接続されており、この直列部分の両端に送電回路12が接続されている。
送電コイルユニット142hは、回路基板401cを備えている。回路基板401cにコンデンサー611が実装されている。コンデンサー611は、共振コンデンサーとして機能する。
図14に示されるように、回路基板401cの部品実装領域402cに、回路部品として複数(図14の例では、8個)のコンデンサー611aが実装されている。図13および図14の例では、図14に示される複数のコンデンサー611aによって、図13に示されるコンデンサー611の機能が実現されている。
図15は、変形例6に係る受電部502の構成の一例を示す図である。
受電部502は、受電コイルユニット212aと、受電回路721を備える。受電コイルユニット212aは、受電コイルユニット212の一例である。
受電コイルユニット212aは、受電コイル701とコンデンサー711を有する受電側共振回路から構成されている。図15の例では、受電コイル701とコンデンサー711とが直列に接続されており、この直列部分の両端に受電回路721が接続されている。
受電コイルユニット212aでは、例えば、図13および図14に示される送電コイルユニット142hの場合と同様に、回路基板(図示せず)を備え、当該回路基板の部品実装領域にコンデンサー711が実装されている。コンデンサー711は、共振コンデンサーとして機能する。
ここで、送電側共振回路と受電側共振回路としては、それぞれ、様々な構成の回路が用いられてもよい。
なお、送電側共振回路と受電側共振回路とは、例えば、同様な構成を有する回路(ただし、回路特性は異なり得る)が用いられてもよく、あるいは、異なる構成を有する回路が用いられてもよい。
以上の構成により、送電部501の送電コイルユニット142hおよび受電部502の受電コイルユニット212aにおいて、共振回路を用いて電力を伝送することができる。
このように、変形例6では、ワイヤレス電力伝送システム1において、送電コイルユニット142hに交流電圧を供給する送電回路12を備える。
また、変形例6では、ワイヤレス電力伝送システム1において、受電コイルユニット212aに生じた電圧が供給される受電回路721を備える。
<変形例7>
変形例7では、送電コイルユニット142において送電を行う構成部(送電部)の構成例を示す。
図16は、変形例7に係る送電部501aの構成の一例を示す図である。送電部501aは、図13に示される送電部501の変形例である。
図16では、図13に示される送電部501と同様な部分については、同じ符号を付してある。
送電部501aは、送電コイルユニット142hと、送電回路12aと、制御回路13と、通信部141を備える。送電回路12aは、送電回路12の一例である。
送電回路12aは、インバーター511と、出力検出回路512と、位相補正回路513と、DC/DCコンバーター514を備える。送電コイルユニット142hは、例えば、図13に示される回路構成を有する。
位相補正回路513は、例えば、位相同期回路(PLL:Phase Locked Loop)である。
ここで、出力検出回路512は、例えば、図16の例のように送電回路12aに含まれてもよく、あるいは、送電回路12aとは別に、送電回路12aと送電コイルユニット142(変形例7では、送電コイルユニット142h)との間に設けられてもよい。
また、位相補正回路513は、例えば、図16の例のように送電回路12aに含まれてもよく、あるいは、送電回路12aとは別に設けられてもよい。
送電部501aにおいて行われる動作の一例を説明する。
DC/DCコンバーター514は、所定の直流電源(図1の例では、直流電源11)から直流電圧を入力し、入力された直流電圧(入力直流電圧)を異なる電位の直流電圧に変換し、変換された直流電圧をインバーター511に供給(出力)する。
インバーター511は、DC/DCコンバーター514から出力される直流電圧(出力直流電圧)を入力し、入力された直流電圧(入力直流電圧)を交流電圧に変換し、変換された交流電圧を送電コイルユニット142hに供給(出力)する。
送電コイルユニット142hは、インバーター511から出力される交流電圧に応じて磁束を発生することで電力を送電する。
出力検出回路512は、インバーター511からの出力電圧及び出力電流を検出し、これらの検出結果を示す信号を位相補正回路513に出力する。
位相補正回路513は、インバーター511の駆動周波数を変化させる制御を行う。位相補正回路513は、出力検出回路512による検出結果に基づいて、送電コイルユニット142hに供給される交流電圧の電圧位相及び交流電流の電流位相を検出し、これらの位相差が一定になるように、インバーター511の駆動周波数を変化させる制御を行う。
以上のような構成により、ワイヤレス電力伝送システム1では、送電部501により電力を安定的に送電することができる。
図17は、変形例7に係る回路部品が実装された回路基板401dの構成の一例を示す図である。
図16および図17の例では、送電部501aは、回路基板401dを備えている。図16および図17の例では、回路基板401dが、送電コイルユニット142hの回路基板としても共用されている。
回路基板401dの部品実装領域402dに、回路部品として複数の部品が実装されている。図16および図17の例では、複数の部品は、インバーター511、位相補正回路513、DC/DCコンバーター514、コンデンサー611である。インバーター511、位相補正回路513、DC/DCコンバーター514は、送電回路12aの一例である。
なお、回路基板401dの部品実装領域402dに、他の回路も設けられてもよい。当該他の回路は、例えば、出力検出回路512、制御回路13、あるいは、通信部141のうちの1以上の回路である。
以上のような構成により、ワイヤレス電力伝送システム1では、送電回路12aを回路基板401dに一体的に設けることが可能である。
なお、ここでは送電側について説明したが、受電側において、受電回路と回路基板とが一体化されてもよい。ここで、受電回路は、例えば、図1に示される整流平滑回路22、検出部24、比較部25、信号発生部26のうちの1以上の回路を含んでもよい。
このように、変形例7では、送電側において、送電回路12a(図16および図17の例では、インバーター511、位相補正回路513、DC/DCコンバーター514)は、回路基板401dに設けられている。
また、変形例7では、受電回路は、回路基板に設けられている。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
1…ワイヤレス電力伝送システム、10…ワイヤレス送電装置、11…直流電源、12、12a…送電回路、13…制御回路、20…ワイヤレス受電装置、22…整流平滑回路、23…負荷、24…検出部、25…比較部、26…信号発生部、141、211…通信部、142、142a、142b、142c、142d、142e、142f、142g、142h…送電コイルユニット、212、212a…受電コイルユニット、301、301a、301b、601…送電コイル、302、701…受電コイル、401、401a、401b、401c、401d…回路基板、402、402a、402b、402c、402d…部品実装領域、501、501a…送電部、502…受電部、511…インバーター、512…出力検出回路、513…位相補正回路、514…DC/DCコンバーター、611、611a、711…コンデンサー、721…受電回路、B1、B1a、B1b…第1磁性体、M1、M1a、M1b…第1面、M2、M2a、M2b…第2面、H1…第1開口部、H2…第2開口部、I1、I11、I21…第1突起部、I2、I12、I22…第2突起部、Φ…磁束、W1〜W3、W11〜W13、W21〜W23…幅

Claims (11)

  1. 電力伝送相手と対向する第1面及び前記第1面に対向する第2面を有する第1磁性体と、
    前記第1面及び前記第2面の一部を覆うソレノイドコイルとして第1導体が前記第1磁性体に巻回された電力伝送コイルと、
    前記第2面上に配置された回路基板と、を備え、
    前記電力伝送コイルの巻回軸に平行な方向において、前記電力伝送コイルの巻線幅に対して前記回路基板の部品実装領域の幅が含まれる、
    コイルユニット。
  2. 前記電力伝送コイルの巻回軸と直交する方向から前記電力伝送コイルを見た場合において隣り合う前記第1導体同士のうちの少なくとも一部の前記第1導体同士は、離間している、
    請求項1に記載のコイルユニット。
  3. 前記回路基板は、前記第2面と前記電力伝送コイルの巻線との間に配置されている、
    請求項1または請求項2に記載のコイルユニット。
  4. 前記電力伝送コイルは、前記電力伝送コイルの巻回軸に平行な方向において、両端部のそれぞれに、前記第1面上に前記第1導体が渦巻き状に設けられた平面コイル部分を有する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコイルユニット。
  5. 前記平面コイル部分は、開口部を有しており、
    前記第1磁性体は、前記平面コイル部分の前記開口部に、前記第1面から突出した突出部を有する、
    請求項4に記載のコイルユニット。
  6. 前記電力伝送コイルの巻回軸に平行な方向において、前記第1磁性体は、両端部のそれぞれに、前記第1面から突出した突出部を有する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコイルユニット。
  7. 請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載のコイルユニットを送電コイルユニットとして備え、
    前記送電コイルユニットに交流電圧を供給する送電回路を備える、
    ワイヤレス送電装置。
  8. 前記送電回路は、前記回路基板に設けられている、
    請求項7に記載のワイヤレス送電装置。
  9. 請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載のコイルユニットを受電コイルユニットとして備え、
    前記受電コイルユニットに生じた電圧が供給される受電回路を備える、
    ワイヤレス受電装置。
  10. 前記受電回路は、前記回路基板に設けられている、
    請求項9に記載のワイヤレス受電装置。
  11. ワイヤレス送電装置と、ワイヤレス受電装置と、を備えるワイヤレス電力伝送システムであって、
    前記ワイヤレス送電装置と前記ワイヤレス受電装置との少なくとも一方は、請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載のコイルユニットを備える、
    ワイヤレス電力伝送システム。
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