JP6381522B2 - コネクタ装置及び無線伝送システム - Google Patents

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Description

本開示は、コネクタ装置及び無線伝送システムに関する。
高周波の信号、例えば、ミリ波やマイクロ波の信号を導波管ケーブルを用いて伝送するシステムでは、回路基板上の給電線路と導波管ケーブルとを接続する必要がある。この接続を行うのに、従来、アンチポーダル形の線路で構成され、導波管の管壁に短絡した略1/4波長の短絡スタブを設けて成る導波管−マイクロストリップ線路変換器を用いるようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平04−271501号公報
特許文献1に記載の導波管−マイクロストリップ線路変換器など、従来の技術にあっては、回路基板上の給電線路と導波管ケーブルとの間の接続部が固定状態となっていた。従って、給電線路と導波管ケーブルとの間を任意に(自由に)接続したり、あるいは、その接続を解除したりすることができなかった。その一方で、ミリ波やマイクロ波の信号を伝送するシステムによっては、回路基板と導波管ケーブルとの間の接続部について、任意に接続したり、その接続を解除したりすることができる構成の方が便利な場合がある。
本開示は、回路基板と導波管ケーブルとの間を任意に接続したり、あるいは、その接続を解除したりすることが可能なコネクタ装置及び当該コネクタ装置を有する無線伝送システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示の第1の態様に係るコネクタ装置は、
回路基板上に形成された給電線路と電磁結合した状態で回路基板上に設けられた中空導波管を有し、
中空導波管は、高周波の信号を伝送する導波管ケーブルの端部に対して着脱自在に結合可能な構成となっている。
また、上記の目的を達成するための本開示の第2の態様に係るコネクタ装置は、
高周波の信号を伝送する導波管ケーブルと電磁結合した状態で当該導波管ケーブルの端部に設けられた中空導波管を有し、
中空導波管は、回路基板上に形成された給電線路の端部に対して着脱自在に結合可能な構成となっている。
また、上記の目的を達成するための本開示の第3の態様に係るコネクタ装置は、
回路基板上に形成された給電線路の端部に設けられた第1のコネクタ部と、
高周波の信号を伝送する導波管ケーブルの端部に設けられた第2のコネクタ部と、
第1のコネクタ部と第2のコネクタ部との間に介在する中空導波管を含み、第1のコネクタ部と第2のコネクタ部とを着脱自在に結合可能な結合部と、
を有する構成となっている。
また、上記の目的を達成するための本開示の無線伝送システムは、
高周波の信号を送信する送信部と、
高周波の信号を受信する受信部と、
送信部と受信部との間で高周波の信号を伝送する導波管ケーブルと、
送信部及び受信部の少なくとも一方と導波管ケーブルとを接続するコネクタ装置と、
を備え、
コネクタ装置は、
回路基板上に形成された給電線路の端部に設けられた第1のコネクタ部と、
高周波の信号を伝送する導波管ケーブルの端部に設けられた第2のコネクタ部と、
第1のコネクタ部と第2のコネクタ部との間に介在する中空導波管を含み、第1のコネクタ部と第2のコネクタ部とを着脱自在に結合可能な結合部と、
を有する構成となっている。
上記の構成の第1、第2又は第3の態様に係るコネクタ装置、あるいは、無線伝送システムにあっては、回路基板側のコネクタ部と、導波管ケーブル側のコネクタ部との間に中空導波管が介在し、当該中空導波管の部分において両コネクタ部が着脱自在に結合可能な構成となっている。これにより、回路基板側と導波管ケーブル側との間を任意に接続したり、あるいは、その接続を解除したりすることができる。ここで言う「着脱自在」には、接続(取り付け)あるいはその解除(取り外し)に手間を要しないという意味での「着脱の容易性」の概念が含まれる。従って、例えば同軸コネクタ装置などのように、ねじ式の固定部材などを用いて取り付けたり、あるいは、取り外したりするのは、ここで定義する「着脱自在」の概念には含まれないものとする。
本開示によれば、回路基板上の給電線路と導波管ケーブルとの間に着脱自在なコネクタ装置が介在するため、回路基板側と導波管ケーブル側との間を任意に接続したり、あるいは、その接続を解除したりすることができる。
尚、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって、これに限定されるものではなく、また付加的な効果があってもよい。
図1Aは、本開示の技術が適用される無線伝送システムの構成の一例を示すブロック図であり、図1Bは、無線伝送システムにおける送信部及び受信部の具体的な構成の一例を示すブロック図である。 図2Aは、本開示の実施形態に係るコネクタ装置の結合前の状態を示す一部断面を含む平面図であり、図2Bは、結合後の状態を示す一部断面を含む平面図である。 図3は、実施例1に係るコネクタ装置の概略を示す斜視図である。 図4Aは、図3の平面図であり、図4Bは、図3の側面図であり、図4Cは、中空導波管及びスペーサの断面図である。 図5Aは、回路基板上の給電線路の終端部の構成の一例を示す図であり、図5Bは、実施例1の場合の給電線路と導波管ケーブルとの間における伝送特性を示す図である。 図6は、実施例2に係るコネクタ装置の概略を示す斜視図である。 図7Aは、図6の平面図であり、図7Bは、図6の側面図であり、図7Cは、中空導波管として用いる中空リッジ導波管の断面図である。 図8Aは、回路基板上の給電線路の終端部の構成の一例を示す図であり、図8Bは、実施例2の場合の給電線路と導波管ケーブルとの間における伝送特性を示す図である。 図9は、実施例3に係るコネクタ装置の概略を示す斜視図である。 図10Aは、図9の平面図であり、図10Bは、図9の側面図であり、図10Cは、中空導波管として用いる中空リッジ導波管及び導波管ケーブルの断面図である。双方について図示している。 図11Aは、回路基板上の給電線路の終端部の構成の一例を示す図であり、図11Bは、実施例3の場合の給電線路と導波管ケーブルとの間における伝送特性を示す図である。 図12Aは、変形例に係るコネクタ装置の概略を示す斜視図であり、図12Bは、図12Aの正面図である。 図13は、変形例の場合の給電線路と導波管ケーブルとの間における伝送特性を示す図である。
以下、本開示の技術を実施するための形態(以下、「実施形態」と記述する)について図面を用いて詳細に説明する。本開示は実施形態に限定されるものではなく、実施形態における種々の数値や材料などは例示である。以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。尚、説明は以下の順序で行う。
1.本開示のコネクタ装置及び無線伝送システム、全般に関する説明
2.本開示の技術が適用される無線伝送システム
3.実施形態に係るコネクタ装置
3−1.実施例1(水平電界型結合:誘電体導波管を用いる例)
3−2.実施例2(水平電界型結合:中空リッジ導波管を用いる例)
3−3.実施例3(水平電界型結合:誘電体リッジ導波管を用いる例)
4.変形例(垂直電界型結合の例)

<本開示のコネクタ装置及び無線伝送システム、全般に関する説明>
電磁波、特に、マイクロ波、ミリ波、テラヘルツ波などの高周波の信号を、導波管を媒体として伝送する無線伝送システムは、電子機器、情報処理装置、半導体装置などの各種の装置相互間の信号の伝送や、1つの装置(機器)における回路基板相互間の信号の伝送などに用いて好適なものである。この無線伝送システムにおいて、高周波の信号を伝送する導波管は、装置相互間や回路基板相互間を接続するケーブルとしての機能を持つことから、導波管ケーブルと呼称される。
高周波のうち、例えばミリ波は、周波数が30[GHz]〜300[GHz](波長が1[mm]〜10[mm])の電波である。ミリ波帯で信号伝送を行うことで、Gbpsオーダー(例えば、5[Gbps]以上)の高速な信号伝送を実現することができるようになる。Gbpsオーダーの高速な信号伝送が求められる信号としては、例えば、映画映像やコンピュータ画像などのデータ信号を例示することができる。また、ミリ波帯での信号伝送は、耐干渉性に優れており、装置相互間のケーブル接続における他の電気配線に対して妨害を与えずに済むという利点もある。
高周波の信号、例えばミリ波帯の信号を伝送する無線伝送システムにおいて、導波管ケーブルとしては、中空導波管から成る構成であってもよいし、誘電体導波管から成る構成であってもよいが、中空導波管よりも屈曲性に優れている誘電体導波管を用いるのが好ましい。誘電体導波管において、電磁波は、波長(周波数)等に応じた電磁界を形成しながら誘電体の中を伝播する。
導波管ケーブルを用いた無線伝送システムにおいて、回路基板と導波管ケーブルとの間、あるいは、導波管ケーブルと回路基板との間は、コネクタ装置を介して結合される。本明細書においては、回路基板側のコネクタ部を含むコネクタ装置を第1の態様に係るコネクタ装置とし、導波管ケーブル側のコネクタ部を含むコネクタ装置を第2の態様に係るコネクタ装置とする。また、回路基板側のコネクタ部(第1のコネクタ部)と、導波管ケーブル側のコネクタ部(第2のコネクタ部)とを含むコネクタ装置を第3の態様に係るコネクタ装置とする。
第1、第2の態様に係るコネクタ装置にあっては、中空導波管と導波管ケーブルの端部との間に、スペーサが介在する構成とすることができる。このとき、スペーサについて、中空リッジ導波管から成る構成とすることができる。
また、第1、第2の態様に係るコネクタ装置にあっては、中空導波管について、中空リッジ導波管から成る構成とすることができる。
また、第1、第2の態様に係るコネクタ装置にあっては、導波管ケーブルについて、誘電体導波管から成る構成、あるいは、誘電体リッジ導波管から成る構成とすることができる。
また、第3の態様に係るコネクタ装置にあっては、中空導波管について、誘電体導波管と電磁結合した状態で回路基板上に設けられる、換言すれば、第1のコネクタ部に含まれる構成とすることができる。あるいは又、中空導波管について、導波管ケーブルの端部と電磁結合した状態で当該導波管ケーブルの端部に設けられる、換言すれば、第2のコネクタ部に含まれる構成とすることができる。
<本開示の技術が適用される無線伝送システム>
本開示の技術が適用される無線伝送システムの構成の一例について、図1A及び図1Bを用いて説明する。図1Aは、本開示の技術が適用される無線伝送システムの構成の一例を示すブロック図であり、図1Bは、無線伝送システムにおける送信部及び受信部の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本適用例に係る無線伝送システム1は、高周波の信号を送信する送信部10と、高周波の信号を受信する受信部20と、送信部10と受信部20との間で高周波の信号を伝送する誘電体導波管ケーブル(誘電体導波管)30と、を備える構成となっている。
ここでは、高周波の信号として例えばミリ波帯の信号を、導波管ケーブルを用いて伝送する無線伝送システムを例に挙げて説明する。導波管ケーブルとしては、中空導波管から成る構成であってもよいし、誘電体導波管から成る構成であってもよい。
因みに、高周波の信号がミリ波帯の信号(ミリ波通信)であることで、次のような利点がある。
a)ミリ波通信は通信帯域を広く取れるため、データレートを大きくとることが簡単にできる。
b)伝送に使う周波数が他のベースバンド信号処理の周波数から離すことができ、ミリ波とベースバンド信号の周波数の干渉が起こり難い。
c)ミリ波帯は波長が短いため、波長に応じて決まる導波構造を小さくできる。加えて、距離減衰が大きく回折も少ないため電磁シールドが行ない易い。
d)通常の無線通信では、搬送波の安定度については、干渉などを防ぐために厳しい規制がある。そのような安定度の高い搬送波を実現するためには、高い安定度の外部周波数基準部品と逓倍回路やPLL(位相同期ループ回路)などが用いられ、回路規模が大きくなる。これに対して、ミリ波通信では、容易に外部に漏れないようにできるとともに、安定度の低い搬送波を伝送に使用することができ、回路規模の増大を抑えることができる。
ミリ波帯の信号を伝送する、本適用例に係る無線伝送システム1において、送信部10は、伝送対象の信号をミリ波の信号に変換し、導波管ケーブル30へ出力する処理を行う。受信部20は、導波管ケーブル30を通して伝送されるミリ波の信号を受信し、元の伝送対象の信号に戻す(復元する)処理を行う。
本適用例にあっては、送信部10は第1の通信装置100内に設けられ、受信部20は第2の通信装置200内に設けられる。この場合、導波管ケーブル30は、第1の通信装置100と第2の通信装置200との間で高周波の信号を伝送するということにもなる。導波管ケーブル30を通して信号の送受信を行う各通信装置100,200においては、送信部10と受信部20とが対となって組み合わされて配置される。第1の通信装置100と第2の通信装置200との間の信号の伝送方式については、片方向(一方向)の伝送方式であってもよいし、双方向の伝送方式であってもよい。
送信部10(第1の通信装置100)と受信部20(第2の通信装置200)とは、予め定められた範囲内に配置される。ここで、「予め定められた範囲」とは、高周波の信号がミリ波の信号であるから、ミリ波の伝送範囲を制限できる限りにおいてであればよい。典型的には、放送や一般的な無線通信で使用される通信装置相互間の距離に比べて距離が短い範囲が「予め定められた範囲」に該当する。
送信部10と受信部20とが予め定められた範囲内に配置される形態としては、図1Aに示すように、別々の通信装置(電子機器)、即ち、第1の通信装置100と第2の通信装置200とに配置される形態の他、次のような形態を例示することができる。例えば、1つの電子機器内において別々の回路基板に送信部10と受信部20とが配置される形態で考えられる。この形態の場合、一方の回路基板が第1の通信装置100に相当し、他方の回路基板が第2の通信装置200に相当することになる。
その他に、1つの電子機器内において別々の半導体チップに送信部10と受信部20とが配置される形態が考えられる。この形態の場合、一方の半導体チップが第1の通信装置100に相当し、他方の半導体チップが第2の通信装置200に相当することになる。更に、同一の回路基板上における別々の回路部に送信部10と受信部20とが配置される形態が考えられる。この形態の場合、一方の回路部が第1の通信装置100に相当し、他方の回路部が第2の通信装置200に相当することになる。但し、これらの形態に限られるものではない。
一方、第1の通信装置100と第2の通信装置200との組み合わせとしては、一例として、次のような組み合わせが考えられる。但し、以下に例示する組み合わせは一例に過ぎず、これらの組み合わせに限られるものではない。
第2の通信装置200が携帯電話機、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ゲーム機、リモートコントローラなどのバッテリ駆動機器である場合には、第1の通信装置100は、そのバッテリ充電器や画像処理などを行う、所謂ベースステーションと称される装置となる組み合わせが考えられる。また、第2の通信装置200が比較的薄いICカードのような外観を有する装置である場合には、第1の通信装置100は、そのカード読取/書込装置となる組み合わせが考えられる。カード読取/書込装置は更に、例えば、デジタル記録/再生装置、地上波テレビジョン受像機、携帯電話機、ゲーム機、コンピュータなどの電子機器本体と組み合わせて使用される。また、撮像装置への適用であれば、例えば、第1の通信装置100がメイン基板側で第2の通信装置200が撮像基板側になり、1つの装置(機器)内での信号伝送を行うことになる。
次に、図1Bを用いて、送信部10及び受信部20の具体的な構成の一例について説明する。
送信部10は、例えば、伝送対象の信号を処理してミリ波の信号を生成する信号生成部11を有している。信号生成部11は、伝送対象の信号をミリ波の信号に変換する信号変換部であり、例えば、ASK(Amplitude Shift Keying:振幅偏移)変調回路から成る構成となっている。具体的には、信号生成部11は、発振器111から与えられるミリ波の信号と伝送対象の信号とを乗算器112で乗算することによってミリ波のASK変調波を生成し、バッファ113を介して出力する構成を採っている。送信部10と導波管ケーブル30との間には、コネクタ装置40が介在している。
一方、受信部20は、例えば、導波管ケーブル30を通して与えられるミリ波の信号を処理して元の伝送対象の信号を復元する信号復元部21を有している。信号復元部21は、受信したミリ波の信号を、元の伝送対象の信号に変換する信号変換部であり、例えば、自乗(二乗)検波回路から成る構成となっている。具体的には、信号復元部21は、バッファ211を通して与えられるミリ波の信号(ASK変調波)を乗算器212で自乗することによって伝送対象の信号に変換し、バッファ213を通して出力する構成を採っている。導波管ケーブル30と受信部20との間には、コネクタ装置50が介在している。
導波管ケーブル30は、ミリ波を導波管内に閉じ込めつつ伝送する導波構造で構成し、ミリ波帯域の電磁波を効率よく伝送させる特性を有するものとする。導波管ケーブル30が誘電体導波管から成る場合には、例えば、一定範囲の比誘電率と一定範囲の誘電正接を持つ誘電体素材を含んで構成された誘電体導波管にするとよい。
ここで、「一定範囲」については、誘電体素材の比誘電率や誘電正接が、所望の効果が得られる程度の範囲であればよく、その限りにおいて予め定めた値のものとすればよい。但し、誘電体導波管の特性については、誘電体素材そのものだけで決められるものではなく、伝送路長やミリ波の周波数(波長)も特性を決めるのに関係してくる。従って、必ずしも、誘電体素材の比誘電率や誘電正接について明確に定められるものではないが、一例としては、次のように設定することができる。
誘電体導波管内にミリ波の信号を高速に伝送させるためには、誘電体素材の比誘電率は、2〜10(好ましくは、3〜6)程度とし、その誘電正接は0.00001〜0.01(好ましくは、0.00001〜0.001)程度とするのが望ましい。このような条件を満たす誘電体素材としては、例えば、アクリル樹脂系、ウレタン樹脂系、エポキシ樹脂系、シリコーン系、ポリイミド系、シアノアクリレート樹脂系から成るものを例示することができる。
<実施形態に係るコネクタ装置>
本実施形態では、送信部10と導波管ケーブル30との間に介在するコネクタ装置40に適用する場合を例に挙げて説明する。但し、送信部10と導波管ケーブル30との間に介在するコネクタ装置40への適用に限られるものではなく、導波管ケーブル30と受信部20との間に介在するコネクタ装置50に対しても、コネクタ装置40の場合と同様に適用可能である。
一般的に、コネクタ装置は、所謂、オス/メスの組み合わせのように、第1のコネクタ部(オス/メスの一方)と第2のコネクタ部(オス/メスの他方)との組み合わせから成る。この組み合わせから成るコネクタ装置が、第3の態様に係るコネクタ装置である。但し、本実施形態に係るコネクタ装置は、第3の態様に係るコネクタ装置に限られない。例えば、一方のコネクタ部のみを含むコネクタ装置とすることも可能であり、当該コネクタ装置が、第1の態様あるいは第2の態様に係るコネクタ装置である。
ここでは、本開示の実施形態に係るコネクタ装置として、第1のコネクタ部と第2のコネクタ部との組み合わせから成る、第3の態様に係るコネクタ装置を例に挙げて説明することとする。
図2Aは、本開示の実施形態に係るコネクタ装置(即ち、第3の態様に係るコネクタ装置)の結合前の状態を示す一部断面を含む平面図であり、図2Bは、結合後の状態を示す一部断面を含む平面図である。
本実施形態に係るコネクタ装置40は、回路基板60側の第1のコネクタ部41と、導波管ケーブル30側の第2のコネクタ部42との組み合わせから成る。ここで、回路基板60は、板状誘電体基板であり、電子部品を固定、配線し、電子回路を構築するプリント基板から成る。
第1のコネクタ部41において、回路基板60上には、2本の給電線路61A,61Bが、線状の導体箔によって互いに平行になるように形成されている。線状の導体箔から成る給電線路61A,61Bは、送信部10の信号生成部11などが集積された半導体チップ62から出力されるミリ波帯の信号に基づく電磁波を伝達(伝送)する。
給電線路61A,61Bの伝送先側の端部には、銅やアルミニウムなどの金属から成る中空導波管70が設けられている。中空導波管70は、給電線路61A,61Bと電磁結合した状態で回路基板60上に設けられている。給電線路61A,61Bと中空導波管70との電磁結合の詳細については後述する。中空導波管70の給電線路61A,61Bと反対側には、スペーサ71が設けられている。スペーサ71は、第1のコネクタ部41と第2のコネクタ部42とが結合した際に、中空導波管70と導波管ケーブル30の端部との間に介在し、インピーダンスマッチングをとる作用を為す。
回路基板60上には、給電線路61A,61B、中空導波管70、及び、スペーサ71を取り囲むように、筒状の第1の結合部72が取り付けられている。第1の結合部72は、プラスチック等から成り、その内壁にストッパー部73と、弾性変形可能な突起部74とが形成された構成となっている。
一方、第2のコネクタ部42は、導波管ケーブル30の端部に取り付けられた第2の結合部75から構成されている。第2の結合部75は、図2Bに示すように、第1のコネクタ部41の第1の結合部72内に、その開口端がストッパー部73に当接するまで押し込まれた際に、突起部74の弾性変形に伴う反力によって第1の結合部72に対して固定される。
すなわち、第1のコネクタ部41と第2のコネクタ部42とは、第1の結合部72と第2の結合部75との協働により、着脱自在に結合可能な構成となっている。尚、ここで説明した、第1の結合部72と第2の結合部75とによる結合構造は、一例に過ぎず、この結合構造に限られるものではなく、第1のコネクタ部41と第2のコネクタ部42と着脱自在に結合可能なものであれは、その構造(構成)は問わない。
図2Bに示すように、第1のコネクタ部41と第2のコネクタ部42とが結合した状態では、回路基板60上の給電線路61A,61Bと導波管ケーブル30の端部との間に中空導波管70が介在することになる。本例にあっては更に、中空導波管70と導波管ケーブル30の端部との間に、インピーダンスマッチングをとるためのスペーサ71が介在することになる。但し、本実施形態に係るコネクタ装置40にあっては、スペーサ71は必須の構成要素ではない。
上述したように、本実施形態に係るコネクタ装置40にあっては、第1のコネクタ部41と第2のコネクタ部42とが着脱自在な構成となっている。これにより、回路基板60側に対して導波管ケーブル30側を任意に接続したり、あるいは、その接続を解除したりすることができる。また、その結合部分には、銅やアルミニウムなどの金属から成る中空導波管70が介在している。従って、金型、板金、切削などの手法を用いて、コネクタ装置40の結合部分を簡単に作製することができる。
尚、本実施形態では、中空導波管70を介在させ、かつ、第1のコネクタ部41と第2のコネクタ部42とを着脱自在とする本開示の技術を、第1のコネクタ部41側に適用する場合を例に挙げて説明したが、第2のコネクタ部42側にも同様に適用することが可能である。具体的には、導波管ケーブル30と電磁結合した状態で導波管ケーブル30の端部に中空導波管70を設け、当該中空導波管70を介して、第1のコネクタ部41と第2のコネクタ部42とを着脱自在な構成とすればよい。このとき、中空導波管70と給電線路61A,61Bの端部との間に、インピーダンスマッチングをとるためのスペーサ71を介在させる構成を採ることもできる。
以下に、本実施形態に係るコネクタ装置40の具体的な実施例について説明する。
[実施例1]
図3は、実施例1に係るコネクタ装置の概略を示す斜視図である。また、図4Aは、図3の平面図であり、図4Bは、図3の側面図であり、図4Cは、中空導波管及びスペーサの断面図である。ここでは、図1Bにおいて、送信部10と導波管ケーブル30との間に介在するコネクタ装置40、及び、受信部20と導波管ケーブル30との間に介在するコネクタ装置50の双方について図示している。
実施例1では、導波管ケーブル30として、誘電体の誘電率が例えば2.1の誘電体導波管を用いている。誘電体導波管のサイズについては、一例として、高さが3[mm]、幅が1.5[mm]程度に設定される。また、スペーサ71として、銅やアルミニウムなどの金属から成る中空リッジ導波管を用いている。中空リッジ導波管(リッジ71)のサイズについては、一例として、高さが3.6[mm]、幅が1.5[mm]程度に設定される。また、中空リッジ導波管(リッジ71)のリッジ部71Aのサイズについては、一例として、高さが1[mm]、幅が0.2[mm]程度に設定される。
また、中空導波管70はそのサイズが、一例として、高さが4.3[mm]、幅が1.5[mm]、長さが1.4[mm]程度に設定される。そして、送信部10側の中空導波管70の端面と、受信部20側の中空導波管70の端面との間の長さが、例えば10[mm]程度になるように、導波管ケーブル30及び中空リッジ導波管(リッジ71)の長さが設定される。
図5Aに、回路基板60上の給電線路61A,61Bの終端部の構成の一例を示す。図5Aの左側の図は回路基板60のA面(表面)の構成を、図5Aの右側の図は回路基板60のB面(裏面)の構成をそれぞれ示している。ここで、回路基板60として、例えば、厚さが0.2[mm]、比誘電率が4.3の両面基板を用いる。
2本の給電線路61A,61B間の間隔及び給電線路61A,61Bの線幅は、導波管ケーブル30の特性インピーダンスに応じて設定される。給電線路61A,61Bの終端部には、給電線路61A,61Bの終端から回路基板60の縁部に向けて徐々に広がる、例えば、テーパー形状に開口する導電性の開口パターン部43が形成されている。尚、ここでは、開口パターン部43の形状をテーパー形状としたが、これに限られるものではなく、例えば、回路基板60の縁部に向けて階段状に徐々に広がる形状であってもよい。
ここで、開口パターン部43において、給電線路61A,61Bの終端から開口端までの長さL、即ち、テーパー部分の長さLは、電波の波長λに応じて決定される。ここで言う電波の波長λとは、自由空間(空気中)の電波の波長ではなく、回路基板60内の電波の波長である。回路基板60の比誘電率が自由空間の比誘電率よりも高いので、回路基板60内の電波の波長λは、自由空間の電波の波長よりも短くなる。従って、テーパー部分の長さLは、回路基板60内の電波の波長λに応じて決定されることになる。ここでは、一例として、テーパー部分の長さLは、1.4[mm]程度に設定される。
回路基板60において、開口パターン部43が形成される側の面を表面(A面)とすると、裏面(B面)にも、導電パターン部44が形成されている。そして、開口パターン部43は、導電パターン部44とビア45を介して電気的に接続されている。
このように、終端部に開口パターン部43を有する給電線路61A,61Bにおいて、給電線路61A,61Bによって伝達された電磁波(電磁界分布)は、開口パターン部43で回路基板60の基板面内(水平面内)で拡大されて中空導波管70内に放射される。これにより、給電線路61A,61Bの端部、即ち、開口パターン部43と中空導波管70との間で電磁誘導(電磁結合)にて信号の伝送が行われることになる。このとき、給電線路61A,61Bと中空導波管70との間の電磁結合は、水平電界型の結合となる。
ここで、開口パターン部43と中空導波管70との間で良好に信号伝送を行うために、開口パターン部43の開口端の幅W1及び開口幅W2は、中空導波管70のサイズに応じて決定される。給電線路61A,61Bと中空導波管70との間の水平電界型の結合にあっては、中空導波管70の長辺側の2面が電界と交差する面となる。従って、幅が1.5[mm]の中空導波管70に対して、一例として、開口パターン部43の開口端の幅W1が1.5[mm]、開口幅W2が0.7[mm]程度に設定される。
上述したように、実施例1に係るコネクタ装置は、導波管ケーブル30として、中空導波管よりも屈曲性に優れている誘電体導波管を用いる無線伝送システムに適用される。但し、導波管ケーブル30として中空導波管を用いる無線伝送システムへの適用を除外するものではない。
そして、実施例1に係るコネクタ装置にあっては、中空導波管70と導波管ケーブル30との間に、スペーサ71として中空リッジ導波管を介在させた構成を採っている。これにより、給電線路61A,61Bの終端部の開口パターン部43と、誘電体導波管から成る導波管ケーブル30との間において、中空導波管70単独の場合よりもインピーダンスマッチングを良好にとることができる。その結果、給電線路61A,61Bと導波管ケーブル30との間における信号の伝送特性を向上できる。図5Bに、実施例1の場合の給電線路61A,61Bと導波管ケーブル30との間における伝送特性を示す。図5Bにおいて、S11はSパラメータの反射係数であり、S21はSパラメータの透過係数である。
因みに、誘電体導波管から成る導波管ケーブル30にあっては、導波管内に誘電体が詰まっているためにカットオフ周波数が低い。一方、同じサイズの中空導波管にすると、カットオフ周波数が上がってしまう。このような観点から、中空導波管70と導波管ケーブル30との間に中空リッジ導波管を介在させることで、中空導波管に比べてカットオフ周波数が下がるので、中空導波管70単独の場合よりも、給電線路61A,61Bと導波管ケーブル30との間のインピーダンスマッチングがとり易い。
[実施例2]
図6は、実施例2に係るコネクタ装置の概略を示す斜視図である。また、図7Aは、図6の平面図であり、図7Bは、図6の側面図であり、図7Cは、中空導波管として用いる中空リッジ導波管の断面図である。
実施例2では、中空導波管70として中空リッジ導波管を用い、スペーサ71を省略した構成を採っている。それ以外の構成は、基本的に、実施例1の場合と同様である。中空リッジ導波管(中空導波管70)のサイズについては、一例として、高さが3[mm]、幅が1.5[mm]程度に設定される。また、中空リッジ導波管(70)のリッジ部70Aのサイズについては、一例として、高さが0.2[mm]、幅が0.55[mm]程度に設定される。
図8Aに、回路基板60上の給電線路61A,61Bの終端部の構成の一例を示す。図8Aの左側の図は回路基板60のA面の構成を、図8Aの右側の図は回路基板60のB面の構成をそれぞれ示している。給電線路61A,61Bの終端部の開口パターン部43の構成についても、基本的に、実施例1の場合と同様である。但し、実施例2にあっては、開口パターン部43におけるテーパー部分の長さLが1.3[mm]程度に設定されている。
上述した実施例2に係るコネクタ装置にあっては、給電線路61A,61Bと導波管ケーブル30との間に中空リッジ導波管が介在するのみであるため、中空導波管70と中空リッジ導波管(スペーサ71)が介在する実施例1に比べて、信号の伝送特性が若干悪化する。但し、伝送特性が若干悪化するものの、中空導波管70の組み立てに関しては、実施例1の場合よりも容易になる利点がある。図8Bに、実施例2の場合の給電線路と導波管ケーブルとの間における信号の伝送特性を示す。図8Bにおいて、S11はSパラメータの反射係数であり、S21はSパラメータの透過係数である。
[実施例3]
図9は、実施例3に係るコネクタ装置の概略を示す斜視図である。また、図10Aは、図9の平面図であり、図10Bは、図9の側面図であり、図10Cは、中空導波管として用いる中空リッジ導波管及び導波管ケーブルの断面図である。
実施例3では、中空導波管70として中空リッジ導波管を用い、スペーサ71を省略するとともに、導波管ケーブル30として誘電体リッジ導波管を用いる構成を採っている。それ以外の構成は、基本的に、実施例2の場合と同様である。導波管ケーブル30として用いる誘電体リッジ導波管の誘電体の誘電率は例えば2.1である。また、誘電体リッジ導波管(導波管ケーブル30)のサイズについては、一例として、高さが3[mm]、幅が1.5[mm]程度に設定される。また、誘電体リッジ導波管(30)のリッジ部30Aのサイズについては、一例として、高さが0.2[mm]、幅が0.35[mm]程度に設定される。
図11Aに、回路基板60上の給電線路61A,61Bの終端部の構成の一例を示す。図11Aの左側の図は回路基板60のA面の構成を、図8Aの右側の図は回路基板60のB面の構成をそれぞれ示している。給電線路61A,61Bの終端部の開口パターン部43の構成についても、基本的に、実施例2の場合と同様である。
上述した実施例3に係るコネクタ装置にあっては、実施例2の場合と同様の作用、効果に加えて、導波管ケーブル30を誘電体リッジ導波管構造としたことで、誘電体導波管構造に比べて、信号の伝送特性を向上できる利点がある。図11Bに、実施例3の場合の給電線路と導波管ケーブルとの間における信号の伝送特性を示す。図11Bにおいて、S11はSパラメータの反射係数であり、S21はSパラメータの透過係数である。
<変形例>
実施例1〜実施例3にあってはいずれも、給電線路61A,61Bと中空導波管70との間の電磁結合が水平電界型の結合の場合の例であるが、本開示の技術は、水平電界型の結合への適用に限らず、垂直電界型の結合への適用も可能である。垂直電界型の結合の場合の一例について変形例として、図12A及び図12Bを用いてその概略について説明する。図12Aは、変形例に係るコネクタ装置の概略を示す斜視図であり、図12Bは、図12Aの正面図である。
垂直電界型の結合の場合には、導波管ケーブル30は横向きに、即ち、長辺側が水平面側となり、短辺側が垂直面側となるように配置される。導波管ケーブル30は、例えば、誘電体導波管から成る。導波管ケーブル30のサイズについては、一例として、1×2[mm]に設定される。誘電体の比誘電率は4.0である。
この横向きの導波管ケーブル30に対して、回路基板60上の給電線路61A,61Bからリッジ導波管80を経由して、垂直電界型にて電磁結合させる。これにより、電界は、導波管ケーブル30の長辺側の2つの面と交差するようになる。リッジ導波管80は、2つの部材、即ち、上部材80Aと下部材80Bとから成り、これら上部材80A及び下部材80Bが、図12Bに示すように、回路基板60を挟んで結合することになる。上部材80Aには、リッジ部81が設けられている。
このリッジ導波管80のサイズについては、一例として、内壁の幅が2[mm]、高さが1[mm]に設定される。リッジ導波管80の長さについては、電波の波長λに応じて決定される。ここで言う電波の波長λとは、自由空間(空気中)の電波の波長ではなく、回路基板60内の電波の波長である。従って、リッジ導波管80の長さは、回路基板60内の電波の波長λに応じて決定され、略λ/4程度の値、例えば、0.75[mm]に設定される。リッジ導波管80の長さで周波数調整が行われる。
リッジ部81のサイズについては、一例として、幅が0.5[mm]、長さ(高さ)が0.6[mm]に設定される。リッジ部81の長さで特性インピーダンスの調整が行われる。図13に、変形例(垂直電界型の結合)の場合の給電線路と導波管ケーブルとの間における信号の伝送特性を示す。図13において、S11,S22はSパラメータの反射係数であり、S21はSパラメータの透過係数である。
尚、本開示は以下のような構成を取ることもできる。
[A01]《コネクタ装置・・・第1の態様》
回路基板上に形成された給電線路と電磁結合した状態で回路基板上に設けられた中空導波管を有し、
中空導波管は、高周波の信号を伝送する導波管ケーブルの端部に対して着脱自在に結合可能であるコネクタ装置。
[A02]中空導波管と導波管ケーブルの端部との間にスペーサが介在している上記[A01]に記載のコネクタ装置。
[A03]スペーサは、中空導波管から成る上記[A02]に記載のコネクタ装置。
[A04]中空導波管は、中空リッジ導波管である上記[A01]に記載のコネクタ装置。
[A05]導波管ケーブルは、誘電体導波管から成る上記[A01]から上記[A045]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[A06]導波管ケーブルは、誘電体リッジ導波管から成る上記[A01]から上記[A04]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[A07]高周波の信号は、ミリ波帯の信号である上記[A01]から上記[A06]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[A08]導波管ケーブルは、ミリ波帯の信号を導波管内に閉じ込めつつ伝送する上記[A07]に記載のコネクタ装置。
[B01]《コネクタ装置・・・第2の態様》
高周波の信号を伝送する導波管ケーブルと電磁結合した状態で当該導波管ケーブルの端部に設けられた中空導波管を有し、
中空導波管は、回路基板上に形成された給電線路の端部に対して着脱自在に結合可能であるコネクタ装置。
[B02]中空導波管と導波管ケーブルの端部との間にスペーサが介在している上記[B01]に記載のコネクタ装置。
[B03]スペーサは、中空導波管から成る上記[B02]に記載のコネクタ装置。
[B04]中空導波管は、中空リッジ導波管である上記[B01]に記載のコネクタ装置。
[B05]導波管ケーブルは、誘電体導波管から成る上記[B01]から上記[B045]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[B06]導波管ケーブルは、誘電体リッジ導波管から成る上記[B01]から上記[B04]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[B07]高周波の信号は、ミリ波帯の信号である上記[B01]から上記[B06]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[B08]導波管ケーブルは、ミリ波帯の信号を導波管内に閉じ込めつつ伝送する上記[B07]に記載のコネクタ装置。
[C01]《コネクタ装置・・・第3の態様》
回路基板上に形成された給電線路の端部に設けられた第1のコネクタ部と、
高周波の信号を伝送する導波管ケーブルの端部に設けられた第2のコネクタ部と、
第1のコネクタ部と第2のコネクタ部との間に介在する中空導波管を含み、第1のコネクタ部と第2のコネクタ部とを着脱自在に結合可能な結合部と、
を有するコネクタ装置。
[C02]中空導波管は、給電線路の端部と電磁結合した状態で回路基板上に設けられている上記[C01]に記載のコネクタ装置。
[C03]中空導波管と導波管ケーブルの端部との間にスペーサが介在している上記[C02]に記載のコネクタ装置。
[C04]スペーサは、中空導波管から成る上記[C03]に記載のコネクタ装置。
[C05]中空導波管は、導波管ケーブルの端部と電磁結合した状態で当該導波管ケーブルの端部に設けられている上記[C01]に記載のコネクタ装置。
[C06]中空導波管と導波管ケーブルの端部との間にスペーサが介在している上記[C05]に記載のコネクタ装置。
[C07]スペーサは、中空導波管から成る上記[C06]に記載のコネクタ装置。
[C08]中空導波管は、中空リッジ導波管である上記[C01]に記載のコネクタ装置。
[C09]導波管ケーブルは、誘電体導波管から成る上記[C01]から上記[C085]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[C10]導波管ケーブルは、誘電体リッジ導波管から成る上記[C01]から上記[C08]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[C11]高周波の信号は、ミリ波帯の信号である上記[C01]から上記[C10]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[C12]導波管ケーブルは、ミリ波帯の信号を導波管内に閉じ込めつつ伝送する上記[C11]に記載のコネクタ装置。
[D01]《無線伝送システム》
高周波の信号を送信する送信部と、
高周波の信号を受信する受信部と、
送信部と受信部との間で高周波の信号を伝送する導波管ケーブルと、
送信部及び受信部の少なくとも一方と導波管ケーブルとを接続するコネクタ装置と、
を備え、
コネクタ装置は、
回路基板上に形成された給電線路の端部に設けられた第1のコネクタ部と、
高周波の信号を伝送する導波管ケーブルの端部に設けられた第2のコネクタ部と、
第1のコネクタ部と第2のコネクタ部との間に介在する中空導波管を含み、第1のコネクタ部と第2のコネクタ部とを着脱自在に結合可能な結合部と、
を有する無線伝送システム。
[D02]中空導波管は、給電線路の端部と電磁結合した状態で回路基板上に設けられている上記[D01]に記載のコネクタ装置。
[D03]中空導波管と導波管ケーブルの端部との間にスペーサが介在している上記[D02]に記載のコネクタ装置。
[D04]スペーサは、中空導波管から成る上記[D03]に記載のコネクタ装置。
[D05]中空導波管は、導波管ケーブルの端部と電磁結合した状態で当該導波管ケーブルの端部に設けられている上記[D01]に記載のコネクタ装置。
[D06]中空導波管と導波管ケーブルの端部との間にスペーサが介在している上記[D05]に記載のコネクタ装置。
[D07]スペーサは、中空導波管から成る上記[D06]に記載のコネクタ装置。
[D08]中空導波管は、中空リッジ導波管である上記[D01]に記載のコネクタ装置。
[D09]導波管ケーブルは、誘電体導波管から成る上記[D01]から上記[D085]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[D10]導波管ケーブルは、誘電体リッジ導波管から成る上記[D01]から上記[D08]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[D11]高周波の信号は、ミリ波帯の信号である上記[D01]から上記[D10]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[D12]導波管ケーブルは、ミリ波帯の信号を導波管内に閉じ込めつつ伝送する上記[D11]に記載のコネクタ装置。
1・・・無線伝送システム、10・・・送信部、11・・・信号生成部、20・・・受信部、21・・・信号復元部、30・・・導波管ケーブル、40,50・・・コネクタ装置、41・・・第1のコネクタ部、42・・・第2のコネクタ部、43・・・開口パターン部、44・・・導電パターン部、45・・・ビア、60・・・回路基板、61A,61B・・・給電線路、70・・・中空導波管、71・・・スペーサ、72・・・第1の結合部、73・・・ストッパー部、74・・・突起部、75・・・第2の結合部、80・・・リッジ導波管、81・・・リッジ部、100・・・第1の通信装置、111・・・発振器、112,212・・・乗算器、113,211,213・・・バッファ、200・・・第2の通信装置

Claims (20)

  1. 回路基板上に形成された給電線路と電磁結合した状態で回路基板上に設けられた中空導波管を有し、
    中空導波管は、高周波の信号を伝送する導波管ケーブルの端部に対して着脱自在に結合可能であり、
    中空導波管と導波管ケーブルの端部との間にスペーサが介在しているコネクタ装置。
  2. スペーサは、中空導波管から成る請求項に記載のコネクタ装置。
  3. 中空導波管は、中空リッジ導波管である請求項1に記載のコネクタ装置。
  4. 導波管ケーブルは、誘電体導波管から成る請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  5. 導波管ケーブルは、誘電体リッジ導波管から成る請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  6. 高周波の信号は、ミリ波帯の信号である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  7. 高周波の信号を伝送する導波管ケーブルと電磁結合した状態で当該導波管ケーブルの端部に設けられた中空導波管を有し、
    中空導波管は、回路基板上に形成された給電線路の端部に対して着脱自在に結合可能であり、
    中空導波管と給電線路の端部との間にスペーサが介在しているコネクタ装置。
  8. スペーサは、中空導波管から成る請求項に記載のコネクタ装置。
  9. 中空導波管は、中空リッジ導波管である請求項に記載のコネクタ装置。
  10. 導波管ケーブルは、誘電体導波管から成る請求項7から請求項9のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  11. 導波管ケーブルは、誘電体リッジ導波管から成る請求項7から請求項10のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  12. 高周波の信号は、ミリ波帯の信号である請求項7から請求項11のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  13. 回路基板上に形成された給電線路の端部に設けられた第1のコネクタ部、
    高周波の信号を伝送する導波管ケーブルの端部に設けられた第2のコネクタ部、及び、
    第1のコネクタ部と第2のコネクタ部との間に介在する中空導波管を含み、第1のコネクタ部と第2のコネクタ部とを着脱自在に結合可能な結合部を有し、
    中空導波管と導波管ケーブルの端部との間、及び、中空導波管と給電線路の端部との間にスペーサが介在している、コネクタ装置。
  14. 中空導波管は、給電線路の端部と電磁結合した状態で回路基板上に設けられている請求項13に記載のコネクタ装置。
  15. 中空導波管は、導波管ケーブルの端部と電磁結合した状態で当該導波管ケーブルの端部に設けられている請求項13に記載のコネクタ装置。
  16. スペーサは、中空導波管から成る請求項13に記載のコネクタ装置。
  17. 中空導波管は、中空リッジ導波管である請求項16に記載のコネクタ装置。
  18. 高周波の信号は、ミリ波帯の信号である請求項15に記載のコネクタ装置。
  19. 高周波の信号を送信する送信部、
    高周波の信号を受信する受信部、
    送信部と受信部との間で高周波の信号を伝送する導波管ケーブル、及び、
    送信部及び受信部の少なくとも一方と導波管ケーブルとを接続するコネクタ装置を備え、
    コネクタ装置は、
    回路基板上に形成された給電線路の端部に設けられた第1のコネクタ部、
    高周波の信号を伝送する導波管ケーブルの端部に設けられた第2のコネクタ部、及び、
    第1のコネクタ部と第2のコネクタ部との間に介在する中空導波管を含み、第1のコネクタ部と第2のコネクタ部とを着脱自在に結合可能な結合部を有し、
    中空導波管と導波管ケーブルの端部との間、及び、中空導波管と給電線路の端部との間にスペーサが介在している、無線伝送システム。
  20. 高周波の信号は、ミリ波帯の信号である請求項19に記載の無線伝送システム。
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