JP6382644B2 - 低反射部材 - Google Patents

低反射部材 Download PDF

Info

Publication number
JP6382644B2
JP6382644B2 JP2014175764A JP2014175764A JP6382644B2 JP 6382644 B2 JP6382644 B2 JP 6382644B2 JP 2014175764 A JP2014175764 A JP 2014175764A JP 2014175764 A JP2014175764 A JP 2014175764A JP 6382644 B2 JP6382644 B2 JP 6382644B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
crystal
mass
crystals
reflection member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014175764A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016050138A (ja
Inventor
諭史 豊田
諭史 豊田
竹之下 英博
英博 竹之下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2014175764A priority Critical patent/JP6382644B2/ja
Publication of JP2016050138A publication Critical patent/JP2016050138A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6382644B2 publication Critical patent/JP6382644B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Description

本発明の低反射部材は、半導体製造工程の露光処理時において、被処理物である基板の載置台や露光処理領域の壁材等に用いられるものである。
半導体素子、液晶、FPD、LCD等を製造するための露光装置において、露光処理時における被処理物である基板(例えば、ウエハ)の載置台や露光処理領域の壁材等には、光の反射を抑制して露光精度を向上させるために、着色されたセラミックスが用いられるとともに、表面性状の調整が図られている。
このようなセラミックスとして、例えば、特許文献1には、55〜75重量%以上のアルミナ(Al)と、酸化物(SiO)に換算して少なくとも3重量%のSiと、酸化物(CaO)に換算して少なくとも0.4重量%のCaと、酸化物(MgO)に換算して少
なくとも0.4重量%のMgと、着色剤と、1%以下の不純物を含む着色セラミック焼結体
から成り、前記基板を支持する多数のピンと前記多数のピンを少なくとも部分的に囲むリムが砥粒によるショットブラストにより前記上面に形成され、球形粒子によるショットピーニングが前記上面全体に施されたセラミック真空チャックが提案されている。
国際公開第2010−095719号公報
今般の露光処理時における被処理物である基板の載置台や露光処理領域の壁材等には、露光精度の更なる向上のため、さらに反射率が低いことが求められている。
本発明は、上記要求を満たすべく案出されたものであり、光の反射を抑制して露光精度を向上させることができる低反射部材を提供することを目的とする。
本発明の低反射部材は、明度指数が45以下のアルミナ質焼結体からなり、Al結晶間である粒界にRAl結晶(R:Fe,Co,Ni)を含み、リートベルト解析により求められた含有量において、前記Al 結晶が52質量%以上80質量%以下であり、前記RAl 結晶が19質量%以上47質量%以下であることを特徴とするものである。
本発明の低反射部材は、反射率が低いため露光精度を向上させることができる。
以下、本実施形態の低反射部材の一例について説明する。
本実施形態の低反射部材は、明度指数が45のアルミナ質焼結体からなり、Al結晶間である粒界にRAl結晶(R:Fe,Co,Ni)を含むものである。なお、アルミナ質焼結体とは、Al結晶が主結晶であり、X線回折装置(XRD)を用いて測定したときに、得られたチャートにおいて、アルミナが最も高いピークを示すものである。
そして、RAl結晶(R:Fe,Co,Ni)とは、スピネル型のFeAl、CoAlおよびNiAlが1つの結晶内に混在した形の結晶のことであり、本実施形態の低反射部材は、明度指数が45以下の暗色の色調を有しているとともに、RAl結晶が存在していることにより、反射率を抑えることができる。
ここで、本実施形態の低反射部材が、反射率を抑えることができるのは、以下の通りであると考えられる。アルミナ質焼結体の焼成の過程において、原料であるアルミナ粉末の一部と、焼結助剤粉末の一部とからなる化合物、例えば、CaAlSi(アノーサイト)結晶が生成されると、主結晶であるAl結晶が1.77であるのに対し、CaAlSi結晶は屈折率が1.58であり、屈折率差が大きいことから、反射率が高くなる。
これに対し、本実施形態の低反射部材は、Niを含んでいることにより、上述したような化合物の生成源となる一部のアルミナ粉末との化合が活性化され、Fe、Coとともに、RAl結晶として存在し、Al結晶と屈折率の異なる化合物の生成を抑制していると考えられる。なお、RAl結晶の屈折率は、1.74〜1.80程度であり、Al結晶の屈折率と近似しており、屈折率差に起因した反射率の向上はない。
このように、本実施形態の低反射部材の反射率が低いのは、アルミナ結晶と屈折率の異なる化合物の生成が抑制されているとともに、RAl結晶の屈折率がアルミナ結晶の屈折率と近似していることによる考えられる。
そして、具体的な反射率としては、360〜440nmの波長領域における反射率の最大値が6%未満である。このように、本実施形態の低反射部材は、反射率が低いため露光精度を向上させることができる。
ここで、アルミナ質焼結体の結晶間である粒界に、RAl結晶(R:Fe,Co,Ni)を含むか否かについては、電子線マイクロアナライザ(EPMA 例えば、日本電子製 JXA-8530F)を用いて、倍率2000倍、加速電圧15kV、プローブ電流1.0×10−7Aの条件で、Fe、Co、Ni、AlおよびOの分布状態を確認できるカラーマッピングを得た後、全ての元素が重なる領域が存在するか否かで確認することができる。
なお、XRDを用いて本実施形態の低反射部材を測定したときには、得られた2θ(2θは、回折角度である。)の値より同定されるのは、FeAlまたはCoAlであり、XRDによって、RAl結晶の同定は困難であるが、スピネル型の結晶の存在の確認には用いることができる。
また、反射率の測定方法としては、分光測色計(例えば、コニカミノルタ製 CM-3700A)を用い、光源をCIE標準光源D65、視野角を10°、照明径を3mm×5mmの条件で測定すればよい。そして、この測定によって得られた360〜440nmの波長領域における反射率の最大値が、本実施形態における反射率である。
また、明度指数とは、CIE1976L*a*b*色空間における明度指数L*の値のことであり、白のL*の値は100であり、黒のL*の値は0である。なお、CIE1976L*a
*b*色空間における明度指数L*の測定方法は、反射率の測定時と同様に、分光測色計(例えば、コニカミノルタ製 CM-3700A)を用い、光源をCIE標準光源D65、視野角を10°、照明径を5mm×7mmに設定して測定すればよい。
また、本実施形態の低反射部材は、粒界にAlTiO結晶を含むことが好適である。粒界にAlTiO結晶を含むときには、主結晶であるAl結晶の粒成長を抑
制することができることから、機械的強度を向上させることができる。なお、粒界に、AlTiO結晶を含むか否かについては、XRDを用いて測定し、得られた2θの値よりJCPDSカードを用いて同定すればよい。
また、本実施形態の低反射部材の機械的強度については、例えばJIS R 1601−1995に準拠した試験片を準備し、3点曲げ強度を測定することにより確認することができる。
また、本実施形態の低反射部材は、リートベルト解析により求められた含有量において、Al結晶が52質量%以上80質量%以下であり、RAl結晶が19質量%以上47質量%以下であり、AlTiO結晶が1質量%以上5質量%以下であることが好適である。Al結晶、RAl結晶およびAlTiO結晶の含有量が上述した範囲を満たしているときには、低い反射率とともに、高い機械的強度を有する。
次に、本実施形態の低反射部材の製造方法の一例について説明する。
まず、主成分原料であるアルミナ(Al)粉末と、着色成分として酸化鉄(Fe)粉末、酸化コバルト(CoO)粉末、酸化ニッケル(NiO)粉末を準備する。また、焼結助剤として、炭酸カルシウム(CaCO)粉末、水酸化マグネシウム(Mg(OH))粉末および酸化珪素(SiO)粉末を準備する。
次に、これらの粉末を所望量秤量して1次原料粉末とする。例えば、焼結体を構成する全成分100質量%のうち、焼結助剤は、CaをCaO換算、MgをMgO換算、SiをSiO換算した合計で0.6〜2質量%となるように秤量する。また、着色成分は、FeをFe換算、CoをCoO換算、NiをNiO換算した値の合計で、3〜30質量%となるように秤量する。そして、残部が、主成分原料となるように秤量する。このような量の着色成分を添加することにより、明度指数を45以下にすることができる。
なお、アルミナ質焼結体における着色成分の含有量としては、例えば、FeはFe換算で1質量%以上8質量%以下であり、CoはCoO換算で1質量%以上14質量%以下であり、NiはNiO換算で1質量%以上8質量%以下である。
また、着色成分としては、酸化チタン(TiO)粉末、炭酸マンガン(MnCO)粉末、酸化クロム(Cr)粉末等を用いてもよく、これらを添加する場合は、着色成分の合計は酸化物換算で3〜30質量%とする。
なお、所望の含有量となるように秤量できていたか否かについては、焼結体の一部を粉砕し、得られた粉体を塩酸などの溶液に溶解した後、ICP(Inductively Coupled Plasma)発光分光分析装置(ICP 例えば、島津製作所製 ICPS-8100)を用いて得られた
金属成分の含有量からそれぞれ酸化物に換算することにより確認することができる。例えば、FeであればFeに換算すればよい。
そして、本実施形態の低反射部材においては、Niを含んでいることにより、アルミナ粉末の一部との化合が活性化され、Fe、Coとともに、RAl結晶が生成され、Al結晶間である粒界に存在することとなる。
なお、RAl結晶の質量比率を多くするには、アルミナ粉末を分級し、分級された粒径の小さいアルミナ粉末と、酸化鉄粉末と、酸化コバルト粉末と、酸化ニッケル粉末とを混合し、1100℃以上1300℃以下の温度域で仮焼後、ボールミルなどの粉砕機を用いて所望の平均粒径となるまで粉砕した粉末を添加すれよい。
また、粒界にAlTiO結晶を含むものとするためには、アルミナ粉末の一部と、酸化チタン粉末とを混合し、1100℃以上1300℃以下の温度域で仮焼後、ボールミルなどの粉砕機を用いて所望の平均粒径となるまで粉砕した粉末を添加すればよい。
次に、各粉末を所定量秤量した1次原料粉末100質量部に対し、1〜1.5質量部のPVA(ポリビニールアルコール)などのバインダと、100質量部の溶媒と、0.1〜0.5質量部の
分散剤とを秤量して準備し、1次原料粉末とともに攪拌機内に入れて混合・攪拌してスラリーを得る。
その後、噴霧造粒装置(スプレードライヤー)を用いてスラリーを噴霧造粒して顆粒を得た後、粉末プレス成形法や静水圧プレス成形法(ラバープレス法)により所望形状の成形体を成形する。
次に、得られた成形体に必要に応じて切削加工を施し、大気(酸化)雰囲気の焼成炉を用いて、所望の最高温度で所望時間保持して焼成することにより焼結体を得る。そして、得られた焼結体に研削加工を施すことにより、本実施形態の低反射部材を得ることができる。なお、研削加工後に、ブラストやハンドラップなどの表面処理を行なってもよい。
以下、本発明の実施例を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
まず、主成分原料であるアルミナ粉末と、焼結助剤である水酸化マグネシウム粉末、炭酸カルシウム粉末および酸化珪素粉末と、着色成分である酸化鉄粉末、酸化コバルト粉末および酸化ニッケル粉末とを準備した。
次に、焼結体を構成する全成分100質量%のうち、焼結助剤は、それぞれCaをCaO
換算、MgをMgO換算、SiをSiO換算した合計で1.5質量%となるように秤量し
た。また、着色成分は、FeをFe換算、CoをCoO換算、NiをNiO換算した値の合計で15質量%となるように秤量した。そして、残部をアルミナ粉末とし、秤量した各粉末を1次原料粉末とした。なお、以下に示す、比較例との差異を明確にするため、ここで得られた1次原料を試料No.1原料粉末と記載する。
また、比較例として、酸化ニッケル粉末の質量分だけ、酸化鉄粉末の質量を増加させたこと以外は、上述した試料No.1原料粉末と同様の構成の比較例原料粉末を準備した。
次に、試料No.1原料粉末、比較例原料粉末ともに、この原料粉末100質量部に対し
、1質量部のPVAと、100質量部の溶媒と、0.2質量部の分散剤とを秤量し、それぞれ攪拌機内に入れて混合・攪拌してスラリーとした。その後、噴霧造粒装置を用いてスラリーを噴霧造粒することにより顆粒を得た。
次に、得られた顆粒を金型内に充填してプレスし、その後、切削加工を施して所望形状の成形体を得た。次に、得られた成形体を焼成炉に入れ、大気雰囲気中1600℃の温度で焼成することにより、焼結体を得た後。そして、研削加工を施し、縦50mm×横50mm×厚さ5mmに切削加工することにより、試料No.1および比較例を得た。
次に、得られた焼結体の一部を粉砕し、得られた粉体を塩酸溶液に溶解した後、ICP(島津製作所製 ICPS-8100)を用いて得られた金属成分の含有量からそれぞれ酸化物に
換算することにより、焼結助剤および着色成分の含有量を確認した。その結果、Ca、M
g、Siをそれぞれ酸化物換算した合計の含有量はいずれも1.5質量%であった。そして
、試料No.1については、FeがFe換算で4質量%であり、CoがCoO換算で8質量%であり、NiがNiO換算で3質量%であり、比較例については、FeがFe換算で7質量%であり、CoがCoO換算で8質量%であった。
そして、試料No.1と比較例につき、XRDを用いて測定して同定した。その結果、試料No.1には、アルミナ結晶、スピネル結晶の存在が確認された。また、比較例には、アルミナ結晶、スピネル結晶およびアノーサイト結晶が確認された。また、試料No.1については、EPMA(日本電子製 JXA-8530F)を用いて、倍率2000倍、加速電圧15
kV、プローブ電流1.0×10−7Aの条件で、Al結晶の粒界に、Fe、Co、N
i、AlおよびOのカラーマッピングを得た後、分布状態を確認し、Fe、Co、Ni、AlおよびOが重なる領域があることを確認した。
その後、分光測色計(コニカミノルタ製、CM−3700A)を用いて、光源がCIE標準光源D65、視野角が10°、照明径が5mm×7mmの条件で明度指数を測定したところ、いずれの試料も明度指数は45以下であった。また、照明径を3mm×5mmとしたこと以外は明度指数を測定したときと同じ条件により、360〜440nmの波長領域における反射率の最大値を確認したところ、比較例における反射率が6.5%であったのに対し、試料No
.1における反射率は5.9%であった。
この結果より、明度指数が45以下であり、Al結晶間である粒界にRAl結晶を含むアルミナ質焼結体は、反射率が6%未満であり、反射率が低いものであることがわかった。
次に、粒界にAlTiO結晶を含むことによる機械的強度の向上効果について確認した。まず、酸化チタン粉末を準備し、焼結体におけるTiをTiO換算した含有量で1質量%となるように秤量した。そして、アルミナ粉末の一部と、酸化チタン粉末とを混合し、1200℃以下の温度域で仮焼し、その後にボールミルを用いて粉砕して平均粒径1μmのAlTiO粉末を準備した。そして、1次原料にAlTiO粉末を用いたことと、酸化チタン粉末の添加分だけ主原料であるアルミナ粉末を減らしたこと以外は、実施例1の試料No.1と同様の方法により試料No.2を作製した。なお、機械的強度を比較するため、実施例1における試料No.1についても準備した。
そして、試料No.1、2について、XRDを用いて測定したところ、試料No.2からはAlTiO結晶が確認されたものの、試料No.1からはAlTiO結晶が確認されなかった。
次に、加工することにより各試料からJIS R 1601−1995に準拠した形状の試験片を切り出し、3点曲げ強度を測定した。その結果、試料No.1の3点曲げ強度が300M
Paであったのに対し、粒界にAlTiO結晶を含む試料No.2の3点曲げ強度は、325MPaであり、粒界にAlTiO結晶を含むことにより、機械的強度が向上す
ることがわかった。
次に、Al結晶、RAl結晶、AlTiO結晶の質量比率を種々変更した試料を作製し、反射率および3点曲げ強度の測定を行なった。なお、RAl結晶の質量比率については、アルミナ粉末を分級し、分級された粒径の小さいアルミナ粉末と、酸化鉄粉末と、酸化コバルト粉末と、酸化ニッケル粉末とを混合する量において調整した。そして、分級された粒径の小さいアルミナ粉末と、酸化鉄粉末と、酸化コバルト粉
末と、酸化ニッケル粉末とを所定量秤量した後、1100℃以上1300℃以下の温度域で仮焼し、ボールミルを用いて所望の平均粒径となるまで粉砕したRAlを用いた。
また、AlTiO結晶の質量比率については、酸化チタン粉末量およびこの酸化チタン粉末量に対応するアルミナ粉末量により調整し、実施例2に記載した方法と同じ方法により得たAlTiO粉末を用いた。
そして、スラリー作製の以降の工程については、実施例1の試料No.1と同様の方法により、試料No.3〜14を作製した。
そして、試料No.3〜14について、XRDを用いて測定した結果をリートベルト解析することによって得られた各結晶の質量比率を表1に示した。また、実施例1と同様の方法により反射率の最大値を確認するとともに、実施例2と同様の方法により、3点曲げ強度の測定を行なった。結果を表1に示す。
Figure 0006382644
表1から、リートベルト解析により求められた含有量において、Al結晶が52質量%以上80質量%以下であり、RAl結晶が19質量%以上47質量%以下であり、AlTiO結晶が1質量%以上5質量%以下であることにより、5.5%未満と低い反射
率を有しつつ、300MPa以上の高い機械的特性を有するものとなることがわかった。

Claims (2)

  1. 明度指数が45以下のアルミナ質焼結体からなり、Al結晶間である粒界にRAl結晶(R:Fe,Co,Ni)を含み、リートベルト解析により求められた含有量において、前記Al 結晶が52質量%以上80質量%以下であり、前記RAl 結晶が19質量%以上47質量%以下であることを特徴とする低反射部材。
  2. 前記粒界にAlTiO結晶を含み、リートベルト解析により求められた含有量において、前記Al TiO 結晶が1質量%以上5質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の低反射部材。
JP2014175764A 2014-08-29 2014-08-29 低反射部材 Active JP6382644B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014175764A JP6382644B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 低反射部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014175764A JP6382644B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 低反射部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016050138A JP2016050138A (ja) 2016-04-11
JP6382644B2 true JP6382644B2 (ja) 2018-08-29

Family

ID=55657913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014175764A Active JP6382644B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 低反射部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6382644B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020080351A1 (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 京セラ株式会社 黒色セラミックス

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5678471A (en) * 1979-11-26 1981-06-27 Kazumi Yamamoto Manufacture of good far infrared radiation property alumina ceramics
JP3152853B2 (ja) * 1994-11-24 2001-04-03 京セラ株式会社 アルミナ質焼結体およびその製法
CH707424B1 (fr) * 2012-12-21 2019-08-30 Rolex Sa Céramiques techniques colorées et procédé pour leur obtention.

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016050138A (ja) 2016-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5235909B2 (ja) ジルコニア質焼結体およびその製造方法
JP2023138969A (ja) ジルコニア焼結体及びその製造方法
JP2016176988A (ja) 低反射部材
JP6885972B2 (ja) ウエハ搬送用保持具
WO2020027195A1 (ja) 黒色焼結体及びその製造方法
JP6495595B2 (ja) 低反射部材
JP6608750B2 (ja) 載置用部材
JP2018019017A (ja) 載置用部材
WO2022138881A1 (ja) ジルコニア仮焼体
US11746054B2 (en) Zirconia sintered body and method for manufacturing the same
EP3647297B1 (en) Colored ceramic
JP6382644B2 (ja) 低反射部材
JP6712652B2 (ja) 耐食性部材
JP7267831B2 (ja) 黒色セラミックス
WO2023145766A1 (ja) 粉末及びその製造方法
JP6976799B2 (ja) 載置用部材
CN108289440B (zh) 钓线用导向部件
JP6141756B2 (ja) 保持部材
JP7242699B2 (ja) 黒色セラミックス
JP2019182740A (ja) ジルコニア焼結体及びその製造方法
JP2015211073A (ja) 低反射部材
JP7444327B1 (ja) ジルコニア組成物及びその製造方法
JP6646153B2 (ja) カラーセラミックス
JP6626705B2 (ja) カラーセラミックス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6382644

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150